泥沼の劇
第二十四回書き込み寺企画作品。「劇中劇」をテーマとした短編です。
学校の問題児集団、通称カルテットに突きつけられた挑戦状。それは、あまりに もつまらないことで知られる前衛的な劇、「泥沼」であった。
もちろん喧嘩を受けて立つカルテット。不可思議な内容の脚本に対する挑戦が、 今、始まる。
ゆめのすいぞくかん
短編小説です。
資産家の令嬢、花野子は、親に言われるままに日常を過ごし、その跡取りとなる べく生きてきた。何もかも気に入らない。そんな毎日。
ある日、独創的な水族館に、仕事で足を運んだ花野子は。
とても美味しいハンバーグ
短編小説です。
好きなものはハンバーグ。だが、世間体もあり、いい大人でもある私は、周囲に そう言うことも出来ず、鬱々とした日々を過ごしていた。
ある日、奇怪な夢を見たことから、全てが代わり始める。
薔薇の魔王
短編小説です。
神々の力を人間が凌いだ時代。神々は、人間に搾取される、哀れな存在に成り 下がっていた。
そんな中、例外的に自治を勝ち取っている薔薇の魔王の元へ、混沌を呼ぶ仕事 が持ち込まれる。
悲劇は、際限なく繰り返されるのか。
石の殿様
長崎県に古くから伝わるという設定の、嘘昔話です。
残虐な大男与助は、今日も酒に酔って大暴れしていた。
誰もが俺よりも劣る。そう信じてやまない暴れ者の前に、ある日巨大な岩が現れ る。それは、与助への、罰の形だった。
※この物語の嘘解説も、オリジナル小説ページにあります。目を通してみてくだ さい。
女王の転生
不定期連載長編、エンシェントアース第一作。
姉妹に共通する、奇妙な記憶。隕石。そして恐竜たち。
不可思議な記憶が形を持ち始める時、日常は崩壊に向かう。
この世で。人間以外の知的生命体は、生きることが出来ない。
遠きシダの森
不定期連載長編、エンシェントアース第二作
毎夜見る悪夢。巨大なヤスデが闊歩する安らぎの土地は、目が醒めてしまえば 悪夢へと変わる。
崩壊する日常。絶望の到来。
踏み出すのは、希望への一歩。
地平の果ての光景
不定期連載長編、エンシェントアース第三作
さえない助教授が突如巻き込まれる、日常との乖離。
絶望の到来。巻き込まれる坩堝。
そして見え始めるは。
大地を最初に踏みしめた、偉大なる脊椎動物の願い。
深海に逃げ延びて
不定期連載長編、エンシェントアース第四作
平凡で孤独な女子高生の身に起きる異変。
平穏を望む心は。やがて、世界からの干渉を受け、乖離を望むように。
かって深海に逃げ延びて延命した種族のように。
世界から、切り離される。
繁栄の三角
不定期連載長編、エンシェントアース第五作
司法試験を志す真理は、ある日不可解なメールが届くようになったことに気付く。
マザーグースを思わせるそのメール。違和感を増す日常。
そして、現れ来る、地獄の使者。
破滅から逃れるには。戦うしかない。
戦艦は我とともに
閉じこめられた私は、籠の中の鳥。
いや、ガラス玉の中の魚。
絶望は常に私とともにあり。
そして私は家畜であるが故に、外に出ることは出来ない。自由は私に、一生与えら れない。
短編です。
またたき☆アイドル
其処は地獄よりも悲惨な場所。
芸能界からドロップアウトした天宮ひかる。トップアイドルまで上り詰めた彼女の、 先に待ち受けていた絶望。
何もかもを失った彼女が望は。
ただ、地獄に堕ちることだけ。
短編です。
今時の翼
不定期連載長編、エンシェントアース第六作
名家の生まれだが、当主のスペア以上の存在とみなされず、ただ捨て扶持を受け 続けた私。
籠の鳥も同然の境遇に、ある日突然変化が訪れる。
力ある翼と自由は。
必ずしも、明るい未来にはつながらない。
短編です。
無言の行進
AIを搭載した戦車バルカ33は、与えられた命令に従って黙々と敵を探す。
やがて気付く。
敵どころか、もはや味方さえいないことに。
全てが死滅し果てたことに。
短編です。
穏やかスクールフードファイト
冴えない少年の周りには、一癖ある美少女が一杯。
みんな親切にしてくれる優しい良い子達ばかり。
此処は、平凡な男の子の理想郷。
短編です。
野望の角王
不定期連載長編、エンシェントアース第7作
闇世界の重鎮にして、最強能力者の一角エンドセラス。
圧倒的実力と剛腕を誇るその存在も、必ずしも無敵ではない。
迫りくる牙。来るべき闇。
最強の王にも、逃れえぬものとは。
短編です。
はんと!
雪山に住まう鬼神は頼まれて狩りを行う。
人という生物が依頼してくる狩りの獲物は。
やはり人。
生きていくために。それは仕方がない狩り。まずい肉を我慢して、狩る。
短編です。
わたしの楽園
おちこぼれ魔法使いのマーシャは、やっと師匠に一人前と認められて、故郷に。
そこで彼女がみたものは。
すべての歯車が狂う中、生まれ出るのは、本物の・・・
短編です。
とらんすみっしょん
気弱な僕は邪悪な姉とくらしていて、いつも被害をうけてばかり。
世界的な生体科学者の実験台にされる毎日。
そして、ついにとんでもない薬をもられてしまう。
短編です。
深淵願望
不定期連載長編、エンシェントアース第8作
悪化し続ける世界の中、倦怠感を抱いていた篠崎田奈は、身の毛もよだつ恐怖の 体験をすることになる。
悪夢のごとき能力の実体とは。
短編です。
灰色の花
下っ端役人の私は、魔法使い。
衰退した世界での、今度のお仕事は、どぶさらい。
衰退しても。世界の業はなくなりなどしない。
短編です。
黄金と黒
隠遁生活をしていたヒロさんの農場に姿を見せたのは、訳ありの院生。
凸凹コンビが農場で作るのは。
史上最高のマヨネーズ。
短編です。
鏖殺の山
不定期連載長編、エンシェントアース第9作
あり得ないはずの能力者が現れるとき、山は血に染まる。
大量虐殺を繰り返すその存在は。生物とさえ思えない、異形だった。
あらゆるルールが狂う中。破滅の音は、確実に迫りくる。
短編です。
流れ星の夜
不定期連載長編、エンシェントアース第10作
ついに始まる最後の時。
このままではすべてが終わる。
回避するための方策は限られ。そして、誰かが泣かなければならない。
短編です。
くらげさん
ものしずかなその女の人は、くらげを飼うのが大好き。
だけれども。ものしずかであるが故に。周囲からの誤解が、すべてを悲劇に導いて いく。
短編です。
みんななかよし
この世界から地球人同士の争いをなくすため。
一人の科学者が立ち上がった。
そして世界から争いが消えたとき。地球人はみんななかよしになった。
短編です。
糸繭の島
この世界に復讐を願う者に与えられた卵。
それから孵ったものは人を食らう芋虫。
そのものは気づかない。
気づいていたとしても、何とも思わない。
短編です。
死ぬためだけの命
それは死ぬためだけに作られたもの。
生きることもかなわず。ただ死ぬためだけに作られたそれには。
未来もなければ。尊厳も許されなかった。
短編です。
不定期連載長編、エンシェントアース第11作
深淵の理の真相。
そしてついに動き出す統べるもの。
そのものの名は。神。
短編です。
観測者たる光翼
不定期連載長編、エンシェントアース第12作
統べるものの暴虐は、一瞬にして世界の理を変えてしまう。
圧倒的な力を前にして、何ができるのか。
短編です。
絶対たる壁
不定期連載長編、エンシェントアース第13作
世界は絶対者の手に落ちた。
それは、一神教の構図ににていた。反撃の糸口は、果たしてつかめるのか。
短編です。
フラワーガーデン
遠い遠い未来。
ビニールハウスで育てられる植物は
とてもとても危険だった。
短編です。
冬虫夏草
腐りきったこの世界の常識につられて、そいつが来る。
俺の体は、冬虫夏草と同じになった。
短編です。
さぼてんの星
テラフォーミングは、今や個人でもできる時代。
ただしそれは事業として。
短編です。
小さな瓶の世界
そのホムンクルスは、錬金術ではなく科学で作り出された。
そして作り出されたのは、ある者たちの願いが故に。
小さな瓶の世界は、今壊される。
短編です。
道具の矜持
世界は滅びても、それでも何も変わらない。
全体の利益を口実に振るわれる圧政は
ついに破滅をもたらした。
短編です。
大きな世界
はじめに卵ありけり。
世界はそこから始まる。
短編です。
不可思議なる卵
その発掘物はあまりにも不可思議な存在だった
終焉を告げるそれの正体は。
短編です。
夢の果て
発掘された無害な物質
しかし、自分の周囲には怪奇現象が起き始める。
そしてついに明かされる真実とは。
短編です。
新しい翼
すべてが焼き尽くされた。
人類はその精算を今しなければならない。
短編です。
要塞の蝶
何が起きたのかはわからないが、私はただひたすらに要塞に関わらされた。
そして理由を知った時。
私は激怒した。
短編です。
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