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骨董の部屋 |
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第216 染付 蝶唐草柳樹鳥文輪花皿 | 時代:江戸中期 | 幅14.8m 高3.2cm | 裏銘 : なし |
第215 染付 祥瑞手陽刻獅子香炉 | 時代:明治以降 | 幅18.0cm 高20.4cm | 裏銘 : 二重角 梅 |
踊りの人物が描かれた角小鉢です。 購入時の表記では「阿波踊り」となっておりましたが、私には判断できません。 しかしながら、出品者は四国の業者さんなので表記の通りといたします。 踊りの描かれた器は珍品の一つであろうかと触手が伸びました。 落ち着いた美しい藍地に白抜きの踊り人の絵柄が良く映えております。 絵付けの技量、器形の造形も秀逸で品格のある作品であると思います 2021. 8. 1 |
第214 染付 阿波踊り図角小鉢 | 時代:明治以降 | 角径8.0cm 高7.3cm | 裏銘 : なし |
第213 染付 蛸唐草松竹梅大皿 | 時代:後期 | 径52.0.cm 高9.0cm | 裏銘 : 太明成化年製 |
明治期以降の大徳利です。 この手の瓶形の器ですが、ヤフーの出品者の表記名称として「徳利」と 言うものと「花瓶」と言うものが見られます。 私は時代的に考えるに、この手の器は液体保管用の日用雑器として 使われたものと思っております。 後世のガラスの一升瓶的なものとして使用されていたのでしょう。 ガラスが一般的でなかった江戸時代の陶磁器の大徳利の流れにある 製品でありましょう。 2021. 6. 1 |
第212 染付 蛸唐草・微塵唐草大徳利 | 時代:後期以降 | 高さ27〜28cm 胴径16〜17cm | 裏銘 : なし |
輪茶碗は江戸中期以降、大衆が日常的にお茶を飲むようになって 普及したものと思われます。 口径は8〜9cmで ころっとした可愛らしい茶碗です。 この形状からでしょうか「コロ茶碗」とも呼ばれます。 裏の高台周りが何とも可愛いらしくて目にすると手が出てしまいます。 その結果が今回の番外編となっております。 2021. 5. 1 |
第211 古伊万里 輪茶碗 | 時代:中期以降 | 口径8〜9cm 高7〜8cm | 裏銘 : なし |
第210 印判 型紙摺 花籠文大鉢 | 時代:明治 | 頂径31.5cm 高10.0cm | 裏銘 : なし |
明治期の紙型摺絵の印判の鉢です。 縁周りは点描の雲鶴で明治期の徳利や蕎麦猪口に使われている印判です。 見込みには青海波地に窓絵の月に波兎の印判となります。 明治期の印判の代表的絵柄の構成でこれは確保せざるを得ない 作品と思いました。 お気に入りの一品です 裏の側面にはモダンな花唐草の帯を廻してあり明治らしさを感じます。 高台はメガネ高台です。 2021.3.1 |
第209 印判 型紙摺 雲鶴波兎文鉢 | 時代:明治 | 頂径20.0cm 高6.0cm | 裏銘 : なし |
江戸中期の大振り上手蕎麦猪口です。 逆蛸と呼ばれる白抜きの蛸唐草地文に格子狭間の窓絵に梅花が描かれています。 狭間の脇に菱文が描かれておりますがデザイン的に「?」です。 注文主の家紋入り特注品かなとも思っています。 内底には中期のお皿の見込み中央に描かれるような花の丸文があり、 品格を上げています。 磁胎は薄く、裏はベタ底で富貴長春の銘です。 2021.2.1 |
第208 染付 逆蛸唐草格子狭間梅花猪口 | 時代:中期 | 頂径9.3cm 高8.5cm | 裏銘 : 富貴長春 |
尺八寸(54cm)の花鳥文大皿です。 この様な大皿がどの様に使われたのか想像もつきませんが、 昔の宴席では盛合せ皿として使用されていたのでしょうか。 それとも、私は床飾りとして使っておりますが、 そのように飾り皿として作られたものでしょうか。 蔓唐草で縁取りをした見込一杯に梅、牡丹、菊を生け花のごとく描き 小鳥を添えた絵画作品であります。 2021.1.1 |
第207 染付 蔓唐草花鳥文大皿 | 時代:幕末明治 | 頂径54.3cm 高8.2cm | 裏銘 : なし |
線描きというか、祥瑞手と言うべきか微妙な絵付けではあります。 もう少し時代の下がった典型的な線描きとは違った、細線で描かれた 祥瑞で縁取られております。 器形は型押しで見込み部が深皿になった6角皿であります。 中期末頃の作品と思われます。 見込み中央の環状文は祥瑞と波文の窓絵で囲まれた笹竹でありますが、 その生え地は何を表しているものやら分かりません。 2020.12.1 |
第206 染付 線描隅鶴祥瑞六角皿 | 時代:中期末 | 頂径29.5cm 高3.5cm | 裏銘 : 乾 |
後期鍋島と言われる猪口です。 猪口と呼ぶべきか向付と言うべきか微妙なもので、 かなり前に手に入れたのですが未掲載になっておりました。 白磁の器地の美しさ、成型の緻密さ、品の良い絵付け、 時代は下がっても流石に鍋島と言わざるを得ません。 藩窯としての責務と技術の伝承が確実に行われてきた証なのでしょう。 2020.11. 1 |
第205 後期鍋島 草花文猪口 | 時代:後期 | 径10.2cm; 高7.1cm | 裏銘 : なし |
このお皿はいつものごとく竹虎文に惹かれて手に入れたいものです。 しかしながらこのお皿、造形的にも意匠デザイン的も良くまとめられた 秀作であると思います。 青磁の器面にもマッチした美しいお皿です。 裏は七宝文繋ぎ風の文と蝙蝠がえがかれており、 銘は乾隆銘と言われるもので 後期に良く見られる構成であります。 2020/10/1 |
第204 青磁染付 竹虎文六角大皿 | 時代:後期 | 径35.2cm; 高4.5cm | 裏銘 : 乾 |
第203 染付 蛸唐草飛龍文大香炉 | 時代:宝暦 | 径23.4cm; 高13.8cm | 裏銘 : なし |
第202 輸出伊万里 芙蓉手花籠文兜大皿 | 時代:元禄 | 径55.34cm; 高8.39cm | 裏銘 : なし |
第201 藍柿 柳下鷺文八寸平鉢 | 時代:元禄 | 径23.4cm;高4.9cm | 裏銘 : 渦福 |
第200 初期伊万里 双鷺文皿 | 時代:寛永 | 径20.4cm;高3.1cm | 裏銘 : なし |
第199 藍柿 桐花七宝文台皿(柿鍋) | 時代:元禄 | 径20.8cm;高4.5cm | 裏銘 : なし |
第198 藍柿 花葛流水蛇籠文隅入角皿 | 時代:延宝 | 径18.8*12.4cm 高3.5cm | 裏銘 : 渦福 |
輸出伊万里には当然、色絵、金襴手、染錦などの華やかな作品も 渡っております。 当コレクションは染付製品を主眼として伊万里焼の歴史を辿っておりますが、 近世ヨーロッパにおいて好まれた輸出伊万里を俯瞰するにあたり 色絵製品の片鱗だけでも示すことが必要と考えて加えたものであります。 見込み中央には典型的な菊花文、三方窓絵に鳳凰文の縁周り、 裏は兜形の無文無銘。 2019/3/1. |
第197 輸出伊万里 染錦 花鳥文兜形皿 | 時代:元禄 | 径22.2cm 高2.6cm | 裏銘 : なし |
第196 輸出伊万里 花鳥縁鳳凰文皿 | 時代:元禄 | 径22.2cm 高2.6cm | 裏銘 : なし |
第195 輸出伊万里 芙蓉手花鳥文大皿 | 時代:元禄 | 径40.1cm 高9.0cm | 裏銘 : 角福 |
第194 藍九谷 羽団扇に宝物文皿 | 時代:寛文 | 径15.0cm 高3.0cm | 裏銘 : なし |
第193 染付 洋犬に阿蘭陀人文陽刻皿 | 時代:宝暦・寛政 | 径21.5cm 高3.0cm | 裏銘 : あり(不詳) |
第192 藍九谷 雲波縁草花文皿 | 時代:前期 | 径20.3cm 高3.1cm | 裏銘 : なし |
初期伊万里を代表する作品です。 見込みには海辺の山水人物が描がかれ、「倣筆意」の文字と落款があります。 縁周りは簡素な花文を配した亀甲文繋ぎで縁取りしております。 「倣筆意」と記された陶片は天神森窯から出土しており、 天神森窯と考えられる初期伊万里です。 天神森窯は最初期の初期伊万里を焼成した窯と言われています。 まさに、草創期の初期伊万里です(1616〜1630年代)。 2019.9.1 |
第191 初期 亀甲縁銘款入山水文皿 | 時代:寛永 | 径16.0cm 高32cm | 裏銘 : 角福 |
第190 藍九谷 陽刻波濤縁枝折花文皿 | 時代:寛文 | 径21.4cm角 高3.9cm | 裏銘 : 福 |
初期伊万里の色絵です。 同じ皿で上絵付のない染付のお皿も存在します。 元々色絵を意図したものではなく、染付作品に職人さんが様々な 試行をしたものでしょう。 造形の整った折縁形の中皿で、口辺の折縁部分に柔らかで 丁寧な筆致で唐草を廻らせ、見込みには童子を伴った文人風の人物が、 遠景の対岸を悠然と望んでいる様子が描かれております。 2019.7.1 |
第189 初期色絵 唐人物文皿 | 時代:寛永 | 径17.1cm 高1.7cm | 裏銘 : なし |
第188 藍柿 雲中鳳凰雨降文皿 | 時代:延宝 | 径18.6cm 高3.7cm | 裏銘:宣嘉年製 |
一房の藤の花が、見込みの円の中にデザイン的に収められている。 古伊万里において対象をこれほど図案化した作品は希少である。 優れた写実的絵柄の多い藍九谷の中にあって、 この作品は図案的意匠として誠に秀逸、代表的な作品であると思います。 縁周りは陽刻で銀杏葉繋ぎ文が施され、 裏は高台周りと高台内に巻線、銘は角福 2019/5/1 |
第187 藍九谷 下り藤に陽刻銀杏繋文皿 | 時代:寛文 | 径20.7cm 高3.1cm | 裏銘:角福 |
延宝期の藍柿のお皿です。 美しい呉須の発色は特筆すべきものがあります。 二重巻線で仕切られた見込みには、呉須の濃淡、グラデーションを使い分け 一幅の水墨画のごとき山水画が描かれます。 染付技法の頂点と言えるものと思います。 型打ち成形による端正な縁反りの器形で縁周りは独特の陽刻になっており、 裏は手をかけた唐草をまわしております。 銘は「太明成化年製」 2019/4/1 |
第186 藍柿 山水家並文陽刻7寸皿 | 時代:延宝 | 径21.5cm 高3.9cm | 裏銘:太明成化年製 |
第185 初期伊万里 芥子花文7寸皿 | 時代:初期 | 径21.1cm 高2.2cm | 裏銘:太明成 |
見込みには一枝の梅花が描かれ、縁周りにも窓絵の梅花が五つ描かれて おります。窓絵と窓絵の間は雲か雪かと思われる文様が陽刻を施して 埋めてあります。藍九谷でも古作のほうだと思います。 このお皿の縁周りと同じもので、見込の絵の違うお皿を見たことがあります。 陽刻があるので型打ち成形でしょうから、いくつかのバリエーションが あったのでしょう。 裏は高台周りと高台内に巻線、銘は角福 2019/2/1. |
第184 藍九谷 陽刻縁草花文皿 | 時代:寛文 | 径20.7cm 高3.1cm | 裏銘:角福 |
山中の庵に学ぶ賢人を訪ねる唐人物を中心に山水文を 描いた 柿右衛門手の典型的な皿です。 唐人の細かな表情に至るまでまことに藍柿と云える筆致です。 この意匠は藍柿の代表的な作の一つで大皿にも同意匠が見られます。 型打ち成形で稜花形に作り口紅を施した、極めて薄手の最上手の造りです。 裏面は丁寧な唐草文をめぐらし銘は渦福 2019 元旦 |
第183 藍柿 唐人物文輪花皿 | 時代:延宝~元禄 | 径22.0cm 高3.2cm | 裏銘:渦福 |
第182 藍九谷 鳩文字文皿 | 時代:前期 | 径15.2cm 高2.6cm | 裏銘: 宣徳年製 |
明治以降のベロ藍のお皿です。 後期の作に良く見られる麒麟を描いた作品ですが、 芙蓉手から派生したと思われる縁周りの変形皿になっております。 この時期のものは古伊万里とは言わないのかと思いますが、 古伊万里の流れを色濃く残した作です。 ベロ藍作品も日本の磁器の推移を辿る意味では 当コレには必要欠くべからざる作品群です。 2018.11.1 |
第181 ベロ藍染付 麒麟文変形皿 | 時代:明治期 | 径16.0cm 高32cm | 裏銘: 角壽? |
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