† ソ †
Japanese_SO
 

 
■  【そう】 

仏教の戒律を遵奉する修行者の集団のこと。僧伽とほぼ同義。僧伽の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-187


■ 増加試作型 【ぞうかしさくがた】 

増加生産した試作機のこと。新たに量産兵器を開発する場合、様々な条件下で効率的に試験を実施できるよう、基本的な仕様を揃えた試作機が複数製作される。とくに、実戦に投入して試験運用を行うような機体は、量産体制の構築も見据えて複数の機体が同時に製作されることとなる。このようにして増加生産された機体を増加試作型と呼ぶ。ケサギとカエシが搭乗しているガスト・テンプルは、量産に入る前に製作された増加試作型という設定。
別名・異名・正式名など: 試作増加型
初掲載: KF-118


■ 増加装甲 【ぞうかそうこう】 

二次装甲に重ねて装備される追加装甲のこと。修行もしくは情報収集のために単独で行動している騎士や、フリーの傭兵騎士は、MHマイスターによる支援を受けられない場合が多々あるため、MHの損傷を少しでも避けるために増加装甲を付け足す傾向があるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-228


■ 早期警戒機 【そうきけいかいき】 

軍用機の一種。機体に全方向を監視できるレーダーを装備し、空中から監視・管制を行う航空機を指す。英訳の「Airborne Early Warning」の頭文字をとって「AEW」とも呼ばれる。高空から監視を行うため、地上のレーダーでは地平線の影となる地域の把握が可能。また、地上の障害物の影響を受けにくいため、より鮮明で詳細な情報を取得できる。各機種で性能は異なるが、早期警戒機の監視範囲は半径数百kmに及ぶとされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-146


■ 僧騎士 【そうきし】 

メヨーヨ朝廷に所属する騎士のうち、僧の資格をもつ者のこと。つまり、戦闘カウンセラーの肩書きをもつ騎士を指す。劇中に登場したイラー・ザ・ビショップは代表的な僧騎士である。戦闘カウンセラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-187


■ 僧伽 【そうぎゃ】 

メヨーヨ朝廷において戦闘カウンセラーの資格をもつ者のこと。劇中に登場したイラー・ザ・ビショップが僧伽に当たる。僧伽とは、仏教において同じ教えを信奉する修行者の集団のこと。互いを正道に導く仏法の修行仲間を指す。サンスクリット語の呼び方に倣ってサンガと呼ぶ場合もある。ほぼ同様の意味だが、個人を指す場合は「僧侶」と云い表すらしい。戦闘カウンセラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-135


■ 槍剣 【そうけん】 

剣の一種。日本刀と同様の打ち方で作られながら、やや太い針のような形状に仕上げられた刀剣のこと。フェンシングで使用するフルーレよりも硬く、弾力的に曲がったりはしない。ヘアード・グローバーがもつ剣が槍剣である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ14-067


■ 装甲ガード 【そうこうがーど】 

MHスーツの内側に縫い付けられている極薄の装甲板。スーツの表地と合わせて衝撃から人体を守る役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-120


■ 装甲化突撃特殊歩兵 【そうこうかとつげきとくしゅほへい】 

歩兵部隊のエリートとして活躍する装甲歩兵のこと。Pz-STVTの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-084


■ 装甲換装型 【そうこうかんそうがた】 

あるMHの二次装甲を換装して異なる外観を持たせた場合、換装前の基本型に対して換装後を装甲換装型と呼称して区別する。例として、魔導大戦に派遣されたトリオ・テンプル騎士団が使用していたベルリンSR2は、SR1(コーラス・ハグーダ戦で使用されたベルリン)の装甲換装型であった。この後、ベルリンはダイアモンド・ニュートラル設計のドラクロア・テンプルに置き換えられ、外身と中身を一新した新型のSR2として配備されることになる。装甲だけ換装した魔導大戦仕様のSR2は、後にアーリー・ハスハと呼ばれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-004


■ 装甲換装版 【そうこうかんそうばん】 

装甲換装型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-031


■ 装甲貫通砲 【そうこうかんつうほう】 

MHの装甲に対して有効な溶解性重元素芯弾を打ち出す火砲のこと。エア・バレルは攻撃対象に応じて主砲に装填する砲弾を変えており、対MH戦では溶解性重元素芯弾を装填する。もっとも、MHはエア・バレルの砲撃をことごとく回避してしまうため、これによってMHを駆逐することはほとんど不可能である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 装甲生地 【そうこうきじ】 

ファティマスーツの表面を覆っている、装甲機能をもつ生地のこと。装甲素材もしくはラミネート繊維と呼ばれる。装甲素材(1)ラミネート繊維の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-173


■ 装甲機動兵士 【そうこうきどうへいし】 

装甲歩兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-133


■ 装甲強化 【そうこうきょうか】 

MHに施されるチューニング法のひとつ。装甲をより強固なモノに換装して強化すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-089


■ 装甲靴 【そうこうぐつ】 

ファティマが戦闘時・MH搭乗時に履いている靴のこと。ファティマスーツと同様、装甲機能をもつ7層のラミネート繊維が外張りに使用され、爪先や靴底は再生機能をもつネオキチンが用いられる。内張りは綿や絹となっており、アレルギーが起きないよう配慮されているようだ。なお、カレント・スーツを着用する場合はごく一般的な革靴の使用が基本となる。ファティマの体調管理を気にして、あえて装甲服を履かせない騎士も多いらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-052


■ 総皇家 【そうこうけ】 

AD世紀においてファロスディー・カナーン超帝國を治めていた皇帝郡家のうち、泰皇帝の直系に当たる皇家のこと。泰皇帝家とも呼ばれる。泰皇帝家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ 装甲形態 【そうこうけいたい】 

MHの装甲形状およびパーツ構成のこと。レッド・ミラージュの装甲形態は他の一般的なMHと比較してかなり複雑であり、一次装甲の段階で既に複合装甲や重合装甲が各部に仕込まれた状態となっている。しかし、装甲形態の複雑化による強度の上昇は微々たるものであり、コスト面を考えるとデメリットの方が大きいらしい。ではなぜ、天照がこういった作り込みをしたのか・・・もちろん単なる趣味であるとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-046


■ 装甲コンディション 【そうこうこんでぃしょん】 

そのまんま、装甲の状態のこと。成型の良し悪しや劣化・再生の程度、戦地や戦況の条件に合わせた装甲色・装甲表面の処理といった部分を指しているものと思われる。シリーズ・シアン夫人は、ファティマスーツの製作や素材開発について抜群のセンスを持っているためなのか、MHの装甲コンディションについても驚くほど的確な判断ができてしまうらしい。ひとつの道を究めれば、そこから他分野に広がる部分もあるということなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-082


■ 装甲材 【そうこうざい】 

装甲素材(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-034


■ 装甲サッシュ 【そうこうさっしゅ】 

騎士が腹部を守るために着用する装甲機能付きサッシュベルト。主に女性騎士が使用する。サッシュベルトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-121


■ 装甲シャッター 【そうこうしゃったー】 

装甲板の役割を果たすシャッターのこと。ファティマ・シェルの搭乗ハッチは2重構造になっており、外側のカバーと内側のフタの間に3重の装甲シャッターを設置しているらしい。それでもなお、MHの振るう剣がまともに当たれば、ファティマ・シェルは完全に破壊され、搭乗しているファティマは即死してしまうようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-072


■ 装甲スーツ 【そうこうすーつ】 

耐熱・耐ショックなどの防御効果を高めた戦闘用スーツのこと。とくにファティマが着用するファティマスーツを指す。装甲と云っても、装甲板がそのまま仕込まれているタイプは少なく、耐ショック・対レーザー繊維を織り込んだ7層のラミネート繊維が装甲の役割を果たす。プラスチック・スタイル以降はスーツとインナーを合わせて1セットとなったため、外側のスーツ本体を装甲スーツもしくはアウターと呼ぶようになった。また、騎士が着用するプロテクター付きのスーツ(MHスーツ)を装甲スーツと呼ぶ場合もあるようだ。アウターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 戦闘スーツ
初掲載: PS-046


■ 装甲スパッツ 【そうこうすぱっつ】 

装甲素材で作られたスパッツのこと。主にファティマが着用する。装甲スーツと同様に7層のラミネート繊維が使用されている。デカダン・スタイル以降、手足を覆う部分ついては装甲素材を使わないスタイルが一般的となったが(損傷しても再生可能なため)、それ以前の時代では装甲スパッツが適宜使用されていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-188


■ 装甲スリーブ 【そうこうすりーぶ】 

スリーブ(sleeve)とは袖のこと。戦車に搭載している主砲や機銃を保護するため、砲身に巻かれている筒状の装甲を装甲スリーブと呼ぶ。A.K.D.軍が使用するエア・バレルE-75の主砲が太く見えるのは、単砲身であるが故に砲身の保護を優先しなければならず、装甲スリーブを分厚くしているためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ 装甲成型工場 【そうこうせいけいこうじょう】 

MHの装甲成型を専門に扱う工場のこと。試作機として単騎を製作するのならまだしも、マスターアップ後の量産を全てマイトの工房で作る訳にもいかないので、こういった成型工場で装甲が量産される。当然、イレーザー・エンジンや各パーツの専門業者も存在していると考えられ、それらを組み立てる工場があってはじめてMHの量産が可能となるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ 装甲装備 【そうこうそうび】 

一部の騎士が好んで使用する甲冑タイプの装備品のこと。手甲や肩甲だけの軽装タイプから、全身を覆う重装タイプまで、形状はもちろんのこと機能も多岐に渡る。ミラージュ騎士の中ではメイザー・ブローズがこういった装甲装備を好む騎士として知られ、劇中でも対ボスヤスフォート戦でキュベレイのような装備を纏って登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-103


■ 装甲素材(1) 【そうこうそざい】 

装甲機能をもつ素材(=生地)のこと。ファティマスーツの表地に使用される。耐熱・耐ショック性に富み、実弾およびレーザー光線を弾く強度をもつ7層のラミネート繊維を指す。シリーズ・シアン夫人は装甲素材の研究者としても一流であり、彼女がプラスチック・スーツに採用した繊維は従来のものより伸縮性に富む新素材であった。ラミネート繊維の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-171


■ 装甲素材(2) 【そうこうそざい】 

MHの装甲に使用される素材のこと。ネオキチンが一般的であるが、メトロテカ・クロムやモーフィング機能をもつ素材も稀に使用される。ちなみに、騎士やファティマが戦闘時に身につけている靴にも、爪先や靴底にネオキチンが用いられている。ゴムなどの軟性素材では、戦闘時に発生する摩擦や衝撃に耐えられないためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-062


■ 装甲ダイエット 【そうこうだいえっと】 

MHの改良・改装において、装甲パーツの構成をより単純なパターンに変更したり、パーツの軽量化・小型化に努めたりすることで、MHのフォルムをスマートな状態にすること。偵察や潜入工作を専門とするMHであれば、機体が小型・軽量である方が運用し易く、目的に応じてこのような改装も行われているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-059


■ 装甲ディグ 【そうこうでぃぐ】 

戦闘が可能な装甲・武装を備えたディグのこと。広義ではエア・バレルも含まれるが、狭義ではエア・バレルよりも小型の戦闘用車輌を指す。
別名・異名・正式名など: パンツァーディグ
初掲載: CH8-043


■ 装甲バランス 【そうこうばらんす】 

MHの全身を覆っている装甲のバランスのこと。機体の安定性やモーメント・バランスに関わってくる要素で、全体のバランスが悪ければ機体各部に負荷が掛かり、稼動に支障が出てくることになる。MHマイスターであれば、MHの音を聞いただけでこのバランスの良し悪しが判断できるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-097


■ 装甲バリエーション 【そうこうばりえーそん】 

同一の規格・フレームで製作されたMHに対して追加で製作される、機能およびデザインの異なる二次装甲および最終装甲のこと。量産されるMHの多くは、戦術・戦法に応じた複数の装甲バリエーションが用意されており、適宜換装する体制が採られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-065


■ 装甲バルーン 【そうこうばるーん】 

装甲歩兵が身につける保護具。耐ショック・対ビームゲルを充填したバルーン状の防護服で、初期設定のままであれば、表地はファティマスーツと同じ素材つまり7層のラミネート繊維が使用されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-133


■ 装甲ファティマスーツ 【そうこうふぁてぃますーつ】 

装甲素材を用いて作られたファティマスーツのこと。通常のファティマスーツを指すが、装甲素材が用いられていないスーツ(=カレント・スーツ)が登場してから、このような云い回しもそこかしこで見られるようになった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-052


■ 装甲ブーツ 【そうこうぶーつ】 

装甲素材で作られたブーツのこと。主にファティマが着用する。装甲スーツと同様に7層のラミネート繊維が使用されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-219


■ 装甲服 【そうこうふく】 

表地に装甲が張り付けられている衣服のこと。主に騎士が着用する。MHスーツの多くは装甲服である。MHスーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-197


■ 装甲部隊 【そうこうぶたい】 

地上軍の兵科のひとつ。戦車兵と同義。戦車兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-055


■ 装甲兵 【そうこうへい】 

装甲歩兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-133


■ 装甲兵員輸送車 【そうこうへいいんゆそうしゃ】 

AFV(装甲戦闘車輌)の一種。兵員の輸送に用いられる装甲車を指す。輸送する兵員数に合わせて複数の大きさの輸送車が用意されている場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-036


■ 装甲歩兵 【そうこうほへい】 

装甲兵または装甲機動兵士とも。耐ショック・対ビームゲルを充填した装甲バルーンと、ネオキチンでコーティングされた装甲・ヘルメットで武装した歩兵のこと。浮遊移動エンジンによって低空飛行し、重火器による砲撃で敵を殲滅する。歩兵の中でも体力的・技能的に秀でた者がこれに抜擢され、戦場では敵軍の拠点を突破して行く突撃部隊として運用される。騎士や戦車(エア・バレル)に比べれば攻撃力・防御力が格段に落ちるものの、歩兵の中では超一流のエリート・花形と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-014


■ 装甲ライン 【そうこうらいん】 

装甲形状のこと。その装甲が形成するラインのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-244


■ 操作系インターフェイス 【そうさけいいんたーふぇいす】 

ある機器の操作に関して、操作者と機器の中間に立って情報のやり取りを行うシステムもしくはマシンのこと。ファティマは騎士とMHの間に立つインターフェースマシンとして定義される。インターフェースマシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-150


■ 象さん貯金箱 【ぞうさんちょきんばこ】 

なぜかA.K.D.軍が使用する戦艦のブリッジに必ず置いてある象型の貯金箱。実は主砲(空中砲塔およびバスター砲)のトリガーである。ミル・ギグのブリッジにある貯金箱の台座にも「DANGER BUSTER LANCHER」と描いてあるので間違いない。永野デザインの中ではかなり古株で、「重戦機エルガイム(1984)」で既に登場している。また、コミック12巻ではAUGEのファティマ・シェルでこの貯金箱が確認された。つまり、AUGEもバスター砲を備えることが可能ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-180


■ 掃除屋 【そうじや】 

クリーナー部隊の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-056


■ 操縦機 【そうじゅうき】 

コントロール・デバイスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-073


■ 操縦システム 【そうじゅうしすてむ】 

操縦を行うためのシステム。操縦とは、あるモノを意のままに操ること。複座型の制御システムをもちつつ、単座型の操縦システムで稼動するロボット・・・永野センセーが1983年の夏に考えたこの兵器は、FSS連載スタート時にモーターヘッドと命名された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-044


■ 装飾装備 【そうしょくそうび】 

MHの装備のうち、美しく飾ることを目的として作られた装備のこと。また、装飾が施されたパーツのこと。戦時下で増産されたMHの場合、こういった装備・装飾は省かれることが多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-149


■ 双神刃 【そうじんじん】 

二刀一対の神の刃。全能神カレンが生み出し、ジョーカー宇宙に送り込んだ二振りの聖剣を指す。懐園剣の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ 壮宋祭 【そうそうさい】 

天照家が執り行う宮中祭祀のひとつ。王家の創興を祝う祭で、100年に1度開催される。星団暦3007年は創興4400年に当たり、天照家本殿外宮(フロート・テンプル)を高度500mまで下げ(NT連載時は300m)、同時にミラージュ騎士団の制式MHを公開する一大イベントが華々しく執り行われた。また、劇中の描写を見る限り、天照家の帝位を示す三種の神器・・・剣、玉、鏡を炎(おそらく太陽を模した炎)に捧げる儀式が行われていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-161


■ 創造神 【そうぞうしん】 

その世界の天地を開闢し、森羅万象を生み出した神のこと。ジョーカー太陽星団においてはJOKERが該当する。多くの神話体系において、創造神はその世界の秩序を生み出した最高神に位置付けられる。しかし、中には創造神とは別の神を最高位に置く場合もあり、FSSの世界観でも創造神JOKERを超える存在として全能神の天照大神が設定されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-196


■ 操舵 【そうだ】 

操舵・航海の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-129


■ 操舵・航海 【そうだこうかい】 

宇宙軍の兵科のひとつ。船の運航を担う操舵手と航海将校を指す。下士官以上の階級の者が務める。ジョーカー星団における兵科色は緑。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ 装着ポイント(1) 【そうちゃくぽいんと】 

ハードポイントとも。MHの腕、肩、腰など、各装甲に備え付けられている武装の装着部位を指す。武装側の連結部分とつながるプラグやソケットのほか、ロッカーアームなどで支持・固定する凹凸のある部品などが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-052


■ 装着ポイント(2) 【そうちゃくぽいんと】 

ファティマの頭部にある頭部受信機(ヘッド・コンデンサー)のセット位置のこと。デカダン・スタイル以前の時代では、受信機は額や前頭部に直に接続する方法が採られていたため、このような装着ポイントが必要であった。プラスチック・スタイル以降、受信機は肉体から取り外すことが可能になり、ボンネットの上に装着する方法が採られたため、装着ポイントもほとんど使用されることが無くなったらしい。ファティマ・霧姫の額にある3つの赤い点は、デカダン・スタイル時の装着ポイントの名残である。頭部受信機の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-187


■ 曹長 【そうちょう】 

地上軍における階級のひとつ。下士官の第一位。一般には准尉と軍曹の間。自衛隊であれば准尉と一曹の間に位置し同じく曹長と呼ばれる(より正確には、自衛隊の一曹=一般の曹長に相当、自衛隊の曹長=さらに上位の階級に相当)。曹長の上には准士官(准尉)が入り、その上は士官となるため、二等兵などの下っ端から見て曹長は「現場の苦しみを知る上司」ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-055


■ 宗帝アズデビュート 【そうていあずでびゅーと】 

星団暦から遡ること10万年前、形成紀と呼ばれる時代にジョーカー星団のいずれかの惑星で文明を築いていたとされる国家。国家元首としてモンソロン帝の名が残っているようだ。また、スタント遊星系第3惑星第2衛星ネードルにはエレキフォート・アズデビュートという国家が存在しているらしい。両者が同一の国家であるか否かは不明である。アズデビュート・デルタベルン・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-022


■ 宗帝アズデピュート 【そうていあずでぴゅーと】 

宗帝アズデビュートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-158


■ 想定水中排水量 【そうていすいちゅうはいすいりょう】 

水中排水量とは潜水艦が沈降した際に押し退ける水量のこと。つまり、潜水艦の総体積を示す。永野センセーによるA.K.D.軍所属艦の解説では、ベル・クレールを始めとして各艦の想定水中排水量が示されている。
別名・異名・正式名など: 推定水中排水量
初掲載: CH8-040


■ 増電気式発動機 【ぞうでんきしきはつどうき】 

MHで一般に用いられるトランスアクスル(エンジンで発生したトルクを運動部に伝えるパーツ)。人型のロボットであるMHは、エンジン出力の増減とは別に稼動部それぞれにおいて出力を加減する必要がある。この発動機はイレーザー・ファンクション・システムから供給される電気を適度に増減させ、各関節に必要な出力を調整する役目をもっているものと考えられる。光分離式という設定であるが、どういった構造・機構なのか全くもって不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ 総統 【そうとう】 

ウモス国家社会主義共和国の国家元首がこのように呼ばれる。ウモスは一党独裁政治の政体をもつ国家であるため、ナチス・ドイツの政体に準えてそのトップを総統と呼称しているのだろう。ただし、現在のウモスは多党政治と同等のシステムが構築されており、総統個人の意思だけで国家の運営がなされる訳では無いようだ。総統とはもともと中華民国における最高官職のこと。ドイツにおけるFuhrer(フューラー)、イタリアにおけるDuce(ドゥーチェ)、スペインのCaudillo(カウディーリョ)なども、日本語で「総統」と訳される場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ 増幅ブルード放電板 【ぞうふくぶるーどほうでんばん】 

増幅ブレード放電板の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 増幅ブレード放電板 【ぞうふくぶれーどほうでんばん】 

MHのファンクション・タービンに取り付けられている過剰電力の放電板のこと。タービン・ブレードを覆っているカバー状のフィンで、出力用のブレードに付く2枚のフィンと、リターン用のブレードに付く1枚のフィンが、相互に重なる形で左右両側の胸部に収まっているようだ。タービン・ブレードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-187


■ 双方向シリンダー 【そうほうこうしりんだー】 

パワーシリンダーの一種。シリンダーの中心から両端に向かって圧力を加える形状になっている棒状のシリンダー。主に大腿部前面にセットされる。パワーシリンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-068


■ 双方向爆発シリンダー 【そうほうこうばくはつしりんだー】 

おそらく、双方向シリンダー(双方向パワーシリンダー)の間違い。編集ミスだろう。双方向シリンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-182


■ 双方向パワーシリンダー 【そうほうこうぱわーしりんだー】 

双方向シリンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-182


■ そうめん 【そうめん】 

小麦粉、食塩、水から作られる麺の一種。乾麺の状態で市場に出され、調理する際は最初に茹でるのが基本となる。ひやむぎやうどんとは麺の太さで区別され、JAS規格の「乾めん類品質表示基準」では、直径1.3mm未満がそうめん、1.3mm以上1.7mm未満がひやむぎ、1.7mm以上がうどんとなっている。本来は太さによる区分では無く、油の有無、切り方、食べ方などで分けるものらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-003


■ ゾウリン 【ぞうりん】 

ジョーカー星団で流通している金貨。その時の金価格によって異なるが、1ゾウリンはおおよそ200フェザー(約10万円)に相当する。また、さらに上に5ゾウリン金貨があり、これは大ゾウリン金貨もしくはフェザーゴールドと呼ばれる。フェザーゴールドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-180


■ ソウルキャリバー 【そうるきゃりばー】 

ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)が1998年に発表した3D対戦格闘ゲーム「ソウルキャリバー」とそれに連なるシリーズのこと。96年に発表された前作「ソウルエッジ」の続編であるが、これ以降のシリーズは「ソウルキャリバー」の後にナンバリングが付くタイトルが定番となった。剣や槍を始めとする武器を手にして戦う格闘ゲームで、邪剣ソウルエッジが巻き起こす騒乱とそれに挑むキャラクターという構図が基本となっている。アーケード版が発表された後、コンシューマー機に移植。後のシリーズの多くはコンシューマー機で発表されている。個人的な感想としては、ソフィーティアと幸せ投げが全てみたいなゲームである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-275


■ ゾーア・パイパー 【ぞーあぱいぱー】 

パイド・パイパー騎士団の騎士団長を務めた老騎士。階級は中将。ウモス国の出身で任官当事は青銅騎士団に所属していたらしい。ハスハAP騎士団に移籍し、パローラ隊の支隊長を務めるまで出世するも、常に戦場に身を置きたいと考えてフリーの騎士へと転身。数多くの騎士団に招かれて剣指南役および軍事参謀を務める。バキン・ラカン帝国に所属していた時期にテロ事件に巻き込まれるも、ただひとりで聖帝を守り切った功績から剣聖騎ヴァイ・オ・ラを渡されたという。パイド・パイパー騎士団の創設にあたって青騎士やA・トールといった著名なMHが預けられたのも、ひとえにパイパーの類稀な活躍と人望の厚さに拠るものである。劇中でも、ヴァイ・オ・ラを部下であるイアンに渡したり、大国に無視されていたブラフォードに声をかけたりするなど、色眼鏡で物事を見ない懐の深さが描かれた。星団暦2992年、シーブル国に雇われ命の水の探索を目的とする行軍に参加。その際、A.K.D.軍との衝突から運悪くヤクト・ミラージュの処女戦にぶち当たり戦死している。バルジの戦いなどに参加したドイツ軍武装SSのヨアヒム・パイパー大佐が元ネタ。柏葉剣付騎士十字章など数多くの勲章をもらったパイパー戦闘団の団長である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-119


■ ソーサー 【そーさー】 

一部の騎士が使用する円盤型の隠し武器。内部に刃が仕込まれており、相手に投げつけて攻撃する。熟練すれば複雑に変化する軌道を描いて攻撃することも可能になるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-061


■ ソーサラー 【そーさらー】 

ダイバーの一種。「Sorcerer」でいわゆる「魔法使い」のこと。ウィザードとの相違は不明。ウィザードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ ソース・エキスパンダー 【そーすえきすぱんだー】 

MHのファンクション・システムを構成するパーツのひとつ。音楽機器のエキスパンダーと同じく、入力信号の幅を拡大して微妙な操作(騎士の動きの大小やファティマによるブーストの掛け具合)に対するレスポンスを上げる役目をもつパーツと考えられる。要するに、MHで細かい作業を行う場合に使用する装置になるだろうか。ソース・エキスパンダーと逆の役割をもつパーツである。これとは別にエンジン補機のエキスパンダーがある。エキスパンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ ソード 【そーど】 

第3太陽系(南太陽系=サザンド太陽系)第4惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-194


■ ソード・ストッパー 【そーどすとっぱー】 

MHの前腕部に装備する手甲型の防具。ベイルと比較して非常に小型・軽量であるため、取り回しが容易である反面、カバーできる面積が小さく、使用には熟練を要する。まともに受け止めるのではなく、受け流すような使い方をすることで、相応の防御力を発揮するものと考えられる。劇中では、MHヴァイ・オ・ラが左腕に装備して登場している。
別名・異名・正式名など: スウォード・ストッパー、スォード・ストッパー
初掲載: KF-102


■ ソードホーン 【そーどほーん】 

ドラゴンの頭部にある角のこと。頭頂部にあるメインホーンに対して鼻先にある角がこのように呼ばれる。頭部前方に長く伸びる剣状の角であり、5種5頭のドラゴンで形状はほとんど共通している。レッド・ミラージュの頭部レーザー・カッターは、このソードホーンを模して装備された角飾りでもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-171


■ ソーナー 【そーなー】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した22体目のファティマ。星団暦3000年代初頭の時点ではマスターを得ておらず、バランシェ邸にてミース・シルバーの預かりとなっている模様。その他の詳細は不明。名前の元ネタは、ドイツのドラム・メーカーとして知られるソーナー(SONOR)から。「フール・フォー・ザ・シティ」にもこのメーカーのドラムが登場している。SONORの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-209


■ ソーニャ・カーリン 【そーにゃかーりん】 

22世紀の地球におけるS.I.D.の士官。階級は大尉。コンピューター・チャイルドであるF.U.ログナーの片腕として火星ベースSID-2と地球を往復し、尚且つ、レジスタンスの二重スパイまでこなす忙しい女性である。西暦2185年よりログナーの密命を受けてロックバンド「スーパーノヴァ」の活動に協力。翌86年の再結成コンサートまで、ラッセル・コールを見守ることとなった。また、劇中では語られていないが、87年には予てより保護していたラキシスを宇宙に打ち上げるようだ。裏設定ではジョーカー星団におけるファティマ・イエッタの魂をもつとされているが、「TT」に掲載されているバランシェ家の執事チャーティ・ウッドさんとの会話を聞いている限りでは、とてもフローレス・ファティマの魂を継いでいるとは思えない言動である。本サイトのタイトルになった人物。ご本人はFSS本編にも登場したがっている模様。
別名・異名・正式名など: 雪の女王
初掲載: #01-188


■ ソーヌード・グラファクト 【そーぬーどぐらふぁくと】 

ヌー・ソード・グラファイトの初期名称。ヌー・ソード・グラファイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-011


■ ソープ・ダッシュ 【そーぷだっしゅ】 

「ソープ’」とも表記される。レディオス・ソープ・ダッシュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-007


■ ソーメンちゃんぷるー 【そーめんちゃんぷるー】 

アルル・フォルティシモが高校在学中に好きだった食べ物。チャンプルーとは沖縄の郷土料理のひとつで、野菜、豆腐、肉などを混ぜて炒めたモノを指す。このうち、茹でたソーメンを入れたモノがソーメンチャンプルーもしくはソーミンチャンプルーと呼ばれる。同様に、ゴーヤーを入れたモノはゴーヤーチャンプルー、島豆腐を入れたモノは豆腐チャンプルーとなる。島豆腐の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-013


■ ソーラー・ジェネレーション変換機 【そーらーじぇねれーしょんへんかんき】 

最初期設定におけるイレーザー・システムの別名。そのまんま訳せば、太陽光発電の変換機ということになるだろうか。一応、最新の設定と比べてみてもそんなに大きな相違は無いかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ソーラー・ジェネレーター 【そーらーじぇねれーたー】 

「solar generation」で直訳すれば「太陽発電」の意。MHの各関節に内蔵されているソーラーパワーの貯蓄装置のこと。MH1騎につき10〜12基のジェネレーターが内蔵されている。連載初期の設定によるもので、現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ ソーラー・パネル 【そーらーぱねる】 

複数の太陽電池を接続してパネル状にしたモノ。太陽電池とは、光起電力効果の利用により、光エネルギーを直接電力に変換する発電機である。バスター・ファウストやバスター・ロックのチャージャー(イレーザー・エンジン)にはソーラー・パネルが付属しており、電気供給の一部を太陽電池で賄っているらしい。一方、バスター・ランチャーは母機から直接イレーザー・エネルギーが供給されるため、ソーラー・パネルは付属していないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-068


■ ソーラー・フュージョン 【そーらーふゅーじょん】 

光融合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 側弾 【そくだん】 

SEGA(セガ)の格闘ゲーム「バーチャファイター(1993)」およびその後のシリーズに登場する影丸の固有技。やや軸をずらしつつ繰り出すパンチ技で、出が速いために空中コンボのつなぎとして多用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-239


■ 足部固定ユニット 【そくぶこていゆにっと】 

MHの騎士用コントロール・ユニットのうち、足部を固定する役目をもつユニットのこと。足を入れる靴型のコントローラーを支持しているパーツである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-186


■ 祖皇 【そこう】 

初代皇帝のこと。天照家の祖皇は天照・メル・グリース・アインス。後世の歴代皇帝からは、レディオス・フォーカスライトと幼名で呼ばれることもあるようだ。レディオス・フォーカスライトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-049


■ 組織細胞 【そしきさいぼう】 

組織(同系統の細胞が集まって、特定の生理作用を為す構造)を構成する細胞。筋細胞や骨細胞のこと。騎士やファティマは通常の人間と比較して遥かに優れた組織細胞をもつ。また、バランシェ・ファティマは他のファティマと比較してさらに強力な組織細胞をもつとされる。しかし一方で、ファティマの皮膚は人工素材に対する抵抗力が低いとされ、重度のアレルギー反応を示すことが知られている。構造的に強化される反面、免疫などの生理的な機能が極端に低下しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-075


■ 組織繊維 【そしきせんい】 

ファティマスーツに用いられる7層のラミネート繊維において、シルクの布地の裏張りとして当てられている薄い繊維のこと。繊維内にはエアコンや生命維持装置を制御するバイパスが網目状に縫い込まれているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-041


■ 素子方程式 【そしほうていしき】 

クェーサー人が口にした謎の言葉。一応、電子回路の構築に伴う計算法のひとつに同様の単語があるらしい。この場合の「素子」は電子回路を構成する単位部品を指しているため、劇中の用語とはかなり意味合いが異なる。おそらく、タイカ世界では物質の組み上がり方がジョーカー世界とは異なっており、その組み上がり方の部分を指して「この素子方程式は我々の宇宙にはない」と表現したのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-057


■ 側近騎士 【そっきんきし】 

皇帝側近騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-005


■ 側近騎士団 【そっきんきしだん】 

おそらく、国家元首の側近から成る騎士団のことだろう。皇帝警護騎士団を指して側近騎士団と呼ぶ場合があるようだ。フィルモア帝国のアルカナ・ナイツなどは、側近騎士団の代表的な例と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-058


■ 即決皇帝継承権 【そっけつこうていけいしょうけん】 

皇帝の即時決定により次期皇帝となることが認められる権利のこと。血縁者や臣下の意見が挟まる余地は無く、さらに帝位継承に関わる小難しい手続きや儀式を全て通り越して、文字どおり指名・即決で帝位継承が行われる。フィルモア帝国では、この即決皇帝継承権をもつ者が常に30名以上待機しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-072


■ 袖ぐり 【そでぐり】 

服飾用語で、衣服に袖をつけるために丸みをつけて裁断した部分のこと。アーム・ホールとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-082


■ 袖章 【そでしょう】 

軍隊や警察の制服にみられる記章の一種。制服の袖につけて役職や階級を表わす。袖を飾るラインの数で示され、通常は士官以上の階級でパターン分けされている。A.K.D.軍では宇宙軍の制服で袖章を採用しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-058


■ 卒塔婆 【そとうば】 

墓の脇に立てる塔の形をした木の板のこと。通常は供養のための文言が書かれており、五輪塔を簡略化したデザインになっている。本来は木の板では無く、仏舎利(遺骨)を安置するための建築物を指す。ファロスディー・カナーン超帝國の星(シング)の船体には多数の卒塔婆が描かれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-068


■ ソドン大陸 【そどんたいりく】 

デルタ・ベルンの南半球に存在する大陸。北部にハルア・ソドン連邦、中部の赤道付近にバルブドー共和国やディザー共和国、南部にガス-ガル連邦がある。ガス-ガル連邦はこの大陸の中心国家と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-044


■ ソナー 【そなー】 

ソナー(sonar)とは「Sound Navigation Ranging」の略。音波や超音波を用いて船舶や魚群の探知、距離および方位の測定を行う水中音響探信機のこと。MHに装備されているものは、音波や超音波を用いて索敵を行う装置と考えればいいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-039


■ ソナタ帝国 【そなたていこく】 

コーラス王朝が成立する以前に、マイスナー家が単独で統治していた帝政国家。星団暦2000年代初頭、マイスナー7世の時代にコーラス19世による接収を受け入れ、マイスナー王国になったという。現在は設定が変更されており、マイスナー家はかつて列強の管理下に置かれた状態でネマ地方の一部を治めていたことになっている。よって、ソナタ帝国の名称や王朝形成までの流れはほとんど全てボツ設定である。ソナタ(sonata)とは音楽用語で複数の楽章で構成される器楽曲のこと。第1楽章が提示部・展開部・再現部で構成されるのが特徴(この構成をソナタ形式という)。マイスナー家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-054


■ ソニックチーム 【そにっくちーむ】 

SEGA(セガ)開発陣の一翼を担っているチーム。以前は第八ソフト研究開発部という部署であった。2000年に株式会社ソニックチームとして分社し、2004年に再統合して第一GE研究開発部、第三GE研究開発部、セガスタジオUSAなどに分散。その後の改組もあって、2012年現在は第二CS研究開発部がソニック・シリーズを開発している。永野センセーが大好きな「ファンタシースターオンライン」や「ファンタシースターユニバース」もソニックチームの作品。桜牧師は1996年に発売されたセガサターン用ゲームソフト「ナイツ(NiGHTS into Dreams...)」が好きでした。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-047


■ ソニック・ブーム 【そにっくぶーむ】 

ある物体が音速を超えて移動した場合に発生する衝撃波が、空気を伝播してさらに他の物体にまで衝撃を与える現象のこと。MHが集団戦で音速突撃を行うと、ソニック・ブームが発生して周辺一帯に爆発したかのような地響きと暴風が広がることになる。また、劇中では衝撃波そのものをソニック・ブームと呼んでいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-094


■ ソニック・ブレード 【そにっくぶれーど】 

最高ランクの剣技(というより体術)のひとつ。真空斬りとも呼ばれる。無手の状態から繰り出す仁王剣(ショック・ブレード)と真空剣(メイデン・ブレード)をミックスさせ、衝撃波を伴う巨大なカマイタチ(ストーム・ウェーブ)を発生させる大技。剣聖ダグラス・カイエンほか、天位クラスの騎士は概ね会得しているようだ。MHに搭乗した状態でも繰り出すことが可能とされる。イアン・ケーニヒがヴァイ・オ・ラに搭乗してソニック・ブレードを繰り出した際は実剣を用いていたようだが、これは正確な意味では(浮島と呼ばれるモータースキルにつなげるための)派生技と考えるべきだろう。
別名・異名・正式名など: 真空斬り、真空剣
初掲載: #04-097


■ そばがき 【そばがき】 

メル・クール・リトラが高校在学中に好きだった食べ物。蕎麦粉に熱湯を加えて混ぜたモノ。やや粘り気のある塊になっており、蕎麦つゆなどにつけて食べる。栄養価が高く消化も早い。また、蕎麦に含まれるルチンが動脈硬化の予防に利くとされており、健康食品として見直されている料理である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-008


■ ソフトイメージ社 【そふといめーじしゃ】 

1998年にマイクロソフト社の特殊効果ソフトウェア部門から売却され、ビデオ編集ソフトの最大手Avid Technology(アビッド・テクノロジー社)の子会社となったSoftimage(ソフトイメージ社)のこと。カナダのケベック州モントリオールに本拠を構える。その後の売却により、2008年にはAutodesk(オートデスク社)の子会社となっている。3Dおよび2Dアニメーションに特殊効果を加えるソフトウェアを開発しており、プレイステーションの開発ツールやミドルウェアの開発にも協力している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-189


■ ソフバン軍団 【そふばんぐんだん】 

ゲーム雑誌「ザ・プレイステーション」を発行していたソフトバンクパブリッシング株式会社の編集部もしくは攻略記事を担当したゲーマー集団のことだろう。永野センセーと対戦ゲームをすることが度々あったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-209


■ ソプラノ・コーラス・メロディ 【そぷらのこーらすめろでぃ】 

ソプラノ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ ソプラノ・メロディ 【そぷらのめろでぃ】 

コーラス王朝メロディ家始祖。コーラス20世の妹妃である(初期設定では22世の妹妃)。コーラス家直系の非常に強力な騎士で、ファティマ・ユリケンヌをパートナーとした。ハリコン・メロディとフォルテ・メロディの母。ソプラノ(soprano)は音楽用語で女声の高音域のこと。また、和声や対位法で最高音のパートのこと。
別名・異名・正式名など: ソプラノ・コーラス・メロディ
初掲載: #10-184


■ ソミュール博物館 【そみゅーるはくぶつかん】 

フランスのメーヌ=エ=ロワール県ソミュールにあるMusee des Blindes(装甲車博物館)のこと。日本ではソミュール戦車博物館と呼ばれる。1977年にMichel Aubry(ミッシェル・オーブリー)大佐の指揮下で整備が進められて開館。第一次世界大戦以降の世界中の戦車および戦闘車輌を収蔵しており、収蔵数は880両以上と世界一の規模を誇る。そのうち200両は稼働可能とのこと。ソミュールはもともと騎兵隊の訓練所があった場所で、近年になってから戦闘車輌の訓練学校が整備され、研究用に集められた車輌が博物館創立の核になったようだ。ちなみに、ソミュールはCoco Chanel(ココ・シャネル)の出身地としても有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-036


■ そよかぜ王女 【そよかぜおうじょ】 

魔導大戦に乗り込むワスチャを指して天照が評した言葉。一応、コーラス王家の「暴風3王女」に対抗した呼び名らしい。ワスチャ・コーダンテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-257


■ 空の頭 【そらのかしら】 

ブーレイ傭兵騎士団において「空」をパーソナルカラーとする騎士がこのように呼ばれる。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦の際は空位であったらしい(コミック3巻で「空」のブーレイは未使用という説明がある)。ただし、DE3に掲載された最新設定によると、空の頭は参戦・戦死したことになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ソリッド&タイト 【そりっどあんどたいと】 

「solid and tight」でがっちりと引き締まった感じのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-004


■ ソリッド・ステート 【そりっどすてーと】 

ソリッド・ステート・ロジックの略称。S.S.L.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-190


■ ソリッド・ステート・ロジック 【そりっどすてーとろじっく】 

S.S.L.の正式名。S.S.L.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-031


■ 素粒子 【そりゅうし】 

物質を構成している最小単位の粒子のこと。原子をさらに分解した最小の粒子であり、物質を構成しているフェルミ粒子と、力を媒介するボース粒子に分けられる。フェルミ粒子はさらにクォーク(アップクォーク、ダウンクォーク、チャームクォーク、ストレンジクォーク、トップクォーク、ボトムクォークの6種)とレプトン(電子、ミュー粒子、タウ粒子、電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの6種)に分けられる。また、ボース粒子はさらにゲージ粒子(電気磁力、強い力、弱い力、重力を媒介する粒子)とスカラー粒子(質量を与える粒子=ヒッグス粒子)に分けられるが、理論のみで未だ確認に到っていない素粒子が含まれる。年々新たな学説や発見がされているので最新の情報は各自で探してみるしかない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-057


■ 素粒子配列 【そりゅうしはいれつ】 

素粒子の配列。うーん、素粒子は列になって並んで存在している訳ではないのだが・・・。解説によっては「生体コード」と云い替えられているので、単純に遺伝子構造と考えればいいだろうか。ジョーカー星団に存在する全て生物の素粒子配列に、モナーク・セイクレッドの存在を匂わす「モナーク・セイクレッドののぞみ」というメッセージが書き込まれているらしい。生体コードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-158


■ ソリュート 【そりゅーと】 

モラード・カーバイトの手によるファティマ。トラン連邦評議会の判事長ルビール・レイスのパートナーである。彼が個人所有するMHクローマを駆り、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-055


■ ソル(1) 【そる】 

光速以上の速度を表す際に用いる単位。「S.O.L.」と表記される場合もあり、「Speed of Light」の略語であることが判る。ソル1.0で光速の1倍という意味。天照家の旗艦ベル・クレールの最大スピードはソル7.5。ブースト時はさらに加速してソル30.5以上に達するらしい。S.O.L.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-141


■ ソル(2) 【そる】 

永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士ガンダムZZ(1986)」もしくは「逆襲のシャア(1988)」に登場する予定であったが、永野センセーの降板に伴い没デザインとなったらしい。ツノゼミのような頭部を持ち、頭部の鉄球を打ち出した後で第2形態に変形し、離脱する戦法を採る機体としてデザインされた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ソルティア 【そるてぃあ】 

ミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスのパートナー。マイトはカルス・スパンコール。劇中未登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-058


■ ソルブースト 【そるぶーすと】 

おそらく、光速以上の速度に加速する際に用いる過給機のこと。イレーザー・ベントセイルから発生するイレーザー・フレアを圧縮し、急激に放射することで通常の数倍の推進力を得ているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-141


■ ソロ 【そろ】 

「solo」と書いてイタリア語で「ひとり」の意。音楽における独奏のこと。またその演奏者のこと。単独で行動するヒトをソロと呼ぶ場合があり、劇中でも組織にも属さないフリーのダイバーなどがソロと呼ばれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-129


■ ソロータン王国 【そろーたんおうこく】 

ソロータン共和国の間違い。ソロータン共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-086


■ ソロータン共和国 【そろーたんきょうわこく】 

ハスハ連合共和国の南方に位置する共和制国家。詳細は不明。名前の元ネタは、かつてスイスにあった銃器メーカーWaffenfabrik Solothurn A.G.(ソロサーン兵器製造社)だろうか。第二次世界大戦中はドイツのRheinmetall Borsig A.G.(ラインメタル・ボージク社)の子会社であったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-205


■ 損傷擱坐率 【そんしょうかくざりつ】 

自身が搭乗する機体が損傷または擱坐する確率のこと。自機・自軍の力量と、敵機・敵軍の力量を見合わせて、自機が受けるであろうダメージを計算しておくことは、実際の戦闘でも行われる行為である。当然、その確率によって戦法・戦術を変えていくことも重要。ファティマの場合は、その恐るべき演算能力によってあらゆる状況・展開を想定し、かなり的中率の高い値を弾き出すことが可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-072


■ 損傷後退 【そんしょうこうたい】 

MHもしくは戦車を始めとする戦闘用車輌などが、損傷・損害を受けて戦線から後退すること。交代できる味方がいる場合は、修理を終えてすぐに戦線へ復帰できるよう、小破から中破の段階で後退するのが一般的。大破まで至ると整備・修理班による修復が効かなくなるため、そのまま撤退して母船に回収される対応が採られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-058


■ ゾンビ 【ぞんび】 

ブードゥー教の呪いによって蘇った死体のこと。映画やゲームの影響で腐乱した死体を想像する場合が多いが、本来はブードゥー教の教えを守る社会の中で罪を犯した者や社会不適合者を一定期間仮死状態とし、意識が混濁した状態で隷属化させる刑罰らしい。以前、テレビの怪奇特集でゾンビを生み出す「ゾンビ・パウダー」や、実際にゾンビになったヒトの映像を見たことがある。事の真偽はともかくとして、少なくともそういった刑罰に恐怖する人々によってブードゥー教の世界が成り立っているのは事実である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-045


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