色絵 団龍文見込梅牡丹文皿
江戸中期:径22.0cm*高3.4cm
色絵のうち染錦と呼ばれるものである。
色絵、金彩、染付(釉下彩)をもちいてデザイン構成されたものを呼ぶ。
染付がまったくの一文様としてではなくある部分について主たる意匠として配置されているものを呼ぶのであろうと解釈している。
染付が重要なパートを担当している以上、当コレクションでも所蔵しなければならないものとと考えた。
見こみ周りの環状模様の渦文や、裏絵の宝文も丁寧で、元禄末から享保頃の作と判断する。
全体の色使いも落ち着いたもので、品良くまとまっている。