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ブルックナーの部屋

    Josef Anton Bruckner(1824-1896)

 ブルックナーは先生兼オルガニストの家系に生まれた。児童合唱団員や教会のオルガニストとして、その地位を上げていく。作曲も行っていたが、39歳の時から交響曲に着手。49歳の時に第3番が完成し、この曲は敬愛していたワーグナーの名で呼ばれる。57歳の時に世間を認めさせたロマンティーク=第4番を作曲。以後、ポンポンと作曲し、最高傑作と称される第7番を59 歳で世に送り出す。生涯 11の交響曲を作ったが、9 つにこだわったブルックナーは9 つの交響曲と第0番、試作交響曲として整理した。数を数える癖を持っていたブルックナーゆえの番号付けだったのかもしれない。家々の窓、石、砂粒を数えるだけでなく、時計を集めては数を数える等、この点は病的であった。また、ワーグナーに傾倒していたブルックナーは作品中にその気持ちを残している。そして、ベートーベンにあやかって最期の曲を第9番とし、シューベルトにあやかって第9番を未完成交響曲として1896 年にその生涯に幕を下ろした。


交響曲第8番ハ短調

●第1楽章 ハ短調 アレグロ・モデラート●第2楽章 ハ短調 スケルツォ・アレグロ・モデラート●第3楽章 変ニ長調 アダージョ・荘重に●第4楽章 ハ短調 フィナーレ・荘重に

第1稿は 1887-87年に書かれたが、演奏無し。1888-90年に第2稿が書かれた。ノヴァーク版は第2稿のまんまで、ハース版は第1稿からもとってある。初演は1892年 12 月 18日にウィーンにおいてハンス・リヒター指揮により行われた。書き始めた時は7番の成功で、ブルックナーの評価が急上昇していたこともあり、自信を持って世に送り出したが、周りの人間に理解されず、失望によるノイローゼ状態になっていたという。

コンサート体験 

◆朝比奈 隆 指揮   大阪フィルハーモニー交響楽団    2001.7.7  ザ・シンフォニーホール

朝比奈 隆   

1908年に生まれた朝比奈隆は阪急電鉄に務めていたこともある。京都帝国大学法学部を出た後、文学部に入学、卒業するという経歴。関西交響楽団を結成し、楽団は現在の大阪フィルハーモニー交響楽団に育てていった。ベートーベン曲集へ取り組みは記憶に新しい。彼の感動のベートーベンに触れることの出来たコンサート体験は未だに心に残っている。

大阪フィルハーモニー交響楽団

1947年に関西交響楽団として発足。1960年に現在の大阪フィルに改組される。

感想

ハープが3台並ぶ迫力と打楽器奏者が自分のパートで身構える緊張感などCDでなんて決して味わえないものである。朝比奈隆はホントに90歳を越えているんだろうか。確かに飛んだり跳ねたりといった激しい指揮ぶりというわけにはいかないが、タクト操作でオーケストラの躍動感を引き出す。フィナーレの第4楽章などスピード感(テンポが速い)があり、キリッとした終わりに導いた。CDより速かったと思う。終了後の拍手はなりやまず、楽団員が全てステージからいなくなっても惜しみない拍手が続いていた。

YG-AKIRAが部屋で聴いてるCD

◎朝比奈 隆 指揮   大阪フィルハーモニー交響楽団

Total time 88分8秒    レーベル CANYONClassics    録音 1994.7.24サントリーホール  

パユ自身首席奏者を務めるベルリン・フィルとの共演。気心しれた仲間との演奏である。そんな楽しく演奏出来る状況の中、アバドが指揮。ビッグな指揮者を迎えて演奏もイキイキ。

◎ゲルト・アルブレヒト 指揮   チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

Total time 82分17秒    レーベル CANYONClassics    録音 1994.4.6プラハ「芸術の家」ドヴォルザーク・ホール

コンサートを見に行ったことのあるアルブレヒト、チェコ・フィルコンビの盤である。第4楽章フィナーレの美しいこと。弦が力強く心を騒がせる。