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(05年7月、06年2月の雑記はありません)

管理人のパソコンのHDDが突然クラッシュしました。
Webにアップしてあったデータは無事ですが、メールのログや年賀状、
デジカメで撮影した写真、過去に雑誌投稿したイラスト等、
重要なデータの大部分が復旧不可能な状態です。
ファイナルデータでも復旧不可能でした。どなたか助けて下さい…。
(取り敢えず更新は再開しました)


5月 … 皐月・早苗月・啓明(けいめい)・橘月



6月24日   男女比
 尾鷲に行くことになりました。紀伊半島の南、台風の通り道として有名な尾鷲です。漁業の盛んな町ですが、このところの日照不足で魚の干物の生産量が落ち気味とのことです。
私としてはJRで行きたかったのですが、どうやら親戚で揃って名古屋(桑名)から車2台で行くようです。今週の金曜(明日ですな)、仕事上がりにそのまま新幹線に乗り、桑名で一泊してから車で尾鷲まで行きます。で、尾鷲から引き返して伊勢で一泊だそうです。翌日、桑名に戻ってきて、月曜に帰京するので、月曜は休暇。

 さてさて。先日、ゼミで大学を訪れた際、意外なことを聞きました。今、自分の出身である文学部史学科は学生の男女比が2対1だそうで。確か自分が在籍していた頃は3対1(全体の4分の3が男子、4分の1が女子)でしたよ。それが近年は女子学生の比率が増えているようです。文学部は男子学生の多い学部ですのが(文学部は女子が多いというイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、女子が比較的多いのは、少なくとも自分の出身大学においては外国語・外国文学関係のみで、他の学科は男子がかなり多かったです)、事情が変わってきているようです。
 もっとも全ての学部で女子が多くなっているというわけでもないようで、例えば薬学部など、全国的に男子学生の割合が大きくなりつつあるようです。もともと薬学部というのは女子学生が多いというイメージがあったのですが、薬学部の6年制化により負担が増えるのを避けた女子が他学部に志望を変える傾向があるようです。
 一方でなかなか男女の偏りが改善されないのが工学部。情報系や建築系は女子がそれなりに多いようですが、機械や電気などは圧倒的に男子ですね。こればかりは当面、仕方がないでしょうかね。
 あと(これは今ここで言ってしまっていいのかな?)、もうすぐ(来年?再来年?)、ウチの出身学科の個別入試科目が少し変更されます。現在、「地歴」については「日本史・世界史」であるところ、「日本史又は世界史」になるようです。日・世必須の大学って全国的に見てもあまり多くないと思うんですけど、やはり受験生にとっては負担が大きかったんでしょうかね。自分が受けた頃は選択制でして、翌年より両科目必須になったので、それが以前の科目に戻ったことになります。

5月17日   「ハレ晴レ祭」は何だったか
 まず、詳細に関してはここで説明するとキリがありませんので、アキバBlogでも参考にして頂くことにしまして、簡単に経緯だけ説明します。5月10日に「涼宮ハルヒの憂鬱」のEDテーマ曲「ハレ晴レユカイ」のCDが発売されたのですが、2ちゃんねるのVIP板などを中心として、このCDをオリコンチャート1位にしよう、という運動が展開されたわけです。以前にも「魔法先生ネギま」のOP曲「ハッピーマテリアル」を1位にしようという運動が展開されていましたが、今回は店舗も一丸となってこの動きに便乗していたようです。
 このファン活動を、オリコンがどう見ているかということですが、まず、ランキングトピックスでは、「アニメファンの聖地、秋葉原を中心とした“オリコン1位へ!”というファン独自のキャンペーンを展開」とあります。確かに秋葉原を中心とした運動のように見えますが、事の発端は2ちゃんねるなどのネット上でのことです。秋葉原の各店舗などは、これに便乗したような形です。何故この曲がネット上で注目されるようになったのかというと、曲そのものよりアニメーションが非常によくできていたためと思われます。
 この記事以外にもオリコン内部スタッフのブログ等で、「1位にしよう運動」が取り上げられていましたが、それらの多くがこのファン活動の趣旨を十分に理解していないように見えました。確かに今回、一部の人しか注目しないような曲がいきなりデイリーチャートで2位という、信じがたい記録を出したわけですが、このファン活動の本来の目的は、「この曲を世間(特に音楽業界やマスコミ)に認知させる」ということだったのです。
 もともとテレビドラマの主題歌やCMソング等に比べて、アニメ主題歌は注目されにくいのです。たとえベスト10に入ったとしても、テレビや雑誌等で紹介されるのはほんの僅か。例えばテレビの音楽番組で紹介されるにしても一瞬PVが流れる程度だったり、場合によってはジャケの写真が画面に出て終わり、とか。一方、知名度の高いアーティストの作品は、常に十分なスペースを割いて紹介されます。即ち今の音楽業界は一部の知名度の高い作品を随所に押し出して、その知名度で数字を稼ごうとしている一方、知名度の高くない作品はある意味邪魔者扱いされてしまうわけです。これに一矢報いるためには、マスコミが有無を言わさず重点的に紹介せざるを得ないオリコンチャート上位に喰い込ませるしかない。ベスト10でも扱いが小さいのですから、ベスト5、ベスト3に入って、例えば「CDTV」でPVを1分以上流させる。即ちマスコミに「無視できない、逃げ場のない」状況を作ってしまおうというのが、今回の「1位にしよう」活動なのです。従って、必ずしも1位という数字を出すことだけが目的ではないのです。
 今回の一件を顧みると、結局デイリー最高2位、ウィークリー5位で、1位は獲得できなかったもののオレンジレンジなどの強豪を相手に十分な成果を挙げることができたと思います。そして、上位入りがオリコンはじめ業界からかなりの注目を集めることができたわけで、ファン活動の目的は、ある程度達成できたと見ていいでしょう。
 それにしても、この一週間、秋葉原の各店舗は、ある意味異常でした。この盛り上がり方は「ハッピーマテリアル」をも上回っていたと思います。このことについてはまた後刻触れたいと思います。

5月10日   「涼宮ハルヒの憂鬱」のED
 現在、ハルヒEDの「ハレ晴れユカイ」がamazon.co.jpの音楽CDランキング1位に入っております。ハピマテの時のように、「オリコンで1位にする運動」が有志(主に2ちゃんねらー)によって繰り広げられており、秋葉原では発売初日にして完売してしまった店もあるくらいです。
 多くのテレビアニメのEDアニメーションがあまり動かないのに対して、ハルヒのEDは激しく動きまくります。各キャラが歌いながら踊るわけですが、その動きがキビキビしていて、実際同じように踊ってみようとしてもなかなか体が言うことを聞かない。あのダンスができる人はかなり優秀なダンサーだと思います。更に各キャラの口の動きですが、歌詞に合わせて動いています。口の開き方も歌詞の発音にしっかりと合っており、このアニメーションのクオリティの高さに驚かされます。
 クオリティの高さはEDだけではなくて、本編中も、例えばメインキャラクター以外のモブキャラや背景が動く(しかも大きな動きではなく、重箱の隅をつつくような細かい動きを再現している)ことなどからも感じ取れます。
 このようなハイクオリティのアニメーションを制作したのは、京都アニメーションという一部では有名な会社なのですが(テレビ版Airを制作した会社でもある)、何せ作画のクオリティというのは失敗すると制作会社の存亡に関わるといっても過言ではありません。現に作画クオリティのあまりの低さから業界内における制作会社の信頼が大きく揺らぎ、果ては倒産してしまった会社もあるほどです(参考)。
 これくらい刺激のある作品がシーズン毎に1作ずつくらいあるといいんですけどね。

5月3日   テレビ
 先日、自宅に数台あるテレビのうちの1台が故障しました。購入後、ちょうど10年でした。電源を入れると、音声は正常なのですが、映像が出ない。いや、出るのですが、だんだん暗くなって、やがて真っ黒になってしまうのです。どうやらコンデンサーの不具合で、ネットで調べてみたところ1万円前後で修理することができるようでしたが、結局買い換えることにしました。私は、修理で済むなら買い換える必要はないと言ったのですが。あと5年ほど経てば地上派がデジタルに完全移行する予定なので、そのタイミングで買い換えればいいのではないか、と。ただ、テレビ自体が老朽化してきていることも確かなので、買い換えてしまうことになりました。
 さて、今回購入したのはテレビ1台のほか、ほぼ同時に不具合が出てしまったビデオデッキ(VHS)1台。このご時世、ブラウン管テレビ→薄型液晶orプラズマテレビ、VHSデッキ→DVD・HDDデッキに世代交代するのが流れというものですが、その流れに抵抗するかのように、ブラウン管の21型テレビとVHSビデオデッキを購入したのです。
 VHSビデオデッキの方は現在もDVDのビデオデッキと並んで多くの種類の商品があり、需要供給ともにあるので問題ないのですが、ブラウン管テレビは既に主力商品が液晶やプラズマの薄型に移行していますので、今となってはすっかりラインナップも少なくなっています。店内でも奥の方に押しやられてしまったような感じで、店員氏もあまり積極的にブラウン管の商品を売ろうとはしていないようでした。
 液晶テレビとブラウン管テレビを比較すると、その最大の違いは薄さにあるわけですが、今回、設置場所がそれほど薄さを要求していないため、液晶はその利点を活かせない。ですから画質や価格で比較することになりますが、そうなるとまだブラウン管に軍配が上がります。ブラウン管テレビは21型で2万円程度で買えるのです。これが薄型液晶となると6万円くらいします。画質も、あまり気になる程度ではないのですが、強いて比較するとブラウン管の方が上ですね。しかし、価格や画質以上に気に掛けておかなければならないことがあります。あと5年くらいすると、地上波がデジタルに完全移行する予定なのです。現状、ブラウン管テレビの大部分は地上波デジタル受信に対応していないので、移行後は専用チューナーを使う必要があります。実際、移行後したらテレビそのものを買い換えてしまうか、チューナーを別途購入するかは現段階では置いておくとして、仮に買い換えるとしたら現時点であまり高価なテレビを購入しない方が得策です(液晶テレビでもデジタルに対応していない商品が多くある)。もっとも自分としては、ブラウン管テレビの「壊れにくい」というメリットを活かして、移行後も専用チューナーを使って使い続けたいのですが。
 そういったわけで先日からテレビが新しくなったのですが、うちの場合、解決しない問題が。ゴーストが出てしまうのです。これは近辺の地形にもよるので、テレビやアンテナを換えれば即解決、とはいかないので厄介ですが、気にしなければ済んでしまう程度のことですね。



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