1月 … 睦月・王春(おうしゅん)・早緑月(さみどりづき)・初春 |
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1月29日
運輸部門の温暖化対策
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日本が京都議定書に定められた温暖化ガス(二酸化炭素)6%削減目標を達成することは困難と言われていますが、本当にそれが困難なのか、疑わしく感じられます。実は削減自体は十分可能なのに、それをやろうとしないだけなのではないか、と。
温暖化ガス排出量のうち、運輸部門は約2割。その内訳は、国土交通省のWebサイトにも示されています。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kankyou/ondanka1.htm
2006年度の総排出量は1990年度を上回っています。しかし、全ての交通手段が上回ったわけではなさそうです。自家用貨物車・バス・タクシー・船舶は減少しています。鉄道は割合は減っているものの、排出量自体は僅かに増えています。しかし、全体として、乗用車・貨物車が大部分を占めていることが確認できます。特に2006年度は全排出量の約半分が自家用乗用車から排出されており、1990年に比して大幅に増えていることがわかります。即ち、国内の総排出量のうち1割は乗用車から出されていることになります。京都議定書の削減目標は6%ですから、乗用車の排出量が若干抑制されれば、目標達成に向けての貢献度は極めて大きいと言えるでしょう。例えば、自動車からの排出量が2割減れば、6%の削減目標のうちの2%、3分の1が達成できたことになります。
しかし、1990年から2006年の間に、自動車の燃費性能はアップしたはずです。にもかかわらず、何故排出量が大幅に増えているのか。これは、乗用車自体が全体的に大型化したことが主な原因のようです。特に数年前にRV車がブームとなり、結果的に排気量の大きい車の割合が増えてしまったようです。その点、一昨年、昨年と、コンパクトカーや軽自動車がブームになりましたから、その分自動車からの排出量はこの2年で若干減っているかもしれません。
それでも、運輸部門の8割が自動車から排出されるという現状をすぐに改善するのは、極めて困難と思われます。それは、そもそも自動車のユーザーの中で、温暖化ガスの排出量にまで気を配っている人が少ないからです。例えば、私は自分で車を運転する時、「ゆっくり加速」や「長時間停車時のアイドリングストップ」「下り坂でのエンジンブレーキ使用」などをなるべく意識するようにしていますが、周囲のドライバーでそういうことを意識して運転していそうな人は少ないような気がします。このようなちょっとした配慮で、かなりのガソリン節約が可能なはずなのですが。
そして、それ以上に効果的な排出抑制方法は、自動車自体をなるべく使わないことです。「毎日クラウンに乗っている人が、プリウスに買い換えるよりも、車を買い換えずに乗る頻度を半分にする方が環境負荷は小さい」とは、昨年受講した社会学の先生の言。自動車は温暖化ガスを排出せずに走ることはできないのです。(つづく)
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1月13日
お茶ピラフ
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あけましておめでとうございます。
すっかり間が空いてしまいましたが、昨日、名古屋の喫茶マウンテンに行ってきました。
今回注文したのは、「お茶ピラフ」(750円)です。これは以前から気になっていたメニューで、事前に「今回はお茶ピラフにしよう」と決めて訪問しました。
喫茶マウンテンは月曜定休ですが、祝日は営業し、翌火曜が定休となります。12日は祝日ですから営業していました。午後、昼食にはやや遅い時間帯に到着したのですが、やはり駐車場は満車状態。客席も満席でした。喫茶店であるにもかかわらず、客の大部分が自分とほぼ同世代というのは若干異様な光景でもあります。甘口メニューを注文している人もたくさんいました。
さてそのお茶ピラフですが、奇抜なメニューが多い同店でも至ってまともなメニューですが、お茶葉をピラフの具材にするという発想は面白いと思いました。写真の通り、緑色。具材としてお茶葉のほか、高菜の漬物とたくあんを小さく刻んだものが入っています。香ばしいお茶の香りが漂っています。高菜ピラフに似たような感じですね。
味付は、同店にしてはわりとあっさりめですが、醤油の風味が利いています。ただ、食べ終えてみると、皿に結構油が残っていたので、油は少なくないようです。
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