† コ †
Japanese_KO
 

 
■ ゴア 【ごあ】 

特撮テレビ番組「マグマ大使(1966)」に登場する宇宙の帝王。鋼鉄製の肉ダルマといった感じの体型にアフロ頭と赤マントがつく奇妙な出で立ちであるが、何となく憎めない顔をしている。さらに円盤がコウモリのような形状をしており、これが今見るとバットウィング(バットマンの戦闘機)のような感じで結構カッコよく見えたりする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-053


■ コア外郭部内壁 【こあがいかくぶないへき】 

イレーザー・エンジン本体を構成している内壁部。この内側にイレーザー・コアが存在する。内壁部の内側にはリターン・エネルギーをコアに戻す針状の伝導ラインが伸びている。初期設定では、この伝導ラインが光子をコアに供給する役割を持っており、光子が内部のイレーザー・コアで反応・爆発することでイレーザー・エネルギーが生み出されることになっていた。内壁部の外側はエネルギー放出外壁で覆われており、外壁内部を通る360個のドレイン・ホールを介してエネルギーの集約・放出が行われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ 高圧ジェリー 【こうあつじぇりー】 

MHのジェネレーター・ファンクションを保護しているジェリー状物質。高温・高圧に耐えられる特殊ジェリーで、内部の機械を保護すると共に、外部に高温が漏れ出るのを防ぐ機能をもつ。ジェリーに包まれたジェネレーターは内臓のように見えるらしい。また、ジェネレーター以外にファティマ・シェルの周辺もこのジェリーで覆われているようだ。
別名・異名・正式名など: 耐圧ジェリー
初掲載: DE2-175


■ 高圧タービン 【こうあつたーびん】 

高い圧力が掛かった状態の流体を受けて回転するタービンを高圧タービンと呼ぶ。ファンクション・タービンは高圧の状態のエネルギー(=イレーザー・エネルギー)を受けて回転する高圧タービンである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ 高圧プラズマ 【こうあつぷらずま】 

うーん・・・高い圧力を掛けた状態のプラズマのことだろうか。そもそもプラズマ自体が高温・高圧な状態の物質を指しているため(低温プラズマは異なる)、こういった物質が実際に存在するか否かは不明。イレーザー・エンジンから発生したイレーザー・エネルギーは、ファンクション・タービンを通して高圧プラズマのような状態となり、機体各部のパワーシリンダーや各関節のエネルギーサーボに送られるらしい。ただし、資料によって高圧プラズマと書かれていたり、イレーザーパワーと書かれていたりして、設定上もいろいろと混乱が見られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ 抗アレルギー・ペースト 【こうあれるぎーぺーすと】 

ファティマが使用する薬の一種。その名のとおり、アレルギーを抑える塗り薬である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-092


■ 公安騎士 【こうあんきし】 

警察騎士とほぼ同義。騎士警察とは異なるので注意。警察騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-027


■ 公安騎士団 【こうあんきしだん】 

警察権を行使できる保安騎士団のこと。警察騎士団と同義。警察騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-151


■ 高位界 【こういかい】 

FSSにおける死後の世界のような次元で、生前において強力なダイバー・パワーを発揮できた者が没後に渡っているようだ。劇中では天照の命(ミコト)やメル・クール・リトラが高位界に渡っており、その後は高位体となって通常次元に出現している。またバランシェも高位界に移動している可能性があるが(7巻p168)、これは永野センセーがお遊びで入れただけかも。ついでに、天照大神やファーンドームの星王といった全能神が存在している次元は高位界よりもさらに上位にあるらしく、本サイトでは便宜的に「神界」と称して整理している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-002


■ 高位体 【こういたい】 

FSSにおける霊魂の具現化もしくは神格化。高位界に渡ることで高位体となる、もしくは高位体となることで高位界に渡れるようになるらしい。劇中では天照の命(ミコト)やメル・クール・リトラが高位体と化して登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-003


■ 恒衛星 【こうえいせい】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第8惑星のシミターがこのように呼ばれる。太陽(=恒星)と同じように自ら発光し、さらに惑星と比べてかなり小さいことから、このような呼び名がついたのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-004


■ 紅海 【こうかい】 

ボォスにある海。詳細な位置は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-062


■ 航海軌道 【こうかいきどう】 

ジョーカー太陽星団における各恒星間・惑星間の移動には、設定された航路(ルート)を用いることが基本となっているらしく、この航路を指して航海軌道と呼んでいるようだ。劇中の描写を見る限り、航路は軍用・民間用に分けて設定されており、民間用はさらに貨物や旅客などに分けられているようだ(ブーレイ傭兵騎士団の母船の登場シーンなど)。もっとも、各国の軍籍船が軍事行動で動く場合は、こういった航路などは無視してそれぞれ勝手に動き回っていることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-080


■ 公開周波数 【こうかいしゅうはすう】 

民間用に開放されている周波数帯のこと。民間用コード。電波は周波数帯ごとに用途が決められており、軍事目的に使用される周波数と一般に公開されている周波数は互いに重複しないように設定されている。開放されている周波数帯で情報交換を行えば、それを傍受した一般人(とくにマスコミ)によってさらに多くの民間に情報が流出することになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-065


■ 公開ショット 【こうかいしょっと】 

一般への公開を目的とし、公的機関もしくはその機関から許可を得た企業などが撮影した写真や映像のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-037


■ 公開通信 【こうかいつうしん】 

民間に公開されている周波数帯(=公開周波数)でやりとりされる通信のこと。マスコミや一般人に傍受される可能性が非常に高い通信と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-070


■ 光化エネルギー 【こうかえねるぎー】 

光子エネルギーの間違いと思われる。光子エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-186


■ 光学照準 【こうがくしょうじゅん】 

肉眼(目視)で照準を合わせる肉眼照準に対して、照準ビームやスキャナーを通して照準合わせを行うことを光学照準と呼ぶ。妨害フィールドやオーロラビームなどの電磁的な妨害によって誤差が生じるため、適宜、肉眼照準に切り換えながら照準を行うのが一般的。電子照準とほぼ同義。肉眼照準電子照準の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-175


■ 光学スパイク 【こうがくすぱいく】 

ビームなどの光学兵器で形成されたガードスパイクのこと。ガードスパイクの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-054


■ 工学物理重合博士 【こうがくぶつりじゅうごうはかせ】 

リィ・エックスがもつ博士号。MHの開発に携わる者にとっては必須の博士号らしい。ミラージュ騎士団の兵器開発長官であるリィは、この博士号を含む幾つかの博士号を取得しているらしく、シグナル・ボーダーも3本線となっている。初期設定では「超重工業」もしくは「超重工学」と呼ばれていた分野である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-196


■ 広角放射 【こうかくほうしゃ】 

広い角度に対して同時に熱線や光を放射すること。ジュノーンをはじめとするトリオ・テンプル騎士団のMHが装備するパイドル・スピアは、広角放射が可能なビーム兵器と云われる。劇中でこれを使用した描写がないため、MH戦においてどれだけの効果をもつのか不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-045


■ 広角レーザー照射タイプ 【こうかくれーざーしょうしゃたいぷ】 

ミラージュ・シリーズの鎖骨の位置に装備されているレーザー・リフレクターのうち、広角レーザーを放射するタイプがこのように呼ばれる。エネルギー・バイパスを介してフレイム・ユニットと接続されており、背部からレーザーに使用するエネルギーを供給しているらしい。通常の反射タイプとの選択式になっており、作戦に応じて使い分けていたようだ。レーザー・リフレクターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-168


■ 業火に焼かれる民 【ごうかにやかれるたみ】 

レッド・ミラージュの脚部に掘り込まれている彫刻のタイトル。文字どおり、フレーム・ランチャーの業火によって焼かれる民が描かれている。遠目に見て黒いラインに見える部分がこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-130


■ 高河ゆん 【こうがゆん】 

永野センセーの知人・ゲーム仲間。東京都在住の漫画家。同人作家としても有名。発表している多くの作品がいわゆるBL系に分類される。代表作は「アーシアン(1988)」、「源氏(1988)」、「子供たちは夜の住人(1995)」、「LOVELESS(2002)」、「超獣伝説ゲシュタルト(2005)」など。テレビアニメ「機動戦士ガンダム00(2007)」や「UN-GO(2011)」ではキャラクター原案として参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ 高官 【こうかん】 

階級の高い官職のこと。主に将官や佐官が該当する。将官佐官の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-171


■ 後期型ジュノーン 【こうきがたじゅのーん】 

ジュノーン[後期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-151


■ 高機動MH 【こうきどうMH】 

機動性の高いMHのこと。主にエア・ヘッドを指す。エア・ヘッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-062


■ 後宮 【こうきゅう】 

皇后や妃などが生活する宮殿のこと。天子が生活する殿舎の後方(奥向き)に置かれるため、このように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-253


■ 高級騎士 【こうきゅうきし】 

高級軍人であり、且つ、騎士の資格を持つ者のことだろうか。騎士団に所属する騎士は基本的に師団以下のグループの指揮権をもつ(=将官クラスに相当)との設定もあるため、全ての騎士が高級軍人と云って差し支えないと思われるが・・・。いわゆる将軍クラスの騎士と考えればいいだろうか。メイユ・スカは高級騎士であるとのこと。彼の場合は、腕前が高級なのか、趣味が高級なのかで悩むところ。もしくは「高給騎士」ではないかと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-007


■ 公共安全 【こうきょうあんぜん】 

スパチュラー国の公安がその制服に掲げていた文字。公共つまり社会一般の人々の安全を守るのが彼らの役目ということ。で、彼らが劇中でやっているのは、二級市民と呼ばれる一般人を射殺することだったりする。彼らがデカデカとこの文字をつけていること自体がブラック・ジョークなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-054


■ 工業科 【こうぎょうか】 

ジョーカー星団の高等学校もしくは大学などの高等教育機関に設置されている学科のひとつ。ガス-ガル連邦国立パライア高校にもこの学科が設置されている。工業に関する専門教育を施す学科で、生徒は製造や建設など二次産業についての知識や技術をここで習得するものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-044


■ 工業都市 【こうぎょうとし】 

製造業や建設業などの工業を主体として運営されている都市のこと。ウモス国家社会主義共和国の主都グリエンダは工業都市と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-013


■ 紅玉 【こうぎょく】 

ルビーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-020


■ 紅玉騎 【こうぎょくき】 

MHローテキャバリーの別名。ローテキャバリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-199


■ 抗菌皮膚 【こうきんひふ】 

抗菌作用をもつ皮膚。AD世紀に栄華を誇っていた重産業国スパチュラーでは、「善良な普通の市民」の間でこういった皮膚に張り替えることが流行っていたようだ。現在の地球の技術力からみると、抗菌剤による肌荒れとか、皮膚に必要な常在菌に対する影響とか、いろいろと心配になってくる皮膚である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-055


■ 航空 【こうくう】 

宇宙軍の兵科のひとつ。戦闘機などのパイロットを担当。士官以上。ジョーカー星団における兵科色はダークイエロー(黄土色)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ 皇宮 【こうぐう】 

王宮と同義。皇帝や王が住まう宮殿のこと。日本の皇宮は、御所や宮殿を含む江戸城跡一帯ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-181


■ 公家 【こうけ】 

歴代当主が公爵位をもち、公爵領を管轄している家系のこと。公爵家。FSSの設定上、当主が国王を兼ねている場合(一国を預かっている場合)は、公家とは別に大公家と呼んで区別しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ 口径 【こうけい】 

火砲の内径のこと。通常は固定されたものであるが、ジョーカー星団の火砲(レーザーやビームなど)の一部は口径の可変機構を備えており、水鉄砲の原理と同じく、口径を絞り込むことで威力(射程距離と貫通力)が増すようになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-175


■ 工芸科 【こうげいか】 

ジョーカー星団の高等学校もしくは大学などの高等教育機関に設置されている学科のひとつ。コーラス王朝のウィンド高等学校にもこの学科が設置されている。工芸に関する専門教育を施す学科で、生徒は物品のデザイン、工作、製造、装飾に関する知識・技術などをここで習得するものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-038


■ 後継騎 【こうけいき】 

老朽化が進んで退役するMHに替わって、新たに製造・配備されるMHのこと。とくに、前者のMHを基本として内部機構の一部もしくは全部を見直したり、装甲形状を変更したりして新たに設計されたMHを指す。完全に新規の設計であっても、旧型の意匠や製作のノウハウを引き継いでいる場合に後継騎という場合もある。ただし、MHに関しては後継騎や新型騎であったとしても性能が大幅に向上するということは無く、老朽化が進んだ機体であっても稼動に問題なければそのまま継続して使用することが基本となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-153


■ 攻撃 【こうげき】 

軍用機に関して云うならば、対艦・対地攻撃のこと。永野センセーの解説では爆撃や対艦攻撃(雷撃)と分けているので、おそらくは機銃および空対地ミサイルによって敵戦車や砲台を駆逐する対地攻撃を指しているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-138


■ 攻撃型 【こうげきがた】 

予備ジェネレーターの追加や装甲厚の増大など、防御に主体を置いて作られた防御型のベイルに対して、攻撃を重視して様々なギミックを追加したベイルを攻撃型と呼ぶ。クワガタの顎のようなギミックを搭載したレッド・ミラージュのベイルなどは攻撃型の極端な例といえるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-153


■ 攻撃予測 【こうげきよそく】 

MHの演算戦において、ファティマが敵機の攻撃法について予測すること。演算戦に特化したファティマであれば、この能力によって極めて優位に戦闘を進めることが可能になる。ファティマ・スパリチューダはこの分野において突出した能力をもつ。演算戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-200


■ 光剣 【こうけん】 

メトロテカ・クロム鋼から打たれた実剣に対して、レーザーブラスト発生式の剣型光学兵器を光剣と呼ぶ。いわゆるスパッドのこと。スパッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-189


■ 光皇 【こうこう】 

天照の帝を指す呼び名。デルタ・ベルン東方10国はもちろんのこと、星団全域でその叡智と美貌を賛美される天照は、後光が射していると見紛うほどの神々しい立姿から「光の神」や「光の王」に例えられる。ホントに光の神であることは、ごく一部にしか知られていないはずなんだけどね・・・。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-047


■ 公侯 【こうこう】 

リョクレイ・ロンがバーグル・デ・ライツァーを指して「公侯」と云っているシーンがある。「公侯」とは諸侯大名のこと。なので「公爵」とするのが正解。公爵バーグル・デ・ライツァーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-136


■ 高校 【こうこう】 

後期中等教育や専門教育を施す施設・機関。日本では義務教育を修了した児童が対象で、修業期間は基本的に満15歳以上の3年間である。ジョーカー星団では修業期間が8年間となっており、年齢の制限は無く、個人の都合に合わせていつでも入学可能。約3年間の自由習得期間があり、専門学校などで見聞を広げることも可能となっている。また、飛び級によって大学に進むことも可能である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-018


■ 光皇警護師団 【こうこうけいごしだん】 

ガード・パトラクシェとも呼ばれるA.K.D.親衛軍直属の独立師団。A.K.D.3軍の中でもエリート集団に当たり、軍団並みの戦力をもつ。A.K.D.軍の他のグループとは異なり、国家および国民に加えて天照に忠誠を誓わなければならず、また厳しい訓練や軍規を課せられることになる。その反面、この師団に在籍することでフロート・テンプルやグリース国内の研究機関に推薦されるようになることから、地方出身者でさらに上を目指そうとする者たちが、その通過点として入団を志願しているようだ。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦では、緊急時の出撃ということもあって、この師団の一部がルンによって持ち出された。
別名・異名・正式名など: ガード・パトラクシェ
初掲載: #07-095


■ 光皇幻像師団 【こうこうげんぞうしだん】 

F.E.M.C.光皇幻像師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-005


■ 皇后側近騎士 【こうごうそっきんきし】 

皇后の側近を務める騎士。皇后の警護と身の回りの世話を主務とする。おそらく女性限定。コミック12巻p185で慧茄の脇に立っているのが皇后側近騎士である。他のノイエ騎士とは制服が異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-020


■ 公国 【こうこく】 

公爵位をもつ人物が治める国家のこと。公爵位は帰属する王家から受領する爵位であるため、国王もしくは皇帝が治める国家(=王国や帝国)に帰属する形で成立している場合が多い。劇中ではパナフランシス公国ほか多くの公国が登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-178


■ 公国円卓議会 【こうこくえんたくぎかい】 

ジャスタカーク公国の円卓議会。円卓議会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-082


■ 虹彩 【こうさい】 

眼球の水晶体の前面にある黒目の部分。瞳孔をかこむドーナツ状の膜で、放射状に並ぶ瞳孔開大筋と輪状に並ぶ瞳孔括約筋が瞳孔の開閉や明暗調節を行なう。いわゆる茶眼や青眼などはこの部分の色素によって決定される。ファティマの虹彩は蛍光色に反射するため、一見して人間とは異なることが判別できると云う。永野センセーによるファティマの目の解説で、「瞳が反射し光るというのは暗闇でも物が見える能力を持っているという事」と書いてあるが、ネコなどの夜行性生物の目が光るのは網膜の裏にタペタム(輝板)と呼ばれる光の反射板があるため。虹彩自体が光を反射する訳ではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ 香菜のいっぱい入ったエビ入りフォー 【こうさいのいっぱいはいったえびいりふぉー】 

アルル・フォルティシモが高校在学中に好きだった食べ物。香菜は地中海東部原産のセリ科の一年草。コリアンダーとも呼ばれ、生食、香辛料として使用される。フォーは米粉を用いて作った平打ちの麺。もしくはその麺を用いた料理を指す。ベトナム料理のひとつである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-013


■ 工作 【こうさく】 

宇宙軍の兵科のひとつ。船体の修理・整備全般を担当する。ジョーカー星団における兵科色はダークブルー(群青色)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ 光子 【こうし】 

素粒子のひとつ。フォトンとも呼ばれる。量子論において光を粒子と考える場合の名称。原子核を構成する電子とは別の空間において独立運動するモノ・・・らしいけど、詳細は物理学の先生に聞いてください。イレーザー・エンジンは光を光子の段階まで分解してエネルギーにするらしい。2003年12月にハーバード大学の物理学者チームが光子の動きを完全に停止させることに成功しており、地球でも光エネルギー蓄積体の開発の第一歩は踏み出されている。また永井豪の「マジンガーZ(1972)」も光子力エネルギーが原動力であった。両者の構造は意外と近いのかも知れない(とくに眼から光線を出し、ハリケーンを起こすヤクト・ミラージュなんかは)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 光子エネルギー 【こうしえねるぎー】 

光子(フォトン)の活用によって発生するエネルギーのこと。イレーザー・エンジンは光を光子の段階まで分解してエネルギーにするらしい。光子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-186


■ 光子結晶 【こうしけっしょう】 

AD世紀の時代に炎の女皇帝が作り上げたナゾの結晶体。ヒトひとりの精神を完全なプログラムに置き換えて記憶するメモリー体らしい。見た目は透明なクリスタル状の物体であり、文字通り光子(フォトン)を集めて結晶化したモノのようにも見える。超(バスター)討伐に向かった炎の女皇帝と超帝國騎士は、この結晶体に精神を移すことで不老不死の存在となっていた。一応、地球にも同名の物質があり、ナノテクノロジーの応用によって作られる特定の光の波長を遮断する光学結晶がこのように呼ばれている。屈折率の異なる2種類の物質が光の半波長程度の周期で交互に並んでいる物質であり、その性質を活かして次世代の半導体としての利用が模索されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-082


■ 光子信号情報言語 【こうししんごうじょうほうげんご】 

MHとファティマの頭脳の間でやり取りされる指示・情報は、光子信号情報言語と呼ばれるプログラミング言語の形をとっている。MHが音速から亜光速というとんでもない速度で動く機械であることを考えると、現在の地球で使用されているモノと比較して、非常に高度で複雑なプログラミング言語であることが予想される。・・・うーん、でもファティマに特有のアーキテクチャに依存しているはずなので、そういった意味では低級言語ということになるのか。アセンブラとかコンパイラとかよく判らんです。スミマセン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-158


■ 光子生殖基 【こうしせいしょくき】 

炎の女皇帝が作り上げた究極のクローン再生アイテム。受精卵の状態の遺伝情報を記憶すると、その対象が死亡すると同時にすぐさま新たなクローン体(赤子)を生み出す機能をもつ。しかも対象が生前に記憶した知識、経験、体験、感情の全てをリアルタイムで記録しており、新たなクローン体に継承してくれるというオマケ付き。クローン再生によるオリジナル情報の劣化は皆無であり、クローンと云っても完全なオリジナル体を無限に生み出すアイテムと云える。炎の女皇帝や超帝國騎士が使用している光子結晶とは性質が異なるが、使用した後の外観(10巻p219)が似ていることもあり、両者のテクノロジーの根幹はほぼ同じようなモノではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-082


■ 光子変換外燃機関エンジン 【こうしへんかんがいねんきかんえんじん】 

光子を変換してエネルギーを発生する外燃機関のこと。イレーザー・エンジンが該当する。イレーザー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-070


■ 光子変換システム 【こうしへんかんしすてむ】 

MHの装甲表面で吸収した太陽光線を、光子、光粒子のレベルまで分解・融合するシステムのこと。ここで生成された光子、光粒子がイレーザー・システムに供給される。具体的にどのような機構になっているのかは全くもって不明。永野センセー自身もMHの動力源については「ワケのわからない人類の想像を超える不思議な力」としているので、そういったモノとして認識するしかない。FSSは「SFではなくお伽話」という言葉に全て凝縮されてますね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ 侯爵 【こうしゃく】 

五爵位の第二位。マーキス(Marquess)とも呼ばれる。主に小州レベルの土地の領主となっている人物に与えられる称号。王家の直轄地などとは別に独立した自治区を管理することができる。劇中ではダグエラン・ルスなどがこの爵位をもつ。爵位とはもともとは中国の周代に始まった呼称で、後にヨーロッパの貴族階級に導入された(または既存の階級に当てた)ものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-043


■ 公爵 【こうしゃく】 

五爵位の第一位。主に王家または皇家の血族で、小国、大州、属国・属州といった王家の直轄地など、一定の土地の領主となっている人物に与えられる称号。デューク(Duke)やプリンス(Prince)とも呼ばれ、公国ではなく王国を領地としている場合もある。劇中ではコーダンテ家やアトワイト・エックス家の当主がこの爵位をもつ。爵位とはもともとは中国の周代に始まった呼称で、後にヨーロッパの貴族階級に導入された(または既存の階級に当てた)ものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-044


■ 公女 【こうじょ】 

貴族の家の娘のこと。とくに公爵家の娘のこと。リィ・エックスやパナール・エックスはアトワイト・エックス家の公女とされる。・・・んが、彼女らはそれぞれエックス家の当主になっているので、公女ではなく公爵と呼ぶのが正解ではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-007


■ 工場衛星 【こうじょうえいせい】 

工場惑星の衛星版。有用な地下資源を持ち、地表全体に採掘・精製を目的とした工場が配置されている衛星のこと。工場惑星の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-096


■ 工場型ファティマ 【こうじょうがたふぁてぃま】 

ファティマ・ファクトリーで量産されたファティマのこと。インダストリアル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-197


■ 工場星 【こうじょうせい】 

工場惑星もしくは工場衛星のこと。工場惑星工場衛星の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-099


■ 工場製ファティマ 【こうじょうせいふぁてぃま】 

ファティマ・ファクトリーで量産されたファティマのこと。インダストリアル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-002


■ 工場惑星 【こうじょうわくせい】 

有用な地下資源を豊富に持ち、惑星全体に採掘・精製を目的とした工場が配置されている惑星のこと。惑星全体が採掘坑として利用される。ウエスタ太陽系のカーマントー、ノウズ太陽系のペスタコがこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-109


■ 虹刃剣 【こうじんけん】 

クラッシャー・ブレード(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ 恒星間飛行 【こうせいかんひこう】 

文字どおり恒星間を行き来する飛行のこと。通常は亜光速から光速、または光速以上の速度による航法(=超光速航法)を指す。AD世紀の時代はジョーカー星団全域の開拓があり、その後のクラウン銀河の進出において恒星間飛行が頻繁に行われた過去があるが、現在の用途は星団内の渡航に限られており、外宇宙の探索はほとんど行われていないらしい。恒星間飛行は多くのSF作品に登場する移動方法であり、時空間転移であるワープ航法の他、レーザー推進航法、恒星間ラムジェット、反物質ロケットなど、それを可能としている架空の技術・理論には枚挙に暇がない。相対性理論では、物質に質量がある以上、光速で移動することは不可能とされており、光速以上の速度で移動する場合は質量を完全に無くす技術が必要となってくるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-196


■ 恒星軌道推論 【こうせいきどうろん】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。おそらく、天球上の恒星の位置を解析することで銀河における恒星の移動経路を理解し、恒星の軌道を推論していく学問と考えられる。ミースは恒星の軌道について理解することで、スタント遊星の軌道を解析しようとしていたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-014


■ 合成血液 【ごうせいけつえき】 

人工的に合成された血液のこと。ジョーカー星団の医療機関などで多用される。ユーコン財団はこの血液の製造・販売を担う最大手企業として知られる。ちなみに、現在の地球でもO型の赤血球をAB型の血漿に浮遊させた製剤を合成血液と呼んでいるらしい。ABO式血液型の抗原および抗体が含まれないため、ABO式血液型不適合による新生児溶血性疾患の交換輸血に用いられるとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-172


■ 恒星国家 【こうせいこっか】 

構成国家の間違い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-069


■ 合成食 【ごうせいしょく】 

おそらく「合成食品」の略語だろう。天然の食材を一切使用していない合成食品を指しているのではないだろうか。パウチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-130


■ 合成繊維 【ごうせいせんい】 

石油などを原料に鎖状高分子化合物を合成し、それを元に作られる化学繊維のこと。ナイロン、ポリエステル、アクリルなどが含まれる。ジョーカー星団において「合成繊維」と呼ばれるモノは、原子を人工的に結合していくことで得られる完全な人工物を指している。つまり、石油から作られるナイロンなどは合成繊維に含まれない。一般の住民が身に着けている衣服はほとんど全てこの合成繊維から作られたもので、ファティマの肌はこれに対してまったく抵抗力を持っていない。ファティマの肌に合う繊維は、絹やナイロンなどの有機生命原料から作られた繊維に限られたため、ジョーカー星団ではファティマ生誕を機に文化遺産級であったこれらの繊維の製法が再び注目されることとなった。故に、ジョーカー星団では絹やナイロンが非常に高価な繊維となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-040


■ 合成麻薬 【ごうせいまやく】 

アヘンやマリファナといった植物体もしくはその抽出物から作られる麻薬では無く、化学的な合成によって作られる麻薬のこと。LSDやMDMAなどが含まれる。FSSにおいては、ダイバーの精神感応力を用いて作られるダイビング・アシッドを指す。そもそもジョーカー星団で生活している人間は、地球に存在しているような麻薬・合成麻薬がほとんど効かない体質を獲得しているらしい。ダイビング・アシッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-182


■ 功績章 【こうせきしょう】 

記章の一種。特定の分野において功績のある人物を顕彰または表彰して、国家や地方公共団体から授けられる。よく知られるのは、警察官や消防団員に与えられる功績章である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-143


■ 交戦権 【こうせんけん】 

騎士が生身もしくはMHに搭乗した状態で敵対・対立相手と交戦状態に入る権利。もしくはその際に発生する「他者の手出しを禁ずる」権利を指す。交戦権の明確化は騎士の名誉にも関ってくるらしく、星団法第十二章補則特別法第三条特殊人権「騎士法」において、事細かな取り決めが定められている。多対一の戦闘になだれ込みそうな場合でも、交戦記録を明確に残す目的で、一対一の勝負に仕切り直すことがあるようだ。もっとも、騎士同士が入り乱れる大規模戦闘では、こういった道徳的な縛りは無視されることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-124


■ 構造パーツ 【こうぞうぱーつ】 

MHなどの機体を構成している各パーツのこと。単に「パーツ」と云い換えてしまっても問題ないだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-177


■ 豪族 【ごうぞく】 

特定の土地を引き継ぎながら代々治めている一族のこと。メヨーヨ朝廷に所属する騎士の多くは豪族の出身とされる。また、ミューズ・バン・レイバックの一族はスゴートルズ地方の豪族という設定があったが、これはボツ設定になったようだ。スゴートルズ地方の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-016


■ 光速移動 【こうそくいどう】 

光速または光速以上の速度をもって移動すること。劇中に登場するほとんど全ての宇宙船は光速移動によって恒星間を行き来する。また、MHの瞬間移動(テレポーテーション)を「光速移動」と訳している場合があるが、全く原理が異なるらしいので無視した方がいいかも知れない。テレポーテーションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-079


■ 高速移動形態 【こうそくいどうけいたい】 

MHヴォルケシェッツェが飛行・高速移動の際にとる装甲状態・姿勢を人型戦闘形態と呼ぶ。頭部が延長し、四肢が折りたたまれた状態を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP3-013


■ 光速おっぱいもみもみ 【こうそくおっぱいもみもみ】 

剣聖カイエンの究極技ブレスト・ノックダウンの別名。ブレスト・ノックダウンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ 高速駆逐艦 【こうそくくちくかん】 

速力に優れる高性能の駆逐艦のこと。駆逐艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-260


■ 高速攻撃ディグ 【こうそくこうげきでぃぐ】 

高速移動と攻撃を専門とする軍用ディグのこと。おそらく空中騎兵が使用するディグであろう。空中騎兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-053


■ 高速巡洋艇 【こうそくじゅんようてい】 

巡洋艦の中でもとくに小型で速度・航続力に優れる艦艇のこと。軽巡洋艇もしくは軽巡洋艦とも呼ばれる。軽巡洋艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-041


■ 高速チューブ 【こうそくちゅーぶ】 

フロート・テンプルの地下を走るメトロトレインの通り道。メイン・フレームに網の目のように組み込まれており、島内各部の目的地に直行できる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-079


■ 光速ドライブ 【こうそくどらいぶ】 

ジョーカー星団の宇宙船が備えている光速移動システム。またはそれによる移動のこと。後者は単に光速移動とも呼ばれる。イレーザー・ベントセイルからイレーザー・エネルギー(もしくはイレーザー・フレア)を噴き出して光速以上の速度に加速するもので、最大速度はベル・クレールであれば光速の7.5倍、ブースト時は30.5倍以上に達する。また、劇中ではヤクト・ミラージュが光速の3×365倍で移動しているシーンがあり、それを追ってホエールも移動していることから、高速巡洋艦の移動速度はかなり速いと考えられる。光速移動の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-075


■ 光速ドライブバリア発生口 【こうそくどらいぶばりあはっせいこう】 

宇宙船・戦艦が船体前部に装備しているバリア発生口。光速ドライブを行う際に船体を保護するバリアを発生させるらしい。このバリアは障害物排除フィールドとは別モノらしいので、おそらくヤクト・ミラージュが劇中で使用した対光・原粒子バリアではないだろうか。対光・原粒子バリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-141


■ 光速飛行 【こうそくひこう】 

光速ドライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-141


■ 光速離脱 【こうそくりだつ】 

MHが地上から衛星軌道上へ離脱する場合に行う瞬間移動(テレポーテーション)のこと。劇中では、宇宙船のエネルギーを用いて衛星軌道上から直接地上に降下したサイレンの部隊が描かれたが、逆に移動する場合はMH単騎でそのエネルギーを賄わなければならず、移動後の危険度は高い。おそらく、宇宙に飛び出た段階で稼動を休止し、母船による回収を待つ体制が採られるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-157


■ 皇祖母 【こうそぼ】 

皇帝の祖母のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-185


■ 皇大帝 【こうたいてい】 

異世界タイカに出現したカレンは、祖母に当たる天照の命(ミコト)について「皇大帝」と称していた。皇帝に対して用いる尊称かも知れないが、この場合の「皇大帝」は道教の最高神である玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)と同じく、神としての名前、おそらくは神号に近い意味合いをもつのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-064


■ 光弾軌道 【こうだんきどう】 

発射されたエネルギー弾が描く弾道のこと。ジョーカー星団におけるエネルギー弾の一部は有質量弾であるため、重力などの影響を受けて放物線を描きながら飛んでいく。一方、レーザーなどの光学兵器は重力の影響を受けないため、放物線を描かずに直進する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-139


■ 公宙 【こうちゅう】 

ジョーカー星団において、いずれの国家、宇宙都市・ステーション、団体・組織・機関の管轄下に置かれず、自由平等に航行が可能な宇宙空間のこと。イメージとしては公海に近い。広義には星団内で設定されている惑星間航路を除いた全ての宇宙空間を指していると考えられるが、狭義には各惑星の衛星軌道周辺の空間を指しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-028


■ 交通バイパス 【こうつうばいぱす】 

そのまんま訳せば「交通迂回路」となるが、ヒトや物資を運ぶ輸送車輌もしくは設備を指す。フロート・テンプルを支えるメイン・フレームの中には、高速移動サービス(メトロトレイン)が走っており、これも同様に交通バイパスと呼ばれる。FRTの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-038


■ 上月ルナ 【こうづきるな】 

永野センセーが美しいと思うモノ。1973年にフジテレビ系列で放映されたTVアニメ「新造人間キャシャーン」に登場するヒロイン。主人公東鉄也(あずまてつや=キャシャーン)の幼馴染で恋人。電子工学の世界的権威である上月博士の一人娘でもある。金髪。ミニ丈のピンクのワンピースに赤いヘルメットと赤いブーツを纏う。耳の横から垂れる髪でツインテールのようなシルエットになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-022


■ 皇帝 【こうてい】 

ノルガン・ジークボゥが所有するMHの異名。正式名は不明。騎体色は蒼。ファティマ・エストをパートナーとした時期に搭乗するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-014


■ 皇帝騎 【こうていき】 

皇帝が駆るMHのこと。いわゆる皇帝専用騎。フィルモア帝国のMHネプチューンとプロミネンスは皇帝騎であり、皇帝本人もしくは皇帝代理騎士が乗り込む。天照のK.O.G.、コーラスのジュノーンも皇帝騎であるが、劇中でこれらが皇帝騎と呼ばれることは無い。おそらく、戦場に出る回数が極端に少ないために、皇帝専用騎として広く一般に知れ渡っていないということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-035


■ 皇帝旗艦 【こうていきかん】 

皇帝が搭乗している軍艦のこと。旗艦とはもともと作戦司令長官または作戦司令官が搭乗している軍艦を指す。ジョーカー星団では国家のトップが戦場に赴く場合も多く、その場合に使用される戦艦・母艦が皇帝旗艦と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-106


■ 皇帝騎士 【こうていきし】 

皇帝直属の騎士のこと。フィルモア帝国のアルカナ・ナイトや、アトール聖導王朝のネードル・シバレースが該当する。アルカナ・ナイトネードル・シバレースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-094


■ 皇帝騎士団 【こうていきしだん】 

皇帝直下もしくは皇帝の警護に当たる騎士団のこと。騎士団の体制によって王室騎士団、近衛騎士団、宮殿騎士団などと呼ばれる場合や、これらの騎士団とは別に編成されている場合もある。A.K.D.のゴーズ騎士団は時代の移り変わりと共に役割が変動しており、発足時にはグリース王家の宮殿騎士団(王室近衛騎士団を兼ねる)、2900年代には皇帝騎士団(6巻p107では彼らと別に宮殿騎士団が並列して呼ばれている)、またミラージュ騎士団全盛期にはグリース王国の国家騎士団としての意味合いが強くなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-009


■ 皇帝行政権 【こうていぎょうせいけん】 

皇帝がもつ行政権のこと。絶対専制君主制においては、国家元首(=皇帝)が国内で行使し得る最高位の行政権を有している。この一部を預けるということは、預けた人物・組織に行政の最終決定権を与えることに等しい。ダイ・グ・フィルモア5世から皇帝行政権の一部を預けられたミヤザ・ヘクゼイが何を仕出かそうとしているのか、現時点では不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-176


■ 皇帝群家 【こうていぐんけ】 

AD皇帝群家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-206


■ 皇帝警護MH 【こうていけいごMH】 

皇帝騎の警護に当たるMHのこと。通常は2騎以上で皇帝騎の両翼に付く。フィルモア帝国のアルカナ・カイレンなどが有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-057


■ 皇帝警護騎士 【こうていけいごきし】 

エンペラー・ガードとも。その名のとおり、皇帝の警護に当たる近衛騎士のこと。近衛騎士団の中でもエリート中のエリートに当たり、常に皇帝の傍ら(戦場に出る場合は両翼)につくことが許される。フィルモア帝国のアルカナ・ナイト、AP騎士団の皇帝支隊などが有名。
別名・異名・正式名など: エンペラー・ガード
初掲載: PS-052


■ 皇帝警護騎士団 【こうていけいごきしだん】 

皇帝の警護に当たる騎士団のこと。皇帝警護騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-009


■ 皇帝警護師団 【こうていけいごしだん】 

地上軍や宇宙軍といった軍集団とは別に編成され、皇帝の直下に置かれる独立師団のこと。A.K.D.の場合は光皇警護師団と呼ばれ、やはり天照の直下に置かれている。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に派遣された部隊は、この皇帝警護師団を中心として寄せ集められた臨時の部隊であったとされる。光皇警護師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-052


■ 皇帝近衛騎士団 【こうていこのえきしだん】 

皇帝の警護と世話役を担う近衛騎士によって構成された騎士団のこと。通常は軍の指揮命令系統から離れて皇帝直下に置かれる。フィルモア帝国の皇帝近衛騎士団はアルカナ・ナイツとノイエ・シルチス[白騎士団]。ただし、白騎士団は議会の要請によって派遣されることもあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-038


■ 皇帝ゴルゲット 【こうていごるげっと】 

フィルモア帝国の皇帝および皇帝の側近のみが身に着けることができるゴルゲット。魔導大戦の終盤には、クリスティン・Vとファティマ・町もこのゴルゲットを身に着けるようになるらしい。帝国第一正装もしくは帝国皇帝従士1等正装などで確認することができる。フィルモア・ゴルゲットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-009


■ 皇帝支隊 【こうていしたい】 

AP騎士団の12支隊とは別に組織・運用されている皇帝警護部隊。AP騎士団[皇帝隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-024


■ 皇帝笏 【こうていしゃく】 

皇帝位を示す笏。歴代皇帝に受け継がれるモノと、各皇帝が帝位を継いだ際に新調・授与されるモノがある。ダイ・グ・フィルモア5世やレーダー8世がキャラシートで手にしているのが皇帝笏である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-142


■ 皇帝従騎士 【こうていじゅうきし】 

皇帝に侍従として付き添う騎士のこと。ニオ・ハスラーはダイ・グ・フィルモア5世付きの従騎士である。ニオ・ハスラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-150


■ 皇帝色 【こうていしょく】 

皇帝だけが身につけることができる色のこと。かつての中国では黄色が皇帝色であり、一般市民が使うことができない禁色であった。FSSにおける皇帝色は、どちらかと云うと軍隊における兵科色に近いものがあり、国家元首が騎士である場合などに使用する「皇帝本人もしくは直属の騎士」の専用色として位置付けられる。例として、フィルモア帝国の皇帝色はピーコックブルーとなっており、直属のアルカナ・ナイトやそのファティマたちはこの色を配された制服・スーツを身にまとっている。兵科色が全ての国で共通しているのに対し、こういった騎士団特有の色は各国でバラバラになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-052


■ 皇帝親衛騎士団 【こうていしんえいきしだん】 

皇帝警護騎士団と同義。皇帝警護騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-118


■ 皇帝側近騎士 【こうていそっきんきし】 

皇帝の側近を務める騎士のこと。皇帝警護騎士とほぼ同義。皇帝警護騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-021


■ 皇帝隊 【こうていたい】 

AP騎士団[皇帝隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-056


■ 皇帝第1師団 【こうていだい1しだん】 

劇中のセリフと副読本の解説を総じてみると、A.K.D.軍の「光皇警護師団」を指して「皇帝第1師団」もしくは「第1師団」と呼んでいるようだ。光皇警護師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-184


■ 皇帝代理騎士 【こうていだいりきし】 

戦場において、皇帝と同等の権限をもって指揮・命令を下すことができる騎士のこと。フィルモア帝国では、皇帝自身もひとりの騎士として戦場に降り立つことが常となっているが、皇帝が戦場に立たない場合は皇帝代理騎士が騎士団の指揮に当たる。命令系統では皇帝が絶対的上位にあるが、同帝国では皇帝と代理騎士の双方に等しくハイランダーの称号が与えられている。皇帝代理騎士の言葉は、とりもなおさず全て皇帝の言葉ということなのだろう。ハイランダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-128


■ 皇帝団 【こうていだん】 

アッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-068


■ 皇帝の宮殿 【こうていのきゅうでん】 

MHエンパー・テンプルの別名。もしくは名前の意味。エンパー・テンプル(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-118


■ 皇帝服 【こうていふく】 

皇帝が着用する服。各国家の皇帝のために用意された正装。フィルモア帝国の皇帝の場合、孔雀色と黒のストライプを基本とする長衣、色味の深い青の帽子、そして皇帝カラーの水色が装飾品にあしらわれる。歴代の皇帝に受け継がれる衣装・装飾品もあれば、各皇帝によってデザインを変えて新調される場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-027


■ 強天位 【ごうてんい】 

4つの階位が存在する天位のうち、太天位に次ぐ技能・技法をもつ者に与えられる天位。騎士に関しては剣聖(太天位)に次ぐ第二位の人物ということになる。基本的に一時代に一人のみが授与される称号で、バキン・ラカン帝国の聖帝のみが授与権をもつ。これまでに登場しているキャラクターでは、フィルモアのアビエン・ヒートサイ、イオタのジャコー・クォン・ハッシュがこの称号を得ている。ちなみに、強天位以下の天位をもつ騎士と剣聖との実力差はほとんど別次元と云えるほど懸け離れているらしい。剣聖についてのみアトール聖導王朝の皇帝にも授与権があるというのは、それだけ歴然とした実力差があることを表しているのだろう(天位から強天位までの実力差は僅差となるため聖帝でなければ見抜けないということ)。太天位小天位天位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-060


■ ゴウト 【ごうと】 

アッセルムラトワ・ディスターブ初代星団皇帝が、古代カナーン語でこのように呼ばれて恐れられていたらしい。ゴウト(goat)とは山羊のことなので、地球の神話や伝承で云うところの悪魔バフォメット(サバトの山羊とも呼ばれる山羊頭の悪魔)のイメージだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ ゴウトホーン 【ごうとほーん】 

ファロスディー・カナーン超帝國泰皇帝のシンボル。泰皇帝家の家紋である。MHエンプレスの頭部側面にもこの角が描かれている。フェザー・ドラゴンの角がその由来とされているが、フェザー・ドラゴンの角は一応「シープホーン」である。羊(sheep)と山羊(goat)は全然違うのでミスかも知れない。シープホーンはボツ設定と考えた方がいいだろうか。シープホーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ ゴウト・ミラージュ 【ごうとみらーじゅ】 

アトール聖導王朝皇帝騎士の専用騎ジ・エンプレスの別名。魔導大戦が終結した後、アトールの巫女マグダルの手によって天照に託され、星団を離れた後にゴウト・ミラージュと呼ばれるようになるらしい。ミラージュ騎士団においても、やはり聖導王朝皇帝騎士の称号をもつファティマ・タワーが1人でフル・コントロールするという。初期設定では、天照が星団を離れてから開発した数少ないMHのひとつで、彼がバランシェに語っていた夢である「ファティマなしのMH」の具現化であった。ゴウト(goat)は山羊のことで、ジ・エンプレスのモデルとなったファロスディー・カナーン超帝國皇帝ナインのシンボルを指している。ジ・エンプレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-007


■ 剛の者 【ごうのもの】 

「豪傑」の古い云いまわし。「強の者」と書く場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-168


■ 紅白ラキ 【こうはくらき】 

FSSの読者の間で囁かれているラキシスの識別名。キャラシートや本編中で毎度デザインが異なる衣装を身に着けているため、それらを識別するために様々な呼び名が付いてしまったようだ。紅白ラキは紅白のバカンス・スーツを身にまとったラキシスのこと。角川書店刊「The Five Star Stories ISSUE」および「The Five Star Stories OUTLINE」の表紙で確認できる。K.O.G.のバージョン3と同時に公開された、縁起の良さそうな格好のラキシスである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-099


■ 後部カメラ 【こうぶかめら】 

機体後部に備え付けられているカメラ。MHの場合は後頭部にある場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-043


■ 後部乗員乗り込み口 【こうぶじょういんのりこみぐち】 

一部のエア・バレルに備え付けられている後部ハッチ。コーラス軍が使用していたMe-2(もしくはM-2)など、大型のエア・バレルは車体後方に兵員を乗せるコンテナ・スペースを設けている場合が多く、乗り込み口も後ろ側に向けて作られているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ 後部テレビスコープ 【こうぶてれびすこーぷ】 

機体後部に備え付けられているテレビスコープのこと。テレビスコープの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-132


■ 興奮剤 【こうふんざい】 

中枢神経系に作用してその機能を亢進させる薬物のこと。コカインやカフェインが含まれる。麻薬や覚醒剤のひとつに数えられる薬品も多い。戦場において戦意高揚や恐怖感の抑制といった効果を発揮することから、戦闘薬として支給される場合もあるようだ。戦闘薬の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-150


■ 光分子 【こうぶんし】 

解説文を読む限り、光粒子とほぼ同義に用いられているようだが・・・詳細不明。光粒子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ 工兵 【こうへい】 

地上軍の兵科のひとつ。地上軍の歩兵部隊を構成する兵卒のうち、道路や橋の築造および破壊、築城などを担当する兵のこと。地雷の設置や撤去も行う。ジョーカー星団における兵科色は黒(旧設定では赤)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-077


■ 後方カメラ 【こうほうかめら】 

後部カメラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-181


■ 後方モニター 【こうほうもにたー】 

MHや戦闘用車輌のコクピット、艦艇のブリッジなどに備え付けられている後方確認用のモニター。戦闘中に操縦者がわざわざ振り返らなくて済むよう、機体・車輌後方の状況は正面モニターに割り込む形で表示されるシステムになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-184


■ 護衛MH 【ごえいMH】 

特定の人物もしくは場所の護衛を目的として運用されるMHのこと。専守防衛を基本とする。星団暦2900年代末期、出雲アストロシティはコロニーの護衛MHとしてウモス国家社会主義共和国が売り出した新型MHジェットアルゲーナを購入したとされる。ジェットアルゲーナの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-105


■ 弧円落上げ 【こえんらくあげ】 

セガの3D対戦格闘ゲーム「バーチャファイター(1993)」およびその後のシリーズに登場する影丸の固有技。正確には「弧円落」。巴投げの要領で相手を投げる技だが、上方に向かって高く上げるために、その後の空中コンボにつなげる際に多用される。最初期のシリーズではリングアウト狙いで弧円落を使用するプレイヤーが多く、逆に強いプレイヤーは「魅せる」ことを重視して禁じ手にしていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-239


■ コーカサス・テンプル 【こーかさすてんぷる】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したテンプル・シリーズのひとつ。アッセンブル方式を採用せず、出雲アストロシティで生産・輸出を予定している汎用MHと云われる。その名は「遊牧民の宮殿」という意味らしいが、この場合の「遊牧民」とは定住地を持たずに宇宙都市で生活している宇宙民を指しているのだろう。ニューは宇宙民が独自に開発したという誇りを、このMHの名前に込めているのかも知れない。ちなみに、コーカサス(Caucasus)とは黒海とカスピ海の間にまたがる地方の名前であり、実際に遊牧民が生活している地域ではあるが、この単語自体に「遊牧民」という意味は無い。古代スキタイ語で「白い雪」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-118


■ コークス・ファティマ 【こーくすふぁてぃま】 

プリズム・コークスが製作したファティマのこと。プリズム・コークスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-191


■ ゴーグル 【ごーぐる】 

コンタクト・バイザーの初期名称。おそらく名称が正式に決定される以前に、適当に名前を付けていたものと考えられる。コンタクト・バイザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-005


■ ゴージャス・ファティマ 【ごーじゃすふぁてぃま】 

ゴージャス(gorgeous)は「豪華な」とか「華麗な」という意味。ファティマ・リンザはイケイケゴーゴーなブランド品で全身を固めたゴージャス・ファティマであった。・・・イケイケゴーゴーな衣装はスカさんの趣味だったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-164


■ ゴぉす 【ごぉす】 

ゴス。ゴシック(Gothic)の略語。ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-229


■ ゴーズ騎士 【ごーずきし】 

ゴーズ騎士団に所属する騎士のこと。ミラージュ騎士団の影に隠れて目立たないポジションにあるが、浮遊城の警備はもちろんのこと、王家要人の警護や緊急時の救出作戦にも参加。さらに噴水で遊ぶスペクターに注意するなど、劇中で最も活躍している近衛騎士である。取り立てて強い集団でもなく、右往左往する描写が逆に好印象を与えている感すらあるが、星団暦4000年代にはA.K.D.の恐怖政治を象徴する暗黒騎士の集団となる。
別名・異名・正式名など: ゴーズナイト
初掲載: #06-009


■ ゴース騎士団 【ごーすきしだん】 

ゴーズ騎士団の間違い。ゴーズ騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-138


■ ゴーズ騎士団 【ごーずきしだん】 

グリース王国およびA.K.D.の宮殿騎士団。天照の私設騎士団であるミラージュ騎士団があまりにも有名なため、影が薄いように感じてしまうが、こちらが本家本元のグリース王国の王室近衛騎士団である。A.K.D.の成立以降はデルタ・ベルン各国や他星の統治領に派遣されるようになったが、本拠地・本隊はミラージュ騎士団と同じくフロート・テンプルとなる。星団暦3967年、ユーパンドラ・ライムが天照の影武者となってA.K.D.を預かるようになると、ジョーカー星団全星を統一した一大国家の宮殿騎士団として規模が急激に増大。最終的に団員数が400名を超える巨大な組織となった。4000年代以降は騎士の生体改造による機械化が進められ、ユーパンドラの独裁と恐怖政治の象徴となるが、4100年にはコーラス26世率いる反抗天照軍によって壊滅に追い遣られることになる。
別名・異名・正式名など: ゴッズ騎士団、G.O.D.S騎士団、A.K.D.近衛騎士団
初掲載: CH4-043


■ ゴーズ騎士団ボォス駐留軍 【ごーずきしだんぼぉすちゅうりゅうぐん】 

ゴーズ騎士団のうち、ボォスにあるA.K.D.統治領ウォンドルシークに駐留する部隊のこと。コミック7巻および8巻に登場したゴーズ騎士は、この部隊の所属であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-126


■ ゴーズ・ドクター 【ごーずどくたー】 

星団暦4000年代において、A.K.D.のゴーズ騎士団を支えていた専属科学者のこと。ジョージョという名の人物が有名。ゴーズ騎士団の規模を考えると、彼以外にも数名のドクターが専属で付いていた可能性もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ ゴーズナイト 【ごーずないと】 

ゴーズ騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-047


■ ゴーズファティマ 【ごーずふぁてぃま】 

ゴーズ騎士団に所属するファティマのこと。ゴーズ騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-047


■ コーター家 【こーたーけ】 

ゼビア・ブラウニー本家から分かれたマイトの家系。始祖は稀代のMHマイトとして知られるゼビア・コーター。晩年にハスハ・ミノグシアに腰を落ち着けたらしく、以後の子孫はハスハのMHマイトとして活躍した。マギー・コーターはこの一族の出身である(おそらく現在のコーター家当主だろう)。ゼビア・ブラウニー本家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-034


■ ゴーダース・オーシャン 【ごーだーすおーしゃん】 

カラミティ・ゴーダスの南半球に存在する大洋。その名のとおり、カラミティ・ゴーダースを代表する最大の海洋であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-012


■ コーター・ブランド 【こーたーぶらんど】 

ゼビア・コーターから続くマイトの家系(コーター家)が管理する知的財産や技術力。同家がもつ商標など。例えば、A・トールに使用されているエンジンとその系列・派生型のエンジンは全てコーター・ブランドの製品と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-124


■ ゴータウン 【ごーたうん】 

バキン・ラカン帝国の主都のひとつ。帝都ラッカの西南、大ロマン大陸の西部海岸線に接する。バキン・ラカン帝国に編入される以前はラント・フィルモア帝国の支配下に置かれていたらしい。当時は周辺のユレッカ、シャブリテ、ナランシ、ゴルンフォートと共にアドラー星ロマン大陸フィルモア帝国と呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ ゴーダチーズ 【ごーだちーず】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。スライスしたものが出される。お値段は70カウント。オランダの代表的なチーズで、ロッテルダム近郊のゴーダという町で作られたことからこの名前がついたとされる。日本人の好みに合っているらしく、国内のプロセスチーズの原料に多用される。フィルモア帝国の騎士団・各軍グループに支給されている戦闘携行食にもゴーダチーズが入っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ 紅壇鼎(コーダンテ) 【こーだんて】 

コーダンテ家のグリース語(漢語)表記。「鼎」とは3本足の鉄の釜のこと。第2王家のシナーテ家、第3王家のコーダンテ家はこの「鼎」の字を家名としてもっており、天照家を含む3王家の協力により国家を支えているイメージを醸し出した名前となっている。コーダンテ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-060


■ コーダンテ・天照家 【こーだんてあまてらすけ】 

コーダンテ家のこと。メル・サイサ・コーダンテ・天照との縁組により成立した天照家の直系王族であるため、天照の名を付けてこのように呼ばれる。コーダンテ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-045


■ コーダンテ王家 【こーだんておうけ】 

コーダンテ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ コーダンテ家 【こーだんてけ】 

天照の命(ミコト)の妹、メル・サイサ・コーダンテ・天照との縁組によって天照家直系王家となった一族。サリオンのシナーテ家に継ぐ第3王家であり、コーダンテ王家、大公家、公家とも呼ばれる。天照家との縁組以前から家臣として王家を支えていた一族であり、その成立は1500年前に遡る(アイシャが17代目当主となる)。強力なダイバー・パワーを発揮していた天照家の血ではなく、父方の血が色濃く残ったためか、第2期ミラージュ騎士のアイシャ・コーダンテ(右翼No.2)、そしてアイシャの妹ワスチャの血に連なるルート・コーダンテ(No.30)がミラージュ騎士として活躍する。デルタ・ベルン東方10国のうちのひとつ、クロス国を預かる王家であるが、エックス家のカリュウト王を同国の大公としている資料もあり、イマイチ判然としない(あるいは、アイシャの両親が暗殺された際に領地を手放したのかも知れない)。
別名・異名・正式名など: 紅壇鼎家、コーダンテ・天照家
初掲載: CH1-033


■ コーダンテ公国 【こーだんてこうこく】 

グリース王国の国内にあるコーダンテ家の所領地のこと。コーダンテ家は天照王朝を構成する王家のひとつであり、グリース王国の国内に在りながらも小さな公国として成立しているらしい。・・・それとも、コーダンテ公家もしくはコーダンテ公領の誤植だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-036


■ コーダンテ公国太閤 【こーだんてこうこくたいこう】 

太閤とは公国を治める領主のこと。コーダンテ家は天照王朝の公爵家であり、グリース王国国内に一定の所領地を得て公国として運営している。つまり、コーダンテ公国太閤とは天照王朝コーダンテ家の当主を指す。星団暦3007年代以前の太閤はアイシャ・コーダンテ。アイシャのルーマー王国移籍に伴い、当主の座はその妹のワスチャが引き継ぐ予定であったが、天照王朝公聴会において君主としての資質が不足しているという判断が下されたため、彼女はコーダンテ家から出奔することとなった。3007年以降の太閤は不明。おそらく、天照の預かりになっているのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-005


■ コーダンテ公領 【こーだんてこうりょう】 

コーダンテ家がグリース王国の国内にもつ所領地。歴代当主が公爵位をもつことから、公爵領もしくは公領と呼ばれる。アイシャの出生地である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-022


■ コーダンテ大公の鞄 【こーだんてたいこうのかばん】 

ちゃあ・ティが学生の頃からクビに掛けて持ち歩いているガマ口のバッグのこと。彼女がコーダンテ家に呼び戻されてから、「大公が持ち歩いている鞄」として一躍注目されるようになり、メサ・ルミナス学園の生徒がこぞって首にぶら下げるようになったらしい。犬の顔と「BAFU」という文字が刺繍されているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-031


■ コート 【こーと】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第7惑星。コントとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: コント
初掲載: DE1-004


■ コート・スタイル 【こーとすたいる】 

上着がコート(外套)になっているファティマスーツのこと。またその格好。メヨーヨ朝廷のファティマスーツのうち、L型のプラスチック・スーツはコート・スタイルを採用しているようだ。M型およびS型については不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-193


■ コードネーム(1) 【こーどねーむ】 

作戦行動を執る各員に与えられる符号名のこと。本名を隠すための偽名として用いる場合もある。作戦内容に応じてナンバーで呼ばれる場合もあるが、通常は他の者と混同しないよう単純で判別しやすい名前が与えられる。ミラージュ騎士団左翼大隊の初期メンバーは、バイア(天覇)、シャフト(バーグル・デ・ライツァー)、パイソン(エイドリアン・ターク)など、いずれもコードネームが与えられていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-006


■ コードネーム(2) 【こーどねーむ】 

ハードウェアやソフトウェアの開発において、正式名が決定する以前にその開発陣の中で統一して呼称される名称のこと。いわゆる秘匿名。MHの開発においても、設計段階や試作段階でコードネームが与えられる場合がある。例として、コーネラ帝国が星団暦2900年代から開発を進めていたMHには「エリア」というコードネームが与えられていた。この「エリア」の9騎目の試作型が「カナルコード・エリア・ナイン」・・・後に正式名称「カン」としてデビューするMHである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-196


■ コードネーム・モード 【こーどねーむもーど】 

プラスチック・スタイルの初期名称。というか、永野センセーが最初に構想していた時の仮称だったらしい。コードネーム(code name)は「暗号名」の意。全身を隈なくカバーするスーツから、「個人情報・識別法の隠匿」というイメージにつながり、コードネームという名称が浮かび上がったのだろうか。プラスチック・スタイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ08-054


■ ゴートのマント 【ごーとのまんと】 

バランシェを見舞った際のソープが身に着けていた逸品。ソープが身に着けている他の毛皮・・・アザラシやブルーフォックスに比べて山羊革(ゴートスキン)は価格が安く、広く一般に普及されている毛皮である。んが、流石にマントともなると質の良い毛皮を使用することになるため、高級品の仲間入りとなる。一般庶民にはなかなか手が届かないアイテムである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-054


■ ゴート・フェード 【ごーとふぇーど】 

ミラージュ騎士団の正式騎士団服。ゴート(goat)つまりヤギの頭骨を模したマスクと血の十字架をあしらった白い外套から成る。星団暦3007年以降は、新たに3159・インシグニア・フラッグ・マークと呼ばれる十文字のマークも付けられるようになった。マスクについては、ウーバ・レイヨウもしくはウーバ・リカオンの頭骨を用いているという設定もあったが、この名称を見る限りゴートの頭骨で最終的に決定したようだ。劇中には、天照家の壮宋祭が執り行われているシーンで登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ18-043


■ ゴート・ミラージュ 【ごーとみらーじゅ】 

ゴウト・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-116


■ コード領域 【こーどりょういき】 

DNAにおいてアミノ酸の配列を記述している部分のこと。タンパク質に翻訳される領域を指す。アミノ酸は3つの塩基の並び順(コドン)によって表わされるが、開始コドンと終了コドンに挟まれたコドンの配列をコード領域と呼ぶ。正確なことは遺伝子情報学の専門家に聞かないとわからないので、話半分で理解してください。トホホ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-238


■ コードレター 【こーどれたー】 

戦闘機が所属部隊や自機の無線周波数を示すために、特定の色を用いて機体に描いた文字列やマークのこと。ノイエ・シルチスのMHサイレンに用いられる識別色は、太古の戦闘機のコードレターが由来になっているという。それだけ古い時代からフィルモアの基盤が成立していたということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-082


■ コーネラ王宮 【こーねらおうきゅう】 

コーネラ帝国の首都カーシュにあるルーパート2世の王宮。スケーヤ・エレクトナイツの主力MHカンの正式発表は、この王宮の広場で行われた。ただし、劇中に登場したコーネラ王宮はまるでスチーム・シティのように工業化が進んだ不気味な佇まいをもつため、広場に関してはボツ設定になる可能性がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-037


■ コーネラ騎士団 【こーねらきしだん】 

コーネラ帝国に所属する騎士団。通常はスケーヤ・エレクトナイツを指す。スケーヤ・エレクトナイツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-196


■ コーネラ公国 【こーねらこうこく】 

コーネラ帝国の前身に当たる小国。公国という名称から察するに、帰属する国家から公爵位を受けた人物(おそらくデオム家の歴代当主)が治めていた小国であったことが予想される。星団暦3000年頃、ルーパート1世の活躍により帝政国家に移行。新たにコーネラ帝国が興された。コーネラ国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-042


■ コーネラ工場島 【こーねらこうじょうとう】 

ナン大陸の南端に浮かぶコーネラ帝国の工場島。工業化が進んだコーネラ帝国にあって、わざわざ本土から切り離した位置にあることから、海外・国外から原料を持ち込んで加工する重工業を扱っている島と考えられる。島を利用するのは全周を港として利用することが可能になるためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-040


■ コーネラ国 【こーねらこく】 

コーネラ帝国が成立する以前の小国の名前。公国との設定があるが、公国(=公爵家が治める国家)が帝国(=王家が治める国家)になるためには、本来帰属するはずの王家を蔑ろにして、もしくは謀反を起こして、自ら帝位を名乗らなければならない。しかし、コーネラ帝国についてそのような記述はないので、おそらくは本来の王家が既に無くなっており、各地の貴族がばらばらに小国を治めていた状態であったものを、コーネラ国が(半ば強引に)まとめあげたということなのだろう。コーネラ帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-051


■ コーネラ帝国 【こーねらていこく】 

星団暦3000年代初頭より台頭してきたボォスの帝政国家。ナン大陸の南端に位置する。帝政成立以前は自然産業に重点を置く牧歌的な小国であったが、科学者の家系として知られるデオム家が国家の主権を握ってから重産業国家に転身。ルーパート1世の手腕によってハツーダン大陸諸国との取引を重ね、国力の増大と周辺諸国の纏め上げから帝国となった新興国家である。帝国を立ち上げた直後に、ミラージュ・ショックで沸きかえっていた全星団に対してMHカンを発表。さらに宮殿騎士団のスケーヤ・エレクトナイツを魔導大戦に派遣することでその名を知らしめ、一気に列強に加わったとされる。・・・が、本編の内容を見る限り、MHカンの開発と騎士団の派遣は秘密裏に行っていたようだ。首都はカーシュ。星団暦3000年代初頭における国家元首はデオム・ルーパート2世。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-051


■ コーネラ帝国騎士団 【こーねらていこくきしだん】 

コーネラ帝国の国家騎士団。使用MHは複数種あり、特定できず。おそらくコーネラ帝国自体が新興国家であるため、国家騎士団にMHを制式配備することができなかったのだろう。所属騎士が自前で用意したMHや中古のMHが混在しているものと推察される。在籍する騎士などの詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-197


■ コーネラ帝国皇帝騎士団 【こーねらていこくこうていきしだん】 

コーネラ帝国の皇帝直属の近衛騎士団。スケーヤ・エレクトナイツを指す。スケーヤ・エレクトナイツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-005


■ ゴーヘル 【ごーへる】 

ヤクト・ミラージュに眼球同軸レーザーを装備した天照に対して、パルテノが云い放った悪態。「Go Hell!」で「くたばりやがれ!」といった感じだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-104


■ ゴーモン 【ごーもん】 

拷問。肉体的苦痛により自白を強要すること。場合によっては性的な陵辱も含まれる。ズームにように靴に画鋲を仕込むのは、拷問とは云わない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-125


■ コーラス 【こーらす】 

エフェクターの一種。原音のユニゾンにあたる音を作り出す効果をもつ。複数の音源が同時に発振しているような厚みのある音質が得られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ コーラス19世 【こーらす19せい】 

コーラス王家第19代当主。コーラス・ディス・バイスとも呼ばれる。星団暦1911年生まれ。コーラス王国の国王であると同時に、派生王家のバランカ家、隣国のネマ地方の一部を治めていたマイスナー家を傘下においてコーラス王朝の基盤を築いた初代大帝である。王朝の成立後、間もなくナカカラ・アトール皇帝、天照の命(ミコト)の了承を得て皇帝の称号である「ディス」を得た人物で、歴代のコーラス皇帝にこの称号が受け継がれている(はず)。また、ユミ・フィルモア2世らと共に星団法を制定することで列強間におけるコーラスの立場を不動のものとした。星団憲章にも星団法の制定関与者としてその名を遺す賢者であり、これらの活躍から近代コーラスの祖王とも呼ばれる。長男のテノール・コーラスが事故により死亡したため、長女アルト・メロディ・コーラスの息子に家督を譲り、2208年に他界した。23世が博物学を専攻していた(らしい)のに対し、彼は歴史学や人間社会学(もしくは宗教学だけど、ジョーカー星団には宗教の概念がないので)に興味を持っていたようだ。コーラス・ディス・バイスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: コーラス・ディス・バイス、ディス・バイス・コーラス19世、コーラス・ディス・バイス19世、ディス・バイス・コーラス・ワン・ナイン
初掲載: EG-057


■ コーラス20世 【こーらす20せい】 

コーラス王家第20代当主。コーラス・ゼロとも呼ばれる。星団暦2206年生まれ。19世の娘アルト・メロディ・コーラスの長男であるが、伯父(=19世の長男)のテノールが事故死したため、彼が王位を引き継ぐこととなった。妹にソプラノ・コーラス・メロディがおり、彼女がメロディ家の始祖となったようだ。2513年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラス21世 【こーらす21せい】 

コーラス王家第21代当主。コーラス・ファーストとも呼ばれる。星団暦2479年生まれ。MHマイトのマール・クルップに依頼し、王専用騎エンゲージ・オクターバーを製作した人物(マールの他界によって開発はルミラン・クロスビンに引き継がれた)。また、アルセニック・バランス製作「風の4ファティマ」をコーラス王朝に受け入れたのも彼の代であり、現在の王朝の基盤を築いた人物といえる。2722年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラス22世 【こーらす22せい】 

コーラス王家第22代当主。コーラス・セカンドとも呼ばれる。星団暦2678年生まれ。初期設定においてコーラス王朝を成立させた人物であったが、その役割は19世に移されたためにボツ設定となった。現在の設定では、23世の父王でMHエンゲージ・オクターバーSR2(初期設定ではMK2)とファティマ・シクローンを所有した人物として記録される。学生時代はカラミティ・ゴーダースの学術都市マルサラに留学しており、その際にモラード・カーバイトと出会って親交を深めたという。また、その縁もあって初代黒騎士ツーリー・パイドルを失ったファティマ・エストを預かり、一時的にマスターとなっていたらしい。その際に彼女から剣聖剣技ブレイクダウン・タイフォーンを伝授されており、23世以降の歴代コーラス当主もこの剣技を受け継ぐこととなった(セイレイは黒騎士ロードスから継承)。2963年没。
別名・異名・正式名など: コーラスII世、コーラス2世、コーラス・セカンド
初掲載: KF-095


■ コーラス23世 【こーらす23せい】 

コーラス王家第23代当主。コーラス・サードとも呼ばれる。星団暦2837年生まれ。その勇猛さから武帝と賞賛された名君。騎士として高い能力を発揮するコーラス王家の長子にあって、学生の頃に黒騎士ロードス・ドラクーンに師事したという実力は、自らを星団3番目と云わしめるほど(実際は天位以上のレベル)。MHエンゲージの再設計版であるジュノーンを自力で開発するも、未完成のままコーラス・ハグーダ戦に参加したためにパートナーのウリクルを喪失。レディオス・ソープの協力によってジュノーンは完成したものの、2989年の対ハグーダ軍最終戦において私怨に駆られたノイエ・シルチス三銃士ラルゴ・ケンタウリの手にかかり戦死する。ファティマ・ラキシスの本性を見抜いた数少ない人物のひとり。彼は星団最強のファティマであるクローソーを子孫の26世に運ぶ役割を負った「風」だったのだろう。
別名・異名・正式名など: コーラスIII世、コーラス3世、コーラス・サード
初掲載: KF-095


■ コーラス24世 【こーらす24せい】 

コーラス王家第24代当主。コーラス・フォースとも呼ばれる。星団暦2990年生まれ。騎士でありながらも、母妃エルメラ・コーラスの教えにより生涯ファティマとMHを所有しなかった悲運の王。星団暦3020年に即位した後、ルーパス・バランカの摂政と教育によって父王に並ぶほどの名君へと成長。しかし、魔導大戦という星団の一大転換期は姉セイレイの一人舞台で終了・・・さらに、コーラスの血を残すという大役をもセイレイに持っていかれるらしい。全てはファティマを愛してしまった父と、それを許さなかった母のせいなのか。騎士としての実力はセイレイを上回るとされる。設定に矛盾があるが、デルタ・ベルンというファティマを所有していたとの情報もある。デルタ・ベルン(3)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: コーラスIV世、コーラス4世、コーラス・フォース
初掲載: KF-095


■ コーラス25世 【こーらす25せい】 

コーラス王家第25代当主。コーラス・ファイブとも呼ばれる。セイレイ・コーラスの血を引き継いだ人物であるが、コーラス正王家は長らく男子に恵まれなかったらしく、誕生は魔導大戦から700年後の3788年である。星団初の星王位に就いた天照に対抗するため、自国MHベルリンの改良と再配備を決行。反アマテラス派の騎士を受け入れ、3952年に開始された天照のジュノー侵攻に対して抵抗を試みた豪傑として知られる。反アマテラスの象徴となるジュノーンとクローソーを黒騎士グラード・シドミアンに託し、自らは先陣に立ってA.K.D.軍に臨むも敗退。3960年、彼の死と共にコーラス王朝は崩壊した。一応、デルタ・ベルンというファティマを所有していたことになっている。デルタ・ベルン(3)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: コーラスV世、コーラス5世、コーラス・フィフス
初掲載: DE2-138


■ コーラス26世 【こーらす26せい】 

コーラス王家第26代当主。コーラス・シックスとも呼ばれる。ただし、劇中で王冠を戴いているシーンは登場しているものの、コーラス王として活躍しているシーンは無い。王位を継承する以前の活躍、つまり偽名ラベル・ジュードとしての登場がほとんどである。星団暦3960年生まれ。コーラス王朝が崩壊してから90年後の4050年にディジナ・フレットと出会って反抗天照軍に参加。後にジュノーンとクローソーを発見し、コーラス王家の正当後継者としてアマテラス星連合王国に戦いを挑むことになる。FSS第2部の主人公であるが、彼に関する情報はチマチマと変更が見られ、デルタ・ベルンと呼ばれるファティマがパートナーであったり、マキシ亡き後の懐園剣所有者であったり(ボツ設定)、この辺は描かれるまで待つしかないという感じである。ファティマ・クローソーの唯一のマスター(23世は正確にはマスターではない)。デルタ・ベルン(3)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: コーラスVI世、コーラス6世、コーラス・シックス
初掲載: DE2-138


■ コーラス2世 【こーらす2せい】 

コーラス・セカンド。コーラス22世の一般的な呼び名。通常は十の位を省略して呼ぶ。ここでは正式名で整理する。コーラス22世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-196


■ コーラス3王家 【こーらす3おうけ】 

コーラス王朝を治めている3つの王家のこと。主権を担うコーラス王家と、両脇を固めるマイスナー王家およびバランカ王家を指し、それぞれが王制国家を形成してコーラス王朝が成立している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-006


■ コーラス3世 【こーらす3せい】 

コーラス・サード。コーラス23世の一般的な呼び名。通常は十の位を省略して呼ぶ。ここでは正式名で整理する。コーラス23世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-009


■ コーラス4世 【こーらす4せい】 

コーラス・フォース。コーラス24世の一般的な呼び名。通常は十の位を省略して呼ぶ。ここでは正式名で整理する。コーラス24世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-009


■ コーラス5世 【こーらす5せい】 

コーラス・フィフス。コーラス25世の一般的な呼び名。通常は十の位を省略して呼ぶ。ここでは正式名で整理する。コーラス25世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-009


■ コーラス6世 【こーらす6せい】 

コーラス・シックス。コーラス26世の一般的な呼び名。通常は十の位を省略して呼ぶ。ここでは正式名で整理する。コーラス26世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-009


■ コーラス6世のそっくりさん 【こーらす6せいのそっくりさん】 

バストーニュにやって来たソープに宿を紹介しようとした少年。フードで隠れているものの、背中にはコーラス王家の楔の紋と「VI」の文字が見て取れる。「重戦機エルガイム(1984)」のダバ・マイロードに見えなくもない。永野センセーのちょっとしたお遊びである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-057


■ コーラス王家 【こーらすおうけ】 

コーラス王朝を治める王家。その起源は星団暦の開始と同時期であったとされ、エレシス大陸の農民出身の騎士がロンド大陸に移って開国したことが始まりとされる。星団暦2000年代初頭、コーラス19世が派生王家のバランカ家、隣国のネマ地方の一部を治めていたマイスナー家を傘下におくことでコーラス王朝の基盤を形成。以降は星団内の各列強と肩を並べる王家と成り、星団暦の要所要所に絡んで行くことになる。コーラス正王家は純血の騎士の血に連なる一族ではないが、長子は必ず騎士として産まれてくる奇跡の血筋をもつ。劇中では、コーラス23世から26世まで、4世代を通して天照と対になるFSSの主人公として活躍する。コーラスとは音楽用語で「合唱またはそのための楽曲」のこと。「風と音のコーラス」として設定されたこの一族は、ほとんど全員が音楽用語の名前を持ち、ジョーカー星団に風を贈る役割をもつ。国境や血筋を越えたヒトの団結力で天照の星連合王国を倒す役割をもつコーラス26世・・・彼の役割は「声」を合わせて「合唱」にするコンンダクターのそれと重なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-023


■ コーラス王国 【こーらすおうこく】 

コーラス王朝の主権国家。バランカ王国およびマイスナー王国と共に王朝の主柱を成す国家で、王朝成立以前からコーラス正王家が単独で統治していた王制国家である。王国の成立は星団暦の初頭まで遡り、エレシス大陸の農民出身の騎士がロンド大陸に移って王国を打ち立てたとされる。星団暦2000年代初頭、コーラス19世が派生王家のバランカ家、隣国のネマ地方の一部を治めていたマイスナー家を傘下におくことでコーラス王朝の基盤を形成した。ただし、王朝成立以前の旧コーラス王国については、「ロンド帝国」として整理している資料も多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-042


■ コーラス王朝 【こーらすおうちょう】 

ジュノーのロンド大陸南部に位置する王朝制国家。星団暦2000年代初頭、旧コーラス王国(もしくはロンド帝国)を治めていたコーラス19世が、派生王家のバランカ家、隣国のネマ地方の一部を治めていたマイスナー家を傘下におくことで成立したジュノー随一の大国である。王朝成立以降はコーラス王家、マイスナー王家、バランカ王家の御三家による統治体制を維持。コーラス王家の男子の跡継ぎが御三家全ての長となる完全直系制を採っており、直系の男子が不在の場合は、国王不在のまま御三家の代表者によって国政が成される。他国への侵略や武力交渉は一切行わず、農耕や自然産業を中心とした国家戦略により平和を維持しているようだ。劇中に登場する大国としては、非常に珍しい平和主義・清廉潔白な国家である。星団暦2989年、コーラス・ハグーダ戦を平定した後に隣国のハグーダ共和国を吸収。その後の天照による星団統一戦争においても隣国の支持を集め、最終的にジュノーの2/3をまとめあげることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-011


■ コーラス王朝3軍 【こーらすおうちょう3ぐん】 

コーラス王朝の地上軍、宇宙軍、騎士団の3軍のこと。もしくはコーラス軍、バランカ軍、マイスナー軍の3軍を指している可能性もある(初期設定ではおそらくそうだったのだろう)。ただそうなると御三家それぞれに地上軍や宇宙軍が存在することになり、命令系統も非常に厄介になってくることから、現在の設定に合わせた解釈で整理した。星団暦2989年の時点では、コーラスが8軍団、バランカが5軍団、マイスナーが3軍団、合計16軍団62師団が存在しており、さらに王朝軍と呼ばれる王室直下の軍とトリオ・テンプル騎士団、王朝3侯騎士団が加わってコーラス全軍と呼ばれた。コーラス・ハグーダ戦ではこのうちの地上軍と騎士団、ミラン国とイラッド国の友邦軍がコーラス軍として活動していたようだ(宇宙軍は劇中の描写を見る限りでは不参加または監視のみ)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-086


■ コーラス王朝3国 【こーらすおうちょう3ごく】 

トリオ・コーラス王朝の別称。コーラス、バランカ、マイスナーがコーラス王朝を構成する別々の王国として存在しているため「3国」と数えられる。それぞれコーラス領、バランカ領、マイスナー領と呼ばれる場合もあるので注意。コーラス王朝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-016


■ コーラス王朝軍 【こーらすおうちょうぐん】 

コーラス王朝3軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-085


■ コーラス王朝近衛軍 【こーらすおうちょうこのえぐん】 

コーラス王朝の近衛軍。トリオ・テンプル騎士団のうち、ベルリン[ホワイト・バイオレット]を駆ることができる選り抜きのグループ「トリオ・デ・トリオ」がこのように呼ばれる。本来は「近衛騎士団」と呼称するのだろう。トリオ・デ・トリオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-009


■ コーラス議会 【こーらすぎかい】 

コーラス王朝の立法・行政機関だろうか。コーラス王家は自国の国民に対してかなり気を使っている節があることから、王族・貴族の代表と国民の代表による二院制を採用していると考えられる。ベルリンSR2の開発にダイアモンド・ニューを引き込んだセイレイの外交手腕を褒め称える一方、魔導大戦におけるトンチンカンな言動・行動の余波を受けてお祭り状態になった国民から突き上げられるなど(コミック12巻)、王女の立ち振る舞いにトコトン翻弄されてしまうコミカルな議会と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-150


■ コーラス騎士団 【こーらすきしだん】 

コーラス王朝に所属する騎士団のこと。宮殿騎士団のトリオ・テンプル騎士団、国家騎士団の王朝3侯騎士団などが該当する。また、天照による星団侵攻が開始された後、反アマテラスを掲げてコーラスに集結してきた騎士達も、同じくコーラス騎士団と呼ばれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-180


■ コーラス軍 【こーらすぐん】 

コーラス王朝3軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-085


■ コーラス家 【こーらすけ】 

コーラス王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-187


■ コーラス・サード 【こーらすさーど】 

コーラス23世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス23世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-147


■ コーラス・シックス 【こーらすしっくす】 

コーラス26世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス26世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-034


■ コーラス首都宮殿 【こーらすしゅときゅうでん】 

コーラス王朝の首都ヤースにあるコーラス王家の王城。通常はコーラス城と呼ばれる。コーラス城の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-016


■ コーラス城 【こーらすじょう】 

コーラス王朝の首都ヤースにあるコーラス王家の王城。バランカ家とマイスナー家も各所領地に居城を構えているはずであるが、これまでの描写を見る限り、基本的に御三家のトップがコーラス城に集って国家の運営・管理を行っているようだ。コーラス城は積層構造から成る超巨大なピラミッド型の構造物であり、城の下層基部がMHの生産・修理工場、上層が上院下院議事堂などの施設や各省庁、騎士団の居室などが収まっている(戦時の統合作戦本部などもここに設置される)。最上部は王族のための宮殿になっており、純和風の邸宅と庭園が目立つ。宇宙船のドックなども下層に収まっているかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-036


■ コーラス正王家 【こーらすせいおうけ】 

コーラス王家の中でも歴代コーラス王の血筋に当たる直系王家のこと。メロディ家のようにコーラス王家から派生した王家は含まれない。コーラス王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラス・セカンド 【こーらすせかんど】 

コーラス22世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス22世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-044


■ コーラス・ゼロ 【こーらすぜろ】 

コーラス20世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス20世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラス大使 【こーらすたいし】 

シャーリィ・ランダースが星団暦2989年に任命された役職。コーラス王朝におけるA.K.D.の外交官である。彼女は2期6年を大使として過ごし、その後ミラージュ騎士団を退団してコーラス王朝バランカ領の当主トラーオ・バランカに嫁いだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-039


■ コーラス帝国 【こーらすていこく】 

コーラス王朝の前身または別名。初期設定では、星団暦2000年代の初頭に旧ロンド帝国の国王コーラス19世がソナタ帝国(現マイスナー王国)とバランカ王国を接収。新たにコーラス王朝を成立させたことになっており、王朝形成直後の名称が「コーラス帝国」となっていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-054


■ コーラス・ディス・バイス 【こーらすでぃすばいす】 

コーラス19世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-135


■ コーラス・ディス・バイス19世 【こーらすでぃすばいす19せい】 

コーラス19世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-187


■ コーラスのあばずれ3王女 【こーらすのあばずれ3おうじょ】 

暴風3王女とほぼ同義。あばずれ(阿婆擦れ)とは品行が悪く厚かましい者のこと。暴風3王女の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ コーラスの風の4ファティマ 【こーらすのかぜの4ふぁてぃま】 

クローム・バランシェの母親アルセニック・バランスが生涯で4人だけ製作したファティマのこと。完成直後にコーラス21世に託され、それぞれがコーラス王家の縁者に嫁いでいった。4姉妹の製作順(同時なのか年代に差があるのか)は不明であるが、ユリケンヌ(ハリケーン)、シクローン(サイクロン)、モンスーン、光のタイ・フォン(タイフォーン)と、それぞれ風の名前が付けられているのが特徴。光のタイ・フォンを除き、いずれのファティマもコーラス王家に所属しており、3000年代においても各々がコーラス王家に縁の深い騎士をマスターとしている。バランシェ・ファティマよりも格が高いとされているが、その根拠や差異については不明である。ユリケンヌシクローンモンスーン光のタイ・フォンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラスの楔 【こーらすのくさび】 

コーラス王朝の紋章につく副章のひとつで、3本線に斜線が入ったマークのこと。コーラス王家の直属であることを示す(王室直属もしくは宮殿直属とされる場合もあるが、どれも一緒で問題ないだろう)。MHベルリンについては、トリオ・デ・トリオが使用するベルリン[ホワイト・バイオレット]を含む16騎にこの楔が描かれている。トリオ・デ・トリオではないプルース・ランダースの使用騎にも楔が打ち込まれていたことから、若いながらもコーラス王家もしくは御三家と浅からぬ関係をもった重臣として扱われていたことが想像できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-037


■ コーラス・ハグーダ戦争 【こーらすはぐーだせんそう】 

コーラス王朝とハグーダ帝国の間に起きた戦争。星団史上最凶最悪のMHレッド・ミラージュが初めて実戦投入された戦役である。星団暦2989年2月、突如としてハグーダ軍がイルリ湖西岸を狙って武力侵攻を開始。国力の低いハグーダ軍が早々に敗退するものと思われたが、秘密裏に大国の援助を受けていたハグーダ軍の勢いは止まらず、6月10日にはバランカ領アトキがついに陥落。主要都市が落とされたことで事態は一時膠着状態に移行する。さらに、前線に単騎で向かったコーラス23世が重傷を負い、パートナーのウリクルが戦死したことで、コーラス軍の劣勢は目に見えて明らかなものとなった。しかし、開戦から約半年後、A.K.D.とトラン連邦による非公式の援助を受けてコーラス軍による巻き返しが開始される。9月、アトキ近郊で起きた最終戦においてハグーダ軍の主力部隊が敗退。時を同じくしてハグーダ帝国の帝都ドンドでクーデターが勃発し、ハグーダは国家そのものが解体される格好となった。アトキ戦から2日後、ハグーダは降伏宣言を行い、これをもって2国間の戦争は終結した。なお、アトキ戦においてフィルモア帝国がハグーダ軍に介入していたことが明るみに出たため、これを機にコーラスとフィルモアは国交を断絶している。
別名・異名・正式名など: ジュノー・ハグーダ戦
初掲載: DE1-046


■ コーラス・バランカ王国 【こーらすばらんかおうこく】 

コーラス王朝のバランカ王国のこと。バランカ王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-144


■ コーラス反抗軍 【こーらすはんこうぐん】 

星団暦4000年代においてA.K.D.の圧制に反抗したレジスタンスのこと。コーラス26世(ラベル・ジュード)を中心として活動していたことから、このように呼ばれる場合もあったようだ。なお、A.K.D.からは反乱軍(テロリスト)と呼ばれていたらしい。反抗軍反抗天照軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ10-005


■ コーラス・ファースト 【こーらすふぁーすと】 

コーラス21世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス21世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-184


■ コーラス・ファイブ 【こーらすふぁいぶ】 

コーラス25世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス25世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-138


■ コーラス・ファティマ 【こーらすふぁてぃま】 

コーラス王朝に所属するファティマのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-141


■ コーラス・ファティマスーツ 【こーらすふぁてぃますーつ】 

コーラス王朝に所属するファティマが身につけているファティマスーツ。白もしくは緑を基本色とする。ホワイト・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: GES-013


■ コーラス・フォース 【こーらすふぉーす】 

コーラス24世。コーラス王家の歴代当主は通常、十の位を省略して呼ぶため、このように呼称される。コーラス24世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ コーラス防衛戦 【こーらすぼうえいせん】 

星団暦3960年、ジュノー侵攻の最終段階としてコーラス王朝に攻め入ってきたミラージュ騎士団に対して、コーラス王朝の騎士と反天照を掲げる多くの騎士たちが集まり、背水の陣で迎え撃った首都防衛戦のこと。攻め入ったミラージュ騎士団およびA.K.D.軍は、この首都侵攻も含めてジュノー侵攻作戦と呼んでいたようだ。ジュノー侵攻作戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-153


■ コーラス・メロディ家 【こーらすめろでぃけ】 

メロディ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-034


■ コーラス領 【こーらすりょう】 

コーラスの領地のこと。コーラス王家が単独でもつ統治領を指している場合と、コーラス王朝の3国が所有する全領地を指している場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-035


■ 氷の花嫁 【こおりのはなよめ】 

天照が所有する超ド級ファティマ「ザ・ブライド」の通り名。ザ・ブライドという名称自体が、このファティマの正体を隠すためのコード名であるが、総撃破数38騎という驚異的なスコアから星団内でもかなり有名なファティマとなっているらしい。ザ・ブライドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ34-020


■ 氷の矢 【こおりのや】 

ファティマ・ファッションのひとつ「アイスダート・スタイル」の由来となった単語・・・氷の矢(ice dart)は、ジョーカー星団のそれまでのファッション・デザインから逸脱したシャープなシルエットと、アイレンズの着用により見えなくなってしまった「ファティマの視線」からイメージされた呼び名であったとされる。アイスダート・スタイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-040


■ ゴールデンアイ 【ごーるでんあい】 

A.K.D.軍ウォンドルシーク駐留軍に配備されているU-XVII型主力戦艦。戦艦コードはU-2211(デルタ・ベルンに帰るとU-333になる)。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加。ボーギン・デ・ライバッハ以下3名の騎士とMHを輸送し、さらに衛星軌道砲撃による地上支援を行った。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-174


■ ゴールデンマスター 【ごーるでんますたー】 

ソフトウェアの開発において、β版などを経て完成した状態のものをゴールデンマスター(golden master)と呼ぶ。これを複製したものが、いわゆる製品版である。MHの場合も同様で、量産騎の複製元となるオリジナル機体がゴールデンマスターと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-149


■ コールドスリープ 【こーるどすりーぷ】 

いわゆる冷凍睡眠のこと。クラウン銀河を旅する鉱夫たちは、恒星間飛行を行う際にコールドスリープに入り、長い時間を眠りながら移動することになる。ダイアモンド・ニュートラルもジョーカー星団に帰還するまでに数回のコールドスリープを経験しており、同時期に生まれた星団民よりも若い肉体を保持しているらしい(100年間で75歳まで成長)。重傷を負った騎士やファティマに施す凍結処理は、コールドスリープの技術が転用されているのだろう。凍結(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-114


■ ゴールド・ドラゴン 【ごーるどどらごん】 

フェザー・ドラゴンの別名。フェザー・ドラゴンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-175


■ コールドプレイ 【こーるどぷれい】 

Chris Martin(クリス・マーティン)、Jonny Buckland(ジョニー・バックランド)、Guy Berryman(ガイ・ベリーマン)、Will Champion(ウィル・チャンピオン)らが1997年にロンドンで結成したロックバンドColdplay(コールドプレイ)のこと。2000年に発表したデビューアルバム「Parachutes(パラシューツ)」がUKチャートで1位を獲得し、一躍ロンドンの売れっ子アーティストとなる。さらに、05年に発表した3rdアルバム「X&Y」がUKチャートおよびビルボードチャートで1位を獲得したほか、世界各国の主だったチャートでも1位を獲得。それ以降に発表しているアルバムでも同様の好成績を残していることから、2000年代において最も成功したロックバンドとされる。なぜかメンバー4人とも教師の息子であるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-146


■ コーレム 【こーれむ】 

デルタ・ベルンの赤道付近、ソドン大陸の中部に位置する小国。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ コーン 【こーん】 

すえぞうの食料(最初期設定のみ)。トウモロコシのこと。小麦および米と並ぶ世界三大穀物のうちのひとつ。イネ科トウモロコシ属に属す一年草。ヒトの食料、家畜の飼料となるほか、オイルやでんぷんの原料として使用される。農作物としての栽培は紀元前5000年頃には開始されており、マヤ文明やアステカ文明でも主要農産物として栽培された。近年ではバイオエタノールの原料としても用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-165


■ コーン・スピーカー 【こーんすぴーかー】 

スピーカーの振動板がコーン型(円錐型)になっているスピーカーのこと。コーン型のほかに、ドーム型、ホーン型、平面型がある。コーンに用いられる材質は紙や繊維などで、コーンの大きさによって高音域や低音域を分けるスピーカーも多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-403


■ コカ 【こか】 

南アフリカ原産の常緑低木樹(南米産とする説もある)。コカノキ科コカ属のErythroxylon cocaのこと。葉の部分がコカインの原料になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-135


■ コカイン 【こかいん】 

コカの葉から作られるドラッグ。無色または白色の結晶性粉末で、日本では麻薬及び向精神薬取締法の規制の対象となっている。摂取すると、中枢神経の興奮作用によって精神が高揚し、幻覚や妄想を発現する。場合によっては興奮して攻撃行動を起こす。恐怖心を紛らわせて戦場に立たせることが可能なため、劇中でも戦闘薬として使用されている。十分承知していると思いますが、麻薬には絶対に手を出さないように。誇張でもなんでもなく、死の薬と呼べるものです。コカの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ 五角の星座 【ごかくのせいざ】 

ファティマ・クローソーの独白に登場するジョーカー太陽星団の別名。ただし、イースター、ウェスタ、サザンド、ノウズ、そしてフォーチュンを指しており、スタント遊星は含まれていない。フォーチュンが出現するウィル星団暦7777年より遥か以前に彼女がこの5番目の星の名を口にしたのは、ジョーカーを見守る女神として56億7千万年後の世界を予見していたから。ちなみに、現在の地球で五角の星座として有名なのは御者座、ケフェウス座、蛇遣い座などが挙げられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-034


■ 小型船舶繋留所 【こがたせんぱくけいりゅうじょ】 

小型船舶を繋留する場所。戦艦繋留所と同じく、低空に停滞する船舶を繋留する場所である。バランシェ邸にも正門から向かって右に小型船舶繋留所がある。戦艦繋留所の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-060


■ 国王カラー 【こくおうからー】 

国王を象徴する色彩のこと。その国王の紋章や衣装に使用される色彩を指す。王家色とほぼ同義。王家色の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-102


■ 国語 【こくご】 

クリスティン・ビィとヘアード・グローバーが高校在学中に好きだった科目。その国家の公用語で使用される文字、発音、語彙、文法、表現方法について学ぶ学問である。おそらく、ジョーカー太陽星団における共通語では無く、各国で話されている独自の言語が対象になるだろう。ジョーカー星団各国の言語については明確な設定が明かされていないが、少なくともクバルカン法国とその周辺ではルーン語と呼ばれる言語が公用語になっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-011


■ 国際裁判所 【こくさいさいばんしょ】 

おそらく国際刑事裁判所のことだろう。ジョーカー星団においてジョーカー星団司法権を行使する機関(=星団法委員会)は、地球における国際刑事裁判所に相当する。似たような単語として国際司法裁判所というものがあるが、これは対象を国家に絞っており、法律的紛争の解決を主な目的とするする。刑事裁判書とは位置付けが大きく異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-058


■ 国籍マーク 【こくせきまーく】 

MH、軍船、軍用特殊車輌などに付けられる国籍を示すマーク。このマークによってその機体が所属する国家が判る。マークがない機体は所属不明機として警戒される。ジョーカー星団においては、騎士団がそのまま国家の顔として認知されているため、国籍マークよりも騎士団マークの方が大きく描かれていることもしばしば。正式な国家マークが複雑なデザインの場合は、よりシンプルにデザインされたマークが用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-040


■ 国葬 【こくそう】 

国王、王族、国家に功労のあった人物の死去に際し、国の大典として執り行われる葬儀のこと。コーラス・ハグーダ戦の終結以降、コーラス王朝の王族や騎士が黒い制服を着ていたのは、国王の死に際して国葬を行っていたため。国全体が喪服の「黒」に染まる中、「純白」のジュノーンが封印された訳である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-118


■ 黒糖かりんとう 【こくとうかりんとう】 

ムグミカ・ラオ・コレットの好物。表面に黒砂糖で作った蜜をコーティングしたかりんとうのこと。昔ながらにある御菓子の定番である。王宮騎士の目を盗みながら袋を開け、こっそり食べるのがムグミカの定番スタイルらしいが、見つかると糖分の採り過ぎを指摘されて怒られてしまうようだ。とは云え、ダイバーは脳への効率的な栄養補給が不可欠と考えられるため、糖分は多めに採っておいた方がいいのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-042


■ コクピット外壁 【こくぴっとがいへき】 

MHの内部構造のうち、騎士コクピットの下半分と背面を覆っている半球形の外壁のこと。コクピット全体を収納しているドーム型のケースであると同時に、機体内部で反響・伝播してくる衝撃を防ぐ装甲板の役割をもつ。外壁のない前面上部はコクピット・ハッチと装甲シャッターが収まる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-074


■ コクピット・シールド 【こくぴっとしーるど】 

MHのコクピットに備え付けられている防護壁。搭乗者の視界を遮らないように配慮されている不可視シールドである。K.O.G.など一部のMHの頭部に見られる半透明のハッチは、このシールドを兼ねているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-037


■ コクピット・シェル 【こくぴっとしぇる】 

ファティマ・シェルとほぼ同義。ファティマ・シェルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-048


■ コクピット内部装甲 【こくぴっとないぶそうこう】 

MHの騎士コクピットの内部にある装甲のこと。搭乗する騎士の体に対して最も近い位置にある装甲で、外部からの衝撃をカットするほか、激しい損傷などで内部機構・機器がコクピット内に飛び出してきた場合などに、これを防ぐ役割をもつ。この装甲から機体の外部までには、さらに6重もしくは5重の装甲が設置されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-073


■ コクピット・ハッチ 【こくぴっとはっち】 

操縦席または座席の搭乗口。MHの場合は、胸部に騎士用、頭部にファティマ用の搭乗ハッチがある。コクピットはMHにとって最大の急所となるため、それぞれのコクピット・ハッチは極めて頑丈に作られている。2重構造のハッチやその間に設置されている装甲シャッターを含めると、騎士とファティマは7重の装甲と不可視シールドによって守られていることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-060


■ コクピット・プレート 【こくぴっとぷれーと】 

MHの騎士コクピットを保護している胸部上面の装甲板のこと。コクピット・ハッチを兼ねており、搭乗時は分割して上部に跳ね上がる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ コクピット・ホール 【こくぴっとほーる】 

巨大なコクピット・シェル。ヤクト・ミラージュのコクピットは、騎士およびファティマがひとつのポッドに搭乗して胸部に収まる複座型コクピットになっている。このポッドを収める空間がコクピット・ホールである。同一コクピット複座型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-056


■ コクピット・メインハッチ 【こくぴっとめいんはっち】 

MHの騎士コクピットの搭乗口。騎士コクピット・ハッチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-184


■ 国防軍 【こくぼうぐん】 

ドイツ国防軍。ドイツが1935年から1945年までの期間に組織していた軍隊。陸・海・空の3軍から成る。第一次世界大戦において敗退したドイツが残存兵力を再編成し、1935年3月のヴェルサイユ条約軍備制限条項の破棄により新たに国防軍が発足した。第二次世界大戦に先駆けてヒトラーが国内の反乱分子を排除するために親衛隊を組織し、後に規模を拡大して軍隊(=武装親衛隊)として組織したため、ドイツ軍は陸・海・空に続く第4の軍グループを保持することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-074


■ 国防軍第2戦車師団第3連隊第6中隊 【こくぼうぐんだい2せんしゃしだんだい3れんたいだい6ちゅうたい】 

第2戦車師団(第2装甲師団)は第二次世界大戦中にドイツ国防軍陸軍が有した軍グループである。創設は1935年10月。ポーランド侵攻およびフランス侵攻に参加した後、東部戦線のモスクワ侵攻とクルスク戦に参加。戦車の多くを損失したため、41年に一旦フランスに戻り、ノルマンディ戦とファレーズ戦を経てほぼ壊滅。さらに再編成を受け、アルデンヌ戦に参加した。第3連隊(もしくは第3連隊第6中隊)の部隊章は双頭の鷲であったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-071


■ 国民党 【こくみんとう】 

グリース王国における政党のひとつ。星団暦3030年の時点では野党のひとつであった。詳細は不明。グリース国議会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-160


■ ゴクラク鳥の羽根飾り 【ごくらくちょうのはねかざり】 

バランシェを見舞った際のソープが身に着けていた逸品。ゴクラクチョウはスズメ目フウチョウ科に属す38種の鳥のグループ。ニューギニアやオーストラリアに分布する。もともと生息範囲が限られた一群であったが、その美しさのために捕獲され続け、いずれの種も存続が危ぶまれている状態にある。また、輸出される際に運び易いよう足を切断されていたため、輸出先の欧州では「木に止まらずに一生過ごす鳥」と誤解されていたらしい。科名のフウチョウ(風鳥)もそのイメージを引きずった呼び名である。当然、この鳥の羽根を用いた羽飾りが世間に出回ることはほとんどない。永野センセー曰く、ソープはこういったものを身に着けることで、エコロジーや動物愛護を訴える世間を小バカにしているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-054


■ 固形食料 【こけいしょくりょう】 

携帯用に小さく固めてある食料のこと。いわゆる携帯食。ファティマが緊急時に備えて常に携帯しているアイテムのひとつ。タブレット状に圧縮されており、1シートに12錠封入されている。ファティマは常に2〜5シートを持ち歩いているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-039


■ 午後服 【ごごふく】 

メイドが着用する午後用の服のこと。黒またはダークカラーのワンピースを着用。ストッキングは黒。頭髪はサービスキャップやホワイトブリムで抑えるか、カチューシャやヘアバンドでまとめる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-240


■ コサージュ 【こさーじゅ】 

生花や造花を用いたブローチタイプの装飾品のこと。花を模したモノ、花を連想させるデザインのモノも含めて広くコサージュと呼ばれる。コサージュ(corsage)とはフランス語で「身ごろ」の意。つまり、本来は衣服の前面と背面を被う部分のことを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ28-007


■ 小さぎ(コサギ) 【こさぎ】 

グリース王国の国鳥。フロート・テンプル(グリステリア市パトラクシェ区)の区の鳥でもあったが、現在はキジにその座を譲っている。コウノトリ目サギ科コサギ。学名はEgretta garzetta。英名は「Little Egret」。地球ではユーラシア、アフリカ、オーストラリアの温暖な地域に分布し、日本国内でも留鳥として本州から九州にかけて分布する。水辺付近で見られ、魚類などを食す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-041


■ 古参兵 【こさんへい】 

入営してから数年が経過している兵士のこと。新兵に対する言葉であり、具体的な階級で表されるものではないが、下士官、准士官、中尉以上の階級は基本的に古参兵と呼んでいいのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-183


■ 腰装甲セッティングブロック 【こしそうこうせってぃんぐぶろっく】 

MHの内部装甲のひとつで、スカートなど腰周辺に設置される装甲の取り付け基部となるパーツのこと。とくに腰正面に付く部分はセンター・バーと呼ばれる。内部にオイルタンク、バイパス、コンプレッサーなどが内蔵される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-075


■ ゴシック 【ごしっく】 

ゴシック・ファッション。白塗りの化粧に黒いアイシャドー、黒のドレスやスーツを多用し、過剰な装飾を廃してスッキリしたラインをもつのが特徴。死体や吸血鬼をイメージするファッションとされ、十字架や髑髏・悪魔を髣髴とさせるアクセサリーも使用される。近年ではゴシック・ロリータとの混同が見られ、ロココ調(18世紀)やヴィクトリア調(19世紀)の要素を入れ込んだファッション、とくにメイド服がゴシックに加わっているようだが、本来のゴシックは着飾るというイメージからは程遠いシンプルなモノである(ちなみにゴシックとはもともと12〜15世紀のヨーロッパ文化を指す)。また、アメリカの学生社会においては、はみ出しモノが好むファッションとして定着しており、日本人が考えるゴシックよりもさらに殺伐として危険なイメージが増幅されたファッションとなる。白フリル・白レースで着飾ったロリロリなメイド服は間違ってもゴシックに入らないので注意。
別名・異名・正式名など: ゴス、ゴシック・ファッション
初掲載: R#04-196


■ ゴシック・ファッション 【ごしっくふぁっしょん】 

ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-124


■ 腰ブロック 【こしぶろっく】 

大腿部基部の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-056


■ 五条大橋 【ごじょうおおはし】 

かつて源義経(牛若丸)と武蔵坊弁慶が戦ったとされる京都府京都市下京区の鴨川に架かっている橋。現在の橋は架け替えられた新橋で、旧橋は現在の位置よりもやや北に位置していたらしい。弁慶は夜な夜なこの場所に現れては自慢の薙刀で侍を切り倒し、実に999本もの刀を奪っていったとされる。1000人目に出会った牛若丸に敗れて彼の家来になったことは有名な話。不思議なことに、なぜかジョーカー星団においてもこの逸話は残っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-132


■ 個人騎士団 【こじんきしだん】 

莫大な費用もしくは類稀なカリスマ性をもって個人が管理・運営している騎士団のこと。王制国家・帝政国家がもつ宮殿騎士団とは異なり、その運営費は管理者個人のポケットマネーから支払われる。ミラージュ騎士団は天照が個人で管理・運営している個人騎士団であり、たとえA.K.D.が崩壊する事態であっても、天照の命令が無ければ出撃することはない。また、ユーバー配下の騎士たちは総じてユーバー騎士団と呼ばれており、個人騎士団の意味合いが強かった可能性がある(もっとも運営費は国税によるものだろうが)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-068


■ ゴス 【ごす】 

ゴシック(Gothic)の略語。ゴシック・ファッションを指す。ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-124


■ ゴス女 【ごすおんな】 

ゴシック・ファッションを好む女性を指す卑称。ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-107


■ ゴス豚 【ごすぶた】 

クバルカン法国の騎士として知られるノンナ・ストラウスは、過去にナイアス・ブリュンヒルデと因縁があったらしく、彼女を見ると怒りを顕にしながらこのような暴言を吐いてしまう。何があったんでしょうね。ゴスはゴシックの略語。ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-167


■ ゴスロリ 【ごすろり】 

ゴシック・アンド・ロリータ(Gothic & Lolita)の略語。ゴシック・ファッションとロリータ・ファッションの混合によって形成されたファッション。もしくはそれに伴って形成されたサブカルチャー。ファッションに関して云えば、ロココ調(18世紀)やヴィクトリア調(19世紀)といった近代ヨーロッパの服飾様式を取り入れたデザインが多く、ゴシック・ファッション(ゴス)のイメージからは大きく乖離している。近年のメイドさん・ブームに伴って一般に認知されつつあるファッションであるが、これも本来のゴスロリとは方向性を異にしており、愛好家や二次的なファン(いわゆる萌え〜なヒトたち)の間でも衝突が見られる。さらに、ゴスロリの中でもそれを纏うヒトのゴス的・ロリータ的な精神、主義・主張も伴っていなければゴスロリと呼べないといった見方もあり、具体的に定義することが難しいファッションである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-082


■ ゴスロリパンク 【ごすろりぱんく】 

ゴシック・アンド・ロリータ(Gothic & Lolita)とパンク・ファッションの混合によって形成されたファッション。もしくはそれに伴って形成されたサブカルチャー。ゴスロリに見られるロココ調(18世紀)やヴィクトリア調(19世紀)といった要素はほとんど見られず、ゴスロリに見られるフリルやレース、布使い、色彩をパンクに取り込んだイメージが強い。パンク・ファッションで多用される髑髏や十字架などのモチーフ、チェーンや安全ピンなどの金物を使用しながら、殺伐としたイメージよりもカワイイ系が強調されているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-082


■ ゴスロリ・ファッション 【ごすろりふぁっしょん】 

ゴスロリの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-196


■ 午前服 【ごぜんふく】 

メイドが着用する午前用の服のこと。白または明るい色のブラウスもしくはワンピースを着用。ストッキングはベージュ。頭髪はパーラー・ハットでまとめる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-240


■ 古代エジプト 【こだいえじぷと】 

古代に成立していたエジプトのこと。具体的には紀元前3150年からローマ帝国の支配下に置かれる紀元前30年までの歴代王朝を指す(第1〜第31王朝およびプトレマイオス朝)。ナイル川の氾濫によって形成された肥沃な土地を基盤として繁栄した国家で、氾濫を予測する必要性から天文学が発達。また、氾濫後の地形修復の必要性から測量技術および幾何学が発達した。石に刻むための文字としてヒエログラフが作られ、筆記文字としてヒエラティックとデモティックが使用された。ハグーダ帝国は古代エジプトのイメージを持たせてあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-010


■ 古代カナーン語 【こだいかなーんご】 

ファロスディー・カナーン超帝國の時代、もしくはそれ以前の時代にジョーカー星団で使用されていた言語。アッセルムラトワ・ディスターブ初代星団皇帝は、古代カナーン語で「アモン」または「ゴウト」と呼ばれていたらしい。詳細は不明。ちなみに古代カナーン語は地球上にも存在している。フェニキア人の用いた楔形文字がそれで(フェニキアはギリシャ人が呼んだ名前で彼らは自身のことをカナーンと呼んでいた)、紀元前2000年頃に使われていたようだ。古代のイスラエルの言葉である。コミック9巻p169でマグダルの思念が楔形文字となってヤーボの脳裏に届くシーンがあるが、これが古代カナーン語になるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ 個体情報 【こたいじょうほう】 

その個体がもつ遺伝情報のこと。とくに、その個体を個体たらしめている1セットの遺伝情報のこと。ゲノムと云えばいいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-020


■ 個体進化 【こたいしんか】 

世代交代を繰り返しながら進化するのではなく、単一の個体が成長の過程で進化すること。ボォスに生息するドラゴン・ネイチャーは、幼生体から成体になるまで個体進化を繰り返すことで、通常の生命体の輪から飛び出した完全生命体に至る。それは哺乳類の始祖が霊長類の頂点ヒトに至るまでの過程に例えられる。ただし、ドラゴンの個体進化説はクローム・バランシェが提唱した一学説であり、ジョーカー星団においても未だ立証されていないのが現状である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-171


■ 古代タイカ 【こだいたいか】 

異世界タイカにおいて、シルビス・レィス・ビーナスが活動していた太古の時代もしくは国家を(便宜的に)古代タイカと呼ぶ。これに対して、カレンやU.R.I.が活動する未来の時代もしくは国家を神聖タイカと呼ぶ。両者の間には4万年(もしくは10万年)もの時間の隔たりが存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-156


■ 木霊 【こだま】 

木霊(こだま)とは山や谷における声の反響のこと。しかし、劇中では「言霊(ことだま)=言葉」の意味も含まれているようだ。L.E.D.ドラゴンがサンダー・ドラゴンを介してアイシャに伝えた言葉(カステポーの不可侵条約)について、L.E.D.自身はこのように呼んでいた。口頭で伝えた単なる言葉ではなく、神が発した言葉(神霊的な意味合いを含む言葉)であるということと、人づてに伝えた言葉であることの、双方の意味を含んでいるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-170


■ ゴチック・ナイアス 【ごちっくないあす】 

ナイアス・ブリュンヒルデの通り名のひとつ。彼女がゴシック・ファッションを好むことに由来する。ゴシック・ファッションでバキン・ラカン宮を訪問し、聖帝に謁見したというエピソードは、その後に起きた惨劇も含めて彼女の名を広く知らしめたようだ。ゴシックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-104


■ 伍長 【ごちょう】 

地上軍における階級のひとつ。下士官の第四位。一般には軍曹と兵長の間。自衛隊であれば二曹と士長の間に位置し三曹と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-052


■ 伍長勤務上等兵 【ごちょうきんむじょうとうへい】 

上等兵の中でも数人のエリートに与えられる特殊階級。基本的な指揮権は上等兵に準じるものの、待遇は兵長クラスまたはそれ以上になる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-055


■ 小づか 【こづか】 

小柄とも書かれる。忍者が携行していた小型の刀剣。刃の部分が柄よりも細く平たく作られており、手甲や足甲の間に挟んで隠し武器として使用した。トモエはブーツの中に小づかを隠し持っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-150


■ 国家カラー 【こっかからー】 

国家を象徴する色彩のこと。イメージカラー。国家の紋章や国旗に用いられるほか、国家元首や王家・貴族の正装などにこの色が用いられる。また、騎士団や軍組織の識別色に使われる場合もあるようだ。有名なところでは、ハスハ連合共和国のハスハ・イエローとハスハ・グリーン、フィルモア帝国のフィルモア・グリーン(ペパーミントグリーン)、メヨーヨ朝廷のクリムゾン・レッドなどが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: GES-005


■ 国家騎士 【こっかきし】 

国家騎士団に所属する騎士のこと。もしくは国家直属の騎士。メイユ・スカはミハエル・レスターに自己紹介をする際に自らを国家騎士と称した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-082


■ 国家騎士団 【こっかきしだん】 

ジョーカー太陽星団の各国が所有する騎士団のこと。地上軍および宇宙軍と並んで3軍を構成している軍グループである。宮殿騎士団が国家元首の直下に置かれるのに対して、国家騎士団は議会の直下に置かれる。宮殿騎士団と比べて各騎士の技量は相対的に低いモノとなるが、所属騎士数、所有MH数は数倍の規模となり、活動内容・活動範囲も格段に広がる。劇中では宮殿騎士団に焦点が当てられるパターンが多いが、ジョーカー星団に生活する一般市民から見て目に触れる機会が多いのは国家騎士団であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-047


■ 国家主力MH 【こっかしゅりょくMH】 

各国家が主戦力として製造・配備しているMHのこと。フィルモア帝国であればサイレン、ハスハ連合共和国であればA・トールといった具合に、その国家の顔として一般に知れ渡っているMHを指す。A.K.D.の場合はブラッド・テンプルになるが、このMHが採用される以前にどのようなMHがA.K.D.の顔として活躍していたのか、意外にも全く不明である(ミラージュ騎士団およびミラージュ・シリーズはA.K.D.の主戦力では無い)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-118


■ 国家主力騎士団 【こっかしゅりょくきしだん】 

国家の主戦力として見なされる騎士団のこと。通常は、宮殿騎士団ではなく国家騎士団を指す。宮殿騎士団は各国最強のMHを駆る精鋭部隊であるが、位置付けは国家元首の直属もしくは近衛軍であって、国家が自由に動かせる戦力ではない。また、兵力の優劣を決めるのは「質」よりも「量」に拠る部分が大きく、構成員が少数に限られる宮殿騎士団は軍全体から見ればごく一部の戦力にしかならない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-149


■ 国家大使 【こっかたいし】 

国家を代表する大使。外交官の最上位に位置する者のこと。また、複数の国家の代表となる大使、または複数の国家に対して派遣される大使をこのように呼ぶ場合があるようだ。星団暦2310年以降、ファティマ開発の最重要人物となったリチウム・バランス博士を狙うテロ行為が幾度となく発生したため、クバルカン枢機卿を初めとする列強諸国の代表者が国家大使としてフェイツ公国に駐留。有事に備えると共に互いの連携で沈静化を図ったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-034


■ 国家犯罪者 【こっかはんざいしゃ】 

国家的法益に対する罪を犯した者のこと。アルル・フォルティシモがコーラス王朝の国家犯罪者とされたのは、旗騎MHを所持して他国に逃亡していたため。MHを所持して敵対国に渡る行為は外患罪、国家の拘禁から逃れる行為は逃走罪に当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-066


■ 国家マーク 【こっかまーく】 

国章もしくは国籍マークのこと。MH、戦闘用車輌、艦艇、騎士および軍関係者の制服など、国家に所属する形で運用されるあらゆるモノに付けられる。正式な国家章ではなく、簡略化した略章である場合が多い。A.K.D.の国家マークはドラゴンのシルエットと十字章を重ねたマークである。ミラージュ騎士団の場合は、天照家の家紋である「四つ菱」、ミラージュ・エンブレムの「血の十字架」、そして聖典モナーク・セイクレッドを象徴する印(3159・インシグニア・フラッグ・マーク)が使用されており、国家マークは確認できない。これは、彼らが国家に所属する形で運用されていないため。ミラージュ騎士団は天照個人が管理・運用する個人騎士団である。国籍マークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-042


■ 国家要人 【こっかようじん】 

国家にとって重要な地位にいる人物のこと。大統領や総理大臣などの国家元首はもちろんのこと、主に政治上の要職に就いている人物を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-068


■ 国境騎士団 【こっきょうきしだん】 

国境軍(専守防衛を基本とする国境警備軍)として配備されている騎士団のこと。A.K.D.のような集合国家、トランやハスハなどの連邦・連合制国家、フィルモアに代表される帝政国家などでは、構成国のそれぞれに国境騎士団を置くことを基本としている。規模や運用方法は各国家によって異なるが、大戦などで国全体が足並みを揃える場合は、宮殿騎士団、国家騎士団の下位組織として動かすようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-045


■ 国境軍 【こっきょうぐん】 

国境整備軍とも。ジョーカー太陽星団の各国が備える自国の防衛軍のこと。専守防衛を基本としており、他星・他国へ派遣されることはない。宇宙軍の中の1グループであるが、コーラス・ハグーダ戦のように隣接した国家同士が地上で開戦した場合は、地上軍によって国境軍が編成される。また、A.K.D.を構成する各国が独自に備えている軍を指して国境軍と呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-029


■ 国境警備師団 【こっきょうけいびしだん】 

国境軍における部隊構成単位のひとつ。国境軍の下位に位置し、この師団が複数集まることで国境軍となる。各方面軍(地上軍における「集団」)がいくつか集まった程度のグループであるらしく、地上軍における「師団」とは規模が異なる。ただし、この辺の設定は微妙に矛盾している部分があるので(とくに初期設定では)、あまり気にしない方がいいのかも知れない。国境軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-029


■ 国境配備軍 【こっきょうはいびぐん】 

ジョーカー星団の各国家が備えている3軍(騎士団、宇宙軍、地上軍)のうち、主に宇宙軍に属して国境の警備を行っている軍グループのこと。恒星間飛行や衛星軌道砲撃が普通に行われているジョーカー星団においては、地上の国境線に軍を配置することはあまり意味がないため、公宙と各国上空にある領域の間に国境線を設けて、宇宙船の出入りを監視している状態にあるらしい。当然、戦争が起きて地上に防衛ラインが敷かれた場合には、地上軍による国境警備軍が編成されたり、宇宙軍からの降下部隊も加わって防衛ラインを死守することになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-043


■ コック長 【こっくちょう】 

複数のコックを取り仕切るリーダーのこと。ちゃんと陸軍における役職名である。海軍(FSSでは宇宙軍ということになる)では司厨長と呼ばれ、自身で調理を行うほか、司厨手や司厨員に調理・給仕の指示を出す役目をもつ。長期間の行軍においては、兵たちの健康管理面において重大な役目をもつ大役である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-026


■ ゴッサマ・ハウンド 【ごっさまはうんど】 

スジャータ・ルースの夫。ミッション・ルースとマロリー・ハイアラキの実父である。トラン連邦議会の議員であったらしい。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-195


■ ゴッズ騎士団 【ごっずきしだん】 

GODS騎士団とも。A.K.D.の宮殿騎士団として知られるゴーズ騎士団の別名である。ゴーズ騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-060


■ 骨盤 【こつばん】 

大腿部骨盤の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-180


■ 固定アーム 【こていあーむ】 

MHの騎士コクピットにおいて搭乗者の身体を固定しているパネルを固定アームと呼んでいる。このパネルはそのまま伝達密着式のコントローラーになっており、手、足、胴、肩、首、足首、手首を固定している各パネルを騎士が動かすことで、MHに身体の動きが伝わる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-166


■ 固定団員 【こていだんいん】 

騎士団に所属している騎士のこと。出張騎士や名誉騎士(名誉団員)といった特別な扱いを受ける騎士に対して、通常の所属騎士をこのように呼称する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-108


■ 言霊 【ことだま】 

単に「言葉」を指す場合や、その「言葉」に宿る霊的な効果・働きを指す場合がある。もしくは、パラ・サイマルの能力によって伝えられる言葉のこと。アトール皇帝は、歴代皇帝の記憶を「言霊」として授かることで、あたかも自身が体験したかのように古の記憶を呼び覚ますことができるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-014


■ 寿引退 【ことぶきいんたい】 

女性が結婚を機に現在の職場を離れること。男性の場合については不明。ネジが1本抜けてしまったかのようなエレーナ・クニャジコーワの言動を見たログナーは、「一日も早く寿引退してくれ」と苦言を呈した。ちなみに、エレーナのお相手はA.K.D.宇宙軍宮殿警護艦隊司令部参謀部参謀長のマイア・フォン・トッカータ中佐である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-035


■ 寿退社 【ことぶきたいしゃ】 

寿引退とほぼ同義。寿引退の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-114


■ コナン・ドイル 【こなんどいる】 

サー・アーサー・コナン・ドイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-065


■ 近衛機 【このえき】 

近衛軍が使用する兵器のうち、車輌、航空機、艦艇などの運搬体を指す。劇中では、主に近衛騎士団が使用するMHを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-084


■ 近衛騎士団 【このえきしだん】 

宮中の警備や国家元首の身辺警護に当たる騎士団のこと。宮殿騎士団とほぼ同義であるが、宮殿騎士団のうちの限られたグループが近衛騎士団に位置付けられる場合や、その逆の場合もある。また、劇中では国家元首が国内最強の騎士であるパターンもあり、その場合は国家元首が率いる騎士団を指して近衛騎士団と呼称しているようだ。
別名・異名・正式名など: インペリアル・ガード
初掲載: PS-052


■ 近衛軍 【このえぐん】 

宮中の警備や国家元首の身辺警護に当たる騎士団または軍のこと。宮殿騎士団そのものを指す場合もあるし、宮殿騎士団の中でもさらに選りすぐりのエリート集団を指す場合もある。また、親衛隊と呼ばれる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-013


■ コブラマーク 【こぶらまーく】 

A・トール[コブラ]のベイルに塗装されているマーク。キングコブラの背中の模様を模したもので、ヤーボ・ビートのパーソナル・マークだったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-022


■ コブレンツ博物館 【こぶれんつはくぶつかん】 

ドイツのラインラント=プファルツ州コブレンツにあるWehrtechnische Studiensammlung(防衛技術博物館)のこと。日本ではコブレンツ国防技術博物館と呼ばれる。設立は1962年。ランゲマルク兵舎に併設された軍調達部門BAAINBw(Bundesamtes fur Ausrustung, Informationstechnik und Nutzung der Bundeswehr)・・・直訳すると「国防軍の機材およびIT技術応用を担う連邦機関」の施設で、公開可能な武器や車輌を展示して博物館として運用している場所らしい。一時期、博物館の機能をドレスデンに移す議論が成されたが、有耶無耶になったとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-036


■ 古文 【こぶん】 

ちゃあ・ティとトモエが高校在学中に好きだった科目。日本に関して云えば、江戸時代以前に書かれた文章について学ぶ学問。平安時代の和文体、漢文を訓読する漢文訓読体、それらを混合した文体などが教材として用いられる。ジョーカー星団でも一部で漢字表記の文化が残っているため、おそらく漢文訓読体を中心とする授業が行われているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-009


■ 護法院 【ごほういん】 

天照王朝において、王家の祭事と監察を司る役目をもつ中央省庁が護法院と呼ばれる。同名の省庁が他の国家に存在する可能性があるが、その役目はそれぞれ異なるだろう。天照家の護法院は「みどりの杜」と呼ばれる。みどりの杜の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-008


■ コボルト 【こぼると】 

地精とも。創造神JOKERに仕える四大精霊のひとり。科学的なアプローチではなく、魔導的なアプローチで捉えれば、ジョーカー太陽星団における四元素のうち、「地」を司る精霊ということになるだろう。星団暦2025年、天照が誤って召喚したグレーター・デーモンを滅するため、JOKERおよび他の3体の精霊と共に異界から出現した。他の精霊と異なり、これのみゲルマン伝承に登場する妖精コボルド(Kobold)が元ネタとなっている。スイスの錬金術師であるパラケルススが説いた地の精はノーム(Gnome)である。
別名・異名・正式名など: 地精
初掲載: #07-044


■ コマネチ 【こまねち】 

ナディア・コマネチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-007


■ コマンダー 【こまんだー】 

指揮官または司令官のこと。戦車の搭乗員であれば戦車長がこれに当たる。また、海軍の中佐もコマンダー(Commander)と呼ばれる。ついでに、陸軍の中佐はリューテナント・カーネル(Lieutenant Colonel)と呼ばれる。中佐の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-024


■ コマンダーハッチ 【こまんだーはっち】 

車長ハッチとも。コマンダーつまり戦車長が使用するハッチを指す。主にエア・バレルの車体上部中央についており、ここから顔を出して周囲を見渡すことができるようになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-027


■ コマンドモジュール 【こまんどもじゅーる】 

司令管制機器のこと。エア・バレル部隊の隊長機には、部隊に指示を下すための強力な無線発進機・受信機や、戦場全体を見渡せるレーダー機能が搭載されている。これらを指してコマンドモジュールと呼ぶ。通常の車体のバック・コンテナのスペースにコマンドモジュールを搭載する格好となるため、隊長機はその外観から判別がつくようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-025


■ コマンド用戦闘薬パック 【こまんどようせんとうやくぱっく】 

軍の特殊部隊(コマンド部隊)に支給される薬品パック。鎮静剤や痛み止め(モルヒネ)のほか、恐怖心を拭い去るための戦闘薬(コカイン)が入っている。通常は一般兵に支給されるものではないが、星団暦2992年の天照救出作戦では、兵士の恐怖心を強制的に取り除くため、地上軍の各員(もしくは新兵)にこのパックが配られた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ06-025


■ コマンドルーム 【こまんどるーむ】 

K.O.G.[ラキシス]の後頭部に備え付けられている小さな部屋。この部屋はK.O.G.のメンテナンス機能の中枢であると同時に、宇宙飛行・次元航行を行う際のラキシスの生活空間として機能する部屋となっている。生活に必要なエネルギーを生み出す小型のイレーザー・エンジンと、宇宙空間に散在する原子や分子を吸収・変換・再構築する物質変換システムが搭載されており、これにより食料やK.O.G.の交換部品を生み出すことが可能。また、ラキシスの再生槽も完備されており、ラキシスが負傷した場合でもこの部屋で再生できるようになっている。なお、これらの機能はラキシスとK.O.G.が永久に稼働することを目的として搭載されたものであり、K.O.G.[アトロポス]には搭載されていないようだ。もともとコマンドルームとは指揮・司令室を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-188


■ コミニケイション・ブレイクダウン 【こみにけいしょんぶれいくだうん】 

剣技ダムド・ストロークの初期名称。名前の元ネタは、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)が1969年に発表した1stアルバム「Led Zeppelin」に収録されている名曲「Communication Breakdown」から。ダムド・ストロークレッド・ツェッペリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ17-023


■ コミューン・グループ 【こみゅーんぐるぷ】 

コミューン(commune)とは小規模な共同社会あるいは共同生活体のこと。もともとフランス語で「共同」や「共有」を意味する単語で、現在のフランス語では「基礎自治体」を指す。ヒッピー文化の拡大に伴って小規模な生活共同体が生まれていき、この中で宗教的な教義をもつグループ、政治的な思想をもつグループ、新たな音楽を求めるグループなどが形成された。このようなコミューンを出発点として、メジャー・デビューを果たしたバンドも少なくない。ドイツのミュンヘンで結成されたAmon Duul(アモン・デュール)も、もともとはコミューン・グループであったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-180


■ コム・デ・ギャルソン 【こむでぎゃるそん】 

A-Tが使用しているソックスのブランド。東京出身のデザイナー川久保玲が1973年に東京都港区南青山で立ち上げたプレタポルテ・ブランドCOMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)が元ネタ。ブランド名はフランス語で「少年のように」という意味。服の表面にねじれやうねり、穴を大胆に取り入れた斬新なデザインが評価され、81年にパリ・コレクションでデビューして以来、海外からも高い評価を得ているブランドである。とくに黒を基調としたスーツの数々は「黒の服」や「黒の衝撃」といった呼び名を生み出した。ブランドは様々なラインを生み出しており、世界各国で200以上の店舗をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-085


■ ゴムボート 【ごむぼーと】 

MHのコンテナに収納されている携行装備のひとつ。MHが擱坐して緊急脱出する場合などに使用するものだが、騎士やファティマが無傷の状態であれば泳いだ方が速いはず。装備品を乗せたり、重傷を負った騎士・ファティマや要救助者を運んだりするためのモノだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ コモセイス公国 【こもせいすこうこく】 

ジュノーの南半球、ペテルスファ大陸の北端に位置するコモセイス公爵領。コモセイス公はフィルモア王家の分家筋らしく、公国はジュノーにおけるフィルモア帝国領として運営されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-010


■ コヤス・シューマッハー 【こやすしゅーまっはー】 

永野センセーの解説によると、ヨーロピアン・ボンテージを専門とするベルギーのカメラマンか何からしい。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-054


■ コリナーシリーズ 【こりなーしりーず】 

ギブソン/コリナーシリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ ゴルゲット 【ごるげっと】 

首あて。のどあて。防具・祭礼具として用いるモノや、王族・貴族が装飾具として身につけるモノがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-142


■ コルサール 【こるさーる】 

ハララ共和騎士団が使用するMH。ハララ共和騎士団はガマッシャーン共和国の国家騎士団である。初期設定では、ルビコンと共に宮殿騎士団のレイスル騎士団が使用する主力MHであった。登場する前にある意味格下げとなってしまった珍しいMH。そして現在も登場予定はなし。ドイツ語でコルサール(korsar)は「海賊」の意。
別名・異名・正式名など: ゴルザラ
初掲載: E98-199


■ ゴルザラ 【ごるざら】 

MHコルサールの初期名称。もしくは発音を変えた名称。コルサールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ コルセット 【こるせっと】 

体型を整えるための婦人用下着。胸下から腹部を覆う。形状を保つボーンの部分に鯨の髭や細い鋼板が仕込まれており、ヒトの手を借りて背後の紐を締め付けることで着用する。医療用のコルセットは体の前面で紐を締める。椎間板ヘルニアの手術をした桜牧師も愛用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-152


■ コルト(1) 【こると】 

ジュノーのロンド大陸の南部、コーラス王朝の西方に位置するピチカート公国の首都。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-134


■ コルト(2) 【こると】 

アメリカ陸軍大佐のSamuel Colt(サミュエル・コルト)が1836年に創業した銃器メーカーColt's Patent Firearms Manufacturing Company(コルト特許火器製造会社もしくはコルト・ファイヤーアムズ社)のこと。創業当時の社名はThe Patent Arms Manufacturing Company of Paterson(パターソン武器製造会社)。経営不振による倒産を経た後に社名を変えて再出発し、その後の銃設計・開発から世界に名だたる銃器メーカーとして発展した。世界で初めてシングルアクション機構のリボルバー(回転弾倉式拳銃)を開発したことでも有名。また、J.M.ブローニングの設計によるM1911ガバメント(コルト・ガバメント)は、1911年から85年まで米軍の主力拳銃として使用された。現在の社名はColt's Manufacturing Company(コルト製造会社)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-062


■ ゴルンフォート 【ごるんふぉーと】 

バキン・ラカン帝国の主都のひとつ。大ロマン大陸の内陸部、帝都ラッカの東南に位置する。バキン・ラカン帝国に編入される以前はラント・フィルモア帝国の支配下に置かれていたらしい。当時は周辺のユレッカ、シャブリテ、ゴータウン、ナランシと共にアドラー星ロマン大陸フィルモア帝国と呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ コレッジ 【これっじ】 

「college」で「高等教育機関」のこと。イギリスでいうところのパブリックスクール(全寮制中等教育学校)、大学進学準備校、専門学校のこと。アメリカでは二年制大学を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-146


■ コレット16世 【これっと16せい】 

ラオ・コレットの別名。AD世紀より続くコレット・クルル家の第16代当主であることを示す。ナカカラ・クルル王国を治めてきた王家の末裔である。ラオ・コレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-062


■ コレット王家 【これっとおうけ】 

ナカカラ・クルル王国を長年治めていた王家。正確にはコレット・クルル家と呼ばれる。コレット・クルル家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-018


■ コレット・クルール 【これっとくるーる】 

ラオ・コレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-047


■ コレット・クルル家 【これっとくるるけ】 

ハスハ連合共和国の主宰国として知られるハスハント共和国を治めてきた首長家。クルルの名から判るとおり、ハスハ12ヶ国が統合する以前はナカカラ・クルル王国を治めてきた王家であった。旧ハスハント王国が共和王政に移行した後、新たに国家代表として選出された一族である。星団暦2900年代末期における当主はハスハ統制議会の総議長を務めたラオ・コレット。彼の孫娘ムグミカ・ラオ・コレットもまた、ハスハの裏の顔であるアトール聖導王朝の皇帝を務めた人物である。星団暦3030年、バッハトマ魔法帝国によってハスハントが蹂躙され、王宮の陥落と共にこの2人が他界。魔導大戦の幕開けと共にコレット家の血も潰えてしまった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-138


■ コレット家 【これっとけ】 

コレット・クルル家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-174


■ コロナ 【ころな】 

AP騎士団[スバース隊]の隊長を務めたマイケル・ジョーイ・ギラのパートナー。マイトはナトリウム・シング・桜子。霧姫とほぼ同時期に製作されたらしい。ギラは魔導大戦が勃発する以前までエトラムルを使用しており、ハスハ周辺がキナ臭くなってきたことを感じて人型ファティマに切り替えたという。名前の元ネタは、1993年にイタリアでデビューしたハウス・ユニットCorona(コロナ)だろうか。日本でも95年にアルバム「The Rhythm of the Night」を発表している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-199


■ 壊し屋 【こわしや】 

星団暦2989年にカステポー周辺で「首狩り」を続けていた謎のMHは、勝敗が決したにも関わらず搭乗者の命を奪う極悪非道の振る舞いを続けていたことから、カステポーのみならず星団各地で「壊し屋」と呼ばれていたらしい。その正体はメヨーヨ朝廷の新型MHアシュラ・テンプルであったが、MHの自爆とそれを支援していたエア・ドーリーの消滅によって証拠が残らなかったために、世間一般には正体不明のまま片付けられていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-132


■ コワフ 【こわふ】 

プラスチック・スタイルの頭部フードを指す地方名のひとつ。フランス・ブルターニュ地方の民族衣装で、レース布を用いて作られる帽子coif(コイフ)が元ネタ。筒状のタイプや、頭をぴったりと被うタイプなど、地域によって様々な形状がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ コワレメガネ 【こわれめがね】 

幼少時のジャコー・クォン・ハッシュがママドア・ユーゾッタに放った罵詈。いわゆる「瓶底メガネ」とほぼ同義であろう。メガネをかけているヒトにこういう言葉を放ってはイケマセン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-063


■ コンク 【こんく】 

ファティマ・コンコードの愛称。コンコードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-308


■ 金剛石 【こんごうせき】 

結晶構造をもつ炭素の同素体。いわゆるダイヤモンド。ダイアモンド・ニュートラルが「金剛様」と呼ばれる理由はこの名称にある。ダイヤの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-105


■ 金剛大王 【こんごうだいおう】 

ダブル・マイトとして知られるダイアモンド・ニュートラルの愛称。ダイヤモンドの別名「金剛石」に由来する呼び名である。単に「金剛」とも呼ばれる。ダイアモンド・ニュートラルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-109


■ コンコード 【こんこーど】 

AP騎士団に所属するファティマ。当初はヤーボ・ビートのパートナーとして登場した。アトール聖導王朝皇帝騎士となったヤーボに付き従い、半ば伝説と化していた名騎ジ・エンプレスを駆るも、星団暦2997年にヤーボが他界。その後、ヤーボの息子デプレをマスターとして魔導大戦に参加する。初代黒騎士ツーリー・パイドルのパートナーであったが、ツーリーがエストを娶る際に手放され、ヤーボのパートナーとなった経緯がある。マイトはギェーム・アイアン。マグダルとデプレ、騎士とダイバーという壮絶な双子コンビが無事に成長できたのも、彼女の命懸けの育児があったため。ある意味でヤーボ以上に母親としての役割を果たしてきたかも知れない。魔導大戦終盤にフローレスに格上げされるようだ。名前の元ネタは、イギリスとフランスが1960年代後期に共同で開発した超音速旅客機concorde(コンコルド)から。コンコルドはフランス語で「協調・調和」の意。コンコルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-010


■ コンコルド 【こんこるど】 

イギリスのBritish Aircraft Corporation(大英航空機会社)とフランスのSud-Aviation(シュド・アビアシオン=南方航空事業)が共同で開発した超音速旅客機Concorde(コンコルド)のこと。初飛行は1969年。高度5.5万〜6万フィート(通常旅客機の飛行高度の2倍)をマッハ2.0で飛行することが可能。世界中から注目された機体であったが、ソニックブームほか運用に関わる諸問題や価格の高騰によって発注が進まず、実使用は英仏の航空会社2社のみに留まった。生産総数は20機。2003年までに全てが退役している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-308


■ コンコルド級旅客機 【こんこるどきゅうりょかっき】 

A.K.D.もしくはジョーカー星団全土をつなげている民間の航空会社が使用している旅客機。イギリスとフランスが共同で開発した超音速旅客機コンコルド(concorde)と名称も外観もそっくりであるが、滑走路のないドッキングベイに連結可能であることから、星間連絡船として星団内の各惑星を行き来することが可能な宇宙船であると考えられる。コンコルドはフランス語で「協調・調和」の意。コンコルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-074


■ コンサート 【こんさーと】 

融合とも。機械に精神を移し込み、自身の肉体として使役すること。またその能力を指す。異世界タイカのクェーサー・ヒューマンのように、自身の肉体を精神によって完全に制御できる存在でなければ、実現が極めて困難な芸当であろう。最終決戦兵器MMTの操縦に必須となる能力で、カレンとU.R.I.もこのコンサートによって専用機を操るらしい。
別名・異名・正式名など: 融合
初掲載: #05-051


■ コンサートマスター 【こんさーとますたー】 

融合使とも。異世界タイカにおいて製作された最終決戦兵器MMTに搭乗する超人類のこと。機械に精神を移し込む「融合(コンサート)」を会得している異能者の集団であり、クェーサー・ヒューマン、U.R.I.、カレンが該当する。コンサートマスターとはコンサートにおける首席演奏者のこと。そういった意味ではヘッドライナー(ライブなどにおけるメイン・アクトのこと)と相通じるモノがあり、両者がそれぞれの世界で果たしている役割がうまく暗示されている名称である。
別名・異名・正式名など: 融合使
初掲載: #05-051


■ コンサイス伯 【こんさいすはく】 

星団暦2900年代末期にAP騎士団のエンブリヨ隊を預かっていた隊長。伯爵位をもつ。パートナーその他は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-089


■ コンシール 【こんしーる】 

コンシール・システムもしくはコンシール・モードの略語。コンシール(conceal)とは「身を隠す」とか「潜伏」の意。MHや一部の兵器・兵装が備える対スキャン・システム、もしくはそのシステムによって発生する透明化フィールドを指す。テロル・ミラージュが備えるグラン・シーカーは、外部から視認できないコンシール・モードを備えている。おそらく、周囲の空気の層を歪ませて全反射のような現象を引き起こしているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-053


■ コンシール・システム 【こんしーるしすてむ】 

ジョーカー星団のほとんどの戦艦が備えている対MH用不可視システム。敵・味方を問わず、MHの索敵システムを完全に妨害し、潜伏する機能をもつ。高速で移動するMHに対して戦艦が抗う方法は皆無となるため、完全に隠れた状態で戦闘展開区域から光速で一気に離脱する戦法が採られる。これが唯一MHから逃れる方法であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-062


■ コンシールド 【こんしーるど】 

「concealed」で「隠蔽した」の意。「コンシールドに入る」とは妨害機の発信やホログラムの形成によって自身を隠蔽し、他者の索敵システムに掛からない状態に移行すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-179


■ コンシール・モード 【こんしーるもーど】 

カルバリィRもしくは一部のミラージュ・マシンに搭載されている対スキャン・システム。もしくはそのシステムを稼動した状態のこと。潜伏・潜入する際に使用するモードで、機体周辺に特殊なフィールドを展開することで敵機の索敵システムを無効化し、さらに肉眼による視認もできないように騎体を透明化する機能をもっていると考えられる。非常に便利な機能であるが、この状態で戦闘に突入することはできないらしい。あるいは、騎士道精神に反する行為として見なされるため、自主的にモードを切ることが通例となっているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-223


■ ごんぞ 【ごんぞ】 

「がんばれエストちゃん」において、永野センセーの部屋に転がっていたダンボール箱に描かれていた文字。アニメーションの企画・制作会社である株式会社ゴンゾ(GONZO)が元ネタ。ガイナックスを退社した村濱章司と、前田真宏、山口宏、樋口真嗣らが1992年に設立した会社である。代表作は「ヴァンドレッド(2000)」、「SAMURAI 7(2004)」、「ブレイブストーリー(2006)」など。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ37-010


■ コンソール 【こんそーる】 

コンソール・ボックスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-098


■ コンソール・ボックス 【こんそーるぼっくす】 

電子機器や乗物を操作するための集中制御卓のこと。MHの場合は、ファティマ・シェル内に主だったコンソールが配置されている。また、騎士コクピットにも補助用のコンソールが存在しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-048


■ コンタクト 【こんたくと】 

コンタクト・バイザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-169


■ コンタクト・バイザー 【こんたくとばいざー】 

フレーム・ランチャーの業火や、バスター・ランチャーの閃光からMHの眼球を保護するために付けられているサンバイザーのようなパーツのこと。眉間から額にかけてこのパーツが収納されている。バスター・ランチャーを使用するK.O.G.が装備しているほか、フレーム・ランチャーを使用するレッド・ミラージュも[Ver.3]以降で追加された。また、バスター・ランチャーの使用が可能とされるバングにも同様の装備があると思われる。このバイザーを装備することで赤外線や紫外線など不可視光線域を感知することが可能になるとの設定もあったが、おそらくボツ設定であろう(装備しなくても感知可能なはず)。
別名・異名・正式名など: コンタクト
初掲載: 


■ コンタクト・レンズ 【こんたくとれんず】 

コンタクト・バイザーの別名もしくは単純な誤植と考えられる。コンタクト・バイザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-010


■ こんちねんたるぶれいくふあすと 【こんちねんたるぶれいくふあすと】 

「continental breakfast」で、コーヒー(もしくは紅茶)とパンだけの軽い食事のこと。ちゃあがメイドのバイトをしていた家では、使用人にこのような朝食が出されていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-238


■ コンディションチェック 【こんでぃしょんちぇっく】 

状態チェック。とくに、ファティマやMHの健康状態について、マイトやマイスターが精密なチェックを行うこと。ファティマの場合は身体面・精神面を含めた健康状態の確認(メディカル・チェック)、MHの場合は保守管理(メンテナンス)ということになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-082


■ コンテナ・スペース 【こんてなすぺーす】 

エア・バレルの車体後方にある収納スペースのこと。その車体の目的に応じて、コマンド・モジュールや兵員輸送コンテナが搭載される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ コンテナ・ユニット 【こんてなゆにっと】 

物資の輸送に使用する巨大なコンテナ。軍用艦・輸送艦の後部や下面にドッキングして運ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-137


■ コンデンサー(1) 【こんでんさー】 

「condenser」で「圧縮装置」または「蓄電池」の意。素子の一種。誘電体を導体ではさみ込んで両側に電極をつけたモノ。直流の場合は電気を貯め、交流の場合は電気を通すが、電圧・電流の値を減衰する抵抗として機能する。逆に交流を貯め、直流を通すのがコイルだそうです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-110


■ コンデンサー(2) 【こんでんさー】 

MHの機体各部に設置されている予備電力の貯蓄パーツのこと。コクピット周辺の機器や各種兵装に使用する電力はここにプールされており、必要に応じて供給される。機関損傷により機体が動かない場合であっても、脱出ハッチなどはコンデンサーに蓄えられていた電力によって独立して作動させることが可能である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-070


■ コンデンサパーツ 【こんでんさぱーつ】 

コンデンサー(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-073


■ コント 【こんと】 

コートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-194


■ ゴンドウクジラ 【ごんどうくじら】 

クジラ目マイルカ科に含まれるゴンドウクジラ亜科およびシャチ亜科を指す通称。シャチ、ナンキョクシャチ、オキゴンドウ、ミナミヒレナガゴンドウ、キタヒレナガゴンドウ、コビレゴンドウ、ユメゴンドウ、カズハゴンドウなどが含まれる。これらをゴンドウクジラ科として扱う場合もある。パイロットホエールキラーホエールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-186


■ コントラバス 【こんとらばす】 

ダブル・ベースとも。チェロと並んでベースギターの先祖に当たる巨大な弦楽器。4本または5本の弦をもつ低音域の弦楽器で、奏者は主に一脚で立たせてそれを支持しながら演奏するスタイルとなる。通常は弓を用いるが、ポピュラー音楽やジャズでピッツィカート(指で弾いて演奏する奏法)を用いる場合もある。
別名・異名・正式名など: ダブル・ベース
初掲載: FFC-146


■ コントロール 【こんとろーる】 

「control」で直訳すれば「支配」、「取り締まり」、「管理」の意。MHの運用においては「操縦方法」もしくは「操縦権」を指している場合があり、騎士の操縦を離れてファティマのみで運用する際などに「コントロールの譲渡」が行われる。ファティマのみで戦闘を継続することは困難であるが、町がアパッチのコントロールを奪って戦闘に臨んだシーン(7巻)を見ていると、それまでの戦闘メモリーを用いることで騎士の動きをある程度まで再現可能なことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-162


■ コントロール演習 【こんとろーるえんしゅう】 

育成中のファティマをMHに乗り込ませることでコントロールの実技演習を行うこと。ファティマの育成においては必須のカリキュラムであるため、著名なマイトであればMHを所有している、もしくは、貸与してくれる騎士団との協力体制を築いているらしい。バランシェの場合は、ファティマ・コントロールの改良で携わったMHバングを個人所有しており、これを用いてコントロール演習を行っていたとされる(バランシェ邸内のMHサイロに保管)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-038


■ コントロール・システム 【こんとろーるしすてむ】 

操作・操縦に関するシステム。MHの場合は、騎士が乗り込む胸部のコックピットと頭部のファティマ・シェル(双方を指してコントロール・ユニットと呼称)に備え付けられた各種ハードウェア、そこから発信されるコマンドに沿って機体を制御する各種ソフトウェアの総称となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-066


■ コントロール・システム・セットアップ 【こんとろーるしすてむせっとあっぷ】 

MHの製作工程における一段階で、コントロール・システムを取り付けた状態のこと。通常は、竜骨の製作を起点として、四肢のシャフト、全身のパワーシリンダー、イレーザー・システム、イレーザー・バイパスが組み込まれた後に、コントロール・システムが搭載される。この後、全身のダイナモとコンデンサ・パーツ、補助ケーブルやシリンダー、動力補佐モーター、補助装甲などが付けられ、一次装甲換装状態となる。
別名・異名・正式名など: コントロール・セットアップ
初掲載: SW-073


■ コントロール・スティック 【こんとろーるすてぃっく】 

MHの騎士コクピットにある操作用のスティックのこと。操縦桿の類ではなく、騎体各部の設定を操作するツマミの類を指す。スティックの位置で設定値が判るよう、アナログ式が採用されている。デジタルだと却って判りにくいらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-391


■ コントロール・セットアップ 【こんとろーるせっとあっぷ】 

コントロール・システム・セットアップの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-185


■ コントロール・デバイス 【こんとろーるでばいす】 

操縦・運転に用いる各種装置や機器のこと。操縦装置。MHの騎士コクピットに備えられているコントロール・パーツとその周辺機器を総じてこのように呼ぶ。コントロール・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 操縦機
初掲載: SW-073


■ コントロール・パーツ 【こんとろーるぱーつ】 

MHの騎士コクピットにある密着伝達式コントローラー。腕部コントローラーや脚部コントローラーなど、騎士の全身を包み込むようにプレートが配置されており、騎士がプレートごと体を動かすことで動きがトレースされる。各パーツは騎士の体に合わせてオーダーメイドで作られているため、他者が使用する場合はコントローラーの入れ替えが必要となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-063


■ コントロール・パネル 【こんとろーるぱねる】 

コンソール(制御卓)に組み込まれているタッチパネルのこと。ファティマ・シェルのメイン・コンソールは、シート前面、シート左右側面、頭部左右側面の計5つのコントロール・パネルと制御モニターで構成されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-072


■ コントロール・パラメーター 【こんとろーるぱらめーたー】 

MHの開発および整備において、ファティマおよび騎士の指示に対するレスポンス向上や、機体の安定性向上などを目的として、ハードウェアおよびソフトウェアに設定されるパラメーターのこと。パラメーターの割り出しは、MH開発ファティマ、マイスター、マイトの協力によって行われる。高性能ファティマが開発に携わることで、機体性能が向上する場合も多々あるようだ。パラメーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-049


■ コントロール・ユニット 【こんとろーるゆにっと】 

MHの騎士コクピットに備え付けられている操縦装置のこと。とくに騎士が搭乗するシート型のコントローラーを指す。MHはコントロール系に密着伝達式を採用しており、騎士は18ヶ所の支点で支持・設置されたコントロール・パーツ(コントローラー)に接した状態で搭乗し、全身を覆うコントロール・パーツを動かすことでMHに動作の指示を与えている(要するに身体の動きがそのままトレースされる)。また、ファティマが搭乗するファティマ・シェルと騎士コクピットの双方を指してコントロール・ユニットと呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-187


■ コントロール・ユニット脚部 【こんとろーるゆにっときゃくぶ】 

脚部コントローラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-184


■ コントロール・ユニット腕部 【こんとろーるゆにっとわんぶ】 

腕部コントローラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-184


■ 渾沌 【こんとん】 

四凶のひとつ。四凶とは、古代中国の尭帝の時代に西方の果てに存在したとされる4匹の凶悪な怪物(もしくはその種族)を指す。渾沌は毛の長い獣の姿を持ち、目や耳はその機能を持たず、何もせずに天を仰いでいたり、野盗に力を貸して混乱を招いたりすることを好んだらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ コンニャク 【こんにゃく】 

マイア・トッカータ中佐が「クニャジコーワ」の云い難さにケチをつけた際に発した言葉。蒟蒻。サトイモ科の多年生草であるコンニャク(Amorphophalus konjac)の地下茎から作る半透明のプルプルした食品。食物繊維が豊富でカロリーも低いため、ダイエット食品として人気がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-215


■ コンバーター・イレーザー・エンジン 【こんばーたーいれーざーえんじん】 

ワイツ・ミラージュの両肩に装備されている巨大なイレーザー・エンジン。これにより超高速移動が可能という設定。空中を高速移動するのか、地上を高速移動するのかイマイチ判然としないが、おそらく前者であろう。現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-193


■ コンビナート・ユニオ 【こんびなーとゆにお】 

ファロスディー・カナーン超帝國の別名。コンビナートはロシア語で「結合」の意。ユニオはおそらくユニオン(union)からの造語で、合わせて「連合国家」という意味になるだろうか。ただし、超帝國の「ユニオ」は全く別の意味をもっており、アッセルムラトワ・ディスターブ超帝國宗家の女皇帝に引き継がれる名前とされる。この名前の後に世代を表すナンバーが付くようだ。ファロスディー・カナーン超帝國の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-006


■ コンビネーション 【こんびねーしょん】 

「騎士−MH」もしくは「ファティマ−MH」の二者間の連携のこと。とくに、ファティマ−MH間の情報伝達に関するハードウェアおよびソフトウェアの整備、それらの調整や設定を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-029


■ コンビネーション・チェック 【こんびねーしょんちぇっく】 

「騎士−MH」もしくは「ファティマ−MH」の二者間の連携をチェックすること。MHのメンテナンスにおいて、騎士やファティマの入力作業に対してMHが適正な反応を示すように調整する作業で、通常はマイスターがその作業に当たる。それぞれの騎士がもつ「クセ」に影響される部分もあると思われ、おそらくは搭乗者に応じた調整が行われているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-181


■ コンピューター・コード 【こんぴゅーたーこーど】 

フル・ファンクション・ボックスなどの端末に接続するコードのこと。機甲歩兵が装備しているアーマープロテクターに取り付けられているもので、必要に応じてプロテクターに内蔵されているコンピューターと外部端末を接続し、情報のやりとりを行えるようになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-057


■ コンピューター・チャイルド 【こんぴゅーたーちゃいるど】 

スーパー・コンピューター「ドウター」が生み出した人間のこと。遺伝子の段階から人工的に合成された人造人間であり、おそらくはクローニング技術の応用による発生・成長を経て生み出されているものと考えられる。ドウターに直接アクセスすることが可能な唯一の人間であり、老化・死亡の度に新たなコンピューター・チャイルドが作られているようだ。22世紀の地球はドウターによる完全な管理社会が形成されており、ドウターにアクセス可能なコンピューター・チャイルドは事実上「世界の王」とも呼べる存在になっていた。西暦2185年、F.U.ログナーがドウターのプログラムを書き換えて機能のほとんどを停止させたため、彼は最後のコンピューター・チャイルドとなった。マシンチャイルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-188


■ コンピュータ・ミュージック 【こんぴゅーたみゅーじっく】 

コンピュータを用いて作られる音楽全般のこと。日本ではデスクトップ・ミュージック(DTM)と呼ばれる。コンピュータと音源モジュールを接続し、シーケンサーソフトを用いて曲を作り、自動演奏するスタイルが一般的。近年は音源モジュールではなく、ソフトウェア内の音源だけで多様な演奏をすることができるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-180


■ コンフォート・コンターボディ 【こんふぉーとこんたーぼでぃ】 

フェンダー社のエレキギターのほか、数多くのギターで採用されているボディの形状。奏者の体にぶつかるエッジ部分がカットされており(コンター加工)、これによってボディが奏者の体に沿うような状態で維持され、負担のない快適な演奏ができるようになっている。フェンダー社の社長でもあったClarence Leonidas Fender(クラレンス・レオニダス・フェンダー)が考案したもので、プレシジョン・ベースの54年モデルおよび同年に発表されたストラトキャスターから採用された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-007


■ コンプリート 【こんぷりーと】 

設計基とも。MHの設計図がこのように呼ばれる。語源その他については不明。
別名・異名・正式名など: 設計基
初掲載: #03-028


■ コンプリート・ファティマ 【こんぷりーとふぁてぃま】 

コンプリート(complete)とは「完璧な」とか「完成した」の意。特定の個人のために製作(再構成含む)もしくは調整されたファティマをコンプリート・ファティマと呼ぶらしい。ディモス・ハイアラキのクーン(完成後に再調整?)、F.U.ログナーのイエッタ、ダグラス・カイエンのアウクソーが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-058


■ コンプレッサー 【こんぷれっさー】 

エフェクターの一種。音量の変動幅を圧縮してバラつきを抑える効果をもつ。発音レベルの高い音をつぶしたり、低い音を上げたりして伸びやかな音質を生み出す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ コンプレッション・サスティナー 【こんぷれっしょんさすてぃなー】 

MHのエンジン周りを調整する基本補機のひとつ。イレーザー・エンジンの脈動をフラットにし、延長・平衡化して動力を各部に伝える役目をもつ。エネルギーの負荷が掛かりすぎると、脈動を抑えることができずに融解してしまう。ギターのエフェクターのひとつで、原音を歪ませずに大入力を抑え、小入力を持ち上げて音のレベルを揃えるコンプレッション・サスティナーが元ネタ。
別名・異名・正式名など: コンプレッション・サスティン
初掲載: #07-061


■ コンプレッション・サスティン 【こんぷれっしょんさすてぃん】 

コンプレッション・サスティナーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-107


■ コンペセンター 【こんぺせんたー】 

おそらくコンペンセイター(compensator)のことだろう。拳銃の銃口に備え付けられる制退機。発射ガスの一部を側方または後方に噴出することで、発砲時の反動を軽減する役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-067


■ コンポジット 【こんぽじっと】 

「composite」で「合成物」とか「複合物」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-155


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