藍柿 白抜唐草縁鳳凰文深皿 元禄年:径15.3cm 高5.5cm
 
盛期の技が覗える作品である。
特筆すべきは「檜垣(網代)紋」の精緻さ、こうした連続文様の場合、
書き出しと終わりの接合部につじつまあわせの調整があって、どうしても乱れがある。
この皿の檜垣紋にはまったく破綻がない。
まさに神業!驚異的である。