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3月 … 弥生・花月(かげつ)・桜月・桃月(とうげつ)・雛月(ひいなつき)



3月30日   終電が事故で遅延
 大学と学歴についての続編は次回に回すことにします。本日、職場で飲み会がありました。今の職場は何かにつけて飲み会が好きなようで、しかも開始から終了までの時間が長く、いつまでもだらだらと飲んでいるので、本日も4時間以上店におりました。常々、このような飲み会では2時間くらいで一度区切った方がよいのでは、と思っているのですが、ウチらの職場で行く店に限って時間制限がないことが多く、4時間くらい居座ってしまいます。
 そんなこんなでW杯予選の日本vsバーレーン戦中継がプロジェクタで投影される中、19時から23時半頃まで飲み食いしていたわけです。久々に日本酒をわりと多く飲み、少し眠くなって帰路につきました。京浜東北線に乗ると、混雑した車内にたまたま空いた席があり、そこに座ると眠ってしまいました。で、気がついたら乗換駅の秋葉原をとっくに通り越して川口。すぐに降りて反対方向の電車に乗ったのですが、それが蒲田行最終電車でした。このまま秋葉原に戻っても千葉方面の総武線に乗り継げるか不安でしたが、何とか津田沼行最終電車に乗り継げました。
 ところが。亀戸まで来ると、その先の平井駅で人身事故があったとのこと。電車が止まってしまったのです。真夜中1時過ぎに、いつ発車するかわからない終電の車内で待つことになってしまいました。再び発車したのは20分以上経ってから。おかげで普段23分しかかからない秋葉原〜本八幡間が約50分もかかってしまいました。
 酔いも醒めてきたところで、そろそろ就寝しようかと思いますが、ネギまを見逃してしまいました。そのうち録画を知人から借りようかと。

3月27日   大学のレベルと「学歴」(前編)
 かつて『サンデー毎日』誌には、有名大学の合格者名を全て掲載していました。これは同誌の名物記事だったのですが、流石に批判も多かったことでしょう、合格者名の掲載は中止されました。
 が、相変わらず大学ネタは週刊誌が好むらしく、全国の高校の大学合格者数ランキングや就職に強い大学ランキング、最近は予備校のランキングなども記事になっています。ランキング形式が多いのは、読んでいて面白く、また直感的でわかりやすい、という理由もあるのかもしれませんが、読者からの要望によるところが大きいのでしょう。
 この種の記事の人気が高い(と思われる)のは、日本人というのは学歴の話題が好きだからだと思いますし、小さな子供を持つお父さんやお母さんなら自分の子を少しでもレベルの高い高校や大学に通わせたいと願うものでしょう。そのためにはこれらの雑誌や近隣から聞こえる噂話、或いは近年はインターネット等も活用して情報収集に努めることと思います。レベルの高い高校に通い、レベルの高い大学に入り、そうすればこの子の将来は明るい、と確信しているのでしょう。それは間違ってはいません。
 ところが、6・3・3・4の教育課程(場合によってはその後の大学院を含む)を終え、それなりの会社に就職し、幾度か給料明細を手にするようになってから、ふと思うのです。「会社員になって働くことと学歴はどう関係あるんだろう?」と。

 私は今の職場に入って、とうとう5年を経てしまいました。これほど今の会社に長居するとは思っていませんでしたが、結果的にはそうなりました。しかし就職してから学生時代を見返してみて、何のための大学だったのか、何のための高校だったのか、少し疑問に思うようになってしまったのです。何せ今の仕事では、大学時代に得た専門知識や経験がほとんど活かせていないのです。
 自分は学生時代、大学で得た知識や経験を生業に活かしたかったし、そのために史学科を選び、日本史を学び、実習や合宿にも積極的に参加してきたわけです。就職活動でもそのことを少しは意識していたのですが、残念ながら現実的には今の職において学生時代の知識も経験もほとんど活かされておりません。現在、「会社員」という職に大学のレベルも学部も学科もほとんど関係なく、求められるのは会社という組織に上手く馴染むことと、仕事を続けられる体力のようです。もちろん大学で得られる知識や経験が必ずしも全く役に立たないというわけでもないのですが、それが重要な要素というわけではないようです。

 最近、いわゆるレベルの高い有名私大の学生やその出身者が、いろいろな事件を起こしてニュースを騒がせています。特に早大や慶大などの学生が多く関与していたスーパーフリーの一件や、数年前になりますがオウム真理教による一連の事件は、これらの大学のイメージをかなり落としてしまったのではないでしょうか。このような事件に関わる人が多く在籍する大学が、果たして「レベルが高い」と言えるのか疑問ですし(少なくとも本人は人間として低レベルなのですが)、かといってこれらの大学に通う多くの学生を彼らと同一視してしまうのは間違っているのですが、少なくとも「入試問題の難易度」と「大学そのもののレベル」というのは必ずしも連動しないと思うのです。そして、現実には、例えばスーパーフリーのOB・OGには広告業界やマスコミ業界の人気の高い会社に就職している人が多いことなど、就職先と出身大学の関係は大学自体のレベルとはあまり関係がないようなのです。(続く)

3月22日   コミケスペシャル
 コミケが開催30周年を記念して、21日にコミケスペシャルが開催されました。設営開始から撤収完了まで24時間、2部構成という前代未聞の同人イベントになったわけですが、単なる同人即売会ではなく様々なイベントが会場内で催され、今までのコミケとはまた一味違ったイベントになりました。
 当日のレポートは、恐らくいろいろなサイトにアップしてあるでしょうから、ここでは省略しますが、予想以上に楽しめるイベントでした。似たようなコンセプトのイベントとしてコミッククリエイションがありますが、さすがに今回のコミケは会場規模も参加者も多かっただけに盛り上がり方が違いました。メイド喫茶やらミニライブやらは今後もできれば続けてほしいですね。ただ、今回の第2部のように午後開場だと列が早く形成されてしまい、一般参加者が並ぶ時間が必要以上に増えてしまいます。今の時期ならよいのですが、真夏や真冬だとちょっと厳しいので、できれば開場は従来通り午前10時頃にするか、第1部を同人即売会、第2部をその他のイベントのように分けてもよいのでは、と。
 さて、21日は、コミケ準備会の代表であるよねやんこと米山氏の52歳の誕生日でもありました。午前中、会場内で52本のろうそくを立てて火を吹き消したそうで、「ビッグサイトのホール内で裸火を使ったのは初めて」とのこと。メディア規制法案の反対運動等で第一線の活躍を続けていることですし、今後も末永く頑張って頂きたいものです。
 まあそんなこんなで夜9時まで、丸一日一般参加してきたわけですが、流石に朝から夜までイベント会場、というのは疲れますね。せめて翌日が休日だったらよかったのですが…。

3月14日   サンクリと知事選
 昨日のサンシャインクリエイションで、当スペースに来て下さった皆様、どうもありがとうございました。本文中、誤りのご指摘などありましたら、管理人までご一報下さい。正誤表をアップさせて頂きます。
 実質的に開場から閉会まで一人でスペース番をしていたので、ほとんど他のスペースを見てまわる時間がなかったのですが、30分ほど友人に代わってもらって、その間各ホールを見て回りました。残念ながらお目当てサークルは欠席だったり新刊がなかったりで、数冊買っただけで自分のスペースに戻りました。
 サンクリと同じく池袋で年2回開催されてきた同人イベント、コミックレヴォリューションが、次回でファイナルになってしまいます。レヴォは歴史のあるイベントで、参加者も多かったので、今後も続いてほしいイベントなので、終了は残念でなりません。是非、同じ年2回開催で、レヴォの後継イベントを立ち上げてほしいものです。思い返せばサンクリもかつてコミックキャッスルを引き継いで始まったイベントでした。初期の頃は、ブロッコリーのオフィシャルイベントと会場を分け合っていた記憶があります。

 昨日はまた、千葉県知事選の投票日でもありました。サンクリに参加する私は事前に期日前投票を済ませておいたのですが、それにしても市川市の投票率は低いです。今回、千葉県全体では前回の知事選よりやや投票率が上がったのですが、それでも市川市は30%台。せめて40%台まで上げないと、同じ市民として恥ずかしいくらいですよ。堂本氏が再選したことで、氏は全国で最高齢の都道府県知事となったそうです。ただ、堂本氏と森田氏の票差は僅かで、かなり激戦でした。もし公明党が堂本氏の支持を見合わせていたら、或いは自民党が県レベルではなく党として森田氏を推していたなら、恐らく逆転していたことと思われます。
 最近、全国各地で選挙の投票率を上げる試みがなされているようです。例えば投票の証明書を交付し、その証明書の提示で商店街の割引サービスを受けられるようにした自治体もあるそうで、これなら地元商店街の活性化も図れて一石二鳥かもしれないのですが、現実はかなり厳しいのではないでしょうか。有権者が「今日は外は寒いから家でゴロゴロしていたい…」と割り切ってしまったらそれまでですし。せっかくインターネットがこれだけ普及していることですから、そろそろインターネット投票の導入を検討してみては、と思うのですが…(それには克服すべき課題が多数あることは承知ですが)。

3月6日   PHSの機種変更
 13日のサンシャインクリエイションで出す『もえかん増補版』に、ブックカバーをつけることにしました。このブックカバーは別に変わったものではないし、絵が描いてあるわけでもなく、至ってシンプルで地味なものです。が、『もえたん』のパロ本である以上、ブックカバーも地味版を作るべきだろうと考え、このようなものを作ってみたのです。25枚作っておきましたので、サンクリで品切れになってしまうことはないでしょう。

 さて、私は就職直前にPHSを購入して以来、携帯端末はずっとDDIポケット(現ウィルコム)のPHSです。もともとはPHSの方が携帯電話より料金が安いという理由で選んだのですが、最近は両者ともほとんど変わらなくなっているようです。
 結局PHSは携帯に押されて衰退し、次々に業者が撤退して現在は実質的にDDIポケット→ウィルコムだけになっています(いずれアステルも吸収されるのでは)。そのDDIポケットは、最近特に音声通話よりデータ通信に力を入れているようで、AIR-H"カードのバージョンアップは頻繁に行われていますが、音声通話端末のバージョンアップはそれに比べてスローペースです。
 そんなDDIポケットの製品に、32kパケット通信対応でOperaブラウザを搭載した機種があります。登場時より人気の高い機種で、パケット通信使い放題コースとの組合せにより威力を発揮できるのですが、私の場合、データ通信の料金が使い放題コースの料金とほぼ同額だったこともあり、また、データ通信の32kパケットが現在使っている機種の64kPIAFより通信速度が劣っていることからも、機種変更を見送ってきたのです。それが昨日、通話明細から詳細に料金計算して比較してみたところ、各種割引特典を全て適用させると、新機種にして使い放題にコース変更する方が割安になりそうだということが判明したわけです。これは行ける、と思いました。

 そういったわけで来週、機種変更しようかと。

3月1日   某タレントさん
 早いもので2月も終わって3月。2月は他の月より2日か3日短いので、余計に早く感じられます。
 さて、そろそろ騒ぎも収まってきたようですが、先日女性バラエティタレントAさん(笑)が、テレビ番組でとんでもない発言をしてしまいましたね。まあ世の中に犯罪者は山ほど転がっていますから、彼女だけが特に悪いというわけではないのでしょう。「店を潰した」というのもフィクションを交えた誇張表現だったようですし(そもそも不特定多数の視聴者を前にして堂々と誤解を与えかねないフィクションや誇張表現を使うということ自体疑問視すべきでしょうが、報道番組ではなくバラエティー番組だったのでまだ許容範囲なのかもしれません)。ただ、問題はそこではありません。芸能人という職業は、常に不特定多数の人の前に顔を晒し、発言の一言一言が多かれ少なかれ社会に影響を与えているという意識が必要ではないか、ということです。
 芸能人にしても政治家にしてもスポーツ選手にしても、言動の一つ一つが社会に与える影響はあまりに大きく、故に発する言葉の一言一言に責任がつきまといます。その責任に対する意識をしっかり持っていない限り、芸能人としては失格です。タレントAさんは、芸能人として失格だったということが露呈してしまったわけです。当面は芸能活動を自粛することになっているようですが、率直に申し上げますと今後似たような過ちを犯す可能性がありますので、この辺で退いてしまった方が宜しいかと思います。
 しかも、所属事務所が「盗んだのは安価な駄菓子だけ」とコメントしているのも気に掛かります。安価な駄菓子だろうが高価な宝石だろうが窃盗は窃盗です。被害品が安価だから罪状が軽減されるわけではありません。犯罪に対する意識の甘さがわかります。
 私は今まで、タレントになるための資格試験がないことに疑問を持っていました。当然、芸能活動を行うためには、それだけのスキルが要求されますし、そのスキルの量によって能力不足と見なされた人は淘汰されてしまいます。しかし、芸能タレント活動に必要なのは、本当に芸能活動のスキルだけなのか、一般常識や責任能力、基礎学力などは問われないのか、疑問は尽きません。



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