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Japanese_KA
 

 
■ 緩(カー) 【かー】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第1惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-198


■ カーヴァード・ミラージュ 【かーヴぁーどみらーじゅ】 

カヴァード・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-056


■ カーヴェー重戦車 【かーヴぇーじゅうせんしゃ】 

KV-1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ カーグ王国 【かーぐおうこく】 

かつてカラミティ・ゴーダースに存在していた王制国家。AD世紀の末期にラント・フィルモア帝国の傘下に入っていた国家で、帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機に独立を果たしたとされる。しかし、国内の領主間で争いが絶えず、政情が安定しなかったために、星団暦2000年代初頭に内乱が勃発。フィルモア帝国およびクバルカン法国による介入と沈静化を経て、両国による臨時政権が置かれることとなった。この戦乱で国家安定のためにフィルモア・クバルカン側に付き、武勲を挙げたのがカーグ王国騎士団のハト派、ジャスタカーク騎士団であったという。武勲を認められた騎士団長のジャスターにフィルモア帝国からカーグ公爵位が渡され、さらに王国領土の一部が割譲されたことでジャスタカーク公国が分離することとなった。現在、王国は王政の名を残しつつ共和制国家に移行し、ジャスタカーク公国およびオルネード国と共に、カーグ・ジャスタカーク連合を形成している。カーグ王政共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-052


■ カーグ王国騎士団 【かーぐおうこくきしだん】 

旧カーグ王国の国家騎士団。複数のグループによって構成されており、ジャスタカーク騎士団(現在のジャスタ宮殿騎士団)はかつてこの騎士団の一派であったらしい。カーグ王国ジャスタカーク騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-082


■ カーグ王政共和騎士国家 【かーぐおうせいきょうわきしこっか】 

カーグ王国もしくはカーグ王政共和国のこと。カーグ王国カーグ王政共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-082


■ カーグ王政共和国 【かーぐおうせいきょうわこく】 

フィルモア帝国の南東に位置する共和制国家。かつてはラント・フィルモア帝国傘下のカーグ王国という王政国家であった。星団暦2000年代初頭に内乱が起こり、フィルモア帝国およびクバルカン法国の介入によって鎮圧された後、共和制に移行したらしい。現在、この国家はかつての自国から分離・安定化したジャスタカーク公国およびオルネード国と共にカーグ・ジャスタカーク連合を形成している。DE3のp28に掲載された情報では、ラント・フィルモア帝国の傘下にあった時代から王政共和国という名称であったようだが、初期設定と併せて整理するに当たり、旧体制を「王国」、新体制を「王政共和国」と区別して整理した。カーグ王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-012


■ カーグ騎士団 【かーぐきしだん】 

ジャスタ宮殿騎士団の別名だろうか。ジャスタ宮殿騎士団の前身は、旧カーグ王国騎士団のハト派として知られたジャスタカーク騎士団であった。・・・と云うか、劇中では一度も「ジャスタ宮殿騎士団」と呼ばれていないような気がする。名称変更になるかも。ジャスタ宮殿騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-083


■ カーグ公爵位 【かーぐこうしゃくい】 

カーグ王家もしくはカーグ王国の代表者に与えられた公爵位のこと。カーグ王国の内戦の後、この公爵位がジャスタカーク騎士団・団長のジャスターに渡され、新たにジャスタカーク公国が興された。カーグ王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-052


■ カーグ・ジャスタカーク連合 【かーぐじゃすたかーくれんごう】 

フィルモア帝国の南東に位置するカーグ王政共和国、ジャスタカーク公国、オルネード国の3国から成る連合体制のこと。これら3国はいずれもラント・フィルモア帝国傘下のカーグ王国から派生した国家である。カーグ王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-080


■ カーグ連合 【かーぐれんごう】 

カーグ・ジャスタカーク連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-082


■ カーゴ 【かーご】 

MHの搬送に用いられる籠状のユニット。状況に応じて籠の上面、側面、底面を自由に開放できる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ カーゴキャリアー 【かーごきゃりあー】 

MHの搬送に用いられる搬送ユニット。フル装備の状態のMHを直立させたまま収納・固定することが可能なケージ状の浮遊船で、格納庫から出てきたMHはキャリアーに載せられ、そのまま戦艦内に搬送される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ カーゴセキュリティ 【かーごせきゅりてぃ】 

カーゴベイの保守管理システム。宇宙船のカーゴベイは開閉の際に船内の空気を外に排出してしまうため、乗員に危険が及ばないよう厳重なセキュリティによって起動が監視されている。ワンダン・ハレーが戦闘式典艦ワリスから脱出した際、このセキュリティを強制的に開放して一気に離脱したようだが、もしカーゴ内に宇宙服を着ていない乗務員が居たら、宇宙に放り出されて即死していたはずである。もちろん生命反応のチェックくらいはしたのだろうが、危険行為であることに変わりはない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-085


■ カーゴパンツ 【かーごぱんつ】 

カーゴパンツ(cargo pants)とは作業用のズボンのこと。その名のとおり、貨物船などの荷役作業に適したズボンとして考案されたもので、丈夫で汚れに強い生地が用いられる。屈んだ状態でポケットからモノが取り出せるよう、両腿の部分に大きなポケットが付いているのが特徴。近年では、カジュアル・ファッションに用いるアイテムのひとつに位置づけられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-164


■ カーゴベイ 【かーごべい】 

カーゴ(cargo)は「積荷」、ベイ(bay)は「室」を意味し、輸送機や輸送船の積荷室を指す。戦艦などの場合は、地上軍の降下船、連絡艇のほか、MHなどもこのカーゴベイに搭載される。カーゴベイは艦体の中央部や後部に設置されており、積荷を搬入・搬出する際はゲートを開放しなければならない。戦闘時にゲートを開放することは危険なので、MHが出撃する際はカーゴベイからカタパルト・デッキに上げて射出する体制が採られている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-086


■ カーザ 【かーざ】 

永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士ガンダムZZ(1986)」もしくは「逆襲のシャア(1988)」に登場する予定であったが、永野センセーの降板に伴い没デザインとなったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ カーシュ 【かーしゅ】 

コーネラ帝国の首都。劇中に登場したコーネラ王宮のシーンを見る限りでは、これまでに登場した他の都市よりも工業化が進んだ物々しい雰囲気をもつ都市である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-040


■ ガーター 【がーたー】 

腿までの靴下やストッキングなどを留める靴下留めのこと。輪ゴム状の靴下留めも含むが、一般にイメージするのは、ウェストからストッキングを吊るすサスペンダー状のガーター・ベルトだろう。世の男性が少なからず「彼女に身につけて欲しい」と願うアイテムである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-063


■ カータブッツ・アスホー 【かーたぶっつあすほー】 

星団暦3000年代前後に星団法委員会の議長を務めた人物。ファティマ・エストがソックスを履いている点について(彼女はS型なのでプラスチック・スタイルではレギンスを着用しなければならない)、「お咎めなし」との結論を出したオジサンである。その理由は、星団中のエスト・ファンとログナーを敵に回したくなかったから。名前の由来は「堅物」と「ass hole」だろう。「ass hole」は「最低のヤツ」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-065


■ 母ちゃんキック 【かあちゃんきっく】 

かーちゃんキックとも表記される。スカートを着用した女性騎士(且つ母親)限定の蹴り技。スカートを捲り上げてクソ生意気な息子の金的を蹴り上げる。イマラ・ロウト・ジャジャスが編み出した強力なキックで、後にアルル・フォルティシモに伝授されて対剣聖技「ねーちゃんキック」に発展した。・・・個人的に、格闘ゲームに加えて欲しい蹴り技である。永野センセーのツテから行けば、鉄拳シリーズやソウルキャリバーの新作に入れられないだろうか。できればソフィーティアとかソフィーティアとかソフィーティアあたりがいいなぁ。ちなみに、ジャコーはこの蹴り技をエストに伝授したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-244


■ 母ちゃんソード 【かあちゃんそーど】 

幼少時のジャコー・クォン・ハッシュが会得していた必殺技。別名「でたらめ真空斬り」。おそらくは母親イマラが発したソニック・ブレードを参考に、見よう見まねで身につけた技なのだろう。劇中ではバッハトマの忍者軍と対峙した際に使用している。掛け声は「かかかーっ・・・かーちゃんそーど!」。一応、ジャコーがエストに伝授したことになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-045


■ カーツェルK250 【かーつぇるK250】 

永野センセーの家にあった音響機器。史上初めてディスク・ドライブ無しでROMベースのサンプリング音源を搭載したシンセサイザーで、1982年創業のKurzweil Music Systems(カーツウェル・ミュージック・システムズ)が83年に発表した名機として知られる。このK250の誕生を機として、現在のシンセサイザー奏者のスタイルが確立されたらしい。カーツウェル社はアメリカの発明者Raymond Kurzweil(レイモンド・カーツウェル)がStevie Wonder(スティービー・ワンダー)の協力を得て創業した音響機器メーカー。レイモンドはまた人工知能の第一人者として知られ、有名なところでは技術的特異点(テクノロジカル・シンギュラリティ)・・・簡単に云うと人工知能が人類を超えて発達する現象を予測・提言した著名人である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ カーディナル・バング 【かーでぃなるばんぐ】 

クバルカン法国の法典神官長ノンナ・ストラウスが搭乗するMH。MHバングの特殊仕様騎で、真紅の装甲をもつ。ルーン騎士団とは別にストラウス公国に渡されたMHであるらしい。ただし、ノンナ自身が「教皇の操り人形」と称しているように、このMHには「単なる公国管理のMH」というだけでなく、「法王直属の証に渡されたMH」という意味合いが込められているようだ。ちなみに、カーディナル(cardinal)とは「枢機卿」の意。もともと枢機卿クラスの騎士にしか与えられないバングにわざわざ「カーディナル」と付けたのは、このMHに搭乗する騎士が「枢機卿の中の枢機卿」とも云える人物であることを示しているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-199


■ ガードスパイク 【がーどすぱいく】 

MHの肩装甲やベイルなどに追加装備されるガード用のスパイク(尖った部品)。ハリネズミの体毛(針)と同じく、敵の接触・攻撃を防ぐと同時に、敵を傷つける武器にもなる。装甲と同じネオキチン製のスパイクと、ビームで形成した光学式のスパイクが存在するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-103


■ ガード・パトラクシェ 【がーどぱとらくしぇ】 

光皇警護師団の別名。光皇警護師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-058


■ ガードフレーム 【がーどふれーむ】 

防御に重点を置いて堅牢に作られているフレームのこと。MHの鎖骨は騎士コクピットと両胸のジェネレーターを保護するガードフレームの役目をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-066


■ ガードマスター 【がーどますたー】 

F.E.M.C.光皇幻像師団の別名。F.E.M.C.光皇幻像師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-063


■ カートリッジ・チェインベルト送りモーター 【かーとりっじちぇいんべるとおくりもーたー】 

チェインカートリッジ駆動モーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-072


■ カートリッジ排出口 【かーとりっじはいしゅつこう】 

薬莢排出口。ヤクト・ミラージュが装備するバスター・ランチャーの後方側面には、バスター・カートリッジの排出口が設けられている。バスター・エネルギーを放出した後のカートリッジは、チェーンから外れてここから排出される。そしておそらくは機密保持のためにベルゲ・ミラージュによって回収される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-072


■ ガーネット 【がーねっと】 

ダグラス・カイエンの死後、ファティマ・アウクソーに与えられた特殊称号。ガーネット・アウクソーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-140


■ ガーネット・アウクソー 【がーねっとあうくそー】 

ファティマ・アウクソーがフローレスのクリアランス評価を受けた際に渡された呼び名。一部のフローレス・ファティマにはこのような修飾語付きの名称が与えられるようだ。アウクソー以外では、これまでにホワイト・イエッタやブルー・メガエラといった呼び名が登場している。カイエン自身の手によるプログラム解除を受けて壊れてしまったアウクソーを修復するため、ミース、モラード、コークス、桜子、ジンク、ストーイ博士といった著名なマイトが互いに協力。彼らはアウクソーの廃棄処分を覆して延命処理を施すため、フローレスの評価を与えるよう各界に圧力を掛けたとされる。ガーネットはザクロ石とも呼ばれる珪酸塩鉱物の結晶。赤色のものが1月の誕生石として用いられる。アウクソーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-207


■ カービング 【かーびんぐ】 

「carving」で「彫刻」もしくは「彫られたデザイン」のこと。MHの全身に施されている凹凸の模様もカービングと呼ばれる。単なる装飾の場合や、ステルス性を高めるための機能を持たされている場合がある。後者はモールドとも呼ばれる。モールドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-060


■ カーブ・オブ・ロード 【かーぶおぶろーど】 

ルーン騎士団の超エリートのみに与えられる真紅のカーブのこと。法王直下の白騎士の中でも限られた数名のみが着用を許されるらしいので、おそらくは枢機卿つまり次期法王候補の資格をもつ者に与えられるカーブと考えていいだろう。これを羽織る騎士は「真紅の聖騎士」と呼ばれる。永野センセー曰く、本来の意味は「君主の正装」だそうです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-049


■ カーフブーツ 【かーふぶーつ】 

カーフスキンを用いて作られたブーツのこと。カーフスキン(calf skin)とは生後6ヶ月以内の仔牛の革を指す。ついでに、生後6ヶ月から2年位までの牛の革はキップスキン(kip skin)、生後2年を経過して出産したメス成牛の革はカウハイド(cow hide)、生後3〜6ヶ月の間に去勢したオス成牛の革はステアハイド(steer hide)、去勢せずに生後3年以上を経過したオス成牛の革はブルハイド(bull hide)と呼ぶ。手触り、柔らかさ、重さ、耐久性の違いからそれぞれ異なる革製品に用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-069


■ カーマ・シーピーン 【かーましーぴーん】 

ノイエ・シルチスの主力MHサイレン・シリーズの開発において、チューニングを担当したとされるMHマイスター。詳細は不明。星団暦3000年代において存命か否かも不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-059


■ カーマントー 【かーまんとー】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)の第4惑星。有用な地下資源を有する鉱山のような惑星であり、ウモス国家社会主義共和国などの大国から派遣された多くの採掘者が生活する。大気中に酸素がないことから、住民の生活拠点はドーム都市や浮遊都市に限られる。採掘者の多くは粗雑な生活を強いられており、唯一の国家であるシージラック王国が惑星代表の立場にあるが、その発言力は未だ低いらしい。ボォスのギャスハルト9世とトリダート公は、ここの地下資源の取り合いでケンカしていたようだ。シージラック王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-063


■ ガーメント・スタイル 【がーめんとすたいる】 

星団暦3007年以降、ミラージュ騎士団に所属するファティマに規定されたスーツ・スタイルのこと。星団法による規制を受けて確立されたファティマ・ファッションでは無く、ミラージュ騎士団が制式に採用したスーツとそれに関する規定である。スーツ自体はガーメント・スーツと呼ばれる。ミラージュ・ファティマ・ガーメント・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 3159・ガーメント・スタイル
初掲載: KF-132


■ カーリー神 【かーりーしん】 

コミック6巻でラキシスが「次元回廊」を開いた際に出現した異界の神。「EG」には千手観音として記載されているものの、永野センセーの説明によるとカーリー神でもあるらしい。カーリー神はインドにおける戦の女神。シヴァ神の妻であり、パールバディーの化身のひとつとも云われる。黒い肌と4つの腕を持ち、首から髑髏の首飾りを下げているなど、劇中に登場した神との共通点も多い。日本における鬼子母神のルーツである。千手観音の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-167


■ カーリィメイプルフレームパターン 【かーりぃめいぷるふれーむぱたーん】 

フレーム・パターン(ファイヤー・パターン)と呼ばれる特徴的な杢目をもつハード・メイプル(Hard Maple)のこと。一般には、ハード・メイプルのうち、こういった模様をもつ材を指してカーリィ・メイプル(Curly Maple)と呼ぶ。ハード・メイプルとは、アメリカ北東部やカナダに原産するカエデ科のサトウカエデからとられる木材のこと。ギターのトップ材やネック材、ドラムのシェルなど、多くの楽器に利用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-197


■ カーレル・クリサリス 【かーれるくりさりす】 

ミラージュ騎士団No.32。第2期ミラージュのメンバーであったレオパルト・クリサリスから数えて3代目に当たるクリサリス家当主。対エスト用に開発されたバランシェ・ファティマのティータを引き継ぐ。星団暦3960年の対コーラス王朝最終戦において、ほとんど初陣に近い状態であったにも関らず、黒騎士グラード・シドミアンとの一騎打ちに臨んだ。また、ウィル星団暦7777年には惑星フォーチュンにおいてラキシス救出作戦に参加する予定。レッド・ミラージュの最終機(41番騎)に搭乗するらしい。したがって、ジョーカー太陽星団から出る際に冷凍休眠に入るものと考えられる。おそらく、ドイツのサイケデリック・ロック・グループAmon Duul II(アモン・デュール・ツヴァイ)に参加したChris Karrer(クリス・カーレル)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-023


■ 外因性アレルギー 【がいいんせいあれるぎー】 

生理・代謝機能に基づいて発生する体内からの原因要素ではなく、環境条件やウイルスといった外部からの原因要素により生じるアレルギーのこと。ハウス・ダストやダニによって引き起こされる皮膚炎、花粉症などは外因性アレルギーの最たるものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-091


■ 壊園 【かいえん】 

ダグラス・カイエンがAP騎士団総騎士団長に就任した際に身につけていた制服に描かれていた文字。現在の設定からいけば「懐園」と書くのが正解だろう。また、この制服には超帝國剣聖であった「司金斯(スキーンズ)」の文字も描かれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-187


■ 懐燕 【かいえん】 

カイエンのこと。キュキィが彼を呼ぶ際にはこの漢字が当てられていた。ただし、現在の設定からいけば「懐園」と書くのが正解。ダグラス・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-135


■ カイエン・カステポー 【かいえんかすてぽー】 

カイエン・バッシュ・カステポーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-139


■ 壊園剣 【かいえんけん】 

懐園剣の間違い。懐園剣の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-101


■ 懐園剣 【かいえんけん】 

カレンが「モナーク・セイクレッドのハイペロン」なる人物の要請を受けて生み出した「魔」を滅する双神刃。実剣タイプの雄剣と、光剣タイプの雌剣の二振りが存在する。自らの意思によって時空間を移動し、自らを振るう資格のある人物の前に出現する。ジョーカー宇宙においては、雄剣は鞘から抜くことができず、雌剣は通常のスパッドと同程度の武器でしかないが、ある特定の条件下(おそらくは魔王と対峙した場合)では真なる力を解放し、星すらも断ち切るほどのパワーをもって全てを薙ぎ払うとされる。星団紀以前の歴史の影で魔王を打ち滅ぼしてきた聖剣であるが、剣自体の活動記録は通常の時間軸に沿ったものではなく、過去と未来を自由に行き来しているらしい。AD世紀もしくはそれ以前の時代から数多くの騎士の手を渡ってきた双剣であるが、全宇宙全次元を通して正当所有者と呼べるのは剣聖マキシだけ(ただしマキシが使用するのは雄剣で、雌剣はシルビスもしくはカレンが最終所有者との設定アリ)。懐園剣の歴代所持者やその活動内容についてはホムペ内に別途まとめているので参考にされたし。最新設定では、最終兵器ビュランコートがその正体ということになっている。ビュランコートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: ミスト・ブレーカー、神双剣
初掲載: #08-207


■ 懐園剣[雄剣] 【かいえんけん[おすけん]】 

二振りある懐園剣のうち、鞘に納まった長剣を雄剣と呼ぶ。ジョーカー星団においては鞘から抜くことができず、その強大な破壊力を目の当たりにしたものは皆無とされる。しかし、史実に残らない歴史の裏側・・・スタント遊星における異界の者たちとの戦いにおいては、AD世紀6000年頃に魔王ノストスパスムスを、星団暦3200年頃に魔王タンツミンレを、それぞれ討伐したようだ。AD世紀および星団紀における歴代所有者は、アッサラム・スキーンズ、ナッカンドラ・スバース、ハリコン・ネーデルノイド、アルル・フォルティシモなど。星団暦3000年代にアルルから剣聖マキシに引き継がれる予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ 懐園剣[雌剣] 【かいえんけん[めすけん]】 

二振りある懐園剣のうち、鞘のない光剣を雌剣と呼ぶ。その威力は通常のスパッドと同程度であるが、スタント遊星における異界の者たちとの戦いにおいては、その真なる力を解放したらしい。AD世紀5000年頃に魔王タンツミンレを討伐している。また、同じくAD世紀6000年頃に剣聖ララファが所持しており、魔王ノストスパスムスの討伐に参加していた可能性がある。AD世紀および星団紀における歴代所有者は、緋紫の皇帝アーハト、剣聖ララファ、ディモス・ハイアラキ、ダグラス・カイエン、マドラ・モイライ、ファティマ・クーン、ディジナ・マイスナーなど。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ カイエン・バッシュ・カステポー 【かいえんばっしゅかすてぽー】 

ダグラス・カイエンの本名。母親であり超帝國騎士でもあったヤーン・バッシュ・カステポーの名を継いだもので、父親であり剣聖のアッサラム・スキーンズが所持していた懐園剣がその名の由来となった。名付け親は炎の女皇帝ことナインである。ダグラス・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-051


■ カイエン・バランス 【かいえんばらんす】 

バランシェ家の養子として登録されているカイエンの名前。ただし11代目当主のクローム・バランスは家から出奔してバランシェ姓を名乗っていたため、代理として一時的に公国とバランス家を預かる者としてカイエンの名が挙がっていた・・・と考えるのが妥当であろう(天照の采配)。この際、公爵の代理権として子爵位が渡されたため、カイエンがヒッターを名乗るときにその爵位が利用されることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-072


■ ガイガー・グラファイト 【がいがーぐらふぁいと】 

ヌー・ソード・グラファイトの叔父もしくは伯父に当たるファティマ・マイト。所在地や作品については不明。グラファイト(graphite)とは炭素の六方晶系結晶である黒鉛のこと。石墨とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-196


■ 外観装甲 【がいかんそうこう】 

MHの外観を決定づける装甲のこと。通常は二次装甲を指す。二次装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-157


■ 会議こわしや 【かいぎこわしや】 

ボード・ビュラードの異名のひとつ。長時間じっとしているのがキライなんでしょうね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-042


■ 階級章 【かいきゅうしょう】 

軍隊や警察の制服にみられる記章の一種。制服の胸につけて役職や階級を表わす。肩章や袖章でもある程度の階級は示されるものの、最も細かく分類され、且つ詳細まで示されている記章が階級章である。A.K.D.軍の場合、地上軍は襟に、宇宙軍は肩章の台座の上に、それぞれ付けられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-054


■ 開襟シャツ 【かいきんしゃつ】 

首元のボタンがなく、襟が開いた状態になっているシャツのこと。オープンカラーとも呼ばれる。もともとは夏の暑い時期に涼しく過ごせるように作られた男性用のシャツで、後にそのスタイリッシュな形状がウケて女性用のシャツにも転用された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-107


■ 外見識別 【がいけんしきべつ】 

ファティマの仕様を表す項目のひとつ。成長識別タイプのこと。成人時(完成時)における成長度で表され、通常はL型、M型、S型の3種となるが、中間型のL-M型、M-S型も存在する。また、男性ファティマと女性ファティマを区別するために、「m-」や「f-」を付けて表記する場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-190


■ 外見仕様 【がいけんしよう】 

ファティマの仕様を表す項目のひとつ。ファティマの外見を人種や民族名で分類したもので、なぜか現在の地球上における分類法が適用されている。旧設定では人種・民族を含めて1項目で表していたものであったが、現在の設定では人種系列と外見仕様の2項目で表される。例として、エストの場合は人種系列がノース・アーリアン・タイプ3、外見仕様がエスタライヒである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-190


■ 外交司政官 【がいこうしせいかん】 

外交官としての役割をもつ司政官ということだろうか。A.K.D.における外交官がこのように呼称されるのかも知れない。ランドアンド・スパコーンをはじめ、ミラージュ騎士団右翼大隊のメンバーの多くが外交司政官としての責務を負っており、必要に応じて他国に派遣されているようだ。司政官の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-007


■ 外交統務書計武官 【がいこうとうむしょけいぶかん】 

マイア・フォン・トッカータが名乗った偽名、アドルフ・トージョー・チャーチル・マッカーサーの官位。外交官で統務省(おそらく総務省の間違い)の役人で書計を務める武官という、ちょっと在りえない怪しさ爆発の官位である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-171


■ 外国語 【がいこくご】 

リィ・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった科目。自国以外の国で話されている言語のこと。また、それを学ぶ学問のこと。ジョーカー星団における公用語(共通語)はおそらく範囲外であろう。無数の国家が存在するジョーカー星団において、「外国語」という科目名は些か漠然とし過ぎではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-003


■ 外骨格状態 【がいこっかくじょうたい】 

セッティング・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-065


■ カイザーセンメル 【かいざーせんめる】 

ラキシスの朝食に出されていたメニューのひとつ。カイザーセンメル(Kaisersemmeln)を直訳すると「皇帝ロール」という意味になる。オーストリアで生まれた小型・丸型のパン。上面から見ると星の模様に見える5本の切れ目が入っており、これが王冠に見えることから「皇帝」の名が付けられた。オーストリアでは「2時間パン」とも呼ばれ、焼きあがってから2〜4時間以内に食べるのが基本とのこと。水平にカットしてチーズやハムを挟んで食べる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-005


■ 海子 【かいし】 

AD世紀5000年代に稼動していたマシンメースの装甲に描かれていた文字。字の意味するところから「ネプチューン」をイメージする名称である。超帝國騎士の名としてネプチューンの名が残っていることから、かつては彼の搭乗騎だったのかも知れない。星団紀に活躍したレーダー王家のMHネプチューンは、このメースの名を受け継いだものなのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-183


■ 外出用マントスタイル 【がいしゅつようまんとすたいる】 

ファティマが外出用のマントを羽織っている状態を、便宜的に外出用マントスタイルと呼称する。以前は極力目立たないシンプルな造りのマントが基本であったが、シリーズ・シアン夫人の商売がウマイのか、あるいはマスターの心づくしなのか、プラスチック・スタイル以降は多少の装飾も見られるようになっている。例として、コミック12巻ではモンスーン(p81)とティスホーン(p119)がそれぞれ外出用マントスタイルを披露している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-205


■ カイステート・バルロ 【かいすてーとばるろ】 

ステートバルロ・カイダの初期名称。ステートバルロ・カイダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-151


■ 海生爬虫類 【かいせいはちゅうるい】 

海洋を主な生息域とする爬虫類のこと。ウミガメ、ウミヘビ、ウミイグアナの仲間などが含まれる。また、中生代に生息していたとされるイクチオサウルスなどの魚竜類も海生爬虫類に分類される。海洋の占める割合が多いデルタ・ベルンでは、これらが多数生息しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ 海生哺乳類 【かいせいほにゅうるい】 

海洋を主な生息域とする哺乳類のこと。クジラ類、アシカやオットセイなどの海獣類が含まれる。海洋の占める割合が多いデルタ・ベルンでは、これらが多数生息しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ 解析判断記憶能力 【かいせきはんだんきおくのうりょく】 

物事について解析・判断する能力と、いわゆる記憶力のこと。ジョーカー星団に生活する人々のうち、マイトと呼ばれる人達はこの能力が桁外れに高いらしい。要するにむちゃくちゃな天才であるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-090


■ カイゼス諸国連合 【かいぜすしょこくれんごう】 

デルタ・ベルンの赤道付近、カイゼス島とその周辺の島々にある小国によって形成された連合制国家。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ カイゼス島 【かいぜすとう】 

デルタ・ベルンの赤道付近に浮かぶ島。島と呼ばれているものの、南方のソドン大陸とは地続きでつながっている模様。カイゼス諸国連合やノリホスクなどの国家が存在する。「重戦機エルガイム(1984)」に登場したB級HMバルブド・カイゼスが名前の元ネタだろうか。メッタの少女隊が使用したバルブドのカスタム機である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ 回線オープン 【かいせんおーぷん】 

有線・無線を問わず、通信を行うために信号の通路を開くこと。無線の場合は、通信に用いる信号の波長(=周波数)を合わせることを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-055


■ 解像度 【かいぞうど】 

スキャナーの分解能力における「細かさ」を表す尺度。単位幅におけるドット数などで表し、この値が高いほど、画像を拡大した場合でもより鮮明な画像で表示することが可能になる。索敵スキャンなどの場合も同様で、解像度を上げればそれだけ遠方の目標を拡大して分析できるようになり、ごく小さな対象を抽出することが可能になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-053


■ 改造人間 【かいぞうにんげん】 

人間をベースとして遺伝的な改良を施したり、臓器や四肢を人工的なモノに置き換えたりして、人間以上の能力を付加させた人間のこと。後者はいわゆるサイボーグ。FSSにおける騎士は前者に当たる。より正確には、騎士はファロスディー・カナーン超帝國の泰皇帝および皇帝群家が作り出した改造人間の末裔である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-092


■ 海賊 【かいぞく】 

ジョーカー星団において、公宙内を航行する船舶を襲撃して荷物や財貨を略奪する盗賊のこと。やさぐれ騎士がMHを所有したまま海賊に身を落としたりするため、一般人から見て非常に厄介な存在となっているらしい。イオタ宇宙騎士団は、こういった連中を取り締まることで公宙内の平和維持に貢献することを目的として組織された。初期設定では「住所不定で無職の海賊」という設定もあったのだが、立場が完全に逆転してしまったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-181


■ 開拓司令官 【かいたくしれいかん】 

ファロスディー・カナーン超帝國の一部がボォスへの移住・開拓を開始した際、そのリーダーたるヤーン・バッシュ王女が就いていた役職。この名称から彼女が10億人を超える移住・開拓団の最高責任者であったことが想像できる。しかし、劇中の描写を見る限り、彼女の発言力は他の皇帝たちと比べてかなり低かったようだ。おそらく彼女は移住・開拓団の先遣隊の司令官としてボォスに降り立ったのではないだろうか。ボォス星超帝國皇帝団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-134


■ 会長 【かいちょう】 

バッハトマ魔法帝国のブラック・スリー(三強)の一角。ユーコン財団の会長でもあるビューティ・ペールのこと。ビューティ・ペールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-007


■ 回転閉鎖機構 【かいてんへいさきこう】 

ボルトアクション方式の銃における閉鎖機構の一種。回転式の閉鎖機構のこと。閉鎖機構とは、銃を発射する瞬間(=弾薬が激発して薬莢が後方に飛び出そうとする瞬間)にボルトが薬室を閉鎖することで薬莢の飛び出しを防ぐ機構のこと。発射後、ボルトに直結したボルトハンドル(槓桿)を起こすことで、ボルトが横方向に回転し、ボルト先端部にあるロッキングラグの噛み合いが開放され、それを引き下げることで空の薬莢を取り出すことができるようになる。装填する際はこの逆の流れで閉鎖を行う。この方式を回転閉鎖機構と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-078


■ 回頭 【かいとう】 

車輌や船舶などを180度方向転換すること。「回れ右」もしくは「回れ左」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-080


■ ガイドレール 【がいどれーる】 

スライド運動する物体の運動軸を固定するレールのこと。ヤクト・ミラージュの複脚にはガイドレールが仕込まれており、このレールに沿って複脚が屈伸する。このガイドレールは、関節の動きを補助すると同時に、バスター砲発射時にはリコイル・ダンパーの役割を果たせるようになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-041


■ がいなっくす 【がいなっくす】 

「がんばれエストちゃん」において、永野センセーの部屋に転がっていたダンボール箱に描かれていた文字。アニメーションの企画・制作会社である株式会社ガイナックスが元ネタ。岡田斗司夫、武田康廣、庵野秀明、村濱章司、赤井孝美、山賀博之らを中心として1984年に興された会社である。代表作は「王立宇宙軍〜オネアミスの翼(1984)」、「ふしぎの海のナディア(1990)」、「新世紀エヴァンゲリオン(1995)」など。創業時のメンバーの多くは独立もしくは退社している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ37-010


■ 外熱システム 【がいねつしすてむ】 

外燃システムの間違い。外燃システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 外燃エネルギー 【がいねんえねるぎー】 

イレーザー・エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 外燃エンジン 【がいねんえんじん】 

外燃機関の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ 外燃機関 【がいねんきかん】 

システムの内部に強力なエネルギー触媒をもち、システムの外部でエネルギーを生み出す機関(エンジン)のこと。搭載されている車輌・船舶・兵器の外部フィールド(初期設定では4次元空間)でエネルギーを発生させるイレーザー・システムが該当する。現在の地球における外燃機関とは定義・構造が完全に異なる。地球の外燃機関は、機関内部の作動気体を機関外部の熱源で加熱・冷却することにより膨張・収縮させて運動エネルギーを得る機関とされ、蒸気機関やスターリングエンジンが該当する。
別名・異名・正式名など: 外燃エンジン
初掲載: #01-043


■ 外燃システム 【がいねんしすてむ】 

外燃機関であるイレーザー・システムのこと。外燃機関イレーザー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-045


■ 開発司令 【かいはつしれい】 

メヨーヨ朝廷における職位のひとつ。MHの開発と実戦試験に係る作戦行動を指揮する司令がこのように呼ばれる。アシュラ・テンプルの実戦試験において、イラー・ザ・ビショップに指示を出していたサングラスのオジサンがこの開発司令である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-137


■ 開発専門ファティマ 【かいはつせんもんふぁてぃま】 

MH開発ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-067


■ 外番 【がいばん】 

二次装甲の別名らしい。・・・外板の間違いだろうか。二次装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-173


■ 回避プログラム 【かいひぷろぐらむ】 

戦闘中のMHが採る回避行動に関するプログラム。ファティマの脳内にインストールされている(らしい)。回避しなければならない状況下で起動し、瞬時に数万から数億もしくはそれ以上の回数で選択される回避行動とその結果をシミュレーションし、最大の効果を生む行動を採らせる。演算する際にMHのコンソールを制御している描写も見られるが、その行動と脳内の演算がどのようにリンクしているのかは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-259


■ 外部感覚器 【がいぶかんかくき】 

機体外部の状況を把握するために備え付けられているセンサーやスキャナーのこと。MHに装備されているため、ヒトの感覚器に準えてこのように呼称される。眼球やカメラ、レーザーや赤外線などの電磁波を用いた各種センサーとスキャナー、音や空気の流れを拾う感覚器などが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-073


■ 外部監視用ロボットテレスコープ 【がいぶかんしようろぼっとてれすこーぷ】 

エア・バレルの車体上部につく車体外部監視用のロボットスコープ。車内で操作して周辺の観察・監視をするほか、任意の物体を自動的に追跡監視することも可能と考えられる。テレスコープ(telescope)とは望遠鏡のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-155


■ 外部メインアーム・トリム調整口 【がいぶめいんあーむとりむちょうせいこう】 

MHの肩関節付近に設置されている両腕のトリム調整口のこと。レッド・ミラージュの場合は両脇に設置されている。トリム調整口の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-060


■ 外部モニター 【がいぶもにたー】 

機体外部の状況を見るためのモニターのこと。MHの場合、MHの両眼がとらえた映像がそのまま騎士コクピットの外部モニターに表示されるようになっている。デカダン・スタイル以前のファティマ・シェルにも外部モニターが設置してあったが、プラスチック・スタイルの導入以降は撤去されたらしい。その理由は、天照がコクピットのフォーマットを製作した際、外部モニターを付け忘れてしまったため。もっとも、ファティマはMHの眼が捉えた映像をそのまま脳に信号として送ることができるため、モニターが無くともなんら問題はないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-072


■ 外部連絡通信機 【がいぶれんらくつうしんき】 

エア・バレルや戦闘用車輌の外側(主に車体後部)に備え付けられている通信機。外部の者が車輌内の搭乗者と会話するほか、切り替えで通常の通信機と同様に周囲の味方と会話するのに用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-132


■ 開閉ヒンジ 【かいへいひんじ】 

開閉するヒンジ。ちょうつがいのこと。MHの肩装甲やスカートの一部は開閉ヒンジに取り付けられている。ただぶら下がっているだけでなく、任意のタイミングで開閉する機構があるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-061


■ 開放コード 【かいほうこーど】 

ここでは通信に関する開放コードとして整理する。軍事目的で使用される周波数帯(軍用コード)とは別に、一般に開放されている周波数帯のこと。いわゆる民間用コード。敵味方を問わず会話が可能になるが、一般人でも傍受が可能になることから軍事行動中は基本的に使用されない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-055


■ 塊陽剣 【かいようけん】 

レイダウン・ソードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ 壊陽剣 【かいようけん】 

レイダウン・ソードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ 塊陽刃 【かいようじん】 

塊陽剣の初期名称。レイダウン・ソードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-080


■ 傀儡国家 【かいらいこっか】 

列強国の支配下に置かれ傀儡として操られる国家のこと。ジョーカー星団に存在する列強国の多くは、周辺もしくは他星に植民地や統治領を保有しており、時としてこれらを傀儡国家として使役することで国家間の微妙なバランスに揺さ振りを掛けている。星団暦初頭の時代には、カラミティ・ゴーダースとデルタ・ベルンの勢力が衝突し、ボォスやアドラーで傀儡国家同士の代理戦争が行われたらしい。また、コミック2巻および3巻に登場したハグーダ帝国も、フィルモア帝国やハスハ連合共和国から見て傀儡国家のひとつに過ぎなかったことが匂わされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-171


■ 快楽主義 【かいらくしゅぎ】 

感覚的に得られる快感を幸福と考え、それを得る行為に没頭することを良しとする考え方のこと。ただし、快楽を得ようと努力し過ぎると、努力が枷になって快楽が得られない状況となる。よって、努力もなく楽な方に流れることを良しとする考え方とも云える。要するに「気持ちよければ、後はどうでもいい」という考え方。永野センセー曰く、カイエンは快楽主義の塊のような男とのこと。・・・んが、劇中のカイエンを見れば判るとおり、彼は結構マジメな人間である。劇中で騎士道を語ったキャラクターってカイエンだけなんだよね(4巻p99)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-293


■ 戒律 【かいりつ】 

ルーン騎士団およびクバルカン国家騎士団の行動規範として定められている規律のこと。星団騎士法に定められた法律とは別に、ルーン騎士および国家騎士団員が従うべき「法」を取りまとめたもので、一般的な騎士法と比較してかなり厳格な内容となっているらしい。修行中のミューズがMHバングの使用について異様なまでに躊躇っていたのも、この戒律の縛りを頑なに守ろうとしていたためである。本来は仏教用語。仏が自発的に与えた「いましめ(戒)」と、僧に対する他律的な「おきて(律)」の双方を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-126


■ 下院 【かいん】 

二院制議会における(民衆側の)一院。公選議員によって構成される。A.K.D.議会では上院と下院のほかに貴族院が存在しているため、下院は貴族階級を除く市民の中から選ばれた議員(ただし民選)により構成されていることが予想される。これに対して、上院はおそらく官選の議員ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-043


■ カヴァード・ミラージュ 【かヴぁーどみらーじゅ】 

レッド・ミラージュの原寸モックアップテスト機。ホーンド・ミラージュを設計母体とし、イレーザー・エンジンを両脚にマウントするという、後のミラージュ・シリーズの基本となるレイアウトで製作された。モックアップとは、製品のデザインを決定していく中で研究・試験用に製作される実物大の模型のこと。現在の地球でもデジタル・モックアップを採用していることを考えると、わざわざ実物大の模型を作る必要はないはず(ジョーカー星団であれば仮想現実内でのシミュレーションも当然可能だろう)。したがって、戦闘は無理としてもちゃんと試作のスーパー・イレーザー・エンジンを搭載した機体であったと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-185


■ ガウ・ハ・レッシィ 【がうはれっしぃ】 

「重戦機エルガイム(1984)」に登場する女性キャラクター。主人公ダバ・マイロードに惚れこんで正規軍を裏切るも、恋敵との衝突と反乱軍の不甲斐無さから一時奔逸。その後、武器商人アマンダラとの交渉を通して新たな反乱軍を編成し、表となり裏となりダバをサポートした赤髪の美女である。永野センセーの奥様である川村万梨阿さんがボイスを担当している。当時、アニメのキャラクターは開始から終了まで全く同じ服装で登場するのが普通であったが、途中で髪型と服装を大きく変えて登場した。永野センセーのセンスが生んだニューエイジ・キャラクターである。実はファティマ・エストのデザイン・ソースとなった人物で、彼女の容姿はその後もヤーン王女、そしてロレッタ・ランダースに引き継がれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: GES-014


■ カウボーイハット 【かうぼーいはっと】 

カウボーイが被る帽子の総称。帽子の山の部分(crown)が高く、つば(brim)が広いのが特徴。素人目に見てもあまりよくわからないが、地域によって様々な形状があり、場違いな形状のモノを被ると恥ずかしい思いをするらしい。劇中ではコミック9巻p99でメガエラが着用している。もちろん星団法違反。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-042


■ カウボーイブーツ 【かうぼーいぶーつ】 

ウエスタンブーツとほぼ同義。ウエスタンブーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-130


■ カウボーイルック 【かうぼーいるっく】 

ウエスタンシャツやウエスタンブーツなど、アメリカの西部開拓時代をイメージさせる(つまりカウボーイを想起させる)格好のこと。ファティマ・メガエラの髪型やファッションは、カウボーイルックが基本となっている。アメリカンなイメージのビュラードに合わせたモノらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-034


■ カウリング 【かうりんぐ】 

航空機のエンジンカバーのこと。また、オートバイのエンジン部分を覆うカバーや、自動車・オートバイ全般で空気抵抗を減らす効果をもつオプションパーツをカウリングもしくはカウルと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ26-010


■ カウンター 【かうんたー】 

敵機・敵軍の攻撃の隙を縫って逆襲を仕掛けること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-126


■ カウンター・ウエイト 【かうんたーうえいと】 

つりあいのとれていない機構または部位に平衡を保たせるように取り付けられる錘のこと。レッド・ミラージュの頭部先端にあるソード・ホーンは非常に重いため、後頭部にトサカ状の錘をつけることでバランスを取っている。したがって、カウンター・ウェイトが付いていない騎体というものは存在せず、ウェイト無しとして設定された「サリオン仕様のレッド・ミラージュ」はボツ設定になっている。また、レッド・ミラージュのカウンター・ウェイトはソード・ホーンを振り下ろす際の錘としても働く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-185


■ カウンター・ウエイト止メボルト 【かうんたーうえいととめぼると】 

レッド・ミラージュの頭部にあるカウンター・ウエイトを固定しているボルトのこと。数ミクロン傾いただけで意味を成さなくなる部分だけに、かなり強固で結束力の高いボルトが使用されているものと推察される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-168


■ カウンター・エミュレーション 【かうんたーえみゅれーしょん】 

敵機・敵軍の仕掛けたサンプル・エミュレーションを瞬時に予測し、それを上回る行動を選択すること。「自機の行動パターンの予測に対する敵機の行動」をさらに予測することになるため、敵機の行動パターンを事前にサンプリングしておくことが重要となる。また、多種多様な戦闘経験があれば、その経験に照らし合わせて敵機の行動パターンを瞬時に先読みすることも可能となる。サンプル・エミュレーションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-127


■ カウンター・カルチャー 【かうんたーかるちゃー】 

既存・主流の体制的な文化に対抗する(あるいは抵抗する・反発する)新しい姿勢・思想・文化のこと。狭義には、60年代のヒッピー・ムーブメントから始まり、そこから生まれたロックの隆盛・派生を指すが、広義には、常に新しいモノを模索・創作する若者の姿勢・思想と、それに伴って起こる文化革命を指す。ロックが死のうが、バブルが崩壊しようが、若者は身の回りにある何かを使って、予想外のことをする。旧態依然の価値観の否定・破棄といった面倒な話ではなく、予想外の何かが生まれれば、それら全てをカウンター・カルチャーと云ってしまっていいのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-148


■ カウンター・ゴースト 【かうんたーごーすと】 

封霊とも。邪霊や邪鬼の類をダイバー・パワー(とくにパラ・サイマル)で封印すること。
別名・異名・正式名など: 封霊
初掲載: #06-058


■ カウンター・ティシュ 【かうんたーてぃしゅ】 

カウンター・ティッシューの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-180


■ カウンター・ティッシュー 【かうんたーてぃっしゅー】 

MHの骨格内部に取り付けられている補助筋肉の一種。薄板状のバネを用いた反発性素材で、わずかな隙間に設置するだけで前後左右に曲げられるようになる。MHの背骨内部は空洞(イレーザー・エネルギーの通り道)になっており、その外周部にカウンター・ティシューを仕込むことで自在に動くような構造となっている。MHの腹部が異様に細いシルエットをもっているのも、背骨だけで上半身の運動のほとんど全てが賄えてしまうから。MHには腹筋や背筋に相当する部位が存在していないのだ。
別名・異名・正式名など: カウンター・ティシュ
初掲載: SW-065


■ カウンター・ブーメラン 【かうんたーぶーめらん】 

片翼にブレードの代わりにウェイトがついたブーメランのこと。攻撃力や効果は不明であるが、ミラージュ騎士のスパークが好んでこの武器を使用していたらしい。コミック6巻に掲載されている設定画でも確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-005


■ カウント 【かうんと】 

「Count」で「伯爵」の意。伯爵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-021


■ カエルのぬいぐるみ 【かえるのぬいぐるみ】 

雲竜のケサギが所有しているカエルの着ぐるみ。女性に無理やり着用させてプールで泳がせたりするのが彼の趣味らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-028


■ 火炎 【かえん】 

ダイバー・パワーにより発現する炎系攻撃魔法の一種。対象を瞬時に燃え上がらせるもので、マイクロ波の照射に似た現象を引き起こしているものと考えられる。反応速度と肉体耐久度で勝る騎士であったとしても、まともに喰らってしまえば耐え切ることができず敗北してしまうようだ。劇中では天覇やボスヤスフォートが使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-146


■ 火炎砲 【かえんほう】 

フレーム・ランチャーの別名。フレーム・ランチャーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-045


■ 火炎歩兵 【かえんほへい】 

フレーム・トルーパーとも。F.E.M.C.光皇幻像師団「ガードマスター」を構成している特殊兵科。ミラージュ騎士団およびミラージュ魔導団とともに、F.E.M.C.の一翼を担う軍グループである。ファティマスーツと同じ素材で作られた特殊戦闘スーツと、MHと同じ装甲のプロテクターを身にまとい、人間サイズのフレーム・ランチャーで武装した彼らは、レッド・ミラージュが投入された戦場に降り立って拠点制圧を担当した。贅沢すぎる装備を歩兵に与えることはもちろんのこと、全てを焼き尽くすという発想自体がジョーカー世界の戦術・戦略理論から外れた異質なものである。彼らの登場によって、ジョーカー星団の戦争のカタチはこれまで以上に無慈悲で残忍なモノへと変化していくことになる。兵科色はミラージュと同じ朱色。F.E.M.C.光皇幻像師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: フレーム・トルーパー
初掲載: CH8-063


■ カオス 【かおす】 

混沌のこと。区別の無いまま物事が入り混じっている状態のこと。天地創造の神話において、天と地がまだ分かれず、混じり合っていた状態のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-276


■ 化学 【かがく】 

パナール・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった科目。自然科学の一種で、物質の性質・構造を理解し、他の要素・物質を加えた場合の反応を研究・応用する学問。重工業分野に通じるアトワイト・エックス家ならではの嗜好が垣間見れる。ジョーカー星団であれば、地球上で天然には存在しない超重元素などもアチコチ転がっているかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-002


■ 輝きの塔 【かがやきのとう】 

グライス・タワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-110


■ カカリコ村 【かかりこむら】 

任天堂が1998年に発表したアクションRPG「ゼルダの伝説 時のオカリナ」に登場する村の名前。劇中全編を通して何度も通うことになる。一見して平和で牧歌的な雰囲気が漂うが、地下に降りると(個人的に)最恐のモンスターが出てくる恐ろしい場所でもある。他の作品にも同名の町が登場する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-275


■ ガキ 【がき】 

本名不詳。ツアイハイ地方のロコ村にいた少年。ミースと行動を共にしていたようだが、彼女との関係は一切不明。おそらく近所の子供だろう。立派に成長して劇中に再登場しても面白いかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-099


■ 下級騎士 【かきゅうきし】 

ファティマにすら振り向いてもらえないような能力の低い騎士のこと。ジョーカー星団に生活する人々の身体から騎士の因子が薄まりつつある以上、こういった中途半端な騎士たちが生まれてきても不思議ではない。彼らの多くは騎士警察や忍者となるか、戦場の後片付け役として国家に仕えることになるらしい。当然、このような扱いを嫌って野に下る(つまりチンピラになる)騎士も少なくはないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-179


■ 擱坐 【かくざ】 

MHや戦闘用車輌が破損して行動不能に陥ること。また、湿地など軟泥の地形にハマって動けなくなること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-197


■ 学術研究科 【がくじゅつけんきゅうか】 

ハスハント国立スバース宮殿女学院に設置されている学科のひとつ。名称から察するに、学問全般とその応用研究に関する専門的な教育を受ける学科だろうか。対象とする範囲が広すぎるような気もするが。同校には実験化学科も設置されているため、化学以外の分野を対象にしているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-042


■ 学術国家 【がくじゅつこっか】 

学問と芸術に重きを置き、それに従事する者のために様々な支援体制を構築している国家のこと。バルチック・アカデミーを擁するシュリーズ共和国は、星団屈指の学術国家と云われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-082


■ 学術都市 【がくじゅつとし】 

学問と芸術に重きを置き、それに従事する者のために様々な支援体制を構築している都市のこと。星団最高の学術機関として知られるバルチック・アカデミーは、様々な研究施設が集合して一大都市の様相を呈していることから、巨大研究学術都市とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-082


■ 学生ファッション 【がくせいふぁっしょん】 

学生っぽいファッションのこと。80年代に流行ったファッションを指しているらしいので・・・ニュートラとかハマトラとか云われていた女子大生のファッションになるだろうか。ニュートラはニュー・トラッドの略称で、スポーティでオーソドックスな格好に当時日本に入ってきた海外ブランドのアイテムを絡めたファッションのこと。エルメス、ジバンシー、フェンディ、グッチなどの定番ブランドが好まれたようだ。これに対抗する形で生まれたのがハマトラで、横浜元町発祥のトラッドなファッションとされる。フクゾーの服、ミハマの靴、キタムラの鞄が三種の神器とされたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-164


■ 拡大戦争 【かくだいせんそう】 

星団侵略戦争の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-033


■ 楽団員 【がくだんいん】 

楽団の構成員のこと。軍属や王宮付き仕官の集団がある場合に、しばしば選抜された者たちによって楽団(音楽隊)が組まれる。A.K.D.の場合も、フロート・テンプルに付いている仕官によって楽団が組まれており、姫(ラキシス)を始めとする王族が歌や踊りを披露する際に楽団員が召集される(もちろん楽団によるコンサートも開催される)。演奏する曲目が判らないまま楽団員の召集がかかると、その演奏に関係ない楽器の担当者も集まってくるため、当然のことながら現場は混乱することになる。コミック10巻p256でラキシスの歌に際して集合した楽団員の中には、明らかに場違いなエレキギター、キーボード、トライアングルの担当者も紛れていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-256


■ カクテル 【かくてる】 

2種以上の酒類やソフトドリンクを混ぜて作る飲み物から転じて、混ぜ合わせたもの全般を指す隠語。例えば複数の睡眠薬や栄養剤、麻薬などをブレンドしたものをカクテルと呼んだりする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-159


■ 学内デリカのホットドッグ 【がくないでりかのほっとどっぐ】 

ちゃあ・ティが高校在学中に好きだった食べ物。この場合のデリカとは、デリカテッセン(Delikatessen)の略語。サンドイッチなどの軽食・惣菜を販売する飲食店である。ちゃあのバイト先のプレッツェル店と異なる店なのか否か、詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-009


■ 核廃棄物最強レベル 【かくはいきぶつさいきょうれべる】 

星団暦3007年、御忍びでアドラーのエラルド島を訪れていたカイエンは、幼い騎士同士の喧嘩を仲裁しようとして慧茄やミマス帝など古い知り合いと顔を合わせてしまった。その時に発した言葉がこれである。核廃棄物とは放射能をもつ廃棄物のことで、一般には放射性廃棄物と呼ばれる。放射能の強さに応じて高レベルや低レベルに分類され、高レベルの場合は半減期を迎えるまで(1万年ぐらい)地中深くに埋めるなどして他の生物との接触を避けなければならない。カイエンにとっては、それだけ顔を見たくない相手だったということだろう。過去にいろいろあったのかも知れないが、女性に対してこういう言葉を発するのはご法度である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-143


■ 核爆級のメガトンパンチ 【かくばくきゅうのめがとんぱんち】 

ボード・ビュラードが想い描いていたファティマの理想像。精神的にも肉体的にも「どすこ〜い」と構えており、ちょっとやそっとじゃ動じない超安定型のファティマが彼の理想であったらしい。もっとも、そんなファティマが実在しないことはビュラード自身もよく判っていたはず。彼は自身の身勝手な言動でファティマが傷ついてしまうことを恐れ、パートナーの取得を諦めると同時に、周囲に対して虚勢を張っていた訳である。んが、メガエラがビュラードに与えた衝撃は見事に核爆級のメガトンパンチだったようで(9巻p115)、図らずも彼の望みは叶えられることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-112


■ 攪拌装甲 【かくはんそうこう】 

装甲表面にモールドを施すことで各種スキャナの信号を撹乱し、敵機の索敵・追跡システムやミサイルの誘導システムを無効化する装甲のこと。特殊な信号を発振することで、撹乱効果を拡大することも可能らしい。テロル・ミラージュの二次装甲に採用された特殊装甲である。モールドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-175


■ カクラ 【かくら】 

ボォスに存在する国家。詳細は不明であるが、星団内から義勇軍が集まるような戦争が星団暦2900年代にあったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-140


■ 神楽坂 【かぐらざか】 

東京都新宿区の一部を指す地名。神楽坂一丁目から神楽坂六丁目まである。また、同地区にある早稲田通りの一部は神楽坂もしくは神楽坂通りと呼ぶ。午前と午後で一方通行の方向が逆転する(=逆転式一方通行)珍しい通りで、住宅街と商店街、いくつかの神社と東京の古い町並みを残す小路が混在する土地として知られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ 閣僚 【かくりょう】 

内閣を組織する各大臣のこと。要するに政治のお偉方のこと。魔導大戦の初期にナカカラに駐留したフィルモア騎士団と皇帝ダイ・グは、AP騎士団[ディスターブ隊]と交渉する際に、閣僚と文官を抜いて(武官と)騎士だけで話を進めようとした。本来であれば国政をないがしろにする行為だが、フィルモアはハスハを分断させる目的があったためにこういった行動を採ったのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-180


■  【かげ】 

影武者、代行者のこと。アイシャ・コーダンテやハインド・キルは天照の「影」としての役割を持っている。また彼ら以外にも天照の「影」は複数存在するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #03-022


■ 影ぬい 【かげぬい】 

忍者が使う特殊技。地面に落ちた影に手裏剣を打ち込むことで、その相手の動きを止める。横山光輝のコミック「伊賀の影丸(1961)」にも登場する。催眠術の応用技と思えるが、その原理や対応策については不明。劇中ではトモエがジャコー・クォン・ハッシュに対して使用している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-050


■ 飾緒 【かざりお】 

軍隊の制服にみられる記章の一種。肩から胸または脇を通して垂らす紐飾りで、この飾りによって将官や元帥であることを示している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-061


■ 飾り杖 【かざりつえ】 

身分の高い者(国家要人や一部の騎士など)が正装の際に手に持つ杖のこと。丁寧な装飾細工や宝石があしらわれた杖で、この杖自体が簡易の身分証明になっている場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-155


■ 飾り紐 【かざりひも】 

飾緒の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-143


■ 下士官 【かしかん】 

軍隊における兵と准士官の間に位置する階級の総称。具体的には、地上軍における伍長、軍曹、上級軍曹、曹長、宇宙軍における二等兵曹、一等兵曹、上等兵曹、兵曹長のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-052


■ 下士官候補生 【かしかんこうほせい】 

下士官とは、伍長、軍曹、曹長のこと。通常、下士官候補生と云った場合は、兵長から伍長(または水兵長から二等兵曹)になる際の訓練期間中の兵を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-055


■ 仮死状態 【かしじょうたい】 

身体の生理的機能が極度に弱まって、脈拍微弱もしくは一時的な停止など死亡に極めて近い状態になること。ジョーカー星団では、脳死以外の状態を維持すれば基本的に再生・回復が可能なため、騎士などが重傷を負った場合に首から下の機能を一時的に停止し、脳(と心肺機能)だけを保持して仮死状態にする処置が採られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-082


■ 下肢装甲 【かしそうこう】 

MHの下肢に組み付けられる装甲。膝、脛、足首周りなどで分割している場合が多い。MHネプチューンの場合は一発成型の脛装甲のみとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-187


■ カシミア 【かしみあ】 

インド・カシミール地方原産のカシミア山羊の軟毛を用いて綾織りした毛織物のこと。また、経糸に絹糸、梳毛糸(獣毛を処理して作る糸)または綿糸、緯糸に良質の梳毛糸を用いて織った梳毛織物もカシミアと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-054


■ カシミール地方 【かしみーるちほう】 

カシュミール地方とも。インド、パキスタン、中国の国境付近に広がる山岳地方の名称。インドとパキスタンが互いに領有を主張し、一時戦争に発展したこともある土地である。カシミア山羊の毛から作る高級織物カシミアの生産地としても有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-110


■ カジャ連合 【かじゃれんごう】 

アドラーの南半球、ダスニカ神聖連合の南方に位置する連合制国家。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ 荷重電力放出チェーン 【かじゅうでんりょくほうしゅつちぇーん】 

フレーム・ユニット(フレーム・ランチャーの燃料備蓄・供給ユニット)から垂れ下がっている無数のチェーンのこと。ユニット内で発生する荷重電力を系外に放出する役目をもつ。おそらく、ランチャー使用時にはレッド・ミラージュの背後で雷のような放電現象が発生するのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-192


■ ガジラ 【がじら】 

永野センセーが以前飼っていたオオクワガタの名前。GAZI & MIYAの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CHR


■ 柏倉つとむ 【かしわくらつとむ】 

永野センセーの知人・ゲーム仲間。神奈川県出身の声優。「機動戦士ガンダムZZ(1986)」のグレミー・トト役、「機甲戦記ドラグナー(1987)」のダン・クリューガー役、「遊☆戯☆王(1998)」の獏良了役などを務める。現在の芸名はカシワクラツトム。2000年以降に音響監督も務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ ガス壊疽 【がすえそ】 

ガス産生菌のクロストリジウム属(Clostridium spp.)に感染することで、筋肉組織内にガスが溜まる進行性の感染症。激痛を伴い、皮膚の水疱や血行障害を起こし、組織が壊死する。急速に進行する疾患で、血圧低下、脈拍異常、発汗などの症状を呈し、放っておくとショック症状により死亡する。劇中ではファティマ・ビルトが再生中のミスによりガス壊疽を起こしている。凍傷などによっても進行する場合があり、彼女が重傷を負った際に急速冷凍されたことも遠因となっているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-029


■ ガス-ガル連邦 【がすがるれんぽう】 

デルタ・ベルンの南半球、ソドン大陸の南部に位置するA.K.D.傘下の連邦国家。A.K.D.参入後も旧国家のプライドを残しており、独自の文化を形成している。首都(もしくは中心都市)はパライア。英語表記では「Union of Guast-Gull」となり、「重戦機エルガイム(1984)」に登場していた惑星ガストガルが名前の元ネタになっていることが判る。カラミティ・ゴーダースに大規模なバスター崩壊が起きた時期(=超帝國星都が消失した時期)に、デルタ・ベルンに避難・定着した人々が興した国家であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-044


■ ガス-ガル連邦国立パライア高校 【がすがるれんぽうこくりつぱらいあこうこう】 

ガス-ガル連邦の中心都市パライアにある国立高等学校。ごくごく普通の公立共学校で、いささか古風なイメージを残す。男子は学ランに学帽、女子はセーラー服、校庭に銅像、竹刀をもった先生などなど、日本の片田舎にある高校のイメージがそのまま当てはまる。普通科、家政科、工業科から成る。部活やクラブ活動も盛んらしい。トモエの出身校である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-016


■ ガスケット 【がすけっと】 

中の液体(もしくは気体)が漏れ出すのを防ぐため、パイプの接合部やシリンダーの継目に当てて隙間を埋める薄板状のパッキングのこと。コミック5巻におけるクロス・ミラージュのオーバーヒートは、排熱バイパスの排気部分にガスケットをつけたまま稼動したことが原因となっている。うーん、単純にガスケットの装着部分を間違ったのか、それとも開放部分を塞いで負荷試験でも実施していたのか・・・。ガスケットはつけたままにしておくのが通常の使用法であるため、イマイチどのような間違いを犯したのか不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-128


■ カスタムMH 【かすたむMH】 

カスタム設計されたMHのこと。つまり、依頼者の特別注文に沿って作られたMHのこと。カスタム設計の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-003


■ カスタムオーダー 【かすたむおーだー】 

市販の製品や指定の制服などとは別に、依頼者が特別に指定・条件を加えて注文すること。いわゆる特注(特別注文もしくは特別発注)。バランシェ・ファティマやエストなど一部の著名なファティマはカスタムオーダーのスーツを着用しているようだが、こういったファティマは全体から見ればごく一部に限られる。ファティマは騎士団支給の制服(=ファティマスーツ)を着用するのが普通であって、よほど恵まれた環境でない限りカスタムオーダーでスーツを作ることはできないようだ。通常のファティマスーツの値段が日本円で1億5千万〜2億5千万円であるのに対し、カスタムオーダーは20億円以上とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-051


■ カスタムスーツ 【かすたむすーつ】 

カスタムオーダーつまり特注で作られたファティマスーツのこと。カスタムオーダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-051


■ カスタム製造 【かすたむせいぞう】 

依頼者の特別注文に沿って製造すること。カスタム設計に基づいて製造すること。クルマルス・シリーズはカスタム製造されたMHである。カスタム設計クルマルス(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-228


■ カスタム設計 【かすたむせっけい】 

依頼者の特別注文に沿って起こされた設計のこと。MHの設計において、本来の設計を基に依頼者の注文に応じてアレンジを加えたモノなどもカスタム設計と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-184


■ カスタム戦闘スーツ友禅染めミニドレス 【かすたむせんとうすーつゆうぜんぞめみにどれす】 

アイシャ・コーダンテが所有するカスタム戦闘スーツ。カステポーに赴いた際に着用していたオレンジ色のスーツである。表地は友禅染めの絹が当てられており(一部は錦を使用)、裏地との間に耐衝撃生地がサンドイッチされている。また、肩と胸にゴルゲットを兼ねた肩当てが付く。英訳では「Order Combat Dress with Enhanced Armored YUZEN Dyeing Silk」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: C09-012


■ カステポー(1) 【かすてぽー】 

ボォスのナン大陸中央に位置する広大な土地。カステポー地方もしくはカステポー地区とも呼ばれ、5つの中立自治区により構成される。そのほとんどはドラゴンの周回区域に含まれており、有史以前からヒトの立ち入りを拒み続ける原始の大地が広がる。各地に散らばる独立自由都市はドラゴンロードと呼ばれる1本の長距離道路によって結ばれており、星団中の騎士が修行などの目的でこの地に集まってくる。また、賞金首となっている重犯罪者が隠れ潜むには充分な条件が揃っているため、多くの犯罪組織や秘密結社が跋扈する暗黒地域としての側面をもつ。星団暦2990年にドラゴンと天照の間で不可侵の約束が交わされたため、3159年より開始する天照の大侵攻でも一切の干渉を受けることが無かったという。星連合王国が発足した後の4000年代において、ラベル・ジュードが反アマテラスの狼煙を上げることになる「自由と約束の大地」である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-036


■ カステポー(2) 【かすてぽー】 

AD世紀の時代に、ファロスディー・カナーン超帝國がボォス開拓の足がかりとして開発した都市。栄華を極めたその佇まいからかつては星都とも呼ばれた都市である。もともとは着陸した巨大な移民船をベースとして建設した都市であったが、その基盤を移すことなく発展し、AD世紀の中期にはボォス星超帝國皇帝団の本拠地として運営されていたようだ。また、炎の女皇帝が星団を去る際に何かを封印したらしく、その後は「封印の地」として一切手を触れないまま放置された。現在は周辺地域も含めてハスハント共和国の領土となっており、廃都アマダ・ジーと名を変えてかつての姿を遺跡として留めている。おそらく現在のカステポー地方はこの都市の名を引き継いだ地域なのだろう。なお、コミック9巻p181の説明を見ると、ベイジこそがかつての星都カステポーであるとも読み取れる。設定変更に伴う混乱だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-036


■ カステポー高原 【かすてぽーこうげん】 

カステポー地方の北部に広がっている高原地帯のこと。火山活動が活発な地域であり、隆起している場所は溶岩台地、逆に陥没している場所は湿地となっている。ドラゴンの生息域(支配域とも云い換えれる)とも重なっており、人間の開発の手が届かない原生の自然が広がる。星団暦2992年にA.K.D.軍とシーブル軍が衝突した場所でもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-019


■ カステポー湿原 【かすてぽーしつげん】 

カステポー高原の陥没地に形成された湿地帯のこと。カステポー高原の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-013


■ カステポー・ナイト・ギルド 【かすてぽーないとぎるど】 

カステポーを活動の拠点とする騎士連合のこと。各騎士の個人データ、所有するファティマ、MHの情報を互いに取り交わすことで、万一の場合に備えて騎士間で連携がとれる体制を構築している。大国の騎士団に所属する騎士であっても、カステポーを訪れる際には組合に臨時登録を行い、様々な情報を得られるよう契約を取り交わしているものと考えられる。星団暦2900年代における総評議長はヒューア・フォン・ヒッター。ちなみに、ギルドとは10〜15世紀のヨーロッパ各都市で発達した、親方・職人・徒弟から成る商工業者の同業組合のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-003


■ カステポーの黒い魔女 【かすてぽーのくろいまじょ】 

ファティマ・バーシャの通り名のひとつ。若い騎士を取り込み、死に至らしめると噂された彼女は、カステポー地域周辺で「黒い魔女」もしくは「死の女神」と呼ばれていたらしい。黒き死の女神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-087


■ カステポーの死の女神 【かすてぽーのしのめがみ】 

黒き死の女神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-083


■ カステポーの女王 【かすてぽーのじょうおう】 

AD世紀のエピソードに登場したヤーン・バッシュ王女は、後世において「カステポーの女王」と謳われたようだ。うーん・・・ドラゴンとの和平を呼び掛けた時(AD5000年代)は「ディスターブ皇帝団3群皇家シャンシャン帝国ペジック王国第18王女」という肩書きだったはず。また、彼女は和平を成し遂げてから間もなくバスター討伐に向かったため、王位を継承していたとしても女王として活躍した期間はごくわずかであったと考えられる。おそらく、この「女王」という呼び名は「戦乱の地となる予定だったカステポーを和平の地に変えた」という功績を称えて、没後に与えられた尊称ということになるのではないだろうか。・・・と思ったら、超帝國ボォス星の皇帝になったという資料もあるようだ。うーん。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-105


■ カステポーの吸い取り女 【かすてぽーのすいとりおんな】 

ハスハのエース騎士ヤーボ・ビートに贈られた蔑称のひとつ。ヤーボがカステポーで活動するようになったのは、コレット・クルールの命令を受けて修行に出てからのはず・・・このような呼び名が広く流布されるということは、修行中に度重なる淫行があったという事実を物語っているのだろう。童貞30人切りというのも意外と修行中に打ち立てた記録なのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-093


■ カステポーの天才騎士 【かすてぽーのてんさいきし】 

デコース・ワイズメルの通り名のひとつ。デコースは「狂乱の貴公子」とも呼ばれた奇人であるが、その天才的な剣の腕前は万人に認められるものだったのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-078


■ ガステン・コルト 【がすてんこると】 

MHカンを開発したマイトとして名前が挙がっていた人物。現在はバルター・ヒュードラーの登場によりボツ設定となっている。Samuel Colt(サミュエル・コルト)が1836年にアメリカで創業した銃器メーカーColt's Patent Firearms Manufacturing Company(コルト特許火器製造会社)が名前の元ネタだろうか。シングルアクション機構のリボルバー式拳銃を発明したメーカーとして知られる。コルト(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-197


■ ガスト・イン・テラー 【がすといんてらー】 

テロル・ミラージュの正式名。「Guast In Terror」と表記するようだが、「guast」の意味が英・独・伊訳で見つからなかったので意味は不明。「幽霊」や「食人鬼」とも訳される「Ghast」が語源か。テロル・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-039


■ ガスト・テンプル 【がすとてんぷる】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したテンプル・シリーズのひとつ。パンター・フレームを採用している。アシュラ・テンプル(もしくはハープーン・テンプル)のコンパクト版を目指して作られたMHで、当初はシーブル国に引き渡すことを前提にユーコン財団から発注された試作騎であったらしい(初期設定ではメイユ・スカもしくはディ・バローが発注)。完成直前にシーブル国がバッハトマ魔法帝国として再建されたらしく、ビューティ・ペールからボーグブルドン衛星騎士団のケサギとカエシに渡され、ジュノーのポルカ戦にて実戦デビュー。テスト運用を行った後、そのままバッハトマ魔法帝国に持ち込まれた。MHの運用とその後の流れから察するに、バッハトマ魔法帝国(旧シーブル国)とボーグブルドン衛星騎士団には政治的なつながりがあるのだろう。劇中に登場している機体は増加試作型の2騎で、今後はバッハトマ国内での増産が予定されている。ガスト(gust)は英語で「突風」の意。もしくは「幽霊」や「食人鬼」とも訳される「Ghast」が語源か。デザイン画には「GASTNESS TEMPLE」と書いてあったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-007


■ ガスト島 【がすととう】 

デルタ・ベルンの南半球、氷海に浮かぶ島。島の9割は永久凍土に覆われる。「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定でその存在が明かされていた、A級HMガスト・テンプルが名前の元ネタだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-007


■ ガスフィルター 【がすふぃるたー】 

気体を通過させることで、そこに含まれる有害ガス、細菌・ウィルス、悪臭などを取り除くフィルターのこと。ミラージュ騎士団のMHスーツの場合、酸素発生器とセットで腰周りにセットされている。胸のブレスト・ガードとコードで接続されていることから、生命維持装置と連動して新鮮な空気を送る機能を有しているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-024


■ 霞斬り 【かすみぎり】 

八文字霞斬りの初期名称。八文字霞斬りの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ17-023


■ 火精 【かせい】 

サラマンデルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-044


■ 家政科 【かせいか】 

ジョーカー星団の高等学校もしくは大学などの高等教育機関に設置されている学科のひとつ。ガス-ガル連邦国立パライア高校にもこの学科が設置されている。家政学に関する専門教育を施す学科で、生徒は料理、被服、家計に関する専門的な知識・技術をここで習得するものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-044


■ 家政教育科 【かせいきょういくか】 

ハスハント国立スバース宮殿女学院に設置されている学科のひとつ。家政学について専門的な教育を行う学科だろう。いわゆる家政科に相当するものと考えられる。家政科の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-042


■ 火星人 【かせいじん】 

昔のSF作品・オカルト作品などで提唱されていた火星の人類。とくに、Herbert George Wells(ハーバート・ジョージ・ウェルズ)が1898年に発表した小説「The War of the Worlds(宇宙戦争)」に登場する火星人を指す。火星は地球と比較して重力が小さいため、頭だけが大きく、体は細く進化するものと仮定され、タコのような体型をもつ宇宙人が考えられていたようだ。リブート4巻でラキシスを襲撃した異形の存在は、火星人のようなイメージでデザインされていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-132


■ 家政婦 【かせいふ】 

ハウス・キーパーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-234


■ 仮設テント 【かせつてんと】 

MHのコンテナに収納されている携行装備のひとつ。MHが擱坐して緊急脱出した場合のほか、ドーリーから離れて作戦行動をとる場合など、野営を行う際はテントでの休息が必須となる。MHサイレンの場合、両足のコンテナにテントが各2枚、その他の野戦装備品と共に収納されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ 風の3ファティマ 【かぜの3ふぁてぃま】 

コーラスの風の4ファティマのうち、光のタイ・フォンは特殊な任務を受けて星団外に旅立ったため、以降は残る3人を指して風の3ファティマと呼んでいたようだ。コーラスの風の4ファティマ光のタイ・フォンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-080


■ 風のファティマ 【かぜのふぁてぃま】 

コーラスの風の4ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-210


■ 加速翼 【かそくよく】 

ドラゴンの主翼下部にある5枚の小翼のこと。左右両側にあり、その羽ばたきによってプロペラのような揚力とジェットエンジンを超える推力を生み出す。どのような構造になっているのかは一切不明。コミック4巻の説明で「加速機兼プロペラント」となっているが、プロペラントは推進剤つまり燃料と酸化剤のことなので、おそらくはプロペラの間違いと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-173


■  【かた】 

武道において基本となる構えやそこから派生する一定のパターンをもつ連携のこと。当然、各流派によって型は異なる。劇中で騎士の流派が語られることはないが、名立たる騎士に師事した人物であれば、師の型を引き継ぐことは至極当然のことである。また、誰にも教えを請わず自身の経験から身につけた場合であっても、常勝のパターンが形成されればそれは型となる。型をもたない変幻自在の剣をもつ騎士とは、あらゆる状況・条件下での戦闘を経験し、剣を交わしている最中に在っても瞬時の発想により新たな体術・剣技を繰り出す判断能力と身体能力を有する人物であるということ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-072


■ 肩かざり 【かたかざり】 

一部のMHが装備している肩の飾り。と云っても、おそらくはバラストの役目を果たすオプション装備と思われる。科学と様式美が生んだ究極の兵器がMHであるが、様式美のみのために追加される装甲があるとは考え難く、肩以外の部位にある飾りも含めて、バラストや携帯兵器の収納、飾りそのものが隠し武器であるなど、様々な機能・役割をもっているものと考えられる。メイユ・スカのMHザカーは、劇中初登場時に肩飾りを装着していた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-007


■ 肩高 【かたこう】 

MHの標準全高として用いられる高さ。直立した状態で測定される肩までの高さが適用される。MHは頭部の飾りによって全高が変わり易いため、星団暦3000年頃より肩高を用いて全高とする表示法が一般的となった。肩装甲がフローティングしている場合や、バインダーを装備している場合などは、これらを取り除いた状態で測定される。また、通常はアゴ下の首関節接合部と同じ高さとなるため、この高さをもって代用する測定法も認められていたようだ。例として、バッシュの肩高は14.5mとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-062


■ 肩コントローラー 【かたこんとろーらー】 

肩部コントロール・ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-060


■ 肩ジョイント 【かたじょいんと】 

MHの肩部と竜骨を連結しているジョイント部分のこと。肩胛骨、鎖骨、上腕部のパワーシリンダーに相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-066


■ カタスト 【かたすと】 

おそらくカタストロフィー(catastrophe)の略語。「大惨事」もしくは「大災害」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-060


■ 形なき古の亡骸を守る神女 【かたちなきいにしえのなきがらをまもるみこ】 

アトールの巫女は自らを名乗る際にこのように呼称する。巫女が自ら皇帝を名乗ることはない。歴代皇帝の記憶を引き継いでいるものの、明確に所有する国家や国土を持たず、歴史の生き証人としてその役目をつないでいく彼女たちにとって、帝位というものはほとんど捨てたも同然のものではないだろうか。ここでいう「形なき古の亡骸」が超帝國のことを指しているのか、あるいは「封印の地」に絡む何かを指しているのか、この辺については未だに不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-174


■  【かたな】 

刀剣の一種。いわゆる日本刀のうち、刃を上に向けて腰に差す方を刀と呼ぶ。劇中でも一応区別しているので、刃を下に向けて下げる太刀(たち)とは混同しないよう注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E98-189


■ 刀差し 【かたなさし】 

刀の装備方法。腰の帯に刀を差すこと。これに対して、太刀は下げ紐で腰から下げる格好となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-021


■ カルタヘナ軍事博物館 【かたるへなぐんじはくぶつかん】 

スペインのムルシア州カルタヘナにある軍事博物館Museo Historico Militar de Cartagenaのことだろうか。1777年に建造された砲兵用の軍事施設を改装し、1997年に軍事博物館に転用したらしい。スペイン独立戦争(半島戦争)の時代から使用されてきた様々な火砲が口径別に展示されており、弾薬館と軍用車輌博物館も内包する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-036


■ カタログ・データ 【かたろぐでーた】 

ファティマの性能諸元表に記載されている基本スペックのこと。完成時のスペックを示したもので、その後の実戦経験を通した成長については記載されていない。戦場を駆け巡り、生き長らえてきたファティマの性能は、カタログ・データからは読み取れないレベルに達する場合もあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ カチューシャマニア 【かちゅーしゃまにあ】 

カチューシャに対して偏愛的に接するマニアのこと。もしくは、カチューシャを身につける少女に対して偏愛的なマニアのこと。ジョーカー星団におけるその最右翼はエストのファンで占められているらしい。要するに、エストたん萌え〜なヒトたちの何割かはカチューシャマニアであるということ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-065


■ カツカレー 【かつかれー】 

トモエが高校在学中に好きだった食べ物。カツレツをのせたカレーライス。ポークカツをのせるのが一般的であるが、ビーフカツ、チキンカツをのせる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-016


■ カッセル(1) 【かっせる】 

イオタ宇宙騎士団が使用するMH。ジョルジュ・スパンタウゼンが搭乗するとの設定もあった。現在のところ本編未登場。ジャコーのハイドラ・ミラージュや三条のハープーン・テンプルといった新規MHの登場により、どんどん影が薄くなっている悲劇のMHである。名前の元ネタはドイツのヘッセン州にある都市カッセルだろうか。「騎士の城」とも呼ばれるレーヴェンブルグ城を擁する都市で、第二次世界大戦中はイギリス軍の空爆で壊滅的なダメージを受けたらしい。グリム兄弟が住んでいた都市としても有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ カッセル(2) 【かっせる】 

A.K.D.軍の戦車教導大隊の隊長であるユーリー・バシュチェンコの出身国。おそらくA.K.D.を構成している国家のひとつである。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-205


■ カッターソーサー 【かったーそーさー】 

内部にカッターが仕込まれている円盤型の投擲武器。カッターがフィンの役割を果たしており、その調整によって複雑な軌道で飛ばすことができるらしい。ヒューズ・カーリーが被っている帽子はこのカッターソーサーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ カッツ 【かっつ】 

カッツ大陸とも。カラミティ・ゴーダースの東部に位置する大陸である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: JO-038


■ カッツェー艦隊 【かっつぇーかんたい】 

カラミティ・ゴーダースの暴君ディー・カッツェーが星団外に追放された際に伴っていた戦闘艦隊。艦数80隻を超える大艦隊である。AD世紀8383年にカッツェー皇帝の亡骸と共にカラミティ・ゴーダースに帰還。その後、炎の女皇帝による粛清を受けて艦隊は完全に壊滅している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-073


■ カッツェー公国 【かっつぇーこうこく】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のうちのひとつ。ハスハの西端に位置し、東を除く三方が海に囲まれている。首都はサスーン。魔導大戦勃発時はAP騎士団のエンブリヨ隊が駐屯していた。現在もミノグシア連合の旧体制派であることを表明しており、バッハトマ枢機軍の排除と旧体制の復権に向けて活動中。エンブリヨ隊に加えてギーレル・ハスハ王国から移動してきたスパチュラ隊の一部が駐屯している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-086


■ カッツェー支隊 【かっつぇーしたい】 

カッツェー防衛主力支隊の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-149


■ カッツェー防衛主力支隊 【かっつぇーぼうえいしゅりょくしたい】 

ミノグシア連合AP騎士団のうち、カッツェー公国に駐屯し、国土の防衛に当たった部隊のこと。エンブリヨ隊が該当する。ミノグシア連合AP騎士団[エンブリヨ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-148


■ カッツェー防衛分隊 【かっつぇーぼうえいぶんたい】 

ミノグシア連合AP騎士団のうち、カッツェー公国に駐屯し、主力支隊(エンブリヨ隊)の補佐役を務めた分隊のこと。スパチュラ隊が該当する。ミノグシア連合AP騎士団[スパチュラ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-148


■ カッティース 【かってぃーす】 

シトロン・メナー・天照が学生時代に付けられていたあだ名。メナー家伝来の冷静さに加え、長く切れ込んだ鋭い眼つきからこのように呼ばれていたらしい。うーん・・・「cuttys」もしくは「cutties」と書いて「切れるような鋭さ」といったイメージのあだ名だろうか。フリーズ・カッティースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-026


■ カッティング 【かってぃんぐ】 

ギター用語で、発音後に音を短く切るテクニックのこと。押弦している指をタイミングよく離す方法と、振動している弦に触れて振動を止める方法がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-088


■ カット 【かっと】 

ダイヤモンドの評価に用いられる「4つのC」のうちのひとつ。「Cut」はダイヤモンドの全体的な形のバランスと研磨の仕上げ状態を表す評価。6項目に渡るプロポーションの総合評価からExcellent、VeryGood、Good、Fair、Poorに分類され、さらにポリッシュ(研磨状態)とシンメトリー(対照性)の評価、光の透過で出現するH&C(ハートアンドキューピット)と呼ばれる模様の有無が加わり、最高級は「3Excellent H&C」と表記される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ カットソー 【かっとそー】 

ニットウェアの一種。ニット素材を裁断して縫製して作られる衣服全般を指す。通常は綿ジャージ素材が用いられる。Tシャツ、キャミソール、タンクトップのほか、スェットやトレーナーも含まれる。破れたところを引っ張った際に連続して糸がほつれてくる衣服を想像すると判り易い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-120


■ 割腹 【かっぷく】 

腹を切って死ぬこと。切腹。ハラキリ。武士道の考え方に基づく行為と思われるが、なぜかジョーカー星団では騎士道に深く浸透しており、自らの落度に責任を取る際に割腹をする場面が見受けられる。想像するだけでもかなり痛い死に方だと思うが、江戸時代の死刑の方法の中では最も軽い刑だったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-096


■ かっぽう着 【かっぽうぎ】 

割烹着。ガス-ガル連邦国立パライア高校が採用している仕事着である。掃除当番に着用が義務付けられているらしい。もともとは家事を行う際に着物の汚れを防ぐために考案されたモノで、着物の袖が納まるよう、袖周りがゆったりとした造りになっているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-045


■ 可動シェルツェン 【かどうしぇるつぇん】 

一部のエア・バレルが装備する可動式のシェルツェン。A.K.D.地上軍が使用するE-75にも採用されている。シェルツェンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ03-059


■ 可動ベイル 【かどうべいる】 

MHの肩などに装備される自動防御機能を備えたベイルの総称。A・トールのラウンド・バインダやミラージュ・シリーズのアクティブ・ベイルが該当する。アシュラ・テンプルの試作騎が装備していた副腕は、この可動ベイルの強化発展型と云えるだろう。ただし、副腕の使い勝手にクセがあったためか、制式採用は見送られたようだ。アクティブ・ベイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-103


■ 可動ライン 【かどうらいん】 

MHの可動部分に見られる分割ラインのこと。ロボットやフィギュアで云うところのパーツとパーツの隙間である。「可動ラインが見えない」とはその隙間がほとんど見受けられないほどパーツ同士が密に組み込まれているということ。当然、パーツがスカスカに組まれている構造と比べて耐久力は高くなる。
別名・異名・正式名など: 整合ライン
初掲載: #03-027


■ ガトー・パトラクシェ 【がとーぱとらくしぇ】 

A.K.D.地上軍の皇帝親衛軍第1師団の通称。後にガード・パトラクシェに改められた。ガード・パトラクシェの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ06-053


■ ガドガド 【がどがど】 

ラキシスの好物のひとつ。インドネシアの野菜サラダ。温野菜や厚揚げをピーナッツバターソースにつけて食べる。得体の知れないモノをイメージさせる名前であるが、健康的でおいしそうなサラダである。アジア料理のお店などで定番メニューになりつつあるらしい。永野センセーの奥さんである川村万梨阿さんの得意料理ということもあり、ラキシスの好物として設定されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-037


■ カナード 【かなーど】 

航空用語で先尾翼のこと。また、それを備える飛行機のこと。主翼より前方にあって、尾翼と同様に機体を軸線に対して安定させる機能をもつ。さらに、前方の空気抵抗を減らしたり、昇降舵の機能を持たせているタイプもある。サンダー・ドラゴンの頭部後方に伸びるトライ・ホーンは、飛行時にカナードの役割を果たすようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-173


■ 金しばり 【かなしばり】 

意識が覚醒している状態であるにも係らず、自らの意思では体を動かせない状態のこと。心霊現象の一種とされる場合もあるが、体が疲れていることに起因する筋肉の異常緊張、レム睡眠中の意識覚醒といった解釈が一般的。劇中でも金縛りの描写が度々登場しており、サンダー・ドラゴンはその強大なダイバー・パワーによってミューズを金縛り状態に陥れている。また、騎士が力量差のある敵と対峙した場合などに、ヘビに睨まれたカエルよろしく金縛り状態になってしまうようだ。現実の格闘家でも、似たような経験をもつヒトがいるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-115


■ ガナ・スキッパー 【がなすきっぱー】 

ミラージュ魔導団に所属するダイバー。経歴や能力については明かされていない。6巻p94に登場している太めのおばさまがこのヒトらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-052


■ カナハ 【かなは】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した27体目のファティマ。星団暦3000年代初頭の時点でマスターを得ておらず、シリーズ・シアン夫人がオートクチュール・メゾン「セルリアン」でお針子として使っている模様。後に聖宮ラーンの神聖教官キャナリア・アイデルマをマスターとする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-209


■ カナリ 【かなり】 

第4太陽系(北太陽系=ノウズ太陽系)第7惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-194


■ カナリー 【かなりー】 

ジュノーのロンド大陸に位置するイラッド国の首都。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH2-020


■ カナルコード 【かなるこーど】 

カナルコード・エリア・ナインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-005


■ カナルコード・エリア・ナイン 【かなるこーどえりあないん】 

スケーヤ・エレクトナイツの主力MHカンに与えられていた開発時のコードネーム。コーネラ帝国が「エリア」と呼んでいた試作MHの9番目のバージョンに当たる。「Kanarecord Aria Nine」の頭文字をとって「K.A.N.」と表記され、この略称から後に「カン」という正式名が与えられた。ちなみに、カナル(kanal)はドイツ語で「周波数帯」や「チャンネル」のこと。コード(kode)は「コード」や「符号」といった意味があり、普通はカナルコード(kanalkode)でテレビ番組やラジオ番組の番組コードを指す。エリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: カナルコード
初掲載: #12-005


■ カニ味噌 【かにみそ】 

ナイアス・ブリュンヒルデが高校在学中に好きだった食べ物。カニの甲羅を剥がした時に出てくるペースト状の物体。カニの中腸腺である。摂食したモノの消化と栄養素の貯蔵に係る器官とされる。世の中にはカニ味噌だけ食べて身の部分を食べないヒトたちがいる。うーん・・・身と合わせて食べるとおいしいと思うんですけど。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-010


■ カニ目 【かにめ】 

戦車や装甲車輌の車体に備え付けられているライトのこと。車体から飛び出ている2つのライトがカニの目に似ていることからこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-073


■ カバードタイプのピックアップ 【かばーどたいぷのぴっくあっぷ】 

エレキギターのピックアップ(弦の振動を電気信号に変える装置)で、ポール・ピース(棒状の永久磁石)がカバーに覆われているタイプのもの。カバーの材質によって異なるが、総じて雑音(ノイズ)を除去する機能を持ち、クリアーな音質を出すのに適していると云われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-006


■ カピュース 【かぴゅーす】 

プラスチック・スタイルの頭部フードを指す地方名のひとつ。修道僧が被る先の尖ったフードcapuchin(カプチン)を「キャピュシュ」とか「キャピッシュ」とか云う場合がある。おそらくこれが元ネタではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ カフェ・ラッテ 【かふぇらって】 

フロート・テンプルのカフェ(おそらくカフェ・マウント・クロス)で用意されているメニューのひとつ。イタリア語で「コーヒー牛乳」の意。コーヒーに牛乳を混ぜたものだが、基本的にエスプレッソを用いたものを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-126


■ カフス 【かふす】 

ワイシャツや婦人服の袖先のこと。カフスボタンのことではないので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-204


■ カプセル 【かぷせる】 

ファティマ育成ベッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-096


■ カブトムシ 【かぶとむし】 

コウチュウ目コガネムシ科カブトムシ亜科に属す昆虫。日本国内ではヤンバルテナガコガネに次ぐ大きさをもつ大型甲虫である。本州以南から沖縄本島まで分布。日本以外にも朝鮮半島、中国、台湾、インドシナ半島などに分布する。また、北海道にもペットの放逐などで定着した個体群が存在する。パワーバランス表によると、ラキシスはカブトムシよりも弱いらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ34-022


■ 下部ハッチ 【かぶはっち】 

ファティマ・シェルの底面に設置されている小さなハッチのこと。プロムナード(連絡通路)につながるハッチであり、普段は完全に閉じられている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-072


■ ガブリエル・ドレイク 【がぶりえるどれいく】 

永野センセーが美しいと思うモノ。イギリス領インド帝国ラホール出身の女優Gabrielle Drake(ガブリエル・ドレイク)のこと。1944年生まれ。後に家族でイギリスに渡り、テレビ女優・舞台女優として活躍した。イギリスのAP Films(APフィルム社)が1969年に製作・放映したSFドラマ「UFO」でゲイ・エリス中尉役で人気を博したが、番組後半はスケジュールが合わずに降板したようだ。弟はシンガーソングライターとして活動し、死後に評価が高まったとされるNick Drake(ニック・ドレイク)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-022


■ カブリオル 【かぶりおる】 

プラスチック・スタイルの頭部フードを指す地方名のひとつ。1700年代後期にフランスで流行した折り畳み式の婦人帽cabriolet(カブリオレ)が元ネタ。もともとはホロ付きの二輪馬車のことで、帽子の形状が蛇腹式のホロの形状に似ていることからこの名前がついたとされる。当時の貴族の女性が好んだ高くまとまった髪を保護する役目を持っており、見た目も大きく派手であったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ カプリコーン 【かぷりこーん】 

モラード・カーバイトが星団暦3010年に発表したファティマ。騎士登録すらされていなかった幼少時のアード・ゼニヤッタをマスターとしたため、AP騎士団は慌ててアードを入団させたというエピソードをもつ。名前の元ネタは、おそらくMotorhead(モーターヘッド)が1979年に発表した2ndアルバム「Overkill」に収録されている「Capricorn」という曲。もともとは「山羊座」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-234


■ かぶり物的装備 【かぶりものてきそうび】 

ヘルメット、マスク、仮面、帽子などが含まれるが、その中でもとくに素顔を隠すタイプの装備品のこと。ミラージュ騎士のメイザー・ブローズはかぶり物的装備を好んで使用するらしい。素顔を隠すという意味ではミューリー・キンキーも同様であるが、彼女の場合は実家のしきたりに拠る部分が大きいようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-103


■ カブルー 【かぶるー】 

プラスチック・スタイルの頭部フードを指す地方名のひとつ。フランス・ブルターニュ地方の民族衣装で、子供たちが被る帽子が元ネタ。総飾りで男女の区別をつけるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-046


■ 可変型 【かへんがた】 

ファティマの成長識別タイプのひとつ。L-M-S可変タイプの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-057


■ かぼちゃぱんつ 【かぼちゃぱんつ】 

膝上丈ぐらいのゆったりとしたズボンの一種。ウェストと両裾にゴムまたは紐が通してあり、シルエットがカボチャに似ているパンツを指す。別名ちょうちんブルマー。連載再開後にラキシスがハスハに乗り込んでくるようだが、かぼちゃぱんつを着用してのご登場となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-049


■ カマキリ 【かまきり】 

カスタム・バイクの一種。どうもチョッパーハンドルのバイクのことをこのように呼ぶらしい。自転車でもカマキリハンドルってのがあったような。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: FFC-061


■ ガマッシャーン共和騎士団 【がまっしゃーんきょうわきしだん】 

ガマッシャーン共和国に所属する騎士団のこと。宮殿騎士団のレイスル騎士団、国家騎士団のハララ共和騎士団が該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-204


■ ガマッシャーン共和国 【がまっしゃーんきょうわこく】 

ボォスのハツーダン大陸中部・南部に位置する共和制国家。ほとんど本編に絡んできていないため、詳細は不明。2代目黒騎士ロードス・ドラクーンが宮殿騎士団(レイスル騎士団)の剣指南役として在籍していたらしい。国内の共和党上位3党の党首から成るレイスル3党首によって統治される国家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-195


■ かまぼこ 【かまぼこ】 

謎のキャラクター「????」が高校在学中に好きだった食べ物。白身魚の練り身を一定の形に整えて加熱したモノ。そのまま食べるか、他の材料と合わせて煮物、蒸し物などに調理される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-046


■ ガマラ・バウ 【がまらばう】 

ボォスに生息する恐竜の一種。大型犬並みの体躯をもつ肉食獣で、ヒトに対してもその牙を向けることがある危険な生物である。昼行性。群れで活動する場合が多いようだ。劇中では、死亡したソープがあっさりと喰われるシーンがあり、荒野で身動きが取れなくなると悲惨な目に遭うことがわかる。実は「重戦機エルガイム(1984)」で既に登場していた永野デザインの中でも古株の一品。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-022


■  【かみ】 

通常は宗教的・民族的な面から見て信仰の対象となる存在を指す。宗教の概念のないジョーカー星団では、超常的な現象を引き起こすことが可能な高次元の存在を指して「神」と呼んでいる。信仰はない。当然、そのような存在に接触する機会をもつ人物は限られており、ジョーカー星団に生活する多くの住民はお伽話に登場する架空の存在として認識しているようだ。ただし、天照が「神」であることを見抜いている人物が少ない訳ではない。バランシェはもちろんのこと、コーラス23世やビュラードは天照を神と認めながらもヒトと同等の存在として受け入れているフシがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-042


■ 上井草 【かみいぐさ】 

東京都杉並区にある地名。上井草一丁目から四丁目まである。サンライズ、シャフト、トランスアーツ、スタジオたくらんけほか数社のアニメ制作会社があり、東京都内のアニメの町として知られる。町おこしの題材にガンダムを起用しており、上井草駅前にはガンダムの銅像がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-019


■ 神の御者 【かみのぎょしゃ】 

ラキシスの危機に呼応して真なる人格が覚醒したマドラ・モイライは神の御者と呼ばれるらしい。現時点では詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-198


■ 神の鞭を持った剛者 【かみのむちをもったごうしゃ】 

AD世紀の超帝國の名として知られる「ファロスディー・カナーン」は、(古代カナーン語で)「神の鞭を持った剛者」という意味になるらしい。「鞭」という言葉からイメージできるのは、やはり奴隷制であろうか。ファロスディー・カナーン超帝國はクラウン銀河全土にその版図を広げ、1000以上の属国を支配していた超巨大国家である。故に、その国家体制は鞭打ちによって形成された奴隷制社会に例えられたのかも知れない。ジャーマン・ロックバンドAmon Duul II(アモン・デュール・ツヴァイ)が1969年に発表した1stアルバム「Phallus Dei(ファルス・ディー)」・・・この邦題「神の鞭」が設定の元ネタだろう。ちなみに「Phallus Dei」を直訳すると「神の陰茎」となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-058


■ 仮眠 【かみん】 

短時間の睡眠を取ること。ラキシスが毎日欠かさず取っていた行動で、これとは別に昼寝もしていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-005


■ カムイ伝 【かむいでん】 

白土三平が雑誌「ガロ」において1964年から71年まで連載していた忍者漫画。非人(士農工商に属さずヒトに在らざる者として迫害されていた最下層のヒトたちのこと)出身の少年カムイが忍者となるも、徳川幕府が転覆するほどの秘密(徳川家康が賤民の出であることを示す証拠)を知ってしまったがために出奔。抜け忍となってかつての仲間の追撃から逃れながらも生きていく姿を描く。物語はカムイの逃避行だけでなく、非人や農民の視点から見た江戸の歴史・文化や、数多くのサイドストーリーも含めた歴史大河物語として構築されている。「ビッグコミック」において1988年から2000年まで第二部が掲載され、2011年現在で第三部の構想があることが明かされている。カムイの技のひとつ変移抜刀霞斬りが飛燕剣の元ネタになっているなど、FSSのルーツのひとつとして位置付けられる作品である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP1-023


■ カムギアトレイン 【かむぎあとれいん】 

MHの駆動伝達装置として採用されている内部機構。チェーンやベルトを用いずギアだけでカムシャフトを駆動させる機構を指す。日本のバイク・メーカーであるホンダが開発した。チェーンやベルトによる駆動よりも高速回転に対応しており、システム自体がコンパクトに収まっているのが特徴。レーサー・モデルへの搭載を前提に開発が進められ、後に市販のバイクにも搭載された。ギアの駆動により特徴的な音が出るらしく、ライダーの中でも好き嫌いが分かれる機構のようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-139


■ カムリンク 【かむりんく】 

カム・リンク機構。カムは運動することで接するパーツに別方向の運動をさせるパーツのこと。リンク機構とは2つ以上のパーツが連結しており、1つのパーツの運動で複数のパーツが同時に稼動する機構のこと。多くの機械はカム・リンク機構の組み合わせによって駆動している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-181


■ カメラアイ 【かめらあい】 

MHの機体各部に備え付けられているカメラのこと。MHの両眼は人間と同様に前方に向けられているため、真上や後方を確認する場合は機体各部のカメラを用いることになる。必要に応じてモニターに割り込む形で映像が呼び出せるようになっているようだが、安全且つ迅速な対応を採ろうとするなら、振り返るなどして機体の前面に捉えた方が早いだろう。非戦闘時の周辺監視や観測が主な役割になると考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-051


■ カモ川スペシャル 【かもがわすぺしゃる】 

永野センセーが「バーチャファイター3(1996)」に京都出身の女性キャラクターが登場することを知って適当に考えてみた技名。このキャラクターは梅小路葵であるが、当時はまだ名前が公表されていなかったらしく、永野センセーが描いたイラストも適当に描いた後姿であった。ちなみに、カモ川とは京都市内を流れる鴨川のこと。淀川水系の一級河川であり、源流は桟敷ヶ岳付近とされる。上流にオオサンショウウオが生息する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-239


■ カモフラージュフック 【かもふらーじゅふっく】 

カモフラージュ用のネットや草・枝を引っ掛けるフックのこと。AFV(装甲戦闘車輌)の外装につく標準的な装備である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-073


■ 火薬式武器 【かやくしきぶき】 

火薬に着火・爆発させることで弾丸を発射する武器のこと。拳銃をはじめとする火器一般を指す。ジョーカー星団ではレーザーなどの光学兵器が実用化された状態にあるが、火薬式武器も廃れることなく使用されているとのこと。ファティマも護身用・緊急用に拳銃を携行しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-039


■ カラー 【からー】 

ダイヤモンドの評価に用いられる「4つのC」のうちのひとつ。「Color」はそのまま色の評価を表す。完全な透明が最高位の「D」カラーで、以下は黄色みの強さに応じてEからZまで分類される。一般に色がついているダイヤモンドは価値が下がるが、ピンクやブルーなどファンシー・カラーとして希少性の高い色は別の価値がついてくるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ ガラス切り 【がらすきり】 

ガラスを切断する道具。ガラス戸のカットや、カメラ・眼鏡のメンテナンス道具として使用される。スパッと切るのではなく、溝を刻んでキレイに折るためのカッターである。カッター部分にダイヤモンドが用いられる場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ カラッカ地方 【からっかちほう】 

ボォスの紅海南部に位置する一地方。アーレン・ブラフォードやミミバ族の出身地である。ハスハ連合共和国には加わっていないものの、この地域に生活する人々もミノグシア民族に数えられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-062


■ カラット 【からっと】 

ダイヤモンドの評価に用いられる「4つのC」のうちのひとつ。「Carat」は重さを示す。1カラットは0.200グラムで、大抵のダイヤモンドは0.05〜1.0カラットの範囲に納まる。重さに応じて値段も高くなるが、大きなダイヤモンドはそれだけで希少性が高く、大きくなればなるほど1カラットの価値は上がる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ カラビナ 【からびな】 

ファティマが緊急時に備えて携帯しているアイテムのひとつ。ファティマ用エスケープパックにも収納されている。登山などで用いる輪形の金具のこと。輪の開閉が可能で、ロープ、ハーネス、プーリー(滑車)などを通して使用する。重傷を負ったマスターをMHから降ろし、脱出・収容する際に使用するのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-039


■ カラミティ 【からみてぃ】 

バランシェが製作したとされるノーナンバーの非人間型ファティマの中に、惑星カラミティ・ゴーダースの名を戴くファティマがあるらしい。詳細は一切不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-038


■ カラミティ攻防戦 【からみてぃこうぼうせん】 

カラミティ星侵攻作戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-027


■ カラミティ・ゴーダース(1) 【からみてぃごーだーす】 

第4太陽系(北太陽系=ノウズ太陽系)第2惑星。フィルモア帝国やクバルカン法国など、歴史が古く軍事力も高い大国がひしめく惑星である。AD世紀においてファロスディー・カナーン超帝國の本拠地が置かれていた惑星(=本星)であり、ジョーカー太陽星団の中でもとくに古い歴史をもつ。デルタ・ベルンと共に人類発祥の惑星と考えられ、かつてはその起源をどちらに求めるかで論争になっていたようだ。赤道直下でも日本の秋程度の気候であり、星全体が氷河期に向けて移行中なのかも知れない。極冠部を中心にエネルギー衛星(太陽熱プラント)を配置し、熱放射により星全体の気候を調整している。星団暦3225年、スタント遊星の接近に伴って惑星の変質が始まり、14年後の3239年にはラキシスとK.O.G.を巻き込んで爆発する運命にある。また、「五つの星の物語」にはカラミティ・ゴーダース王という不死者の名が綴られているおり、歴史に残っていない神代の時代に魔王の襲来を受けたことが匂わされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-004


■ カラミティ・ゴーダース(2) 【からみてぃごーだーす】 

アーク・水霊がアイエッタ姫に授けた「クライン」の一種。黒色。術者の生命を代償としてジェット・ドラゴンを召喚する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-031


■ カラミティ・ゴーダース王 【からみてぃごーだーすおう】 

「五つの星の物語」の失われた一節に登場する人物。この一節は「ウォーター・ドラゴンの章」の後日譚に当たるもので、AD世紀から星団紀に移る時代において失われたらしい。魔王撃退の代償に生命を捧げたアイエッタ姫は、「命の水」の救済により天に召されたが、後世を憂えた父王は彼女の心を形として残すようドラゴンに懇願。ドラゴンはその願いを受け入れ、王女の亡骸から無数の「真珠」を取り出したという。その後、「真珠」は魔王が襲来する度にヒトの形を成し、ドラゴンと共闘して魔王を撃退した。その人物こそが超常の不死王・・・名をカラミティ・ゴーダース王という。伝承にのみ登場する架空の人物であるが、F.U.ログナーの正体はカラミティ・ゴーダース星団皇帝であるという。お伽話が現実の事象であった時代から存在し続ける不死者・・・それが真実なのか否かは、これから劇中で語られることになるだろう。五つの星の物語の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-037


■ カラミティ・ゴーダース星団皇帝 【からみてぃごーだーすせいだんこうてい】 

F.U.ログナーの本名。その名が示すところの意味・・・彼の出自や正体については一切が不明であるが、「五つの星の物語」の失われた一節には、ドラゴンと共闘して幾度と無く魔王を撃退した「カラミティ・ゴーダース王」と呼ばれる人物が謳われているようだ。これまでの情報・描写を読み解く限り、両者は同一の存在と考えて間違いないだろう。最新の設定では、5種5頭のドラゴン全てを召喚することが可能なドラゴン・ドロップを所持していることになっているようだ。五つの星の物語カラミティ・ゴーダース王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-070


■ カラミティ・ゴーダース星帝 【からみてぃごーだーすせいてい】 

カラミティ・ゴーダース星団皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-166


■ カラミティ・ゴーダース・フーバーク大帝 【からみてぃごーだーすふーばーくたいてい】 

太古の時代においてジョーカー星団に襲来した魔王O.P.Q.L.と戦った偉大な王。懐園剣を手にしていたようだが、詳細は不明である。「五つの星の物語」に謳われている魔王O.P.Q.L.やアーク・水霊の話が真実であるならば、この人物こそがアイエッタ姫の父王ということになるだろう。つまり、超常の不死王「カラミティ・ゴーダース王」の祖父に当たる人物である。五つの星の物語アイエッタ姫カラミティ・ゴーダース王O.P.Q.L.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ カラミティ侵攻作戦 【からみてぃしんこうさくせん】 

カラミティ星侵攻作戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-057


■ カラミティ星AD連合 【からみてぃせいADれんごう】 

AD世紀の末期にカラミティ・ゴーダースの旧超帝國系列国家が互いに協定を組んで結成した連合体のこと。デルタ・ベルンとカラミティ・ゴーダースのどちらが人類発祥の惑星であるか・・・星団連合議会で始まったこの議論は両惑星間の衝突を生み出してしまったため、カラミティ星各国は連合体を組んでデルタ・ベルン星連合に対抗したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-016


■ カラミティ星侵攻作戦 【からみてぃせいしんこうさくせん】 

星団暦3238年に決行されたA.K.D.軍およびミラージュ騎士団によるカラミティ星への侵攻作戦のこと。レッド・ミラージュの出撃回数は通算で5回目に当たる(騎数不明)。戦闘の内容や経過については不明であるが、3234年から開始された侵攻作戦が思うように進まなかったため、A.K.D.軍の切り札としてレッド・ミラージュが投入されたらしい。しかし、これをもってしてもカラミティ星各国は屈服することなく戦い続けたため、戦況は一時泥沼化。翌年にはスタント遊星が接近し、最後通告としてK.O.G.が前線に出撃するも、作戦の途中で惑星崩壊が始まりカラミティ星そのものが消失することとなった。天照はこの作戦においてK.O.G.とラキシスを失うことになる。
別名・異名・正式名など: カラミティ侵攻作戦
初掲載: DE1-046


■ カラメ 【からめ】 

カラメーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-021


■ カラメー 【からめー】 

カラメとも。デルタ・ベルン東方10国を構成するパスポート国の首都である。
別名・異名・正式名など: カラメ
初掲載: DE1-036


■ カラン 【からん】 

アドラーの南半球、ダスニカ神聖連合の南方に位置する小国。星団暦3030年、この国の騎士団がウモス国の青銅騎士団やロッサム国のロッサム騎士団と共にカラン・ウモス派兵連合軍を形成。魔導大戦に参加したものの、直後にサンダー・ドラゴンの一撃によって消滅している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-009


■ カラン・ウモス派兵連合軍 【からんうもすはへいれんごうぐん】 

星団暦3030年、魔導大戦の勃発と同時にハスハに攻め入り、東部一帯を占拠しようとした4つの国家から成る連合軍のこと。構成国の詳細は不明であるが、ウモス国の青銅騎士団やロッサム国のロッサム騎士団が加わっていたらしい。MH800騎という圧倒的な戦力を一気に進軍させることで無血占領を画策。しかし、ドラゴン周回区を横切ったことでサンダー・ドラゴンの怒りを買い、制裁を受けて一瞬のうちに消滅してしまった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-201


■ ガリア・フォン・ストラウス 【がりあふぉんすとらうす】 

クバルカン法国西部のストラウス公国を治める大公。ノンナ・ストラウスの父王である。また、ミューズ・バン・レイバックを養子として預かり、一人前のルーン騎士に育て上げた人物でもある。四角四面な性格のミューズを見ている限り、融通の利かない、かなり厳格な父親であったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-070


■ ガリード・ケンタウリ 【がりーどけんたうり】 

星団暦2900年代の中期にノイエ・シルチスの三銃士を務めた騎士。居合の名手として知られ、その技をファティマ・エストに披露したこともあったようだ。星団暦2974年にトランで開催されたメガエラのお披露目に参加。ラルゴ・ケンタウリとの関係については不明であるが、三銃士のひとりにして居合の名手という設定や、年代的なつながりから察するに、かなり近い血縁だったのではないだろうか(肉親や兄弟など)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ ガリーナ・ステパネンコ 【がりーなすてぱねんこ】 

ガリーナ・ステパンコの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ06-057


■ ガリーナ・ステパンコ 【がりーなすてぱんこ】 

A.K.D.宇宙軍騎行戦闘機V-4のパイロット。全9名のエリート・パイロット(構成員は全て女性)によって構成される騎行部隊のひとり。3番機バルトラウテを担当する。階級は中尉。名前の元ネタは、モスクワ出身のバレエ・ダンサーで、ナデジダ・グラチョーワ、インナ・ペトロワと共に「三人娘」と謳われたGalina Stepanenko(ガリーナ・ステパネンコ)。モスクワ・クラシック・バレエ団やスタニスラフスキー・ネミローヴィチ=ダンチェンコ記念モスクワ音楽劇場バレエで活躍後、1990年にボリショイ・バレエ団に入団。96年にはロシア連邦人民芸術家に選出されている。
別名・異名・正式名など: ガリーナ・ステパネンコ
初掲載: #07-229


■ カリーニン大陸 【かりーにんたいりく】 

ジュノーの赤道付近から南半球の低緯度地域に伸びる大陸。東部は緑の少ない荒野、西部は広大な熱帯樹林に覆われており、マルハ王国、ィエダーン連合共和国、ラフダイリ王国連合、ハイ・ルール共和国といった国家が乱立する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-010


■ 狩人の幻像 【かりうどのげんぞう】 

ヤクト・ミラージュの別名のひとつ。ヤクト・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-016


■ カリオペー 【かりおぺー】 

カリオペー002の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ16-017


■ カリオペー002 【かりおぺー002】 

ダイアモンド・ニュートラルが製作したファティマ。マスターは出雲アストロシティの泰千錫華。元ネタは、太陽系の火星と木星の間にある小惑星カリオペ。リヌスという衛星をもつ。もともとはギリシャ神話における文芸の女神ムーサ(ミューズ)のひとりで、叙事詩を司る神である(カリオペは「美声」の意)。ニューはこの他にも星の名前をもつファティマを多数製作しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-148


■ カリギュラ 【かりぎゅら】 

AD世紀に存在していた超帝國皇帝団の開発機関。シンフォニック・フォースの殿堂とも呼ばれており、遺伝子操作を重ねることで騎士およびダイバー・フォースの能力を開発し、歴代の超帝國皇帝を生み出していたらしい。星団紀に入ると同時にあらゆる国家・組織との関係を断ち、表舞台から姿を消し去ったと云われる。おそらく、この組織の成れの果てがシステム・カリギュラということになるだろう。また、ギルフィー・ビリディンが主任教授を務める超帝國科学アカデミーも「カリギュラ」とされているが、両者が同一の機関なのか否かは不明。システム・カリギュラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-119


■ カリギュラ騎士 【かりぎゅらきし】 

システム・カリギュラに所属する騎士のこと。システム・カリギュラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-526


■ カリギュラの手 【かりぎゅらのて】 

シオの門番がその身体の一部に彫りこんでいる「手の形」をした刺青もしくはマーカーのこと。両手を揃えて天に向けているような(あるいは、首を絞めようとしているかのような)形をしている。システム・カリギュラに所属していることを示す紋章のようなものだろう。ミラージュ騎士のエルディアイ・ツバンツヒも額にカリギュラの手が彫りこまれている。カリギュラ(Caligula)とはローマ帝国の3代目皇帝ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス(Gaius Julius Caesar Augustus Germanicus)の幼名。暴虐の限りを尽くした狂気の皇帝として名を残している人物で、その生涯を題材として1944年にアルベール・カミュによる戯曲「カリギュラ」が発表された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-151


■ カリストチェル 【かりすとちぇる】 

魔王のひとり。サタンの上位に位置するジェネリック・オーバーロードである。太古の時代においてジョーカー星団に襲来し、懐園剣を得たアズデビュート・デルタベルン・モンソロン大帝の手によって撃破されたらしい。また、この戦いにはモナーク・セイクレッド武士団と呼ばれる武装集団と、F.U.ログナー(カラミティ・ゴーダース星団皇帝)が参戦していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-327


■ 仮でじゃいん 【かりでじゃいん】 

仮デザイン。プラスチック・スタイル導入直後に突貫で作られたファティマ・シェル(コミック9巻のクルマルス起動シーンで登場)には、まだシェル内のデザインが確定していなかったことを受けてこの文字が刻印されていた。また、この文字の横には「試験運用中」、「SOOP 2997 MEGA」と描かれており、ソープが2997年に試験的に製作したものであることが判る。・・・と云うか、永野センセー自身もまだデザインを決定していなかったのだろう。この突貫デザインのシェルは、クルマルス[ビブロス]、シュペルター、ジ・エンプレスの3騎に搭載されたことになっており、現在は各々制式タイプに載せかえているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-140


■ 仮腹 【かりばら】 

女性が自分以外の女性の胎内から取り出された受精卵を子宮に入れて妊娠した場合、その子宮もしくは女性を仮腹と呼ぶ。法的な解釈ではまた別の云い回しになると思われる。カイエンとミースの子供となる受精卵(後の剣聖マキシ)を育成するため、アウクソーは自分の子宮を仮腹として提供したらしい。一時でもカイエンの子供を身篭ってみたいという欲求があったのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-052


■ カリフォニウム・バランシェ 【かりふぉにうむばらんしぇ】 

ファティマ・マイトの家系として知られるバランス家の当主。クローム・バランシェより数代前の当主と考えられるが、その活動時期や作品については不明である。バランシェ姓になっているのは誤植だろう。以前、Toysのサイトに掲載された「激ムズ・レベルE:FSSクイズ」に登場。名前の元ネタはカリホルニウムだろう。カリホルニウム(californium)は元素記号Cf、原子番号98のアクチノイド元素。超ウラン元素(基本的に自然界には存在しない元素)のひとつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 仮マスター 【かりますたー】 

マスターを失った後のファティマを一定期間預かり、管理する立場にある騎士のこと。マスターとして選ばれたものの、騎士の事情によってそのファティマを娶ることができなかった場合などは、次の候補者が現れるまでその騎士が仮マスターとなる体制が採られている。ファティマ・エストも黒騎士となるべき人物が不在の場合に仮マスターを得ていたらしく、その中にはディモス・ハイアラキ、コーラス22世、天照、レーダー9世、F.U.ログナーといった錚々たるメンバーの名が確認できる。また、ザンダシティの売春宿は、ファティマを拘束するために半ば強引に適当な騎士を宛がい、仮マスターとすることで命令に服従させていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-132


■ 借り物ファティマ 【かりものふぁてぃま】 

何らかの事情によって騎士が預かっている状態にあるファティマのこと。預かっている騎士は仮マスターと呼ばれる。正式なパートナーとして迎えた訳ではないため、MHに搭乗した場合にファティマの能力が最大限に発揮されない可能性がある。ノルガン・ジークボゥはファティマ・オデットやエストのほか、数名のファティマをパートナーにするようだが、彼女たちは全て借り物ファティマであるという。仮マスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#07-528


■ ガリュー・エトラムル 【がりゅーえとらむる】 

星団暦2300年代の後半に活躍したファティマ・マイト。ファティマ開発の始祖リチウム・バランス亡き後(2389年没)、ファティマ製作において当代最高峰と云わしめた人物であったらしい。人間型ファティマの存在を疑問視する世論の流れを受け、MHのコントロールのみを行う非人間型ファティマを新たに開発。彼が製作したファティマが非人間型ファティマの基本形となり、その総称として「エトラムル」が用いられるようになった。ファティマ・マイトの名前の法則に沿うならば、名前の由来はガリウム(gallium)ということになるだろうか。元素記号Ga、原子番号31の青白色の金属である。エトラムル・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-038


■ カリュウト王 【かりゅうとおう】 

A.K.D.傘下のカリュウト国の国王・・・と思ったら、東方10国に数えられるクロス国の大公で、リィ・エックスの叔父に当たる人物とのこと。ラキシスのお披露目に出席していた。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-062


■ カリュウト国 【かりゅうとこく】 

A.K.D.のカリュウト王が治める小国・・・という設定であったが、カリュウト王はクロス国の大公となったため、現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-041


■ ガル 【がる】 

アシュラ・テンプルの「首狩り」で29人目の犠牲者となった騎士ミロードが搭乗していたMH。個人所有のパーソナルMHか、所属する騎士団のMHか、詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-112


■ カルザーク・エリア 【かるざーくえりあ】 

フロート・テンプルの中心部に位置する動力制御および重工業区エリア。浮遊城を支えるイレーザー・エンジンとジェネレーター、緊急時に使用するエネルギー貯蔵庫(プール)などはこの区画に収まっている。天照の遊び場であるMH工場区もこのエリアの一角に位置しており、一般人が侵入できないシークレット・エリアとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-076


■ ガルシア 【がるしあ】 

第1期ミラージュ騎士団No.7を務めた騎士。「DE1」でいきなり名前が登場した人物で、現時点では全くもって詳細不明。初期設定にあったパルトーク・クリサリスの名と立場は一体どこに行ってしまったのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-068


■ ガルシア公 【がるしあこう】 

星団暦3960年頃に浮遊城で働いていた天照の側近のひとり。カーレル・クリサリスがグラード・シドミアンを討ち取った報告は、彼の手によって天照の元に届けられた。ガルシアというとGrateful Dead(グレイトフル・デッド)のJerry Garcia(ジェリー・ガルシア)が思い浮かぶが、とくに元ネタという訳ではないだろう。また、第1期ミラージュNo.7として新たに設定された「ガルシア」なる人物が存在する。もしかしたら彼の先祖なのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-027


■ ガルスJ 【がるすJ】 

永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士ガンダムZZ(1986)」に登場する予定であったが、永野センセーの降板に伴い没デザインとなったらしい。劇中に登場した機体は出渕裕がデザインし、後にクリンナップされた機体である。ネオ・ジオンが地球圏侵攻に際して開発した機体で、五連装フィンガーランチャーを装備するなど、一年戦争で登場したグフの流れを汲む機体とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-030


■ カルス・スパンコール 【かるすすぱんこーる】 

ジュノー在住のファティマ・マイト。ミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスのパートナーを務めるソルティアを製作した人物。詳細は不明。スパンコールとは「spangle(キラキラ光る)」が語源の薄い金属片やプラスチック片で作られた装飾品のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-202


■ カルスト台地 【かるすとだいち】 

雨水や地下水などの化学的浸食作用を受けてできた石灰岩の地形をカルスト地形と呼び、その中でも奇怪な形状の石灰岩がごろごろと転がる台地をカルスト台地と呼ぶ。スロヴェニア共和国のカルスト(Karst)地方に発達していたことが名前の由来となった。コミック7〜8巻においてソープとすえぞうが移動していた地域は、カルスト台地とカルデラ湖の遷移によってできた湿地によって構成されていた。また、8巻p139でパルテノが口にしているとおり、湿地を形成している表層の地下には依然として溶岩が存在しており、周辺一帯が火山活動の影響によってできた地形であることが示唆されていた。気候や地理についてもかなりしっかり設定が組まれているのがスゴイ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-015


■ カルツ王 【かるつおう】 

星団暦2900年代末期のメヨーヨ朝廷の皇帝。第3王子のクラーケンベールに殺害された・・・という設定もあるが、最新設定では「アーカル・メヨーヨ」という名前に変更されている。アーカル・メヨーヨの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-062


■ カルティエ 【かるてぃえ】 

ジョーカー星団にある貴金属ブランドのひとつ。宝石細工師のLouis Francois Cartier(ルイ・フランソワ・カルティエ)が1847年にパリのモントルゲイユ街に開店した貴金属ブランドCartier(カルティエ)が元ネタ。1904年に英国王室御用達になったほか、39年まで実に15ヶ国もの王室御用達として勅許状を拝命している。イエロー・ホワイト・ピンクのゴールドを用いた「三連リング(トリニティリング)」はカルティエ・ブランドの代表作。また宝石をあしらった見た目の豪華さだけでなく、機能的に非常に優れた腕時計を生み出すブランドとしても有名。1911年に発表され、懐中時計から腕時計への変革を生み出した「サントス」は現在も高級腕時計の代表格とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TT-056


■ カルティエ・パンテール 【かるてぃえぱんてーる】 

永野センセーが美しいと思うモノ。パンテールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-022


■ カルバリィC 【かるばりぃC】 

ミラージュ騎士団が使用するMHクロス・ミラージュのプロトタイプ(旧設定では試作ネーム)。星団暦2900年代の末期に2騎が製作され、星団各地で実戦テストが行われた。このテストで得られたデータの還元によって完成したのが、後の制式型4騎(雄型2騎、雌型2騎)である。劇中には、ディッパ・ドロップスの搭乗騎としてコミック3巻に登場。実戦テストが終了した後に解体されたらしく、一部の装甲がK.O.G.の偽装機体ルミナス・ミラージュに転用されている。カルバリィ(Calvaly)とはキリストが十字架にかけられたカルバリの丘を指す。クロス・ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: プロトタイプ・クロス・ミラージュ
初掲載: #03-034


■ カルバリーC 【かるばりーC】 

カルバリィCの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-031


■ カルバリィR 【かるばりぃR】 

星団暦3030年、ハスハ中部のナカカラ・クルル王国に突如出現した謎のピンク色のMH。その正体は、天照の帝がワスチャ・コーダンテのために「スーパーウルトラスペシャルカスタムフルバリバリごーじゃすチューン」を施したK.O.G.[ラキシス]であった。余っていたカルバリィCの装甲を用いて換装し、頭部に備え付けられていたコマンド・ルーム、次元航行用デバイス、時間次元エネルギーの転化ポートを取り外すなど、結構大掛かりな改修が行われている。時間エネルギーを取り込めない本騎は、ラキシスがいうところの「粗食」の状態となるが、一方でK.O.G.がもつ「3次元における不安定要素」は取り除かれている。天照はこの改修作業をわずか2日間(もしくは1日)で行ったという。正式名称はポコちゃん1号。搭乗者はチャア・ティとヒュートラン。
別名・異名・正式名など: ルミナス・ミラージュ
初掲載: 


■ カルバリーR 【かるばりーR】 

カルバリィRの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-015


■ カルバリィ・テンプル 【かるばりぃてんぷる】 

「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種。テンプル・シリーズに数えられ、Cテンプルとも呼ばれる。かつての聖戦で使用された高性能機で、劇中に登場した機体はオルドナ・ポセイダルが発掘・レストアしたモノ。S型のムーバル・フレームを採用。右目に特殊スコープ、鎖骨の位置にレーザー反射板、胸と両手首にエネルギー・サッシュ発射口を備える。クワサン・オリビー専用機はクリーム色で、ヘルミーネというコードネームが付けられていた。終盤には機体色がダークパープルの機体も登場。FSSにおけるクロス・ミラージュのデザイン・ソースである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP3-011


■ カルバリー・テンプル 【かるばりーてんぷる】 

カルバリィ・テンプルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#01-094


■ カルバリィ・ブレード 【かるばりぃぶれーど】 

十字架手刀とも。十字型に発するソニック・ブレードと、光弾のようにも見える衝撃波(?)を同時に繰り出す剣技。ダイバー・パワーが必須とされ、上級のバイアでなければ会得できないらしい。劇中では、メル・リンスが対ボスヤスフォート戦で使用している。また、若い頃のカイエンがバランシェに殴りこみをかけた際、リンス(もしくはソープ・ダッシュ)が発したこの技を食らって両腕を切断された、というエピソードがあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-016


■ カルバリー・ブレード 【かるばりーぶれーど】 

カルバリィ・ブレードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-034


■ ガルバルディβ 【がるばるでぃべーた】 

永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士Zガンダム(1985)」に登場した。ただし、劇中に登場した機体は藤田一己の手によってクリンナップされている。一年戦争の終結後にルナツー基地で開発された第2世代モビルスーツのひとつ。装甲の軽量化によって機動力を向上させたほか、全天周囲モニター・リニアシートを導入している。形式番号はRMS-117。劇中ではライラ・ミラ・ライラ率いるガルバルディ隊が使用した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-026


■ ガルフォース 【がるふぉーす】 

アートミックとアニメインターナショナルカンパニーが制作して1986年に公開されたSFアニメ「ガルフォース ETERNAL STORY」と、その後に発表されたシリーズのこと。機械骨格に宿る液状生命体パラノイドと、単一生殖の人間型生命体ソルノイドの戦いを描く。原作は模型雑誌「Model Graphix」に連載されていた「STAR FRONT GALL FORCE(スターフロント・ガルフォース)」。スクラッチされたフィギュアと写真・小説で構成される企画としてスタートしており、現在のメディアミックス作品の先駆けに位置づけられる。永野センセーの奥様である川村万梨阿がエルザ役を演じている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-179


■ カルマ・ソユーズ 【かるまそゆーず】 

クバルカン法国の呼び名のひとつ。カルマ(Karma)はサンスクリット語で「業」と訳される。業とは行為のこと。為すことそれ自体。ソユーズはロシア語で「団結」、「同盟」、「連邦」の意。仏教的な解釈ができないジョーカー星団の理屈に照らし合わせれば、「善行の同盟」もしくは「徳の同盟」と訳せばいいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-069


■ カル・リス 【かるりす】 

カル・リルとも。タイカの熾権使のひとり。ヴォン・リルと共に大権使シルビス・レィス・ビーナスを補佐した人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-040


■ カル・リル 【かるりる】 

カル・リスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-158


■ カレ 【かれ】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した34体目のファティマ。間者として星団中を飛び回るミラージュ騎士ステートバルロ・カイダのパートナーである。忍者MHのテロル・ミラージュはもともとステートバルロのために製作された機体であるが、この機体が国籍不明機として運用され、他国はおろかA.K.D.軍にもその存在を知られずにいたのも、彼女の優秀なサポートがあってのことだろう。まさに縁の下の力持ちといった感じのファティマである。フロート・テンプルに戻っている間はスパークの料理教室に参加。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるカレ(「美女」の意)が元ネタ。ただし、これまでの解説の中で「正式名不明」としている文章もあることから、今後は別の名前で登場するかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-061


■ 家令 【かれい】 

マスター・スチュワードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-060


■ 家令兼執事 【かれいけんしつじ】 

スチュワード・バトラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-234


■ カレー宇宙港 【かれーうちゅうこう】 

トラン連邦のバストーニュにある宇宙港。おそらく、バストーニュの玄関口となっているカレーという名の町があるのだろう。ワンダン・ハレーの脱走を受けてトラン連邦に派遣されたヤーボ・ビートは、このカレー宇宙港から入国を果たした。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-096


■ カレーライス 【かれーらいす】 

ガス-ガル連邦国立パライア高校の学食の人気メニュー。ご飯にカレーソースをかけたモノ。肉と野菜を煮た後、カレー粉もしくはクミン、コリアンダー、サフラン、唐辛子などの各種スパイスを入れて作る。インド料理にルーツがあるが、日本で一般に作られるカレーライスは日本独自の料理となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-044


■ カレ・カ=ルル=レル=カレン 【かれかるるれるかれん】 

天照の愛娘カレンの幼名・・・らしいが、出生時において既に大人でしかも不老不死であることを考えると、ほとんど意味のない呼び名である。どういった流れを汲む名前なのかも一切不明。助動詞ルまたはルルのラ変活用のような気がしないでもない。カレンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-064


■ 瓦礫迷彩パターン 【がれきめいさいぱたーん】 

迷彩パターンの一種。市街地戦闘で効果を発揮するパターンで、ブラウン系の色で構成されるため秋期迷彩を兼ねている場合が多い。旧ドイツ軍SSが使用したピーパターン(エンドウ豆サイズのドットパターン)は瓦礫迷彩と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-130


■ カレラ906 【かれら906】 

Porsche A.G.(ポルシェ社)が1966年に発表したレーシングカーPorsche 906(ポルシェ906)のことだろう。その別称がCarrera 6(カレラ6)である。66年に国際自動車連盟が設定したグループ4スポーツカーの世界選手権において、2リッター以下のS2クラスに出場するために作られたポルシェ初の純粋なレーシングカー。設計の主担当はFerdinand Karl Piech(フェルディナント・カール・ピエヒ)。ポルシェ博士の娘と結婚したウィーン出身の技術者である。66年よりデイトナ24時間レースを始めとするスポーツカー世界選手権に出場。好成績を残している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-260


■ カレラ910 【かれら910】 

Porsche A.G.(ポルシェ社)が1967年に発表したプロトタイプレーシングカーPorsche 910(ポルシェ910)のことだろう。その別称がCarrera 10(カレラ10)である。国際自動車連盟が設定したグループ6プロトタイプレーシングカーの世界選手権に向けて設計・開発された。設計の主担当はFerdinand Karl Piech(フェルディナント・カール・ピエヒ)。66年のヒルクライムレースに先行投入された後、67年のデイトナ24時間レースより本格参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-260


■ カレン 【かれん】 

天照とラキシスの間に産まれる娘。ウィル星団暦7777年にフォーチュンにて出現する予定。超人類。カレンという名は幼名で(命名はバランシェ)、成人後は天照・メル・グランド・フォーチュン・エイダス・フィフスと呼ばれる。個体進化によって全能神へと昇華した両親とは異なり、産まれながらにして既に過去から未来における全記憶をもつという全能神である。出現と同時にフォーチュン宇宙を創造し、ジョーカー宇宙最後の恒星系フォーチュンをその新たな宇宙に移動。さらに、次元を超えて届いたシルビス・レィス・ビーナスの願いを聞き入れ、タイカ宇宙に旅立つことを決意する。4万年もの時を越えてタイカ世界に渡った後は、救世主U.R.I.の妻となってアンカーとの戦いに身を投じるようだ。タイカとジョーカーの掛け橋となる究極アイテム「懐園剣」を生み出した人物でもあり、剣を通してマキシをタイカに導いているものと考えられる。また、ジョーカー太陽星団においてまだ完全に覚醒できていない両親を憂い、ちょくちょく時空間を越えて様子見に来ているらしい。ネーミングの由来は、アーサー・C・クラークが1953年に発表した小説「幼年期の終わり」に出てくるオーバーロードのひとりKarellen(カレルレン)ではないだろうか。
別名・異名・正式名など: カレ・カ=ルル=レル=カレン、天照・メル・グランド・フォーチュン・エイダス・フィフス、天照嘩憐泰華、花蓮
初掲載: #01-186


■ 花蓮 【かれん】 

カレンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-168


■ カレン・天照85 【かれんあまてらす85】 

天照の娘カレン。天照家の第85代当主である。カレンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#03-228


■ カレント・スーツ 【かれんとすーつ】 

プラスチック・スタイルの導入と同時に、非戦闘時の常用服として設定されたファティマの衣服のこと。厳格に様式が決められている訳ではなく、派手な装飾を施さないこと、肌と髪の露出を控えること、一目でファティマであることが判ることなど、幾つかの条件が満たされていれば良い。デカダン・スーツの予備スーツを改造・転用したものでも認められる。派手さがない代わりに、上品でシンプルな感じにまとまっているのが特徴。通常はラミネート繊維などの装甲素材は用いず、シルクや綿などの柔らかい生地が用いられる。カレント・スタイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: SW-080


■ カレント・スタイル 【かれんとすたいる】 

プラスチック・スタイルの登場と同時に制定された、非戦闘時におけるファティマの服装に関する規制とその規制に倣ったスーツのこと。平時にプラスチック・スーツを着用し続けることがあまりにも実用的でなかったため、ゆったり寛げる普段着として設定された。肌の露出や派手な装飾は禁じられているものの、スカートやタイツの使用が認められており、シルエットはむしろデカダン・スーツに近いものとなった。ただし、戦闘用のスーツに内蔵されていた生命維持装置やエアコンはもちろんのこと、耐熱・耐ショック効果をもつラミネート繊維もオミットされていることから、見た目の違い以上にものすごく軽く・弱くなっているはずである。カレント(current)とは「流れ」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-135


■ 家老 【かろう】 

武家の家臣のうち、その家中を総括する立場にある最高位の職のこと。通常は、一線を退きながらも軍事・政事に熟達した年寄を家老として起用する。A.K.D.では、退団したノーナンバーのミラージュ騎士(ダグエラン・ルス、メルカ・ルーモアズなど)や、浮遊城の城主であるハインド・キルが家老に任命されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-108


■ カローラ 【かろーら】 

トヨタ自動車株式会社が1966年から製造・販売している乗用車。大衆車の代表と云われ、1969年から2001年まで車名別日本国内販売台数の第1位をキープしたことで知られる。カローラ(Corolla)とはラテン語で「花冠」の意。初代となったE10型から幾度かの大幅なモデルチェンジを経て、2011年現在のE140/150型は10代目に当たる。今現在は販売されていないものの、日産のサニーとは長らく競合車であった。そういえば、うちの親父も昔はカローラに乗ってたような。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-099


■ ガロック10mm19 【がろっく10mm19】 

Glock G.m.b.H.(グロック社)が開発・発表した自動拳銃。一般にグロック19と呼ばれる。グロック社の自動拳銃の基本モデルに当たるグロック17のコンパクト版。口径は9mm。9x19mmパラベラム弾を使用する。装弾数は15+1発。口径10mmのモデルはグロック20と呼ばれるため、おそらく混同しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-067


■ ガロック45ACP 【がろっく45ACP】 

Glock G.m.b.H.(グロック社)が開発・発表した自動拳銃。グロック社の自動拳銃の基本モデルに当たるグロック17のバリエーションで、.45ACP弾(ジョン・ブローニングが設計した大型拳銃用のカートリッジ)に対応しているモデルらしい。よって、大口径モデルのグロック21もしくは超コンパクトモデルのグロック30になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-067


■ ガロック9mm17 【がろっく9mm17】 

Glock G.m.b.H.(グロック社)が1980年代前半に開発・発表した自動拳銃。一般にグロック17と呼ばれる。口径は9mm。9x19mmパラベラム弾を使用する。複列弾倉(ダブルカラム・マガジン)を採用しており、装弾数は17+1発。83年にオーストリア軍の制式銃として採用されたほか、各国軍・警察でも採用され、後に民間用モデルも作られた。グロック社の代名詞とされるポリマーフレームの拳銃で、材質の一部にプラスチックを用いているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-067


■ ガロックオートピストル 【がろっくおーとぴすとる】 

Glock G.m.b.H.(グロック社)が生産しているオートピストル。グロック社はGaston Glock(ガストン・グロック)が1963年にオーストリア・ウィーン近郊のヴァグラムにて創業した銃器メーカー。もともとは機関銃用のベルトリンク、ナイフ、シャベルといった軍用品の納入販売業者であったが、80年にオーストリア軍の制式採用銃トライアルに参加して勝ち残ったことで銃器メーカーに転身したとされる。グロック社の評価を不動のものとした商品がポリマーフレームの拳銃である。材質の一部にプラスチックを用いることで生産性を高め、銃本体の軽量化を果たすと共に、寒冷地で金属が皮膚に張り付くことを防ぐスグレモノであった。この拳銃の成功を受けて、世界各国の銃器メーカーでも材質・デザインの見直しが広まったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-067


■ カロリー 【かろりー】 

1グラムの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量のこと。熱量やエネルギー量の単位として用いられる。MHのエネルギー残量もカロリー換算で計測されるらしい。連載初期に登場したファティマ・ティータのセリフから、レッド・ミラージュの場合は270億カロリーのエネルギー量で3回の打ち込みが可能とのこと。ただし、リブート1巻ではカロリーではなくkw.(キロワット)表記に訂正されている。ちなみに、1999年10月以降、日本では栄養学や生物学に関する計量以外でカロリー表記することは認められていない。現在はジュール(J)で表すのが一般的である。kw.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-016


■ 川久保玲 【かわくぼれい】 

東京出身のデザイナー。1973年に東京都港区南青山でプレタポルテ・ブランドCOMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)を設立。75年に東京コレクションに初参加。81年からパリ・コレクションにも参加している。後にイギリスのSpeedo International Ltd.(スピード社)が開発した競泳用高速水着「LZR Racer(レーザー・レーサー)」の五輪公式デザインも担当。コム・デ・ギャルソンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-085


■ カワサキ 【かわさき】 

川崎正蔵が1878年に東京築地に造船所を開設したことに端を発する重工業企業。1958年に「メイハツ」としてバイク用エンジンの製造を開始し、以降はバイク・メーカーとして数々の二輪車を開発。現在は国内バイク・メーカー4社(他はホンダ、スズキ、ヤマハ)の中で売り上げ最下位でありながら、魅力的な大排気量バイクを生産することで知られる。正式名は川崎重工業株式会社。劇中にも「KAWASAKI」のロゴを付けたディグが多数登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ19-038


■ 革ジャン 【かわじゃん】 

革製のジャンパー。英語圏ではレザー・ジャケット(leather jacket)と呼ばれる。1950年代のロックンロールやロカビリーの流行と共に定番のスタイルとなった衣服である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-148


■ カワセミ 【かわせみ】 

ブッポウソウ目カワセミ科に属す瑠璃色が美しい鳥類。英名「Kingfisher(キングフィッシャー)」が示すとおり、水中に飛び込んで魚類を捕獲する。ユーラシア大陸の熱帯から亜寒帯まで幅広く分布し、日本でも全国で繁殖分布する(北海道では一部が渡りを行う)。フロート・テンプルにも生息しているらしいが、この種が生息するには清澄な水辺環境が必要となるので、おそらくはペルゼム湖周辺で見られるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-079


■ 河内弁 【かわちべん】 

方言の一種。大阪の河内地方で話されている方言。河内弁の中でも区域によって様々な言葉があり、京言葉に近い北河内弁、泉州弁(大阪の泉州地域で話されている方言)に近い南河内弁、その中間の中河内弁といった具合に分けられる。代表的な言葉としては、二人称の「われ」や「おんどれ」が挙げられる。はるき悦巳の漫画「じゃりン子チエ」に出てくる言葉は河内弁とされる。泰千錫華の言葉は、河内弁と大阪弁と京都弁がごちゃごちゃになってしまっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-148


■ 川村万梨阿 【かわむらまりあ】 

永野センセーの奥様。本名は永野繁代(旧姓は川村)。1961年生まれ。東京出身。80年代を代表する声優のひとりで、「重戦機エルガイム(1984)」ではリリス・ファウ役とガウ・ハ・レッシィ役をこなすなど、FSSのルーツを語る上でも重要な位置にいる人物である。FSSが1989年に映画化された際もヒロインのラキシス役を務めている。あまり言及されることはないが、永野センセーの中にある美容やファッション関係の知識・情報の一部は、奥様からもたらされたようだ。永野センセーに「味噌汁がしょっぱい」と云われたことで、逆ギレしてちゃぶ台を引っくり返したこともあるとか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP2-037


■ 川本喜八郎 【かわもときはちろう】 

東京都出身のアニメーション作家・人形作家。1925年生まれ。53年に人形芸術プロダクションを設立。また、58年にシバプロダクションを設立し、人形を用いたテレビCM、広告、絵本の制作に携わった。退社後もフリーの人形作家として活動。82年にNHKで放映された「人形劇 三国志」では人形美術を担当し、その造形で高い評価を得た。2010年死去。長野県飯田市に川本喜八郎人形美術館があるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ05-054


■ 変わり身 【かわりみ】 

騎士のみが会得可能な体術のひとつ。忍術でいうところのいわゆる「変わり身の術」。手近にある物体を用いて瞬時に自身の代わりとなるデコイ(服を被せた木やタンクなど)を作り、敵の標的とすることで逃げおおせたり隙を作ったりする技。劇中では、アルスキュルを撃破された直後のアトロポスや、幼少時のユーゾッタがこれを使用して難を逃れている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-120


■ カン(1) 【かん】 

コーネラ帝国のスケーヤ・エレクトナイツが使用する主力MH。3007年に公開されたレッド・ミラージュのデザインを取り入れ、機体のレイアウトやバランスが組み上げられた新鋭機である。専用に調整されたエトラムル(Eタイプ・エトラムル・モンスター)を搭載しており、機体がもつポテンシャルを常に安定して発揮できるよう調整されているのが特徴。さらに、騎士が脳波コントロールによって遠隔操作を行う新技術が導入されている(これはボツ設定になるかも)。イレーザー・エンジンの出力とのバランスから、装甲を犠牲にして機動性を上げるコンセプトで仕上げられたが、魔導大戦における活躍から傑作騎との評価を得たとされる。天照による星団侵攻の際はA.K.D.軍によって没収され、改装後にゴーズ騎士団のMHとして再利用されたようだ。マイトはバルター・ヒュードラー(初期設定ではガステン・コルトがオタリ社と共同開発)。開発時のコードネームはエリア。9番目の試作型「カナルコード・エリア・ナイン」の頭文字K.A.N.からカンという名称が付けられた。ドイツのプログレ・バンドCAN(カン)が元ネタか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-051


■ カン(2) 【かん】 

Irmin Schmidt(イルミン・シュミット)、Michael Karoli(ミヒャエル・カローリ)、Jaki Liebezeit(ヤキ・リーベツァイト)、Holger Czukay(ホルガー・シューカイ)らが1968年にドイツ・ケルンで結成したロックバンドCAN(カン)のこと。民族音楽を取り入れた様々な演奏と実験音楽を通じて、多くの派生ロックを生みだしたバンドとして知られ、彼らの楽曲は、クラウト・ロック、ジャズ・ロック、サイケデリック、プログレッシブ、エレクトロニカ、ニュー・ウェーブやオルタナティブなど、多岐に分類される。バンド名は、Communism(共産主義)、Anarchism(無政府主義)、Nihilism(虚無主義)の頭文字をとったとする説がある。79年に解散した後、86年と91年に不定期で再結成している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-029


■ カン・アーリィ 【かんあーりぃ】 

魔導大戦に投入されたMHカンのβテスト騎。生産型が完成する以前は「カナルコード・エリア・ナイン」というコードネームが残っていたため、正確には「カン」ではなく「K.A.N.」と表記される。K.A.N.[βバージョン]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-046


■ カンα 【かんあるふぁ】 

カン・セカンドとも。星団暦4000年代においてゴーズ騎士団が使用するMHカンの改良型。3159年より開始された天照の星団侵攻では、あらゆる国家のMHが完膚なきまで破壊され尽くしたが、コーネラ帝国を吸収したA.K.D.は以前から傑作騎とされていたMHカンを没収。これを改造してゴーズ騎士団に再配備したとされる。スケーヤ・エレクトナイツが使用したカンとはカラーリングが異なり、細部も改良されているらしい。改造およびメンテナンスはA.K.D.のマイトであるジョージョが担当。
別名・異名・正式名など: カン・セカンド
初掲載: CH4-044


■ 簡易ヒーター 【かんいひーたー】 

軍組織に支給される戦闘携行食にセットで付けられている小型のヒーター。お湯を沸かしたり、食品を温めるのに使用する。火を直接おこすのではなく、化学薬品の反応によって熱を発するヒーターである。MREヒーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-186


■ 岩塩 【がんえん】 

鉱物として産する塩(塩化ナトリウム)の塊のこと。地殻変動によって地上に取り残された海水が結晶化することで作り出される。シトロン・メナー・天照の頭の中身は「岩塩よりも塩辛い」と云われる。甘さが一切無い超堅物ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#06-322


■ 艦官答礼 【かんがんとうれい】 

艦官つまり軍艦に搭乗している高官が、先方の礼に答えて礼を返すこと。艦を率いる者同士のご挨拶である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-109


■ 眼球同軸光線砲 【がんきゅうどうじくこうせんほう】 

眼球同軸レーザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-104


■ 眼球同軸レーザー 【がんきゅうどうじくれーざー】 

ヤクト・ミラージュの眼球に備えられたレーザー砲。口径は30mm。巡洋艦クラスの宇宙船を落とすほどの威力をもつが、レーザー光が眼球の網膜を焼いてしまうため、威力を下げた状態でしか使用できないという失敗作。天照が「目からビーム!」をやってみたかっただけとの設定もある。ある意味、永野版「光子力ビーム」と考えていいだろう(よくよく考えるとマジンガーZの目は武装であってカメラじゃないんだよね)。
別名・異名・正式名など: 眼球同軸光線砲
初掲載: TT-038


■ 環境改造 【かんきょうかいぞう】 

惑星改造の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-020


■ 環境学 【かんきょうがく】 

アルル・フォルティシモが高校在学中に好きだった科目。自然環境および社会環境を対象として、様々な分野の観点から解析・研究する学問である。生態系の保全、公害の防止、景観の保護など、対象とする課題・分野は多岐に渡る。自然を愛するコーラス王家の血筋が、アルルにもしっかり受け継がれていたことが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-013


■ 環境経済 【かんきょうけいざい】 

シトロン・メナー・天照が高校在学中に好きだった科目。経済学の一分野で、主に環境問題について研究する学問。現在の地球であれば、地球温暖化対策、リサイクル、廃棄物処理、環境保全に関わる行為の経済面からの評価などが主なテーマとなる。ジョーカー星団であれば、化石燃料の使用量が少ないため、温暖化などの問題は既にクリアしている可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-006


■ 環境破壊動力 【かんきょうはかいどうりょく】 

環境を破壊する動力。物質の燃焼によって二酸化炭素を大量に排出したり、燃料などの漏洩・飛散によって放射能を撒き散らしたりしない動力源のこと。イレーザー・エンジンは光子エネルギーによって稼動する外燃機関であり、その稼動によって有害物質が排出されることは無いらしい。環境への負荷・影響が一切無い、極めて安全且つクリーンな動力源と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-139


■ 韓国語 【かんこくご】 

エミリィが修得している数多くの言語のうちのひとつ。韓国および北朝鮮の公用語で、朝鮮語とも呼ばれる。言語系統には諸説あり、他の語族・語派から孤立した言語として位置付けられる。主にハングル文字で表記される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-238


■ 艦載機到着収納口 【かんさいきとうちゃくしゅうのうこう】 

戦艦一般に備え付けられている艦載機の帰還・収容口。主に船体両舷に設置されており、着艦しようとする戦闘機、雷撃機、爆撃機などがここから収容される。ジョーカー世界の戦闘機は空中で静止することも可能なため、着艦時に減速するための長大なデッキを必要としないのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-140


■ 艦載機動部隊 【かんさいきどうぶたい】 

宇宙軍に所属し、各軍用艦の艦載機を操縦して、作戦行動をとる部隊のこと。兵科で云えば航空科に相当する。兵科色はダークイエロー(黄土色)。航空の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-135


■ 艦載機発進カタパルト 【かんさいきはっしんかたぱると】 

戦艦一般に備え付けられている艦載機の発進用カタパルト(射出機)。船体の甲板上や両舷に設置されており、戦闘機、雷撃機、爆撃機などがここから発進する。ジョーカー星団の技術レベルから考えて、蒸気式や油圧式ではなく、イレーザー・システムの大電力を活かした電磁式(リニア式)が採用されているのではないだろうか。なお、艦載機の収容は着艦用の到着収納口で行われるようだ。
別名・異名・正式名など: 戦闘機カタパルト
初掲載: DE1-141


■ 関西だしのきつねうどん 【かんさいだしのきつねうどん】 

パナール・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった食べ物。きつねうどんとは油揚げがのせてあるうどんのこと。油揚げは甘辛く煮てある場合が多い。関西だしは昆布と大量の鰹節からとられるダシのことで、薄口醤油で味付けするのが一般的。ちなみに、関東だしは濃口醤油で味付けするため、見た目は関西だしよりもずっと黒くなるようだ。きつねうどんの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-002


■ 関西弁 【かんさいべん】 

方言の一種。関西地方とくに京阪地方で用いられる。厳密には、大阪の大阪弁、神戸の神戸弁、京都の京言葉など、地域によって言葉も発音も異なっており、知り合いに聞いたところでは大阪の中でも通りを跨ぐだけで言葉が変わってくるらしい。天照の命(ミコト)が話す言葉について、ラキシスは「関西弁?」とツッコミを入れていたようだが、彼女の言葉は公家言葉である。公家言葉は京言葉のうちの御所言葉(御所の中で話されていた言葉)に当たるため、関西弁のひとつではあるが・・・実際に耳にするとほとんど別の言葉である。ラキシスならではの高度なボケということで。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-086


■ 艦載雷撃機 【かんさいらいげきき】 

雷撃を専門とする艦載機。A.K.D.宇宙軍の場合、プルトニクスが該当する。プルトニクスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-138


■ 漢字トーク 【かんじとーく】 

漢字Talk。Macintosh(マッキントッシュ)のOSであるSystemシリーズの日本語対応版の名称である。以前のマッキントッシュは多言語環境に対応したOSを採用していなかったため、日本語に対応したOSとして1986年に漢字Talk 1.0が発表された。以降もSystemの更新(System1からSystem7.5まで)に合わせてバージョンアップが進められたものの、96年発表の漢字Talk 7.5.5の後、マッキントッシュのOSがMac OSに統一されたため、漢字Talkという名称は存続していない。なお、Mac OSは7.6から9.22まで発展し、99年には新たなOSとしてMac OS X(現在の名称では単にOS X)が発表されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ02-070


■ 監視ボール 【かんしぼーる】 

フロート・テンプルの周囲に浮かんでいる球状のロボット。落下の可能性のある危険域に近付くヒトを排除したり(または注意を促したり)、落下しそうな岩盤をチェックしたりするなど、監視の役割を持っているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH7-075


■ 間者 【かんじゃ】 

いわゆるスパイや忍者のこと。単独で敵地または組織・機関に潜入して諜報活動を行う者のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-064


■ 環状遺伝子 【かんじょういでんし】 

全てのファティマ(とダブル・イプシロン型ヒューマノイド)がもつ情報体。劇中の図を見る限りでは、遺伝子と云うより染色体と云った方が正しい。通常の染色体は1対がX字状に交差する形状をとっているが、環状遺伝子ではX字の両端がループ状に連鎖して8の字(もしくはメビウスの輪)を形成するらしい。環状遺伝子は転写時に変異が起きにくく、さらに無限に分裂を繰り返すことで生体の老化をほぼ完全に停止する。クーンの胎内で育ったカイエンは、この遺伝子を引き継いでいるらしい。おそらく、カイエンの子供たちも同様の遺伝子をもっているはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-158


■ 感情制御 【かんじょうせいぎょ】 

ファティマに課される感情の制御。人間らしい感情の起伏、情緒を押さえ込むもので、ファティマを戦争の道具として使用するために不可欠な制限・設定のひとつである。精神制御(メンタル・コントロール)とは異なり、後天的に制御プログラムを植えつけられる(インストールされる)ことで設定される。ダムゲート・コントロールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #01-047


■ 感情制御システム 【かんじょうせいぎょしすてむ】 

ダムゲート・コントロールに含まれるプログラムのひとつ。感情制御プログラムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-185


■ 感情制御プログラム 【かんじょうせいぎょぷろぐらむ】 

ファティマの脳内にインストールされるプログラムの一種。ファティマがもつ人間らしい感情の起伏、情緒を押さえ込み、戦争の道具として使うために施される。ダムゲート・コントロールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 感情制御システム
初掲載: PS-034


■ 感情精神制御 【かんじょうせいしんせいぎょ】 

ファティマに施されている感情制御と精神制御のこと。感情制御精神制御の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: E05-154


■ 管制システム 【かんせいしすてむ】 

管制を行うためのシステム。管制とは、データの管理と制限・制御を行うこと。MHの機体各部位の稼動状況、武装や火器の稼動状況、自機・自軍の位置や戦況といったあらゆる情報の管制を行っているのがファティマである。つまり、MHの管制システムはファティマ・ファティスそのものということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-044


■ カン・セカンド 【かんせかんど】 

カンαの別名。カンαの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH4-055


■ 間接照準 【かんせつしょうじゅん】 

障害物の後方にいる敵を目標とし、山なりのラインを想定して照準合わせを行うことを間接照準と呼ぶ。天候や重力偏差によって着弾点がズレるため、通常は観測班によってズレ幅の測定が行われ、その都度砲撃手に連絡して修正を行う体制が採られる。一方、障害物を挟まずに直線ラインで照準合わせを行うことを直接照準と呼ぶ。ジョーカー星団では有質量弾の特性をもつエネルギービームが実用化されており、とくに砲撃戦を行う場合は間接照準が重要となってくるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-193


■ 関節情報 【かんせつじょうほう】 

MHの各関節からファティマにリアルタイムで送られてくる、その関節の稼動状況を示すログのこと。パーツのダメージ率や発熱の状況を伝えるもので、ファティマはこのログを監視しながら機体に最適な設定・補正作業を行っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #11-045


■ 完全再生 【かんぜんさいせい】 

ジョーカー星団の医療技術を用いて欠損した組織や体の部位を再生すること。機械を用いたサイボーグ化に対して、完全な有機再生を行う場合はこのように呼称する。当初の設定では「再生」ではなく「再成」と表記されていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-065


■ 完全シールド 【かんぜんしーるど】 

MHのコクピットに施されている対魔導シールド。MHのコクピットは幾重もの装甲やバリアによって物理的に保護されている状態にあるが、遠方からのダイバー・パワーによる攻撃も考慮し、これを完全に遮断する特殊なシールドが張られているらしい。ジョーカー星団では魔導力も科学的に解析されており、魔導技術の応用によりシールドを開発することが可能ということなのだろう。ただし、機械である以上は物理的な上限というものが存在するらしく、ボスヤスフォートのような常識を遥かに上回るパワーを当てられると、このシールドも破られてしまうようだ。そういう意味では「完全」という名称は不適当である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #08-148


■ 完全女系王位 【かんぜんじょけいおうい】 

王位継承権が女児に優先して発生する王位制度のこと。劇中では天照家の王位制度が該当する。例として、第一子が男、第二子が女、第三子が女の場合は、女児が優先されるために第二子が継承権第1位、第三子が第2位、第一子が第3位となる。歴代の天照家の中で男子が帝位を継いだのはわずか4名とされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #05-189


■ 完全制御 【かんぜんせいぎょ】 

MHをサポートし、その潜在能力を最大限に引き出すこと。フル・コントロール・サポートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-048


■ 完全生命体 【かんぜんせいめいたい】 

非の打ちようが無い完全な生命体。ボォスに生息する5種5頭のドラゴン・ネイチャーがこのように呼ばれる。あらゆる生物の特徴をもち、呼吸や摂食を行わなくとも生命活動を維持し、さらに陸・海・空だけでなく宇宙空間においても活動が可能という彼らは、生物の頂点に君臨する完全無欠の生命体と云える。また、ジョーカー星団のあらゆる生命体の進化系から完全に分離していることや、体内に外燃機関に相当する工学的な特質を備えていることも、完全生命体と呼ばれる所以であろう。ただし、これらの特徴は全て成体まで成長した際に獲得するものであるらしい。個体進化の途上にある幼生体は、6本指や四肢以外に翼をもつといった身体的特徴を除くと、通常の生物の生態に準じたものとなるようだ(むしろジョーカー最弱の不完全生命体と評される)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #04-002


■ 完全専制君主 【かんぜんせんせいくんしゅ】 

完全専制君主制の政体をもつ国家における国家元首のこと。完全専制君主制度の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-072


■ 完全専制君主制度 【かんぜんせんせいくんしゅせいど】 

原始専制君主制をさらに発展させたジョーカー星団ならではの専制君主制のこと。最高の権限を皇帝に与えながらも、その権限を皇帝の独断によって世襲することはせず、第三者もしくは専門の協議機関が複数の王位継承者の中から選出して引き継がせていく体制を採る。同時に、各王家が傘下に置く属国を完全にコントロールし、政治基盤を常に強固なものとしていることも特徴と云える。天照王朝やフィルモア帝国は完全専制君主制の政体をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-037


■ 完全戦闘スーツ 【かんぜんせんとうすーつ】 

完全に戦闘にのみ特化したファティマスーツのこと。平時に着用するのが問題となるぐらい、取り扱い・取り回しが非常に厄介なスーツであるらしい。アシリア・セパレートを指す。アシリア・セパレートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE3-154


■ 完全直系制 【かんぜんちょっけいせい】 

コーラス正王家が採用している王位継承制。コーラス家の王位は国王直系の男子に継承される。コーラス家に男子が誕生しなかった場合は、バランカ家もしくはマイスナー家の長子が御三家の長となるが、その場合はコーラス王を名乗ることが無く、国王の座は空位となる。そして先代国王の兄弟姉妹など近親者に男子が誕生した場合に、改めてコーラス王位が継承されることになる。コーラス直系の血以外は一切認めない。これが完全直系制である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-004


■ 完全分離攻撃 【かんぜんぶんりこうげき】 

ミラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: KF-064


■ 完全有機コンピュータ 【かんぜんゆうきこんぴゅーた】 

有機型コンピュータとほぼ同義だが、バルター・ヒュードラーはMHカンの頭部に搭載されているコンピュータ(エトラムル)について、あえて「完全」有機コンピュータと称した。ファティマがもつ余計な感情の起伏、ダムゲート・コントロールに起因する精神の不安定性を一切持たない、文字どおりの演算機であることを強調したかったのだろう。有機型コンピュータの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-149


■ 官前列整列 【かんぜんれつせいれつ】 

式典を執り行う際などに官を前列にして整列すること。軍組織であれば、士官(将官、佐官、尉官)、准士官、下士官の順で並び、兵を後方に置く整列ということになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #12-184


■ 乾燥重量 【かんそうじゅうりょう】 

戦闘機や戦闘用車輌において、燃料や冷却水、戦闘に使用する火器の弾薬、工具その他の備品を含まない機体本体の重量のこと。MHの場合は、実剣やベイルはもちろんのこと、オプションで装備される装甲なども取り払った状態の重量を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-150


■ 観測車 【かんそくしゃ】 

AFV(装甲戦闘車輌)の一種。目視および各種センサーやロガーを用いて戦場の観測を担う車輌のこと。自軍と敵軍の配置、砲撃の着弾修正と座標の確認を行う。防御および索敵機能に特化しており、武装は最低限のものに限られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#05-036


■ 観測ステーション 【かんそくすてーしょん】 

ジョーカー星団の各星系、惑星軌道、衛星軌道などに設置されている宙域監視用ステーションのこと。外宇宙の調査用ステーション(スタント遊星の監視を目的とするステーションなど)も含まれるが、基本的には惑星間、国家間を行き来する宇宙船の監視・哨戒を主な目的としている。劇中では、軍艦が観測ステーションや観測機に妨害工作を行うシーンが度々登場しているが、本来は国家間規約を蔑ろにする行為に当たるため、星団法の裁きの対象になるはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-149


■ 艦隊 【かんたい】 

宇宙軍における船団の構成単位のひとつ。複数の戦隊(軍艦の小グループ)により構成される船団を指し、通常は将官または元帥が艦隊長(提督)を務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-058


■ カン・タイプA 【かんたいぷA】 

MHカンのAタイプ。スケーヤ・エレクトナイツの筆頭騎士シャリシャン・ホーカが使用する。特別にチューンされた国家旗騎であり、ロクサーヌという固有名称をもつ。ただし、シャリシャン・ホーカは初代騎士団長マヨール・レーベンハイトの登場によってボツ設定になった可能性が高いので、このMHもおそらく同じ運命を辿ることになるだろう。
別名・異名・正式名など: ロクサーヌ
初掲載: #09-197


■ 神田商会 【かんだしょうかい】 

東京都千代田区に本拠を置く日本の楽器総合卸問屋。創業は1948年。海外有名ブランドの輸入・販売、ライセンス生産のほか、自社ブランドも保有する。グレコは神田商会が60年に立ち上げたブランドである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: AP4-018


■ ガンダムZZ 【がんだむだぶるぜーた】 

1986年3月1日から翌87年1月13日まで名古屋テレビ系列で放映されたアニメーション「機動戦士ガンダムZZ」のこと。制作はサンライズ。Zガンダムに続くガンダム・シリーズの3作目として作られた。原作および総監督は富野由悠季。Zガンダムで描かれたグリプス戦役の後、ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍とエゥーゴ・カラバ・地球連邦軍の間で起きた抗争(第1次ネオ・ジオン抗争)を描いている。メカ・デザイナーとして永野センセーが抜擢されたものの、主にスポンサーサイドとの折り合いが付かずに降板。この際にボツ設定となった数々のデザインは、様々な変遷を経てFSSに登場するロボット群に反映されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#02-026


■ カント 【かんと】 

ジョーカー星団における通貨単位。フェザーの下に位置する単位であり、100カントは1フェザーに相当。一般に流通しているのはコインで、真鍮製の1カントおよび10カント・コイン、銅貨の25カント(1/4フェザー)および50カント(1/2フェザー)・コインが存在する。10カント・コインはデミカントとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: EG-180


■ 監督 【かんとく】 

富野由悠季監督の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH1-042


■ 艦内服 【かんないふく】 

宇宙軍の各員に支給される(もしくは購入する)、戦艦内で着用する制服のこと。士官以上の階級を除き、ほとんどの兵が着ていないか、着ていたとしてもかなり着くずしている場合が多い。海賊と見紛う格好で艦内をうろうろしている兵も多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-058


■ 神主 【かんぬし】 

神社に仕えて祭儀や社務を行う者のこと。天照家の護法院とされる「みどりの杜」は、王家の祭事(=神事)を主宰する立場にあるため、最高責任者のグリーン・ネイパーは神主もしくは神官と呼ばれる。ちなみに、神官は官吏(=公務員)であるのに対し、神主は官吏では無い。ネイパーについては両方の役職名が挙げられており、この辺は判然としない。神官の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ21-007


■ 観音様 【かんのんさま】 

観音菩薩のこと。仏教における菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、観自在菩薩(かんじざいぼさつ)、救世菩薩(くせぼさつ)とも呼ばれる。世間の出来事を自在に観察することができ、救いを求める者の心に応じで千変万化するとされる。観音菩薩による形体変化を普門示現(ふもんじげん)と呼び、いわゆる三十三観音は全て観音菩薩の別身とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: R#04-212


■ カンパ 【かんぱ】 

ボォスにあるフィルモア帝国統治領パントラの主都。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #06-040


■ カンパー・ラ・シーラ 【かんぱーらしーら】 

星団暦3000年代初頭より、母ミマス・サオリレナより帝位を引き継ぎバキン・ラカン帝国を治めることとなった若き聖帝。歴代の聖帝と同様に騎士の実力を見抜く特殊能力をもつが、若さゆえの焦りと苛立ちから重臣たちとの衝突も多く、国家元首としての風格を備えるには幾ばくかの時間と経験が必要なようだ。魔導大戦においてはママドア・ユーゾッタ率いるラッカン・フェードラ宮殿騎士団を派遣。星団中を巻き込む大戦を通じて、絶対中立という自国の立場についてその本質を見極めていくものと考えられる。家臣のハリス家、フィルモアのダイ・グ家は曾祖父ランダの代まで遡る親戚筋になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #10-129


■ カンパー・ラ・シーラ・バキン・ラカン 【かんぱーらしーらばきんらかん】 

バキン・ラカン帝国の聖帝カンパー・ラ・シーラは、バキン・ラカン皇帝家の直系に当たるため、おそらく正式名はこのようになるのではないか、とのこと。永野センセーもこの辺の詳細は判らないらしい。カンパー・ラ・シーラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE2-117


■ カンパー・ラ・ラシーラ 【かんぱーららしーら】 

カンパー・ラ・シーラの初期名称。もしくは単なる誤植。カンパー・ラ・シーラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #09-196


■ カンパー・ラ・ランシー 【かんぱーららんしー】 

カンパー・ラ・シーラの初期名称。カンパー・ラ・シーラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TJ12-006


■ がんばれエストちゃん 【がんばれえすとちゃん】 

角川書店刊「月刊ニュータイプ」に不定期で連載される永野センセーのマンガ。ファティマ・エストとそれを取り巻く愉快な仲間、そして永野センセー自身が登場する。連載第1回は1999年9月号。その後、FSSが休載している間に単発で掲載されたり、連載時の扉絵として掲載されたりしている。内容は、FSS本編から外れるオマケのエピソード、永野センセーの近況報告、FSSの版権元でもあるEDITの商品告知など、その時々によって毎回異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: IS-081


■ 甲板士官 【かんぱんしかん】 

戦艦に乗務し、艦内の警邏と査察、規律・風紀の取締り、整理整頓に当たる士官のこと。宇宙軍の少尉がこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: CH8-059


■ ガンブラスター 【がんぶらすたー】 

光線もしくは熱線を打ち出す銃器。劇中では、ネッド・スバースが使用していた連射式の火器がこのように呼ばれている。スパッドもしくは実剣で戦うことが多いFSSの世界にはあまり似つかわしくない兵器であるが、彼がこれを手に戦っていた背景には、ジェルデミアですら粉砕してしまう自身の「手」を封じる「手枷」の意味が込められていたのだろう。ブラスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: PS-068


■ 漢文 【かんぶん】 

リィ・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった科目。漢文とは、中国古来の文章で漢字によって書かれたモノのこと。また、それを読解する学問のこと。劇中には「天照帝」を始めとする漢字がそこかしこに登場しているようだが、連載初期には「漢字を読めるのは天照だけ」という設定があった。その後、グリース王国もしくは天照王朝の文化圏で漢字表記が目立つようになり、近年の設定では多くのキャラクターについて漢字の表記名が登場している。無理やり後付けで設定するならば、劇中に登場する漢字や漢文は、超帝國の文化の名残ということになるだろうか。ちなみに超帝國の言語は北京語で表記されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DES-003


■ 艦砲射撃 【かんぽうしゃげき】 

戦艦などに装備されている火砲による射撃のこと。ジョーカー星団では、戦艦同士の戦いは雷撃戦がメインとなってしまうため、艦砲射撃と云った場合は衛星軌道砲撃を指す場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #07-175


■ ガンランチャー 【がんらんちゃー】 

エア・バレルの主砲として用いられる重火器。「gun(大砲)」と「launcher(発射装置)」の造語であることから、主武装のレーザー以外にミサイルなどを装填・発射できる機構を有している可能性が高い。現在の地球でもガンランチャーと呼ばれる火器は存在しており、やはり砲弾とミサイルの両方を発射できる構造となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #02-078


■ ガンランチャーブラスター砲 【がんらんちゃーぶらすたーほう】 

戦艦一般の主武装として搭載されている火器。ガンランチャーとガンブラスター(もしくはブラスター)の双方の機能をもつ重火器と考えられる。詳細は不明。ガンランチャーガンブラスターブラスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE1-141


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