† イ †
Japanese_I
 

 
■ 居合い 【いあい】 

劇中では「イアイ」と表記されることもある。セイバー・ブレードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ イアン・ケーニヒ 【いあんけーにひ】 

フィルモア帝国ノイエ・シルチスのエース級騎士。自由奔放な性格とファティマ・オキストロへの偏愛(純愛か?)が災いし、一時期ノイエ・シルチスを退団。劇中登場時はパイド・パイパー傭兵騎士団に身を寄せていた。当時の階級は大佐。パイパー騎士団の壊滅後、多種多様なMHへの搭乗経験と幾多の戦場を駆け巡りさらに生還してきた知識・技術を買われ、再度ノイエ・シルチスに入団。アルカナ・ナイト[スペード]に起用され、ダイ・グ・フィルモア5世の警護を務めることとなった。フランクな性格と洒落の効いた立ち振る舞いから騎士団内でもモテモテの伊達男であるが、実は既婚者でキレイな奥さんがいるらしい。モデルはVan Halen(ヴァン・ヘイレン)のDavid Lee Roth(デイヴィット・リー・ロス)。名前の元ネタは旧ドイツ軍第509重戦車大隊のケーニヒ大尉。イアンが博士号をもっているのは、このケーニヒ大尉もドクターだったからだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-049


■ イアン・マクドナルド 【いあんまくどなるど】 

西暦2185年前後に活動したロックバンド「スーパーノヴァ」のメロダー(ギタリスト)。2165年生まれ。グループ結成時のメンバーの中では最年少であるが、音楽的なセンスは群を抜いており、他のメンバーも一目置いている天才肌。現実主義者の仮面を被って大人振る一方、他者に弱みを出すまいと苦悩する、やや不安定な少年臭さをもつ。好色で女性に甘いことでも有名。King Crimson(キング・クリムゾン)の初期メンバーとして参加していたIan MacDonald(イアン・マクドナルド)が元ネタか。ついでながら、イアン・ケーニヒの顔の造形は彼の血を若干受け継いでいるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-048


■ イーヴィー・ドライ 【いーヴぃーどらい】 

イーヴィー・3もしくはE.V.3とも表記される。「シオの門番」のひとり。体内に無数の生体戦闘兵器を隠し持っており、劇中でも腕が自在に変化して剣のような突起を形成する描写が見られる。彼女のような騎士は変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエと呼ばれるようだが、超帝國との関連性については不明である。魔導大戦の勃発と共にナカカラ王都に潜入。ミスト・ブレーカー(懐園剣)の所有者であるアルルを発見し、尾行を開始したようだ。シオの門番の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-008


■ イーエス 【いーえす】 

レッド・ミラージュ、引いてはミラージュ・シリーズ全機のテスト母体となった3騎のMHのひとつ。残る2つはイーエルとイーノウ。ミラージュ用のスーパー・イレーザー・エンジンLB1051を搭載した状態での仮組みや出力テストが行われた。白地にオレンジのストライプというカラーリング。
別名・異名・正式名など: E-S
初掲載: #01-185


■ イーエス3 【いーえす3】 

JS-3の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-072


■ イーエル 【いーえる】 

レッド・ミラージュ、引いてはミラージュ・シリーズ全機のテスト母体となった3騎のMHのひとつ。残る2つはイーエスとイーノウ。ミラージュ用のスーパー・イレーザー・エンジンLB1051を搭載した状態での仮組みや出力テストが行われた。白地にグリーンのストライプというカラーリング。
別名・異名・正式名など: E-L
初掲載: #01-185


■ イースター 【いーすたー】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)の恒星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-184


■ イースター・天照家・ダイバーズ・パラ・ギルド 【いーすたーあまてらすけだいばーずぱらぎるど】 

公式サイトの用語解説に掲載された単語(現在は確認できない)。天照家・ダイバーズ・パラ・ギルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ イースター硬貨 【いーすたーこうか】 

ジョーカー星団で使用される硬貨の一種。名称から察するに、主にA.K.D.国内で使用される硬貨であろう。額面に応じて硬貨のデザインが異なるようだ。ジョーカー星団は各国・各地域で硬貨のバリエーションが異なるだけで、通貨単位はフェザーおよびカントで統一されている。使用する地域に制限は無く、他国の硬貨であっても問題無く使用できるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-180


■ イースター太陽系 【いーすたーたいようけい】 

恒星イースターを中心とする東の太陽系。ピヨトー、デルタ・ベルン、アドラー、バルーン、シュルース、ラワス、コート(もしくはコント)、そしてシミター恒星、以上8つの惑星を有する。ジョーカー太陽星団の東西南北はカラミティ・ゴーダースから見た方角であるとの初期設定があるが、これは人類発祥の星がカラミティ・ゴーダースであること(一応、デルタ・ベルンとの説もあるが)を匂わせているのだろう。
別名・異名・正式名など: 東太陽系、第1太陽系、第1太陽イースター系
初掲載: #01-194


■ イースタン・ショルティ大陸 【いーすたんしょるてぃたいりく】 

カラミティ・ゴーダスの北半球に存在する大陸。グレート・ショルティ大陸とは地続きでつながっているものの、別の大陸として定義されているらしい。大陸の東部には、サマンザ王国、マルタラ共和国、イラカ民族連邦など複数の国家が乱立する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-012


■ イースト・カステポー 【いーすとかすてぽー】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のうちのひとつ。・・・であったが、設定変更により「イースト・ハスハ」に修正された。もともとカステポーの西方を占める土地であったため、イーストでは無くてウェスト・カステポーと呼ぶべき土地だったのではないか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-018


■ イースト・ハスハ 【いーすとはすは】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のうちのひとつ。ハスハの法と経済で運営される地域であるが、人類の支配が及ばないカステポー地域の一部でもある。AD世紀においてファロスディー・カナーン超帝國とドラゴンが契約を交わした土地らしく、名目上はアトールの巫女の代理統治区と呼ばれる。首都は無く、中心都市として機能しているのがダイバーズ・パラ・ギルドの聖地「聖宮ラーン」。国内全域がドラゴンの周回区に含まれており、他のいかなる国家の介入も許さない一種の聖域となっている地域である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-015


■ イーノ 【いーの】 

アンビエントの先駆者とされるイギリス・ウッドブリッジ出身の音楽家Brian Eno(ブライアン・イーノ)のこと。1948年生まれ。71年にRoxy Music(ロキシー・ミュージック)に参加。73年よりソロ活動を始め、70年代後半よりアンビエントに分類される数々の楽曲を発表する。David Bowie(デビッド・ボウィ)を始めとするロック・ミュージシャンのアルバム制作への参加や共作も多い。Windows 95の起動音「The Microsoft Sound」も作曲している。また、画家のPeter Schmidt(ピーター・シュミット)と共同で制作したアイデア・カード・セットOblique Strategies(オブリーク・ストラテジーズ)も有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-143


■ イーノウ 【いーのう】 

レッド・ミラージュ、引いてはミラージュ・シリーズ全機のテスト母体となった3騎のMHのひとつ。残る2つはイーエスとイーエル。ミラージュ用のスーパー・イレーザー・エンジンLB1051を搭載した状態での仮組みや出力テストが行われた。白地にレッドのストライプというカラーリング。
別名・異名・正式名など: E-N
初掲載: #01-185


■ イーパー・シュヴァリエ 【いーぱーしゅヴぁりえ】 

イペル・シュバリエの初期名称。つまり剣聖のこと。フレール・デ・イペル・シュバリエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ14-071


■ イーパー・マイト 【いーぱーまいと】 

ダブル・マイトの別称。ダブル・マイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ16-019


■ イーミュ王国 【いーみゅおうこく】 

イーミュー王国とも。A.K.D.傘下の王制国家。エイダス大陸の西端に位置し、エラン連邦に接する。星団暦2930年代、バイアの能力をもって生まれた王子クー・ファン・シー・マが実弟を始めとする王族、側近、王宮付きの侍従を次々と殺害するという前代未聞の惨劇が発生。王子の能力があまりにも強力過ぎたために事態の収拾が図れず、この凶事は王子が2955年に病死するまで放置されたらしい。殺人狂の王子が実に20年以上も野放しにされていたかと思うと、王宮関係者はもちろんのこと国民の恐怖たるや想像を絶して余りあるものがある。クー・ファン・シー・マの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: イーミュー王国
初掲載: #03-193


■ イーミュ国 【いーみゅこく】 

イーミュ王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-100


■ イール 【いーる】 

A.K.D.宇宙軍のZ型巡洋輸送艦の通称。イール(eel)とはウナギのこと。Z型巡洋輸送艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-136


■ イール型 【いーるがた】 

A.K.D.宇宙軍のZ型巡洋輸送艦の通称。イール・シリーズとも呼ばれる。Z型巡洋輸送艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-062


■ イール・シリーズ 【いーるしりーず】 

A.K.D.宇宙軍のZ型巡洋輸送艦の通称。Z型巡洋輸送艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-226


■ イエイトール 【いえいとーる】 

A・トールの別名。A・トールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-037


■ イエス・サー 【いえすさー】 

戦争や軍隊を題材にした映画などでよく出てくる「Yes, Sir」。「了解しました」の意。劇中では、目覚めたばかりのラキシスがバランシェに対して発していることで妙に印象に残る言葉。劇中ではドイツ語で「ヤーヴォール(Jawohl)」と答える方が多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-038


■ イエスト 【いえすと】 

ファティマ・エストの別称。エストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ17-022


■ ィエダーン連合共和国 【ぃえだーんれんごうきょうわこく】 

ジュノーの赤道付近、カリーニン大陸の西部に位置する共和制国家。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-010


■ イエッタ 【いえった】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した7体目のファティマ。F.U.ログナーのDNAに合わせたコンプリート・ファティマであり、ドウターの恩恵により何度でも復活するログナーに付き従い、FSSの終盤までお供することが予想されるお姉さんファティマ。イエッタの名前はF.U.ログナーの母親の名に由来しているらしい。あるいは、「五つの星の物語」の「Water Dragon」の章に登場するアイエッタ姫は彼女の前世なのかも知れない。未だMHに搭乗しての活躍が見られないが、魔導大戦ではその雄姿(ん?雌姿と書けばいいのか)が見られるようで期待。また「Fool for the city」に登場するソーニャ・カーリンは彼女の魂をもつ。2810年完成。
別名・異名・正式名など: 白のイエッタ、アイエッタ
初掲載: #01-006


■ イエロー 【いえろー】 

1991年から2008年まで東京都港区西麻布にあったライブハウスSpace Lab YELLOW(スペース・ラボ・イエロー)のこと。西麻布の「P.PCASSO」および渋谷の「CAVE」を運営してきたスタッフがプロデュースしたクラブとのこと。なお、東京都渋谷区宇田川町(かつてCAVEがあった場所)にあるMODULEは同クラブの姉妹店とされる。こちらは現在も運営中。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-069


■ イエローバックホエール 【いえろーばっくほえーる】 

ジョーカー星団最大の哺乳類。デルタ・ベルンに生息する。地球最大の哺乳類シロナガスクジラよりもさらに大きく、全長で40mに達する。その名称から背中が黄色いクジラと考えられるが、生態その他については不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-186


■ イェンシング 【いぇんしんぐ】 

焔星(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-177


■ イェンシングAP騎士団 【いぇんしんぐAPきしだん】 

イェンシング共和国AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-149


■ イェンシング共和国 【いぇんしんぐきょうわこく】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のうちのひとつ。ハスハの最北端、北極圏付近にある共和制国家である。首都はシドラ。魔導大戦勃発時はAP騎士団のジャグード隊が駐屯していた。現在は隣国のバトラント共和国と共にミノグシア連合から離脱。中立不動を表明している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-087


■ イェンシング共和国AP騎士団 【いぇんしんぐきょうわこくAPきしだん】 

魔導大戦の勃発後、ハスハおよびミノグシア連合との協定を停止し、中立不動を表明したイェンシング共和国の国家騎士団。旧AP騎士団のジャグード隊に当たる。使用MHはA・トール[JG]のほか、増産されたスパチュラ隊仕様のA・トール(A・トール[エンシー])が含まれていた可能性がある。配備数は36騎。隣国のバトラント共和国に駐屯したスパチュラ隊と協力体制を組んだためか、魔導大戦中はバトラント防衛支隊として運用されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-148


■ イェンシングフェイディー 【いぇんしんぐふぇいでぃー】 

焔星緋帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-066


■ イェンシングフェイディーチィシィ 【いぇんしんぐふぇいでぃーちぃしぃ】 

焔星緋帝騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-066


■ イェンシングフェイディーディグツァイト 【いぇんしんぐふぇいでぃーでぃぐつぁいと】 

ファロスディー・カナーン超帝國皇帝ナインが作り出したマシンメサイア「焔星」の別名。もしくは正式名。焔星(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-075


■ イェンテ・マイスナー 【いぇんてまいすなー】 

コーラス王朝マイスナー家の王子でマロリー・ハイアラキの恋人。後に結婚し、ディジナ・マイスナーまで続く王家の血筋を遺す。母はトラストナ・マイスナー。伯母がマイスナー家当主のリザード・マイスナーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ イオタ宇宙騎士団 【いおたうちゅうきしだん】 

JOTA宇宙騎士団もしくはジョーダ宇宙騎士団とも。国籍不明、住所不定、無職の宇宙海賊とも呼ばれた騎士団であるが、その実態は宇宙空間の平和維持に貢献するNPOもしくはNGO騎士団である。公宙とも呼ばれるジョーカー星団の宇宙空間は基本的に国家間の争いが表面化しない区域であるが、採掘惑星・衛星における紛争、戦艦と民間船の事故、そのように見せかけた戦闘行為もあるらしく、実際のところ無法地帯に近い状態にある。イオタ宇宙騎士団はこのような状況下での警察機構を目指してイオタ・コルテッサが創設した騎士団であり、近年では互いに牽制しあっていた宇宙都市・出雲アストロシティとの協力体制も進み、ボォス星系随一の「任侠」騎士団としてその地位を確立しつつある。現在はイオタの孫にしてミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスの子でもあるジャコー・クォン・ハッシュが「組長」を襲名。使用MHはカッセル・・・とされていたようだが、実際は各騎士の持ち寄りが多いらしい。
別名・異名・正式名など: ジョーダ宇宙騎士団、ジョーダ遊撃騎士団、JOTA宇宙騎士団
初掲載: #01-195


■ イオタ・コルテッサ 【いおたこるてっさ】 

イオタ宇宙騎士団の創設者。ジャコー・クォン・ハッシュの父方の祖父に当たる。ジョーカー星団の公宙における警察機構を目指して星団暦2800年代にイオタ宇宙騎士団を創設。彼自身も著名な騎士であり、それ以前から各国の軍属とも交流を深め、採掘惑星・衛星や公宙におけるトラブル・紛争の調停役としてアチコチ駆け回っていたらしい。2900年代後期に騎士団長の座を息子タブロ・コルテッサに明け渡して引退したようだ。名前の元ネタは、イタリアのNuova Automobili Ferruccio Lamborghini S.p.a(ヌォーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ社)が1969年に発表したレーシングカーLamborghini Jota(ランボルギーニ・イオタ)だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-108


■ イオン 【いおん】 

正(プラス)または負(マイナス)に荷電した原子や原子団のこと。電気的に中性の原子や分子が、電子を放出するか、または吸着することによって、その電子の数だけの電気量(イオン価)を帯びた状態を指す。プラスの電荷を帯びたものが陽イオン、マイナスの電荷を帯びたものが陰イオンと呼ばれる。生物の神経伝達やエネルギーの発生は基本的にイオンの受け渡しによって行われるものであり、コンピュータ・アンドロイドであるファティマの脳内計算もまた神経細胞におけるイオンの移動が基本となっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-058


■ イオン結晶物質 【いおんけっしょうぶっしつ】 

イオン結合によって形成された結晶のこと。要するに、プラスの電荷をもつイオンとマイナスの電荷をもつイオンが結合してできる物質のこと。身近なものでは、食塩(NaCl)の結晶もイオン結晶物質である。ファティマの頭部に装着されるヘッド・コンデンサーは、床部がイオン結晶物質によってコーティングされており、イオン反発によって頭部の装着ポイントとくっついているらしい。イオン反発の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ イオン反発 【いおんはんぱつ】 

おそらく、クーロン力の応用で引き起こされる物質の反発運動のこと。造語。ファティマの頭部に装着されるヘッド・コンデンサーは、床部がイオン結晶物質によってコーティングされており、イオン反発によって頭部の装着ポイントとくっついているらしい。この着脱機構はプラスチック・スタイル導入以降のもので、それ以前に確認されたラキシスのヘッド・コンデンサーの着脱機構は現時点では謎とされている。彼女曰く「根性でくっついているの」とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 異界 【いかい】 

おそらく、FSSの霊界に位置付けられる「高位界」や、全能神が集う「神界」など、通常の次元を超えた別の世界を総称してこのように呼んでいるものと考えられる。天照が発現する「次元回廊」は通常空間と異界をつなぐ神技である。
別名・異名・正式名など: 異世界
初掲載: #06-007


■ 異界異形の少女 【いかいいぎょうのしょうじょ】 

アイエッタ姫の眼前に現れた全能神アークのひとりスイレー(水霊)が発した言葉。後世において「五つの星の物語」を通して天照の頭脳にインプットされ、天照が大神となってタイカに出現した際には、シルビス・レィス・ビーナスに対して発せられた。FSSにおける全能神はなぜか常に「少女」の前に出現する共通のクセがある。クーンやラキシスの前に現れたカレンも然り。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-044


■ 異界神 【いかいしん】 

異界の神。ジョーカー太陽星団が存在する宇宙とは全く別の宇宙に存在する神・・・カレンやU.R.I.、アークのひとり水霊などが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-105


■ 沃懸 【いかけ】 

太刀の鞘などの装飾として用いられた金蒔絵の一種。またその装飾を施された太刀のこと(沃懸地の太刀)。本来は「注ぎかけること」を意味する。金粉を装具の表面に緻密に蒔いたり、金泥を塗り固めたりした後、研ぎ出して仕上げられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-038


■ 雷丸 【いかずちまる】 

マイティ・ミラージュ[雷丸]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-028


■ 錨は巻き上げられ、炎の時代が始まる 【いかりはまきあげられほのおのじだいがはじまる】 

MHヤクト・ミラージュの正式名。天照以外は誰もそのような名前で呼ばない・・・という設定もあったが、天照ですらもそのように呼んだことはない迷惑な名前である。ただし、ヤクト・ミラージュの機体にはちゃんと英訳で「WINDED UP AN ANCHOR, FIRE WILL BE AFOOT!」と描かれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-158


■ イカロス 【いかろす】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した30体目のファティマ。バランシェ・ファティマの中では数少ない男性型ファティマのひとり(しかも非常に稀なM-S型ファティマ)であり、同じく男性型ファティマであるアキレスの弟に当たる。ミラージュ騎士リィ・エックスのパートナー。リィが他界した後もミラージュ騎士団に残り、パナール、アラートと続く歴代のエックス家当主に仕えた。また、星団暦4100年にアラートと共にフロートプル・テンプルを陥落させる役目を持つファティマである。元ネタはギリシャ神話における名工ダイダロスの息子イカロス。クレタ島の迷宮から脱出する際に父が作った蝋の翼を使用したものの、高く飛びすぎたために太陽の熱で翼を溶かされ海中に没したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-007


■ 尉官 【いかん】 

軍隊における少尉、中尉、大尉の総称。准士官と佐官の間に位置する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-054


■ イクシマ氏 【いくしまし】 

ガレージキットの原型師である生嶋毅彦のこと。元ボークス(VOLKS)所属、現在はワークショップ・キャスト(Work Shop CAST)の代表。1999年に全長1700mmを越える1/100ヤクト・ミラージュ(バスター砲装備)を作成したことはあまりにも有名。MH造形の第一人者であり、現在の地球における最高のマイスターと云われる巨匠である。ちなみに、ボークスに所属していた頃の初期のペンネームは幸田丈司だそうです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-050


■ 池袋サラ 【いけぶくろさら】 

永野センセーの知人・ゲーム仲間。セガの3D対戦格闘ゲーム「バーチャファイター」シリーズのプレイヤーとして有名。公式大会の招待プレイヤーやコメンテーターとして活躍し、TV番組に出演したこともある。名前は池袋のゲームセンターで主にサラを使用していたことに拠る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ イコライザー 【いこらいざー】 

エアクリーナー・イコライザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-022


■ イザット 【いざっと】 

アイザットとも。ポアラン共和国の旗騎MHとして知られる。星団暦2989年に起きたアシュラ・テンプルの首狩りにおいて、ニョースという名の騎士がこのイザットを持ち出して戦いに挑んだらしい。
別名・異名・正式名など: アイザット
初掲載: #04-010


■ イザベラ・アジャニ 【いざべらあじゃに】 

フランス・パリ出身の女優・歌手。フルネームはIsabelle Yasmine Adjani(イザベル・ヤスミン・アジャーニ)。1955年生まれ。70年に映画デビュー。83年に歌手デビュー。1981年公開の映画「Quartet(カルテット)」と「Possession(ポゼッション)」でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したほか、数々の受賞歴がある。個人的に、この女優さんの主演映画は全部途中で寝てしまう印象あり。なんかスンマセン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-123


■ 石井のチキンハンバーグ 【いしいのちきんはんばーぐ】 

エルディアイ・ツバンツヒが高校在学中に好きだった食べ物。石井食品株式会社が1970年に製造・販売を開始した冷蔵食品「チキンハンバーグ」が元ネタ。業界初の調理済みハンバーグとして有名。ソースに完熟トマトを使用。姉妹品に「1.5倍チキンハンバーグ」と「カレーチキンハンバーグ」がある。石井食品株式会社は千葉県船橋市に本社を置く1945年創業の食品メーカー。食品添加物を一切使用しないことがウリとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-007


■ 石神井公園 【いしがみいこうえん】 

東京都練馬区にある都立公園。園内に石神井池と三宝寺池があり、後者は武蔵野三大湧水池のひとつに数えられる(残るふたつは、善福寺公園の善福寺池、井の頭恩賜公園の井の頭池)。また、三宝寺池の一部に三宝寺池沼沢植物群落が成立しており、国の天然記念物に指定されている。ボート場や売店もあり、ボート漕ぎを楽しめるデートスポットになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-019


■ 異次元コンビ 【いじげんこんび】 

異次元的な強さを発揮するコンビ。ダイ・グ・フィルモア5世とそのパートナーのチャンダナのこと。会話が成立していないのに、なぜかコンビを組んで搭乗するMHプロミネンスの戦闘力が半端ではないことに由来する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-022


■ 異次元生命体 【いじげんせいめいたい】 

異なる次元において発生し、通常の次元に出現したと考えられる謎の生命体のこと。ジョーカー星団の一部の研究者は、ボォスに生息するドラゴン・ネイチャーを異次元生命体に分類しているらしい。ジョーカー星団に生息するあらゆる生物の進化系統樹から外れ、星ですらも砕く超絶的な戦闘力をもつ生物であるが故に、こういった分類に落ち着いたとしても不思議ではないだろう。神であることを認めるか、無理やり生物に分類するか、の二択しかないのだから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-133


■ 異次元生命論 【いじげんせいめいろん】 

ジョーカー星団における生物に関する理論体系のひとつ。ドラゴン・ネイチャーがもつ超常的な能力・生態について、彼らが異次元生命体であるという考え方に基づいて説明する理論である。ドラゴンを神(もしくはそれに類する何か)として捉える考え方(=ドラゴン信仰)と真っ向から対峙する考え方と云える。ドラゴンの定義・解釈については未だに解答が出ておらず、異次元生命論に異を唱える学者も多いとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-161


■ 意志体 【いしたい】 

意志をもった存在。人間ではなくファティマでもない全く新しい「存在」であるダブル・イプシロン型ヒューマノイドを指して、バランシェは「意志体」と表現した。個体進化を繰り返す存在にとって、3次元における肉体はあくまでも仮初の入れ物に過ぎないということなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-093


■ イシバシ楽器 【いしばしがっき】 

東京都千代田区に本拠に構える株式会社石橋楽器店のこと。1938年創業。楽器の小売販売店としては国内随一の老舗である。現在は東京都内9店舗のほか、大阪、名古屋などで7店舗を構える。様々な海外ブランド楽器の国内輸入販売を行っているほか、中古楽器の売買、オリジナル・ブランドの商品開発も行っている。代表者は石橋清一。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ イスハ 【いすは】 

イスハ特別市。ロッゾ帝国の主都のひとつで、キーヤ大陸の南部に広がる温帯地域に位置する。特別市とは、階層性のある行政区分を有する国家において、上位(広域自治体)と下位(基礎自治体)の行政区分に階層縦断的な自治体のこと。要するに、市でありながら国家の直轄に置かれ、州あるいは県と同列に扱われる自治体のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-086


■ イスパハン 【いすぱはん】 

ナイアス・ブリュンヒルデが大好きなケーキ。取り巻きの部下が窒素冷却して保存しており、ナイアスが暴走泣きした場合などに解凍して持ち出される。東京周辺のデパートなどに店舗をもつ、Pierre Herme Paris(ピエール・エルメ・パリ)で販売しているケーキが元ネタ。ピンクのマカロンの間にライチとフランボワーズとバラのクリームを挟み込み、上にもフランボワーズとバラの花びらが飾ってある豪華なケーキである。値段も500円と高め。イスパハン(Ispahan)とは「Pompon des Princes(王女のポンポン)」とも呼ばれるバラの品種。もともとは古代ペルシャの都市名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-107


■ イスファファン 【いすふぁふぁん】 

イスパハンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ36-025


■ 出雲アストロシティ 【いずもあすとろしてぃ】 

イズモ・アストロ・シティとも。ウェスタ太陽系のカーマントーとステン(旧設定ではアンスリノ)の間にある宇宙都市。メトロテカ・クロムの精製と、そこから生産されるメトロテカ・クロム鋼と玉鋼の販売を担う星団随一の産地として知られる。その潤沢な利益によって財政の拡大と安定化を図り、宇宙都市としては極めて珍しい独立自治権を取得。宇宙都市国家として成立している。その影響力から国際的な発言力も拡大しつつあるという。市長であり騎士でもある泰千錫華の活躍により、星団暦3000年代前後にイオタ宇宙騎士団との連携を構築。さらにダブル・マイトのダイアモンド・ニューを擁することで、MHの生産基盤も整いつつあるらしい。魔導大戦以降、天照による大侵攻の時代から台頭してくる国家。
別名・異名・正式名など: イズモ・アストロシティ
初掲載: #10-005


■ 出雲アストロシティ・スペース・スーツ 【いずもあすとろしてぃすぺーすすーつ】 

出雲アストロシティに所属するファティマが着用するファティマスーツを、便宜的に出雲アストロシティ・スペース・スーツと呼称する。宇宙空間での活動も考慮し、気密性・保温性に優れ、生命維持装置も搭載されているらしい。デザイン・設計したのはおそらく泰千錫華とのこと。連携体制を組みつつあるイオタ宇宙騎士団のファティマスーツとの共通点も多いようだ。スペース・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-108


■ 異世界 【いせかい】 

異界とほぼ同義。異界の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-014


■ いせ込み 【いせこみ】 

服飾用語で、布を立体的に形作るための技法のひとつ。長い布に対して細かいぐし縫いを施し、それを引き締めることでキレイなしわを寄せながら布を立体的に立ち上げる。短い布を同時に縫い込むことで袖山などを形成する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-082


■ イタコ 【いたこ】 

東北地方における巫女。神仙や死者・行方不明者の霊を口寄せするのが一般的。アトールの巫女の能力はイタコに例えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-014


■ イタチ 【いたち】 

ネコ目イタチ科に属す小型の哺乳類。カエルやネズミなどの小動物を食す。日本では北海道から九州にかけて広く分布(北海道は1880年代より侵入)し、人家や山林に出現するほか、水辺に出てきてザリガニや魚を捕らえることでも知られる。大陸原産のチョウセンイタチの侵入により生息域が減少しつつあるとの見方もある。ジョーカー星団ではフロート・テンプルなどに生息。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-079


■ イタリア語 【いたりあご】 

インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語で、主にイタリア、サンマリノ、スイスなどで用いられる。表記はラテン文字。ただし、K、J、W、X、Yは固有名詞、方言、外来語での使用に限られており、公用語や固有名詞を含まない文章は21文字で成立する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-222


■ イタリア戦線 【いたりあせんせん】 

第二次世界大戦中にイタリア本土で展開した戦線のこと。1943年7月のイギリス・アメリカ軍によるシチリア島上陸(=ハスキー作戦)から始まり、イタリア王国の降伏とその後のドイツ軍の抵抗を経て、1945年5月のドイツ・イタリア方面軍の降伏まで続いた。イタリア軍の降伏と休戦は比較的早い段階で達成されたものの、連合軍が侵入する前にドイツ軍が南下してイタリア全土を掌握。イタリア半島の地形を利用していくつもの防衛線を引き、連合軍の侵攻を食い止めたために終戦間際まで戦闘が続くこととなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-074


■ イタリアン・ローストのコーヒー 【いたりあんろーすとのこーひー】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。一杯20カウント。イタリアン・ローストとは、コーヒーの焙煎度で最も深煎りの状態にした豆のこと。苦味とコクを引き出したもので、エスプレッソやアイスコーヒーに用いる。ちなみに、コーヒーの焙煎度は浅い方から順に、ライト、シナモン、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンの8段階に分けるのが一般的。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ イタレリ 【いたれり】 

イタリアのボローニャ県カルデラーラ・ディ・レーノに本社を置く模型メーカーItaleri(イタレリ社)のこと。1962年にGiuliano Malservisi(ジュリアーノ・マルセルヴィージ)とGian Pietro Parmeggiani(ジャン・ピエトロ・パルメジャーニ)が創業した。創業当時の社名はItalstamp(イタルスタンプ)。最初期の製品はAliplast(アリプラスト)のブランド名で発売されている。後に改称し、Italaerei(イタラエレイ)という社名を経て、80年に現在の社名となった。イタリア最大手のメーカーで、自動車、飛行機、艦船、戦闘車輌のスケールモデルが主製品。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ 一次装甲 【いちじそうこう】 

MHの骨格(竜骨と四肢のシャフト)に各関節とパワーシリンダーを取り付けた状態のこと。また、ジェネレーター、サーキット、デバイス類といった各種内部機構を取り付けた状態も同様に一次装甲と呼ばれる。これはつまり、MHの装甲(=二次装甲)を取り外した状態と同義である。MHの稼動に関する大半のパーツが組み込まれた状態であるが、この造りがスカスカでなく、互いに干渉しない状態で密に配置されていれば(=可動ラインが見えなければ)、機体の耐久性も非常に高いと云えるらしい。
別名・異名・正式名など: 第1装甲
初掲載: JO-044


■ 一次装甲換装状態 【いちじそうこうかんそうじょうたい】 

MHの製作工程における一段階で、二次装甲と武装以外の全てのパーツを組み付けた状態のこと。竜骨の製作を起点として、四肢のシャフト、全身のパワーシリンダー、イレーザー・システム、イレーザー・バイパスが組み込まれ、さらにコントロール・システムと全身の補機、内部装甲の全てが組み上げられた状態を指す。別名「ファイナルフレーム」。
別名・異名・正式名など: ファイナルフレーム
初掲載: SW-075


■ 一姫二太郎 【いちひめにたろう】 

子供を持つなら、最初に女の子(=姫)、次に男の子(=太郎)という順番が理想的という意味の慣用句。女の子は夜泣きが少なく、母親の手伝いをしてくれるため、先に女の子が生まれていると楽になるという考え方。また、昔は後継者を得る意味で最初の子に男の子が望まれたため、そうでなかった場合の慰め文句として用いられたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-064


■ 一角轟 【いっかくごう】 

AD世紀において使用されていたマシンメサイアの一種。コミック9巻p183の1コマ目(左側)に登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ 一級十字章 【いっきゅうじゅうじしょう】 

一級デルタ・ベルン十字章の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-211


■ 一級戦闘兵器 【いっきゅうせんとうへいき】 

AD世紀の末期に存在していた兵器群のうち、戦闘能力が高いレベルにある兵器のこと。ネッド・スバースがジェルデミアと遭遇した際に一級戦闘兵器と呼んでいたことから、少なくともジェルデミアは一級に分類されることが判る。逆に、戦闘能力が低いレベルにある兵器は、二級以下に分類されるものと考えられる。劇中に登場した小型の浮遊砲台のようなロボット(9巻p61)などは、二級もしくは三級戦闘兵器になるのではないだろうか。ジェルデミアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-057


■ 一級デミライト 【いっきゅうでみらいと】 

デミライトの一級品。星団史以前に存在した人工生命体デミライトにも幾つかのランクが設定されており、一級・二級といった分類が成されていたようだ。情報収集や潜入工作など、高度で複雑な仕事を担うバーシャのようなタイプは一級に分類される。劇中で述べられているダッチワイフのような役割しか果たせないタイプは、おそらく二級以下に分類されるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-059


■ 一級デルタ・ベルン十字章 【いっきゅうでるたべるんじゅうじしょう】 

A.K.D.軍において武勲を挙げた者に対して授与される勲章の一種。一級があるので、当然、二級も存在する。A.K.D.軍の勲章は旧ドイツ軍と同じく、評価・等級が高くなるに連れて、剣、柏葉、ダイヤモンドなどの装飾が付与されるパターンとなっていた。現在までに確認されている最上級は、ユーリー・バシュチェンコがもつダイヤモンド剣柏葉付デルタ・ベルン十字章である。
別名・異名・正式名など: D.B.E.K.-1、一級十字章
初掲載: CH8-061


■ 一体型コクピット 【いったいがたこくぴっと】 

騎士とファティマの搭乗シートが上下に配置され一体化しているコクピットのこと。全MHの中で唯一ヤクト・ミラージュにのみ採用されているコクピットである。シートは複座型のポッドとなっており、巨大なコクピット・ホールにすっぽり収まる形で設置される。同一コクピット複座型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-056


■ 五つの星の物語 【いつつのほしのものがたり】 

ジョーカー星団もしくはボォスのカステポー地方に古くから伝わるお伽話。その一節に、魔王O.P.Q.L.によるボォス襲来(カラミティ・ゴーダースの説もアリ)、ウォーター・ドラゴンと呼ばれる全能神の出現、アイエッタ姫による5種5頭のドラゴンの召喚を綴った「ウォーター・ドラゴンの章」がある。ジョーカー星団において起源が定まらないほど昔から語り継がれている物語であるが、何故かその中にはこれから星団で起こるであろう未来のエピソードも含まれている。永野センセーの解説によると、ラキシスが星団に残していった言葉がこの物語の起源となっており、(遥かな未来から過去へ伝わり)太古の魔導王国フォーチュンの言葉で歴代アトールの巫女に伝えられているらしい。魔導王国フォーチュンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-176


■ イッツ・バイト 【いっつばいと】 

Bob Dalton(ボブ・ダルトン)、Dick Nolan(ディック・ノーラン)、Francis Dunnery(フランシス・ダナリー)らが1982年にイギリス・カンブリア州エグルモントで結成したプログレ・バンドIt Bites(イット・バイツ)のこと。84年に拠点をロンドンに移し、86年に発表したシングル「Calling All The Heroes」が大ヒットしたものの、プロデューサーの考える音楽性とバンドメンバーの間で折り合いがつかず、最終的にレーベルとの契約が切れて活動を休止。その後、Navajo Kiss(ナホバ・キッス)、Sister Sarah(シスター・サラ)と改名して活動を続けていたものの90年に解散。2006年にJohn Mitchell(ジョン・ミッチェル)を新たにフロントマンとして迎え再結成している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-146


■ 一等水兵 【いっとうすいへい】 

宇宙軍における階級のひとつ。兵の第三位。地上軍の一等兵に相当する。一等兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ 一等星 【いっとうせい】 

天体を明るさに応じて6つの等級に分けた場合、最も明るい1等級に分類される星のこと。昔は定量的な分類法が無く、肉眼で見える範囲で最も明るい星を一等星、最も見え難い星を六等星として割り振っていた。現在は琴座α星のベガを基準の0.0等として、そこから1/2.512の明るさの星を1.0等、さらに1/2.512のものを2.0等、3.0等、4.0等、5.0等、6.0等と下げて算出する方法が用いられる。通常、一等星と云った場合は1.5等未満の星を指しており、月や太陽系の惑星を除いて全天で21個が存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-023


■ 一党独裁政治 【いっとうどくさいせいじ】 

政党制もしくは政体の一種。ひとつの政党が国家を統治している体制のこと。またその政党による政治のこと。他の政党が存在する場合でも、与党が政治活動を独占し、野党の介入を一切許していない場合は同様に独裁政治と呼ばれる。ウモス国家社会主義共和国は政党「青い影」による一党独裁政治が敷かれている。ただし、建国から長い年月を経て政党内に派閥が生まれたため、現在は多党政治と同等のシステムが構築されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-096


■ 一等兵 【いっとうへい】 

地上軍における階級のひとつ。兵の第三位。一般には上等兵と二等兵の間。自衛隊であれば一士と三士の間に位置し二士と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-052


■ 一等兵曹 【いっとうへいそう】 

宇宙軍における階級のひとつ。下士官の第三位。地上軍の軍曹に相当する。軍曹の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ 一般学科 【いっぱんがっか】 

一般教科の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-021


■ 一般教科 【いっぱんきょうか】 

兵学校や騎士学校において、軍事関連教科以外の一般的な知識・技術について学ぶ教科を一般教科と呼ぶ。兵器を扱う軍人である以上、その危険性を知るためにも一般人と同等かそれ以上の常識は備えておかなければならず、一般教科の習得が必須となるのは当然のことだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-021


■ 一般裁判所 【いっぱんさいばんしょ】 

一般市民に対して司法権を行使する機関。ジョーカー星団では、王族や貴族、騎士、軍人、マイトおよびマイスターに関してはそれぞれ別枠で裁判所が設定されており(いわゆる特別裁判所)、さらに星団法に抵触する行為・事件は星団法裁判所によって裁かれる。したがって、各国の定めた法律に抵触する行為・事件であり、且つ、関係者が一般市民に限られている場合のみ、一般裁判所の対象となる。日本における最高裁判所と下級裁判所が相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-059


■ 一般星団法 【いっぱんせいだんほう】 

星団法のうち、国家間の協定・連携、公宙域における規制、一般住民の基本的な権利・権限などに関する項目をとりまとめていると考えられる法律のこと。法律の内容は国家形態によって大きく異なるものであるが、ジョーカー星団では協定によって全ての国家が適用・遵守する法律が定められている。現在の地球における国際法のようなものであるが、様々な国家・人種を内包し、一軍に匹敵する人間、現世に干渉する幽霊、人間以上の人工生命体が闊歩するジョーカー星団全体に共通する法律がどのようなモノになっているのか、なかなか想像し難いモノがある。判っているのは、騎士やダイバーについてはそれぞれ星団騎士法、星団魔導法といったものが別途制定されているということ。彼らの世界においても、騎士やダイバーといった存在は尋常ならざるモノとして位置付けられているということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-182


■ 一般兵学科 【いっぱんへいがっか】 

ジョーカー星団の兵学校(もしくは兵学校を含む総合学校)に設置されている学科のひとつ。初級士官を養成する学科で、座学、教練、訓練、演習などを通して軍人に必要な知識・技術を習得する。一般人を対象としており、騎士は基本的に騎士学校もしくは騎士兵学科で養成される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-020


■ イッポンシメジ 【いっぽんしめじ】 

ハラタケ目イッポンシメジ科に属す毒キノコ。食用キノコであるウラベニホテイシメジと似ているため、誤って食して食中毒を起こす事例が報告される。面倒なことに、日本国内でウラベニホテイシジミをイッポンシメジと呼ぶ地域があり、イッポンシメジを食用としている場合がある。食中毒の症状としては、激しい吐き気、嘔吐、下痢など。ザンダシティの漢方薬店でも販売されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ 遺伝子設計 【いでんしせっけい】 

ファティマの人工細胞を作る際に行われる遺伝情報の構築・設計のこと。ファティマ・マイトのみが行使可能な特殊技能であるが、これはダイバー・フォースのうちルシェミの発現によって引き起こされる能力であるらしい。ジョーカー星団の科学力ではその力の根源を解明することが不可能なため、マイトだけがもつ超常の力とも云われるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-074


■ 遺伝情報体 【いでんじょうほうたい】 

情報体もしくはDNAとほぼ同義。バランシェは純血の騎士の受精卵(後のダグラス・カイエン)を宿したファティマ・クーンの胎内から、複数の遺伝情報体(をもって生命活動を維持させるテクノロジー)を入手したと云われる。この技術を発展・昇華させたものがダブル・イプシロン型ヒューマノイドである。では何故、バランシェの母アルセニックがダブル・イプシロン型ヒューマノイドを造り上げることができたのか・・・この点については全くもって不明。今後明かされる設定に期待しよう。情報体の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-185


■ 遺伝的疾患 【いでんてきしっかん】 

遺伝子疾患とも。遺伝子の異常によって引き起こされる疾患のこと。染色体異常や遺伝子の欠損・突然変異を原因とする疾患を指す。騎士の多くはその遺伝子に多種多様な劣性因子を引き継いでいるため、遺伝的疾患を発症する者も少なくなく、一般人と比べて寿命も短いとされる。劣性因子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-126


■ 移動宇宙都市国家 【いどううちゅうとしこっか】 

国家として成立している宇宙都市で、且つ、公宙内に定位置を定めず必要に応じて移動する宇宙都市のこと。出雲アストロシティは移動宇宙都市国家と呼ばれる。基本的な位置はウェスタ太陽系のカーマントーとステン(旧設定ではアンスリノ)の間となっているが、流星群の通過などがある場合に宇宙都市を移動させているのだろう。宇宙都市の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-172


■ 移動トーチカ 【いどうとーちか】 

移動するトーチカ。トーチカとは鉄筋コンクリート製の防御陣地を指す軍事用語。ロシア語に由来する名称で、英語圏ではpillbox(ピルボックス=錠剤ケース)と呼ばれる。また、日本語で「特火点」と訳される場合もある。一般にイメージされるトーチカはドーム状であるが、円筒状のトーチカや家屋に偽装したトーチカもあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ 従兄騎 【いとこき】 

MHの開発系統において、2代前まで遡った場合に同一の機体となるMHを、互いに従兄騎と呼称する(従兄弟騎と書くのが正解かも知れない)。例として、M型サイレン(後のグルーン)の発展型であるV・サイレン2騎と、グルーンの兄弟騎であるバッシュの影響を受けて製作されたエンゲージ・シリーズ(SR2以降)は互いに従兄騎の関係にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-062


■ いとしのレイラ 【いとしのれいら】 

Laylaの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-123


■ 犬食い 【いぬぐい】 

イヌのように手を使わずに食べる方法。またはその行為。通常は、手を使える人間が不精にも口だけで食べた場合に、それを揶揄する言葉として用いられる。すえぞうがこれをやると、アトロポスの鉄拳が飛ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-033


■ 犬語 【いぬご】 

A.K.D.で採用されている超々高度な暗号コード。国家の最高機密に関わる会話は、この犬語を介して行われる。他者が聞いても犬の鳴き声にしか聞こえないのが特徴。ただし、これを理解できるのは天照とファティマ・ヒュートランだけらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-257


■ 犬フード 【いぬふーど】 

「がんばれエストちゃん」において、エストが永野センセーに振舞っていた食事。劇中の永野センセーが犬になって登場していたので、食事も犬用のエサとなってしまったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ34-025


■ イノシシ 【いのしし】 

フロート・テンプルに生息する哺乳類。ショーリングパークが主な生息域となっているようだが、生息数の低下から絶滅危惧種として扱われているらしい。イノシシはウシ目イノシシ科に分類される中型の哺乳類。正式な和名はニホンイノシシ。関東以南の平地から低山帯に生息しており、エサを求めて田畑を荒らしたり、町に降りてヒトを襲ったり(体当たりで運が悪ければ背骨を骨折)するので、害獣としてのイメージが強い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-079


■ 命の水 【いのちのみず】 

5種5頭のドラゴン・ネイチャーが転生する際に出現させる究極のマジック・アイテム。幼生体となったドラゴンは主にヒトの手により育てられるが、ドラゴンの成長に必要とされる時間はヒトひとりの一生分に相当するため、代償としてあらゆる奇跡を可能とする「命の水」が与えられる。その外観はガラス容器に入った水のようだが、容器そのものも「命の水」として機能するらしい。劇中で度々言及される太古の伝承「五つの星の物語」においても、やはり究極のアイテムとしてその名が刻まれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-045


■ 命の水伝説 【いのちのみずでんせつ】 

ボォスのカステポー周辺地域に古くから遺されている伝説。命の水を求めて襲来した魔王O.P.Q.L.を撃退するため、神(水霊)から宝珠を授かったアイエッタ姫がドラゴンを召喚。ドラゴンの活躍により魔王を撃退せしめたものの、王女は代償として命を失ったという伝説である。その後、王女はドラゴンの指先から出た命の水によって救済され、その魂は天界に昇っていったとされる。一般には「五つの星の物語」の「ウォーター・ドラゴンの章」として語られるお伽話であるが、AD世紀の時代にはさらに続く一節が存在していたらしい。曰く、現世に残った王女の亡骸から無数の真珠が取り出され、その真珠はヒトの形をとって魔王襲来の度に戦った、というものである。魔王と幾度と無く戦ってきたこの人物は、超常の不死王カラミティ・ゴーダース王と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-036


■ イノベーター 【いのべーたー】 

「innovator」で「革新者」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-058


■ いのまたセンセ 【いのまたせんせ】 

永野センセーの知人・ゲーム仲間。イラストレーター、アニメーター、キャラクターデザイナーのいのまたむつみを指す。神奈川県出身。眼の大きい美少年・美少女を描くことが多く、色彩の鮮やかなイラストを描くことで有名。Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)も彼女のイラストに感銘を受けたという。アニメ作品では「幻夢戦記レダ(1985)」、「ウインダリア(1986)」、「ブレンパワード(1998)」などにキャラクターデザイン・原案として参加。また藤川桂介の小説「宇宙皇子」シリーズのイラストや挿絵も長年担当している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ イバニーズ 【いばにーず】 

星野楽器株式会社が1965年に立ち上げた海外輸出用のギター・ブランド。現在はアイバニーズと呼ぶのが一般的。ブランド名はもともとスペインにあったIbanezというギター製造会社を取り込んでスタートしたことに由来する。海外ブランドのコピーに頼らず、オリジナル・デザインの模索や純正ピックアップの開発を行うことで知られ、そのチャレンジ精神に惚れ込むユーザーが多いらしい。Paul Gilbert(ポール・ギルバート)やSteve Vai(スティーヴ・ヴァイ)など海外アーティストとの協力も盛んで、数々のシグネイチャー・モデルを市場に出している。ちなみに、昔のアイバニーズのギター製造は富士弦楽器製造(現在のフジゲン)で行われており、海外輸出販売の担当がアイバニーズ、同じモデルの国内販売担当がグレコと呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ イバニーズ/PS-10 “ミラージュ” 【いばにーずPS-10みらーじゅ】 

永野センセーがイバニーズ(アイバニーズ)のギターとして挙げているモデルであるが、少し間違っている。アイバニーズが1975年に発表したオリジナル・デザインのエレキ・ギターがアイスマン(Iceman)。これはアイバニーズが海外輸出用ブランドであった時の呼び名で、当時の国内販売用ブランドのグレコは同モデルをミラージュと呼んでいた(ただし一部仕様が異なるらしい)。んで、そのアイスマンを元にKISS(キッス)のギタリストPaul Stanley(ポール・スタンレー)のシグネイチャー・モデルとして作られたのがPS-10というギターになる。当時、コピー・モデルを生産する会社として海外で人気の低かったアイバニーズは、このモデルの生産によって人気が一気に高まったと云われる。イバニーズグレコの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ イブニングドレス 【いぶにんぐどれす】 

女性が夜間に着用する礼装のひとつ。通常は午後8時以降の夜会に出席する際に着用する(正午から午後5時まではアフタヌーンドレス、午後5時から8時まではカクテルドレスを着用する)。光沢のある素材で作られたドレスで、肩の部分が露出しており(ノースリーブ)、胸元や背中も大きく開いているのが特徴。ワンピースを基本として、丈はすそが床まで届くぐらいのロング丈となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-219


■ イペル・シュバリエ 【いぺるしゅばりえ】 

剣聖のこと。フレール・デ・イペル・シュバリエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-127


■ イペル・シュバリエ・ド・ロゼ 【いぺるしゅばりえどろぜ】 

「Hyper Chevalier de Rose」で「薔薇の剣聖」と訳される。劇中で「紅の剣聖」のルビとして振られている。ただし、「紅」であればロゼ(Rose)ではなくルージュ(Rouge)となるはず。まあ、「薔薇の剣聖」と「紅の剣聖」は同義なので、どちらでも正解だとは思いますが。薔薇の剣聖の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-187


■ イペルスキル 【いぺるすきる】 

剣聖剣技の別称。おそらく「Hyper Skill」のフランス語読み。直訳すれば「超絶技」といった感じだろうか。剣聖剣技の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-153


■ イボイノシシ 【いぼいのしし】 

ウシ目イノシシ科イボイノシシ属に属す哺乳類。体長は1m前後。雑食性。両目の下と両頬にイボを持ち、下あごから大きな牙が飛び出ている。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に分布しており、サバンナや森林に生息する。ライオンなどの天敵に襲われた場合に群れが一列に並んで逃走することから、ケニアではケニア・エクスプレス(ケニアの急行列車)と呼ばれる。分布域は広いが、一部の個体群は孤立した状態になっており、存続が危ぶまれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-244


■ 揖保の糸 【いぼのいと】 

リィ・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった食べ物。兵庫県手延素麺協同組合傘下の製麺会社が製造・販売する手延素麺「揖保乃糸」が元ネタ。素麺のブランドとして最も有名な商品のひとつである。公式サイトの説明に拠るならば、良質の小麦粉、揖保川を中心とした播磨地方の清流(の水)、赤穂の塩を原料とし、600年前から伝わる製法で作られるらしい。そうめんの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-003


■ イポルマスター 【いぽるますたー】 

小天位の別称。おそらく「Hyper Master」のちょっとだけフランス語読み。「Hyper」は「超越した」という意味。小天位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-131


■ イマラ・ロウト・ジャジャス 【いまらろうとじゃじゃす】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.18。A.K.D.宇宙軍専任指揮官を務める女性騎士。F.E.M.C.の旗艦ベル・クレールと所属艦ヘル・ドウラーの艦長も務める。カラミティ・ゴーダースのアティア・ハッシュ王国の王女で、かつてはその荒い気性から「アティアの鬼姫」と呼ばれたらしい。後にイオタ宇宙騎士団のタブロ・コルテッサとの間にジャコー・クォン・ハッシュを儲ける。宇宙軍を率いていること、イオタとの繋がりを保持していることなどから、ミラージュ入団以前に宇宙戦闘で名を挙げていた歴戦の騎士であったことが予想される。また、アルルとも面識があることから、出雲アストロシティなどの宇宙都市に派遣される外交官のような役目ももっていたと考えられる。対剣聖技である「ねーちゃんキック」の生みの親にして、息子の教育にも容赦なく金蹴りを食らわせる稀代の足技騎士。パートナーはソルティア。1998年度航空自衛隊戦技競技会に参加した、第7航空団第204飛行隊(百里基地)所属、鈴木一佐隊長のミスティック・イーグル(948号機)のノーズアートに彼女が描かれたことは少しだけ有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-151


■ イミチ 【いみち】 

デルタ・ベルンの北半球、ソドン大陸の北端に位置するハルア・ソドン連邦の主都のひとつ。もしくは連邦に隣接する小国だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ イメージ・ファティマ 【いめーじふぁてぃま】 

国家を代表するファティマであり、且つ、国家のイメージを象徴するファティマのこと。イメージ・キャラクターのファティマ版と云えばいいだろうか。メディアに登場することで、その国家のイメージづくりやアピールを担当するファティマである。ファティマ・エストはバッハトマ魔法帝国のイメージ・ファティマの役目を負っていたため、ファティマスーツも新たに数パターンが用意されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-175


■ イメージリーダー 【いめーじりーだー】 

ある製品・作品の象徴として存在し、他者の興味や業界の方向性を引き込み、牽引する役割をもつ先導者のこと。永野センセー曰く、ファティマ・ティータはFSSという作品の根本的なイメージリーダーであり、その立場が揺らぐことは決してないとのこと。ファティマとしてのスペックは運命の三女神に及ばないものの、彼女はFSSにおけるデザインのスタンダードに位置し、且つ、集大成に位置しているということなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-113


■ イヤーポッド 【いやーぽっど】 

MHファントムの頭部側面(ヒトで云うところの耳の部分)に備え付けられているデバイス・ユニット。中身は後部スキャン、予備スキャン、センサー、レーザー砲などを備えた多目的デバイスである。おそらくアンカーの射出口も備えているだろう。左右両側にあるため、片方が破損したとしてもほとんど支障がない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-077


■ イ・ヤーン・バッシュ 【いやーんばっしゅ】 

ヤーン・バッシュ・カステポーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-062


■ イラー・ザ・ビショップ 【いらーざびしょっぷ】 

戦闘司教の職位をもつメヨーヨ朝廷の僧伽。情報開発局に所属してMHの開発に尽力する一方、騎士団の教官やカウンセラーをも務めた超一流の騎士である。星団暦2989年、新型MHアシュラ・テンプルのテスト・パイロットに任命され、カステポーを展開区域とする実戦試験に参加。「首狩り」とも呼ばれたその試験中に、29騎ものMHを打ち倒す活躍を見せた。しかし、機密の漏洩を防ぐために騎士やファティマを殺害していったことから、多くの騎士たちの恨みを買うこととなり、その報いを受けるかのように、サンダー・ドラゴンに見込まれたファティマ・静とそのマスターであるミューズ・バン・レイバックの手によって討たれた。パートナーはアナンダ。
別名・異名・正式名など: イラー司教
初掲載: #04-007


■ イラカ国 【いらかこく】 

カラミティ・ゴーダースのイースタン・ショルティ大陸南端に位置する小国。ミラージュ騎士ステートバルロ・カイダの母国である。ステートバルロはこの国の王家の末裔であるが、戦乱が続く母国から離れてグリース王国に留学しており、その間にスカウトされてミラージュ騎士団に入団したらしい。その後、おそらくは星団暦2900年代と思われるが、イラカ国は周辺諸国と共に連邦制に移行している。イラカ民族連邦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-064


■ イラカ民族連邦 【いらかみんぞくれんぽう】 

カラミティ・ゴーダースのイースタン・ショルティ大陸南端に位置する連邦制国家。名称から察するに、イラカ民族を主体とする小国家の集合体であろう。ミラージュ騎士ステートバルロ・カイダの母国として知られるイラカ国は、この連邦制国家の中心国か、あるいは連邦制への移行に伴い王制を廃止した国家と考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-012


■ イラッド国 【いらっどこく】 

ジュノーのロンド大陸にある国家。コーラス王朝の東方、バランカ領と隣接する。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦では、コーラスの友邦軍として参加した。首都はカナリー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-016


■ 医療 【いりょう】 

兵科のひとつ。軽度の怪我の手当て、衛生管理、死亡した兵の後処理などを担当する。いわゆる衛生兵は医療科の所属である。軍医は含まれておらず、別の兵科として扱われる。ジョーカー星団における兵科色は、地上軍でブルー、宇宙軍でライトブルーになる。軍医の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-054


■ 医療セット 【いりょうせっと】 

ファティマ用エスケープパックに収納されている装備品のひとつ。オペレーション・ツールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ 威力制圧 【いりょくせいあつ】 

圧倒的な力によって他者を押さえつけ服従させること。とくに火器・兵器などを用いて敵対者の気持ちを押さえつけ沈黙させること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-068


■ イルカ 【いるか】 

クジラ目ハクジラ亜目に属す小型のクジラ類のこと。一般にイルカと呼ばれている種はマイルカ科バンドウイルカを指す。バンドウイルカの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-186


■ イルペオ 【いるぺお】 

星団暦3000年代初頭にミューリー・キンキーが娶ったファティマ。マイトはプリズム・コークス。キンキーが好むとんがり帽子とお揃いのボンネットを着用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-102


■ イルミナント連合国家 【いるみなんとれんごうこっか】 

デルタ・ベルンの南半球、ナルキア南大陸の北部に位置するA.K.D.傘下の連合制国家。イルミナント(illuminant)とは「光源」とか「発光体」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-006


■ イルミネーションコーティング 【いるみねーしょんこーてぃんぐ】 

シリーズ・シアン公爵夫人がプラスチック・スーツの導入時に開発した布地の特殊加工。7層のラミネート繊維のうち、変光スクリーンとプラスチック製表地のフルメタルコートを透過し、その下の3層目の繊維(フルメタルコートを施された生地)の光沢を乱反射させて表面に映し出す効果をもつ。イルミネーション(illumination)とは「照明」とか「電飾」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-190


■ イルリ湖 【いるりこ】 

コーラス王朝とハグーダ帝国の国境上に横たわっている湖。日本の四国ほどの大きさをもつ。コーラス・ハグーダ戦では水上戦の展開が無かったため、激戦区の中心にありながら一度も登場しなかった土地である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-020


■ イレーザー 【いれーざー】 

イレーザー・エンジンもしくはイレーザー・エネルギーの略語。イレーザー・エンジンイレーザー・エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-055


■ イレーザー1050 【いれーざー1050】 

天照が自らの手で開発したイレーザー・エンジンの一種。ミラージュ・シリーズのうち、シリアルAa.4000番台をもつ機体(ホーンド・ミラージュ、カヴァード・ミラージュ、アルスキュル、ウォータードラゴンなど)に搭載されているエンジンである。現在は設定が変更されており、イレーザー1051(レッド・ミラージュ以降のシリーズに搭載されたエンジン)のプロトタイプとして数基だけ作られたエンジンを指すようになった。K.O.G.[ラキシス]に搭載されているエンジンは、このイレーザー1050をチューンナップしたものであるという(シリアルNo.はAkd.1001、Amkd.A1)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-027


■ イレーザー1051 【いれーざー1051】 

天照が自らの手で開発したイレーザー・エンジンの一種。ミラージュ・シリーズのうち、シリアルAkd.0000番台をもつ機体(レッド・ミラージュ以降、クロス、ルージュ、ヤクト、テロル、スピードなど)に搭載されているエンジンである。従来のMHのエンジンと比較して小型・高出力化が図られた非常に強力なエンジンであり、スーパー・イレーザー・エンジンとも呼ばれる。天照はこのエンジンをMHの両脚にマウントし、2基1対でファンクション・タービンを回転させるデュアル・ツイスター・ジェネレーションと呼ばれるシステムを構築。これによりミラージュ・シリーズは他国の一般的なMHと比較して1.5〜2倍の出力を発揮する高性能機に仕上がった。
別名・異名・正式名など: イレーザー・エンジン1051
初掲載: DE1-046


■ イレーザー・エキゾースト 【いれーざーえきぞーすと】 

イレーザー・エンジンの排気のこと。またはその排気口。外燃機関であるイレーザー・エンジンに「排気」という工程は必要ないが、機関の強制冷却に用いられた外気(=冷却風)の排出を「排気」と呼称しているらしい。ミラージュ・シリーズではふくらはぎの部分にあるスリットから排気が行われる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-061


■ イレーザー・エネルギー 【いれーざーえねるぎー】 

イレーザー・エンジンから発生するエネルギーのこと。光子の変換によって発生する。エネルギーがもつ圧力そのものによりMHの機体各部にあるパワーシリンダーを稼動させるほか、ファンクション・タービンによる増幅、エフェクターを介した電荷変換によってMHの稼動に必要な電力を供給する。また、エフェクターは電気以外にも様々な形態のエネルギーに変換することが可能らしい。実際のところ、どのような形で存在しているエネルギーなのか全くの不明である。
別名・異名・正式名など: 外燃エネルギー
初掲載: CH7-068


■ イレーザー・エネルギー・バイパス 【いれーざーえねるぎーばいぱす】 

エネルギー・バイパスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-182


■ イレーザー・エンジン 【いれーざーえんじん】 

MHの心臓となる光子変換外燃機関。光もしくは光子をエネルギー源とし、MHの稼動に必要なイレーザー・エネルギーを生み出すエンジンである。内側からイレーザー・コア、コア外郭部内壁、エネルギー放出外壁の3層で構成されており、さらにこれらを包むエンジン外部遮断ジェルとシェルによって卵形の外観をもつエンジン・ユニットとなる。エンジンで発生したイレーザー・エネルギーは、ファンクション・タービンへ送られて増幅と分配が行われる。MHを構成するパーツの中で最も頑丈なパーツであり、たとえ機体が爆発四散したとしてもエンジンだけは再利用が可能とされる。ジョーカー星団に存在するありとあらゆる乗物に搭載されているエンジンであるが、その中でもMHに搭載されるエンジンが最も強力で大容量のエネルギーを生み出すことが可能らしい。
別名・異名・正式名など: 光子変換外燃機関エンジン
初掲載: #01-007


■ イレーザー・エンジン1051 【いれーざーえんじん1051】 

イレーザー1051の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-018


■ イレーザー・エンジン・ジェネレーター 【いれーざーえんじんじぇねれーたー】 

イレーザー・エンジンおよびジェネレーターの総称。イレーザー・エンジンジェネレーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-038


■ イレーザー・エンジン・ドレーン・マスト 【いれーざーえんじんどれーんますと】 

戦艦などの艦艇に備え付けられているイレーザー・エンジンの制御マスト。船体下面から突き出た長いパーツで、ドレーン(=排出口)という名称から察するに、ここからイレーザー・エネルギーを噴き出すことで推進力を生み出しているものと考えられる。また、このパーツ自体が方向舵とバランサーの機能を備えており、任意の方向に稼動することで進行方向を変え、さらに船体のバランスをとることで小回りの利いた操船を可能としているらしい。ただし、ほとんど同様のパーツでイレーザー・ベントと呼ばれるモノがあり、両者の違いについては判然としない。イレーザー・ベントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-136


■ イレーザー音 【いれーざーおん】 

イレーザー・エンジンが発する音。エンジン出力やエンジン周りの構造によって音質が異なるらしく、概して性能の低いMHの場合は「ボイボイ」とか「ゴンゴン」といった低音が、性能の高いMHの場合は「フィフィフィ」とか「ヒュンヒュン」といった高音が鳴り響くようだ。自動車のエンジン音も一緒で、F1やスポーツカーのエンジン、チューニングを施したしエンジンは甲高いジェット機のような「キーン」という音が入ってくる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-080


■ イレーザー外体部 【いれーざーがいたいぶ】 

イレーザー・エンジンの本体となる部分。珪素とネオチタンとネオキチンによって形成されたエンジンの外枠であり、5重の外板の内側にあって、受体部と内体部から成るエネルギータンクを包み込んでいるという設定。この外体部で爆発的なエネルギーの発生が行われ、出力用のエネルギー・バイパスに送られる構造になっている。ただし、イレーザー・エンジンの構造が「SW」に新規掲載されたため、この辺の名称や構造なども大幅に変更された。イレーザー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ イレーザー外燃機関システム 【いれーざーがいねんきかんしすてむ】 

イレーザー・エンジンもしくはイレーザー・システムの別称だろう。イレーザー・エンジンイレーザー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ イレーザー・カバー 【いれーざーかばー】 

ミラージュ・シリーズのふくらはぎの部分にある3枚の装甲板のこと。装甲板の間がスリットになっており、イレーザー・エキゾーストの噴出口になる。また、この3枚が内部に折り重なりながら伸縮することで膝関節のダンパーの役割を果たす。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-061


■ イレーザー・コア 【いれーざーこあ】 

イレーザー・エンジンの中心部。コア。コア外郭部内壁に収められている。伝導ラインから送られてくる光子を触媒として爆発的な反応を起こし、イレーザー・エネルギーを生み出す。ただし、イレーザー・エンジンは外燃機関とも呼ばれているように、エネルギーの発生はコア内部ではなく、エンジンの外側(おそらくコア中心部とつながっている別空間)で行われている。どのような構造・仕組みなのか、全く理解不能の謎エンジンである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ イレーザー・ジェネレーション・システム 【いれーざーじぇねれーしょんしすてむ】 

イレーザー・エンジンによる発電(generation)システム。MHに搭載されるシステムで云えばイレーザー・ファンクション・システムとほぼ同義になるが、ファンクション・タービンとは別の増幅器を備えたシステムの総称なのかも知れない。イレーザー・ファンクション・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-176


■ イレーザー・システマティック・ソーラー・モーター 【いれーざーしすてまてぃっくそーらーもーたー】 

MHの全身に仕込まれているモーター。イレーザー・システムを用いてモーター内で発電すると同時に、その電気をエネルギー源としてモーター自体を稼動させる仕組みをもつ。連載初期の頃に設定されていたもので、現在のMHの稼動方法・機構とは大きく異なる。現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ イレーザー・システム 【いれーざーしすてむ】 

ジョーカー星団において一般に使用されているエンジン機構。光子変換外燃機関とも呼ばれる。イレーザー・エネルギーを生み出すイレーザー・エンジン本体と、増幅・分配器のイレーザー・ファンクション、その他の周辺補機から成る。宇宙船からバイク型のディグまでありとあらゆる乗物に搭載されるエンジンであるが、MHや戦艦など大容量のエネルギーを消費するタイプだけ、イレーザー・ファンクションが追加されているものと考えられる。おそらく、民間で使用されるディグについては、イレーザー・エネルギーを直接吹き出すフロッサーや、電気に変換するエフェクターが付属しているだけではないだろうか。イレーザー・エンジンイレーザー・ファンクション・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 電気式外燃機関、光発電変換機
初掲載: #01-043


■ イレーザー受体部 【いれーざーじゅたいぶ】 

イレーザー・エンジンの内側にあって、光エネルギー蓄積体であるイレーザー内体部を包みこんでいる膜状の物体を指す。本来は合成金属のケースと思われるが、驚異的な圧縮により溶けた状態で維持されているらしい。外側にあるイレーザー外体部がエネルギーの内出力・外出力を調整しているため、そのバランスで内体部の流出を防ぐ役割をもつという設定。ただし、イレーザー・エンジンの構造が「SW」に新規掲載されたため、この辺の名称や構造なども大幅に変更された。イレーザー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ イレーザー・セイル 【いれーざーせいる】 

イレーザー・ベントセイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-189


■ イレーザー内体部 【いれーざーないたいぶ】 

イレーザー・エンジンの最も内側に位置するゲル状のパワーユニット。光エネルギー蓄積体である。受体部と同じく本来は合成金属の塊であったものが、恐るべき圧力によって液化し発光現象を伴うまでの状態になっているという設定。ただし、イレーザー・エンジンの構造が「SW」に新規掲載されたため、この辺の名称や構造なども大幅に変更された。イレーザー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ イレーザー・ノズル(1) 【いれーざーのずる】 

宇宙魚雷などに推進力を与えるイレーザー・エネルギーの噴射装置。ノズルからの噴射が生み出す回転力によって魚雷が曲がって飛んで行かないよう、二重反転方向で噴射し直進する構造になっている。また、MHが装備する空中・宇宙航行用のブースターもイレーザー・ノズルと呼ばれる場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-062


■ イレーザー・ノズル(2) 【いれーざーのずる】 

モーターヘッドの機体各部に埋め込まれているエンジン・ノズル。イレーザー・エネルギーを噴き出すのではなく、ノズルから出てきた瞬間にエネルギーを発生する仕組みになっているらしい。現在はボツ設定。イレーザー・ファンクション(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ イレーザーバリア発生機 【いれーざーばりあはっせいき】 

戦闘機、戦闘用車輌、軍用船などに搭載されているイレーザーバリアの発生装置。イレーザーバリアは光学兵器・実弾兵器をある程度無効化する機能をもつバリアであると考えられる。おそらくエネルギーバリアとほぼ同義。エネルギーバリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-138


■ イレーザー・パワー 【いれーざーぱわー】 

イレーザー・エンジンから発生するエネルギーのこと。イレーザー・エネルギーとほぼ同義。イレーザー・エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-056


■ イレーザー・パワー加給機 【いれーざーぱわーかきゅうき】 

バスター砲において、チャージャーから供給されたイレーザー・パワーを圧縮する役割をもつコンプレッサーの部分のこと。ここで圧縮されたイレザー・パワーが(おそらくバスター・エネルギーに変換されて)圧縮バイパスに入り、さらにシアーを通ってチャンバー内で超高圧に圧縮される。ヤクト・ミラージュのチェインカートリッジは、この加給機の部分をカートリッジ化したものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-068


■ イレーザー・パワー・ユニット 【いれーざーぱわーゆにっと】 

イレーザー・パワーを生み出すユニット。つまりイレーザー・エンジンのこと。イレーザー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-073


■ イレーザー・ファンクション(1) 【いれーざーふぁんくしょん】 

イレーザー・エネルギーの増幅・変換・分配・再充填を行うシステムのこと。イレーザー・ファンクション・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-039


■ イレーザー・ファンクション(2) 【いれーざーふぁんくしょん】 

MHの機体各部にあるイレーザー・ノズルからエネルギーを発生させ、もって機体本体の自重を限りなくゼロとし、亜光速のスピードで機体を駆動すること。この駆動を可能とするシステムをイレーザ・ファンクション・システムと呼ぶ。FSSの連載当初に考えられていた設定らしい。現在はボツ設定。イレーザー・ノズル(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ イレーザー・ファンクション・システム 【いれーざーふぁんくしょんしすてむ】 

イレーザー・エネルギーの増幅・変換・分配・再充填を行うシステムのこと。具体的には、イレーザー・エンジンから送られてきたイレーザー・エネルギーを増幅し、機体各部のパワーシリンダーに送る機能(=増幅機能)、サポート用のイレーザー・エネルギーを電荷変換してモーターやシステム・パワー(腱筋システムを制御する機器の動力)に当てたり、パワー・エフェクターを介して電力などの単純なエネルギーに変換し、機体各部の電力を必要とする機器に送ったりする機能(=変換・分配機能)、全身を巡ってきた各種エネルギーを回収し、イレーザー・エネルギーに再度変換してエンジンに送り返す機能(=再充填機能)をもつ。ファンクション・タービン(ジェネレーター)とパワー・エフェクターから成り、ほとんど全てのMHはこれらのシステムが胸部に収まっている。唯一の例外がヤクト・ミラージュで、これらのシステムが両肩に収まっているらしい。
別名・異名・正式名など: イレーザー・ファンクション
初掲載: SW-070


■ イレーザー・ファンクション・ロケットモーター 【いれーざーふぁんくしょんろけっともーたー】 

MHのファンクション・システムを構成するパーツのひとつ。ロケットモーターはロケットエンジンとほぼ同義であるから、おそらくノズルからイレーザー・エネルギーを噴き出す推進器であろう。MHがホバリング(もしくは飛行)する際に使用するガス噴射式エンジンである。宇宙船やホバリングを行う車輌に取り付けられているものと、基本的な構造は同一と思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ イレーザー・ブースター 【いれーざーぶーすたー】 

イレーザー・エネルギーの噴射によって推進力を生み出すブースターのこと。また、一部の戦闘機の追加装備として用意されているブースター・パックのこと。宇宙空間で雷撃戦を展開する際に使用するもので、両翼にそれぞれ装備する形となっている。このブースターはウェポンシステムも兼ねており、目的・作戦に応じて魚雷やビラルケマなど様々な兵装を交換・装着することが可能である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-062


■ イレーザー・ブースト 【いれーざーぶーすと】 

バスター砲の砲身に内装されているバスター・エネルギーの加圧加速システム。砲身内部を通過するバスター・エネルギーに対し、さらに螺旋方向にエネルギーを付加していくことで増幅・加速させる。砲身の長さと付加するエネルギーによってバスター砲の威力が決定され、基本的に長ければ長いほど威力は増すと考えてよい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-069


■ イレーザー・フレア(1) 【いれーざーふれあ】 

スピード・ミラージュ[ヴンダーシェッツェ]の背部に搭載されている高速移動・飛行用のイレーザー・エンジン。大気圏内および宇宙空間における運用を想定した巨大なブースターであり、おそらくはルーナ・ユニットの開発で培った技術が投入されているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-053


■ イレーザー・フレア(2) 【いれーざーふれあ】 

ホエールなどの高速巡洋艦が船体から伸長・展開している帆(イレーザー・ベントセイル)には推進機構が備わっており、ここから放射されるイレーザー・エネルギー(を推進力に変換したモノ)がイレーザー・フレアと呼ばれるらしい。「DE1」に掲載されたベル・クレールの図説を見ると、帆の発光部のみを指してイレーザー・フレアと呼んでいるように見えなくもないが、解説が無かったり以前の図説と異なっていたりするため判然としない。いずれにしても、光速ドライブに使用するモノであろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-061


■ イレーザー・ベント 【いれーざーべんと】 

戦艦などの艦艇に備え付けられているイレーザー・エンジン(の噴射口)。船体下面から突き出た長いパーツで、ベント(=通気孔)という名称から察するに、ここからイレーザー・エネルギーを噴き出すことで推進力を生み出しているものと考えられる。ただし、ほとんど同様のパーツでイレーザー・エンジン・ドレーン・マストと呼ばれるモノがあり、両者の違いについては判然としない。イレーザー・エンジン・ドレーン・マストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-140


■ イレーザー・ベントセイル 【いれーざーべんとせいる】 

おそらく、イレーザー・ベントとベント・セイルの機能を併せ持つ光子増幅帆。高速巡洋艦に搭載されるイレーザー・エンジン(バルター・タービン・イレーザー)と併せて設置されるもので、集光セイル(帆)であると同時に、イレーザー・フレアを放射して船体を超光速に加速させる機能をもつ。A.K.D.軍の高速巡洋艦ドウラーを例にすると、そのスピードは1光年を20時間程度で行き来するレベルまで達するらしい。バルター・タービン・イレーザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: イレーザー・セイル、バルター・イレーザー・エンジン
初掲載: TJ03-061


■ イレギュラー 【いれぎゅらー】 

不規則なモノ。変則的なモノ。服飾用語では、周辺の連続したパーツとは異なる不揃いのパーツを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-148


■ イワシクジラ 【いわしくじら】 

セイホエールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-186


■ イワヒバリ 【いわひばり】 

スズメ目イワヒバリ科に属す高山鳥。日本では標高2500mを越える山の山頂付近でみられ、冬は低山地まで降りてくる。通常は山地のガレ場で昆虫類などを食して生活している。フロート・テンプルにも生息しているようだが、本種の生息環境を考えるに、フロート・テンプルが海上から持ち上げられた後に住み着いた移入種であると考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-079


■ インクイン 【いんくいん】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のひとつであるベラ国の首都。魔導大戦勃発時にAP騎士団のツラック隊が駐屯していたハスハの主要都市である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-204


■ インクスティック 【いんくすてぃっく】 

東京都渋谷区神南にあったとされる「DJバーインクスティック」のこと。1982年から89年まで東京都港区六本木にあったライブハウス「インクスティック六本木」の姉妹店である。オーナーは松山勲。他にも都内に系列店があったらしく、港区芝浦のインクスティック芝浦ファクトリー、港区海岸のインクスティック鈴江ファクトリーなどがあったようだ。いずれも95年までに閉店している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-122


■ インゲボルグ 【いんげぼるぐ】 

A-Tが使用しているハンカチのブランド。金子功のブランドPink House(ピンクハウス)のセカンド・ラインとして1983年に立ち上げられた大人の女性向けブランドINGEBORG(インゲボルグ)が元ネタ。ブランド名は金子の妻である立川ユリに由来する(Ingeborgはドイツ語で「ユリ」の意)。鈴木早智子と相田翔子によるアイドルユニットWINKが同ブランドの服を着ていたことでも知られる。ピンクハウスは現在売却されており、株式会社ジェディックスが運営している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-111


■ インゴット 【いんごっと】 

王族や憲兵が首から下げている金属のこと。インゴット(ingot)はもともと鋳塊のことだが、王族が身に着けているモノには国章や紋章が刻まれており、国家中枢に関係のある身分であることを示したものになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-059


■ インシグニア 【いんしぐにあ】 

3159・インシグニア・フラッグ・マークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-155


■ インシグニア・モーターヘッド 【いんしぐにあもーたーへっど】 

国家旗騎。その国家を象徴するMHのこと。インシグニア(insignia)とはもともと「記章」とか「勲章」の意。旗騎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-082


■ インジケーター 【いんじけーたー】 

インジケーターマシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-011


■ インジケーターマシン 【いんじけーたーましん】 

表示機。演算機が演算した結果を様々な視覚効果により表示する機械のこと。ファティマが搭載される以前のMHは、様々な情報を騎士に伝達するため、インジケーターが山ほど搭載されていたらしい。現在は、ファティマが電子情報として受け取り、的確なコマンドを返すので、騎士が確認するインジケーターはごくわずかになっているはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-032


■ インストラクション 【いんすとらくしょん】 

「instruction」で「取り扱い説明書」の意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ インターセプター 【いんたーせぷたー】 

「intercepter」で各軍が所有する迎撃戦闘機を指す。侵攻して来る敵軍を駆逐する性能が求められるため、通常は格闘戦に特化した最新鋭の機体がインタセプターとして採用される。タイカ・ジューヨー皇帝団の戦艦にも最新型のインターセプターが配備されていたようだが、クェーサー人が開発した決戦兵器MMTと比べると原始的な部類に入る兵器であったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-050


■ インターフェイステクノロジー 【いんたーふぇいすてくのろじー】 

インターフェースを構築するための技術のこと。星団暦980年のMH誕生からしばらくの期間、その高度なハードウェア技術と比べてインターフェーステクノロジーのレベルが著しく低かったため、MHがもつポテンシャルの全てを引き出せないという厄介な状態が続いた。この原因は、炎の女皇帝がロボット兵器のインターフェース(マシンメサイアの脳波コントロールシステム)を封印し、後世に遺さなかったためと云われている。星団紀の学者たちは、このシステムに替わる新たなインターフェースの構築に挑み続け、2310年にファティマ・ファティスが誕生した。つまり、ファティマは星団紀におけるインターフェーステクノロジーの結晶と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-150


■ インターフェイスマシーン 【いんたーふぇいすましーん】 

インターフェースマシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-150


■ インターフェース 【いんたーふぇーす】 

「interface」で「仲介するモノ」のことだが、ここではファティマの頭脳にインストールされているMHコントロール用のソフトウェアとして定義しておく。ファティマ・ダイオードはAUGEをコントロールするための特殊なインターフェースを持っているらしい。インターフェースマシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-008


■ インターフェースマシン 【いんたーふぇーすましん】 

インターフェースとは仲介するモノのこと。ファティマはMHと騎士の仲介をするインターフェースマシンとして定義される。具体的には、MHに搭載されている電子頭脳と連動し、騎士の動きを忠実に再現することが彼女たちの役割である。さらに細かく云えば、動きのトレースはMH自身の演算による制御、機体各部の出力補正をリアルタイムでコントロールするのがファティマの担当ということになるらしい(他にも火器の制御などがある)。ただし、CPUとしての性能はファティマの方が格段に上らしいので、MHの演算の肩代わりをファティマがこなすなど、戦闘の状況に応じて弾力的な運用が成されているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-032


■ 隠耐壕 【いんたいごう】 

塹壕(ブンカー)と同じく、エア・バレルのドーザーブレードを用いて作るモノらしい。地面に穴を開け、その土砂をドーム状に積み上げることで上空からの攻撃を防ぐようにした防御壁のことだろうか。もしくは「掩体壕」の間違いかも知れない。航空機を隠して敵の攻撃から守るための格納庫で、通常はコンクリートを主体として薄いカマボコのような形状に作られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ インタシティ 【いんたしてぃ】 

星団暦2310年に誕生した星団初の4ファティマのひとり。四女。完成直後は初代剣聖ナッカンドラ・スバースのパートナー(当時は正式なマスターではなかった)を務めた。その後、剣聖デューク・ビザンチンのパートナーとしてMHエンプレスに乗り込み、ハスハ20年戦争の平定に尽力。その輝かしき戦績により、建国の立役者としてその名がハスハの歴史に刻まれることとなった。しかし、星団初のファティマとして休眠・保管されるよりも、ひとりのファティマとして人生を全うしたいと考えた彼女は、バランシェに呼び戻された際に自身の記憶を初期化。ハルペルと名乗って戦乱の世に埋伏していった。星団暦2997年、ファティマ史上において初めて老衰で死亡し、ファティマにも寿命があることを世に知らしめた。名前の元ネタは、杉本雅広が1983年に東京で開業したコンソール・メーカーIntercity(インタシティ)から。ハルペルINTERCITYの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ジ・インタシティ
初掲載: CH8-047


■ インダストリアル・アイランド 【いんだすとりあるあいらんど】 

スーパープラント工場島の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-006


■ インダストリアル・ファティマ 【いんだすとりあるふぁてぃま】 

ファティマ・ファクトリーで製作されたファティマのこと。いわゆる工場製ファティマ。ファティマ・ファクトリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-212


■ インダストリアル・ブレンド 【いんだすとりあるぶれんど】 

ドラッグの分類のひとつ。天然モノのドラッグに対して、工場で人工的に合成されたドラッグのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-135


■ 院帝 【いんてい】 

クラスター・エンペラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-014


■ インディアン(1) 【いんでぃあん】 

コロンブスの新大陸発見より2万年も昔から北米大陸全土に分布していたネイティブ・アメリカンのこと。単一の部族名ではなく、言語、生活様式、宗教など、様々に異なる500以上の部族が総じてこのように呼ばれた。字義の「インド人」はもともとコロンブスが新大陸をインドと誤解してしまったことに由来しており、このような呼称が彼らにとって全く失礼な云い回しであることは理解しておこう。ネイティブ・アメリカンが受けた多くの屈辱・迫害についてここで細かく述べるものでもないが、日頃から平和を謳っている欧米諸国の白人がこれまで何をやって来たのか、知っておいても損はないはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-017


■ インディアン(2) 【いんでぃあん】 

ザンダシティにおいて取引されているドラッグ。麻黄を粉末にして作るインディアンブラックシュガーというドラッグが元ネタと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ インディオ 【いんでぃお】 

バランシェ・ファティマの人種タイプ(もしくは外見仕様)のひとつ。魔邪が該当する。インディオとはインディアンの中南米での呼び方。もしくは中南米の先住民族を北米大陸の先住民族(アメリカン・インディアン)と区別してインディオと呼ぶ場合がある。ただし、魔邪の場合はそのまんまインド人系列の人種という意味らしい。現在のインド人は、古代からインドに定住していたドラヴィダ人とアーリア人の混血とされている。ドラヴィダ人は肌がやや黒く、背が低く、手足が長いといった特徴があるが、これらの特徴は魔邪にあまり当てはまらない。したがって、彼女はファティマの基本人種タイプであるアーリア系に少しアレンジを加えたものと考えれば良いだろうか。インディアン(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-057


■ インディック・インド・ヨーロピアン 【いんでぃっくいんどよーろぴあん】 

ファティマ・チャンダナの外見識別。そのまま訳せば、インド・ヨーロッパ語族・インド語派ということになる。この設定は後に変更され、チャンダナはオーストロアジア語族のモン・カーマ系列となった。モン・カーマ系列の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ18-023


■ インナースーツ 【いんなーすーつ】 

胸部から腹部、臀部までを覆うインナー(下着)のこと。プラスチック・スーツは全身をぴったり覆う形となっているため、スーツ表面に下着のラインや突起が出ないように、装飾や縫い取り、縫製ラインなどが全くないインナースーツの着用が推奨された。はっきり云って色気ゼロの下着である(ファティマのセミヌードに色気を感じる読者は少ないと思うが)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-193


■ インナータイツ 【いんなーたいつ】 

プラスチック・スーツの内側に着用するタイツ。肌とスーツの内側の張り付きを防ぐためのもので、インナースーツの下か上に着用する。パンスト・タイプでは腰にラインが浮き出てしまうため、胸または首元まで覆うタイプのものが使用された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-193


■ インナ・ペトロワ 【いんなぺとろわ】 

A.K.D.宇宙軍騎行戦闘機V-4のパイロット。全9名のエリート・パイロット(構成員は全て女性)によって構成される騎行部隊のひとり。1番機ブリュンヒルデを担当する。コミック8巻でルンにバスター砲を届けた人物である。階級は大尉。名前の元ネタは、モスクワ出身のバレエ・ダンサーで、ナデジダ・グラチョーワ、ガリーナ・ステパネンコと共に「三人娘」と謳われたInna Petrova(インナ・ペトロワ)。1984年に全ソビエト連邦バレエコンクールで銀メダルを受賞し、85年にボリショイ・バレエ団に入団。88年にプリンシパルに昇格し、「ジゼル」や「白鳥の湖」などを演じている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-062


■ インバイト・ブリッツ 【いんばいとぶりっつ】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.19として登録されている騎士。本名かコードネームか詳細は不明。水白・紹雷・観目の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP3-008


■ インビジブルエロティシズム 【いんびじぶるえろてぃしずむ】 

肌の露出などを徹底的に抑える一方で、ボディラインの一部を強調する、あるいは内側はどうなっているんだろうというモヤモヤを醸し出すことで逆に性的なアピールを行うこと。例えばバリバリに着飾ったウェディング・ドレスを見て、思わず脱がしてみたくなるといった男性諸氏のアレな考え方は、まさにインビジブルエロティシズム的な反応と云えるだろう。天照はクローソーたちのスーツを見た際、それがインビジブルエロティシズムであるとシアン夫人に指摘している。これに対する夫人の回答は「それが貴族ってもんでしょうが」・・・この会話はファティマの服装に関する規制などを知っていないとギャグであることすら判らない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-066


■ インビジブル・ゲートウェーブ波 【いんびじぶるげーとうぇーぶは】 

MHに装備されているカモフラージュ兵装のひとつ。機体が反射している光線を歪ませて周辺に漏れないようにすることで(光の全反射現象の応用だろう)、外部から視認できないようにする機能をもつ。ただし、周辺の景色も微妙に歪んで見えるようになることから、索敵に優れた騎士やファティマであれば容易に認識できるようだ。インビジブル(invisible)は「不可視の」という意味。「ウェーブ」と「波」で語意がカブっているのがポイント。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-121


■ インフェルノ・テンプル 【いんふぇるのてんぷる】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したテンプル・シリーズのひとつ。三ツ星傭兵騎士団に提供されたらしい。詳細は不明。インフェルノ(inferno)とは「猛火」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-064


■ インフェルノ・ナパーム 【いんふぇるのなぱーむ】 

インフェルノ・ナパーム・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-132


■ インフェルノ・ナパーム・システム 【いんふぇるのなぱーむしすてむ】 

レッド・ミラージュの主装備フレーム・ランチャーの正式名称。フレーム・ランチャーという名称はあくまでも通称らしい。フレーム・ランチャーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-132


■ 隠蔽システム 【いんぺいしすてむ】 

自機を何らかの方法で隠蔽し、敵機・敵軍の索敵システムに掛からないようにするシステムの総称。ジョーカー星団であれば、戦艦が備えるコンシール・システム、エア・フォートが備えるホロスコープ(ホログラムの間違い)、一部のMHが備えるコンシール・モードなどが相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-136


■ インベーダーゲーム 【いんべーだーげーむ】 

株式会社タイトーが1978年に発表したアーケードゲーム「スペースインベーダー」のこと。また、同社がその後に発表した後継作や、他社が発表した類似作を含めてインベーダーゲームと呼ぶ。スクロールのない固定画面のシューティングゲームで、画面上部から少しずつ降りてくる敵キャラクター(=インベーダー)を打ち尽くすと面クリアとなる。日本国内で大ヒットし、ゲームセンターが次々に開業すると共に、喫茶店のテーブルの一部がこのゲームのテーブル筐体に入れ替わるなど、社会現象を引き起こしたことで知られる。当時は版権の管理が今より厳しくなく、多くのゲームメーカーがコピーゲームを発表・氾濫し続けたことから、一部は損害賠償に発展することとなった。良くも悪くも日本のゲーム業界の基盤を築き上げたゲームである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-180


■ インペリアル・ガード 【いんぺりあるがーど】 

近衛騎士団のこと。国家元首が「皇帝」の場合に限り、このように呼称される場合がある。近衛騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-052


■ インペリアル・クイーン 【いんぺりあるくいーん】 

「imperial queen」で「皇后」の意。皇后はエンプレス(empress)と訳すのが一般的であるが、劇中ではエンプレス=女皇帝というイメージの方が強いので、あえてインペリアル・クイーンと読んでいるようだ。対外的に天照家の養女(=インペリアル・プリンセス)として扱われるラキシスであるが、実際には天照の(内縁の)妻であるため、皇后(=インペリアル・クイーン)と呼ぶのが正解らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ インペリアル・ゴーズ 【いんぺりあるごーず】 

ゴーズ騎士団が星団暦4000年代に使用するMH。この頃のゴーズ騎士団は名実共にA.K.D.の宮殿騎士団となっており、主力MHであるブラッド・ゴーズよりも配備数が少なく、首都グリースとフロート・テンプルの防衛にあたったという情報があるため、王室近衛軍の専用騎であった可能性が高い。マイトはジョージョ。
別名・異名・正式名など: エンペリアル・ゴード
初掲載: CH4-044


■ インペリアル・コート 【いんぺりあるこーと】 

フロート・テンプルにある庭園。星団暦3960年、黒騎士グラード・シドミアンを討ち取ったカーレル・クリサリスの報告は、この庭園でくつろいでいた天照の元へ届けられた。1巻に初掲載された時は「エンペリアル・コート」であったが、巻末辞書と1998EDITIONではこの名称に改定されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-185


■ インペリアル・テンプル 【いんぺりあるてんぷる】 

ブラッド・テンプルと共にゴーズ騎士団に配備されているMH。おそらくはボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-080


■ インペリアル・プリンセス 【いんぺりあるぷりんせす】 

「imperial princess」で「皇女」の意。皇帝の娘もしくは内親王のこと。ラキシスは天照の命(ミコト)の養女になる形で天照家に籍を入れたため、立場上は皇帝家の娘=インペリアル・プリンセスと呼ばれる。劇中で「姫」と呼ばれているのは、「princess」の訳語であることと、ファティマであるために対外的に「王女」と呼べないことを考慮した苦肉の策であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ インペリューン 【いんぺりゅーん】 

ウィル星団暦6787年に惑星オリンポスに降り立ったラキシスが出会うサイボーグ兵器の名前。「風」のクフィルと「地」のマンティコアの2種が存在する。マンティコアは人類との会話が可能であるが、クフィルは野生化により会話や意思疎通が不可能らしい。オリンポスにおいて数千万年前に生み出された兵器・・・という設定であったが、最新の情報を読む限りでは少し怪しくなってきている。新たにビュランコートと呼ばれる個体も追加されており、彼らがどのような形で本編に絡んでくるのか、全く予想できない状態である。自在に大きさを変化させることが可能で、ラキシスに協力するようになってからは、彼女のポケットに入れられたり、K.O.G.のコクピット内に飾られたりするようになるらしい。うーん・・・カプセル怪獣か。クフィルマンティコアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: インペリュン
初掲載: #01-186


■ インペリュン 【いんぺりゅん】 

インペリューンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-057


■ 淫乱強欲ファティマ 【いんらんごうよくふぁてぃま】 

マロリー・ハイアラキがファティマ・メガエラを評した言葉。その根拠については不明。ふしだらな兄貴(ボード・ビュラード)と終生付き合っていこうとするような物好きなファティマは、兄貴に負けず劣らずの変態に違いない、という思い込みでもあるのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-083


■ 飲料水タンク 【いんりょうすいたんく】 

飲料水を入れておくタンク。MHのコンテナ・スペースや、エア・バレルの後方コンテナには乗員用の飲料水タンクが備え付けられている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ 引力限界点 【いんりょくげんかいてん】 

劇中で、恒星や惑星の引力が及ぶ範囲(引力圏)のうち、最も外側の宙域をこのように呼称している。通常は「引力圏境界」とか「重力圏の境界」と呼ぶようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-051


■ インレイ 【いんれい】 

「inlay」ではめ込み細工のこと。MHの装甲に施される装飾の中には、インレイにより丹念に作られた装飾もあるらしい。インレイの他にモザイクによる装飾もあるようだ。モザイクの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-167


DICTIONARY TOP