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1月27日   牛丼がなくなる
 10日も空けてしまいました。すみません。
 さてさて、BSEの影響で米国産牛肉の輸入が停止されてから暫く経ちますが、今度はアジア各国で鳥インフルエンザが確認されて鶏肉も一部の国からの輸入が停止されています。相次ぐ食肉の輸入制限に、外食産業を中心に輸入再開を求める声が上がっているようです。
 先日、日本から農水省・厚労省・内閣府の合同調査団が米国に派遣され、「米国産牛肉の安全性が確認されなかった」との調査報告を出しています。例えば日本では牛を全頭検査しているのに対し、米国では全頭検査を行っておらず、必ずしも安全とは言えない、というわけです。このことに対して米国側は、全頭検査は必要ないと主張していますが、日本も以前BSEが確認され大きな問題になっている手前、譲ろうとはしていないようです。
 今回のBSE問題で、外食産業の中でも特に大きな打撃を受けたのが、牛丼チェーン店なのですが、全国で牛丼販売停止があまりに大きな騒動になってしまっていることに、私も驚いています。昨年末までは全く考えられなかったことで、「たかが」牛丼の販売停止ごときがここまで全国に大きな影響をもたらしているという事実が、今まで日本がいかに多くの食料を輸入してきたか、いかに日本人の食卓に並ぶ食べ物のうち輸入に頼る割合が大きいか、そしていかに日本の食料事情が脆弱であったかを思い知らされる結果になったのです。牛肉は特に輸入品の割合が大きい食料なのですが、他にもエビやカニなどの魚介類は東南アジアやオセアニア・米国から、鶏肉はタイや中国やブラジルから、カボチャなどの野菜もベトナムや中国などのアジア諸国から、多く輸入されています。
 現在の日本では、一年を通じてあらゆる食料が簡単に手に入ります。しかし、それらの食料が、どこで、誰の手によって生産されたものなのか、真剣に考えたことのある人はどれほどいるでしょうか。別に輸入品が全て危険だとか、米国産牛肉は買い控えるべきだと言っているわけではありません。寧ろ私は全頭検査をする必要性を感じていません。ただ、それくらいのことをしないと、絶対の安全性を主張できないのです。自分が食べている物がどのようにして食卓の上に来るのだろうと、少しは疑問を持ってみるといいでしょう。それが食品に対する安全意識の第一歩だと思うのです。

1月16日   竹島の記念切手
 島根県沖の日本海に、竹島という小さな無人島が浮いています。この島、よく問題にされています。韓国と日本で領有権を巡って対立し、双方とも全く譲ろうとしていません。
 今日16日、韓国では竹島(=独島)の自然を意匠した記念切手を発売しました。この切手は郵便局に行列ができるほど人気が高く、発売後3時間で完売したそうです(Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040116-00000082-kyodo-int)。この切手が発行されることが決まってから、日本政府は韓国に対し何度となく抗議してきました。結果として、日本は北朝鮮問題を抱えていることなどから、韓国に対して対抗措置を採らないという方針で落ち着いたようですが、今後も当面、竹島問題は尾を引くことになるでしょう。
 私としては、別に韓国が竹島の切手を発行しても、それを日本が批判したり、抗議したりする必要は特にないのでは、と考えています。それは日本が領有権を放棄すべきだとか、韓国の領有権を認めるべきだというわけではなくて、純粋に竹島の自然を紹介する切手を発行するのであれば、日本はそれに対して抗議する理由はないのでは、と。日本も竹島の自然を紹介する切手を発行すればいいのです。韓国人は竹島問題の認識がかなり高いようですが、日本人は竹島の存在すら知らない人が多すぎます。郵便切手なりテレビ番組なりで取り上げて、領有権云々だの排他的経済水域云々だのの前に、日本海には竹島という小さな無人島があるという事実を知らしめてもよいと思います。領有権問題はそれからでもいいはずです。
 インターネット上で検索してみると、日韓両国でそれぞれ竹島の領有権を主張するサイトが多く存在し、中には日本人と韓国人が掲示板上で議論を交わしているサイトもあります。しかし、だいたい意見は平行線を辿っていて解決をみていないようです。当然です。互いの主張を譲るわけがありません。
 …領有権なんてどちらでもいいじゃないですか。双方譲らないのなら、竹島の中央に国境線を引いてしまえばいいのです。それくらいの柔軟な姿勢で、両国政府はこの問題に対処すべきです。

1月6日   続・初詣
 2日の熱田神宮に続いて、翌3日には東京の湯島天神に行ってきました。天神様と言えば学問の神様ですから、中学・高校・大学時代は毎年通っていたのですが、社会人になった今でもほぼ毎年通っています。
 天神様の絵馬はそのほとんどが「○○大学合格」やら「○○検定○級合格」といった合格祈願です。たまに自分の出身校への合格祈願を見つけると、ちょっと嬉しくなったりします。また、湯島天神前の参道には、初詣の時期になると毎年「上州名物焼きまんじゅう」の屋台が出ます。この「焼きまんじゅう」がどのようなものか気になって、中学時代だったでしょうか、一度試しに買ってみたのです。餅みたいなものかと思っていたのですが、実際にはふかふかのカステラみたいな食べ物でした。
 さて、湯島天神でもおみくじを引いてみました。結果は吉と出ました。
 『願望・目上の人の引立にて早く叶う』これは熱田神宮の「後に叶う」と通じるところがあります。『待人・さわりなし来る』さわりなしとは「障りなし」即ち特に邪魔するものもなく来るということだと思いますので、熱田神宮の「やがて来る」と通じるところがあります。『失物・急には出で難し』これも困ったことに熱田神宮の「出で難し」と重なります。『旅行・注意して立つべし』熱田神宮は「計画を十分に立てよ」でしたから、確かに通じるところはありますが、特に何かしらの注意を喚起しているので、忘れ物や戸締まりなど十分に気をつけるように促しているのでしょう。『商売・初め損後に利あり』『方角・西の方よろし』熱田神宮は「東よし」でしたので逆です。『学業・人に頼るな自分でなせば叶う』『争事・油断すれば負』『転居・よし早くすべし』熱田神宮の「控えよ」とは正反対です。『出産・心配なし』『病気・じっくり養生せよ』『縁談・人の意見に従え』とのことでした。
 ま、そんなところでしょう。

1月5日   初詣
 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
 皆様、初詣は行かれましたでしょうか?まあ中には立場的にちょっと哀れな方もいらっしゃるようで、初詣が靖国神社だと一部の国から叩かれてしまうようですが(叩かれるとわかっているのだから靖国はやめて伊勢にすればいいだけのことだと思うのですが…)。私は今年、久々に名古屋の熱田神宮に行ってきました。熱田神宮に初詣したのは、確か中学時代以来だったと思います。2日に行ったのですが、有名な神社だけあって、ものすごい混雑。周辺の道路は交通規制がなされていました。
 参拝の後、おみくじを引いてみたのです。別にかわいい巫女さんがたくさんいたからではありません。結果は半吉と出ました。
 『願望・後に叶う』『学業・継続は力なり』『方角・東よし』『待人・やがて来る』『失物・出で難し』私は物を置き忘れることが多いので、失物は是非とも「出で易し」になってほしかったところですが…。『旅行・計画を十分に立てよ』旅行は常に事前に詳しく計画を立ててから出発するので問題ないでしょう。『商売・落ち着いて考えよ』私は商売していません。『争事・人に相談せよ』『転居・控えよ』引越の予定はありません。『縁談・手間どる』縁談も勿論ありません。『開運色・黄緑色』黄緑色と言えば日本の伝統色の中でも「萌黄」…これは萌えが開運につながるということでしょうか。『病気・早く治る』これは嬉しいですね。
 と、こんな感じでした。
 それでは今年も宜しくお願い致します。



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