† マ †
Japanese_MA
 

 
■ マーカー 【まーかー】 

マーキング(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-037


■ マーカーポイント(1) 【まーかーぽいんと】 

発信機のこと。ファティマの多くは常に発信機を携帯している。万一の場合に自分の居場所をマスターに知らせるためである。また、何らかの作戦行動を採る際に、目標に対して発信機を取り付けることもあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-039


■ マーカーポイント(2) 【まーかーぽいんと】 

モニター上で目標となる物体もしくは場所を示しているマーカー(印)のこと。また、そのマーカーが示しているポイントのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-127


■ マーキス 【まーきす】 

「Marquess」で「侯爵」の意。侯爵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ マーキュリー・ファティマ 【まーきゅりーふぁてぃま】 

アーカス・マーキュリーが製作したファティマのこと。アーカス・マーキュリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-207


■ マーキング(1) 【まーきんぐ】 

特定の状態をモニターするために施される印や模様のこと。ファティマやMHを製作する際には、各工程の進行状況が判別できるように様々な反応が現れるインジケーターを皮膚または装甲の表面などに施す。1巻に登場した完成時のラキシスや3巻でのジュノーンを見れば一目瞭然。現行の地球の兵器についても、整備時のポイントとなる部分に遠目からでも判別できる印をつけるのが一般的である。
別名・異名・正式名など: マーカー
初掲載: #01-038


■ マーキング(2) 【まーきんぐ】 

軍用機・軍用車輌の機体に塗装・貼付される識別標識のこと。国籍マーク、部隊章、型式番号、機体番号、点検箇所のほか、様々な識別標識が付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-074


■ マーク1 【まーく1】 

エルディアイ・ツバンツヒがカリギュラ騎士として活躍していた星団暦の初頭に設計・開発したロボット。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-526


■ マーク2(1) 【まーく2】 

エンゲージ・オクターバーMk2の略称。劇中のキャラクターが「マーク2」と云った場合は、エンゲージMk2を指すという設定があった。設定変更によりMk2という名称がボツ設定となったため、この呼び名も抹消されたようだ。エンゲージ・オクターバーMk2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ マーク2(2) 【まーく2】 

エルディアイ・ツバンツヒがカリギュラ騎士として活躍していた星団暦の初頭に設計・開発したロボット。飛行形態に変形する機能を有する。傑作騎としてシステム・カリギュラに量産・配備されたらしい。映画「花の詩女 ゴティックメード(2012)」に登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-526


■ マーゴット 【まーごっと】 

ヒューア・フォン・ヒッターが付き合ってきた数多くいる恋人のうちのひとり。名前のみ登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-105


■ マージャ 【まーじゃ】 

ファティマ・魔邪の初期名称。もしくは別名。魔邪の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-017


■ 魔邪 【まーじゃー】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した4体目のファティマ。星団暦2690年頃にグロウアップ(完成)したようだが、お披露目は2712年に行われた。戦闘能力を追求した結果として精神安定性を著しく欠いてしまったパルテノの反省を活かしたのか、総合力の向上を狙ったことが窺える高スペックを誇る。天照王朝のサリオン・シナーテをマスターとしたものの、サリオンが幼少時に自らの手で両親を殺害してしまったため、母親としての擬似人格を発現するグロウ・プログラムを2930年に追加。実の両親に代わって彼を一人前の騎士に育て上げた。サリオンの元服と同時に正式なパートナーとなり、3030年より始まる魔導大戦に参戦する。Barry Ford(バリー・フォード)、Winston Bennett(ウィンストン・ベネット)、Michael Dan(マイケル・ダン)らが1977年に結成したブリティッシュ・レゲエ・バンドMerger(マージャー)が元ネタか。
別名・異名・正式名など: 舞夜、マージャ
初掲載: TT-062


■ マーシャル・ユニット3×3 【まーしゃるゆにっと3×3】 

Marshall Amplification(マーシャル・アンプリフィケーション社)の3スピーカー・ユニット×3台という意味。ロックバンド「スーパーノヴァ」が大戦以前の音楽機器を使用して練習を始めるシーンで、ソーニャ・カーリンの背後に描かれているのが確認できる(p147)。Marshallの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-144


■ マーシュのグリーンサラダ 【まーしゅのぐりーんさらだ】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。マーシュ(mache)とはヨーロッパ原産の緑黄色野菜。とくにフランスで食される。若葉の状態のものをサラダにして食べるのが一般的。もともとはトウモロコシ畑に生えていた雑草であったことから、コーンサラダという別名をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ マージン 【まーじん】 

「margin」で「余白」とか「余地」の意。パーツの稼動する範囲を考慮して空けてある隙間などをマージンと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-181


■ マーシンメイス 【まーしんめいす】 

マシンメースの初期名称。マシンメースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-054


■ マーダー3 【まーだー3】 

ドイツ軍が開発・量産した38(t)戦車のバリエーションのひとつ。砲塔を除いた車体に対戦車砲を搭載して作られた自走砲である。7.62cm Pak36(r)搭載型(Sd.Kfz.139)と、7.5cm PaK40/3搭載型(Sd.Kfz.138)の2種を含めてマーダーIIIと呼ぶ。前者の主砲はソ連軍から鹵獲したF-22野砲を対戦車砲に改造して作られた。また、後者には戦車用のシャーシを流用したH型と、自走砲専用のシャーシを採用したM型の2種がある。マーダー(Marder)とはドイツ語で「テン」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-036


■ マーダッド 【まーだっど】 

アドラーの赤道付近、大ロマン大陸の中部東岸地域に位置する小国。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ マーメイドスカート 【まーめいどすかーと】 

人魚のようなシルエットをもつスカートのこと。丈は膝下もしくは足首まであり、ウェストからヒップ、スカートの裾付近まではピッタリしており、裾端が広がって魚の尾ひれのようにヒラヒラしているモノを指す。ファティマ・エフロシューネのスカートなどがその代表例。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-179


■ マール・クルップ 【まーるくるっぷ】 

星団暦2000年代中期における最高峰のMHマイト。コーラス21世から王専用騎の開発を依頼された人物である。AD世紀のメース・マイトとして知られた、アナミー・ヘンシェル・クルップの血を引き継ぐクルップ家出身。歴代クルップ家当主が管理していた天照家のマシンメサイアAUGEの解析データを参考に、MHエンゲージのフォーマットを作成。その後、マールは開発途中で急逝したため、エンゲージの開発はルミラン・クロスビンが引き継ぐこととなった。クルップ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ マイア・トッカータ 【まいあとっかーた】 

マイア・フォン・トッカータの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-005


■ マイア・フォン・トッカータ 【まいあふぉんとっかーた】 

A.K.D.宇宙軍宮殿警護艦隊司令部参謀部参謀長。階級は中佐。伯爵位をもつ。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に際して、和平交渉を持ちかけながらも見事に台無しにする活躍を見せた粋な軍人さん。隻眼であるところを見ると、エラくなるまでにちゃんと現場で指揮を執ってきた生粋の軍人であることが窺える。もともと参謀長となるためには、少佐以上の階級と連隊指揮官以上の経験が必要であり、大佐となるのが常であるとのこと。中佐でありながら参謀長を務めるのは、彼の類稀な有能さによるものらしい。後にA.K.D.軍副長官として天照直下の光皇幻像師団の師団長を務めることになる。後にミス宇宙軍そしてミスA.K.D.に輝いたバビロン王国騎士団のエレーナ・クニャジコーワと結婚するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-134


■ マイク・ギブ 【まいくぎぶ】 

1997年にイギリス・ロンドンでSdkfz Military Vehicle Foundation(軍用車輌財団)を創立したMike Gibb(マイク・ギブ)のことだろう。軍用車輌の研究家・収集家として有名で、戦車を扱う雑誌やムック本の寄稿者としてその名前を見つけることができる。ちなみに、財団は2011年にThe Weald Foundation(ウィールド財団)に改称したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-036


■ マイケル・ギラ 【まいけるぎら】 

マイケル・ジョーイ・ギラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-076


■ マイケル・ジャクソン 【まいけるじゃくそん】 

アメリカ・インディアナ州ゲーリー出身のミュージシャンMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)のこと。フルネームはMichael Joseph Jackson(マイケル・ジョセフ・ジャクソン)。1958年生まれ。ギネス世界記録において「人類史上最も成功したエンターテイナー」に認定されている人物で、類稀なダンス・テクニックとそれらを交えた数多くのポップ・ミュージックのヒットから「キング・オブ・ポップ」と呼ばれる。幼少時に兄弟と共にThe Jackson Five(ジャクソン5)を結成。69年にメジャー・デビューし、いきなりビルボードチャート1位を記録する。70年代後期よりソロ活動を始め、82年発表のシングル「Thriller(スリラー)」と翌83年発表のシングル「Billie Jean(ビリー・ジーン)」がメガヒット。とくに「スリラー」のミュージック・ビデオは世界中で爆発的なヒットを生み、アルバムも2006年までに1億500万枚を超えるセールスを記録した。これは人類史上で最も売れたアルバムである。その後も生涯に渡って数々のヒット作を生み出すが、2009年に不眠治療のために投与していた麻酔薬が原因で突然死している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-180


■ マイケル・ジョーイ・ギラ 【まいけるじょーいぎら】 

星団暦2900年代の末期にAP騎士団[スバース隊]の隊長を務めた人物。また、ダグラス・カイエンがハスハに移籍する以前の総騎士団長である。ヤーボ・ビートやピッキング・ハリスといった問題児の多いAP騎士団をまとめあげて来ただけあって、その騎士としての実力・経験はもちろんのこと、判断力・統率力は群を抜いているようだ。カイエン入団後も騎士参謀として活躍し、魔導大戦の勃発・ハスハ崩壊を経て再び騎士団のトップに立ち、ミノグシア連合総司令官としてバッハトマ枢機軍を迎え撃った。平民出身でありながら騎士団のトップまで上り詰めたという設定なので、あの剥げ頭も体への負荷を省みず薬物を多用してしまった副作用なのかも知れない。貴族の嗜みとしてカツラを使用。パートナーはコロナ。名前の元ネタは、1981年に結成してニューヨーク・アンダーグラウンドを代表するバンドとなったSwans(スワンズ)のボーカルMichael Gira(マイケル・ギラ)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-199


■ マイスター 【まいすたー】 

ジョーカー星団に広く一般に用いられている技術系職位制度の第2位。マイト(設計および製作者)に次ぐ能力をもつ主任整備技師のことで、ファティマやMHの開発サポート、メンテナンスを担当する。メンテナンスは戦場において非常に重要な作業工程となるため、各国の軍部に所属し、戦場に出て活躍するマイスターも多い。その意味ではマイト以上に需要の高い職業と云えるだろう。シグナル・ボーダーは4本。マイトと同じくその能力は基本的に遺伝しない。マイスター(Meister)とはドイツ語で「名人」や「大家」を示す言葉。もともとは徒弟制度の最上位である「師匠」を意味する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-007


■ マイスナー7世 【まいすなー7せい】 

コーラス王朝マイスナー家の先祖に当たる人物。かつてロンド帝国(現在のコーラス王国)の北方に位置していたソナタ帝国の国家元首である。星団暦2000年代の初頭にコーラス19世による接収を受け入れ、マイスナー王国(マイスナー領)としてトリオ・コーラス王朝の主柱に加わったという。ただし、現在は設定が変更されており、マイスナー家はかつて列強の管理下に置かれた状態でネマ地方の一部を治めていたことになっている。ソナタ帝国の設定や王朝形成までの流れはほとんど全てボツ設定になっているため、この人物の名前や位置付けも同様にボツ設定になっていると思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-042


■ マイスナーSR2 【まいすなーSR2】 

エンゲージSR2のこと。エンゲージ・オクターバーSR2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-294


■ マイスナー王家 【まいすなーおうけ】 

マイスナー家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ マイスナー王国 【まいすなーおうこく】 

コーラス王朝のうち、マイスナー家が治めている所領地(=王国)のこと。かつては列強の支配下に置かれた地方国家であったが、コーラス王家がロンド大陸を制覇する際にマイスナー家と縁組し、列強の支配から独立したことでコーラス王朝の主柱のひとつに加わったとされる。国土は王朝北部の1/3を占めており、コーラス王国との間にオーレ山脈を挟む。首府はリナート。
別名・異名・正式名など: マイスナー領
初掲載: #02-016


■ マイスナー家 【まいすなーけ】 

コーラス王朝を支える御三家うちのひとつ。王朝内では主に産業を担当する。かつてはコーラス王国の北にあるネマ地方の一部を治めており、周辺の諸侯と共に列強の管理下に置かれた一族であったらしい。コーラス王家がロンド大陸を制覇する際に縁組があり、列強の支配から独立してコーラス王朝の主柱のひとつに加わることとなった。初期設定では、かつてソナタ帝国を単独で治めており、星団暦2000年代初頭、マイスナー7世の時代にコーラス19世による接収を受け入れ、バランカ王国と共にコーラス王朝を形成したことになっていた。星団暦2900年代末期における当主はリザード・マイスナー。後に純血の騎士の血を継ぐマロリー・ビュラード・ハイアラキを迎え、強力な騎士の血を遺していくことになる王家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-187


■ マイスナー領 【まいすなーりょう】 

コーラス王朝マイスナー家の統治領。マイスナー王国と同義。マイスナー王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-085


■ マイセブ 【まいせぶ】 

ボォスのナン大陸南部を占めるメンシオ王国の首都。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-040


■ マイタケ 【まいたけ】 

チョレイマイタケ目トンビマイタケ科に属す食用キノコ。ブナ科の木の根元付近に生える。一般に売買されている栽培キノコと異なり、野生株のものは非常に大きく、香りも強いらしい。見つけた際に舞を踊ってしまうほど嬉しいことから「舞茸」と呼ばれるようになったとされる。原産は東北地方。ザンダシティの漢方薬店では、このキノコのエキスが販売されている。抗ガン作用や血糖値低下作用があるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ マイダ大陸 【まいだたいりく】 

デルタ・ベルンの北半球を広く覆う大陸。・・・であったが、現在はエイダス大陸という名称に変更された。エイダス大陸の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-186


■ マイツェンの四元素シリーズ 【まいつぇんのよんげんそしりーず】 

バランシェが愛用していた茶器のメーカー。マイツェンとはドイツが誇るヨーロッパ最古の伝統をもつ古窯Meissen(マイセン)のことだろう。ザクセン選帝候アウぐスト2世の勅命を受け、学者Ehrenfried Walther von Tschirnhaus(エーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウス)と錬金術師Johann Friedrich Bottger(ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー)が協力し、1708年にヨーロッパで初めて白磁器を製造したのがそのルーツ。1710年にマイセンのアルブレヒツブルク城に工房が置かれ、これが現在も続く国立マイセン磁器製作所となった。マイセンの磁器にはザクセン選帝候の紋章からとった「青い双剣」のマークがつく。四元素シリーズとは造形師Johann Joachim Kandler(ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー)が創作した地・水・火・風の4つのエレメントをモチーフとした製品のこと。エレメント・シリーズとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ マイティ・アルファ 【まいてぃあるふぁ】 

マイティαとも。ダイアモンド・ニュートラルが開発していたマイティ・シリーズのうちの1騎。後に天照が提供したスーパー・イレーザー・エンジンと半透明装甲を得てレッド・ミラージュのリビジョンでもあるマイティ・ミラージュ[暁姫]として完成した。マイティ・ミラージュ[暁姫]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-055


■ マイティ・ガンマ 【まいてぃがんま】 

マイティγとも。ダイアモンド・ニュートラルが開発していたマイティ・シリーズのうちの1騎。後に天照が提供したスーパー・イレーザー・エンジンと半透明装甲を得てレッド・ミラージュのリビジョンでもあるマイティ・ミラージュ[彗王丸]として完成した。マイティ・ミラージュ[彗王丸]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-055


■ マイティ・シリーズ 【まいてぃしりーず】 

ダイアモンド・ニュートラルがアッセンブル方式のMH(テンプル・シリーズ)とは別ラインで開発していた3騎の試作MH。開発の途中で運良く天照からスーパー・イレーザー・エンジンと半透明装甲を提供されたことで、一般的なMHより抜きん出た性能をもつ機体として完成した。開発時のコードネームはそれぞれマイティ・アルファ、マイティ・ベータ、マイティ・ガンマ。完成後は、開発の経緯もあってM型ミラージュ(Mirage M)として扱われる。開発に携わった騎士およびファティマは、ニュー自身とクーン、バランシェ製作のムーンチャイルド(エトラムル)、そしてタイトネイブとサロメの名が挙がっている。ニュー曰く、天然バカでなければ扱えないらしい。マイティ・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-054


■ マイティ・ベータ 【まいてぃべーた】 

マイティβとも。ダイアモンド・ニュートラルが開発していたマイティ・シリーズのうちの1騎。後に天照が提供したスーパー・イレーザー・エンジンと半透明装甲を得てレッド・ミラージュのリビジョンでもあるマイティ・ミラージュ[雷丸]として完成した。マイティ・ミラージュ[雷丸]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-055


■ マイティ・ミラージュ 【まいてぃみらーじゅ】 

ダイアモンド・ニュートラルが開発していた3騎の試作MH(マイティ・シリーズ)に、天照提供のスーパー・イレーザー・エンジンと半透明装甲を組み込んで完成したのがマイティ・ミラージュである。開発時のコードネームはそれぞれマイティ・アルファ、マイティ・ベータ、マイティ・ガンマ。完成時の名前は暁姫、雷丸、彗王丸。さらにレッド・ミラージュのリヴィジョンとして位置付けられた後の名前がデストニアス・ミラージュ、レッド・ミラージュ・バビロンズ、ハイドラ・ミラージュという非常にややこしい経歴をもつ。各機体とも強力な騎士の手に渡り、魔導大戦でデビューを飾る予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ マイティ・ミラージュ[暁姫] 【まいてぃみらーじゅ[あかつきひめ]】 

ダイアモンド・ニュートラルの試作MHマイティ・アルファが天照提供のエンジンと半透明装甲を得て完成したMH。同シリーズに雷丸、彗王丸がある。その名のとおり、緋色の装甲と細身のスタイルが異様に目立つ女性的なシルエットをもつMHで、ピーキーな出力特性をもつ。また、本機は天照から剣聖専用騎として仕上げるという条件が出されており、完成後に天照に引き取られ、再調整を受けた後にデストニアス・ミラージュと命名されている。搭乗者として剣聖マキシを迎え、魔導大戦に参戦。ただし、ミラージュ騎士団の機体として活躍していた際も「デストニアス」と呼ばれることは無く、専ら完成時の名前「暁姫」で呼ばれていたらしい。デストニアス・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: デストニアス・ミラージュ、レッド・ミラージュB4
初掲載: 


■ マイティ・ミラージュ[雷丸] 【まいてぃみらーじゅ[いかずちまる]】 

ダイアモンド・ニュートラルの試作MHマイティ・ベータが天照提供のエンジンと半透明装甲を得て完成したMH。ワルツ・エンデ・バビロン5世ことF.U.ログナーの専用騎として魔導大戦に参戦。ログナーの異名「暗黒騎士(スターレス・ファイター)」にしっくりくる暗黒色の半透明装甲をもつ。他のマイティ・ミラージュと同じくレッド・ミラージュのリビジョンとして位置付けられ、レッド・ミラージュ・バビロンズとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: レッド・ミラージュ・バビロンズ、シーザフォーン
初掲載: 


■ マイティ・ミラージュ[彗王丸] 【まいてぃみらーじゅ[すいおうまる]】 

ダイアモンド・ニュートラルの試作MHマイティ・ガンマが天照提供のエンジンと半透明装甲を得て完成したMH。ミラージュ・マシンのひとつとしてハイドラ・ミラージュとの呼び名もあるが、搭乗者のジャコー・クォン・ハッシュがシルバー・ナイトの名とシュペルターのエンブレムを剣聖カイエンから引き継いだため、シュペルター・セカンドとも呼ばれる。白銀の半透明装甲を持ち、ジャコーがミラージュ騎士として活動する際はミラージュのエンブレムがペイントされる。クラッシャー・ブレードと呼ばれる巨大な剣が主装備。魔導大戦に参戦予定。
別名・異名・正式名など: ハイドラ・ミラージュ、レッド・ミラージュB3h2
初掲載: 


■ マイト 【まいと】 

ジョーカー星団に広く一般に用いられている技術系職位制度の第1位。MH、ファティマ、宇宙船の製作に携わる職人の中でも最高位に位置し、細かい検算・検証が無くとも設計図の製作や完成時の状態を予見できる能力をもつ。また、マイトは物質の構築や変成に対してわずかながら精神感応力を発揮する能力をもつとされており、この能力・・・失われたダイバーの力「ルシェミ」の発現こそがマイトの資格獲得に必須の条件とされている。シグナル・ボーダーは5本。マイトの中でも数多くの実績を残し、業界の中でも権威と認められた人物はフルマイトと呼ばれる。マイトの血筋は基本的に騎士と同じく一代限りのもので、マイトの子が必ずしもマイトになれる訳ではない。ルシェミの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-008


■ マイトアトラス 【まいとあとらす】 

「ソウルキャリバー」とそれに続くシリーズに登場するアイヴィーがもつコマンド投げ。超難解なコマンド入力が必要。「収束する世界」とも呼ばれる。蛇腹剣の各パーツが分離して敵キャラクターを射抜き、再度合体することで技が完了する。発動時にアイヴィーの高笑いも聴くことができる。永野センセーは修練を積んでこの技を自在に出せるようになったらしい。ソウルキャリバーは投げ技がイチイチカッコイイですね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-209


■ マイト線 【まいとせん】 

マイトが身につける5本線のシグナル・ボーダーのこと。これに対して、4本線を「マイスター線」と呼称することはない。また、「10本のマイト線」と云った場合は、ダブル・マイトが身につける10本線のシグナル・ボーダーを指す。シグナル・ボーダーダブル・マイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-259


■ マイトレーヤ 【まいとれーや】 

「Maitreya」で「慈から生まれた者」の意。日本ではその音訳から弥勒菩薩と呼ばれる。FSSにおけるマイトレーヤは、神もしくは神の上位に位置する「何か」であり、やはり救世主としての役割を持たされているようだ。ただし、宗教の概念がないジョーカー星団でこういった存在が信じられるもしくは口にされるというのも変な話で、そもそも神である天照がこの存在を指して「神様」と云ってしまうあたりがまたどうにも微妙である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-020


■ マイバッハHL8気筒エンジン 【まいばっはHL8きとうえんじん】 

Maybach-Motorenbau G.m.b.H.(マイバッハ・モトーレンバウ社)、もしくは、現在のマイバッハ・ブランドが生産する8気筒エンジンのこと。「HL」はドイツ語で「高性能」を意味する「Hochleistung」の略語である。マイバッハエンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-260


■ マイバッハエンジン 【まいばっはえんじん】 

Maybach-Motorenbau G.m.b.H.(マイバッハ・モトーレンバウ社)が生産するエンジンのこと。もしくは、現在のマイバッハ・ブランドが生産するエンジンのこと。マイバッハ社はWilhelm Maybuch(ヴィルヘルム・マイバッハ)が1909年に創業したエンジン製造会社。66年にDaimler-Benz A.G.(ダイムラー・ベンツ社)の傘下に入ったことで社名が無くなったものの、2002年にDaimler-Chrysler A.G.(ダイムラー・クライスラー社)が高級ブランドとして新たにマイバッハを立ち上げている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-260


■ マイムマイム 【まいむまいむ】 

フォークダンスの曲として使用されるイスラエル民謡。原題は「U'sh'avtem Mayim」で、旧約聖書の一節にある「U'sh'avetem mayim be-sasson Mi-ma'ayaneh ha-yeshua(あなた方は喜びをもって、救いの井戸から水を汲む)」という言葉が元になっているらしい。開拓地で水を掘り当てた時の喜びを表わした歌とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-238


■ マインケホエール 【まいんけほえーる】 

クジラの一種。マインケホエール(Minke Whale)とはクジラ目ナガスクジラ科ミンククジラのこと。北太平洋および北大西洋に分布。体長7m前後の比較的小型のクジラで、素早く遊泳することから捕鯨の対象とすることが困難とされてきた。しかし、近年の漁法の改良に伴って捕鯨されるようになり、さらに汚染された魚を食べたことで繁殖異常が起き、個体数が減少しつつあるという。ジョーカー星団ではデルタ・ベルンに生息する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-186


■ マインド・コントロール 【まいんどこんとろーる】 

ファティマに施される感情制御のこと。単語の意味するところがヤバかったのか、後にダムゲート・コントロールという名称に変更された。ダムゲート・コントロールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-005


■ マウザー 【まうざー】 

ドイツの銃器メーカーとして知られるMauser Werke A.G.(マウザー・ヴェルケ社)のこと。いわゆるモーゼル社である。Peter Paul Mauser(ペーター・パウル・マウザー)とその兄Wilhelm Mauser(ヴィルヘルム・マウザー)が1872年に設立した会社で、ボルトアクションライフルの設計・開発に多大な影響を及ぼしたことで知られる。第一次世界大戦および第二次世界大戦を通して数多くの銃を旧ドイツ軍に提供。戦後に一度解体されながらも1956年に再建した。90年代に会社の買収があり、軍需部門はラインメタル社傘下のMauser-Werke Oberndorf Waffensysteme G.m.b.H.(マウザー製作オベルンドルフ武器システム)に、民生部門はシグ・アームズ社傘下のMauser Jagdwaffen G.m.b.H.(マウザー狩猟武器社)になり、それぞれブランド名を残したが、いずれも2000年以降に親会社に吸収されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-078


■ マウス 【まうす】 

第二次世界大戦末期にドイツ軍が開発した超重量戦車。8号戦車(Pz.Kpfw. VIII)とも呼ばれる。1941年にヒトラーの命令によりポルシェ社が開発を始め、43年に試作1号車が完成。さらに試作2号車が製作されたものの、44年半ばに超重戦車は無用とするヒトラーの指令が発せられたため、開発が中止となった。2台の試作車はベルリン陥落時にソ連軍に奪われるのを防ぐために爆破。しかしソ連軍はこれを回収・修復し、現在はロシアのクビンカ戦車博物館で展示されている。コミック1巻p121にも登場。これ以前に7号戦車レーヴェが計画されていたものの、試作段階で頓挫したらしい。レーヴェ(Lowe)はドイツ語で「ライオン」の意。マウス(Maus)はドイツ語で「ネズミ」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-025


■ マウズ 【まうず】 

マウスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ マウント・クロスメア 【まうんとくろすめあ】 

クロス山とも。フロート・テンプルにとって重要な景観の一部となっている標高700m(旧設定では850m)ほどの小さな山。旧海水面から500mの位置にあるラインより上の部分は、フロート・テンプルのウェザー・コントロールの影響範囲から外れるため、地上より3000mの気象条件をモロに受けて常に冠雪している。山の中腹には天照家の別荘であるメア離宮が、さらに島の外周部に近い位置にはラキシスとスペクターが通う喫茶店「カフェ・マウント・クロス」がある。
別名・異名・正式名など: Mt.クロス
初掲載: CH7-076


■ 魔王 【まおう】 

ジェネリック・オーバーロードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-037


■ 魔界 【まかい】 

魔王が統べる世界。ジョーカー星団に出現するサタンは、魔界より次元の壁を越えて来訪するらしい。ジョーカー宇宙とは異なる別の次元に存在する世界であろうか。最新の設定では、バスター宇宙とも呼ばれている。バスター宇宙サタンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-188


■ 賄い部屋 【まかないべや】 

使用人が生活する部屋。食事と休憩のための場所で、使用人同士が相部屋になっている場合も少なくない。階段下や屋根裏にあるほか、大きな屋敷では母屋と別棟にしている場合もある。コミック12巻でちゃあ・ティとヒュートランが住んでいた部屋も、バランシェ邸の母屋から離れて裏手にあったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-060


■ マギー・コーター 【まぎーこーたー】 

星団暦2900年代前後から3000年代初頭におけるハスハ連合共和国の筆頭MHマイト。星団史において初めてファティマ搭載型MHを製作したゼビア・コーターの孫(もしくは子孫)であり、祖父が製作したA・トール・シリーズを始めとして数多くのハスハ所属MHを担当していたようだ。とくに、彼女が筆頭マイトとして活躍していた時期は、最高機密兵器A・トール[ダンダグラーダ]の開発、カイエンが持ち込んだシュペルターの改装、アルルが持ち込んだエンゲージのレストアといった厄介な作業が続き、目も回るような忙しさでこれらの機体を手掛けていたとされる。その忙しさに耐え切れなくなったのか、魔導大戦の後半にはMHマイスターのレディオス・ソープを弟子とする予定。シリーズ・シアンとはバルチック・アカデミーで同期だったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-022


■ マキシ 【まきし】 

M.X.とも。4万年前(もしくは10万年前)の古代タイカに出現したシルビスのガードナー。タイカとジョーカーを結ぶ壊園剣の一振り[雄剣]の最終後継者として巫女シルビスと共闘。アンカー・プリンスの大魔王ルシファ・センタイマを撃破し、タイカを平和に導いたとされる。その正体は、天照とビヨンド・クラスファー・オーバーマインドの力によってジョーカー太陽星団から転移した、星団史上最強騎士マキシマム・ハルトフォラスである。タイカを平定した後はシルビスと共に神界に渡り、ファーンドームの星王(おそらくは全能神)を名乗る。また、神聖タイカの時代に出現したシルビス・ミラーはシルビスとマキシの因子を引き継いだ娘のような存在らしい(初期設定ではシルビスとマキシの間に生まれた遠い子孫がU.R.I.であった)。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: M.X.
初掲載: #05-189


■ 蒔子 【まきし】 

剣聖マキシの幼名。「ときこ」と呼ばれる場合もある。蒔子・アイツ・フェイツ・バランス12世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-194


■ マキシ・カイエン 【まきしかいえん】 

数多くある剣聖マキシの別名のひとつ。血縁上(ただしこれもかなり複雑だが)、ダグラス・カイエンの実子であることを示す名前である。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-167


■ マキシ・シルバー 【まきししるばー】 

数多くある剣聖マキシの別名のひとつ。血縁上、ミース・シルバーの実子であることを示す名前である。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-167


■ マキシマム 【まきしまむ】 

クローム・バランシェが自身の最終遺作として構想を練っていた最強の人造人間。ファティマの胚ではなく、ヒトの全能細胞に喰い込んでいく特殊なゲノム書き換えプログラムによって形成・発生する生命体であり、ファティマはもちろんのこと、超帝國騎士すらも凌駕する戦闘能力を発揮する作品となる予定であった。しかし、形成・発生に至る以前の着床ですらも実現の目処が立たず、さらに生まれ出たその生命体の制御も予測不可能という状態のまま開発計画が難航。バランシェ自身の寿命限界から理論のみの作品として留まることとなった。死の間際にあったバランシェはその研究成果をミース・シルバーに継承。完成した暁にはマキシマム(=最大級)という名を与えるよう指示したとされる。この理論を具現化したものが、ミースの息子として誕生するマキシマム・ハルトフォラスである。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-240


■ マキシマム・バスター・タイフォーン 【まきしまむばすたーたいふぉーん】 

地響きを起こすほどの強力な気を溜め込んだ後、一気に解放して超々強力なスパイラル・ソニック・ブレード(タイフォーン)を放つ最大最強の剣技。その破壊力はMHをも一撃で葬り去ると云われる。これを会得している者は星団史の中でもごく僅かに限られる。劇中ではF.U.ログナーが対ボスヤスフォート戦で使用。また、剣聖マキシがこれを会得するらしい。
別名・異名・正式名など: M.B.T.
初掲載: #10-215


■ マキシマム・ハルトフォラス 【まきしまむはるとふぉらす】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.22。剣聖ダグラス・カイエンとファティマ・マイトのミース・シルバーとの間に生まれた息子。ジョーカー太陽星団に出現した星団史上最強騎士である。星団暦3031年に誕生。その後、聖宮ラーンにおいてフンフト・アトール前皇帝の手で育てられ、幼年期から青年期までを天照家で過ごし、成人後はミースからバランス家の家督を継ぐという非常に厄介な経歴をもつ。その正体はクローム・バランシェが理論のみ完成させた46体目の作品にして、ファロスディー・カナーン超帝國の騎士をも凌駕する究極の人造人間である。彼の発生にはカイエンとミースの遺伝情報の他に、ミースがバランシェより引き継いだゲノム書き換えプログラム、アウクソーの胎内に入れられることで獲得した「ワームループしたDNA」と「展開性抗体」といった要素が絡んでいるらしい。単純に騎士とファティマのハイブリッドというだけでなく、星団に存在するあらゆる「人間」の輪から抜きん出た高位の存在として位置付けられる。また、神の視点から見た場合、彼はムグミカ・アトール皇帝が「血の召還」によって神界から招き入れた「十曜の守護者」であり、ジョーカー星団において神の力を行使することを許された降臨者に位置している。人界と神界、ジョーカーとタイカをつなぐ壊園剣の正統なる所有者。故に劇中最大のキーパーソンである。パートナーはS.S.L.とアウクソー。星団暦3225年没。
別名・異名・正式名など: マキシマム・ハルトフォラス・バランス・ツェルフ・カイエン、M.X.、蒔子・アイツ・フェイツ・バランス12世、マクスハルト・フォラス・デストニアス、マクスハルト・フォラス、マキシ・カイエン、マキシ・シルバー、マキシマム・ハルトフォラス・バランス、MX・シルバー
初掲載: KF-124


■ マキシマム・ハルトフォラス・バランス 【まきしまむはるとふぉらすばらんす】 

剣聖マキシの本名。・・・であるが、もっと長い名前も存在する。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-212


■ マキシマム・ハルトフォラス・バランスツェルフ・カイエン 【まきしまむはるとふぉらすばらんすつぇるふかいえん】 

剣聖マキシの本名。ツェルフはおそらくドイツ語の「zwolf(ツヴェルフ)」つまり「12」を意味しているので、彼がバランス家の第12代当主であることが判る。11代当主クローム・バランシェの跡目を継いだミースは、自らをバランス家の当主として置かず、バランシェの養子であり、自身が愛した男でもあったダグラス・カイエンの血を継ぐ者として、マキシを正統な当主にしたということだろう。まあ、この辺の采配の裏には天照の判断もあったものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-072


■ マキシム・ド・パリ 【まきしむどぱり】 

カフェのギャルソンだったMaxime Gaillard(マキシム・ガイヤール)が1893年にパリのロワイヤル通りにあったアイスクリーム屋を買収し、新たに開店したレストランMaxim's De Paris(マキシム・ド・パリ)のこと。当時流行っていたアール・ヌーヴォー様式の内装が話題を呼び、さらに1900年のパリ万国博覧会において世界各地の王族・貴族に認められたことからパリ随一の社交場として名を轟かせた。世界大戦や国内の共和体制の激変期を乗り切り、現在もガストロミー(美食)の先駆者としての地位を守り続ける超一流店。日本でも1966年に銀座ソニービルに支店がオープンしており、またテイクアウトができるケーキショップも存在している。バランシェ家のティータイムでは、このレストランで販売しているミルフィーユが茶菓子として出されたらしい。ミルフィーユの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ まき菱 【まきびし】 

三角錐の各ツノの部分を棘状に伸ばした武器。忍者が逃走時に使用した道具として知られる。どのように転がしても棘の1本が上を向く構造のため、逃走する際にばら撒けば追手の足裏に刺さることになる。もともとは水生植物のヒシの実を用いたことに由来する。トモエは毛皮の上着の中にまき菱を隠し持っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-150


■ マクスハルト・フォラス 【まくすはるとふぉらす】 

マキシマム・ハルトフォラスの初期名称。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-042


■ マクスハルト・フォラス・デストニアス 【まくすはるとふぉらすですとにあす】 

マキシマム・ハルトフォラスの初期名称。デストニアスという名前は彼専用のミラージュ・マシンであるデストニアス・ミラージュに引き継がれた。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-151


■ マクスファルト・フォラス 【まくすふぁるとふぉらす】 

マキシマム・ハルトフォラスの初期名称。マキシマム・ハルトフォラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-006


■ マクソン 【まくそん】 

マクソン(Maxon)は長野県松本市に本拠を構える株式会社日伸音波製作所が1966年に立ち上げたギター・エフェクターの老舗ブランド。アナログ回路や真空管を用いた昔ながらのエフェクターを生産するメーカーとして知られ、とくにオーバードライブ・エフェクターは海外アーティストからも定評がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ マグダル・アッセルムラトワ・ディスターブ・10 【まぐだるあっせるむらとわでぃすたーぶ10】 

マグダル・ビートがアトールの巫女となった後に名乗る名前。もしくは、魔導大戦終結後に「アトール聖導帝国」の新皇帝として即位した後の名前だろうか。「アッセルムラトワ・ディスターブ・10」は「AD10」と略されるので、そのまま受け取ればファロスディー・カナーン超帝國最後の皇帝エンプレスAD9の帝位を引き継いだことになる。マグダル・ビートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ マグダル・アトール 【まぐだるあとーる】 

マグダル・アトール・Xの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-050


■ マグダル・アトール・X 【まぐだるあとーるX】 

マグダル・ビートがアトールの巫女となった後に名乗る名前。「X」はローマ数字の「10」を指すが、これがファロスディー・カナーン超帝國最後の皇帝エンプレスAD9の帝位を引き継いだことを意味しているのか否か、現在のところは不明である。
別名・異名・正式名など: マグダル・アトール
初掲載: PS-058


■ マグダル・ガード 【まぐだるがーど】 

次期アトール皇帝のマグダル・ビートを警護する騎士。またその小グループのこと。星団暦3010年前後に組織されたらしい。ファティマ・エベレストのマスターとなり、AP騎士団に入団したヒン・モンダッタは、マグダルと年齢的に近いということもあってマグダル・ガードに抜擢されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-022


■ マグダル・シバレース 【まぐだるしばれーす】 

アトール皇帝マグダルを守護する騎士のこと。モラード・カーバイトの最終作であるファティマ・タワーがこのように呼ばれる。また、ウィル星団暦6800年に天照が製作するゴウト・ミラージュもこのように呼ばれるようだ。タワーおよびゴウト・ミラージュが完成する時期はマグダルの皇帝在位期間とは懸け離れている可能性が高く、なぜ後世においてこのような呼び名が与えられたのか、詳細は一切不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-207


■ マグダル・ビート 【まぐだるびーと】 

剣聖ダグラス・カイエンとハスハのエース騎士ヤーボ・ビートとの間に生まれたダイバー・フォーセス。超帝國の純血の魔導師(ダイバー)に匹敵する能力者で、4種のダイバー・フォース全てを発揮することが可能。その類稀な能力と歴代ハスハの巫女とも関係浅からぬ奇縁の出自をもって、次期アトール皇帝と目されている少女である。天位騎士にしてアトール聖導王朝皇帝騎士のデプレ・ビートは彼女の双子の弟に当たる。また剣聖蒔子の異母姉でもある。ファティマの遺伝情報をも有していたカイエンの体質を受け継いでおり、デプレと同様に(ほぼ)不老長寿の肉体をもつと考えられる。魔導大戦終結後にアトール聖導帝国(星団暦にはこのように記されている)の新皇帝として即位し、マグダル・アトールもしくはマグダル・アッセルムラトワ・ディスターブ・10を名乗る予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-206


■ マクトミン 【まくとみん】 

西暦2185年前後にメトロポリスで活動していたレジスタンスのリーダー格。劇中の冒頭で壊滅したアプサラスの地下コンサートも、彼の手引きによるイベントであった。最後のロック・サクセサーとなったアラニア・シャンカール・アンダーソンの保護・後見を務める中で、サイモン・オフロードとロックバンド「スーパーノヴァ」の活動に協力。86年の再結成コンサートではサイモンと共に裏方として動いており、新たな音楽ジャンルの確立を目撃することとなった。なお、レジスタンスの協力者として活動していたソーニャ・カーリンとは旧知の仲であるが、彼女が二重スパイであったことは一切気付いていなかったようだ。名前と姿の元ネタは、ご存知「重戦機エルガイム(1984)」に登場したマフ・マクトミン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-080


■ マグナ・バイブレーション 【まぐなばいぶれーしょん】 

ボォスのハツーダン大陸の中部にみられる特殊地形。かつてファロスディー・カナーン超帝國の東都ハツーダンが存在していた場所であったが、アース・ドラゴンの攻撃を受けたことで周囲の地形ごと完全に消滅してしまったらしい。地図を見ると、ある一点に向かって地面が渦巻いているような地形となっており、アース・ドラゴンの攻撃が通常の砲撃・爆発とは異なるものであったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-014


■ マグマ大使 【まぐまたいし】 

手塚治虫原作の特撮作品として1966年にフジテレビ系で放映されたテレビ番組「マグマ大使」のこと。宇宙の帝王ゴアの地球侵略に対し、地球の創造主アースによって作られたロボット生命体「マグマ大使」が村上マモル少年と共に立ち向かうというストーリー。ロケットの状態からから金髪がたなびくロボットに変形するという、斬新すぎるマグマ大使のギミックが話題になった。1992年にはアニメ作品としてリメイクされている。「毒ガス怪獣」とか「電磁波怪獣」とか昔の作品ならではのネーミングがちらほら見れるのが面白い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-053


■ マクラーレン 【まくらーれん】 

1963年にドライバーのBruce Leslie McLaren(ブルース・レズリー・マクラーレン)が設立したイギリスのレーシング・チーム。66年のモナコグランプリでF1デビュー。F1に参戦しているチームとしては、グランプリにおける優勝回数とドライバーズタイトル獲得回数で、スクーデリア・フェラーリに次ぐ歴代2位のチームに位置づけられる。アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネンなどがマクラーレンに所属していた時期にドライバーズ・チャンピオンを獲得している。ホンダがエンジンを提供していたこともあり、1988年から92年のエントリー名はホンダ・マールボロ・マクラーレン、2015年のエントリー名はマクラーレン・ホンダになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ マグロウ 【まぐろう】 

ハグーダ帝国の主力騎として開発・生産されたMH。星団暦2900年代頃、フィルモア帝国やハスハ連合共和国の(秘密裏の)援助を受けて開発したもので、生産はロッゾ帝国が担当した。コーラス・ハグーダ戦の敗退によって軍および騎士団が解体されたハグーダであるが、このMHの生産ライセンスはそのままロッゾが所有しており、その後も輸出・販売用に生産が継続されたようだ。扱いやすさに定評があり、傭兵騎士の間でも人気が高まったのか、同系統のMHが魔導大戦に参加している。マイトはルーザーン・アストラ。ちなみに、日本かつお・まぐろ漁業協同組合のマスコット・キャラクターもマグロウという名前である。こちらは1992年にデザインされたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-035


■ マグロウ・ハグーダ 【まぐろうはぐーだ】 

星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に投入された、ハグーダ軍仕様のMHマグロウのこと。ハグーダの敗北後は生産元のロッゾ帝国がライセンスを保持し、3000年代に入ってから量産と輸出・販売が開始された。マグロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-157


■ マクロファリンクス 【まくろふぁりんくす】 

A.K.D.宇宙軍のU-XXI型機動戦艦の通称。マクロファリンクス(Macropharynx)とは、フウセンウナギ目フクロウナギ科フクロウナギの俗名である(属名ではない)。これに限らず、A.K.D.宇宙軍の艦艇には魚類の名前が付けられているようだ。U-XXI型機動戦艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-137


■ マクロフリアンクス型 【まくろふりあんくすがた】 

A.K.D.宇宙軍のU-XXI型機動戦艦の通称。現在の設定ではマクロファリンクスと呼ばれる。U-XXI型機動戦艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-062


■ マクロフリアンクス・シリーズ 【まくろふりあんくすしりーず】 

A.K.D.宇宙軍のU-XXI型機動戦艦の通称。現在の設定ではマクロファリンクスと呼ばれる。U-XXI型機動戦艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-042


■ マザー・エネルギー・バイパス 【まざーえねるぎーばいぱす】 

MHの胸部にある左右両側のファンクション・タービンから中央の竜骨に伸びる各2本計4本のエネルギー・バイパスのこと。左右それぞれに出力とリターンの2系統がある。イレーザー・エンジンをMHの心臓に例えるなら、マザー・エネルギー・バイパスは大動脈と大静脈に相当する。初期設定では、イレーザー・エンジンから伸びる3本のメイン・バイパスがこのように呼ばれていた(2本が出力バイパス、1本が受体部にエネルギーを返すバイパス)。この辺も設定変更によって混乱しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-070


■ マザース 【まざーす】 

「Mothers」で劇中では「母と母であった方々」と訳されている。剣聖マキシの母親たち。生みの親であり遺伝的にも母親に位置付けられるミース・シルバー、乳母としてマキシを育てたナトリウム・フンフトが該当する。また、受精からしばらくの期間、仮腹としてマキシを身篭っていたファティマ・アウクソーも含まれるかも知れない。彼女ら3人が存在していなければ、マキシもまた歴史にその名を残すことは無かったであろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-021


■ マサイ 【まさい】 

バランシェ・ファティマの人種タイプ(もしくは外見仕様)のひとつ。パルテノとアンドロメーダが該当する(後にアンドロメーダはアルジェリアに変更された)。マサイとはケニア南西部からタンザニア北西部にかけて分布している世界で最も有名な少数民族。地球上のすべての牛はマサイ族に属すという教えの下、部族の戦士が集団で他民族の家畜を強奪する行為を繰り返してきたことで知られる。部族の出であっても農耕を始めた者はマサイとして認められないという徹底した遊牧民族であったが、現在は政府による定住化政策が進んでおり、他民族の襲撃は禁止され、学校教育なども始まっている状態にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-017


■ マサイ族 【まさいぞく】 

マサイの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-020


■ 正宗 【まさむね】 

鎌倉時代末期に活躍した刀匠の五郎入道正宗が鍛えた刀のこと。室町時代の刀剣書「観智院本銘尽」や「往昔抄」にその名が残っているものの、在銘作がほとんど無いとされる(一説には一作品のみとも)。徳川の家臣が所有していた大量の正宗は五郎入道正宗の技法を真似た模造品であり、当時は正宗と呼ばれる刀匠が12人もいたらしい。多くのRPGにおいて、「マサムネ」と呼ばれる武器の他に多くの模造品が登場するのはそのためである。また千子村正は五郎入道正宗の弟子との説があるが、彼らの生きていた時代には200年もの間があるので少々無理がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-191


■ マシーネン・ブラスター 【ましーねんぶらすたー】 

レーザー機関砲またはビラルケマと呼ばれる場合もあるが、エネルギー榴弾を打ち出す機関砲を指す。機関砲は榴弾(FSSではエネルギー榴弾に相当)を発射する火器で、機関銃は徹甲弾(レーザーやビームに相当)を発射する火器である。よって、機関銃(=ビラルケマ)とは区別するべき。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-200


■ マシーンインターフェイス 【ましーんいんたーふぇいす】 

インターフェースマシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-149


■ マジェスティック・スタンド 【まじぇすてぃっくすたんど】 

「The Majestic Stand」を直訳すれば「偉大なる者の抵抗」となるだろうか。設定上は「大君主の調律」と訳される。この場合の「stand」とは「存在している」という意味と「抵抗する」という意味のダブル・ミーニングであろう。つまり、「人智の及ばない偉大なるモノが存在している」という意味と、「何も持たない一般のヒト(それ故に尊い者)たちが抵抗する」という意味である。魔導大戦のエピソードは、星団史から見れば単に戦争の歴史の1コマであるが、神の眼から見た場合は「高位に位置する存在からの干渉」と「それに抗う者たちの戦い」という側面が含まれている(らしい)。それがどのように描かれ、どのように収束するかは、永野センセーの腕に(と云うよりも意地に)掛かっている。ホントに乞うご期待という感じである。また、「魔導大戦」は星団暦において「マジェスティック・スタンド」と呼ばれる場合もあるようだ。さらに、アトールの巫女のみが成し得る「血の召還」もこのように呼ばれる場合がある。魔導大戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ザ・マジェスティック・スタンド
初掲載: #08-206


■ マジックバーガー 【まじっくばーがー】 

代官山にあるお店のひとつ。ハンバーガー・ショップらしい。詳細不明。現在存続しているか否かも不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-071


■ マジックハンド 【まじっくはんど】 

人間の手と同様の動きを再現する遠隔操作装置のこと。もともとは危険物質を扱うために開発されたモノらしい。ジョーカー星団における装甲歩兵の多くはマジックハンドを装備しており、これにより火器を携行することが可能となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-062


■ 魔術師 【まじゅつし】 

魔導師もしくは魔法使いとも。ダイバー・パワーにより戦闘や破壊を行う能力者のこと。単にダイバーとも呼ばれる。ダイバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-045


■ 魔女のアスタ・ロッテ海 【まじょのあすたろってかい】 

タイカ超銀河団とエラン超銀河団の間に存在する巨大空洞。シル・ヴィス期より4万年後(もしくは10万年後)の時代・・・外宇宙に進出し、超銀河団を行き来するほどの技術力を手にしたタイカの民であっても、全ての磁針が狂うために通常は航行を避けるという暗黒の領域である。おそらく、アスタ・ロッテとはタイカの民が語り伝える伝承の中で常に海を渡る航海士を惑わしてきた暗黒の魔女の名なのであろう。アンカーとの最終決戦に臨むタイカ・ジューヨー皇帝団のクルーであっても、この古き名に対する恐怖感を拭い去ることはできなかったようだ。
別名・異名・正式名など: THE ASTAROTE VOID
初掲載: #05-048


■ 魔女の森 【まじょのもり】 

タイカ超銀河団に隣接する巨大空洞「魔女のアスタ・ロッテ海」の中心に位置する暗黒空間。一切の電磁波が反射することなく消え去ってしまう完全な「無」の領域であり、宇宙船で航行するためには進入前の完全な航路プログラミングが必要となる。「魔女の森」とは魔女が支配する森のこと。ヨーロッパの伝承や童話に登場する森で、そこに迷い込んだら最後、決して生きては戻れないという。その原点を辿ると、ライン川の最上流部に位置するスイスのLotschental(レッチェンタール)という村に行き着くらしい。この村のさらに奥にBlatten(ブラッテン)という土地があり、かつてそこに魔女が住んでいたと伝えられている。魔女のアスタ・ロッテ海の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-049


■ マシンガントーク 【ましんがんとーく】 

シリーズ・シアン夫人の得意技。マシンガンの一斉射のように、矢継ぎ早に話しまくること。FSSはコミック作品であるため、マシンガントークを披露すると紙面が文字で埋まってしまうことになる。ある意味、剣聖剣技をも超える凶悪な技と云えるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-096


■ マシンチャイルド 【ましんちゃいるど】 

ファロスディー・カナーン超帝國が作り上げた光子生殖基ドウター・チップの恩恵により、不死の肉体をもつに至ったF.U.ログナーのこと。ヒトとヒトとの間に産まれる生命体という範疇から外れ、星団で唯一機械により産み出される生命体となったことに由来する呼び名らしい。劇中ではむしろそういった存在であることを揶揄する場合に云い回されるようだ。また、22世紀の地球においてマザー・コンピューター「ドウター」によって生み出されたログナーもこのように呼ばれている。両者は基本的に別個の存在とされているが、近年のログナーの設定を見る限りでは、必ずしもそうとは云い切れない感じである。
別名・異名・正式名など: コンピューター・チャイルド
初掲載: #01-193


■ マシンチャイルドの子供部屋 【ましんちゃいるどのこどもべや】 

情報管理局「メトロポール」の組織内に独立して存在する宇宙開発局(もしくは軍開発局)がこのように呼ばれていた。マシンチャイルドつまりF.U.ログナーがドウターの干渉を受けずに作業できる場所であったことから、局内の隠語としてこのような呼ばれ方をされていたのだろう。メトロポールの予算の20%を消費して機動ポリスの設計・開発を行っていた部署であるが、ログナーの敏腕ぶりに他者が口出しすることもできず、ほとんど野放しの状態であったようだ。軍開発局の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-091


■ マシンブラスターユニット 【ましんぶらすたーゆにっと】 

ルージュ・ミラージュの背部から腰にかけてマウントされる巨大なレーザー・マシンガン・ユニット。ビラルケマとも呼ばれる。ビラルケマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-174


■ マシンプロテクター 【ましんぷろてくたー】 

身体を保護するだけでなく、ロボットのように稼動するパーツをもつプロテクターのこと。単純に着用するだけでなく、騎士がサイボーグ体として利用したり、副腕を増設してベイルを装備したりするなど、様々な応用が可能らしい。コミック1巻におけるランドアンド・スパコーンの体も、このマシンプロテクターに分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-047


■ マシンヘッド 【ましんへっど】 

ギターのヘッド部に付いている糸巻き(ペグ)のこと。中でも金属製でストリング・ポストとツマミ部分が連動しているタイプをマシンヘッドと呼ぶ。小さな部品ながらもギター全体の雰囲気に大きく影響を与えており、手触りや扱い易さの好みがヒトによって千差万別なため、各メーカーがこぞって様々なモデルを開発しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ マシンボイス 【ましんぼいす】 

咽喉に埋め込まれた音声チップ(声帯交換器)により発声する機能またはその音声のこと。もともとは事故などで話せなくなった障害者のために開発された技術と考えられる。肉体の再成が可能なジョーカー星団においてはほとんど意味のない技術であるが、一部の騎士が一般人との無用なトラブルを避けようと恐怖感を与える目的で使用しているようだ。劇中ではランドアンド・スパコーンがコミック1巻で使用している。
別名・異名・正式名など: 機械音声
初掲載: #01-085


■ マシン・マイスター 【ましんまいすたー】 

主にヒト型兵器や宇宙船の製作に携わるマイスターの総称。MHマイスターなどが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ マシン・マイト 【ましんまいと】 

主にヒト型兵器や宇宙船の製作に携わるマイトの総称。AD世紀のメース・マイト、星団紀のMHマイトが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ マシンメイス 【ましんめいす】 

マシンメースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-124


■ マシンメース 【ましんめーす】 

AD世紀に開発された人型汎用兵器(旧設定では星団暦530年に完成)。メースとも呼ばれる。太古の時代に造られたグランドヘッドから発展したもので、ジョーカー星団における第2世代ロボット兵器に当たる。現行の兵器(=モーターヘッド)との相違点としては、イレーザー・エンジンを搭載していないこと(つまり永久機関を搭載していないこと)、ネオキチンを装甲材として使用していないこと、ファティマによるサポートを受けていないことなどが挙げられる。しかしその性能は決して劣っておらず、とくにファロスディー・カナーン超帝國が製作した「焔星」は現行のMHを凌駕する性能を誇っていたようだ。ファスロディ・カナーン超帝國が星団を去った後に作られた兵器(AD8000年代以降)はマシンメサイアと呼ばれるものの、性能差はほとんどないとのこと(現在の設定ではほとんど同一の存在として定着している)。
別名・異名・正式名など: メース
初掲載: #10-008


■ マシンメサイア 【ましんめさいあ】 

AD世紀において開発された汎用人型兵器。初期設定では、グランドヘッドに続いてファロスディー・カナーン超帝國が開発した兵器が「マシンメース」、さらにファスロディ・カナーン超帝國が星団を去った後に作られた兵器(AD8000年代以降)が「マシンメサイア」と呼ばれ、両者は区別されるものであった(性能差はほとんどなし)。しかし現在の設定ではほとんど同一の存在として定着している。名前の元ネタは、YES(イエス)が1980年に発表したアルバム「Drama(ドラマ)」に収録されている曲「Machine Messiah(マシン・メサイア)」だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-177


■ マスター 【ますたー】 

主人。主君。各々のファティマが仕える騎士のこと。騎士はファティマのことをパートナーと呼ぶが、逆はない。両者は決して対等ではなく、騎士とファティマの間は主従関係で結ばれている。ただひとりの騎士に仕えた時のみ最大限の能力を発揮することができるファティマは、自身の全てを委ねる覚悟をもってその者を「主人」と呼ぶのである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-004


■ マスター・コンパス 【ますたーこんぱす】 

飛行機や船舶に搭載されるコンパスのうち、磁気偏差や外部磁界の影響を受けずに常に真北を示すジャイロ・コンパスのこと。緯度の変化、機体の速度、加速・動揺によって生じる誤差の防止処置が講じられている。通常はマスター・コンパスの方位信号がレピーター・コンパスに送られ、そこから針路の測定や物標方位の測定が行われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-179


■ マスター探し 【ますたーさがし】 

マスターを持たないファティマが、マスターを得るために奔走すること。理想的な流れは、最寄りの騎士、騎士団、騎士公社などに保護され、製作者(マイト)もしくは製作元(ファクトリー)に一旦返され、再調整を受けてお披露目に参加することである。緊急時であれば、適性を無視してでも最寄りの騎士をマスターとし、その騎士が所属する騎士団の保護下でマイスターのメンテナンスを受けるという流れもあるだろう。最悪のパターンは、騎士に出会えないまま一般人に拾われれ、おもちゃにされるか殺害される、という流れである。連載初期にチンピラに囲まれたクローソーがどれほど恐怖を感じたのか、この辺の背景を知っていれば想像もできるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-073


■ マスター・スチュワード 【ますたーすちゅわーど】 

スチュワード(steward)とは「家令」の意。イギリスの上流階級の屋敷にみられる上級使用人のこと。屋敷全体の家計と物資の管理、使用人の監督を行う者のことで、使用人(サーバント)の筆頭に当たる。通常、使用人の中にバトラー(執事)がいる場合は、男性使用人の筆頭がバトラー、女性使用人の筆頭がハウス・キーパーとなり、スチュワードはその双方のまとめ役となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-060


■ マスターボックス 【ますたーぼっくす】 

ウクライナのドニプロペトローウシク州ドニプロペトローウシクに本拠を置くプラモデルメーカーMaster Box Ltd.(マスターボックス社)のこと。第二次世界大戦中のAFVモデルや戦時下の一場面を切り取ったジオラマ製品を販売する。画像検索するとかなり斜め上というか、明後日の方向に突出した製品があることに驚く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-386


■ マスト 【ますと】 

帆船に付く帆柱のこと。マンティコアの背中にある巨大なヒレもマストと呼ばれる。空気中の水分を吸収し、酸素と水素に分解して、戦闘用のエネルギーを生み出すジェット・エンジンに水素を供給する役割をもつ。この設定に沿うならば、水分が存在しない宇宙空間では戦闘ができないということになる。マンティコアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-057


■ マズルブラスト 【まずるぶらすと】 

銃火器の発砲時に銃口から発生する爆風のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-070


■ マズル・リフレクター 【まずるりふれくたー】 

マズルブラスト(発射時の爆風)から機体を保護する反射板のこと。リフレクター・プレートとほぼ同義。リフレクター・プレートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ 魔太子 【またいし】 

ルシファ・センタイマの別名であると同時に、天照の命(ミコト)がその存在を知る魔王の名。ただし、両者が同一の存在であるか否かは、現時点では不明である。ルシファ・センタイマルシファの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-041


■ マダムのヒガサ 【まだむのひがさ】 

SEGA(セガ)のオンラインRPG「ファンタシースターオンライン(Phantasy Star Online)」に登場するアイテム。正確には「マダムノヒガサ」。マダムの証とされる究極の日傘。パルチザン系に分類される女性専用武器である。装備中にHPを徐々に回復させる特殊効果をもつ。滅多にドロップされることが無いレアアイテムで、永野センセーも欲しがっていた模様。後のシリーズにも登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-047


■ まだら迷彩 【まだらめいさい】 

迷彩パターンの一種。まだら模様で構成される迷彩パターンの総称。米軍のダックハンター迷彩などが有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-056


■  【まち】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した16体目のファティマ。時、静、京と共に製作された。フィルモア帝国の名門ビィ家の当主バーバリュース・ビィに娶られるも、星団暦2985年に狂乱の貴公子デコース・ワイズメルに敗北を喫し、そのことが遠因となってマスターの自決を見守ることになった悲しきファティマである。後にバーバリュースの娘クリスティンのパートナーとなり、父と同じ修羅の道を歩もうとする少女に付き従って魔導大戦に参戦する。バランシェ・ファティマの日本人タイプ四姉妹の名前は、中村雀右衛門が出演した舞台の役名の中から見つけることができる。昭和57年の「関の扉」や平成元年の「積恋雪関扉」に登場した「小野小町」が元ネタだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-038


■ 真っ赤な悪魔 【まっかなあくま】 

永野センセーが好きなゲーム「Diablo2」に登場するボスキャラのひとりディアブロのこと。The lord of Terror Diablo(恐怖の帝王ディアブロ)とも呼ばれる。真紅の肉体と爪・角をもつモンスターで、劇中では三大魔王の末弟に位置付けられる。ちなみに、長兄はThe lord of Hate Mephisto(憎悪の帝王メフィスト)、次兄はThe lord of Destruction Baal(破壊の帝王バール)である。「Diablo2」はBlizzard Entertainment社が2000年に発表したアクションRPG。日本国内ではカプコンから発売された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-043


■ マッキントッシュSE 【まっきんとっしゅSE】 

Apple Computer Inc.(アップル・コンピュータ社)が1987年に発表したパーソナル・コンピュータ。初期マッキントッシュの代名詞でもあった一体型筐体のモデルで、ADB(=Apple Desktop Bus)と呼ばれる独自の接続方式を採用。ダイレクトスロットの設置により拡張性が付与され、フロッピーディスク・ドライブが2基搭載された。90年に発表されヒット商品となったMacintosh Classicの登場と共に生産停止。劇中では、コークス博士のディグの中に置いてあるのが確認できる(コミック4巻p65の6コマ目)。永野センセーも所有していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ15-012


■ マッコウクジラ 【まっこうくじら】 

スパームホエールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-184


■ マッシュポテト 【まっしゅぽてと】 

茹でたジャガイモをすり潰し、牛乳とバターを加えて混ぜた料理。欧米諸国の代表的な家庭料理のひとつで、ベーコンやニンニクのスライスを入れる場合もある。フィルモア帝国戦闘携行食のほか、各国の軍組織に支給される戦闘食のメニューにも含まれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ マッシュルーム・ヘア 【まっしゅるーむへあ】 

髪型の一種。前髪を眉毛の上で切りそろえ、襟足は短めに、その他は全体的にゆったり膨らんだ形状でまとめ、シルエットがキノコに見える髪型のこと。マッシュルーム・カット(mushroom cut)もしくはモップトップ(moptop)とも呼ばれる。The Beatles(ビートルズ)のメンバーがこの髪型で揃えたことで世界的に流行したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-148


■ まっちゃん 【まっちゃん】 

ファティマ・町の愛称。の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-009


■ マッチング 【まっちんぐ】 

調和、つり合い、整合性をとること。強力なエンジンと優れた構造をもつ機体があったとしても、エンジンを搭載する際に適当な位置に置いたり、接続部分を蔑ろにしたりすると、マッチングがうまくいかずに双方の機能が最大限に引き出せない状態となる。それどころか双方に負荷を与える状態にも成り得るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-055


■ まっどはうす 【まっどはうす】 

「がんばれエストちゃん」において、永野センセーの部屋にあったアニメーション用の資料に描かれていた文字。アニメーションの企画・制作会社である株式会社マッドハウスが元ネタ。虫プロダクションから独立した丸山正雄、出崎統、りんたろう、川尻善昭らが1972年に設立した会社である。代表作は「カードキャプターさくら(1998)」、「ギャラクシーエンジェル(2001)」、「時をかける少女(2006)」ほか多数。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ37-010


■ 祭事 【まつりごと】 

「政(まつりごと)」の間違い。政治もしくは執政のこと。おそらく誤植である。「祭事」は「さいじ」と読んで、通常は「祭り」を指す。聖院グリーン・ネイパーは天照王朝の神主であり、帝の政(まつりごと)には一切関わらないことを旨としている。その一方で、魔導大戦においてはアルルに喧嘩を売るためだけにハスハに降り立った訳で、このヒトも実は祭り好きであることが判る。政には無関心である一方、祭りには飛び込み参加するネイパーであるからこそ、「祭事」という誤植はいただけないってことで。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-247


■ マディソン 【までぃそん】 

フィルモア帝国の主都のひとつ。帝国の西端、クバルカン法国との国境付近に位置する。おそらく、フィルモア帝国の主要王家のひとつ、ジー・ボルガ王家が居城を構えている都市である。名前の元ネタは、ニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-011


■ 魔導王国 【まどうおうこく】 

魔導帝国とほぼ同義。魔導帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-009


■ 魔導王国フォーチュン 【まどうおうこくふぉーちゅん】 

ジョーカー星団の何れかの惑星において太古に存在していたとされる伝説の国家。劇中で度々触れられる伝承「五つの星の物語」はこの王国が遺したものとされている。おそらくはウィル星団暦7777年に出現する恒星系フォーチュンを指しており、カレンが太古のジョーカー星団に出現して数々の言葉を遺したことで、この幻の王国が伝承の中で形成されたのではないかと考えられる。ムグミカ・アトール皇帝はこの伝承が遥か未来の事象を指し示していることを見抜き、さらに「時を駆け下りてくる人」がいたことを予見しているなど、おぼろげながらもカレンの存在を見通していることが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-174


■ 魔導軍 【まどうぐん】 

ダイバーおよびパラ・サイマルによって構成される軍組織のこと。天照直下のミラージュ魔導団が有名。また、バッハトマ魔法帝国やハスハ連合共和国なども小規模ながら魔導軍を組織しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-197


■ 魔導結社 【まどうけっしゃ】 

ダイバーやパラ・サイマルによって形成される共同体。魔導ギルドと比較して、組織の目的・行動などが非公開になっている場合が多く、犯罪的な要素を含む組織(=秘密結社)も多い。天照家が運営する典星舎は、宮内庁と女学校と魔導結社の特徴を併せ持つという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-028


■ 魔導産業 【まどうさんぎょう】 

ダイバー・フォースの利活用を基盤として成立している産業。様々な分野が含まれると思われるが、現時点においては、ダイビング・アシッドを始めとする麻薬の生産・販売など、犯罪に関連する職種のイメージが強い。バッハトマ魔法帝国やA.K.D.は魔導産業との関わりが深いとされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-009


■ 魔導士 【まどうし】 

魔導師、魔術師、魔法使いとも。ダイバー・パワーにより戦闘や破壊を行う能力者のこと。単にダイバーとも呼ばれる。ダイバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 魔導師、魔術師、魔法使い
初掲載: #03-166


■ 魔導士登録 【まどうしとうろく】 

星団魔導法に定めるところの「魔導士」として、おそらくは星団法運営委員会もしくはその下部組織に対して登録を行うこと。また、ダイバーズ・パラ・ギルドのようなギルドに対する登録もこのように呼ばれる。劇中では、騎士と比較して魔導士はよりアンダーグラウンドな存在として描かれることが多く、強力な力をもつダイバーがフリーで活躍しているという解説文もそこかしこで見られる。ダイバーは騎士のようにMHやファティマのメンテナンスを考える必要がないため、金銭的に困窮する場面が少なく、それ故に法に縛られる部分が少ないのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-182


■ 魔導情報部 【まどうじょうほうぶ】 

ハスハ連合共和国が騎士団と並んで組織している魔導軍。もしくはそのグループにおける諜報部隊だろうか。パラ・サイマルによって遠方透視を行い、軍に必要な情報の収集に当たる。星団暦2997年にデルタ・ベルン航海軌道上で脱走したワンダン・ハレーの行方も、彼らによって独自に捜査が行われていたようだ。星団最高の預言者でもあるアトールの巫女を擁するハスハだが、軍事活動に直接つながるような透視・遠視は巫女の関知するところではないということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-090


■ 魔導組織 【まどうそしき】 

ダイバーやパラ・サイマルによって形成される組織。魔導ギルド、魔導結社、魔導軍などが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-014


■ 魔導大戦 【まどうたいせん】 

星団暦3030年にハスハ連合共和国で開戦した星団全域の国家を巻き込んだ大戦のこと。事の発端はバッハトマ魔法帝国主宰のディス・ボスヤスフォートが、ハスハ連合共和国首都ベイジに対して一方的に攻め込み、さらに王宮に侵入してアトールの巫女ムグミカ・ラオ・コレットを殺害するという、ほとんどテロ行為とも呼べる武力紛争であった。バッハトマは王宮を陥落させた後にベイジおよびハスハント共和国の制圧を行わずに放置。国家のコントロールが無くなったハスハの領地を狙って星団内の各国家が押し寄せたことから、星団暦3075年まで続く長期戦へと発展した。ボスヤスフォートによるムグミカ殺害の真意は不明であるが、一説にはファロスディー・カナーン超帝國の後継者を名乗るアトールの巫女およびアトール聖導王朝に対する個人的な粛清であったとされる。なお、この大戦の後には「ハスハ連合共和国」ではなく、「アトール聖導帝国」という名が星団暦に刻まれることになる。ハスハの裏の顔として存在していたアトールの巫女が表舞台に現れるきっかけとなった戦乱としても位置付けられるだろう。
別名・異名・正式名など: マジェスティック・スタンド
初掲載: #08-206


■ 魔導大戦の幽霊 【まどうたいせんのゆうれい】 

魔導大戦で華々しいデビューを飾ったフィルモア帝国の新型MHファントムは、その骸骨を髣髴とさせる容貌と神出鬼没の活躍から「魔導大戦の幽霊」と呼ばれたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-035


■ 魔導帝国 【まどうていこく】 

強力なダイバー・パワーまたはパラ・サイマルを有する者が皇帝として君臨する帝政国家のこと。劇中ではバッハトマ魔法帝国やアトール聖導王朝が該当する。また、天照が支配するA.K.D.もダイバーズ・パラ・ギルドとのつながりから星団最大の魔導帝国として畏れられているようだ。
別名・異名・正式名など: 魔導王国
初掲載: #06-136


■ 魔導パワー 【まどうぱわー】 

ダイバー・パワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-035


■ 魔導力 【まどうりょく】 

ダイバー・パワーとほぼ同義だが、こちらはダイバー・パワーを発揮するための精神力や霊能力を指している場合もある。RPGにおける「魔力」のパラメーターと考えればいいか。ダイバー・パワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-006


■ 魔導連合 【まどうれんごう】 

ダイバーの連合のこと。ダイバーズ・パラ・ギルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-003


■ マイト特権 【まととっけん】 

マイトに認められている特権のこと。海外への渡航に関する諸手続きの免除、星団内のあらゆる学術国家・学術機関への入所・移籍手続きの免除といった特権があると考えられる。ヨーンがフェイツ公国のルミナス学園に入学し、学生として勉学に励むことができたのは、桜子がマイト特権をフルに活用して強引に入学させたため。公私混同と云ってしまえばそれまでだが、学ぶ意思のある者にチャンスを与えるのもマイトの重要な役割のひとつなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-090


■ マドモアゼル 【まどもあぜる】 

「mademoiselle」と書いてフランス語で「お嬢さん」の意。ティンに呼び出されてザンダシティをブラついていたアイシャは、路頭のジャンキーからこのように声を掛けられていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ マトラ12 【まとら12】 

永野センセーが初期の「ルパン三世」に登場していた、として気にかけていた車。Matra Automobile(マトラ・オトモビル社)は1964年にJean-Luc Lagardere(ジャン・リュック・ラガルデール)がAutomobiles Rene Bonnet(オトモビル・ルネ・ボネ社)を買収して立ち上げたフランスの自動車メーカー。80年には自社設計・開発・販売を停止してルノー社と提携。2003年にPininfarina S.p.A.(ピニンファリーナ社)がマトラ・グループから自動車部門を買い取ったため、現在の社名はMatra Automobile Engineering S.A.S.(マトラ・オートマティック・エンジニアリング)となっている。マトラ12は70年代に生産していたV12エンジンの搭載モデルと考えられる。なお、マトラはル・マン24時間レースで72年から74年まで3連覇を達成したメーカーでもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-019


■ マドラ・モイライ 【まどらもいらい】 

ピッキング・ハリスの本名。そしてハリスの真なる人格でもある。純血の騎士の「呪われた血」によって狂気が発現した騎士であり、平和・博愛を口にする一方で、自身の快楽のために他者を殺戮する人格破綻者。ミマス聖帝に見出され王宮女官として仕えるも、ネマ王国など幾つかの派遣先で虐殺を繰り返したため、半ば移監という形でハスハに移籍。ハスハの巫女フンフトによってハリスの人格が呼び出された。バキン・ラカン帝国在籍時の搭乗騎はクルマルス・バイオラ・スパーク。ミマス聖帝から剣聖位を渡されており、薔薇の剣聖もしくは紅の剣聖とも呼ばれる。魔導大戦の後期には狂気を抑えた統一人格が発現。ミノグシア連合AP騎士団に参加し、スバース王宮を警護するデプレ隊の隊長を務めるようだ。モイライとはギリシャ神話における運命の三女神のこと。アクローソー、ラキシス、アトロポスの三姉妹を指す名称である。ピッキング・ハリスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ミス・マドラ
初掲載: #11-008


■ マドラモードのスパーク 【まどらもーどのすぱーく】 

マドラ・モイライとしての人格を顕にしたピッキング・ハリスのこと。天照がこのように呼んでいることから、彼はピッキング・ハリスのうちに潜む別人格を認識しており、さらに人格の切り替えについても一定の権限を持っているらしいことが読み取れる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-143


■ マドリガル 【まどりがる】 

マドリガル・オペレッタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-069


■ マドリガル・オペレッタ 【まどりがるおぺれった】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した23体目のファティマ。星団暦3000年代初頭の時点でマスターを得ておらず、シリーズ・シアン夫人がオートクチュール・メゾン「セルリアン」でお針子として使っている模様。その他の詳細は不明。名前の元ネタは、音楽ジャンルのマドリガルとオペレッタから。マドリガル(madrigale)は14世紀のイタリアで成立した牧歌的な多声歌曲(16世紀にも手法の異なる同名のジャンルが成立している)、オペレッタ(Operetta)はフランスで19世紀に成立した軽歌劇を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-209


■ マドンナ 【まどんな】 

アメリカ・ミシガン州ベイシティ出身のミュージシャンMadonna(マドンナ)のこと。本名はMadonna Louise Ciccone(マドンナ・ルイーズ・チッコーネ)。1958年生まれ。82年にメジャー・デビュー。84年に発表したシングル「Like a Virgin(ライク・ア・バージン)」のメガヒットにより注目され、とくにセックス・シンボルとして高い注目を受ける。ポップアートやダンスを駆使したミュージック・ビデオを数多く発表し、マイケル・ジャクソンと共に歌唱力と表現力でポップ・ミュージックを大いに盛り上げた。その後、音楽以外の場でも才覚を発揮し、女優、映画監督、デザイナー、実業家としても活動。ギネス世界記録において「史上最も成功した女性アーティスト」として認定された。2008年にロックの殿堂入りを果たしている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-180


■ マトンのシチュー・フィルモア風 【まとんのしちゅーふぃるもあふう】 

ニオ・ハスラーが高校在学中に好きだった食べ物。マトンは生後24ヶ月(12ヶ月とする場合もある)以上経過したヒツジの肉。ラム肉よりも脂肪酸が多い。マトンのシチューは世界各国で料理法が異なり、トマトと煮たり、ココナッツミルクで煮たりする地域もある。フィルモアは北方として見なされるため、「フィルモア風」はロシア料理のボルシチのようにテーブルビートを入れているかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-012


■ マナー教育 【まなーきょういく】 

ニオ・ハスラーが高校在学中に好きだった科目。行儀・作法についての教育。テーブル・マナー、冠婚葬祭のマナー、ビジネス・マナーのほか、各国の公共において尊重されるマナー、国際的な式典・行事・会合において尊重されるマナーなどが存在する。国家要人に付き添って式典や会合に出席する騎士であれば、このようなマナーの習得も必須であろう。騎士の修練を専門とする騎士高等学校ベイ・ポイントならではの教科である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-012


■ マニアック・ラブ 【まにあっくらぶ】 

東京都港区南青山にあったとされるクラブ「マニアック・ラヴ」のこと。1993年に開店。2005年に閉店。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-021


■ マヌカン 【まぬかん】 

一般にファッション・モデルを指すが、本来はフランス語の「mannequin」が語源でマネキン人形や裁断に用いる人台を指す。また、洋服や化粧品などの販売員を指す場合もある。いわゆる「ハウス・マヌカン」は雑誌アンアンが1983年頃に販売員につけた名称である。店の商品を着用・使用することで宣伝効果を発揮し、購買に繋がっていたことからこのように名付けたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-148


■ 魔のシンシン攻撃 【まのしんしんこうげき】 

「バーチャファイター」に登場するジェフリーを操作して繰り出すことが可能な何らかのコンボを指しているらしい。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ 魔の塔 【まのとう】 

デモンズ・タワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-020


■ マノロ・ブラニク 【まのろぶらにく】 

ナトリウム・シング・桜子が履いている靴のブランド。スペイン領カナリア諸島出身のファッション・デザイナーManolo Blahnik(マノロ・ブラニク)が1972年にロンドンで立ち上げた同名のブランドが元ネタ。セレブ御用達の高級靴を生み出すブランドとして知られ、セクシーとエレガントの両立、見事な色合いで定評がある。カイリー・ミノーグ、マドンナ、ダイアナ妃が好んだことでも有名。イギリス・ファッション界への貢献から、2007年に大英帝国勲章の第3位CBEを授与されている。永野センセーも自分で履けないのに何故か数足所有しているという、お気に入りブランドのひとつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ28-007


■ マノロ・ブラニック 【まのろぶらにっく】 

マノロ・ブラニクの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-111


■ マハーディーヴァ 【まはーでぃーヴぁ】 

ヒンドゥー教の三柱神のひとりにして破壊神シヴァの別名。その名前は「偉大な神」を意味する。4本の腕と、通常・破壊と舞踊・憤怒の3つの面をもち、額に第3の目をもつとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ マフィン 【まふぃん】 

ラキシスのティータイムに出されていたメニューのひとつ。マフィン(muffin)はパンもしくは焼き菓子の一種。イギリスでマフィンといった場合は、パン生地を酵母で発酵させて焼いた丸型のパンで、コーンミールを表面にまぶしたものを指す(イングリッシュ・マフィンと呼ばれる)。アメリカでマフィンといった場合は、パン生地をカップに入れて焼いた焼き菓子を指す(ケーキ・マフィンと呼ばれる)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-005


■ マブーブ連合 【まぶーぶれんごう】 

アドラーの南半球、ヨーグン大陸の中部に位置する連合制国家。星団暦3075年、大陸北部のボー・ヨーグン群国、隣国のディ・ヨーグン群国、南部のライ・ヨーグン青民帝国と共にディ・ヨーグン統一連邦を形成。星団の列強各国と肩を並べることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-008


■ 魔法協会 【まほうきょうかい】 

ダイバーズ・パラ・ギルドの別称。ダイバーズ・パラ・ギルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-069


■ 魔法省 【まほうしょう】 

フィルモア帝国がもつ軍グループのうち、ダイバーやパラ・サイマルによって構成されている魔導軍のこと。もしくは、魔導軍を管轄する省庁を指す。地上軍および宇宙軍と共に、組織図上では騎士団の下位に位置する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-059


■ 魔法陣 【まほうじん】 

一定の法式に則って配置された図形に呪術などの力を加えるなどして、結界を張ったり、召喚あるいは錬金術の練成といった魔法的事象を引き起こしたりする文様のこと。描くだけで何らかの力を発現するタイプもあれば、魔力を有する者にしか発動できないタイプなど、役割と効果も多岐に渡っている。シーブル国の宰相であったディ・バローは、魔法陣の中で寿命を延ばすと同時に騎士ですら手が出せないほどの防御結界を発現していたとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-045


■ 魔法使い 【まほうつかい】 

ダイバー・パワーにより戦闘や破壊を行う能力者のこと。単にダイバーとも呼ばれる。ダイバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-167


■ 魔法都市 【まほうとし】 

おそらく、魔導産業が集積している都市のこと。ダイバー・フォースによってダイビング・アシッド(麻薬)の開発・生産が行われているのであれば、医療面で治療に役立つ薬品が開発されていてもおかしくはない。また、霊体や精神に働きかけるパラ・サイマルの能力を活かせば、様々な精神疾患の治療が可能となるはず。さらに、ジョーカー星団であれば魔導技術と科学技術の融合もある程度は進んでいるものと考えられ、こういった産業が集積した都市を魔法都市と呼んでいるのではないだろうか。魔導産業の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-036


■ マホガニーレッド 【まほがにーれっど】 

永野センセーがフライングVのボディ材として名前を挙げているので、いわゆるアフリカン・マホガニーを指していると思われる(海外のwikiで確認するとフライングVのボディ材はコリーナとマホガニーの2種となっている)。アフリカン・マホガニーはアフリカ中部・西部に原産するセンダン科Khaya属に含まれる広葉樹から作られる木材。あらゆる音域に適した木材として、エレキギターやアコースティックギターのボディ材やネック材に用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-201


■ ママドア・ユーゾッタ 【ままどあゆーぞった】 

星団暦3000年代初頭よりラッカン・フェードラ宮殿騎士団の騎士団長を務める女性騎士。幼少時はぐるぐるメガネにフリルひらひらの少女趣味という出で立ちであったが、剣豪オルカオン・ハリスの後見と教育を受けて強力な騎士へと成長。剣聖慧茄から天位が下されたことを機にその実力が認められ、さらに聖帝カンパー・ラ・シーラから女侯爵という特殊称号が与えられたことで、名実共にバキン・ラカンの筆頭騎士となった。彼女の家はバキン・ラカン聖帝の衛星王族(侯爵家)であるが、剣聖ヘリデ・サヤステを輩出したサヤステ家の遠縁に当たることからもその強さは折り紙つきと云える。パートナーはオーロラ。MHヴァイ・オ・ラ・エンプスを駆って魔導大戦に参戦する。クリスティン・ビィとは犬猿の仲。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-196


■ ママトルテ 【ままとるて】 

ママドア・ユーゾッタが通う洋菓子店。ここのアップルパイが好物らしい。おそらく東京都渋谷区にある「ママタルト代官山」が元ネタではないだろうか。1990年にオープンした手作りパイ専門店で、アップルパイなどのお菓子パイのほか、おかずパイなども取り扱っている。商品は全てテイクアウト可能。店のオーナー松尾苑(まつおそのう)が育てたという草花が店全体に配置されており、植物園のような印象をもつお店のようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-042


■ ママレードジャム 【ままれーどじゃむ】 

ラキシスのティータイムに出されていたメニューのひとつ。柑橘類を加工して作ったジャム。柑橘類の果皮を加えて作るため、一般的なジャムと比べて苦味がある。通常はジャムを付けず、マーマレードと呼ばれる。オレンジを用いるのが一般的であるが、レモン、グレープフルーツ、夏ミカン、柚子を用いる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-006


■ 豆入り大福 【まめいりだいふく】 

幼少時のラキシスが盗み食いした食べ物。餅の中に黒豆などの豆が入った大福餅のこと。東京の虎ノ門にある岡埜榮泉(おかのえいせん)という和菓子屋が有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ 豆のシチュー 【まめのしちゅー】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ マメンチサウルス 【まめんちさうるす】 

竜盤目竜脚形亜目マメンチサウルス科に属する恐竜のこと。1954年に中国四川省で発見された大型の草食恐竜。頚骨が異常に長く、全長22〜27mのうち、首だけで15mに達する。ジュラ紀後期に生息していたとされ、化石はその後も中国各地で確認されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-182


■ マモシバ 【まもしば】 

Toyspress社の刊行本や「月刊ニュータイプ」に度々登場していた、永野センセーのトレードマーク兼自画像となっているイヌのこと。名前の由来は永野センセーの名前と柴犬だろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-036


■ 魔物 【まもの】 

異界に生息しているらしい謎の生物。ボスヤスフォートが造り出した人工生命体を見たサリオンは、その外観を見て思わず「魔物」と口にしていた。おそらく、通常の次元には存在しない異形の存在を指す総称なのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-208


■ マヤ 【まや】 

紀元前2000年頃から紀元後1600年代末期まで中央アメリカのマヤ地域に栄えた文明のこと。マヤ地域とはメキシコ南部、ユカタン半島、グアテマラ、ホンデュラス北西部、ベリーズ、エル・サルバドルなどである。森林の伐採により農耕地を開拓し、広く焼畑農業を行うことで生活を維持。極めてシンプルな農耕文化を保持し、家畜の飼育は行わず、金属器も持たなかったようだ。数字の「0」の概念を生み出し、精巧なカレンダーを製作。また石碑やピラミッドを造り、天体の観測を行っていたとされる。コーラス王城はマヤ文明に見られるピラミッドの外観がデザイン・ソースになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-187


■ 舞夜 【まや】 

魔邪の初期名称。魔邪の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-017


■ マヨール・レーベンハイト 【まよーるれーべんはいと】 

星団暦3000年代初頭よりスケーヤ・エレクトナイツの団長を務めた騎士。もともとはコーラス王朝バランカ家の王子であるが、武者修行という名目で国外に出ていたらしい。ただし、コーラスから出奔して行方不明となっていたアルル・フォルティシモに師事していたことを考えると、彼もまたコーラス王家・王朝に対して釈然としない思いがあるのかも知れない。ブレイクダウン・タイフォーンを含む全ての剣技をアルルから伝授されており、さらに東の君からも長らくマークされていたことから、その強さは折り紙つきと云えるだろう。また、カリギュラやシオの門番についても事前に情報を知り得ているなど、世界の裏事情に通じる知識と経験をもっているようだ。剣技クラッシャー・ブレードの使い手。パートナーはエトラムル・ファティマのロンドヘアライン。
別名・異名・正式名など: マヨール・レーベンハイト・バランカ
初掲載: #10-123


■ マヨール・レーベンハイト・バランカ 【まよーるれーべんはいとばらんか】 

マヨール・レーベンハイトのフルネーム。彼はもともとコーラス王朝バランカ家の王子である。マヨール・レーベンハイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-200


■ マラーホフ 【まらーほふ】 

A.K.D.親衛軍直属戦車教導大隊に所属する戦車長。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加。天照を守るためにメイユ・スカの駆るMHザカーに挑み、戦死している。名前の元ネタは、「踊る貴公子」と呼ばれるウクライナ出身のバレエ・ダンサーVladimir Malakhov(ウラジミール・マラーホフ)だろうか。ヴラジミール・マラーホフの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-204


■ マリアナ海溝 【まりあなかいこう】 

北西太平洋のマリアナ諸島の東に位置する世界最深の海溝。太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に潜り込んでいる場所である。深さは水面下10,911mとされており、これは1995年5月に実施された日本の無人探査機「かいこう」の測定結果による。また、それ以前の1960年1月23日にスイスで開発された潜水艇トリエステ号が海溝最深部に到達。搭乗者のJacques Piccard(ジャック・ピカール)とDon Walsh(ドン・ウォルシュ)は海底にヒラメなどの生物が生息していることを確認した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-013


■ マリー・クワント 【まりーくゎんと】 

イギリス出身のデザイナーMary Quant(マリー・クワント)。もしくは彼女が展開している服飾・化粧品ブランドのこと。1959年に世界で初めてミニスカートを発表したとってもエライ人物。自身の名を冠するブランドの展開はアメリカに進出した後、63年にGinger Group(ジンジャー・グループ)を設立してから。66年以降は化粧品のデザインも手掛ける。「ミニスカートの女王」、「モッズ・ルックの元祖」とも呼ばれ、60〜70年代において世界で最も影響力のあるデザイナーと云われた。ミニスカートのブームによる外貨獲得の功績に対して、大英帝国勲章の第4位OBEを授与されたことでも有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-014


■ マリータ 【まりーた】 

ノイエ・シルチスに所属する騎士。サイレン・ライダー。魔導大戦勃発時の対メヨーヨ戦に参加。デイム、アランと共にブルーノの両翼と後方に付いた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-105


■ マリクレール 【まりくれーる】 

Jean Prouvost(ジャン・プルヴォスト)が1937年にフランスで創刊したファッション雑誌Marie claire(マリ・クレール)のこと。2012年現在、アメリカ、イタリア、イギリスなど14ヶ国で販売されている。日本では1982年に中央公論社から「マリ・クレール・ジャポン」として販売が開始されたものの、これまでに出版社や雑誌名が度々変わっている。1999年から角川書店が「マリ・クレール Japon」として刊行。さらに2003年からアシェット婦人画報社が「マリ・クレール」として刊行しており、2009年に廃刊している。その後、2012年に再び中央公論社から再刊されたものの、読売新聞購読者向けの会員誌として配布されており、市販はされていない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ28-006


■ マリス 【まりす】 

ナカカラ・クルル王国の北東部に位置する主要都市。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-204


■ マリスミゼル 【まりすみぜる】 

摩天楼というバンドのメンバーであった、Mana(マナ)、Kozi(コウジ)、KAIE(カイエ)らが1992年に結成したロックバンドMALICE MIZER(マリスミゼル)のこと。バンド名は「悪意と悲劇」という意味のフランス語に由来。91年に2代目ヴォーカルとしてGackt(ガクト)が参加。後に3代目ヴォーカルとしてKlaha(クラハ)が参加。2001年解散。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-196


■ マリファナ 【まりふぁな】 

いわゆる大麻のこと。大麻の花・穂から作る麻薬のこと。大麻の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-135


■ 魔力 【まりょく】 

魔法を行使するために必要な力。FSSにおいてはダイバー・パワーと同義。ダイバー・パワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-004


■ マリリン・マンソン 【まりりんまんそん】 

アメリカ・オハイオ州カントン出身のミュージシャンMarilyn Manson(マリリン・マンソン)のこと。また、彼が1989年に結成したロックバンドもマリリン・マンソンと呼ばれる。本名はBrian Hugh Warner(ブライアン・ヒュー・ワーナー)。芸名の由来は女優のMarilyn Monroe(マリリン・モンロー)とカルト指導者者のCharles Manson(チャールズ・マンソン)から。幼少時の虐待・迫害から逃れる中でロックの道に入ったとされる。94年にメジャー・デビュー。デビュー直後より反キリスト的な世界観・作詞を展開。楽曲はハード・ロック、グラム・ロック、インダストリアル、オルタナティブ・メタルなどに分類される。芸術家・俳優・映画監督としても活動。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-164


■ マリリン・モンロー 【まりりんもんろー】 

アメリカのセックスシンボルとして今もなおその名を残す女優Marilyn Monroe(マリリン・モンロー)のこと。本名はNorma Jeane Mortensen(ノーマ・ジーン・モーテンセン)。1926年生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ヌードモデルをしていたことや、初期の映画における役柄の影響から妖艶な女性というイメージが強いが、本人はそのイメージを払拭しようと演技力を高めるなどの努力を続けていたとされる。しかし、結婚と離婚を繰り返したことや、私生活の乱れ、流産などにより精神的に不安定な状態が続いたために睡眠薬を多用。1962年に薬の呑み過ぎによる急性バルビツール中毒により36歳の若さで他界している。なお、彼女は死の直前にジョン・F・ケネディと不倫関係にあったという噂もあり、その死については他殺説や暗殺説もあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-036


■ マリンスーツ 【まりんすーつ】 

Gabrielle Chanel(ガブリエル・シャネル)が1913年に水兵の格好にヒントを得て作り上げたセーラーカラーのスーツのこと。FSSの劇中ではアイシャが着用している(コミック7巻p151)。シャネルは同年にマリニエールとも呼ばれるボーダーシャツを発表しており、リゾート地に適したマリン・スタイルの衣服がこの頃の流行であったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-359


■ マルコンナ支隊 【まるこんなしたい】 

AP騎士団[マルコンナ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-025


■ マルコンナ隊 【まるこんなたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[マルコンナ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-056


■ マルサラ(1) 【まるさら】 

マルサラ共和国(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-038


■ マルサラ(2) 【まるさら】 

カラミティ・ゴーダースに存在する学術都市。ファティマ・エストを完成させた後のモラード・カーバイトは、エストが剣聖預かりになったことを見届けてからこの学術都市に移籍したらしい。そこで留学中のコーラス22世と出会い、親睦を深めたという。・・・もしかしてマルタラ(共和国)の間違いではないだろうか。マルタラ共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-084


■ マルサラ共和国(1) 【まるさらきょうわこく】 

アドラーのアダマス大陸南端に位置する小国。トラン連邦のシュリーズ共和国と接する。シャーリィ・ランダースとプルース・ランダースの出身国であったが、これはボツ設定になったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-008


■ マルサラ共和国(2) 【まるさらきょうわこく】 

カラミティ・ゴーダースのイースタン・ショルティ大陸にある共和制国家。フィルモア帝国の影響下にあり、経済共有圏として運営されているらしい。おそらくマルタラ共和国の間違いだろう。マルタラ共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-011


■ マルシェ 【まるしぇ】 

おそらくはアドラーに存在する小国もしくは都市と考えられる。バストーニュに工房を構える以前のバランシェは、この地にあったファティマ・ファクトリーに勤めていたらしい。後に剣聖ディモス・ハイアラキのパートナーとなるファティマ・サロメは、このファクトリーでバランシェのメンテナンスを受けていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-033


■ マルタラ 【まるたら】 

マルタラ共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-044


■ マルタラ共和国 【まるたらきょうわこく】 

カラミティ・ゴーダースのイースタン・ショルティ大陸東端にある共和制国家。コーラス23世が学生の頃に留学していたオクサー学芸都市はこの国家に位置する。自然度の高い原生林を残しており、その特異な環境から貴重な鉱物や化石が出土するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-012


■ マルチスキャンカメラ 【まるちすきゃんかめら】 

エア・バレルの車体上部に備え付けられているカメラ。マルチスキャンという名称のとおり、赤外線、音波、重エネルギー波などを傍受・解析する各種スキャナーが一体化している。スコープ機能を追加したスキャナ・スコープ・カメラなど、似たような機能をもつ端末は数多く存在しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ マルチディスプレイ 【まるちでぃすぷれい】 

1台のCPUに対して複数のアウトプットを設定し、それらを個別または統合的に操作すること。ただし、生体演算理論について語っていたウラニウム・バランスと天照の命(ミコト)の会話を読む限りでは、アウトプットではなくインプットを複数読み込んで統合・一括化することをこのように呼んでいたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-058


■ マルチファンクションIDデコーダ 【まるちふぁんくしょんIDでこーだ】 

星団各国の軍人が標準装備として携帯している小型端末。デコーダーとは解読機のこと。互いのIDの確認や、情報交換、作戦行動における指示命令の受け渡しなど、様々な場面で使用する。騎士がもつファンクション・ボックスとほぼ同様のモノと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-058


■ マルチ・マイト 【まるちまいと】 

ダブル・マイトとほぼ同義。ダブル・マイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-105


■ マルチマウンター 【まるちまうんたー】 

レッド・ミラージュの[Ver.3]より増設された前腕部のマウント部(ベイルやフレーム・ランチャーを取り付けるハード・ポイント)のこと。兵装を固定するだけでなく、腕の動きとは別に自在に動く構造になっているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-129


■ マルティー 【まるてぃー】 

バッハトマ黒騎士団に所属する騎士。魔導大戦のハスハ侵攻では、ニュートンと共に黒騎士デコース・ワイズメルの両翼を務めた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-058


■ マルティニ・シットボン 【まるてぃにしっとぼん】 

A-Tが使用しているワンピースのブランド。1985年のパリ・コレクションでデビューしたモロッコのカサブランカ出身のデザイナーMartine Sitbon(マルティーヌ・シットボン)のこと。デビュー後もChloe(クロエ)のチーフ・デザイナーなどを務め、90年にはセカンドライン(デザイナーズ・ブランドの普及版)としてMartine Sitbon 2(現在のMartine Sitbon Fantasy)を立ち上げている。自身のブランドは各国のメーカーとの提携により販売されており、2004年よりサンフレールが独占販売権を獲得している。ミニマルなスタイルの服飾のほか、眼鏡などのデザインにも定評がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ マルドゥーク 【まるどぅーく】 

アッカドの神話に登場する古代バビロニアの主神。神々の宮廷の行政官であり、4つの目と4つの耳をもつ。古の神ティアマトを倒す見返りに神々の王になったとされる。また、ティアマトの死骸から天地と大海が作られたことから、「終末」と「再生」、「秩序」と「混沌」の二面性を象徴する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ 丸どん2号 【まるどん2ごう】 

「『花の詩女』の製作にCG人海戦術を使用してはどうか」というエストの進言に対して、永野センセーが反撃(反論)として放ったミサイル。レトロ・フューチャーな感じの流線型ミサイルである。ついでに、1号は「どこかのアニメカントクの所に飛んでいってそのままオヨメさんになってしまった」とのこと。うーん・・・永野センセーがデザインしたロボットか何かを指しているのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-519


■ マルハ王国 【まるはおうこく】 

ジュノーのカリーニン大陸北端に位置する小国。システム・カリギュラ(もしくはシオの門番)との契約によって再興した過去があるらしい。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-145


■ マルフェス国 【まるふぇすこく】 

システム・カリギュラ(もしくはシオの門番)と契約して魔導大戦に参戦した国家。アドラーの南半球、ヨーグン大陸に位置するグレート・マルフェスもしくはマルフェス=ヨーグン王朝と同一の国家だろうか。ボー・ヨーグン群国を構成している一国家であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-150


■ マルフェス=ヨーグン王朝 【まるふぇすよーぐんおうちょう】 

アドラーの南半球、ヨーグン大陸の北部に位置する王朝制国家。システム・カリギュラ(もしくはシオの門番)と契約して魔導大戦に参戦したマルフェス国と同一の国家だろうか。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-008


■ 魔霊協会 【まれいきょうかい】 

魔導結社もしくはダイバーズ・パラ・ギルドの初期名称。魔導結社ダイバーズ・パラ・ギルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-068


■ 麿 【まろ】 

平安時代古い日本語で用いられた一人称。公家言葉とくに男子が自らを称する場合に使用する印象があるが、実際には老若男女、貴賎を問わず、誰でもこれを用いていたようだ。劇中ではサリオンが自らをこのように呼んでいる。ついでながら、よく昔話などで使われる「わらわ(私、妾、童)」は武家の女性が自らを謙って云う場合の呼び方で、こちらは近年になってから用いられたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-108


■ マロリー・ハイアラキ 【まろりーはいあらき】 

マロリー・ビュラード・ハイアラキの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-042


■ マロリー・ビュラード・ハイアラキ 【まろりーびゅらーどはいあらき】 

ミッション・ルースの実妹。ルース家に流れる強力な騎士の血を受け継いだ人物で、ミラージュ騎士団から引退してバキン・ラカン帝国に渡った剣聖ディモス・ハイアラキに師事し、その全ての剣技を受け継いだらしい。ルース家とは既に絶縁している状態にあり、兄が名乗るビュラード姓と師のハイアラキ姓を名乗っているようだ(ディモスは彼女の祖父の弟)。学生時代に知り合ったコーラス王朝マイスナー家の皇子イェンテ・マイスナーと恋仲となったことで(当初は金ヅルとして接近)、コーラスの後ろ盾を受けることになり、それが縁となって魔導大戦に参加。後にマイスナー籍に入り、マロリー・マイスナーを名乗る。セイレイ、アルルと並ぶ暴風3王女のひとり。パートナーはモンスーン。コーラス王家のMHエンゲージ・オクターバーSR2(初期設定ではMk2)を駆る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ マロリー・マイスナー 【まろりーまいすなー】 

マロリー・ビュラード・ハイアラキがコーラス王朝マイスナー家の皇子イェンテ・マイスナーと結婚した後に名乗る名前。設定として名前が明かされた時はこちらの名前であったが、本編に登場した時はまだ未婚であったため、新たに明かされた旧姓で登場することとなった。かなり珍しいパターンである。マロリー・ビュラード・ハイアラキの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-195


■ マンゴーゼリー 【まんごーぜりー】 

幼少時のラキシスが盗み食いした食べ物。マンゴーの果肉と果汁で作ったゼリーのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ マンゴ牛乳 【まんごぎゅうにゅう】 

ファティマ・エストの好物。マンゴーの果汁・果肉を加えた加工乳のこと。マンゴーはインド・インドシナ半島周辺を原産とするウルシ科の果樹で、南国を代表するフルーツとして近年人気が高まっている食品である。マンゴー牛乳をプリンにした森永乳業の「マンゴ牛乳プリン」が有名。季節限定販売だったため、現在は入手できない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-043


■ マンシー島 【まんしーとう】 

アドラーの南半球、高緯度地域に存在する島。ヨーグン大陸の東方に位置する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-008


■ 卍党 【まんじとう】 

ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)の3D対戦格闘ゲーム「鉄拳」の上級プレイヤーによって組織された攻略集団。ソフトバンクパブリッシング株式会社が発行していたゲーム雑誌「ザ・プレイステーション」では攻略記事を担当。また、攻略本の編集にも参加した。組織名の元ネタは、「鉄拳」シリーズに登場する吉光が組織している義賊集団の名称から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-100


■ マンダリンオレンジのジュース 【まんだりんおれんじのじゅーす】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。マンダリンオレンジはインド・アッサム地方原産の柑橘類。標準和名はポンカンで、国内でポンカンの名で販売されている柑橘の近似種に当たる(学名は両者ともCitrus Reticulata)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ マンティコア 【まんてぃこあ】 

惑星オリンポスのサイボーグ兵器「インペリューン」の一種。地を象徴する。巨大な背びれと四足をもつ獣型のサイボーグ。体高12m。口からバスター砲に匹敵するエネルギー波を発する。クフィルとは異なり、人語を理解する事が可能。体の大きさも変幻自在で、ラキシスに協力するようになってからはポケットに納まるくらいまで小型化し、彼女に付き添ったらしい。インドの伝承に登場する獅子の身体と老人の顔、コウモリの羽、サソリの尾を持つ怪物と同名であるが、おそらくEmerson, Lake & Palmerの2ndアルバム「Tarkus(タルカス)」に収録されている「Manticore(マンティコア)」という曲が元ネタだろう。後のマンティコア・レーベルの由来になったタイトルである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-057


■ マンティック・スーツ 【まんてぃっくすーつ】 

宇宙空間で生活する(長時間過ごす)ことを前提に、ゆったりとしたマント状のラインで作られたファティマスーツのこと。考案者はアルセニック・バランス。モナーク・セイクレッドの探索・閲覧という使命を与えられた「光のタイ・フォン」のために考案されたスーツが基本となっている。グリーン・ネイパーと共にファンタスマゴリアへ移ったファティマ・ダイオードも、マンティック・スーツを着用している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-142


■ マンティック・スタイル 【まんてぃっくすたいる】 

光のタイ・フォンやダイオードなど、宇宙空間を生活の場とするファティマに適用されるスーツ・スタイルのこと。マンティック・モードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-208


■ マンティック・モード 【まんてぃっくもーど】 

ファティマ・ファッションの一種。宇宙空間で生活する(長時間過ごす)ことを前提に、ゆったりとしたマント状のラインで作られたスーツ・スタイルのこと。マンティック・スタイルとも呼ばれる。アイスダート・スタイルの時代(おそらくその最後期に当たるはず)に生み出されたもので、宇宙都市で生活するファティマの多くがこのスタイルに倣ったようだ。考案者はアルセニック・バランス。もともとはモナーク・セイクレッドの探索・閲覧という使命を与えられた「光のタイ・フォン」のために考案されたスタイルであった。スーツ自体はマンティック・スーツとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: マンティック・スタイル
初掲載: KF-138


■ マンテーレ 【まんてーれ】 

プラスチック・スタイルの頭部フードを指す地方名のひとつ。形状や元ネタについては不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ マント 【まんと】 

外套の一種で袖がないものを指すが、ここではMHの背面装甲として整理する。MHは背中を保護するために肩胛骨の位置からフィン状の装甲をぶら下げており、これがマントと呼ばれる。マントの形状はMHによって様々だが、いずれの場合もこれを取り外すとかなりデコボコでゴチャゴチャしているとのこと。エネルギー・ジェネレーターの一部が背面に飛び出しているためで、永野センセーもこの部分を描くのは骨が折れるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-038


■ マント型アーマープレート 【まんとがたあーまーぷれーと】 

重装甲スタイルのMHなどが装備しているマント型の追加装甲。装甲板の上部をクリップで固定し、吊り下げた状態で装備される。おそらくは戦況に応じて瞬時に取り外せる仕様になっているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-005


■ マント型ボンネット 【まんとがたぼんねっと】 

ファティマが着用するボンネットの中でも、飾り布が垂れ下がり肩に掛かっているタイプのモノを指す。プラスチック・スタイルの導入以降、L型ファティマの識別ポイントとして採用された。ケープ型とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-167


■ マントスーツ 【まんとすーつ】 

L型ファティマのプラスチック・スーツは、頭部に被るロングボンネットのたれ布がマントのように肩周辺を覆うため、別名マントスーツと呼ばれる。マンティック・スーツとは異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-007


■ 万年コ・プロ 【まんねんこぷろ】 

「プロムナード」に登場する万年助教授の冴えない先生。本名不明。授業をサボる女子生徒を厳しく注意する一方で、授業中にパワー・ハラスメントとセクシャル・ハラスメントを働いてしまう小悪党。まあ、どこにでもいるタイプの先生なのかも知れない。コ・プロとは「助教授」のことだが、「教授」を意味する「Professor」に接頭語の「co-」を付けて、交替要員的な意味合いを持たせた口語的な云い回しである。つまり多分に嫌味を含む名称ということ。本来はアシスタント・プロフェッサー(assistant professor)と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-217


■ マンモスうれP〜 【まんもすうれP〜】 

死語のひとつ。酒井法子がデビューして間もない頃に「のりピー語」として使用していたフレーズのひとつ。アイドルの知名度を上げるために、事務所側からこういった言葉を使うよう強要されていたらしい。シリーズ・シアン夫人は、メゾンに注文が殺到して最高に嬉しいときに、思わずこういった死語を口にしてしまうようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-043


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