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この器形のお皿も中期後半からの新様式の代表的なものである。 この時期以降の独特の呉須で、墨はじきを用いた塗埋めの縁周り。 宣徳年製の文字が端正な筆致で記されている。 見込の図は竹林賢人の図が描かれているが、同手の少し時代の下がった賢人図に見られるような デホルメされたマンガチックな人物でなく比較的リアルに描かれているように思う。 先月の人物の描写からの推移と考えるならば時代的には近いもので、この様式のお皿 としては早期、天明から寛政初のものと思われる。 また、上記しているが文字の立派さである。この時代の絵付けの職人さんは 「書」の修行もしていたことをうかがわせるものである。 私は字が下手くそだから良く判る・・・あはは 2007/5/1 |
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拡大図 |