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あはは・・・・コイマリストの皆様にはすでにお気づきのことと思いますが、これは写しであります。 でもね、そんじょそこらの偽柿とはチャイマンネン。 このお皿は英国のロイヤル ウースター窯 1910年頃のデザートプレート、私の C &S トリオ コレクションの一つです。 裏の表記で見ると、1768年頃の初期ウースターの「OLD BOW」という作品の復刻版のようです。 1700年代のヨーロッパを風靡した伊万里、柿右衛門の写しの一つであったのでしょう。 柿右衛門の写しはドイツのマイセン柿右衛門が有名ですが、独特の雰囲気を持ったマイセン柿右衛門とは違って、 ウースター柿右衛門は原典に忠実な写しであるようです。 このお皿を眺めていて感じたことは、「柿右衛門はなんて素晴らしいのだろう」でありました。 古伊万里に興味をもって骨董界を見廻していれば、数多くの偽柿に遭遇しますが 嫌悪感すら覚える下品なものばかりでありますが、この写しにはそれがありません。 さすが英国古窯の一つロイヤルウースター窯です。写しではあっても偽物を作ったのではなく 柿右衛門デザインの完璧さを見抜き畏敬の念をもって模写しているのでしょう。 ですから、私にはこの皿が素晴らしいではなくて、柿右衛門の素晴らしさばかりが感じられるのだろうと思うのです。 2007/7/1 新規BBS みんなの談話室 |
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