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初期伊万里から藍九谷への移行期の作品です。 周辺部には四つの窓絵と言うか花弁文を描き、その間を薄ダミの雲状文様でつないでいる。 見たことのない意匠で表現が難しい。 区切りの二重巻線の内側には芥子の花かと思われる草花が一輪、力強く描かれる。 裏には伸びやかな瓜文とツルが描かれております。 傷皿でありますが生掛けの釉薬の肌が心地よい雰囲気であります。 銘は「太明成」 初期から藍九谷への移行期の作品には 「太明」 が多く見られますが、 太明成化年製の 「成」まで書かれております。少し違うところを見せたかったのしょうかね〜 2019/3/1 | |||||
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