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Japanese_E
 

 
■ エアクリーナー・イコライザー 【えあくりーなーいこらいざー】 

ミラージュ騎士団のMHスーツの胸部に取り付けられている空気循環システムの調整器。胸部を保護するブレスト・ガードと一体化している。腰につく酸素発生器とエア・クリーナーを調整し、さらに宇宙用のヘルメットを兼ねるフェイド・ベイルと直結することで、ヘルメット内に新鮮な空気を送り込む役割をもつ。ブレスト・ガードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ エア・コマンド 【えあこまんど】 

空中騎兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-029


■ エアコン・サーキット 【えあこんさーきっと】 

ファティマスーツの内側に備え付けられている空気調節装置とその制御回路のこと。スーツ生地の裏側に網目状に張り付いており、形状や硬さによってファティマの運動を妨げることが無いよう配慮されている。サーキット(circuit)とは「回路」の意。エア・コンディション・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-052


■ エア・コンディショナー 【えあこんでぃしょなー】 

エア・コンディション・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-192


■ エア・コンディション・システム 【えあこんでぃしょんしすてむ】 

エアコン。空気調節装置。可憐・華奢に見えるファティマスーツの内側には、装甲と共に生命維持システムとエアコン・サーキットが備え付けられている。ファティマスーツの装甲生地は通気性が乏しいため、運動時・休養時に合わせて換気や温度調節を行い、スーツ内の温度・湿度を最適な状態に保っているらしい。システムの稼動に必要な電力は、スーツ生地自体の発電(おそらくはソーラー発電)によって供給できるようだ。
別名・異名・正式名など: エア・コンディショナー
初掲載: PS-046


■ エア・シールド 【えあしーるど】 

旗騎クラスもしくは主力クラスのMHに装備されているシーリング・フィルター。細かい砂や水が機体内に入ることを抑え、同時に機体外へのエア漏れも防ぐ。つまり、エア・シールドを装備していない二流品、三流品と称されるMHの場合は、水中戦や宇宙戦など戦場に応じてシーリングを行い、装備の換装を行っているということ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-098


■ エア・ドーリー 【えあどーりー】 

MHを搭載して移動する空中要塞のこと。大気圏内におけるMHの輸送の他、宇宙船から地上への降下、戦闘時のバックアップなど、MH運用を含むありとあらゆる作戦行動の基盤として用いられる。ちなみに、ユーバー大公は逃亡したラキシスを追うためにエア・ドーリーを出撃させた。スケールがデカイと云うかなんというか・・・。
別名・異名・正式名など: 空中要塞
初掲載: #01-093


■ エア・トランス 【えあとらんす】 

ミラージュ騎士団各員に支給されるアイテム。おそらくフェイド・ベイルと共に使用する小型の空気輸送ポンプと思われるが、詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-043


■ エア・バス 【えあばす】 

ホバー推進により移動する陸上輸送車。ホバーの原動力はイレーザー・エンジンとなっている。劇中では、コーラス王朝を訪れたソープが第2ヤース空港で乗り込んだり、カステポーを訪れた際に利用しているのが確認できる。物語を始動するキーアイテムであると同時に、なぜか登場する度にソープにトラブルをもたらす不吉な乗物。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-141


■ エア・バスター 【えあばすたー】 

ミラージュ・シリーズの胸部にあるイレーザー・ブーストの噴射口。都市破壊もしくは撹乱に使用する小型の竜巻発生装置として調整されており、ヤクト・ミラージュに至ってはハリケーン(並みの範囲・規模をもつ巨大竜巻?)の発生まで可能となっている。星団暦2992年のヤクト・ミラージュの処女戦では、大気圏突入のショックを和らげるためにこのエア・バスターが用いられた。ハリケーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ エア・バスター発生機 【えあばすたーはっせいき】 

ミラージュ・シリーズの胸部に装備されているエア・バスターの発生機。胸部のイレーザー・ブーストの噴射口から一定時間、強制排気を行うことで、都市破壊用もしくは撹乱用の小型の竜巻を発生する。ヤクト・ミラージュの場合は排気が強力過ぎるため、ハリケーン(並みの範囲・規模をもつ巨大竜巻?)の発生までも可能としているらしい。エア・バスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ エア・バスター噴射口 【えあばすたーふんしゃこう】 

ミラージュ・シリーズの胸部に開口しているエア・バスターの噴射口。胸部前面の左右両側にあるスリットがこの噴射口である。エア・バスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-168


■ エア・バリアー 【えあばりあー】 

ミラージュ・シリーズに装備されているバリアーの一種。詳細は不明であるが、エア・バスターの応用により自機に向かってくる実弾兵器(ロケットやミサイルの類)を吹き飛ばすようなバリアーではないだろうか。対MH戦ではなく、対地・対空用の兵装と考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ エア・バレル 【えあばれる】 

ジョーカー太陽星団における地上軍の主力兵器。イレーザー・エンジンを原動力とする空中戦車であり、マッハ10の移動速度(初期設定では時速250km/h)と分間1200発もの速射砲を兼ね備える。その主砲はMHを破壊せしめる能力をもつが、亜光速で行動可能なMHが被弾することは皆無であり、騎士団が相手の場合はほとんど無力の存在と云わざるを得ない。対物・対人兵器としては現在の地球における戦車よりも数倍から数十倍の戦力をもつと考えていいだろう。
別名・異名・正式名など: 空中戦車
初掲載: #02-077


■ エアフィックス 【えあふぃっくす】 

ハンガリー出身のNicholas Kove(ニコラス・コーヴ)が1939年にロンドンで創業した模型メーカーAirfix(エアフィックス社)のこと。50年代以降に生産されたミリタリーモデルが国内外で高い評価を受け、国内トップメーカーに成長。71年にはイギリスの輸出産業に貢献したとしてクイーンズアワード英国産業賞(Qeen's Award to industry)を受賞している。田宮模型(現タミヤ)の会長である田宮俊作は、当時のエアフィックスを「近い将来に追いつき追い越す指標」に位置づけていたらしい。70年代後半から経営不振に陥り、81年に倒産。いくつかの売却を経て、現在はイギリスの鉄道模型メーカーHornby Hobbies Ltd.(ホーンビィ・ホビー社)の傘下にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-011


■ エア・フォート 【えあふぉーと】 

空中要塞とも。集団戦闘時の母艦として配備される大型のディグもしくは小型の宇宙船のこと。衛星軌道上の戦艦と地上の間を行き来し、騎士団および軍隊を輸送すると同時に、地上における作戦行動のオペレーションとサポートを担う。破損したMHなどもエア・フォートの中で簡易の修復・整備を受けられるようだ。
別名・異名・正式名など: 空中要塞
初掲載: #11-080


■ エア・ヘッド 【えあへっど】 

飛行形態のみの空戦用・宇宙戦用MHをこのように呼称する。天照以外でこのようなMHを作る人物はいないとの設定もあるので、スピード・ミラージュの別名として整理できる。ただし、コミック3巻では遠方から飛来した未確認MHに対してラベルが「エア・ヘッド」と叫んでいたので、星団暦4000年代には同タイプのMHが星団内のそこかしこで製作されているのかも知れない。「Air Headd」で「天駆ける騎士」という意味だが、語源はやはり「空っぽの頭」を意味する「airhead」だろう。ヴンダーシェッツェの機体前後に伸びた巨大な頭部から、このようなニックネームが付けられたものと考えられる。また、MHが登場する以前の宇宙戦闘機をエア・ヘッドと呼んだ時代もあったようだ。スピード・ミラージュ[ヴンダーシェッツェ]スピード・ミラージュ[ヴォルケシェッツェ]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-185


■ エア・ポット 【えあぽっと】 

少人数を載せて空中を移動する中型のディグ。哨戒や兵の輸送などに用いられる。上部装甲板がなく、操縦席以外にシートを設けていないタイプも多いようだ。コミック7巻でマイア・トーッカータが搭乗していた軍師艇や、ソープとアトロポスを見つけるためにサーチ・ライトを照らしてウロウロしていたディグなどが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-138


■ エイヴ・ロウ 【えいヴろう】 

エイブ・ロゥの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-049


■ 永遠の騎士 【えいえんのきし】 

永遠に稼動することが可能なMH。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]を指す。ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-004


■ 永久運用機関 【えいきゅううんようきかん】 

ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]に搭載された非常に特殊・特異なエネルギー供給機関。後頭部にある転化ポートから「時間」を取り込み、時間次元変換エネルギーに転化して機体に供給する。K.O.G.[ラキシス]が3次元において極めて不安定なパワーを発揮するのは、このシステムによって4次元的な存在になっているためと考えられる。時間次元変換エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-031


■ 永久可動システム 【えいきゅうかどうしすてむ】 

ナイト・オブ・ゴールド[ラキシス]に搭載されたパーツ生成およびメンテナンス・システムの総称。K.O.G.[ラキシス]は「永久に稼動し続けること」をコンセプトとして製作されており、通常のMHと比較して自己再生能力が極限まで高められている。また、機体の周囲に浮遊する原子・分子を変換し、体内で欠損パーツを生成する機能も有しているらしい。物質変換システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-028


■ 永久記録機モナーク 【えいきゅうきろくきもなーく】 

ジョーカー星団もしくはジョーカー宇宙の全ての事象を記録し続ける記憶媒体。モナーク・セイクレッドを指す。モナーク・セイクレッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-222


■ 永久指名手配犯罪者 【えいきゅうしめいてはいはんざいしゃ】 

その名のとおり、時効が適用されない指名手配犯のこと。対象となる者が(おそらく)星団法における死の定義に当てはまる状態になるまでは、国家の枠を超えて永久に指名手配の状態を維持することになる。ミラージュ騎士団とくに左翼大隊の中には、永久指名手配犯罪者として各国から御用の身となっている者が少なくない。
別名・異名・正式名など: 永久星団指名手配
初掲載: E98-006


■ 永久星団指名手配 【えいきゅうせいだんしめいてはい】 

永久指名手配犯罪者の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-197


■ 永久代謝細胞 【えいきゅうたいしゃさいぼう】 

バランシェが純血の騎士の受精卵(後のダグラス・カイエン)を宿したファティマ・クーンの胎内から得た超帝國のオーバーテクノロジーのひとつ。代謝とは細胞における老廃物の排出と栄養分の摂取を指している。これを永久に繰り返すということは、細胞自体の老化による死滅がないということ・・・つまり、老化現象が起きないということだろう。ジョーカー星団に存在する全てのファティマは、ナッカンドラ・スバースの情報体をもつ細胞とそれを維持する人工胸腺の働きによって老化しない肉体を持っている訳だが、バランシェが入手した細胞はよりオリジナルに近いモノだったのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-185


■ 英語 【えいご】 

エミリィが修得している数多くの言語のうちのひとつ。インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属す言語で、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどで用いられるほか、世界各国で第二言語として広く普及している。日本の英語授業は「This is a pen.」からスタートする。まあ、日常生活においてはほとんど意味がない文章であろう。FSSにおいては、クバルカン法国周辺で用いられるルーン語に位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-238


■ エイジア 【えいじあ】 

AP騎士団[スクリティ・ポリティ隊]に所属するベクター・赤城のパートナー。マイトはサリタ・アス・ジンク。名前の元ネタは、Steve Howe(スティーヴ・ハウ)、John Wetton(ジョン・ウエットン)、Geoffrey Downes(ジェフリー・ダウンズ)、Carl Palmer(カール・パーマー)らが、1981年にイギリスで結成したスーパー・プログレ・バンドAsia(エイジア)だろう。桜牧師も中学生の頃にジャケ買いして聴いてました。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-049


■ エイジング 【えいじんぐ】 

「aging」で「加齢」とか「老化」の意。ビューティ・ペールの若くて美しい姿は、ダイバー薬品によるエイジングの賜物らしい。ん?・・・そりゃエイジングではなくて、アンチエイジングでしょう。食品や薬品の効能・効果を利用し、加齢・老化に伴って発生する機能障害や疾患を予防したり、体質を改善したりすることを指す。もっとも、ジョーカー星団であれば文字通り「若返る」ための医療技術、薬品があっても不思議ではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-172


■ エイズ・ロウ 【えいずろう】 

エイブ・ロゥの間違い。エイブ・ロゥの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-077


■ 衛星王家 【えいせいおうけ】 

国家を治める王家の直系から分派した一族・家系のこと。天照家の場合はメルカ家、エックス家、クロークル家などが該当する(シナーテ家とコーダンテ家は直系王家)。また、コーラス王家ではアルルのメロディ家が衛星王家に該当。フィルモア帝国はレーダー王家とフィルモア王家が直系となるが、この2つの家名は宗家だけでなく多くの分家や衛星王家を含む名称となっている。当然、歴史の古い王家であれば衛星王家も増加する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-027


■ 衛星王族 【えいせいおうぞく】 

衛星王家とほぼ同義。衛星王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-007


■ 衛星貴族 【えいせいきぞく】 

衛星王族とほぼ同義。衛星王族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-036


■ 衛星軌道砲撃 【えいせいきどうほうげき】 

戦艦による衛星軌道上からの地上砲撃のこと。ビームなどの光学兵器では空気中を通過する際に威力が減衰するため、エネルギー榴弾などの有質量弾が用いられる。ただし、衛星軌道砲撃を行う場合は、星団法戦争協定に則り、照準ビームによって着弾点を敵味方の双方に知らせてからでなければ発射できないことになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-175


■ 永世救命信号 【えいせいきゅうめいしんごう】 

信号を発した人物の生死に関わらず、受信した場合は必ず救助もしくは死体の収容を求める救命信号のこと。カレンを乗せた黄金の棺(K.O.G.Ver.11の頭部)は、魔女のアスタ・ロッテ海と呼ばれる巨大空洞を漂いながらこの永世救命信号を発信し続けていた。カレンが目覚めたシーンは、云ってみれば海底から引き上げた宝箱に生きた人間が入っていた状態(そんなマンガもあったような)である。あの瞬間、タイカ・ジューヨー皇帝団の誰もがあまりにも理解不能な展開にフリーズしたのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-049


■ 衛星攻撃 【えいせいこうげき】 

衛星軌道上からの攻撃のこと。かつてのジョーカー星団では、プラネット・ボンバーと呼ばれる宇宙戦艦を用いて、地上へ艦砲射撃を行うことが基本戦術であった。有無を云わせぬ大量破壊兵器の投入により、国土そのものを失わせることで決着が着けられていた訳である。しかし、戦闘が終了した後の土地は一から開墾をやり直さねばならず、核兵器による爆撃が行われた場合は長期間その土地を放置しなければならなかったことから、被害を最小限に抑える戦闘の方法として現在のような人型兵器による戦闘が行われるようになったという。もっとも、衛星攻撃という戦法が完全に無くなった訳ではなく、劇中でも地上戦闘の前哨戦または支援のために衛星軌道上から砲撃するシーンが何度か登場している。バスター砲を用いて衛星攻撃を行うことはご法度とされており、現在は有質量エネルギー弾が使用される。また、照準ビームによって砲撃ポイントを敵軍に伝えることが義務付けられており、これを破ることは星団法違反として見なされるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-036


■ 衛星攻防戦 【えいせいこうぼうせん】 

パイド・パイパー騎士団が、A.K.D.軍およびミラージュ騎士団と衝突する直前に参加していた宇宙戦。時期的に云って星団暦2991年か2992年の前期ということになるだろうか。この「衛星」がどの衛星を指しているのか全くの不明であるが、おそらく何れかの宙域に浮かんでいる人工衛星であろう。劇中では未だにMHの宇宙戦が描かれていない・・・。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-064


■ 衛星国家 【えいせいこっか】 

王朝などの集積国家を形成している国家群のうち、衛星王族によって治められている小国家のこと。本国から離れた遠隔領地や、本国に含まれる所領地など、治める国家によって規模や運営形態がそれぞれ異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-124


■ 永世筆頭騎士 【えいせいひっとうきし】 

その者の生死に関らず、騎士団の筆頭としてその名を恒久的に連ねられる騎士のこと。騎士団の名誉騎士の中でもとくに尊厳をもって語り継がれる人物にのみ与えられる肩書きであり、騎士にとっては最大限の栄誉ということになるだろう。剣聖ディモス・ハイアラキはラッカン・フェードラ宮殿騎士団の永世筆頭騎士である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-196


■ 衛生兵 【えいせいへい】 

負傷者の手当て(軽度の怪我に限る)、部隊の衛生管理、死亡した兵の後処理などを担当する兵のこと。兵科では医療に相当する。重度の怪我の手当て、病気の治療、手術などは軍医が担当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-055


■ エイダス大陸 【えいだすたいりく】 

デルタ・ベルンの北半球、赤道付近から高緯度地域を覆っている大陸。北半分は氷に覆われる。東部にはA.K.D.のお膝元であるデルタ・ベルン東方10国があり、西部にはA.K.D.傘下のエラン連邦、南部にはシルーク合衆国がある。連載初期において、東方10国はマイダ大陸に位置しているという設定があったが、現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-041


■ エイダス大陸東方10国 【えいだすたいりくとうほう10こく】 

デルタ・ベルン東方10国の別名。デルタ・ベルン東方10国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-007


■ エイデンス・アルク・レーダー 【えいでんすあるくれーだー】 

星団暦3000年代初頭に、ド・ラ・フィルモアの後釜を継いでフィルモア帝国の帝国最高吟味役に就任した人物。レーダー王家系列のアルク・レーダー王家の当主であり、帝国元老院を構成する36名の議員のひとり。その他の詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-059


■ エイトール 【えいとーる】 

A・トールの別名。A・トールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-005


■ エイドリアン・ターク 【えいどりあんたーく】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.7。アサシン(暗殺者)としての技能を極めた危険人物。かつてその腕を買われてノイエ・シルチスに在籍していたものの、反りが合わずに間もなく退団。アドラーの殺人組織に加わり、天照の暗殺を請け負ってフロート・テンプルに侵入したところを力ずくで入団させられた経歴をもつ。パートナーはメイラン。ニック・ネーム(またはコード・ネーム)はパイソン。星団暦2995年、かつて自ら因縁をつけてしまったミラージュ騎士ミシャル・ハ・ルンとの私闘において、頭蓋を砕かれ即死するという呆気ない最後を迎えた。永野センセーのお気に入りだったらしい。
別名・異名・正式名など: パイソン
初掲載: TT-049


■ エイノーク・サヤステ 【えいのーくさやすて】 

剣聖デューク・ビザンチンの妻。実家はクバルカン法国のサヤステ家であり、デュークとの間に生まれた子供が3代目剣聖ヘリデ・サヤステである。ヘリデは母方の家に戻り、クバルカン法国の騎士として活躍したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-124


■ エイプ 【えいぷ】 

「重戦機エルガイム(1984)」に登場する戦艦。ポセイダル軍の旗艦で全長は約1300m。ペンタゴナ・ワールド最大最強の戦艦で、建造には15年の歳月とトライデトアルの資源の大半を費やしたとされる。そのため、この艦の建造に際して起きた反乱は200件以上、死者は1万人以上にものぼる。船首に2門のバスター・ランチャー、船体に100門のレーザー砲を装備。また艦内にヘビーメタルの工場を内包している。FSSにおけるザ・ウィルのデザイン・ソース。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-041


■ エイプリル・マーチ 【えいぷりるまーち】 

ちゃあ・ティが自身のテーマソングとして挙げているモノ。何かの曲名かと思って探してみたが、有名なマーチ曲の中にそれらしきタイトルは見つからず。うーん、カリフォルニア州出身の女性シンガーApril March(エイプリル・マーチ)のことだろうか。本名はElinor Blake(エリノア・ブレイク)。1991年からアメリカで放映されたアニメ「The Ren & Stimpy Show」の製作に携わったアニメーターとしても知られる。英語・仏語の歌詞で曲を作ることが多く、Serge Gainsbourg(セルジュ・ゲンズブール)の曲などフランスの人気曲をよくカバーすることから、フレンチ・ポップス・シンガーとも呼ばれるアーティストである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-216


■ エイブ・ロゥ 【えいぶろぅ】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.17。3159年のアドラー侵攻に参加予定。
別名・異名・正式名など: エイヴ・ロウ、エイブ・ロウ
初掲載: DE1-068


■ エイムポイント 【えいむぽいんと】 

おそらくレッドドットサイト(覗いた際に見える赤い光の点で照準を合わせるタイプの照準器)のこと。レッドドットサイトのメーカーとしてスウェーデンのAimpoint A.B.(エイムポイント社)があまりにも有名なため、その代名詞として用いる場合があるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-038


■ 栄養剤 【えいようざい】 

ザンダシティでは何処かで見たことのあるような栄養剤やドラッグをブレンドして販売しているヤバイ店が存在する。ブレンドするモノが劇中で伏字だらけで書かれているので、判る範囲でまとめておきます。「ハル■オン」はおそらく睡眠薬の「ハルシオン」のこと。「○ン■ル○ーパー液」は「ユンケルスーパー液」になると思われるが、ちょっと実在の商品とは名前が異なっている。「○ポ○タ○Dエクストラ」は「リポビタンDエクストラ」になるが、これも少し名前が違う。「×キ××ン」は鎮静剤の「レキソタン」。「××ア××」は睡眠薬の「トリアラム」か。ドラッグについてはネット上でいろいろ情報が出ているので、詳細は省略します。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-138


■ エイリアス 【えいりあす】 

別身とも。ダイバー・フォースのひとつハイブレン(ルシェミという設定もアリ)によって発現される術者の分身のこと。生体分身とも呼ばれる。騎士が超スピードによって生み出す残像と異なり、他者から見て実体が伴っているように認識されるのが特徴。ダイバーであれば実体が無いことに気づくらしい。エイリアスを発現している術者は、完全な黙想状態に入るとされる(瞑想状態のような気もするが)。髪の毛ぐるぐるお嬢様のナ・イ・ンは、光子結晶に精神を移した後の炎の女皇帝(AD9)が生み出しているエイリアスである。また、天照がメル・リンスや東の君のことをエイリアスと呼ぶ場合があるが、これは正しくはスレイブと呼ばれる。スレイブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 別身
初掲載: #09-082


■ エイリアス・パワー 【えいりあすぱわー】 

エイリアスを作り出すダイバー・フォースのこと。ハイブレン(もしくはルシェミ)の一種に位置付けられる。エイリアスを発現すると、本体は完全な黙想状態に入り、放たれた別身は幽霊の如く出没・行動することが可能となる。エイリアスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-007


■ エース騎 【えーすき】 

エース騎士つまり多くの敵MHを撃破した騎士に与えられるMHのこと。少数生産騎やカスタム騎とほぼ同義。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-003


■ エース仕様 【えーすしよう】 

エース騎士つまり多くの敵MHを撃破した騎士の好みに合わせた特殊仕様のこと。ガスト・テンプルはエース仕様のMHとされる。エース騎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-278


■ エースナンバー 【えーすなんばー】 

Aナンバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-097


■ エーテリアライザー(1) 【えーてりあらいざー】 

MHのエンジン周りを調整する基本補機のひとつ。エキスパンダーの一種で、コンプレッション・サスティナーと併用してイレーザー・エンジンの脈動減退点を引き上げる機能をもつ。ギター・エフェクターのエーテリアライザーが元ネタだろう。エーテリアライザー(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-061


■ エーテリアライザー(2) 【えーてりあらいざー】 

音響機器の一種。もしくは、ギター・エフェクターのエーテリアライザー(Etherealizer)のこと。エンハンサー(Enhancer)つまり増幅器の一種で、楽器本来の音を引き伸ばして、他の音より際立たせる機能を持つ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ エートール 【えーとーる】 

A・トールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ 環(エートール) 【えーとーる】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第3惑星「無(ナイン)」の第4衛星。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-051


■ エートール・ビーエス 【えーとーるびーえす】 

A・トール[BS]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-037


■ エートール部隊 【えーとーるぶたい】 

A・トールを駆って戦闘を展開する部隊。つまり、ハスハ連合共和国のAP騎士団を指す。地上軍や宇宙軍を含むハスハ全軍が戦闘に参加した場合は、「宮殿騎士団」や「AP騎士団」ではなく、このように呼称されることもあるのだろう。AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-018


■ エープ12騎士団 【えーぷ12きしだん】 

AP騎士団の別名。皇帝隊を除く12支隊がAP騎士団として運用されるため、このような呼び方もあるようだ。ついでながら、「重戦機エルガイム(1984)」に登場したポセイダル軍の旗艦もエープという名前であった(より正確にはエイプ)。おそらく、名前の元ネタとなった何かが共通しているのだろう。AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ10-012


■ エープ騎士団 【えーぷきしだん】 

ハスハ連合共和国の宮殿騎士団。連載中期より「AP騎士団」と表記するようになった。AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-049


■ エープ・テンプル 【えーぷてんぷる】 

AP騎士団の初期名称。AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ エープ・ナイト 【えーぷないと】 

AP騎士団に所属する騎士のこと。現在の設定ではAP騎士と記述されることが多い。AP騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-152


■ エーフロシューネー 【えーふろしゅーねー】 

エフロシューネの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-058


■ エーリュシオン 【えーりゅしおん】 

ソープが考えたすえぞうの名前候補のひとつ。ギリシャ神話における死後の楽園。神々に愛された英雄の魂が集まる場所であり、世界の西の果てにある「至福の島」とされる。後の解釈では、ゼウスの兄にして冥府の王ハデスの統治下に置かれ、その位置も地上の楽園ではなく深い地下にある冥府を抜けた場所とされた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-010


■ エーロッテン・ニトロゲン 【えーろってんにとろげん】 

ロッゾ帝国の南部グラウロッゾに居を構えていたファティマ・マイト。サリタ・アス・ジンクの師であり、星団暦3000年代初頭の時点で既に故人である。ファティマ・ネロスを製作した人物。その他の詳細は不明。ニトロゲン(nitrogen)とは窒素のこと。元素記号N、原子番号7の無色・無臭の気体。・・・初めて鉱物以外の名前をもつファティマ・マイトが登場しましたね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-212


■ エキサイタ 【えきさいた】 

エフェクターの一種。欠落した高次倍音を増幅して付け加える効果をもつ。聴こえ難い奥まった音が前面に押し出されて聞きやすくなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ エキスパンダー 【えきすぱんだー】 

MHのエンジン周りを調整する基本補機のひとつ。イレーザー・エンジンの脈動を引き伸ばし、機体各部に負担が掛からない状態にして供給する役目をもつ。コンプレッション・サスティナーやエーテリアライザーはエキスパンダーの一種。コンプレッション・サスティナーエーテリアライザー(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-061


■ エキゾースト 【えきぞーすと】 

排熱エキゾーストイレーザー・エキゾーストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-070


■ エキゾースト・ゲート 【えきぞーすとげーと】 

排気口のこと。イレーザー・エキゾーストとほぼ同義。イレーザー・エキゾーストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-039


■ エキゾースト・システム 【えきぞーすとしすてむ】 

排気・排熱に関わるパーツや機構の総称。ヤクト・ミラージュについてのみ、機体本体と背部のバスター・ランチャー・ユニットをつなぐエネルギー・バイパスを指してこのように呼ぶ場合がある。単なる誤植だろうか。キャタライザー・エキゾーストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-044


■ エキゾチック・ファティマ 【えきぞちっくふぁてぃま】 

ファティマの標準的な外観である東欧系人種の特徴をもたず、他の人種・民族的な特徴をもつファティマをエキゾチック・ファティマと呼ぶ。同一のフォーマットをもつ胚からこのようなファティマが自然に発生することは無く、DNAの段階からアレンジを加えるなど、マイトの中でもとくに優れた技術をもつ者でなければ製作は難しい。つまり、エキゾチック・ファティマはその外観だけで高名なマイトの作品であることを証明していると云える。バランシェ・ファティマの多くはエキゾチック・ファティマである。エキゾチック(exotic)とは「異国的」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-175


■ 液体リキッドR 【えきたいりきっどR】 

リキッドRの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-192


■ エクスタシー 【えくすたしー】 

カステポー周辺で取引されるダイビング・アシッドの一種。前頭葉に投与することで脳組織に直接働きかけ、トリップを引き起こす。1912年にドイツのMerck社がアンフェタミンの合成過程から生成した合成麻薬MDMA(3,4-methylenedioxymethamphetamine)の通称が元ネタ。強烈な幻覚作用があり、麻薬及び向精神薬取締法による規制の対象となっている。エクスタシー(ecstasy)とは「恍惚感」とか「絶頂感」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-128


■ エクステ 【えくすて】 

ヘアーエクステンション(hair extension)のこと。いわゆる付け毛のこと。地毛に編み込むタイプ、金属チップなどで留めるタイプ、接着剤などで地毛の先端に貼るタイプなどがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-114


■ エキストラクター 【えくすとらくたー】 

フロート・テンプルの周囲に無数に浮かんでいるセキュリティロボット。島外縁からの落下物や剥離した岩盤などを撃ち落し、地上に影響のない大きさまで破砕する役目をもつ。ラキシスとスペクターは暇つぶしにドラム缶などを放り投げて、その百発百中の射撃性能を楽しんでいるらしい。エキストラクター(extractor)を直訳すると「抜き取る者」もしくは「抽出する者」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-075


■ エクスプローラー(1) 【えくすぷろーらー】 

ギブソン/エクスプローラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-006


■ エクスプローラー(2) 【えくすぷろーらー】 

「重戦機エルガイム(1984)」の企画段階で永野センセーが考えていた武装集団(=騎士団)。後にテンプル・ナイツと命名されたものの、劇中に登場することは無かったようだ。テンプル・ナイツ(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-078


■ エクスプローラーズ 【えくすぷろーらーず】 

「重戦機エルガイム(1984)」の企画段階で付けられていたタイトル名のひとつ。後に「重戦機グレオン」に変更されたようだ。重戦機グレオンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-292


■ エクセルシオール 【えくせるしおーる】 

1999年に株式会社ドトールコーヒーが興したカフェ・チェーン店エクセルシオール・カフェ(Excelsior Caffe)のこと。同社が運営するドトールコーヒーショップのワンランク上の商品・店舗の雰囲気を目指したイタリアン・バールで、エスプレッソやカフェラテを主な商品とする。2007年現在で国内の直営店は130店舗以上、フランチャイズで30店舗以上となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ34-025


■ エコー 【えこー】 

エフェクターの一種。原音を遅延させる効果をもつ。原音と遅延させた音を混ぜることで山彦(=エコー)のような音質が得られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ エコー・ブレード 【えこーぶれーど】 

剣聖デューク・ビザンチン(旧設定ではディモス・ハイアラキ)が編み出した最高ランクの剣技のひとつ。飛燕剣とも呼ばれる。おそらくは左右いずれかの方向に剣を振ることでフェイントを掛け、瞬時に背後で剣を持ち替えて、さらに左右いずれの方向からでも打ち込みを可能とすることで、相手に対して剣筋を読ませずに斬り倒す技と考えられる。ディモス・ハイアラキを始めとする数名の騎士に伝授されたほか、バランシェ・ファティマの一部が成長過程のプログラミングによりこの剣技を習得している。また、ファティマ・エストもディーザス・ビィより伝授されたらしい。技のプロセスを見れば判るとおり、元ネタは白土三平のコミック「カムイ外伝(1965)」に登場するカムイの必殺技「変移抜刀霞斬り(へんいばっとうかすみぎり)」である。
別名・異名・正式名など: 飛燕剣
初掲載: KF-064


■ エジェクション 【えじぇくしょん】 

「ejection」で「はじき出し」の意。転じて「緊急脱出」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-008


■ エジェクション・システム 【えじぇくしょんしすてむ】 

緊急脱出装置のこと。MHの場合、騎士とファティマはほぼ生身の状態で機外に射出される仕組みになっている。パラシュートなども背負わずに、いきなり十数メートルの高さに放り出される訳で、一般人の搭乗を一切考慮していないことが判る。宇宙戦の際に同様に放り出されると救助もままならなくなるので、おそらくセキュリティ・アームの設定などを変更してから出撃するものと考えられる。セキュリティ・アームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-046


■ エジェクター 【えじぇくたー】 

ヤクト・ミラージュの付属装備。哨戒システムとメイン・アンテナを兼ねる警護ロボットで、フロート・テンプルの周囲に浮いているエキストラクターとほぼ同様の機能をもつ。装備数は6機。エジェクター(ejector)を直訳すると「放逐する者」もしくは「追放する者」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-038


■ エス・エス・アイ・クバルカン 【えすえすあいくばるかん】 

S.S.I.クバルカンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-347


■ エスカッション 【えすかっしょん】 

最初期設定において「(ラキシスの)コスチュームは全てビロードとエスカッション」という設定がある。衣料・服飾用語でどうしてもエスカッションという単語が見つからないので詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-007


■ エスケープパック 【えすけーぷぱっく】 

MHや戦闘用車輌のコクピット付近に搭載されている緊急脱出用の装備品。最低限の非常食と各種サバイバルキットを基本とし、ファティマ用のパックには専門的な知識を要する医薬品と救急用品も加わる。MHの場合はファティマ・シェル内に備え付けられており、脱出ハッチの内部かシートの下部に収納されている。エジェクション・システム(緊急脱出装置)の起動と同時に、ファティマと一緒に機外に射出する仕組みになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ エスケープハッチ 【えすけーぷはっち】 

非常用の脱出ハッチのこと。エア・バレルの場合は車体後部の上面につけられている。搬入口としても使用されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-027


■ エスタブリッシュ 【えすたぶりっしゅ】 

「establish」で「創始・創立」の意。ファティマ・エストの正式名。永野センセー曰く、劇中で最初に登場するファティマであることを示しているらしい。また、彼女はモラード・カーバイトの処女作でもある。なるほど。エストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-049


■ エスタライヒ 【えすたらいひ】 

バランシェ・ファティマの人種タイプ(もしくは外見仕様)のひとつ。イエッタ、バクスチュアル、パシテア、タレイアが該当する。また、エストもエスタライヒである。エスタライヒ(Osterreich)とはオーストリアのこと。オーストリアはかつてドイツの占領下にあったことから、国民の8割はドイツ人で占められる。また、19世紀以前はボヘミアやクロアチアなど多くの地域を治めたオーストリア・ハンガリー帝国の中心地だったことから、残りの2割の民族は多岐に渡っている。一般にオーストリア民族と云った場合は、オーストリア・ハンガリー帝国を構成していた多民族の集合体、とくに文化交流によって作られたウィーン独自の文化を継承している人々を指すようだ。オーストリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-057


■ エステ 【えすて】 

エステティック(esthetique)の略語。痩身、美白、脱毛などを主体とする美容術のこと。マッサージやデトックスを含む場合もある。美しくなりたいという願望は地球でもジョーカー星団でも大差は無いらしく、アイシャなどはその若さを保つためにかなり頑張ってエステを受けているようだ(エステティック・サロンに通うのではなく、侍女たちの世話による)。また、劇中ではアルルが美白にかなり執着していたことが描かれた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-114


■ エスト 【えすと】 

星団暦2876年に完成したモラード・カーバイトの傑作ファティマ。モラードの処女作である。パワーゲージで確認できるスペックは平均的なレベルにあるが、専用騎バッシュと連動することで「シンクロナイズド・フラッター」と呼ばれる特殊プログラムが起動。通常のスペックから2ランク上の性能を発揮する。その極めて稀な能力を求めて多くの騎士が争ったことから、彼女に限って「お披露目」によるマスターの選出が廃止された経緯をもつ。現在のエストにはさらなる調整が施され、マスターを失った場合に擬似人格「バーシャ」を発現する「ファンタム・プログラム」が起動。無自覚のまま壊れファティマを装う状態になり、新たなマスターを求めて彷徨うことになる。長年に渡って放浪を続けてきたエストは、最高ランクの騎士達と出会うことで、数多くのMHへの搭乗経験、あらゆる剣技の記憶を獲得してきた。その蓄積と成長ゆえに、彼女の能力は超級ファティマと比肩するレベルにあるという。より詳細な設定やマスターとなった人物の経歴についてはとても書き切れるモノではないため、DE2などの副読本を熟読することをオススメする。ジェット・ドラゴンに守護される「ドラゴンのパートナー」のひとり。また、ストーリーテラーであるレディオス・ソープの女性版として設定されたキャラクターである。設立や創立を意味する「establish」がネーミングの由来らしいが、1巻p104に描いてある六本木の「EST」というケーキ屋が元ネタとのこと。
別名・異名・正式名など: エスタブリッシュ、バーシャ、イエスト
初掲載: #01-010


■ エストーニア 【えすとーにあ】 

バランシェ・ファティマの人種タイプ(もしくは外見仕様)のひとつ。アトロポスが該当する。エストーニア(Estonia)とはバルト三国に数えられるエストニア共和国のこと。もともとはフィン・ウゴル語族の一派から別れたエストニア人の祖先が、現在のエストニアの位置に定着したことで成立した小国であった。13世紀以降、デンマーク人、ドイツ人、スウェーデン人、ロシア人など異民族による支配を受け続け、現在の共和制に落ち着いたのはソ連崩壊後の1991年のこと。国内に残留ロシア人が多く、未だに不安定な部分が残る。宗教はプロテスタント(ルター派)やロシア正教など。首都はタリン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-057


■ エストニア 【えすとにあ】 

エストニア共和国のこと。エストーニアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-148


■ エス・ニー 【えすにー】 

フィルモア帝国の主都のひとつ。帝都デュアンスの南東に位置する。おそらく、フィルモア帝国の主要王家のひとつ、エス・ニー・フィルモア王家が居城を構えている都市である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-010


■ エス・ニー・フィルモア王家 【えすにーふぃるもあおうけ】 

フィルモア帝国のフィルモア王家系列に数えられる王家のひとつ。帝国東部の主都エス・ニーに本拠を置く。ラント・フィルモア帝国に関係する国家・王族の名前は、第二次世界大戦に関係する用語が元ネタになっているようだ。「エス・ニー」とはおそらく「S2」つまり「SS」から転じており、旧ドイツ軍の武装親衛隊(Waffen-SS)が元ネタになっていると考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-028


■ エス・ニー・フィルモア王家領 【えすにーふぃるもあおうけりょう】 

バキン・ラカン帝国のエラルド島に存在するエス・ニー・フィルモア王家の所領地。バキン・ラカン帝国が成立する以前、大ロマン大陸の東岸一帯はフィルモア帝国など星団列強各国が支配する植民地であった。しかし、アドラー星において独立の気風が高まってきた星団暦の初頭、フィルモア王家はエラルド島に領主を置くことを交換条件として、旧ラカン国ほか周辺地域の独立を承認。その領主に就任したのがエス・ニー・フィルモア王家であった。ただし、エス・ニー・フィルモア王家はフィルモア帝国の東部を治める主要王家のひとつであるため、現在は(おそらく派生した家系の)エラルド・フィルモア家が領主に就いているようだ。劇中に登場しているダイ・グ家は、エラルド・フィルモア王家を代表する一派である。また、この所領地は自由都市ナランシを中心として経済特区に指定されているため、入国審査無しであらゆる国家の人間が自由に出入りできる。騎士の認定と登録が行われる土地でもあることから、星団各国の騎士が集う場所となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ エスパドリュー 【えすぱどりゅー】 

靴の一種。エスパドリーユもしくはエスパとも。黄麻(ジュート)で編んだ靴底を備え、キャンパス地で足の甲と踵を覆った靴のこと。もともとは地中海周辺の漁師が履いていた靴で、スペインやアフリカに産するイネ科のエスパルトから作られていたことが名前の由来となったらしい。女性のリゾート用の靴として流行した後、カジュアルシューズとして広まったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-069


■ エスパノ 【えすぱの】 

バランシェ・ファティマの人種タイプ(もしくは外見仕様)のひとつ。ティスホーンが該当する。エスパノ(Espana)とはスペイン人のこと。スペインは17の自治州から成る王制国家。16〜17世紀はスペイン・ハプスブルク家による帝政と植民地支配により栄華を極めたものの、スペイン継承戦争を経てスペイン・ブルボン家による王制が開始された18世紀に国力が一時衰退。その後、ナポレオンによる支配、スペイン革命、フランシスコ・フランコによる独裁政権を経て、現在は再びブルボン家による王制が布かれている。首都はマドリード。宗教はカトリックがほとんどを占める。スペインはイベロ人、ケルト人、ローマ人、フェニキア人、スエビ人、ベルベル人、西ゴート人といった多種多様な人種が集まった土地で、スペイン人はこれらの人種の混血から生まれたことになるらしい。また、スペイン人の中でもその混血の流れや歴史的な背景から地方対立が起きており、カスティーリャ人(西ゴート人系)、カタルーニャ人(フェニキア人系)、バスク人(イベロ人系)、ガリシア人(ケルト人・ローマ人・スエビ人系)、アンダルシア人(ベルベル人系)などに分化している。ティスホーンがどの人種になるかは正直判りません。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-057


■ 壊疽毒 【えそどく】 

壊疽を起こす毒のこと。血栓を生み出して動脈を詰まらせる効果をもつ毒ということになるが、詳細は不明。劇中では、ファティマ・ビルトが再生中のミスによりガス壊疽を起こし、その際に壊疽毒が体内に広まったことになっている。ガス産生菌の生み出す毒性物質ということになるだろうか。もしくは、ガス産生菌を指して壊疽毒と呼称している可能性がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-029


■ エダクダ 【えだくだ】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のひとつであるナオス国の首都。都市名はおそらくエダクダ・アトール皇帝に由来する。エダクダ・アトールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-080


■ エダクダ・アトール 【えだくだあとーる】 

星団暦2300〜2400年代におけるアトール聖導王朝の女皇帝。星団紀に蘇ったナッカンドラ・スバースに協力し、騎士の血を薄めることでサローン・バスコとの間に子を残せるようにした人物。また、ハスハ20年戦争において剣聖デューク・ビザンチンを見出し、彼の守護を受けながら現在のハスハにつながる基盤を作り上げた女性である。ビザンチンにハスハの守り神であったMHエンプレスを渡し、さらにネードル・シバレースの呼び名を与えるなど、現在まで続くアトールの巫女と皇帝騎士の関係は彼女の代で築かれた。劇中にはコミック9巻で描かれた星団暦2364年のジェスター・ルースのエピソードで登場。ファティマの口から初めて「マスター」という言葉が出たイベントに参加している。本名はエダクダ・マーリー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-087


■ エダクダ・マーリー 【えだくだまーりー】 

アトール皇帝エダクダ・アトールの本名。エダクダ・アトールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-027


■ エックス公家 【えっくすこうけ】 

エックス家とも。天照家第81代当主の時代に天照家直系の血を受け入れた名門貴族。AD世紀のマイト、アナミー・ヘンシェル・クルップを始祖にもつヘンシェル家の血筋を受け継ぐ。魔導色の濃いグリース王国にありながら、兵器開発など重工業分野において多大な貢献を果たしてきた重臣の一族であったと考えられる。天照家との縁組以降はアトワイト・エックス家(アトワイト家)を名乗る。アトワイト家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-189


■ エックス自治区 【えっくすじちく】 

アトワイト公国の国内にある自治区のひとつ。・・・であったが、設定変更により自治区ではなくなった。現在はヘンシェル家(アトワイト・エックス家)の王城とその周辺の区画を指す。アトワイト・エックス家の所領地はアトワイト公国全域となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-020


■ 越権 【えっけん】 

定められた権限を越えること。ミラージュ騎士団各員はあらゆる越権行為が認められており、軍階級は指揮官以上(と云っても最近のキャラシートで確認するとミラージュ騎士の多くは准将または少将の階級についていることが判る)、官権(「CH4」では管権)では大使長以上、公務では書記長以上の権限を有しており、各局面においてあらゆる権限の行使が可能。立憲(「CH4」では立権)では上院に対して越権が可能となっている。また、警察権は有するが司法のみは越権不可となっている。ただし、劇中の描写を見て判るとおり、星団法を無視しまくっているミラージュ騎士を裁ける裁判官など皆無である。彼らは最初から「殺しのライセンス」を持っているのだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-043


■ 越権保安騎士団 【えっけんほあんきしだん】 

越権行為が認められている保安騎士団のこと。機密保持を目的として、情報を握る者を秘密裏に殺害・処理したり、逃亡者の捕縛・処刑のために他星・他国に侵入して作戦行動を展開したりする騎士団である。AP騎士団のスクリティ・ポリティ隊などは代表的な越権保安騎士団と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-024


■ エッジすり合わせ 【えっじすりあわせ】 

すり合わせとは、模型の組み立て作業などにおいて、パーツ同士を少しづつ削ることと仮組みを繰り返してピッタリ合うようにする作業のこと。ヤクト・ミラージュは機体の軽量化のために装甲の肉ヌキをしており、その補強のために「エッジすり合わせ」を施しているらしい。おそらく、エッジ部分を補強する裏当ての部分をすり合わせで組んだということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-039


■ エッチング 【えっちんぐ】 

薬品の腐食作用を利用して作られるエッチングパーツのこと。金属板に光硬化樹脂を塗布し、露光する事によってマスキングを行い、不要な部分を薬液(塩化第二鉄水溶液)で溶かすことで精密なパーツが出来上がる。その性質上、製品に大幅な加工を施すことは難しいが、薄くて形状が複雑な部分を再現するのに最適なパーツとなる。インジェクションキット(プラモデル)の製作においては、一部をよりリアルに再現するための金属パーツとして、別売りのエッチングパーツが用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-386


■ エディアールのアフタヌーン 【えでぃあーるのあふたぬーん】 

ラキシスのティータイムに出されていたメニューのひとつ。エディアールが販売しているアフタヌーン・ティー。イギリスの喫茶習慣として知られるアフタヌーン・ティーではなく、エディアールがアフタヌーン・ティー用にブレンドして販売している商品名である。バランシェもエディアールの商品を好んでいたようなので、ラキシスは父親の好みを引き継いでいるのだろう。エディアールのヴィンテージ・ダージリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-006


■ エディアールのヴィンテージ・ダージリン 【えでぃあーるのヴぃんてーじだーじりん】 

バランシェが好んだ紅茶の銘柄のひとつ。Hediard(エディアール)は1854年にFernando Hediard(フェルナンド・エディアール)がパリのマドレーヌ広場で開業した高級食品店。紅茶メーカーとして世界中で認知されており、とくに独自の製法でブレンドした「エディアールブレンド」は赤い紅茶缶の目印とともに有名。食料品の販売だけでなくカフェ事業も展開しており、日本にも東武百貨店の池袋店にエディアールのカフェが存在する。紅茶でヴィンテージと云った場合は、厳選された茶園の中でも最上部の新芽とその下の2枚の葉のみを手摘みされた茶葉のこと。バランシェはこの中でもダージリン・ティーを好んでいたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ エディ・ヴァン・ヘイレン 【えでぃヴぁんへいれん】 

アメリカ・カリフォルニア州パサデナ出身のギタリストEdward Van Halen(エドワード・ヴァン・ヘイレン)のこと。1955年生まれ。ロックバンドVan Halen(ヴァン・ヘイレン)のギタリストであり、同バンドのドラマーAlex Van Halen(アレックス・ヴァン・ヘイレン)の実弟である。右手の指を用いたハンマリングやプリングにより音を出す奏法(=ライトハンド奏法)がとくに有名。後世のギタリストに多大な影響を与えたとされる。また、ピアノ、キーボード、シンセサイザーといった鍵盤楽器のほか、バイオリンやドラムもこなすマルチプレイヤーとしても知られる。Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)が83年に発表したシングル「Beat It」にギタリストとして参加しており、曲の中盤にアドリブで加えたソロパートがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-018


■ エトール 【えとーる】 

A・トールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ エトラムル 【えとらむる】 

エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-095


■ エトラムルMH 【えとらむるMH】 

エトラムル・ファティマの搭載を前提として製作されたMHのこと。現在のところ、スケーヤ・エレクトナイツの主力MHカンのみが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-005


■ エトラムル型 【えとらむるがた】 

ファティマのうち、非人間型ファティマを総じてエトラムル型と呼称する。エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-150


■ エトラムル型ファティマ 【えとらむるがたふぁてぃま】 

エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-038


■ エトラムル・タイプ 【えとらむるたいぷ】 

エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-055


■ エトラムル・ファティマ 【えとらむるふぁてぃま】 

人工生命体であるファティマの生産を非道徳的とする考えや、ファティマの育成にかかる時間を短縮しようとする動きの中でガリュー・エトラムル博士が考案した無形態ファティマ。一般的な人型のファティマとは異なり、MHの頭部に培養液に浸かった状態で収まっており、「心」や「精神」を持たずに機体のコントロールのみを行う。手足はなく、エラで呼吸し、生命活動に必要な養分もエラから吸収する。また、人間型ファティマの育成が16〜20年掛かるのに対し、エトラムルは7〜10年で完成するため、生産効率は約半分である。騎士の身体面・精神面のケアはできず、人型ファティマの8〜9割程度の演算性能しか持たないものの、安価で安定した性能を発揮することから、一部の騎士は好んでエトラムルを使用する。「ETMファティマ」と書く場合もある。
別名・異名・正式名など: エトラムル、エトラムル・タイプ、エトラムル型ファティマ
初掲載: CH4-051


■ エドリア 【えどりあ】 

最初期設定において、ゴウト・ミラージュが製作された場所として設定されていた惑星。ジョーカー星団およびクラウン銀河とは異なる外宇宙に存在する惑星である。現在はおそらくはボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-019


■ エドワード・マコト・カネコ 【えどわーどまことかねこ】 

西暦2185年前後に活動したロックバンド「スーパーノヴァ」のメロダー(ギタリスト)。2164年生まれ。グループ結成以前からラッセル・コールと共に音楽活動を続けていたらしい。幼少時に見たサクセサーの記憶を頼りに、誰よりも強く真実のロックを追求。その姿と思いがロックを呪い続けたアラニア・シャンカール・アンダーソンの心を解放する。2185年9月6日、高速道路で起きたタンクローリーの火災事故に巻き込まれて死亡。ただし、当時のスーパーノヴァは危険分子スレスレの活動をしていたこともあり、巷ではメトロポールによる暗殺説も囁かれている。FSS本編では、ラキシスのお披露目に集まった人々の中に紛れて登場している(コミック1巻p60)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-194


■ エトワール 【えとわーる】 

パリ・オペラ座バレエ団に所属するダンサーで最高位に位置する者のこと。エトワール(Etoile)はフランス語で「星」の意。オペラ座バレエ団のダンサーの階級は、上位から順にエトワール、プルミエ・ダンスール(女性の場合はプルミエール・ダンスーズ)、スジェ、コリフェ、カドリーユと続く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-052


■ 慧茄・スパーク 【えなすぱーく】 

永野センセーが「Diablo2(ディアブロ2)」で育成していたキャラクター。クラスはソーサレス。FSSにおいては、ミラージュ騎士ピッキング・ハリスもしくはマドラ・モイライの別名、あるいは両者の人格が統一された後の名前として設定されていたようだ。この設定はさらにいろいろと追加・修正されており、最新情報では統一人格として新たにアルゴン・プロミネンスという名前が登場している。ちなみに、「ディアブロ2」はアメリカのBlizzard Entertainment社が2000年に発表したアクションRPGである。ネットワークを用いた同時プレイ・対戦が熱く、永野センセーは一時期かなりハマっていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ22-010


■ 慧茄・ダイ・グ・フィルモア 【えなだいぐふぃるもあ】 

ダイ・グ・フィルモア4世の妻にして8代目剣聖を務めた女性騎士。星団暦2787年生まれ(もしくは2747年生まれ)。剣聖在位は2899〜2970年である。純血の騎士の系譜に連なるティティンシャ・バスコと、バキン・ラカン帝国の聖帝ランダとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。長兄にクリュ・バスコ、次兄にラシャ・バスコがいる。また、剣聖ディモス・ハイアラキの姪に当たる。ダイ・グ家に嫁ぐ以前はバキン・ラカン皇女として慧茄・バスコを名乗り、姪のボルサ・アトール(ただし慧茄の方がかなり年下)を助けて聖宮ラーンに貢献したらしい。フィルモア時代の詳細な活動内容については明かされていないが、皇帝騎プロミネンスを駆るハイランダーとして多大な戦果を挙げ、周囲から「王冠をかぶった剣聖」と謳われたようだ。引退後はバキン・ラカンのエラルド島にて孫(後のダイ・グ・フィルモア5世)を養育。しかし、彼の戴冠を機に再びフィルモアに戻り、秘密裏に現役復帰を果たしている。現役時代のパートナーはチャンダナ。魔導大戦にはレーダー8世前皇帝のパートナー、クラトーマを譲り受けて参戦している。カイエン亡き後、剣聖預かりとなった彼女は再び聖宮ラーンに渡り、マドラに剣聖位を譲渡するまでそこに留まったという。
別名・異名・正式名など: 元気なお婆ちゃま
初掲載: #09-195


■ 慧茄・バスコ 【えなばすこ】 

慧茄・ダイ・グ・フィルモアがダイ・グ家に嫁ぐ以前に名乗っていた名前。母親のティティンシャ・バスコからバスコ姓を継いでいたことが判る。慧茄・ダイ・グ・フィルモアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-072


■ 慧茄・フィルモア 【えなふぃるもあ】 

慧茄・ダイ・グ・フィルモアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-115


■ エナメル 【えなめる】 

エナメル革のこと。エナメルレザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-204


■ エナメルコーティング 【えなめるこーてぃんぐ】 

生地の表層にエナメル加工を施すこと。エナメルレザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ エナメルドレス 【えなめるどれす】 

エナメル加工を施した皮革やビニールなどで作られるドレスのこと。光沢に富み、耐水性が高いが、熱の変化に弱く、高温で溶けたり低温でひび割れたりする。ミニスカ・ポリスやSMのビザール・ファッション、ついでにファティマのコスプレをやる方には縁が深いドレスである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ エナメルレザー 【えなめるれざー】 

クロムなめしを施した皮の表面にエナメル(油性ワニスに顔料を練り混ぜたもの)を塗った革製品のこと。光沢があり、水を弾くが、熱の変化に弱く、温度差の激しい場所で使用すると短期間で劣化してしまう。プラスチック・スタイルの導入以降、ファティマスーツに用いることは禁止されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-066


■ エネルギー圧縮率 【えねるぎーあっしゅくりつ】 

エネルギー砲(エネルギー砲弾を打ち出す火砲)に対して設定するエネルギーの圧縮率のこと。圧縮率を高めることで砲弾の威力を増すことができる。水鉄砲の穴を小さくすることで圧力を高め、飛び出す水の威力を増すのと原理はほとんど一緒のはず。エア・バレルの主砲として装備されているエネルギー砲は、砲身内で圧縮率を変動させることで威力の調整を行う仕組みになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-132


■ エネルギー衛星 【えねるぎーえいせい】 

カラミティ・ゴーダースの衛星軌道上に設置されている太陽光の増幅装置のこと。太陽光増幅機の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-198


■ エネルギー・エフェクター 【えねるぎーえふぇくたー】 

初期設定において、イレーザー・エンジンの安定器として設定されていたパーツ。エンジンで発生したイレーザー・エネルギーを、電気などの別形態のエネルギーに変換する役割をもつ。現在の設定で云うところのパワー・エフェクターに相当する。パワー・エフェクターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-044


■ エネルギー及び電荷ドレイン排出槽 【えねるぎーおよびでんかどれいんはいしゅつそう】 

系内で発生した余剰エネルギーや電荷(物質が帯びている電気のこと)を一時的に貯蓄し、排出する機能をもつプールのことだろう。ベル・クレールも船体最後部にこの排出槽を備えている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-140


■ エネルギー・キャタライザー 【えねるぎーきゃたらいざー】 

MHの胸部に取り付けられている余剰エネルギーの排出機構。イレーザー・エンジンや周辺機器から発生する余剰熱および過電力を集め、胸部装甲下部などから排出する。また、排出に伴って発生する物理的な力(運動エネルギーや熱エネルギー)をイレーザー・エネルギーに変換して機体各部に送る役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-075


■ エネルギー吸収プラグ 【えねるぎーきゅうしゅうぷらぐ】 

イレーザー・コア本体に接続されているエネルギー吸収用プラグ。コア外郭部内壁から無数に伸びているコードで、先端は針状のプラグになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ エネルギー効率 【えねるぎーこうりつ】 

エネルギーの消費量と回収量の比率のこと。イレーザー・ファンクション・システムでは、エンジンで発生したエネルギーの増幅と機体全体への分配(=消費)だけでなく、余剰エネルギーや機体の稼動によって発生した運動エネルギーを変換して再びエンジンに戻すリジェネレーション(=回収)が起きている。この「消費」と「回収」のバランスをエネルギー効率と呼んでいるのだろう。エネルギー効率が良ければ、その機体は半永久的に稼動することが可能となる。リジェネレーションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-050


■ エネルギー・コンデンサ 【えねるぎーこんでんさ】 

イレーザー・エンジンが何らかの原因で過熱し、オーバーロードを起こした場合などに余剰エネルギーを蓄える機能をもつ安全装置。蓄えられたエネルギーはエネルギー・ドレインに送られ、そこから機外に排出される。コンデンサー(condenser)とは「蓄電器」とか「凝縮器」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-175


■ エネルギーサーボ 【えねるぎーさーぼ】 

MHの各関節に仕込まれているイレーザー・エネルギーの貯蓄・供給装置。機体各部に送り込まれたイレーザー・エネルギーはこの装置に蓄えられ、各パワーシリンダーが求めるエネルギー量に合わせて適性量が供給される仕組みになっているようだ。サーボの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ エネルギー・ジェネレーター 【えねるぎーじぇねれーたー】 

イレーザー・システムを構成しているジェネレーター。ジェネレーター(generator)とは発電機のこと。初期設定では、エネルギーの増幅、圧縮、均質化、電化を担うのがエネルギー・ジェネレーターで、ファンクション・タービンは一次増幅という設定であった。この辺の名称や役割はいろいろと変更されており、改めて見直してみると結構混乱してしまう。ジェネレーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-018


■ エネルギーシステム 【えねるぎーしすてむ】 

エネルギーを供給するシステムのこと。通常は、ジョーカー星団で広く一般に普及しているイレーザー・システムを指す。イレーザー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-133


■ エネルギー消費 【えねるぎーしょうひ】 

エネルギーの消費量。意外なことにMHの場合もカロリー数で算出される。通常の状態でも億、兆、京というレベルを超えているので、何か新しい単位を考えてあげた方がいいような気がしてくる。戦闘中のモニターに10桁くらいの数字が並んだら邪魔だし。リブート1巻ではこの辺の単位が見直されたのか、カロリーではなくkw.(キロワット)表記に訂正されていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-016


■ エネルギー触媒 【えねるぎーしょくばい】 

エネルギーの発生反応を活性化させる物質のこと。イレーザー・エンジンのコア(=イレーザー・コア)の中に存在する物質は、エネルギーを発生させる物質(=燃料)では無い。その発生反応を活性化させるエネルギー触媒である。では、エネルギーを発生させる物質はどこにあり、どこで反応しているのかというと、これについては明確に解説されていない(発生場所についてはコア外郭部内壁とする資料もある)。イレーザー・エンジンは外燃機関であることから、エンジンの系外にある謎の物質が謎の反応をしているのだろう。その発生反応を活性化させ、エネルギーを取り出しているのがイレーザー・コアとコア外郭部内壁ということになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ エネルギー制御 【えねるぎーせいぎょ】 

イレーザー・エネルギーの制御。もしくは、バスター・エネルギーの制御を指す。バスター・ランチャーはバスター砲の中で唯一威力の調整が可能となっており、砲身内に埋め込まれた測定器とキャタライザー端末によって、エネルギー制御が行われているらしい。キャタライザー端末の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-057


■ エネルギーソード 【えねるぎーそーど】 

E-N-Gソードとも。MHバングの主武装となる最高機密兵器。刀剣とエネルギー・チューブで構成されており、イレーザー・エンジンと直結することで刀身にイレーザー・エネルギーを発生させ、打突と同時に周囲を爆砕する。その恐るべき破壊力ゆえに通常戦闘における使用は禁じられており、実戦での使用例は数えるぐらいしかないとされる。
別名・異名・正式名など: E-N-Gソード
初掲載: #05-140


■ エネルギーダクト 【えねるぎーだくと】 

イレーザー・エネルギーを輸送する役割をもつダクトチューブのことだろうか。詳細不明。ダクトチューブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-174


■ エネルギータンク 【えねるぎーたんく】 

イレーザー受体部とイレーザー内体部からなる光エネルギーの貯蓄部のこと。イレーザー・エンジンの核となる部分で、ミラージュ・シリーズの場合はふくらはぎと腰に分かれて組み込まれているという設定。最新の設定では、イレーザー・エンジンに文字どおり核となるイレーザー・コアが存在することになっており、エネルギータンクはボツ設定になっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ エネルギーチューブ 【えねるぎーちゅーぶ】 

イレーザー・エンジン本体から伸びているチューブ。イレーザー・エネルギーの通り道となるチューブで、エネルギー・バイパスの中身もこのチューブによって占められていると考えられる。外径12cm、内径わずか1ミクロンの吸熱チューブであり、イレーザー・エネルギーの通過によって内壁は消耗する。しかし、再生機能を有しているために耐久性が維持されており、エンジンと共に半永久的な使用が可能であるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ エネルギー・ドレイン 【えねるぎーどれいん】 

余剰に発生したエネルギーを系外に排出すること。またその機能をもつ機器やパーツのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-148


■ エネルギー波 【えねるぎーは】 

電磁波のようなものだろうか。光と同様に粒子性と波動性をもつと考えられるが、詳細は不明。MHが瞬間移動(テレポーテーション)を行うと、周囲にエネルギー波が放射されるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-070


■ エネルギー・バイパス 【えねるぎーばいぱす】 

イレーザー・エネルギーの通り道となるバイパスのこと。ファンクション・タービンで増幅されたイレーザー・エネルギーは、マザー・エネルギー・バイパスを通って竜骨内部に送られ、さらに竜骨内部から機体各部に伸びているバイパスによって全身に供給される。イレーザー・エンジンを心臓に例えるなら、エネルギー・バイパスは動脈に相当するだろうか。逆に、機体各部から竜骨内部に集まってくる静脈に相当するバイパスは、リターン・バイパスと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ エネルギー・バイパス導入口 【えねるぎーばいぱすどうにゅうこう】 

MHの竜骨にあるマザー・エネルギー・バイパスの導入口。竜骨の肩胛骨取り付け基部に4つの穴が開口しており、上の2つは出力用、下の2つは還元用のバイパスが接続されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-180


■ エネルギー・パック 【えねるぎーぱっく】 

銃器にチャージするエネルギーを封入したパックのこと。光学兵器が多用されるジョーカー星団では、銃器の予備マガジンがエネルギー・パックとなる。コーラス王朝の地上軍の個人装備では、エネルギー・パック3本がポーチに入るが、このポーチの構造はドイツ軍SSの装備とほぼ同様である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-028


■ エネルギー発信 【えねるぎーはっしん】 

エネルギーの発生のこと。劇中では、イレーザー・エンジンの稼働によるイレーザー・エネルギーの発生がこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ エネルギーバリア 【えねるぎーばりあ】 

ジョーカー星団の戦艦、戦闘機、戦車(エア・バレル)の類が装備する対実弾・対光学兵器用防御スクリーン。目視では確認できない不可視シールドである。展開面積を絞り込むことで厚みを増し、防御力を上げることが可能。常に車体前面を敵に向けるエア・バレルなどは、バリアの展開を前面に限定することで防御力を確保している。戦艦の場合は、このバリアを突き破る宇宙魚雷を打ち合うことが基本戦術となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-024


■ エネルギーバリア圧 【えねるぎーばりああつ】 

エネルギーバリアの圧力を表す指数らしい。単位は「気圧」。永野センセーもよくわからん単語だそうです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-043


■ エネルギービーム 【えねるぎーびーむ】 

ジョーカー星団における戦艦、戦闘機、戦車(エア・バレル)の類が主武装として装備している火砲の一種。おそらく光学兵器であるが、レーザービームや熱戦(ブラスター)を含む総称なのか、あるいは全く別の火砲を指しているのか、詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-043


■ エネルギー・フィールド 【えねるぎーふぃーるど】 

何らかのエネルギー波(電磁波のようなものだろうか)が放射されている場のこと。MHが瞬間移動(テレポーテーション)を行うと、出現するポイントにエネルギー・フィールドが形成されるらしい。物質の転送に伴って周囲の原子や量子に電磁的な力が加わり、一時的に謎のエネルギーが放射されるのだろうか。テレポーテーションの原理が全く不明のため、どうにも説明のしようがない単語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-070


■ エネルギーブラスター 【えねるぎーぶらすたー】 

ブラスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-056


■ エネルギー変換 【えねるぎーへんかん】 

イレーザー・エネルギーの電荷変換のこと。イレーザー・エンジンから発生したイレーザー・エネルギーは、パワー・エフェクターを介して電気(や他の形態のエネルギー)に変換される。この変換をエネルギー変換と呼ぶ。MHはイレーザー・エネルギーの圧力により反発運動するシリンダーで動くが、それらの制御には電気が用いられている。流石のMHであっても戦闘時間が長時間に及ぶと電気の変換・供給が追いつかなくなり、最悪の場合は機能停止に至るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-017


■ エネルギー編成理論 【えねるぎーへんせいりろん】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。多種多様な資源から生み出されるエネルギーの一元化、もしくは、起源を同じくするエネルギーの多元化に関する研究と技術開発を通して、エネルギー編成に関する理論を構築していく学問のことだろう。MHの場合も、イレーザー・エネルギーや電気といった異なるエネルギーを編成し、適宜使い分けることで機体を稼動させている。ファティマ・マイトにはほとんど関係が無さそうな学問であるが、バランシェが宇宙船のマイトでもあったように、ミースも様々な分野に関してその才覚を発揮していくのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-014


■ エネルギーベントシステム 【えねるぎーべんとしすてむ】 

MHエンプレスに搭載されている特殊なエネルギー運用システム。おそらく余剰エネルギーの排出機構だろう。ベント(vent)とは「排気」または「排出」の意。名称は異なるがAUGEやエンゲージに採用されているドレイン・デバイスと同義である。ドレイン・デバイスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-162


■ エネルギー砲 【えねるぎーほう】 

何らかのエネルギーを砲弾に変えて発射する火砲のこと。レーザー砲や熱線砲が含まれ、使用するエネルギーは砲種によって異なる。例として、バスター砲のエネルギーはバスター・エネルギーである。また、マンティコアの口内に仕込まれている重火器もエネルギー砲と呼ばれる。その威力はバスター砲に匹敵するらしい。空気中の水蒸気を分解して取り込んだ水素をエネルギー源としているらしいが、そのシステムはジョーカー星団の科学力をもってしても解析不能とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-057


■ エネルギー放出 【えねるぎーほうしゅつ】 

エネルギーを消費すること。または、余剰に発生したエネルギーを系外に排出すること。イレーザー・システムの系内ではエネルギーのリジェネレーションが起きているため、エネルギーが余剰に発生するということはほとんどない。ただし、一部の強力すぎるエンジンでは消費に対して供給が上回るため、電気や他の形態のエネルギーに変換した上で機外に排出する仕組みになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-016


■ エネルギー放出外壁 【えねるぎーほうしゅつがいへき】 

イレーザー・エンジン本体を構成している外壁部。内側にコア外郭部内壁があり、さらにその内側にイレーザー・コアが存在する。内壁から放出されるイレーザー・エネルギーを受け止め、外壁内部を通る360個のドレイン・ホールを介して集約し、直径約12cm(内径は1ミクロン)のエネルギーチューブ(=バイパス)に送り出す役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ エネルギー砲弾 【えねるぎーほうだん】 

エネルギー砲の砲弾。レーザーや熱線が含まれる。使用するエネルギーは砲種によって異なる。エネルギー砲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-132


■ エネルギーマガジン 【えねるぎーまがじん】 

エネルギーブラスターに装填するマガジン(弾倉)。A.K.D.地上軍が使用するStg-44のマガジンには、50発分のエネルギーがチャージされている。歩兵が戦場に出る際は、このマガジンを3つ携行するのが基本となっているようだ。ただし、現在の設定では弾数が増えているかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-130


■ エネルギーライン 【えねるぎーらいん】 

エネルギーチューブの中にある内径わずか1ミクロンのイレーザー・エネルギーの通り道のこと。パーツの名称ではなく、パーツの中にある空洞部を指す名称である。エネルギーチューブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ エネルギー・リフレクター 【えねるぎーりふれくたー】 

レーザー・リフレクターの別名。レーザー・リフレクターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-175


■ エピ 【えぴ】 

A-Tが使用しているサイフのブランド。ルイ・ヴィトンのラインのひとつで、麦の穂をイメージするパターンをもつのが特徴。ヴィトンが1920年代に使用していた型押しのパターンを用いて、86年に新シリーズとして立ち上げられた。エピ(epi)とはフランス語で「麦の穂」を意味する。ヴィトンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-052


■ エビアン 【えびあん】 

ファティマの間で人気の化粧品ブランドのひとつ。元ネタは、フランスのGroupe Danone S.A.(ジェルペダノン株式会社)がもつミネラルウォーターのブランドEvian(エビアン)である。フランスのEvian-les-Bains(エビアン・レ・バン)近郊から湧出するミネラルウォーターの販売を主とするブランドであるが、スパの運営とミネラルウォーターから作られた化粧品の販売も行っている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-037


■ エビと油菜のおそば北京だし 【えびとあぶらなのおそばぺきんだし】 

ソーニャ・カーリンがバランシェ邸を訪れた際にご馳走になった料理のひとつ。中華料理の四柱(広東、上海、北京、四川)のうち、北京料理に特徴的なダシを用いた蕎麦と思われる。北京料理はフカヒレや干しアワビ等の乾燥食材を用いるのが特徴で、素材の味を活かすために塩だけを用いてあっさりした味付けにするものが多いらしい。よって、ソーニャが食べた蕎麦も乾燥食材を用いた海鮮だしであったと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ エビの入っていない茶碗蒸し 【えびのはいっていないちゃわんむし】 

アイシャ・コーダンテと、謎のキャラクター「????」が高校在学中に好きだった食べ物。茶碗蒸しは、様々な具と溶き卵・だし汁を茶碗に入れて蒸したモノ。各家庭で入れる具は異なる。エビは無くても構わんが、銀杏は入れて欲しいなぁ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-046


■ エフロシューネ 【えふろしゅーね】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した33体目のファティマ。ミラージュ騎士シャーリィ・ランダースのパートナーとして、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加。プロトタイプ(Ver.2)のレッド・ミラージュを駆ってブーレイ傭兵騎士団と対峙した。その後、右腕の喪失と引き換えに退団したシャーリィに付き添う形でコーラス王朝に移籍。現在は新たなマスターを選ばないまま、コーラス王家の預かりとなっている。ランダースの名を継ぐ者の出現を待っていると考えてもいいだろう。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるエフロシューネもしくはエウプロシュネ(「歓喜」または「祝祭」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: エーフロシューネー、エフロシューネー
初掲載: #01-185


■ エフロシューネー 【えふろしゅーねー】 

エフロシューネの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-058


■ エプロンドレス 【えぷろんどれす】 

エプロンと一体化したドレスのこと。汚れることを前提にエプロンが付けられてるタイプと、飾りとして(もしくは萌え〜な感じを出すために)付けられているタイプがある。エプロンドレス=メイド服というイメージがあるが、本物のメイドさんは一体化したエプロンドレスは着用しないはず。エプロンは小まめに洗うものだが、メイド服は小まめに洗うものではないから。ファティマ・シェラスタのデカダン・スーツはエプロンドレスに似ている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-083


■ エベレスト 【えべれすと】 

モラード・カーバイトが星団暦3010年に発表したファティマ。騎士登録すらされていなかった幼少時のヒン・モンダッタをマスターとしたため、AP騎士団は慌ててヒンを入団させてマグダル・ガードに抜擢したというエピソードをもつ。名前の元ネタは、Jim Maclellan(ジム・マクレラン)、Ric Mcdonald(リック・マクドナルド)、Don Gaze(ドン・ゲイズ)、Frank Reid(フランク・ライド)らが結成し、1984年にデビューしたカナダのハード・ポップ・バンドEverest(エベレスト)だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-234


■ エベレスト山 【えべれすとやま】 

ヒマラヤ山脈に存在する世界最高峰。標高は公式で8,848mとなっているが、測定法の見直しにより現在は8,844mとされている。英名のエベレストはインド測量局長官だったイギリス人George Everest(ジョージ・エベレスト)に由来。チベット名ではチョモランマと呼ばれており、「大地の母」という意味がある。1953年5月29日にニュージーランドの登山家Edmund Hillary(エドモンド・ヒラリー)とシェルパのテンジン・ノルゲイが初登頂に成功。以降も世界中の登山家のアタックが続いている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-013


■ エマージェンシー 【えまーじぇんしー】 

正確にはエマージェンシー・コール(Emergency Call)。非常招集。緊要事態の発生に際して周囲(の味方)に呼び出しを掛けること。またその呼び出し信号や通信のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-111


■ エマージェンシー・エネルギー排出口 【えまーじぇんしーえねるぎーはいしゅつこう】 

バスター砲の砲内でエネルギーが異常発生した場合にゲートを開き、エネルギーをチャージャーに吹き戻す排出口のこと。外部に排出するドレイン・ゲートと異なり、ここを通ったエネルギーは再度チャージャーへ戻される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-068


■ エマーソン・レイク&パーマー 【えまーそんれいくあんどぱーまー】 

Keith Emerson(キース・エマーソン)、Greg Lake(グレッグ・レイク)、Carl Palmer(カール・パーマー)の3人が1970年に結成したイギリスのプログレ・バンド。Emerson, Lake & Palmerという名称から、ELPもしくはEL&Pとも呼ばれる。キーボード、ベース、ドラムスから成るトリオで、キース・エマーソンがキーボードを用いて作り出した斬新なサウンドと独特のアクションが話題となった。クラシック音楽をアレンジした楽曲を数多く発表していることでも有名。80年に解散した後、断続的に活動を再開しており、2010年に一夜限定で再結成ライブが開かれた。パーマーに替わるメンバーとしてCozy Powell(コージー・パウエル)が加わり、Emerson, Lake & Powell(エマーソン・レイク&パウエル)として活動したこともある(こちらも略称がELPとなるため呼称問題に発展したらしい)。バンド名の初期案はTriton(トライトン)であったという。永野センセーが明かしているとおり、FSSに登場する運命の三女神は、このバンドのデビュー・アルバムに収録されている「The Three Fates」という組曲が元ネタになっている。ELPの活動が無ければ、FSSの世界もこの世に生まれ出なかった可能性がある訳だ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ31-015


■ 蝦鼎(エミーテ) 【えみーて】 

エミーテ家のグリース語(漢語)表記。「鼎」とは3本足の鉄の釜のこと。かつての第2王家であるシナーテ家と同様に、「鼎」の字を家名にもっていることが判る。エミーテ家紫成鼎(シナーテ)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-216


■ 蝦鼎(エミーテ)斑鳩天照 【えみーていかるがあまてらす】 

ディス・蝦鼎・斑鳩の別名。サリオン・イイの元服後の名前である。ディス・蝦鼎・斑鳩の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-216


■ エミーテ家 【えみーてけ】 

天照が星団暦3010年に新たに興した天照家直系の王家。シナーテ家の嫡子であったサリオンが成人し、天照家第一親王に就くと同時に新設された(これ以降、サリオンは幽閉を解かれて斑鳩を名乗っている)。サリオン自身が潰してしまったシナーテ家に代わる王家であるが、かつての第2王家としての地位をそのまま維持している訳ではなく、王位継承権も事実上は凍結している状態にあるらしい。当主の斑鳩が公爵位をもっているのか、エミーテ公家とも呼ばれる。ついでに、「DE1」では大公家となっているが、エミーテ家は公に認められた王家では無く、所領地を保有しているとは考えにくいため(=国王を兼ねていないため)、大公というのは誤植ではないだろうか。シナーテ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-223


■ エミーテ公家 【えみーてこうけ】 

天照王朝のエミーテ家のこと。初代当主の斑鳩(サリオン)は天照家の血筋に連なる者として公爵位をもっていると考えられ、それ故に公家と呼ばれているのだろう。エミーテ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ エミュレーション・マーカー 【えみゅれーしょんまーかー】 

エミュレートによって予測した敵機の動きをモニター上に示すマーカー(印)。自軍にエミュレートを担当するファティマがいる場合、そのマーカーを転送してもらうことでいち早く包囲網を敷くことが可能になる。エミュレートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-124


■ エミュレート 【えみゅれーと】 

敵機が選択するであろう模範的行動を予測・抽出すること。通常はサンプリングによって敵機の行動パターンを読み取ってから行う。MHの演算戦を行う上で基本となる演算行動である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-124


■ エミリィ 【えみりぃ】 

FSSの並列外伝「プロムナード」に登場した美少女。ちゃあのバイト先の屋敷に引き取られていた45人の子供のうちのひとり。ちゃあのバイト中は同室で生活し、共にメイドとして働いた。劇中では、母国(東欧のどこか)で内戦が起きた際に両親を失っており、身寄りがないところをお屋敷の当主に拾われたという設定。屋敷の地下に篭りながらもネットを通じて様々な知見を得ており、独学で研究を重ねて学術誌に投稿したり、世界中の言語を習得したりするなど、その才能には限界というものがない。さらに、容姿においてもケチの付け所がないというほとんど反則の超美少女である。FSS本編のヒュートランに相当する。ヒュートランの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-236


■ エミリー・テンプル 【えみりーてんぷる】 

「FFC」に登場するシャーリィ・テンプルの妹。設定のみで劇中には登場しない。元ネタは柳川れいのブランドShirley Temple(シャーリー・テンプル)の姉妹ブランドEmily Temple(エミリー・テンプル)だろう。ちなみに、エミリー・テンプルは1999年により大人向けのブランドとしてEmily Temple cute(エミリー・テンプル・キュート)を立ち上げている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-074


■ エムジーよんじゅうに 【えむじーよんじゅうに】 

シリーズ・シアン夫人のあだ名のひとつ。第二次世界大戦中のドイツの機関銃MG42のこと。彼女の類稀な早口とセリフの多さをこの機関銃に例えたのだろう。MG42の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-135


■ エムナイン 【えむないん】 

M9の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-026


■ エラーラ 【えらーら】 

ゴーズ騎士ボーギン・デ・ライバッハのパートナー。マイトは不明。マスターと共に星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加したものの、単行本収録時のカットにより出番が無くなってしまった悲しいキャラクターである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-047


■ エラスモサウルス 【えらすもさうるす】 

ジュノーとデルタ・ベルンに生息する巨大なカメのような海棲爬虫類。長い首とヒレのような四肢、巨大な甲羅をもっており、主に魚類を食す。ジュノーが原産地。地球の白亜紀に生息していたとされる長頚竜目エラスモサウルス科の爬虫類が元ネタ。いわゆる首長竜の仲間である。首の長さは約8m、76個の椎骨をもち、非常に柔軟な動きで他の海棲生物を食していたとされる。化石は北米に産する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-184


■ エラニュース・ダイ・グ・フィルモア5世 【えらにゅーすだいぐふぃるもあ5せい】 

ダイ・グ・フィルモア5世の正式名。「エラニュース」が即位した際に付けられた皇帝名で、「ダイ・グ」と「フィルモア」が家名に当たる。「5世」はフィルモア王家系列から選ばれた5人目の皇帝という意味。ダイ・グ・フィルモア5世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-002


■ エラルド島 【えらるどとう】 

バキン・ラカン帝国の西方に浮かぶ小島。バキン・ラカン帝国内の自治区として運営されており、入国審査が無くとも自由に出入りが可能。また、騎士の認定と登録が行われる場所であるため、星団中の騎士が訪問する土地として知られる。かつてはフィルモア帝国の領地であったことから、バキン・ラカンの独立後もフィルモア王家が領主として就く体制が採られている。島の北部はエス・ニー・フィルモア王家領である。中心都市は商業都市として知られるナランシ。カイエンの隠れ家もここにある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-131


■ エラルド・フィルモア王家 【えらるどふぃるもあおうけ】 

フィルモア帝国のフィルモア王家系列に数えられる王家のひとつ。バキン・ラカン帝国のエラルド島に本拠を置く。バキン・ラカン帝国が成立する以前、この地域一帯はフィルモア帝国の植民地であったため、独立を認める代わりにエラルド島を王家の所領地として残す取り交わしを行い、平和的に解決したという経緯がある。エラルド・フィルモア王家はこの取り交わしに際して興された王家である。ちなみに、ダイ・グ家はエラルド・フィルモア王家を代表する王家のひとつである。ダイ・グ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-037


■ エラルド・フィルモア家 【えらるどふぃるもあけ】 

エラルド・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-016


■ エラン連邦 【えらんれんぽう】 

A.K.D.傘下の連邦制国家。デルタ・ベルン東方10国の西方に位置し、エイダス大陸の西部を占める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-021


■ エリア 【えりあ】 

星団暦2900年代の末期からコーネラ帝国が開発を続けていた試作MHのコード名。このMHは専用に調整されたエトラムルの搭載を前提としており、演算スペックの規格を完全に統一することを目標としていた。つまり、ファティマ・ファティスがもつ不安定な要素の完全な排除である。ファティマによるMHの運用が開始されて以来、このような試みが成された事例は無く、極めて革新的な構想・取り組みであると云える。開発者はバルター・ヒュードラー。開発過程において幾つかのバージョンアップを重ねた後、3031年頃に9番目のバージョン「カナルコード・エリア・ナイン」がロールアウト。魔導大戦の勃発直後に実戦投入可能なレベルに到達した。これが後に制式採用されるMHカンである。カン(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-196


■ エリート・ガード 【えりーとがーど】 

社会的に高い地位をもつ人物、指導的な役割を果たしている人物の警護を固め、外敵から守る衛士のこと。要人警護官。ジョーカー星団においては、国家元首のガードナーつまり親衛隊や近衛騎士団を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-109


■ エリオポール 【えりおぽーる】 

代官山にあるお店のひとつ。渋谷区猿楽町にあるセレクトショップheliopole(エリオポール)を指す。主にフランスやイタリアから輸入した衣服を取り扱う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-071


■ エリコン社 【えりこんしゃ】 

A.K.D.地上軍の装甲歩兵が装備しているグレネード・ブラスターを生産しているメーカー。元ネタは、バルカン砲の登録商標をもつことで有名なスイスの兵器メーカーOerlikon(エリコン社)である。1906年にエリコン工業地帯で設立されたSchweizerische Werkzeugmaschinenfabrik Oerlikon(スイス工作工業機械工場エリコン)がその起源。23年にドイツ企業に組み込まれ、第二次世界大戦中は対空射撃システムの研究開発を担当したContraves A.G.(コントラヴェス社)として活動。終戦後はBuhrle(ビューレ社)との統合や部門の再編成などがあり、Rheinmetall A.G.(ラインメタル社)に売却された部門が防空システムなどの兵器開発を継続している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-063


■ エリザベート 【えりざべーと】 

19世紀後期におけるオーストリア帝国の皇后エリーザベト・アメリア・オイゲーニュのこと。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の后である。新絶対主義を掲げてハンガリーの独立を抑圧してきた夫に反して、ハンガリーの自然を愛し、独立に対して陰ながら支援を続けた人物として知られる。1867年にハンガリーの自治権を認めるアウスグライヒが締結されると、オーストリア・ハンガリー帝国の成立によりハンガリー王妃も兼ねる状態となる。しかし、晩年には息子のルドルフ皇太子が自殺し(暗殺説もある)、その悲しみも明けぬまま98年にイタリア人の無政府主義者ルイジ・ルケーニによって殺害された。現在のハンガリーの礎を築いた女性とされながらも、その傲慢な立ち振る舞いや、浪費家・悪妻といった面から彼女の評価は二分されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-054


■ エリザベス・アーデン 【えりざべすあーでん】 

ファティマの間で人気の化粧品ブランドのひとつ。カナダ出身のFlorence Nightingale Graham(フロレンス・ナイチンゲール・グラハム)が1909年にアメリカで立ち上げた化粧品ブランドElizabeth Arden(エリザベス・アーデン)のこと。ブランド名は彼女がビジネス・シーンで名乗っていた名前であるが、これはパートナーの名前Elizabeth Hubbard(エリザベス・ハバード)と、Alfred Tennyson(アルフレッド・テニスン)の物語詩「Enoch Arden(イノック・アーデン)」に由来している。当時のアメリカで舞台女優だけが行うものであった「化粧」を一般市民の間で流行らせ、トータル・ルックの概念を打ち出してファンデーションやルージュなど現在の化粧品の基礎を生み出した。老舗中の老舗と呼べるブランド。ちなみに、エリザベス・アーデンの墓はティム・バートンの映画の舞台ともなったSleepy Hollow(スリーピー・ホロウ)にあるとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-037


■ エリザベット 【えりざべっと】 

コーダンテ家に仕える侍女。アイシャの面倒を長年みてきた人物で、彼女がルーマー王国に移籍した際も、そのままアイシャ付きの侍女としてルーマー王家(もしくはメルカ公家)に移籍した。星団暦3030年以降に侍従長に昇格。アイシャのプライベートを知る数少ない女性である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-063


■ 襟章 【えりしょう】 

軍隊や警察の制服にみられる記章の一種。制服の襟につけて役職や階級を表わす。A.K.D.地上軍の場合は襟章で階級が示される。つまり襟章イコール階級章である。ちなみに、宇宙軍の場合は肩章の台座の上に階級章が付くようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-184


■ エリック・クラプトン 【えりっくくらぷとん】 

イギリスのギタリストEric Patrick Clapton(エリック・パトリック・クラプトン)のこと。1945年生まれ。The Yardbirds(ザ・ヤードバーズ)、John Mayall's Bluesbreakers(ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズ)、Cream(クリーム)、Blind Faith(ブラインド・フェイス)、Derek and the Dominos(デレク・アンド・ザ・ドミノス)など、数多くのバンドに参加しながらも、バンドがポップ路線に向かう度に脱退。常にブルースを追い求めた孤高のギタリストとして知られる。Jeff Beck(ジェフ・ベック)、Jimmy Page(ジミー・ペイジ)と共にイギリスの3大ギタリストに数えられ、ギターの神様と呼ばれた数々の活躍から、2003年には大英帝国勲章の第4位CBEを授与されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ エリック・バン・デ・ポーレ 【えりっくばんでぽーれ】 

ベルギー出身のF1ドライバーEric Van De Poele(エリック・ヴァン・デ・ポール)のこと。1991年にチームModena(モデナ)に在籍してF1参戦。しかし16戦中15戦が予選落ちという結果に終わる。翌92年にはチームBrabham(ブラバム)で参戦するも、途中でFondmetal(フォンドメタル)に移籍。さらにフォンドメタルがF1から撤退したために、そのままF1から姿を消すこととなった。92年以降、97年ごろまでル・マン24時間レースやスパ24時間レースなどに参加している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-054


■ エリッヒ・ハルトマン 【えりっひはるとまん】 

第二次世界大戦において敵機撃墜数352という世界記録を打ち立てたドイツ空軍のエース、第52戦闘航空団所属Erich Alfred Hartmann(エリッヒ・アルフレッド・ハルトマン)のこと。愛機メッサーシュミットの機首に黒いチューリップを描いていたため、ソ連空軍から「黒い悪魔」と呼ばれ恐れられた。大戦時の最終階級は少佐。ドイツ全軍でわずか27人しか授与されなかったダイヤモンド剣付柏葉騎士十字章をもつ。ドイツ敗戦後はソ連で抑留されたものの、後に西ドイツに戻り1970年に大佐で退役。1993年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ エルガイム 【えるがいむ】 

1984年2月4日から翌85年2月23日まで名古屋テレビ系列で放映されたアニメーション「重戦機エルガイム」のこと。制作はサンライズ。二重太陽サンズと人類が生存する5つの惑星(ガストガル、トライデトアル、ミズン、コアム、ファ)を含むペンタゴナ・ワールドを舞台としたロボット活劇。原作および総監督は富野由悠季。キャラ・デザインとメカ・デザインの両方を永野センセーが担当している。デザイナー永野護の名を一躍スターダムに伸し上げたアニメーションであり、世界観や舞台設定についても永野センセーのアイデアがベースとなっている。FSS第2部の基本フレームとして位置付けることも可能であるが、このアニメ自体は脚本の渡邉由自の影響が色濃く出ており、後半は主人公が妹に拘り続けたおかげでややダレていた印象が強い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-041


■ エルガイム2 【えるがいむ2】 

重戦機エルガイム2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-021


■ エルコン中尉 【えるこんちゅうい】 

西暦2185年の時点でメトロポールの火星ベースに所属していた軍人さん。インターセプターのパイロットであるが、ソーニャ・カーリンの報告によると、操作性の悪さもしくはあまりの高性能ぶりに振り回され、本来の性能を引き出せずに四苦八苦していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-092


■ エルダグライン 【えるだぐらいん】 

MHグルーン・エルダグラインの初期名称。ハートランド国王の名前が由来であったという。後にグルーンの名が与えられ、現在の正式名となったようだ。グルーン・エルダグラインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-052


■ エルダグライン・ドロー 【えるだぐらいんどろー】 

リーキ・クルップが試作したとされるMH。名称から察するに、グルーン・エルダグラインと系列を同じくするMHと考えられる。詳細は不明。以前、Toysのサイトに掲載された「激ムズ・レベルE:FSSクイズ」に登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ エルディアイ・ツバンツヒ 【えるでぃあいつばんつひ】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.18。正式名は「L-D-I-20」というシステム・カリギュラの製造ネームである。推定4000歳を超える超帝國の騎士(エンシェント・ディメンジョン・ウォリアー)であり、「ショウメ」と呼ばれる存在の探索を進める中で天照の許を訪れ、そのままミラージュ騎士団に入団する。かつてはMHマイトのストーイ・ワーナーとして活躍しており、数々の著名なMHを製作してきた過去をもつ。星団中のあらゆるMHのスペックを記憶していることから、ミラージュ騎士団におけるコード・ネームもスペックである。パートナーは湖のオーハイネ。初期設定におけるミラージュ騎士クリッツァー・スペックの設定を引き継いでいるのなら、3159年のアドラー侵攻に参加するはず。また、彼女は非常に長命であり、ウィル星団暦7777年まで天照の食事係として最後までつきあうことになるようだ。
別名・異名・正式名など: クリッツァー・スペック
初掲載: TJ37-007


■ エルマ 【えるま】 

モラード・カーバイトが製作したファティマ。トリオ・テンプル騎士団のプルース・ランダースに娶られ、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加。開戦から4ヶ月を迎える頃、バランカ領内の戦闘で敵MHマグロウを討ち取るが、戦闘中に負った怪我により絶命してしまう。プルースと共に7騎のMHを撃破した戦績は、ファティマとして非常に優秀であったことを証明していると云えるだろう。出番が少なくとも、ウリクルやビルトと並ぶ傑作ファティマであったと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-031


■ エルメス 【えるめす】 

高級ファッション・ブランドとして有名なHermes(エルメス)のこと。Thierry Hermes(ティエリ・エルメス)が1837年にパリのランパール通りに馬具の製造工房を開業したことに端を発する。1923年に皮革製品の製造・販売を開始し、その後の商品展開によりファッション・ブランドとしての地位を築き上げた。現在は服飾、貴金属、香水、雑貨など幅広い商品を扱っている。日本では映画「電車男(2005)」に茶器が登場し、それがそのままヒロインの名前として定着したことで、また一段と有名なブランドになってしまった。2011年現在のデザイナーはパリ出身のJean Paul Gaultier(ジャン・ポール・ゴルティエ)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ04-052


■ エルメラ・コーラス 【えるめらこーらす】 

コーラス王朝の王妃。コーラス23世の妃である。カラミティのマルタラ共和国へ留学している間にファティマ・ウリクルを娶り、そのまま勢いに乗って黒騎士ロードスと修行の旅に出てしまうような「オキラク極楽なノリノリ大学生」であったコーラスを愛してしまった奇特な女性。王にしかできないこと、騎士にしかできないこと、ファティマにしかできないこと、人間の女性にしかできないこと・・・そういった「それぞれが持つモノ」を理解できず、若く美しいままのファティマに対して嫉妬し、劣等感を持ってしまったことが、彼女自身と後のコーラス王家に悲劇をもたらすこととなる。24世とヤンキー娘セイレイの母親。
別名・異名・正式名など: エルメラ王妃
初掲載: #01-009


■ エルメン 【えるめん】 

ボォスのナン大陸東部にある自由都市。ラーバ海を挟んで北と南に二分されており、北はナン大陸の東端、南はメヨーヨ島の北端に位置する。北と南はそれぞれエルメン自由都市北、エルメン自由都市南と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-014


■ エルメン自由都市北 【えるめんじゆうとしきた】 

エルメンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-167


■ エルメン自由都市南 【えるめんじゆうとしみなみ】 

エルメンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-167


■ エルロン 【えるろん】 

航空用語で補助翼のこと。飛行機の左右の傾きを制御する翼で、主翼の後縁にあって、上下運動によりに機体をロールさせる役割をもつ。メトロポールの新型リニア・モーターサイクル「T.R.」は時速500kmを超える速度を叩き出すため、ステアリングによる制御ではなく、エルロンによる車体のロールとバンク(傾け)によって方向転換する仕様となっていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-114


■ エルロン・フラップ 【えるろんふらっぷ】 

エルロンは航空用語で「補助翼」のこと。飛行機の左右の傾きを制御する翼で、機体をロールさせる役割をもつ。フラップは離着陸時に使用する高揚力装置で、一般に「下げ翼」と呼ばれる。伸長によって翼面積を増し、さらに下方に反ることで揚力を上昇させる役割をもつ。ドラゴンの主翼後縁にはこのエルロンとフラップの役割もつ2列の羽が並んでおり、ジェット機以上の稼動範囲とセッティングの多様性で通常の航空力学を無視した運動性能を発揮することが可能となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-173


■ エレウノ 【えれうの】 

Ermanno Ronchi(エルマノ・ロンキ)とGraziella Ronchi Pezzutto(グラツィエラ・ロンキ・ペッツート)が1971年にミラノで立ち上げたイタリアのファッション・ブランドErreuno(エレウノ)のこと。SCM S.p.A.(SCM株式会社)の中核ブランド。厳選された素材と美しいカッティングで知られる。2011年現在は創立者の息子Ricky Ronchi(リッキー・ロンキ)がアーティスティック・ディレクターを務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-038


■ エレーナ・クニャジコーワ 【えれーなくにゃじこーわ】 

A.K.D.宇宙軍情報部通信隊分隊長・・・というのは仮の姿で、真の姿はバビロン王国騎士団に所属する女性騎士。その太刀筋は騎士団最速と云われる。ログナーからの信頼も厚く、A.K.D.にとって重大な局面では密偵として放たれ潜入工作を担当する。要するにログナーの秘書だが、彼女曰く「上司はムッツリスケベ」。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦で重傷を負ったものの、魔導大戦では見事に復活し(でも頭のネジが2〜3個抜けたっぽい)クルツ・ミラージュを駆るらしい。ミス宇宙軍とミスA.K.D.に選ばれた美貌の持ち主。後にマイア・フォン・トッカータと結婚。パートナーは虹姫。名前の元ネタはグリゴローヴィチ・バレエ団でプリマを務めたエレーナ・クニャジコーワ。
別名・異名・正式名など: デル・エレーナ・クニャジコーワ
初掲載: CH8-061


■ エレキフォート・アズデビュート 【えれきふぉーとあずでびゅーと】 

スタント遊星の惑星「無(ナイン)」の第2衛星「信(ネードル)」に存在する国家。その名称から宗帝アズデビュートに関連する国家と考えられるが、詳細は不明。宗帝アズデビュートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-005


■ エレクセウス 【えれくせうす】 

ギリシャ神話に登場するアテナイの王エレクテウスのこと。アテナイが飢饉に苦しんでいた際にエジプトから現れ、小麦の栽培法を教示し国を救ったとされる。隣国エレシウスとの戦争の際に娘を神に捧げて勝利を得たものの、ポセイドンの息子エウモルポスを殺したために、ポセイドンの三叉の矛で突き殺されたという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-012


■ エレクトラグライド 【えれくとらぐらいど】 

Harley-Davidson(ハーレー・ダビッドソン)のパンヘッド搭載モデルのうち、最後期型モデルとして1965年に登場したバイク。エレクトラ(Electra-)は「電気の」という意味で、グライド(glide)は「滑走する」という意味。それまでのキック・スターターとは別に、セルモーター(電気始動装置)を採用しているため、このような名称が付けられた。翌66年にはエンジンがアーリーショベルヘッドに替わり、エレクトラグライドはショベルヘッドの初期型モデルともなった。また、70年にはキック・スターターが完全に取り払われている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-061


■ エレクトロナイツ 【えれくとろないつ】 

コーネラ帝国の皇帝騎士団。通常はスケーヤ・エレクトナイツと呼ばれる。スケーヤ・エレクトナイツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-065


■ エレシス 【えれしす】 

ミラージュ騎士のキュキィが入団以前から所持していたMH。彼女のパーソナルユースMHであるが、ミラージュ入りした後に天照の手による改修を受け、半ば強引にミラージュ・シリーズに数えられることになった。改修後の機体には、組み立て前の状態で放置されていたルージュ・ミラージュのパーツが流用されているらしい。ビラルケマ(レーザーマシンガン)とその供給ユニットの装備が可能で、これらを装備している状態がルージュ・ミラージュと呼ばれる。デザイン発表後、本編登場以前に設定やカラーリングが変更されたMHであるが、こういった扱いは決して珍しくはない。名前の由来は不明であるが、東京都文京区に「エレシス」という録音スタジオがある。ルージュ・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-054


■ エレシス大陸 【えれしすたいりく】 

ジュノーに存在する大陸のひとつ。コーラス王家の開祖となった人物(コーラス1世)は、エレシス大陸の農民の出であったという。また、この大陸は星団暦18000年代つまり太陽紀の時代においても存在しているようだ。ただし、大陸プレートの移動により星団紀における大陸の形状とは大きく異なっていることが予測される。モンド・ホータスの母国となるルール王国は、この大陸きっての大国という設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-062


■ エレファント 【えれふぁんと】 

第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した重駆逐戦車。6号戦車タイガーの開発においてヘンシェル社製の試作車VK4501(H)が採用されたため、ポルシェ社製のVK4501(P)は不採用となった。しかし、審査前に先行して生産が許可されていた車体が余ることとなったため、急遽、対戦車砲Pak43/2 L/71を搭載した重駆逐戦車が作られた。この駆逐戦車は設計者のFerdinand Porsche(フェルディナント・ポルシェ)に因んでフェルディナントと名づけられたが、実戦投入後の改修を経て1944年にエレファントに改称された。エレファント(Elefant)はドイツ語で「ゾウ」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ エロー・テンプル 【えろーてんぷる】 

ブラッド・テンプルと共にゴーズ騎士団に配備されているMH。詳細は不明・・・というか、おそらくボツ設定になっている可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-053


■ エロじじい 【えろじじい】 

ロードス・ドラクーンの性根。天照には「好かん」と云いつつ、ソープには「いい子じゃないか」と宣った侯に与えられた称号である。意訳すると「どこにでもいるオヤジ」ってことで。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-029


■ 遠隔コマンド式 【えんかくこまんどしき】 

直接手足を動かしてスイッチやボタンを操作するコマンド入力方式(=手動入力方式)に対して、信号などを用いた遠隔操作でコマンド入力する方式のこと。プラスチック・スタイルの導入以降、ファティマ・シェルの操作方式は遠隔コマンド式が主流となった。これに伴い、コンソール・ボックスの類はほとんど撤去されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-176


■ 塩基配列 【えんきはいれつ】 

DNAやRNAなどの核酸におけるヌクレオチドの結合順のこと。ヌクレオチドを構成している有機塩基類の種類・・・DNAについてはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類、RNAについてはチミンのかわりにウラシル(U)を入れた4種類の羅列によって表記される。何らかの原因によって塩基配列が乱れると、正常な遺伝情報も失われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-029


■ 塩基分解序列化 【えんきぶんかいじょれつか】 

おそらく、遺伝情報の中から一部の塩基配列を読み取り、それを序列化することで、次に来るであろう配列を予測すること。造語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-238


■ エングレービング 【えんぐれーびんぐ】 

「engraving」で彫刻された意匠のこと。MHの装甲に施されている凹凸の彫刻がこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-167


■ エングレーブ 【えんぐれーぶ】 

エングレービングの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-149


■ エンゲイジ 【えんげいじ】 

エンゲージの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-174


■ エンゲージ 【えんげーじ】 

剣聖ハリコンが搭乗した伝説のMH。ハリコンの神騎と呼ばれる。エンゲージ・オクターバーSR1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-094


■ エンゲージMk2 【えんげーじMk2】 

エンゲージ・オクターバーMk2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ エンゲージSR1 【えんげーじSR1】 

エンゲージ・オクターバーSR1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-007


■ エンゲージSR2 【えんげーじSR2】 

エンゲージ・オクターバーSR2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-149


■ エンゲージSR2・ジュノーン 【えんげーじSR2じゅのーん】 

初期設定では、エンゲージ・オクターバーSR2の別名がジュノーンであった。現在の設定では、マロリー・ハイアラキの搭乗騎がSR2、ジュノーンはSR3以降の機体を指す名称となっている。エンゲージ・オクターバーSR2ジュノーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ エンゲージSR3 【えんげーじSR3】 

エンゲージ・オクターバーSR3の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ エンゲージSR3後期型 【えんげーじSR3こうきがた】 

エンゲージ・オクターバーSR3[後期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-151


■ エンゲージSR3初期型 【えんげーじSR3しょきがた】 

エンゲージ・オクターバーSR3[初期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-150


■ エンゲージSR3レプリカ 【えんげーじSR3れぷりか】 

エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-150


■ エンゲージSR4 【えんげーじSR4】 

エンゲージ・オクターバーSR4の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-138


■ エンゲージ・オクターバー 【えんげーじおくたーばー】 

コーラス王家の王専用騎として製作されたエンゲージの名を冠するMHのこと。また、後に続くシリーズを含む総称でもある。通常はオリジナル機体のSR1を指す。星団暦3000年代の時点で4騎が現存しており、それぞれ異なるマイトによって製作されている。1番機(SR1)はマール・クルップ製作・ルミラン・クロスビン引継ぎ、2番機(SR2)はルミラン・クロスビン製作・ファティマ・マイトのモラード・カーバイトの協力、3番機(SR3)はコーラス23世製作・レディオス・ソープ改修でSR4まで発展し、4番機はSR3のレプリカ騎でダイアモンド・ニューの再設計となる。いずれもコンパクトなフレームに高出力のエンジンを搭載しており、後世にその名を残す傑作機となったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ エンゲージ・オクターバーMk2 【えんげーじおくたーばーMk2】 

エンゲージ・オクターバーSR2の初期名称。当初は、Mk2がマロリーの搭乗騎であり、SR2がコーラス23世の搭乗騎、SR3がセイレイの搭乗騎という位置付けであった。現在は、Mk2→SR2、SR2→SR3となり、セイレイの搭乗騎はSR3のレプリカ騎という設定に変更された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-096


■ エンゲージ・オクターバーSR1 【えんげーじおくたーばーSR1】 

コーラス21世がマール・クルップに製作を依頼したコーラス王専用騎。開発途中でクルップが死去したため、ルミラン・クロスビンが開発を引き継いで完成に至った。クルップ家の歴代マイトが研究・管理してきた天照家のマシンメサイア「AUGE」のレイアウトを参考にしており、コンパクトなフレームに高出力のエンジン、さらにドレイン・デバイス(余剰エネルギーを放出するシステム)として機能するランダム・スレートを脚部に備える。21世亡き後はメロディ家に渡され、剣聖ハリコン・ネーデルノイドの乗騎として活躍。その多大な戦果もあって「ハリコンの神騎」とも呼ばれた。星団暦3000年代初頭の時点ではメロディ家の跡取りアルル・フォルティシモが所有。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ エンゲージ・オクターバーSR2 【えんげーじおくたーばーSR2】 

SR2は「シリーズ・セカンド」と読む。コーラス22世がエンゲージ仕様の2番機としてルミラン・クロスビンに製作を依頼したコーラス王専用騎。モラード・カーバイトの協力によってアレンジが加えられているらしい。SR1を基本としつつも、複数騎の生産も見越して堅牢さと汎用性を向上させているのが特徴(ただしコストの問題から生産数は1騎のみ)。エンジンやパワーユニット、フレームなどの基本構造はバッシュと共用で製作されており、装甲形状を除くとこの2騎はほとんど同型騎に位置付けられるという。星団暦3000年代初頭の時点では、マイスナー王家を介してマロリー・ハイアラキに貸与され魔導大戦に参加している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ エンゲージ・オクターバーSR3 【えんげーじおくたーばーSR3】 

SR3は「シリーズ・サード」と読む。コーラス23世が、王国に残っていたSR1およびSR2の設計図を基に自ら設計・製作したコーラス王専用騎。エンゲージ・シリーズの3番機に当たり、王自らの命名によってジュノーンと呼ばれる。マイトに近い血筋をもつとされるコーラス王家であるが、やはり23世が単独で完成に漕ぎ着けることはできず、レディオス・ソープの手による改装を受けて完成に至った。ジュノーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-095


■ エンゲージ・オクターバーSR3[後期型] 【えんげーじおくたーばーSR3[こうきがた]】 

SR3[初期型]が大破したために、星団最高峰のMHマイスターとして名高いレディオス・ソープが改修した機体。レート・ジュノーンもしくはジュノーン[後期型]とも呼ばれる。ジュノーン[後期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ エンゲージ・オクターバーSR3[初期型] 【えんげーじおくたーばーSR3[しょきがた]】 

コーラス23世が設計・製作したエンゲージ・シリーズの3番機。アーリィ・ジュノーンもしくはジュノーン[前期型]とも呼ばれる。ジュノーン[前期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ] 【えんげーじおくたーばーSR3[れぷりか]】 

セイレイ・コーラスがエンゲージSR3の設計図をダイアモンド・ニュートラルに渡し、設計修正と製造を依頼したレプリカ騎。イレーザー・エンジンの再設計や周辺補機の見直しを行うことで、SR3[初期型]にあった出力不足・不安定さを解消している。さらに、主武装として考案されていたランド・ブースター、パイドル・スピアも完成し、23世が思い描いていたであろう理想のMHに仕上げられた。星団暦3028年に完成した後、魔導大戦においてセイレイ・コーラスが搭乗している。チバラギ仕様(1980年代の暴走族仕様)になることが心配されている可哀想な機体である。
別名・異名・正式名など: セイレイ・ジュノーン、ジェイド・テンプル
初掲載: 


■ エンゲージ・オクターバーSR4 【えんげーじおくたーばーSR4】 

星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦終結後、レディオス・ソープが再度改修を施して完成したエンゲージSR3の最終バージョン。眠ったままのクローソーを新設した後頭部の小部屋に移し、さらに別のファティマが乗り込むファティマ・シェルを前頭部に追加しているのが特徴。この新たなコクピットには、アウクソーの記憶であると同時にフォーカスライトの魂と呼べるモノが宿っているという。星団暦4100年に登場するジュノーン[最後期型o.d.k.]と同一の機体であるが、この間に再度改修が行われたのか否か、設定の変更・矛盾もあるためイマイチ判然としない。また、ジュノーン以外に全く異なる名前が付けられるという設定もある。ジュノーン[最後期型o.d.k.]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ エンゲージ型 【えんげーじがた】 

MHのフレーム・セッティングの分類において、汎用性を犠牲にして柔軟性とスピードに重点を置いているタイプをエンゲージ型と呼ぶ。永野センセーの解説による便宜的な分類で、通常はチーター型と呼ばれる。チーター型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-180


■ エンゲージ・サード 【えんげーじさーど】 

エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]のこと。セイレイがSR3を呼ぶ場合は、父親に対する親愛の念を込めて「サード」と呼んでいたようだ。エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ エンゲージ・シリーズ 【えんげーじしりーず】 

コーラス王家の王専用騎として製作されたMHエンゲージとその系列のこと。コーラス21世の時代にマール・クルップによって製作されたエンゲージ・オクターバーSR1以下、マイトを変えながらSR2、SR3、SR4の4騎が製作された。エンゲージ・オクターバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-065


■ 演算 【えんざん】 

演算性能の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ 演算記録細胞 【えんざんきろくさいぼう】 

生体演算理論の中核として提唱された「生体信号によって演算を行う生体神経細胞」のこと。演算データを大脳で集積することで人間のコンピューター化が可能になる。通常の細胞ではその活動が著しく制限される(または耐久性に劣る)と判断されたことから、騎士の細胞を応用することで耐久性と反射速度を付加し、最終的にファティマと呼ばれる人工生命体が生まれ出ることとなった。理論提唱者はウラニウム・バランス。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-058


■ 演算頭脳 【えんざんずのう】 

演算機の機能をもつ頭脳のこと。ファティマの頭部に収まっている頭脳を指す。ファティマの中枢神経(脳や脊髄など)は生体演算細胞の集合体によって形成されており、ジョーカー星団において最も高度な超高速演算を可能としている。生体演算細胞の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-004


■ 演算制御 【えんざんせいぎょ】 

CPUによる演算と、その演算による機械などの動作の調整。もしくは操縦のこと。ファティマはMHを演算制御する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-018


■ 演算性能 【えんざんせいのう】 

ファティマのスペックを表すパワーゲージ「5バランス」のうちのひとつ。3番目に表示される。コンピューターとしての性能の高さを表す評価で、単位時間当たりの計算速度とその幅の持たせ方が指標となる。例として、緊急回避の対応パターン(数万から数億通り)の計算などは、この評価の高さに比例して速く、多く、そして正確になる。MHの限界性能をどこまで引き出すことができるか、その引き出し幅がこの評価によって決まってくるようだ。
別名・異名・正式名など: 演算
初掲載: #09-190


■ 演算生命体 【えんざんせいめいたい】 

有機演算細胞をもつ生命体のこと。ファティマが該当する。ファティマ・ファティスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-011


■ 演算戦 【えんざんせん】 

ファティマがもつ超高速演算能力を利用した敵機・敵軍の行動予測と、それを用いた戦闘を演算戦と呼ぶ。剣を交える直接戦闘の準備戦に当たり、包囲網の形成や死角への進入など、敵機と相対した時点でいかに有利な状況を生み出すかがポイントとなる。いわゆる電子戦(電磁波の傍受や妨害による戦闘行為)やサイバー戦(電子空間上のハッキングやウィルス攻撃)とは異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-124


■ 演算戦闘力 【えんざんせんとうりょく】 

演算戦能力とほぼ同義。演算戦能力の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-125


■ 演算戦能力 【えんざんせんのうりょく】 

ファティマだけがもつ演算戦を遂行する能力のこと。具体的には、敵機の行動パターンのサンプリング、敵機の行動予測、先手を打つための自機の行動予測、騎士および自軍への伝達、それらを加えたMHのリアルタイム・コントロールなどを指す。いずれのファティマもこういった能力を発揮できるが、スペック(演算性能)や経験による優劣差は大きく、演算戦能力がそのまま戦闘の結果に響いてくることもある。また、演算戦に特化した高度なプログラムを仕込まれているファティマ(スパリチューダなど)も存在するようだ。
別名・異名・正式名など: 演算戦闘力
初掲載: #09-005


■ 演算人間 【えんざんにんげん】 

高度な演算を行う人造人間。ファティマ・ファティスのこと。ファティマ・ファティスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-114


■ 炎子 【えんし】 

AD世紀5000年代に稼動していたマシンメースの装甲に描かれていた文字。劇中ではアッサラム・スキーンズがこの機体に搭乗しており、「司金斯(スキーンズ)」という文字も書き込まれていたようだが、この字の意味するところからイメージできる名称は「プロミネンス」である。超帝國騎士の名としてプロミネンスの名が残っていることから、かつては彼の搭乗騎だったのかも知れない。星団紀に活躍したフィルモア王家のMHプロミネンスは、このメースの名を受け継いだものなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-183


■ エンシー 【えんしー】 

ファロスディー・カナーン超帝國で製作された最強のメース(もしくはマシンメサイア)。焔星とも呼ばれる。焔星(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-102


■ エンシー・エンジン 【えんしーえんじん】 

マシンメサイア焔星に搭載されているエンジン。天照家伝来のロボットAUGEには、このエンシー・エンジンが搭載されているという噂がある。真偽の程は不明。焔星(2)AUGEの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ34-021


■ エンジェルシュリンプのバジルスパゲティ 【えんじぇるしゅりんぷのばじるすぱげてぃ】 

シトロン・メナー・天照が高校在学中に好きだった食べ物。エンジェルシュリンプをのせたバジルソースのスパゲティ。エンジェルシュリンプ(angel shrimp)はニューカレドニア産養殖エビのブランド名(らしい)。フランスのサービス品質認証制度「QUALICERT(クオリサート)」の認証を受けた高品質のエビとして知られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-006


■ エンジェル・ダスト 【えんじぇるだすと】 

PCPつまりPhencyclidine(フェンサイクリジン)の通称。麻酔薬の開発から生まれた幻覚剤で、幻覚作用がかなり強いらしい。日本では麻薬及び向精神薬取締法による規制の対象となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-135


■ エンシェント・ディメンジョン・ウォリアー 【えんしぇんとでぃめんじょんうぉりあー】 

AD世紀に作られた戦闘用強化人間のこと。超帝國騎士とも呼ばれるが、炎の女皇帝が造り上げた剣聖クラスの騎士と、女皇帝亡き後システム・カリギュラが作った騎士は微妙に異なる。エンシェント・ディメンジョン・ウォリアーと呼ばれるのは主に後者の方であり、変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエと呼ばれる場合もある。全身に生体兵器を隠し持つ強力な騎士である。変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-111


■ エンシェント・ディメンジョン世紀 【えんしぇんとでぃめんじょんせいき】 

AD世紀の別名。AD世紀の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ38-006


■ エンシェント・ディメンジョン・センチュリー 【えんしぇんとでぃめんじょんせんちゅりー】 

AD世紀の別名。エンシェント・ディメンジョン(Ancient Dimension)を訳すと「古代次元」となる。AD世紀の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: エンシェント・ディメンジョン世紀
初掲載: DE1-004


■ エンシェント・モード 【えんしぇんともーど】 

「ancient mode」で直訳すれば「古代のモード」。古代において流行していた服装を指す。連載中期から永野センセーの中でエンシェント・モードへの興味が深まったのか、タイトネイブの服装を始めとして古代日本の服装をベースとするキャラクターが数多く登場している。永野センセー曰く、今後もタイトネイブはFSSのファッションリーダーとして立ち回る予定で、天照の服装などにも影響が出てくるとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-109


■ エンジン音 【えんじんおん】 

イレーザー音とほぼ同義。イレーザー音の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-164


■ エンジン外部遮断ジェル 【えんじんがいぶしゃだんじぇる】 

イレーザー・エンジン本体の外側を覆っているジェル状の物質のこと。どのような素材から作られているのか一切不明。ジェルの外側はさらに卵形のシェルに覆われており、これがエンジン・ユニットとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-071


■ エンジン・システム 【えんじんしすてむ】 

イレーザー・システムとほぼ同義。イレーザー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-070


■ エンジン・シリアル 【えんじんしりある】 

エンジン・パーツに刻印されたシリアル・ナンバーのこと。ミラージュ・シリーズのシリアル・ナンバーは、基本的にエンジン・シリアルをそのまま引き継いだナンバーとなっている。シリアル・ナンバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-161


■ エンジン・ナンバー 【えんじんなんばー】 

エンジンに刻印されているシリアル・ナンバーのこと。FSSにおいては、イレーザー・エンジンに刻印されているナンバーと考えてよい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-040


■ エンジンヘッド 【えんじんへっど】 

シリンダーヘッドとも。内燃機関において、シリンダーブロック(シリンダーとクランクシャフトが収まっている部分)と組み合わさることでエンジンの基本的な構造を形成しているパーツのこと。内部に燃焼室と点火プラグがあり、インテークマニホールド(吸気を行う多岐管)とエキゾーストマニホールド(排気を行う多岐管)が付く。OHC形式のエンジンではバルブの開閉を行うカムシャフトがエンジンヘッドに収まっている(OHV形式のエンジンではシリンダーブロック内にカムシャフトが収められており、プッシュロッドを介してバルブの開閉を行う機構になっている)。1本のカムの往復で吸排気が行われるエンジンヘッドをSOHC(シングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)、吸気バルブと排気バルブにそれぞれ専用のカムがあるものをDOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ エンジン防護装甲 【えんじんぼうごそうこう】 

MHの胸部内でイレーザー・エンジンを保護している装甲のこと。3重の装甲とダンパーから成る。イレーザー・エンジンそのものが外部からの衝撃で破損することはないが、エンジン・ユニットの付近には騎士コクピットが設置されているため、コクピットを保護するためにエンジンの周囲に装甲が配置されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-073


■ エンジン・マネージメント 【えんじんまねーじめんと】 

エンジンの制御方式のこと。主制御はほとんどのMHで共通と思われるが、補機の追加や、より細かい制御システムを組み込んでいくことで(つまり、カスタマイズやチューニングを施すことで)、エンジン出力やトルク曲線が変化する。フィルモア帝国で生産している輸出用のサイレン(I型、J型、K型)は、エンジン・マネージメントがデフォルト仕様のまま出荷され、出荷先で最終チューニングを施す体制が採られている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-082


■ 炎星 【えんせい】 

マシンメサイア焔星の初期名称。焔星(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-099


■ 焔星(1) 【えんせい】 

スタント遊星のこと。AD世紀の時代にはこのように呼ばれていたらしい。正しくは中国語の漢字で、「旧」の部分が「臼」になる。Unicodeの関係で正しく表示されない場合があるので、ここでは「焔」として整理しておきます。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-183


■ 焔星(2) 【えんせい】 

「エンシー」または「イェンシング」と呼ぶ場合もあり。正式な名称はイェンシングフェイディーディグツァイト。ファロスディー・カナーン超帝國の焔星騎士団が使用したマシンメサイア(旧設定ではマシンメース)である。炎の女皇帝がおそらくは対サタン戦を想定して開発した超高性能機。光子結晶に精神を移した騎士が演算制御を行うことで、その性能を限界まで引き出していたらしい(スタント遊星に向かう前に使用していたマシンメースは、生身の騎士が搭乗し、脳波コントロールによって操作していた)。その運動性能は星団紀における一般的なMHを凌駕しており、戦艦ですらも紙のように切り裂くスピードとパワーをもつ。搭乗者はアッサラム・スキーンズやデュオ・クルマルスなど、いわゆるシバレースと呼ばれていた剣聖クラスの騎士である。
別名・異名・正式名など: イェンシング、YEN-XING
初掲載: #09-076


■ 焔星騎士団 【えんせいきしだん】 

焔星親衛騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-177


■ 焔星親衛騎士団 【えんせいしんえいきしだん】 

正しくは「えんしーしんえいきしだん」と読む。焔星騎士団もしくは山羊頭騎士団とも呼ばれる。ファロスディー・カナーン超帝國泰皇帝の近衛騎士団である。マシンメサイア(旧設定ではマシンメース)焔星を駆る強力な騎士の集団で、スタント遊星の惑星の名をもつ小グループ(超騎士団、膨騎士団、技騎士団など)に分かれていたようだ。構成員はもともと生身の騎士であったが、AD5000年頃にスタント遊星へ向かい、再び戻ってきた際には肉体を捨て去り、その精神を光子結晶に移していたようだ。スタント遊星で行われた戦闘がどのようなものであったかは未だ不明であるが、彼らには無限の寿命をもって戦い続けなければならない理由があったということだろう。著名な騎士としては、アッサラム・スキーンズ、デュオ・クルマルス、アルゴン・プロミネンスなどが挙げられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-182


■ 焔星緋帝 【えんせいひてい】 

イェンシングフェイディーとも。ファロスディー・カナーン超帝國の泰皇帝、AD9こと炎の女皇帝を指す言葉。超帝國のエンブレムにもこの名前が書かれているので、あだ名や別名ではなく、この名前こそが彼女の正式な呼び名なのかも知れない。炎の女皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: イェンシングフェイディー
初掲載: #09-066


■ 焔星緋帝印 【えんせいひていいん】 

ファロスディー・カナーン超帝國泰皇帝AD9の直属であることを示す名称もしくはその印のこと。アッサラム・スキーンズのデザイン画などで確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-007


■ 焔星緋帝騎士 【えんせいひていきし】 

イェンシングフェイディーチィシィとも。焔星緋帝つまり炎の女皇帝直属の騎士のこと。超帝國焔星騎士団の所属騎士である。女皇帝がその究極のダイバー・フォースを駆使し、遺伝情報の強化(エンハンス)を繰り返すことで作られた最強クラスの騎士たち。各々が星団紀における騎士と比べてほとんど別次元とも云える強さをもち、最後の騎士となったネッド・スバースまで800人ほどが生み出されたようだ。著名な騎士としては、劇中に登場しているアッサラム・スキーンズ、ヤーン・バッシュ以外に、デュオ・クルマルス、アルゴン・プロミネンス、ネプチューン、ララファ、テレキスなどの名が挙がっている。焔星緋帝騎士は全員が純血の騎士であるため、その血は確実に次世代に受け継がれる性質を持つが、強力すぎる血ゆえに騎士同士で子を生すことは禁忌とされた。星団紀においてこの血を受け継いでいるのは、ネッド・スバース(ナッカンドラ・スバース)の血筋とカイエンが残した2人の子供のみである(マキシはまた少し異なる)。
別名・異名・正式名など: イェンシングフェイディーチィシィ
初掲載: #09-066


■ 焔星緋帝母艦 【えんせいひていぼかん】 

焔星緋帝つまり炎の女皇帝が乗り込む戦闘母艦。ファロスディー・カナーン超帝國の旗艦である。星(シング)と呼ばれる。星(シング)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-072


■ 縁線温泉 【えんせんおんせん】 

フロート・テンプルでヒマそうにしていたラキシスが持っていた傘に描かれていた文字。おそらくグリース王国の国内にある温泉の名前であろう。彼女のことだから、温泉の備品として置かれていた傘をひったくって来た可能性が高い。字が非常に読み取りにくく不明瞭なため、「縁」ではなく「緑」かも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-179


■ エンタープライズ 【えんたーぷらいず】 

アメリカ海軍が保有する世界初の原子力空母(USS Enterprise CVAN/CVN-65)・・・の方ではなくて、おそらく第二次世界大戦中にアメリカ海軍の旗艦として活躍した航空母艦エンタープライズ(USS Enterprise CV-6)のことだろう。ヨークタウン級航空母艦の2番艦として作られ、太平洋戦争開戦前の1938年に就役。その後の大戦において日本の艦艇をことごとく撃沈していった化物空母である。戦後の47年に退役し、60年に解体されている。コーラス軍のエア・バレルM-2は7〜8発でこの艦を沈めることができるらしい。エア・バレルの主砲は毎分1200発を誇るガン・ランチャーであることから、撃沈まで1秒も掛からないということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-025


■ 円卓議会 【えんたくぎかい】 

ジャスタカーク公国における立法・行政機関。複数の騎士が円卓を囲んで着席し、役職や序列に関わらず対等に協議を行う体制が採られる。騎士団を中心とした国政が成されているジャスタカークならではの議会制度と云えるだろう。しかし、近年では騎士団から選出された騎士ではなく、建国時の円卓騎士の末裔が世襲で議員を務める状況が続いている。また、かつては騎士団員から国家元首を選出する体制が採られていたようだが、近年では世襲議員の中から選出される体制に移行したようだ。一般的な国家における貴族院に相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-052


■ 円卓の騎士 【えんたくのきし】 

フィルモア帝国元老院だけがその存在を知り得ていると噂される騎士集団のこと。帝国騎士の中でも最高の権力を持つ集団で、戦闘には参加せず、別の目的のために組織されているらしい。フィルモア帝国において元老院を束ねている王家はバルバロッサ王家であるため、円卓の騎士はバルバロッサ王家と関係が深い可能性がある。魔導大戦のラストに登場する予定。円卓の騎士とは、アーサー王物語において主君アーサーに仕えたとされる騎士の集団のこと。キャメロットの城にある円卓に座して、それぞれが上下関係に縛られずに意見を云い合ったことから、このような名称が付けられたとされる。一般にアーサー王を含めて12人とするパターンが多いが、伝承や後の創作によって人数が異なり、騎士の入れ替わりもある。有名なところでは、ランスロット、ガウェイン、ガラハッド、ガレス、ボールス、トリスタン、パーシバル、ペリノア、パロミデス、ペディヴィアなど。魔術師のマーリンを加える場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-226


■ 円卓の騎士達 【えんたくのきしたち】 

円卓の騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-226


■ 円卓森 【えんたくもり】 

レント自治連合にある辺境の森林。地方都市ウフィッティの東部に位置し、ノイモント湖という美しい湖に接する。その昔・・・おそらくレント王国が成立する以前の時代、周辺の諸侯がこの森に集まって会合を開いていたらしい。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH3-055


■ エンデ・バビロンVIII・ドライ 【えんでばびろんVIIIどらい】 

ワルツ・エンデの初期名称。おそらく、「VIII」ではなくて「V」と「III」に分けて表記するのが正解だと思われる。つまり、ワルツ・エンデ・バビロンV(=5世)のドライ(=3人目)という意味ではないだろうか。魔導大戦に参加したログナーは、ドウター・チップによって2度目の復活を果たした「3人目のログナー」である。ワルツ・エンデ・バビロン5世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ16-014


■ エンドレス(1) 【えんどれす】 

謎の存在。星団暦3159年から開始される天照の星団侵攻において、聖宮ラーンだけが手付かずのまま放置されてしまった背景には、ひとつの理由があった。曰く、そこに「エンドレス」と「彼女」がいたからである。「エンドレス」の正体は連載再開後の設定公開でSR4ジ・エンドレス=ジュノーンであることが判明した。つまり、「彼女」とはクローソーのことである。ではなぜ、ジュノーンとクローソーが聖宮ラーンに移されているのか・・・その理由は明かされていないが、おそらくはファティマ・デルタ・ベルンの搭載によるジュノーンの再起動を狙ってのことではないかと考えられる。エンドレス(endless)とは「無限の」とか「永遠の」という意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-019


■ エンドレス(2) 【えんどれす】 

ジュノーの北半球、ロンド大陸の北部に位置する「何か」。その正体は連載再開後の設定公開でSR4ジ・エンドレス=ジュノーンであることが判明した。つまり、ジュノーの地図に掲載されている「エンドレス」とはコーラス王朝崩壊後のジュノーンの隠し場所であろう。これまでの設定にあったアルマ地方からかなり離れているようだが、この詳細については未だに明かされていない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-011


■ エンパー・テンプル(1) 【えんぱーてんぷる】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したテンプル・シリーズのひとつ。出雲アストロシティに配備することを前提として製作されたMHで、宇宙戦に特化した性能を持つとされる。星団暦3000年台初頭の段階では未だ開発中であり、まだ完成には至っていない(アシュラ・テンプルと同様にエストが開発に協力したらしい)。ニュー自身の搭乗騎という設定もアリ。その名は「皇帝の宮殿」を意味し、タイトネイブに因んで名付けられたという。んが、タイトネイブは王女であって皇帝ではないため、この設定については少々疑問が残る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ エンパー・テンプル(2) 【えんぱーてんぷる】 

「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種。劇中には脚部の一部のみが登場した。Eテンプルもしくはエンペリアル・テンプルとも呼ばれる。両肩にバスター・ランチャーを装備した強襲型の機体で、オルドナ・ポセイダルが星団侵攻の際に使用したとされるテンプル・シリーズの一種である。角川書店刊「重戦機エルガイム2」にイラストが掲載された。FSSにおけるヤクト・ミラージュのデザイン・ソースである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-158


■ エンパー島 【えんぱーとう】 

デルタ・ベルンの南半球にある氷海に浮かぶ島。島の9割は永久凍土に覆われる。「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定でその存在が明かされていた、A級HMエンパー・テンプルが名前の元ネタだろうか。両肩にバスター・ランチャーを装備した機体で、劇中には脚の一部だけが登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ エンパイア・フィルモア・イースト 【えんぱいあふぃるもあいーすと】 

AD世紀の末期から星団暦初頭にかけてカラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に存在した帝政国家。ラント・フィルモア帝国を構成していた主要国家のうち、大陸東側の勢力が形成した集合国家であったらしい。大陸西側の勢力が形成したエンパイア・フィルモア・ウエストと対立したことから、この時代は帝国の大分離(もしくは大分裂)と呼ばれたようだ。フィルモア・イーストは版図拡大を重視し、巨大な軍事国家としてカラミティ以外の惑星・国家に干渉したとされる。国家の主権はフィルモア王家。炎の女皇帝がフィルモア王家に度々関与したらしく、その際にハスハ・ミノグシアに対する何らかの指示を与えたようだ。星団紀以降におけるフィルモア帝国の同地域への干渉も、この時代の出来事が影響しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-028


■ エンパイア・フィルモア・ウエスト 【えんぱいあふぃるもあうえすと】 

AD世紀の末期から星団暦初頭にかけてカラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に存在した帝政国家。ラント・フィルモア帝国を構成していた主要国家のうち、大陸西側の勢力が形成した集合国家であったらしい。大陸東側の勢力が形成したエンパイア・フィルモア・イーストと対立したことから、この時代は帝国の大分離(もしくは大分裂)と呼ばれたようだ。フィルモア・ウエストはラント・フィルモア帝国から太陽王国の名と太陽王ことレーダー王の名を引き継ぎ、内政を重視してカラミティ・ゴーダースの統治と支配に力を注いだとされる。国家の主権はおそらく太陽王国レーダー正家。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-028


■ エンハル工場 【えんはるこうじょう】 

カラミティ・ゴーダースの何れかの国家にあるファティマ・ファクトリー。ファティマ・バーシャ(エスト)が生産された工場である。ただし、エストはモラード公が直々に製作したファティマであるため、ファクトリー製ではない。製作時に育成ベッドを設置していた場所になるだろうか。オッペン・リード研究所の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-078


■ エンハンス 【えんはんす】 

「enhance」で「高める」とか「強める」の意。「エンハンスされた装甲」とは「強化装甲」のこと。強化装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-089


■ エンハンス・ジェネレーター 【えんはんすじぇねれーたー】 

マイティ・シリーズの胸部に組み込まれている特殊なジェネレーター。このジェネレーターが予想外に大きくなったことから、ダイアモンド・ニューはこれまで以上に小型で強力なエンジンを作る必要に迫られた、という設定がある。資金不足に陥り困窮していたところで運良く天照と知り合えたニューは、ミラージュ・シリーズ用のエンジンと装甲を得たことでマイティ・シリーズの完成に漕ぎ着けることができたという。強運も実力のうちとは云え、エンジンを後回しにして機体を組み上げようとしたニューも相当な大ボケなのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ16-019


■ エンハンス操作 【えんはんすそうさ】 

炎の女皇帝が騎士を生み出す際に行った身体強化・能力強化用遺伝子操作のこと。ダイバー・フォースのひとつであるルシェミを用いて遺伝子に干渉・操作を行い、さらにその人間の減数分裂細胞を用いて数百万という受精卵が作られ、超筋力・超反応速度をもつ個体が選別されていった。この操作によって作られたのがエンハンス・ヒューマン・・・つまり純血の騎士たちである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-194


■ エンハンス・ヒューマン 【えんはんすひゅーまん】 

初期設定における「純血の騎士」の別名。ファロスディー・カナーン超帝國の泰皇帝によって造られた戦闘用人造人間を指す。狭義には超帝國騎士のみを指すが、広義には星団紀に残っている純血の騎士とその系譜に連なる騎士も含まれるようだ。純血の騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-099


■ エンハンスホワイト 【えんはんすほわいと】 

レッド・ミラージュのボディ・カラー。コミック1巻ではプラチナ・シルバーとパール・ホワイトという設定であったが、10巻に登場したVer.3以降はそのスケルトン・ボディが発する白色光からこのカラーに変更された。ミラージュ・シリーズに搭載されているイレーザー・エンジン(イレーザー1051)の発光スペクトルを調整し、半透明装甲の内部で乱反射させることで発色しているとのこと。デストニアス・ミラージュのボディ・カラーであるオペラ・ピンクも、同様に発光スペクトルの調整によって発色しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-006


■ 燕尾服 【えんびふく】 

スワローテイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-235


■ エンブリヨ支隊 【えんぶりよしたい】 

AP騎士団[エンブリヨ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-025


■ エンブリヨ隊 【えんぶりよたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[エンブリヨ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-056


■ エンプレス 【えんぷれす】 

アトール聖導王朝皇帝騎士の専用MH。正確にはジ・エンプレスと呼ばれる。ジ・エンプレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-002


■ エンプレスAD9 【えんぷれすAD9】 

ファロスディー・カナーン超帝國最後の泰皇帝にして、帝國の最盛期を支えた王の中の王。「AD9」とは「アッセルムラトワ・ディスターブ・ナイン」の略語で、第9代目泰皇帝であることを示す名前である。別名「炎の女皇帝」。物語の趨勢を担う中心人物のひとり。また、意外と忘れがちだが、彼女はアトール聖導王朝の初代皇帝でもある。炎の女皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ エンプレス・オブ・フレーム 【えんぷれすおぶふれーむ】 

炎の女皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-145


■ エンプレス・フレーム 【えんぷれすふれーむ】 

ザ・エンプレス・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-070


■ エンプレス・マグダル 【えんぷれすまぐだる】 

女皇帝マグダル。アトール聖導王朝の皇帝となったマグダル・ビートのこと。マグダル・ビートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ 塩分17%以上の梅干し 【えんぶん17%いじょうのうめぼし】 

エルディアイ・ツバンツヒが高校在学中に好きだった食べ物。塩分17%以上の梅干しはかなりショッパイ。近年出回っている梅干しは「干す工程」を簡略化しているため、塩分が10%前後と低めの場合が多い。17%以上であれば、おそらく昔ながらの製法で作った梅干しということになるだろう。梅干しの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-007


■ エンペラー・ガード 【えんぺらーがーど】 

皇帝警護騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-052


■ エンペラー・サポート 【えんぺらーさぽーと】 

フィルモア帝国において、皇帝の側近として立ち、騎士の視点から騎士団運営についてサポートする重職のこと。星団暦3000年代初頭では、フィルモア帝国の総騎士団長でもあったアビエン・ヒートサイがこれに就いている。ヒートサイは後に総騎士団長の座をブラウマ・イクに明け渡し、帝国騎士長官として皇帝ダイ・グを支えたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ29-040


■ エンペラーズ・ハイランダー 【えんぺらーずはいらんだー】 

「Emperor's HIGHLANDER」で「皇帝のハイランダー」の意。フィルモア帝国の皇帝代理騎士に与えられる単なる称号では無く、名実共に帝国最強の筆頭騎士として認められ、皇帝とほぼ同等の権限を有するに至ったハイランダーがこのように呼ばれるらしい。魔導大戦の終盤になると、クリスティン・Vの鬼神の如き戦いぶりは万人に認められることとなり、国内外を問わず「エンペラーズ・ハイランダー」と呼ばれるようになるという。これはつまり、皇帝以外に彼女に指図できる者がいなくなったことを意味する。もっとも、そのような状態になった彼女がヒトとして幸せになれたか否かはまた別問題である。「帝国の顔」として立ち振る舞うことが如何に窮屈で苦難に満ちたものであるか、劇中のダイ・グの独白を見ればよく判るはず。ハイランダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-009


■ エンペリアル・コート 【えんぺりあるこーと】 

インペリアル・コートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-027


■ エンペリアル・ゴード 【えんぺりあるごーど】 

おそらくMHインペリアル・ゴーズの別名だろう。インペリアル・ゴーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-138


■ エンペリアル・テンプル 【えんぺりあるてんぷる】 

「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定で登場するヘビーメタルの一種。ポセイダルが開発したテンプル・シリーズに数えられる機体で、両肩にバスター・ランチャーを装備している。劇中には、ポセイダルとミアンを写した写真の中で脚部の一部だけが登場している。また、角川書店「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム2(1985)」にはほぼ全身が確認できるイラストが掲載されている。別名エンパー・テンプル。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-018


■ エンペリアル・ミラージュ 【えんぺりあるみらーじゅ】 

帝王の幻像。その巨躯と圧倒的なパワーによって、星団内のあらゆる土地、都市、そしてMHを灰燼に帰したヤクト・ミラージュに与えられた別名である。ただし、NT2018年5月号に掲載された新設定との対応表において、ヤクト・ミラージュとは別形式のMHとして設定された。その詳細は不明である。ヤクト・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-043


■ エンベローヴ 【えんべろーヴ】 

音楽用語で、楽器が出す音波の振幅の両端(上限と下限)をつなげた曲線のこと。各楽器によって曲線が異なる。シンセサイザーはサンプリング音のエンベローヴ・パターンを変化させることで、様々なテクノ調の音色を作り上げている。MHの場合はエンジンの脈動の上昇点・減退点を結んだ曲線と考えればいいだろうか。イレーザー・エンジンの脈動がエンベローヴに干渉するということは、機体に負荷が掛かる状態でエンジンを回しているということ。この状態を解消するため、イレーザー・エンジンの脈動はエキスパンダーなどの補機を用いて延長し、平衡にしてからエネルギーを供給・分配する対応が採られている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-061


■ 煙幕発射装置 【えんまくはっしゃそうち】 

スモーク・ディスチャージャーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-132


■ 延命用ボディ 【えんめいようぼでぃ】 

クローム・バランシェが自身の延命を目的として製作した特殊ボディ。脳以外の肉体を入れ替えるために製作した、ファティマの細胞・組織をベースとする人間型ボディである。バランスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-066


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