7月16日
古いアメリカの雑誌
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だいぶ間が空いてしまいました。
先月から新しいお仕事、というか、アルバイトを始めました。佐倉にある国立歴史民俗博物館です。博物館資料として購入した、1930年代から1970年代まで発行されたアメリカの雑誌の整理をしています。『LIFE』という週刊の写真誌です。この雑誌がアメリカ社会に与えた影響は非常に大きいそうです。
同誌は1936年に創刊され、やがてヨーロッパや東アジアで戦争が拡大して世界大戦になるわけですが、各地の戦場の様子が写真で記録されています(当時のアメリカは参戦しておらず中立の立場)。ですが、私がこの雑誌を見て驚いたのは、日本では軍国主義化一直線だったこの頃、アメリカでは既に自動車や家電製品がある程度普及しており、当然そのためのインフラ(道路や電力など)も整備されていたということ。日本でもラジオは戦前のうちに半数ほどの世帯に普及していたのですが、その他の家電製品の普及はごく僅かであったし、自動車の一般庶民への普及は更にその後です。アメリカが20年ほど先取りしていたようです(もっとも、これも一面的な見方ですが)。
その他、食品会社の広告の多かったですね。主に缶詰やシリアルなどの加工食品です。
こうしてアメリカの古い雑誌の広告を見ていると、当時のアメリカの豊かさが感じられます。
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