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月 … 睦月・祝月・元月(がんげつ)・初春月 |
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1月28日
米国産牛肉
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米国産牛肉の輸入再開早々、危険部位である脊柱が混入していた件について、米農務省幹部より、「自動車事故に遭う確率の方が、牛肉を食べて害を受ける率より高い」と主張したとのことです(毎日新聞;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000135-mai-bus_all)。自動車事故ですが、日本では(過去の一時期よりかなり減少しているとは言え)現在、一年間に7000人以上の人が亡くなっています。その自動車事故より確率が低いと言われても、安全性を全くアピールできないように感じられるのですが、如何なものでしょう。また同記事によると、「(混入は)例外的な事態だ。例外的でないと言える証拠はないからだ」と主張されているそうですが、それなら例外的であるという証拠はあるのでしょうか。日本語と英語で言葉のニュアンスが異なるとは言え、ここまで説得力のないことを主張されても、米国産牛肉を信用することはできませんね。
正直なところ、米国産牛肉により日本人が健康的な被害を受けることはほとんどないと思うのです。そもそもBSE感染牛自体が(発見されれば大々的に報道されるため、頻繁に発見されるような錯覚を受けるが、牛の数全体と比較すると)実際にはごく少数であり、更に危険部位を人間が食べてしまった場合、「発症することがある」程度のことで、日本人が健康被害を受ける可能性は極めて低いはずです。しかし、低いから管理が杜撰でもよいというわけでは勿論ありません。寧ろ、可能性が低いだけに油断しがちです。今回の一件で、日本が米国に伝えたかったメッセージは、米国産牛肉の危険性ではなくて、管理をしっかりしてほしいということだったわけです。ですから、米国農務省の主張はかなり的外れと言っていいでしょう。
BSEの危険性なら、日本の牛肉でも100%安全とは言い切れないのです。ですから、日本では全頭検査をはじめ、厳格な管理を欠かしていないのです。それに比べれば、米国牛の検査基準は甘いのです。にもかかわらず、その基準すら守れなかった米国の責任は重いです。当面は輸入禁止にして、米国の反応を窺い、輸入再開後、「再度危険部位混入があったら20年間くらい輸入停止」のような思い切った措置が必要かもしれません。
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1月25日
ライブドア
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正直なところ、球界参入やニッポン放送・フジテレビの騒動の頃から、ライブドア(グループ)という会社、堀江氏という人物には少々怪しい部分があるような気がしておりました。前回の衆院選では氏も立候補されていましたが、私の考え方は亀井氏派でしたし、遡って球界参入を巡って楽天と争ったときも、どちらかと言えば楽天を支持していました(もっとも近鉄とオリックスの合併自体が中止になることを第一に望んでいたわけですが)。確か私は以前にも、堀江氏のやり方に対して自身の思うところを、この雑記に書いていたような記憶があります(ちょっと今となっては思い出せませんが、過去ログ漁ると出てくるかもしれません)。
誤解を防ぐため申し上げておきますと、私は決して堀江氏や氏のやり方が嫌いなわけではありません。氏のやり方も(違法行為を伴わなければ)一つの方法として認められ得るものでしょう。しかし、私は少なくとも氏のやり方を真似ることはないでしょうし、周囲の人に勧めることもないと思います。
「人の心はお金で買える」が批判された氏ですが、どうやら彼は「結果第一主義」であったように見受けられます。結果第一、というか、結果偏重、というか。いずれにしても、経過をあまり重んじず、最終的に儲かった者を勝ちとする考え方のようですし、実際それで今日まで成長を続けてきたわけです。そして、度を越えた結果偏重主義の結末が今回の一件でした。
しかも、氏は強力なリーダーシップをもってライブドアグループを率いてきました。それは本来、氏の実力として評価されるべきなのですが、それも行き過ぎるとワンマン経営に傾いてしまいます。ライブドアグループが必ずしもワンマン経営であったようには見えませんが、少なくとも氏の意向があらゆる方面に…マクロではM&Aからミクロでは事務用品の購入まで、多分に反映されていたことは確かでしょう。業務に関わる全ての電子メールをチェックしていたということからも、氏の執着心が窺われます。
氏は現時点で、一貫して容疑を否認しているそうです。実際のところ、私も氏が本当に犯罪性を認識した上で虚偽情報の公開や粉飾決算を行ったわけではないのではないか、と思っています。寧ろ、氏は、「如何にして法を犯さずに投資家を調子に乗せられるか」ということを考えていたのではないでしょうか。それは言い換えれば、法に定められていないことは何をやってもいい、ということです。おかしいと言えばおかしいのですが、実際に法に抜け穴があったことを、図らずも教えてくれたのでした。
堀江氏は私と違って、非常にビジネスマンに向いている人間だと思います。今回の一件がなければ、引き続きカリスマ若手ビジネスマンとして世間から評価されていたことでしょう。恐らく氏は有罪が確定するでしょうし、その後暫くして釈放されるでしょう。そうなったら、その手腕を是非どこかで活かしてほしいものです。氏の才能をこのまま無駄にするのは惜しいですし。
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1月21日
成人式
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先週は成人式がありました。このところ毎年、成人式は何かにつけて物議をかもし出しておりますが、今年は昨年までに比べて、わりとおとなしかったようです。盛岡市でちょっとした騒ぎがあったようですが、それ以外に大きい騒動を聞いていません。
自分が成人式に出席した時、会場となった市川市文化会館の周辺には、派手な身なりで外見だけ改造した車やバイク(違法改造ではないらしい)で乗りつけた「新成人」らが屯(たむろ)し、少々騒がしかったような記憶があります。もっとも式自体は大きな混乱もなく、スムーズに進行しました。出席者全員にテレホンカード付きの記念メッセージカードが配布されましたが、式典終了後、会場内にテレホンカードだけを抜き取ったメッセージカードが散乱し、「コイツらはゴミ箱の存在を知らないのではないか」と疑ったりしたものでしたが…。まあそれでもマスメディアに取り上げられるほどの混乱はなかったですね。
全国各地の成人式の惨状が大きく取り上げられるようになったのは、ちょうどその頃からでした。最前列の人が突然クラッカーを鳴らし、壇上に向かって物を投げ、壇上に上がり、恥を晒すのが風物詩となってしまったようです。そんな馬鹿なことするくらいなら出席しなければいいと思うんですけどね。
このような新成人がテレビや雑誌に晒され、世間から馬鹿にされるのは全然問題ではないのですが、残念なのはこういうごく一部の浮いた人のおかげで、その地域のイメージ全体が落ちてしまうことです。高知の新成人はこうだ、盛岡の新成人はこうだ、と、ほんの一握りのお馬鹿のために、その他大多数のまともな新成人が白い目で見られたり、偏見を受けたりするわけです。
成人するというのは、そういったことを理解できるようになることであって、お酒や煙草がOKになったり、選挙の投票ができるようになったりすることではありませんね。
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1月12日
そしてまた、二郎
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大晦日12月31日はラーメン二郎池袋東口店、年明け1月5日は三田本店、そして昨日、11日にも三田本店。ラーメン二郎通いが続いております。
私が初めて二郎を訪れたのは昨年11月だったと記憶しているのですが、以来、3回二郎を訪れました。二郎はどの店も飾り気がなく、ラーメンを作ることに徹したような店内です。そこがまたいいのですが。そして、いつでもどこでも並んでいます。昨日、11日も30分以上並んで、漸くお店に入ることができました。
だいたい二郎に初めて来る人は、その量やスープの脂っこさに圧倒され、食べている途中でこの店に来たことを後悔するのではないでしょうか。常連客が何食わぬ顔で「アブラニンニク、ヤサイ増し増し!」などとトッピングを注文しているのを見つつ、初めての人も真似して欲張りなトッピングを注文すると、差し出された丼を見て圧倒されてしまうわけです。特に小山のように盛られた茹で野菜(もやしとキャベツ)、そしてうどん程の太さの極太麺、いずれも従来のラーメンの概念を打ち破る、まさに「これはラーメンではない、ジロウだ」と言わせしめた豪快さに呆気にとられてしまうことでしょう。そして厚切りのチャーシュー、二郎においてはチャーシューは「ぶた」と呼ばれているのですが、「小ラーメン」でもこれが2枚、「小ぶたラーメン」では5枚入っているので、それだけで満腹です。トッピングだけで満腹になるラーメンなど、他には類を見ないでしょう。これが500円なのですから、破格です。
ですから、二郎慣れしていない人にとっては、二郎を残さず食べることだけで精一杯のはずです。食べているうちに、だんだん胃が重くなってくるのを感じるほどです。しかし、私は最近になって、二郎が旨い、と実感するようになりました。最初のうちは、どうしてこんなものを並んでまで食べに来るんだろう、と疑わしかったくらいなのですが、確かにこれは病み付きになるのもわかります。じっくり味わって食べると、確かに旨いです。
二郎の旨さを実感するには、「無理にトッピングを注文しないこと」、「慌てず落ち着いて、ゆっくり食べること」、この2点ですね。デフォルト設定でいいのです。それでもちゃんとヤサイとぶたが入っています。ヤサイ増しにすると、具を食べているうちに麺を食べるのが嫌になってきそうです。そして脂たっぷりのスープ、脂っぽいのが好きな人はアブラのトッピングを注文するといいでしょうけど、これも無理せずアブラ増しにしなければ、抵抗なくスープも飲めます。そして、麺も具もスープも、ゆっくり味わって食べるのです。そうすると、「こ、これは旨い!」と唸ってしまうほど、二郎には魅力があるのです。
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1月4日
あけましておめでとうございます
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あけましておめでとうございます。
冬コミ参戦された皆様、おつかれさまでした。と言いつつ、もうお仕事が始まってしまいますね。私も明日からお仕事です。すぐに3連休ですが。
昨年末は、何故かラーメン屋にハマってしまいました。いいですね、ラーメン。特に濃厚なとんこつスープのラーメンが好きです。麺は太麺派ですが、細麺でもスープに合えばOK。一日おきにラーメン屋さんに通ったこともありました。
さて、昨年は大学祭メイド喫茶なぞをやってみたのですが、今年は何をやろうか考えております。次回の大学祭メイド喫茶に向けて、広報手段の一つとしてネットラジオなんてどうだろう、などと検討しております。常に何か新しいことを手掛けていきたいですから(実現するか否かは別にして)。
同人誌(個人誌)については、現時点では特に考えていません。昨年は「もえたん」のパロディーを作りましたが、流石にあれの続編を出すのはしんどいです。もえたんパロディーの形を採るなら、簿記3級教本か初級シスアド教本か…いずれにしても一朝一夕に成るものではないですね。まず自分が勉強するところから始めなくてはなりません。
また、SNSを少々テコ入れすることにしました。Filnとmixiに登録しております。宜しければ見つけてやって下さい。
それでは本年も何卒宜しくお願いいたします。
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