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■ ピアジュ 【ぴあじゅ】 

ジョーカー星団にある貴金属のブランド。Georges Piaget(ジョルジュ・ピアジェ)が1874年にスイスのラ・コート・オ・フェで創業した時計ブランドPiaget(ピアジェ)が元ネタ。デザイン性の高い宝飾時計の生産と、全部品の生産から組み立てまでを一貫生産する「manufacture(マニュファクチュール)」の体制を整えたことで一流ブランドに成長。さらにマイクロ・ローターを採用したことで時計の薄型化に成功し、1959年から78年まで世界最薄自動巻腕時計の記録を保持していたことでも知られる。98年にRichmeont Group(リシュモン・グループ)の傘下に入っており、リシュモンの開催するコンペで毎年新作を発表している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-052


■ ピアノフォルテ 【ぴあのふぉるて】 

楽器ピアノの正式名。文字どおり、音楽用語の「弱い」と「強い」を意味しており、音の強弱を調節できるハープシコードという意味がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ ピアノ・メロディ3世 【ぴあのめろでぃ3せい】 

コーラス王朝メロディ家の3代目当主。騎士ではない。妻(氏名不詳)との間にアルル・フォルティシモを儲けるが、その後、アトールの巫女フンフトとの不義によってナトリウム・シング・桜子が誕生。王家の混乱を招いた不祥事を責められ、メロディ家は星団暦2961年に取り壊しとなった。ピアノ(piano)は音楽の強弱記号のひとつ。略記は「p」、意味は「弱く」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ ヒアルロン酸 【ひあるろんさん】 

アルルが日焼け対策に飲用していたモノ。グリコサミノグリカン(ムコ多糖類)の一種で、生体内の細胞と細胞の間に見られる物質である。近年の研究でその保水力が注目されており、基礎化粧品などでヒアルロン酸を使用している商品が増えている。経口摂取により若い肌を保つ(=アンチエイジング)機能があるとされているが、この機能性についてはまだ立証されていないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-072


■ ピーキー 【ぴーきー】 

「peaky」で「尖った」という意味。乗物についてピーキーといった場合は、トルク曲線が山型になっていることを示しており、エンジンの回転が低・中速領域ではパワーが出ず、高速領域でパワーが出る状態を指す。エンジンの出力を極限まで高めるとピーキーになる傾向があり、クロス・ミラージュ[雌型]は[雄型]よりも軽量化と高出力化を進めた結果、ピーキーで不安定な機体になってしまったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-007


■ ビィ家 【びぃけ】 

V家とも。フィルモア帝国きっての武家の名門として知られた男爵家。とくに、237代皇帝レーダー8世がビィ家に寄せていた信頼は絶大なもので、当時の家長であったバーバリュース・ビィは信頼の証としてパートナーのファティマに皇帝色のファティマスーツが与えられていた。バーバリュースが無名の騎士(後の3代目黒騎士デコース)に破れ、帝国民から非難を浴びた際も、レーダー自身の信頼は揺らぐことが無かったようだ(ただし、体裁上はグループ・リーダーからの降格、爵位の降格はあったかも知れない)。星団暦2998年、バーバリュースの娘クリスティンが同級生を殺害するという凶事を起こしたことで、ビィ家の名は地に落ちることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-020


■ ビーコン 【びーこん】 

無線標識のこと。周囲に配置されている発信機から発信されている電磁波を受信することで、自機の位置情報を得るシステムを指す。また、MHの索敵システムにもビーコンが利用されている。この場合は、自機から電磁波を発信して、反射してきた電磁波を受信することで目標を認識するシステムとなる。劇中では、この反射してきた電磁波を反射ビーコンと呼んでいたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-074


■ ぴーす 【ぴーす】 

ピース・サイン。ビュラードがリザード・マイスナーに対して「今晩どう?」と聞きながらピース・サインを出している描写があるが、こういった使い方は1969年以前の学生運動が盛んだった頃の話。小説「ノルウェイの森」でも出てくる。もともとはベトナム戦争に対してアメリカのヒッピーが反戦の意思表示として使っていたサインである。写真撮影の際にピース・サインを出す日本人の悪習は、井上順がテレビCMでやっていたポーズから来ているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-019


■ ピーチジョン 【ぴーちじょん】 

ペネロペ・バクスターが好む下着ブランド。野口美佳が1994年に設立した女性向け下着通信販売会社Peach John(ピーチ・ジョン)が元ネタ。同名の通信販売カタログを季刊で発行しており、オリジナル・ブランドの製品と輸入下着を取り扱う。コンセプトは「元気・ハッピィ・SEXY」。ジェニファー・ロペスやキャメロン・ディアスなど、著名なハリウッド女優が着用しているブランドを取り上げ、それを宣伝材料とすることで売上を伸ばしている。ブランド名は「桃太郎」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-216


■ ビート家 【びーとけ】 

AP騎士団のエース騎士ヤーボ・ビートを輩出した騎士の一族。ヤーボ以前の騎士の系譜は不明であるが、あれだけの不祥事を起こしながらも、コレット家の重臣として宮殿の出入りを許されていたことを考えると、歴代当主がハスハに遣えていた名門武家であった可能性が高い。ただし、彼女と肩を並べるギラは平民の出であったりするので、この辺の詳細は不明。ヤーボの後、マグダルとデプレがこのビート家を引き継ぐ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-076


■ 疋棟斉 【ひーとさい】 

アビエン・ヒートサイの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-183


■ ビートリズマー 【びーとりずまー】 

22世紀の地球におけるベーシストおよびベースギターを指す呼び名。この時代、ドウターとメトロポールによる文化活動の取り締まりにより、ロック・ミュージックで使用されていたベースギターはことごとく破壊もしくは没収されている状態にあった。当然、ベーシストやベースギターといった単語も規制の対象になったと考えられ、このような名称に取って代られたのだろう。同様に、ギタリストは「メロダー」、ドラマーは「リズマー」、ボーカルは「ボイサー」と呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-074


■ ビートルズ 【びーとるず】 

John Lennon(ジョン・レノン)、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)、George Harrison(ジョージ・ハリスン)、Ringo Starr(リンゴ・スター)の4名から成るロックバンドThe Beatles(ザ・ビートルズ)のこと。1957年にイギリスのマージーサイド州リヴァプールで結成されたThe Quarry Men(ザ・クオリーメン)がその前身。幾度かの改名を経て60年にビートルズとなり、そこから62年のメジャー・デビューまで2人のメンバーが交代している。70年に解散するまでイギリス国内で12枚のアルバムを発表し、そのうち11枚がUKチャートの1位を獲得。60年代のロンドンを象徴するロックバンドであり、その高い注目度と話題性をもってSwinging London(スィンギング・ロンドン)と呼ばれる文化革命の牽引役となった。イギリス音楽史上における輝かしい活躍と功績をもって、65年にメンバー全員を対象として大英帝国勲章の第5位MBEが授与されている。全世界集計におけるCDおよびレコードの売上枚数は10億枚以上とされており、85年にギネス世界記録において「最も成功したグループアーティスト」に認定。また、88年にロックの殿堂入りを果たした。2000年代に入った現在も世界中でその名が知れ渡っている史上最高のロック・スターである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-148


■ ピーナッツ 【ぴーなっつ】 

ラッカセイの種子。ラッカセイはマメ科に属す一年草で、花が受精した後に地中に伸びて結実するために落花生と呼ばれる。食用に栽培されており、種子の皮を剥いて炒めたり茹でたりしたモノが酒のツマミになる。また、ペーストやピーナッツ油なども製造されている。アレクトーのオススメは千葉県産。ジゼルのオススメは中国産のバタピーらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-043


■ ピーナッツバター 【ぴーなっつばたー】 

粉砕したピーナッツとバターで作るペースト。劇中ではファティマ・プーウラーが口にしている。ピーナッツバターサンドはアメリカの食文化を代表する家庭料理のひとつである。とくに自家製のジャムと一緒に挟むピーナッツバターのサンド(Peanut Butter and Jelly Sandwich)は、友人の訪問に際して出す茶菓子、ランチの主食、レストランの人気商品として、ほとんどどこに行っても食べることが可能らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-064


■ ピーパターン 【ぴーぱたーん】 

迷彩パターンの一種。A.K.D.軍が採用している秋期・市街地戦用の迷彩パターン。その名のとおり、エンドウ豆サイズのドットパターンとなっている。旧ドイツ軍SSが使用していた迷彩パターンである。瓦礫迷彩パターンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-058


■ ビー・ベロック 【びーべろっく】 

ナイト・オブ・ゴールドの[Ver.4]およびレッド・ミラージュの[Ver.3]から追加された固定武装。タービン・レーザー・ブラスターとも呼ばれる。こめかみ部分の装甲内部にある大出力ビーム砲であり、装甲の外側でビームが実体化するために外見上は砲口が確認できないという極めて特殊な兵装。英訳(もしくは独訳)で「Wierr Belock」もしくは「WIERBEROCK」と表記されるようだが、どうしても辞書で単語が見つからなかったため意味は不明。A.K.D.宇宙軍の騎行戦闘機V-4の機首にも装備されているようだ。また、初期設定ではヤクト・ミラージュの両眼に装備されている大口径光線砲もビー・ベロックであった(後に天照によって37mmビーム砲に置き換えられたという設定あり)。
別名・異名・正式名など: ヴィーヴ・ベロック、ヴィーベルロック
初掲載: KF-129


■ ビーム・ランチャー 【びーむらんちゃー】 

その名のとおり、ビームの発射装置のこと。いわゆるビーム砲。ルージュ・ミラージュのベイルには2門のビーム・ランチャーが内蔵されている、という初期設定があった。これは後にレーザー・モーターという名称に置き換わっている。レーザー・モーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ ヒール 【ひーる】 

「heel」で「踵」のこと。一部のMHは、踵を後方に寝せたり、起立させたりすることで、地面に対するグリップ力を調整することが可能となっている(固定型・可動型でオプション選択が可能な仕様と思えるが)。踵の高さを変えれば機体の重量配分もズレることになるため、微妙に使いこなすことが難しい機能かも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-154


■ 火色の巨竜 【ひいろのきょりゅう】 

太陽紀の時代に語り継がれる神話に登場する巨大な竜。「緑の悪魔」と並び称される存在であることから、星団紀において破壊の限りを尽くしたヤクト・ミラージュ[オレンジライト]が、後世において神格化されたものと推察される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-023


■ ピエール・エルメ 【ぴえーるえるめ】 

フランスの菓子職人Pierre Herme(ピエール・エルメ)が、1998年に東京のホテル・ニューオータニで出店したスイーツ・ブランドPierre Herme Paris(ピエール・エルメ・パリ)のこと。ピエールはヴォーグ誌によって「パティスリー界のピカソ」と称された人物で、彼が作るスイーツは芸術品と呼ばれる。フランス本国では2001年に店舗をオープンしており、07年5月にフランスの最高勲章であるレジオン・ド・ヌール勲章シュヴァリエ章を受章。2012年現在は東京のラ・ポルト青山のほか、舞浜イクスピアリ、伊勢丹新宿、渋谷西武、日本橋三越、大丸東京などにも店舗がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-107


■ 裨益 【ひえき】 

補って利益を与えること。助けになること。あまり耳にしない単語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-010


■ 飛燕剣 【ひえんけん】 

エコー・ブレードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-078


■ ビオレート・トライトン 【びおれーととらいとん】 

フィルモア帝国のトライトン・レーダー王家の王子。ブラウマ・イク、ジャンシー・ガラーと肩を並べる三銃士のひとりにして、星団暦3000年代初頭に皇帝警護騎士アルカナ・ナイト[ダイア]に就任した非常に強力な騎士である。それ以前はバキン・ラカン帝国に駐留し、フィルモアとバキン・ラカン両国のパイプ役を務めていたとされる。慧茄・ダイ・グ・フィルモアとも親交が厚く(と云うか、通常の命令系統を無視した主従関係のような状態か)、星団暦2998年に同級生を殺害して窮地に立たされていたクリスティン・ビィの身柄拘束と保護を依頼されていたらしい。この事件から後の約10年間、クリスがハイランダーとなるまで監視兼後見人として彼女の成長を見守り、魔導大戦以降はブルーノ・カンツィアンと共にクリスの両翼に付いて戦場を駆け巡ることとなった。正義と忠信に溢れ、懐が深く、戦場においても周囲の者を気遣うことができる好漢。パートナーは霧姫。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-002


■ ビオレート・トライトン・レーダー 【びおれーととらいとんれーだー】 

ビオレート・トライトンのフルネーム。彼の実家はフィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられるトライトン・レーダー王家である。ビオレート・トライトンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-059


■ 東大隊系第一幻像軍団 【ひがしだいたいけいだいいちげんぞうぐんだん】 

おそらく「東太陽系第一幻像軍団」の間違い。東方第一等幻像軍団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-063


■ 東太陽系 【ひがしたいようけい】 

イースター太陽系の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-022


■ 東ドイツ 【ひがしどいつ】 

第二次世界大戦敗戦後の1949年に、ドイツ国内のソビエト連邦占領地域(=東側)に成立した国家。正式名はドイツ民主共和国。首都はベルリン。旧ソ連の統治下に置かれた東ドイツは社会主義国家となり、資本主義国家の西ドイツと比較して経済の発展が遅れてしまった。この経済格差による軋轢と、もともとは東西ともに同一のドイツ人であるという民衆の思いから、東ドイツにおいて民主化運動が拡大。89年のベルリンの壁の崩壊を経て、翌90年にはドイツ連邦共和国(西ドイツ)に編入されて統一ドイツとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-148


■ 東日本大震災 【ひがしにほんだいしんさい】 

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、それに伴って発生した津波および余震による大規模地震災害のこと。地震の規模はマグニチュード9.0で、日本観測史上では最大規模とされる。震源地は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの範囲で、最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7。これにより発生した津波が東北地方から関東地方の太平洋側に押し寄せ、さらに液状化現象、地盤沈下、崖崩れなどにより被害が拡大。死者・行方不明者合わせて約19,000人に及ぶ未曾有の大災害となった。東京電力福島第一原子力発電所で水素爆発が発生するなど、二次災害による被害を含めると、総被害額は16兆円から25兆円に達するとみられ、2013年現在も復旧が進められている状況にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-102


■ 東フィルモア地方 【ひがしふぃるもあちほう】 

フィルモア帝国の領土のうち、ショルティ大陸の南東部一帯・・・つまり南都ジルメアおよび東都フィルモアを中心とする周辺一帯がこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-010


■ 光エネルギー蓄積体 【ひかりえねるぎーちくせきたい】 

イレーザー・エンジンの核となる光エネルギーの蓄積体。イレーザー内体部とも呼ばれる。光エネルギーを光子まで分解して蓄積する合成金属であるが、恐るべき圧力によって液化し、発光現象を伴う状態になっているらしい。ただし、最新のイレーザー・エンジンの設定では、文字どおり核となるイレーザー・コアが存在することになっており、蓄積体のデザインその他はボツ設定になっている可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 光エネルギーバイパス 【ひかりえねるぎーばいぱす】 

MHの装甲表面にある集光パネルによって集められた光エネルギーを、イレーザー・エンジン内部の光エネルギー蓄積体に送り込むバイパス。集光パネルを備える二次装甲、ダンパー・リキッド、一次装甲を貫いてそのまま機体内部に伸びている細いバイパスであり、人間の毛穴のように装甲表面に無数に点在しているらしい。ただし、この辺の設定はかなり古いため、現在はボツ設定になっている可能性がある。
別名・異名・正式名など: 太陽光受体パイプ
初掲載: JO-044


■ 光外燃機関 【ひかりがいねんきかん】 

恒星が発する光と放射エネルギーを原動力とする外燃機関のこと。イレーザー・エンジンが該当する。放射エネルギーイレーザー・エンジン外燃機関の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-004


■ 光合成エネルギー 【ひかりごうせいえねるぎー】 

インペリューンの稼動に用いられるエネルギー。インペリューンは稼動用と戦闘用でエネルギー系統が異なっており、稼動に必要なエネルギーは装甲表面の光合成により供給される。また、戦闘に必要なエネルギーは、空気中の水分を分解して得られる水素を利用したジェット・エンジンにより供給されるらしい。光エネルギーを元に水と二酸化炭素から糖分を作り出す光合成(こうごうせい)ではなく、光合成(ひかりごうせい)なので注意。合成プロセスその他については一切不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-057


■ 光の神 【ひかりのかみ】 

天照のこと。FSSには様々な神が登場しているものの、自然界の事象(火や風など)を象徴する神は意外と少ない。「光」を象徴する天照の他には、ドラゴンが「水帝」と呼ばれており、おそらくは「水」を象徴する神であることが予想される。また、JOKERは創造神、天照の最終形態である天照大神は光の神を越えた全能神となっており、その他多くの神もほとんどが全能神に位置しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-004


■ 光の空間 【ひかりのくうかん】 

ファンタスマゴリアの別名。ファンタスマゴリアは時間の進み方が極端に遅くなる空間であるらしい。その空間自体が光速以上のスピードで移動しているのかも知れない。それ故に光の空間と呼ばれるのだろうか。ファンタスマゴリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-034


■ 光の剣聖 【ひかりのけんせい】 

剣聖ハリコン・ネーデルノイドは、サイレント・フローレスの称号をもつ特殊なファティマ「光のタイ・フォン」をパートナーとしていたこともあって、光の剣聖と呼ばれていたようだ。ハリコン・ネーデルノイドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-174


■ 光のタイフォーン 【ひかりのたいふぉーん】 

光のタイ・フォンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-131


■ 光のタイ・フォン 【ひかりのたいふぉん】 

アルセニック・バランスが製作した「風の4ファティマ」のひとりにして、剣聖ハリコン・ネーデルノイドのパートナーを務めたファティマ。星団暦2600年代初頭、ハリコンと共に神騎エンゲージを駆ってロンド大陸を制覇。ハリコンの死後は、全宇宙の全ての記録が書き記されていると噂される聖典モナーク・セイクレッドを読み解くため、クラウン銀河の中心部スターバーストへ渡った。スターバーストの内部は時間の流れが停止するらしく、彼女は永久ともいえる時間の中でこの聖典を閲覧し続けているという。その特殊な任務ゆえ、彼女はラキシスと同じくダブル・イプシロン型ヒューマノイドとして世に送り出されている。パワーゲージはなし。クリアランスも通常の範囲から外れ、サイレント・フローレスという特殊称号が与えられた。ジョーカー宇宙の謎の根本について知る数少ないキャラクターのひとり。モナーク・セイクレッドの女神である。宇宙船の事故で死に掛けていたダイアモンド・ニューを助けた際、彼にジョーカー宇宙の謎の一端を教示したらしい。名前の元ネタは、ベトナム・フランス混血の兄弟Khanh Mai(カーン・マイ)とTai Sinh(タイ・シン)が中心となって結成し、1975年にメジャー・デビューを果たしたフランスのプログレ・バンドTai Phong(タイ・フォン)であろう。
別名・異名・正式名など: オプチカル・タイ・フォン、オプチカル・タイフォーン、オプティカル・タイフーン、光のタイフォーン
初掲載: KF-142


■ 光融合 【ひかりゆうごう】 

最初期設定では、MHの動力源は光融合および外燃機関の2種(もしくはこの2つのシステムの連結)とされていた。連載の継続に伴い、このシステムは光融合外燃機関という名称で一体化されたようだ。また、光融合のプロセスについては、融合プロセスという名称でNT1987年11月号の扉絵で解説された(この解説もチンプンカンプンな感じではあったが)。光融合外燃機関融合プロセスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ソーラー・フュージョン
初掲載: 


■ 光融合外燃機関 【ひかりゆうごうがいねんきかん】 

光エネルギーもしくは光子エネルギーの融合によって稼動する外燃機関のこと。イレーザー・エンジンが該当する。イレーザー・エンジン外燃機関の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ 光粒子 【ひかりりゅうし】 

イレーザー・エンジンの燃料となる光の粒子のこと。装甲表面で受けた太陽光を分解することで生成され、イレーザー・エンジンに供給される。光子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ ピギー 【ぴぎー】 

アトロポスが飼っていた2頭のラクダのうちの1頭の名前。もう1頭はミミーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-026


■ ビキハ王 【びきはおう】 

かつてレント王国を治めていたルース王家の当主。王国最後の王ジェスター・ルースの祖父に当たる。ジェスターが星団で初めてファティマから「マスター」と呼ばれた事件は、このビキハ王の在位120年を祝う「祝賀の儀」の最中に行われた裏イベントで起きた。このイベントとは、騎士とファティマの相性についてファティマ自身の口から意見を述べさせるというもので、星団中のほぼ全てのV.I.P.が集結し、藪の中で聞き耳を立てるという何とも珍妙なモノであった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-036


■ ピクセル 【ぴくせる】 

デジタル画像を構成する最小単位の「点」のこと。サイトスコープ(肉眼照準眼鏡)の中央には7つの黒点が示されており、これがピクセルと呼ばれる。距離計算用の簡易目盛りであり、点と点の間に捕捉した敵機の大きさから、自機との距離を把握するのに用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-206


■ ビクトリー 【びくとりー】 

ヴィクトリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-019


■ ビクトリー系 【びくとりーけい】 

ギブソン/ビクトリーベースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-009


■ ヒゲオヤジ 【ひげおやじ】 

手塚治虫のコミックに様々な役柄で登場するキャラクター。熱血というか江戸っ子キャラであることが多い。手塚作品の中でも最古の部類に入るキャラクターとして知られ、「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など著名な作品のほとんどに「出演」している。一応、「伴俊作」という名前があるが、作品によっては名無しであったり、別の名前を名乗ることもある。モデルは手塚の友人の祖父(正しくはその友人が描いた祖父の似顔絵)らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-021


■ 悲劇のハイランダー 【ひげきのはいらんだー】 

フィルモア騎士クリスティン・ビィの苦難に満ちた生涯は、後世において「悲劇のハイランダー」と呼ばれて語り継がれたらしい。父親バーバリュースとの死別や、皇帝ダイ・グとの悲恋は既に劇中で描かれたが、彼女についてはまだまだ語られるべき悲劇が待ち受けているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ36-004


■ 飛行安定翼付ミサイル弾 【ひこうあんていよくつきみさいるだん】 

飛行安定翼が付いているミサイル弾。ミサイル弾とは推進装置と誘導装置を備える砲弾のこと。リブート3巻の解説でFSDS(Fin Stabilized Discarding Sabot)の和訳として用いられているようだが、FSDSは誘導装置を備えていないロケット弾も含まれる。FSDSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-337


■ 飛行移動 【ひこういどう】 

ホバリングの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-068


■ 飛行モジュール 【ひこうもじゅーる】 

スピード・ミラージュ[ヴォルケシェッツェ]に搭載された変形機構。また、それに係わるハードウェアおよびソフトウェアの総称。飛行形態に変形するだけでなく、飛行時の加減速、旋回、上昇・下降に合わせてエルロンやフラップの如く翼部を変形させる機能をもつ。モーフィング装甲の採用によって完成した新機軸の技術であるが、エネルギーの消耗が激しいために飛行形態を長時間維持することは困難なようだ。高速機動飛行を行わない限り、人型のままでも十分な飛行能力を有するため、変形機構はほとんどオマケで追加されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-181


■ 飛行ユニット 【ひこうゆにっと】 

MHの背中に装備することで、空中における機動力を飛躍的に向上させるブースターのこと。星団暦2900年代にコーラス23世が開発を進め、試験運用を経た後にランド・ブースターとして完成した。王専用MHジュノーンの主武装であり、3000年代に製作されたジュノーンのレプリカ騎(エンゲージ・オクターバーSR3)にも装備されたようだ。ランド・ブースターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-004


■ 飛行要塞 【ひこうようさい】 

シケルブ・ユキノジョウが「破烈の人形」のモータードーリーを見ながら「飛行要塞でもつみ込んでんのかい?」と云っていたので、おそらくは中・大型の戦闘用フロッサーがこのように呼ばれているものと考えられる。名称が空中要塞(エア・ドーリー)と似ていて混同してしまうが、あちらはMHを搭載して移動する要塞なので全く異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-104


■ 飛行用ドライバ 【ひこうようどらいば】 

スピード・ミラージュ[ヴォルケシェッツェ]の背面に装備されている飛行用のブースター・ユニット。モーフィング装甲で形成されており、飛行形態・人型形態を問わず、自在に変形・巨大化して複雑な機動飛行を可能とする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ10-005


■ 膝関節パーティ 【ひざかんせつぱーてぃ】 

MHの膝関節に設置されている各パーツの集合体のこと。MHの荷重を受け止める膝ブロックと、それを上下から挟み込んでいるパワーシリンダー、それらのサポート・パーツや制御装置を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-069


■ 膝ブロック 【ひざぶろっく】 

MHの膝に組み込まれているブロックパーツのこと。MHの荷重に耐えられるよう、内部に強力なダンパーが仕込まれているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-069


■ ビジュアル系 【びじゅあるけい】 

ファッション用語として整理する。明確な定義は無いが、ビジュアル系ロックバンドのフォロワーたちが、そのビジュアルに寄せようと試行錯誤した末に形成されたファションのこと。ビジュアル系の派生と共に、フォロワーのファッションも派生した。オサレ系(お洒落系)、コテヴィ系(コテコテのビジュアル系)、ソフヴィ系(ソフトなビジュアル系)、黒系(黒革・黒ビニールを多用)、白塗り系(ドーランと和服)、コスプレ系などがあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-196


■ ビジュアル系ロックバンド 【びじゅあるけいろっくばんど】 

日本のロックバンドおよびミュージシャンの分類にみられる様式のひとつ。ビジュアル系もしくはV系とも呼ばれる。化粧、ファッション、ポージングなどの視覚表現に重点を置くアーティストをこのように分類する場合が多い。音楽ジャンルは様々であるが、基本的にロックに分類される(というか「適用される」という表現の方がいいかも)。一方で、ビジュアル系というカテゴリーに分類されることを嫌うアーティストもいるらしく(そりゃそうだ)、このような分類を否定する向きもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-196


■ 美術 【びじゅつ】 

アイシャ・コーダンテ、リィ・エックス・アトワイト、ミューリー・キンキーが高校在学中に好きだった科目。芸術の一種で、主に視覚にうったえる目的で造形されたモノのこと。学校の授業では、造形の手法について理解し、実践するほか、著名な美術家や彼らが残した美術品について学ぶ。絵画や彫刻が主な分野となるが、版画、陶芸、デザインなどもカリキュラムに含まれる。FSSの劇中ではあまり注目されることのない分野である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-003


■ 非常口喰 【ひじょうこうくい】 

おそらく「非常食」の間違い。呼び方も適当に入れてある。かなりアレな誤植である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-130


■ 美身 【びしん】 

ファティマ・静がもつ日本刀(緋色の柄に黒い鞘をもつ刀)の鞘に刻印されている文字。この刀の名前であろう。「美身」とは、身体を美しくすること。平たく云えばダイエットや美肌・美髪ということになるが・・・おそらく、もう少し観念的・宗教的な意味が込められているのではないだろうか。「身体を美しくする」から転じて「身体を清める」とか「罪を落とす」という意味が込められているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ09-010


■ 翡翠の宮殿 【ひすいのきゅうでん】 

MHジェイド・テンプルの別名。もしくは名前の意味。ジェイド・テンプルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-118


■ ビスケット・スタイル 【びすけっとすたいる】 

魔導大戦の後半、星団暦3040年以降に登場したファティマ・ファッションの第5期スタイル。ギルフィー・ビリディンが提唱した輪波理論に倣って製作されたリンパスーツを基本として、シリーズ・シアン夫人が新たに打ち出したスーパー・スタイルと云われる。プラスチック・スタイルの欠点であった、非戦闘時における堅苦しさ・窮屈さを解消したスタイルになるらしい。アシリア・セパレートとも呼ばれる。フランス語で「2度焼き」を意味するbiscuit(ビスキュイ)が名前の由来であれば、薄手のスーツと厚手のスーツを重ね着するようなスタイルになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-168


■ ビスコ 【びすこ】 

レディオス・ソープが戦時下のボカージュを訪れた際に携帯していた食料。ビスコは江崎グリコが1933年に発売したお菓子。酵母入りクリームをサンドしたビスケットで、バランス食品そして栄養菓子として人気が高い。発売の翌年に室戸台風の被災者に格安で販売したことが大ヒットのきっかけとなった。単純な形状と栄養価の高さから、野宿を続けるキャンパーの携帯食として好まれるが、夏場はクリームが溶け出してベトベトになってしまうことも。現在はいちご味やココア味も販売されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-013


■ ビス・コーネラ 【びすこーねら】 

コーネラ帝国の主都。首都カーシュの南方に位置する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-014


■ ビスチェ 【びすちぇ】 

肩紐(ストラップ)の無い、丈の長いブラジャー型の下着のこと。また、肩紐の無いキャミソールも含まれる。フランス語が語源である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ ヒステリック・グラマー 【ひすてりっくぐらまー】 

ビオレート・トライトンがクリスのために一生懸命覚えたおしゃれな服のブランド。東京出身のデザイナー北村信彦が1984年に立ち上げたブランドHysteric Glamour(ヒステリック・グラマー)が元ネタ。60年代から80年代のアングラ音楽・文化をモチーフとしたデザインを特徴とする。過激さと滲み過ぎない色っぽさから10代の女性の間でとくに人気が高く、2012年現在で国内に30以上の店舗を展開している。大人の女性向けのHysterics(ヒステリックス)、キッズ向けのJoey Hysteric(ジョーイ・ヒステリック)など派生ブランドも多数。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-130


■ ピストン 【ぴすとん】 

円筒形のパーツの中で往復運動する棒状もしくは板状のパーツのこと。MHの内部構造に関して云えば、主にパワーピストン(パワーシリンダー)を指す。パワーシリンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-180


■ ピストンシリンダー 【ぴすとんしりんだー】 

パワーシリンダーの内部に収められているピストンのこと。イレーザー・エネルギーの圧力で押し出される。パワーシリンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-068


■ ビスマルク 【びすまるく】 

Bismarck(ビスマルク)は旧ドイツ軍が第二次世界大戦中に作り上げた超弩級戦艦。ビスマルク級戦艦の1番艦に当たる。名前の由来はドイツ帝国の初代宰相オットー・エドバルド・レオポルト・フォン・ビスマルク(Otto Eduard Leopold von Bismarck)から。1940年に就役するも、わずか9ヵ月後の41年5月27日にイギリス軍のキング・ジョージV世率いる艦隊との戦闘で沈められた。同型艦にティルピッツがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-040


■ ひずみ調整 【ひずみちょうせい】 

モニターに映る映像の歪みを矯正すること。ブラウン管型のテレビやモニターは、周囲の磁気の影響を受けて管内の電子ビームが微妙に歪むため、画面の端が切れたり、画面そのものが捩れたりするなど、僅かに歪んだ映像を映している場合が多かったらしい。近年のテレビは画面の調整で歪みを解消できたようだが、2000年代に入ってから液晶テレビやプラズマテレビが普及され、このような調整もほとんど必要が無くなったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-062


■ 非戦闘MH 【ひせんとうMH】 

戦闘に用いることができないMHのこと。装甲パーツの一部を式典用に換装したMHを指す。星団暦3007年に公開されたレッド・ミラージュは式典用のパーツを付けていたとされる。ただし、この時期はレッド・ミラージュ自体が未完成だったこともあり、式典に合わせて外観だけでも整えておかなければならない裏事情があったようだ。また、以前は式典用のレッド・ミラージュとしてログナーの専用騎「ストライクル」が設定されていた。現在はおそらくボツ設定。レッド・ミラージュ[式典用]ストライクルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-056


■ 非対称ダブルカッタウェイ 【ひたいしょうだぶるかったうぇい】 

ギターのボディ付近にある指板(高音域を出すフレット部)の演奏がしやすいように、ショルダーの部分が抉れたようにカットされていることをカッタウェイと呼ぶ。なで肩ではなく、いかり肩になっているギターを想像すると判りやすい。片側のみカットされているタイプをシングル・カッタウェイ、両側がカットされているタイプをダブル・カッタウェイと呼ぶ。したがって、非対称ダブル・カッタウェイとは両側がカットされていて、且つ、カットの大きさが異なるタイプを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-007


■ ピタ自治区 【ぴたじちく】 

アトワイト公国の国内にある自治区のひとつ。天照家の衛星王族であるピタ・メナー家が治める自治区である。ただし、設定変更により天照王朝内には自治区が存在しないことになっているため、ピタ・メナー家の領地つまりピタ・メナー領と云い換えるのが妥当だろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-020


■ ビタミンC 【びたみんC】 

水溶性ビタミンの一種でアスコルビン酸のL体のこと。ヒトは体内で合成することができないため、摂食によって体内に採り入れる必要がある。アミノ酸の生合成や副腎からのホルモン分泌など、体内において重要な役割を果たしており、細胞同士を結合するコラーゲンの合成にもビタミンCが使用される。肌荒れ・日焼け対策などでビタミンCの摂取が勧められるのも、肌の健康を守ってシミやクスミを取り除く効果があるとされているから。日焼けしやすい体質のアルルは、ビタミンCを多めに採ることを日課にしていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-072


■ ピタ・メナー家 【ぴためなーけ】 

アトワイト公国の西端に領地をもつ天照家の衛星王族。メナー家と呼ぶ場合が多い。メナー家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-036


■ ピチカート公国 【ぴちかーとこうこく】 

コーラス王朝の西方に位置する小国。首都はコルト。ナトリウム・シング・桜子は、この公国の侯爵位をもつ。彼女がファティマ・マイトである点を差し引いても、侯爵位という爵位は少し大げさな感じである。彼女の父親であるピアノ・メロディ3世が治めていたメロディ公国とも近い位置にあることから、ピチカート公爵家はメロディ家の分家筋なのかも知れない。つまり、メロディ家が取り壊しになった際、分家筋のピチカート家が身寄りの無くなった桜子を引き取ったのではないかと。名前の元ネタは、弦楽器の弦を指で弾いて音を出す演奏技法ピッツィカート(pizzicato)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ14-066


■ ピッキング・ハリス 【ぴっきんぐはりす】 

ミラージュ騎士左翼大隊No.10。コード・ネームはスパーク。本名はマドラ・モイライ。初代剣聖ナッカンドラ・スバースを先祖にもつ純血の騎士である。バキン・ラカン帝国の名門ハリス家に生を受けたため、幼少時から父親オルカオンがスパルタ教育を敢行。彼女の本質を違えた教育と純血の騎士が本来もつ狂気が重なったことで、成人時には人格が破綻してしまっていたらしい。ミマス聖帝に見出され王宮女官として任官するも、殺戮とも見なされる狂気的な戦闘を繰り返したことから半ば移監という形でハスハに移籍。その際にナトリウム・フンフト・アトール皇帝によって「より人間らしい」性質をもつ現在の人格が呼び出された。AP騎士団スキーン隊の隊長を務めた後、さらなる凶状によって退団を余儀なくされ、テロ組織ゲイトジーベンを経てミラージュ騎士団に入団。ある一定の条件下では本来の人格マドラ・モイライが目覚めてしまうようだ。パートナーはクラカラインとベルクト。後にデコース・ワイズメルとの間に息子ベルベットを儲ける。趣味は包丁研ぎ。
別名・異名・正式名など: スパーク、マドラ・モイライ、ふぁっきゅ〜あすほお〜〜る
初掲載: TT-049


■ ビッグE 【びっぐE】 

リーバイスのヴィンテージ・ジーンズにみられる特徴のひとつ。1950年代に創業したリーバイスは、ジーンズのポケットに付くレッドタグにLEVI'S(R)というロゴを刻印していた。これが71年よりLevi's(R)というロゴに変更されたため、それ以前のタグを「ビッグE」、以降のタグを「スモールE」と呼ぶようになったらしい。ビッグEのタグは復刻版を除いてほとんど見られない特徴のため、ヴィンテージ・ジーンズの鑑定ポイントのひとつとして、このビッグEの有無が用いられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-069


■ ビッグX 【びっぐX】 

手塚治虫が1963年から66年まで「少年ブック」で連載していた巨大ヒーローマンガ。ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に極秘に開発した兵器「ビッグX」を巡って、主人公の朝雲昭と、戦後に残ったナチス同盟が戦うストーリー。ビッグXとは肉体を鋼鉄に変えると共に巨大化させる効果をもつ注射型のドーピング兵器であり、主人公の昭がその薬品によって変身した姿もビッグXと呼ばれる。アニメ作品も同時に製作され、64年から65年までTBS系で全59話が放映された。子供への影響を考慮して、ビッグXは薬品ではなく光線に設定変更されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-062


■ 必殺のたれ目カップル 【ひっさつのたれめかっぷる】 

永野センセーがアーレン・ブラフォードとキュキィ・ブラフォードの夫婦につけたデュオ名。「読者を魅了させる」という意味の「必殺」ではなく、「読者に混乱をもたらす」という意味の「必殺」ではないだろうか。ミラージュ入りが判明していたにも係わらず、初登場と同時にソープを殺害したブラフォードの活躍は、そりゃあ当時の読者にかなり大きな混乱をもたらしたもんです。キュキィの場合は単純に言葉が通じないので混乱したというアレなオチですが。
別名・異名・正式名など: 必殺のタレ目夫婦
初掲載: TT-062


■ 必殺のタレ目夫婦 【ひっさつのたれめふうふ】 

必殺のたれ目カップルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-068


■ 羊の手袋 【ひつじのてぶくろ】 

バランシェを見舞った際のソープが身に着けていた逸品。羊の毛皮から作られた手袋である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-054


■ ヒッター・カイエン 【ひったーかいえん】 

ダグラス・カイエンの本名という設定であったが、これは後にカイエン・バッシュ・カステポーという名前に置き換わっている。初期設定においては、偽名の「ヒューア・フォン・ヒッター」の中に、本名の「ヒッター」が含まれていることになっていたのだろう。ヒューア・フォン・ヒッターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-179


■ ヒッター公爵 【ひったーこうしゃく】 

西暦1945年にラキシスを同行してベルリンから脱出を図ったグロスドイッチェランド師団の将校。階級その他については不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-072


■ ピッチチェンジ 【ぴっちちぇんじ】 

エフェクターの一種。原音のピッチ(周波数)を変更する効果をもつ。要するに音程を変えることができる。近年ではピッチシフターと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ ヒッチハイク 【ひっちはいく】 

通りがかりの自動車に便乗させてもらい、それを繰り返すことで目的地に向かう移動方法。ビュラード兄妹の得意技であるが、何故か兄妹揃って美人局ヒッチハイクを決行する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-015


■ 筆頭MH 【ひっとうMH】 

主力騎(国家主力MH)もしくは旗騎のこと。国家主力MH旗騎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-094


■ 筆頭騎士 【ひっとうきし】 

筆頭とは連名の際に最初に名前を書かれるヒトのこと。転じて集団の中で最上位に位置するヒトを指す。筆頭騎士といった場合は、騎士団もしくは騎士団内の小グループにおいて最も腕の立つ騎士を指し、騎士団長もしくはグループリーダーとほぼ同義である。アーレン・ブラフォードは第3期ミラージュ騎士団の筆頭騎士という設定。これはおそらく、騎士団長のログナーが一時的に死亡し、クローン再生から成長するまでの期間、一線を退いていたためと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-197


■ 筆頭指南騎士 【ひっとうしなんきし】 

騎士団の筆頭騎士であると同時に、剣術指南を務める騎士のこと。騎士団長やそれに継ぐ実力をもつ人物でなければ、この大役を務めることはできないだろう。バーバリュース・ビィはノイエ・シルチスの筆頭指南騎士であった。筆頭騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-002


■ ビット変換 【びっとへんかん】 

ビットとはコンピュータが扱う情報の最小単位のこと。ファティマが任意の情報を目にした際、その情報を演算しやすいようにビット単位に変換することをビット変換という。コミック10巻でファティマ・時が試みた遺伝子情報のビット変換であれば、4つの塩基(アデニン、グアニン、チミン 、シトシン)をそれぞれ「00」、「01」、「10」、「11」と変換することで単純な数列に置き換えることが可能となる。もっとも、彼女が試みようとしていたのはおそらくもっと高度な演算であったと考えられ、あくまでも一例として理解していただけると助かります。へい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-238


■ ビット・マエッセン 【びっとまえっせん】 

パイド・パイパー騎士団の一員にして、エース級の腕前をもつ騎士。階級は大佐。冷静な判断ができる人物らしく、仲間内では熱血屋のイアンをなだめる役割に徹していたようだ。星団暦2992年に起きたシーブル軍とA.K.D.軍の衝突において、ルンの駆るシュペルターと対峙して敗退。リハビリにより復帰した後、パートナーのプーウラーと共に武者修行に入ったようだ。なぜか魔導大戦の後半はミラージュ・マシンに搭乗して参戦するらしい。名前の元ネタは、旧ドイツ軍の戦車隊のエースとして知られるミヒャエル・ビットマン大尉。第101重戦車大隊に所属し、わずか2年間で戦車および突撃砲138両、対戦車砲132門を撃破したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-049


■ ヒッピー・ファッション 【ひっぴーふぁっしょん】 

ヒッピー・ムーブメントにおいて形成されたファッションのこと。Tシャツ、ジーンズ、バンダナ、スカーフの使用や、カフタンを始めとする中近東系、インド系、アフリカ系、東欧系の民族衣装(=フォークロア)が好まれる。ヒッピーとは、伝統や制度といった既成の価値観を破棄し、より自由な人間生活を求めようとする人々のこと。また、文明が高度になる以前の野生生活への回帰を提唱する人々を指す。60年代後半にアメリカで形成された生活スタイルで、またたく間に若者の間で流行し、サマー・オブ・ラブと呼ばれる一大ムーブメントを引き起こした。サマー・オブ・ラブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-148


■ ヒッピー・モード 【ひっぴーもーど】 

ヒッピー・ファッションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-180


■ ヒップホップ(1) 【ひっぷほっぷ】 

ファッション用語として整理する。ヒップホップ文化の発展と共に形成された独自のファッションのこと。ヒップホップ(hip hop)は1970年代にニューヨークで生活するアフリカ系アメリカ人のコミュニティから生まれた文化で、アフリカの文化とそれ以外の文化の混合による新しいスタイルの創出がベースとなっている。服装としては、極太・短めのパンツ、ニット帽や野球帽、スニーカー、派手な貴金属などが用いられるが、時代の移り変わりと共に使用するアイテムや流行の髪形は変化するため一概には云えない。ヒップホップの四大要素はラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティ(コンクリート壁などにスプレーで描くアート)とされており、これに携わるヒトたちのファッションがそのまんまヒップホップと考えればいいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-014


■ ヒップホップ(2) 【ひっぷほっぷ】 

音楽用語として整理する。1970年代中期にニューヨークのブロンクス区を中心としたストリートキッズが生み出したジャンル。サンプリング(既存の曲や音源の一部を用いて構築した楽曲)や打ち込み(ドラムマシンやシーケンサーを用いて作成する楽曲)をバックに、MCがラップを乗せるスタイルを指す。ブレイクビーツやスクラッチなどの技法が多用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-122


■ ピ・ディア 【ぴでぃあ】 

アドラーの南半球、ダスニカ神聖連合の東方に位置する小国。もしくは連合の主都のひとつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ 人型人工生命体 【ひとがたじんこうせいめいたい】 

ヒトを模して造られた人工生命体のこと。AD世紀の時代に造られたバークバットおよびデミライト、星団紀に造られたファティマ・ファティスが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-148


■ 人型戦闘形態 【ひとがたせんとうけいたい】 

MHヴォルケシェッツェが地上戦・格闘戦の際にとる装甲状態・姿勢を人型戦闘形態と呼ぶ。頭部が収縮し、四肢が開放された状態を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP3-013


■ 人型戦闘マシン 【ひとがたせんとうましん】 

その名のとおり、人型の戦闘マシンのこと。MH、マシンメサイア、マシンメースが該当する。また、AD世紀以前の時代にはグランドヘッドと呼ばれるロボットや、これらに分類されない数多くの人型戦闘マシンが作られていたらしい。劇中に登場しているジェルデミアもその一種である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ 人型ファティマ 【ひとがたふぁてぃま】 

人間型ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-197


■ 人型ロボット 【ひとがたろぼっと】 

AD世紀の時代に開発された過酷作業用ロボットのこと。頭部や四肢を有していることからヒトに近いシルエットをもつが、アンドロイドに比べてより機械的・幾何学的なボディ・ラインをもつ。劇中では、ネッド・スバースのエピソードで「一級戦闘兵器」と呼ばれる人型ロボット群が登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-148


■ ヒトラー・ユーゲント師団 【ひとらーゆーげんとしだん】 

ヒトラー・ユーゲントから選抜された兵士によって組織された師団。旧ドイツ軍の第12SS装甲師団の別名である。ヒトラー・ユーゲントとは、1926年に組織されたドイツSA(突撃隊)の青少年部のこと。36年のヒトラー・ユーゲント法の成立により、国内の他の青少年団体が廃止されたため、全ドイツの青少年(男子10〜18歳、女子10〜21歳)が強制的に編入されることとなった。ここで軍事教育・訓練を受けた団員の中から選抜された16〜17歳の兵士が師団に組み込まれたため、タバコの替わりにチョコレートやキャンディが支給されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-050


■ 非人間型ファティマ 【ひにんげんがたふぁてぃま】 

文字どおり、ヒトの形態をとっていないファティマのこと。エトラムルが該当する。厳密に云えば、通常のファティマも人間と異なる骨格・体形をもつが(それ故に亜人間として扱われる)、エトラムルの形態は完全にヒトとは異なるため、便宜的にファティマを人間型・非人間型に分類しているようだ。エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-038


■ 非人間型有機コンピュータ 【ひにんげんがたゆうきこんぴゅーた】 

非人間型つまりヒトの形態をとっていない有機型コンピュータのこと。エトラムル・ファティマが該当する。また、ファティマが開発される以前の時代においても、MHに搭載することを前提として数多くの非人間型有機コンピュータが作られていたらしい。有機型コンピュータの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-158


■ ピニン・ファリーナ 【ぴにんふぁりーな】 

永野センセーが影響を受けたとされる人物。自動車のデザイナー兼整備技師のBattista Farina(バッティスタ・ファリーナ)のこと。1893年生まれ。幼少時の愛称がピニン(ピエモンテ語での「小さい子供」の意)であったことから、ピニン・ファリーナとも呼ばれる。10代の頃から兄が運営する自動車整備工場で働き、1920年に渡米。デトロイトにてフォード・モーターの創始者であるHenry Ford(ヘンリー・フォード)と出会い、その手腕を認められたという。30年にイタリア・トレノにてPininfarina S.p.A.(ピニンファリーナ社)を創業。52年にフェラーリ・212をアレンジしたことでEnzo Ferrari(エンツォ・フェラーリ)と親交が深まり、以降もフェラーリ社を筆頭に各メーカーの車輌のボディ・デザインと製造を担当した。66年死去。ピニンファリーナ社はその後も成長を続けており、自動車だけに留まらず、オートバイ、農機、船舶、家電、家具といった数多くの物品もデザインする企業となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-022


■ ヒヒ 【ひひ】 

サル目オナガザル科ヒヒ属に属す哺乳類の総称。マントヒヒなど5種が知られる。いずれもアフリカ大陸に分布する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-244


■ ビビアン 【びびあん】 

おそらく、イギリス出身のデザイナーVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のこと。もしくは、彼女が発信している同名のブランドのこと。ヴィヴィアン・ウエストウッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ28-007


■ ビビアント・クルマルス 【びびあんとくるまるす】 

超帝國の剣聖としてその名を残している人物。最新の設定では、デュオ・クルマルスと呼ばれているようだ。デュオ・クルマルスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-177


■ ビビアン・リー 【びびあんりー】 

ハリウッドの名女優として知られるVivien Leigh(ビビアン・リー)のこと。インドのダージリン島出身。1913年生まれ。22歳の時にロンドンで女優としてデビューし、37年に渡米。39年に「風と共に去りぬ」の主役に抜擢され、アカデミー主演女優賞を受賞。また51年には「欲望という名の電車」でアカデミー主演女優賞とベネチア映画祭主演女優賞を受賞した。2度の結婚と離婚を繰り返し、晩年はノイローゼとアルコール依存症に陥り、67年にロンドンで孤独の内に亡くなったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-148


■ ビビエ・ゼクス 【びびえぜくす】 

ビビエ・6もしくはB.B.A.6とも表記される。「シオの門番」のひとり。イーヴィー・ドライと同じく、変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエである可能性が高いが、詳細は不明。魔導大戦の勃発と同時にコーネラ帝国に入国し、ルーパート2世と何らかの契約を交わしたようだ。マヨール・レーベンハイト以下、数名の騎士とMHカンに付き添い、ハスハに潜入するものと考えられる。シオの門番の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-008


■  【ひびき】 

1933年に就役した日本海軍の吹雪級III型シリーズに数えられる特型駆逐艦。III型は吸気時に予熱を与えることでボイラーのフケを良くした改良型で、ボイラー搭載数も4基から3基に減少して軽量化されている。暁(あかつき)、響(ひびき)、雷(いかずち)、電(いなずま)の4隻が建造され、響を除く3隻が戦没。残った響は戦後の賠償で旧ソ連に引き渡された。吹雪の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-060


■ ビブラ・コーラス 【びぶらこーらす】 

VIVELA COLUSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-105


■ ビブロス(1) 【びぶろす】 

MHクルマルスの3号機。ビブロスと命名される以前は「クルマルス3」と呼ばれていた機体である。クルマルス[ビブロス]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-044


■ ビブロス(2) 【びぶろす】 

1973年にイタリアのレディース・ブランドGenny S.p.A.(ジェニー)から分社して立ち上げられたブランドByblos S.p.A.(ビブロス)のこと。創業当初はGianni Versace(ジャンニ・ヴェルサーチ)やGuy Paulin(ギー・ポラン)をデザイナーとして招きながら商品開発を行い、後にアメリカ出身のデザイナーAlan Cleaver(アラン・クレバー)とKeith Varty(キース・バーティ)を立てることで独自色の打ち出しに成功。その後もデザイナーを変えながら常に新しいスタイルを打ち出している。かなりトンがっているイメージの服が多く、永野センセーもこのブランドの服を好んで着ている模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ28-007


■ 秘密警察 【ひみつけいさつ】 

国家の体制や組織、またその活動を守るために、反逆者(反政府活動を展開している組織や個人)の実状を探る警察のこと。いわゆる政治警察。通常、その組織の存在や活動内容は一切秘密にされる。ナチス・ドイツのゲシュタポ(国家保安本部第4課)や旧ソ連のGPU(ソビエト人民委員会付属国家政治局)などが有名。星団暦2992年のカステポーにおいて、シーブル軍に対して和平交渉を持ちかけた際のマイア・トッカータ中佐の格好は、秘密警察を連想させる最悪のものであった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-173


■ 秘密結社 【ひみつけっしゃ】 

その存在を公のモノとせず、ある特定の目的をもって結託している団体のこと。当然、その組織のメンバー、活動内容、教義や目的(宗教・犯罪・政治的なものなど様々)も基本的には秘密とされる。ザンダシティを根城にして暗躍する麻薬売買組織ローゼンクロイツは秘密結社という設定。地球では、フリーメイソン、イルミナティ、KKK(クー・クラックス・クラン)、米国のアイビーリーグ名門イエール大学のスカルアンドボーンズなどが有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-136


■ 緋紫の皇帝 【ひむらさきのこうてい】 

AD世紀5000年代後期にファロスディー・カナーン超帝國を治めていた皇帝。名はアーハトという。アーハトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ 百式 【ひゃくしき】 

永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士Zガンダム(1985)」に登場した。ただし、劇中に登場した機体は永野センセーがZガンダムとしてデザインした機体であり、百式としてデザインが決定するまでに藤田一己の手によってクリンナップされている。エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社によるモビルスーツの共同開発計画「Z計画」において開発された第3世代モビルスーツのひとつ。開発系譜上ではリック・ディアスとZガンダムの間に位置しており、開発時の名称はδガンダムであった。敵機の攻撃を回避することに特化した機体として作られたため、姿勢制御能力に優れるが、それ故に予定されていた可変機構を廃した経緯がある。開発主任のナガノ博士により「百年使えるMS」という願いを込めて百式と名付けられたらしい。形式番号はMSN-00100。劇中ではクワトロ・バジーナの専用機として使用された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-026


■ 百式ノイ 【ひゃくしきのい】 

百式NEUとも。永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士ガンダムZZ(1986)」に登場する予定であったが、永野センセーの降板に伴い没デザインとなったらしい。MS百式の後継機で、背部に巨大なブースターポッドを装備。超長距離ライフルを装備しており、高速移動・離脱と狙撃により敵機を殲滅する機体としてデザインされた。機体色は金色。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-193


■ 白夜のワルキューレ 【びゃくやのわるきゅーれ】 

最初期設定におけるクロス・ミラージュの異名。野田秀樹が1985年に発表した舞台劇「白夜の女騎士(ワルキューレ)」が元ネタだろう。リヒャルト・ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」をモチーフにした「石舞台星七変化(ストーンヘンジ)」三部作のうちのひとつ。残るふたつの作品は「彗星の使者(ジークフリート)」と「宇宙(ワルハラ)蒸発」である。「白夜の女騎士(ワルキューレ)」は蜷川幸雄の演出の下、2006年に再び舞台劇として公演されている。ワルキューレは北欧神話に登場する戦女神のこと。ヴァルキュリアやバルキリーとも発音される。その名は「戦死者を選ぶ者」という意味であり、主神オーディンの命により、いずれ来るラグナロク(神々の黄昏)の戦いに備え、地上で戦死した勇士の魂をヴァルハラに迎え入れる役目をもっているという。クロス・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-012


■ 百里基地 【ひゃくりきち】 

茨城県小美玉市にある航空自衛隊の基地。関東地方で戦闘機の運用ができる唯一の基地であり、首都防空基地とも呼ばれる。2012年現在、第7航空団の第302飛行隊と第305飛行隊、第501飛行隊が配備されており、民間共用化事業のために百里飛行場として整備が進められている。毎年、航空祭の開催日には首都圏からの訪問者でごった返すことになるが、地方で見れないヒトのためにDVDなども販売されている。1998年度の航空自衛隊戦技競技会に参加した、第7航空団第204飛行隊(百里基地)所属、鈴木一佐隊長のミスティック・イーグル(948号機)には、ノーズアートにイマラ・ロウト・ジャジャスが描かれた。この時は永野センセーもVIPとして基地に招かれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-152


■ 冷やしとろろそば 【ひやしとろろそば】 

メル・クール・リトラが高校在学中に好きだった食べ物。おろした山芋がのせてある冷たい蕎麦。これに限らず、リトラは純和風であっさりしたモノを好んだようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-008


■ ヒューア・フォン・ヒッター 【ひゅーあふぉんひったー】 

星団暦2990年頃にカステポー・ナイト・ギルドの総評議長を務めた人物。子爵位をもつ。ヴァキ市周辺に出没しては数多くの女性を侍らしていたボンボンの優男であるが、単純に金持ちという理由だけでなく、不思議と女性に好かれる魅力をもった人物であったようだ。ファティマスーツのデザイナーとして有名なシリーズ・シアン公爵夫人も彼の愛人のひとり。彼女の言葉を借りるならば、「星団最強の女ったらし」と呼ばれるくらいモテモテの人物であったらしい。その正体はご存知のとおり剣聖ダグラス・カイエンである。ダグラス・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: フューア・ヒッター
初掲載: #04-003


■ ヒューズ・カーリー 【ひゅーずかーりー】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.5。狂人揃いの左翼大隊にありながら、ベスター・オービットと共に臣下としての姿勢を崩さずに行動している良識者。かつては暗殺などの裏稼業に身を落としていたこともあるため、暗器にも精通している邪道の剣士である。ニック・ネーム(またはコード・ネーム)はスピナーで、これも彼女が好んで使用する渦巻き模様のソーサー(円盤型の隠し武器)がネーミングの由来になっている。裏稼業に手を染める以前は、コーラス王朝メロディ家の家臣として同国の将軍を務めていたらしい。似たような境遇をもつアルル・フォルティシモに対して、同情に近い感情をもつようだ。パートナーはトランス。
別名・異名・正式名など: フューズレス・カーリー、ヒューズレス・カーリー、スピナー
初掲載: DE1-068


■ ヒューズレス・カーリー 【ひゅーずれすかーりー】 

ヒューズ・カーリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-049


■ ビューティー・ペール 【びゅーてぃーぺーる】 

ビューティ・ペールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-199


■ ビューティ・ペール 【びゅーてぃぺーる】 

カステポー周辺でダイビング・アシッドの売買を仕切っていたユーコン財団の会長(もしくは総帥)。7つの小国から成るユーコン経済同盟を結成し、シーブル国宰相ディ・バローとの提携によってザンダシティに麻薬の市場を拡大。その後はシーブル国の解体、バッハトマ魔法帝国の建立を通してボスヤスフォートに協力した。現在は黒騎士デコース・ワイズメルと共にバッハトマ三強(ブラック・スリー)の一角を務める。ミラージュ・ダイバーとして知られるメル・ズーム・ウォンターの実母であるが、その正体はBeauty Pale Azhamid XXVI Asylmuratova Disturb(ビューティ・ペール・アザミド26・アッセルムラトワ・ディスターブ)・・・つまりアッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団直系のダイバーである。ズームも彼女のルシェミによって作り出された人間であるという。
別名・異名・正式名など: 会長
初掲載: #07-165


■ ヒュートラン 【ひゅーとらん】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した21体目のファティマ。運命の三女神に勝るとも劣らない超級スペックを誇る中期の作品であるが、バランシェはその能力を極限まで高めることを目的として、システムの根幹に自己鍛錬プログラムを追加。その結果、彼女は最弱の騎士をパートナーとして、常に不利な状況で戦うことを求めるようになってしまった。完成後の足取りは不明であるが、幾つかの戦場で並々ならぬスコアを叩き出した後、人目を避けようとバランシェ邸にて一時的に休眠。その後、自身に最大限の負荷を与えてくれるパートナーとしてワスチャ・コーダンテを選び、天照家(ワスチャはコーダンテ家から出奔しているため)に籍を置くこととなった。現在はワスチャとともに魔導大戦に参加中。偽名としてエミリィを名乗る。ラキシス以外でK.O.G.[ラキシス]を制御できる唯一のファティマである。
別名・異名・正式名など: ヒュトラン
初掲載: #11-209


■ ヒューマン・コンピュータ 【ひゅーまんこんぴゅーた】 

22世紀の地球を総轄・管理するコンピューター「ドウター」がこのように呼ばれる。F.U.ログナーに対して母親として接するなど、擬似人格(非常に高度なA.I.と呼ぶべきか)を与えられていることに由来した名称であろう。別名「マザー・コンピューター」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-071


■ ビューリー 【びゅーりー】 

ナルミ・アイデルマのパートナー。マイトはミース・シルバー。育成時にコークス博士が付き添っていたらしい。初期設定ではプリズム・コークスが製作したことになっていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-074


■ ヒュトラン 【ひゅとらん】 

ヒュートランの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-028


■ ビュビュス・コーダンテ 【びゅびゅすこーだんて】 

アイシャとワスチャの父親にして、天照・コーダンテ家の前当主。公爵位をもつ。愛娘のアイシャを天照家直系王族の名に相応しい貴族・騎士として育て上げたが、成長したアイシャは王家の血を残す役目を放棄したため、晩年にはその役目を背負わせるためにワスチャをつくったとされる。ワスチャ誕生の直後、ビュビュスは妻と共に不慮の事故に遭い他界。この裏には、ワスチャの暗殺を狙った策謀があったとされ、首謀者のディス・アドミス・シナーテ・天照(当時のシナーテ家当主)は息子サリオンの手によって粛清されることとなった。初期設定では、第1期ミラージュ騎士団のNo.3であったが、現在はボツ設定となったようだ。
別名・異名・正式名など: ディス・ビュビュス・サイサ・コーダンテ・天照、ディス・ビュビュス・コーダンテ
初掲載: CH4-042


■ ビュランコート 【びゅらんこーと】 

FSS第3部ラキシス外伝において、時空間を放浪していたラキシスが遭遇する最終兵器。クフィルやマンティコアと同様のサイボーグ兵器(もしくは機械生命体)であり、彼女はこの最終兵器を味方につけるばかりか、ミニチュアにしてポケットに入れて持ち歩くことになるという。また、ジョーカー星団に出現している懐園剣の正体は、ラキシスの意思によってカレンに託されたビュランコートであるらしい。現時点においては全く謎の存在である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-011


■ ピョイト 【ぴょいと】 

第4太陽系(北太陽系=ノウズ太陽系)第4惑星。ピヨイトとも。惑星でありながら独自に発光しており、小型の太陽として隣の惑星ペスタコを照らしているらしい。つまり、ピョイトとペスタコは公転周期が完全に一致しているということだろう。
別名・異名・正式名など: ピヨイト
初掲載: E98-198


■ ピヨイト 【ぴよいと】 

ピョイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-194


■ ビョイト卿 【びょいときょう】 

モアー・ビョイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-059


■ ヒョウ 【ひょう】 

ネコ目ネコ科ヒョウ属に属す哺乳類。アフリカ大陸、アラビア半島、ユーラシア大陸の南部から東部まで、広い範囲に分布する。サバンナ、熱帯雨林、半砂漠地帯などに生息。夜行性。単独生活者であり、哺乳類や鳥類のほか、爬虫類や魚類を食べる場合もある。世界中で10亜種程度が知られ、スリランカヒョウ、アムールヒョウ、アラビアヒョウなどは絶滅危惧種とされている。ちなみに、同じくヒョウ属に加えられる哺乳類としてライオン、ジャガー、トラなどが挙げられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-244


■ 令(ヒョウ) 【ひょう】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第2惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-198


■ 氷海 【ひょうかい】 

デルタ・ベルンの南半球、極圏付近を覆う海洋。その名のとおり、流氷が浮かぶ極低温の海と考えられ、周囲の島や大陸は永久凍土に覆われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ ヒョウ柄ファッション 【ひょうがらふぁっしょん】 

ヒョウ柄の生地を多用したファッションのこと。最近はレオパード柄と呼ぶらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-164


■ 令(ヒョウ)騎士団 【ひょうきしだん】 

超帝國焔星騎士団を構成するグループのひとつ。正確には「令騎士團」と書く。超帝國焔星騎士団は、スタント遊星がもつ惑星の名前に因んだ幾つかのグループに分かれているらしく、劇中にはこの騎士団以外に膨(ホウ)騎士団が登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-078


■ 標準携帯野戦食 【ひょうじゅんけいたいやせんしょく】 

軍事行動に際して軍関係者に配給される個人用の携帯食料のこと。戦闘食の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ 標準重量 【ひょうじゅんじゅうりょう】 

戦闘重量の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ 兵法 【ひょうほう】 

軍隊の管理・運用や戦略に関する方法(=やり方)のこと。またその方法論(=考え方)を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-065


■ ひよこ豆とチキンのカレー 【ひよこまめとちきんのかれー】 

ヘアード・グローバーが高校在学中に好きだった食べ物。ひよこ豆はマメ科ヒヨコマメ属の一種。エジプト豆とも呼ばれる。主な産地はインド。ひよこ豆とチキンのカレーはインド料理でよく見られ、チャナ・マサラと呼ばれる。また、ヘアードはこの他にナンも好物だったようで、インド料理が好きだったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-015


■ ピョトー 【ぴょとー】 

ピヨトーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-194


■ ピヨトー 【ぴよとー】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第1惑星。ピョトーとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: ピョトー
初掲載: E98-198


■ ビョトン・コーララ 【びょとんこーらら】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.15。ターバンを巻いており、その風貌から中近東系人種であることが窺える。ボォスのケルタ国出身。祖国で国会議員を務めていた手腕を買われ、A.K.D.においても行政相談役としてアイシャやルンの司政を補佐する。星団暦2997年、バッハトマ魔法帝国主宰ボスヤスフォートの手に掛かり死亡。登場コマ数なんと2コマという、ミラージュ騎士の中でも最低登場回数を誇る悲惨なキャラクターである。パートナーはスパルタ。
別名・異名・正式名など: ビヨトン・コーララ
初掲載: #02-151


■ ビヨンド・クラスファー・オーバーマインド 【びよんどくらすふぁーおーばーまいんど】 

ビヨンド・クラスファー・オーバーマテリアルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-140


■ ビヨンド・クラスファー・オーバーマテリアル 【びよんどくらすふぁーおーばーまてりある】 

FSSにおける「神」の範疇からも大きく外れた何がなんだか判らないモノ。超常物もしくは大君主とも呼ばれる。天照大神や他の全能神とのヒエラルキーに組み込まれるモノではないが、その力は全能神を超えており、全次元全世界のバランスを保っていると云われる。ジョーカー宇宙で死亡した剣聖マキシをタイカ宇宙に送り出したのも、彼の力に拠る部分が大きいらしい。うーん・・・クラスファーでなく、クラスター(cluster)であれば、「物質界のあらゆる集団から超越したモノ」と無理やり名前を訳すことも可能か。別名「大神望(おおみかみのぞみ)」。
別名・異名・正式名など: ビヨンド・クラスファー・マインド、ビヨンド・クラスファー・オーバーマインド、ザ・ビヨンド・クラスファー、大君主、大神望(おおかみののぞみ)
初掲載: DE1-166


■ ビヨンド・クラスファー・マインド 【びよんどくらすふぁーまいんど】 

ビヨンド・クラスファー・オーバーマテリアルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-072


■ ビヨンド・シーカー 【びよんどしーかー】 

クロス・ミラージュに搭載されているレーザー・サーチャー型スコープのこと。クロス・ミラージュの右目のカメラと連動することで広域観測を行い、3次元測定による任意の座標出しも可能とする。MHが装備する兵装の中では比較的小型で、ブッシュに潜ませて敵機または敵軍の接近を監視するなど、通常の索敵・探査ロボットとしての機能も備える。クロス・ミラージュ以外のMHが装備することも可能なようだが、おそらく機能の一部は使用できなくなるはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-052


■ ピラフ 【ぴらふ】 

米を炒めてからスープで炊いて作る料理のこと。魚介類、肉類、野菜などの具材を加えるのが一般的。インドから中近東を経て南欧まで、幅広い地域で作られており、トルコの代表的な家庭料理のひとつとして知られる。ジョーカー星団でもピラフは存在しており、フィルモア帝国戦闘携行食のほか、各国の軍組織に支給される戦闘食のメニューにも含まれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ ピラミッド 【ぴらみっど】 

エジプトや中南米にみられる四角錐状の巨石建造物の総称。エジプトのギザのピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)が有名。和訳では「金字塔」と呼ばれる。ピラミッドの役割については不明な点が多く、宗教的・儀式的な目的で建設されたとする説が多い。その建設方法についても不明な点が多く、現在の研究では、古代エジプトのピラミッドの建設は一種の公共事業であったとされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-308


■ ビラルケマ 【びらるけま】 

レーザー・マシンガンのこと。エア・バレルの副武装として搭載されるほか、MHのオプション武装として使用される。ミラージュ・シリーズに用意されたビラルケマは、背部に追加装備する供給ユニット「ビラルケマーα」と併用することで長時間の使用が可能となる。砲支援用MHとして製作されたルージュ・ミラージュは、背部の供給ユニットと2門のランチャーをフル装備可能な唯一のMHという設定。ユニットを装備した状態で格闘戦に移行することは想定しておらず、敵の攻撃はベイルを兼ねる巨大なランチャーで受け止める仕様になっている。また、レッド・ミラージュは右肩にのみユニットを装備することが可能であり、この状態のレッド・ミラージュはサポート・レッド(Mirage B-j)と呼ばれる。その名のとおり、ヤクト・ミラージュの支援機(サポート)として運用されるようだ。
別名・異名・正式名など: レーザー・マシンガン
初掲載: CH2-058


■ ビラルケマー 【びらるけまー】 

ビラルケマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ ビラルケマーα 【びらるけまーあるふぁ】 

ビラルケマ(レーザー・マシンガン)のエネルギー供給ユニット。天照がルージュ・ミラージュに搭載することを前提に開発したもので、ビラルケマと併用してMHの背部に追加装備する。フル装備時には、背部に供給ユニット、両肩にビヤダル型の追加装甲(ショルダー・バインダー)、両脇にランチャーと追加のベイルが付属することになるため、超重装甲スタイルに近い外観となる。ユニットを装備した状態で格闘戦に移行することは想定しておらず、砲支援に特化した運用が基本となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ ビラルケマ・マシンガン・ユニット 【びらるけまましんがんゆにっと】 

ビラルケマ・レーザーマシンガン・ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-110


■ ビラルケマ・マシンビーム砲 【びらるけまましんびーむほう】 

ビラルケマ・レーザーマシンガンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-043


■ ビラルケマ・モード 【びらるけまもーど】 

エア・バレルに搭載されている戦闘モードの一種。高速移動を基本とし、主砲の使用を控え、副砲のビラルケマの連射によって戦闘を展開する。対戦車戦ではなく、大きな目標(MHまたは集合している大部隊など)に対する威嚇として用いられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-071


■ ビラルケマ・レーザー機関砲 【びらるけまれーざーきかんほう】 

ビラルケマ・レーザーマシンガンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-015


■ ビラルケマ・レーザーマシンガン 【びらるけまれーざーましんがん】 

ビラルケマ・マシンビーム砲またはビラルケマ・レーザー機関砲とも呼ばれる。レーザー・ビームを発射するマシンガンを指す。対空用や近接用など、用途に応じて様々なバリエーションがあり、ヤクト・ミラージュに装備されているものは対地・対空の2連装タイプとなっている。ビラルケマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ビラルケマ・マシンビーム砲、ビラルケマ・レーザー機関砲
初掲載: DE1-057


■ ビラルケマ・レーザーマシンガン・システム 【びらるけまれーざーましんがんしすてむ】 

ジョーカー星団の軍艦、戦闘用車輌、MHなどが装備するビラルケマ・レーザーマシンガンとその運用システムを指す。ビラルケマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ ビラルケマ・レーザーマシンガン・ユニット 【びらるけまれーざーましんがんゆにっと】 

ビラルケマ・レーザー機関砲を主武装とするオプション・ユニット。ミラージュ・シリーズの追加兵装として開発されたもので、これを装備したMHが便宜的にルージュ・ミラージュと呼ばれるら。ルージュ・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-007


■ ビルケンシュトック 【びるけんしゅとっく】 

ジャグ・ケルシャーが履いているサンダルのメーカー。1774年に教会の公文書に「臣王の靴職人」として登録されたJohann Adam Birkenstock(ヨハン・アダム・ビルケンシュトック)。このヨハンの子孫でシュー・マイスターであったKonrad Birkenstock(コンラッド・ビルケンシュトック)が、1896年にフランクフルトで開業した靴メーカーBirkenstock(ビルケンシュトック)が元ネタ。足裏の形状に合わせたフットベッドをもとに、1960年の初頭に世界で初めてサンダルの商品化に成功したブランドである。日本ではビルケンシュトック・ジャパンが販売を担当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-049


■ ヒルサイド合衆国 【ひるさいどがっしゅうこく】 

代官山にあるお店のひとつ。おそらくヒルサイドテラスを指しているものと思われる。ヒルサイドテラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-071


■ ヒルサイドテラス 【ひるさいどてらす】 

代官山にある施設のひとつ。渋谷区猿楽町・鉢山町の旧山手通り沿いにあるヒルサイドテラスを指す。住居・店舗・オフィスからなる複合建築で、建築家の槇文彦が設計した施設として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-276


■ ビルジ・キール 【びるじきーる】 

MHの背骨を構成している各パーツに取り付けられている「出っ張り」のこと。腹部の蛇腹装甲を取り付けるためのロックパーツであると同時に、背面に受けた衝撃から背骨をガードする役目をもつ。外観はヒトの背骨にある出っ張りすなわち棘突起に似る。ビルジ(bilge)とは船底の湾曲部のこと。キール(keel)とは竜骨のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-065


■ ビルト 【びると】 

モラード・カーバイトが製作した傑作ファティマ。モラードの処女作として知られるファティマ・エストと同時期に作られたためか、他のモラード・ファティマよりも「エストの妹」というイメージ・扱いが強調されている。デカダン・スタイルのファティマスーツもエストと対になるデザインである。完成直後からパイド・パイパー騎士団のゾーア・パイパー将軍をマスターとし、以後120年以上も彼のパートナーとして活躍。しかし、星団暦2992年の対A.K.D.戦でマスターを失うと共に、自身も右手足を失う重傷を負ってしまう。その後、モラードの元で再生とメンテナンスを受けて回復したようだが、お披露目に参加してもマスターを選ばずに戻ってきているらしい。魔導大戦の中期は壊れたアウクソーと共にミースの元に滞在し、後期はワンダン・ハレーをマスターとしてハスハ奪還に尽力する予定。
別名・異名・正式名など: ヴィルト、ビルド
初掲載: CH8-048


■ ビルド 【びるど】 

ビルトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-212


■ ビルドゥー 【びるどぅー】 

ビルドーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ビルドー 【びるどー】 

ウースー国家騎士団の近衛軍専用MH。劇中では国家騎士団に所属するロムドが搭乗している。マイトなどの詳細は不明であるが、ルビコンの系列に当たるMHとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-084


■ ひるね 【ひるね】 

昼食後の仮眠のこと。ラキシスが毎日欠かさず取っていた行動で、これとは別に仮眠の時間も設けていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-005


■ ビルバイン 【びるばいん】 

「聖戦士ダンバイン(1983)」に登場するオーラバトラーの一種。劇中後半の主役機で、デザインは湖川友謙が担当した。ナの国の技術陣が開発した可変式オーラバトラー。劇中で最高のスペックを誇るワンオフ機であり、ウィング・キャリバー(戦闘機形態)に変形する機構をもつ。ナの国の女王シーラ・ラパーナの意向によって主人公のショウ・ザマへ贈られ、以降はショウの専用機として活躍した。機体色は赤とアイスグリーン。最終決戦では低視認性を重視して全身が青系統に塗り替えられた。他のオーラバトラーと比べて生物的な意匠がほとんど見られないが、これは玩具展開を見越したスポンサーの意向に拠るもの。富野監督もビルバインのデザインには満足していなかったらしい。聖戦士ダンバインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-058


■ ピレッタ 【ぴれった】 

ファティマ・ピレットの別名。ピレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-040


■ ピレット 【ぴれっと】 

ミラージュ騎士ウラッツェン・ジィのパートナー。ピレッタもしくはフィレットとも呼ばれる。マイトはプリズム・コークス。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加。プロトタイプ(Ver.2)のレッド・ミラージュに搭乗した。ビュラードがスカートの中身を覗いたところ、残念ながらショートパンツを履いていたらしい。
別名・異名・正式名など: ピレッタ、フィレット
初掲載: #02-145


■ ビロード 【びろーど】 

添毛織物(パイル織物)の一種。毛や絹などで織り、布地表面に短い羽毛を織り出した布のこと。柔らかく滑らかな手触りがある。織ってから起毛したものはベノアと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: ベルベット
初掲載: #02-148


■ びわ 【びわ】 

「がんばれエストちゃん」において、永野センセーの部屋に転がっていたダンボール箱に描かれていた文字。ビワは中国原産のバラ目バラ科の常緑高木。果樹として栽培される。果実は甘く、生食される。国内では長崎や鹿児島が主な産地である。永野センセーのファンの方が送ったのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-013


■ ピンキー&ダイアン 【ぴんきーあんどだいあん】 

Pinky Wolman(ピンキー・ウォルマン)とDianne Beaudry(ダイアン・ボードリー)がニューヨークで設立したアパレル会社「N.Y. Pinky&Dianne」との提携により、日本のアパレル・メーカーであるサンエー・インターナショナルが1980年に打ち出した女性向けブランド「Pinky&Dianne」のこと。女性用の貴金属ブランドとして人気が高いが、「N.Y. Pinky&Dianne」の2人の創始者は既に独立しており、(日本の)ピンキー&ダイアンと提携しながら自身のデザイナー・ブランドを立ち上げたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ ビンティン 【びんてぃん】 

ヴィンティンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-197


■ ピンヒール 【ぴんひーる】 

踵の部分が極細のピン状になっていること。ヤクト・ミラージュの踵はねじ込み式のピンヒールになっており、使用する際はグリグリ回転しながら出てくる仕組みになっている。ウィル艦内で使用するとハンガーの床に穴が開くため、大目玉を食らうことになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ ピンヒールブーツ 【ぴんひーるぶーつ】 

踵の部分が極細のピン状になっているブーツのこと。プラスチック・スタイルの導入と共に、多くのファティマがピンヒールブーツを履くようになった。おそらく、プラスチック・スーツと合わせた時に最も脚線美が際立つ靴なのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-086


■ ピンポイント・バースト・バスター 【ぴんぽいんとばーすとばすたー】 

バスター砲によるピンポイント砲撃のこと。イレーザー・エンジンと直結しているバスター・ランチャーのみ、威力の調整が可能とされており、出力を最小限に絞り込んだ状態での発射がこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-071


■ ヒン・モンダッタ 【ひんもんだった】 

星団暦3010年にAP騎士団に入団した少女騎士。騎士登録すらされていなかった幼少時に、モラード公の新作ファティマ・エベレストのマスターとなったため、その未知数の実力を見込まれてマグダル・ガードに抜擢された。魔導大戦の勃発後はスバース王宮騎士団付きとなっており、戦局に応じてマドラ・モイライの補佐かスバース隊に臨時編入される可能性があるらしい。名前の元ネタは、The Police(ポリス)が1980年に発表したアルバム「Zenyatta Mondatta(ゼニヤッタ・モンダッタ)」から。DE3の記載では、なぜかカプリコーンがパートナーになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-234


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