結城港の有明高校での二年目がはじまる。
　水都優輝、天草良子、須藤正義といった仲間と、平穏な日常が繰り返される。
　新学期の新しい出会いとちょっとした事件は、徐々に彼を変えていくのだった。

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第一章　草野駿
　ある日曜日、モンコレ好きの中学生・草野駿は自慢の「ジャングル・デック」を持って、秋葉原のカード対戦場へ向かう。
　しかし彼は勝つことができず、苦悩する。
　そこに現れたのは、真田洋平という青年だった。

第二章　冴木彰
　池袋を拠点として暴れまわっていた大杉巨史が、秋葉原にやってきた。
　草野駿をはじめ、皆、彼の「大艦巨砲儀式デック」の前に敗れ去っていく。
　彼を倒すのは、いったい誰か――？

第三章　美浦真夜
　「鉄壁」の異名を持つ女子高生・美浦真夜は、「先攻・突撃デック」を相手に苦戦する。
　彼女に残された最後の作戦までもが、もろくも崩れた。
　真夜に勝ち目はあるのか？

第四章　竜堂舞美
　彼女は今の自分が嫌いだった。
　何かをするための勇気が、彼女のもっとも欲しいものだった。
　そんな少女に、少年は手をさしのべた。

外伝１　モンコレ戦術指南
　モンコレの基本戦術がここにある。
　これを読めば、どんな相手も怖くない。

第五章　真田洋平
　大杉巨史の逆襲がはじまる。
　今度はタッグマッチだ！
　戦闘をひかえた駿と真夜の前に、真田がやってくる。

外伝２　少女が見た流星
　＜あらすじなし＞

外伝３　冬の終わりに
　中学卒業をひかえて、竜堂舞美は小さな勇気をふりしぼる。

第六章　御門シン
　高校生となった草野駿に、最大のライバルが現れた。
　だが彼は、駿など眼中におかず、一人の男の影を見ていた。

第七章　鳥井哲也
　「モンコレ“裏”トーナメント」の準優勝者である御門と戦うため、秋葉原のメンバーはリーグ戦を開催する。
　果たしてリーグを征し、御門と勝負するのは？

第八章　双璧相い打つ
　御門に一喝され、勝つために、強くなるために、鳥井哲也は冴木彰と戦う。
　同じ悩みに苦しむ草野駿もまた、真田との対戦を開始する。
　二人は、昔を取り戻すことができるのだろうか。

第九章　草野駿
　いよいよ草野駿は御門と勝負をはじめる。
　だが駿は、今まで多くの勝利を重ねてきたデックを使ってはいなかった。
　少年は、あのころを思い出していたのだ。

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　受験、そして卒業をひかえた高校生活三年目の冬休み、伊集院レイの招待で、スキー場をはじめとした総合レジャー施設への旅行が行われる。
　主人公・本名不明あだ名「ひゅう」は、幼なじみの「藤崎詩織」と、彼女の親友「美樹原愛」、それに「早乙女好雄」とともに計画に参加する。
　ひゅうはそこで「見晴」という同級生と“偶然”知り合い、親睦を深める。
　しかし、出逢いは偶然ではなく、見晴はずっと彼を影ながら見ていたのだ。
　彼女がその事実を伝えられないまま日々は過ぎ、一人の人物が二人のあいだに現れ、ついに亀裂が生じる。

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　ファンタジーカードゲーム「ファイブ・スクエア」全日本大会の予選を突破した紫堂竜兵は、同じ大会参加者の赤倉真一からネットゲームの招待を受ける。
　竜兵はゲームを開始するが、そのとたん、ラスターと名のる男が現れ、竜兵をゲーム世界へとつれていくのだった。
　その世界では、ファイブ・スクエアは単なるカードゲームではなく、歴史をつくる恐ろしいゲームであった。

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　宇宙開発の第一歩であったはず〈月〉は、〈地球〉側の植民地的政策に反発をしめし、武力になる反抗を開始した。
　戦争は〈月〉の最新鋭戦艦〈フェンリル〉の一撃により決せられたが、〈フェンリル〉は暴走し太平洋に落下。
　それから五年、〈月〉の独裁者ラルフ・ブルックナーによる政策が進むなか、〈地球〉軍の大規模な反撃がはじまろうとしていた。
　時を同じく、かつて〈フェンリル〉破壊を一人でなそうとした少年が、永い眠りから目覚めた。
　そして心を壊した少女もまた――

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　世界に統一世界政府が誕生して10年、大国の植民地的扱いを受けてきた小国は連合を組み立ち上がる。
　小国の一つアルカデルは、人型戦術兵器アームド・キャバリー［AC］を開発、世界政府と対等の戦いを続ける。
　戦争開始から四年目、新米ACパイロットのヒユウ・イルマは最前線基地へと配属される。
　そこで彼を待っていたのは最新鋭自律思考型ナビゲーションシステムを搭載したフレイアスだった。

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　秋穂こだま(アキホコダマ)には新宮和人（シングウカズト）という幼馴染がいる。
　かつて『神童』と呼ばれた少年は、今や『ヘンジン』と化し、こだまに迷惑をかけまくる存在となっていた。
　中学3年の夏休み、彼は『解放能力』と呼ばれる不思議な力を手に入れ、女子生徒へのイタズラに狂奔する。
　しかし他の能力者の出現により、状況が一変。
　能力者を目覚めさせた赤い髪の少女の思惑と、能力者たちの欲望が渦巻く。
　それにこだまは否応なしに巻き込まれていくのだった。

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