2月 … 如月・衣更着(きさらぎ)・建卯月(けんぼうげつ)・仲春 |
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2月24日
「オリエントキャピタル」の結果
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昨日の日記で取り上げたオリエントキャピタルの件ですが…。
「お試し診断」については、電話番号はやはり下4桁「0000」は通用しなかったようです。
>電話番号を正しく入れてください。
たった1行の返信メールが届きました。
これって自動送信ではなくて、人の手で送信しているのでしょうか?それにしても、送信元アドレスがYahoo!のフリーメールアドレスというのは笑わせてくれます。ちゃんとYahoo!の広告が2行入っていますし。もう一度送ってみようかな。今度はまとな(まともっぽい)電話番号で。
次に「台東区上野3-2-4」という住所ですが、本日(というか昨日)、早速現地に行って参りました。この場所には当然そのような貸金業者の事務所などなく、村上ビルという普通のオフィスビル+PCパーツショップでした。
そういったわけで、「お試し診断」に満足の行く結果が得られなかったので、改めて某所wの電話番号(自宅ではない)を入力して再度送信してみました。さてどんな結果になるのでしょうか?
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2月23日
「りそなファイナンシャル」と「オリエントキャピタル」
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先日届いたスパムメールです。
「りそなグループのご融資ご案内」
「りそなファイナンシャル・コーポレーション」
「安心の銀行系キャッシング」
「一般的な消費者金融の金利の比べて断然お得」
「しかも700万円までのパワフルご融資」
などと謳っております。
りそな系列会社がこのような未承諾広告を送ってくることは考えられないので、すぐに詐欺まがいのスパムだと気づいたのですが、ちょっとこのメールの内容について調べてみました。
まずあまりに怪しい送信元アドレス。「*******@docomo.ne.jp」と、docomoドメインになっています。これはまともな宣伝メールとしてはあり得ないのですが、念のためヘッダ部分を見てみると、
Message-Id: <200702201303.l1KD3gbr000058@rcpt-impgw2.biglobe.ne.jp>
私の場合、携帯ドメインで「Message-Id」の値に「rcpt-impgw2.biglobe.ne.jp」が含まれているものは即スパムと判断しています。ついでに、携帯以外のアドレスから来たもので、「Message-Id」の値が「200702201303」のような日付・時刻っぽい数字列で始まるものもかなり怪しいです(但しこの場合、全てがスパムとは限りません)。携帯ドメインの場合は「Message-Id」に日付が含まれますが、「日付のみ」の場合は明らかにスパムです。
次にこのメールの文面にあったURL。「http://yanonline.info/」ですが、現在既に消されております。当日は確かに「りそなファイナンシャル・コーポレーション」という会社のサイトが表示され、律儀に会社案内まで作りこまれておりました。しかし、りそなグループとの関係については全く記されておらず、リンクも張られていません。
そこでこのメールの発信元とされる「メゾンラフィーネ」(メール配信会社のつもりか?)で検索してみた結果、似たようなキャッシング詐欺まがいのメールを多数配信していることがわかりました。特に目立ったのは「オリエントキャピタル」という会社の宣伝です。いわゆるオリコグループの会社であるかのように見せかけたものですが、当然そのような会社は実在しません。
この「オリエントキャピタル」のサイトは現時点でまだ残っています。
http://worlduniversal.info/
まずこの会社、「関東財務局長NO(7)01289・都金協会員NO 334号」とありますが、いずれの登録番号も実在しません。ついでに関東財務局長(2)01289は楽天クレジットです。
次に住所ですが、「東京都台東区上野3-2-4」って自分が先日まで勤めていた会社のすぐ近くではありませんか。早速、近いうちに行ってみて、その場所に何があるか確かめてこようと思います。
最後にトップページにある「お試し診断」、どうして「お試し」に名前や住所や電話番号が必要なのかわかりませんが、やってみることにしました。名前も住所も電話番号もメールアドレスも必須項目になっているので、名前は偽名で、住所は「千葉県市川市」で、電話番号は下4桁を「0000」で、メールアドレスは普段使っている「捨てメアド」で送ってみたところ、「申し込みが完了致しました」という画面が。「お試し診断のお客様には診断次第、返信致します」とのこと。さて、どういう返信が来ることか。
なお、オリコのサイトには、「当社名称及び当社の類似名称を名乗る金融業者」として32社を挙げており、この「オリエントキャピタル」もその中に含まれています。
( http://www.orico.co.jp/school/illegal/info/info_01.html )
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2月20日
食の安全意識
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しばらくぶりになってしまいました。
不二家の不祥事が明らかになって、既に1ヶ月以上経ちましたが、未だ店舗の営業再開の時期が確定していません。全国700のフランチャイズの店主も、今の状況に困惑していることでしょう。本社からは補償金が各店に支給されているそうですが、営業が再開されてから、以前の客足が戻ってくるかどうかわかりません。
近年、食品の安全性に関する意識が高まり、特に生鮮食料品については売り場に産地を表示するようになったり、また飲食店のメニューに材料の原産地を表示するようになるなど、業者側も消費者の期待に応えようと努力しているようです。それは良い傾向なのですが、私としてはもう一つ気になることがあります。主に加工食品の原料の産地や加工工場についての表示がまだ徹底されていないことです。
加工食品の品質表示を見ると、その多くは販売業者のみの表示となっており、製造業者や製造工場の表示が省略されている事例が多いように見受けられます。当然、原料の産地の表示もあまり見かけません。場合によっては販売業者が複数の製造業者から買い入れているのかもしれませんし、表示を変更することによるコスト負担を忌避しているのかもしれません。
しかも消費者側も、加工食品については産地・加工業者についての意識が生鮮食品よりも低いようで、マスメディアでもあまりこの件に関する話題を見かけません。加工食品の場合は原料となる野菜や果物、肉、魚などを消費者が直接目で見るわけではないので、消費者も実感が沸かないのかもしれません。
私としては、ある意味、最近の日本人は食品に対する安全意識が一部で過剰になってきているような気もします。例えば賞味期限。加工食品の賞味期限はかなり余裕をもって設定しているので、賞味期限を多少過ぎたからと言って全て廃棄しなくても、保存状態さえ問題なければ健康への影響はないはずですし(夏季の生ものなど、時期的に傷みやすい場合はやはり廃棄するべきでしょうけど)。過剰反応している面と、意識不足の面と、ちょっと両極端になってきているように思えてしまいます。
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