■ 手合い 【てあい】 |
試合。ゲームのこと。騎士同士が剣を合わせて練習することをこのように呼ぶ。生身で行う場合と、MHに搭乗して行う場合があり、実剣を用いる場合は刃の部分にカバー(ブレード・プロテクター)を被せて使用する。同様に、光剣の場合はスタン・モードに切り替えているものと考えられる。カステポーのような物騒な地域で「手合い」といった場合は、カバーや手加減が一切ない、ほとんど真剣勝負に近いものとなるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-169 |
■ ディアナ・ビシュニョーワ 【でぃあなびしゅにょーわ】 |
ロシア・サンクトペテルブルク出身の女性ダンサーDiana Vishneva(ディアナ・ヴィシニョーワ)のこと。1976年生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミーで学んだ後、95年にマリインスキー・バレエ(旧キーロフ・バレエ)に入団。96年にプリンシパルとなる。国外公演も多く、パリ・オペラ座バレエ団やアメリカン・バレエ・シアターでも客演している。代表作は、「ジゼル」、「眠れる森の美女」など。また、近現代のバレエ作品にも積極的に参加しており、高い評価を得ている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-052 |
■ ディア・ランス 【でぃあらんす】 |
A.K.D.宇宙軍のホエール型高速巡洋艦(型式U-XXX)の2番艦。戦艦コードはU-5。同型艦にヘル・ドウラー(U-4)、ミル・ギグ(U-6)がある。ヘル・ドウラーのみミラージュ騎士団の所属艦。他2隻はA.K.D.宇宙軍の所属艦である。ホエール型高速巡洋艦の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: ランス 初掲載: CH8-041 |
■ 帝位 【ていい】 |
皇帝の位。通常は世襲によって引き継がれる。ジョーカー星団では古くからの慣例に則って帝位をもつ者は「ディス」を名乗ることになっている。ただし、公式に皇帝として設定されているキャラクターの中で、ディスを付けていない者は多数存在する。また、トリオ・コーラス王朝の初代皇帝となったコーラス・ディス・バイス19世は、王朝の立ち上げに当たってアトール皇帝と天照家の承認をもらい、帝位の証たる「デイス」の称号を戴いたとされる。複数の皇帝の承認を得ることで対外的に帝位を認められる場合があるということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-036 |
■ ティーガー・フレーム 【てぃーがーふれーむ】 |
MHのフレーム構造に関する分類のひとつ。クバルカン法国の国家旗騎S.S.I.クバルカン(バング)に採用されている特殊なフレームである。考案者はストーイ・ワーナー。機体の秘匿性・隠密性を高めるために、四肢を折りたたんだ収納・運搬姿勢に変形する機能をもつ。しかし、変形によるエネルギー・ロスが非常に大きいため、最大出力で稼動した場合に稼動時間が極端に短くなるという欠点をもつ。バングのオプション装備にバスター・ランチャーがあるという設定もあったが、この致命的な欠点から考えれば完全にボツ設定になるはず。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-076 |
■ ディー・カッツェー 【でぃーかっつぇー】 |
AD世紀8100年代に星団外に追放されたカラミティ・ゴーダースの暴君。超帝國皇帝(おそらく皇分家)の血統に連なる人物で、追放されていたにも関わらず80隻を超える戦闘艦隊を保有していたらしい。8378年に他界するも、かつての支配体制の復活を望む臣下たちが艦隊を継承。スパチュラー国の総統ヨー・タイインの召還に答えて8383年に屍の状態で帰還を果たした。ハスハ連合共和国の構成国のひとつ、カッツェー公国の国名は彼の名に因んでいるものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-060 |
■ 帝位継承権 【ていいけいしょうけん】 |
王位継承権の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ34-020 |
■ ディーザス・ビィ 【でぃーざすびぃ】 |
フィルモア帝国の武家の名門として知られるビィ家出身の騎士。活動時期やパートナーについては不明。剣技エコー・ブレードの使い手で、その技をエストに披露したことがあるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ ディー・ソドン 【でぃーそどん】 |
デルタ・ベルンの北半球、ソドン大陸の北端に位置するハルア・ソドン連邦の主都のひとつ。もしくは連邦に隣接する小国だろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-007 |
■ ティータ 【てぃーた】 |
クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した31体目のファティマ。ミラージュ騎士のレオパルト・クリサリスに娶られた後、歴代のクリサリス家当主に仕える。バランシェがファティマ・エストに対抗して製作したファティマであり、シンクロナイズド・フラッターに挑んだ結果として、MH搭乗時に戦闘能力とMH制御能力が向上する特殊プログラムが盛り込まれたようだ。エストと同じく特定のMHに搭乗した場合に連動するプログラムと思われるが、そのMHについては明かされていない(おそらくレッド・ミラージュだろう)。ティータは永野デザインの中でもかなり古株で、その名前は「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定において既に登場している。エルガイムMk.IIの頭部に収められた有機コンピューターの名称であるが、これはもともとブラッド・テンプルの3号機に搭載されていたものであったという。正式名はティータニス。別名「Show Must Go On」。ショウ・マスト・ゴー・オンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: ティータニス 初掲載: #01-018 |
■ ティータニス 【てぃーたにす】 |
ファティマ・ティータの正式名。ギリシャ神話におけるティターン神族の女神の総称である。ティータの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-058 |
■ ディーバ 【でぃーば】 |
ヤクト・ミラージュ[グリーンレフト]が装備する主左砲(バスター・ランチャーEB-501)の識別名。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-045 |
■ ティーハウス 【てぃーはうす】 |
お茶を楽しむための離れ小部屋。バランシェ邸の敷地内にもティーハウスがあった。コミック1巻で幼少時のラキシスたちが遊んでいた丘の上にあるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-060 |
■ ティーポ250TR 【てぃーぽ250TR】 |
コミック5巻p129でカイエンが運転していたスポーツ・エアディグ。元ネタは1957年にフェラーリが製作したレーシング・モデル「Tipo 250TR」である。「TR」は「Testa Rossa(テスタロッサ)」の略語で「赤い頭」の意。58年から62年まで、ル・マン24時間レース、セブリング12時間レース、ブエノスアイレス1000kmレースなどで活躍した人気車種で、とくに初期型のポンツーン・フェンダーを採用したモデルが有名。総製作台数は34台とされる。ちなみに、57年の初期モデルが2009年5月17日にイタリア・マラネロ市で開催された「フェラーリ・伝説と情熱」オークションに出され、自動車競売史上の最高落札価格902万ユーロ(約11億8000万円)で競り落とされたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-037 |
■ ティーポ330P2 【てぃーぽ330P2】 |
バランシェが所有していたヴィンテージ・スーパーディグのうちのひとつ。元ネタはフェラーリのPシリーズ(1964年以降のレーシング・プロト・モデル)に数えられる「Tipo 330P2」。1965年にチームNorth American Racing Team(NART)が使用してデイトナ24時間レースに参戦している。名称の330は1気筒当たりの排気量が330ccであることに由来。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-037 |
■ ティーポ330P3 【てぃーぽ330P3】 |
バランシェが所有していたヴィンテージ・スーパーディグのうちのひとつ。元ネタはフェラーリのPシリーズに数えられる「Tipo 330P3」。「330P2」に次いで1966年に製作されたモデルであるが、トランスミッションの不具合から後にドイツのZF社(ZF Friedrichshafen A.G.)のトランスミッションに載せ換えたらしい。セブリング12時間レースなどに出場。製作された3台のうち2台は412Pに、1台は330P4に改造された。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-037 |
■ ティーポ330P4 【てぃーぽ330P4】 |
バランシェが所有していたヴィンテージ・スーパーディグのうちのひとつ。劇中でも星団暦2629年頃(コミック5巻)に使用しているのが確認できる。また、バランシェの死後はカイエンが乗り回したとされる。元ネタはフェラーリのPシリーズに数えられる「Tipo 330P4」。1967年のデイトナ24時間レースに出場し、1位、2位、3位と表彰台を独占したレーシング・モデルである。この活躍もあってフェラーリのPシリーズにおいて最も人気の高い車種となった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-055 |
■ ディエラ公 【でぃえらこう】 |
レント自治連合にある地方都市シグリスの領主。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 帝王 【ていおう】 |
皇帝および王の総称。必ずしも特定の国家の国家元首を指している訳では無く、例えばコーラス王は「ジュノーの帝王」と呼ばれる(コーラス王はコーラス王朝の国家元首であって、ジュノー全体を支配下に置いている訳では無い)。要するに「その時代に君臨していた者」を指す呼び名である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-038 |
■ 帝王の幻像 【ていおうのげんぞう】 |
ヤクト・ミラージュの別名のひとつ。ヤクト・ミラージュの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-043 |
■ ディオール 【でぃおーる】 |
クリスチャン・ディオールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-039 |
■ ディグ 【でぃぐ】 |
イレーザー・エネルギーを噴出して浮上走行を行う乗物の総称。広義には、宇宙船、MH、戦車、バイク(ツーリング・フロッサー)などが含まれる。狭義には、現在の地球で云うところの一般車輌および特殊車輌に該当する乗物のみを指すようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-043 |
■ ディクスラング 【でぃくすらんぐ】 |
MHバングのオプション武装のひとつ。おそらくディスクラング(discrang)の間違いで、ディスク(disk)とブーメラン(boomerang)から成る造語と思われる。つまり、円盤型の投擲武器である。チャクラムのような武器を想像すると判りやすい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-056 |
■ ディグツァイト 【でぃぐつぁいと】 |
炎の女皇帝が作り出したマシンメサイア「イェンシングフェイディーディグツァイト」の略称。焔星とも呼ばれる。焔星(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-060 |
■ ディグツァイト・エンシー 【でぃぐつぁいとえんしー】 |
炎の女皇帝が作り出したマシンメサイア「イェンシングフェイディーディグツァイト」の別称。焔星とも呼ばれる。焔星(2)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: NT2018年5月号p63 |
■ 帝国 【ていこく】 |
いわゆる帝政国家。皇帝位をもつ者が周囲の複数の国を支配下に置き、全体としてひとつの国として成立している集合国家を指す。劇中で「帝国」を名乗っている国家としては、フィルモア帝国、バッハトマ魔法帝国、コーネラ帝国、ロッゾ帝国、ファロスディー・カナーン超帝國などが挙げられる。また、「帝国」を名乗ってはいないものの、アトール聖導王朝やA.K.D.の国家体制はほとんど帝政国家と云える。国家の規模に大小はあるものの、「帝国」を名乗っている国家は基本的に領土が広く、国民に対してそれなりの支配力を有しているのが一般的である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-178 |
■ 帝国下院議会 【ていこくかいんぎかい】 |
フィルモア帝国の下院議会のこと。上院議会と合わせて帝国議会を構成しており、両者の協議・議決によって内閣の信任が行われる。おそらく、上院は貴族階級を除く市民の中から選ばれた官選の議員、下院は民選の議員ということになるだろう。帝国議会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国カラー 【ていこくからー】 |
帝政国家が用いる国家カラーのこと。国家カラーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-102 |
■ 帝国官房長官 【ていこくかんぼうちょうかん】 |
正確にはフィルモア帝国官房長官。フィルモア帝国の内閣を取り仕切る長官である。帝国は議院内閣制を採っており、内閣の信任を行う二院制議会も官房長官の下に置かれている。帝国のトップはあくまでも皇帝であるが、官房長官の役割は他国の大統領や首相とほとんど同じであるという。星団暦2900年代の帝国官房長官は民間出身のミヤザ・ヘクゼイ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-003 |
■ 帝国議会 【ていこくぎかい】 |
フィルモア帝国議会。フィルモア帝国の権力分立は、皇帝、元老、軍事、議会、司法の五権で成立しており、そのうち議会は行政と立法を担う位置にある。より正確には、フィルモア帝国議会は議院内閣制を採用しており、議会(立法機関)は内閣(行政機関)の下に位置し、上院議会と下院議会の協議・議決によって内閣の信任を行う立場にある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-058 |
■ 帝国騎士 【ていこくきし】 |
帝政国家に所属する騎士のこと。フィルモア帝国の騎士は自らを帝国騎士と呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-014 |
■ 帝国騎士議会 【ていこくきしぎかい】 |
正確にはフィルモア帝国騎士議会。フィルモア帝国に所属する騎士(宮殿騎士団や国家騎士団を含む)の総合管理を行っている組織だろうか。査問委員会のような部門を設けているらしく、問題のある騎士の拘束・確保と司法組織への引き渡し、さらに検察側に立って求刑する場合もあるようだ。幼少時のクリスティンが殺害事件を起こした際、即日死刑を求刑した組織である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-016 |
■ 帝国騎士団 【ていこくきしだん】 |
帝政国家が組織している騎士団のこと。フィルモア帝国であれば、宮殿騎士団(ノイエ・シルチスの赤・黒・青グループ)、帝国特務騎士団(緑グループ)、皇帝直属騎士団(白グループ)、帝国教導騎士団、国家騎士団(中央・東方・西方・南方・北方騎士団)などが含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-058 |
■ 帝国騎士長官 【ていこくきしちょうかん】 |
フィルモア帝国の軍事院(軍事を所轄する中央省庁)を預かる最高責任者のこと。フィルモア帝国では皇帝自身が騎士団および各軍集団のトップつまり総司令となるため、帝国騎士長官はそのサポート役に位置付けられる。また、帝国では皇帝自身が最前線に立つことも多いため、必然的に騎士長官は本部にて待機し、官僚など政治家の相手をする立場になってしまうようだ。星団暦3000年代初頭における帝国騎士長官はアビエン・ヒートサイ。また長官補佐はブラウマ・イクである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国貴族 【ていこくきぞく】 |
帝政国家における貴族。フィルモア帝国において帝国貴族といった場合は、主に元老院のメンバーを指すらしい。帝国元老院、貴族階級の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-037 |
■ 帝国宮殿騎士 【ていこくきゅうでんきし】 |
帝政国家に所属する宮殿騎士。主にフィルモア帝国の宮殿騎士つまりノイエ・シルチスに所属する騎士を指す。ノイエ・シルチスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-002 |
■ 帝国教導騎士団 【ていこくきょうどうきしだん】 |
フィルモア帝国の教導騎士団。帝国に所属する騎士を教導する立場にあるエリート集団である。通常は、エース級の騎士を教官に置き、見込みのある騎士を集めて訓練することで次世代のエースを育てる役目をもつ。ただし、フィルモア帝国における教導騎士団は微妙に立場が異なり、東方・西方・南方・北方および中央騎士団といった下位の騎士団を統括する立場にあるようだ。所有MH数も770騎と宮殿騎士団を上回る大部隊である。魔導大戦においては、この騎士団の一部と特務騎士団のメンバーがブーレイ傭兵騎士団に姿を変えて戦場に降り立ったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-058 |
■ 帝国元老院 【ていこくげんろういん】 |
フィルモア帝国の元老院。元老院とは、国家に功労の有る政治家によって構成される議会のこと。フィルモア帝国では、民事や軍事ともほとんど関わらず、会社の取締役会のように国家の運営について協議し、皇帝に対して裏から様々な指示を出す機関となっている(ただし皇帝自身も元老院のメンバー)。組織図上では帝国議会や司法宮とは離れた位置にあるが、立法・行政・司法に対しても一定の裁量を下す権限を持っているようだ。また、帝国には貴族院も存在しているようだが、これは元老院に内包される形を採っており、二院制を形成している訳ではない。36名の議員により構成される元老院議会を運営する。星団暦3000年代初頭における元老院議長はアネッサ・ティルバー。ただし、帝国元老院を真に統制しているのは、レーダー王家系列でもフィルモア王家系列でもない、フィルモア帝国の超名家バルバロッサ王家と云われる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国元老院最高議会 【ていこくげんろういんさいこうぎかい】 |
その名称から察するに、フィルモア帝国元老院の中から選ばれた数名の議員から成る、最高の議決権をもつ(小規模)議会であることが予想される。幼少時のクリスティンが殺害事件を起こした際、即刻死刑を云い渡したのがこの最高議会である。この時、レーダー8世を含む帝国老人クラブのメンバーは城の地下に篭っていたため、彼ら以外のメンバーが最高議会の議員だったことになる。つまり、皇帝や帝国最高吟味役は元老院最高議会に対して参加・意見する権利を持ち得ていないのだろう。ついでながら、コミック本編でクリスの「即日死刑を求刑」したのは「帝国騎士議会」、逃亡に対して「処刑を許可」したのは「帝国上院議会」である。騎士議会、上院議会、元老院最高議会はそれぞれ別の組織であるため、この辺も混同しないように注意。帝国元老院の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-017 |
■ 帝国皇帝従士1等正装 【ていこくこうていじゅうし1とうせいそう】 |
フィルモア帝国の皇帝従士に与えられる1等正装。筆頭騎士が公の場に出る際に着用するもので、そのパートナーとなるファティマにも同様のデザインの正装が支給される。首に皇帝ゴルゲット(もしくはフィルモア・ゴルゲット)、頭には冠が付く。帝国第一正装の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: C09-009 |
■ 帝国皇帝選出会議 【ていこくこうていせんしゅつかいぎ】 |
フィルモア帝国の帝国元老院で開催される次期皇帝の選出会議。フィルモア帝国における帝位の継承は世襲では無い。皇帝継承権をもつ者が複数の王家から予め選出されており、その中から1名を元老院議会が選出・指名することで次期皇帝が決定される。ただし、例外的に即決皇帝継承権をもつ者の中から皇帝自身の指名によって帝位の継承が行われる場合もあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-060 |
■ 帝国顧問騎士 【ていこくこもんきし】 |
フィルモア帝国の軍事顧問を務める騎士のこと。星団暦3000年代初頭の時点では、アビエン・ヒートサイがこの役職に就いているようだ。帝国騎士長官の座は他の誰かに継がせたのだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-150 |
■ 帝国最強筆頭騎士 【ていこくさいきょうひっとうきし】 |
フィルモア帝国最強の筆頭騎士のこと。ハイランダーの称号をもつ場合はエンペラーズ・ハイランダーと呼ばれる。エンペラーズ・ハイランダーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: C09-009 |
■ 帝国最高吟味役 【ていこくさいこうぎんみやく】 |
正確にはフィルモア帝国最高吟味役。帝国司法宮の最高責任者であると同時に、帝国最高裁判長(もしくは帝国軍事最高裁判長)を指す。最高司法のさらに上の判断を下す立場にあり、一般的な法の下で裁くことが国家の損失につながると判断された場合に、この吟味役が動くことになる。一般人を殺害したクリスティンが無罪放免となったのは、当時の吟味役であったド・ラ・フィルモアの最終判断があったからこそ(もちろん帝国老人クラブや慧茄の口添えもあった)。また、吟味役は帝国議会の決議を審判する役目ももつ。星団暦3000年代に入ってから、ド・ラ・フィルモアに替わってアルク家のエイデンス・アルク・レーダーがこの役職を引き継いだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-035 |
■ 帝国上院 【ていこくじょういん】 |
帝国上院議会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-026 |
■ 帝国上院議会 【ていこくじょういんぎかい】 |
フィルモア帝国の上院議会のこと。下院議会と合わせて帝国議会を構成しており、両者の協議・議決によって内閣の信任が行われる。おそらく、上院は貴族階級を除く市民の中から選ばれた官選の議員、下院は民選の議員ということになるだろう。星団暦2998年、同級生を殺害した上に王宮内で逃亡を図ったクリスティン・ビィに対して、帝国上院は即刻処刑を許可した。これはおそらく、司法の手に委ねる前に政府の判断で秘密裏に処理しようとした、ということだろう。帝国議会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国西方騎士団 【ていこくせいほうきしだん】 |
フィルモア帝国の国家騎士団。帝国教導騎士団の統制下に置かれる通常帝国騎士団のうちのひとつ。帝国西方の警備を主務とする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国第一正装 【ていこくだいいちせいそう】 |
フィルモア帝国の(皇帝従士に与えられる)第一正装。DE3の表紙でクリスティンが身に纏っている衣装で、筆頭騎士が公の場に出る際に着用するものらしい。ピンクとペパーミントグリーンのストライプが特徴のロングドレスで、首にはフィルモア・ゴルゲット、頭には冠が付く。クリスティンのパートナーであるファティマ・町にも意匠を合わせたファティマスーツが渡されたようだ。男性版はデザイン・色彩が異なるものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-019 |
■ 帝国体制 【ていこくたいせい】 |
皇帝位をもつ者によって統治される国家体制のこと。フィルモア帝国やバッハトマ魔法帝国に代表される国家体制を指す。ただし、皇帝が絶対的な権力をもつ場合(絶対君主制)や、法の縛りを受ける場合(立憲君主制)などがあり、同じ帝国でも政体や性質は大きく異なるようだ。帝国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-026 |
■ 帝国中央騎士団 【ていこくちゅうおうきしだん】 |
フィルモア帝国の国家騎士団。帝国教導騎士団の統制下に置かれる通常帝国騎士団のうちのひとつ。帝国中央の警備を主務とする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国東方騎士団 【ていこくとうほうきしだん】 |
フィルモア帝国の国家騎士団。帝国教導騎士団の統制下に置かれる通常帝国騎士団のうちのひとつ。帝国東方の警備を主務とする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国特務騎士団 【ていこくとくむきしだん】 |
フィルモア帝国の元老院の直下に置かれている特務騎士団。ノイエ・シルチスや教導騎士団とは命令系統を異にしており、皇帝ですらも指示・命令を下すことができない完全単独運用の騎士団である。所属騎士および使用MHは一切非公開。騎士団の目的すらも不明とされる。「もえぎ騎士団」、「緑グループ(シルチス・グリーン)」、「緑騎士団」とも呼ばれるようだ。星団暦3000年代初頭における騎士団長はナイアス・ブリュンヒルデ。フィルモア帝国もえぎ騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国内閣 【ていこくないかく】 |
フィルモア帝国における行政機関。帝国議会(立法機関)の上位組織に当たり、上院議会と下院議会の協議・議決によって内閣の信任が行われる。また、帝国では皇帝や元老院による武力の暴走を抑止するため、騎士団は内閣の下に置かれている(ただし皇帝の意志・発言が優先されることも事実)。星団暦3000年代初頭における内閣官房長官はミヤザ・ヘクゼイ。フィルモア帝国の国家元首は皇帝となるため、大統領や総理大臣といった役職は無く、官房長官が行政機関のトップとなるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国南方騎士団 【ていこくなんぽうきしだん】 |
フィルモア帝国の国家騎士団。帝国教導騎士団の統制下に置かれる通常帝国騎士団のうちのひとつ。帝国南方の警備を主務とする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国筆頭騎士団 【ていこくひっとうきしだん】 |
帝政国家における筆頭騎士団。いわゆる宮殿騎士団のこと。例として、フィルモア帝国の帝国筆頭騎士団はノイエ・シルチスである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-038 |
■ 帝国北方騎士団 【ていこくほっぽうきしだん】 |
フィルモア帝国の国家騎士団。帝国教導騎士団の統制下に置かれる通常帝国騎士団のうちのひとつ。帝国北方の警備を主務とする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 帝国老人クラブ 【ていこくろうじんくらぶ】 |
フィルモア帝国の老人クラブ。星団暦3010年頃、引退したレーダー8世ほか数名の国家要人が徒党を組んで結成した。発起人は皇帝警護騎士として知られたアビエン・ヒートサイ。レーダー8世、ヒートサイ以外では、ファティマ・マイトのスティール・クープ、MHマイトのルーテン・シャープス、ド・ラ・フィルモア元帝国最高吟味役といった錚々たるメンバーが並ぶ。また、紅一点として慧茄・ダイ・グ・フィルモアも勧誘されたらしいが、彼女の辞退によって残念ながら御流れになったようだ。クラブの活動内容は「ただ集まって雑談をする」だけ。運営予算は月3000円で皇帝ダイ・グのお小遣いから捻出される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-072 |
■ ディザー共和国 【でぃざーきょうわこく】 |
デルタ・ベルンの赤道付近、ソドン大陸の中部に位置する共和制国家。詳細不明。「重戦機エルガイム(1984)」に登場したB級HMディザードが名前の元ネタだろうか。ディザードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-007 |
■ ディザード 【でぃざーど】 |
「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種。主人公ダバ・マイロードの愛機エルガイムMk.1の設計図を基に反乱軍が開発した量産機である。いろいろと細かい設定があり、量産1号機となったガウ・ハ・レッシィの赤い機体はA型で、リトル・セイで量産された機体はB型でマスエルという別名が付けられていた。また、戦艦クォート・ターナの中で改良した機体がC型と呼ばれ、名称も再びディザードに戻されたらしい。設計者はマスエル・ランバート。ディザードという名前は永野センセーの命名ではないとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-041 |
■ デイジー 【でいじー】 |
ヒューア・フォン・ヒッターが付き合ってきた数多くいる恋人のうちのひとり。名前のみ登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-105 |
■ ディジナ・フレット 【でぃじなふれっと】 |
星団暦4000年代後期に、ラベル・ジュード、ウェイ・ルースらと共に反抗天照軍(もしくは星団自由連合)に参加したレジスタンスの少女。自らの出生を知らず、幼少時から所持しているルビー(本当はドラゴン・ドロップ)を唯一の手がかりと考え、そこに記された「LADYOUS SOPP」という名前の人物を追っている。その正体はコーラス王朝マイスナー家の正当後継者である。後にコーラス家の正当後継者たるラベルと添い遂げ、コーラス王朝を再興することになるようだ。ファティマ・ウリクルのそっくりさん。 |
別名・異名・正式名など: ディジナ・マイスナー、宝石のひと 初掲載: #01-197 |
■ ディジナ・マイスナー 【でぃじなまいすなー】 |
コーラス王朝マイスナー家の王女。コーラス王朝崩壊後、マイスナー家の生き残りであったルンカ・マイスナーの娘として星団暦3968年にボォスにて誕生。しかしその年に両親が他界したため、自身の本名も知らないままディジナ・フレットを名乗って成長。聖宮ラーンのアイル・フェルノア騎士団に見習い騎士として所属していたらしい。後に反アマテラス運動に参加し、同様の生い立ちをもつラベル・ジュードと出会うことになる。ディジナ・フレットの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-039 |
■ ティシフォーネ 【てぃしふぉーね】 |
ファティマ・ティスホーンの別名。ティスホーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-066 |
■ ティシフォネ 【てぃしふぉね】 |
ファティマ・ティスホーンの別名。ティスホーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-209 |
■ ティシフォネー 【てぃしふぉねー】 |
ファティマ・ティスホーンの別名。ティスホーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-058 |
■ 挺身 【ていしん】 |
身を投げ出すこと。神に対してその身を捧げること。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-042 |
■ ティス 【てぃす】 |
レディオス・ソープがティスホーンを呼ぶ際に使う愛称。ティスホーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-075 |
■ ディス 【でぃす】 |
ジョーカー星団において帝位をもつ人物に与えられる冠称。女帝位の場合はメルとなる。ディスの名を貰おうとフロート・テンプルに押し入り、返り討ちにあって消滅したボスヤスフォートは、復活した後に自ら国を興してディスを名乗るようになった。彼のささやかなコダワリが垣間見える逸話である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-009 |
■ ディス・アドミス・シナーテ・天照 【でぃすあどみすしなーてあまてらす】 |
天照・シナーテ家の6代目当主。天照王朝内での利権拡大を狙い、コーダンテ家前当主であったディス・ビュビュス・コーダンテ公爵とその妻を事故に見せかけて殺害。その事実を知った息子サリオン・シナーテの粛清によって、妻および60余名の家臣と共に惨殺された。その後、サリオンは王朝の動乱を招いた責を問われて幽閉に処され、シナーテ家は断絶・解体されている。なお、アドミスが画策したテロの本来の標的は、コーダンテ家に生まれた王女ワスチャであったとされる。最新設定を見る限り、名前の最後に「天照」を付ける人物は天照家当主の近縁(兄弟や嫡子)に限られているようだ。よって、ムムカーラから数えて6代目の子孫に当たるアドミスに「天照」の名が付いているのは、間違いではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-019 |
■ ディス・蝦鼎・斑鳩 【でぃすえみーていかるが】 |
ミラージュ騎士団左翼大隊No.4にして天照王朝エミーテ家の当主。ログナーと双璧を成すミラージュ騎士団の総司令官である。本来はシナーテ家の次期当主であったが、天照王朝の第一次動乱を起こした罪により王位継承権の剥奪・幽閉という憂き目に遭う。その後、第二次動乱、ブラック・スリーによる浮遊城襲撃を通して再び籍を戻され、斑鳩を名乗ると同時に新たに興されたエミーテ家を預かることとなった。騎士とダイバーの能力を併せ持つ強力なバイアであり、その類稀な力ゆえにレッド(LED)とも呼ばれる。また、サッチャー率いるミラージュ魔導団に対しても一定の指揮権をもつようだ。星団暦3030年、アイシャの影武者としてグリース国議会に出席したことを機に、王朝の中心人物として再び表舞台で活躍するようになる。斑鳩(いかるが)はスズメ目アトリ科イカルのことだが、この鳥の鳴き声は「つき・ひ・ほし(月・日・星)」と云っているように聞こえることから、古くは三光鳥と呼ばれていた。天照家、旧シナーテ家、コーダンテ家から成る御三家の一角を担うことになるサリオンにはぴったりの名前と云える。 |
別名・異名・正式名など: 大兄斑鳩王子、天照・ディス・グリース・大兄・斑鳩 初掲載: DE1-019 |
■ ディス・グリース・ムムカーラ・シナーテ・天照 【でぃすぐりーすむむかーらしなーてあまてらす】 |
天照家第82代当主(天照・メル・グランド・グリース・エイダス・ツバイ)の長男。天照の命(ミコト)の兄に当たる。天照家は完全女系王位であるため、ムムカーラは家督を継ぐことなく、シナーテ家として分家した。つまり、シナーテ家の開祖である。シナーテ家はそれから7代後のサリオンが凶事を起こしたことで断絶する。 |
別名・異名・正式名など: 天照・ディス・グリース・ムムカーラ 初掲載: DE1-019 |
■ ディスコティック 【でぃすこてぃっく】 |
いわゆるディスコのこと。DJが流す音楽に合わせて踊ったり食事を楽しんだりする風俗店を指す。また、ディスコで流される音楽も総じてディスコティックと呼ばれる。日本国内に関しては、ディスコという単語が一般的だった60〜70年代のクラブ・ミュージックということになるだろうか。ハウスやガラージュ、ミニマル・テクノ、アンビエントなどが該当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-233 |
■ ディスコブーム 【でぃすこぶーむ】 |
1970年代にみられたディスコの流行のこと。日本国内では60年代後期より生バンドの演奏によるディスコがみられたが、レコード演奏によるディスコへの変換と、ジョン・トラボルタ主演で78年に日本公開された「Saturday Night Fever(サタデー・ナイト・フィーバー)」の影響で70年代後期から大きな流行を迎えた(=第一次ディスコブーム)。その後も現在のクラブにつながるまで、80年代にはサーファーディスコブーム、第二次ディスコブーム(ユーロビートブーム)、ウォーターフロント、90年代にはジュリアナ東京、第二次ユーロ、第三次ユーロと不定期にブームが訪れている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-164 |
■ ディスターヴ隊 【でぃすたーヴたい】 |
AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[ディスターブ隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-018 |
■ ディスターブ 【でぃすたーぶ】 |
ファロスディー・カナーン超帝國の泰皇帝アッセルムラトワ・ディスターブ初代星団皇帝のこと。また、その後に続く歴代皇帝を指す場合もある。アッセルムラトワ・ディスターブ初代星団皇帝の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-176 |
■ ディスターブ皇家 【でぃすたーぶおうけ】 |
ファロスディー・カナーン超帝國の泰皇帝家のこと。超帝國がジョーカー星団から消失した後は、アトール聖導王朝の初代皇帝でもあったナインの言霊を継ぐ者たちの系譜・・・つまり、アトールの巫女の系譜がディスターブ皇家として位置付けられたようだ。ただし、歴代アトールの皇帝に血縁関係はなく、ディスターブ皇家という一族・家系は事実上消滅している。泰皇帝家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-178 |
■ ディスターブ家 【でぃすたーぶけ】 |
ディスターブ皇家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-134 |
■ ディスターブ皇帝団 【でぃすたーぶこうていだん】 |
アッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-099 |
■ ディスターブ皇帝団3群皇家 【でぃすたーぶこうていだんだい3ぐんこうけい】 |
アッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団の3群皇家。ヤーン・バッシュ王女の出身国であるペジック王国は、この3群皇家が治めていたシャンシャン帝国の傘下国であったようだ。アッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-099 |
■ ディスターブ支隊 【でぃすたーぶしたい】 |
AP騎士団[ディスターブ隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-024 |
■ ディスターブ隊 【でぃすたーぶたい】 |
AP騎士団[ディスターブ隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-056 |
■ ディスティニー・テンプル 【でぃすてぃにーてんぷる】 |
ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の別名。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-037 |
■ ディスティニー・テンプルズ 【でぃすてぃにーてんぷるず】 |
ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の別名。全身が黄金で構成されたナイト・オブ・ゴールドは見た者に(豪華絢爛な)城や宮殿のイメージを植え付けることから、このように呼ばれることがあったようだ。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-190 |
■ ディスティニー・ミラージュ 【でぃすてぃにーみらーじゅ】 |
ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の別名。単にディスティニーと呼ばれる場合もある。ミラージュ・シリーズとしての呼び名であり、D型つまり形式「Mirage D」に分類されるミラージュ・マシンがこのように呼称される。ディスティニー(destiny)とは「運命」の意。運命の三女神のひとりであるラキシスに捧げられた機体として、これほどストレートなネーミングは無いだろう。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-190 |
■ ディストーション・フルダウン 【でぃすとーしょんふるだうん】 |
崩壊剣とも。おそらく、全方向に対して広がるソニック・ブレードを瞬時に発し、取り囲んだ物体や複数の敵を斬り刻む剣技である。幾重にも折り重なった衝撃波と真空波の嵐により、くらった相手は完全に崩壊する。劇中では、ログナーが星団暦4100年にゴーズ騎士数名に対して使用している。エストにも伝授したことがあるらしい。名前の元ネタは、Russ Anderson(ラス・アンダーソン)率いるアメリカのスラッシュ・メタル・バンドForbidden(フォービドゥン)が、1995年に発表した3rdアルバム「Distortion(ディストーション)」か。もしくは、ギター・エフェクターのディストーション(音の歪みを発生させる効果をもつ)かも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 崩壊剣 初掲載: KF-064 |
■ ディストーション・フルボンバー 【でぃすとーしょんふるぼんばー】 |
ディストーション・フルダウンの初期名称。ディストーション・フルダウンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ17-023 |
■ ディス・バイス 【でぃすばいす】 |
コーラス19世の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-135 |
■ ディス・バイス・コーラス・ワンナイン 【でぃすばいすこーらすわんないん】 |
コーラス19世の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-095 |
■ ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォート 【でぃすひふつぇんぼすやすふぉーと】 |
星団暦2990年代の末期にバッハトマ魔法帝国を興した星団最強のダイバー。失われたルシェミやハイブレンを含む4種のダイバー・フォース全てを操り、騎士をも凌駕する反応速度によってミラージュ騎士ですら駆逐してしまう脅威の魔導師である。その能力はかつてファロスディー・カナーン超帝國の皇帝だけが有していた特別な力であり、彼が超帝國(の開発機関)によって生み出された純血のダイバーであることを示す唯一の証となっている。バッハトマ皇帝となった後に名乗る「ヒフツェン」はドイツ語で「15」を意味し、自らファロスディー・カナーン超帝國の第15代皇帝であることを宣言したものであるが、超帝國とボスヤスフォートの関係を裏付ける記録は一切残っていない。全ては闇の中・・・と云うより、永野センセーの頭の中である。マグダルとデプレから見れば「憎むべき悪者」であるが、実は魔導大戦という大きな渦の中で天照に挑む算段を練り続ける「神への挑戦者」という部分が面白い。彼がやろうとしていることは、本質的にラベル・ジュードが目指すことと大差が無いのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: ディス・ボスヤスフォート、ボスやん 初掲載: #10-203 |
■ ディス・ビュビュス・コーダンテ 【でぃすびゅびゅすこーだんて】 |
コーダンテ家の前当主ビュビュス・コーダンテの正式名。ビュビュス・コーダンテの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-019 |
■ ディス・ビュビュス・サイサ・コーダンテ・天照 【でぃすびゅびゅすさいさこーだんてあまてらす】 |
コーダンテ家の前当主ビュビュス・コーダンテの正式名。ただし、最新設定を見る限り、名前の最後に「天照」を付ける人物は天照家当主の近縁(兄弟や嫡子)に限られているようだ。よって、この正式名はボツ設定になっている可能性が高い。ビュビュス・コーダンテの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-189 |
■ ディス・フィフツェン・ボスヤスフォート 【でぃすふぃふつぇんぼすやすふぉーと】 |
ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-046 |
■ ティスフォーン 【てぃすふぉーん】 |
ティスホーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-066 |
■ ディスペラー 【でぃすぺらー】 |
「dispeler」で「追い払うヒト」の意。霊払いとも呼ばれる。ダイバーもしくはパラ・サイマルの一種で、幽鬼や悪霊を追い払う力を持つ者のこと。服装は修道女の出で立ちに似る。天照家・ダイバーズ・パラ・ギルドにも、メル・サッチャーの配下に数名のディスペラーが置かれているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 霊払い 初掲載: TJ19-039 |
■ ディスペンサー 【でぃすぺんさー】 |
「dispenser」で「補充器」もしくは「分配器」の意。また、「dispense」には「免ずる」という意味があり、敵が発する索敵信号を遮断してこちらの動きを悟られないようにする装置をディスペンサーと呼んでいるようだ。要するに妨害装置を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-102 |
■ ティスホーン 【てぃすほーん】 |
クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した41体目のファティマ。アレクトー、メガエラと同時に製作された。色気が少ないと云われるファティマの中に在りながら、スリットの入ったロングスカートで一部のファンを悩殺した美脚キャラ。マスターはミラージュ騎士のランドアンド・スパコーン。魔導大戦の勃発に合わせてマスターと共にハスハに参入。後にミノグシア連合AP騎士団に所属することになる。ギリシャ神話における復讐の女神エリニュースの三女ティシフォネー(「殺人を復讐する者」の意)が元ネタ。 |
別名・異名・正式名など: ティシフォネー、ティシホン、ティス、ティスフォーン、ティシフォーネ、ティシフォネ 初掲載: #01-046 |
■ ディス・ボスヤスフォート 【でぃすぼすやすふぉーと】 |
ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-045 |
■ 帝政ロシア 【ていせいろしあ】 |
西暦1721年、ロマノフ朝のピョートル1世が元老院からインペラートル(皇帝)の称号を贈られたことで成立したロシア帝国のこと。現在のロシア領以外に、北欧、中央アジアを含むユーラシア大陸北部一帯を支配下に置いており、後のソビエト連邦よりも広い国土を有していたことになる。建国当時の首都はサンクトペテルブルク。後にモスクワやペトログラードに遷都した。1917年のロシア革命によって帝政が崩壊。内戦を経て22年にソビエト連邦が成立した。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-202 |
■ 茶茶(ティチャア) 【てぃちゃあ】 |
ちゃあ・ティの名前を指しているらしいが、読み方が前後で入れ替わっている。正式名なのか、単なる誤植なのか、イマイチ不明。ちゃあ・ティの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-219 |
■ ディッパ・ドロップス 【でぃっぱどろっぷす】 |
ミラージュ騎士団右翼大隊No.9。ピエロのようなメイクを好む女性騎士。第2期ミラージュの中核を担う。A.K.D.の医局長を務める医学博士であり、ログナーやランドの生体モニターなども彼女が担当している。また新型MHのテスト・パイロットとして星団各地に派遣されることも多く、星団暦2989年にはコーラス・ハグーダ戦に割り込んでカルバリィCの実戦テストを行っていた。魔導大戦に先駆けて第2期ミラージュの多くが死亡または引退する中、アイシャ、ランド、ウラッツェンらと共に生き残り、次世代の騎士にミラージュの名を受け渡すことになるようだ。パートナーはアキレス。グリース王国出身。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-189 |
■ ティティンシャ・バスコ 【てぃてぃんしゃばすこ】 |
レント王国の王ジェスター・ルースとアラド・バスコ・スバースとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。長女であり、トラン連邦の初代大統領のウゴード・ルースと剣聖ディモス・ハイアラキを兄にもつ。星団暦2508年生まれ。バスコの名を継いだ強力なダイバーであったようだ。ルース家から離れ、バキン・ラカン帝国に仕えた後に聖帝ランダの妻となる。彼女の子供がクリュ・バスコ・ハリス(ハリス家始祖)、ラシャ・バスコ(ボルサ・アトールの父)、慧茄・バスコ(後の慧茄・ダイ・グ・フィルモア)の三兄弟である。ちなみに、ティティンシャはランダの後妻であり、聖帝の力は前妻の子供が引き継いでいたようだ(ミマス帝はその子供の娘に当たる)。 |
別名・異名・正式名など: テティンシャ・バスコ 初掲載: #09-195 |
■ 帝都 【ていと】 |
帝政国家における首都。皇帝が居城を構えている都を指す。例として、バキン・ラカン帝国の帝都はラッカ、フィルモア帝国の帝都はデュアンスである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-131 |
■ 提督 【ていとく】 |
宇宙軍における艦隊総司令(艦隊指揮官)のこと。通常は将官または元帥が務める。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-040 |
■ ティトパエシュレッカ 【てぃとぱえしゅれっか】 |
ソープが「すえぞう」を命名した際に引き合いとして出していた神の名前。詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-012 |
■ ディノニクス 【でぃのにくす】 |
ジュノーとボォスに生息する小型の肉食恐竜。白亜紀後期に生息していたとされる竜盤目獣脚亜目ドロマエオサウルス科ディノニクス属が元ネタ。二足歩行で機敏に動き回り、後肢の大きな鉤爪で他の恐竜を襲っていたとされる。また、群れを作っていたことで知られ、集団で狩りをする知能の高い恐竜であったと考えられる(近年の研究では否定する向きもある)。化石は北米に産する。 映画「Jurassic Park(ジェラシック・パーク)」に登場している恐竜もこの仲間である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-178 |
■ ディバイン・ウィスパー 【でぃばいんうぃすぱー】 |
直訳すれば「神の囁き」という名の麻薬。MDMAよりも強力な麻薬らしいので、おそらくはダイビング・アシッドの一種だろう。MDMAの別名は「エクスタシー」であるが、劇中に登場する「エクスタシー」はダイビング・アシッドの一種である。よって、MDMAとエクスタシーは別種として扱うべき。MDMAの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-159 |
■ デイパック 【でいぱっく】 |
日帰りのハイキングに適した背嚢のこと。通常は10〜20リットル程度の容量をもつリュックサックを指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ ディ・バロウ 【でぃばろう】 |
ディ・バローの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-045 |
■ ディ・バロー 【でぃばろー】 |
歴史の裏側で秘宝「命の水」の入手を目論んで暗躍していた魔導師。300歳を超える老齢の肉体は半死人の如く衰えているものの、魔法陣の中に立つことで騎士すらも凌駕する強さを発揮する。星団暦2900年代の末期よりシーブル国の宰相として表舞台に立ち、ザンダシティのユーコン財団と提携して麻薬(ダイビング・アシッド)を売買。そこで得た資金を自軍に投入し、L.E.D.ドラゴンの消滅による命の水の入手機会を窺っていたようだ。2992年、出現したL.E.D.ドラゴンの幼生がレディオス・ソープと居合わせたために、カステポーにてA.K.D.軍と衝突。命の水の入手を目前にしながら、自身の意思に宿っていたボスヤスフォートに肉体を乗っ取られてしまった。 |
別名・異名・正式名など: ディ・バロウ 初掲載: #06-006 |
■ ティファニー 【てぃふぁにー】 |
ジョーカー星団にある貴金属ブランドのひとつ。元ネタは、Charles Lewis Tiffany(チャールズ・ルイス・ティファニー)と学友のJohn B. Young(ジョン・B・ヤング)が1837年にニューヨークに開業した貴金属ブランドTiffany & Co.(ティファニー)である。開業当時はTiffany & Youngというファンシーグッズの雑貨店であった。51年以降に銀細工を用いた貴金属の製造・販売を開始し、ニューヨーク切ってのジュエリー・ブランドとして成長。ダイヤモンドを最も美しく見せる6本立爪の「ティファニー・セッティング」を生み出した。映画「ティファニーで朝食を(1961)」でもニューヨークの本店が登場している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP2-037 |
■ ディフェンス・スタンド 【でぃふぇんすすたんど】 |
ダイアモンド・ニュートラルが「フル・フラジャイル」の次に来るであろう「時代」として掲げた名称。ディフェンス(defense)は「防御」、スタンド(stand)は「状態」もしくは「耐える」という意味。「フル・フラジャイル」をFSSの第1部第7話として捉えるなら、その次の時代、つまり第1部第8話ということになるが、ご存知のとおり第8話は「モナーク・セイクレッド」であることが判明している。したがって、第1部第9話に当たるエピソード群ということになるだろうか。時期的には天照による大侵攻の中盤以降・・・星団民の多くが天照に抗い、家族を守り、耐え忍ぶ時代に当たる。フル・フラジャイル、モナーク・セイクレッドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-173 |
■ ディブ・リー・ロス 【でぃぶりーろす】 |
ロックバンドVan Halen(ヴァン・ヘイレン)のボーカルとして有名なDavid Lee Roth(デイヴィッド・リー・ロス)のこと。1954年生まれ。アメリカ・インディアナ州のブルーミントン出身。78年にヴァン・ヘイレンのボーカルとしてデビュー。テコンドーで仕込んだといわれる飛び蹴りを始めとして、ステージ上の派手なパフォーマンスで人気を博すも、メンバーと反りが合わなくなり85年に脱退。脱退後はソロ活動を展開したり、Steve Vai(スティーブ・ヴァイ)、Billy Sheehan(ビリー・シーン)らと共にDavid Lee Roth Band(デイヴィッド・リー・ロス・バンド)を結成したりするなど、様々な音楽シーンで活動を続けている。通称Diamond Dave(ダイヤモンド・デイヴ)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-049 |
■ ディプレーザー・ビート 【でぃぷれーざーびーと】 |
デプレ・ビートまたはデプレッサー・ビートの初期名称。デプレ・ビートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-189 |
■ ディプロドクス・ロングス 【でぃぷろどくすろんぐす】 |
竜盤目竜脚形亜目ディプロドクス科に属すディプロドクス・ロングス(Diplodocus longus)のこと。首と尾がムチのように長い恐竜の一種で、多くの恐竜の中でも最大クラスの全長を誇る。1877年にコロラドで不完全な化石が発見され、1936年には完全な全身骨格が見つかり全長が23mであることが確認された。ジュラ紀後期に生息していたとされ、化石は北米に産する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-182 |
■ ディマジオ 【でぃまじお】 |
Larry DiMarzio(ラリー・ディマジオ)が1975年にニューヨークで創業したギター用ピックアップのメーカー。正式名はDiMarzio Musical Instrument Pickups Inc.(ディマジオ・ミュージカル・インストゥルメント・ピックアップ株式会社)。 創業以前の72年にスーパーディストーション(Super Distortion)と呼ばれるピックアップを開発したことで一躍有名になり、交換用ピックアップ(replacement guitar pickup)専門店の先駈けとなった。また、ラリー自身がギタリストだったことも手伝って、様々なミュージシャンと共同で多くのピックアップを開発したことで知られる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-197 |
■ 帝民 【ていみん】 |
フィルモア帝国における国民のこと。帝国民。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-176 |
■ デイム 【でいむ】 |
ノイエ・シルチスに所属する騎士。サイレン・ライダー。魔導大戦勃発時の対メヨーヨ戦に参加。アラン、マリータと共にブルーノの両翼と後方に付いた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-105 |
■ ティム・シャー・チュン・センター 【てぃむしゃーちゅんせんたー】 |
おそらく香港にある尖沙咀中心(ティム・シャ・ツイ・センター)のこと。香港の尖沙咀にあるショッピングセンターで、家具、美容品、貴金属、食料品、工芸品など、香港の名産品のほとんどを購入することが可能。バランシェはここで販売している桃まんじゅうやえびの入った包(パオ)が好物だったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ ディメトロドン 【でぃめとろどん】 |
盤竜目真盤竜亜目スフェナコドン科に属すDimetrodon属(ディメトロドン属)のこと。ペルム紀前期に生息していた単弓類。トカゲのような体型で、脊椎が長大に伸びており、背中に帆のような背びれが形成されているのが特徴。この帆の内部に多数の血管が走っており、熱交換器の機能を果たしていたと考えられる。学名はラテン語で「2種類の長大な歯」の意。化石は主に北米に産する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-245 |
■ ディメンション・イクゼスティング・ドラゴンネイチャー 【でぃめんしょんいくぜすてぃんぐどらごんねいちゃー】 |
ボォス星に君臨する5種5頭のドラゴンのこと。ディメンション(dimension)は「次元」の意。イクゼスティング(existing)は「存在する」の意。よって、「次元(の狭間)に存在する竜種」とでも訳せばいいだろうか。ドラゴン・ネイチャーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: NT2018年5月号p63 |
■ ディモス・ハイアラキ 【でぃもすはいあらき】 |
初代剣聖ナッカンドラ・スバースを祖父にもつ5代目および7代目剣聖。レント王国最後の王ジェスター・ルースとアラド・バスコ・スバースとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。次男であり、兄にウゴード・ルース、妹にティティンシャ・バスコがいる。星団暦2488年生まれ。剣聖在位は2620〜2809年、2819〜2892年。バキン・ラカン帝国のラッカン・フェードラ宮殿騎士団の騎士団長を務め、不安定な状態が続いていた周辺諸国の戦役を尽く平定してきた歴戦の勇士である。パートナーはバランシェが製作に携わったとされるファクトリー製ファティマのサロメ。2629年にレディオス・ソープ、クローム・バランシェと出会い、それが縁となって後にファティマ・クーンを娶り、ミラージュ騎士団の創設に協力することとなった(第1期ミラージュのNo.1として登録されている)。天照、ダグラス・カイエン、バーグル・デ・ライツァーの師であると同時に、彼らにナイトマスターを与えた人物でもある。ミラージュ騎士団の創設後はクーンおよびMHウォター・ドラゴンと共に行方不明となったが、晩年にはマロリー・ビュラードに数々の剣技を伝授していたことが確認された。2892年没。飛燕剣(エコー・ブレード)、連弾衝撃波(ダムド・ストローク)、ブレイクダウン・タイフォーンの使い手。 |
別名・異名・正式名など: クレイジー・モス 初掲載: CH1-025 |
■ ディモス・ハイマラキー 【でぃもすはいまらきー】 |
ディモス・ハイアラキの初期名称。ディモス・ハイアラキの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ ディモス・ルース 【でぃもするーす】 |
ディモス・ハイアラキの幼名。剣聖となった後にハイアラキと改名したらしい。ルースは彼の実家の家名である。ディモス・ハイアラキ、ルース家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-029 |
■ ディ・ヨーグン 【でぃよーぐん】 |
ディ・ヨーグン地方。アドラーの南半球、ヨーグン大陸の中部一帯の地方名である。現在はディ・ヨーグン群国の所領地となっている。ディ・ヨーグン群国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-027 |
■ ディ・ヨーグン群国 【でぃよーぐんぐんこく】 |
アドラーの南半球、ヨーグン大陸の中部に位置する集合国家。星団暦3075年、大陸北部のボー・ヨーグン群国、隣国のマブーブ連合、南部のライ・ヨーグン青民帝国と共にディ・ヨーグン統一連邦を形成。星団の列強各国と肩を並べることになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-008 |
■ ディ・ヨーグン統一連邦 【でぃよーぐんとういつれんぽう】 |
アドラーの南半球、ヨーグン大陸の北部に位置するボー・ヨーグン群国、同じく中部のディ・ヨーグン群国とマブーブ連合、南部のライ・ヨーグン青民帝国が経済協定を結び、3075年に成立した統一連邦。魔導大戦の後期からダスニカ神聖連合と共に不穏な動きを見せ始め、アドラーの各勢力が南半球と北半球に分かれて対立する状況が発生するらしい。初代大統領はダジャー・ビームス。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-127 |
■ ティラノサウルス 【てぃらのさうるす】 |
竜盤目獣脚亜目ティラノサウルス科ティラノサウルス属に属す恐竜のこと。種として広く認められているものはティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)と呼ばれる種である。1902年にアメリカのモンタナ州で発掘された全長12mの巨大な肉食恐竜。他の恐竜を捕食する獰猛な性質をもつと考えられたが、近年では死肉を食べていたとする説もある。白亜紀後期に生息していたとされ、化石は主に北米で産する。有名な割に化石の発見数が極めて少ない恐竜で、現在までに確認されている化石は20体ほど。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-182 |
■ ディル・アン・グレイ 【でぃるあんぐれい】 |
1999年にメジャーデビューした大阪出身のロックバンド。メンバーは京、薫、Die、Toshiya、Shinyaの5名。いずれも本名は不明。バンド名の「DIR EN GREY」は独語、英語、仏語の混成で「灰色の銀貨」という意味になるとのこと。海外進出も果たしており、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オーストラリアなどでもツアーを開催している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ ティルバー王家 【てぃるばーおうけ】 |
フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。星団暦3000年代初頭における当主はアネッサ・ティルバー。フィルモア帝国内のバリトー王国を治める王家である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-060 |
■ ティルピッツ 【てぃるぴっつ】 |
第二次世界大戦中に活躍したドイツ海軍の戦艦。ビスマルク級戦艦の2番艦に当たる。艦名は第一次世界大戦中の海軍元帥であったアルフレート・フォン・ティルピッツ(Alfred von Tirpitz)に由来。1941年に就役し、バルト海周辺にて幾つかの作戦に参加。44年11月12日に停泊していたトロムセ湾にて爆撃を受けて大破・沈没した。戦後しばらくは着底したまま放置されていたものの、48年にノルウェー海軍の雷撃により解体処分されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-040 |
■ ディレイ 【でぃれい】 |
エレキギターなどで使用される、信号を遅延させる機能をもつ機器の総称。ディレイ・マシン。ディレイ、エコー、リバーブなどのパターンを生み出すエフェクターなどが含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-088 |
■ ディレイ・アタック 【でぃれいあたっく】 |
残像攻撃もしくは残像剣とも。緩急のある高速移動を行うことで残像を発生させ、相手に間合いと攻撃のタイミングを読ませずに攻撃する剣技。残像によるインパクトよりもディレイ(delay)つまり遅延によって相手のタイミングを外して虚を突くことが重要となるので、単にスピードが速いだけでなく、相手の手の内を読み通す修練が必要となる。劇中ではパイソンが使用。 |
別名・異名・正式名など: 残像剣、残像攻撃 初掲載: #06-063 |
■ 丁(ティン) 【てぃん】 |
ミラージュ騎士団左翼大隊に所属する天覇(ティン・バイア)の別名。この名前で呼びかける者はパルゥ・スウェインほか数名に限られており、彼の幼名である可能性が高い。というのも、本名が「クー・ファン・シー・マ」、ミラージュ騎士としての登録名が「天覇」、コードネームが「バイア」となると、それ以外にさらに偽名を与える理由が見当たらず、幼い頃から侍従として仕えてきたスエインが偽名で呼びかけるというのも極めて不自然であるから。天覇(ティン・バイア)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-037 |
■ 天覇(ティン・バイア) 【てぃんばいあ】 |
ミラージュ騎士左翼大隊No.3。騎士とダイバーの能力を併せ持つバイアであり、レフトナンバーにおけるコード・ネームもやはりバイアと呼ばれる。入団直後からテロル・ミラージュを駆って星団各地で隠密行動をとっていたようだが、その目的・任務については一切不明。ミラージュ騎士団のスカウトマンとして活動することもあったようだ。星団暦2992年、フロート・テンプルの動乱に応じてアイシャを襲撃するも惨敗を喫す。その後、自分自身にけりを付けるかのごとく自刃を遂げた。パートナーはベルダ。本名はクー・ファン・シー・マ。クー・ファン・シー・マの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 丁 初掲載: TT-049 |
■ デヴォンシャ 【でヴぉんしゃ】 |
ウモス国家社会主義共和国が生産しているデヴォンシャ型フォーマットMHの総称。ウモス以外でも星団内各国でライセンス生産が行われている。マイトはパラベラム・スタームであるが、その設計著作は既に切れており、各国で独自のアレンジを加えた機体が生産・輸出されているようだ。そのため、一見してデヴォンシャと識別できないような機体もあるが、これらを含めてデヴォンシャ・タイプもしくはデヴォンシャ・シリーズと呼ばれる。基本設計はMH青騎士に準じており、その扱い易さから傭兵騎士に広く好まれる騎体である。劇中ではユーバー・バラダがその権威を示すために個人輸入し、ラキシスのお披露目の際に披露したのが初登場。ただし、この騎体はデコース・ワイズメルがカステポーで暴れていた頃から使用していた中古MHであることが後に判明している。その後もミハエル・レスターのプルート(デヴォンシャ型3番機シリーズ)など、数々のバリエーションが登場。その外観は西洋の死刑執行人がモチーフになっているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-095 |
■ デヴォンシャ型 【でヴぉんしゃがた】 |
デヴォンシャ・シリーズの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-076 |
■ デヴォンシャ型フォーマット 【でヴぉんしゃがたふぉーまっと】 |
MHデヴォンシャのフォーマット(基本構造)。また、フォーマットを同じくする同系列のMHの総称。これらを総じて単にデヴォンシャと呼ばれる。デヴォンシャの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-199 |
■ デヴォンシャ・クラス 【でヴぉんしゃくらす】 |
デヴォンシャ・タイプとほぼ同義。デヴォンシャ・タイプの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-157 |
■ デヴォンシャ・シリーズ 【でヴぉんしゃしりーず】 |
ウモス国家社会主義共和国が生産しているデヴォンシャ型フォーマットMHの総称。デヴォンシャの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-008 |
■ デヴォンシャ・タイプ 【でヴぉんしゃたいぷ】 |
デヴォンシャ・シリーズとほぼ同義。パラベラム・スターム公の設計著作が切れた後、ライセンスをもつ各国家が独自のアレンジを加えて生産を継続したため、ウモス以外の国家で生み出された数多くのバリエーションが存在するようだ。これらのバリエーションを総じてデヴォンシャ・タイプと呼称する。デヴォンシャ・シリーズの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-079 |
■ 手討ち 【てうち】 |
刀にかけること。殺害すること。ルーン騎士のミューズが口にしているので、かつてのクバルカン法国では「手討ち」が横行していたのかも知れない。つまり、騎士に歯向かった一般人が「切捨御免」の一言で斬られていた可能性があるということ。もしそうであるなら、何がどうなって法治国家と呼ばれるようになったのか甚だ疑問である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-026 |
■ データグローブアクション 【でーたぐろーぶあくしょん】 |
おそらく着用型のモーション・キャプチャー機器によって取得したアクション・データを指しているものと思われる。3DCGの技術屋に聞かないと判りませんね。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-184 |
■ データサンプル 【でーたさんぷる】 |
MHが戦闘を繰り返すことで獲得していく各種戦闘データのこと。MH自身がもつ戦闘の記憶・経験であり、ファティマ・シェル内の戦闘メモリーに記録される。データが蓄積されることで、MH自身が身体の動きを深く理解するようになり、ファティマとの連携がより高度なレベルに変化して互いのレスポンスや安定性が向上していくようだ。戦闘メモリーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-064 |
■ デーノイン 【でーのいん】 |
ヤクト・ミラージュの別名のひとつ。アルファベット・ナンバー「D-9」のドイツ語読みである。D-9の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-018 |
■ テーパリング 【てーぱりんぐ】 |
「tapering」で「先細りにする」の意。ヤクト・ミラージュの機体に打ち込まれているボルトは3重構造になっており、テーパリングが施された先端パーツ、ねじりの入ったメイン・ボルト、押さえ用のサブ・ボルト、以上3つで構成されている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-039 |
■ デーブ 【でーぶ】 |
ノイエ・シルチスに所属する騎士。サイレン・ライダー。魔導大戦勃発時の対メヨーヨ戦に参加。その後、ナカカラ東部に展開していたところでブーレイ傭兵騎士団と鉢合わせし、戦闘を挑むも機関損傷によって敗退してしまった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-097 |
■ デオム家 【でおむけ】 |
コーネラ帝国を治める皇帝家。科学者の家系として知られ、帝政国家として成立する以前から同国の運営で重要な役割を果たしていたらしい。初代皇帝のルーパート1世、2代目皇帝のルーパート2世を輩出。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-196 |
■ デオム・ルーパート2世 【でおむるーぱーと2せい】 |
コーネラ帝国の2代目皇帝(初期設定では初代皇帝)。父親のルーパート1世と並ぶ優秀な科学者であり、国内の重産業の発展に力を注ぐことで国家体制を磐石なものとした名君である。また、政治的手腕だけでなく軍事に関しても才覚があったらしく、魔導大戦の勃発に先駆けて宮殿騎士団のスケーヤ・エレクトナイツを編成し、MHカンの開発をバルター・ヒュードラーに指示したとされる。人体改造や脳波コントロールによるMHの稼動を推奨するなど、騎士をモノとして扱う部分に「野心家」もしくは「政治屋」としての性分が見え隠れする人物である。King Crimson(キング・クリムゾン)が1970年に発表した3rdアルバム「Lizard(リザード)」に「Prince Rupert Awakes(ルーパート王子のめざめ)」という曲(組曲の中の一節)があり、これが名前の元ネタかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-196 |
■ デカダン・ゴールドラバースーツ 【でかだんごーるどらばーすーつ】 |
ラキシスが所有するラバー製のデカダン・スーツ。星団暦2992年、レフト・ミラージュと対峙した際に着用していた金色のワンピースである。いわゆる金ラキのスーツ。金ラキの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: C09-013 |
■ デカダン・スーツ 【でかだんすーつ】 |
デカダン・スタイルで導入されたファティマスーツのこと。スーツ本体で四肢を覆う必要が無くなったこと、ファティマ・ファッションに関する規制がボーダーレス化したことなどが重なり、それ以前のスーツと比較してファッション性を重視するデザインが主流となった。また、女子高生やメイドのイメージを反映したスーツも溢れ出し、全体的にフェティッシュな色合いが濃いことも特徴と云える。デカダン・スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-190 |
■ デカダン・スタイル 【でかだんすたいる】 |
星団暦2600〜3000年頃に登場したファティマ・ファッションの第3期スタイル。髪型が自由となり、僅かながらも肌の露出が可能になったことから、ファティマ・ファッションに関する規制がボーダーレス化し、一気に花開いた百花繚乱のスタイルである。戦闘時のレスポンスを考慮した場合、厚手のスーツで全身を覆うより、身軽で動きやすい(素肌に近い)状態の方が望ましいと判断されたため、肌の露出が認められるようになったらしい。また、ファティマの手足が欠損したとしても再生・修復できるという発想から、頭部・胸部・腹部の保護以外は重要視されなくなったようだ。ファティマの社会的地位の上昇、素材の自由度の拡大、騎士の趣味趣向もあってファッション性が著しく向上。また、S・M・L型育成法が確立されたことで、成長度に応じたファッションが登場した。しかし、デカダン(decadent=退廃的)の名のとおり、女子高生ファッションやメイドファッションなど、あまりにも常軌を逸したスーツが出回ってきたため、2990年代の中期に星団法委員会が会議を招集。2996年の星団法改正の後、3000年代初頭に新たなファッションとしてプラスチック・スタイルが登場した。ちなみに、天照の大侵攻以降はファティマスーツに関する規制がほとんど意味を持たなくなったため、3300〜4100年代はデカダン・スーツを着用するファティマが多かったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-203 |
■ デカダン・ドレス 【でかだんどれす】 |
デカダン・スーツと同義。デカダン・スーツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-049 |
■ デカダン・ファッション 【でかだんふぁっしょん】 |
デカダン・スタイルにおけるファティマ・ファッションのこと。具体的には、女子高生、メイド、看護婦、スチュワーデス、OLなどの制服をモチーフとしたフェティッシュなファッションを始めとして、民族衣装、騎士の個人的な趣味による奇抜なデザインの衣装、その他人間の着用する衣服に近いイメージの衣装などを指す。デカダン・スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-045 |
■ テキスタイル 【てきすたいる】 |
「textile」で「織物」もしくは「布地」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-082 |
■ 適正値 【てきせいち】 |
機器やシステムを常に正常な状態で稼働させるために設定される適性なパラメータのこと。補正値とも呼ばれる。MHに搭乗したファティマは、騎士の動作をMHで忠実に再現するため、リアルタイムで機体各部の制御装置に適正値を送り続ける役割をもつ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-090 |
■ テクノ 【てくの】 |
ジャズおよびロックと並んで近代音楽の3柱を形成する音楽ジャンル。もともとはハウスを基本としてアメリカのデトロイトで形成されたエレクトロニック・ダンス・ミュージックであった。後にクラブ・ミュージックとして不動の地位を確立したことで、シンセサイザーやシーケンサーを用いた打ち込みサウンドを含む音楽全体を指す言葉となった。現在では、源流のハウスを含めて、トランス、アンビエント、ドラムンベース、レイブ、ガラージュなどもテクノの一派として位置付けるのが一般的。極端な例では、ロックであっても音源に電子音源を使用している曲はテクノに分類されていたりする。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-233 |
■ テクノ・ハウス 【てくのはうす】 |
音楽ジャンルの一種。テクノの定義によって変わってくるが、源流とされるテクノ(アメリカのデトロイトで形成されたエレクトロニック・ダンス・ミュージック)とハウスミュージックを分けるのであれば、その中間に位置するジャンルをテクノ・ハウスと呼ぶことができるだろうか。ただし、こうなってくるとテクノあるいはハウスとの厳密な境目が判らなくなってくるし、そもそもほとんど区別なくロンドンに持ち込まれてクラブ・ミュージックを盛り上げた訳であるから、単にテクノあるいはハウスと云ってしまっていいのではないだろうか。テクノ、ハウスミュージックの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-180 |
■ テクノ・ロック 【てくのろっく】 |
音楽ジャンルの一種。テクノとロックの融合によって誕生したジャンル。日本では主にDigital Rock(デジタル・ロック)と呼ばれる。また、海外ではBig Beat(ビッグビート)と呼ばれるジャンルがこれに相当するらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-180 |
■ テグレス共和国 【てぐれすきょうわこく】 |
デグレス共和国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-009 |
■ デグレス共和国 【でぐれすきょうわこく】 |
フィルモア帝国の西方、オーハイネ海の沿岸部に位置する共和制国家。周辺の4ヶ国と共にオーハイネ合同国家のひとつに数えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-013 |
■ テケト 【てけと】 |
カステポー南区に当たるオーザン自治区の北端に位置している自由都市。ヨーンのカステポー放浪はこの都市から始まったらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-040 |
■ デコース・ワイズメル 【でこーすわいずめる】 |
3代目黒騎士。ボォスのカステポーにおいて、以前から狂乱の貴公子として名を馳せていた奇人である。騎士としての腕前は超一流で、その変幻自在の剣はフィルモア帝国の三銃士バーバリュース・ビィを軽くあしらうほど。星団暦2990年に2代目黒騎士ロードス・ドラクーンを殺害。その後、どのような経緯を辿ったのかバッハトマ魔法帝国に入国し、主宰ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォートに認められてバッハトマ黒騎士団の騎士団長に就任した。エストをパートナーとして迎えた際に、ヨーン・バインツェルとの間に因縁が生まれたのはご存知の通り。男女を問わず手を出す変態のフリをしつつも、ファティマの扱いを違えることなくエストを見事に使いこなし、さらに力のある若い騎士を認めて面倒を看るなど、意外とモラリストだったりする。エスト入手の経緯が明かされたと思ったら、今度は薔薇の剣聖マドラ・モイライとの間に子を生すという、さらなる謎を提供してくれた。後に天位を得るようだ。 |
別名・異名・正式名など: 狂乱の貴公子、凸助 初掲載: #01-010 |
■ デコーダー 【でこーだー】 |
マルチファンクションIDデコーダの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-061 |
■ デコード 【でこーど】 |
一定の規則に基づいて符号化されたデータを、元のデータに戻して取り出すこと。復号ともいう。ファティマに新たな機能を追加すること(=アレンジ)を目的として、基本フォーマットの解析を行うことをデコードと呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-146 |
■ デコシール 【でこしーる】 |
エルディアイ・ツバンツヒが高校在学中に集めていたアイテム。デコレーション・シール(decoration seal)の略語。携帯電話などの端末機器に貼られる装飾用のシールのこと。ファンシーショップなどで購入可能。近年では、ビーズ、スパンコール、ラインストーン(ガラスやプラスチックの裏面に金属を真空蒸着した宝石の模造品)などもデコレートに使用される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-078 |
■ 凸助 【でこすけ】 |
バッハトマ魔法帝国のブラック・スリー(三強)の一角。デコ助。デコース・ワイズメルを指す。デコース・ワイズメルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-007 |
■ 手ゴメ 【てごめ】 |
暴力でもって女性を犯すこと。レイプすること。ジャコー・クォン・ハッシュは「手玉に取る」と云うつもりで「手ゴメに取る」と云ってしまい、三条香から「セクハラです」とのツッコミを入れられてしまっていた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-184 |
■ デザート・カラー 【でざーとからー】 |
直訳すれば「砂漠色」。通常は砂漠地帯で使用する兵器などに施される保護迷彩色を指す。すえぞうのキャラシートの中にはデザート・カラーに彩色されたモノが存在する。劇中に登場したか否かは不明(白黒マンガだから)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-053 |
■ デザートブーツ 【でざーとぶーつ】 |
砂漠の歩行に適したブーツのこと。ただし、現在のファッション業界で流行しているデザートブーツは、エジプトの軍靴を元にイギリスのC. & J. Clark International Ltd.(クラークス社)が作り上げたカジュアル・シューズである。甲革にスウェードを、ソウルにクレープソール(生ゴム)を用い、ステッチダウン製法で接合されている靴を指す。柔らかい履き心地と様々なファッションに合わせ易い無難なデザインが特徴。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ デザイナーズスーツ 【でざいなーずすーつ】 |
デザイナーズブランドで作られたスーツのこと。デザイナーズブランドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-164 |
■ デザイナーズブランド 【でざいなーずぶらんど】 |
デザイナーの主導によって商品の企画・制作・生産・販売が行われるブランドのこと。デザイナー自身が会社の経営者または経営権を持つことも多い。キャラクターズブランドの対義語で用いられる場合もある。ちなみに、キャラクターズブランドとは企業の経営者がイメージキャラクターを打ち出す方向で商品の企画・制作・生産・販売を行うブランドを指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-122 |
■ デザイナータグ 【でざいなーたぐ】 |
デザイナーの名前やシリアル・ナンバーを表している標識札のこと。シャツやスーツであれば、首の後ろに接する部分(襟下の中央)にタグが付けられる。ファティマスーツも同様であり、エストのブラックスーツにはシリーズ・シアン夫人のタグが付けられていた。幼少時のヨーンと放浪していた時期に使用していたスーツには、シアン夫人の名前と共に「0001」のシリアル・ナンバーが縫い込まれていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-207 |
■ デザルサリア王国 【でざるさりあおうこく】 |
ジュノーのロンド大陸にある国家。ハグーダ帝国の北側に隣接し、コーラス王朝に匹敵する広大な領地を所有する。首都はオイトモ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-020 |
■ テスタロッツァ 【てすたろっつぁ】 |
「Testa Rossa」と書いてイタリア語で「赤い頭」の意。ノイエ・シルチスの赤グループのリーダー(赤の一番)がこのように呼ばれる。元ネタは、おそらく1957年にフェラーリが製作したレーシング・モデル「Tipo 250TR」から。「TR」は「Testa Rossa(テスタロッサ)」の略語である。テスタロッサという名称は、開発時にエンジンのヘッドカバーを赤く塗装していたことに由来する。なお、フェラーリが512BB(ベルリネッタ・ボクサー)の後継車として84年に発表したフラッグシップ・モデルもテスタロッサと呼ばれる。赤の一番の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-129 |
■ テスト騎 【てすとき】 |
試作騎とほぼ同義。試作騎の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-051 |
■ テスト騎士 【てすときし】 |
試作MHに搭乗する騎士のこと。ロールアウトしたばかりのMHは赤子と変わらないため、実際に稼働させることでデータを取得し、それらの解析から修正点の抽出と最終調整を行う必要がある。稼働テストは単純な動作の繰り返しから始まり、ファティマ・コントロールの調整、多種多様な兵装を用いたシミュレーションを経て、模擬戦、実戦試験と段階的に進めなければならず、テスト騎士はこれら全ての段階においてMHの操縦・運用を行わなければならない。また、稼働テストの結果がMHの完成度に大きく影響することになるため、搭乗する騎士には、平均以上の強さ、忍耐力、センス、MHに対する深い知識が求められ、ファティマとの高度な連携も必要となってくる。要するにかなり面倒ということ。オリビー・タイトネイブは、ダイアモンド・ニュートラルが製作したマイティ・シリーズ3騎のテスト騎士を務めていたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-054 |
■ デストニアス・ミラージュ 【ですとにあすみらーじゅ】 |
別名レッド・ミラージュB4。ダイアモンド・ニュートラルが製作した「暁姫」と同一の騎体であるが、天照の手による再調整を受けてレッド・ミラージュのサブリミテッド・ナンバー「B4」を与えられた騎体がこのデストニアス・ミラージュである。装甲の発光スペクトルを緋色からオペラ・ピンクに変更したほか、ミラージュ・エンブレムが各部にマーキングされており、暁姫とは外観が異なる。剣聖専用騎として完成した最強のMHのひとつであるが、「過ぎた性能は不要」と判断されたのか、天照がリミッターを施したため、その本来の力は封印されているらしい。実戦への投入は星団暦3075年から。また、3235年頃に起こるスタント遊星戦では、リミッターを外した状態で出撃する予定。ベイルは装備されておらず、クラッシャー・ブレードと呼ばれる巨大な剣を装備する。マイティ・ミラージュ[暁姫]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: レッド・ミラージュB4、マイティ・ミラージュ[暁姫] 初掲載: PS-072 |
■ テストネーム 【てすとねーむ】 |
試作段階で付けられる名前のこと。コードネーム。例として、クロス・ミラージュのテストネームはカルバリィCであった(後にプロトタイプの名称として確定した)。また、開発段階に応じてテストネームが変更される場合や、開発に携わったマイトによって複数のテストネームが与えられる場合もある。ダイアモンド・ニュートラルのマイティ・シリーズは、開発時のコードネームがマイティ・アルファ、マイティ・ベータ、マイティ・ガンマであったが、天照が提供したエンジンと半透明装甲を得てロールアウトした時点で暁姫、雷丸、彗王丸と呼ばれるようになり、搭乗者に手渡された時点でデストニアス・ミラージュ、レッド・ミラージュ・バビロンズ、ハイドラ・ミラージュと名付けられた。面倒なことに、完成後もテストネームで呼ばれる場合が多々あるため、いろいろと混乱してしまう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-034 |
■ デストロイド・コマンダー 【ですとろいどこまんだー】 |
メカニック・デストロイド・コマンダーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-059 |
■ デストロイヤー 【ですとろいやー】 |
映画「スター・ウォーズ」に登場する帝国軍の宇宙戦艦「スター・デストロイヤー」のこと。旧3部作(EP4〜6)では、ヴェネター級、インペリアル級、テクター級など、幾つかの艦種が設定として存在していた。また、皇帝旗艦としてさらに巨大なスーパー・スター・デストロイヤー(エグゼキューター級)も登場している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ04-053 |
■ デス・ヘッド 【ですへっど】 |
アメリカのモーターサイクル・クラブ「ヘルス・エンジェルス」のチーム・エンブレム。その名のとおり、死神の頭つまり骸骨をモチーフとしており、ワルキューレのように巨大な翼のついたヘルメットを被っているのが特徴。ヘルス・エンジェルスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-012 |
■ でたらめ真空斬り 【でたらめしんくうぎり】 |
母ちゃんソードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ デチューン 【でちゅーん】 |
チューンの反対語。いわゆる改悪のこと。兵器であれ車輌であれ、それが何らかの目的をもって製作されたものであれば、チューンを施すことによって極限まで性能を引き出すのが一般的である。しかし、生産コストや管理コストを低減するため、一部の性能を引き下げて安定化を図る場合もあり、そのような調整をデチューンと呼ぶ。試作段階で非常に高度な技術をつぎ込み、量産段階でコスト低減のために性能を犠牲にするというのはよくある話である。また、ある製品を海外に輸出する際に、わざと性能を落として本国仕様と格差を持たせる場合もある。ウモス国家社会主義共和国が生産しているMH青騎士にも、本国仕様にチューンされたX9と、国外輸出・貸与仕様にデチューンされたX12があるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-049 |
■ でっかいトカゲ 【でっかいとかげ】 |
ジョーカー星団で生活する大半のヒトが思い描くドラゴンのイメージ。武力を持ってカステポーに踏み入るモノは容赦なく消し去り、ヒトがどれほどの英知を尽くしても抗うことができない「究極の存在」であることは明白な事実であるが、それでもなお彼らを「爬虫類の仲間」として捉える人々は少なくないようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-179 |
■ でっかいニワトリ 【でっかいにわとり】 |
L.E.D.ドラゴンの幼生体(すえぞう)についてレデイオス・ソープが評したお言葉。「全然かっこよくない、強くない、賢くない」の三拍子に加え、2分50秒で全てを忘れてしまうその性状から、ニワトリのイメージが喚起されたらしい。んが、実際にはニワトリよりもタチの悪い困ったちゃんであることが劇中で描かれた。すえぞうの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-176 |
■ でっかいペンギン 【でっかいぺんぎん】 |
L.E.D.ドラゴンの幼生体(すえぞう)についてレデイオス・ソープが評したお言葉。当初のシナリオでは「でっかいニワトリ」と云うはずであったが、なぜか本編ではペンギンに変更されてしまったようだ。すえぞうの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-158 |
■ 手塚治虫 【てづかおさむ】 |
「マンガの神様」と謳われた国内屈指の漫画家。1928年生まれ。大阪出身。戦後日本におけるストーリー漫画の第一人者であり、現在の日本の漫画文化は手塚によって形作られたと云っても過言ではない。手塚が発明した表現手法は現在の漫画にも引き継がれており、例えば静寂を表す「シーン」という擬音(その字体も含めて)の考案も手塚に拠る。また、国内初のテレビアニメーション「鉄腕アトム(1963)」の制作を通して、日本のアニメーション文化の基盤を築いたのも手塚である。巨匠とされる藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、横山光輝らも手塚に感銘を受けて漫画家を志したと云う。代表作は「ジャングル大帝(1950)」、「鉄腕アトム(1952)」、「火の鳥(1954)」、「ブッダ(1972)」、「ブラック・ジャック(1973年)」、「アドルフに告ぐ(1983)」ほか多数。桜牧師は「どろろ(1967年)」と「人間ども集まれ!(1967年)」が印象に残ってます。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-022 |
■ テック 【てっく】 |
モラード・カーバイトが製作したファティマ。ミラージュ騎士ベスター・オービットのパートナーとして名前が挙がっているものの、劇中未登場につき詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-061 |
■ 手作りのお弁当 【てづくりのおべんとう】 |
エルディアイ・ツバンツヒが高校在学中に毎日一生懸命作っていたモノ。試しに作ってみただし巻き玉子が天照に好評であったことから、それを機に手軽に作れるお弁当のおかず作りにハマったらしい。星団中のあらゆるMHを知り尽くしたマイトであっても、料理の微妙なさじ加減については熟知することができなかったということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-007 |
■ 鉄拳 【てっけん】 |
ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)が1994年に稼動開始した3D対戦格闘ゲーム「鉄拳」とそれに続くシリーズのこと。レバーとボタンの入力で技を出すシステムは他の格闘ゲームと同様であるが、四肢に対応している4つの打撃ボタンを駆使する点が大きく異なる。また、ほとんど全てのシリーズで各キャラクターに10連コンボが実装されていたり、クマ、恐竜、悪魔、ロボットといった人外のキャラクターが参戦したりするなど、他の格闘ゲームと比べて破天荒な設定・システムが目立つ。桜牧師はジュリア・チャンと吉光を使っていました。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-100 |
■ 徹甲弾 【てっこうだん】 |
APの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-337 |
■ デッドストック 【でっどすとっく】 |
もともとは死蔵となっていた在庫品や不良在庫品のこと。近年ではメーカーや問屋の倉庫で眠っていた古いジーンズがこのように呼ばれ、市場に出回らないレアものとして高値で取引されるようになってきた。要するに当時の売れ残り品である。ビンテージ・ジーンズが未使用のまま長期間保存されると、普通に着ていた状態では起きない色落ちによって渋味がつく。そこに目をつけたジーンズ・マニアが一時期こぞってデッドストックを求めたことが流行の発端となったらしい。しかし、投入資金に見合わずすぐに劣化する場合が多く、金持ちがオークションの流れを無視した高値をつけるようになってきたため、現在は人気も下火になりつつあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-011 |
■ デッドポイント 【でっどぽいんと】 |
決定的な弱点または欠点のこと。MHの場合は、装甲の薄い部分や構造上どうしても脆弱になってしまう部分を指す。ミラージュ・シリーズは通常のMHよりもパーツ数が多く、それらが複雑に組み合うことで、デッドポイントを悟らせない構造になっているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-057 |
■ 鉄腕アトム 【てつわんあとむ】 |
手塚治虫が雑誌「少年」に1952年から68年まで連載したロボット漫画「鉄腕アトム」のこと。優しい心と7つの能力をもつ少年ロボット・アトムの活躍を描く未来漫画(ただし、アトムの生誕年は2003年4月7日であり、時代は作品の中で描かれた未来を既に追い越してしまった)。アトムと人間の交流、他の多くのロボットとの交流や争いを通してヒューマニズムを描く作品として評価される。しかし、手塚自身は経済的な理由で無理やりそのような作品に仕立て上げていたらしく、劇中でアトムが何度も破壊と復活を繰り返すのは、そのジレンマの現れとする見方もある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-028 |
■ テティンシャ・バスコ 【ててぃんしゃばすこ】 |
ティティンシャ・バスコの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-014 |
■ デ・デル・ディギャオ 【ででるでぃぎゃお】 |
タイカ・ジューヨー皇帝団特等親衛軍に所属する情報将校。星帝団旗艦の副長を務めた女性仕官である。階級は不明。6本指と4つの瞳、男女同体の肉体をもつ人物で、アレア星出身のメソトニクコマンダーという設定がある。愛称はハ虫類女。ファティマ・イエッタの魂をもつという設定もあったが、個人的に忘れたい設定である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-144 |
■ デニール 【でにーる】 |
線密度、繊度、糸や繊維の太さを表わす単位。9000メートル当たりの糸の質量をグラム数で表わした値。「D」で表記される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ28-007 |
■ テノール・コーラス 【てのーるこーらす】 |
コーラス19世の長男。20世を襲名する予定であったが、若くして他界したために、妹アルト・メロディ・コーラスの長男に王位が継承された。事故死とされているが、不審な点も多く、暗殺説も囁かれる。テノール(tenore)は音楽用語で男声の高音域のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-095 |
■ デバイス・コンプレッサー 【でばいすこんぷれっさー】 |
MHのファンクション・システムを構成するパーツのひとつ。音楽機器のコンプレッサーと同じく、入力信号の幅を圧縮して微妙な操作(騎士の動きの大小やファティマによるブーストの掛け具合)に対するレスポンスを下げる役目をもつパーツと考えられる。要するに、MHの操作の部分に「遊び」をもたせる場合に使用する装置になるだろうか。MHは密着伝達式のコントローラーを採用しているため、激しい戦闘などアチコチ体をぶつけるような状態で稼動する場合は、コントローラーへの接触を微妙に無視するセッティングが必要になるのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-038 |
■ デビッド・ボウィ 【でびっどぼうぃ】 |
イギリス・ロンドン出身のミュージシャンで俳優としても活躍したDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)のこと。本名はDavid Robert Haywood Jones(デヴィッド・ロバート・ヘイウッド・ジョーンズ)。1947年生まれ。64年にメジャー・デビュー。当初はほとんど売れず、芸名も異なったようだ。その後、チベット仏教に傾倒したこともあり、音楽性を一新することでカウンター・カルチャーの旗手として注目を集める。さらに、架空のロックスターZiggy Stardust(ジギー・スターダスト)に自ら扮するスタイルで活動し、T・レックスらと共にグラムロックの牽引役として活動。その後はアメリカ、ドイツと活動の幅を広げ、多くのミュージシャンとの合作やバンド結成によりさらに人気を博す。俳優としての活動も66年から始まっており、83年公開の映画「戦場のメリークリスマス」などで高い評価を得ている。2000年代に入った後に動脈瘤による入院で一線を退いたが、13年に復帰して再び注目を集める。16年に死去。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ デビッド・ヨハンセン 【でびっどよはんせん】 |
New York Dolls(ニューヨーク・ドールズ)のボーカルを務めたニューヨーク出身のミュージシャンDavid Roger Johansen(デビッド・ロジャー・ヨハンセン)のこと。1968年生まれ。60年代後半にVagabond Missionaries(バガボンド・ミッショナリーズ)のボーカルとして活動。71年にニューヨーク・ドールズを結成。76年に解散した後はソロ活動を続け、80年代にはBuster Poindexter(バスター・ポインデクスター)名義で活動すると共に、テレビ番組の俳優としても活動していたようだ。2004年にニューヨーク・ドールズを再び結成している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ でびっど・りぃ・ロス 【でびっどりぃろす】 |
星団暦2992年の天照救出作戦において、大幅に遅刻して地上に降下したミシャル・ハ・ルンが時間の「ロス」の洒落として叫んでいた言葉。云わずと知れたDavid Lee Roth(デイヴィット・リー・ロス)が元ネタ。ディブ・リー・ロスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-066 |
■ デフォッガー・アタック 【でふぉっがーあたっく】 |
剣技の一種。八文字霞斬りとも。詳細は不明であるが、マロリー・マイスナーがエストに伝授したらしい。デフォッガー(defogger)とは「曇り取り」とか「霧払い」の意。霜や曇りを除去するために自動車のリアガラスに埋め込まれている電熱線である。八の字に広がる風圧で霧が晴れるほどの衝撃波を打ち込む技ということだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 八文字霞斬り 初掲載: KF-064 |
■ デフォルト・セッティング 【でふぉるとせってぃんぐ】 |
予め設定されているパラメータのこと。それを使用する者が何も操作・設定しなかった場合に適用される。初期設定またはデフォルト設定とも呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-082 |
■ デプレ・アトール 【でぷれあとーる】 |
デプレ・ツェン・アトールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-004 |
■ デプレ隊 【でぷれたい】 |
ミノグシア連合AP騎士団[デプレ隊]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-148 |
■ デプレ・ツェン・アトール 【でぷれつぇんあとーる】 |
デプレ・ビートが成人後に名乗る名前。もしくは、彼が聖導騎士となった後に名乗る名前。姉のマグダル・ビートがアトール皇帝を襲名したことで、彼もまたアトールの名を引き継ぐことになったのだろう。ツェン(zehn)はドイツ語で「10」の意。皇帝となったマグダルはマグダル・アトール・X(ギリシャ数字の10)と呼ばれることから、これに合わせた名前であることが判る。デプレ・ビートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-050 |
■ デプレ・ツェン・ビート 【でぷれつぇんびーと】 |
デプレ・ツェン・アトールの別名。デプレ・ツェン・アトールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-042 |
■ デプレッサー・ビート 【でぷれっさーびーと】 |
デプレ・ビートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-187 |
■ デプレッサー・ビート・アトール 【でぷれっさーびーとあとーる】 |
デプレ・ビート・アトールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-016 |
■ デプレ・ビート 【でぷれびーと】 |
星団暦3000年代よりアトール聖導王朝皇帝騎士を務めた天位騎士。剣聖ダグラス・カイエンとヤーボ・ビートとの間に産まれた純血の騎士であり、後にアトール皇帝となるマグダルの双子の弟に当たる。ダイバー・フォースをもつ姉と異なり、両親から強力な騎士の血をその身に譲り受ける。また、ファティマの遺伝情報を有していたカイエンの体質を受け継いだため、青年となってからは成長速度が極端に低下。不老長寿に近い肉体をもって、混乱に見舞われるジョーカー星団の歴史を永きに渡って見守ることになるらしい。マグダルがアトール皇帝となった後は、デプレッサー・ビート・アトールもしくはデプレ・ツェン・アトールと改名。「聖導騎士」の称号を得て、後世において天位を与える重要な役割をもつに至る。剣聖蒔子の異母兄。パートナーはコンコード、S.S.L.、デルタ・ベルンなど多数。 |
別名・異名・正式名など: ディプレーザー・ビート、デプレッサー・ビート 、デプレ・ツェン・アトール 初掲載: #08-206 |
■ デプレ・ビート・アトール 【でぷれびーとあとーる】 |
デプレ・ビートが成人後に名乗る名前。アトール聖導王国の国王としての名前らしい。デプレ・ビート、アトール聖導王国の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-212 |
■ テフロンプラスチック 【てふろんぷらすちっく】 |
テフロンのこと。テフロンはアメリカのデュポン社がもつフッ素樹脂やその加工製品の商標。デュポン社はフランス出身のEleuthere Irenee du Pont(エルテール・イレネー・デュポン)が1802年にアメリカ・デラウェア州ウィルミントンに創業した化学製品製造会社。正式名はE. I. du Pont de Nemours and Company(イー・アイ・デュポン・ド・ヌムール・アンド・カンパニー)。テフロンは薬品耐性、電気絶縁性、低摩擦性に優れる樹脂で、耐熱・耐寒にも優れることから、あらゆる環境条件下で使用可能な樹脂とされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-067 |
■ デペッシュ・モード 【でぺっしゅもーど】 |
Andrew Fletcher(アンドリュー・フレッチャー)、Martin Lee Gore(マーティン・リー・ゴア)、Vince Clarke(ヴィンス・クラーク)、David Gahan(デヴィッド・ガーン)らがイギリス・バジルドンで1980年に結成したニュー・ウェーブ・バンド。人種差別や暴力を糾弾する一方で、反社会的・反宗教的な楽曲から放送を自粛されることも少なくない、過激な活動を続けるバンドとして知られる。メンバー間のトラブル・脱退、薬物中毒、アルコール中毒、自殺未遂と、バンド解散の危機を幾度と無く迎えながらも、それらを全て乗り越えて2013年現在も活動中。とくに欧米での評価が高く、シンセ・ポップの代表格とされる。バンド名はフランスの雑誌「Depeche mode」からの引用で、「最先端の流行」と訳されるが、とくにその意味を考えて付けた名前では無いらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ デボンシャ 【でぼんしゃ】 |
デヴォンシャの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-092 |
■ デボンシャ型3番機シリーズ 【でぼんしゃがた3ばんきしりーず】 |
ウモス国家社会主義共和国が生産しているデヴォンシャ型フォーマットMHのうち、メジャー・チェンジを施した3番目の型番をもつシリーズのこと。デヴォンシャの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-151 |
■ デマーグ 【でまーぐ】 |
機動ポリス「M.D.C.ベオ・グライド」の頭部パーツを生産しているメーカー。建設機械・特殊車輌のメーカーとして有名なドイツのDemag(デマーク社)のことだろう。1910年に複数の企業の異業種間合併提携により誕生した老舗メーカー。社名はDeutsche Maschinenfabrik A.G.(ドイツ機械工場)を短縮する形で付けられた。当初はドック用のクレーンの開発を主務としており、第二次世界大戦中にドイツ国防軍の特殊用途車輌を生産していたようだ。70年代に企業提携の解散・改組があり、99年にSMS Schloemann-Siemag A.G.(SMSシュレーマン・ジーマグ社)と合併。その後はSMS Demag A.G.(SMSデマーク社)となったが、2009年にSMS Siemag A.G.(SMSジーマグ社)と改名したため、デマークという社名は今現在残っていない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-038 |
■ デミカント 【でみかんと】 |
ジョーカー星団で使用される10カント・コインのこと。カントの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-180 |
■ デミフレアナパーム 【でみふれあなぱーむ】 |
瞬間溶解焼夷弾とも。MHの装甲ですら容易に破壊・燃焼させる超破壊力と超燃焼力をもつ焼夷弾。デミフレア(demi-flare)という名称から、おそらく太陽フレアの半分(もしくはそれに例えられるほど)の熱量を放出するものと考えられる。ナパーム弾はナフサとパーム油を主原料とした油脂焼夷弾であるが、油脂の燃焼だけでMHの装甲が焼け爛れるとは考えにくい。したがって、ジョーカー星団において過去にナパーム弾が開発され、その名がそのまま焼夷弾の代名詞として残ってしまったのだろう。焼夷弾そのものはインセンディアリー(incendiary)と呼ばれる。また、ナパームの語源はナフサとパームからきた造語ではなく、ナフテン酸(naphthenic acid)とパルミチン酸(palmitic acid)のアルミニウム塩の略語とされる。 |
別名・異名・正式名など: 瞬間溶解焼夷弾 初掲載: #07-123 |
■ デミフレアナパーム弾 【でみふれあなぱーむだん】 |
デミフレアナパームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-138 |
■ デミライト 【でみらいと】 |
ファティマが星団史に登場する以前に存在していた人工生命体の一種。ライト(light)には「知性」という意味もあることから、デミライト(demi-light)で「半知性体」という意味だろうか。外観に生体細胞を使用しているものの、骨格と頭脳は機械で作られており、思考と行動は予め入力されたプログラミングによって制御される。それ故に半生体アンドロイドもしくはサイボーグ・ロボットとも呼ばれるようだ。ファティマと比較して、能力・耐久性・寿命が圧倒的に劣っているものの、ヒトの活動の補助または代理を務めるには十分であったらしく、AD世紀において既に実用化されていたらしい。劇中ではバーシャと呼ばれる個体が登場している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ デミライト・バーシャ 【でみらいとばーしゃ】 |
デミライト、バーシャ(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-068 |
■ デメル 【でめる】 |
Ludwig Dehne(ルードヴィッヒ・デーネ)が1786年にウィーン王宮前で創業した菓子店Demel(デメル)のこと。ただし、デメルと命名されたのは最初のアシスタントだったChristophe Demel(クリストフ・デメル)が、店の経営を引き継いだ1857年である。1874年に王宮御用達菓子司となってハプスブルク家の紋章「双頭の鷲」を授かった老舗であり、地元や観光客の間で「デメルに行かなければウィーンに行ったことにはならない」と謳われるウィーンの名所である。原宿クエスト店は海外支店の第1号店。名物はザッハ・トルテで、バランシェ家のティータイムでもこのトルテが茶菓子として出されたらしい。トルテの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-054 |
■ 出戻りサック野郎 【でもどりさっくやろう】 |
サック(suck)の意味については、適当に辞書で調べること。意訳すれば「出戻りの最低野郎」という感じだろうか。ノイエ・シルチスを退団し、パイド・パイパー騎士団で活躍していたイアン・ケーニヒは、騎士団が壊滅した後に再びノイエ・シルチスに在籍することとなった。こういった出戻りは彼自身も恥ずべき行為と認識しているらしく、パートナーに対してこの言葉を発することで自らを卑下してみせたのだろう。おそらくは自分への戒めと照れ隠しも含めて。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-014 |
■ 出戻りファティマ 【でもどりふぁてぃま】 |
ブーメラン・ファティマの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-111 |
■ デモン 【でもん】 |
異世界タイカのクェーサーヒューマンが作り上げた対アンカー用最終決戦兵器MMTの一種。U.R.I.が融合(コンサート)することで起動する。永野センセーがものすごーく昔から何度も何度も描いているという究極のロボット。1985年に発売された「永野護'86カレンダー」に頭部のみ描かれたのが初出。劇中には、コミック5巻p36でカレンと共に上半身が出現している。ただし、これもこの時点における仮デザインであって、今後もさらに変化していくとのこと。名前の元ネタは、Dave Hill(デイヴ・ヒル)とMal Spooner(マル・スプーナー)が1980年にイギリスで結成したヘビーメタル・バンドDemon(デモン)ではないだろうか。デモン(デーモン)とは悪魔のこと。もともとは、ギリシャ神話において「神々と人間の中間の世界に存在するモノ」を指していたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-054 |
■ デモンズ・タワー 【でもんずたわー】 |
ミラージュ・パレス(フロート・テンプルにある天照の居城)を構成する7つの塔のうちのひとつ。魔の塔。ミラージュ騎士団左翼大隊が幽閉されていた場所であり、彼らが軟禁もしくは解放状態に移行する以前は何重ものセキュリティ・ゲートによって他の区画から隔離された場所であった。 |
別名・異名・正式名など: 魔の塔 初掲載: TT-061 |
■ デモンズ・タワー保安騎士団 【でもんずたわーほあんきしだん】 |
デモンズ・タワーの保安・警護を任命されている騎士団。おそらくゴーズ騎士団の一部隊であろう。構成人数などの詳細は不明。星団暦2992年のミラージュ騎士団左翼大隊の大暴れ(=第二次王朝動乱)では、モノの数分で壊滅状態に陥ったようだ。外部からの侵入者に対しては相応の役割を果たせていたものと考えられるが、中から出てきた凶悪な左翼大隊が相手では一溜まりも無かったのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-060 |
■ デモンストレーション 【でもんすとれーしょん】 |
あるモノの性能・威力を宣伝するために行われる表示・実演のこと。辻斬り・試し斬りとも受け取れるアシュラ・テンプルの実戦試験について、イラー・ザ・ビショップは対峙するレスターの前でこのように発した。この言葉は「これから試し斬りするから、お前はおとなしく斬られろ」と云ったに等しい。魔導大戦の開幕以降、メヨーヨ朝廷の歩む「覇道」がヒロイックに描かれている訳だが、彼らが本質的にもっている狂気や傲慢さを忘れては行けない。パルスェットの目に彼らがどのように映るのか、よーっく想像してみよう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-134 |
■ デモン・ダ・インプレッション 【でもんだいんぷれっしょん】 |
カレンの夫たるユライヒ(U.R.I.)の神としての姿・・・とされているが、おそらくMMTデモンと融合(=コンサート)した際の姿を指しているのではないだろうか。そもそもインプレッション(impression)とは「印象」の意。MMTデモンが劇中に登場した際はまだデザインが確定しておらず、その時点のイメージで描かれたことから「impression」と表記していたのでは。デモン、MMT Demon the impression 1990の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-166 |
■ デモン・ホーン 【でもんほーん】 |
神聖タイカの決戦兵器MMTを象徴する角。デザイン画を見る限りでは、カレンが搭乗するヴィナースの頭部に付いていた角のようだ。詳細は不明。デモン、バイナス、MMTの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-159 |
■ デュアル・ツイスター・ジェネレーション 【でゅあるついすたーじぇねれーしょん】 |
ミラージュ・シリーズに採用されている2基1対のエンジンによる強力な発電システムのこと。MHエンプレスの「ツイスター・イレーザー・システム」とほぼ同様の機構であるが、マシンメサイア焔星のエンジンにも引けを取らないスーパー・イレーザー・エンジンと、天照が設計した機体とのマッチングにより、機体出力はエンプレスの3兆馬力を超える3兆3千億馬力以上を叩き出す。ちなみに、エンプレスのエンジンの位置は両脚の太もも、ミラージュ・シリーズはふくらはぎとなっており、ミラージュは空いた胸部にサーボを追加することでパワー出力の補正が行われているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-181 |
■ デュアンス 【でゅあんす】 |
フィルモア帝国の首都。帝都とも呼ばれる。王宮プロトン城を擁する一大都市で、尖塔を思わせる高層建造物が所狭しと並ぶ。天照とラキシスの「別れの舞台」となるンビドー湖は、デュアンスの南西に位置する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-024 |
■ デューク 【でゅーく】 |
「Duke」で「公爵」の意。プリンス(Prince)も同じく公爵と訳されるが、デュークの場合は直系王家との血のつながりが薄い、もしくは無い場合に使われるとのこと。公爵の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-021 |
■ デューク・ビザンチン 【でゅーくびざんちん】 |
ハスハ20年戦争を平定した2代目剣聖。2345年生まれ。父は西ハスハントの王ローレル・ビザンチン。母はナッカンドラ・スバースの娘ネリス・バスコ。剣聖在位は2464〜2549年。当時の所属国はギーレル王朝ミノグシア連邦であり、ハスハント王国との衝突の最中にあってアトールの巫女エダクダを守護し続けた伝説的な英雄である(最新設定から推察するならば、ハスハント王国に所属してギーレル王朝ミノグシア連邦と戦ったことになるかも知れない)。星団初の4ファティマのひとりインタシティをパートナーとし、MHエンプレスを駆ってアトール聖導王朝を復権させたその働きから、聖導王朝皇帝騎士またはネードル・シバレースという呼び名を歴史に記した。ちょんまげとドジョウひげが似合う和風な爺さんである。後年はディモス・ハイアラキを弟子とし、飛燕剣(エコー・ブレード)を始めとする数々の剣技を伝授したとされる。2596年没。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-036 |
■ テュース 【てゅーす】 |
レント自治連合にある地方都市。バストーニュの北東に位置する。領主はヴェルース2世。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH3-055 |
■ デュオグライド 【でゅおぐらいど】 |
Harley-Davidson(ハーレー・ダビッドソン)のパンヘッド搭載モデルのうち、後期型モデルとして1958年に登場したバイク。デュオ(Duo-)は「2個1対」という意味で、グライド(glide)は「滑走する」という意味。フロントフォークに油圧式ダンパーを仕込んだハイドラグライドに引き続き、リアサスペンションにもスイングアーム式のサスペンションを採用したことで、前輪・後輪ともに道路の凹凸を軽減して滑らかに走る車体となっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-061 |
■ デュオ・クルマルス 【でゅおくるまるす】 |
超帝國の剣聖としてその名を残している人物。水の剣聖と呼ばれていたようだ。ファロスディー・カナーン超帝國焔星騎士団のうち、令(ヒョウ)騎士団もしくは膨(ホウ)騎士団を預かっていたらしい。マシンメサイア焔星を駆る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-222 |
■ テリウス議長 【てりうすぎちょう】 |
星団暦3030年、ハスハント陥落によって死亡したコレット・クルールに替わり、ミノグシア議会(もしくはハスハ統制議会)を預かることになった新たな議長。アトールの巫女の不在と、ハスハ12ヶ国の分断状況を鑑み、各国で半独立自治を進めて当面を乗り切るという決議を下した。ハスハ全体が決して一枚岩では無いことを熟知している人物であり、国民への被害・影響を最小限に留めることが、後々の国家再編につながるという判断を下したのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-040 |
■ デル 【でる】 |
ちゃあ・ティが使用しているコンピューターのメーカー。アメリカ・テキサス州出身のMichael Saul Dell(マイケル・ソール・デル)が1984年に創業したパソコン・メーカーDELL Inc.(デル)が元ネタ。創業時はわずか19歳で、学生寮において看板を掲げたとされる。在庫を持たずに注文生産による直販スタイルを採ることで、安価且つ最新の性能をもつパソコンの供給を実現。2012年現在においてパソコンの世界シェアの第3位に位置付けているトップ・ブランドのひとつ。日本法人は神奈川県川崎市にあるデル株式会社。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-216 |
■ デル・エレーナ・クニャジコーワ 【でるえれーなくにゃじこーわ】 |
エレーナ・クニャジコーワの本名らしい。エレーナ・クニャジコーワの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-080 |
■ デルタ・ベルン(1) 【でるたべるん】 |
第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第2惑星。ジョーカー星団の他の惑星で紛争が繰り返されていた星団暦の初頭から、比較的安定した情勢を保っていた惑星である。この背景には、AD世紀の末期からダイバーズ・パラ・ギルドの総主を務めてきた天照家の影響力があったとされる。星団暦に入ってからもその支配力・安定感は崩れることがなく、2899年には天照家第84代当主(天照の帝)によって全星が統一され、星自体がA.K.D.という単一国家となった。星年齢は地球とほぼ同じく、地殻変動や火山活動は安定した状態にある。地質学で云うところの間氷期に当たり、極冠の氷が溶けているために海洋の割合が多い。星全体の人口は34億人ほど。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-005 |
■ デルタ・ベルン(2) 【でるたべるん】 |
アーク・水霊がアイエッタ姫に授けた「クライン」の一種。青色。術者の生命を代償としてサンダー・ドラゴンを召喚する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-031 |
■ デルタ・ベルン(3) 【でるたべるん】 |
バランシェが製作したとされるノーナンバーの非人間型ファティマの中に、惑星デルタ・ベルンの名を戴くファティマがあるらしい。これまでに明かされている設定を読み解く限りでは、ファティマ・フォーカスライトを再構築した個体がアウクソーであり、アウクソーをさらに再構築した個体(2人分の記憶を引き継いだ個体)がデルタ・ベルンということになるようだ。また、このファティマについては人型タイプ(もしくは半エトラムル・タイプ)が存在するという噂もあり、隠し設定の多いバランシェ・ファティマの中でも最上位に位置する難解なファティマとなっている。製作者についても、バランシェではなく、ミース・シルバーが製作したとか、それを引き継いだリュービル・ジュードが完成させたとか、様々な設定が存在しており、同様にマスターとなる人物の情報も錯綜している。これまでに明かされた設定では、コーラス24世、25世、26世のほか、デプレ・ツェン・アトールの名が挙がっており、最新の設定ではマグダルの所有となっているようだ。今後も登場以前に二転三転しそうな勢いである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-038 |
■ デルタ・ベルン騎士十字章 【でるたべるんきしじゅうじしょう】 |
A.K.D.軍において武勲を挙げた者に授与される勲章の一種。旧ドイツ軍で使用された勲章が元ネタになっているようだ。勲章の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: D.B.L.C. 初掲載: CH8-061 |
■ デルタ・ベルン皇帝専用騎士団 【でるたべるんこうていせんようきしだん】 |
ミラージュ騎士団の名目上の呼称。ミラージュ騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-024 |
■ デルタ・ベルン最高統治大統領 【でるたべるんさいこうとうちだいとうりょう】 |
デルタ・ベルン代表永世大統領の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-177 |
■ デルタ・ベルン星史 【でるたべるんせいし】 |
デルタ・ベルンの歴史上に起きた事実、関連する事象・人物について学ぶ学問。過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究する場合もある。ちゃあ・ティが高校在学中に好きだった科目である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-009 |
■ デルタ・ベルン星統一大統領 【でるたべるんせいとういつだいとうりょう】 |
デルタ・ベルン代表永世大統領の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-037 |
■ デルタ・ベルン星連合 【でるたべるんせいれんごう】 |
AD世紀の末期にデルタ・ベルンの各国家が互いに協定を組んで結成した連合体のこと。デルタ・ベルンとカラミティ・ゴーダースのどちらが人類発祥の惑星であるか・・・星団連合議会で始まったこの議論は両惑星間の衝突を生み出してしまったため、デルタ・ベルン星各国は連合体を組んでカラミティ星AD連合に対抗したとされる。グリース王国の天照家が台頭してくる以前の出来事である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-016 |
■ デルタ・ベルン星連合国家 【でるたべるんせいれんごうこっか】 |
デルタ・ベルン全域を統一・統治する星連合国家のこと。A.K.D.を指す。星連合国家、A.K.D.の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-069 |
■ デルタ・ベルン総大統領 【でるたべるんそうだいとうりょう】 |
デルタ・ベルン代表永世大統領の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-044 |
■ デルタ・ベルン代表永世大統領 【でるたべるんだいひょうえいせいだいとうりょう】 |
天照の帝がもつ肩書きのひとつ。デルタ・ベルン全星は統一国家としてA.K.D.を名乗っており、そのA.K.D.を代表する永世大統領であることを示す。大統領という肩書きから、A.K.D.は一応共和制国家に準ずる運営をしていることが判る。明かされている設定の中で行政府についての解説はないが、立法府についてはA.K.D.議会が設定されており、議会は貴族院(議長はログナー)、元老院(議長はアイシャ)、それとは別の上院および下院で組織されているようだ。・・・と云っても、A.K.D.は天照の裁量ひとつで全てをコントロールできる訳で、本質的には絶対専制君主制として見なされる。ついでながら、東方10国の国家元首として肩書きは「皇帝」、グリース王国の国家元首としての肩書きは「国王」で、天照のお膝元は完全な王制国家として運営されていることが判る。 |
別名・異名・正式名など: デルタ・ベルン最高統治大統領、デルタ・ベルン星統一大統領、デルタ・ベルン総大統領、デルタ・ベルン統括永世大統領 初掲載: DE1-007 |
■ デルタ・ベルン統括永世大統領 【でるたべるんとうかつえいせいだいとうりょう】 |
デルタ・ベルン代表永世大統領の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-166 |
■ デルタ・ベルン東方10国 【でるたべるんとうほう10こく】 |
エイダス大陸東方10国、天照家東方10ヶ国とも呼ばれる。デルタ・ベルンの東方、エイダス大陸の東端に位置する天照王朝を構成する国家群のこと。天照家本来の統治国であるグリース王国以下、アトワイト公国、バビロン王国、クロス王国、ルーマー王国、シウト公国、スカタ・グリース統治領、パストーク、パスポート、ムスルチカ王国の10国が該当する。星団暦の初期から天照家の分家や衛星王族が各国に配置されていたこともあり、国家間の争いがないまま星団暦2875年に天照の帝により統一され、後のデルタ・ベルン全星統一の基盤となった。小国家の集合体でありながらも、星団暦4100年までA.K.D.そして星連合王国の中枢として機能し続けた列強王国である。 |
別名・異名・正式名など: A.K.D.東方10国、エイダス大陸東方10国、天照家東方10ヶ国、東方10列強王国、東方10連合国 初掲載: #01-064 |
■ デルタ・ベルン東方3国 【でるたべるんとうほう3ごく】 |
デルタ・ベルン東方10国のうち、グリース王国、バビロン王国、アトワイト公国の3国を指してこのように呼ぶ場合がある。天照家ととくに強いつながりをもつ3国であるが故に、10国の中でもとくに重要な中心国として見なされる場合が多いのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-042 |
■ デルタ・ベルン内戦 【でるたべるんないせん】 |
星団暦4093年に起きたデルタ・ベルン各国における反抗天照軍の蜂起と、ゴーズ騎士団ほか星団連合王国正規軍による鎮圧行動のこと。通常、内戦とはひとつの国内における武力闘争を指すが、この時代はジョーカー星団全体が星団連合王国という統一国家となっていたため、便宜的に内戦と呼んだようだ。正規軍による鎮圧は失敗し、勢いに乗った反抗天照軍はさらに増大。4100年にはフロート・テンプルを落とし、星団連合王国は完全に崩壊することとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-197 |
■ デルタ・ベルンのあばずれババア 【でるたべるんのあばずればばあ】 |
ミラージュ騎士アイシャ・コーダンテのあだ名。あばずれ(阿婆擦れ)とは厚かましいヒト、身持ちの悪いヒトのこと。イカズゴケやらすっぽん女やら、彼女の性状は恐ろしいほどに捻じ曲げられて星団内に流布されているようだ。・・・まあ、捻じ曲げられてもいないか。彼女に関わること自体が交通事故に出くわすようなもんだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-109 |
■ デルタ・ベルンのイカズゴケ 【でるたべるんのいかずごけ】 |
ミラージュ騎士アイシャ・コーダンテのあだ名。イカズゴケ(いかず後家)とは婚期を逃して独身で過ごしている女性のこと。A.K.D.内でこのような恐れ多い言葉を発すれば、地の果てからでもご本人が飛んできて首を絞められることになるだろう。よって、おそらくは他の騎士団において囁かれている悪名と思われる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-173 |
■ デルタ・ベルンのヘンタイマザコン 【でるたべるんのへんたいまざこん】 |
永野センセーがレディオス・ソープに与えたあだ名のひとつ。マザコンとは幼少時に甘やかされて育った男性が母親や母親似の女性に惹かれる傾向のこと。天照の場合は「化物」である自分を愛してくれる存在は母親以外にいないのではないか・・・という強迫観念が働いているように見えなくもない(と云っても、天照にはもともと心が無いのでそういった心的反応は皆無なはず)。嫁さんを早くに失い、最愛の母親が死んでからラキシスに出会うまで850年近くは独り身だった訳で、仕方ないっちゃー仕方ないか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-026 |
■ デルタ・ベルン本星防衛艦隊 【でるたべるんほんせいぼうえいかんたい】 |
A.K.D.宇宙軍を構成する艦隊のひとつ。その名のとおり、デルタ・ベルン本星の防衛に当たる。おそらくA.K.D.宇宙軍で最大の軍グループであろう。この艦隊の司令官がヤン提督で、彼はA.K.D.宇宙軍全軍の最高指揮官も兼ねているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-135 |
■ デルタ・ベルン様式 【でるたべるんようしき】 |
デルタ・ベルンに古くから残っている芸術作品や建築物に見られる独特の表現形態のこと。地球で云うところの英国王室・貴族の趣味に近いらしく、高貴なイメージを前面に押し出したものとなっている。ちなみに、天照家はこれに純和風のイメージも加わっているようで、微妙に趣が異なるようだ。ビュラードはデルタ・ベルン様式が苦手。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-106 |
■ デルツ・フォン・マイア・トッカータ 【でるつふぉんまいあとっかーた】 |
マイア・フォン・トッカータの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-061 |
■ デルテート4世 【でるてーと4せい】 |
レント自治連合にある地方都市フーセの領主。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ デルモ 【でるも】 |
モデルのこと。職業の一種。衣服を美しく見せるため、スポンサーに雇われて衣服を身に付けるヒトのこと。モデル(model)とはもともと「見本」とか「模範」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-069 |
■ デルン公 【でるんこう】 |
レント自治連合にある地方都市ウフィッティの領主。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ テレキス 【てれきす】 |
超帝國の剣聖としてその名を残している人物。その他の詳細は不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ34-022 |
■ テレキャスター 【てれきゃすたー】 |
フェンダー/テレキャスターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-007 |
■ テレパス 【てれぱす】 |
テレパシー(telepathy)の略語。言葉を発さなくとも心霊力によって意思を疎通させる能力のこと。距離を無視して遠方にいる相手と会話することも可能。ジョーカー星団では、ダイバーやドラゴンたちがテレパシーを発揮しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-181 |
■ テレビジョン(1) 【てれびじょん】 |
株式会社KADOKAWAが発行しているテレビ情報誌「ザテレビジョン」のこと。創刊は1982年。毎週水曜日に発売される週刊版(週刊ザテレビジョン)、毎月24日に発売される月刊版(月刊ザテレビジョン)、同じく毎月24日発売で地上波・BSを扱う専門版(月刊大人ザテレビジョン)の3種がある。週刊版の表紙はレモンをもった有名人の写真で飾られる。稀にアニメや特撮映画・番組のキャラクターが登場することもある。発行・編集は角川グループの改組によって度々替っており、創刊当時は株式会社ザテレビジョンが担当。その後、株式会社角川インタラクティブ・メディア、株式会社角川ザテレビジョンと続き、2015年に社内カンパニー制を廃止したことで、現在は株式会社KADOKAWAとなっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-149 |
■ テレビジョン(2) 【てれびじょん】 |
Tom Verlaine(トム・ヴァーレイン)、Billy Ficca(ビリー・フィッカ)、Richard Hell(リチャード・ヘル)、Richard Lloyd(リチャード・ロイド)らが1973年にニューヨークで結成したロックバンドTelevision(テレヴィジョン)のこと。70年代中期にパンク・ムーブメントがニューヨークで発生。このニューヨーク・パンクの中で異彩を放ったバンドとして知られる。ライブハウスCBGBを拠点として活動。60年代のアバンギャルド・ジャズの要素を取り込んだ独特の楽曲により人気を博し、新たにアートパンクと呼ばれるジャンルを確立した。78年に解散。92年に再結成した後、再び活動を停止し、2001年に三度目の結成を果たした。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ テレビスコープ 【てれびすこーぷ】 |
カメラで映像を撮影し、リアルタイムで観察者に送信する機械。エア・バレルや艦船の装甲表面に埋め込まれており、搭乗者が周辺の観察・監視を行う際に使用する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-132 |
■ テレポーテーション 【てれぽーてーしょん】 |
MHのみが発動可能な座標軸固定後の瞬間移動のこと。陸上における地点間の移動はもちろんのこと、惑星地表から衛星軌道上までの移動、またはその逆も可能とする。劇中で「光速移動」と訳されている場合があるが、光速で実際に移動している訳ではなく、地点間の障害物を無視した瞬間移動が可能らしい。無限の稼動時間を誇るMHであっても、これをやってしまうと多大なエネルギーを損失するらしく(一説には75%以上)、長時間の戦闘を控えたMHは戦艦やエア・ドーリーから供給されたエネルギーを用いて戦場へ移動する必要がある。どのような機構によって発動できるのか、永野センセーも理解不能とのこと。また、ダイバー・パワーによってテレポートを発現するダイバーも存在するようだ。 |
別名・異名・正式名など: 光速移動、瞬間移動、テレポート、転送 初掲載: #02-079 |
■ テレポート 【てれぽーと】 |
テレポーテーションの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-038 |
■ テレポートタイミング 【てれぽーとたいみんぐ】 |
テレポート(瞬間移動)を発動するタイミングのこと。テレポートはエネルギーの損失が大きく、高出力のイレーザー・エンジンを備えるMHであってもやたら滅多ら発動できるものではない。最低でも移動直後に戦闘へ移行できるよう、プールに一定以上のエネルギーを蓄えておく必要があり、集団で移動する場合は全機のコンディションを揃えるためによりシビアなタイミングの計算が必要となる。そういった意味で、テレポートタイミングは戦況を左右する重要な要素と云える。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-141 |
■ テロル・ミラージュ 【てろるみらーじゅ】 |
天照が開発したミラージュ・シリーズのひとつ。汎用性の高い単独行動用のMHである。レッド・ミラージュより軽く、クロス・ミラージュよりも強力にというコンセプトで2騎のみ製作された。クロス・ミラージュよりも上半身が小型化されたほか、レーダーを撹乱するモールド装甲の採用、索敵・偵察用の観測機器の搭載、奇抜なオプション武装の追加、さらに隠密行動に適した調整が施された。一見して国籍マークは付けておらず、外観・役割は忍者のイメージに近い。集団戦闘時は後方撹乱を担う。劇中に登場する以前から、ステートバルロ・カイダが既に使用していたらしい。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参戦したことで機体の機密性が低下したため、その後の改装を経てミラージュ騎士団所属MHとして公式に運用されることになったようだ。これが機体色ロービジのアーレン・ブラフォード専用騎である。今後登場するであろう機体色ブラックのテロル・ミラージュは2号機になるはず。テロル(terror)とはドイツ語で「恐怖」の意。 |
別名・異名・正式名など: ガスト・イン・テラー 初掲載: #01-190 |
■ テロル・ミラージュ[ブラック] 【てろるみらーじゅ[ぶらっく]】 |
テロル・ミラージュのブラック仕様。機体色がブラック(またはブラックパープル)のものだが、星団暦2992年にカステポーに投入した機体はその後の再調整によってロービジ仕様に改修されている。したがって、星団暦3000年代以降に登場するブラック仕様の機体は、シリアルAkd.0053をもつ2番機である。搭乗騎士については今のところ名前が明かされていないが、おそらくステートバルロ・カイダであろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-124 |
■ テロル・ミラージュ[ロービジ] 【てろるみらーじゅ[ろーびじ]】 |
テロル・ミラージュのロービジ仕様。ロービジとは「low visibility」の略語で「低視認性」という意味。通常はグレーを主体とした迷彩模様を指す。また、この機体には黒い炎のマーキングが全身に施される。星団暦2992年にカステポーに投入した機体を改修したもので、シリアルAkd.0023をもつ1番機ということになる。搭乗騎士はミラージュに入団したアーレン・ブラフォード。コミックに収録されていないNT連載時の扉絵(96年7月号)にバストショットのみ公開された。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-124 |
■ テン 【てん】 |
ネコ目イタチ科に属す小型の哺乳類。ネズミや鳥などの小動物のほか、鳥の卵なども食す。いわゆるテンと呼ばれる種は本州、四国、九州に生息するホンドテンを指し、北海道に分布するものはエゾクロテンという別種になる。木登りが巧く、樹洞を巣にすることもある。ジョーカー星団ではフロート・テンプルなどに生息。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-079 |
■ 天位 【てんい】 |
ジョーカー星団において、武術、芸術、学術を問わず、その分野において突出した技能・技法をもつ人物に与えられる称号。上位から順に太天位、強天位、小天位、天位の4つの階位が存在し、小天位以上の一位から三位は一時代に一人のみが授与される。単に「天位」と呼んだ場合は第四位の「天位」を指す。各分野において授与の形態は様々だが、騎士に関してはバキン・ラカン帝国の聖帝のみが授与権をもつ(太天位のみアトール聖導王朝の皇帝も授与権をもつ)。また、太天位をもつ人物は自身が認めた者に天位を与える権限をもつらしい。近年の設定を見る限りでは、芸術や学術といった分野における称号では無く、騎士についてのみ与えられる称号になったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-003 |
■ 天位騎士 【てんいきし】 |
天位の称号をもつ騎士のこと。また、称号をもたない騎士であっても、相応の実力をもつ騎士を天位クラスと呼ぶ場合がある。天位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-228 |
■ 天位剣技 【てんいけんぎ】 |
天位クラスの騎士のみが会得・発現可能な剣技のこと。と云っても、剣技と呼ばれるモノ自体が普通の騎士には会得できない超高度な技の数々を指しているので、そのまんまイコール剣技と考えてよい。これよりさらに高度な技として剣聖剣技と呼ばれるモノがある。剣聖剣技、剣技の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 天位技 初掲載: #09-102 |
■ 転依の法 【てんいのほう】 |
ごく一部のダイバーのみが発現可能な精神の転移法のこと。他者の肉体に自身の精神を移すことで、肉体の消滅後も意識を現世に留める禁忌の術である。他者の肉体を完全に乗っ取ったり、意識の一部に潜む形で次々と他の肉体に移ったりすることが可能らしい。4種あるダイバー・フォースのうち、パラ・サイマルの能力を活かした術法であると考えられる。また、精神を移す対象の精神霊能力(ダイバー能力)が高ければ、より効果的に術の発動ができるようだ。劇中では、異界と交わった天照の命(ミコト)がこれを試みようとしたことが描かれている。また、ボスヤスフォートが現世に蘇るために行っていた「人格憑依」もこの術法の亜種と考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 人格転移 初掲載: #07-042 |
■ 天位技 【てんいわざ】 |
天位剣技の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ 展開抗体 【てんかいこうたい】 |
バランシェが純血の騎士の受精卵(後のダグラス・カイエン)を宿したファティマ・クーンの胎内から得た超帝國のオーバーテクノロジーのひとつ。おそらく、体外から侵入した抗原に対して自動的に展開・結合し、免疫反応を引き起こす抗体であろう。騎士やファティマの胸腺は、超筋力の維持や老化の停止に係るホルモンの分泌を行っているため、本来の役割である免疫機能が退化してしまっている。それを補うために作られたのが、この展開抗体ではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-185 |
■ 展開性抗体 【てんかいせいこうたい】 |
展開抗体の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-051 |
■ 展開ポイント 【てんかいぽいんと】 |
敵機もしくは敵軍と接触して戦闘を展開するポイントのこと。通常は、作戦行動に移る前の段階で自軍に有利に働く地形や天候などの条件を考慮して設定する。MHの追撃戦を行う場合は、敵機の行動予測から展開ポイントを設定し、退路を塞ぐことで包囲網を形成するようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-126 |
■ 電解密度 【でんかいみつど】 |
エア・バレルなどの戦闘用車輌が有するエネルギー・バリアのスペックを表す指数。ビームなどを反射・発散させ無効化する能力の高さを示すもので、単位は「%」が用いられる。永野センセー自身もよく判らないとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-043 |
■ 電化火炎砲 【でんかかえんほう】 |
ベオ・グライドが装備する重火器。名称から察するにプラズマ砲の一種だろう。詳細は不明。背面に装備したユニットからエネルギーを供給し、ライフル型のランチャー(発射装置)を構えて超々破壊力をもつエネルギー弾を撃ち出す仕組みになっている。劇中でエドワード・マコトの命を奪ったのもこの重火器であった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-127 |
■ 電化鉱物 【でんかこうぶつ】 |
ミラージュ騎士レディ・スペクターの体質。名称から察するに、体組織が鉱物で構成されており、ミネラルだけで細胞活動が維持される生命体・・・といった感じになるだろうか。詳細不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-019 |
■ 電荷添加 【でんかてんか】 |
電荷つまり原子や電子が帯びている電気の量を増加させて、電磁的な作用によって変質させること。フレーム・ランチャーから発する焔は、ほとんど目視できない色(紫外線に近い青紫色)を持つため、電荷添加によって目視可能なオレンジ色に変色させているらしい。不可視の焔では操作ミスを起こしかねないということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-132 |
■ 電荷変換 【でんかへんかん】 |
イレーザー・エネルギーを電気に変換すること。ファンクション・タービンの内部では、イレーザー・エネルギーを受けることでタービンが回転し、それによって電荷変換が行われる。電荷とは原子や電子が帯びている電気のこと。通常、光などを電荷に変えること、電荷を電圧に変えることなどを電荷変換と呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-176 |
■ テンガロンハット 【てんがろんはっと】 |
カウボーイハットの一種。帽子の山の部分(crown)が高く、つば(brim)が広いカウボーイハットの中でも、とくに山の部分の容量が大きい。10ガロン(38リットル)の水が入ることが名前の由来とされているが、実際にはそこまで大きくない。名前の由来にも諸説ある。カウボーイハットの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-130 |
■ 天技 【てんぎ】 |
剣聖剣技とほぼ同義。もしくはそれ以上に高度な技術・能力を要する剣技のこと。天位をもつシャフトがミラーを見た際に「天技」と評したのは、剣聖ディモスでさえも会得できなかった剣技であるから。もっとも、ミラーはダイバー・パワーを必要とする剣技であるため、バイアで無ければ会得は不可能である。天技とはもともと「天のみが可能とする技」つまり神技(かみわざ)のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-085 |
■ 電気騎士 【でんききし】 |
電気をエネルギーとして動く騎士。モーターヘッドのこと。 |
別名・異名・正式名など: 電気の騎士、電騎士 初掲載: #01-163 |
■ 電騎士 【でんきし】 |
モーターヘッドの別名のひとつ。電気騎士とほぼ同義。電気騎士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-004 |
■ 電気式外燃機関 【でんきしきがいねんきかん】 |
イレーザー・システムのこと。蒸気機関やスターリングエンジンは蒸気式外燃機関に相当する。イレーザー・システム、外燃機関の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-150 |
■ 電気式駆動システム 【でんきしきくどうしすてむ】 |
電力によってモーターやピストンなどの運動器を動かし、機体を駆動させるシステムのこと。この定義で云えば、今現在の地球において稼動しているロボットの大半は電気式駆動システムを採用していることになる。連載初期における設定では、MHは電気式駆動システムによって稼動するロボットであり、それ故に電気騎士という異名も存在していた。現在の設定は少々異なり、パワーシリンダー(筋肉に相当するパーツ)に圧縮したイレーザー・エネルギーを瞬間的に押し込むことで駆動する方式となっている。電気は電子機器や一部のモーターの稼働に使われているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-139 |
■ 電撃 【でんげき】 |
ダイバー・パワーにより発現する雷系攻撃魔法の一種。落雷に似た放電現象を引き起こし、対象に電撃を浴びせる。劇中では天覇が使用している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-141 |
■ 天才てれびくん 【てんさいてれびくん】 |
NHK教育テレビで1993年4月から99年4月まで放映されていた教育バラエティ番組。もしくは後に続くシリーズのこと。小中学生を主なターゲットとし、レギュラーの子供たちが「てれび戦士」となって毎回様々な課題に挑戦する内容。ラキシスの3DCGモデルを制作したSewedi社が制作に協力している。少し調べてみたらファンサイトの多さにびっくり。95年に登場したCGキャラクターの玉三郎は、永野センセーの手によってデザインされた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-184 |
■ 電索 【でんさく】 |
おそらく「電子索敵」の略語だろう。電子技術を活かした索敵のこと。ジョーカー星団では極めて一般的なスキャナーなどによる索敵である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-152 |
■ 天ざる 【てんざる】 |
ラキシスの昼食に出されていたメニューのひとつ。天ぷらをつけたざる蕎麦のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP4-005 |
■ 電子音 【でんしおん】 |
正確には電子的発振音。回路などを通じて電気信号を音に変換したもの。または電子機器から発する音のこと。当然、天然の条件下で発生する音ではないため、この音がする方向には何らかの機器(戦地であれば敵・味方を問わず兵器・兵装の類)があることを意味する。これを逆手に取り、電子音を発するダミーを周囲に配置して敵を混乱させる戦法などがあるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-056 |
■ 電子楽器 【でんしがっき】 |
電子回路の演算によって波形信号を作り出す楽器のこと。演算によって音程、音量、音色を制御して楽曲を構築する。電子オルガン、電子ピアノ、シンセサイザー、サンプラーやシーケンサーは全て電子楽器である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-180 |
■ 電磁シールド 【でんじしーるど】 |
戦闘用重甲冑に備え付けられた防御シールド。強力な電磁場を発生することでスパッドなどの光学兵器に干渉し、レーザーを弱体化もしくは無効化する盾と思われる。騎士用だけでなく、これを備えるMHも存在するらしい。人体にバリバリ影響のありそうな装備である。戦闘用重甲冑の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-112 |
■ 電子障害 【でんししょうがい】 |
磁気嵐などの電磁的な影響によって引き起こされる電子機器の障害のこと。また、ジョーカー星団ではオーロラビームを始めとして任意に電磁的な障害を引き起こす兵器が実用化されており、それらを用いた電子照準への妨害も電子障害と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-197 |
■ 電子照準 【でんししょうじゅん】 |
スキャナーや距離測定ビームなどを用いると共にコンピューターによる支援を受けて行う照準合わせのこと。またその照準器のこと。オーロラビームなどの妨害兵器によって誤差が生じてしまうため、戦場での的中率は20%程度とされる。これに対して、肉眼による照準合わせは肉眼照準と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-193 |
■ 電子頭脳 【でんしずのう】 |
単純にコンピューターと云い換えても問題ないが、ここでは「Artificial Intelligence」つまり「人工知能」と考えた方がいいだろう。MHの頭部には電子頭脳が搭載されており、ここでMH自身が騎士の動きをトレースするための演算が行われている。ファティマが搭載される以前のMHは、さらに出力コントロール、バランスなどの演算もここで同時に行い、機体各部へ指示出しを行っていたようだ。しかし、騎士の動きに電子頭脳の演算が追いつかなかったため、当時のMHは手足の振りも音速を超えることが出来なかったらしい。後にトレース以外の演算はファティマが担当することになり、MHの運動速度は飛躍的に向上することとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 電子ノコギリ 【でんしのこぎり】 |
ランドアンド・スパコーンがサイボーグ体を使用する際に固定武装として装着するノコギリ状の武器。ユーバー・バラダの側近であったビョイト卿は、このノコギリにより斬首されたようだ。 |
別名・異名・正式名など: レーザー・ソー 初掲載: #01-191 |
■ 電磁妨害 【でんじぼうがい】 |
任意に電磁波を乱したり、遮断したりして行う電子機器への妨害工作のこと。ジョーカー星団における地上戦では、オーロラビームなどの妨害兵器よって人為的に磁気嵐を発生させ、通信や電子照準を互いに妨害・撹乱することが定石となっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-184 |
■ 天守門 【てんしゅもん】 |
天守閣に備え付けられた門。通常、ここまで攻め入られれば落城も同然である。異世界タイカのシル・ヴィス期に起きた戦いでは、アンカーの勢力が王城ファロス・タワーにまで侵入し、天守門に取りつくという陥落寸前の状態まで追い込まれた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-040 |
■ 典星舎 【てんせいしゃ】 |
天照家が管理する専門学業機関もしくは秘密結社。宮内庁と女学校と魔導結社の特徴を併せ持つ。ダイバーおよびパラ・サイマルの資質・素養をもつ少女を集め、魔導ギルドの一員となるまで育て上げる特殊な養成機関である。幼年部、初等部、中等部、高等部、専門部から成り、女官で卒業、もしくは女官補、女官長に至るまで教育を受ける。卒業後は宮内役人として内宮に務め、天照家付きの女官を指揮することになるが、能力の高い者は皇帝の近侍として抜擢される。天照の命(ミコト)の近衛部隊として知られる「銀衛隊」、天照の帝がもつ「幻影隊」もこの機関の出身者によって構成されているらしい。カステポーのラーン教導学院とは長年に渡って敵対関係にあり、これまでにも度々衝突してきたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-008 |
■ 典星舎・幻影隊 【てんせいしゃげんえいたい】 |
天照家の秘密結社「典星舎」で育成された高位のダイバーによって構成される武装親衛隊。幻影隊の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-029 |
■ 伝説のオウガバトル 【でんせつのおうがばとる】 |
株式会社クエストが1993年にスーパーファミコン用ソフトとして発売したシミュレーションRPG「伝説のオウガバトル」のこと。96年にはプレイステーション版とセガサターン版も発売された(移植・発売はそれぞれアートディンクとリバーヒルソフト)。オウガバトルシリーズの第1作目であり、続編に「タクティクスオウガ(1995)」と「オウガバトル64(1999)」がある。企画・シナリオは後にスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)に移籍する松野泰己が担当。キャラクターデザインは吉田明彦。攻略本が無い状態ではベストエンディングを迎えることがほぼ不可能な難易度の高いゲームであるが、それを成し遂げた際の達成感は格別。桜牧師はスーファミ版、プレステ版、サターン版、Wiiのバーチャルコンソール版をクリア。魔女デネブを加えた状態でのベストエンディングがとにかくキツイ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-196 |
■ 転送 【てんそう】 |
受け取った物品を別の場所に送ることを転送と呼ぶ。SF用語の「テレポート」などが邦訳の際に「転送」と訳されたため、瞬間移動の同義語として定着してしまったようだ。テレポーテーションの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-010 |
■ 電送 【でんそう】 |
電流や電波によって信号を遠隔地に送ること。ジョーカー星団では、恒星間連絡も電話で行うことが可能となっているようだ。デジタル波や光通信よりもさらに優れた通信方法が確立されているものと推察される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-176 |
■ 天地人 【てんちじん】 |
2009年に放映されたNHKの大河ドラマ。原作は火坂雅志の同名小説。上杉景勝に仕えた家老で、戦国時代において義と愛を貫いた直江兼続の生涯を描く。主演は妻夫木聡。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-266 |
■ でんでけでーんでけでっけでんでででんでんでーん 【でんでけでーんでけでっけでんでででんでんでーん】 |
ファティマ・バラッティーが口ずさんでいた歌。元ネタは、イギリスのAPフィルムズが1965年に製作した特撮人形劇「Thunderbirds(サンダーバード)」のメインテーマである。作曲は同番組の音楽を担当したBarry Gray(バリー・グレイ)。「海底大戦争スティングレイ(1962)」や「キャプテン・スカーレット(1967)」のメインテーマも彼の手による。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-167 |
■ 伝導ケーブル 【でんどうけーぶる】 |
MHの駆動系において、ギアやシリンダーなどの駆動制御を行うケーブルのこと。メインとサブ(または補助)でそれぞれ伝達系統が異なるらしく、電気式や油圧式のケーブルが使用されているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-039 |
■ 伝導ライン 【でんどうらいん】 |
イレーザー・エンジンの中心部(イレーザー・コア)に差し込まれているピン状の管のこと。装甲表面から吸収した光は光子に分解され、この伝導ラインを介してイレーザー・コアに供給される。また、リターン・バイパスから戻ってきたイレーザー・エネルギーも、同様にピン状の管を通してコアに戻されるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-071 |
■ テントライン 【てんとらいん】 |
服飾用語で、肩周辺はフィットさせ、袖や裾を含めた服全体がテントのように広がっているデザインラインのこと。胸から裾にかけて大きく三角形に広がるため、ピラミッドラインとも呼ばれる。ファティマ・サロメのスーツがこのテントラインに該当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-042 |
■ テンドロス 【てんどろす】 |
フィルモア帝国の帝国騎士長官であるアビエン・ヒートサイのパートナー。スティール・クープの作品であるが、彼女は過去に一度マスターを失っており、ブーメラン・ファティマとしてお披露目に参加した際にヒートサイを選んだようだ。このお披露目はバランシェの新作ファティマであったメガエラの公開と同時であった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-199 |
■ 天然結晶 【てんねんけっしょう】 |
人工的に合成された鉱物の結晶に対して、天然の条件下で結晶化した鉱物のこと。希少な結晶は宝石として珍重される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-020 |
■ 天然バカ 【てんねんばか】 |
天性のおバカさん。周囲の状況を読むことが出来ずに愚かなマネを繰り返すヒトのこと。ダイアモンド・ニュートラルが製作した3騎のマイティ・シリーズは、知能指数が低い天然バカで無ければ扱うことができないらしい。細かいことを気にする人物では、余計にMHの人工知能を混乱させてしまうのだろう。ちなみに、ニューが選んだ天然バカはジャコー・クォン・ハッシュとF.U.ログナーの2名であり、最後の1名の選出は天照に一任されて剣聖マキシが選ばれたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-055 |
■ 天然バッカク菌 【てんねんばっかくきん】 |
ザンダシティで売られている怪しい物品のうちのひとつ。バッカク菌(麦角菌)とは子嚢菌門核菌綱ボタンタケ目バッカクキン科に属す菌類のこと(綱名・目名については異名あり)。有名なところでは、セミの幼虫や甲虫の蛹から生えるキノコ「冬虫夏草」などが該当する。冬虫夏草は強心作用や抗ストレス・免疫賦活作用を発揮する漢方薬として用いられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-138 |
■ テンプルMH 【てんぷるMH】 |
テンプル・シリーズの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ19-064 |
■ テンプル騎士 【てんぷるきし】 |
宮殿騎士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-171 |
■ テンプル騎士団 【てんぷるきしだん】 |
宮殿騎士団のこと。通常は各国の国王もしくは国家元首に仕える直属の騎士団を指す。地球において「テンプル騎士団」と呼ばれているのは、1099年に十字軍がエルサレムを奪還した後、欧州からの巡礼の旅を守護するために結成された騎士修道会を指す。彼らはその後の十字軍においても軍の中心的な存在として活動し続けるが、一方で軍資金確保のために聖地の巡礼者から預金を募る金融機関としても発達。十字軍の遠征が無くなった後もそれらの資産の運用によって巨大な富を築いたとされる。しかし、1300年代初頭に騎士団の資産を狙ったフランス王フィリップ4世によって騎士団各員に異端行為の冤罪を被せられ、第23代総長ジャック・ド・モレーの火あぶりをもって解体されている。宮殿騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-168 |
■ テンプル・シリーズ 【てんぷるしりーず】 |
ダイアモンド・ニュートラルが設計したアッセンブル方式MHの総称。アッセンブル方式とは、基本フレームの設計のみをマイトが行い、設計図を買い取った軍・国家が装甲形状を決定し、部品の生産と組み立てによってライセンス生産を行う方式である。使用する軍・国家によって装甲形状が異なるだけでなく、完成に至るまでのチューニングやアレンジも生産者に委ねられるため、同一のシリーズであっても大きくイメージの異なるMHに仕上がることになる。ニューは3000年代初頭の時点で既に複数のMHを設計しており、魔導大戦においてこれらのMHが華々しくデビューすることとなった。 |
別名・異名・正式名など: テンプルMH 初掲載: #10-058 |
■ テンプル・ナイツ(1) 【てんぷるないつ】 |
宮殿騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-004 |
■ テンプル・ナイツ(2) 【てんぷるないつ】 |
「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定として存在していた武装集団。ポセイダルが組織した王家直属の近衛騎士団であり、第一次および第二次聖戦においてテンプル・シリーズと呼ばれるHMを駆って活躍したらしい。構成人数は20名ほど。その多くは戦死したとされる。この生き残りがポセイダル、ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー、フル・フラットの3名である。ちなみに、ポセイダルはこの騎士団のNo.1として登録されており、ミアンはNo.22であったようだ。フル・フラットのNo.は不明である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#01-078 |
■ テンプル・ナイト 【てんぷるないと】 |
宮殿騎士の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-057 |
■ 天馬騎士 【てんまきし】 |
グライフ・シバレースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-014 |
■ 天命 【てんめい】 |
天(神)が各々の人間に与えた使命。または寿命のこと。デコースとの戦いに敗れたロードス公は、自身の天命を受け入れて永遠の眠りについた。既に老翁となっていたロードス公はその価値ある「生」に満足していたのかも知れないが、「死」を受け入れることがヒトとして尊いという訳では有るまい。劇中でシバレースと呼ばれている騎士であれば、年齢に関わらず生き恥を晒してでも生き延び、さらなる戦いに身を投じようとするはずである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-181 |
■ 天文学 【てんもんがく】 |
メル・クール・リトラと謎のキャラクター「????」が高校在学中に好きだった科目。天体の位置、天体の運動、天体の存在によって起こり得る物理現象について研究する学問。外宇宙に進出しているジョーカー星団であれば、地球の天文学と比較して遥かに研究レベルが高いと考えられるが、スタント遊星のように詳細が未だに判っていない天体も存在している。宇宙はどこまで行っても広いということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-046 |
■ 天文物理学 【てんもんぶつりがく】 |
ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。天体がもつ物理的な性質を理解し、天体が存在することで起こり得る物理現象、またその相互作用について研究していく学問である。おそらく、ミースはこの学問を専攻することで、ジョーカー太陽星団の形成やスタント遊星の軌道・影響について理解を深めようとしていたのではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-014 |
■ 天を取る者 【てんをとるもの】 |
ファロスディー・カナーン超帝國最後の騎士ネッド・スバースに付けられた呼び名。ヘッドライナーとも呼ばれる。星団に唯ひとり残された超帝國騎士の力は、一般市民から見てまさしく天(神)と居並ぶほどのモノに見えたのだろう。この呼び名は後にMHに搭乗する騎士の称号として用いられるようになったが、騎士が駆るMHの力もまた、天を揺るがすモノに見えたのかも知れない。ヘッドライナーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-069 |