| ||||
先日、仕事先の帰路に通過する街にある何でもあり骨董屋さんに立ち寄った。 こちらの方面は月1なので、お店が開いているときは寄ってみる。 蔵出しを主にしているということで古伊万里関係はあまり置いてない。 したがって「何か面白いもの」ないかなーという感じで店中眺めて歩く。 今回はこの皿の5枚組があったが、値段を聞いてみるとかなり強気の値段であった。 志田の「竜虎」以来「鯉」のお皿に興味を持っていたし、しばらく後期ものを取り上げようと思っているので、 どうしようかなーと思ったのですが、 この皿の組物で料理を載せてみても、美味しくなるとも思えないのでやめた。 横に3枚ほどバラで置いてあったので聞いてみるとホツ有りだということ。 「ほう、ワシはこれで良いんじゃー」 とその中の一番良いのを一枚だけ連れてきた。 この皿は天保時代頃のもので、おそらく10枚20枚の数皿だったのでしょう。 各皿を見比べてみると、鱗が描いてあったり無かったりで、かなりいい加減なものでありましたが、 この皿はその中では一番丁寧なもので描くべきものはみんな揃っておるようでした。 アハハ 絵の感じや裏の感じからこれも志田のようです。これは6寸皿ですが、志田の尺皿で見たような気がします。 銘は「青」と呼ばれるものだと思います。 2007/6/3 |
||||
|