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明治以降のベロ藍のお皿です。 後期の作に良く見られる麒麟を描いた作品ですが、 芙蓉手から派生したと思われる縁周りの変形皿になっております。 この時期のものは古伊万里とは言わないのかと思いますが、 古伊万里の流れを色濃く残した作です。 ベロ藍作品も日本の磁器の推移を辿る意味では当コレには必要欠くべからざる作品群です。 と言いますか、私はベロ藍の発色も嫌いじゃないのです。 勿論、絵付けの雑なものは論外ですが、それなりに手をかけた作品は面白い。 ベロ藍の強烈な発色によるコントラスト豊かな作品には、独特のインパクトがあります。 2018.6.1 | |||||
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