JABITTの WONDERLAND YG-AKIRAの映画評論 |
そ
2001年 アメリカ おすすめ度(10点満点) ★★★★★★ Director ドミニク・セナ Cast ジョン・トラヴォルタ ヒュー・ジャックマン ハリー・ベリー ドン・チードル ヴィニー・ジョーンズ カムリン・グライムズ サム・シェパード ルドルフ・マーティン ザック・グルニエ 短評 ソードフィッシュとはカジキマグロ。キーワードをカジキマグロとした意味は結局分からなかったが、結構楽しめた映画。おそ松くんのような頭をしたJ.トラボルタがテロ撲滅のためにいっちょ前のことを説く。しかし、結局は自らもテロってないか?H.ジャックマンはウルヴァリアン役で陰のあるカッコイイヒーロー演じていたのが記憶に新しいが、今回は1,2を争うコンピューターハッカーを演じる。コンピューター世界でハッカーとは悪いことする人間のことを言うわけではないので気をつけろといわれたことがあるが、この映画ではハッカーと言っていた。訳分からん。とにかく彼はワームを作成し、元モサド要員だったトラボルタの役に立って終わるのである。ハッカーとして捕まっていたのも、個人情報を盗み見するFBIに反抗してというもので、悪人として描かれているのではなく、娘思いの良きダディである。そんな彼の活躍がめちゃ中途半端で不完全燃焼だ。この映画の素晴らしいとこを言うとすれば、どんでん返しのストーリーであるのだが、その上にアクションとしての視覚効果にこだわっているところ。「60セカンズ」のD.セナであるだけに後者はお手の物であるよう。 |