■ シアー 【しあー】 |
銃火器のパーツのひとつ。トリガーとハンマーの間にあり、ハンマーを起こした際に固定する役目をもつ。トリガーを引くことでシアーが解放され、ハンマーが倒れる仕組みになっており、シアーの固定が銃の安全装置になっている場合がある。劇中でK.O.G.がバスター砲を使用した際、トリガーの操作をソープが、シアー解放のタイミング合わせをラキシスが行っていた。このことから、バスター砲のトリガーとシアーはパーツ同士のギミックで稼動するのではなく、それぞれ別系統で操作する仕組みになっていることが予想される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-169 |
■ ジ・アトラス 【じあとらす】 |
アトラスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-165 |
■ 幸せ少女 【しあわせしょうじょ】 |
幸せいっぱい夢いっぱいの少女。永野センセーがワスチャ・コーダンテに与えた尊称である。FSSの劇中で唯一、幸せとは何であるかを無意識のうちに知り得ている人物。人生を「そのまんま」生きることがいかに簡単でいかに難しいか、彼女を見てたらいろいろ伝わってきますね。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-096 |
■ 技(シー) 【しー】 |
第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第5惑星。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-198 |
■ 枝(シー) 【しー】 |
技(シー)の間違い。技(シー)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-051 |
■ シー・オブ・マザー・ファッティス 【しーおぶざまざーふぁってぃす】 |
ジュノーのロンド大陸の西方に広がる大洋。直訳すると「母なる女神の海」となるだろうか。ファティマ・ファティスが誕生する以前から存在していた名称と考えられるが、詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-011 |
■ 技(シー)騎士団 【しーきしだん】 |
正確には「技騎士團」と書く。超帝國焔星騎士団はスタント遊星がもつ惑星の名前に因んだ幾つかのグループに分かれているらしく、劇中には令(ヒョウ)騎士団と膨(ホウ)騎士団が登場している。技(シー)騎士団はコミック収録時のセリフ変更で裏設定となってしまった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ12-084 |
■ シーク 【しーく】 |
アトワイト公国の王族のひとり。枕が20cm以下でないと安眠できないらしい。・・・って、普通の枕は20cm以下だよな。つまり他の王族の皆様は20cm以上の枕を使用しているってことか。貴族はそれが普通なんでしょうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-215 |
■ ジーク 【じーく】 |
ノルガン・ジークボゥの愛称。ノルガン・ジークボゥの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-370 |
■ シークーロン 【しーくーろん】 |
ザイ・クー・ローンとも。光のタイ・フォンがクラウン銀河の中心部スターバーストへ渡る際に使用した次元航行船。彼女はこの宇宙船と共にスターバーストに留まり、今もなお全宇宙の全ての記録が書き記されている聖典モナーク・セイクレッドの閲覧を続けているらしい。 |
別名・異名・正式名など: ザイ・クー・ローン 初掲載: #10-158 |
■ ジークフリート 【じーくふりーと】 |
ドイツの英雄叙事詩「ニーベルンゲンの歌」もしくはリヒャルト・ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」に登場する英雄。前者では名剣バルムンク、後者では魔剣ノートゥングを携える。悪龍ファフニールを倒した際にその血を浴びて不死となるが、背中に菩提樹の葉が貼り付いていたためにそこだけ血を浴びることができず、最後はその唯一の弱点を槍で貫かれて命を落とすことになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-012 |
■ シーク・モード 【しーくもーど】 |
ある特定の条件下で発現するファティマ・エストの黒騎士捜索モード。ファンタム・プログラムによって全制御が解除され、ミラーリング・スクリプトによって擬似人格「バーシャ」が発現してブラック・ファッティースとなる。この状態のエストはファティマとしての基本的な本能・・・自身に見合う騎士を得てマスターとする機能が発動しなくなり、黒騎士になれる素質・技術をもつ騎士に出会うまで放浪を続けることになる。また、シーク・モードはエストが黒騎士となるべき人物に出会った瞬間に解除される。その際、バーシャであった期間の経験や記憶は一切消去されるため、エスト自身がこれらの人格変化を自覚することはできないらしい。シーク(seek)とは「捜し求める」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ シーケンサー 【しーけんさー】 |
同調機とも。コラース・ハグーダ戦の最終戦において、コーラス軍のMHが戦闘開始後の第2波攻撃準備中にシーケンサーを入れる描写がある。おそらく、部隊の各MHの動きを記録することにより、互いの位置確認のサポートや移動方向のナビゲートを行う機械と思われる。もしくは、各MHの設定を互いに同調させる機械だろうか。詳細は不明。音楽用語で、自動演奏するための音程やリズムを記録する機器およびソフトウェアもシーケンサーと呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 同調機 初掲載: #03-082 |
■ シーザ 【しーざ】 |
ヤクト・ミラージュ[グリーンレフト]が装備する主右砲(バスター・ランチャーEB-501)の識別名。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-045 |
■ ジーザス 【じーざす】 |
ヤクト・ミラージュに眼球同軸レーザーを装備した天照に対して、パルテノが云い放った悪態。「Jesus!」で「こんちくしょうが!」といった感じだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-104 |
■ シーザフォーン 【しーざふぉーん】 |
バビロン王家のMH。F.U.ログナーが個人で所有する。これまでに公開されている情報から察するに、ダイアモンド・ニュートラルが製作・提供したMH雷丸と同一の機体を指しているものと考えられる。マイティ・ミラージュ[雷丸]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-054 |
■ シージー王国 【しーじーおうこく】 |
かつてジュノーに存在していた王制国家。戦争により国家が崩壊し、王族と多くの住民がカーマントーに移住したらしい。当時、カーマントーの採掘者たちは自治権獲得のための国家代表を求めていたため、王国を失ったシージー王家を代表として選出し、新たにシージラック王国が成立することとなった。つまり、ミラージュ騎士のタイトネイブはもともとジュノーにあった騎士家の子孫ということになる。シージラック王国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-114 |
■ シージラック・オリビー・タイトネイブ 【しーじっくおりびーたいとねいぶ】 |
ミラージュ騎士オリビー・タイトネイブの正式名。高校在学中に元服した彼女は、家名を引き継いでこのフルネームとなった。ちなみに、タイトネイブはコミック12巻の時点で中学生である。シージラックの名を継ぐのは、魔導大戦の開戦から数年後となる。オリビー・タイトネイブの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-024 |
■ シージラック王 【しーじらっくおう】 |
シージラック王国の国家元首。オリビー・タイトネイブの父王である。ダイアモンド・ニュートラルを泰千錫華に紹介した人物。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-114 |
■ シージラック王家 【しーじらっくおうけ】 |
惑星カーマントーのシージラック王国を治めている王家。かつてジュノーにあったシージー王国を治めていた王家であるが、カーマントーへの移住と新たな王政の成立をもってシージラック王家と名前を変えたのだろう。ミラージュ騎士オリビー・タイトネイブは、この王家の跡取り娘である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-196 |
■ シージラック王国 【しーじらっくおうこく】 |
惑星カーマントーにある王制国家。ドーム都市や浮遊都市で生活する採掘者の集合体の中で、唯一国家としての基盤を保持している小国として知られる。国家代表はかつてジュノーにあったシージー王国の王族であり、彼らが戦争から逃げ延びてカーマントーに渡った後、同様に移住してきた国民や自治権の獲得を望む採掘者たちの支持を受けて代表に立ったとされる。星団会議におけるカマントーの惑星代表であるが、その発言力は未だに低く、宇宙民同士の連携を進めている状態にある。ミラージュ騎士のオリビー・タイトネイブは、このシージラック王国の王女である。 |
別名・異名・正式名など: シージロッタ王国 初掲載: #10-005 |
■ シージラック王女 【しーじらっくおうじょ】 |
シージラック王国の王女。名前はオリビー・タイトネイブ。オリビー・タイトネイブの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-105 |
■ シージロッタ王国 【しーじろったおうこく】 |
シージラック王国の初期名称。シージラック王国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-055 |
■ シーゾス王国 【しーぞすおうこく】 |
ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のうちのひとつ。ハスハント共和国の南部とつながる王制国家。首都は自由貿易が盛んなスクワルト。魔導大戦勃発時はAP騎士団のマルコンナ隊が駐屯していた。現在もミノグシア連合の旧体制派であることを表明しており、バッハトマ枢機軍の排除と旧体制の復権に向けて活動中。マルコンナ隊の半数が新たにシーゾス騎士団を名乗り駐屯している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-087 |
■ シーゾス騎士団 【しーぞすきしだん】 |
魔導大戦の勃発後、ハスハおよびミノグシア連合との協定を維持し、旧体制派を表明したシーゾス王国の王国騎士団。旧AP騎士団のマルコンナ隊に当たる(半数は分離してナカカラ・クルル王国に移動した)。使用MHはA・トール[MMS]のほか、増産されたドーチュー隊仕様のA・トール(A・トール[DS])が含まれていた可能性がある。配備数は35騎。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-148 |
■ シート 【しーと】 |
デルタ・ベルン東方10国を構成するシウト公国の首都。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ シートパンツ・プラスチック・スーツ 【しーとぱんつぷらすちっくすーつ】 |
おそらくショートパンツ・プラスチック・スーツの間違い。下半身がショートパンツになっているプラスチック・スーツのこと。ラキシスが所有する紅白のスーツを指す。クルーズ・スーツとも呼ばれる。クルーズ・スーツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-338 |
■ シープスキンバック 【しーぷすきんばっく】 |
毛を刈っていない羊の表革を用いて作られた裏当てのこと。ボア状になっており、防寒効果が高い。ファティマのベルトは裏地がシープスキンになっている。ちょっと暑そう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-149 |
■ シープホーン 【しーぷほーん】 |
フェザー・ドラゴンのメインホーン(頭部後方の角)。羊の角のようにらせん状に巻いており、その色はスリーカラーゴールド(赤金、白金、黄金)により彩られている。売却すれば巨万の富を得られるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-175 |
■ シーブル 【しーぶる】 |
シーブル国とも。ボォスのハツーダン大陸に位置する小国であったが、星団暦2900年代の末期から宰相であり魔導師のディ・バローの働きによって台頭。ダイバーズ・パラ・ギルドから離反した一部のダイバーを扇動してダイビング・アシッドの生産と売買を展開。その利益によってビューティ・ペール率いるユーコン財団の運営を援助し、ボォスの裏社会とのつながりを強固にしていった魔導色の強い国家である。星団暦2992年にドラゴンの生み出す「命の水」を巡ってA.K.D.軍と衝突し、主宰者であったディ・バローを失うも、突如として出現したディス・ヒフツェン・ボスヤスフォートによって再度国を興されバッハトマ魔法帝国の礎となった。隣国のウースー共和国に対してはディ・バローの時代から影響力を強めており、ほとんど傀儡国家として運営していたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-007 |
■ シーブル王国 【しーぶるおうこく】 |
シーブル国の初期名称。シーブルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CHR |
■ シーブル国 【しーぶるこく】 |
シーブルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-167 |
■ シーブル国家騎士団 【しーぶるこっかきしだん】 |
シーブル国の国家騎士団。ウースーから放逐されたメイユ・スカを拾い上げて司令官に抜擢するなど、騎士団の根幹となる部分にどうにも厚みが感じられない組織である。ディ・バローが宰相を務めた国家とだけあって、魔導色の強い国家だったのだろうか。あるいは、「命の水」の探索を目的として寄せ集められた騎士(メイユ・スカ、パイド・パイパーのメンバー、傭兵のブラフォード)以外に、国家騎士団の本隊が王城に残っていたのかも知れない。シーブルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-221 |
■ シーブル城 【しーぶるじょう】 |
シーブル国の王城。シーブル国が瓦解し、バッハトマ魔法帝国として再建された後は、そのままバッハトマの王城として使用された。しかし、バッハトマ主宰ボスヤスフォートは議会らしい議会を持たず、自身はカステポー周辺に潜伏し、配下のダイバー集団に裏から指示を出すことで国家の運営を行っているらしい。「PS」では魔導大戦勃発以前に議会制による運営に戻ったという解説があるが、劇中では魔導大戦勃発後も依然としてカステポーに中枢を置いているという説明がある。シーブル城が王城本来の機能を取り戻すのは、魔導大戦の後半以降である。バッハトマ城の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-058 |
■ ジー・ボリショイ王国 【じーぼりしょいおうこく】 |
太陽紀の時代においてジュノーのジー・ボリショイ大陸に成立していた王制国家。バナロッテ・ボリショイ・ナフマーニャの母国である。その国家規模は大陸最大とされているが、王子を殺害した錬金術師の討伐に際して、王女自ら、しかもたったひとりで向かったことから、強大な軍事力を備えていた訳ではないようだ。あるいは、王子の殺害と共に騎士団も壊滅させられていたのかも知れない。名前の元ネタはロシアのボリショイ・バレエだろう。ボリショイ・バレエの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: ボリショイ王国 初掲載: PS-064 |
■ ジー・ボリショイ大陸 【じーぼりしょいたいりく】 |
太陽紀の時代において、ジュノーのロンド大陸とボリショイ大陸が衝突・結合することで形成された巨大な大陸。バナロッテ・ボリショイ・ナフマーニャの母国であるジー・ボリショイ王国は、この大陸きっての大国であったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-159 |
■ ジー・ボルガ王家 【じーぼるがおうけ】 |
ボルガ・レーダー家とも。フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。帝国の西端に本拠を置く。・・・となっているため、おそらくは帝国の西端にある都市マディソンに居城を構えているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-028 |
■ シーム 【しーむ】 |
縫製ラインとも。衣服の縫い合わせの部分のこと。通常は布が織り込まれる部分になるため、線上に浮き上がった状態になる。ファティマスーツについてもシーム状に見える部分があるが、これは縫い合わせではなく、ほとんどの場合はエアコンなどの制御バイパスか、着脱時の分割ラインになるらしい。あるいは、コスプレをやるヒトはここを縫合するように、という永野センセーの指示出しなのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 縫製ライン 初掲載: PS-046 |
■ シームレス 【しーむれす】 |
シーム(縫製ライン)がないこと。衣服全体が最初から一体化しているものや、縫製ラインがほとんど出ない縫合や薬品処理によって縫い合わせを目立たなくしているものを指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-046 |
■ シーメイル 【しーめいる】 |
「shemale」でいわゆる「オカマ」のこと。劇中で、シャフトが魔導師を指してこのように揶揄しているシーンがある。騎士と比較して単純にナヨナヨしているというイメージからこのように例えたものと思われるが、詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-102 |
■ シーリング 【しーりんぐ】 |
空気や水の漏出、埃の浸入、脆弱な部分の露出を防ぐために密封すること。装甲の隙間をゴムで塞いだり、服の隙間をマジックテープで止めたり、目的や素材に応じてシーリングの方法は異なる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-086 |
■ シーリングハッチ 【しーりんぐはっち】 |
気体や液体が通過できないよう、接触面にゴムなどが取り付けられている密閉式のハッチのこと。ファティマ・シェルや騎士コクピットのハッチは、内部空間を密閉できるようにシーリングハッチが採用されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-072 |
■ シールド 【しーるど】 |
ジョーカー星団における一般的な船舶(貨物船や民間船などの宇宙船)が装備している対物理障壁のこと。宇宙空間に浮遊している流星物質やゴミの衝突を防ぐもので、船舶同士の接触や兵器による攻撃を防ぐことはできない。軍艦であればより強力なシールドを備えているものと思われるが、多くの戦艦がバスター砲を備えている点から考えて、やはり大した防御力には成り得ないだろう。また、一部のダイバーは対物理・対魔法用のシールドを張ることができる。ボスヤスフォートのシールドは非常に強力であり、バスター砲の直撃すら跳ね返してしまうらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-024 |
■ シールドコーティング 【しーるどこーてぃんぐ】 |
生地の表面に防弾・耐熱処理を施すこと。ファティマスーツ(とくにデカダン・スタイル)のベルトには、シールドコーティングが施されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ ジーンズ 【じーんず】 |
デニム生地や他の綿生地を用いて作られたカジュアルなズボンのこと。仕立屋のJacob W. Davis(ジェイコブ・W・デービス)がLevi Strauss(リーヴァイ・ストラウス)から仕入れたキャンバス生地を用いて作りだした作業パンツがその起源。デービスは銅リベットでポケットの両端を補強する方法を思いついたが、特許の取得に必要な資金が無かったために権利を折半するという条件でLevi Strauss & Co.(リーバイ・ストラウス社)に特許申請を依頼。特許申請が1873年に受理され、この作業パンツがリーバイ・ストラウス社の製品として製造販売された。これがジーンズの原型とされる。リーバイの501の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ ジ・インタシティ 【じいんたしてぃ】 |
星団初の4ファティマのひとり。4ファティマは定冠詞を付けて呼称される場合があるようだ。インタシティの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-212 |
■ シウト 【しうと】 |
シウト公国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ シウト公国 【しうとこうこく】 |
シウト国、シウトとも。デルタ・ベルン東方10国のうちのひとつ。グリース王国と内湾を挟む形で北側に位置しており、バビロン王国の西端と隣接する。首都はシート。 |
別名・異名・正式名など: シウト国、シウト 初掲載: DE1-036 |
■ ジェイド・テンプル 【じぇいどてんぷる】 |
ダイアモンド・ニュートラルが設計したテンプル・シリーズのひとつ。セイレイ・コーラスが持ち込んだエンゲージ・オクターバーSR3の設計図を用いて製作されたレプリカ騎である。イレーザー・エンジンの再設計や周辺補機の見直しを行うことで、SR3[初期型]にあった出力不足・不安定さを解消している。別名「翡翠の宮殿」。ジェイド・テンプルはダイアモンド・ニュートラルが識別用に付けたコードネームで、完成後は専らセイレイ・ジュノーンと呼ばれる。エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-095 |
■ シェイメン 【しぇいめん】 |
SHAMENの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ19-039 |
■ じぇーしーすたっふ 【じぇーしーすたっふ】 |
「がんばれエストちゃん」において、永野センセーの部屋に転がっていたダンボール箱に描かれていた文字。アニメーションの企画・制作会社である株式会社ジェー・シー・スタッフ(J.C.STAFF)が元ネタ。竜の子プロダクションの出身で、キティ・フィルム三鷹スタジオのプロデューサーを務めた宮田知行が1986年に創業した会社である。代表作は「少女革命ウテナ(1997)」、「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(1999)」、「あずまんが大王(2002)」ほか多数。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ37-010 |
■ シェード 【しぇーど】 |
日よけ。ひさし。一部のMHは頭部にシェードを備えている。ただし、よほど強力な閃光でもない限り、MHの眼は光を直視してもとくに問題無いはずなので、ただの飾りかバランサーの役目を持たせて装備しているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-054 |
■ ジェームズ・ブラウン 【じぇーむずぶらうん】 |
ファンクの帝王として知られるアメリカ人歌手。本名はJames Joseph Brown Jr.(ジェームス・ジョセフ・ブラウン・ジュニア)。1933年サウス・カロライナ生まれ。15歳の時に車の窃盗により逮捕されるも、刑務所内でゴスペル・グループを組み、その音楽に対する姿勢から刑期よりも早い19歳の時に仮釈放。56年に歌手デビューし、64年には「Out of sight」で16ビート・サウンドに移行。70年には「Sex machine」でファンクと呼ばれるジャンルを確立した。一流のアーティストでありながら警察のご厄介になることもしばしばで、家庭内暴力やセクハラで訴えられるなど話題に事欠かない人物であった。2006年12月25日に心不全で他界している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-020 |
■ シェクター 【しぇくたー】 |
デルタ・ベルン東方10国の南方に位置するルコイン連邦の主都のひとつ。南アフリカ共和国出身のレーシングドライバーJody David Scheckter(ジョディー・ディビッド・シェクター)が名前の元ネタだろうか。ティレルやフェラーリに在籍し、1979年にF1のワールドチャンピオンに輝いたドライバーである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ ジェスター・ルース 【じぇすたーるーす】 |
ミッション・ルースの曽祖父。レント王国最後の王であり、レント王国騎士団に所属していた騎士でもある。国王となる以前の星団暦2364年に、星団で初めて「マスター」と呼ばれた賢人として知られる。王族・貴族とは思えないフランクな性格の持ち主であったらしく、彼のある意味ぶっ飛んだ立ち振る舞いがファティマ・ニーヴの口から「マスター」という言葉を引き出した。当時の詳細なエピソードについてはコミック2巻改訂版で明かされているので、ここでは省略する。王妃を若くして失ったらしく、後に側室として迎え入れたアラド・バスコ・スバースとの間にウゴード・ルース、ディモス・ハイアラキ、ティティンシャ・バスコの三兄妹を儲けた。ミッション・ルースは長男ウゴードの直系に当たる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-036 |
■ ジェット 【じぇっと】 |
ドラゴン・ネイチャーの一種。ジェット・ドラゴンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-161 |
■ ジェットアルゲーナ 【じぇっとあるげーな】 |
星団暦2900年代末期頃にウモス国家社会主義共和国が販売を開始した新型MH。工場星での騎士団運用を想定して作られた宇宙戦用MHとされる。ダイズ系列MHの発展型らしい。出雲アストロシティが1騎を購入。その調整現場に立ち会った無名時代のダイアモンド・ニュートラルが、フレームとエンジンの設計上のミスを指摘したことで、泰千錫華にマイトの資質を見出されることとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-114 |
■ ジェット・エンジン 【じぇっとえんじん】 |
気化させた燃料を空気と混合して燃焼させ、生じた高温高圧のガスを後方に噴出し、その反動で推力を得るエンジンの総称。また、惑星オリンポスのサイボーグ兵器、インペリューンに搭載された水素エンジンもこのように呼ばれる。インペリューンは稼動用と戦闘用でエネルギー系統が異なっており、稼動に必要なエネルギーは装甲表面の光合成により供給。一方、戦闘に必要なエネルギーは、空気中の水分を分解して得られる水素を利用したジェット・エンジンにより供給されている。どのような機構なのか、永野センセーも理解不能とのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-057 |
■ ジェットダイズ 【じぇっとだいず】 |
おそらく、ジェットアルゲーナの別名だろう。ジェットアルゲーナの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-114 |
■ ジェット・ドラゴン 【じぇっとどらごん】 |
ジョーカー太陽星団に存在する5種5頭のドラゴン・ネイチャーのうちの1体。メタルブラックの体色からブラック・ドラゴンとも呼ばれる。メイン・ホーンの形状は長大なモノホーン。翼や尾に棘のような突起があるのが特徴。ボォスのナン大陸南部を縄張りとしており、海上や海中でも目撃される。AD世紀における超帝國とドラゴンの衝突に際し、自らの身を投げ出して和平を申し入れたヤーン皇女に惚れ込んだことから、時代を超えて出現した彼女の生き写しファティマ・エストを守護する。コミック4巻の説明で名前の由来は「ジェットオニキス(暗黒)から」となっているが、ジェット(jet)は黒玉(樹木の化石)で、オニキス(onyx)は玉髄の一種である。ジェットオニキスという色名でもあるのだろうか。 |
別名・異名・正式名など: スペース・ドラゴン、ブラック・ドラゴン、ブラックオニキス<hラゴン 初掲載: #04-174 |
■ ジェネラル・ライ・ド・ピア 【じぇねらるらいどぴあ】 |
ライ・ド・ピア将軍。ダスニカ神聖連合の皇帝アグラハの側近として名を馳せる騎士。無骨な風貌に似合わず、その冷徹な頭脳の中で機知に富んだ策略を巡らす人物と云われる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-129 |
■ ジェネリック・オーバーロード 【じぇねりっくおーばーろーど】 |
サタンを統べる王。魔王。ジョーカー星団の永きに渡る歴史の中で、魔界から数多のサタンを従えて幾度となく襲来してきた人類の敵対者である。これまでに明かされている設定では、オピクル、ノストスパスムス、カリストチェル、タンツミンレの4体が確認されている。正確な記録は残されていないものの、AD世紀以前の太古の時代から、その時々で最高の戦力をもった武装集団・・・アズデビュート・モンソロン大帝とモナーク・セイクレッド武士団、炎の女皇帝と超帝國剣聖などが、5体のドラゴン、懐園剣、カラミティ・ゴーダース星団皇帝の協力を得ながら辛くも撃退してきたらしい。星団紀においては、天照とミラージュ騎士団、システム・カリギュラなどが魔王と対峙するようだ。また、魔王の上位存在として大魔王ルシファ・センタイマの名も伝えられている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-166 |
■ ジェネレーター 【じぇねれーたー】 |
「generator」で「発電機」を指すが、MHに関しては少々異なるらしい。「SW」に掲載されている解説を読む限りでは、イレーザー・エネルギーの増幅と再充填を行う機関である。出力用のタービン・ブレード2基と、リターン用のタービン・ブレード1基が合わさった構造をしており、出力側のポートを通過することでイレーザー・エネルギーが爆発的に増幅される。また、機体各部から回収されてきたエネルギーは、リターン側のポートを介して再びエンジンに還元されるようだ。これらの機構全体を指してファンクション・タービンと呼ぶ場合もある。以上の内容から、単純にタービンの回転で発電する訳ではないことが判るが・・・この辺の名称や役割は桜牧師の理解が追いついていない可能性もある。ファンクション・タービンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-015 |
■ ジェネレーター・スキール 【じぇねれーたーすきーる】 |
スキール(squeal)とは「悲鳴」や「甲高い音」のこと。自動車などでタイヤが空転したり、ドリフト走行した時に発するキーキー音を指す。MHの場合も、強力過ぎるエンジンを余計に吹かした場合などに、ジェネレーターが悲鳴を上げてスキール音が漏れてしまうらしい。また、このスキール音の解析によってMHを特定することもできるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-164 |
■ ジェネレーター・ダイナモ 【じぇねれーたーだいなも】 |
ダイナモ(dynamo)とは磁界内で運動する導体に発生する起電力を利用して電気を発生させる装置のこと。判り易く云えば、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する装置である。MHは非常に高性能なダイナモを搭載しており、機体が稼動する際の運動エネルギーを利用して大容量電力の発生が可能となっている。発生した電気エネルギーは、パワー・エフェクターを介して再びイレーザー・エネルギーに変換され、バイパスを通してエンジンに還元される。それ故、イレーザー・システムは半永久機関と呼ばれるほどの超長時間の運転・稼動を維持できるのである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-186 |
■ ジェネレーター・デバイス 【じぇねれーたーでばいす】 |
MHの胸部に内蔵されている発電機構のこと。ジェネレーターとその周辺補機を指す。ジェネレーターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-102 |
■ ジェネレーター・バイパス 【じぇねれーたーばいぱす】 |
その名のとおり、電力を供給するバイパスのこと。MHの首や関節の部分で見られるパイプ状の物体は、装甲を巻いたジェネレーター・バイパスである。これらはファティマが必要に応じてリターン・インフォメーション(ジェネレーターに戻す際の迂回路として利用すること)に使用するためのもので、破損したからと云ってMHの稼動に大きな影響が出る訳ではない。永野センセー曰く、「補佐の補佐」もしくは「予備の予備」に当たるパーツである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-077 |
■ ジェネレーター・バスリンク 【じぇねれーたーばすりんく】 |
ジェネレーターのバスリンク。演算機が発した信号に対してどの程度の出力でジェネレーターを稼動するか、その出力比を設定している数値である。MHの場合、この出力比が0.001違っただけでジェネレーターに不具合が生じ、最悪の場合はオーバーブーストを起こしてクラッシュしてしまうらしい。バスリンクの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ ジェネレーター・ファンクション 【じぇねれーたーふぁんくしょん】 |
「generator function」で、そのまま訳せば「発電機構」のこと。MHに関しては、ファンクション・タービンとパワー・エフェクターから成る発電システムの総称と考えればいいだろうか。ファンクション・タービン、パワー・エフェクター、ジェネレーターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-139 |
■ ジェファーソン・エアプレイン 【じぇふぁーそんえあぷれいん】 |
Marty Balin(マーティ・バリン)、Paul Kantner(ポール・カントナー)、Jorma Kaukonen(ヨーマ・カウコネン)、Signe Toly Anderson(シグニー・トリー・アンダーソン)らが1965年にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで結成したロックバンドJefferson Airplane(ジェファーソン・エアプレイン)のこと。66年にメジャー・デビュー。その後、モントレー、ウッドストック、オルタモントといったアメリカの名だたるロック・フェスティバルに参加して名前を上げ、やがてサイケデリックの旗手として活躍するに至る。多くのメンバーの参加を経てバンド内で音楽性の違いが出てきたことから、69年に一部メンバーがHot Tuna(ホット・ツナ)というセカンド・プロジェクトを開始。各々が独立する形で72年に解散した。その後、ポール・カントナーが結成したJefferson Starship(ジェファーソン・スターシップ)と、ミッキー・トーマスが結成したStarship(スターシップ)の間で、名義の継承権に係わるトラブルが発生したものの、両者ともにさらなるメンバーの脱退や交代があり、現在も音楽性を変えながら活動中である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-403 |
■ ジェフリー 【じぇふりー】 |
セガの3D対戦格闘ゲーム「バーチャファイター」シリーズに登場するプレイヤーの操作キャラクター。巨体と焼けた肌が特徴。フルネームはジェフリー・マクワイルド(Jeffry McWild)。国籍はオーストラリアで職業は漁師。漁船の修繕や魚群探知機の整備を行うための資金獲得を目的として劇中の格闘大会に出場する。格闘スタイル(流派)はパンクラチオン。いわゆる重量級キャラ。ダメージが大きい反面、隙の多い打撃技・投げ技をもつ。後のシリーズでは空中投げが実装された唯一のキャラクターとなっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ05-054 |
■ シェブロンマーク 【しぇぶろんまーく】 |
シェブロン(chevron)とは山形紋のこと。初期デザインのアウクソーのスーツには、スカートの裾にシェブロンマークが付いていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ19-039 |
■ シエラス 【しえらす】 |
ミラージュ騎士ベルトバード・ゴドラのパートナー。マイトは不明(プリズム・コークスとの説もアリ)。詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-019 |
■ シェラスタ 【しぇらすた】 |
プリズム・コークスが製作したファティマ。ミラージュ騎士ポエシェ・ノーミンのパートナーである。星団暦2997年、バッハトマの動向を探るマスターと共にカステポーのヴァキシティを訪問。その際にマスターを失ったため、現在はコークス博士が預かっている状態にある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-066 |
■ ジェリカン 【じぇりかん】 |
20リットルのガソリン・タンクのこと。第二次世界大戦中、ドイツ軍が使用していたガソリン・タンク(Wehrmachtskanister=国防軍ガソリン缶)をイギリス軍がコピーし、ドイツ兵の蔑称であるJerry(ジェリー)を付けてJerrycan(ジェリカン)と呼称していたことでこの呼び名が広まった。一般的なポリタンクと異なり、取っ手が3本あり、キャップがバネ式の開閉となっている。劇中では、ソープ・ダッシュが内戦の続くボカージュを訪問したシーンで登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ13-071 |
■ シェル外壁 【しぇるがいへき】 |
ファティマ・シェル全体を覆っている外壁のこと。装甲板を兼ねており、外部からの衝撃が効率的に分散されるよう、球形になっている場合が多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-072 |
■ シェルツェン 【しぇるつぇん】 |
バズーカプレートとも。戦車の車体につく防弾板や補助装甲板を指す。強固な装甲で弾丸を跳ね返すというよりも、弾丸の貫通力・破壊力を減らして車体本体の破壊を防ぐことが主な役割となる。ジョーカー星団においては、エネルギー榴弾、ブラスター、レーザーなどの光学兵器が主流となっているため、車体本体へ到達するまでにエネルギーを減耗させる耐熱・対レーザー材としての機能が重視される。薄い装甲板のほか、金網やゴム板などが用いられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: バズーカプレート 初掲載: CH2-024 |
■ ジェルデミア 【じぇるでみあ】 |
AD世紀の末期に実用化されていた人型兵器。様々なタイプが生産・配備されていたと考えられるが、劇中に登場したのは全高3〜4m程度の半自律型ロボットであった。両腕に火器や盾などの武装をマウントしており、ブラスター程度であれば耐え得る装甲を持っていたらしい。もっとも、騎士の前ではオモチャの兵隊同然の代物だったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-057 |
■ シェルパ 【しぇるぱ】 |
ネパールの高地に生活するチベット・ビルマ系少数民族。シェルパ族。ヒマラヤ山脈における登山活動の支援を主な生業としている。このイメージがあまりにも強いため、ヒマラヤ地域の登山ガイドや荷物持ち(ポーター)を指してシェルパと呼ぶ場合もある。ネパールはカースト制が敷かれており、シェルパより下位の民族が彼らを差し置いて登山ガイドや荷物持ちを務めることはできない。よって、登山活動の支援によって大金を得る仕事は、事実上シェルパが独占している状態にあるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-519 |
■ ジ・エンプレス 【じえんぷれす】 |
アトール聖導王朝皇帝騎士の専用騎。正式名はジ・エンプレス・オブ・ディスターブ。アトールの皇帝(巫女)から全権を委ねられた皇帝騎士のみがこれを駆る資格をもつ。星団暦の初頭にフィルモア帝国皇帝の依頼を受けてブラウニー・ライドが設計した機体で、完成後間もなく超政治的な事由からボォスへ渡り聖宮ラーンへと委譲。さらにアトール皇帝エダクダの依頼を受けてゼビア・コーターが大改修を行い、剣聖ビザンチンへ貸与された経緯をもつ(初期設定では星団暦2499年にロールアウト)。ハスハ20年戦争を平定した後は歴代の巫女がこれを管理。2997年にムグミカ・アトールからヤーボ・ビートへ、そして3000年代初頭には皇帝騎士デプレ・ビートにこの機体が渡された。超帝國のマシンメサイア焔星のエンジンが搭載されており、その圧倒的な出力と機体性能から後世においても傑作騎と謳われたようだ。各稼動部や構成パーツひとつとっても非常に丁寧な造り込みが成されており、後にマグダル・アトールからこの機体を託された天照でさえも、一切手を加えることができなかったという逸話をもつ。超帝國皇帝ナインの姿をイメージした星団で最も美しいMH。後にゴウト・ミラージュと呼ばれる機体である(旧設定では別機体)。 |
別名・異名・正式名など: ザ・エンプレス・フレーム、ジ・エンプレス・オブ・ディスターブ 初掲載: E98-199 |
■ ジ・エンプレス・オブ・ディスターブ 【じえんぷれすおぶでぃすたーぶ】 |
MHジ・エンプレスの正式名。ジ・エンプレスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-063 |
■ シオ 【しお】 |
システム・カリギュラに関連している謎の組織。何らかの目的をもって行動しており、劇中では各国首脳との会談や、特定の人物の監視・尾行を匂わせる行動をとっている。騎士と同等もしくはそれ以上の能力をもつ者が活動していることから、システム・カリギュラの下で諜報・工作活動を行う武装集団である可能性が高い。この組織に所属する騎士は、体の一部に「カリギュラの手」と呼ばれる刺青(?)を施しており、シオの門番とも呼ばれている。その起源は不明であるが、システム・カリギュラとの関係から察するに、星団紀の初期から活動していたことが予想される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-391 |
■ ジオ 【じお】 |
東京都港区南青山にあったとされるクラブ「マニアック・ラヴ」でDJを務めていた人物。詳細不明。マニアック・ラブの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-021 |
■ ジ・オーヴ 【じおーヴ】 |
Alex Paterson(アレックス・パターソン)とJimmy Cauty(ジミー・コーティ)が1988年に結成し、91年にアルバム・デビューしたイギリスのアンビエント・テクノ・ユニットThe Orb(ジ・オーブ)のこと。メンバーの入れ替わりが激しく、Thomas Fehlmann(トーマス・フェルマン)やRobert Philip(ロバート・フィリップ)とコラボを組んだこともある。ギネスブックに「世界で最も長いシングル曲」として掲載されている「Blue Room(ブルー・ルーム)」はジ・オーブの代表曲のひとつ(アルバム収録版ではなくシングル版の方)。長さは39分58秒。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-143 |
■ 塩辛 【しおから】 |
アイシャの好物のひとつ。魚介類の身を塩漬けにし、さらに微生物などを加えて発酵させた保存食品のこと。ヤリイカやホタルイカが用いられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シオのチーフティンズ 【しおのちーふてぃんず】 |
「システム・カリギュラ」もしくはその下部組織「シオ」に所属する騎士のこと。シオの門番とも呼ばれる。名前の元ネタは、Paddy Moloney(パディ・モローニ)を中心として1963年にアイルランドで結成されたアイリッシュ・トラッド・グループThe Chieftains(チーフテンズ)だろうか。もしくは、イギリスが第二次世界大戦後に開発し、1963年から量産を開始した主力戦車Chieftain(チーフテン)か。チーフテンとはもともと「族長」もしくは「酋長」を指す言葉である。シオの門番の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-151 |
■ シオの門番 【しおのもんばん】 |
シオのチーフティンズとも。歴史の裏舞台で暗躍する謎の組織「システム・カリギュラ」(もしくはその下位組織である「シオ」)に所属する騎士が「シオの門番」と呼ばれる。身体の一部に「カリギュラの手」と呼ばれる刺青(?)を掘り込んでいるのが特徴。一部の者は体内に生体兵器を宿しているらしく、変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエとも呼ばれる。超帝國のオーバーテクノロジーで生み出された騎士らしいが、純粋な超帝國騎士とも趣きを異にしており、その正体は未だ謎である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-008 |
■ 塩ラーメン 【しおらーめん】 |
塩味のラーメン。ミューリー・キンキーが高校在学中に好きだった食べ物である。ラーメンの起源は中華料理とされているが、日本のラーメンは日本独自の料理として分化しており、海外でもJapanese Style Chinese Noodle(ジャパニーズ・スタイル・チャイニーズ・ヌードル)と呼ばれている。小麦粉に鹹水を加えて作った麺、野菜や鶏がら・豚骨の出汁から作ったスープ、チャーシューやネギなどの具から成り、地方や店によって作り方・味・見た目は大きく異なる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-005 |
■ シオン 【しおん】 |
ミース・シルバーがファティマ・マイトとなった後に作り上げたファティマ。詳細は不明であるが、一応、彼女の代表作としてその名が挙がっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-070 |
■ 紫怨鋼 【しおんこう】 |
紫苑鋼の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ 紫苑鋼 【しおんこう】 |
MH青騎士の本国仕様機[X9]の別名。紫御鋼または紫怨鋼とも表記される。副読本では[X12]の別名として表記されているが、本国仕様は[X9]との設定を優先して整理しておく。グレーに近い薄紫色の装甲が特徴。青銅甲冑を彷彿とさせる装甲はウモス本国の仕様で、他国に供給される機体は装甲形状が異なっている場合が多いらしい。青騎士(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-044 |
■ 紫御鋼 【しおんこう】 |
紫苑鋼の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-199 |
■ シガーソン・モリソン 【しがーそんもりそん】 |
ナイアス・ブリュンヒルデがカイエンとのデートに備えて購入したハイヒールのブランド。Kari Sigerson(カリ・シガーソン)とMiranda Morriosn(ミランダ・モリソン)が1991年にニューヨークで立ち上げた靴・皮革製品のブランドSigerson Morrison(シガーソン・モリソン)が元ネタ。ブランドの本拠地はニューヨークであるが、製品の生産はイタリアで行っている。「シンプル、クリーン、モダン、そして時に生意気」がコンセプト。日本国内については2003年に六本木ヒルズで旗艦店がオープンしている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-107 |
■ 紫外線カメラ 【しがいせんかめら】 |
紫外線領域の電磁波を視覚化するカメラ。恒星スタントをこのカメラで覗くと、紫外線放射光が視覚化され、青紫の蛍光色の光が確認できるという。一応、地球上でも実用化されており、産業用素材の表面にある傷や指紋をチェックするのに用いられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-051 |
■ 紫外線放射光 【しがいせんほうしゃこう】 |
恒星スタントが放っている紫外線領域の光線のこと(厳密には電磁波と呼ぶべきか)。スタント遊星は可視光線を発していないため、その発光の状態を肉眼で見ることはできないらしい(もちろん通常の太陽の発光も直接肉眼で見るのは困難だが)。紫外線スコープなどで見れば美しい青紫の光が見えるという。可視光線を発していないのであれば、おそらくは赤外線やさらに波長の長い電波なども発していない可能性が高いが、その辺の詳細は不明である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-188 |
■ 仕返し 【しかえし】 |
メル・ズーム・ウォンターの趣味。未だに実現した例はない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-097 |
■ シカト 【しかと】 |
無視すること。とくに集団の中で特定の者を排除すること。花札の10月の札(モミジ)に、横を向いた鹿が描かれていることから、無視したりそっぽを向いたりすることの隠語として「鹿十(しかとお)」と云ったのが由来らしい。この言葉が星団内で用いられるということは、花札がジョーカー星団にも存在しているということ。事実、カイエンの浴衣には花札が描かれているし、三条香がもつ武器は花札手裏剣だったりする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-011 |
■ シガリロ 【しがりろ】 |
細い葉巻タバコのこと。ショート・フィラーと呼ばれる細かい葉を機械で巻いて作られる。紙タバコがシガレット(cigarette)、葉巻がシガー(cigar)、タバコの葉だけで細く巻いたものがシガリロ(cigarritos)である。カイエンが喫煙しているのはこのシガリロである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ04-052 |
■ 士官 【しかん】 |
軍隊における尉官および佐官のこと。具体的には少尉、中尉、大尉、少佐、中佐、大佐のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-052 |
■ 時間移動装置 【じかんいどうそうち】 |
ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]に搭載された、時間・次元間を航行するための特殊な装置。次元航行用デバイスとも呼ばれる。次元航行用デバイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-027 |
■ 時間エネルギー 【じかんえねるぎー】 |
時間そのものがもつエネルギーのこと。「時間の経過」をエネルギーの消費として捉えると、「時間の遅延」あるいは「停止」によって、本来消費されるはずであったエネルギーを保存することが可能という仮説が成立する。この保存されたエネルギーを時間エネルギーと呼んでいるのだろう。SF的な考証が成された定義ではなく、ほとんどファンタジーな定義である。メル・ズームはこの時間エネルギーを操作することが可能らしい。また、ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]は後頭部にある転化ポートから「時間」を取り込み、エネルギーに転化することができるという設定がある。時間次元変換エネルギーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-100 |
■ 士官学校 【しかんがっこう】 |
士官の養成を行う学業機関のこと。士官学校の卒業生が少尉に任官される。兵学校の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-052 |
■ 士官候補生 【しかんこうほせい】 |
士官学校において訓練期間中にある兵および下士官のこと。訓練を終えて学校を卒業すれば少尉となる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 士官座学 【しかんざがく】 |
士官学校において実施される座学のこと。屋外や室内体育館で実施される教練や訓練に対して、室内講堂などで実施される講義形式の教科を座学という。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-032 |
■ 時間次元変換エネルギー 【じかんじげんへんかんえねるぎー】 |
「時間」の変換によって発生するエネルギーのこと。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]はイレーザー・エンジンから得られるイレーザー・エネルギー以外に、後頭部にある転化ポートから3次元において永遠に存在する「時間」を取り込み、エネルギーに転化することができる。時間は4次元を構成する第4の要素と云われており、周囲の時間を歪ませるK.O.G.は常に過去・現在・未来の姿を重ねて存在している不確定な存在と云える。3次元において非常に不安定なパワーを発揮するのはこのためである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-042 |
■ 士官付上等水兵 【しかんつきじょうとうすいへい】 |
上等水兵の中でも数人のエリートに与えられる特殊階級。士官の副官として立ち回る。基本的な指揮権は上等水兵に準じるものの、待遇は水兵長クラスまたはそれ以上になる場合もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-059 |
■ 時間転位 【じかんてんい】 |
時間を跳躍して過去や未来に移動すること。いわゆるタイムトラベルを指す。劇中では、時間をエネルギーとして取り込むナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]が偶発的に(あるいは何らかの意思をもって)この現象を発現するほか、全能神クラスの神々や懐園剣が自由自在に時間を跳躍して過去や未来に出現しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-008 |
■ 時間飛行 【じかんひこう】 |
時間転位のこと。もしくは、パ・ラが精神のみを過去もしくは未来に飛ばして預言を得ること。時間転位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CHR |
■ 志願兵 【しがんへい】 |
自ら願い出て軍に入隊した兵のこと。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦において、コーラス23世がウリクルを失ったというニュースは星団中を駆け巡り、国内はもちろんのこと国外からもコーラスに助力しようとする人々が殺到した。コーラスの高いカリスマ性が窺えるエピソードである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-140 |
■ 時間霊能力 【じかんれいのうりょく】 |
時間に干渉する霊能力。預言や予知を行ったり、過去に起きた事象を透視したりする能力で、ダイバー・フォースの一種であるパラ・サイマルに分類される。高レベルになると周囲の時間を停止させたり、自身の成長を止めることも可能となるらしい。歴代のアトール皇帝がもつ言霊は、このパラ・サイマルの発現によって次代の皇帝に引き継がれるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-167 |
■ 指揮MH 【しきMH】 |
集団戦において部隊の指揮・統制を執るMHのこと。統制騎とも呼ばれる。統制騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-059 |
■ ジキジディー 【じきじでぃー】 |
アトール聖導王朝の女皇帝。在位時期は不明。フルネームは劇中に登場していないが、おそらくジキジディー・アトールということになるだろう。炎の女皇帝から歴代巫女に継承されてきた言霊・・・ジョーカー星団に生息する全ての生物の生体コードに「モナーク・セイクレッドののぞみ」という言葉が記されていることを、ファティマ・マイトのアルセニック・バランスに伝えたらしい。この言霊を託されたアルセニックは、ダブル・イプシロン型ヒューマノイド「光のタイ・フォン」を作り上げ、モナーク・セイクレッドの探索に当たらせることとなった。また、バランシェがカイエンの成長を促すためにジキジディーに接触した、との記録も残っているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-149 |
■ 指揮車 【しきしゃ】 |
AFV(装甲戦闘車輌)の一種。その名のとおり、指揮官が搭乗する車輌のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-036 |
■ 式典騎士団 【しきてんきしだん】 |
式典にのみ威風堂々と出席し、その実体は張子の虎という見かけ倒しの騎士団を揶揄する言葉。ミラージュ騎士団は星団最強と噂されつつも実際の戦場に出ることが少なかったため、このような風評もあったようだ。星団暦3159年、天照による星団侵攻の開始とレッド・ミラージュの投入により、星団中の人々がその認識の甘さに気付くこととなる・・・。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-168 |
■ 式典用将校服 【しきてんようしょうこうふく】 |
式典の際に着用する将校服。肩やマントの裾などに飾り紐が付く場合が多い。将校服の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ03-058 |
■ 磁気波 【じきは】 |
磁気の波。磁場における磁気力の振動のことか。うーん、物理の単語はよく判らんです。ジョーカー星団には、この磁気波をばら撒くことでセンサーやスキャナを撹乱する兵器が存在するようだ。詳細は不明。チャフなどとは異なるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-080 |
■ 指揮万能型 【しきばんのうがた】 |
部隊の指揮・統制を執りつつ、前線に出て敵機の駆逐を担うことが可能なMHを指揮万能型と呼ぶ。通常装備に加えて各種オプション武装やデバイスの追加が可能な機体、且つ、エース級の騎士が搭乗することで真価を発揮する高性能な機体ということになるだろうか。ジ・エンプレスは指揮万能型MHに分類される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-023 |
■ 磁気フィールド 【じきふぃーるど】 |
電子機器に機能障害をもたらすほどの強力な磁気が発生している場のこと。磁気嵐が起きている場所、と云い換えればいいのか(よくわからんです)。劇中で使用されるオーロラビームは、限定された空間に磁気フィールドを発生させる撹乱兵器である。オーロラビームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-074 |
■ 識別シェブロン 【しきべつしぇぶろん】 |
シェブロン(chevron)とは山形紋のこと。また、軍隊の制服などで階級を表している山形の袖線を指す。線の数や色によって階級の識別を行うもので、MHの場合も機体の特定の位置にシェブロンを示すことで、所属や階級が識別できるようになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-052 |
■ 識別色 【しきべつしょく】 |
各国の軍または軍グループの識別に用いられるイメージ・カラーのこと。例えば、フィルモア帝国ノイエ・シルチスの場合、赤グループはクリムゾンレッド、青グループは藍色、黒グループはメタルブラックといった具合に識別色が指定されている。また軍全体のイメージ・カラーの例としては、F.E.M.C.の朱色などが挙げられる。兵科色とはまた異なるので注意。兵科色の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-052 |
■ 識別信号 【しきべつしんごう】 |
自軍に自身の位置を知らせるために発進する信号のこと。上空待機のオペレーターや後方監視、司令塔に対して発信するほか、エア・バレルやMHであれば、自機の位置が瞬時に判別できるよう、味方同士の位置が判る方法で信号が交わされる。信号は電波などで発信するのが一般的であるが、信号弾などを用いて視覚に訴える通信手段を採ることもあるようだ(緊急時などであればこちらの方が速い場合も多々ある)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ07-037 |
■ 識別マーク 【しきべつまーく】 |
国籍、軍籍、所属する騎士団を識別するために、軍艦、軍用特殊車輌、MHなどに付けられているマークのこと。国籍マークや騎士団のエンブレムなども広義には識別マークに含まれる。軍や騎士団が戦場に出る際は、敵・味方を識別できるように識別マークを付けて行動するのが基本となる(味方から間違って攻撃されないように)。もちろん、それを逆手にとって敵軍の識別マークを付けて偽装する場合もある。テロル・ミラージュの機体には、一見して判別できるような識別マークが描かれていない。これは本機が忍者の如く(所属不明機として)隠密行動を採ることを前提としているためである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ07-036 |
■ 識別レーザー 【しきべつれーざー】 |
レーザー発信による識別信号のこと。機動ポリス「ベオ・グライド」が起動している際は、識別レーザーを発していない人間は全て「処理」の対象として射殺されるという設定。・・・んが、レーザーは基本的に直進するだけなので、横や背後からサーチされるとあっさり撃たれてしまうのではないだろうか。識別信号の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-024 |
■ 磁気妨害 【じきぼうがい】 |
磁気を用いた妨害システム。または、それによる妨害活動のこと。無線機器や索敵システムの多くは電磁波を使用しているため、戦闘区域に強力な磁場を発生させることでこれらの妨害が可能となる。また、電子機器の多くは強力な磁気を受けることで誤作動するため、これを用いた撹乱兵器も存在するかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-048 |
■ 指揮遊撃型MH 【しきゆうげきがたMH】 |
集団戦において部隊の指揮・統制を執りつつ、戦況に応じて敵の攻撃や味方の援護に回ることが可能なMHのこと。通常は隊長騎、リーダー騎がこれに当たる。隊長騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-058 |
■ 軸運動モーター 【じくうんどうもーたー】 |
軸運動をするモーターのこと。MHの内部構造の一部には軸運動モーターが使用されている(関節にはほとんど使用されていない)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-070 |
■ 軸加速 【じくかそく】 |
MHのフレームを構成する主軸(=フレーム?)に設定されている加速パラーメータのこと。機体の耐久性を考慮して通常は最大値に設定しないらしい。MH暁姫はこのパラメータが最大値に設定されており、少しでも機体の挙動に迷いが生じると機体そのものが半壊する可能性を持っていたようだ。搭乗者に迷いを持たない天然バカが求められたのもこの理由に拠る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-062 |
■ ジグソーパズル 【じぐそーぱずる】 |
凹凸のあるピースを組み合わせて完成させるパズル。一部のメーカーでは、持ち込みの写真や図案を元にオリジナル・デザインのパズルを作成・提供するサービスを行っている。アイシャは天照のジグソーパズルを持っており、これを少しずつ組み立てるのを楽しみにしているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 軸トルク出力 【じくとるくしゅつりょく】 |
MHの騎体各部に伝わる出力(発揮できる力の大小)を軸トルク出力と呼んでいるものと考えられる。本来は車輌のエンジン出力に関わる用語で、軸トルクは「軸の回転に掛かる力」のこと。軸出力は「軸の回転によって発揮される力」のこと。エンジンを次第に速く回していくと、回転が少ないうちは軸トルクも大きくなり、一定以上の回転に達すると軸トルクは逆に小さくなる。軸トルク×軸の回転数が出力となるため、エンジンの回転を極端に速くすると逆に出力が弱くなる場合がある。んで、これをMHに当てはめて考えると・・・どうなるんだろ。ふーむ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-341 |
■ シグナル 【しぐなる】 |
信号。とくに信号弾を指す。敵味方を問わず通信を妨害する「結界」を張ることができるジョーカー星団においては、現在の地球と同様に信号弾による交信も有効な通信方法と成り得る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-060 |
■ シグナル・ボーダー 【しぐなるぼーだー】 |
ジョーカー星団の技術系職位制度において、その職位を示すのに用いられる紐飾りのこと。紐をつける衣服や位置については厳密な規定がないらしく、体の前面にあって外から見たときに判別できればとくに問題はないようだ。シグナル・ボーダーが5本であれば、それはマイトであることを示している。ちなみに4本線はマイスター、3本線は複数の分野の技能をもつ技術者、2本線は特定の技能についての権威、1本線は博士号の所有者を示す。また、ダイアモンド・ニュートラルは星団で唯一ファティマ・マイトとMHマイトの資格を保有する者(ダブル・マイトもしくはイーパー・マイト)であることから、10本線のシグナル・ボーダーを身に着けているようだ。・・・バランシェだってファティマと船舶のマイトなんだけどね。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-213 |
■ シグナル・ポート 【しぐなるぽーと】 |
信号弾の発射口のこと。MHの場合は頭部、肩部、胸部などの上面に設置されている。エア・バレルの場合も車体の上面に備え付けられているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 発煙弾投擲器 初掲載: CH1-060 |
■ シグリス 【しぐりす】 |
レント自治連合にある地方都市。バストーニュの南方に位置する。領主はディエラ公。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シクローン 【しくろーん】 |
アルセニック・バランスが製作した「風の4ファティマ」のひとり。コーラス21世に託された後、長子の22世をマスターとした。22世の没後はコーラス王家の預かりとなっており、星団暦3000年前後に孫のセイレイ・コーラスをマスターに選んだようだ。漢字の読めないマスターを微妙におちょくっている感じもするファティマである。シクローンの語源はサイクロン。サイクロン(cyclone)とは、インド洋北部および南部、太平洋南部で発生する熱帯性低気圧を指す。 |
別名・異名・正式名など: ラ・シクローン 初掲載: KF-095 |
■ シケルブ・ユキノジョウ 【しけるぶゆきのじょう】 |
カステポーのヴァキ市に根城を構える預かり屋の親父。同業者の中でも古株に位置するらしく、劇中に登場する多くの騎士が彼の店を訪ねてくる。また、戦時には巨大なシンジケートを通じてキャラバンを募り、より儲けられる場所つまり戦場に移動して荒稼ぎするという中々に商売っ気溢れる人物である。機密品であるMHを永年扱ってきたためか、騎士に対しても物怖じしない度胸と業務の範囲を超えたサービスを提供する機知を併せ持つ。星団暦2989年の時点では目前の大物の正体を見抜けない「普通の爺さん」であったが、魔導大戦においては素知らぬ顔でしっかりと正体を見抜く「極上の爺さん」にレベルアップ。老いてなお、衰えを感じさせないどころかさらなる成長を見せつけた笑顔が眩しいジジイの中のジジイである。ユキノジョウは「雪乃丞」とも書く。 |
別名・異名・正式名など: 雪之丞 初掲載: #05-186 |
■ 次元移動戦闘旗艦 【じげんいどうせんとうきかん】 |
ザ・ウィルの艦種。その名のとおり、任意の次元間を移動しながら、あらゆる外敵との戦闘が可能な戦艦のこと。ウィルは移民船としての機能も有しており、次元移動戦闘コロニーとも呼ばれる。ザ・ウィルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-060 |
■ 次元移動戦闘コロニー 【じげんいどうせんとうころにー】 |
任意の次元間を移動する機能を持ち、あらゆる外敵との戦闘に耐えて航行し続ける移民船のこと。劇中ではザ・ウィルが該当する。ザ・ウィルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-168 |
■ 次元移動能力 【じげんいどうのうりょく】 |
時間・空間を飛び越えて別次元に移動する能力。K.O.G.[ラキシス]に搭載されている次元航行用デバイスは、起動することで次元移動能力を発現する。ただし、任意の時間・空間を目標として自在に移動できる訳では無く、FSS第3部ではK.O.G.とラキシスが無限に続く時間の中で次元移動を繰り返すことになるらしい。次元航行用デバイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-225 |
■ 次元回廊 【じげんかいろう】 |
天照もしくは次元に干渉可能な存在が発現する神技。星団暦2121年に天照がボスヤスフォートに対して使用したほか、2992年にはラキシスがシャフトとズームに対して使用した。異界につながる扉を開いて対象を引きずり込む一種の次元魔法であり、つながる空間やタイミングによっては異界の存在をこちら側に呼び寄せる結果となる。「SEVEN'TH FALL」という呼び名から察するに、7次元の空間に干渉しているものと考えられるが・・・ドラゴン・ネイチャーの意思が存在する空間も7次元とされており、この辺に何らかの接点があるかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-088 |
■ 試験騎 【しけんき】 |
試作騎と同義。試作騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-054 |
■ 次元航行移動戦闘コロニー 【じげんこうこういどうせんとうころにー】 |
次元移動戦闘コロニーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-139 |
■ 次元航行コロニー 【じげんこうこうころにー】 |
次元移動戦闘コロニーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-027 |
■ 次元航行船 【じげんこうこうせん】 |
次元飛行ディバイス(もしくは次元航行用デバイス)を備える宇宙船のこと。AD世紀の時代に開発・実用化された船であるが、星団紀の時代においては需要の低さから建造されていなかったらしい。バランシェが設計したザ・ウィルは、星団紀において新たに建造される次元航行船となる。また、モナーク・セイクレッドの調査のために派遣された光のタイ・フォンは、次元航行船シークーロンでクラウン銀河の中心にあるスターバーストに渡航したらしい。バランシェが天照にザ・ウィルの設計図を渡した点から考えて、シークーロンもアルセニックの設計もしくは協力によって開発されたのではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-158 |
■ 次元航行ユニット 【じげんこうこうゆにっと】 |
次元航行用デバイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-028 |
■ 次元航行用デバイス 【じげんこうこうようでばいす】 |
次元飛行ディバイスとほぼ同義。K.O.G.[ラキシス]に搭載された次元航行装置である。バランシェが設計した次元航行装置は非常に巨大なシロモノであったらしく、搭載されたザ・ウィルはコロニーと呼ばれるほどの巨大な宇宙船となった。しかし、K.O.G.に搭載された装置は後頭部に収まるほど小型化されており、システムそのものが根本的に異なる可能性がある。K.O.G.の開発は天照がザ・ウィルの設計図を預かる以前から進めていたものであり、次元に干渉可能な高次元の存在(天照やラキシス)が搭乗した場合にのみ作動するシステムなのかも知れない。次元飛行ディバイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 時間移動装置 初掲載: EG-188 |
■ 資源採掘星 【しげんさいくつせい】 |
資源惑星とほぼ同義。衛星である場合は資源衛星と呼ぶ。資源惑星の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-103 |
■ 熾権使 【しけんし】 |
異世界タイカにおいて行政・司法の全てを管理する最高指導者がもつ職位。熾権史とも表記される。古代タイカにおいては、別名ヴェスタルヴァージンと呼ばれる巫女がこの職位に就き、国家の指導に当たっていた。劇中ではカル・リスとヴォン・リルの2名が登場。大権使シルビスの補佐役として部下に指示を出しているシーンが描かれた。4万年という永きに渡る時代の中で、巫女による統治体制は失われたようだが、大権使や熾権使という職位はそのまま残ったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-040 |
■ 次元消滅 【じげんしょうめつ】 |
対崩壊によって引き起こされる完全な消滅のこと。おそらく、ドラゴンが云うところの「生・死・高位の全世界」からその存在が消え失せてしまうのだろう。例え全能神であっても、次元消滅したモノを復活させることはできないようだ。対崩壊の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-036 |
■ 次元生命体 【じげんせいめいたい】 |
単一の次元のみならず、複数の次元または次元間を生活の場とする生命体のこと。ジョーカー星団において稀に出現するウォーター・ドラゴンと呼ばれる存在が、この次元生命体ではないかと噂される。時空間を自在に移動する全能神クラスの神々を「生命体」として分類すると、このような名称になってしまうのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-176 |
■ 次元戦闘コロニー 【じげんせんとうころにー】 |
次元移動戦闘コロニーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-226 |
■ 次元突破移動機械 【じげんとっぱいどうきかい】 |
異界のサタンが使用する次元航行装置。乗物かも知れない。その詳細は不明であるが、彼らが通常次元に出現する場合に、この機械を用いるようだ。魔力や霊力をもって侵攻してくるのではなく、独自に進化・発展した科学力をもって侵攻してくる、ということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-036 |
■ 次元波 【じげんは】 |
次元を超えて伝わる振動のこと。特定の人物(おそらくは次元に干渉可能な人物)はこれを「音」として認識できるらしい。すえぞうからラキシスに贈られた真紅のドラゴン・ドロップは、彼女の手に渡ると同時に2つに砕け、互いに次元波を発してその位置を交信し合う機能を発揮した。それが偶然の生み出した奇跡なのか、L.E.D.ドラゴンの意志が生んだ必然なのかは不明である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-157 |
■ 次元反転分離攻撃 【じげんはんてんぶんりこうげき】 |
剣聖剣技ミラーの別名。ミラーはダイバー・パワーによって自身の鏡像を生み出す剣技であるが、その鏡像は「次元の反転」によって出現するということなのだろう。次元の反転が具体的にどのようなものを指すかは不明である。ミラーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-153 |
■ 次元飛行 【じげんひこう】 |
異なる次元に存在する宇宙間を渡る移動のこと。もしくは、異次元を介した宇宙間の移動(=ワープ)のこと。FSSにおける次元航行船の移動方法として整理される。ジョーカー星団に現存する宇宙船の中では、バランシェが設計したザ・ウィルと、光のタイ・フォンが使用したシークーロンだけが、この機能を有しているようだ。また、異世界タイカのタイカ・ジューヨー皇帝団の宇宙船も次元飛行を可能としていたらしい。具体的な技術・理論については不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-055 |
■ 次元飛行ディバイス 【じげんひこうでぃばいす】 |
次元飛行を可能とするデバイス(装置)。次元飛行はAD世紀において開発・実用化された技術であったが、星団紀においては活躍の場を見出すことができずに埋もれてしまった経緯がある(コミック巻末の年表において「恒星間飛行」と記載されているモノ)。星団暦2989年、バランシェの形見として天照に手渡された設計図には、このデバイスを搭載した超巨大な宇宙船が描かれていた。次元飛行の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-094 |
■ 試験評価型 【しけんひょうかがた】 |
兵器の開発過程において試験評価のために作られる試作機のこと。試作型と呼ばれる場合もある。通常、試験評価を通過すると様々な条件下で効率的に試験を行うための増加試作型が作られ、そこで得られたデータから修正を加えた形で量産型(制式型)が作られることになる。アシュラ・テンプルの初期型は試験評価型に位置づけられるとのこと。アシュラ・テンプル[試作騎]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-182 |
■ 資源惑星 【しげんわくせい】 |
有用な地下資源を持つ惑星のこと。ウエスタ太陽系のカーマントーやアンスリノ、ノウズ太陽系のペスタコなどがこのように呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-096 |
■ 思考型コンピュータ 【しこうがたこんぴゅーた】 |
ファティマ・ファティスが完成する以前の時代、騎士とMHをつなぐインターフェースとして搭載されていたコンピュータがこのように呼ばれていた。ファティマと比較して演算性能が極めて低く、MHがもつポテンシャルを完全に引き出すことができなかったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-149 |
■ 思考コントロール 【しこうこんとろーる】 |
思考の制御。ファティマ・ファティスは感情制御(ダムゲート・コントロール)と精神制御(メンタル・コントロール)によって思考がコントロールされている。ただし、このような制御によって彼女たちの自我が完全に抑えられるはずもなく、ファティマが人間と同じように感情豊かな存在であることは、我々読者が最も知るところであろう。精神制御はファティマの開発当初に施されていたものであるが、後に非常に繊細であること(メンタル面が弱いこと)が判明したために、大量生産が行われる頃には取り払われたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-038 |
■ 思考制御システム 【しこうせいぎょしすてむ】 |
ダムゲート・コントロールに含まれるプログラムのひとつ。思考制御プログラムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-185 |
■ 思考制御プログラム 【しこうせいぎょぷろぐらむ】 |
感情制御プログラムと同じく、ファティマがもつ人間らしい思考を制御するプログラムのこと。ファティマは基本的にヒトに対して殺意を抱かないような精神構造を持っている。しかし、いざ戦争となれば騎士のパートナーとして殺戮を行わなければならない。こういった場合にファティマが悩んだり混乱したりしないように、思考を「マヒ」もしくは「カット」してしまうのが思考制御である。ダムゲート・コントロールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 思考制御システム 初掲載: E05-152 |
■ 地獄 【じごく】 |
一般的な解釈では、仏教やキリスト教を問わず、死後に罪が裁かれる場所のこと。宗教の概念が存在しないジョーカー星団においても、なぜかこの単語は存在している。おそらく地球における概念とは異なり、実際に魔王が存在している異界(異次元)を指してこのように呼称しているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-037 |
■ 地獄の王 【じごくのおう】 |
「五つの星の物語」におけるサタンたち(ヴィーキュル)の呼び名。もしくは、O.P.Q.L.やカリストチェルのような上位クラスのサタン(=魔王)を指す。ヴィーキュルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-029 |
■ 自己修復 【じこしゅうふく】 |
外部の力を借りずに、自身に備わった機能により破損箇所を修復すること。最近のアニメのロボットには在りがちな機能だが、FSSに登場する一部のロボットにもこの機能が採用されている。MHについてはネオキチン装甲のみが自己修復可能(ただし限度はある)。また、異世界タイカの最終決戦兵器MMTは完全な自己修復機能を有しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-054 |
■ 自己鍛錬プログラム 【じこたんれんぷろぐらむ】 |
バランシェとソープがその場のノリでファティマ・ヒュートランに追加した特殊プログラム。あえて不利な戦況下に自身を置くことで限界以上の能力を引き出し、ファティマのスペック上に存在し得ない4A・5Aといったレベルの能力まで発展・構築することを根幹としている。一言で云えば、常に限界を超えるために無茶をする超マゾっこプログラムである。このプログラムに答えるためにヒュートランが選択した方法が、「最低ランクの騎士をマスターとして最高ランクの騎士に挑み続ける」というものであった。劇中ではかなりギャグっぽく描かれているようだが、限界を超えられなければマスターと共に死ぬ可能性も高い訳で、極めて危険なやり方と云える。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-213 |
■ シコメ好き 【しこめずき】 |
容貌が美しくない女性を好むこと。シコメは「醜女」と表記する。醜い女性のこと。また、黄泉の国の女鬼をこのように呼ぶ場合がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-053 |
■ シザースサラダ 【しざーすさらだ】 |
シーザーサラダもしくはシーザーズサラダとも。フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。ここのカフェではサラダの上にパルメザンチーズのスライスを載せる。レタスをメインとして肉やクルトンを加えたサラダのこと。メキシコの町ティフアナのレストランCaesar's Place(シーザーズ・プレイス)で作られたサラダであることから、この名前がついたとされる。店名のシーザーは店のオーナー兼料理人の名前Caesar Cardini(シーザー・カルディーニ)に由来。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-126 |
■ シザース・チョッパー 【しざーすちょっぱー】 |
シザース・ベイルと一体化している巨大な刃物。その名のとおりハサミのような形状をしており、カニのハサミの如く敵MHの手足や武器を挟むことができるようだ。シザース・ベイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-325 |
■ シザース・ベイル 【しざーすべいる】 |
クロス・ミラージュのオプション武装として開発された特殊なベイル。その名のとおり、ベイルの一辺にハサミ型のアーム「シザース・チョッパー」がついており、敵機の腕などを挟みこんで切断する機能をもつ。コミック5巻でアイシャが使用している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-325 |
■ 司祭 【しさい】 |
クバルカン法国における職位のひとつ。司祭とはもともと聖職階位のひとつで、ローマ・カトリック教では司教の次に位置する教会の統括者である。ミューズ・バン・レイバックは地方の司祭の家の出。ちなみにローマ・カトリック教の階位は法王(教皇)、枢機卿、大司教、司教、司祭、助祭、神学生と続く。クバルカンもおそらく同じ階位であろうから、地方出身のミューズが枢機卿になるまでに他者を上回る努力と精進を続けてきたことは想像に難くない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-016 |
■ 試作MH 【しさくMH】 |
試作騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-038 |
■ 試作型 【しさくがた】 |
MHの開発過程において、データ収集のために試験的に作られた騎体を試作型と呼称する。いわゆるテストタイプ。これに対し、様々な試験を経て制式に採用、量産・配備された騎体を生産型と呼称する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-190 |
■ 試作騎 【しさくき】 |
MHの開発過程において、試験運用あるいは改良・改装といった各試験段階に応じて製作される騎体のこと。制式採用に向けてバージョンアップを繰り返すものや、装甲形状のテストだけを行う原付モックアップ、新機軸の機構・武装・装甲の性能試験を行うためのサンプリング用改装機体など、様々なタイプに分類される。アルスキュルはナイト・オブ・ゴールドの試作騎。また星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参戦したレッド・ミラージュも、正式に公開される以前のプロトタイプに当たる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-191 |
■ 試作増加型 【しさくぞうかがた】 |
増加試作型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 試作テスト 【しさくてすと】 |
MHの製作・開発過程において、実機を試作してテストを行うこと。実機の試作以前に、設計段階で実施される仮想テスト、エンジンの開発段階で実施される稼動テストなどが行われているはず。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-192 |
■ 試作ネーム 【しさくねーむ】 |
開発中(=試作段階)の兵器・機械やソフトウェアに与えられる仮の名称のこと。ミラージュ・シリーズの一部については試作ネームが明かされている。例として、ルージュ・ミラージュの試作ネームは「アーキ・ミラージュ」、レッド・ミラージュの試作ネームは「ブラッド・ネイチャー」である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-341 |
■ 試作フォーマット 【しさくふぉーまっと】 |
MHの製作・開発過程において組まれる「試作パーツを仮組みした騎体」のことだろうか。あるいは「試作騎の基本構造」のことかも知れない。フレーム、エンジン、パワーシリンダー、一次装甲までを取り付けた状態になるだろうか。星団暦3000年代初頭、ダイアモンド・ニューは開発中のMHコーカサス・テンプルの試作フォーマットを公開したとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-118 |
■ シサンタ 【しさんた】 |
シサンダの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ シサンダ 【しさんだ】 |
シサンタとも。デルタ・ベルン東方10国を構成するルーマー王国の王都。 |
別名・異名・正式名など: シサンタ 初掲載: DE1-036 |
■ シ・サン地方 【しさんちほう】 |
ボォスにある一地方。カステポーと隣接する。高緯度に位置し、季節によっては白夜が見られる。カステポーと並ぶサンダー・ドラゴンの縄張りとして知られ、ヒトが立ち入ることを拒む広大な荒野となっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-036 |
■ 脂糸 【しし】 |
ジョーカー星団において、石油や動物の油脂から作られる繊維を脂糸と呼ぶ。地球におけるナイロンに相当する。ナイロンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-084 |
■ シシカバブと生タマネギのサンドイッチ 【ししかばぶとなまたまねぎのさんどいっち】 |
ミューリー・キンキーが高校在学中に好きだった食べ物。シシカバブは羊肉を串に刺して焼いたもの。本来は「串焼き」の意味で、日本ではトルコ料理のシシ・ケバブとインド料理のシーク・カバーブが混同し、双方とも訛ってシシカバブと呼ばれる。トルコ料理のシシカバブは羊肉以外にも牛肉や鶏肉が用いられ、インド料理では羊肉もしくは山羊肉が用いられる。また、トルコでパンなどに挟み込んで食べるケバブは、薄い肉を何層にも重ねて回転させながら焼くドネル・ケバブと呼ばれるモノ。おそらくキンキーが好きなシシカバブもこちらを指しているのではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-005 |
■ シシス 【ししす】 |
シシステルケスレムの略称もしくは愛称。シシステルケスレムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-049 |
■ シシステルケスレム 【ししすてるけすれむ】 |
天照のパートナーとしてミラージュ・シリーズの開発に従事してきたファティマ。バクスチュアルやヴィッターシャッセと並び、兵器開発を専任とする特別な位置に立つファティマであるが、彼女自身は開発専用の特殊な仕様・性能をもつ訳ではない。ごく普通のファティマと云われる(設定変更がなければ・・・)。ミラージュ以外にもゴーズ騎士団やA.K.D.各国のMHの調整に参加していたらしい。MH調整用の特殊なヘンド・コンデンサをもつ。マイトはアルミオン・エイボス。その名は稀に「CCS」と略される。デザインズに正式なキャラシートが掲載されて以来、個人的にツボに入ったキャラクターである。 |
別名・異名・正式名など: CCS、シシス 初掲載: EG-062 |
■ シシステルケムレス 【ししすてるけむれす】 |
シシステルケスレムの間違い。シシステルケスレムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-009 |
■ ジジ・ハイアット 【じじはいあっと】 |
A.K.D.のゴーズ騎士団に所属する女性騎士。ボォスのウォンドルシークに駐留している3人の騎士のうちのひとりである。劇中であまり見ることがない黒人女性。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加。パイド・パイパー騎士団との戦闘で敗退している。搭乗騎はブラッド・テンプル。パートナーは登場しているものの名無しのファティマである(さらに単行本収録時にカットされた)。名前の元ネタは、ドイツ系アメリカ人のバレエ・ダンサーで、1982年にハンブルク・バレエに入団・活躍したGigi Hyatt(ジジ・ハイアット)。現在は夫のヤヌス・マゾンと共にジョージア・バレエ団のバレエ・マスターを務める。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-080 |
■ 子爵 【ししゃく】 |
五爵位の第四位。ビスカウント(Viscount)とも呼ばれる。主に町や村、荘園の領主となっている人物に与えられる称号。土地を持たずとも官職についている人物に与えられる場合もある。また、公爵や侯爵(「EG」では伯爵となっているが)の長子が子爵となる場合もある。劇中ではヒューア・フォン・ヒッター(ダグラス・カイエンの偽名)などがこの爵位をもつ。爵位とはもともとは中国の周代に始まった呼称で、後にヨーロッパの貴族階級に導入された(または既存の階級に当てた)ものである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-043 |
■ 侍従 【じじゅう】 |
君主の近くに仕える者のこと。護衛と身の回りの世話を行う。バランシェ邸でも侍従を雇っていたらしいが、バトラーやメイドがいる屋敷の場合は、ヴァレット(近侍)またはフットマン(従僕)と云った方がより正しい。ヴァレットは主人の身の回りの世話をする使用人で、フットマンはバトラーの直属で動く下男のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ 侍従騎士 【じじゅうきし】 |
侍従であり、且つ、騎士の資格をもつ者のこと。君主や国家要人の近くに仕える騎士。護衛だけでなく、身の回りの世話をする役目をもつ。従騎士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-020 |
■ 侍従長 【じじゅうちょう】 |
侍従のリーダー。侍従とは君主の近くに仕える者のこと。護衛と身の回りの世話が主な役目だが、国家元首に付く侍従の中には騎士・軍人としての訓練を積んでおり、君主の指示に従って軍の指揮を執る者もいる。ニオ・ハスラーはダイ・グ・フィルモア5世付きの侍従長という設定。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 侍女 【じじょ】 |
大きな屋敷に仕える小間使いの女性。お手伝い。いわゆるメイドのこと。世の男性の多くがいろんな意味で憧れる存在である。ジョーカー星団は貴族文化が色濃く残っており、メイドなどの使用人を雇っている王家・名家は数多い。チャア・ティがメサ・ルミナス学園に渡る前にやっていたアルバイトは住み込みのメイドであった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-038 |
■ 静 【しず】 |
クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した15体目のファティマ。時、町、京と共に製作された。完成後、クバルカン法国の人形使いであったアルテン・サヤステに娶られ、星団暦2930年頃に勃発したウモス・クバルカンの二国間紛争に参戦。MHバッシュと対峙し、初代黒騎士ツーリー・パイドルを討ち取った経歴をもつ。この時のMH戦は半ば伝説として騎士の間で語り継がれているらしい。アルテンの引退後はそのままルーンに残り、次期法王と目されるミューズ・バン・レイバックのパートナーとなった。サンダー・ドラゴンからドラゴン・ドロップを与えられた「ドラゴンのパートナー」のひとり。また非常に珍しいS-M型ファティマである。バランシェ・ファティマの日本人タイプ四姉妹の名前は、中村雀右衛門が出演した舞台の役名の中から見つけることができる。昭和35年の「義経千本桜」や45年の「吉野山」に登場した「静御前」、または63年の「井伊大老」に登場した「お静の方」が元ネタだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-038 |
■ システム・カリギュラ 【しすてむかりぎゅら】 |
AD世紀の時代から歴史の裏舞台で暗躍していた謎の組織。ユーゴ・マウザーやエルディアイ・ツバンツヒが所属する。星団に存在する数多くの国家と「契約」しており、必要に応じてその強大な力を貸し与える。永野センセー曰く「中国の伝記に出てくる饕餮(とうてつ)のような存在」ということらしい。饕餮は羊の体(もしくは牛の体)にヒトの頭をもつ怪物で、欲深く、暴食を繰り返し、他者から略奪することを好んだとされる。カリギュラの本拠地はスタント遊星の惑星・無(ナイン)にあり、3000年か4000年くらい前から活動しているらしい。シオの門番と呼ばれる騎士を通して星団各国の情勢に介入。ブーレイ傭兵騎士団の派遣も彼らの差し金による。その行動原理は「知識欲」であり、ショウメやミスト・ブレーカー(懐園剣)といった未知なるモノの探索に専ら力を注いでいるようだ。懐園剣を所持していた剣聖ハリコンが若くしてこの世を去ってしまったのも、彼らとの戦いが原因であるという。饕餮の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-179 |
■ システム・ディバイス・エアー・トルク・コンバーター 【しすてむでばいすえあーとるくこんばーたー】 |
ウェザー・コントロール・ディバイスとも。フロート・テンプルの気象制御(ウェザー・コントロール)を行う巨大な装置。島の地上部に見える2つの巨大な円がこの装置の本体に当たる。空気圧の調整とそれによる気温の確保により、フロート・テンプルの周辺に地表と同じ気象条件を再現するらしい。 |
別名・異名・正式名など: ウェザー・コントロール・ディバイス 初掲載: CH7-074 |
■ システム・パワー 【しすてむぱわー】 |
システムの稼動に必要な動力のこと。MHの場合、筋肉に相当するパワーシリンダーはイレーザー・エネルギーの圧力によって稼動する。また、それらを制御する基盤や機体各部に仕込まれたデバイスのほとんどは「電荷変換されたサポート用のイレーザー・エネルギー」や「電力」によって稼動する。したがって、MHについてシステム・パワーと云った場合は、イレーザー・エネルギーとそこから派生して生み出された様々な形態のエネルギーということになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-070 |
■ システム冷却 【しすてむれいきゃく】 |
機関冷却とほぼ同義。機関冷却の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-118 |
■ 司政官 【しせいかん】 |
行政を担当する官僚のこと。本来は植民地などで占領行政を担うために派遣される役人を指す。アイシャはA.K.D.の司政官という設定(後に司政長官に変更)。司政長官の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-066 |
■ 司政長官 【しせいちょうかん】 |
司政官を束ねる長官のこと。行政を担当する官僚の最高位に当たる人物である。アイシャはA.K.D.の司政長官という設定。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-007 |
■ 次席王家 【じせきおうけ】 |
国家の主権を担う王家(=第1王家)に次ぐ地位を得ている王家のこと。第2王家とも呼ばれる。天照王朝のシナーテ家は、星団暦2900年代末期における次席王家であった。ちなみに、第1王家は天照家(グリース王家)、第3王家はコーダンテ家である。シナーテ家の取り壊しや、コーダンテ家のアイシャの移籍によって、2位以下の順位は変動しつつあるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-134 |
■ 次席司政官 【じせきしせいかん】 |
司政官の補佐役。A.K.D.司政長官アイシャ・コーダンテの補佐役はミシャル・ハ・ルン。彼女はグリース王国の副首相とA.K.D.軍の3軍元帥も務めており、公職の面で全面的にアイシャの補佐役を担う位置にいることが判る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-197 |
■ ジセル 【じせる】 |
ジゼルの間違い。ジゼル(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: IS-043 |
■ ジゼル(1) 【じぜる】 |
クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した10体目のファティマ。オデット、オーロラと共に製作された(この三姉妹は舞踏三姉妹と呼ばれる)。フィルモア帝国の帝国特務騎士団(もえぎ騎士団)を預かる騎士団長ナイアス・ブリュンヒルデのパートナー。帝国特務騎士団は魔導大戦の勃発と同時にブーレイ傭兵騎士団として派遣されており、ジゼルもリーダー騎のファントム[白]を駆って参戦している。名前の元ネタは、1841年にAdolphe Charles Adam(アドルフ・シャルル・アダン)が発表したバレエ作品「ジゼル」の主人公から。失恋の哀しみによって狂死したジゼルは、死霊ウィリーとなって蘇り、死霊の女王ミルタからかつての恋人を殺すように命令される。原作はドイツの作家Heinrich Heine(ハインリヒ・ハイネ)の「ドイツ論」。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-057 |
■ ジゼル(2) 【じぜる】 |
1841年にAdolphe Charles Adam(アドルフ・シャルル・アダン)が発表したバレエ作品。失恋の哀しみによって狂死したジゼルは、死霊ウィリーとなって蘇り、死霊の女王ミルタからかつての恋人を殺すように命令される。主人公が死装束で踊る唯一のバレエ作品といわれる。原作はドイツの作家Heinrich Heine(ハインリヒ・ハイネ)の「ドイツ論」。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-222 |
■ 自然治癒能力 【しぜんちゆのうりょく】 |
薬品などの外部因子に頼らず、身体に本来備わっている恒常性によって怪我や病気から回復する能力のこと。ファティマの自然治癒能力は極端に低いとされ、一度負ってしまった外傷は専用の薬かマイトによる調整が無ければ完全に治癒できないとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-091 |
■ 時閃ディグツァイト・エンシー 【じせんでぃぐつぁいとえんしー】 |
ファロスディー・カナーン超帝國の焔星騎士団が使用したマシンメサイア。焔星(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE6-093 |
■ 時閃ディグツァイト・エンシー雷丸 【じせんでぃぐつぁいとえんしーいかずちまる】 |
ログナーがファロスディー・カナーン超帝國の焔星騎士団に籍を置いていた時代に使用していたマシンメサイア。焔星と同型であるが、装甲色が群青色だったらしい。焔星(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE6-093 |
■ 始祖科学 【しそかがく】 |
ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。ジョカー星団において始祖的なレベルに位置する太古の科学のことだろうか。現在の地球における科学全般に相当するであろう。加速器を備える巨大な研究施設が「遺跡」として登場していることからも判るとおり、ジョーカー星団の科学力は現在の地球から見てほとんど魔法と云って差し支えない未知のレベルに達している。にも係らず、過去の研究分野に目を向けることで新たに見えてくるものもあるのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-014 |
■ 始祖鳥 【しそちょう】 |
ジョーカー太陽星団の全星(人類生存星に限る)でごく普通にみられる鳥類の一種。ほぼ鳥類の起源に位置している。地球においてはジュラ紀以降の地層で始祖鳥の化石が確認されており、1860年にドイツの採石場で発見された化石のほか、2012年現在までに10例が報告されている。これらの化石にみられる大まかな特徴は一致しているものの、細かい部分では同一の形態を備えておらず、さらに不完全な標本や偽造説が囁かれている標本、行方不明になっている標本もあることから、未だに同一種であるか否かの検証はおろか、鳥類、恐竜類、爬虫類のいずれに分類するかの結論も出ていないらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-182 |
■ 自体破壊 【じたいはかい】 |
いわゆる自爆のこと。ルーン騎士団のMHバングを挙げるまでもなく、MHの中には最高機密兵器として扱われている機体も少なくない。このような機体は機密の漏洩を確実に防止する必要があるため、損傷や擱坐によって敵軍に拿捕されそうになった場合に作動する自爆装置が仕掛けられているようだ。劇中でも、ブラフォードに敗れたアトロポスがアルスキュルの自爆装置を作動するシーンが描かれた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-122 |
■ 師団 【しだん】 |
地上軍における部隊構成単位のひとつ。4個連隊と独立した大隊を備える部隊で、構成人数は約1万名となる。独立した戦略運用が可能で、主に中将が師団長を務める。ジョーカー星団では大佐から将官(将軍)が師団長を務めるようだ。一般に、師団以上の構成単位は大きくなるに連れて「軍団」、「軍」、「軍集団」となるが、ジョーカー星団では「軍団」、「集団」、「軍集団」となるようだ(初期設定のみで変更の可能性アリ)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-029 |
■ 師団兵科マーク 【しだんへいかまーく】 |
所属する師団および兵科を示すマークのこと。師団マークは各師団で採用しているエンブレム、兵科マークは、医療担当なら蛇、機関担当ならギア、保安担当なら「GS」という文字をデザイン化したものなど、各兵科で共通のマークが使用される。一目で判ることが重視されるため、マークは簡潔なものが多く、軍服の袖や胸などの目立つ位置に付けられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-171 |
■ 師団マーク 【しだんまーく】 |
所属する師団を示すマーク。制服や軍服に付けられる。各師団で独自にデザインしたマークを採用している場合が多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-130 |
■ 七音剣 【しちおんけん】 |
ストラト・ブレードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-120 |
■ 実剣 【じっけん】 |
スパイドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-150 |
■ 実験化学科 【じっけんかがくか】 |
ハスハント国立スバース宮殿女学院に設置されている学科のひとつ。名称から察するに、化学実験の基本を理解し、実践する学科になるだろうか。スバース宮殿女学院は公務員の教育に力を入れていることから、おそらくは文部省・科学省の役人や、研究員・教員を目指す生徒が、この学科で勉学に励んでいるものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-042 |
■ 漆黒騎士団 【しっこくきしだん】 |
ノイエ・シルチスの黒グループの別名。ノイエ・シルチス[黒騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-052 |
■ 実棍 【じっこん】 |
スパヌードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-235 |
■ 執事 【しつじ】 |
バトラーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-060 |
■ 実戦テスト 【じっせんてすと】 |
戦場において敵軍または敵機と戦闘を行うことで実施される試験のこと。演習とは異なり、予想外の展開や生死に関わる攻防の積み重ねによって、幅広いデータの収集とそれを用いた調整が可能となる。また支援・運用体制の構築も実戦テストの重要なポイントであり、運用に問題が残る機体は制式採用を見送る場合もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-007 |
■ 実戦モード 【じっせんもーど】 |
一部のMH開発ファティマにインストールされている実戦用プログラム。もしくはそのプログラムが起動した状態のこと。ファティマ・バクスチュアルは並列演算能力を単騎のコントロールに集中させる実戦モードを備えており、この状態で運用される場合は「ザ・ブライド」というコード名が与えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-048 |
■ シット 【しっと】 |
ヤクト・ミラージュに眼球同軸レーザーを装備した天照に対して、パルテノが云い放った悪態。「Shit!」で「くそくらえ!」といった感じだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-104 |
■ シップ 【しっぷ】 |
輸送・移動に用いられる浮遊移動機械のうち、大型船をシップと呼称する。宇宙船が含まれる。スペースシップの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: NT2018年5月号p63 |
■ 実斧 【じっふ】 |
スパルークの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-103 |
■ 疾風のカエシ 【しっぷうのかえし】 |
バッハトマ魔法帝国に所属する騎士。おそらくは六宝騎士団を構成する小グループのリーダー(頭目)であるが、ケサギが預かる山羊座騎士団の副頭目を務めている可能性もある。ボォスのミミバ族の出身で、バッハトマに移る以前は相棒の「雲竜のケサギ」と共にボーグブルドン衛星騎士団の所属であった。細身の体に弁髪頭、ブラフォードと同レベルの視力・追跡能力をもつ。使用MHはガスト・テンプル。パートナーは不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-060 |
■ ジッポ 【じっぽ】 |
ライターのメーカーとして世界的に有名なZippo Manufacturing Company(ジッポー社)のこと。もしくはこの会社が管理する商標Zippo(ジッポー)を指す。ジッポーはGeorge Grant Blaisdell(ジョージ・グラント・ブレイズデル)が1932年にペンシルバニア州のブラッドフォードで創業したライター・メーカー。創業当初はオーストリア製ライターの販売を行っており、翌年にはオリジナル・ライターを開発。すぐさま永久保証制度を開始し、さらにライターのボディにZippoのロゴを入れてノベルティとする販売戦略を展開。第二次大戦中は全製品を軍に納入したこともあって、アメリカ軍を通して世界中に広まり、世界で最も愛されるライターのメーカーとなった。毎年山のように新製品が発表されており、ヴィンテージ・ライターにはプレミアがつくが、ジッポー社自体はプレミアをつける販売は行っていないらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-063 |
■ 実矛 【じっほこ】 |
スパーラルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-235 |
■ 執務服 【しつむふく】 |
事務を執る際に着用する服のこと。要するに仕事着。普段の業務をこなす際に着用する制服を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-043 |
■ シテ 【して】 |
永野センセーが通っていた(もしくは通っている)西麻布のお店の名前らしい。西麻布にはBistrot de la Cite(ビストロ・ド・ラ・シテ)というフランス料理の老舗があるので、おそらくここのことだろう。曰く、「西麻布のシテのケーキはおいしーんだぞ」とのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-104 |
■ 耳道 【じどう】 |
外耳道孔(いわゆる耳の穴)から鼓膜まで続く管状の器官のこと。外耳の一部で、通常は外耳道と呼ばれる。ネコ科の動物などでは途中で折れ曲がっており、垂直耳道と水平耳道に分けられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-244 |
■ 始動印 【しどういん】 |
天照が所有するレッド・ミラージュの始動コード。レッド・ミラージュの各騎体には、天照の始動印と騎士・ファティマの情報が割り当てられており、これらが揃わなければ始動できない仕組みになっている。例として、シリアルAkd.0015のレッド・ミラージュであれば、天照の始動印を認証した後、ファティマ・アレクトーとそのマスターとなる騎士が搭乗しなければ始動できないという。ただし、天照とラキシスそしてバクスチュアルだけは、この制限を受けずに全てのレッド・ミラージュに搭乗できるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-132 |
■ 自動演算機制御 【じどうえんざんきせいぎょ】 |
MHの制御方式の一種。騎士とMHの仲立ちに自動演算機を使用する方法で、ファティマが登場する以前の時代はこの方式が主流であった。自動演算機の演算能力はファティマに遠く及ばないため、この時代のMHは非常にレスポンスが悪かったようだ。なお、自動演算機によるサポートは完全に無くなった訳ではなく、MHの頭部には現在も中枢演算機が搭載されている。また、ヤクト・ミラージュはファティマと騎士が同時に機体の操縦を行う必要があるため、一部の補正はプラズマ型コンピューターに委譲しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-063 |
■ 始動音 【しどうおん】 |
エンジンを始動した際に発する音。とくにMHのイレーザー・エンジンを始動した際に発する音のこと。通常の稼動時の音よりやや高い切り裂くような音が鳴り響くようだ。ただし、イレーザー・エンジンは半永久機関であり、一度始動したエンジンは完全に火が落ちた状態にはならないらしい。したがって、反応を極力抑えた基底状態から励起状態に移行する際に発する音と考えればいいだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-080 |
■ 始動キィ 【しどうきぃ】 |
モーターヘッド始動キーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-018 |
■ 始動キー 【しどうきー】 |
モーターヘッド始動キーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-024 |
■ 自動拳銃 【じどうけんじゅう】 |
射撃時の反動を利用して遊底(ボルトまたはスライド)が後退することで排莢を行い、それが戻る際に自動的に次弾装填が行われる拳銃のこと。遊底の後退で射手に伝わる反動を軽減する効果を持つ。オートマチックピストル (automatic pistol)または単にオート(auto)と呼ばれる。世界初の実用自動拳銃はHugo Borchardt(ヒューゴ・ボーチャード)が開発したBorchardt C-93(ボーチャードC-93モデル)。ボーチャード・ピストルとも呼ばれる。トグルアクション方式と呼ばれるショートリコイルを採用しており、この機構は後にパラベラム・ピストル(ルガーP08)に引き継がれた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-078 |
■ 始動スイッチ 【しどうすいっち】 |
MH、車輌、船舶などを始動する際に入れるスイッチのこと。イレーザー・エンジンの場合、一度始動したエンジンはそれ以降完全に停止することがないため、エンジンからのエネルギー供給を操作するon/offスイッチを指していることになる。また、ブート・プログラムが仕込まれた始動キーが無ければ始動できない特別仕様のMHも存在しており、この場合は通常の始動スイッチが取り払われているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-147 |
■ シドラ(1) 【しどら】 |
ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のひとつであるイェンシング共和国の首都。魔導大戦勃発時にAP騎士団のジャグード隊が駐屯していたハスハの主要都市である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-204 |
■ シドラ(2) 【しどら】 |
かつてこの名をもつアトールの巫女がいたらしい。シドラ・アトールということだろう。イェンシング共和国の首都シドラの名は彼女の名前に由来する。シドラ(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-137 |
■ シトロン・フリーズ・メナー 【しとろんふりーずめなー】 |
シトロン・メナー・天照の愛称。「フリーズ」は彼女が学生の頃に付けられたあだ名である。「天照家の氷室」と呼ばれるメナー家伝来の冷静さに加え、長く切れ込んだ鋭い眼つきからこのように呼ばれていたらしい。シトロン・メナー・天照の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-019 |
■ シトロン・メナー 【しとろんめなー】 |
シトロン・メナー・天照の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP3-008 |
■ シトロン・メナー・天照 【しとろんめなーあまてらす】 |
ミラージュ騎士団左翼大隊No.16。天照王朝シナーテ家の分家筋に当たるメナー家の王女である。パナール・エックス、オリビー・タイトネイブとは年齢が近く、共にグリース王立内宮高等学校に通った仲。魔導大戦の中期からチャア・ティ(ワスチャ・コーダンテ)が率いるリアル女子高生騎士団ルミナス・ナイツに加わり、戦局とは全く関係のないところで動くようだ。学生時代のあだ名から、フリーズもしくはカッティースとも呼ばれる。パートナーはオーバーハイム。3159年のアドラー侵攻ではサポート・レッドで参加する予定。また、成人後はチャアと共にコーダンテ家を支えることになるらしい。 |
別名・異名・正式名など: アーリー・メナー 初掲載: KF-125 |
■ シトン 【しとん】 |
ジュノーのロンド大陸に位置するヴァル国の首都。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-021 |
■ 紫成鼎(シナーテ) 【しなーて】 |
シナーテ家のグリース語(漢語)表記。「鼎」とは3本足の鉄の釜のこと。第2王家のシナーテ家、第3王家のコーダンテ家はこの「鼎」の字を家名としてもっており、天照家を含む3王家の協力により国家を支えているイメージを醸し出した名前となっている。シナーテ家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-060 |
■ シナーテ家 【しなーてけ】 |
天照の命(ミコト)の兄、ディス・グリース・ムムカーラ・シナーテ・天照の分家により成立した天照家の直系王族。第2王家の位置にあったが、ムムカーラから7代後のサリオン・シナーテが両親を殺害したことで、王家は断絶・解体されている。ただしこの事件が公に明かされることはなく、公式には(王および王妃の事故死と)跡継ぎであるサリオン王子の病死によって、2955年(もしくは2979年)に王家の血脈が途絶えたことになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 紫成鼎家 初掲載: TT-060 |
■ シナイ半島 【しないはんとう】 |
アラビア半島とアフリカ大陸北東部の間にある半島。三角形の半島で、北は地中海、南は紅海に面しており、東にアカバ湾、西にスエズ湾が入り込んでいる。南部沿岸は高級リゾート地として有名。反面、東端にはイスラエルとの国境およびパレスチナ自治区ガザとの境界が、西端にはスエズ運河があるため、政治的な背景から不安定な土地という見方もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-036 |
■ シナプス 【しなぷす】 |
神経細胞の神経突起が他の神経細胞に接合している部位のこと。イオンの伝達によって信号を伝える。脳や脊髄などの中枢神経ではよく発達しており、記憶や感情などの高度な思考も基本的にはこの信号の伝達によって引き起こされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-058 |
■ 指南役 【しなんやく】 |
ある特定の技術・技能に精通しており、他者に専門的な教育を施すことで教え導く人物のこと。剣術指南役であれば、技術的に伸び悩む騎士に対して欠点を気付かせてあげたり、長所を伸ばしたりして、剣の腕前を向上させることが主務となる。騎士としてこのような役に任ぜられることは極めて名誉なことであるが、単純に「面倒くさい」という理由だけでこういった役職を蹴ってしまう騎士も少なくない。事実、劇中で最強と謳われる騎士の多くは指南役を任されていない状態にあるし、カイエンに至っては息子に剣の手ほどきもしていなかったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-006 |
■ 死神 【しにがみ】 |
死を司る神。宗教・信仰・神話によってそれぞれ姿形は異なるが、主に生者の魂を刈り取る役割をもつ。ワルツ・エンデ・バビロンと対峙した疾風のカエシは、その圧倒的な実力差を肌で感じ取り、自身に確実な「死」をもたらす存在であることを見抜いて「死神」と評した。カエシ以外の周囲の者はそういった生命の危険を感じていなかったようだが、達人であればこそ感じる威圧感・恐怖というものがあるのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-030 |
■ 死神部隊 【しにがみぶたい】 |
AP騎士団のスクリティ・ポリティ隊につけられた呼び名。騎士団の裏の仕事を速やかに遂行し、全てを闇から闇へ葬り去る彼らの活躍は、味方から見ても死神の如く非情で冷徹なものに見えたのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-090 |
■ 思念結界 【しねんけっかい】 |
結界(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-131 |
■ ジノリ 【じのり】 |
バランシェが愛用していた茶器のメーカー。1735年にイタリアのフィレンツェで創業した磁器メーカーの老舗Richard Ginori(リチャード・ジノリ)のこと。ドッチァの領主であったCarlo Ginori(カルロ・ジノリ)侯爵が中国や日本の磁器を目指して独自に研究を重ね、イタリア初の窯を誕生させたのがその起源。1896年にミラノのリチャード社と合併してリチャード・ジノリ社となった。また1956年にはラヴェーノのイタリア陶磁器会社と合併し、現在はイタリア一の陶磁器企業となっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ 芝浦 【しばうら】 |
東京都港区の一部を指す地名。芝浦一丁目から芝浦四丁目まである。運河が多い地域で、工場、倉庫、オフィスビルが立ち並ぶ。東京のウォーターフロントとして開発が進められた場所で、かつてはクラブやディスコが立ち並ぶ流行の発信地であった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ シバリス 【しばりす】 |
ナトリウム・シング・桜子が着用している下着のブランド。ママドア・ユーゾッタもこのブランドの3点セットを密かに入手していたようだ。ランジェリーメーカーのデザイン部門のチーフを務めていたMadame Sibarita(シバリタ夫人)が、1966年にフランスのリヨンで立ち上げた下着ブランドSybaris(シバリス)が元ネタ。それまで機能性だけが重視されていた下着に対して、斬新なデザインと色使い、レースなどの素材を取り入れ、大きくファッション性を向上させたブランドとして知られる。手作業を基本として生産するクチュール・ブランドで、工場生産では成し得ない柔らかな素材の使用、丹念な刺繍などからセレブ御用達のブランドとして人気が高い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-089 |
■ シバレース 【しばれーす】 |
その時代や地域によって意味合いが異なるが、基本的に「騎士」を意味する言葉である。AD世紀においては、炎の女皇帝が作り上げた剣聖クラスの騎士を指す言葉であった(大量生産の騎士はリッターと呼ばれた)。その後の時代では、シバレースのあまりにも凄まじい力が忌むべきモノとして見られたため、「呪われた血をもつ者」という意味合いが込められるようになったらしい。星団紀に入った現在においても、フィルモア帝国やカステポーなど古の記憶を残す一部の国家・地域ではその風習が残っているようだ(ハスハでは単に騎士を意味する言葉になっている)。また、遥かな時代を経た太陽紀では再び騎士そのものを指す言葉となっている。おそらくフランス語で「騎士」を意味するchevalier(シュバリエ)が訛ったものだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-010 |
■ ジバンシー 【じばんしー】 |
モードの神童と謳われたフランス出身のデザイナーHubert de Givenchy(ユベール・ド・ジバンシー)のこと。または、彼が1952年にパリで創業したオートクチュール・メゾンのこと。55年に「自由なライン」として発表したウエストもヒップもないシュミーズ・ドレスが反響を呼び、一躍パリ・メゾンのトップ層に食い込んだ一流ブランドとして知られる。その後も香水や男性化粧品の発表により事業を拡大したものの、ユベールの引退後に一時売上が落ち込んだこともあって、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン・グループの傘下に入っている。2012年現在のデザイナーはRiccardo Tisci(リカルド・ティッシ)。ジバンシーは「麗しのサブリナ(1954)」で主演したオードリー・ヘップバーンの衣装を担当したことで有名。その後も7作品においてオードリーの衣装を担当している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-011 |
■ 慈悲のノンナ 【じひののんな】 |
クバルカン法国の法典神官長ノンナ・ストラウスの呼び名のひとつ。法典神官長はクバルカン法国における司法のトップ(=最高判事)であるが、法でガチガチに固められたクバルカンにおいて、自らが法となって最良の選択を行う神官であれば、民草を縛る戒律を和らげる場面も多いことだろう。そういった裁量から「慈悲」という呼び名が生まれたのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-198 |
■ シビラ 【しびら】 |
セイレイ・コーラスが好むブランドのひとつ。ニューヨーク出身のデザイナーSybilla Sorondo(シビラ・ソロンド)が発信している服飾・アクセサリー・生活雑貨を扱うブランドSybilla(シビラ)のこと。比較的シンプルで大人っぽいイメージが強いブランドである。活動拠点はスペインのマドリッド。1983年に初のコレクションを発表した後、スペインのNucleo de Dosen社と契約して服飾アイテムを販売。日本国内ではイトキン株式会社と契約してプレタポルテの製造・販売を行っている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ 死美羅 【しびら】 |
セイレイ・コーラスが読むことが可能な「ワケワカんない文字」のひとつ。シビラの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-068 |
■ シビラ島 【しびらとう】 |
デルタ・ベルンの南半球に存在する島。極圏付近に位置しており、島の9割は永久凍土に覆われる。また、島の東端にはユークという小国がある。名前の元ネタは、スペインの服飾ブランドSybilla(シビラ)だろうか。死美羅の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-006 |
■ 渋谷 【しぶや】 |
東京都渋谷区。池袋、新宿と並ぶ東京副都心のひとつ。渋谷駅前に忠犬ハチ公の銅像があることで有名。渋谷PARCO、マルイシティ渋谷、SHIBUYA109などのファッションセンターが立ち並び、1990年代のコギャル・ブームなどもあって日本のストリートファッションの発信地となっている場所である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-122 |
■ 渋谷109 【しぶや109】 |
東京都渋谷区道玄坂にある商業施設SHIBUYA109のこと。渋谷駅ハチ公口前にあるランドマークとして有名。109は東急モールズデベロップメントが展開するファッションビルの名称であり、その初号店・旗艦店がSHIBUYA109となる。開業は1979年。当初はファッションコミュニティ109という店名であり、89年に現在の店名に改称した。マルキューは109の略称であり、利用客の多くもこのように呼称している。店内は10代後半から20代前半の女性をターゲットとするテナントで占められており、男性客向けの施設として109MEN'Sが87年に渋谷区神南にオープンしている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ 渋谷246 【しぶや246】 |
おそらく東京都渋谷区の国道246号線沿いのこと。主都高速3号渋谷線に重なる地域で、青山通りから続いて西に延びる通りである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ 渋谷明治通り 【しぶやめいじどおり】 |
東京都の明治通りのうち、渋谷区に重なる区間のこと。明治通りはもともと環状5号線として整備されていた東京都内の環状道路で、江東区夢の島から出て、墨田区、台東区、荒川区、北区、豊島区、新宿区、渋谷区を経由して港区南麻布に至る総延長約33.3kmの道路である。現在は都市計画の変更により、この道路の一部(北区滝野川から港区南麻布までの区間=環状第5の1号線)と、別の環状道路(北区王子から荒川区荒川までの区間=環状第5の2号線)を指して環状5号線と呼ばれているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-071 |
■ 司法院 【しほういん】 |
いわゆる司法機関のこと。立法・行政・司法から成る三権のうち、司法を担う。グリーン・ネイパーが最高責任者を務める「みどりの杜」は天照家の司法院である。みどりの杜の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-034 |
■ 司法宮 【しほうきゅう】 |
フィルモア帝国における司法機関もしくはその集合体を指す名称。下位組織として、星団司法省、特殊司法省、普通司法省、そして軍司法省の4つの省庁を管轄する(初期設定では普通司法省ではなく最高司法省)。司法宮の最高責任者が最高裁判長として位置付けられる帝国最高吟味役である。星団暦3000年代初頭における帝国最高吟味役は、アルク家のエイデンス・アルク・レーダー。ちなみに、軍司法省は司法宮の管轄であると同時に、帝国議会と軍事院の管轄になっているようだ。帝国最高吟味役の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 四方手裏剣 【しほうしゅりけん】 |
四方に棘が突き出した手裏剣のこと。十字型の手裏剣。トモエは毛皮の上着の中に四方手裏剣を10個隠し持っているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-150 |
■ 姉妹機 【しまいき】 |
兄弟機(兄弟騎)とほぼ同義。スピード・ミラージュのヴンダーシェッツェとヴォルケシェッツェは姉妹機という設定がある。基本設計が同一で装甲形状や武装が異なる機体を指すが、この2騎に限らず細身の機体は女性に例えられる場合が多いようだ。兄弟騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ10-005 |
■ 島豆腐 【しまどうふ】 |
アルル・フォルティシモが高校在学中に好きだった食べ物。沖縄で生産される固くて大きな豆腐。すり潰した大豆を煮て豆乳を得る方法(煮取り法)ではなく、水に漬けた大豆をすり潰して豆乳を得る方法(生絞り法)で作られる。得られた豆乳ににがりを加え、長時間、荷重を掛けて水分を除くことで弾力のある豆腐になる。炒め物にしても崩れないことから、ゴーヤーチャンプルーなどの沖縄料理に必ず入れられる食材である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-013 |
■ シマロン 【しまろん】 |
スペインのGrupo Saez Merino(サエズ・メリノ社)が1979年に立ち上げたジーンズのブランドCimarron(シマロン)のこと。現在はパリにデザイン部門とプロモーション部門を構える。ヨーロッパのトレンドを牽引しているブランドとして知られ、ストレッチデニムジーンズとストレッチカラージーンズがブランドの定番となっている。ジーンズがもつ形状やフィット感から発揮される美脚・セクシー効果に定評があり、パリを基点としてヨーロッパ全土で女性に人気が高い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: IS-111 |
■ ジミー・チュー 【じみーちゅー】 |
マレーシア出身の靴職人Jimmy Choo(ジミー・チュー)のこと。1996年に自身の名を冠するブランドをロンドンで立ち上げ、後にバッグやアクセサリーの製造・販売を開始。マノロ・ブラニクと並び称される高級ブランドで、ダイアナ妃が好んだブランドとしても有名。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: C09-013 |
■ シミター 【しみたー】 |
第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第8惑星。シミター恒星もしくは恒衛星と呼ばれ、恒星イースターからかなり離れた位置にありながら、小型の太陽のように発光している不思議な天体である。惑星なのに恒星と呼ばれたり衛星と呼ばれたり、しかも連載が始まってからかなりの時間を置いていきなり追加された星だったりするため、微妙に厄介な設定が組まれているような気がする。イギリスのSupermarine(スーパーマーリン社)が1951年に開発した、核兵器の搭載が可能な艦上戦闘攻撃機「Scimitar(シミター)」が名前の元ネタか。シミターとは「三日月刀」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-004 |
■ シミター恒星 【しみたーこうせい】 |
シミターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-198 |
■ 事務将校 【じむしょうこう】 |
事務方を担当する将校のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-134 |
■ 指名戴冠 【しめいたいかん】 |
アトール皇帝が自身の口上によって次なる皇帝を指名すること。アトール皇帝の帝位の引継ぎは、血縁や師弟といったつながりに関係なく、また一定の形式に則った戴冠式といったものも存在せず、指名した瞬間がそのまま戴冠・即位と同義になる。次なる皇帝が全く別の民族から選出される場合もあるが、皇帝の側近やハスハの民がその指名に対して反論・意見することは認められない。また、指名のないまま皇帝が崩御した場合であっても、次なる皇帝はドラゴンを伴って名乗りを上げるため、全国民はそれが真実であると納得するらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-014 |
■ 下妻物語 【しもつまものがたり】 |
嶽本野ばらが2002年に発表した小説。04年に深田恭子・土屋アンナ主演で映画化された。茨城県下妻市を舞台として、ロリータとヤンキーという異色コンビの友情を描いた作品。主人公のひとり竜ヶ崎桃子のロリータ・ファッションに対する拘りは並々ならぬものがあり、それを維持するための苦労(金銭面、着替えに掛かる時間、田舎でも自転車やバイクを使用できない)を苦労と感じないだけの意気込みと誇りをもつ。他者の目にどのように移ろうとも一切気にしないという姿勢に、永野センセーも大いに賛同しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-124 |
■ じゃ〜じゃ姫 【じゃ〜じゃひめ】 |
じゃーじゃー姫の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ16-019 |
■ ジャーグト支隊 【じゃーぐとしたい】 |
AP騎士団[ジャグード隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-025 |
■ じゃーじゃー姫 【じゃーじゃーひめ】 |
天照が峡楼姫に名付けたあだ名。語尾に「じゃー」を付けるのが口癖だったことに因む。ジャージャー姫とも表記される。峡楼姫の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: じゃ〜じゃ姫 初掲載: TJ18-005 |
■ ジャーニー 【じゃーにー】 |
Neal Schon(ニール・ショーン)とGregg Rolie(グレッグ・ローリー)が中心となって1973年にサンフランシスコで結成されたロックバンドJourney(ジャーニー)のこと。2014年現在も活動を続ける長命バンドとして有名。デビュー以前からメンバーが交代したこともあり、一時加入・脱退メンバーを含めて参加アーティストは20名以上に達する。メンバーの交代による音楽性の変化も著しく、プログレッシブ、ハードロック、ソフトロック、フュージョンとアルバムによってがらりと印象が変わるのが特徴。その時代々々にウケる路線を狙って変遷を繰り返したバンドという見方もあり、産業ロックの代表と云われる場合もあるようだ。アルバム・ジャケットにスカラベが描かれている場合が多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-123 |
■ シャープス家 【しゃーぷすけ】 |
フィルモア帝国に本拠を置くマイトの家系。星団暦の初頭にMHの基本構造を設計したブラウニー・ライドの直系に当たる一族で、ブラウニー家(ゼビア家)の中でも本家筋に当たると考えられる。ブラウニー家はブラウニー・ゼビア・コーターがハスハに移籍したことをきっかけに大きく2つの家系に分かれ、ゼビアの子孫はコーター家、ブラウニーの直系はシャープス家を名乗るようになったようだ。歴代当主はシャープス姓を引継いでおり、バルミドラン・シャプースやルーテン・シャープスといった著名なマイトがこの家系から生まれ、それぞれがフィルモア帝国の筆頭MHマイトとして活躍した。名前の元ネタは、アメリカのSharps Rifle Manufacturing Company(シャープス・ライフル社)からだろう。Christian Sharps(クリスチャン・シャープス)設計によるレバーアクション式後装ライフル銃を開発したメーカーである。1859年に作られたシャープス・ライフルは、射程距離の長さと遠距離の目標を確実に破壊する強力さを併せ持ち、南北戦争で両軍に使用された名銃として知られる。ゼビア・ブラウニー本家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-028 |
■ ジャーマングレイ 【じゃーまんぐれい】 |
ジャーマングレイ(german gray)を直訳すると「ドイツの灰色」。旧ドイツ軍が戦車などの戦闘用車輌に施していた灰色の塗装色をジャーマングレイと呼ぶ。ドイツ軍がこれを統一色として指定したのが1940年7月末。43年2月には新たにダークイエローを統一色としたため、ジャーマングレイの車輌は基本的にこの期間に製造したモノに限られる。ドイツ語表記ではDunkel Grau(ドゥンケルグラウ=「暗い灰色」の意)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-036 |
■ シャーマン・ステート 【しゃーまんすてーと】 |
「Shaman State」で巫女(シャーマン)を主権として成立している国家もしくは共同体のこと。劇中に登場する国家のうち、アトール聖導王朝はシャーマン・ステートの要素が強い国家として挙げられる。ちなみに、邪馬台国の女王・卑弥呼は「鬼道で衆を惑わしていた」とされており、祈祷師(=シャーマン)であったという説が有力である。よって、邪馬台国はシャーマン・ステートと見なされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-028 |
■ シャーマン・ファイアフライ 【しゃーまんふぁいあふらい】 |
第二次世界大戦中に主にイギリス軍が使用した戦車。アメリカ製のM4シャーマン中戦車の75mm主砲をイギリス製の17ポンド砲に付け替えた火力強化型。1944年1月に試作車が完成。ドイツの6号戦車タイガーや5号戦車パンサーに対抗できる唯一の戦車として直ちに増産され、その年の6月に決行されたノルマンディー上陸作戦に投入された。M4A4戦車をベースとしたシャーマンVC型のほか、M4ベースのシャーマンIC型、M4A1ベースのシャーマンIIC型などがファイアフライと呼ばれる。M4シャーマンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-061 |
■ シャーリィ・テンプル 【しゃーりぃてんぷる】 |
「FFC」に登場するラッセル・コールの元恋人。顔は「重戦機エルガイム(1984)」に登場するガウ・ハ・レッシィにそっくり。名前の元ネタは、MILKのデザイナーであった柳川れいが1974年に原宿で立ち上げた子供服ブランドShirley Temple(シャーリーテンプル)だろう。ラスと別れた後の彼女がどうなったか・・・p170の1コマ目を見る限りでは、一応スーパーノヴァの再結成コンサートには来ていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-029 |
■ シャーリィ・バランカ 【しゃーりぃばらんか】 |
コーラス王朝バランカ家に嫁いだ元ミラージュ騎士のシャーリィ・ランダースは、それ以降バランカ姓を名乗ることになった。旦那さんはトラーオ・バランカ。騎士は廃業しており、パートナーのエフロシューネはコーラス王家にて休眠中である。シャーリィ・ランダースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-095 |
■ シャーリィ・バランカ・ランダース 【しゃーりぃばらんからんだーす】 |
シャーリィ・ランダースの結婚後の名前。嫁ぎ先のバランカ家の家名が新たに加わった。シャーリィ・ランダースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-145 |
■ シャーリィ・ランダース 【しゃーりぃらんだーす】 |
ミラージュ騎士団右翼大隊No.14。アドラーのマルサラ出身(ジュノー出身との設定もアリ)。星団暦2989年、隣国ハグーダ帝国との戦争で憔悴していたコーラス王朝に派遣され、初陣のレッド・ミラージュを駆って戦争終結に尽力した。この派遣自体はレッド・ミラージュ[Ver.2]の実戦試験という側面を持っており、彼女はテスト・パイロットとして選抜されたことになる。トリオ騎士団に所属していた弟プルース・ランダースの存在(と彼の戦死)を聞いた天照の計らいがあったためか、戦争終結後はコーラス大使として駐留。2期6年間を大使として過ごした後、2995年にミラージュ騎士団を退団する。プルースと懇意にしていたバランカ家の王子トラーオ・バランカと結婚し、その血をジュノーに遺していくことになるようだ。瞳の色はスミレ色。パートナーはエフロシューネ。 |
別名・異名・正式名など: シャーリィ・ランダース・クレイテンシュバンツ 初掲載: #02-005 |
■ シャーリィ・ランダース・クレイテンシュバンツ 【しゃーりぃらんだーすくれいてんしゅばんつ】 |
クレイテンシュバンツ(Krotenschwanz)は「はねっ返りの」という意味の愛称らしい。ドイツ語で直訳すると「ヒキガエルの尾」の意。シャーリィ・ランダース、クレイテンシュバンツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-005 |
■ シャーリング 【しゃーりんぐ】 |
間隔の異なる2本以上の縫い目によってヒダを形成し、それを寄せて立体的な装飾とする技法のこと。「ひだを付ける」という意味の「shirr(シャー)」が語源。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-148 |
■ シャール王国 【しゃーるおうこく】 |
ランドアンド・スパコーンの母国。A.K.D.傘下の国家である。ただし、ランドの母国をジルマ連邦としている資料や、ランド・クロス公爵という別名(=クロス国関係者?)を掲載している資料もあるため、この辺の設定は判然としない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ34-021 |
■ シャーロック・ホームズ 【しゃーろっくほーむず】 |
Arthur Conan Doyle(アーサー・コナン・ドイル)がその推理小説の中で生み出した世界最高の名探偵。シャーロック・ホームズ・シリーズは1887年から1927年にかけて60編が執筆された。ロンドンのベーカー街221番地のアパートに住むホームズは、バイオリンやボクシングを極めながらも化学の実験が趣味という文武両道を極めた私立探偵。同居人であり医師のジョン・H・ワトスンを相棒として数々の事件に挑んだ。ヘビースモーカーでコカインの常用者という設定もあり、紳士でありながら必ずしも品行方正な人物ではないところがまた魅力であったりする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-047 |
■ じゃーん・けーん・ぐー 【じゃーんけーんぐー】 |
ラキシス対すえぞうの三本勝負という星団最低レベルの戦いで使用された、ラキシス渾身の打突技。鋭い目線で相手を睨みつつ、「じゃーん・けーん」と云いながら腕を振り回し、「ぐー!」の決め台詞と共にストレート・パンチを繰り出す。別名「ドラゴン殺し」。すえぞうはこの技で1敗目を喫したようだ。ちなみに、この勝負の立会いはファティマ・エストであった・・・というか、エストの人気に腹を立てたラキシスが彼女に一発お見舞いしようとし、エストが殴られる瞬間にすえぞうを持って盾にした、というのがホントのところである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-036 |
■ 巨神(ジャイアント)ゴーグ 【じゃいあんとごーぐ】 |
1984年4月5日から同年9月25日までテレビ東京系列で放映されたアニメーション「巨神ゴーグ」のこと。制作はサンライズ。原作・監督・キャラクター・デザインは安彦良和。戦闘機や戦闘車輌のデザイナーとして永野センセーが参加した。地図に記載されていないオウストラル島の秘密を巡って、亡き父の遺志を継いだ田神悠宇が冒険を繰り広げるストーリー。島に渡った悠宇は謎の青い巨神ゴーグと出会い、ゴーグの導きによって島の秘密に迫る。個人的にかなり好きな作品。ゴーグに出会うまでかなりヤキモキしたのもいい思い出。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-058 |
■ ジャイロ・コンパス 【じゃいろこんぱす】 |
ジャイロ・スコープ(回転する物体の回転軸が常に同じ方向を指す性質を利用したセンサー)の特性と、地球の自転と重力の作用を応用し、常に自転軸方向(北)を指し示す方位測定器のこと。機体の磁気や外部磁界の影響を受けにくく、常に真北を示すため、船舶などに搭載される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-039 |
■ 邪鬼 【じゃき】 |
霊界または霊界群に存在する邪悪な鬼。肉体をもたない霊的な存在であるらしく、フロート・テンプルのヘル・タワーにある「フタ」の向こう側から現世に飛来する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-024 |
■ ジャギ 【じゃぎ】 |
「jaggy」で「ギザギザの状態」のこと。服飾用語で、波状にカットした部分のこと。また、縫製した部分をジャギーと呼ぶ場合がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-085 |
■ ジャグード支隊 【じゃぐーどしたい】 |
AP騎士団[ジャグード隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-148 |
■ ジャグート隊 【じゃぐーとたい】 |
AP騎士団[ジャグード隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-056 |
■ ジャグード隊 【じゃぐーどたい】 |
AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[ジャグード隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-149 |
■ ジャグ・ケルシャー 【じゃぐけるしゃー】 |
パイド・パイパー騎士団の一員にして、エース級の腕前をもつ騎士。階級は大佐。パイパー騎士団の中では最も出番が少ないため、やや印象が薄い。星団暦2992年に起きたシーブル軍とA.K.D.軍の衝突において、シャフトの駆るヤクト・ミラージュと対峙して戦死している。パートナーはヴィルマ。名前の元ネタは、旧ドイツ軍第502重戦車大隊でタイガー戦車を駆ったケルシャー曹長。 |
別名・異名・正式名など: ジョグ・ケルシャー 初掲載: #07-006 |
■ シャクター 【しゃくたー】 |
ジャスタ宮殿騎士団が使用するMH。騎士団長アイオ・レーンが駆るMHグルーンと共に魔導大戦に参加している。マイトなどの詳細は不明。David Schecter(デビッド・シェクター)が1976年にアメリカ・カリフォルニア州に開業し、後にE.S.P.の傘下に入った高級ギター専門メーカーSchecter Guitar Research(シェクター・ギター・リサーチ社)が名前の元ネタだろうか。現在の社長はMichael Ciravolo(マイケル・シラヴォロ)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-197 |
■ ジャコー・クォン・ハッシュ 【じゃこーくぉんはっしゅ】 |
星団暦3000年代初頭よりイオタ宇宙騎士団の団長(本人曰く組長)に就いた強天位騎士。イオタの創始者イオタ・コルテッサの孫にして、ミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスの息子である。その強さは折り紙つきで、剣聖ダグラス・カイエンよりシルバーナイトの呼び名とシュペルター・マーク、さらにミラージュ騎士団のNo.1(旧設定ではNo.A)を引き継いでいる。他に類を見ないほどの直情型で、喧嘩の売り買いは日常茶飯事。演歌の世界を地で行く任侠キャラである。使用MHはレッド・ミラージュのサブリミテッドナンバーB3h2をもつハイドラ・ミラージュ。パートナーはバランシェ・ファティマのヴィンティン。 |
別名・異名・正式名など: ヤコス・クォン・ハッシュ、ジャック・クォン・ハッシュ 初掲載: #09-197 |
■ ジャコー・ハッシュ 【じゃこーはっしゅ】 |
ジャコー・クォン・ハッシュの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: IS-042 |
■ 射出ブロック 【しゃしゅつぶろっく】 |
バスター砲の砲口付近にある筒状のブロックのこと。イレーザー・ブーストで加速・加圧されたエネルギーは砲口までの間にあるこのブロックで直進方向に収束され、砲口から対象に向けて発射される。おそらくライフリングが刻まれているブロックと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-069 |
■ 車掌 【しゃしょう】 |
列車やバスなどに乗務して、旅客および荷物の輸送に関する事務などを取り扱う職員のこと。主な権限として、他人に迷惑をかける乗客を注意もしくは強制的に降車させることができる。コーラス王朝の国内を走る空港連絡便のエア・バスの車掌さんは、騎士よりも遥かにデカイ体格をもつことで有名。迷惑な乗客をきっちり降車させ、職務を全うするエライ人物である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-013 |
■ ジャズ 【じゃず】 |
音楽ジャンルの一種。20世紀初頭のニューオリンズを拠点としてアメリカの奴隷制度から解放された黒人によって生み出された楽器音楽全般を指す。西洋音楽とアフリカ音楽の混合によって生み出されたジャンルであり、即興と掛け合い演奏、スウィング、ブルー・ノート・スケールやシンコペーションといった演奏技法がジャズの特徴とされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ ジャスター 【じゃすたー】 |
旧カーグ王国騎士団のハト派、ジャスタカーク騎士団の騎士団長を務めた人物。星団暦2000年代初頭にカーグ王国で内乱が勃発した際、介入してきたフィルモア帝国およびクバルカン法国の側に付き、国家の安定化に向けて尽力したとされる。後にフィルモア帝国からカーグ公爵位が与えられ、旧王国の一部が割譲されたことでジャスタカーク公国が成立することとなった。ジャスタカーク騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-052 |
■ ジャスタカーク・カーグ連合 【じゃすたかーくかーぐれんごう】 |
カーグ・ジャスタカーク連合の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-009 |
■ ジャスタカーク騎士 【じゃすたかーくきし】 |
ジャスタカーク公国もしくはジャスタ宮殿騎士団に所属する騎士のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-061 |
■ ジャスタカーク騎士団 【じゃすたかーくきしだん】 |
ジャスタ宮殿騎士団の母体となった旧カーグ王国騎士団の一派。騎士団内のいわゆるハト派グループで、星団暦2000年代初頭にカーグ王国で内乱が勃発した際、介入してきたフィルモア帝国およびクバルカン法国の側に付き、国家の安定化に向けて尽力したとされる。この戦乱で武勲を挙げた騎士団に対し、フィルモア帝国は騎士団長のジャスターにカーグ公爵位を与え、さらに王国領地の一部を騎士団領として割譲した。これが後のジャスタカーク公国である。ジャスタ宮殿騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-052 |
■ ジャスタカーク公国 【じゃすたかーくこうこく】 |
フィルモア帝国の南東に位置している小国。公国の名のとおり、かつての国家元首がフィルモア帝国から公爵位を得て治めていた土地である。国家の母体はカーグ王国という王制国家であったが、星団暦2000年代初頭に王国で内乱が勃発。その鎮圧で武勲を挙げたカーグ王国騎士団のハト派、ジャスタカーク騎士団の団長ジャスターにカーグ公爵位が授与され、王国の一部が割譲されたことで成立したとされる。その後、ジャスタカーク公国はフィルモア帝国からも完全に独立。安定したカーグ王政共和国と隣国のオルネード国と共に、カーグ・ジャスタカーク連合を形成している。国家体制は騎士団が中心となっており、円卓議会による議会制で運用されている。また、公国はハスハ動乱時にハスハント旧ギーレル王朝南部を一時占領し、ジャスタカーク公国ハスハ領を得ていた過去がある。この領土はハスハ統一(現在のハスハ連合共和国の成立)の際に失われたため、魔導大戦ではこの領土の返還(もしくは奪還)を狙って騎士団が介入している。現在の国家元首はフランコ・ジェンマ太閤。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-163 |
■ ジャスタカーク公国ハスハ領 【じゃすたかーくこうこくはすはりょう】 |
ジャスタカーク公国がかつてのハスハ動乱の際に持ち得ていた占領地。位置はハスハント旧ギーレル王朝南部に当たる。星団暦2810年、ハスハ統一戦争の終結に際して占領地は全て返還され、ハスハ連合共和国が成立した。しかし、この返還はジャスタカーク公国から見て極めて不本意なものだったらしく、3030年に勃発した魔導大戦では、ジャスタカーク公国が「旧領地の奪還」を掲げて再びギーレル・ハスハ王国に侵攻することとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-052 |
■ ジャスタ宮殿騎士団 【じゃすたきゅうでんきしだん】 |
ジャスタカーク公国の宮殿騎士団。ジャスタカーク公国は円卓議会による国家運営が成されており、国家要人のほとんどが騎士もしくは騎士の縁者で占められている。騎士団が国家の中枢にそのまま直結しているという意味で、まさしく国家の顔を務める騎士団と云えるだろう。使用MHはシャクター。3000年代初頭における騎士団長は天位をもつアイオ・レーン。団員数は50名程度。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-197 |
■ ジャズベース 【じゃずべーす】 |
フェンダー/ジャズベースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-147 |
■ ジャスミン 【じゃすみん】 |
ソケイやオオバイなどモクセイ科の植物の中でも比較的強い芳香のある花をつける一群の総称。香料として利用し、とくに紅茶に含めて香りをつけたものをジャスミン・ティーと呼ぶ。ジャスミンには300種ほどの原種があり、中には有毒な植物も含まれる。一般にお茶として利用されるのはインドを原産とするアラビアジャスミン(茉莉花)。バランシェ家のティータイムに出されるお茶のひとつである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ シャズラブ 【しゃずらぶ】 |
ノイエ・シルチスの三銃士のひとりであったラルゴ・ケンタウリのパートナー。スティール・クープの手による少年型ファティマ。姿もセリフも登場しないまま死亡・退場してしまった悲しいキャラクターである。DE3でその姿を拝むことができる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-199 |
■ ジャタスカーク公国 【じゃたすかーくこうこく】 |
ジャスタカーク公国の間違い。ジャスタカーク公国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-074 |
■ シャチ 【しゃち】 |
クジラ目マイルカ科シャチ。英名は「Killer Whale」または「Orca」。マイルカ科の中では最大のクジラで体長は8〜9m。全海洋に分布する。ブリやサケなどの大型魚類のほか、アザラシやトドなどの海洋哺乳類を食す。獰猛な性質から「海のギャング」とも呼ばれる一方、複数の個体で連携を取って狩りをしたり、群れの中で若い個体の面倒を看たりするなど、高度な社会性を持つことでも知られる。ジョーカー星団ではデルタ・ベルンに生息する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-186 |
■ 車長スコープ 【しゃちょうすこーぷ】 |
エア・バレルの機体上面に備え付けられているスコープ。車長(コマンダー)が使用する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-132 |
■ 車長ハッチ 【しゃちょうはっち】 |
コマンダーハッチの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-132 |
■ ジャック・クォン・ハッシュ 【じゃっくくぉんはっしゅ】 |
ジャコー・クォン・ハッシュの別名。ジャコーの英名は「Jackos」となるため、発音によってはヤコスもしくはジャックと呼ばれる。ジャコー・クォン・ハッシュの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ ジャックナイフ・ベイル 【じゃっくないふべいる】 |
ルーター・ベイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-341 |
■ ジャッジメント・ミラージュ 【じゃっじめんとみらーじゅ】 |
MHジュノーンに与えられたミラージュ・シリーズとしての名称。J型ミラージュとして位置付けられ、その名も頭文字「J」から始まる単語となっている。ただし、コミック2巻改訂版以降、J型ミラージュはヤクト・ミラージュとして設定され、本騎は新たにAm-J型に整理された。「Judgement(審判)」の名のとおり、世界を神の手に委ねるか、ヒトの手に取り戻すか、という判断を下す役割をもつ機体である。あるいは、ユーパンドラという虚ろな生命体に天罰を下す機体と云うべきか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: OL-025 |
■ シャッタ 【しゃった】 |
A.K.D.傘下の小国であるミュウチ国の主都もしくは首都。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ シャッフル・バインダー 【しゃっふるばいんだー】 |
レッド・ミラージュ[Ver.3]から両肩に装備された遠隔操作バインダーのこと。機体の周囲に浮遊し、リフレクターのようにレーザーを跳ね返したり、エネルギーに変換したりする機能をもつ。劇中では、星団暦3007年に執り行われた天照家の創興4400年を祝う壮宋祭のシーンで登場している。シャッフル(shuffle)とは「混ぜ合わせる」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ16-013 |
■ シャトル 【しゃとる】 |
シャトル(shuttle)とは定期往復する交通機関のこと。ジョーカー星団では、エア・バスを始めとして星間連絡船などもこのように呼ばれている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-048 |
■ シャトルバス 【しゃとるばす】 |
シャトルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-116 |
■ 車内通話用電話機 【しゃないつうわようでんわき】 |
エア・バレルや戦闘用車輌の外側(主に車体後部)に備え付けられている通信機。外部の者が車輌内の搭乗者と会話する際に使用する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-155 |
■ シャネル 【しゃねる】 |
Gabrielle Chanel(ガブリエル・シャネル)が1915年にフランス・ビアリッツで創業したオートクチュール・メゾン。メゾンを立ち上げる以前は帽子屋であった。ブランド・マークとなっている2文字のCは、シャネルの通称Coco Chanel(ココ・シャネル)に由来するもの。16年に当時は喪服にしか使用されなかった「黒」を用いたドレスを発表。その後もシンプルさを追求したデザインを発表し続け、女性のパンツ・ルックを確立したブランドである。ガブリエル・シャネルは71年に他界しており、2012年現在のデザイナーはKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)が務める。アトロポス(A-T)が使用していたスーツ・ケースの中にシャネルのロゴが入ったタンクトップを見つけることができる。また、彼女が使用しているファンデーションもシャネルである。他にも幼少時のイエッタが持っていたバッグなど、そこかしこに登場しているので探してみよう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-093 |
■ シャネル・スーツ 【しゃねるすーつ】 |
Chanel(シャネル)が発表・販売しているスーツのこと。Coco Chanel(ココ・シャネル)のデザイナーとしての本格的な活動は1915年に始まったものの、今現在においてシャネル・スーツと呼ばれるモノの原型は20年代にデザインされたらしい。これがさらに彼女のオートクチュール・メゾンで作られ、市場に出回るようになったのは30年代とされている。シャネル・スーツの特徴とされているのが、当時は紳士服でのみ使用されていたツイード素材の採用。シャネルは女性がコルセットを付けることが当然とされていた時代に、多くの色糸を盛り込んだツイード素材を用い、女性が働きやすいスーツを作り上げたとされる。また、シャネルは膝を出すことを「品がない」と考えていたため、シャネル・スーツの基本的なスタイルは膝が隠れる程度の丈となる。この独特の丈はシャネル・レングスと呼ばれる。シャネルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ 蛇腹状装甲 【じゃばらじょうそうこう】 |
一般的なMHの腹部にあるデコボコした装甲のこと。胸部や腰部よりもフレキシブルに稼動することが求められるため、他の装甲よりも薄く細かいパーツで構成されている。胸部や腰部と比較して装甲厚は薄くなるが、上半身の動きを再現するために腹部の柔軟性を確保しておく必要があるらしい。大抵の場合は黒色または灰色を呈する。内部は竜骨とパワーピストンのみで、オイルなどが充填されている訳ではない。MHエンプレスはこの装甲が細かいリングパーツで構成されており、遠くから見ると薄絹を纏ったように見えるという。 |
別名・異名・正式名など: 蛇腹装甲、腹部蛇腹装甲 初掲載: PS-080 |
■ 蛇腹装甲(1) 【じゃばらそうこう】 |
蛇腹状装甲の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-065 |
■ 蛇腹装甲(2) 【じゃばらそうこう】 |
フィルモア帝国に所属する一部の騎士が身に着けている蛇腹状の装飾品。複数の金属片を連結したもので、肩や腰から下げたり、ゴルゲットのように首から下げたりしている姿が確認できる(アルカナ・ナイトやクリスティンの騎士服など)。古の正装に起源があるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-061 |
■ ジャパン 【じゃぱん】 |
David Sylvian(デヴィッド・シルヴィアン)、Steve Jansen(スティーヴ・ジャンセン)、Mick Karn(ミック・カーン)、Richard Barbieri(リチャード・バルビエリ)らが1974年にイギリス・ロンドンで結成したニューウェーブ・バンド。デビュー当初はグラムロックやポストパンク的な楽曲を発表していたものの、イギリス本国でほとんど売れず、シンセサイザーを多用するスタイルに切り替えてから評価が高まった。よって、ニューウェーブもしくはシンセポップを代表するバンドとされる。ニューウェーブ・シーンで日本のアーティストとの交流もあり、82年に解散した後も各々がYMOのメンバーなどとコラボレーションを組んだ。90年および91年に不定期で再結成している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ シャフト 【しゃふと】 |
ミラージュ騎士団レフトナンバーにおけるバーグル・デ・ライツァーのニック・ネーム(またはコード・ネーム)。バーグル・デ・ライツァーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-042 |
■ シャブリテ 【しゃぶりて】 |
AD世紀の末期にラント・フィルモア帝国の支配下に置かれていた国家。アドラーのロマン大陸に位置しており、当時は周辺のユレッカ、ゴータウン、ナランシ、ゴルンフォートと共にアドラー星ロマン大陸フィルモア帝国と呼ばれていたらしい。帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機に周辺国家と共に離脱・独立を果たした。現在のジャブリテ共和国に相当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-028 |
■ ジャブリテ共和国 【じゃぶりてきょうわこく】 |
アドラーの北半球、大ロマン大陸の北端にある共和制国家。ユレッカ共和国と共にバキン・ラカン帝国の北部国境に接する。AD世紀の末期まで周辺諸国と共にラント・フィルモア帝国の支配下に置かれていた国家である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-009 |
■ ジャマー 【じゃまー】 |
敵機の索敵機能を妨害するもの。主に妨害電波を指すが、広義には煙幕やチャフも含まれる。また、ジョーカー星団の場合はオーロラビームなどの兵装もジャマーに含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-149 |
■ シャマスク 【しゃますく】 |
オランダ出身のデザイナーRonaldus Shamask(ロナルダス・シャマスク)が、シカゴ出身のMurray Moss(マーレー・モス)と1978年にニューヨークに開業した服飾ブランドMoss Shamask Ltd.(モス・シャマスク社)のこと。無駄な要素を排除したシンプルなスタイル「ミニマリズム」を打ち出したブランドである。しかし、モスは91年に同ブランドを売却してしまい、94年以降はインテリアショップのギャラリーをオープンしている。シャマスクのその後については、海外サイトをみてもイマイチ不明。ナイアス・ブリュンヒルデはこのブランドのスーツを所有している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ04-052 |
■ ジャミング 【じゃみんぐ】 |
煙幕やチャフの散布、妨害電波の発信などにより敵機の索敵機能を妨害すること。またその装置。主に撤退時に使用するものだが、単独で行動する場合に妨害電波を発信する場合もある。初期の描写では「結界を張る」もしくは「解く」という単語で云い表していたものだが、最近ではこちらの単語を用いることが多いようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-102 |
■ ジャム・ノイズ 【じゃむのいず】 |
直訳すれば「妨害雑音」。音声や映像の記録データを不明確なモノにするため、意図的に発信される不要な情報のこと。機密性の高い機体を運用する際に発信されるもので、自身を捉えた映像や音声にノイズを加える効果をもつ。要は機密保持・情報管理に重点を置いたジャマーである。ノイズ・ゲートと呼ばれるシステムによって、ある程度キャンセルすることができるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-175 |
■ ジャム・パン 【じゃむぱん】 |
ラキシスがコーラス王朝を訪れた際にバッグに入れていた携帯食。イチゴジャムが中に入っているパン。銀座木村屋が明治7年に発売したアンパンが明治天皇の大好物との風評を得て大ヒットした後、明治34年創業の新宿中村屋、さらに上野松坂屋や神田の近江屋洋菓子店などが加わって勃発したパンの新商品開発合戦の最中に生まれたとされる。クリーム・パンやメロン・パンなど日本特有のパンはこの頃に生まれたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-046 |
■ ジャライス・ダーラ 【じゃらいすだーら】 |
星団暦3000年代初頭におけるAP騎士団[ディスターブ隊]の隊長。・・・であったが、後にラドンウェイ侯爵に設定変更されたようだ。ダーナー・ラドンウェイの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ26-037 |
■ シャリシャン・ホーカ 【しゃりしゃんほーか】 |
星団暦3000年代初頭におけるスケーヤ・エレクトナイツの筆頭騎士。バランシェが世に残したエトラムル・ファティマの1体、アークエンジェルをパートナーとしている。ただし、劇中には初代騎士団長としてマヨール・レーベンハイトが登場しているため、シャリシャンはボツ設定になった可能性が高い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-197 |
■ じゃりん子チエ 【じゃりんこちえ】 |
はるき悦巳の漫画「じゃりン子チエ」のこと。双葉社「漫画アクション」に1978年から97年まで連載され、81年には毎日放送の企画・制作でアニメ化された。頼りない父に替わってホルモン焼き屋を切り盛りする小学生の竹本チエと、周囲の大人、小学生、ネコたちの生活を描く人情漫画。関西弁(とくに河内弁)が出てくる漫画の代表作とされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-148 |
■ 邪霊 【じゃれい】 |
霊界または霊界群に存在する邪悪な霊体。フロート・テンプルのヘル・タワーにある「フタ」の向こう側から現世に飛来する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-024 |
■ じゃわす 【じゃわす】 |
映画「Star Wars(スターウォーズ)」に登場する種族ジャワ(Jawa)のことだろう。身長100cm程度の小型の種族で、常に茶色のフード付きコートを纏っている。コートの下の身体はほとんど見えず、顔も黄色く光る両目しか確認できない。劇中では、惑星タトゥイーンの砂漠で生活する集団が登場。巨大なサンドクローラーで砂漠を徘徊し、単独行動のドロイドや廃品を回収して、それらを売却もしくは交換することで生計を立てていたようだ。C-3POとR2-D2を発見し、ルーク・スカイウォーカーの叔父オーウェン・ラーズに売却したことで、ルークの冒険が始まることとなる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-068 |
■ シャングリラ・オリエンタル 【しゃんぐりらおりえんたる】 |
バストーニュの中心街にある高級ホテル。バランシェ邸は訪問者が多くなる時期などに、このホテルからヒトを雇っていたらしい。香港に本拠地を置くケリー・グループ(嘉里集団)が運営するホテル・ブランドShangri-La Hotels and Resorts(シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツ)と、同じく香港に拠点を置くMandarin Oriental Hotel Group(マンダリン・オリエンタル・ホテルグループ)が元ネタだろうか。Shangri-La(シャングリ・ラ)とはJames Hilton(ジェームズ・ヒルトン)が1933年に発表した小説「Lost Horizon」に出てくる理想郷の名前。地上の楽園の代名詞として一般に用いられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ ジャングル・ジャップ 【じゃんぐるじゃっぷ】 |
KENZOが1970年代にブランド・イメージとして打ち出していたフレーズ。ジャップ(Jap)は日本人を指す蔑称。デザイナーの高田賢三が自嘲的に用いることでブランドの独自性をアピールした。ブラック・スリーが登場するエピソードでラキシスが着ていたニット服は、この頃のKENZOブランドをイメージして描かれたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ19-037 |
■ ジャングル大帝 【じゃんぐるたいてい】 |
1965年に製作された手塚治虫原作のアニメーション。国産の長編アニメ・シリーズとしては初のフルカラー作品として知られる。同タイトルのコミックは1950年11月から54年4月まで「漫画少年」において連載された。アニメ製作を手掛けたのは虫プロダクション(現在の手塚プロダクション)。コミックとアニメではストーリーが異なるが、基本的にホワイトライオンの主人公レオの活躍を描く。アフリカの大自然の中で生きる様々な動物と人間との関わりがテーマになっており、密猟、野生動物のペット化、ジャングルの開拓といった社会問題を提起している。後にディズニー映画の「ライオン・キング(1994)」がこのアニメの模倣であるという話題が持ち上がったが、手塚プロダクションはとくに問題視していないとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-050 |
■ ジャングルブーツ 【じゃんぐるぶーつ】 |
軍用靴の一種。熱帯地域での作戦行動に適したブーツのこと。くるぶしまで覆う形状で、靴底が分厚く、頑丈で、撥水性と速乾性に富むモノを指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ ジャングル迷彩 【じゃんぐるめいさい】 |
ジャングル内の戦闘に適した迷彩パターンのこと。リーフパターン(葉っぱ模様)やタイガーパターン(トラ縞模様)が含まれる。リーフパターン、タイガーパターンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-130 |
■ ジャンシー・ガラー 【じゃんしーがらー】 |
フィルモア帝国の天位騎士。星団暦2990年代の中期にバーバリュース・ビィの後釜を継いでノイエ・シルチスの黒グループを預かっていた人物(初期設定では青グループ・リーダーでアビエン・ヒートサイの引退に合わせて黒グループ・リーダーに就任)。3000年代初頭に新設された皇帝騎士団「白騎士団(シルチス・ホワイト)」の団長に就任し、3030年にダイ・グ・フィルモア5世の警護役として魔導大戦に参加した。かつてのノイエ・シルチスでは赤・黒・青グループのリーダーを三銃士と呼ぶ慣わしがあったが、彼の時代から騎士団の三強を指すようになったらしく、彼もまた三銃士のひとりとして名を残している。パートナーはシンドラ。サイレン[R型]を駆る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ シャンシャ帝國 【しゃんしゃていこく】 |
シャンシャン帝国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-099 |
■ シャンシャン帝国 【しゃんしゃんていこく】 |
AD世紀の時代にボォスにあったファロスディー・カナーン超帝國の構成国家。ディスターブ皇帝団3群皇家が治めていた帝政国家である。超帝國ネードル黒騎士団の創始者であったヤーン・バッシュ王女は、この帝国に含まれるペジック王国の第18王女であった。シャンシャンは中国語で「香香」と書くようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-007 |
■ シャンシャント自治区 【しゃんしゃんとじちく】 |
ボォスのナン大陸南部を占める中立自治区。カステポー南区のオーザン自治区と接する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-040 |
■ シャンソン 【しゃんそん】 |
音楽ジャンルの一種。シャンソン(chanson)とはもともとはフランスにおける小謡のこと。日本においては、60年代以前にフランスで流行した歌謡曲をシャンソンとする場合が多い。ポップスやロックの影響を受けた60年代以降の楽曲はフレンチポップスに分類される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-123 |
■ ジャンニ・ベルサーチ 【じゃんにべるさーち】 |
南イタリアのレッジョ・ディ・カラブリア出身のデザイナーGianni Versace(ジャンニ・ヴェルサーチ)が1978年にミラノで興したブランド。バロック調やロココ調などの古典的なデザインを取り入れながらも、現代的な解釈を加えた独自性と派手さが特徴。82年に「ゴールデン・アイ賞」の第1回受賞者に選出されたほか、数々の国際的なデザイン賞を受賞。90年にはパリで初のオートクチュール・コレクション「アトリエ・ヴェルサーチ」を発表した。ジャンニは97年にテロリスト(連続殺人を犯した高級男娼)に射殺されたため、現在はジャンニの妹Donatella Versace(ドナテラ・ヴェルサーチ)がデザイナーを務める。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-063 |
■ シャンパンリゾット 【しゃんぱんりぞっと】 |
フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。使用するシャンパンは日替わりで変更される。シャンパンリゾットとは、白ワインの替わりにシャンパンを加えたリゾットのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-126 |
■ シャンファ 【しゃんふぁ】 |
ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)の3D対戦格闘ゲーム「ソウルキャリバー」とそれに続くシリーズに登場するプレイヤーの操作キャラクター。フルネームは柴香華(チャイ・シャンファ)明帝国・北京出身の旅芸人で、母から譲り受けた中華剣の無名(1作目では護法剣)を用いて戦う。格闘スタイル(流派)は「母より伝授された剣法」であるが、その源流は真行山臨勝寺剣法となるらしい。フェイント技を数多く持っており、プレイヤーの間の取り具合が強さに大きく影響してくるテクニカルなキャラクターである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-209 |
■ ジャンプスーツ 【じゃんぷすーつ】 |
トップスとボトムスが一体化した婦人服のこと。1920年代に使用された落下傘部隊(=ジャンパー)の制服(=スーツ)から転用されたもので、70年代にファッション業界で流行して一時代を築いた。いわゆる「つなぎ」を指すが、オールインワン、コンビネゾン、カバーオール、ロンパースなど、もともと別の服を指していたモノが互いに混在して区別なく呼ばれているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ ジャンボジェット 【じゃんぼじぇっと】 |
アメリカのThe Boeing Company(ボーイング社)が1969年に開発したボーイング747のこと。アメリカ軍の次期戦略輸送機計画において、ロッキード社に敗北したボーイング社が、その技術を投入して開発した民間用の大型旅客機である。この計画は別名C-5A計画とも呼ばれ、24時間以内に地球の裏側まで軍を派遣できる輸送機を作ることが目的であった。よって、747は大量の客員・物資の輸送が可能な旅客機として作られ、2階建ての客室や慣性誘導航法装置の採用など、当時の最新技術が惜しみなく投入された。初期型の747-100型以降、装備や設計の変更によるバリエーションが派生しており、航空機史上、世界で最も売れた旅客機のひとつとして知られる。ジャンボ(Jumbo)の名前は1880年代にロンドンの動物園にいた象の名前に由来(もともとはスワヒリ語で「こんにちは」の意)。また管制方式基準で「ジャンボジェット」と云った場合は最大離陸重量が40万lbs(ポンド)以上の航空機を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-040 |
■ 朱色 【しゅいろ】 |
バーミリオン。ジョーカー星団における兵科色では一切使用されず、あらゆる国家・騎士団のマークで使用されていない色。この色を使用している団体は唯一ミラージュ騎士団だけである。黒騎士のマークはオレンジで、ミラージュはバーミリオン。微妙に違うので注意。ただし、厳密に云うと朱色とバーミリオンも別色だし、オレンジとバーミリオンとスカーレットを並べられても判別は難しい。赤系統は最も色合わせが難しいとされる。ブーレイ傭兵騎士団に「朱の頭」が存在していたはずであるが、この設定が優先された結果、朱の頭はボツ設定になったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-007 |
■ 重MH 【じゅうMH】 |
ヘルマイネに代表されるような重装甲を備えるMHのこと。ただし、MHは戦略・目的に応じて装甲を換装するため、同一のMHであっても重装甲や軽装甲といった異なるスタイルが存在する。よって、重MHは重装甲型もしくは重装甲スタイルと云い換えられる。重装甲スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-046 |
■ 重イレーザー 【じゅういれーざー】 |
モータードーリーや戦艦に搭載されているイレーザー・エンジンのこと。劇中のセリフを読む限りでは、民間で使用される各種大型車輌に搭載されているエンジンとは異なるらしい。イレーザー・エンジン本体の構造や大きさはほとんど変わらないはずなので、出力調整と制御機構が民間のものと異なるのだろう。タービン音に高周波が混じるため、容易に判別が可能とのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-085 |
■ 重エネルギー 【じゅうえねるぎー】 |
ジョーカー星団における超重工学的な技術力により生み出された巨大なエネルギーのこと。イレーザー・エネルギーやバスター・エネルギーが該当する。副読本などの解説を読み解く限りでは、光子エネルギーを何らかの形に転換したエネルギーであることが想像できる。核エネルギーとは比べ物にならないほど巨大なエネルギーであるということ以外、原理などについては全く不明の謎のエネルギーである。FSSはSFではなくお伽話なので、この辺の設定はあまり気にしなくてもいいのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-206 |
■ 重エネルギー波 【じゅうえねるぎーは】 |
イレーザー・エネルギーやバスター・エネルギーといった重エネルギーを生み出す機関は、他の機関にない独特の波動(おそらく電磁波の一種)を発するらしく、この波動が重エネルギー波と呼ばれる。ジョーカー星団ではこの重エネルギー波を捉えるセンサーが実用化されており、MHや戦艦の索敵に利用されているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-052 |
■ シュー王子 【しゅーおうじ】 |
アトワイト公国の王族のひとり。詳細は不明であるが、A.K.D.の会計決議に参加するお偉いさんである。チュッパチャプスがないと会議を遅らせてしまう困ったちゃん。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-215 |
■ 従騎士 【じゅうきし】 |
王族や政府高官などの要人に従者として付き添っている騎士のこと。侍従を務める騎士。騎士の下位に位置する従騎士(squire)とは少し意味合いが異なる。ニオ・ハスラーはダイ・グ・フィルモア5世付きの従騎士。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-182 |
■ 自由騎士団 【じゆうきしだん】 |
自由な気風をもつ騎士団のことだろうか。フリーの騎士が集う騎士団、という意味で単に傭兵騎士団と云い換えた方がいいかも知れない。傭兵騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-041 |
■ 秋期迷彩パターン 【しゅうきめいさいぱたーん】 |
迷彩パターンの一種。秋〜冬季に効果を発揮するパターンで、主にブラウン系、カーキ系、うすいオレンジ系の色で構成される。春期迷彩パターンとリバーシブルになっているタイプが多いが、秋季よりも白っぽい色で構成される冬期迷彩パターンとリバーシブルになっているタイプも存在する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-130 |
■ 重元素芯ミサイル 【じゅうげんそしんみさいる】 |
ミサイルの一種。ミサイルの弾芯(貫徹体)に重元素を用いることで、貫徹力を強化したミサイルのこと。爆発による被害以外に、衝突そのものによる破壊力を強化したミサイルであり、装甲を貫いて敵機の内部で爆発する機能をもつ。通常、重元素とは水素とヘリウムより重い全ての元素を指すが、ここでは鉛などの重い元素と考えた方がいいだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-074 |
■ 重号科学者 【じゅうごうかがくしゃ】 |
重合科学者の間違い。MHの開発に携わる者のうち、マイスターの下位に当たる3本線のシグナル・ボーダーをもつ科学者がこのように呼ばれるようだ。工学物理重合博士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-007 |
■ 集光セイル 【しゅうこうせいる】 |
ベントセイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-047 |
■ 重合装甲 【じゅうごうそうこう】 |
複合装甲とほぼ同義。おそらく、性質の異なる複数の装甲材を重ねたものを複合装甲、単一の装甲材を重ねたものを重合装甲と呼んで区別しているのだろう。複合装甲の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-046 |
■ 収光帝 【しゅうこうてい】 |
天照・メル・グリース・アインスの通称。天照家の初代皇帝である。語義をそのまま訳せば「光を手に入れた皇帝」となる。大衆がいくら手を伸ばしても掴むことができない「光」・・・王者の栄光を掴んだ人物、という意味が含まれているのだろうか。天照・メル・グリース・アインスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ37-005 |
■ 集光パネル 【しゅうこうぱねる】 |
MHの二次装甲と同化する形で装甲表面に配置されている集光用のパネルのこと。装甲表面で集められた光は装甲の内部を通る光エネルギー・バイパスによって取り込まれ、光エネルギー蓄積体に送られる。ただし、この辺の設定が今現在もボツにならずに済んでいるのか否かは不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-044 |
■ 集合領事館 【しゅうごうりょうじかん】 |
各国の領事がそれぞれ専用の職務室を持ちつつも、全体としてひとつの役所に入っている状態の領事館のこと。通常の領事館は各国それぞれが別個に役所を構えるものであるが、カステポーのようにあらゆる国家の騎士が集合する場所であれば、集合した方が効率的に職務を遂行できると判断されたのだろう。カステポーの玄関口とも呼ばれるサッシャタウンには各国の外交窓口が集っており、一部の国家の領事は集合領事館に駐在して窓口を開いていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-041 |
■ 重国際反逆罪 【じゅうこくさいはんぎゃくざい】 |
国際社会に対する反逆と見なされる罪状のこと。あらゆる国家に属さず、且つ、国家機密の漏洩に関与しているために、各国がこぞって自国において(秘密裏に)処分したいと考える重犯罪者の罪状ということだろう。剣聖カイエンは星団暦2992年の時点で52件の重国際反逆罪に問われていたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-099 |
■ 重棍 【じゅうこん】 |
実棍(スパヌード)のうち、とくに柄頭の部分に大型の錘を付けたタイプの武器を指す。メイスとほぼ同義。スパヌード、メイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-059 |
■ 十字架手刀 【じゅうじかしゅとう】 |
カルバリィ・ブレードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-194 |
■ 十字軍 【じゅうじぐん】 |
西ヨーロッパのキリスト教諸国が聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還するために派遣した遠征軍のこと。1096年の第1回十字軍から1271年の第9回十字軍(第8回と見なす場合もある)まで、約170年にも及ぶ大軍の派遣・闘争が行われた。この期間中に十字軍がエルサレムに入り、一時だけ占領下に置くこともあったが、最終的にイスラム教諸国が勝利。その後の混乱もあって、エルサレムは現在ユダヤ教国であるイスラエルの実効支配を受けている状態にある。十字軍はもともと宗教的な意味合いが強い派遣軍であったが、異教徒・異端の排除やルート上にある地域・国家の支配といった方向も見え始め、同じキリスト教の中でも非難があったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-202 |
■ 自由自治区 【じゆうじちく】 |
あらゆる国家に属さず、いずれの国家の介入も受け入れない自治区のこと。カステポー地方に存在する5つの中立自治区が該当する。星団暦3199年にボォスを支配下に置いた天照は、カステポー地方については従来どおり自由自治区の体制を維持し、かつてL.E.D.ドラゴンと交わした不可侵条約を守り通したらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-206 |
■ シューシャ 【しゅーしゃ】 |
ノイエ・シルチスの騎士ギエロ・スガスコーニチのパートナー。MHサイレンに搭乗することを前提に、4大マイトに数えられるスティール・クープが製作したファティマである。双子の妹にパラーシャ(ブルーノ・カンツィアンのパートナー)がいる。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦にブーレイ傭兵騎士団の一員として参加。マスターと共にコーラス23世の駆るアーリィ・ジュノーンを追い詰めるも、ファティマ・シェルを直撃する反撃を食らって絶命する。劇中で、ギエロがノイエ・シルチスの騎士であることを知らなかったような描写があるが・・・妹のパラーシャはちゃんと知っていたみたいだし、なんつーか微妙。アイルトン・セナの元恋人でブラジルの国民的アイドルXuxa(シューシャ)が名前の元ネタ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-008 |
■ 重巡洋艦 【じゅうじゅんようかん】 |
巡洋艦の中でも比較的大型で、戦艦に順ずる性能をもつ艦艇のこと。逆に、小型で速度・航続力に優れる艦艇は軽巡洋艦と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-226 |
■ 集水キット 【しゅうすいきっと】 |
ファティマ用エスケープパックに収納されている装備品のひとつ。ビニールシート、張りロープ、集水ろうとなどを収めたキットで、植物の枝葉につく水滴や空気中の水蒸気を集める際に使用する。水はサバイバルの基本となるため、携行していた飲料水が切れた場合は、周囲の水をろ過して用いるか、集水キットを用いて水を集めることになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-186 |
■ 修正プログラム 【しゅうせいぷろぐらむ】 |
システム上に何らかの不具合が生じた際に起動し、問題のあるプログラムの代行または解消を行うプログラムのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-110 |
■ 集積システム 【しゅうせきしすてむ】 |
MH、車輌、船舶の頭脳として機能するメイン・コンピューターであり、端末から発信された情報を集約する大規模集積回路のこと。MHの場合は基本的に頭部に収められている。おそらく、ファティマ・シェルの天井部に位置しており、可能な限り信号伝達のタイムロスを無くしてファティマと直結できるようにしているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: サーキット・システム 初掲載: TT-046 |
■ 重戦機エルガイム1 【じゅうせんきえるがいむ1】 |
「重戦機エルガイム(1984)」のムック本「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム[1]」のこと。1984年12月に角川書店から発売された。TVシリーズ前半(1〜26話)のエピソードガイドや設定資料を掲載。永野センセーは本書において書き下ろしイラストを提供し、この中で3人の少女を描いたことがFSSの構想につながったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-019 |
■ 重戦機エルガイム2 【じゅうせんきえるがいむ2】 |
「重戦機エルガイム(1984)」のムック本「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム[2]」のこと。1985年4月に角川書店から発売された。TVシリーズ後半(27〜54話)のエピソードガイドや設定資料を掲載。エルガイムの世界観と基盤を同じにしながらも、異なる切り口でその歴史を描いた「ファイブスター物語」と題された永野センセーの書き下ろしイラストを収録。この一連のイラストがFSSの原点となった。エルガイムのファンからみても、幻とされていたブラッド・テンプル、ガスト・テンプル、エンペリアル・テンプル、エルガイムMk.IIIのイラストが公開されたことで、当時はかなり話題性の高い一冊であった。現在は絶版のため、マニア間でもかなり高額で取引されている模様。後にToyspressから発行された「MAMORUMANIA 2003 CALENDAR」に一部のイラストが再録されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 重戦機エルガイム3 【じゅうせんきえるがいむ3】 |
「重戦機エルガイム(1984)」のOVAを取り扱ったムック本「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム[3]」のこと。1987年4月に角川書店から発売された。エルガイムの放映終了から2年弱を経て発売されたOVA「重戦機エルガイムI ペンタゴナ・ウインドゥ+レディ・ギャブレー」、「重戦機エルガイムII フェアウェル・マイ・ラブリー+ペンタゴナ・ドールズ」、「重戦機エルガイムIII フルメタル・ソルジャー」の3本に関するエピソードガイドや設定資料集を掲載している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 重戦機グレイオン 【じゅうせんきぐれいおん】 |
「重戦機エルガイム(1984)」の企画段階で付けられていたタイトル名のひとつ。この後で現在の正式タイトルが決定したようだ。エルガイムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-292 |
■ 重戦機グレオン 【じゅうせんきぐれおん】 |
「重戦機エルガイム(1984)」の企画段階で付けられていたタイトル名のひとつ。後に「重戦機グレイオン」に変更されたようだ。重戦機グレイオンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-292 |
■ 重戦車 【じゅうせんしゃ】 |
車体が大きく、装甲が厚く、火力が高い戦車のこと。明確な基準は無く、同時期の戦車と比較して相対的に重い戦車が重戦車と呼ばれる。アメリカのM26パーシング、ソ連のKV-1、KV-2、JS-2、JS-3、旧ドイツの6号戦車タイガーI、タイガーII、マウスなどが重戦車に分類される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-422 |
■ 重装MH 【じゅうそうMH】 |
重装甲スタイルのMHのこと。重装甲スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-142 |
■ 重装空中戦車 【じゅうそうくうちゅうせんしゃ】 |
重戦車に分類されるエア・バレルのこと。重戦車とは、重装甲や大型砲塔の搭載により、相対的に重量が重くなっている戦車のこと。これに対して、重量の軽いものは軽戦車、その間にあるものは中戦車に分類される。おそらく、エア・バレルにも軽戦車、中戦車、重戦車などの車種があるのだろう。駆逐戦車や突撃砲もあるので、超重戦車も存在しているかも知れない。A.K.D.軍のE-75は重装空中戦車に分類される。E-75の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-043 |
■ 重装甲 【じゅうそうこう】 |
重装甲スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-065 |
■ 重装甲スタイル 【じゅうそうこうすたいる】 |
MHの装甲様式に関する考え方のひとつ。ベイル(盾)を装備しない代わりに装甲自体を重厚にし、機体そのものの防御力の拡充に重点を置いたスタイルを指す。機体の挙動スピードは若干落ちるものの、多少の攻撃は物ともせず、安定した戦闘が展開できる。ベイルを装備する軽装甲スタイルと比較して左右のモーメント・バランスが取り易いため、次々と機体を整備しなければならない状況下(長期間の戦争など)では重装甲スタイルが好まれるようだ。星団全体が不穏な動きを見せ始めた3000年代初頭において、MHを重装甲スタイルに変更する騎士団が増えてきたのはそのためである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-005 |
■ 重装甲偵察車 【じゅうそうこうていさつしゃ】 |
AFV(装甲戦闘車輌)の一種。装甲を強化した偵察車のこと。偵察行動に特化しており、走破性が高く、索敵機能に優れる車輌を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-036 |
■ 重装スーツ 【じゅうそうすーつ】 |
保護用パッドや装甲板を備え付けたスーツのこと。騎士がMHに搭乗する際に着用するMHスーツなどが該当する。アイスダート・スタイルの頃のファティマスーツは、まさに重装スーツのような佇まいを持っていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-041 |
■ 重装用アイゼン 【じゅうそうようあいぜん】 |
アイゼンとは登山靴の裏などにつく滑り止めのスパイクのこと。ミラージュ・シリーズは踵の上部にアイゼンを装備しており、バスター砲のような反動の大きい兵装を使用する場合は地面に打ち込む仕様になっている(コミック1巻でK.O.G.が使用)。また、このアイゼンは跳躍時に地面に打ち付けることで跳躍力を高める機能をもつ。ヤクト・ミラージュの場合は、複脚のふくらはぎが巨大なアイゼンになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: アイゼンロック 初掲載: CH1-061 |
■ 従属王家 【じゅうぞくおうけ】 |
国家を治める王家に仕えてきた家臣の家系で、王家の血筋を迎え入れる形で新たに王家の系列に参入した王家のこと。フィルモア帝国のケンタウリ・バナー家やハスラー・アーキロン家は、皇帝に選出される可能性はないものの、王家の血筋を継いでいることでも知られる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-027 |
■ 集団 【しゅうだん】 |
地上軍における部隊構成単位のひとつ。ジョーカー星団ではこの単位が各方面軍に相当し(集団のグループで方面軍とする資料もあり)、おそらくは上級大将の指揮下に置かれる。特定の地域・国に派遣される戦闘集団を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-029 |
■ 集中コントロールパネル 【しゅうちゅうこんとろーるぱねる】 |
プラスチック・スーツの首元に取り付けられているコントロールパネル。ワンタッチ着脱やスーツのエアコン制御などがこのパネルで行われる。手動で操作するほか、ファティマのヘッド・クリスタルから無線で操作することも可能なようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-191 |
■ 集中スキャナー 【しゅうちゅうすきゃなー】 |
スキャナーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-060 |
■ 修道院 【しゅうどういん】 |
ローマ・カトリック教の修道士や修道女が共同生活を送る寺院。異性との接触を絶ち、厳しい規律を守り、質素で厳格な生活を送る場所である。ルーン騎士団の性質は修道院の教えや生活がモチーフになっているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-016 |
■ 自由都市 【じゆうとし】 |
入国審査が無くとも自由に他国から来訪できる開放自治都市のこと。トラン連邦共和国のバストーニュ、バキン・ラカン帝国のナランシ、カステポー周辺の自治都市群が該当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-131 |
■ ジュート・フィルモア 【じゅーとふぃるもあ】 |
星団紀の初頭におけるフィルモア帝国の皇帝。グリース王国の天照の命(ミコト)と共に星団法を制定し、星団各国の了承を得て星団暦を開始させた人物。・・・という設定であったが、後に星団法の制定は1900年代に行われたという設定に落ち着き、星団法の制定に携わった人物もフィルモア2世、コーラス19世、天照の命(ミコト)に置き換わった。したがって、現在はボツ設定の人物である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-054 |
■ ジュート・マキ 【じゅーとまき】 |
A.K.D.地上軍第1師団(光皇警護師団)第1歩兵連隊第2大隊第5中隊第3小隊第1分隊に所属。階級は上等兵。A.K.D.傘下の小国ネブト出身。工科大を卒業後、国の中央で研究に従事する大志を抱いてA.K.D.軍に入隊。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加する。天照の第一発見者となるも、戦闘薬により正気を失っていたため、アトロポスの手によって殺害された。キーアイテムとなるノリコの写真をすえぞうに届けた第4話の裏主人公。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-229 |
■ 収納形態 【しゅうのうけいたい】 |
MHバングが非戦闘時・収納時にとる装甲状態・姿勢を便宜的に収納形態と呼ぶ。四肢、胸部、頭部を折りたたみ、アーマー・カバーを被せた状態を指す。戦闘形態の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-077 |
■ 重砲 【じゅうほう】 |
口径が大きく、射程距離が長い火砲のこと。いわゆる大砲。主に砲兵が使用する火器を指して重砲と呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-018 |
■ 重砲射撃高度 【じゅうほうしゃげきこうど】 |
ショック・バスターやオーロラ・ビームなど、戦闘区域の広範囲に影響を及ぼすタイプの重砲を使用する際に、砲架またはそれを搭載している車輌をフローティングさせる高度のこと。地上戦などで周囲に歩兵部隊がいる場合は、発射時の衝撃や振動などを考慮して砲架・車輌を浮かせるらしい。劇中の描写を見る限りでは、地上から10mぐらいの位置を指すようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-184 |
■ 十文字霞切り 【じゅうもんじかすみぎり】 |
おそらく、瞬時に左右両側から真空剣(メイデン・ブレード)を発し、対象を十字型(というかX字型)に切り刻む剣技。劇中ではミューリー・キンキーが対ビューティ・ペール戦で使用している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-201 |
■ 十曜 【じゅうよう】 |
10個の惑星のこと。タイカ・ジューヨー皇帝団の「ジューヨー」とは、ラスタ・フォルテを含む太陽系が10個の惑星により構成されていることから名付けられた名称である。タイカ・ジューヨーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-041 |
■ 十曜のガードナー 【じゅうようのがーどなー】 |
十曜の守護者の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-146 |
■ 十曜の守護者 【じゅうようのしゅごしゃ】 |
十曜つまり10個の惑星を守護する者のこと。騎士の頂点とも云える究極の存在で、ドラゴンや炎の女皇帝はその存在を事前に知り得ており、ジョーカー星団に出現するその時を待望しているらしい。FSSの劇中では、泰華十曜の名のとおり、タイカ太陽系にラスタ・フォルテを含む10個の惑星が存在することが仄めかされている。そのタイカの守護者が剣聖マキシであることから、十曜の守護者とはおそらくマキシを指しているのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 十曜のガードナー 初掲載: #09-186 |
■ 重量配分 【じゅうりょうはいぶん】 |
MHを含む乗物全般において、前後左右に掛かる重量の配分を示した値のこと。基本的に前後左右に等量の状態、つまり放っておいても直立する状態が望ましいが、微妙な感覚は搭乗者によって異なってくる。MHを改装する場合は、新たに搭載するエンジンや最低限必要な装甲厚を計上してから、さらにバランスをとるために装甲厚を増したり、機体の各部にバラストを設置したりすることで調整を行っているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-043 |
■ 重力圏 【じゅうりょくけん】 |
ある天体の重力が作用する領域を重力圏という。より正確には、複数の天体が存在する場合に、ある天体の重力が他の天体の重力よりも卓越している領域を、その天体の重力圏という。スタント遊星が不定軌道をとって移動するのは、惑星「超(バスター)」の重力圏が大きく影響しているため。つまり、超(バスター)は惑星でありながら、恒星の軌道に影響を与えるほど重力が大きいということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-004 |
■ 重力転換 【じゅうりょくてんかん】 |
周囲の重力が歪むほどの超々強力な圧力を加えることで、特定の物質を強制的に融合・変質させることだろうか。フレーム・ランチャーの背部ユニットの中には加圧されたプラズマと触媒リキッドR(レジテーター)が充填されており、これがイレーザー・エンジンにより重力転換されることで放射光になるらしい。さらに、この放射光がジェネレーターで吹き戻されることで、ブロウバック・ブレイズと呼ばれる焔が形成される。これがフレーム・ランチャーから放射される焔である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-132 |
■ 重力波 【じゅうりょくは】 |
焔星緋帝母艦・星(シング)に搭載されていた破壊兵器。もしくは、その兵器から発せられる特殊な波(振動)で、重力場を乱す効果をもつモノのこと。一般相対性理論においては、運動する物体がもつ質量は時空の歪みを発生させており、その歪みによって発生する波を重力波と呼んでいる。おそらく、星(シング)が備えている兵装を一言で云うと「時空を歪める兵器」ということになるだろう。船体がもつ巨大な質量を攻撃に転用させたものか、あるいは次元航行システムの応用によって時空を歪めているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-072 |
■ 重力バランサー 【じゅうりょくばらんさー】 |
バランサーとは、重みや力が掛かる場所に対して、特定の支点を介して逆位置となる点に錘をつけ、全体のバランスをとること。またはその錘を指す。MHは各関節や稼動部の周囲に重力バランサーが内装(もしくは外装)されており、稼動方向に応じて逆の向きに重みを加えることで関節への負荷を緩和し、動きをスムーズにしているらしい。現在のロボット工学でもマニュピレーターにバランサーを取り付けることで生物のようなスムーズな動きを再現しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-061 |
■ 朱玉 【しゅぎょく】 |
フロート・テンプルのヴァーミリオン・タワーにおいて、玉座の後ろ側に飾られている垂れ幕に描かれていた文字。朱塔玉座の略語と思われる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-115 |
■ しゅくだい 【しゅくだい】 |
宿題。予習や復習を兼ねて、学校もしくは教師から生徒に課される学習作業のこと。メサ・ルミナス学園は夏休み期間中に宿題を出しているらしい。夏休みに入ると同時に魔導大戦に強制参加させられたワスチャは、宿題として渡された冊子(ドリルブックのようなモノか)を持ってハスハに渡ったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-152 |
■ 祝砲 【しゅくほう】 |
祝意を表わすために打つ空砲のこと。開戦時の挨拶代わりに打つ初弾をこのように呼ぶ場合がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-173 |
■ 祝砲返し 【しゅくほうがえし】 |
相手の祝砲に対して返答の意を込めて打つ空砲のこと。開戦時の挨拶代わりに打たれた初弾に対して報復する場合の砲撃をこのように呼ぶ場合がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-177 |
■ 主計 【しゅけい】 |
兵科のひとつ。食料確保や兵の生活管理、経理、雑用一般を担当する。ジョーカー星団における兵科色は黄緑。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-054 |
■ 手芸部 【しゅげいぶ】 |
裁縫、刺繍、編物などの技芸を専門的に取り組む学芸部のひとつ。トモエが高校在学中に所属していた部活である。ただし、彼女は専ら手裏剣磨きに取り組んでいたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-045 |
■ 主権 【しゅけん】 |
国家の支配権もしくは支配者のこと。シルビス・レィス・ビーナスは古代タイカの主権である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-042 |
■ 守護MH 【しゅごMH】 |
特定の対象を守護するMH。ジ・エンプレスは聖宮ラーンの守護MHとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-002 |
■ 主骨 【しゅこつ】 |
生体を構成する各骨の中でも主軸となる骨のこと。ドラゴン・ネイチャーの主翼は前縁部にある巨大な1本の骨で支えられており、これを主骨と呼んでいる。第2節、第3節は骨ではなく血管で支えられているらしい。ドラゴンの生体構造は現存する唯一の立体レントゲン映像から大まかに解析されている状態にあるが、ドラゴンが戯れに適当な構造を撮影させた可能性もあり、実際の構造は異なるとする説もあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-173 |
■ 受信フード 【じゅしんふーど】 |
ファティマ・シェルの後背部からシート上部に覆いかぶさる形で設置されているドーム状アンテナ。トップフードとも呼ばれる。これを介してファティマとMHが情報のやり取りを行う。連載の途中から巨大なサイズ・形状になったのは、プラスチック・スタイルで導入されたボンネットごとファティマの頭部を包み込む必要があったため。フードの後端から竜骨につながるケーブルが伸びているのが確認できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-072 |
■ 受体部外壁 【じゅたいぶがいへき】 |
イレーザー・エンジンを構成している外壁部分のこと。イレーザー・コアから発し、コア外郭部内壁を通過して放出されるイレーザー・エネルギーを受け止め、集約する役割をもつ。エネルギー放出外壁の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-071 |
■ 出張騎士 【しゅっちょうきし】 |
所属する騎士団もしくは国家から離れて、他の騎士団または組織の軍事行動に従事する騎士のこと。出張と云うよりも出向に近い。ミラージュ騎士のオリビー・タイトネイブは、シージラック王国に騎士籍を残したまま、出張騎士扱いでミラージュに入団したことになっている。冗談とは云え、人身売買書にサインしてしまった以上は放置・放任しておく訳にもいかないため、自由にフロート・テンプルに出入りできる権限を持たせる意味でミラージュ騎士として登録したのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-005 |
■ 出張ミラージュ騎士 【しゅっちょうみらーじゅきし】 |
オリビー・タイトネイブの肩書き。ミラージュ騎士団に出張扱いで籍を置いている騎士のこと。出張騎士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-068 |
■ 出力カーブ 【しゅつりょくかーぶ】 |
エンジンの回転数に対して、発揮されるパワーの度合いを示した曲線のこと。一般にトルク曲線と呼ばれる。イレーザー・エンジンの場合は内部に回転体がある訳ではないので、イレーザー・コアの励起度合いに対する出力比を示した曲線になると考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-109 |
■ 出力コントロール 【しゅつりょくこんとろーる】 |
イレーザー・エンジンの出力に関する操作。自動車に例えればアクセルの加減といったところか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 出力バイパス 【しゅつりょくばいぱす】 |
イレーザー・エンジンから発して機体各部にエネルギーを供給する役目をもつバイパスのこと。エネルギー・バイパスとも呼ばれる。逆に、機体各部から戻ってくる余剰エネルギーをエンジンに戻す役目をもつバイパスは、リターン・バイパスと呼ばれる。エネルギー・バイパスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-055 |
■ 出力バグ 【しゅつりょくばぐ】 |
MHに搭載されている集積回路で発生する出力関連のバグのこと。MHはファティマ以外にも(いわば補助脳として機能する)集積回路を各部に設置することで、機体各部の基本的な動作を管理している(はず)。当然、コントロール・システムやエンジン周りの補機を載せ換えた場合は、各ユニットの端末をソフトウェア上でリンクさせなければならない。この際、あまりにもシステムの異なる端末同士をリンクさせると、コンフリクトの解消ができずにバグが残ってしまうようだ。劇中では、ミシャル・ハ・ルンがシュペルターを駆った際に、出力バグのために胸部全てを換装してから出撃したという会話が描かれた。同じミラージュ系列でバグが出たということは、シュペルターに搭載されていたハード・ソフトのいずれかで型落ちのモノが使用されていたということだろう。コンピューターに例えるなら、最新のアプリケーションやドライバーに更新されないまま放置されていたイメージだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-066 |
■ 出力補正 【しゅつりょくほせい】 |
イレーザー・エンジンのエンベローヴ・パターンを変動させて、エンジンの出力を強制的に補正すること。例として、コミック7巻ではファティマ・京が(エキスパンダーを用いて打ち消している)イレーザー・エンジンの脈動を逆に利用し、脈動上昇点を活かして出力を強制的に上げる補正を行っていた。機体の各部に負荷が掛かる運用法となるため、ファティマが採る対応としてはあまり褒められたものではないらしい。MHに掛かる負荷をも省みず、マスターを助けたい一心でこのような暴挙に出てしまったということなのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 強制補正 初掲載: #07-094 |
■ 出力マネージメント 【しゅつりょくまねーじめんと】 |
パワー・マネージメントとほぼ同義。・・・と思われるが、微妙に違うかも。MH彗王丸についてのコメントで、「ニューが驚異的な出力マネージメントを生み出すために作ったMH」と書いてあるのだが、なんつーか意味が判らない。DE3のレッド・ミラージュのコメントでも、「出力マネージメントは両脚に2つのエンジンがマウントされている」とされており、これも微妙に意味が判らない。パワー・マネージメント(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-109 |
■ 出力レイアウト 【しゅつりょくれいあうと】 |
MHのエネルギー出力に関するパーツのレイアウトのこと。つまり、イレーザー・エンジンおよび周辺補機に関するレイアウトを指す。一般的なMHは胸部にイレーザー・エンジンとファンクション・タービンを置くレイアウトであるが、ミラージュ・シリーズの場合は両脚にエンジンを置き、空いた胸部スペースにサーボを追加するレイアウトとなっている。また、余剰エネルギーの排出に関しては、AUGEやエンゲージSR1は両足のランダム・スレートから、K.O.G.やバングは後頭部から、エンプレスは装甲板から排出するレイアウトを採用しており、出力の増加もしくは安定化を目指して様々な工夫を凝らしていることが判る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-148 |
■ 手刀 【しゅとう】 |
手を開いた状態でその側面(小指側)をもって相手を打つ技。いわゆるチョップ。FSSの劇中では、メイデン・ブレード、ショック・ブレード、ソニック・ブレードなど無手の状態で繰り出す剣技も手刀と呼ぶようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-176 |
■ 朱塔玉座 【しゅとうぎょくざ】 |
ヴァーミリオン・タワーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-111 |
■ 首倒剣 【しゅとうけん】 |
サロメ・スライサーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ シュトゥルム・ウント・ドラング 【しゅとぅるむうんとどらんぐ】 |
「Sturm und Drang」で「嵐と衝動」もしくは「疾風怒濤」と訳される。18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動を指す。理性に対する感情の優越を主張するもので、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」などが代表的な作品として位置付けられる。戦争用語としても用いられ、この場合は「理念を捨てて本能のままに」という考え方を示す言葉となる。旧ドイツ軍が電撃戦を展開する際の合言葉にしていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-059 |
■ シュトリヒ 【しゅとりひ】 |
旧ドイツ軍が使用した戦車の照準器に付けられていた、距離計算用の簡易目盛りのこと。1mの物体が1000m離れたときに見える大きさを示しており、この目盛りに対する目標の大きさから、目標までの距離を把握するのに用いられた。目標の高さ÷シュトリヒ数×1000mが目標までの距離になる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-206 |
■ シュナル湖 【しゅなるこ】 |
レント自治連合にある小さな湖。ローランドの森の東部に位置する。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 主任設計博士 【しゅにんせっけいはかせ】 |
国家に所属するマイトのうち、複数のマイトやマイスター以下の技術者から成るグループ(いわゆる開発チームなど)を束ねる立場にあるリーダー格の熟練者のこと。いわゆる筆頭マイト。国家によってはそのまま役職名となる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-062 |
■ シュノー 【しゅのー】 |
ジュノーの間違い。ジュノー(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-198 |
■ ジュノー(1) 【じゅのー】 |
第3太陽系(南太陽系=サザンド太陽系)第3惑星。惑星改造を行わずとも人類の生存が可能な条件が揃っていたため、星団史以前の時代に移民・開拓が行われた惑星とされる(惑星改造も若干あったらしい)。開拓期にはデルタ・ベルンまたはカラミティ・ゴーダースからの移民があったとされているが、詳細は不明。この星自体は比較的若い状態にあり、大陸移動や造山活動も活発なため、人類の生活圏は大陸の一部に限られているようだ。他星から持ち込まれた生物を除く星本来の生態系は、地球で云うところのジュラ紀や白亜紀など中生代にみられた生態系に相当。極冠地帯を除くと温帯、熱帯、砂漠地方が広がっており、他の惑星と比較してかなり気温が高い。コーラス王朝を始めとする王権国家が乱立するほか、惑星の各地に太古の遺跡が存在するようだ。星全体の人口は70億人ほど。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-009 |
■ ジュノー(2) 【じゅのー】 |
アーク・水霊がアイエッタ姫に授けた「クライン」の一種。緑色。術者の生命を代償としてアース・ドラゴンを召喚する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-031 |
■ ジュノー(3) 【じゅのー】 |
バランシェが製作したとされるノーナンバーの非人間型ファティマの中に、惑星ジュノーの名を戴くファティマがあるらしい。詳細は一切不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-038 |
■ シュノーケルスコープ 【しゅのーけるすこーぷ】 |
潜水器具のシュノーケルのように、上に伸びて周囲の観察・監視を行うスコープのこと。エア・バレルの車体上面に備え付けられている。シュノーケル(snorkel)自体は「換気装置」の意。もともとの語源は「鼻」である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-132 |
■ ジュノー最終戦 【じゅのーさいしゅうせん】 |
ジュノー侵攻作戦の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-057 |
■ ジュノー侵攻作戦 【じゅのーしんこうさくせん】 |
星団暦3960年に決行されたA.K.D.軍およびミラージュ騎士団によるジュノー星への侵攻作戦のこと。レッド・ミラージュの出撃回数は通算で6回目に当たる(騎数不明)。反アマテラス勢力による抵抗があったものの、黒騎士グラード・シドミアンの敗北をもってA.K.D.軍およびミラージュ騎士団の勝利が確定。反抗勢力の最後の砦であったコーラス王朝は完全に解体され、これにより天照による星団侵攻は完遂することとなった。 |
別名・異名・正式名など: ジュノー最終戦、コーラス防衛戦 初掲載: DE1-046 |
■ ジュノー星ペテルスファ帝国領 【じゅのーせいぺてるすふぁていこくりょう】 |
AD世紀の末期にラント・フィルモア帝国の支配下に置かれていた国家もしくは国家群。ジュノーのペテルスファ大陸に位置していたと考えられるが、詳細は不明。帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機に離脱・独立を果たしたようだ。ただし、ペテルスファ大陸の北端に位置するコモセイス公国はフィルモア帝国の統治領となっているため、独立後も(一部の地域が)フィルモアの影響下にあったことが想像できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-028 |
■ ジュノー大使 【じゅのーたいし】 |
シャーリィ・ランダースが星団暦2989年に任命された役職。劇中では後に「コーラス大使」に訂正されている。コーラス大使の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-118 |
■ ジュノー内戦 【じゅのーないせん】 |
星団暦4080年、反抗天照軍がジュノーで決起し、星団連合王国(A.K.D.)からの解放を求めて正規軍と激突した戦争のこと。通常、内戦とはひとつの国内における武力闘争を指すが、この時代はジョーカー星団全体が星団連合王国という統一国家となっていたため、便宜的に内戦と呼んだようだ。予てより反抗軍の中心的な立場にあったラベル・ジュードは、MHジュノーンとファティマ・クローソーを得て参戦し、見事勝利を収めることに成功。ジュノーの解放と共にコーラス王位を宣言し、ジュノー代表として立った。この戦いを機に、反抗天照軍はコーラス軍と呼ばれるようになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-197 |
■ ジュノーの大帝 【じゅのーのたいてい】 |
コーラス王家の当主を指す通り名。帝位を認められた後のコーラス王を指すため、コーラス19世以下、26世までの8人がこのように呼ばれることになる。もっとも、ラベル(26世)が即位した後に大帝と呼ばれたかどうかは不明であるし、27世以降の人物が出てこないとは限らないので、正確な人数については不明である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-047 |
■ ジュノーの帝王 【じゅのーのていおう】 |
コーラス王家の当主を指す通り名。「ジュノーの大帝」と呼ばれる場合が多いが、なぜかバランシェはこのように呼んでいた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-052 |
■ ジュノー・ハグーダ戦 【じゅのーはぐーだせん】 |
コーラス・ハグーダ戦争の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-036 |
■ ジュノールodk 【じゅのーるodk】 |
ジュノーン[後期型]の別名。ジュノールについては誤植と思われるが、何だかんだで未だに残っている名前である。odkは「October Destroyed Kid」の略とされている。ジュノーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-045 |
■ ジュノーン 【じゅのーん】 |
コーラス王家に伝わる神騎エンゲージ・オクターバーの再設計版としてコーラス23世が30年の歳月をかけて製作した純白のMH。エンゲージ・シリーズの3番機に当たる。星団暦2988年までに一応の完成をみていたものの、エンジン出力の限界から主武装となるパイドル・スピア、高速移動用のランド・ブースターと折り合いがつかず、未完成のまま出陣。直後に大破するという憂き目に遭う。その後、2989年にレディオス・ソープの手による改修を受け、ミラージュ・シリーズにも数えられる鬼子のMHとして完成する。レッド・ミラージュやK.O.G.を遥かに超える力を持つが、これをコントロールできるのはファティマ・クローソーのみである。正式名はエンゲージ・オクターバーSR3。改修前をアーリィ・ジュノーン、改修後をレート・ジュノーンと呼ぶ場合がある。また、4100年に再改修を施され「最後期型o.d.k.」もしくはラスト・ジュノーンと呼ばれる最終形態になる(この状態はエンゲージ・オクターバーSR4)。さらに、アーリィ・ジュノーンと同様の外観をもつエンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]はセイレイ・ジュノーンと呼ばれる。ネーミングの由来は劇中でコーラス23世が語っているとおり、惑星ジュノーから。 |
別名・異名・正式名など: ユニコーン、エンゲージ・オクターバーSR3 初掲載: #01-009 |
■ ジュノーン[後期型] 【じゅのーん[こうきがた]】 |
別名レート・ジュノーン。コーラス23世が自ら製作した王専用騎ジュノーンであるが、レディオス・ソープの手により改修された後のジュノーンは[後期型]と呼んで区別する。天照が開発したスーパー・イレーザー・エンジンを搭載しており、ミラージュ・シリーズとしてジャッジメント・ミラージュの名をもつ。レッド・ミラージュやK.O.G.すらも凌駕する正真正銘星団最強のMHであるが、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦において、製作者であり最初の搭乗者でもあったコーラス23世を失ったことで、ファティマ・クローソーと共に全機能を停止。潜在能力の全てを発揮できる真の所有者コーラス26世の出現を待つ。正式名はエンゲージ・オクターバーSR3[後期型]。 |
別名・異名・正式名など: ジュノールodk、レート・ジュノーン、ジャッジメント・ミラージュ 初掲載: CH4-045 |
■ ジュノーン[最後期型o.d.k.] 【じゅのーん[さいこうきがたo.d.k.]】 |
星団暦4075年にアルマの地で発見され、レディオス・ソープの手による再改修を受けたMHジュノーンの最終バージョン。故にラスト・ジュノーンとも呼ばれる。「o.d.k.」は「October Destroyed Kid」の略。様々な設定変更がみられるMHで、その頭部には眠ったままのクローソーと半エトラムル型ファティマのデルタ・ベルンが、もしくは、アウクソーの記憶であると同時にフォーカスライトの魂と呼べるモノが、搭載されているらしい。コミック8巻に登場している機体が正式デザインであるが、キャラシートは描き起こされていない。正式名はエンゲージ・オクターバーSR4。エンゲージ・オクターバーSR4の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-009 |
■ ジュノーン[最終型] 【じゅのーん[さいしゅうがた]】 |
ジュノーン[最後期型o.d.k.]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-051 |
■ ジュノーン[初期型] 【じゅのーん[しょきがた]】 |
ジュノーン[前期型]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-102 |
■ ジュノーン[前期型] 【じゅのーん[ぜんきがた]】 |
別名アーリィ・ジュノーン。もしくはウリクル・ジュノーンとも。コーラス23世が自ら製作した王専用騎ジュノーンであるが、レディオス・ソープの手により改修される以前のジュノーンは[前期型]と呼んで区別する。コーラス王朝の名機ベルリンと同系列のイレーザー・エンジンを搭載していたものの、出力不足により主武装となるパイドル・スピア、ランド・ブースターとの折り合いがつかず、未完成の状態で初陣を迎えた。その結果、機体が大破した上にマスターであるコーラス23世は重傷、パートナーのウリクルは死亡という悲劇に見舞われる。正式名はエンゲージ・オクターバーSR3[初期型]。劇中に登場した外装はファティマ・クローソーのイメージに合わせたもので、2988年つまりクローソーの入城後に作られた装甲である。コーラス23世がいかにクローソーを神聖視していたのか、この辺のエピソードからも読み取ることができる。 |
別名・異名・正式名など: ジュノーン初期型、アーリィ・ジュノーン、ウリクル・ジュノーン 初掲載: #03-009 |
■ ジュノーンadk 【じゅのーんadk】 |
ジュノーンodkの間違い。ジュノーン[最後期型o.d.k.]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: NT2018年5月号p63 |
■ ジュノーンo.d.k. 【じゅのーんo.d.k.】 |
ジュノーン[最後期型o.d.k.]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-341 |
■ ジュノーン・オクターブ 【じゅのーんおくたーぶ】 |
MHジュノーンの別名。ジュノーンがエンゲージ・オクターバー・シリーズのひとつに数えられる機体であることを示している。正式名はエンゲージ・オクターバーSR3(旧設定ではSR2)。ジュノーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-051 |
■ 朱の頭 【しゅのかしら】 |
ブーレイ傭兵騎士団において「朱」をパーソナルカラーとする騎士がこのように呼ばれる。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦の際は空位であったらしい(コミック3巻で「朱」のブーレイは未使用という説明がある・・・が、「朱」と描かれた衣装を身に着けている騎士は2巻p91に登場している)。ただし、DE3に掲載された最新設定によると、「朱」はブーレイの7色に含まれておらず、存在そのものがボツ設定になったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シュバイサー・ドラクーン 【しゅばいさーどらくーん】 |
星団暦3000年代初頭におけるレイスル騎士団の騎士団長。2代目黒騎士ロードス・ドラクーンの孫に当たる。パートナーはバランシェ公の令令謝。レイスル騎士団が導入を検討している試作MHシンカーに搭乗する。魔導大戦の途中で引退する予定。Tommi Bock(トミ・ベック)、Buffo Volker(ビュッフォ・ヴェルカー)、Greulix Shrank(グリュリック・シュランク)らが1987年に結成したドイツのインダストリアル・メタル・バンドSchweisser(シュバイサー)が元ネタだろうか。ドイツ語で「溶接工」という意味らしい。 |
別名・異名・正式名など: シュバイザー・ドラクーン 初掲載: #09-196 |
■ シュバイザー・ドラクーン 【しゅばいざーどらくーん】 |
シュバイサー・ドラクーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ26-037 |
■ シュバリエ 【しゅばりえ】 |
天位の別称として設定されていた名称。後にシュペルマスターに変更された。シュバリエ(Chevalier)とはフランス語で「騎士」の意。シュペルマスターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ14-072 |
■ シュバルステン・ブリュンヒルド・ディ・バルキューレ 【しゅばるすてんぶりゅんひるどでぃばるきゅーれ】 |
永野センセーが奥様とは別に身近におけたらいいなーと思っているヒト。「Schwestern Brunnhilde Die Walkure」を直訳すると「ワルキューレの姉妹ブリュンヒルデ」となるろうか。おそらく、リヒャルト・ワーグナーの楽劇「Der Ring des Nibelungen(ニーベルングの指環)」に登場するブリュンヒルデを指しているのだろう。北欧神話に登場する女神。この楽劇では主神ヴォータンと知の女神エルダの娘、ワルキューレ姉妹の長姉、また、ジークフリートの妻となる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-026 |
■ ジュピテル 【じゅぴてる】 |
ローマ神話における最高神のひとりユピテルのこと。ギリシャ神話ではゼウスに該当する。英語読みではジュピター。木星の英名もこのユピテルに由来している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-012 |
■ シュペルター 【しゅぺるたー】 |
天照が製作したK.O.G.シリーズの1号機。その白銀に輝く姿から「ナイト・オブ・クローム」と呼ばれる。剣聖ダグラス・カイエンの専用騎としてハスハ統一戦争に参戦するも、ハスハ統一と同時にカイエンがしばらく隠遁生活に入り、さらに復活した後も星団内の主だった戦役に参加しなかったことから、半ば伝説として語り継がれてきた幻の名騎である。剣聖ディモス・ハイアラキの乗機としてその名を馳せていた歴戦のMH、ウォーター・ドラゴンを改装した機体であることはあまり知られていないが、両肩にあるナイトマスターの紋章はディモスがかつて搭乗していたことの証でもある。ミラージュ騎士のミシャル・ハ・ルンに貸与されたり、カイエン亡き後はバッハトマ黒騎士団に接収されジョー・ジィッド・マトリアの手に渡るなど、他のK.O.G.シリーズの例に漏れず「放浪すること」を宿命づけられた奇縁のMHといえる。最新設定では、FSS最大の謎を秘めているMHであるとのこと。ウォーター・ドラゴン(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: ナイト・オブ・ゴールド・ウォーター・ドラゴン、ミラージュX 初掲載: #04-004 |
■ シュペルター・K.O.G. 【しゅぺるたーK.O.G.】 |
MHシュペルターの別称。K.O.G.シリーズに数えられる機体でもあるため、このように呼ばれる場合もあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-032 |
■ シュペルター・エートール 【しゅぺるたーえーとーる】 |
シュペルター・A・トールとも表記される。ダグラス・カイエンがAP騎士団の総騎士団長となった後に改装されたシュペルターのこと。マギー・コーターの手による改装を受けており、フリーの騎士として活動していた頃と装甲形状が異なる。劇中にも一応登場しており、頭部前面にアトール聖導王朝の紋章を付けられているのが確認できる。カイエンの死後はバッハトマ黒騎士団のジョー・ジィッド・マトリアの手に渡る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-083 |
■ シュペルター・セカンド 【しゅぺるたーせかんど】 |
マイティ・ミラージュ[彗王丸]の別名。搭乗者のジャコーがシルバー・ナイトの名とシュペルターのエンブレムを剣聖カイエンから引き継いだことに加え、外観もカイエンのシュペルターに似ていることから、このような呼び名が付いたらしい。マイティ・ミラージュ[彗王丸]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-109 |
■ シュペルター・マーク 【しゅぺるたーまーく】 |
MHシュペルターのマークであると同時に、シルバー・ナイトであることを示すS字が2つ重なったエンブレムのこと。剣聖ダグラス・カイエンを示す紋章であったが、2代目シルバー・ナイトとなったジャコー・クォン・ハッシュに引き継がれ、彼の乗機であるハイドラ・ミラージュ(=彗王丸)にもシュペルターの名が与えられることになった。S字の由来については不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-176 |
■ シュペルマスター 【しゅぺるますたー】 |
天位の別称。おそらく「Super Master」のちょっとだけフランス語読み。「super」は「超」とか「極上の」という意味。天位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-128 |
■ 酒保 【しゅほ】 |
軍事関連施設や艦船内に置かれている売店のこと。PXとも呼ばれる。軍組織の自営もしくは外部委託によって運用されており、食品、書籍、文房具などが購入できる。ジョーカー星団各国の兵学校にも酒保が置かれており、重火器やスパッドも商品として陳列棚に並んでいるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-034 |
■ 主砲同軸ブラスター 【しゅほうどうじくぶらすたー】 |
重砲などの砲口付近に同装されているブラスターのこと。コーラス軍が使用するエア・バレルM-2の主砲180mmガンランチャーには、砲口の左右に各2基のブラスターが装備されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-155 |
■ シュマイス・バイダー 【しゅまいすばいだー】 |
星団暦3000年代前後にAP騎士団[スキーン隊]の隊長を務めた騎士。魔導大戦勃発時のハスハ侵攻では、部隊を率いてハスハ王宮の防衛戦に参加した。王宮の陥落後は西部スバース市に移動。以降はAP騎士団の副騎士団長となり、マイケル・ギラの参謀役として活躍したようだ。パートナーはウークーツ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-148 |
■ ジュリアナ 【じゅりあな】 |
ジュリアナ東京の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-063 |
■ ジュリアナ東京 【じゅりあなとうきょう】 |
1991年5月31日に東京都港区芝浦の倉庫跡にオープンしたディスコ「ジュリアナ東京」のこと。日商岩井の折口雅博(現コムスン社長)が企画・運営に携わり、イギリスのディスコ「ジュリアナ」のブランド名で出店したことからこの名前がついた。露出度の高いボディコンをまとった「お立ち台ギャル」やレイヴ(Rave)から派生した「ジュリアナ・テクノ」と評されるテクノなど、退廃的なムードが呼び物となって一世を風靡。しかし、その過激さが世論の批判の対象となり、客足が遠のいたために1994年8月31日に閉店した。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ シュリーズ共和国 【しゅりーずきょうわこく】 |
トラン連邦共和国の南部を占める共和制国家。レント自治連合、ラ・バカン共和国と共に連邦の中枢を担う。星団最大の学術都市バルチック・アカデミーを擁する国家であり、あらゆる国家・星団民に広く門戸を開いていることで知られる。その技術力の高さと自由な気風から、この土地に根を張るマイトやマイスターも多いらしい。国家の基盤は大規模農業とアカデミー直下の重産業。また、国内南部にはアドラー本来の自然環境を残す連邦公園があり、MHやファティマに関する研究だけでなく、自然科学を含む幅広い研究が盛んに行われているようだ。首都はダルメクスタン。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-103 |
■ 手裏剣 【しゅりけん】 |
懐に隠せる程度の小さな刀剣。手に持って相手に投げつけて攻撃する。小刀に似た棒型のものや十字型など様々な形状があり、状況に応じて使い分けたり流派によってもそれぞれ形状が異なる。主に忍者が使用する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-050 |
■ 手榴弾 【しゅりゅうだん】 |
ファティマが緊急時に備えて携帯しているアイテムのひとつ。手で投げる小型の爆弾。安全装置を解除して信管に着火すると数秒後に爆発する。ファティマの能力・役割を考えるに、殺傷目的ではなく、目くらましに使用する意味合いが強いだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-039 |
■ 首領 【しゅりょう】 |
主に悪事を働く一団のリーダーのこと。「シャフト」とルビが振られているのだが、辞書を引いた限りでは「shaft」に「首領」という意味が見当たらない。うーん。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-136 |
■ 狩猟の幻像 【しゅりょうのげんぞう】 |
ヤクト・ミラージュの別名のひとつ。ヤクト・ミラージュの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-042 |
■ 主力騎士団 【しゅりょくきしだん】 |
国家の主力として機能する騎士団。通常は国家騎士団を指す。国家騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-010 |
■ シュルース 【しゅるーす】 |
第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第5惑星。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-194 |
■ 主惑星外国家 【しゅわくせいがいこっか】 |
ジョーカー星団の主だった人類生存惑星から離れ、辺境の惑星に基盤を置く国家のこと。カーマントーのシージラック王国、出雲に代表される宇宙都市国家などが該当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-101 |
■ 准尉 【じゅんい】 |
軍隊の階級のひとつ。士官と下士官の間に入る准士官のこと。尉官の第四位に当たり、一般には少尉と曹長の間。自衛隊であれば三尉と曹長の間に位置する。特務曹長、特務兵曹長とも呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 特務曹長 初掲載: #02-076 |
■ 春花の術 【しゅんかのじゅつ】 |
泉興京巴が得意とする忍術。赤黒い煙を発してドロンする遁走技。煙の正体は赤唐辛子と白胡椒で、技を食らった相手は涙やクシャミを発してパニックに陥る。白土三平のコミック「カムイ外伝(1965)」にも登場する技だが、こちらは風下に眠り薬を散布して相手を眠らせる技である。見るからに毒々しい色の煙を見れば通常は近付かないものだが、ジャコーは正面からこれに挑んで見事に引っ掛かってしまった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-056 |
■ 瞬間移動 【しゅんかんいどう】 |
MHが戦闘展開区域に移動する際に行うテレポーテーションのこと。テレポーテーションの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-055 |
■ 循環エネルギー 【じゅんかんえねるぎー】 |
リターン・エネルギーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-176 |
■ 瞬間最大出力 【しゅんかんさいだいしゅつりょく】 |
自動車などで云えば、エンジンの回転数が最も高い状態で発揮される出力のこと。イレーザー・エンジンの場合、ファンクション・タービンを絞り込むことで瞬間的に出力を上げることが可能になるらしい。ただし、これをやってしまうと、エキスパンダーなどの補機で抑えていたイレーザー・エンジンの脈動が顕在化し、通常の騎士ではコントロールできない状態になってしまうようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-085 |
■ 循環システム 【じゅんかんしすてむ】 |
循環とは、物質などがある系内で形態や役割を変えながら繰り返し回り続けること。イレーザー・システムは、イレーザー・エネルギーの発生・配分・変換によって機器を稼動させ、その稼動から得られる運動エネルギーを再度還元・増幅・再エネルギー化する循環システムとして成り立っている。半永久機関と呼ばれるのも、この循環システムがほとんどロスのない状態で稼動し続けることが可能なためである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-176 |
■ 瞬間溶解焼夷弾 【しゅんかんようかいしょういだん】 |
デミフレアナパームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-123 |
■ 春期斑点迷彩 【しゅんきはんてんめいさい】 |
春期迷彩パターンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-056 |
■ 春期迷彩パターン 【しゅんきめいさいぱたーん】 |
迷彩パターンの一種。春〜夏季に効果を発揮するパターンで、主にグリーン系、オリーブ系、ピンク系の色で構成される。A.K.D.軍が採用しているパターンは、旧ドイツ軍が使用していたドットパターン(オークリーフパターンと呼ばれる)のうち、1942年のモデルに酷似しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-130 |
■ 純血の騎士 【じゅんけつのきし】 |
AD世紀の時代に、炎の女皇帝のダイバー・パワー(とくにルシェミ)と遺伝子のエンハンス(強化)操作によって造られた純正の騎士のこと。女皇帝直属の焔星親衛騎士団に所属していた非常に強力な騎士で、シバレースとも呼ばれたようだ。星団紀の騎士とは異なり、その子供は確実に騎士(またはダイバー)になるという特徴をもつが、血の薄まり、力の分散を完全に防ぐごとは不可能であったらしく、騎士が自らの意思で子を生すことは禁忌とされた。また、その強力すぎる力の暴走を防ぐため、全ての騎士は女皇帝のハイブレン制御を受け、完全に管理される体制が採られた。純血の騎士は全盛期で800人ほど存在していたようだが、わずか1名を残して女皇帝のバスター討伐に参加し、星団から消え去ってしまったらしい。今現在のジョーカー星団でみられる騎士の血は、超帝國の時代に作り出された下位クラスの騎士(=リッター)の血筋から分散していったものである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-156 |
■ 純血のダイバー 【じゅんけつのだいばー】 |
純血の騎士と同じく、AD世紀の時代にファロスディー・カナーン超帝國によって作られた純正のダイバーのこと。本来、ダイバーの能力つまりシンフォニック・フォースは超帝國の皇帝のみが保持していた特殊能力であり、戦闘人種としてダイバーが量産されたという状況は考えにくい。したがって、純血のダイバーとはとりもなおさず泰皇帝もしくは皇帝群家の一員となるべく造られた皇族候補ということになる。超帝國の時代では、カリギュラと呼ばれる超帝國皇帝開発機関が存在していたことから、この機関によって造られたダイバーこそが「純血のダイバー」ということになるだろう。ボスヤスフォートは純血のダイバーとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-007 |
■ 純血の血 【じゅんけつのち】 |
ファロスディー・カナーン超帝國の騎士およびダイバーの体内に流れている血。また、その血筋から生まれた血統のこと。彼らがもつ「遺伝情報」の意味合いで用いられる場合もある。ボスヤスフォートは超帝國が遺した「純血の血」をもつダイバーと云われる。おそらく、彼がもし子を成したとすれば、その子は確実にダイバーとなるのだろう。ただし、復活後のボスヤスフォートはディ・バローの肉体をベースにしている可能性もあるので、遺伝情報がオリジナルのモノか否かは疑問が残る。それすらもルシェミで書き換えている可能性もあるが。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-179 |
■ ジュンサイのお吸い物がついた定食 【じゅんさいのおすいものがついたていしょく】 |
メル・クール・リトラが高校在学中に好きだった食べ物。ジュンサイはスイレン目ハゴロモモ科に属す多年生の浮葉植物。寒天質で覆われた若芽を出し、この部分が食用にされる。野生種は日本国内の自生域が減少してきており、絶滅が危惧されている状態にある。市場で流通している製品は秋田県など一部の地域で栽培されているモノ。お吸い物もいいが、酢の物にしても結構うまい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-008 |
■ 准将 【じゅんしょう】 |
軍隊の階級のひとつ。将官の第五位。一般には少将と大佐の間。代将とも呼ばれる。自衛隊には相当する階級が無い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 瞬発性強化 【しゅんぱつせいきょうか】 |
MHに施されるチューニング法のひとつ。腱筋システムを換装したり、パワー・マネージメントを変更するなどして機体の瞬発力を高めること。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-089 |
■ 準備体 【じゅんびたい】 |
ファティマ準備体の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-057 |
■ 巡洋輸送艦 【じゅんようゆそうかん】 |
巡洋艦クラスの戦闘能力を備える輸送艦のこと。ジョーカー星団に存在する軍用船(戦艦、巡洋艦、フリゲート艦など)は、何よりもMHの輸送を大前提として設計されており、輸送艦に分類される船舶であっても敵からの攻撃に備えて武装面が強化されている場合が多い。つまり多目的艦もしくは万能艦タイプが主流であるということ。A.K.D.軍が使用する輸送艦イール・シリーズも巡洋輸送艦と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-226 |
■ 準ロボット 【じゅんろぼっと】 |
ロボットに準ずるもの。星団法上でファティマは準ロボットとして扱われる。つまり、人権と呼べるモノがほとんど無く、ヒトの命令に服従することが規定される存在ということ。ファティマを揶揄する言葉として「人形」という単語があるが、マスターを失ったファティマはまさしく人形に等しい存在となる。ファティマ法、ロボットの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-047 |
■ ジョイ・デ・ビジョン 【じょいでびじょん】 |
Ian Curtis(イアン・カーティス)、Peter Hook(ピーター・フック)、Stephen Morris(スティーブン・モリス)、Bernard Sumner(バーナード・サムナー)らが1976年にイギリスのグレーター・マンチェスターで結成したロックバンドJoy Division(ジョイ・ディヴィジョン)のこと。バンド名はナチス・ドイツの強制収容所内に設けられた慰安所に由来するもので、Yehiel De-Nur(イェヒエル・デ・ヌール)の小説「The House of Dolls(ダニエラの日記)」の一節から採られたという。デビュー当時よりポスト・パンクの旗手として活動。しかし、80年にイアン・カーティスが自殺したために解散。その後、残ったメンバーはNew Order(ニューオーダー)を結成した。ニューオーダーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ 少尉 【しょうい】 |
軍隊の階級のひとつ。尉官の第三位。一般には中尉と准尉の間。自衛隊であれば二尉と准尉の間に位置し三尉と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-052 |
■ 上院 【じょういん】 |
二院制議会における(国家側の)一院。官選議員によって構成される。A.K.D.議会では上院と下院のほかに貴族院が存在しているため、上院は貴族階級を除く市民の中から選ばれた議員(ただし官選)により構成されていることが予想される。これに対して、下院はおそらく民選の議員ということになるだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-043 |
■ 乗員用私物入れ 【じょういんようしぶついれ】 |
エア・バレルの車体外部には乗員用の私物入れが備え付けられている。機体内部にあると狭くて持ち出しが面倒になるため、こういったモノは大抵どうでもいいような場所(被弾して壊れてもいいような場所)に付けられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-155 |
■ 哨戒 【しょうかい】 |
敵の襲撃に備えて、見張りを立てて警戒すること。騎士がMHから降りて周囲の調査または要救助者の救助を行う場合は、ファティマがMHに残って哨戒に当たるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-102 |
■ 障害物排除フィールド 【しょうがいぶつはいじょふぃーるど】 |
一部の宇宙船が船体前部のドライブコーンから展開する不可視シールド。その名のとおり、流星物質やデブリなどの障害物を弾き、船体への衝突を防ぐシールドである。光速以上で航行すれば、わずかな石ころであっても衝突した際に甚大な被害を及ぼすことになるため、これを防ぐために船体前面にシールドが備え付けられているのだろう。ドライブコーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-141 |
■ しょうが入りのクッキー 【しょうがいりのくっきー】 |
幼少時のラキシスが盗み食いした食べ物。彼女は、このクッキーとミートタルト、マンゴーゼリー、客人に出された豆入り大福を一度にほおばった挙句、飲み込むことができずにイスごと後ろにぶっ倒れてしまったらしい。ショウガ入りのクッキー(ジンジャークッキー)は欧米の家庭でよく作られるお菓子。とくに、人型に焼いたモノはクリスマスの飾りに用いられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ しょうが入りプディング 【しょうがいりぷでぃんぐ】 |
「プロムナード」において、バイト中のちゃあがチャーティ・ウッドさんからもらったお菓子。この場合のプディングとは、一般にイメージされるプリンではなく、焼き菓子や蒸し菓子を指す。イギリスにおけるお菓子の総称である。プラムの入ったプディングの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-247 |
■ 上・下院議事堂 【じょうかいんぎじどう】 |
フロート・テンプルにあるA.K.D.議会(もしくはグリース王国議会)の上・下院議事堂。A.K.D.は上院・下院とは別に貴族院・元老院があり、これらが朱塔玉座を中心とするミラージュ・パレスの両側に付くよう配置されているようだ。微妙に日本の国会議事堂の造りと似ているかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-074 |
■ 衝角戦用ハンマーポイント 【しょうかくせんようはんまーぽいんと】 |
戦艦の艦首に備え付けられている体当たり用の突起物。非常に強固に作られたデッパリ(先端は尖っているのではなくて丸まっている)で、敵艦の側面にぶつけて装甲を破るのに用いられる。運よく機関部に当てられれば、行動不能に陥れるもしくは撃沈することも可能と考えられる。 |
別名・異名・正式名など: ラム戦用ハンマーポイント 初掲載: DE1-137 |
■ 小学校 【しょうがっこう】 |
初等教育を施す施設・機関。日本では義務教育の一環として児童の登校が義務付けられており、修業期間は基本的に満6歳から12歳までの6年間である。ジョーカー星団では8年の低学年期間と、さらに8年の高学年期間があり、2期16年が修業期間となる。年齢の制限は無く、個人の都合に合わせていつでも入学可能。飛び級はもちろんのこと、学力が高ければ高校や大学に即入学することもできるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-018 |
■ 召喚 【しょうかん】 |
次元に干渉することが可能な人物が異界から別次元の生物(大抵は神や魔)を呼び出すこと。劇中では、幼少時の天照がグレーター・デーモンを召喚したり、ラキシスが図らずも千手観音を召喚したり、あまり有難くない存在が通常次元に呼び出されている。また、ムグミカが自身の血を捧げてナインを呼び出した行為は「召還」と呼ばれ、あくまでも「呼び戻す」行為であることが強調されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-040 |
■ 将官 【しょうかん】 |
軍隊における少将、中将、大将の総称。佐官と元帥の間に位置する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 上級軍曹 【じょうきゅうぐんそう】 |
地上軍における階級のひとつ。下士官の第二位。軍曹の上位に当たる。自衛隊であれば曹長と二曹の間に位置し一曹と呼ばれる(より正確には、自衛隊の一曹=一般の曹長に相当、自衛隊の曹長=さらに上位の階級に相当)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 上級大将 【じょうきゅうたいしょう】 |
軍隊の階級のひとつ。将官の第一位。星団内でも屈指の規模を誇るA.K.D.軍ならではの将官最上位であり、大将以上の責任権限をもつ。ドイツ軍にも同様の階級が存在していたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 状況管制 【じょうきょうかんせい】 |
自機・敵機もしくは自軍・敵軍の状況・配置をいち早く把握し、必要に応じて情報を伝達したり、その対応を検討して味方に細やかな指示・連絡を出すこと。スパリチューダは演算能力を極限まで高めたファティマとされており、状況管制と予測展開において彼女の右に出る者はいないらしい。乱戦を伴わない小規模戦闘において、圧倒的に有利な状況を作り出すのに適した高スペック・ファティマということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-020 |
■ 商業ポップス 【しょうぎょうぽっぷす】 |
音楽ジャンルの一種。・・・ではないが、商業的な成功に重点を置いてキャッチーな曲調を繰り返すポップ・アーティストの楽曲は、商業ポップスと批判される場合が多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ 将軍 【しょうぐん】 |
将官(准将、少将、中将、大将)および元帥の総称。ジョーカー星団における将軍は、地上軍、宇宙軍、騎士団の各グループのトップに就いている場合がほとんどである。もっとも、騎士団のリーダーは騎士団長と呼ばれるのが常であり、この騎士団長が各グループの将軍より上位に位置している場合も多々ある。また、ミラージュ騎士の多くは准将や少将といった階級に就いており、いずれも将軍と呼んで差し支えない立場にある(はず)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-087 |
■ 将軍帯 【しょうぐんおび】 |
武官とくに将軍が礼服を着用する際に付ける装飾のある帯のこと。肩から腰に掛けて垂れ下がり、ずれないよう腰の位置で固定するタイプが多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-143 |
■ 衝撃緩和クラッチ 【しょうげきかんわくらっち】 |
MHの機体各部に設置されている耐衝撃安全装置。MHはコントロール系に密着伝達式を採用しており、機体に掛かる負荷や衝撃は騎士側にフィードバックされる。しかし、四肢の切断など騎士自身の身体に大きな負荷を与えるようなダメージは直接フィードバックする訳にはいかないため、一定以上の衝撃は衝撃緩和クラッチが切れることでフィードバックを抑止する対策が採られている。この抑止がうまく利かずに騎士に衝撃が伝わることをバックラッシュと呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-185 |
■ 衝撃情報 【しょうげきじょうほう】 |
MHの機体に加わった衝撃を数値化・信号化したモノ。MHが敵機の攻撃を受けた場合、その衝撃は一旦信号化されてサーキットに送られ、その信号に見合った衝撃が騎士の身体を覆っているコントローラー(パネル)に伝わり、騎士の身体を押し返す形で再現される。もっとも、騎士自身の身体に大きな負荷を与えるようなダメージは直接フィードバックする訳にはいかないため、このダメージ量はある程度緩和される仕組みになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-185 |
■ 衝撃波 【しょうげきは】 |
気体・液体・固体といった媒質中において圧力などの急激な変化を伝える波のこと。騎士が無手の状態で繰り出す剣技の基本は、全て衝撃波(多くは音速を超えるソニックブーム)の伝播によって引き起こされる。振り抜いた手首のひねりの大小によって衝撃波の威力を調節するらしい。その振り抜きが空気をも引き裂いて真空の空間を生み出した時に、ソニック・ブレードの基本となる真空波が生まれるようだ。 |
別名・異名・正式名など: ショック・ウェーブ 初掲載: #10-084 |
■ 衝撃砲 【しょうげきほう】 |
ショック・バスターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-189 |
■ 将校 【しょうこう】 |
軍隊における尉官以上の武官の総称。ジョーカー星団では尉官および佐官を指して将校と呼ぶらしい。つまり士官と同義である。士官の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-052 |
■ 将校服 【しょうこうふく】 |
軍において将校が着用する制服のこと。ジョーカー星団では尉官および佐官を指して将校と呼ぶらしいので、士官のみが着用する制服ということ。兵が着用する制服よりも袖の折り返しが大きく、制帽なども威厳のあるデザインとなっている。ただし、造りはいたってシンプルなものらしい。永野センセーの解説によると、兵卒の制服は支給品だが、将校服は将校が自費で購入しなければならないとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-224 |
■ 将校用ズボン 【しょうこうようずぼん】 |
将校が着用するズボン。乗馬ズボンから発展したもので、脚の内側から尻に掛けて補強革が付けられているのが特徴。また、膝上まではゆったりとした造りで、膝下はブーツを履くためにファスナーやボタンで締める構造になっている。メイユ・スカのキャラシートで確認することができる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-143 |
■ 少佐 【しょうさ】 |
軍隊の階級のひとつ。佐官の第三位。一般には中佐と大尉の間。自衛隊であれば二佐と一尉の間に位置し三佐と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 消臭ポリマー 【しょうしゅうぽりまー】 |
ポリマーとは複数のモノマー(単量体)の重合によってできた化合物のこと。酸化や還元などの化学反応によって臭い成分を別の成分に変えたり、多孔質構造の結晶体を形成することで臭い成分を物理的に捉えたりするポリマーが消臭ポリマーと呼ばれる。オムツやペット用のトイレ砂などに利用されている物質であるが、AD世紀に栄華を誇っていた重産業国スパチュラーでは、体臭などを消すためにこの消臭ポリマーが多用されていたようだ。今の日本の抗菌・消臭ブームもここまで末期的になる可能性がない訳ではない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-055 |
■ 照準演算値 【しょうじゅんえんざんち】 |
エア・バレルなどに搭載されている火器管制用コンピュータ(=自動照準器)が演算によって算出する設定値のこと。俯角・仰角(垂直方向)、水平方向、光弾軌道の予測などが含まれる。ファティマであれば一般の火器管制用コンピュータとは比べ物にならないほどの精確な演算を行うため、光弾を光弾で弾き落とすといった芸当も可能となるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-139 |
■ 照準眼鏡 【しょうじゅんがんきょう】 |
サイトスコープの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-206 |
■ 照準誤差 【しょうじゅんごさ】 |
照準で狙ったポイントと発砲後の着弾ポイントの間に生じる誤差のこと。当然、誤差が少ない方が命中率が高まる。エア・バレルなどに装備される2連装ガンランチャーは、照準誤差によって弾が外れることを考慮し、発砲時にどちらか一方がコンマ数秒遅れて発射する仕組みになっている。そうすることで、一方が外れた場合にもう一方が当たる余地を残しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-043 |
■ 照準軸線 【しょうじゅんじくせん】 |
照準器が指し示す直線方向(=軸線)のこと。通常は砲身の軸線と平行になるように調整してあり、照準で狙ったポイントに弾丸が当たるようなっている。有質量弾の場合は弾丸が放物線を描くため、遠方を狙う際に放物線のカーブを考慮した照準合わせが必要となる。つまり、照準軸線を合わせた後、目標よりも上を狙って発砲することが基本となる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-104 |
■ 照準ビーム 【しょうじゅんびーむ】 |
照準砲の一種。照準合わせ用の初弾がビーム砲になっているタイプを指す。照準砲の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-176 |
■ 照準砲 【しょうじゅんほう】 |
エア・バレルの主砲などに装備されている照準合わせ用の小火器。主砲と同軸に設置されており、主砲による砲撃を行う直前に発射し、その着弾位置から再度照準あわせを行う。そして2射目に主砲による狙いすました砲撃を行うことで目標を仕留める流れとなる。着弾位置が確認できれば目的は達せられるので、照準砲の殺傷能力は基本的に低いようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-194 |
■ 照準妨害 【しょうじゅんぼうがい】 |
肉眼照準や電子照準に対して誤差を生じさせる妨害のこと。ジョーカー星団では電子照準が一般的となっているため、オーロラ・ビームなどを用いて妨害フィールドを発生させ、これにより相手のモニターに誤差を生じさせるのが常套手段となっている。したがって、戦車同士の肉薄した砲撃戦が展開される場合は、肉眼照準の方が意外と有効だったりするようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-043 |
■ 少将 【しょうしょう】 |
軍隊の階級のひとつ。将官の第四位。一般には准将と中将の間。自衛隊には准将という階級がないので、一佐の上に位置する将補に相当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-176 |
■ 少女型 【しょうじょがた】 |
女性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「S型」に相当する。S型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-187 |
■ 小生 【しょうせい】 |
自分のこと。男性が自身をへりくだって云う場合に用いる。マイア・トッカータがミス宇宙軍に対してこの言葉を使っているシーンがあるが、本来は上官に対して用いる言葉である。つまり、ここで彼は「ボーナス査定諜報員」に対して、わずかに媚びへつらってしまっている訳である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-013 |
■ 定石展開 【じょうせきてんかい】 |
戦闘を展開する際に決まったやり方で進めること。騎士同士でチームを組んで戦闘する場合、一定の攻め方・守り方のパターン(フォーメーション)を決めておくことでスムーズに戦闘を進めることが可能になる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-124 |
■ 小隊 【しょうたい】 |
地上軍における部隊構成単位のひとつ。3〜4個分隊から構成されるグループで、構成人数は約50名となる。作戦行動時は小隊単位で命令が下ろされる。主に少尉または中尉が小隊長を務める。ジョーカー星団では軍曹以上の下士官もしくは少尉が小隊長を務めるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-056 |
■ 情緒安定性 【じょうちょあんていせい】 |
精神安定性の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-190 |
■ 掌底 【しょうてい】 |
手のひらの手首に近い部分を指すが、この部位で相手を打つ打撃技も同様に掌底もしくは掌打と呼ばれる。拳や手刀で打つより手を負傷する可能性が低く、破壊力も侮れないため、組技・寝技を含む格闘技で多用される。アイシャがヨーンに対して掌底を繰り出したのは、おそらく必要以上に相手を痛めつけないためと、自分の指・爪を守るため。乙女がヒトを殴って爪を折るのは以ての外と考えているのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-072 |
■ 上程 【じょうてい】 |
議案を提出して会議に掛けてもらうこと、立場が上の者に意見を出して検討してもらうこと・・・だそうです。難しい単語ですね。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-010 |
■ 小天位 【しょうてんい】 |
4つの階位が存在する天位のうち、他の天位所有者と比較して突出した技能・技法をもつ者に与えられる天位。騎士に関しては剣聖(太天位)、強天位に次ぐ第三位の人物ということになる。基本的に一時代に一人のみが授与される称号で、バキン・ラカン帝国の聖帝のみが授与権をもつ。これまでに登場しているキャラクターでは、バキン・ラカンのオルカオン・ハリスがこの称号を得ている。太天位、強天位、天位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-060 |
■ 上等水兵 【じょうとうすいへい】 |
宇宙軍における階級のひとつ。兵の第二位。地上軍の上等兵に相当する。上等兵の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-059 |
■ 上等兵 【じょうとうへい】 |
地上軍における階級のひとつ。兵の第二位。一般には兵長と一等兵の間。自衛隊であれば士長と二士の間に位置し一士と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ 上等兵曹 【じょうとうへいそう】 |
宇宙軍における階級のひとつ。下士官の第二位。地上軍の上級軍曹に相当する。上級軍曹の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-059 |
■ 衝突分類基礎 【しょうとつぶんるいきそ】 |
ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。おそらく、物体の衝突に関する物理現象と運動エネルギーの影響について学ぶ学問ではないだろうか。ミースは物体の衝突について理解することで、スタント遊星の接近による影響を解析しようとしていたのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-014 |
■ 少年型 【しょうねんがた】 |
男性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「S型」に相当する。・・・のだが、例えば少年型と云われるアナンダなどは、S型の女性ファティマよりずっと年下に見える外観を持っている。彼の場合はSS型と呼んだ方がいいのかも知れない。S型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-187 |
■ 乗馬ズボン 【じょうばずぼん】 |
将校用ズボンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-143 |
■ 上部甲板 【じょうぶかんぱん】 |
戦艦のデッキ。ジョーカー星団における軍艦は宇宙が主な活動域となるが、地上での運用も考慮して船体上部には装甲板を敷き渡した平らな甲板を備えているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-042 |
■ 将兵 【しょうへい】 |
将校と兵士のこと。もっと正確に云うと、兵から将校に至るまでの全ての軍人、つまり下士官や士官を含む全ての者を指す。「将兵に伝えよ」とは「全軍に伝えよ」とほぼ同義。将校、士官、下士官、兵の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-139 |
■ 情報演算システム 【じょうほうえんざんしすてむ】 |
情報処理を行う演算システム。要するに演算機、コンピュータのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-197 |
■ 情報感覚器 【じょうほうかんかくき】 |
外部感覚器とほぼ同義。機体外部の状況を把握するために装備されているセンサーやスキャナ類を指す。外部感覚器の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-198 |
■ 情報サービス 【じょうほうさーびす】 |
情報を提供する各種サービスのこと。各自治体や組織が管理するライブラリ、インターネットサイトなどが含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-149 |
■ 情報障害 【じょうほうしょうがい】 |
クーン曰く、騎士と(卵巣をもった)ファティマで子供ができたとしても、情報障害によって流産もしくは発狂することになるらしい。この場合の「情報障害」は「遺伝子上の欠損」という意味になるだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-101 |
■ 情報将校 【じょうほうしょうこう】 |
国家の保安を目的として、情報収集と整理・解析を担う将校のこと。各軍グループに散って行動しており、各々が集めた情報を司令部(もしくは参謀部)に集約する役割をもつ。また、敵軍・敵国に侵入して情報を収集するスパイなども情報将校と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-134 |
■ 情報体 【じょうほうたい】 |
情報を保存しているモノ。劇中で情報体と云った場合は、DNAを指していると考えていいだろう。通常の生命体は遺伝情報が記録されたその個体特有の情報体を持つが、バランシェが製作したダブル・イプシロン型ヒューマノイド(とそのプロトタイプ)は複数の情報体を持っているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-092 |
■ 情報伝達ケーブル 【じょうほうでんたつけーぶる】 |
MHの機体各部に設置されている情報伝達用のケーブルのこと。ヒトで云うところの神経に相当する。メイン経路はMHの背骨の中(ビルジ・キールの内側)に左右それぞれ1本、計2本あり、そのうち1本が予備となっている。ケーブルは幾重にもシーリングされており、機体側からファティマに対してハッキングできないよう、機体制御に関わる指令情報はファティマ側から機体への完全な一方通行となっている。機体各部位の状況を知らせる信号はその限りではない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-065 |
■ 情報伝達システム 【じょうほうでんたつしすてむ】 |
MHの機体内部において、ファティマが発した指示・コマンドを全身に伝えたり、逆に全身各部位の情報・状況をコントロール系に返したりするなど、様々な情報を伝達するシステムの総称。ヒトでいうところの神経系に相当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-047 |
■ 情報伝導ケーブル 【じょうほうでんどうけーぶる】 |
情報伝達ケーブルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-180 |
■ 情報部 【じょうほうぶ】 |
軍組織において、自軍・敵軍のあらゆる情報を収集し、整理・解析と資料作成を行って上層部に報告する部署のこと。スパイを派遣して国外の情報を探ったり、自軍の内部査察を行ったりもする。軍組織と切り離されて国家の直轄もしくは公安組織の直轄となっている場合もあり、諜報機関と呼ばれる場合もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-134 |
■ ショウ・マスト・ゴー・オン 【しょうますとごーおん】 |
ファティマ・ティータの別称。「Show Must Go On」はQueen(クイーン)が1991年に発表したアルバム「Innuendo」に収録した「The Show Must Go On」からの引用と思われる。「ショウは続く(続けなければ)」という意味。ちなみに、この歌のサビの部分では「The Show must go on」の後に、「Inside my heart is breaking, my make-up may be flaking, But my smile still stays on.(心砕かれ、メイクが剥げ落ちても、笑顔だけは絶やさない)」と続いている。ファティマ・エストと対を成すFSSの中心人物でもあるティータは、エストと同様に数々の悲劇に見舞われる運命を背負っているのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ38-004 |
■ ショウメ 【しょうめ】 |
システム・カリギュラもしくはシオの門番が以前から捜索している謎の生命体。ニンゲンなのか、アンドロイドなのか、あるいはもっと別の人外の存在を指しているのか、現在のところ詳細は不明。魔導大戦の後半に登場し、星団暦3400年頃まで聖宮ラーンに滞在するらしい。超絶的なパワーを誇るシンフォニッカー(=ダイバー?)という設定もある。シオの門番でもあるエルディアイ・ツバンツヒは、この存在の捜索を進めるうちにミラージュ騎士団に流れ着くという。また、ファティマ・タワーは成長過程のある時期にショウメの一部を吸収し、スーパー・ヒューマンとして完成するようだ。名前の元ネタは、Marie-Etienne Nitot(マリ・エティエンヌ・ニト)が1780年にパリで創業した貴金属ブランドChaumet(ショーメ)だろうか。なお、エルディアイはモラード博士の依頼を受けてショウメの捜索を始めるという設定もあるようだ。ショーメの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ37-007 |
■ ショウメ争奪戦 【しょうめそうだつせん】 |
魔導大戦の後半に発生することが予想されるショウメの争奪戦。システム・カリギュラの介入に対し、特定の国家もしくは軍グループあるいは個人がそれぞれショウメを手に入れるべく奔走することになるらしい。マドラ・モイライもこの争奪戦において覚醒するようだ。ショウメの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-198 |
■ 正面モニター 【しょうめんもにたー】 |
MHや戦闘用車輌のコクピット、艦艇のブリッジなどに備え付けられている前方確認用のモニター。通常は正面および両サイドのモニターが連結されており、上下方向・左右方向に対して広い視界が確保できるようになっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-184 |
■ 消耗機 【しょうもうき】 |
MHの機体各部に収められている消耗品のうち、単一の部品ではなくユニットとして組まれている機器がこのように呼ばれるらしい。パーツ交換が面倒な部品は、ユニットごと交換される仕様になっているということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-171 |
■ 定紋 【じょうもん】 |
ある家が複数の家紋をもっている場合、正式な場で用いる紋を定紋と呼ぶ。天照の命(ミコト)曰く、天照家とミラージュの定紋はL.E.D.ドラゴンのヘッドホーン(ペンタホーン)に肖ったウーバ・レイヨウ(の頭骨)になるらしい。しかし、ウーバ・レイヨウの頭骨を模した家紋というものは劇中に全く登場していない。天照家の正式な家紋は四菱である。ただ、天照家の墓所(5巻p78)やホーンド・ミラージュの盾(5巻p74)などに頭骨の装飾が見られることから、紋章であることも間違ってはいないはず。よって、定紋ではなく副紋と考えればいいだろう。まあ、和式の家紋と洋式の紋章がごっちゃになっているのがそもそもの混乱の元なのだが・・・。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-086 |
■ 常用通貨 【じょうようつうか】 |
日常生活においてやり取りされる流通貨幣のこと。フェザーゴールドは常用通貨のひとつである。フェザーゴールドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-136 |
■ 上陸艇 【じょうりくてい】 |
衛星軌道上に待機している戦艦や輸送艦から発進し、大気圏突入を経て地上に部隊を上陸させる中型艇のこと。A.K.D.軍の場合はパンナコッタ型連絡艇が該当する。パンナコッタ型連絡艇の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-149 |
■ 小ロマン大陸 【しょうろまんたいりく】 |
アドラーの北半球、大ロマン大陸の北東端から地続きでつながっている高緯度地域の大陸。極圏付近の一部はツンドラと永久凍土に覆われる。ヒトの生活圏はわずかで、この地域を基盤とする国家はネロデシアなどの小国に限られるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-009 |
■ 小惑星帯ダーカ 【しょうわくせいたいだーか】 |
第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)にある小惑星帯。第3惑星の無(ナイン)と第4惑星の烈(フー)に間に位置する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-198 |
■ 小惑星帯フーカ 【しょうわくせいたいふーか】 |
第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)にある小惑星帯。ブーカとも呼ばれる。第5惑星の枝(シー)と第6惑星の膨(ホウ)に間に位置する。 |
別名・異名・正式名など: 小惑星帯ブーカ 初掲載: E98-198 |
■ 小惑星帯ブーカ 【しょうわくせいたいぶーか】 |
小惑星帯フーカの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-051 |
■ 上腕部保護カバー 【じょうわんぶほごかばー】 |
MHの上腕部に取り付けられている内部装甲のこと。通常は、この外側に被せる形で二次装甲が付く。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-075 |
■ ジョーイ・ギラ 【じょーいぎら】 |
マイケル・ジョーイ・ギラの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-049 |
■ ジョーカー医学 【じょーかーいがく】 |
ジョーカー星団の医学。脳さえ無事であれば欠損した肉体であっても再生が可能という状況を見れば判るとおり、ジョーカー星団の医学・医療レベルは地球と比較してとんでもなく高度なレベルにある。しかし、それらの多くは前時代(=AD世紀)に構築された技術の残滓に過ぎず、失われた太古の医学・医療レベルはそれよりもさらに高度なレベルにあったと考えられる。その証拠に、現在のジョーカー星団で騎士を人工的に作ることはできないし、代謝削症と呼ばれる騎士特有の疾患を治すことは不可能とされる。騎士の血が薄まっていくこと・途絶えていくことは、最初から仕組まれたプログラムであり、そのプログラムの解析ができないということがすなわち、星団紀とAD世紀における医学・医療レベルの差ということになるだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-126 |
■ ジョーカー宇宙 【じょーかーうちゅう】 |
狭義には、ジョーカー太陽星団を指す。広義には、ジョーカー太陽星団が存在している宇宙全体・・・つまり、クラウン銀河や周辺の銀河団を含む宇宙を指す。ジョーカー宇宙、我々地球人が生活する宇宙、タイカ宇宙、バスター宇宙はそれぞれ異なる次元に存在しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-014 |
■ ジョーカー科学 【じょーかーかがく】 |
ジョーカー星団で培われた知識や学問のこと。半永久機関の開発とそれを基盤とする恒星間飛行およびテレポーテーションの実現、不死に近い人工生命体の創造、大陸すら吹き飛ばす大量破壊兵器と自己再生機能をもつロボット兵器の製造など、その科学・技術力は現在の地球と比べて遥かに高度なレベルにある。しかし、それらの多くは前時代(=AD世紀)に構築された技術の残滓に過ぎず、失われた太古の科学・技術力はより高度なレベルにあったとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-092 |
■ ジョーカー学会 【じょーかーがっかい】 |
星団学会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-213 |
■ ジョーカー人 【じょーかーじん】 |
ジョーカー人類と同義。ジョーカー人類の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-158 |
■ ジョーカー・シンフォニック・レース 【じょーかーしんふぉにっくれーす】 |
公式サイトの用語解説に掲載された単語(現在は確認できない)。天照家・ダイバーズ・パラ・ギルドと傘下の小グループ(もしくはミラージュ魔導団に在籍するダイバー)を含んだ統合名らしい。ジョーカー・シンフォニック・レース(JOKER Symphonic Race)を直訳すると「ジョーカー星団のシンフォニッカー(=ダイバー?)の集団」となる。デザインズが発刊される前、永野センセーはダイバーの上位種もしくは別名としてシンフォニッカーという名称を考えていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ ジョーカー人類 【じょーかーじんるい】 |
ジョーカー星団に生活する人類のこと。星団民とほぼ同義であるが、有史以前に存在していた人類、AD世紀においてクラウン銀河全域に散らばった人類なども含めて、広義にジョーカー人類と呼ぶ場合がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-068 |
■ ジョーカー星団 【じょーかーせいだん】 |
ジョーカー太陽星団の略語。ジョーカー太陽星団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ ジョーカー星団司法権 【じょーかーせいだんしほうけん】 |
星間・国家間に跨る犯罪に対して行使されるジョーカー星団の国際的な司法権のこと。地球の国際刑事裁判所に相当する星団法委員会がこれを行使する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-058 |
■ ジョーカー世界 【じょーかーせかい】 |
ジョーカー太陽星団のこと。もしくは劇中で云うところの世間一般のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-007 |
■ ジョーカー大宇宙団 【じょーかーだいうちゅうだん】 |
ジョーカー太陽星団の別名。ジョーカー太陽星団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-045 |
■ ジョーカー・ダイバーズ・パラ・ギルド 【じょーかーだいばーずぱらぎるど】 |
ジョーカー星団のあらゆる情報を把握して裏世界を牛耳っている星団最大のダイバーズ・パラ・ギルド。星団内に存在するダイバーの半数以上が加盟しており、そのネットワークは光通信よりも速く、常に最新の情報を集約できる状態にある。ギルド・マスター(総裁もしくは総帥)は歴代の天照家当主であったが、天照の帝の代に移ってからはメル・リンスにその座が譲られた(ある意味で同一人物な訳だが)。ボスヤスフォートの復活以降、バッハトマに加担するダイバーが増えてきているらしく、ダイバーズ・パラ・ギルドの弱体化が進んでいるらしい。最新の設定では、名称が「天照家・ダイバーズ・パラ・ギルド」に変更されており、他にも小規模のギルドが多数存在していることになったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-002 |
■ ジョーカー太陽宇宙 【じょーかーたいよううちゅう】 |
ジョーカー太陽星団もしくはジョーカー宇宙のこと。創造神のJOKER(ジョーカー)はジョーカー太陽宇宙を司る神のひとりである。ジョーカー太陽星団、ジョーカー宇宙の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-074 |
■ ジョーカー太陽星団 【じょーかーたいようせいだん】 |
イースター、ウェスタ、サザンド、ノウズ、以上4つ太陽系と、約1500年周期でこの4つの太陽系の中央を横切るスタント遊星により構成される小銀河のこと。クラウン大銀河に属す。この小銀河自体が創造神JOKERによって作られた宇宙であるが、JOKERを生み出したのは天照大神であり、天照大神に成るはずの天照はジョーカー太陽星団において個体進化の途中にある。天照大神は時間の流れを無視できる全能神であるため、このような芸当が可能ということだろう。 |
別名・異名・正式名など: ジョーカー星団、ジョーカー大宇宙団 初掲載: #01-004 |
■ ジョーカー太陽星団学校案内手帳 【じょーかーたいようせいだんがっこうあんないてちょう】 |
2007年2月に角川書店から発売された「SCHOOL DESIGNS ジョーカー太陽星団学校案内手帳」のこと。ジョーカー太陽星団に存在する名門9校の概要、制服デザイン、教育システムなどが掲載されている。準主役級女性キャラクターの女子高生(もしくは女子中学生)時代の制服姿が拝める逸品。オススメはヘアード・グローバーの若かりし日のお姿。たぶん一番かわいいと思う。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-138 |
■ ジョーカーの民 【じょーかーのたみ】 |
ジョーカー太陽星団で生活している住民のこと。星団民とも呼ばれる。星団民の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-012 |
■ じょおけん反射ぴっかりこん 【じょおけんはんしゃぴっかりこん】 |
レディオス・ソープの秘技のひとつ。「お姫様」などと褒められると、おだてに乗って瞬時にお姫様に変身してしまう妙技である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-057 |
■ ジョー・ジィッド・マトリア 【じょーじぃっどまとりあ】 |
三ツ星傭兵騎士団で勇名を馳せた後、星団暦3000年初頭にバッハトマ黒騎士団に入団した若い騎士。黒騎士デコースに気に入られており、ハスハ侵攻時の武勲を認められて接収したMHシュペルターが与えられた。剣聖騎を扱う重圧から狂気に走るのか、後に「背徳者ジィッド」と呼ばれるようになるらしい。準主役級の騎士には見られないチンピラのような風貌をもつ人物。言動もそれに近いイメージである。パートナーはニナリス。ハスハ侵攻がデビュー戦という設定もあるため、それ以前の経歴についてはボツ設定になる可能性もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-212 |
■ ジョージ・ハリスン 【じょーじはりすん】 |
元ビートルズのギタリスト。George Harrison(ジョージ・ハリスン)。1943年生まれ。イギリス・リヴァプール出身。ジョン・レノンやポール・マッカートニーと比べて作曲が少なく、表に出ることも少なかったことから、「Quiet Beatle(静かなビートル)」と呼ばれた人物。一方で、シタールやタンブーラといった新しい楽器を導入し、ビートルズの楽曲に新境地を開いたという評価もある。ビートルズの実質的なフロントマンであったポールに冷遇されていたこともあり、メンバーの中では比較的早い時期にソロ活動への転身を望んでいたとされる。ビートルズの解散後はソロ活動や映画プロデューサーとしても活躍。2001年に他界。その後、04年にロックの殿堂入りを果たした。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-123 |
■ ジョージョ 【じょーじょ】 |
星団暦3900年代末期よりA.K.D.の兵器開発を担当する長官。ゴーズ・ドクターとも呼ばれる。ゴーズ騎士団が使用するMHの製作とメンテナンスを担当。また、騎士の能力が衰えてきた時代にあって、ゴーズ騎士に人体改造を施し、かつての騎士の能力を植えつけた人物でもある。肌の色がなんとも不気味なメガネおじさん。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-069 |
■ ジョージ・ルーカス 【じょーじるーかす】 |
永野センセーが影響を受けたとされる人物。スター・ウォーズ・シリーズおよびインディ・ジョーンズ・シリーズを生み出したアメリカの映画監督George Walton Lucas Jr.(ジョージ・ウォルトン・ルーカス・ジュニア)のこと。1944年生まれ。60年代より短編映画を作り始め、69年にフランシス・フォード・コッポラと共にAmerican Zoetrope(アメリカン・ゾエトロープ社)を設立。後に独立し、71年にLucasfilm Ltd.(ルーカスフィルム社)を設立。20世紀フォックス社に企画を持ち込み、77年に「STAR WARS(スター・ウォーズ)」を発表。この映画は当初からサーガ形式のスペースオペラとして構想されており、後にシリーズ化されて2005年までに6作が作られた。監督業以外に、ルーカスフィルム傘下の会社として音響部門のTHX社、特殊効果部門のILM社を立ち上げ、さらにCGアニメーションのスタジオ(後のピクサー・アニメーション・スタジオ)を立ち上げるなど、アメリカの映画業界において多くの功績を残している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-022 |
■ ショーター自治区 【しょーたーじちく】 |
グリース王国の国内にある自治区のひとつ。設定変更により、自治区ではなくなった。ショーター諸侯領の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ ショーター諸侯領 【しょーたーしょこうりょう】 |
グリース王国の国内東端に位置する諸侯領。天照家の臣下にショーター家という貴族が存在するのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-036 |
■ ジョーダ宇宙騎士団 【じょーだうちゅうきしだん】 |
イオタ宇宙騎士団の別名。「イオタ」の英訳表記が「Joda」であるため、英語読みすると「ジョーダ」になるようだ。イオタ宇宙騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-176 |
■ ジョーダ遊撃騎士団 【じょーだゆうげききしだん】 |
イオタ宇宙騎士団の別名。イオタ宇宙騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-052 |
■ ジョーディー 【じょーでぃー】 |
「プロムナード」に登場するちゃあの憧れの先輩。容姿端麗、成績優秀、学生とは思えない大人っぽさと迫力をもつ人物で、メサ・ルミナス学園の人気者。学園のクィーンと呼ばれるキルスティンの家に居候しており、生活と学業の双方でかなりの援助を受けている模様。過去にいろいろと厄介な問題を抱え込んだらしく、屈託のない笑顔を向けてくれるちゃあが心の天使となっている。FSSではヨーン・バインツェルに相当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-224 |
■ ショートソックス 【しょーとそっくす】 |
足首までを覆う靴下のこと。主にS型ファティマが着用する(ソックスでない場合はレギンスを着用する)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-086 |
■ ショートパンツ・スーツ 【しょーとぱんつすーつ】 |
パンツがショートパンツになっているファティマスーツのこと。主に少年型ファティマが着用する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-045 |
■ ショートブーツ 【しょーとぶーつ】 |
丈が短いブーツのこと。通常は足首までを覆うブーツを指す。プラスチック・スタイルにおいて、S型ファティマに着用が義務付けられたブーツである。ちなみに、M型はハイロングブーツ、L型はパンプスとなる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-207 |
■ ショートボンネット 【しょーとぼんねっと】 |
プラスチック・スタイルにおいて、S型ファティマに着用が義務付けられた頭部フードのこと。後頭部から垂れ落ちる飾り布の長さが短い。ちなみに、M型はロングボンネット、L型はケープボンネットとなる。ボンネットの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-207 |
■ ショーメ 【しょーめ】 |
ジョーカー星団にある貴金属ブランドのひとつ。A-Tが使用しているパレット・ケースもこのブランドである。Marie-Etienne Nitot(マリ・エティエンヌ・ニト)が1780年にパリのサントノレ通りに創業した貴金属ブランドChaumet(ショーメ)が元ネタ。ブランド名は1885年に7代目の事業主となったJoseph Chaumet(ジョゼフ・ショーメ)に由来。1907年にヴァンドーム広場12番地に店を移転。さらに1980年には創立200年を記念してショーメ美術館を開いており、グランサンク(パリの高級宝飾協会が認めた5大宝飾店)のひとつとなっている。ナポレオン1世やビクトリア女王の御用達宝石商として、数多くの宝飾品を作成・納入したことで有名。現在はモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン・グループの傘下。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-037 |
■ ショーリングパーク 【しょーりんぐぱーく】 |
フロート・テンプルにある森林公園。ヒトの手が加わった人工林であるが、ブナやクヌギなど様々な樹種が植えられており、多様な森林環境が構築されている。ムササビやイノシシなどの野生生物も生息するようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-074 |
■ ショール 【しょーる】 |
主に女性用の肩掛けのこと。通常は長方形の布であるが、正方形や三角形のものもある。プラスチック・スタイルではボンネットとセットで使用され、顔の側面からあごまで広い範囲を覆うような形で着用される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-191 |
■ 職業騎士 【しょくぎょうきし】 |
職業軍人と同じく、長期間に渡って兵役についている騎士のこと。騎士でいることを生業とし、数多くの騎士団を渡り歩くような人物がこのように呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-118 |
■ 職業軍人 【しょくぎょうぐんじん】 |
下士官以上つまり伍長以上の階級にある軍人のこと。A.K.D.軍の場合、二等兵から兵役に入って2年で一等兵、4年で伍長になるため、そこまでの長期間を兵役についていることが「職業」に例えられ、このように呼ばれるようだ。士官学校に入って少尉以上の階級に進む者もこのように呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-055 |
■ ジョグ・ケルシャー 【じょぐけるしゃー】 |
ジャグ・ケルシャーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-049 |
■ 植民衛星 【しょくみんえいせい】 |
特定の国家の植民地として運営されている衛星のこと。貴重な地下資源の採掘を目的として、人民を半強制的に移住させ、その作業に当たらせている場所である。ジョーカー星団において重工業を主産業としている国家の多くは、植民衛星を抱え込むことで資源を独占しているらしい。移住させられた人民の多くは劣悪な環境下での生活を強いられることになるため、その軋轢が本国の政治的不安要素に拡大する場合もあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-056 |
■ 植民星 【しょくみんせい】 |
特定の国家の植民地として運営されている惑星・衛星のこと。AD世紀の時代、ファロスディー・カナーン超帝國はクラウン銀河全体に版図を拡げ、惑星改造と移民によって多くの星を開拓し、超帝國を支える植民星として運営していたらしい。AD世紀の中期から栄華を誇っていたボォスも、開拓当初は超帝國の植民星であった。現在のジョーカー星団でも、カーマントーやペスタコを指して植民星と呼ぶ場合があるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-181 |
■ 女系王朝 【じょけいおうちょう】 |
王位継承権が女児に優先して発生・継承される君主制のこと。またその制度・君主により治められてきた国家のこと。天照王朝は女系王朝と見なされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-021 |
■ 初号試験騎 【しょごうしけんき】 |
MHの開発過程において、最初に作られた試作騎のこと。いわゆるプロトタイプ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-190 |
■ 初号テスト騎 【しょごうてすとき】 |
初号試験騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-193 |
■ ショコラ・ド・パリ 【しょこらどぱり】 |
ママドア・ユーゾッタが通う洋菓子店。ここのティールームで読書するのがお気に入りらしい。おそらく、東京の銀座にあったショコラ・ド・パリ・ルショワ和光というチョコレート専門店が元ネタ。銀座にある時計塔のビルとしても有名なデパート和光の1階にあった洋菓子店であるが、現在は和光の本店から離れてチョコレート専門のショップとサロンが同じ区内にオープンしている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: IS-042 |
■ 女子高生ミラージュ 【じょしこうせいみらーじゅ】 |
女子高生のミラージュ騎士。なんとメル・ズーム・ウォンターも参加する可能性があるらしい。リアル女子高生騎士団ルミナス・ナイツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-100 |
■ 女子優先王位 【じょしゆうせんおうい】 |
男子ではなく女子に優先して王位の継承権が発生すること。完全女系王位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-189 |
■ 処女懐妊 【しょじょかいにん】 |
処女のまま懐妊すること。ヒトでは起こり得ないことだが、イエス・キリストは母親の処女懐妊によって誕生したとされる。処女生殖の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-007 |
■ 処女生殖 【しょじょせいしょく】 |
受精せずに卵が発生して次世代の個体が生まれること。メスが単独で生殖する単為生殖のひとつ。人間が通常の条件下でこれを行うことは不可能だが、イエス・キリストは母親の処女懐妊によって誕生したとされている。普通に考えて女性の単為生殖でXY型つまり男性が生まれるはずがないのだが・・・。また、天照の帝は母親の処女生殖によって誕生したとされているが(初期設定)、この辺の設定は素直にキリスト教やその他の神話からインスパイアされたものと考えていいだろう。ちなみに、日本神話における天照大神は伊耶那岐神(♂)の左目から生まれた神とされている。これもある意味で単為生殖ということになるのだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-091 |
■ ジョジョ博士 【じょじょはかせ】 |
ジョージョの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-126 |
■ 女性用戦闘ブラジャー 【じょせいようせんとうぶらじゃー】 |
戦闘用ブラジャアの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-190 |
■ 初速 【しょそく】 |
砲口から飛び出た直後の弾のスピードのこと。有質量弾の特性をもつジョーカー星団のビーム兵器は、光の速さで直進するのではなく、音速の数倍の速度でしかも弾道曲線を描きながら移動し、空気中でわずかに失速する。したがって、火砲のスペックを評価する際には初速も重要な要素となるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-205 |
■ ショック・アブソーバー 【しょっくあぶそーばー】 |
「shock absorber」で衝撃吸収体または装置のこと。MHや戦闘用車輌の装甲の間に仕込まれるラバーリキッドや、銃器のリコイル・ダンパーなどが含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-045 |
■ ショック・ウェーブ 【しょっくうぇーぶ】 |
衝撃波の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-057 |
■ ショック・ウェーブ・キャノン 【しょっくうぇーぶきゃのん】 |
ジョーカー星団で使用される重火器の一種。着弾時の爆風と振動により周囲にダメージを与える。地球上の榴弾と機能は一緒。ショック・バスターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ ショック・ダウン・ファイア 【しょっくだうんふぁいあ】 |
ヤクト・ミラージュが装備するツイン・バスター・ランチャーの通称だろうか。「Shock Down Fire」・・・なんとも訳し難いが、語感からすれば落雷のように天から落ちてくる巨大な焔がイメージできる。大陸や山脈すらも吹き飛ばすヤクト・ミラージュの砲撃であれば、「天空の神が降らせた巨大な焔」に例えられても不思議ではない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-171 |
■ ショック・バスター 【しょっくばすたー】 |
衝撃砲とも。着弾時の爆風と振動により周囲にダメージを与える重火器のこと。衛星軌道砲撃を行う場合、光学兵器では空気中を通過する際に威力が減衰するため、有質量弾を地上に落としてそのショックによって周囲を破壊する戦法が用いられる。地上軍の使用する重火器も同様で、ジョーカー星団における対地砲の類は全てこのショック・バスターを用いるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 衝撃砲 初掲載: #07-189 |
■ ショック・ブレード 【しょっくぶれーど】 |
仁王剣とも。剣技のひとつ。手刀によって衝撃波を生み出す技で、手首のひねりや腕の振り方によっては真空状態を作り出して真空波を発する技(メイデン・ブレード)に変化する。衝撃波は吹き飛ばす性質があり、真空波は切り刻む性質があるため、両者の使い分けが重要らしい。ヨーンの素質を見抜いたファティマ・バーシャが彼にレクチャーした技である。 |
別名・異名・正式名など: 仁王剣 初掲載: #10-084 |
■ ショック・プレート 【しょっくぷれーと】 |
ミラージュ騎士団のMHスーツに備え付けられている緊急医療装置。心停止した場合に使用する電気ショッカー(除細動器)である。ブレスト・ガードと一体化しており、スーツの内側、心臓の位置に重なるように配置されている。ブレスト・ガードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-023 |
■ ジョバンニ・ベネット 【じょばんにべねっと】 |
A.K.D.宇宙軍第3艦隊(宮殿警護艦隊と同義だろうか)の提督。階級は少将。左手に昔ながらの海賊のようなフックの義手をつけており、歴戦を潜り抜けてきた風格が漂う人物。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦では、ホエール型戦闘巡洋艦の3番艦ミル・ギグの艦長を務め、本星から出航して皇帝警護師団をボォスに運び、さらに地上軍支援のために衛星軌道砲撃の指揮を執った。A.K.D.宇宙軍にはイタリアの州の名をもつ人物が多く、彼の名はヴェネット州(Veneto)が元ネタになっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-229 |
■ ショベルヘッド 【しょべるへっど】 |
Harley-Davidson(ハーレー・ダビッドソン)が1966年から84年まで自社のバイクに搭載していた第3世代OHVエンジン。もしくはそのエンジンを搭載したバイクのこと。パンヘッドの後継に当たる。シリンダーを鉄からアルミに変更したほか、燃焼室の拡大と吸排気効率の上昇により馬力が向上している。名称はロッカーアームのカバーがショベルに似ていたことに由来。なお、69年までの前期型エンジンはパンヘッドと同一のクランクケースやジェネレーターを使用しており、アーリーショベルヘッドと呼ばれる。一般にショベルヘッドと呼んだ場合は、これらが変更された70年以降の後期型エンジンを指す。ちなみに、84年以降のエンジンはオールアルミ製のブロックヘッド(エボリューション)、99年以降は水冷式のファットヘッド(レボリューション)と続く。ハーレーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-061 |
■ ジョルジュ・スパンタウゼン 【じょるじゅすぱんたうぜん】 |
星団暦2900年代後期のイオタ宇宙騎士団の騎士団長。宇宙戦における比類なき強さから「宇宙の戦神」と謳われた武人であるが、現在はカステポーに降り立ち、ヴァキ市の騎士酒場「ワックス・トラックス」でマスターを務める。これは一見して一線を退いたかのような立振舞いであるが、酒場を介してカイエンなどから裏情報を仕入れ、それを切り札にしながら宇宙でのイザコザを収める調停役を担っていたのだろう(スパンダ法王への嘆願書もその片鱗)。また、イオタに所属する騎士をカステポーに迎えて地上戦の経験を積ませたり、有望な騎士を発掘してイオタに紹介するなど、地上と宇宙をつなぐ重要な役割を持っていたようだ。3000年代に入り騎士団長の座をジャコー・クォン・ハッシュに譲ったため、現在は参謀役として活動中。パートナーはスクラープ。 |
別名・異名・正式名など: 宇宙の戦神 初掲載: #05-176 |
■ ジョルジュ・ドン 【じょるじゅどん】 |
モーリス・ベジャールが主催する二十世紀バレエ団の花形ダンサーとして数々の作品を演じてきたJorge Donn(ジョルジュ・ドン)のこと。1947年生まれ。アルゼンチンのブエノスアイレス出身。5歳よりバレエを習い始め、16歳で単身ベルギーに渡り二十世紀バレエ団に入団。79年に演じた「ボレロ」は高い評価を得て、クロード・ルルーシュ監督による「愛と哀しみのボレロ(1981)」に収録された。88年にはヨーロッパ・バレエ団を結成したものの、4年後の92年にエイズで亡くなっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-057 |
■ ショルダー・バインダー 【しょるだーばいんだー】 |
MHの肩に装備されるバインダーの一種。互いに折り重なって伸縮するビヤダル型の追加装甲で、ルージュ・ミラージュがビラルケマーおよびビラルケマーαと共に装備する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-059 |
■ ショルダーレール 【しょるだーれーる】 |
エルガイムの肩に備え付けられていたレール状のパーツのこと。ただの飾りでは無く、上端で分離して前方にワイヤーを打ち出す機構を備えていたようだ。また、武装を固定するハードポイントとしての役割も兼ねており、劇中では両肩にライトを固定して出撃したことがあった。MHベルリンの肩パーツは、この部品が元ネタになっているとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-026 |
■ ショルティ 【しょるてぃ】 |
ショルティ共和騎士国家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-013 |
■ ショルティ共和騎士国家 【しょるてぃきょうわきしこっか】 |
クバルカン法国の西南部を占める小国。法国(=クバルカン騎士連合国家)を形成している騎士国家のうちのひとつ。詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-069 |
■ ショルティ国家連合 【しょるてぃこっかれんごう】 |
グレート・ショルティ国家連合の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-069 |
■ ショルティ重化学工業 【しょるてぃじゅうかがくこうぎょう】 |
フィルモア帝国に本拠を置くクルップ家が運営している兵器製造・販売会社。天照王朝のアトワイト・クルップ社と並ぶ星団随一の軍需企業として知られる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-027 |
■ ショルティ・スーパー・イモータル・クバルカン 【しょるてぃすーぱーいもーたるくばるかん】 |
S.S.I.クバルカンの正式名。「SCHOLTI Super Immortal KUBALKANS」で「ショルティの永遠不滅のクバルカン」と訳される。S.S.I.クバルカンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-077 |
■ ショルティ大陸 【しょるてぃたいりく】 |
カラミティ・ゴーダースの北半球に存在する最大の大陸。グレート・ショルティ大陸とも呼ばれる。グレート・ショルティ大陸の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-173 |
■ ショルティ地方 【しょるてぃちほう】 |
超帝國帝都ディスターブの北部に広がっていた地域。現在のグレート・ショルティ大陸の中央部、かつてラント・フィルモア帝国の太陽王国があった場所に相当する。帝都ディスターブはAD世紀の末期にバスター崩壊によって消滅したため、こういった地方名についても大幅な変更があったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-060 |
■ ショルティ連合 【しょるてぃれんごう】 |
グレート・ショルティ国家連合の略称。グレート・ショルティ国家連合の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-011 |
■ ジョン・アーヴィング 【じょんあーヴぃんぐ】 |
アメリカ・ニューハンプシャー州エクセター出身の小説家John Winslow Irving(ジョン・ウィンズロー・アーヴィング)のこと。1942年生まれ。若い頃にレスリングに熱中しており、その腕を買われてピッツバーグ大学に入学。その後、レスリングを諦めて数々の大学を転々とし、アイオワ大学在籍中に創作科でカート・ヴォネガットに師事。68年に「Setting Free the Bears」で作家デビューを果たす。デビュー作の邦題は「熊を放つ」。村上春樹が訳した。78年発表の「The World According to Garp(ガープの世界)」、81年発表の「The Hotel New Hampshire(ホテル・ニューハンプシャー)」、85年発表の「The Cider House Rules(サイダーハウス・ルール)」など、複数の作品が映画化され、いずれも高い評価を得ている。初期の6作品は全て読みましたが・・・やっぱ「熊を放つ」が一番面白いです。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-402 |
■ ジョン・レノン 【じょんれのん】 |
元ビートルズのギタリスト。出生名はJohn Winston Lennon(ジョン・ウィンストン・レノン)。後にオノ・ヨーコと結婚したためJohn Winston Ono Lennon(ジョン・ウィンストン・オノ・レノン)に改名。1940年生まれ。イギリス・リヴァプール出身。ポール・マッカートニーと共にビートルズの楽曲の多くを作詞・作曲した人物。メイン・ボーカルを務める。69年よりPlastic Ono Band(プラスティック・オノ・バンド)に参加。70年にビートルズが解散した後、妻オノ・ヨーコと共に様々な形で平和運動に参加。ソロ活動においても成功を収める。1980年にニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」の前で、ファンを名乗る男性Mark David Chapman(マーク・デイヴィッド・チャップマン)に銃撃され他界。生前交流のあったミュージシャンやファンを通して、現在も多くのミュージシャンに影響を及ぼしているとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-029 |
■ 白鷺のイエッタ 【しらさぎのいえった】 |
ファティマ・イエッタの通り名。彼女のもつ佇まいが純白の羽を広げる白鷺を連想させることから、このような呼び名が付いたようだ。ちなみに、白鷺は種名ではなく、ダイサギ、チュウサギ、コサギなどの総称である。イエッタの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-064 |
■ シラササ 【しらささ】 |
ジュノーのロンド大陸に位置するパトリー共和国の首都。 |
別名・異名・正式名など: シラザサ 初掲載: DE2-134 |
■ シラザサ 【しらざさ】 |
パトリー共和国の首都シラササの初期名称。シラササの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-021 |
■ シリアル・ナンバー 【しりあるなんばー】 |
製品それぞれに付けられる製品番号。通し番号がつけられる。1個の製品に組み込まれるパーツ全てに同じシリアル・ナンバーが付けられており、そのナンバーのパーツだけで1個の製品を組み立てる場合もあるし、パーツごとに通し番号が付けられており、組み立てする際のナンバー合わせは無しという場合もある。ミラージュ・シリーズの場合は、搭載されたエンジンのナンバーがそのままその機体のシリアル・ナンバーになっている。例えば、ジュノーンをミラージュ・シリーズとして数えた場合のシリアル・ナンバーは「Akd.0037」となるが、これは搭載されたスーパー・イレーザー・エンジンLB1051のシリアル・ナンバーに由来している。もちろん、エンゲージ・シリーズとしてのシリアルも別途設定されているはずである。また、ファティマについてもそれぞれシリアル・ナンバーが設定されており、名前と共に暗号化されて眼球(虹彩の部分)に刻印されているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-188 |
■ シリーズ・サリアッカー・パナフランシス・シアン 【しりーずさりあっかーぱなふらんしすしあん】 |
シリーズ・シアン公爵夫人の本名。後にサリアッカー・パナフランシス・シリーズ・シアンに変更された。シリーズ・シアンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: サリエ・アッカーホルス・パナフランシス、サリエ・パッカー、シリーズ・シアン 初掲載: #08-204 |
■ シリーズ・シアン 【しりーずしあん】 |
バランシェ・ファティマを始めとする超級ファティマのスーツ製作を一手に引き受けているオートクチュール・メゾン「セルリアン」のオーナー兼デザイナー。ファティマ・マイスターの肩書きをもつが、彼女の場合はファティマ製作技術ではなく、類稀なスーツ製作技術に対して与えられた称号になる。こと服装に関してはたとえ相手が天照であろうと啖呵を切る勇ましさをもった女性で、彼女が本気で怒れば星団会議のお偉方全員が首を縦に振ってしまうほどの発言力をもつ。非常に早口でしかも長々と話し続ける(読者にとって)迷惑な女性であるが、女好きで有名なダグラス・カイエンが誰よりも長く付き合っていた点から考えて、極めて「イイ女」ということになるだろう。A.K.D.の工科大学を首席で卒業後、カラミティのパナフランシス公国に嫁入りするも、大公が早世したために若くして未亡人となってしまった哀しい女性である。現在はアドラーのエラルド島に本拠地を置く。本名はサリアッカー・パナフランシス・シリーズ・シアン。シアン(cyan)とは「青緑色」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-042 |
■ シリカル・コーン 【しりかるこーん】 |
レッド・ミラージュ各機に搭乗する全ファティマの情報をやりとりするため、ファティマ・シェルに取り付けられた特殊なハーネス(ケーブルなどを束ねたモノ)とその周辺機器。ガーメント・スーツに接続することで、ライド・ギグに必要な並列演算のデータ共有が可能となる。シリカルという単語の意味が不明。半導体に用いるシリコンに由来する造語だろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-132 |
■ シリコングラフィックス社 【しりこんぐらふぃっくすしゃ】 |
SGI社の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-184 |
■ シリコン・コンピュータ 【しりこんこんぴゅーた】 |
半導体を用いたコンピューター。シリコン(silicon)とは珪素のこと。純度99.999999999%(イレブンナインと呼ばれる)の珪素を処理することで半導体が作られる。半導体を加工してできるトランジスタ、コンデンサ、ダイオードなどの素子を、シリコンの単結晶板であるウェハーの上に並べたモノがいわゆる集積回路(Integrated Circuit)と呼ばれるもので、第3世代コンピューターから導入されている。現在は珪素以外の物質も半導体として用いられるが、第5世代コンピューターと呼ばれる現在のコンピューターであってもCPUの基本は半導体にある。有機体コンピューター(ファティマ)やプラズマ型コンピューターが存在するジョーカー星団においては、シリコン・コンピューターは太古の遺物となっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-017 |
■ シル 【しる】 |
S.I.L.の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ23-009 |
■ シルヴィ・ギエム 【しるヴぃぎえむ】 |
当代最高峰と謳われるフランス・パリ出身のバレエ・ダンサーSylvie Guillem(シルヴィ・ギエム)のこと。理想的な身体と超絶的なテクニックをもち、バレエの古典に対しても独自のアプローチと解釈で新たな表現を生み出すことから「百年に一人の天才」と称される。1965年生まれ。81年にパリ・オペラ座バレエ団に入団し、83年にはヴァルナ国際バレエ・コンクールで金賞など三冠を達成。その翌年には、史上最年少の19歳でパリ・オペラ座の最高位エトワールに昇格している。88年に英国ロイヤル・バレエ団に移籍するも、伝統を重んじるイギリスでは彼女の新たな解釈の踊りは理解されないことがあり、その衝突から「才能の無いヒトの努力するのを見るのはツライ」と発言したことがあるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-057 |
■ シル・ヴィス・ヴィナース 【しるヴぃすヴぃなーす】 |
シルビス・レィス・ビーナスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-045 |
■ シル・ヴィス期 【しるヴぃすき】 |
異世界タイカの歴史のうち、シルビス・レィス・ビーナスが生きていた時代をシル・ヴィス期と呼ぶ。救世主カレンが出現する時代から4万年(もしくは10万年)ほど遡った太古の時代に当たる。この時代の人々は暗闇でも目が利き、科学的な技術力が乏しかった代わりに魔法などの超自然的な力を利用していたとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-055 |
■ ジル・ヴィルヌーブ 【じるヴぃるぬーぶ】 |
カナダ出身のF1ドライバーGilles Villeneuve(ジル・ヴィルヌーブ)のこと。本名はJoseph Gilles Henri Villeneuve(ジョゼフ・ジル・アンリ・ヴィルヌーヴ)。1950年生まれ。77年にF1デビューするも、事故や低スペックの車輌への搭乗といった不運に見舞われ、その本領を発揮できないままにレース界を去った人物として知られる。その最後もやはり事故死というもので、82年のベルギーGP予選における事故はF1マシン同士の接触から自身が空中に投げ出され、フェンスに激突するという凄惨なものであった。出走回数67回のうち、優勝回数6回という戦績を残す。97年にF1タイトルを獲得したJacques Villeneuve(ジャック・ヴィルヌーブ)の実父である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-036 |
■ シルーク 【しるーく】 |
おそらく、A.K.D.傘下のシルーク合衆国の首都。詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-007 |
■ シルーク合衆国 【しるーくがっしゅうこく】 |
A.K.D.傘下の一国家。デルタ・ベルン東方10国の南方に位置しており、エイダス大陸の南端部を占める(あるいは、この周辺をマイダ大陸と呼ぶのかも知れない)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-021 |
■ シルエッタ・ファイト 【しるえったふぁいと】 |
模擬戦。互いに死傷者が出ない範囲で実施する戦闘行為。戦闘訓練。劇中ではヤーボ・ビートとスダンによるMHの模擬戦が描かれた。ただし、この戦闘でスダンは肋骨を折り、肺に刺さる重傷を負ったため、模擬戦であったとは云いにくい。MHのテストや騎士の腕試しなど、目的はいろいろあると思われるが、ユーバーのように戯れに行ったり、行わせたりするものではないだろう。 |
別名・異名・正式名など: 模擬戦 初掲載: #01-096 |
■ シルカ 【しるか】 |
ソ連が戦後に開発した自走式高射機関砲ZSU-23-4シルカのこと。世界で初めてレーダー射撃統制システムを搭載した対空自走砲であり、半径8km以内の目標に自動で照準を合わせ、追跡する機能をもつ。中高度域を飛行するジェット戦闘機の迎撃を目的として1958年に開発がスタート。60年に完成し、64年に制式採用された。ソ連の対空兵器は河川名に由来する名称を付けることが通例となっており、シルカはアムール川の支流の名前が由来となったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-025 |
■ シルク 【しるく】 |
ウィンブル(プラスチック・スタイルで頭部を被っている布)に使用される生地のひとつ。絹の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-191 |
■ シルク製裏地 【しるくせいうらじ】 |
ファティマスーツの生地となる7層のラミネート構造のうちのひとつ。外側から数えて7層目、最も内側の生地となる純正シルクの裏地である。合成素材に対してアレルギーを起こすファティマの体質を考慮して、カイコから得られる天然の絹糸から作られている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-148 |
■ シルチス・ブラック 【しるちすぶらっく】 |
ノイエ・シルチスの黒グループを指す。ノイエ・シルチス[黒騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シルチス・ブルー 【しるちすぶるー】 |
ノイエ・シルチスの青グループを指す。ノイエ・シルチス[青騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-115 |
■ シルチス・ホワイト 【しるちすほわいと】 |
フィルモア帝国の皇帝直属騎士団。ノイエ・シルチスの白グループを指す。ノイエ・シルチス[白騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シルチス・レッド 【しるちすれっど】 |
ノイエ・シルチスの赤グループを指す。ノイエ・シルチス[赤騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ ジルバ 【じるば】 |
社交ダンスの一種。四分の四拍子で速いリズムをもつロックやポップスを使用する。起源はアメリカ南部とされ、本来はジッターバグ(Jitterbug)と呼ぶ。事前の打ち合わせなしで踊ることも可能で、男女が組み合わずにノリ重視で踊る情熱的なダンスである。ジャイブやリンディホップと共にスイングダンス(Swing dance)に数えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-233 |
■ シルバー・シュペルター 【しるばーしゅぺるたー】 |
AP騎士団の総騎士団長に就任した後のダグラス・カイエンが搭乗していたMH。シュペルターを改装した機体で、シュペルター・エートールとも呼ばれる。改装を担当したのはマギー・コーター。魔導大戦の勃発時にカイエンが搭乗しないまま死亡したため、カイエン自身が搭乗した機会はごくわずかであった可能性がある。シュペルター・エートールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-024 |
■ シルバーナイト 【しるばーないと】 |
剣聖ダグラス・カイエンを指す呼び名のひとつ。シルバー(銀)は月を象徴する金属であり、古来から厄払いや魔除けの効果があるとされてきたのはご存知の通り。そういった神聖なイメージからか、シルバーナイト(銀騎士)は古くからファンタジー小説などで聖騎士の代名詞として使われてきた。ハスハ統一戦争を平定したその働きから、最高位の聖騎士の呼び名として「銀」の呼び名がカイエンに与えられたものと考えられるが、犯罪に手を染めた後のカイエンは神出鬼没の行動から「ボォスの妖怪」と呼ばれ、逆に「銀」によって祓われるべき悪鬼や魔物のように畏怖される存在となっていた。なんとも皮肉な話である。剣聖のような称号とは異なるが、カイエンはハスハ移籍後にシルバーナイトの名をジャコー・クォン・ハッシュに継がせたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-003 |
■ シルバー・バランシェ 【しるばーばらんしぇ】 |
ミース・バランシェ・シルバーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-123 |
■ シルバーファントム 【しるばーふぁんとむ】 |
バランシェが所有していたヴィンテージ・スーパーディグのうちのひとつ。Rolls-Royce(ロールス・ロイス社)が初の量産モデルとして生産したシルバー・ゴーストに次いで、1925年から生産を開始したPhantom(ファントム)が元ネタと考えられる。ファントムにはバリエーションがあり、25年から29年までのモデルがファントムI、29年から35年までのモデルがファントムII、36年以降のモデルがファントムIIIと呼ばれる。ロールス・ロイスはその後もシルバー・シャドウ、シルバー・ドーン、シルバー・レイス、シルバー・スピリットといった数々の名車を生産。航空部門でも事業を拡大し、高性能のエンジンを生み出す一大メーカーとして成長した。しかし、70年以降続いた経営危機により、98年には自動車生産部門をフォルクスワーゲン社に売却。ロールス・ロイスのブランド名もBMW社に委譲している。幽霊や怪人など、実体の無い存在から名前を取っている点が、フィルモア帝国のMHの命名法と共通していて面白い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-055 |
■ シルビー・ギエム 【しるびーぎえむ】 |
シルヴィ・ギエムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-075 |
■ シルビス 【しるびす】 |
シルビス・レィス・ビーナスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-070 |
■ シルビス・ミラー 【しるびすみらー】 |
シルビスの時代から4万年後(もしくは10万年後)の世界、神聖タイカと呼ばれる時代に出現したシルビスの分身。マキシ(M.X.)の因子も受け継いでおり、2人にとっては娘とも呼べる存在であるらしい。タイカ宇宙に持ち込まれたクフィルを駆り、U.R.I.やカレンと共にアンカーと戦う。劇中でもファーンドームの星王やシルビスと共に神界に出現しており、今後の再登場が待たれる。永野センセーが「PSO」で使用していたハニューエルが元ネタであろう。彼女の武器はハート・オブ・ポウムに違いない。 |
別名・異名・正式名など: S.I.L. 初掲載: DE1-159 |
■ シルビス・レィス・ヴィナース 【しるびすれぃすヴぃなーす】 |
シルビス・レィス・ビーナスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ シルビス・レィス・ビーナス 【しるびすれぃすびなーす】 |
古代タイカを治めていた大権使。タイカ世界に転移した剣聖マキシを受け入れ、人間的な感情を引き出すことでタイカ・シバレースへと導いた巫女である。劇中でいきなりルシファ率いるアンカー勢力との戦闘シーンが描かれたが、これはマキシの不在を狙った侵攻作戦であったようだ。落城の危機が迫る中、命を賭した祈祷によって神(天照)の召喚を成し遂げ、救世を告げる神託を得たことが後のカレン出現へとつながる。壊園剣[雌剣]の最終継承者という設定もあり、壊園剣[雄剣]を携えたマキシと共闘して最終的にルシファ・センタイマを撃破したらしい。タイカにおいて肉体が消滅した後は、全能神へと昇華したのか神界に渡ることになる。同じく神界に渡ったマキシ(ファーンドームの星王)や天照大神らと共にタイカとジョーカーの2つの世界を見守っているようだが、稀にジョーカー星団に降り立つこともあるようだ(6巻p39)。また、神聖タイカの時代に出現するシルビス・ミラーは、彼女とマキシの因子を受け継ぐ娘のような存在であるという。FSS本編ではなかなか描かれることのない異世界タイカの主人公である。 |
別名・異名・正式名など: シル・ヴィス・ヴィナース 初掲載: DE1-155 |
■ ジルフェ 【じるふぇ】 |
風精とも。創造神JOKERに仕える四大精霊のひとり。科学的なアプローチではなく、魔導的なアプローチで捉えれば、ジョーカー太陽星団における四元素のうち、「風」を司る精霊ということになるだろう。星団暦2025年、天照が誤って召喚したグレーター・デーモンを滅するため、JOKERおよび他の3体の精霊と共に異界から出現した。スイスの錬金術師であるパラケルススが「妖精の書」の中で説いた風の精シルフ(Shylph)が元ネタ。 |
別名・異名・正式名など: 風精 初掲載: #07-044 |
■ ジルマ連邦 【じるまれんぽう】 |
デルタ・ベルン東方10国の南方、ナルキア北大陸の西部に位置する国家。A.K.D.傘下の連邦制国家である。ランドアンド・スパコーンの出身国。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-020 |
■ ジルメア 【じるめあ】 |
フィルモア帝国の南都。帝国の南部、レディング共和国との国境付近に位置する。AD世紀の時代に引き起こされたバスター崩壊の亀裂が、この都市の地下深くで南北に縦断しているらしい。この亀裂はさらに北東に延びて帝都デュアンスの脇にあるンビドー湖に達しており、もしここにバスター砲が打ち込まれればカラミティ・ゴーダースが崩壊する可能性があるという。この最悪のシナリオは天照の星団侵攻において実現することとなる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-012 |
■ ジルメア王国 【じるめあおうこく】 |
AD世紀の末期にカラミティ・ゴーダースに存在した王政国家。ラント・フィルモア帝国の傘下に入っていた国家のひとつで、帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を経ても離脱・独立に向わず、星団暦の初頭にそのまま統合フィルモア帝国に組み込まれたようだ。現在のフィルモア帝国の南都ジルメアに当たる。ジルメアの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-028 |
■ 司令 【しれい】 |
軍における指揮官のこと。尉官や佐官といった士官階級とは別に、一定以上の部隊を率いるリーダーを指してこのように呼ぶ。サリオン(ディス・蝦鼎・斑鳩)はミラージュ騎士団左翼大隊の司令である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-093 |
■ 白い悪魔 【しろいあくま】 |
星団暦3159年以降、究極とも云える破壊と殺戮をもたらしたレッド・ミラージュは、「幻像騎士団の白い悪魔」と呼ばれて畏れられたという。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 白い一角獣 【しろいいっかくじゅう】 |
最初期設定におけるジュノーンの異名。そのまんまユニコーンに置き換えられる名称である。ジュノーン、ユニコーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-016 |
■ 白い巨人 【しろいきょじん】 |
太陽紀の時代に語り継がれる神話に登場する巨人。太古の時代においてボリショイ大陸に存在していたとされる。おそらくは星団紀において活躍したMHジュノーンを指しているのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-023 |
■ 白い剣 【しろいけん】 |
マグダルの預言に出てきた言葉。おそらく、アルルの乗騎であるMHエンゲージを指しているものと考えられる。アルルの「白い剣」は「黒い剣」からマグダルとデプレを守ることになるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-244 |
■ 白い幻想 【しろいげんそう】 |
「月刊ニュータイプ」の86年3月号に掲載された永野版ZZガンダムのイラスト記事のこと。FSSの最初期設定では、ワイツ・ミラージュの完成予想図というコメントもあったようだ。最近の永野センセーであれば、「ボツになったデザインなんかゴミと一緒だよーん」とか云って門外不出にしそうなもんだが・・・。当時はそれなりにコダワリがあったのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-018 |
■ 白騎士(1) 【しろきし】 |
ルーン騎士団の「人形使い」に与えられる称号。もしくは「人形使い」の別称と考えられる。あるいは、クバルカン法国において枢機卿クラスの地位をもつ騎士ということになるだろうか。ルーン騎士のミューズ・バン・レイバックは白騎士と呼ばれていたようだ。人形使い(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-017 |
■ 白騎士(2) 【しろきし】 |
ノイエ・シルチスの白グループに所属する騎士のこと。英訳する場合は「White Knight」ではなく、仏語も混じって「Blanche Knight」となる。初期設定では、フィルモア帝国遊星傭兵騎士団(セントールナイト)のリーダー格とされたナイアス・ブリュンヒルデの肩書きであった。ノイエ・シルチス[白騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-172 |
■ 白グループ 【しろぐるーぷ】 |
ノイエ・シルチス[白騎士団]の通称。ノイエ・シルチス[白騎士団]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-039 |
■ 白コショー 【しろこしょー】 |
白い胡椒。トモエ御前の「春花の術」に用いられる材料。胡椒に含まれる辛味成分ピペリンにはクシャミを誘発させる効果があるが、そのメカニズムについてはまだ詳細が判っていない。実際に頭から被ってみると、ウソみたいにクシャミが止まらなくなるので要注意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-062 |
■ 白袖スーツ 【しろそですーつ】 |
ファティマ・エストが所有する黒色のプラスチック・スーツのうち、両腕に白袖が付くタイプを便宜的に白袖スーツと呼ぶ。これに対して通常のプラスチック・スーツはメタルスーツと呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-307 |
■ シロナガスクジラ 【しろながすくじら】 |
クジラ目ナガスクジラ科シロナガスクジラのこと。英名は「Blue Whale」。地球上に現存する動物の中で最大とされているクジラで、体長は25〜30mに達する。オキアミなどの海洋プランクトンのほか、イワシなどの小魚を食す。地球では世界中の海洋に分布し、夏は極海周辺の寒冷海域を回遊し、冬は熱帯・亜熱帯海域で繁殖する。19世紀以降の捕鯨によって激減し、戦前からの段階的な捕鯨停止を経て、1966年以降は国際的な保護動物となっている。ジョーカー星団においてはデルタ・ベルンに生息している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-186 |
■ 白のイエッタ 【しろのいえった】 |
ファティマ・イエッタの呼び名のひとつ。白鷺を連想させる彼女のイメージからこのように呼ばれるらしい。また、一部のフローレス・ファティマにはこのような修飾語付きの名称が与えられるようだ。これまでに明かされている設定の中では、他にもブルー・メガエラやガーネット・アウクソーといった呼び名が登場している。イエッタの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: ホワイト・イエッタ 初掲載: #01-006 |
■ 白の一番 【しろのいちばん】 |
ブランシュ・トップの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-099 |
■ 白旗 【しろはた】 |
停戦交渉・降伏の印として掲げる真っ白の旗。捕虜の交換や負傷者の引渡しを行う軍使もこの旗を掲げる。戦時国際法において取り決められた「交戦の意思が無い・交戦の対象では無い」ことを伝える表明手段のひとつであり、地球においてはほぼ万国共通でこの白旗が用いられる。ジョーカー星団でも同様の意味合いで用いられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-171 |
■ 白ベルリン 【しろべるりん】 |
機体色がホワイトとバイオレットで構成されているMHベルリン。トリオ・テンプル騎士団の精鋭部隊トリオ・デ・トリオが使用する少数生産騎である。ベルリン[ホワイト・バイオレット]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-153 |
■ 白ラキ 【しろらき】 |
FSSの読者の間で囁かれているラキシスの識別名。キャラシートや本編中で毎度デザインが異なる衣装を身に着けているため、それらを識別するために様々な呼び名が付いてしまったようだ。白ラキは白いデカダン・スーツを身にまとったラキシスのこと。星団暦2988年のお披露目で登場した際の格好を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-222 |
■ シン 【しん】 |
ヤクト・ミラージュ[オレンジライト]が装備する主右砲(バスター・ランチャーEB-501)の識別名。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-045 |
■ 真打ち 【しんうち】 |
落語などの寄席(よせ)で取(とり)を務める最高の実力者のこと。転じて最も実力のある人物を指す。もともとは、寄席の最後を飾った後に蝋燭の芯を打って火を消していたことが語源になっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-029 |
■ 親衛騎士長 【しんえいきしちょう】 |
シーブル国に移籍した後のメイユ・スカが与る役職。ディ・バローによる政策で魔導色を強めていたシーブル国は、まともな騎士団を設けていなかったと考えられ、騎士団長と呼ばれる役職も存在していなかった可能性がある。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦において、シーブル国に所属していた正規の騎士はメイユ・スカ1名のみであり、他は傭兵として雇われたパイド・パイパー騎士団4名とアーレン・ブラフォードという布陣であった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-044 |
■ 親衛軍 【しんえいぐん】 |
国家元首などの警護を主務とする軍グループのこと。A.K.D.軍の場合は、ゴーズ騎士団や光皇警護師団が該当する。東方第一等幻像軍団(F.E.M.C.)も対外的には親衛軍と呼んで差し支えないと考えられるが、彼らは基本的に天照の個人所有軍であり、警護ではなく破壊と殺戮を目的としている。似て非なる軍グループである。光皇警護師団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-213 |
■ シンカー 【しんかー】 |
ガマッシャーン共和国が従来の主力MHルビコンに替わる新型騎として導入を検討しているMH。自国でMHを開発する術を持たないガマッシャーン共和国が、他国からの購買に頼らず独自に開発・生産を行う目標を立てたことがこのMHの開発起点になったという。設計はバルター・ヒュードラー。星団暦3000年代初頭の時点でまだ試作騎の段階にあり、筆頭騎士のシュバイサー・ドラクーンが搭乗している。完成の暁にはレイスル騎士団の主力MHとして量産される予定。初期設定ではレイスル騎士団の旗騎MHであった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ 神学院 【しんがくいん】 |
聖宮ラーンの中枢機関。そこに集う神官によって運営されている。詳細は不明であるが、ハスハ国内にありながらもアトールの巫女を頂点とする国家体制からは離れており、独自の裁量でラーンを運営しているらしい。宗教の概念がないジョーカー星団において、神官や神学院といった名称がどのような意味合いをもつのか、その辺も含めて今後の設定公開・劇中への登場が待たれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-170 |
■ 人格設定 【じんかくせってい】 |
ファティマの育成において施される人格の設定のこと。基本的に、ファティマの人格は生まれながらにしてもつ性格と成長過程における教育と学習によって形成される(人間と一緒)。しかし、バランシェやモラードはファティマの人格形成に関してもプログラミングである程度コントロールしていたらしい。ラキシスの人格はクーンがモデルになっているとのこと。・・・とてもそうは見えないんだけど。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-071 |
■ 人格転移 【じんかくてんい】 |
転依の法の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-074 |
■ 人格憑依 【じんかくひょうい】 |
ダイバー・パワー(もしくはパラ・サイマル)によって自我を他者の精神の一角に埋め込み、肉体を失った後も現世で意識を存続させる禁術。意識を埋め込まれた者は施術に気付くことなく、他者の意識を宿した状態のまま日常を過ごすことが可能。埋め込まれた意識は事実上不滅の存在となり、この状態からさらに別の者に意識を移していくことも可能なようだ。星団暦2121年、天照に敗れたボスヤスフォートは肉体を失うこととなったが、この禁術によって自我を現世に留めたとされる。意識のみの存在となったボスヤスフォートは、命の水による肉体の復活を狙って、実に数百年もの期間を他者の精神の中で過ごしていたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-143 |
■ 新型騎 【しんがたき】 |
新規設計のMHのこと。MHは数十年・数百年という長いスパンでの運用が基本となるため、わずか数年の間に次々と新型騎が開発されるという状態は発生しない。ただし、魔導大戦に前後して幾つかの国家が新型騎を投入していることも事実で、それらの国家が星団内の疲弊状況を見ながら大戦(おおいくさ)の始まりを予見していたことが判る。星団暦3000年代初頭に登場した新型騎を列挙すると、A.K.D.のミラージュ・シリーズ、フィルモア帝国のファントム、メヨーヨ朝廷のアシュラ・テンプル、コーラス王朝のベルリンSR2、コーネラ帝国のカンといった具合である。MHの運用期間よりもマイトの世代交代の方が早いこと、いずれのマイトも存命時に傑作を残そうと努力していることを考えると、結局なんだかんだで新型騎が作られている状況が常なのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-153 |
■ シンガポールチキンライス 【しんがぽーるちきんらいす】 |
ミース・バランシェがバルチック・アカデミーに在籍していた頃に好きだった食べ物。シンガポールのチキンライス。海南鶏飯もしくは海南チキンライスとも呼ばれる。鶏のスープで炊いたご飯に、茹でた鶏、野菜を添えた料理で、2〜3種類のソースを付けながら食べる。ソースは各家庭や料理店で異なるが、チリソース、生姜ソースのほか、醤油ベースのソースなども好まれるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-014 |
■ 神官 【しんかん】 |
国家の官吏(=公務員)として神を祀る施設に奉職する者のこと。天照家の護法院とされる「みどりの杜」は、王家の祭事(=神事)を主宰する立場にあるため、最高責任者のグリーン・ネイパーは神官もしくは神主と呼ばれる。ただし、神官と神主は微妙に意味合いが異なるので注意。神主の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-138 |
■ 神官庁 【しんかんちょう】 |
クバルカン法国の中央省庁のひとつ。詳細は不明であるが、ノンナ・ストラウスはこの神官庁の長であるが故に、神官長の肩書きをもつようだ。永野センセーの解説によると、彼女の衣装に描かれている蛇の紋章は医療のシンボルであり、神官庁もおそらくそういった(医療関係の)組織であろうとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-142 |
■ 神官長 【しんかんちょう】 |
法典神官長の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-069 |
■ 神官服 【しんかんふく】 |
神官の職位をもつ者が執務の際に着用する衣服のこと。ノンナ・ストラウスは法国神官長の神官服を、ヘアード・グローバーはミカレス大神官の神官服を、それぞれ所有している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-075 |
■ 星(シング) 【しんぐ】 |
炎の女皇帝が所持・運用していた全長75kmにも及ぶ超巨大戦艦。ファロスディー・カナーン超帝國の旗艦で焔星緋帝母艦とも呼ばれる。機関、性能、航法などの詳細は不明。武装については、バスター・ランチャーや重力波の発振装置を備えていることが判明している。また、艦載機としてマシンメサイア焔星を搭載しているようだ。AD世紀5000年代、女皇帝以下全ての焔星緋帝騎士(ネッド・スバースを除く)を載せて超(バスター)討伐に参加。その後は行方不明となるが、8383年にカラミティ・ゴーダースへ帰還し、スパチュラー国を地上から消し去っている。カラミティから再び旅立った後の行方はやはり不明である。劇中に登場したシーンでは、女皇帝を含むほぼ全ての乗員が肉体を捨てて光子結晶に精神を移しており、超(バスター)討伐後に何らかの技術革新が起きたと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-072 |
■ 真空12光輪 【しんくう12こうりん】 |
ダブル・ヘクサグラムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ 真空斬り 【しんくうぎり】 |
真空切りとも表記される。剣技ソニック・ブレードの別名。もしくは、その元ネタとなった赤胴鈴之助の必殺技「飛鳥流真空斬り(ひちょうりゅうしんくうぎり)」のこと。鈴之助が師の千葉周作の紹介で訪ねた大鳥赤心斎から教えを受けて会得した秘太刀。巨大なつむじ風を起こしてその風力(もしくは発生したカマイタチ)を用いて敵を斬る技である。また、1972年に放映された映像作品では、終盤に進化型の「十文字真空斬り」を会得している。ソニック・ブレードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-097 |
■ 真空剣 【しんくうけん】 |
初期設定における剣技ソニック・ブレードの別名。現在はその基本技に位置するメイデン・ブレードを指す単語となっている。メイデン・ブレード、ソニック・ブレードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-080 |
■ 真空光輪 【しんくうこうりん】 |
リング・スライサーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-085 |
■ 真空投げ 【しんくうなげ】 |
手を触れずに相手を投げ飛ばす技。ソニック・ブレードもしくはメイデン・ブレードの応用技と考えられ、威力を抑えれば相手を傷つけずに転ばせる程度の技となる。劇中では、慧茄がオルカオン・ハリスに対して使用している。TBS系列のテレビドラマ「柔道一直線(1969)」に登場する一条直也の必殺技としても有名。ちなみに、このドラマでは真空投げハイジャンプ、真空投げ宙返り、真空二段投げ、といった感じで技がよりデラックスに進化していったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-145 |
■ 真空波 【しんくうは】 |
騎士が自身の動きによって空気を切り裂き、真空状態を引き起こした上で、その真空の空間を伸張・拡大して伝播させた場合、その伝播した波を指して「真空波」と呼称する。これを攻撃に転用したものがメイデン・ブレード(真空剣)である。また、空気を切り裂いた際の衝撃波をも自在にコントロールし、真空波と合わせて攻撃に転用したものがソニック・ブレードとなるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-084 |
■ 星(シング)桜子 【しんぐさくらこ】 |
ナトリウム・シング・桜子の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-055 |
■ 真紅の聖騎士 【しんくのせいきし】 |
ルーン騎士団においてカーブ・オブ・ロードを羽織る資格をもつ騎士をこのように呼ぶ。カーブ・オブ・ロードは法王直下の白騎士の中でもさらに抜きん出た実力をもつ者に与えられる真紅のローブである。よって、真紅の聖騎士とはすなわちルーン騎士団の筆頭騎士またはそれに次ぐ実力をもつ騎士ということになる。ミューズのデザイン画でこのカーブを纏った姿が確認できる。カーブ・オブ・ロードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-049 |
■ 真紅のドラゴン・ドロップ 【しんくのどらごんどろっぷ】 |
L.E.D.ドラゴンが生成するドラゴン・ドロップ。ドラゴン・ドロップはそれを生成するドラゴンによって色が異なるらしく、静が所有するサンダー・ドラゴンのものは深青色、ラキシスに贈られたL.E.D.のものは真紅となっている。おそらく、ジェット・ドラゴンは黒、アース・ドラゴンは緑、フェザー・ドラゴンは黄金といった感じになるのだろう。ドラゴン・ドロップの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-146 |
■ ジンク・ファティマ 【じんくふぁてぃま】 |
サリタ・アス・ジンクが製作したファティマのこと。サリタ・アス・ジンクの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-041 |
■ シングルパーツ 【しんぐるぱーつ】 |
パーツの強度を保つため、複雑な形状でありながらも単一のパーツとして作られたモノをシングルパーツと呼ぶ。例として、車のエンジンブロックは鋳造のシングルパーツである。MHの場合も、竜骨の腰パーツは巨大なシングルパーツになっているらしい。ただし、アンダー・フレームは複数のパーツの組み合わせという設定もあるため、どのパーツを指しているのかイマイチ不明である。アンダー・フレームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-056 |
■ シンクロ 【しんくろ】 |
シンクロナイズ(synchronise)の略。同調。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦では、MHジュノーンとファティマ・クローソーが完全な同調を果たし、一撃の下に敵MHサイレンを破壊する動きを見せた。それが、コーラス23世を失った悲しみが生んだ奇跡であったのか、彼女にもともと備わっていた能力であったのかは不明である。その後もジュノーンとクローソーの同調は切れることなく、ジュノーンの稼動停止と同時にクローソーも深い眠りにつくこととなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-120 |
■ シンクロナイザー 【しんくろないざー】 |
音楽用語で、複数のVTRやMTRなどの再生速度を同一に保つコントローラーをシンクロナイザーと呼ぶ。「破烈の人形」の起動シーンで、テレポートタイミングとシンクロナイザーをセットする描写がみられたが、おそらく起動シークエンスの終了に合わせてテレポートを発動するようにシンクロナイザーをセットしたということだろう。これに限らず、MHの操作・構造・機能に関する設定の多くは、楽器や音楽に関する用語が元ネタになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-141 |
■ シンクロナイズド・トレモロ 【しんくろないずどとれもろ】 |
エレキギターのブリッジ部に付属しているトレモロ・ユニットの一種。フェンダー社のストラトキャスターなどに搭載された初期タイプのトレモロ・ユニットで、ブリッジとテール・ピースが一体化しており、トレモロ・アームの操作により6本のスクリューを支点としてユニット全体が動くようになっている。ロック式など近年の方式に比べてチューニングが狂いやすい特性をもつが、構造がシンプルで調整も楽なことから、現在でもトレモロ・ユニットの基本として好まれているようだ。トレモロ・ユニットの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-007 |
■ シンクロナイズド・フラッター 【しんくろないずどふらったー】 |
星団史において唯一ファティマ・エストがもつとされるMHとの完全シンクロ・プログラム。互いに専任となるMHバッシュと連動した際に相性が最高値となり、通常のパワーゲージより2ランク上の能力を発揮する強力なプログラムである。星団暦2876年、ファティマ・マイトのモラード・カーバイトと、MHマイトのルミラン・クロスビンの共同開発によって完成。しかし、その後のエストを巡る騎士同士の争いからクロスビン卿が他界し、半ばブラック・ボックスと化した複雑な機構ゆえに、システムの再現が不可能となってしまった。後にあらゆるマイトがその再現に挑むも全て失敗に終わり、星団最高の頭脳をもつバランシェであっても「突然変異」という結論を出したらしい(バランシェはファティマ・ティータで再現に挑んだようだ)。シンクロナイズ(synchronize)は「同調する」、フラッター(flutter)は「はためく」という意味。 |
別名・異名・正式名など: シンクロナイズド・フラッター・システム 初掲載: KF-064 |
■ シンクロナイズド・フラッター・システム 【しんくろないずどふらったーしすてむ】 |
シンクロナイズド・フラッターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ シンクロナイズ・フラッター・システム 【しんくろないずふらったーしすてむ】 |
シンクロナイズド・フラッターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-103 |
■ シンクロ・プログラム 【しんくろぷろぐらむ】 |
ファティマがMHと同調する際(=搭乗する際)に起動する基本プログラムのこと。ファティマ・エストがもつシンクロナイズド・フラッターは、星団で唯一、彼女だけが持つシンクロ・プログラムである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ 神経パニック 【しんけいぱにっく】 |
神経細胞の反応に肉体が耐え切れず、パニック状態になってしまうこと。有機演算細胞の開発当初において、ヒトの細胞や人工細胞に演算機能を付加する試みがなされたが、神経パニックを引き起こして機能不全になることが予測された。これを受けて開発計画は一時凍結されることとなったが、生体演算理論を唱えたウラニウム・バランス博士は騎士の細胞を用いることでこれが可能になると判断。その実証とそれによる人工生命体(=ファティマ)の完成を子孫に託したらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-150 |
■ 神剣 【しんけん】 |
装飾具として用いられる宝剣の一種であるが、王位の証もしくは建国の象徴として歴代国王に継承されるモノを神剣と呼ぶ場合がある。天照が正装時に身につけている諸刃の太刀も、天照家の王位を示す神剣である。天照家は日本の天皇家と同じく三種の神器を継承しており、最新のキャラシートでも鏡および玉と共に剣を携えている姿が確認できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-142 |
■ 人工演算機脳神経細胞 【じんこうえんざんきのうしんけいさいぼう】 |
ファティマの脳を構成している脳神経細胞。伝導速度と耐久性に優れる騎士の神経細胞をフォーマットとして作られた人造細胞であり、その名のとおり、神経同士の情報伝達によりスーパーコンピューター並みの高速演算を可能とする。だが、これも無制限に機能し続ける細胞という訳ではない。我々人間の脳神経細胞は、20歳を過ぎると毎日約10万個が死滅していくため、加齢によって記憶力が薄れたりボケが始まったりすると云われている。人間よりも遥かに長い寿命をもつとされるファティマも例外ではないらしく、ファティマ・インタシティ(ハルペル)が登場するエピソードでは、(おそらく)脳神経の限界により機能不全に陥っている描写がみられた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 人工改造星 【じんこうかいぞうせい】 |
惑星改造によって人類の生存が可能になった惑星のこと。ジョーカー星団において最も歴史の浅いアドラーはこのように呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-037 |
■ 人工胸腺 【じんこうきょうせん】 |
ファティマの胸腺。胸腺とは胸骨の裏側にある器官で、T細胞系列のリンパ球に「自己」と「非自己」の認識能力を与え、免疫機能を高める役割を持っている。ファティマの人口胸腺は、騎士に準ずる超筋力の維持や老化の停止に係るホルモンの分泌を行っているらしい。つまり、免疫に係る胸腺本来の機能は喪失していることになるだろう。ファティマがアレルギーなどに対してほとんど抵抗力を持たないというのも、こういった裏付けによって説明することができる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-183 |
■ 人工再生皮膚 【じんこうさいせいひふ】 |
スキンバンテージの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-098 |
■ 人工細胞 【じんこうさいぼう】 |
人工的に造られた細胞のこと。クローン再生が実用化されているジョーカー星団では、ヒトの肉体を構成する全ての細胞について、人工的に造り出すことが可能となっている。また、AD世紀以降に生産された生体型アンドロイドの肉体を構成している細胞も、同様に人工細胞と呼ばれていたようだ。こちらの場合は、ヒトの細胞をオリジナルとして若干のアレンジを加えていた可能性がある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-150 |
■ 人工重力発生機 【じんこうじゅうりょくはっせいき】 |
フローティング技術の応用により、一定の範囲内の重力を遮断して無重力状態を形成する装置のこと。MHの騎士コクピットはシートの真下に重力発生機がマウントされており、シート自体を浮遊させることでコクピットの耐衝撃性・耐振動性を高めているらしい。フローターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-044 |
■ 人工生命 【じんこうせいめい】 |
人工生命体の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-183 |
■ 人工生命体 【じんこうせいめいたい】 |
天然の条件下で生まれた生命体ではなく、ヒトの手により作り出された生命体のこと。FSSの劇中ではファティマ・ファティスが該当する。人工生命体に関する研究は地球でも近世以降の時代に見られ、錬金術の分野ではホムンクルス(Homunculus:ラテン語で「小さいヒト」の意)と呼ばれていた。21世紀に入った現在でも真面目に研究が進められており、アメリカのメリーランド州にある生物代替エネルギー研究所が、必要最小限の遺伝子で生命活動を維持する「人工生命体」の開発計画を2002年に発表している。ゲノム解読が完了している生物の中から、最も小さいサイズの細菌を選んで、その細胞から本来のゲノムを取り去った後に、生命活動に必要とされる遺伝子を合成して入れ直す計画らしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-005 |
■ 人工太陽 【じんこうたいよう】 |
カラミティ・ゴーダースの衛星軌道上に設置されている太陽光の増幅機。エネルギー衛星とも呼ばれる。太陽光増幅機の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-008 |
■ 信号弾 【しんごうだん】 |
閃光と煙幕の色または特定の音によって情報を発信する特殊弾のこと。各国の軍によって色や音の意味する内容が異なる。ジョーカー星団でも煙幕を用いた信号弾が使用されており、朱色は星団で唯一F.E.M.C.が使用する色であることが判っている。ちなみに、朱色(F.E.M.C.)、草色(王家)、桃色(アイシャまたはコーダンテ家直系の意味か)の3色で、アイシャ・コーダンテ本人であることを伝える信号になるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-042 |
■ 人工有機コンピューター 【じんこうゆうきこんぴゅーたー】 |
読んで字の如く、人工的に作られた有機体を基本とするコンピュータのこと。劇中ではファティマ・ファティスが該当する。また、生体演算理論が完成する以前の時代でも、ヒトの大脳を模した有機型コンピュータが研究されていたらしい。エトラムル・ファティマの開発に当たっては、これら旧時代の技術が大いに役立ったという。有機型コンピュータの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-039 |
■ 人工羊水 【じんこうようすい】 |
人工的に作られた羊水。ファティマの育成やエトラムルの保護のほか、医療全般において生体を保護する目的で多用される。羊水の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-072 |
■ シンジケート 【しんじけーと】 |
「syndicate」で「企業連合」の意。各企業が連合体制をとって市場を一元化し、価格や仕事量の統制を図った上で販売を行う形態のこと。シケルブ・ユキノジョウはカステポーに散らばる預かり屋のシンジケートを統括する人物である。劇中の登場シーンだけでは判らないものの、多くの部下とネットワークを従える隠れた大物と云えるだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-186 |
■ 新宿スポーツランド 【しんじゅくすぽーつらんど】 |
東京都新宿区新宿東口アルタ裏にあるゲームセンター。格闘ゲームの大会が開催される場所として有名。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-100 |
■ 人身売買書 【じんしんばいばいしょ】 |
人身売買の契約を結ぶ書類のこと。売買される本人もしくは代行者がサインをすることでその売買が成立する。ミラージュ騎士のオリビー・タイトネイブは、MHおよび刀剣の売買契約書の束に仕込まれていた人身売買書にサインするという、ほとんど冗談のようなやり取りでミラージュ入団を果たした。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-253 |
■ 新星オーケストラ 【しんせいおーけすとら】 |
おそらく「神聖オーストリア」を書こうとした上でのボケと思われるが、この「神聖オーストリア」という単語も神聖ローマ帝国とオーストリア帝国がごちゃまぜになっている。ボケの誤爆といったところだろうか。A.K.D.の国章についての解説で、国章のデザインが神聖ローマ帝国の「双頭の鷲」に似ていることを匂わせようとしたようだ。エリザベート(オーストリア帝国皇后)の名前を出してしまっているのがまた・・・うーん、微妙な間違いですね。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-054 |
■ 神聖教官 【しんせいきょうかん】 |
聖導騎士団「アイル・フェルノア」の騎士団長キャナリア・アイデルマがもつ肩書き。おそらく、ラーン教導学院の教官をこのように呼ぶのだろう。ラーン教導学院の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-019 |
■ 神聖タイカ 【しんせいたいか】 |
異世界タイカにおいて、U.R.I.やカレンが活動する未来の時代もしくは国家を神聖タイカと呼ぶ。これに対して、シルビスやマキシが活動した太古の時代もしくは国家を(便宜的に)古代タイカと呼ぶ。両者の間には4万年(もしくは10万年)もの時間の隔たりが存在する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-159 |
■ 新・星団最強のくらっしゃーず 【しんせいだんさいきょうのくらっしゃーず】 |
永野センセーがマグダルとデプレに贈ったデュオ名。「新」と書かれているとおり、「旧」に当たる2名のカップルが存在する。コミックや副読本のコメントではとくに言及されていないが、この旧くらっしゃーずとは天照とラキシスのバカップルを指しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-091 |
■ 親戚国家 【しんせきこっか】 |
国家成立に至るまでの起源が同一の国家同士を親戚国家と呼称する。AD世紀の末期にラント・フィルモア帝国を形成していたフィルモア帝国およびクバルカン法国は、政治・経済が全く異なるにも関わらず、互いに親戚国家として認識しており、不可侵・永久不戦の暗黙の了解があるという。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-069 |
■ シンセサイザー 【しんせさいざー】 |
電子工学の手法で楽音を合成することが可能な楽器の総称。黎明期の単音合成楽器はモノフォニック・シンセサイザー、複音合成楽器はポリフォニック・シンセサイザーと呼ぶ。また、音高、音色、音量をそれぞれ別の回路(VCO、VCF、VCA)で分担し、楽音を合成するシンセサイザーをアナログ・シンセサイザーと呼び、合成しようとする音の波形をデジタル回路作りだすシンセサイザーをデジタル・シンセサイザーと呼ぶ。デジタル回路の方式は様々で、これによりシンセサイザー自体も細分化される。近年では、コンピュータ上でシンセサイザー機能を提供するソフトウェア(=ソフトウェア・シンセサイザー)も出回っており、比較的安価にシンセサイザーを楽しむことができるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-180 |
■ シンセサイザー・ミュージック 【しんせさいざーみゅーじっく】 |
シンセサイザーを用いて作られる音楽全般のこと。電子音楽のひとつに位置づけられる。アメリカの作曲家でシンセサイザー奏者としても知られるWendy Carlos(ウェンディ・カルロス)は、シンセサイザー・ミュージックの創始者・大家とされる。バルターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-180 |
■ シンセベース 【しんせべーす】 |
ベースギターと同様の端末を操作することで、シンセサイザーの本体からベースの音を出力する楽器のこと。シンセサイザーの本体で様々な音源を割り当てることが可能なため、ベース以外の楽器の音を出力することもできる。電子ドラムのベースギター版を想像すると判り易い。ただし、近年はシンセサイザーによって演奏されるベースのパートを指してシンセベースと呼ぶのが一般的である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-025 |
■ 神双剣 【しんそうけん】 |
神(=カレン)がジョーカー宇宙に遣わした二振りの聖剣のこと。懐園剣を指す。懐園剣の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-169 |
■ 人造人間 【じんぞうにんげん】 |
アンドロイドと同義。人間を模して作られたロボットや人工生命体を指す。天照の妻リトラはファティマを指してこのように評した。人造人間を扱ったSF作品は数多く、日本国内の作品でもキカイダーやキューティーハニーなど、特撮、アニメ、マンガを問わず成功例は多い。ちなみに、キャシャーンは新造人間なので注意。アンドロイドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: アンドロイド 初掲載: #01-139 |
■ 人体改造 【じんたいかいぞう】 |
人体の改造。とくに騎士のさらなる戦闘能力向上を目的として施される改造手術のこと。ハスハ連合共和国のAP騎士団や、コーネラ帝国のスケーヤ・エレクトナイツでは、騎士の力を引き出すためにこういった非人道的な行為が推奨されているらしい。また、星団暦3900年代に活動していたゴーズ騎士団は、ジョージョによる施術を受けて人外の力を獲得していたとされる。しかし、もともと強い騎士から見れば人体改造は付け焼刃的な発想でしかなく、改造による能力アップは本来の力と大差無いようだ。生体改造の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-049 |
■ 神託 【しんたく】 |
神のお告げ。神がその声を望む者に対して答える行為。神託を望んで祈祷を続けていたシルビス・レィス・ビーナスは、実際に神(天照)が現れたことに驚きを隠せなかった。つまり、彼女がそれまでに得ていた神託は、辛うじて声もしくは意思のみが届いていたような状態であったことが想像できる。天照の出現以前に彼女の祈祷に答えていた神は、おそらくカレンということになるのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-040 |
■ 信地旋回 【しんちせんかい】 |
戦車や特殊車輌でクローラーの片側を停止させ、もう一方を回転させて旋回すること。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-010 |
■ シンディ・ヒューズ 【しんでぃひゅーず】 |
「プロムナード」に登場するちゃあの同級生。チアリーダーのクラブに所属しているらしい。趣味はパワーストーン集め。古着を着こなし、流行の音楽は何でも聴くという活動家。仲間内でもグループの牽引役として立ち回っているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-216 |
■ シンドラ 【しんどら】 |
フィルモア帝国の三銃士ジャンシー・ガラーのパートナー。プリズム・コークスの手によるファティマである(初期設定ではダイアモンド・ニュー)。マスターと共に魔導大戦に参加。コミック12巻p181でオキストロ、パラーシャと共に洗濯をしているのが彼女ではないだろうか。詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ 親王 【しんのう】 |
皇族男子の身位のひとつで、天皇の兄弟に当たる皇子のこと。姉や妹の場合は内親王と呼ぶ。ミラージュ騎士団左翼大隊No.4の斑鳩(サリオン)は天照家の親王とされる。これは、本家の天照家に帝以外の兄弟がいないこと、また、帝本人が不老不死の肉体をもって生き永らえていることを受け、先代当主の代で分かれたエミーテ家とコーダンテ家が直系王家として位置付けられているためである。この設定から云えば、アイシャは天照家の内親王ということになるが、現在はルーマー王国に移籍したこともあり、このようには呼ばれていないようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-197 |
■ 心配性のおぼっちゃま 【しんぱいしょうのおぼっちゃま】 |
ダイ・グ・フィルモア5世のこと。コミック10巻ではこのような名前で紹介されている。ダイ・グ・フィルモア5世の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-003 |
■ 心肺制御装置 【しんぱいせいぎょそうち】 |
心肺機能のモニタリングを行い、心停止した場合に電気ショックを与えるなどして蘇生を行う装置のこと。MHスーツの胸部などに備え付けられている小型端末である。ショック・プレートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-120 |
■ 新品再生 【しんぴんさいせい】 |
四肢などの体の末端部をクローニング技術によって培養し、外科手術により損傷した部位と交換する再生方法。ジョーカー星団では既に実用化されている医療技術である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-074 |
■ シンフォニッカー 【しんふぉにっかー】 |
ダイバーもしくはダイバー・フォースとほぼ同義。ショウメは超絶的なパワーをもつシンフォニッカーという設定がある。ショウメの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-407 |
■ シンフォニック・フォース 【しんふぉにっくふぉーす】 |
ダイバー・シンフォニック・フォースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-125 |
■ シンボル・プロミネンス 【しんぼるぷろみねんす】 |
フィルモア帝国フィルモア王家の紋章。太陽を模した山吹色のマークで、この紋章ゆえにフィルモア王家は「火の王家」と呼ばれる。ファティマ・チャンダナのデカダン・スーツなどで確認することができる。 |
別名・異名・正式名など: 太陽の紋章 初掲載: TJ18-023 |
■ 人力ミキサー 【じんりきみきさー】 |
すり鉢とすりこ木を用いて穀類や果実を砕いて混合すること。ファティマがこれをやると、電動ミキサーの性能を超えるばかりか、気化冷却を起こしてすり鉢の中身が凍ってしまうらしい。・・・それ以前に、ファティマの使用に耐え得るすり鉢やすりこ木が存在していることの方が驚きである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-100 |
■ 人類生存星 【じんるいせいぞんせい】 |
人類の生存が可能な惑星および衛星のこと。ジョーカー太陽星団の場合、デルタ・ベルン、アドラー、ボォス、ジュノー、カラミティ・ゴーダースの5つの惑星のほか、資源採掘星として利用されるカーマントーやペスタコなどが該当する。衛星については不明。また、スタント遊星の惑星「無(ナイン)」の第2衛星「信(ネードル)」にも人類が生存しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-012 |