藍九谷 陽刻縁梅が枝文皿
寛文:径20.7cm  高3.1cm

庭の梅の蕾も大分膨らんできましたが、
正月からこちら厳しい寒が続きましたので開花には至りません。
いずれにしても間もなく綻ぶことでしょう。

見込みには一枝の梅花が描かれ、縁周りにも窓絵の梅花が五つ描かれております。
窓絵と窓絵の間は雲か雪かと思われる文様が陽刻を施して埋めてあります。
藍九谷でも古作のほうだと思います。

このお皿の縁周りと同じもので、見込の絵の違うお皿を見たことがあります。
陽刻があるので型打ち成形でしょうから、いくつかのバリエーションがあったのでしょう。

裏は高台周りと高台内に巻線、銘は角福

2019/2/1.

 




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