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ムーラン・ルージュ 

ムーンライト・ドライブ 

007/ムーンレイカー


ムーラン・ルージュ

2001年

アメリカ

おすすめ度(10点満点) ★★★★★★★★

Director バズ・ラーマン

Cast   ニコール・キッドマン  ユアン・マクレガー  ジョン・レグイザモ  ジム・ブロードベント  リチャード・ロクスボロウ  ギャリー・マクドナルド  ジャセック・コマン  マシュー・ウィテット  キャロライン・オコナー  デイヴィッド・ウェンハム  クリスティン・アヌー  ナタリー・メンドーサ  ララ・マルケイ  カイリー・ミノーグ  デオビア・オパレイ

短評

高級ナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。ロートレック(J.レグイザモ)に代わりショーの出し物をクリスチャン(E.マクレガー)が考えることになってから物語は進む。ステージの踊り子サティーン(N.キッドマン)に一目惚れし、今では死んでしまってこの世にいない彼女とのラブストーリーをタイプライターで綴り始める。これは『ダンシング・ヒーロー』や『ロミオ&ジュリエット』のダンス映画等を監督したB.ラーマンの描くミュージカルである。ミュージカルシーンではクラブのオーナー、ジドラー(J.ブロードベント)やパトロン資産家の公爵(R.ロクスボロウ)をコミカルに描き、ユーモアたっぷりのミュージカルに仕上がった。戸惑いながらもちょこちょこっとミュージカルに絡んでいく公爵が、憎めないどころか、愛すべき悪役となっている。♪マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」♪や♪エルトン・ジョン「ユア・ソング」♪などがアレンジたっぷりに聞ける。♪オッフェンバック「天国と地獄」♪なんて出演者全員楽しそうである。ポップスやクラシックを上手く使っている。キッドマンやマクレガー本人の歌声であるということから意外な彼らの意外に上手い歌唱力にも感嘆である。豪華な舞台に、ムーラン・ルージュのシンボルである風車や、ゾウを象った建物も電飾のきらびやかさとあいまり、夢のように幻想的で面白い。歌好きの大人が遊園地で遊んでるといった感じ。その一方で好きな男と結ばれない女の哀れさも音楽にのせて見事に表現している。


ムーンライト・ドライブ

1998年

アメリカ

おすすめ度(10点満点) ★★★★★★★

Director デヴィッド・ドブキン

Cast   ヴィンス・ヴォーン  ホアキン・フェニックス  ジョージナ・ケイツ  ジャニーン・ギャロファロ  フィル・モリス

短評

クレイ・ピジョンズ。この映画の原題である。意味は二つあるそうで、射撃における素焼きの標的、もう一つはカモ。この映画の中で災厄に振り回されるフェニックスが演じる保安官の名がクレイだった。ヴォーン扮するシリアルキラーに見事カモられるのである。この連続殺人者・ヴォーンの感情のない変質者的な、それでいてかわいさのある笑い方が印象的だ。カントリーを匂わすカウボーイルックとあわせ上手く人格表現している。映画初めのクレイ・ビジョンズというタイトルからいきなりかと思わせる射撃のシーン、標的がビール瓶からフェニックス扮するクレイに移り、とたんに緊迫感を呈す。そして、殺人者に仕立て上げられる。クレイは友人の奥さんに手を出していたのだ。一番まずい人に手を出したんだよ、と言いたくなったが、まずいどころかとんでもない人・ケイツに手を出していた。これがまた殺したくなるような憎たらしい女。もうこの時点でクレイの人生は終わった。ところが、この上イカレポンチのヴォーンにまで付きまとわれる。悲惨じゃー。でも、なんとかギャロファロ扮する捜査官などの協力によりヴォーンを警察の手に渡した?彼を騙して。でも、エンド・ロールの後のヴォーンのせりふとあの笑い。せりふははっきり覚えとらんが、捕まってない?の。サイコサスペンスとしてはなかなかの出来。


007/ムーンレイカー

1979年

イギリス

おすすめ度(10点満点) ★★★★★

Director  ルイス・ギルバート

Cast    ロジャー・ムーア  ロイス・チャイルズ  ミシェル・ロンズデール  コリンヌ・クレリー  リチャード・キール  バーナード・リー  デスモンド・リュウェリン  ロイス・マクスウェル  アルフィー・バス  ウォルター・ゴテル

短評

11作目にあたるこの作品で007は宇宙へと活動範囲を広げる。L.ギルバートは『007は二度死ぬ』『007/私を愛したスパイ』も監督している。前作『007/私を愛したスパイ』でもジョーズ役を演じたR.キールを再度起用。もともと不死身のコミカルキャラクターであったジョーズは、今作において最後には007を援助し善玉に変身。いくら人気キャラだからってやりすぎ。セットデザイナーであるK.アダムの描く宇宙ステーションは凄い。アマゾン奥地にある悪党一味のシャトル打ち上げ基地(アジト)などあらゆる舞台デザインに圧倒されるが、それをセットとして忠実に作り上げる技術も見事。敵アジトの中にはいつも不思議な異空間がある。ボンドマシンはボートとゴンドラ。ベニスの運河をチェイスした後は、ゴンドラはホバークラフトとして優雅に観光客の注目の中を凱旋。全てにおいてコメディ度は最高潮。この映画どんなジャンルだった?