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骨董の部屋 |
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お正月展示 「一富士二鷹三茄子」 の鷹 力強い松樹や鷹図に惚れて手に入れました。 深さのある、いわゆる鉢皿と呼ばれる器形で大皿としては古いタイプであります。 裏は銘なしで、山水が描かれているのも珍しい。 中期末から後期初のものと思っております。 2009年2月1日 @ |
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第80回 染付 荒磯松樹鷹図大皿 | 時代:江戸初期 | 寸法:径40.0cm 高さ 9.1cm | 裏銘: |
今月のこの2点は「線描」の作品と意図して蒐集したものです。 「飛龍文」は近隣の骨董屋さんで見つけたもの。これは羽根のある龍、いわゆる「DRAGON」ですなー。 もうひとつは「寿丸文」の代表的意匠で以前から予定していたもの。(ヤフオク) 2008/8/1 |
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第74回 染付 線描蕎麦猪口 | 時代:江戸後期 | 寸法:径cm | 裏銘:なし |
この皿も駆け出しの頃から気になっていた皿で、数年前に手に入れたときは嬉しかったー。お気に入りの一枚なのです。 七宝文と呼んで良いのかどうか、立ち縁になった部分に、濃淡交互に塗り分けられた丸文を配し、青海波風の波文で水を表し、水草に鮎を描く。 フラットになった見込みの意匠のパターンとしては、古印判を併用した元禄時代の皿に見られる様式の系統であると思っておりますが、器型や裏文様からそれよりやや古いものであると判断しております。 2008/7/1 |
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第68回 染付 七宝繋波に鮎文文皿 | 時代:元禄期 | 寸法:径21.7cm | 裏銘:なし |
松樹文が気になってしょうがない、見つけると触手がうごめく。 染付にハマって以来、初期伊万里独特の味のある松樹にずっと憧れ続けてているからである。 このお皿の松樹でありますが、これはこれで誠に古染付らしい表現であると思います。 初期伊万里の表現とは少し違う感じがしますが、当然その源流であることは間違いのないことでしょう。 2008/6/1 |
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第67回 古染付 月に松樹文皿 | 時代:明朝末期 | 寸法:径15.3cm | 裏銘:なし |
墨弾きと塗埋めを併用した鷺図のこの皿は「文化文政」期のものらしい。 この手の白抜きの群鷺図は後期を代表的する意匠の一つで、一般的な丸皿や長角皿などのものも見られます。以前から時々出会っており気に入っておりましたので、いずれは手に入れなければと思っておりました。 2008/4/1 |
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第66回 染付 白抜き白鷺文八角皿 | 時代:江戸後期 | 寸法:長径21.2cm | 裏銘:なし |
50000ヒット達成記念 正方に開けられた窓に愛くるしい尾長鳥が描かれた藍九谷で大変気に入ってます。 薄瑠璃に墨弾きで縁取りされた唐草も良い感じです。 裏の銘は古九谷様式にみられる、「角福」である。 2007/12/1 | |||||
第65回 藍九谷 窓抜花鳥文皿 | 時代:江戸前期 | 寸法:径18.2cm 高3.0cm | 裏銘:角福 |
天保伊万里と称されているお皿ですがデザインとしては誠に秀逸であります。 眺めていて飽きません、輪繋ぎにした鷺、雲の表現、柳の木、林の表現、鷺の周りの濃に散らされた白点、技法的には目新しいものではありませんが構成が見事です。 器形は輪花の型物ですが裏の作行など総体に観れば、決して上手とは思えません。天保時代には染付磁器も庶民の器となっておりましたので、特別な製品ではなかったのでしょうが、この時代にも才能豊かな職人さんは居りましたですね。 間違いなくこの時代の傑作の一つであろうと思います。 2007/11/10 | |||||
第64回 染付 輪繋鷺風景輪花皿 | 時代:天保 | 寸法:径18.5cm 高2.5cm | 裏銘:なし |
コイマリストの皆様にはすでにお気づきのことと思いますが、これは写しであります。 このお皿は英国のロイヤル ウースター窯 1910年頃のデザートプレート、私の C &S トリオ コレクションの一つです。裏の表記で見ると、1768年頃の初期ウースターの「OLD BOW」という作品の復刻版のようです。 1700年代のヨーロッパを風靡した伊万里、柿右衛門の写しの一つであったのでしょう。柿右衛門の写しはドイツのマイセン柿右衛門が有名ですが、独特の雰囲気を持ったマイセン柿右衛門とは違って、ウースター柿右衛門は原典に忠実な写しであるようです。 2007/7/1 | |||||
第63回 柿右衛門写 梅に鶉文皿 | 1930頃 | 寸法:径16.0cm*高2.5cm | 裏銘:ウースター窯マーク |
この皿は天保時代頃のもので、おそらく10枚くらいの数皿だったようです。 この地区では、素封家の豪農あたりで揃えておったものでしょう。 各皿を見比べてみると、鱗が描いてあったり無かったりで、かなりいい加減なものでありましたが、この皿はその中では一番丁寧なもので描くべきものはみんな揃っておるようでした。 絵の感じや裏の感じからこれも志田のようです。これは6寸皿ですが、志田の尺皿で見たような気がします。 銘は「青」と呼ばれるものだと思います。 2007/6/1ーー | |||||
第62回 染付 登竜門図八角皿 | 時代:天保 | 寸法:径16.0cm*高3.8cm | 裏銘:青 |
この器形のお皿も中期後半からの新様式の代表的なものである。 この時期以降の独特の呉須で、墨はじきを用いた塗埋めの縁周りになっており、 4方に宣徳年製の文字が端正な筆致で記されている。 見込の図は竹林賢人の図が描かれているが、同手の少し時代の下がった賢人図に見られるようなデホルメされたマンガチックな人物でなく、比較的リアルに描かれているように思う。 先月の人物の描写からの推移と考えるならば時代的には近いもので、この様式のお皿としては早期、天明から寛政初のものと思われる。 2007/5/1 | |||||
第61回 染付 竹林賢人図変形深皿 | 時代:天明寛政 | 寸法:径15.4cm*高5.7cm | 裏銘 :乾 |
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