■ 制圧ホルモン 【せいあつほるもん】 |
ミツバチなどの社会性昆虫の女王が、他の雌個体に繁殖能力が備わらないよう体から発し続けているといわれる抑制物質のこと。個体内に作用するのではなく、体外に放出していることから、ホルモンではなくフェロモンが正解。学説のひとつに過ぎないが、女王蜂が死んだ場合に働き蜂の中から新たな女王蜂が現れる例などがあることから、こういった物質の存在が予測されているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-092 |
■ 西安風三枚肉をはさんだ饅頭 【せいあんふうさんまいにくをはさんだまんじゅう】 |
リィ・エックス・アトワイトが高校在学中に好きだった食べ物。三枚肉とはバラ肉のこと。赤身と脂身が3層に重なっているために三枚肉と呼ばれる。西安料理は唐辛子をふんだんに使う四川料理の影響が強く、さらにシルクロードを通じて羊肉や牛肉を用いるイスラム圏の料理法も混在しているため、中華料理の中でも味が濃く辛い部類に入るらしい。したがって、西安風三枚肉をはさんだ饅頭とは、羊もしくは牛のバラ肉を辛く炒めて饅頭に挟み込んだモノということになるだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-003 |
■ 聖院 【せいいん】 |
天照家の王位継承に関する祭事を執り行う「みどりの杜」の最高責任者のこと。天照家の祭事は神式となっているため、神事を主宰する最高責任者は神主ということになる。84代当主(天照の帝)の時代以降は、ナイトマスターでもあるグリーン・ネイパーがこの神主を務める。また、「みどりの杜」は天照家の暴走を抑止する立場にあるため、聖院にはミラージュ騎士ですら裁くほどの司法権と王朝中枢への発言権が与えられる。天照家伝来のロボットAUGEの管理・運用を任されているようだが、これも天照家の暴走を抑止する軍事力という意味合いをもつようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-008 |
■ 星王 【せいおう】 |
統一星王とも。星団暦2899年、デルタ・ベルン全星を統一した天照に与えられた王位である。星団紀以降、星ひとつそのものを支配下においた覇者は天照の帝ただひとりであり、権力・財力の全てにおいて他に比肩すべき者が存在しない最高位の王位と呼べる。また、3333年にジョーカー太陽星団の全域を支配下においた天照は、これとは別に星王位と呼ばれる王位を得ている。星王位の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-009 |
■ 聖王 【せいおう】 |
劇中で、ファーンドームの星王がこのように呼ばれている。どちらかが誤植である可能性が高い。ファーンドームの星王の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-020 |
■ 星王位 【せいおうい】 |
ジョーカー太陽星団の全てを掌握した天照が就任した王位。星団暦3333年、既に星団内に存在する惑星のほとんどを支配下に置いていた天照は、コーラス王朝とジュノーの諸国家の承認を得て星団初の星王位に就いた。その後、3952年のジュノー侵攻、3960年のコーラス王朝陥落を受けて星連合王国が発足し、天照は名実共にジョーカー太陽星団の支配者となる。星団史においてとてつもない偉業を達成したことになるが、ファロスディー・カナーン超帝國はクラウン銀河の全域にまで支配が及んでいたのである。桁が違うと云うものだろう。A.K.D.が崩壊する4100年には、この王位も廃止となるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-033 |
■ 西海 【せいかい】 |
ウェスタン・シーとも。アドラーの大ロマン大陸の西方に広がる海洋である。海を渡った対岸のアダマス大陸では東大洋と呼ばれているらしい。 |
別名・異名・正式名など: ウェスタン・シー 初掲載: EG-041 |
■ 生活コロニー 【せいかつころにー】 |
宇宙空間に建設・設置される人工の居住区のこと。いわゆるスペース・コロニー。アメリカの物理学者Gerard Kitchen O'Neill(ジェラルド・キッチェン・オニール)が1969年に提唱した巨大構造物。惑星と衛星の引力の関係が安定する領域「ラグランジェ・ポイント」に設置し、居住区画を回転させることで人工的に重力を生み出し、もって地上に近い環境で人々が生活できる空間とする。ジョーカー星団においては重力制御技術が確立されているため、これらの発想に囚われずに独自進化したコロニーが作られているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-103 |
■ 星間テスト 【せいかんてすと】 |
正確には恒星間テストのこと。宇宙空間におけるMHの運用試験である。おそらく、衛星軌道上の試験とは別の「完全に無重力で且つ太陽の光が届かない状態」における試験がこのように呼ばれているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-019 |
■ 正規軍 【せいきぐん】 |
正規の軍。常備軍。国家が正式な手続きにより採用・運用する軍隊のこと。義勇軍や傭兵部隊ではない、その国家がもつ独自の軍のこと。戦時には他国から応援に駆けつけた軍が混在した状態で作戦行動を執ることもあり、便宜上そういった軍と区別する際に正規軍と呼ぶ。また賊軍に対する官軍をこのように呼ぶこともある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-092 |
■ 聖宮ラーン 【せいきゅうらーん】 |
イースト・ハスハ(旧設定ではイースト・カステポー)の中枢として機能している宮殿都市。星団中に散らばるダイバーおよびパラ・サイマルの総本山もしくは聖地と呼ばれ、神官たちと神学院(もしくはラーン神官議会)によって運営が成されている。ハスハ連合共和国の領土に含まれ、国家の魔導色を強めている一派であるが、ハスハの政治体制から離れて独自の裁量で動いているようだ。また、本来はアトールの巫女を頂点とするダイバーの組織・集団であるが、フンフト・アトールの不祥事とムグミカの急遽襲名、さらにムグミカが聖宮から離れてハスハント王国の玄室に篭ったことで両者の間で乖離が進行。官僚の腐敗と暴走もあり、今現在の神官議会の発言力は巫女の進退に及ぶほど強いものとなっているらしい。魔導大戦の後期からクローズアップされる場所である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-204 |
■ 聖宮ラーン・東宮西宮の乱 【せいきゅうらーんとうきゅうせいきゅうのらん】 |
星団暦2000年代の初頭、聖宮ラーンを分裂・支配しようとする一団の動きによってラーン東宮とラーン西宮との間で軋轢が発生。両者の武装蜂起によって起きた内乱を東宮西宮の乱と呼ぶ。この内乱に際し、天照家・典星舎と星団司法委員会は東宮側に加担(おそらく東宮が穏健派と考えられるが、典星舎とラーン神学院は対立関係にあるため、急進派であった可能性もある)。また、巫女ナカカラと聖宮ラーンそのものを守るため、フィルモア帝国、コーラス王朝、クバルカン法国がそれぞれ独自に支援活動を展開したとされる。この時の混乱と反省が星団法成立の起点となったらしい。内乱の裏にはシステム・カリギュラの「協力」があったようだが、それが内乱を煽るための扇動であったのか、内乱を収めるための支援であったのかは不明である。聖宮ラーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 聖宮ラーン・東宮西宮蜂起 初掲載: DE3-136 |
■ 聖宮ラーン・東宮西宮蜂起 【せいきゅうらーんとうきゅうせいきゅうほうき】 |
聖宮ラーン・東宮西宮の乱の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-029 |
■ 聖宮ラーンの東宮と西宮の乱 【せいきゅうらーんのとうきゅうとせいきゅうのらん】 |
聖宮ラーン・東宮西宮の乱の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-145 |
■ 星行政局長 【せいぎょうせいきょくちょう】 |
アイシャ・コーダンテがもつ肩書きのひとつ。A.K.D.すなわちデルタ・ベルン全星を管轄する行政局長のこと。後に「A.K.D.司政官」に置き換わった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ 制御抗体 【せいぎょこうたい】 |
劇中で、遺伝子の発現を制御・抑制する物質をこのように呼んでいるようだ。超帝國の皇帝家は、変動遺伝子の操作と制御抗体の投入によって精神霊力を高めていき、ダイバー・フォースを発揮する能力を獲得していったとされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-078 |
■ 制御コンソール 【せいぎょこんそーる】 |
乗物や各種機器などのハードウェアを操作・制御するコンソールのこと。コンソールは「制御卓」という意味なので、制御コンソールという名称は二重表現である。MHの場合、操作・制御に用いるメイン・コンソールはファティマ・シェルに備え付けられている。メイン・コンソールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-184 |
■ 制御システム 【せいぎょしすてむ】 |
制御を行うためのシステム。制御とは、ある目的を達成するために対象となるモノに操作を加えること。複座型の制御システムをもちつつ、単座型の操縦システムで稼動するロボット・・・永野センセーが1983年の夏に考えたこの兵器は、FSSの連載スタート時にモーターヘッドと命名された。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-044 |
■ 制御プログラム 【せいぎょぷろぐらむ】 |
ここでは超帝國騎士の体内に埋め込まれた制御プログラムとして整理する。AD世紀に時代に造られた超帝國騎士を自在に操ることが可能な生体内プログラムのこと。額の制御マーカーを介して泰皇帝(もしくは皇帝家の縁者)のハイブレン・コントロールを受けることで起動する。騎士の肉体を完全に支配するもので、命令服従・暴走抑止のためにも、こういったシステムが必要であったようだ。かつては全ての騎士に同様のプログラムが埋め込まれていたものの、世代を重ねて騎士の血が薄まっていったことで、この制御プログラムも完全に消去されたらしい。制御マーカーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-127 |
■ 制御マーカー 【せいぎょまーかー】 |
超帝國騎士の額に打ち込まれていたハイブレン制御用の受信ポイントのこと。泰皇帝(もしくは皇帝家の縁者)のハイブレン・コントロールを受けることで体内の制御プログラムが起動し、皇帝の思うがままに全身をコントロールすることができたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-068 |
■ 制御モニター 【せいぎょもにたー】 |
機器の制御に関わる情報や動作状態を表示するモニターのこと。いわゆるインジケーター。インジケーターマシンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-072 |
■ 税金払えキャンペーン中 【ぜいきんはらえきゃんぺーんちゅう】 |
星団暦2999年、カステポーのサッシャタウンが収税促進を目的として開催したキャンペーン。「税金を払え」というメッセージをそのまんま謳ったかなり強引なキャンペーンで、この名称で果たして効果があったか否かは不明。カステポーに存在する自治都市群は、秘密結社や犯罪組織の存在もあってかなり治安の悪さが目立つ状態にある。このような都市でまともに税金を納めている市民は非常に少ないと考えられ、行政側も半分脅してでも金を搾り取るという強行策が採られているのだろう。劇中では、集合領事館の窓口にポスターが貼られていたのだが・・・領事館で税金の納入手続きをやるのだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-041 |
■ 星軍団司令官 【せいぐんだんしれいかん】 |
F.U.ログナーがもつ肩書きのひとつ。A.K.D.すなわちデルタ・ベルン全星を管轄する軍団司令官のこと。後に「A.K.D.3軍総司令」に置き換わった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ 清潔ファシスト 【せいけつふぁしすと】 |
ファシズム(全体主義的・排外的な理念もしくはその理念の下に形成されている政治体制)を信望するヒトをファシストという。要するに極端に狭い了見でもって、集団に従わない者を弾圧するヒトたちである。抗菌皮膚と消臭ポリマーで「武装」して、体臭のある人々を弾圧するスパチュラー国の公安に対して、ネッド・スバースは「清潔ファシスト」と評した。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-055 |
■ 星行法 【せいこうほう】 |
おそらくは「ジョーカー太陽星団星間航行法」の略語で、星団内における宇宙船の航行に関する規律や訓戒をまとめあげた法律と考えられる。要するに他船への危険行為を罰する法律である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-024 |
■ 整合ライン 【せいごうらいん】 |
MHの各パーツの合わせ面に見られる分割ラインのこと。可動ラインとも呼ばれる。可動ラインの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-141 |
■ 製作コードネーム 【せいさくこーどねーむ】 |
製作時のコードネームのこと。テストネームと同義。テストネームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ16-017 |
■ 生産型 【せいさんがた】 |
MHの開発過程において、様々な試験を経た後に制式に採用、量産・配備された騎体を生産型と呼ぶ。いわゆるマスプロダクションモデル。これに対し、データ収集のために試験的に作られた騎体を試作型と呼ぶ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-190 |
■ せいしょーなごん 【せいしょーなごん】 |
永野センセーがファティマ・静のイメージとして挙げている人物。平安時代の女流作家にして、中古三十六歌仙のひとりに数えられる清少納言のこと。清原元輔(きよはらもとのすけ)の晩年の娘で、実名は不明。「枕草子」の作者として知られる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-062 |
■ 成女型 【せいじょがた】 |
女性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「L型」に相当する。L型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-187 |
■ 成人 【せいじん】 |
大人。日本では20歳以上で成人。18歳以上で成人映画の鑑賞が可能になり、40歳以上の成人がかかりやすい病気を成人病と呼ぶ。ジョーカー星団においては、ファティマの完成について「成人する」と云い表わす。身体の成長だけでなく、プログラミングの完了、ダムゲート・コントロールの設定、ヘッド・コンデンサーの連結をもって初めて「成人」となる。少女型または少年型のファティマは幼年期で身体の成長を留めることになるが、数々の教育やプログラミングの完了をもって完成したことになるため、成長度合いが「子供」であっても完成した以上は「成人」として見なされる。ちなみに、ファティマの製作には16〜20年(以前の設定では8〜15年)が必要とされており、これらは成長度合いにより左右されるものでは無い。少女型・少年型であっても中身は大人である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-050 |
■ 精神安定性 【せいしんあんていせい】 |
ファティマのスペックを表すパワーゲージ「5バランス」のうちのひとつ。5番目に表示される。情緒安定性とも呼ばれる。精神的ストレスに対する強さの評価で、心の機微とダムゲート・コントロールとの狭間で揺れ動くファティマの安定度を示す。あまりにも高い評価は「感情無し」という見方もできるが、「3A」をもつアトロポスは常に冷静な判断を下す反面、自身の心を押し殺して行動していることが見て取れた。つまり、精神安定性とは「心を押し殺すことに耐えれてしまう強靭さ」を表す評価ということになるだろう。何も考えていない能天気なファティマとは異なるので注意。 |
別名・異名・正式名など: 情緒安定性 初掲載: TT-056 |
■ 精神異常者 【せいしんいじょうしゃ】 |
スキゾウスマンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-071 |
■ 精神エネルギー 【せいしんえねるぎー】 |
ダイバー・フォースの根源となるエネルギー。いわゆる「精神力(意思の強さ)」ではなく、「魔法力」とも云うべき何らかの原動力を指しているようだ。体内に宿るエネルギーである以上、無尽蔵に使用できるものではなく、使用量には限界があるものと考えられる。魔導産業が確立されているジョーカー星団であれば、こういった不可思議なエネルギーもちゃんと科学的・定量的に説明できるモノになっているかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-074 |
■ 精神エネルギー波 【せいしんえねるぎーは】 |
ダイバーが使役する念動力のこと。もしくはダイバー・フォースの伝播によって発生する何らかの波のこと。精神エネルギーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CHR |
■ 成人型 【せいじんがた】 |
男性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「L型」に相当する。イカロスやアキレスは成人型(=L型)という設定であったが、後の変更でそれぞれS-M型、M-L型になっている。L型の男性ファティマはこれまでに登場していないかも知れない。一応、バランシェのボディになった「バランス」がL型ファティマに該当するらしい。L型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-187 |
■ 精神ケミカル 【せいしんけみかる】 |
ファティマに施される保守管理のうち、精神面のケアをメインとする薬物療法のこと。ケミカルメンテナンスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-051 |
■ 精神制御 【せいしんせいぎょ】 |
ファティマの基本細胞に遺伝子レベルで設定されている精神の制御。後天的にインストールされる感情制御(ダムゲート・コントロール)とは異なり、こちらは発生段階からプログラムが起動し、先天的に脳内に埋め込まれる格好となる。ファティマの開発当初にリチウム・バランスがベース・フォーマットに対して施していた処置であるが、大量生産が行われる頃にはその可能性が極めて低いことが判明し、メンタル面への負荷を考慮して取り払われることとなった。したがって、精神制御が施されているファティマは、開発初期に作られた一部のファティマに限られるようだ。メンタル・コントロールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-005 |
■ 精神ダメージ 【せいしんだめーじ】 |
精神に与えられるダメージのこと。精神的ショックや精神的ストレスという単語に置き換えればいいだろうか。ファティマは一定以上の精神ダメージを受けると、生理・代謝機能にも影響が出てくるらしい。これに関してはニンゲンも同様である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-091 |
■ 精神崩壊 【せいしんほうかい】 |
ファティマの不安定性の根源でもあるダムゲート・コントロール・・・これによる感情制御がファティマの精神と衝突し、肉体面に現れるほどの負荷を生み出した場合、ファティマは機能障害を起こして発狂もしくは機能停止に至る。この状態を精神崩壊と呼び、最悪の場合はそのまま死亡、もしくは肉体が無事であっても廃棄処分とされてしまう。また、バランシェ・ファティマは自覚の有無に関わらず天照をアーク・マスターとして認識してしまっていることから、天照にとって不利となる行為を選択・遂行しようとすると、ダムゲート・コントロールとのコンフリクトによって精神崩壊を呼び起こしてしまう傾向があるらしい。障害の程度は彼女たちの精神安定性によって左右されるものと考えられるが、ミラージュ以外の騎士を選んだバランシェ・ファティマにとっては、まさに死活問題となる厄介な「刷り込み」と云える。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-004 |
■ 精神補正プログラム 【せいしんほせいぷろぐらむ】 |
ファティマの精神に干渉して補正を行うプログラム。ダムゲート・コントロールによる負荷、また負荷が高じて生ずる精神的ショックやストレスを防止するためのもので、感情の起伏や衝動といったものを抑制・消去する効果があるらしい。端的に云えば、ファティマの心を人為的に制御するプログラムである。・・・かえって別の負荷が発生するのではないだろうか。エストにはファンタム・プログラムと呼ばれる特殊な精神補正プログラムが追加されている。ファンタム・プログラムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-064 |
■ 精神霊能力 【せいしんれいのうりょく】 |
ダイバー・パワーのこと。また、それを生み出す精神力や霊力のこと。精神霊力の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-018 |
■ 精神霊力 【せいしんれいりょく】 |
ダイバー・フォースの原動力として機能する精神力・霊能力のこと。AD世紀の時代には、遺伝子操作によってこの能力を高める技術が確立されていたらしい。超帝國の泰皇帝が強力なダイバー・フォースを得ていたのも、遺伝子操作によって精神霊力を極限まで高められていたためである。精神エネルギー、霊能力の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 精神霊能力 初掲載: #09-078 |
■ 聖戦士ダンバイン 【せいせんしだんばいん】 |
1983年から84年まで名古屋テレビ系列で放映されたTVアニメ。制作は日本サンライズ。監督は富野由悠季。異世界バイストン・ウェルの戦争に巻き込まれた地上人ショウ・ザマの活躍を描いた作品で、昆虫をモチーフとする半生物・半機械的なロボット兵器オーラバトラーに人気が集まった。「重戦機エルガイム(1984)」の前番組に当たる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-159 |
■ 聖戦士ダンバイン劇場版 【せいせんしだんばいんげきじょうばん】 |
聖戦士ダンバインの劇場版。1994年頃に劇場版完全新作アニメの企画が挙がり、永野センセーはキャラクターおよびロボットのデザイナーとして参加していたらしい。しかし、この企画はボツとなったため、残されたデザインは再利用されてFSS劇中のバナロッテおよびファントムとして登場することになったという。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-036 |
■ 正装 【せいそう】 |
式典や会合、冠婚葬祭、訪問時などに身につけるの正式な服装のこと。服装は国や文化の違いにより異なる。一般的に云われるのが、男性はモーニングコートとスワローテイル、女性はアフタヌーンドレスとイブニングドレス。英語ではフォーマル・ウェア(Formal Wear)となるが、日本人の考える「フォーマル」はまた意味が違ってくるので注意。ボード曰く「くそくらえ」な服装。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-061 |
■ 星相談役 【せいそうだんやく】 |
ダグエラン・ルスがもつ肩書きのひとつ。A.K.D.すなわちデルタ・ベルン全星を管轄する(行政上の)相談役のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ 製造ナンバー 【せいぞうなんばー】 |
シリアル・ナンバーとほぼ同義。製作者がその製品に与える固有のナンバーのこと。通常は製作順にナンバリングされる。製作者が独自のコードで管理する場合などは、それぞれのルールに従ってナンバリングされるようだ。ファティマについても各自に製造ナンバーが割り当てられており、眼球の虹彩周囲に製造者名(マイト名)と共に暗号化された記号が刻印されているらしい。シリアル・ナンバーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-203 |
■ 製造ネーム 【せいぞうねーむ】 |
製品の企画・開発・製造において便宜的に付けられる名称のこと。正式名を隠すための仮称やコード名で呼んだり、製品番号で呼んだりする場合もある。ミラージュ騎士エルディアイ・ツバンツヒの名前は、システム・カリギュラが付けた「L-D-I-20」という製造ネームがそのまま個人名となっているらしい。ツバンツヒ(zwanzig)はドイツ語で「20」の意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-111 |
■ 正装用ケープ 【せいそうようけーぷ】 |
騎士が戦闘服の上に羽織るケープ。各騎士団によって形状が異なる。サミットやお披露目に際して主君の護衛としてつく場合などに羽織っているものがこのケープである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-022 |
■ 生存システム 【せいぞんしすてむ】 |
K.O.G.[ラキシス]の後頭部に備え付けられているサバイバル用の機械装置のこと。再生槽やベッドを備えたコマンドルーム、食料や生活に必要な物資を生み出す物質変換システム、それらの原動力となる小型のイレーザー・エンジンが含まれる。物質変換システム、コマンドルーム |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-225 |
■ 成体 【せいたい】 |
ファティマが成人に達した状態を指してこのように呼ぶことがある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-017 |
■ 生体アンドロイド 【せいたいあんどろいど】 |
生体型アンドロイドの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-148 |
■ 生体演算機 【せいたいえんざんき】 |
生体でありながら演算機の機能をもつモノ。要するに「生きたコンピューター」である。ジョーカー星団におけるファティマ・ファティスが該当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 生体演算機能 【せいたいえんざんきのう】 |
有機演算細胞がもつ演算機能のこと。生体内の微弱な電流の蓄積・放出を信号として用い、細胞ひとつひとつを受動素子とする集積回路を組むことで、超高速の演算を可能としているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-148 |
■ 生体演算細胞 【せいたいえんざんさいぼう】 |
細胞同士の情報伝達によってスーパーコンピューター並みの超高速演算を可能とする細胞のこと。より正確には、その機能をもつ神経細胞を指す。伝導速度と耐久性に優れる騎士の神経細胞をフォーマットとして作られた人造細胞であり、ファティマの中枢神経(脳や脊髄など)はこれらの集合体によって形成されているらしい。人工演算機脳神経細胞の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 生体演算制御生命体 【せいたいえんざんせいぎょせいめいたい】 |
有機演算生命体とほぼ同義。有機演算細胞によって生体演算とハードウェア制御を可能とする生命体のこと。ファティマが該当する。有機演算生命体、ファティマ・ファティスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-011 |
■ 生体演算理論 【せいたいえんざんりろん】 |
ファティマ理論、有機演算細胞理論とも。騎士の神経細胞をベースとして生体内の微弱な電流で機能する演算記録細胞を作り上げ、さらにその演算データを大脳に集積し、マルチディスプレイを行うという生体コンピュータ理論。星団暦2000年代初頭にウラニウム・バランスが提唱した。彼はこの理論によって誕生する新たな生命体を予見し、古来から呼ばれる妖精やホムンクルスといった名称ではなく、新たにファティマと名付けてその理論を推し進めていった。ジョーカー星団の歴史を大きく変えていくことになるこの新理論は、星団暦2310年のファティマ誕生によって立証されることになる。また、ウラニウム以降の歴代バランス家当主は、この理論をさらに発展させるべく研究を進めていたらしく、当主だけが閲覧・再構築可能な理論・副論も数多く存在していたようだ。この研究もまた、後世においてダブル・イプシロン型ヒューマノイドの完成へとつながることになる。 |
別名・異名・正式名など: ファティマ理論、有機演算細胞理論 初掲載: #08-206 |
■ 生体演算理論の展開型研究 【せいたいえんざんりろんのてんかいがたけんきゅう】 |
ウラニウム・バランス以降の歴代バランス家当主によって研究が重ねられてきた、生体演算理論の発展系理論とその研究のこと。アルセニック・バランスはこの研究を推し進めることでダブル・イプシロン型ヒューマノイド(光のタイ・フォン)を完成させたらしい。なぜ、クローム・バランシェの先代に当たるアルセニックの代で、これだけの偉業を成し遂げることができたのか・・・劇中では、ラキシス完成の背景に超帝國騎士の受精卵(後のカイエン)から得られたオーバーテクノロジーがあったことが示唆されているだけに(つまり、バランシェの代でいきなり研究レベルが引き上げられたことが示唆されているだけに)、なんつーか非常に厄介な問題である。生体演算理論の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-150 |
■ 生体改造 【せいたいかいぞう】 |
薬物投与やサイボーグ技術の応用による外科手術によって肉体を強化・改造すること。星団暦4000年代以降、弱体化が目立つ騎士の能力を強化するため、ゴーズ・ドクターのジョージョはゴーズ騎士に生体改造を施したとされる。薬物投与とサイボーグ化は、AP騎士団およびスケーヤ・エレクトロナイツでそれぞれ以前から実践されていた強化法であったが、この時代は騎士の弱体化がかなり進行していたため、肉体の原型を留めていないような徹底した改造が行われていたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-127 |
■ 生体改造人間 【せいたいかいぞうにんげん】 |
ファロスディー・カナーン超帝國が造り上げた戦闘用強化人間のこと。比類無き戦闘能力をもって完成した彼らは「純血の騎士」(=シバレース)と呼ばれ、いずれも泰皇帝直属の焔星緋帝騎士として活躍したとされる。また、副読本や劇中の描写を見る限り、超帝國騎士団に採用されなかった下位クラスの騎士(=リッター)や、炎の女皇帝が星団を去った後に皇帝群家の一族が造り出した騎士なども存在していたようだ。純血の騎士は女皇帝の超(バスター)討伐に参加した後に行方不明となり、星団に残った下位クラスの騎士が子を成していったことで騎士(およびダイバー)の血が星団中に散らばることとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-058 |
■ 生体科学者 【せいたいかがくしゃ】 |
生体について専門的な知見をもち、研究に励む科学者のこと。ファティマ・マイトは生体科学者に含まれる。生体演算理論を唱えたウラニウム・バランスは、星団紀の人類(の身体)がもつ可能性の探索、超帝國が残した強化人間(騎士)の解析、人工生命体の創造など、ヒトの生体に関するあらゆるテーマを課題とし、研究に生涯を捧げた生体科学者であった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-146 |
■ 生体型アンドロイド 【せいたいがたあんどろいど】 |
ヒトに近い外観と生態的特徴をもつ人工生命体のこと。FSSの劇中ではファティマ・ファティスが該当する。また、星団紀以前のAD世紀の時代では、デミライトやバークバットといったアンドロイドが造られていた。戦場に投入されるために造られた戦闘人種・・・つまり、AD世紀以降に星団中に溢れかえった騎士も、本来的には生体型アンドロイドと云える。アンドロイド、バークバット、デミライトの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 生体アンドロイド 初掲載: E05-148 |
■ 制退機 【せいたいき】 |
銃火器の発砲時の反動を軽減する機械もしくは仕組みのこと。反動制御ピストン、砲口マズルブレーキの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-068 |
■ 声帯交換器 【せいたいこうかんき】 |
声帯の動きを読み取って発声する音声チップのこと。なんと異星人の言葉も翻訳可能というスグレモノ。ミラージュ騎士でベルストラル星人のレディ・スペクターが、このチップによりジョーカー星団の言葉を話すらしい。マシンボイスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH1-049 |
■ 生体構造 【せいたいこうぞう】 |
肉体の構造のこと。炎の女皇帝は、騎士を生み出すための準備段階として、あらゆる生物の生体構造を解析したらしい。その研究の中で、ジョーカー星団に存在する全て生物の素粒子配列に、モナーク・セイクレッドの存在を匂わすメッセージが記されていることを発見したとされる。モナーク・セイクレッドののぞみの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-158 |
■ 成体コード 【せいたいこーど】 |
生体コードの間違い。生体コードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-164 |
■ 生体コード 【せいたいこーど】 |
劇中で、「ゲノム解析が終了していない遺伝情報」もしくは「何らかの目的をもって暗号化された遺伝情報」を「生体コード」と呼称しているようだ。ジョーカー星団に存在する全ての生物の生体コードには、「モナーク・セイクレッドののぞみ」というメッセージが記されているらしい。ただし、5種5頭のドラゴンだけはこの生体コードを持っていないことが判明している。彼らはジョーカー星団に存在する生物とは全く関係が無い、別次元の存在ということなのだろう。モナーク・セイクレッドののぞみの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-239 |
■ 生体寿命 【せいたいじゅみょう】 |
その生体がもつ本来の寿命・・・と云えばいいだろうか。脳以外をファティマ型のボディに交換したバランシェは、薬物と生体寿命によって晩年には体中にひび割れが走っていたという。ほぼ無限の寿命をもつファティマの肉体であっても、脳がもつ本来の寿命を引き伸ばすことはできず、限界がくれば脳に引きずられる形で肉体も崩壊してしまうということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-186 |
■ 生体戦闘兵器 【せいたいせんとうへいき】 |
体内に生体兵器を宿している人外の騎士。変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエがこのように呼ばれる。変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-008 |
■ 生体中毒 【せいたいちゅうどく】 |
おそらく自家中毒のような症状を指しているものと思われる。晩年のバランシェは、生体中毒の末期症状により薬漬けで生き長らえていたという設定がある。脳以外をファティマ型の肉体に取り替えたバランシェは、脳内ホルモンと肉体のバランスが崩れたか、あるいは何か別の要因によって体内に毒素が蓄積し、それが元で中毒症状を起こしていたのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E98-005 |
■ 生体念像 【せいたいねんぞう】 |
パラ・トレースの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-024 |
■ 生体パーツ 【せいたいぱーつ】 |
欠損した肉体・器官の代替として用いられる移植用パーツのこと。クローニング技術の応用で製造・販売されているものと考えられる。ユーコン財団は生体パーツの製造・販売を担う最大手企業として知られる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-172 |
■ 生体パラメーター 【せいたいぱらめーたー】 |
ファティマの製作において、髪の色や髪質、瞳の色、肌の色、その他の肉体的特徴を決定づけるために、ファティマ・マイトが構築していく遺伝情報のこと。性別の変更や人種タイプの変更はかなり複雑なパラメーターの操作であるが、髪の色を始めとする色素の変更は比較的簡単に操作できるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-148 |
■ 生体反応 【せいたいはんのう】 |
生体内に起きる様々な反応のこと。ここでは「その対象が生物であることを示す信号」として整理する。体温や心音などのいわゆる生体信号を指すが、ダイバーは全く別の信号(精神エネルギーのようなモノ?)を感知することで、遠く離れた存在を捕捉することが可能なようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-070 |
■ 生体反応速度 【せいたいはんのうそくど】 |
生体における神経系・運動器系の反応速度のこと。これを遺伝子操作によって極限まで高めた人造人間がジョーカー星団における騎士である。シナプスの伝導速度を上げるといっても、化学的あるいは電気的な信号の伝導速度を上げるには限界があるはずで、騎士やファティマの体内に存在するシナプスは地球上の生物とは異なる構造を持っていると考えられる。また、筋収縮・弛緩のメカニズムについても同様で、全く異なる原理で動いている可能性が高い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-167 |
■ 生体物理学 【せいたいぶつりがく】 |
生物の生理現象を物理的なアプローチで解析する学問のこと。MRIやCTスキャンもこの学問から生まれた技術である。今後も順調に発展していけば、神経回路のデジタル化なども可能となり、人工臓器や人工筋肉との神経接続、全身のサイボーグ化といった夢物語も現実のモノとなるはず。ジョーカー星団における生体物理学は既にその域に達しており、義手・義足の接続や肉体改造も普通に行われている状態にある。ミラージュ騎士のディッパ・ドロップスはこの学問の権威である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-007 |
■ 生体兵器 【せいたいへいき】 |
生体に融合している戦闘兵器のこと。詳細は不明であるが、変体性ファロスディー・カナーン・シュバリエと呼ばれる騎士たちは、こういった兵器を体内に宿しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-008 |
■ 生体ホロスコープ 【せいたいほろすこーぷ】 |
生命反応を伴う立体映像のこと。天照のスレイブであるメル・リンスと東の君は、生体ホロスコープとして通常次元に出現しているらしい。彼らにはヒトの生気が存在し、実際に触れることも可能であるが、ダイバーによる感知では実体のないことがバレてしまうようだ。ホロスコープ(horoscope)は占星術に用いる「天体配置図」を指すので、おそらくホログラム(hologram)の間違いだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-034 |
■ 生体モニター 【せいたいもにたー】 |
身体に起きている生理現象を監視すること。医療技術が極端に発達したジョーカー星団においても、再生手術や肉体改造を行った後は万一のことを考慮して健康状態を監視することが基本となっているらしい。当然、サイボーグ体への移行や生身への復帰を施術した場合は監視を厳しくしておくことが望ましく、ランドアンド・スパコーンのような人物は常に監視の対象となっているようだ。ミラージュ騎士の生体モニターは、生体物理学の権威にしてA.K.D.医局の局長を務めるディッパ・ドロップスが担当している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-007 |
■ 青大洋 【せいたいよう】 |
デルタ・ベルンに存在する最大の大洋。エイダス大陸やナルキア北大陸・南大陸の東方に位置し、赤道付近から北半球の極圏まで、南半球は高緯度地域のシビラ島までがこの海洋に覆われる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-006 |
■ 星団3大MH 【せいだん3だいMH】 |
3大MHの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-024 |
■ 星団4大マイト 【せいだん4だいまいと】 |
星団暦2900年代に高性能ファティマを世に輩出し続けた、星団を代表する4人の高名なマイトのこと。アドラー在住のクローム・バランシェとモラード・カーバイト、カラミティ・ゴーダース在住のスティール・クープ、ボォス在住のプリズム・コークスを指す。星団暦2989年にクローム・バランシェが他界したため、その後しばらくの期間は残る3人を指して3大マイトと呼んでいたようだ。また、3000年代初頭にスティール・クープが引退したものの、替わってナトリウム・シング・桜子が頭角を現し、さらにシルバー・バランシェが加わることで再び4大マイトと呼ばれるようになった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-227 |
■ 星団アカデミー 【せいだんあかでみー】 |
アカデミー(academy)とは学会のこと。星団学会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-142 |
■ 星団委員会 【せいだんいいんかい】 |
星団法運営委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-203 |
■ 星団宇宙航行連合 【せいだんうちゅうこうこうれんごう】 |
ジョーカー星団における宇宙航行者・・・輸送・運行業者はもちろんのこと、小惑星の採掘者や宇宙都市に生活する人々により結成された連合組織。宇宙空間におけるトラブル・扮装の仲介を主務としており、イオタ宇宙騎士団が筆頭組織としてその名を連ねている。星団暦2989年の時点では、同騎士団長のジョルジュ・スパンタウゼンが連合の代表であったようだ。ナイト・ギルドと同じく、宇宙空間において不慮の事故が起きた場合の救助・連携体制も構築しているものと考えられる。各国の宇宙軍ともそれなりのつながりを保有しているはずである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-176 |
■ 星団エライ委員会 【せいだんえらいいいんかい】 |
ファティマ・ファッションに関する星団法改定の告知をテーマとする6コマ漫画に登場した委員会。おそらく星団法改定委員会のことを指しているのだろう。星団法改定委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ19-071 |
■ 星団会議場 【せいだんかいぎじょう】 |
おそらく、星団法委員会が開催される会議場のことだろう。劇中では、カラミティ・ゴーダースの衛星軌道上に設置されている宇宙ステーションが登場している。他の惑星にも同様の機能をもつ会議場が存在している可能性もあるが、劇中未登場につき詳細は不明である。「DE2」の解説で、コミック10巻に登場した星団会議場は出雲アストロシティであったことが説明されているが、さすがにカーマントー付近(ウェスタ太陽系)からカラミティ(ノウズ太陽系)まで宇宙都市を移動させることは不可能であろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-179 |
■ 星団改定委員会 【せいだんかいていいいんかい】 |
星団法改定委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-036 |
■ 星団解放 【せいだんかいほう】 |
星団暦4100年、ラベル・ジュード率いる反抗天照軍(もしくは星団自由連合)がついにA.K.D.の象徴たるフロート・テンプルを陥落させ、絶対的な支配者であった天照(ユーパンドラ)を討ち取って星団を解放したこと。また、その最後の戦いのこと。・・・ただし、この戦いで星団民が争いの連鎖から解放されたかどうかは微妙なところである。この戦いで本当に解放されたのは、ファティマという仮初めの身体を捨て、ゲートキーパーに昇華したアトロポスとクローソーの2人だけだったのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-153 |
■ 星団学会 【せいだんがっかい】 |
星団内のありとあらゆる科学分野について協議・発表の場を提供している統一学会。おそらく、学会の運営本体が統一機構の体制を採っており、協議・発表の場は各専門分野に分かれて開催されているのだろう。クローム・バランシェは、そのあまりにも危険な思想と研究内容が問題視され、ボーダーを剥奪された上に学会から追放されたことがあったらしい。現在はボツ設定である。 |
別名・異名・正式名など: ジョーカー学会 初掲載: #05-034 |
■ 星団旗 【せいだんき】 |
ジョーカー太陽星団の各恒星を十字型に配置して示した旗。地球で云うところの国連旗に相当するものであり、国際的な行事が開催される場合や、和平交渉に臨む場合に掲げられる。ラキシスのお披露目の際にもちゃんと掲げられていた(コミック1巻p132の2コマ目)。ただし、後に出てきたデザイン(コミック7巻p172の2コマ目)とは異なっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-171 |
■ 星団紀 【せいだんき】 |
ジョーカー太陽星団の永きに渡る歴史の中で、いわゆる星団暦が刻まれていた時代(星団暦元年以降の数千年の時代)を星団紀と呼ぶ。ついでに、星団暦以前のAD世紀は統合紀、それ以前の太古の時代は形成紀と呼ばれる。また、星団紀以降の天照が星団を離れる時代は太陽紀と呼ばれる。星団史(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 星団議会 【せいだんぎかい】 |
ジョーカー星団の星団法委員会を取り仕切っている上位機関。議会という名称から察するに、星団法などの国際法を定立する立法機関ということになるだろうか。各国の代表者が議員を務めていると考えられるが、議員の選出方法や任期、組織の構造や役割などは一切不明。星団法改定委員会なども、この議会の指示によって召集・運営されているものと考えられる。星団会議とはまた異なるので注意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 星団騎士法 【せいだんきしほう】 |
星団法のうち、騎士に関する権利、権限、規制などを定めている法律のこと。正確には、星団法第十二章補則特別法第三条特殊人権「騎士法」がこれに該当する。騎士が一般的には貴族階級に属しており、様々な特権を有するという設定や、戦争の全権代理人という設定は、全てこの法律の中で条文化されているはず。また、一般人を殺害した場合の処罰についても、一定の基準が示されているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-182 |
■ 星団騎士名簿 【せいだんきしめいぼ】 |
騎士公社(もしくは星団騎士法による関連組織)が管理しているジョーカー星団全域の騎士の名簿。騎士として認められるためには、バキン・ラカン帝国のエラルド島を始めとして、特定の窓口を通して騎士登録を済ませなければならず、登録された騎士の経歴は名簿上で管理する体制が採られている。おそらく、ありとあらゆる個人情報が網羅されたデータベースになっているのだろう。騎士団の入団や移籍に伴って情報が更新されているものと考えられる。一般人から見て騎士は「歩く凶器」として認識される訳で、こういった管理は徹底して行われているはず。もっとも、ミラージュ騎士団の左翼大隊などは、こういった名簿上では死亡扱いになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-067 |
■ 星団グルメマップ 【せいだんぐるめまっぷ】 |
ファティマが携帯しているアイテムのひとつ。星団内のオススメ料理店や一流店が掲載されたマップ集である。ただし、ファティマはおいそれと人前に出ることができないため、自分が仕えるマスターに教えてあげたり、お土産のある店に立ち寄ってもらったりするなど、気配り・おねだりをする上での使用が基本となるだろう。星団中の一流店が1冊のガイドブックに収まるはずが無いので、各国・各都市で分冊が発行されているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-039 |
■ 星団憲章 【せいだんけんしょう】 |
星団法制定の根拠となる条約。詳細は不明。星団法制定に関与した人物の名前が記されており、天照の命(ミコト)、フィルモア2世、コーラス19世といった錚々たるメンバーの名前が並んでいるらしい。それまで星団の僻地と見なされてきたジュノーの代表が、列強の国家元首と肩を並べるばかりか、星団史上最大の偉業の功労者としてその名を遺した・・・この活躍をもって、コーラス19世は近代コーラス王家の祖王とも呼ばれているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-135 |
■ 星団最強の女ったらし 【せいだんさいきょうのおんなったらし】 |
ヒューア・フォン・ヒッターの通り名のひとつ。カステポー・ナイト・ギルドの総評議長を務める人物であるが、その好色ぶりは星団中余すところ無く知れ渡っていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-143 |
■ 星団最強のスーパーバカップル 【せいだんさいきょうのすーぱーばかっぷる】 |
バカップルとは衆目をはばからずイチャイチャする能天気なカップルのこと。「バカ」と「カップル」を合わせた造語である。星団最強のスーパーバカップルと云えば、説明不要のプッツン主人公2名、A.K.D.の皇帝とそのパートナーを指す。フロート・テンプルの臣下たちからもこのように呼ばれているらしい。ちなみに、ラキシスは天照のパートナーであるが、王家内では先代命様の養女として扱われる。つまり天照の義妹である。カップルという呼び方は微妙ではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-157 |
■ 星団最強モード 【せいだんさいきょうもーど】 |
「連載上最強の騎士」だけがもつ裏技。あらゆるパラメータを無視して星団最強の状態になることができる。FSS世界のバグ技と呼べるかも知れない。連載上最強の騎士、陛下を守るモードのアイシャの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-041 |
■ 星団最列強国家 【せいだんさいれっきょうこっか】 |
ジョーカー太陽星団において最も他国に対して強い影響力をもつとされる大国(強国)のこと。通常はフィルモア帝国を指す。ただし、現時点において最も影響力が強い国家と云えばA.K.D.ということになるだろう。フィルモアが最強と呼ばれるのは、AD世紀の末期から続く長い歴史を考慮してのこと。また、列強という単語には暗に専制君主制国家という意味が含まれる(天照王朝は専制君主制であるが、A.K.D.は一応共和制である)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-013 |
■ 星団史(1) 【せいだんし】 |
ジョーカー太陽星団の歴史。大きく形成紀、統合紀、星団紀、太陽紀に分けられ、一般に星団暦と云った場合は星団暦元年以降の数千年の時代すなわち星団紀を指す。ちなみに、形成紀は一切の記録が残っていない太古の時代で、おそらくはモンソロン大帝やフーバーク大帝が活躍した時代を指している。同様に、統合紀はファロスディー・カナーン超帝國の時代(AD世紀)を、太陽紀は現在の国家・体制が消え去った後のモンド・ホータスやロッテの時代を、それぞれ指すようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-182 |
■ 星団史(2) 【せいだんし】 |
ジョーカー太陽星団の歴史上に起きた事実や、それに関連する事象・人物について学ぶ学問。研究者レベルになると、過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究していく学問になる。オリビー・タイトネイブ、エルディアイ・ツバンツヒ、アルル・フォルティシモが高校在学中に好きだった科目である。ただし、エルディアイはその大半を実際に生きて経験してきたことから、彼女にとっては「現在の一般的な知識として流布されている(捏造や隠蔽も含む)表面上の歴史」ということになるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-004 |
■ 星団識別信号 【せいだんしきべつしんごう】 |
ジョーカー星団における国際的な取り決め(おそらく星団法)によって設定されている、各国もしくは各騎士団に割り当てられた識別信号のこと。国籍・軍籍を明らかにするための信号で、これを発している限りは所属不明機として見なされない。軍籍船以外にも、国家間・星間を移動する船舶などは、この信号で所属を明らかにしているものと考えられる。また、MHの戦闘において隠密行動を伴わずに大部隊同士が真っ向勝負する場合は、国家の威厳を示すためにも星団識別信号で名乗りを上げることが重要となってくるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-070 |
■ 星団史上最強の騎士 【せいだんしじょうさいきょうのきし】 |
FSSにおける真の三強の一角。ちなみに他の二角は「設定上最強の騎士」と「連載上最強の騎士」である。後世に残された(もしくは残される)星団史の中で、最強の騎士としてその名を記されている騎士のこと。剣聖マキシが該当する。マキシは星団暦3225年のスタント遊星攻防戦に参加し、おそらくはサタンとの戦いによって命を落とすことになるが、彼の活躍なくしてジョーカー星団が救われることは無かったとのこと。ミラージュ騎士団という機密主義の集団にあって、さらにその正体・出生が公にされない騎士であるだけに、彼がどのような形で歴史に名を残すことになるのか、今後の活躍が期待される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ 星団司法委員会 【せいだんしほういいんかい】 |
おそらく、ジョーカー星団において国際刑事裁判所の役目をもつ委員会のこと。星団暦2000年代初頭に起きた聖宮ラーン・東宮西宮の乱では、天照家・典星舎と共に東宮側に加担したらしい。つまり、星団法が成立する以前の時代から組織されていた国際機関ということになる。後の星団法委員会の前身に位置付けられる組織かも知れない。星団法委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-136 |
■ 星団司法省 【せいだんしほうしょう】 |
フィルモア帝国において司法権を行使する4つの省庁のうちのひとつ。星団法裁判所を管轄する。星団法裁判所の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-059 |
■ 政断指名手配重犯罪者 【せいだんしめいてはいじゅうはんざいしゃ】 |
おそらく「星団指名手配重犯罪者」の間違い。国家の枠を超えて星団全域で指名手配されている重犯罪者のこと。ミラージュ騎士団のレフトメンバーには、こういった重犯罪者としての顔をもつ者が少なからず含まれている。ミラージュ騎士団の真なる敵はサタンであるが故に、ヒトの理屈で判断される善悪など意味がないということなのだろう。永久指名手配犯罪者の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-068 |
■ 星団自由連合 【せいだんじゆうれんごう】 |
星団暦4000年代に星団開放を目指して立ち上がった、反アマテラス勢力による連合体制と連合軍のこと。天照(ユーパンドラ)に従う正規軍に対して、これらの勢力は反抗軍・反乱軍と呼ばれた。別名「反抗天照軍」。ラベル・ジュードのほか、ウェイ・ルース、ディジナ・フレッド、ロレッタ・ランダースといった若者が自由と独立を求めて参加したゲリラ軍である。反抗天照軍の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-039 |
■ 星団大侵攻 【せいだんしんこう】 |
星団暦3159年より開始される、ジョーカー星団の全域支配に向けた天照の侵略戦争のこと。星団侵略戦争の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-068 |
■ 星団侵略戦争 【せいだんしんりゃくせんそう】 |
星団暦3159年より開始される、ジョーカー星団の全域支配に向けた天照の侵略戦争のこと。3159年のアドラー侵攻以降、3199年のボォス侵攻、3234年のカラミティ侵攻と続き、3333年に天照が星王位についたことで一時的に休止。その後、3952年にジュノー侵攻が開始され、3960年のコーラス王朝崩壊と星団連合王国の発足をもって終結する。約800年にも及ぶ長期の戦乱において、星団内に存在していた主要国家のほとんど全てが解体され、ノウズ太陽系のカラミティ・ゴーダースは完全に消滅することになる。騎士やファティマはもちろんのこと、数多の星団民の命を奪うこの戦乱を通して、天照が何を成し遂げようとしたのか・・・その本当の理由は、後世においても明らかにされることは無いであろう。 |
別名・異名・正式名など: 拡大戦争 初掲載: CHR |
■ 星団戦争 【せいだんせんそう】 |
AD世紀においてジョーカー太陽星団全域を巻き込んで勃発したとされる巨大な戦争。期間や参加勢力などの詳細は不明。超帝國の騎士たちはこの戦争で実に40億ものヒトの命を奪い、シバレースの名と「呪われた血」のイメージを星団民に植えつけたとされる。また、AD世紀の末期においても旧超帝國系列国家のカラミティ星AD連合とデルタ・ベルン星連合の間で星団戦争が勃発しそうになる事態が発生。これはアドラーやボォスにおける代理戦争という形に発展したらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-066 |
■ 星団大戦 【せいだんたいせん】 |
ジョーカー太陽星団全域を戦場とする大戦のこと。星団紀に入ってから3000年代初頭まで、幸いにもこのような状況は発生していない。が、ノルガン・ジークボゥがメサ・ルミナス学園に通っていたことが明るみに出ていたならば、魔導大戦が星団大戦に発展してもおかしくない状況であったらしい。その理由については不明である。もっとも、星団暦3159年には天照による大侵攻が開始され、ジョーカー星団は半ば強制的に星団大戦とも呼べる状況に突入することになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-030 |
■ 星団地図 【せいだんちず】 |
文字どおり、星団内に存在する全国家の所在と範囲を示している地図のこと。地球で云うところの世界地図であるが、ジョーカー太陽星団には複数の人類生存惑星や宇宙都市が含まれているため、1枚の紙面に記すことは到底不可能であろう。紙面の場合は複数に分割したモノが、電子データの場合はそれらを表示する携帯端末とセットで配布・販売しているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-058 |
■ 星団都 【せいだんと】 |
ファロスディー・カナーン超帝國の帝都ディスターブのこと。ジョーカー太陽星団全域およびクラウン銀河に散らばる属国の全てを支配・管理した巨大な中枢都市で、カラミティ・ゴーダースの南半球に存在していたらしい。炎の女皇帝が星団を去る際に超帝國の痕跡を完全に消去すべくバスター砲を打ち込んだため、この巨大な帝都はほぼ完全に消失してしまった。この時のバスター崩壊によってできた巨大な傷跡が、現在の破壊洋(バスター・オーシャン)である。なお、帝都ディスターブの一部はバスター砲による破壊を免れたらしく、キーヤ大陸の東端に遺跡が残っているようだ。超帝國帝都ディスターブ跡の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-008 |
■ 全星団統一機構 【せいだんとういつきこう】 |
ある共通の目的を成し遂げるため、星団各国から選出された代表者が集まり、結成した国際組織のこと。星団法委員会は、星団法の制定と運用を目的として立ち上げた星団統一機構である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-135 |
■ 星団評議会 【せいだんひょうぎかい】 |
名称から察するに、星団各国の代表が評議員として参加し、国際問題の解決に向けて協議を重ねる国際機構だろう。現在の地球で云うところの国際連合のような機関と考えられ、国際平和の維持、国際協力の推進を目的としていることが予想される。ただし、戦国時代の様相を呈しているジョーカー星団においては、国連ほどの実権を持ちえていない可能性がある。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に先駆け、和平交渉に臨んだマイア・トッカータの軍師艇は、自らを星団評議会の決議に基づいて火山帯の調査を行っている機関であると主張。しかし、後方に軍を展開していたこともあり、この主張は無視されることとなった。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-171 |
■ 星団法(1) 【せいだんほう】 |
クバルカン法国のアルカード・サヤステが提唱し、フィルモア帝国のフィルモア2世(旧設定ではレーダー2世)、グリース王国の天照の命(ミコト)、コーラス王朝のコーラス19世らの協議によって制定された、星団全土に共通する法律のこと。星団暦元年に施行されたジョーカー太陽星団の各惑星間の協定を原型としている。ジョーカー星団に生活する一般市民の生活と秩序を守るための法律と考えられ、騎士の権限と行為、ファティマに関する制御と設定、バスター・エネルギーの使用については、とくに厳しい訓戒を添えて取りまとめているらしい。制定の背景には聖宮ラーンの呼び掛けがあったとされ、東宮西宮の乱によって生じた星団各国の亀裂・混乱を沈静化する動きが発端となっていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-047 |
■ 星団法(2) 【せいだんほう】 |
シトロン・メナー・天照が高校在学中に好きだった科目。おそらく、星団法の歴史・背景から始まり、現行法の内容とその解釈について学ぶ学問であろう。ジョーカー星団では、高等学校において既に法学を学べる体制が整っていることが判る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-006 |
■ 星団法委員会 【せいだんほういいんかい】 |
これまでの解説を読み解く限り、星団法運営委員会の略称として用いられる場合(立法機関)と、国際刑事裁判所の役目をもつ委員会である場合(司法機関)の2通りの解釈ができる。後者については、各国の星団法裁判所で決断が下されない場合に、ジョーカー星団司法権によって最終決断を下すことができる最上位の司法機関という設定。これらが同一の存在なのか、全く別の存在なのかは判然としないが、基本的に全星団統一機構のひとつで、星団議会によって召集される委員会であるらしい。星団法運営委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-032 |
■ 星団法運営委員会 【せいだんほううんえいいいんかい】 |
その名のとおり星団法の運営を執り行っている委員会のこと。星団各国の代表者から成る委員会であり、国家元首がそのまま委員を務めている場合もあるらしい。劇中で語られているファティマスーツに関する規定の改定などは、この委員会における協議の結果から制定・施行が行われている。様々な国家体制が成立しているジョーカー星団ではあるが、万国共通の法として存在する星団法には全ての国家が従わなければならない(ただしこの法が対象としているのは国家ではなく個人・団体のようだ)。故に星団法運営委員会において発言力のある人物は、それ相応に他国からも認められた人物と見なすことができる。星団暦3000年代初頭の委員会議長はカータブッツ・アスホー氏。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-204 |
■ 星団法改定委員会 【せいだんほうかいていいいんかい】 |
星団法の改定について協議・検討を行う委員会のこと。おそらくは星団議会の指示により召集される期間限定の委員会であり、星団内の識者の意見を取り入れつつ改定案を作成しているものと考えられる。星団法運営委員会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 星団改定委員会 初掲載: PS-042 |
■ 星団法裁判所 【せいだんほうさいばんしょ】 |
星団法に基づく司法権を行使する機関。ジョーカー星団の各国に置かれている通常の裁判所(最高裁判所および下級裁判所)とは別に運用されているらしい。おそらく、ファティマに関する刑事事件などは星団法裁判所で裁かれるのではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-058 |
■ 星団法制定モニュメント 【せいだんほうせいていもにゅめんと】 |
フロート・テンプルの先端部(ミラージュ・パレスの反対側)に設置されている星団法制定時の記念モニュメント。テーブルや椅子として使えるような段差が掘り込まれており、このテーブルを囲んで星団法制定の調停式が行われたものと考えられる。とくに言及はされていないが、おそらくは巨大な黒曜石から削り出した1枚モノのモニュメントである。フロート・テンプルが海上に浮かぶパトラクシェ島であった頃、調停を終えた天照の命(ミコト)とコーラス19世は、このモニュメントの上で人類の行く末を案じて言葉を交わした(5巻p69)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-039 |
■ 星団法戦争協定 【せいだんほうせんそうきょうてい】 |
ジョーカー星団の全ての国家が星団法に基づいて結んでいる戦時下の協定のこと。詳細については不明であるが、バスター砲の使用禁止、衛星軌道砲撃の手順(照準ビームによって目標地点を敵味方の双方に伝えてから砲撃を行うこと)、戦死者・負傷者の収容、投降者の保護など、戦時において必ず従わなければならない「最低限のルール」が示されているようだ。もっとも、バスター砲の使用や投降者の射殺など、協定が破られる状況は劇中でも多発しており、条約のように厳格なレベルで機能するものではないことが判る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-175 |
■ 星団魔導法 【せいだんまどうほう】 |
星団法のうち、魔導士(ダイバー)に関する権利・権限、規制などを定めている法律のこと。騎士と比較して特権などが無いように見えるダイバーであるが、少なくとも国家や軍の後ろ盾が在る場合には、何らかの権利・権限が認められているはずである。また、一般人を殺害した場合の処罰についても、一定の基準が示されているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-182 |
■ 星団民 【せいだんみん】 |
ジョーカー太陽星団に生活する住民のこと。狭義には人類生存惑星に生活する人々のみを指す。つまり、宇宙都市や資源衛星で生活する宇宙生活者を含めない場合があるようだ。ジョーカー人類の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-255 |
■ 星団ユニオン 【せいだんゆにおん】 |
マイトやマイスターなどの技術者、医師、博士といった技能職に就いている人物の情報を管理する統一団体のこと。下部組織として各国・各地方あるいは各研究分野に分化されたギルドを構築しており、それらを通して情報の集約と管理、おそらくは法令の改正に伴う製品(MHやファティマも含む)の監視も行っているものと考えられる。ナイト・ギルドやパラ・ギルドと同じく、マイトやマイスターによって構成されるギルドと考えれば分かり易い。シグナル・ボーダーの授与などもこのユニオンを通して行われているのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-180 |
■ 星団世論 【せいだんよろん】 |
星団内の世間一般にみられる意見や議論のこと。強大な権力をもつ皇帝であっても、これを完全に無視することはできない。むしろ従える国民が多ければ多いほど、世論というものを常に気に掛けて行動しなければならないだろう。ミラージュ騎士団左翼大隊の詳細が長らく公にされていなかったのは、あの天照ですら世論に従わざるを得ない部分があったためらしい。すなわち、天照の決定・裁量であっても、重犯罪者の雇用を表立って進めることはできなかったということだろう。もっとも、こういった対応や考え方も星団侵攻の際には全てぶっとんでしまう訳だが。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-097 |
■ 星団暦 【せいだんれき】 |
ジョーカー太陽星団の歴史と年表。星団法制定以前の惑星間協定を元年とする紀元(初期設定では星団法の制定を元年としていた)。単行本の最後に綴られている内容が全てで、それ以上でもそれ以下でもないモノ。正真正銘に覆すことができないモノ。永野センセー自身の手により幾度かの改定が行われているものの、劇中の物語が歴史と異なる状況になることは絶対に在り得ないので注意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-011 |
■ 星団暦2001年1月21日 【せいだんれき2001ねん1がつ21にち】 |
バランシェがミースの演算能力(もしくは直感力)を確かめるために聞いた日にち。その日の曜日を問うことでマイトの資質を見抜こうとしたようだ。この時、ミースは日曜日と即答し、ファティマ・時が正解であることを確認した。ちなみに、1月21日は永野センセーの誕生日である。また、西暦2001年1月21日も日曜日であった。西暦と星団暦の微妙な関係がこの辺から読み取れる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-237 |
■ 星団連合議会 【せいだんれんごうぎかい】 |
星団議会の正式名称だろうか。あるいは前身かも。星団各国の代表者が何らかの目的をもって協議を行う決議機関。デルタ・ベルンとカラミティ・ゴーダースのどちらが人類発祥の惑星であるか、星団連合議会における論争は留まることを知らず、AD世紀の末期にはカラミティ星AD連合とデルタ・ベルン星連合が星団戦争勃発の直前まで衝突してしまったらしい。この衝突は両者の直接的な対峙には向わなかったものの、アドラーなどで代理戦争を生み出し、星団各地が戦火に見舞われることとなった。おそらく、この騒乱の反省から惑星間協定が結ばれ、新たに星団暦がスタートしたのだろう。星団議会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-016 |
■ 成長完成度 【せいちょうかんせいど】 |
ファティマが完成した(成人となった)時点での肉体の成長度のこと。大きくS型(少女・少年タイプ)、M型(乙女・青年タイプ)、L型(成人・成女タイプ)の3タイプに分けられる。これを基にした分類法がS・M・L型分類である。S・M・L型分類の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-040 |
■ 成長させる女神 【せいちょうさせるめがみ】 |
成長の女神の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-140 |
■ 成長の女神 【せいちょうのめがみ】 |
ファティマ・アウクソーは「成長の女神」もしくは「成長させる女神」とも呼ばれる。ギリシャ神話に登場する女神アウクソー(Auxo)の名前に、「成長する女」または「成長させる女」という意味があることに由来しているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-140 |
■ 成長別育成法 【せいちょうべついくせいほう】 |
ファティマの製作過程において、ある一定の成長段階に応じてファティマの成長を停止させ、成人時のバリエーションを生む育成法のこと。通常はS型、M型、L型の3種に分類される。S・M・L育成法の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-162 |
■ 成長別完成度 【せいちょうべつかんせいど】 |
成長完成度の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: E05-162 |
■ 聖帝 【せいてい】 |
バキン・ラカン帝国の国家元首のこと。騎士の力量を瞬時に判別できる特殊な能力が、ヒトに在らざる「禁忌の力」あるいは「聖域の力」として認められたためか、バキン・ラカン帝国の皇帝のみが「聖帝」と呼ばれる。聖帝とはもともとは天子、とくに徳の高い天子に贈られた尊称である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ 星帝団 【せいていだん】 |
アッセルムラトワ・ディスターブ皇帝団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-205 |
■ 聖帝ランダ 【せいていらんだ】 |
星団暦2400〜2500年頃のバキン・ラカン帝国の聖帝。旧レント王国ルース家の長女ティティンシャ・バスコを側室(後に正室)として迎えた人物で、クリュ・バスコ・ハリス(ハリス家始祖)、ラシャ・バスコ(ボルサ・アトールの父)、慧茄・バスコ(後の慧茄・ダイ・グ・フィルモア)の三兄弟を儲けた。この3人はかなり年が離れており、とくに長女の慧茄は彼が晩年になってからできた子供とされる。なお、聖帝の能力を引き継いだ人物は最初の妻との間にできた子供であり、ミマス聖帝はその子供の娘、つまりランダにとって孫娘に当たる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-195 |
■ 星都 【せいと】 |
その星を代表する主要都市のこと。云うなれば筆頭都市といったイメージだろうか。AD世紀におけるボォスの開拓期では、最初に宇宙船が降り立った場所を基点として都市開発が行われ、一大都市となったカステポー(現在のアマダ・ジー)は星都と謳われたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-181 |
■ 青銅王陣騎士団 【せいどうおうじんきしだん】 |
クローター・ダンチーヒが率いて魔導大戦に参加する予定だった騎士団。おそらく、青銅騎士団の中でもトップクラスのエリート集団を指しているものと考えられる。以前、Toysのサイトに掲載された「激ムズ・レベルE:FSSクイズ」に登場。青銅騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 聖導王朝騎士団(1) 【せいどうおうちょうきしだん】 |
星団暦3075年のハスハ解放戦に参加したアトール聖導王朝の騎士団(宮殿騎士団でも国家騎士団でもないはず)。おそらく、ミノグシア連合(旧ハスハ連合共和国)の各騎士団の再編成によって新設された、デプレ配下のアトール皇帝直属騎士団であろう。3030年の時点で存在していた聖導騎士団がその母体になっていると考えられ、劇中のセリフから読み解く限りではAP騎士団とは別に運用されているようだ。ハスハ解放戦では、リーダーのデプレが数名の部下を連れてバッハトマ城の突入を敢行。残ったメンバーはナイアスと共にハスハント北壁から侵入を開始した。 |
別名・異名・正式名など: 聖導騎士団 初掲載: #11-018 |
■ 聖導王朝騎士団(2) 【せいどうおうちょうきしだん】 |
魔導大戦の終結後、アトール聖導王朝の建立と共に聖宮ラーンに置かれる騎士団。マグダルがアトール皇帝として即位した後に発足する騎士団であり、扱いとしては皇帝直下の宮殿騎士団ということになるだろうか。正式名はアイル・フェルノア。ただし、魔導大戦の終結後に建立される国家はアトール聖導帝国という記述もあるため、この辺の設定は変更される可能性がある。アイル・フェルノアの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-097 |
■ 聖導王朝連邦軍 【せいどうおうちょうれんぽうぐん】 |
魔導大戦の後期、アトール聖導王朝の復興・復権に賛同する多くの国家・騎士団の協力をもって結成された、AP騎士団および聖導王朝騎士団を枢軸とする混成軍のこと。連邦軍を名乗っているものの、賛同した国家が連邦国家を形成した訳ではない。バッハトマ魔法帝国以下、ハスハの大地に踏み入ったあらゆる国家の排除を主目的としており、その内訳は、ミラージュ騎士団、暴風3王女、ルーン騎士団バング隊、さらにナイアス・ブリュンヒルデ、マドラ・モイライ、エストという最高・最強の布陣であった。剣聖位を預かるマドラと次期剣聖のマキシが肩を並べただけでも、星団史に名を残す混成軍ということになるだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-019 |
■ 青銅甲冑 【せいどうかっちゅう】 |
青銅製の甲冑。紀元前1400年頃にはシリア地方などで既に使われていたとされる。古代中国でも西周・春秋時代には青銅片を用いた鎧が使われていたらしい。MH青騎士の外観は青銅甲冑がモチーフになっているとのこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-097 |
■ 聖導騎士 【せいどうきし】 |
ホーリィ・シュバリエとも。アトール聖導帝国(もしくはアトール聖導王国)の国王となったデプレッサー・ビート・アトールに与えられた称号。バキン・ラカン帝国の聖帝と同じく、剣聖などの称号を与える権限をもつという。成長したデプレは、姉のマグダルと連携することで、ダイバー・パワーを必要とする剣技を含む全ての剣聖剣技・天位技を会得していたとされる。そういった自身の強さに加え、ほぼ不老長寿の肉体を得ていたことで、後世において現れた騎士たちの力量を測ることが可能になっていたのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-016 |
■ 青銅騎士 【せいどうきし】 |
ウモス国家社会主義共和国の青銅騎士団に所属する騎士のこと。主力MH青騎士を駆る。劇中で幾度か名前は登場しているものの、騎士団の活躍はほとんどないため、組織、戦力、性質・性状などの詳細については不明である。「青銅の騎士」と云えばロシアのサンクト・ペテルブルクにあるピョートル1世(大帝)の騎馬像が有名。このヒトは身長が213cmもあったそうで、FSSの騎士としても十分に通用する体格の持ち主である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-130 |
■ 聖導騎士団 【せいどうきしだん】 |
おそらく、星団暦3000年代初頭に結成されたデプレ・ビート配下のアトール皇帝直属騎士団のこと。アトール聖導王朝の精鋭を集めた特殊部隊と考えられ、AP騎士団とは命令系統を異にする遊撃騎士団のような扱いに位置付けられていたようだ。3030年のハスハ侵攻の時点では、デプレ以下、アード・ゼニヤッタ、ヒン・モンダッタ、そしてアルル・フォルティシモなどが所属。開戦と同時に王宮騎士団(ヘアード率いる皇帝隊を含む騎士団)と共にスバース市に移動したものの、その途中で王宮陥落の報を受け取ることとなった。聖導王朝騎士団(1)の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-029 |
■ 青銅騎士団 【せいどうきしだん】 |
ウモス国家社会主義共和国の宮殿騎士団および国家騎士団。初代黒騎士となったツーリー・パイドルが剣指南役として名を連ねていた星団有数の騎士団であるが、劇中における騎士団そのものの活躍はまだ少ない。主力MHは青騎士であるが、青騎士は自国の騎士団以外にも幾つかの騎士団に輸出・貸与されいる。これはおそらく、ウモスの国家色すなわち重産業が盛んで物資の流通・貿易が主産業となっていること、MHの製造による収益が国家の維持に一役買っていることを表しているのであろう。案外、独立重駆逐大隊として編入されていたパイド・パイパー騎士団も、青騎士の性能をアピールする目的があったのかも知れない。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-195 |
■ 制動コントロール 【せいどうこんとろーる】 |
MHの制動に関わる指示・操縦権のこと。制動とは運動を抑制すること。ブレーキを掛けること。MHについては、騎士の指示や動きに合わせてファティマが出力調整を行い、制動を掛けているものと考えられる。コミック5巻におけるクロス・ミラージュ対アシュラ・テンプル戦では、下半身が動かないアレクトーに替わってアイシャが同時に制動コントロールを行っていた。騎士とファティマの役割分担を考えるに、そこそこ腕の立つ騎士でなければこのような対応も難しいのではないだろうか。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-142 |
■ 聖導朝廷 【せいどうちょうてい】 |
アトール聖導王朝の別名。アトール聖導王朝は領土なき国家として存在するため、皇帝の執政所を示す「朝廷」を付けて、このように呼ばれることもあるようだ。アトール聖導王朝の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-178 |
■ 制動フルパワー 【せいどうふるぱわー】 |
MHの格闘戦において、敵機の打ち込みを正面から受けて制止させるためにこちらの出力を上げること。制動(=運動の抑制)ではあるが、ブレーキを掛けるのではなく、逆にアクセルを吹かすような対応になるはず。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-143 |
■ 聖都タイカ 【せいとたいか】 |
惑星ラスタ・フォルテに存在するタイカの聖都。シルビス・レィス・ビーナスの居城「ファロス・タワー(男根城)」を擁するタイカの中枢都市である。シル・ヴィス期におけるアンカーとの戦いでは陥落寸前の状態まで追い込まれたが、シルビスの祈祷に答えた神(天照大神)の出現により間一髪で難を逃れている。その後、この都がどのように存続・発展していったのかは不明であるが、少なくともラスタ・フォルテという惑星はタイカの民の故郷として4万年後の世界でも存続しているようだ |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-039 |
■ 生徒手帳 【せいとてちょう】 |
主に中等教育以上の学業機関において、生徒に保管・所持を義務付けている手帳のこと。その学業機関に在籍していることを証明する、学生証の役割を持たせている場合が多い。生徒の氏名、生年月日、住所、写真が掲載されており、学校名または学長名に添えて学校印が捺印されている。また、その学業機関の教育理念、校章、校歌、校則なども掲載されており、その他に時間割やカレンダー、アドレス帳なども添えられている。ジョーカー星団の各学校でも生徒手帳が配布されているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-062 |
■ 青年型 【せいねんがた】 |
男性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「M型」に相当する。スクラープはM型ファティマ。おそらくバラッティーもそうであろう。M型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-187 |
■ セイバー・ブレード 【せいばーぶれーど】 |
鞘に収めた状態の刀を素早く抜き放ち、敵を斬り据える剣技のこと。いわゆる居合。古武術のひとつで居合道において伝承される。剣を使用する技であるが、明治以降に世間一般に広まった剣道とは異なる。一撃必殺を旨とするが、本来は相手を斬らない、相手に刀を抜かせないという不殺の境地を目指す武道とのこと。劇中ではラルゴ・ケンタウリやバーグル・デ・ライツァーが居合の名手として知られる。エストはガリード・ケンタウリからこの技を伝授されているらしい。 |
別名・異名・正式名など: イアイ、居合い 初掲載: KF-064 |
■ 聖バルプュルギス森 【せいばるぷゅるぎすもり】 |
レント自治連合にある辺境の森林地帯。バストーニュの北方に位置する。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 政府軍 【せいふぐん】 |
各国家が所有している軍隊のこと。国家の内戦に対して軍が派遣された場合、派遣部隊を政府軍と呼称するのが一般的。官軍(政府軍)と賊軍(反政府ゲリラ)という図式以外に、民族間の紛争を鎮圧する第三者として派遣された軍隊も政府軍と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-070 |
■ セイフティ 【せいふてぃ】 |
安全装置または危険防止装置。機械や器具などが誤作動しないよう固定しておく役割をもつ装置のこと。一般には銃火器の暴発防止装置を指し、現存するほぼ全ての銃火器には安全装置が取り付けられている。火縄銃に付いている火蓋も安全装置である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-099 |
■ 聖プロティノス街道 【せいぷろてぃのすかいどう】 |
レント自治連合の地方都市を結ぶ街道。東西方向に延びており、バストーニュ、アンバルト、バルトシュロースなどを結ぶ。NT87年3月号にとじ込み付録として掲載されたオリジナル・ボードゲーム「LACHESIS ESCAPE!」に登場・・・と思ったら、原本には記載されていない。どこから出てきた単語なのか不明。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH3-059 |
■ セイホエール 【せいほえーる】 |
クジラの一種。セイホエール(Sei Whale)とはクジラ目ナガスクジラ科イワシクジラのこと。体長14〜16m程度の中型のクジラ。地球では極海と赤道付近の海を除く外洋に見られ、オキアミなどの海洋プランクトンのほか、カイアシ類、魚類、イカ類を食す。捕鯨による圧迫で個体数が減少したため、1976年から段階的に保護が進められ、81年以降は商業捕鯨が全面的に禁止されている。ジョーカー星団ではデルタ・ベルンに生息する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-186 |
■ 生命維持システム 【せいめいいじしすてむ】 |
生命維持装置。生命維持に必要な心臓・肺などの器官が機能低下もしくは停止した場合に、その機能の代替・補完として働く装置のこと。ファティマスーツやMHスーツには、生命維持システムが組み込まれている。心停止した場合に起動する電気ショッカー(除細動器)や、大量に出血した場合の止血装置がコンパクトに収められているほか、体温維持機能、エマージェンシー・コールの発信機能なども備えているはず。また、スーツの中にはそのまま宇宙活動に適用可能なタイプがあり、これらには酸素・水分の供給機能も追加されているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-046 |
■ 生命維持ユニット 【せいめいいじゆにっと】 |
生命維持システムが組み込まれたユニット。MHスーツの胸部などに埋め込まれる。生命維持システムの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-121 |
■ 生命蘇生物質 【せいめいそせいぶっしつ】 |
死亡した状態のヒト(もしくはヒト以外の生物も含む)を完全に蘇生・治癒させる能力をもつ不可思議な物質のこと。ドラゴンが生み出す「命の水」は、容器に見える部分も含めて全て生命蘇生物質でできているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-164 |
■ 青龍 【せいりゅう】 |
レーダー王家のシンボルとして描かれる聖獣。その姿はジョーカー星団におけるドラゴンとは異なり、中国や日本の伝承に登場する龍に酷似している(ラルゴ・ケンタウリが使用したF型サイレンのバックラー・シールド参照)。また、レーダー王家専用MHネプチューン(初期稿)のベイルには、人魚あるいはセイレーンに酷似している女性(下半身が魚の女性)が描かれており、こちらも青龍と呼ばれることがある。おそらく、ジョーカー星団における青龍とは、伝説・伝承において様々な姿で描かれてきた水妖の長に与えられた名前なのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-047 |
■ 整流プレート 【せいりゅうぷれーと】 |
整流板とも。イレーザー・フレアから噴き出すイレーザー・エネルギー(?)の流れを整えることで排出口付近の巻き込みを防ぎ、もって安定性の向上と効率的な推進力の持続・強化を行うプレートのこと。高速移動用のブースターなどに取り付けられる。レッド・ミラージュのオプション武装ルーナ・ユニットBにも整流プレートが付けられているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-171 |
■ 精霊 【せいれい】 |
万物の根源を支配している高位の存在。神と比較してその神格は低いと考えられ、神の中には精霊を従えている者も存在する。ジョーカー太陽星団の創造神であるJOKERは、地、水、火、風をそれぞれ司る4体の精霊(四大精霊)を従えている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-055 |
■ セイレイ・コーラス 【せいれいこーらす】 |
コーラス23世の長女。子宝に恵まれなかった弟の24世に代わり、コーラス直系の血を次なる時代に遺す役目を負ったヤンキー騎士である。コーラス王朝最強騎士のひとりであり、アルル・フォルティシモ、マロリー・マイスナーと共に暴風3王女に数えられる。幼少時に2代目黒騎士のロードス・ドラクーンに師事し、剣聖剣技ブレイクダウン・タイフォーンも伝授されているらしいが、何よりコワイのは王族らしからぬ暴言の数々と何も考えていない空っぽ頭だったりする。パートナーは風の4ファティマとして知られるシクローン。ジェイド・テンプルことエンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]に搭乗する。魔導大戦の終盤には暴風3王女の揃い踏みでハスハ解放戦に参加する予定。永野センセー本人をもメタクソにこき下ろす最凶の女性キャラクターである。 |
別名・異名・正式名など: セイレイ王女 初掲載: #01-009 |
■ セイレイ・ジュノーン 【せいれいじゅのーん】 |
セイレイ・コーラスが搭乗するジュノーン。ジュノーン[前期型]のレプリカ騎、つまりエンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]を指す。エンゲージ・オクターバーSR3[レプリカ]、ジュノーンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-102 |
■ 星連合王国 【せいれんごうおうこく】 |
星連合国家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-188 |
■ 星連合国家 【せいれんごうこっか】 |
その星に存在する全ての国家の連合体制によって単一国家として統治・運用されている状態のこと。またその国家群のこと。星団暦2899年、天照によるデルタ・ベルン全星統一をもって、星団暦以降初の星連合国家が誕生した。これを「Amaterasu Kingdom Demesnes(天照の列強連合王国諸国)」略して「A.K.D.」と呼ぶ。星連合国家はAD世紀以前の歴史を含めると星団史上初という訳ではない。注意。デルタ・ベルン星連合国家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#05-069 |
■ セイレント・フローレス 【せいれんとふろーれす】 |
サイレント・フローレスの間違い。サイレント・フローレスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-158 |
■ Zガンダム 【ぜーたがんだむ】 |
永野センセーがデザインしたモビルスーツ。「機動戦士Zガンダム(1985)」に登場した。ただし、永野センセーがデザインしたZガンダムは、藤田一己の手によってクリンナップされ、百式として劇中に登場している。Zガンダムはエゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社によるモビルスーツの共同開発計画「Z計画」において開発された第3世代モビルスーツのひとつ。ウェイブライダー(飛行形態)に変形する可変モビルスーツである。操作系の向上にバイオセンサーを採用しており、これが後に主人公カミーユ・ビダンのニュータイプ能力と共鳴してスペックを超える機体性能を発揮させることとなった。形式番号はMSZ-006。開発時の名称はZガンダム。劇中ではカミーユ・ビダンの専用機として使用された。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-026 |
■ ゼータ・リ・ガズィ 【ぜーたりがずぃ】 |
映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)」に登場する予定だったモビルスーツ。永野センセーがデザインを進めていたものだが、降板によってそのままお蔵入りとなった。背中に巨大なブースターと大口径ビーム砲を装備する重駆逐型モビルスーツとしてデザインされていたらしい。名称は異なるが、その概要から云えばNT1994年1月号に掲載されたガンダムに該当するかも知れない。同映画に登場したリ・ガズィとは根本的に異なるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#02-074 |
■ セーフティ 【せーふてぃ】 |
セイフティの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-210 |
■ セーラーカット 【せーらーかっと】 |
いろいろ調べてみたがイマイチ不明。永野センセーがジーンズの説明をしているところで出てきた単語なので、セーラー・パンツ(水兵のパンツ)のような、太いストレート・タイプのジーンズと思われる。情報求む。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH7-011 |
■ セーラー服 【せーらーふく】 |
ガス-ガル連邦国立パライア高校が採用している制服。水兵が着用していた甲板衣から発して、日本の女学生の制服として定着したモノ。現在のセーラー服は、福岡県の福岡女学院が太田洋品店の太田豊吉に製作を依頼し、1921年に採用された制服が基本となっているらしい。近年はブレザー・タイプの制服が多くなってきており、セーラー服を見る機会も少なくなってきたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-045 |
■ セガ 【せが】 |
株式会社セガ。1970年代より電子ゲームの開発・製造・販売を行っている日本の企業である。1951年に外資系のジュークボックスの納入・メンテナンス会社として創業したレメーヤー&スチュアート社がその起源。そこから分社した日本娯楽物産が65年に株式会社セガ・エンタープライゼスとなり、2000年に株式会社セガに社名を変更。03年にパチスロ・パチンコ・ゲームメーカーのサミーと合併してセガサミーホールディングス株式会社が誕生した。現在は中間持株会社セガホールディングスの子会社である株式会社セガゲームスがコンシューマーゲームならびにソーシャルゲームの開発・製造・販売を担当している。83年以降に家庭用ゲーム機の開発・製造を開始。2000年代に入るまで、SG-1000、SG-1000II、セガ・マークIII、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストといったゲーム機を発表している。また、セガ時代のアーケードゲームやメダルゲームに関わる事業は、株式会社セガ・インタラクティブが引き継いでいるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-275 |
■ セガフレード 【せがふれーど】 |
コーヒー豆の取扱業者であったMassimo Zanetti(マッシモ・ザネッティ)が1962年にイタリアのボローニャで立ち上げたエスプレッソ・ビーンズの製造・販売店Segafredo Zanetti S.p.A.(セガフレード・ザネッティ社)のこと。もしくは、同社が運営しているイタリアン・バール「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」のこと。世界中に店舗を構えており、2012年現在で30ヶ国約600店舗が存在する。日本では1998年に渋谷の文化村通りに1号店が出店し、以降も主要都市を中心として店舗が増えつつある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ34-025 |
■ 赤外線迷彩服 【せきがいせんめいさいふく】 |
赤外線スコープ(暗視スコープ)に対して効果を発揮する迷彩服のこと。黒色は赤外線の一部を吸収する効果があるため、かつては黒色のパターンを組み込んだ迷彩服がこのように呼ばれた。現在は赤外線偽装コーティングを施したタイプなども実用化されているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-130 |
■ 石化金属 【せきかきんぞく】 |
ブルードメトロテカクロームは人力により鍛えられた石化金属という設定。生物の遺体が地中において化石になることを「石化」と呼ぶ。地中の珪素や炭酸カルシウムなどが遺体に浸透することで(もしくは有機質と置換されることで)硬化するらしい。・・・んで、石化金属とはどういったモノを指すのだろうか。イマイチ不明。ブルードメトロテカクロームの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-060 |
■ 石化装甲 【せきかそうこう】 |
MHの装甲材として広く一般に普及しているネオキチン製の装甲のこと。ネオキチンは珪素をベースとする物質であるため、このように呼ばれるようだ(珪素は地球上の鉱物の基本となる構成元素)。ネオキチンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-027 |
■ 蹟剣黒曜刀 【せきけんこくようとう】 |
モンド・ホータスが所有する黒い刀身をもつ剣。マグマの中から発見された黒い石を加工して作られたために蹟剣と呼ばれる。この黒い石の正体はMHバッシュの装甲材(ネオキチン)らしい。念導士ブラパの討伐において、天空から落ちた雷を受けることでパワーアップ。その刀身にエストの名と紋章、そしてルミラン・クロスビンの名を浮かび上がらせた。「蹟」の字が「足へん」に「青」となっている場合もあるが、おそらく誤植だろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-011 |
■ 赤色酸化アルミニウム 【せきしょくさんかあるみにうむ】 |
赤色の酸化アルミニウム(三酸化二アルミニウム)。酸化アルミニウムの結晶はコランダム(鋼玉)と呼ばれる。不純物の入っていないコランダムは融点が約2000℃、硬度8.8、酸やアルカリにも溶けにくい無色透明の結晶。これに赤色を発色する酸化クロム(三酸化二クロム)が加わることで赤色酸化アルミニウムの結晶つまりルビーとなる。ルビーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-020 |
■ 積層生地 【せきそうきじ】 |
ファティマスーツに使用される7層のラミネート構造をもつ生地のこと。耐熱・耐衝撃性に優れ、光学兵器による攻撃を部分的に反射する機能をもつ。アイスダート・スタイルの時代から導入された。ラミネート繊維の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-190 |
■ 積層装甲 【せきそうそうこう】 |
レイヤード・アーマーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-014 |
■ 積層バネ関節 【せきそうばねかんせつ】 |
永野センセーがアニメ「ブレンパワード(1998)」で採用した関節機構。ギアやピストンではなく、積層された反発金属の屈曲・展延によって関節が稼動する。FSSにフィードバックされ、反発性積層腱肉関節として登場した。反発性積層腱肉関節、ブレンパワードの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-187 |
■ 石炭おばさん 【せきたんおばさん】 |
星団内で囁かれているらしいプリズム・コークスのあだ名のひとつ。彼女の姓コークスに由来するあだ名であろう。ただし、コークス(coke)は正確には石炭そのものでは無く、強粘結炭から得られる多孔質の炭素質固体燃料を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-091 |
■ セキュリティ・アーム 【せきゅりてぃあーむ】 |
MHの脱出装置を起動するアーム。騎士コクピットのハッチ付近に備え付けられており、騎士の体がわずかでも触れると脱出装置が起動し、そのまま機体の外に押し出される仕組みになっている。つまり、コクピット自体が破壊されるほどの衝撃が加わった場合に、騎士を機体の外に放り出すことで衝突死・圧死から回避させる脱出機構である。コミック1巻でレッド・ミラージュの頭部レーザー・カッターを受けたバッシュが転倒した際、グラード・シドミアンがコクピットから射出されたのは、このアームが働いて脱出装置が起動したため。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-186 |
■ セキュリティ・ゲート 【せきゅりてぃげーと】 |
官邸・公邸、研究機関、軍事施設の入口などに設置されている警備用ゲートのこと。許可の無い者の入場・侵入を防ぐゲートで、通常は門番もしくは警備員が常駐している。監視カメラや警告灯が付いている場合も多々ある。バランシェ邸の敷地内にも、正門の内側にセキュリティ・ゲートが付設されていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-060 |
■ セクハラ 【せくはら】 |
セクシャル・ハラスメント(sexual harassment)の略語。性的な嫌がらせ。ジャコー・クォン・ハッシュは「手玉に取る」と云うつもりで「手ゴメに取る」と云ってしまい、三条香から「セクハラです」とのツッコミを入れられてしまっていた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-184 |
■ セックス・ピストルズ 【せっくすぴすとるず】 |
Johnny Rotten(ジョニー・ロットン)、Steve Jones(スティーヴ・ジョーンズ)、Paul Cook(ポール・クック)、Glen Matlock(グレン・マトロック)らが1975年にロンドンで結成したパンク・バンド。77年にベーシストのグレンと入れ替わる形でSid Vicious(シド・ビシャス)が参加した。初期メンバーの活動はわずか2年半に留まり、その間に4枚のシングルと1枚のアルバムを発表。デビュー直後からイギリス王室や政府を名指しで批判する楽曲を発表。その反社会的な姿勢から保守派による暴行・妨害を受けたり、逮捕されたり、イギリス当局から監視されるなど、とにかく破天荒な立ち振る舞いで伝説となったバンドである。96年以降、再結成と解散を繰り返しており、2015年現在は存続していない。2006年にロックの殿堂入りを果たしたものの、パンク・ロックの精神から殿堂入りは下卑たものとして拒否。1986年の創設以来、受賞を拒否したアーティストは彼らだけである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#04-148 |
■ 設計基 【せっけいき】 |
コンプリートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-028 |
■ 設計著作 【せっけいちょさく】 |
MHマイトが自身の設計したMHについて所有している著作権。MHの設計図について独占的に利用できる権利であり、その設計に基づいてMHの生産を行おうとする者は、ライセンス料を支払うなどして利用許可を得なければならない。おそらく、星団各国の協定や著作権法で保護されており、マイトの死後も一定期間は遺族に対して権利が存続するものと考えられる。デヴォンシャ型MHに様々なバリエーションが存在するのは、設計したパラベラム・スタームの他界と設計著作の消滅によって、利用許可を得たマイトや企業によるアレンジが可能になっているため。デヴォンシャ・タイプの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-079 |
■ 設計データ 【せっけいでーた】 |
設計図の電子データのこと。コンプリートとも呼ばれる。コンプリートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-183 |
■ 設計ライセンス 【せっけいらいせんす】 |
設計図の使用に関する許可のこと。使用料を支払うなど、設計著作を有する者が提示する条件を満たすことで使用許可が下り、もってその設計に従った生産が可能になる。このような許可を受けて生産を行うことをライセンス生産と呼ぶ。ライセンス生産の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-093 |
■ 石鹸さん 【せっけんさん】 |
石鹸=soap=ソープで、我らが主人公レディオス・ソープのこと。魔導大戦の後期、ミノグシア連合のベラ国に乱入してきたソープは、周囲の者から石鹸さんと呼ばれていたようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-149 |
■ 斥候騎士 【せっこうきし】 |
騎士団本隊または部隊から派遣されて、敵の動きや敵陣・敵地の様子を探り、監視する役目をもつ騎士のこと。泉興京巴はバッハトマの斥候騎士である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-060 |
■ 斥候隊 【せっこうたい】 |
軍本隊から離れ、索敵や偵察を目的として派遣される小規模部隊のこと。MHの運用においても、集団戦を展開する場合は単騎もしくは少数騎の斥候隊が組まれて戦場に派遣される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-169 |
■ 摂政 【せっしょう】 |
君主に代わって政治を執り行うこと。また、それを担う人物のこと。先代君主の急逝により年少者が跡目を継いだ場合や、当代君主が重患のために政治を取り仕切れない場合に、その親族が摂政となる場合が多い。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-005 |
■ 絶対憲法 【ぜったいけんぽう】 |
クバルカン法国の根幹を成す基本原理・原則を定めた根本法。またはその通称。「徳の道から他国干渉はせず」を信条としており、戦時国家に対する難民支援を含めて干渉は一切しないことを規定している(らしい)。つまり、星団暦3030年の魔導大戦勃発に際して難民収容船を派遣したことは、違憲行為として見なされる可能性が非常に高い。スパンダ法王とノンナがどのような裁量でもって他国干渉に踏み切ったのか、この背景と結末は今後の展開で描かれるであろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ34-021 |
■ 絶対専制君主国家 【ぜったいせんせいくんしゅこっか】 |
絶対専制君主制の政体をもつ国家のこと。絶対専制君主制の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-015 |
■ 絶対専制君主制 【ぜったいせんせいくんしゅせい】 |
君主制の一種。その国家の法律によって君主の権限が一切制限されていない政体のこと。皇帝や国王を頂点とする統治形態を指し、劇中ではフィルモア帝国やバキン・ラカン帝国などの政体が該当する。また、ファロスディー・カナーン超帝國は1000を超える属国を支配するために絶対専制君主制を敷いており、さらに君主のエゴや欲望によって帝國が暴走しないよう、泰皇帝となる人物に徹底した人体改造を施していたとされる。天照によるA.K.D.の統治も絶対専制君主制によるものだが、名義上は大統領となっており、いろいろと混乱してしまう。ついでに、権限が制限されている君主制は制限君主制と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-068 |
■ 絶対専制君主制度 【ぜったいせんせいくんしゅせいど】 |
絶対専制君主制の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-013 |
■ 絶対物質 【ぜったいぶっしつ】 |
天照の肉体を構成している物質。詳細は不明であるが、物理的・化学的な要因で劣化・変化することが無い、不滅の物質を指しているものと考えられる。哲学や宗教学などで度々登場する「精神と物質の二元論を超越した物質(=精神物質)」のようなモノだろうか。ただし、コミック6巻でソープが一度死亡した際は「分子が動かない」と云っているので、天照という意思体は絶対物質で構成されているものの、3次元においては通常の物質で肉体を構成することで現世に定位しているものと考えられる。一方、ドラゴン・ネイチャーは通常次元において肉体の崩壊と転生を繰り返していることから、絶対物質から成る肉体を持ち得ていない可能性が高い(精神は7次元に存在しているらしい)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-002 |
■ 絶対零度 【ぜったいれいど】 |
ダイバー・パワーにより発現する氷系攻撃魔法の一種。その名のとおり、限定されたフィールド内の温度を絶対零度(摂氏マイナス273.15度)にする究極の魔法であり、原子・分子の運動も停止する極限の低温下であらゆる生命体を死滅させる効果をもつ。その威力は絶大で、悪魔を駆逐する力をもつログナーですらも、直撃によって絶命してしまうほどであった。様々なSF作品で絶対零度を顕在化する兵器は登場しているものの、現在の科学力で絶対零度を実現することは不可能とされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-087 |
■ 接地圧 【せっちあつ】 |
接地している部分が地面に加えている単位面積当たりの荷重のこと。MHは地面の硬さに応じて接地圧を変更することで、足場のヌカルミやスベリをある程度回避しているらしい。接地圧を変更するためには、足裏の接地面積や重量配分を変更したり、機体にフローティングを掛けたりする必要があり、この操作はファティマのリアルタイム・コントロールによって行われるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-090 |
■ 設定上最強の騎士 【せっていじょうさいきょうのきし】 |
FSSにおける真の三強の一角。ちなみに他の二角は「連載上最強の騎士」と「星団史上最強の騎士」である。FSSの設定上で最強のパラメータを持たされている騎士のこと。F.U.ログナーが該当する。ログナーの出生や来歴については未だに全貌が明かされていない状態にあるが、TOJなどに掲載されたパワー・バランス表を見る限り、「騎士」と呼ばれる存在の中では頂点に位置していることが判る。その強さは水霊やドラゴンに次ぐレベルであり、タンツミンレなどのオーバーロード(魔王)と同等に位置づけられるようだ。・・・ログナーのファンとして、この地位が今後も揺ぎ無いことを願うばかりである。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-196 |
■ 設定年齢 【せっていねんれい】 |
ファティマの育成・製作において設定される成人時の年齢のこと。年齢といっても実年齢ではなく、成長段階に基づいてS型、M型、L型の3段階で云い表される。一般に、S型が少年・少女タイプ、M型が青年・乙女タイプ、L型が成人・成女タイプとされ、S-M型やM-L型といった中間タイプのファティマも少なからず存在する。アトロポスとクローソー、そしてラキシスは女神であり、これらの分類にとらわれず自在に姿を変えられる(もしくは成長する)ことから、「L-M-S可変タイプ」または「設定なし」に位置付けられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-010 |
■ セッティング 【せってぃんぐ】 |
設定すること。MHについては、戦闘モードの設定や、センサーなどの端末の微調整を指す。ファティマが担当する。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-056 |
■ セッティング・フレーム 【せってぃんぐふれーむ】 |
MHの製作工程における一段階で、骨格(竜骨と四肢のシャフト)に関節稼動部とパワーシリンダーを取り付けた状態のこと。外骨格状態もしくは一次装甲とも呼ばれる。一次装甲の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-065 |
■ セッティング・リコール 【せってぃんぐりこーる】 |
MHに予め設定されている戦闘モードを呼び出す(リコールする)こと。MHには、環境条件や行動内容に対応する複数の機体パラメータの設定(モード)がプリセットされており、状況が変化した場合にそれらを呼び出すことでモードの切り替え時間を短縮することが可能となっている。当然、呼出し後の微調整は必要となるが、事前に多数の戦闘モードを用意しておいたり、各モードで細やかな設定を組んでおいたりすることで、微調整に掛かる時間も短縮することが可能と考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-101 |
■ セットインスリーブ 【せっといんすりーぶ】 |
肩から脇に掛けてアームホールをとって袖を垂直に縫いつけた袖型のこと。通常のTシャツなどでみられる処理方法である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-149 |
■ 絶白の三角形 【ぜっぱくのさんかっけい】 |
おそらく「純白の三角形」の間違い。剣聖カイエンが大好きな真っ白の三角形。主に乙女のスカートをめくることで拝むことができる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-194 |
■ セトメ 【せとめ】 |
スペインの銃器メーカー。Centro de Estudios Tecnicos de Materiales Especialesのこと。頭文字をとってCETME(セトメ)と表記される。直訳すると「特殊材料技術研究センター」になるだろうか。1949年にスペイン政府が設立した火器研究機関で、マウザー社の技術者がスペインに渡ってここに所属したらしい。57年に開発したモデロAと呼ばれる自動小銃は、後の突撃銃の原型となったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#07-078 |
■ 瀬戸物 【せともの】 |
陶磁器の総称であるが、本来は愛知県瀬戸市で作られる瀬戸焼を指す。ファティマ・バーシャの足を見た少年ヨーンは、彼女の足を瀬戸物に例えた。女性の足はあまりジロジロ見るものではない。誇りをもってムッツリ見るのが礼儀である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-076 |
■ ゼビア家 【ぜびあけ】 |
ゼビア・ブラウニー本家の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-027 |
■ セビア・コーター 【せびあこーたー】 |
ゼビア・コーターの初期名称。ゼビア・コーターの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-067 |
■ ゼビア・コーター 【ぜびあこーたー】 |
星団暦2200〜2300年代に活躍したカラミティ・ゴーダース出身のMHマイト。フィルモア帝国に本拠を置くブラウニー家の出身で、フルネームはブラウニー・ゼビア・コーター。ハスハ・ミノグシアに移籍した後にブラウニー姓を捨て、新たにコーター家を興したようだ。星団初のファティマ搭載型MHである3騎のクルマルスを製作した名工であり、その意味で現在稼動している全てのMHのフォーマットを構築した人物と呼べる。星団3大MHに数えられるA・トールの製作、サイレンのライオン・フレームの改造、アトール聖導王朝皇帝騎ジ・エンプレスの改装も彼の手に拠る。クルマルスを含む全ての作品が3000年代もしくは4000年代に入っても問題なく稼動し、且つ、多くのバリエーションや武装・装甲の換装に対応していることから考えて、他の多くのマイトとは一線を画す、驚異的な技能をもった稀代の職人であったと考えられる。マギー・コーターの祖父という設定もあるが、年代的にみて間が空き過ぎるため、数代前の先祖とした方がいいだろう(祖父と明記していない設定もある)。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-007 |
■ ゼビア・ブラウニー本家 【ぜびあぶらうにーほんけ】 |
天照王朝のヘンシェル・アトワイト家、フィルモア帝国のクルップ家と並んでジョーカー星団の重産業を支配している一族。ゼビア家もしくはブラウニー家とも呼ばれる。一族一門で重産業企業「ブラウニー・AG」を運営し、フィルモア帝国のMHの設計・製造を担当してきたことで知られる。そのルーツは、星団暦初頭に活躍したメース・マイトにして「MHの父」とも呼ばれるブラウニー・ライドに遡る。ブラウニーは当時のノーティガ重産業国家に所属し、フィルモア以外の国家やシステム・カリギュラに対しても数多くのロボット兵器を供給してきた人物であるが、後にフィルモアへ渡ってその血筋を残したらしい。ハスハに名を残すゼビア・コーターはブラウニー家の出身(後にコーター家に分家)、フィルモア筆頭マイトとして活躍するシャープス家はブラウニー家の直系に当たる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-027 |
■ セブ島 【せぶとう】 |
フィリピンのヴィサヤ諸島にある小島。リゾート地として有名。とくに島の東側にあるマクタン島は世界有数のダイビング・スポットとして知られる。言語はセブアノ語、英語、タガログ語など。宗教はローマ・カトリック。永野センセーは観光でセブ島を訪問した際にファティマ・ピレットをデザインしたらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-082 |
■ ゼブラ 【ぜぶら】 |
石川徳松が1897年に東京で創業した文具メーカーの老舗。純国産で初の鋼ペン先を開発したメーカーで、創業当初は「石川ペン先製作所」という社名であった。1957年にボールペンの開発に着手し、63年に社名を「ゼブラ」に変更。これは予てよりブランドロゴおよびブランド名としていた「ゼブラペン」から採られた。永野センセーが以前Gペンのペン先を購入したメーカーであるが、1箱(5000円)全てが不良品だったらしく、1巻p116に文句が書いてある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-116 |
■ セブン・ナイト 【せぶんないと】 |
ブーレイ傭兵騎士団の別称。虹の7色をパーソナル・カラーとしてもつ7名の騎士により構成されていることに由来する。ただし、初期設定では7色以外の予備色が用意されており、赤、橙、黄、緑、空、青、紫、朱、茶の9色で構成されていた。また、最新の設定では運用されるその都度によって構成員の交代や増員が行われる騎士団とされているため、セブン・ナイトはたまたま7名の騎士で構成されていた時代に呼ばれていた通り名であったことになる。前述の9色についても設定の変更がみられ、「朱」および「茶」が抹消されて7色になり、「橙」も「燈」に変更されたようだ。ブーレイ傭兵騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-196 |
■ セム・ハム民族 【せむはむみんぞく】 |
アラビア半島を中心とする西アジア周辺に分布するセム語派の諸民族と、北アフリカを中心に分布するハム諸語(かつてのハム語派)を話す民族の総称。ヘブライ語、アラビア語、エジプト語、ソマリ語などが含まれる。分類系統の見直しにより、現在はアフロ・アジア語族として整理される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CHR |
■ セラフ 【せらふ】 |
K.O.G.の肩装甲に描かれている天使。熾天使を指す。天使の9つの階級の中で最も上位に当たる上級第1位に位置し、6枚の翼と4つの頭をもつとされる。セラフ以下は上級第2位ケルブ(智天使)、上級第3位ソロネ(座天使)、中級第1位ドミニオン(主天使)、中級第2位ヴァーチャー(力天使)、中級第3位パワー(能天使)、下級第1位プリンシパリティ(権天使)、下級第2位アークエンジェル(大天使)、下級第3位エンジェル(天使)と続く。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: JO-041 |
■ セラムン 【せらむん】 |
1992年から97年まで雑誌「なかよし」で連載された武内直子のコミック「美少女戦士セーラームーン」のこと。太陽系の各惑星(ただし主人公は月)に準えた名をもつ美少女戦士たちが、様々な目的をもって襲ってくる魔物と戦うストーリー。アニメ化もされており、同じく92年から97年まで5シリーズ全200話がテレビ朝日系で放映されている。日本のオタク文化を海外に広く浸透させた魔法少女モノのアニメとして知られ、永野センセーもイベントでヒロインのひとり愛野美奈子(セーラーヴィーナス)のコスプレをやったことがある。桜牧師はずばりサターン派。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-061 |
■ ゼルダの伝説 【ぜるだのでんせつ】 |
任天堂が1986年に発表したファミリーコンピュータディスクシステム用ゲームソフト「ゼルダの伝説」とそれに連なるシリーズのこと。一般にゼルダの伝説シリーズと呼ばれる。プレイヤーが主人公キャラクターを操作して物語を進めていくアクションRPG。シリーズによって時代や設定が異なるが、主人公リンク、王女ゼルダ、敵役ガノンドロフもしくはガノンの三者が共通して登場し、トライフォースと呼ばれる神の力の象徴を巡る物語が展開する。ただし、ゼルダとガノンドロフについては直接的に登場しないシリーズもある。永野センセーは同シリーズの熱烈なファンであるらしく、NT連載時の扉絵や副読本でゲーム内容を称賛している文章が確認できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-275 |
■ セル・バインディング 【せるばいんでぃんぐ】 |
ギターのネックやボディの縁の部分に付けられているセルロイド製のカバーのこと。エッジ部を保護すると同時に装飾の役割を持つ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-201 |
■ セルビア語 【せるびあご】 |
エミリィが修得している数多くの言語のうちのひとつ。セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナにおける公用語。主にセルビア人(正教会信徒の南スラヴ人)が用いる。インド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派に属し、キリル文字で表記される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-238 |
■ セルリアン 【せるりあん】 |
シリーズ・シアン夫人が運営するオートクチュール・メゾン。夫人が籍を置いているカラミティのパナフランシス公国か、現在の本拠地とされるアドラーのエラルド島に店舗を構えているものと考えられる。シアン夫人の友人でファティマ・エストの製作に携わったナク・タス・セルリアンというファティマ・マイスターがいることから、メゾンの名前はこの友人から頂戴したものと考えられる。ナク・タス・セルリアンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-082 |
■ セレクター 【せれくたー】 |
モード選択を行う際に使用するボタンまたはレバーのこと。一部のスパッドには、セイフティ(安全装置)の他に、キル(殺傷剣)、スタン(麻痺剣)、ショット(簡易銃)などに変更可能なモード・セレクターが付いている。劇中でも、カイエンのスパッドには「KILL」と「STAN(STUNの間違い)」、ATのスパッドには「BEAM」と「BLADE」の切り替えスイッチが確認できる。また、フレーム・ランチャーの砲身(ランチャー部)にも焔の長さを調節するセレクターが付いているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-189 |
■ セレブ 【せれぶ】 |
セレブリティ(celebrity)の略語。「名士」や「有名人」の意。「金持ち」という意味はないので注意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-232 |
■ セレン・バランス 【せれんばらんす】 |
ファティマ・マイトの家系として知られるバランス家の当主。クローム・バランシェより数代前の当主と考えられるが、その活動時期や作品については不明である。以前、Toysのサイトに掲載された「激ムズ・レベルE:FSSクイズ」に登場。セレン(selenium)は元素記号Se、原子番号34の灰色の半金属。過酸化脂質を分解する抗酸化酵素の主成分となるため、人体にとっては必須の元素である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: |
■ 零戦 【ぜろせん】 |
太平洋戦争前から敗戦まで5年に渡って日本海軍の主力戦闘機として活躍した戦闘機。紀元2600年(西暦1940年)に制式化されたことから零式(れいしき)艦上戦闘機と命名され、後に欧米諸国から「ゼロ・ファイター」と呼ばれたことから「零戦(ぜろせん)」という略称が一般に広まった。1937年に計画要求が出され、三菱重工の開発により40年に完成。41年には真珠湾攻撃に参加し、太平洋戦争の火蓋を切って落とした。非常に高性能な機体であったにも関らず、不純物の多い燃料や後の「改悪」もあって、国外の戦闘機の発展に追随することができず、戦争の末期には特攻機として利用された悲劇の戦闘機である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-055 |
■ セロリ 【せろり】 |
セリ科の一年草または二年草。原産は南ヨーロッパから中近東の高地。香草として古くから栽培され、後に葉および葉柄を食用として用いるようになった。日本には1800年代に持ち込まれ、戦後以降に広く栽培・販売されるようになった。独特の強い香りがあるため、小学生の間ではやや不人気な野菜である。別名オランダミツバ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-026 |
■ ゼロン環(リンク) 【ぜろんりんく】 |
おそらく、フィルモア帝国の首都デュアンスを取り巻いている外郭もしくは環状線の名称と考えられる。クリスティン・ビィの実家であるビィ家の邸宅は、ゼロン環(リンク)の郊外に位置している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-017 |
■ 全位スキャナー 【ぜんいすきゃなー】 |
ドーム状の発信機を備える全方位型スキャナーのこと。全方位スキャナの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-043 |
■ 全宇宙全次元 【ぜんうちゅうぜんじげん】 |
アークと呼ばれる存在が統べている世界。もしくはアークが活動している領域。水霊(ウォータードラゴン)はこの領域からジョーカー宇宙に干渉してきた。また、O.P.Q.L.はこの領域に踏み込むために「命の水」を求めていたとされる。「時間と空間の連鎖によって構成される全ての世界」とでも書けばいいだろうか。我々が生活する宇宙(3次元の世界)とは異なる次元・宇宙と考えられるが、そもそも宇宙とはどういったモノなのか、最近の宇宙の学説を読むと頭が混乱してくる。また、FSSにおける宇宙や次元の定義も我々の定義とは異なっている可能性があり、全宇宙全次元がどのような空間・領域を指すのか、全くもって不明である。アークの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-029 |
■ 戦火のナージャ 【せんかのなーじゃ】 |
2011年に公開されたロシア映画。第二次世界大戦中のロシアを舞台に、父コトフの行方を捜すべく従軍看護婦に志願したナージャの苦難を描く。アカデミー賞外国語映画賞とカンヌ国際映画祭最高賞グランプリを受賞した「太陽に灼かれて(1994)」の続編であり、ナージャの父コトフはロシア革命の英雄で前作の主人公のひとり。監督はニキータ・ミハルコフ。ナージャを演じるナージャ・ミハルコフはコトフ役も務めたニキータ・ミハルコフの実の娘とのこと。永野センセー曰く、劇中に4号戦車D型が登場しているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-036 |
■ 戦艦 【せんかん】 |
戦闘艦または主力艦とも。攻撃力と防御力を備えた軍艦のこと。A.K.D.軍の場合は、ベル・クレール型戦闘旗艦、ホエール型戦闘巡洋艦、U-XVII型戦艦(アーテレオポス・シリーズ)、U-XXI型戦艦(マクロフリアンクス・シリーズ)などが戦艦に分類される。通常、戦艦とはその軍の主力となる大型艦を指すため、A.K.D.軍において単に「戦艦」と呼称した場合は、旗艦などを除くU-XVII型およびU-XXI型戦艦を指していると考えてよい。 |
別名・異名・正式名など: バトルコスモシップ 初掲載: CH8-040 |
■ 戦艦繋留所 【せんかんけいりゅうじょ】 |
戦艦を繋留する場所。ジョーカー星団の戦艦一般を地表に停泊させる場合、地面にそのまま着陸させる方法はほとんど採られず、低空に留めて地上にアンカーを降ろす方法が採られる。おそらく、重量が重過ぎて宇宙港の施設(滑走路や発着場)を損壊させてしまうため、地上には置けないのだろう。バランシェ邸の敷地内にも正門から向かって右に戦艦繋留所があったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-060 |
■ 戦艦コード 【せんかんこーど】 |
宇宙軍における戦艦の識別コードのこと。A.K.D.軍の場合はU-xxxx(ウー)で表される。U-1がベル・クレール、U-2がアライメント、U-3が欠番、U-4がヘル・ドウラー、U-5がディア・ランス、U-6がミル・ギグ、U-100〜999がU-XVII型鑑(アーテレオポス・シリーズ)のA.K.D.軍所属艦、U-1000〜2999が同じくU-XVII型艦のA.K.D.各国配備軍および駐留軍の所属艦、U-3000以降がU-XXI型鑑(マクロファリンクス・シリーズ)となっている。ウォンドルシーク駐留軍が使用していたU-XVII型艦ゴールデンアイは、劇中登場時の戦艦コードがU-2211であった。この戦艦がデルタ・ベルンに帰還すると、U-333として扱われるらしい。所属先の変更によって戦艦コードも変わるということだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-041 |
■ 全権代理人 【ぜんけんだいりにん】 |
一切の権限についてその代理権を持つヒトのこと。騎士は「戦の全権代理人」と呼ばれる。騎士の多くが自国の軍隊に対して様々な越権行為を許されているのも、戦場における全権代理人であることが法的に認められているため。ただし、イアン・ケーニヒがこの言葉を口にしたのは、「一般人に代わって手を血で汚し、一般人に代わって傷を負う」という、よりメンタルな部分を指している。軽口を叩いてはいるものの、彼もまた騎士然とした古風な人物であることが判る。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-027 |
■ 先行型レッド・ミラージュ 【せんこうがたれっどみらーじゅ】 |
レッド・ミラージュ[先行型]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-206 |
■ 潜行艦 【せんこうかん】 |
ジョーカー星団における戦艦一般の呼び名。現在の地球で云うところの潜水艦に近い戦法をとって行動するため、このような名称が付けられたらしい。つまり、一撃必殺のバスター・ランチャーや、戦艦をいとも簡単に破壊するMHへの対策として、常に位置を悟られないよう隠れて行動する(=潜行する)ことが基本的な運用法になったということ。砲塔が本体から切り離される仕様になっているのも、ビームの軌跡から母艦の位置を悟られないようにするためである。艦隊戦を行う場合も魚雷を打ち合う雷撃戦が基本となるようだ。ウンターラムブートの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ03-062 |
■ 泉興京巴 【せんこうけいともえ】 |
デルタ・ベルンの南半球にあるガス・ガル連邦出身の騎士(初期設定では天照王朝パストーク国の貴族)。本名は堀川南洞院亜矢之巴(ほりかわみなみのとういんあやのともえ)。巴御前(ともえごぜん)とも呼ばれる。その小柄な体型とファティマを嫌悪する気持ちからMHには搭乗せず、専ら忍者として暗躍するフリーの女スパイである。星団暦2989年にはメヨーヨ朝廷の情報開発局に雇われてMHアシュラ・テンプルの実戦テストに協力。その後はバッハトマ魔法帝国に入国し、忍者部隊の頭領として活躍しているようだ。威圧的な立振舞いが災いして年上からも「アネさん」と呼ばれる女傑であるが、カイエンに甘えていた「亜矢子」の状態こそがこのヒトの本性のような気もする。 |
別名・異名・正式名など: 堀川南洞院亜矢之巴、巴御前、亜矢子 初掲載: #04-007 |
■ 先行者 【せんこうしゃ】 |
中国の国防科学技術大学の研究室で開発された二足歩行ロボット。2000年11月に公開された。全高1.4m。重量20kg。光ファイバーによる遠隔操作で稼動し、会話機能を有するとされる。股間の微妙な位置に筒が突き出ていることから、日本国内で「謎の兵器が搭載されているのでは?」というジョークが飛び交い、最終的に「中華キャノン」という名称が付けられてしまった。ネット上で検索すれば実物の写真と共に様々なイラスト・映像が確認できるので、興味のある方はぜひ探してみて欲しい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: IS-043 |
■ 閃光弾 【せんこうだん】 |
爆発すると強力な閃光を発する手榴弾のこと。破片や爆風による殺傷能力はほとんど無く、主に眼眩ましとして使用する。トモエは毛皮の上着の中に閃光弾を隠し持っているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-150 |
■ 先行プロトタイプ・プラスチック・スタイル 【せんこうぷろとたいぷぷらすちっくすたいる】 |
プロトタイプ・プラスチック・スタイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-012 |
■ 先行量産型 【せんこうりょうさんがた】 |
兵器の量産体制が確立された初期段階において量産された機体のこと。もしくは、本格的な量産に先駆けて試験的に量産された機体のこと。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に投入されたレッド・ミラージュは先行量産型であった。3007年の制式採用・正式公開に先駆けて量産された機体で、レッド・ミラージュのVer.2に相当する。レッド・ミラージュ[Ver.2]の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-129 |
■ 全次元全能神 【ぜんじげんぜんのうしん】 |
全能神とほぼ同義。全次元を活動の場とする全能神のこと。天照の最終進化形態である天照大神や、ドラゴンを統べる水霊が全次元全能神に分類される。ただし、FSSにおける全能神は異次元・異宇宙に対して無制限に干渉できる訳では無いらしく、タイカに出現した天照大神も力の行使に制約があることを仄めかしていた。能力的な限界ではなく、神の力を行使する上で立場的な制約があるのではないだろうか。全能神の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #05-045 |
■ 戦車教導大隊 【せんしゃきょうどうだいたい】 |
自軍の戦車兵の教導を目的として編成された戦車大隊のこと。エース級の戦車兵を教官に置き、見込みのある兵を集めて訓練することで次世代のエースを育てる部隊である。いわゆるトップガン。星団暦2992年にカステポーに派遣されたA.K.D.軍は、皇帝警護師団を中心とした有り合わせの部隊で構成されており、この教導大隊も戦列に加わっていた。本来は軍本部直属の独立部隊である(初期設定では光皇親衛戦闘師団戦術飛行旅団空中戦車連隊の所属)。劇中でも、バシュチェンコと彼の部下たちは、訓練の延長のような会話をしながら戦闘を行っているのが確認できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-057 |
■ 戦車隊長 【せんしゃたいちょう】 |
戦車の搭乗員のうち、隊長を務める者のこと。戦車長の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-070 |
■ 戦車長 【せんしゃちょう】 |
バレル・トップとも。戦車の搭乗員のうち、車内に指示を出す役割をもつリーダーのこと。戦場を常に見渡しつつ、車内の状況を把握して的確な指示を出すことが求められる。戦車は複数の兵がそれぞれの役割をもって行動することで円滑に運用される。戦車長以外では、有利な場所に戦車を導く「操縦手」、砲弾を発射する「砲手」、砲弾を装填する「装填手」などが主な構成員となる。 |
別名・異名・正式名など: バレル・トップ 初掲載: #02-077 |
■ 戦車兵 【せんしゃへい】 |
地上軍の兵科のひとつ。地上軍の空中部隊を構成する兵卒のうち、エア・バレルの運用を担当し、装甲突撃および制圧・爆撃を担う兵のこと。ジョーカー星団における兵科色はピンク。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-077 |
■ 千手観音 【せんじゅかんのん】 |
コミック6巻でラキシスが「次元回廊」を開いた際に出現した異界の神。4つの顔と9つ以上の腕を持ち、さらに頭頂部から4つのコブラの鎌首が突き出た姿をもつ。千手観音という呼び名は便宜的に付けられたもので、正確な呼び名はない。永野センセー自身も「カーリー神」のイメージでもあることを明かしている。千手観音とは仏教における菩薩の変化(へんげ)の一種。千の腕の掌それぞれに眼があり、世界中のあらゆる衆生を見つめ、救済する力をもつとされる。劇中に登場した異界神も掌に眼のようなマークが確認できる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: EG-144 |
■ 戦術 【せんじゅつ】 |
戦闘に勝利するための手段や計略のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-065 |
■ 戦術騎士理論 【せんじゅつきしりろん】 |
ニオ・ハスラーが高校在学中に好きだった科目。おそらく、騎士およびMHを最大限に活用することを主眼に置いた戦術理論のこと。地上軍および宇宙軍の一般兵・一般的な兵器を用いた戦術理論と、決戦兵器であるMHを用いた戦術理論は、似て非なるモノであるはず。一般兵を指揮下に置く騎士である以上、この2つを常に意識して行動しなければならないということだろう。戦術理論の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DES-012 |
■ 戦術指南 【せんじゅつしなん】 |
師となる人物が門徒などに戦術の指導をすること。通常、この師となる人物を指して指南役という。指南役の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-087 |
■ 戦術理論 【せんじゅつりろん】 |
戦術に関する理論。戦争の歴史の中で起きた事象・起こり得る事象を鑑み、それらの原因と結果について論述し、もって勝利への道程を系統立てて整理した知識の体系。戦争においてどのように行動することで勝利を得られるか、その方法をまとめた理論である。戦術の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-132 |
■ 戦場協定 【せんじょうきょうてい】 |
おそらく、ジョーカー星団における戦時国際法もしくは国際人道法(に類する国際法)に基づいて結ばれた、戦場における非戦闘員の保護を目的とした協定のこと。一般人および死傷者の収容、捕虜の待遇、医療車輌や船舶に対する攻撃の禁止などについて、一定の基準が示されているものと考えられる。要するに、戦闘能力のない者・戦闘意欲のない者に対して不必要な攻撃を加えることを禁止した協定である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-099 |
■ 戦場帝国国会 【せんじょうていこくこっかい】 |
フィルモア帝国が戦場において召集する臨時国会のこと。国家代表たる皇帝自身が戦場に降り立つ状況が多発する、フィルモア帝国ならではの特殊な国家運営システムと云えるだろう。ドロドロした帝国中枢の面々と顔を合わせずに開催できるメリットがあるのかも知れないが、立体映像を用いた集合会議などは既に確立されているものと考えられ、国内で召集される臨時国会と状況はほとんど同じであろう。魔導大戦の初期において、ナカカラに駐留したフィルモア騎士団と皇帝ダイ・グは、AP騎士団[ディスターブ隊]との交渉に先駆けて戦場帝国国会を召集した。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-179 |
■ 染色体 【せんしょくたい】 |
細胞核が分裂する際に現われるヒモ状の物質。しかし近年では、細胞周期に関わらず真核生物の細胞にあるDNAとヒストン(塩基性タンパク質)、およびその他の多様なタンパク質からなる生体物質として定義される。細胞分裂を行う際にこれらが複合体を形成し、高次構造をとることでヒモ状の物質が形成される。染色体は生物によって数や大きさが異なり、例としてヒトは44本(22対)の常染色体と2本の性染色体をもっている。開発初期の頃の騎士の体液は、他者の体内に侵入するとT細胞や染色体を破壊する極めて危険な反応を示したらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-066 |
■ 専制君主国家 【せんせいくんしゅこっか】 |
専制君主制の政体をもつ国家のこと。絶対専制君主制の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-037 |
■ 戦争理論 【せんそうりろん】 |
戦術理論とほぼ同義。戦術理論の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-026 |
■ センター・サーキット 【せんたーさーきっと】 |
MHの背骨に沿って取り付けられている伝達経路。中央部に穴の開いた平たいコードで、内部にはイレーザー・エネルギー以外の補佐的なパワー(電気やオイルなど)を伝達するラインや、センサー類・火器などを制御するコードが含まれている。中央部の穴は等間隔に並んでおり、機体各部に枝分かれするコードがそこから伸びているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-065 |
■ センター・シー 【せんたーしー】 |
中海とも。ボォスの南半球に広がる海洋。他の惑星に比べて陸地の割合が多いボォスでは、四方が大陸に囲まれた格好となるため、「陸地の中にある海」という意味で中海と呼ばれているのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 中海 初掲載: #06-040 |
■ センター・バー 【せんたーばー】 |
MHの内部装甲のひとつで、腰正面に付けられるパーツのこと。内側には油圧をコントロールするオイルサーボとオイルタンクが設置されている。別名「ふんどし」。 |
別名・異名・正式名など: ふんどし 初掲載: SW-075 |
■ センターポール 【せんたーぽーる】 |
リヒテンシュタイン・ランサーポールの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-057 |
■ 戦隊 【せんたい】 |
宇宙軍における船団の構成単位のひとつ。複数の軍艦により構成される船団を指し、通常は佐官が戦隊長を務めるようだ。船隊ではないので注意。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-058 |
■ センタイマ 【せんたいま】 |
ルシファ・センタイマの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-119 |
■ 船団 【せんだん】 |
2隻以上の船の集団を船団と呼ぶ。軍艦の集団である「艦隊」や「戦隊」も船団に含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH2-029 |
■ センチュリオンMK-1 【せんちゅりおんMK-1】 |
第二次世界大戦中の末期に開発が進められ、戦後間もなくイギリス軍が採用した第1世代主力戦車。センチュリオン(centurion)とは古代ローマ帝国軍における百人隊長のこと。戦中にイギリス軍が使用していた機動力重視の巡航戦車と、防御力重視の歩兵戦車、その双方の長所を併せ持つ戦車として開発が進められ、45年に制式型が完成。大戦中は実戦にほとんど投入されず、戦後に作られた改良型が輸出され、朝鮮戦争、インド・パキスタン戦争、南アフリカ国境紛争などに投入されたらしい。最初期モデルのMk.1から凡そ20年の間にMk.13まで改良が進められ、60年代に次期主力戦車チーフテンにその座を明け渡した。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ02-073 |
■ 全デルタ・ベルン議会 【ぜんでるたべるんぎかい】 |
デルタ・ベルンの各国代表によって構成される立法議会。つまり、A.K.D.の最高立法機関に相当する。A.K.D.議会と同義。グリース王朝会議によって下された決議がA.K.D.各国の指針として下ろされ、それを各国の議会で協議・検討した後に、全デルタ・ベルン議会における集会・協議が開催されるらしい。A.K.D.議会の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-160 |
■ 先天性白子 【せんてんせいはくし】 |
アルビノ。メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により、先天的に皮膚の色素を欠いてしまう遺伝子疾患。生まれた個体は皮膚や体毛などが白色となる。人間のほか、哺乳類、鳥類、爬虫類などの動物全般に見られ、有名なところではシロウサギやシロヘビが該当する。「ジャングル大帝(1965)」のレオは白変種もしくは先天性白子の可能性がある。一般に、先天性白子は体が弱く、寿命も短いとされる。天照は先天性白子という初期設定があったが、彼はジョーカー星団に生活する全てのヒトよりも長生きで、肉体が消滅しても再生可能という超絶的な健康優良児である。 |
別名・異名・正式名など: アルビノ 初掲載: #01-196 |
■ 戦闘衣 【せんとうい】 |
騎士が戦場に向かう際に着用する衣服。いわゆる戦闘服。劇中でダイ・グ・フィルモア5世が初陣の戦闘衣として纏っていたのは、フィルモア王家の歴代当主に引き継がれてきた正装である。色褪せて見た目もかなりボロボロであるが、歴代当主が新調せずに晴れの日に纏う慣習を続けて来たのは、験担ぎと厄払いの意味があってのこと。これに限らず、民族や血統に受け継がれてきた色・形・素材を採用している戦闘衣もあるのではないだろうか。耐久性や機能性を重視するだけでは割り切れない部分があるのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-018 |
■ 戦闘解析 【せんとうかいせき】 |
戦場の状況・情報を解析して、敵軍の戦力や作戦行動を予測すること。軍の参謀部が担当する業務であるが、より正確な解析を行うため、ファティマを召喚して解析に当たらせる場合もあるらしい。劇中でも、ファティマ・リンザが砲声音を即座に解析して、敵軍の艦船数を予測する描写がみられた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-048 |
■ 戦闘会話 【せんとうかいわ】 |
戦闘時に自軍の中だけで交わされる会話のこと。自軍を優位に立たせるための作戦行動や、それに係る指示・命令、機密事項を含む会話となるため、通常は一般回線に乗せず(オープンにせず)、自軍内で取り決めた信号帯の中だけで会話が交わされる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-078 |
■ 戦闘カウンセラー 【せんとうかうんせらー】 |
戦闘の意義、自身の未熟さ、果たす役割などについて悩みをもった騎士と話し合い、その騎士自身の考えと力量によって悩みを解決させ、もって戦場への復帰とさらなる躍進につなげる相談者のこと。要するに、戦闘キライ・コワイと弱音を吐いている騎士を助けるカウンセラーである。いずれの国家の騎士団もこういったカウンセラーを置いているらしい。メヨーヨ朝廷においてこの資格をもつ者は「僧」もしくは「僧伽」と呼ばれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-187 |
■ 戦闘艦隊 【せんとうかんたい】 |
戦艦により構成される艦隊のこと。艦隊の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-052 |
■ 戦闘機・MH発進口 【せんとうきMHはっしんこう】 |
戦艦一般に備え付けられている艦載機およびMHの発進口。通常はカタパルト(射出機)を備えている。ホエール型高速巡洋艦の場合、船体後部の底面にこの発進口が突き出ているようだ。艦載機発進カタパルトの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ03-061 |
■ 戦闘記憶 【せんとうきおく】 |
記憶と呼ぶよりも記録と呼んだ方がいいかも知れない。各ファティマがその脳内に記録している過去の戦闘データのこと。実戦経験の多いファティマほど膨大なデータを記録しており、そのサポートを受ける騎士とMHは様々な条件下で有利な戦闘を展開することが可能になる。また、ファティマは自身の戦闘記憶をMHの記憶野に移すことが可能であり、戦闘経験の豊富なファティマであればヴァージンMHを歴戦の機体に生まれ変わらせることも可能なようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-103 |
■ 戦闘機カタパルト 【せんとうきかたぱると】 |
艦載機発進カタパルトの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-137 |
■ 戦闘経験値 【せんとうけいけんち】 |
ファティマがMHに搭乗して戦闘を繰り返すことで蓄積されていく経験値のこと。MH戦闘対応蓄積とほぼ同義。MH戦闘対応蓄積の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-119 |
■ 戦闘携行食 【せんとうけいこうしょく】 |
軍事行動に際して軍関係者および騎士団各員に配給される個人用の携行食料。コンパクトにパッケージングされており、作戦行動中に野営で食事ができるよう、軍車輌やMHのコンテナに搭載される。戦闘食の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-186 |
■ 戦闘軽装 【せんとうけいそう】 |
戦闘服のうち、甲冑、装甲、装飾品などを省いて軽装にしたモノのこと。戦闘服の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-071 |
■ 戦闘継続時間 【せんとうけいぞくじかん】 |
MHの稼動時間のうち、戦闘を継続した場合の連続稼動時間を戦闘継続時間と呼ぶ。要するに最大出力で運用した場合の稼動時間である。エンジン性能、パワーバランス(機関出力の安定度)、機体重量によって左右され、ファティマの補正が上手ければある程度の延長が可能となる。劇中で描かれた最長戦闘継続時間は、グラード・シドミアン対カーレル・クリサリス戦の65時間。両者の状況を見る限り、これ以上の戦闘の継続はほとんど不可能であったようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-057 |
■ 戦闘形態 【せんとうけいたい】 |
MHバングが戦闘時にとる装甲状態・姿勢を便宜的に戦闘形態と呼ぶ。折りたたんでいた騎体各部を展開・伸張した状態を指す。収納形態の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-077 |
■ 戦闘減速 【せんとうげんそく】 |
恒星間航行速度から戦闘速度(戦速)まで減速すること。地球上の一般的な軍艦の速度については、遅い方から、微速、半速、原速、強速、第一戦速、第二戦速、第三戦速、第四戦速、第五戦速、最大戦速、一杯といった段階に分けて制御される(いわゆる巡航速度は原速に相当)。戦速は基本的に一杯に次ぐ速度となるが、ジョーカー星団のように恒星間航行速度つまり光速以上の速度も出せるようになると、戦速の定義は大きく異なってくるのだろう。おそらく、光速や亜光速に達しない運行速度で、艦内の重力制御で乗組員の姿勢が保てる限度を一杯とし、そこから幾つかのレベルに戦速を分けているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-148 |
■ 戦闘参加章 【せんとうさんかしょう】 |
軍組織における勲章の一種。戦闘に参加した者に与えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-143 |
■ 戦闘式典艦 【せんとうしきてんかん】 |
一部の仕様を式典用に変更している戦艦のこと。おそらく、兵装はほとんどそのままで、王族控え室や貴賓室といった王族・要人が立ち入るスペースを拡張し、内装を多少豪華なモノに変更しているものと考えられる。また、祝砲として用いる特殊弾を数多く搭載していたり、実戦に向かない派手な装甲板を貼り付けていたりするのかも知れない。劇中にはカッツェー公国の戦闘式典鑑ワリスが登場している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-086 |
■ 戦闘司教 【せんとうしきょう】 |
メヨーヨ朝廷における職位のひとつ。司教とはもともと聖職階位のひとつで、ローマ・カトリック教では大司教と司祭の間に位置する高僧である。ジョーカー星団では宗教の概念が存在しないため、メヨーヨ国内だけで流布される教義や説法がある訳でも無いだろう。おそらく、国家もしくは軍・騎士団における役職名として、この職位が存在しているものと考えられる。イラー・ザ・ビショップがもつ肩書きであるが、最新の設定では戦闘カウンセラーと云い換えているようだ。戦闘カウンセラーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #04-007 |
■ 戦闘地震 【せんとうじしん】 |
バトルクエイクの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-099 |
■ 先導者 【せんどうしゃ】 |
4種あるダイバー・フォースのうち、ハイブレンの能力者がこのように呼ばれる。ハイブレンは他者の思考・精神を制御し、意のままに操作できる能力である。そういった意味では「扇動者」と云い換えてみても面白いと思う。ハイブレンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: PS-074 |
■ 戦闘重量 【せんとうじゅうりょう】 |
戦闘機や戦闘用車輌において、機体本体の重量に加えて、燃料や冷却水、戦闘に使用する火器の弾薬、工具その他の備品と乗員を加えた状態の重量のこと。MHの場合は、この状態の重量を標準重量と呼び、さらに実剣やベイルなどの主武装・副武装を装備した状態の重量を戦闘重量と呼ぶらしい。ただし、巨大な肩装甲などはフローティングさせている場合が多く、見た目だけで戦闘重量を推し量ることは困難なようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-150 |
■ 戦闘出力 【せんとうしゅつりょく】 |
MHが戦闘を行う際に設定されるエンジン出力のこと。エンジンに極端な負荷を掛けないよう、通常はファティマによって最大出力の9割程度に抑えられているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-197 |
■ 戦闘衝撃 【せんとうしょうげき】 |
敵機の攻撃を受けることで生じる衝撃を戦闘衝撃と呼ぶ。MHはコントロール系に密着伝達式を採用しており、機体に掛かる負荷や衝撃は、ある程度緩和されてから騎士側にフィードバックされる仕組みになっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-185 |
■ 戦闘食 【せんとうしょく】 |
軍事行動に際して軍関係者および騎士団各員に配給される食事のこと。コンバット・レーション(combat rations)とも呼ばれる。長期間の保存と必要なカロリーの確保を主目的としており、必要に応じて携行できるようコンパクトにパッケージングされている。また、長期間の行軍で飽きが来ないよう配慮されており、多数のメニューを組み合わせてバリエーションに幅を持たせている場合が多い。劇中では、AP騎士団がノウランに集結していたシーンなどで登場。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-042 |
■ 戦闘人種 【せんとうじんしゅ】 |
遺伝子操作によって戦闘能力を強化された人種のこと。ジョーカー星団における騎士とダイバーが該当する。騎士、ダイバーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-167 |
■ 戦闘スーツ 【せんとうすーつ】 |
装甲スーツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE2-045 |
■ 戦闘スタイル 【せんとうすたいる】 |
戦闘を行うに当たっての各自のやり方。型や流儀とも呼ばれる。武器や防具などの装備品、それらの形状や所持数、流派や構え、先手・後手といった戦い方など、騎士によってそのスタイルは千差万別である。型の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-064 |
■ 戦闘艇 【せんとうてい】 |
エア・バレルを始めとする戦闘用車輌全般のこと。エア・ポットや輸送艇なども含まれる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-169 |
■ 戦闘デバイス 【せんとうでばいす】 |
対人・対物用兵器、通信機、探知機、妨害機など、戦闘で使用する各種装置のこと。MHは装甲内に数多くの戦闘デバイスを内蔵している。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-147 |
■ 戦闘ドレス 【せんとうどれす】 |
主に女性騎士が着用する戦闘用の衣服のこと。一見して軽装に見えるが、内側に装甲が仕込まれていたり、袖に武器が隠してあったり、騎士の好みで様々な機能が追加されているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-114 |
■ 戦闘人間 【せんとうにんげん】 |
AD世紀の時代に遺伝子操作によって生み出された戦闘用の強化人間のこと。騎士の先祖に当たる人造人間である。生体改造人間の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-206 |
■ 戦闘ノイズ 【せんとうのいず】 |
MHのほか、兵器一般を用いた戦闘によって発生する電磁波障害のこと。光学兵器などの使用によって発生する非意図的な障害と、ジャマーなどによってもたらされる意図的な障害が含まれる。通信機器が発達しているように見えるジョーカー星団であるが、戦闘時は戦闘ノイズによってほとんど通信ができない状態になるらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #09-130 |
■ 戦闘能力 【せんとうのうりょく】 |
ファティマのスペックを表すパワーゲージ「5バランス」のうちのひとつ。1番目に表示される。筋力、俊敏性、柔軟性、五感の鋭さなど、肉体面の能力の高さを表す評価である。ファティマは基本的に騎士の約80%に相当する身体能力を有しており、最高ランクの「A」であっても騎士の力を凌駕することは無い。騎士以上の力をもつファティマが暴走した場合に、騎士の力で制止することができなくなってしまうためである。しかし、4大ファティマ・マイトの作品にはオーバーAランクが認められており、「2A」で騎士級、「3A」で騎士以上の能力をもつとされる。バランシェは剣技の一部をプログラムに変換し、自身の製作したファティマにインストールしていたようだが、剣技を自在に繰り出すだけの膂力・センスをもつファティマであれば、「2A」や「3A」の評価が出たとしても不思議では無いだろう。そういったファティマを制止できる人物でなければ、マスターに選ばれることも無い訳で・・・この点からもバランシェ・ファティマが並みの騎士には扱えないシロモノであることが判る。 |
別名・異名・正式名など: フィジカル・パワーゲージ 初掲載: TT-056 |
■ 戦闘バランス 【せんとうばらんす】 |
おそらく、戦闘中にリアルタイムで設定・調整されるMHの機体バランスのこと。もしくはそのバランス調整のこと。劇中でモーメント・バランスやフローティング・バランスと云われている類を総じて戦闘バランスと呼称しているものと考えられる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-050 |
■ 戦闘人型有機コンピュータ 【せんとうひとがたゆうきこんぴゅーた】 |
ファティマの別名。ファティマ・ファティスの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TT-051 |
■ 戦闘ファッション 【せんとうふぁっしょん】 |
戦闘時に着用する衣服のこと。または、戦闘に特化した特徴・雰囲気を醸し出している身なりや服装のこと。耐熱・耐衝撃性に優れるスーツやブーツ、ヘルメットや手甲に代表されるプロテクター、銃器や刀剣を携行するための各種ベルトやフックなどの総称。FSSの連載初期には甲冑のような装備も度々登場していた。ファティマについては、ラミネート繊維で作られたファティマスーツがすなわち戦闘ファッションとなる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-061 |
■ 戦闘服 【せんとうふく】 |
騎士が戦闘に備えて着用する衣服。通常はMHに搭乗する際に着用するスーツ(=MHスーツ)を指す。各騎士団でデザインを固定している場合が多く(支給もしくは各自の給料で購入)、ミラージュ騎士団については男子用戦闘服が1種、婦人用戦闘服が2種、それぞれ用意されている。婦人用はミニドレス・タイプとオートバイコート・タイプがあり、劇中には前者が登場している。MHスーツの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-199 |
■ 戦闘マシーン 【せんとうましーん】 |
最初期設定におけるアイシャ・コーダンテの通り名。いざ戦闘となれば冷酷無比に敵を殲滅する恐ろしい騎士のイメージだったらしい。「連載史上最強」と謳われるアイシャの強さは折り紙つきであるが、そのあまりにもコメディ・タッチな立ち振る舞いを見る限り、この設定は完全にボツになったと考えていいだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: AP1-012 |
■ 戦闘メモリー 【せんとうめもりー】 |
MHの戦闘記憶および戦闘経験を収めている記録媒体。外観は弁当箱程度の大きさのボックスで、MHのファティマ・シェル内に設置される。これを他の騎体に移植することで、それまでの記憶・経験を引き継ぐことができるようだ。A.K.D.対シーブル戦の終結後、ファティマ・京の不調を察した天照は、彼女が搭乗していたMHアパッチの残骸からメモリーを回収。テロル・ミラージュに移植することで、多少なりとも彼女が安らぐ環境を提供しようとしていた。つまり、MHは戦闘を繰り返すことで記憶・経験が蓄積され、それによって自身の身体の動きを深く理解すると共に、ファティマとの連携がより高度なレベルに変化して互いのレスポンスや安定性が向上していくのだろう。アパッチのメモリーを移植されたテロルは、京と共に戦った日々を記憶する歴戦の騎体に生まれ変わったことになる。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #08-149 |
■ 戦闘モード 【せんとうもーど】 |
MHが戦闘を行う際の環境条件や行動内容に応じて設定される機体パラメータやプログラムのこと。MHは非常にデリケートな兵器であり、地上戦・宇宙戦はもちろんのこと、戦闘区域の気候や重力偏差、武装の変更に応じて騎体の各パートを管理するプログラムを切り替える、または書き換えることで初めてまともに動くことが可能になる。作戦行動の内容や状況・条件に合わせたプログラミングを終えてから出撃することが基本となるが、複数の作戦行動を連続して行う場合や、気象の変化が著しい場所で戦闘を行う場合は、複数の戦闘モードをプリセットしておき、状況に応じて切り替える方法が用いられるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #02-100 |
■ 戦闘薬 【せんとうやく】 |
戦意高揚、恐怖感抑制、ドーピングによる一時的な体力増強を促す薬のこと。判断力の低下や意識障害を起こす場合があり、多用した場合は麻薬に似た常習性が発現する。現在の地球でもデキストロ・アンフェタミン(通称スピード)と呼ばれる戦闘薬が存在する。ジョーカー星団でも、AP騎士団が使用する筋力増強剤のようなタイプや、コミック8巻でA.K.D.軍が新兵に配布した興奮剤のようなタイプなど、様々な戦闘薬が存在するようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #03-172 |
■ 前頭葉 【ぜんとうよう】 |
大脳の一部で、中心溝より前方にある部分のこと。主に高等な精神作用を引き起こす場所であり、哺乳類の中でも霊長類や人間でよく発達している。ジョーカー星団における麻薬の一部が、前頭葉に直接投与するタイプになっているのは、精神を司るこの器官の破壊によってトリップを引き起こす作用をもたらしているため。当然、投与し続ければ脳細胞の完全な破壊が待っている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-135 |
■ 戦闘用ケープ 【せんとうようけーぷ】 |
戦時下に野外で羽織るケープのこと。主君の護衛を務める場合など、公の場で戦闘服の上に羽織る正装用ケープとは異なる。屋内用が正装用ケープ、屋外用が戦闘用のケープになるだろうか。その他に野戦用のマントもあるため、いろいろと混乱してしまう。材質や丈などが異なるはずであるが、劇中のコマの中でこれらを判別することは不可能である。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH4-043 |
■ 戦闘用重甲冑 【せんとうようじゅうかっちゅう】 |
電磁シールドやバリアラインなど、身体機能の補佐・強化以外に攻撃・防御に特化した兵装を付加した騎士用のプロテクターのこと。ジョーカー星団では、MHに乗ることこそが騎士の本分とされているため、肉弾戦に特化したこのような装備を用いることは滅多に無いようだ。ダグラス・カイエンがコミック6巻でこの甲冑を身に纏ったのは、左翼大隊との戦闘を想定したため。ただし、カイエンがその気になれば、甲冑など無くとも左翼大隊の面々を軽くあしらうことも可能であったはず。おそらく彼は「本気で戦う」というフリをアピールすることで無益な戦いを避けようとしていたのだろう。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #06-112 |
■ 戦闘用情報処理人種 【せんとうようじょうほうしょりじんしゅ】 |
AD世紀において、マシンメースの情報処理を行うために作られた人工生命体のこと。現在はボツ設定。マシンメースおよびマシンメサイアは脳波コントロールで稼動するため、搭乗するパイロットは1名のみとなっている。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CHR |
■ 戦闘用ブラジャア 【せんとうようぶらじゃあ】 |
戦斗用ブラジャアとも。珍しく永野センセー自らが「没ネタ」と公言した女性ミラージュ騎士用ブラジャアのこと。重力制御付きで肩こりはしないという設定。アイシャ・コーダンテとリィ・エックスが着用時の姿を披露してくれた。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #01-188 |
■ 戦闘ロボット 【せんとうろぼっと】 |
狭義にはマシンメース、マシンメサイア、モーターヘッドの3種を含む総称。広義にはそれ以外の戦闘用ロボット全てを含む総称となる。後者は人型戦闘マシンとも云い換えられる。前者については、そのほとんど全てがストーイ・ワーナーおよびユーゴ・マウザーの2名によって基本構造の設計・開発が行われ、各マイトの手によって派生していったとされる。人型戦闘マシンの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-060 |
■ セントールナイト 【せんとーるないと】 |
ボツ設定となったフィルモア帝国遊星傭兵騎士団の別名。セントール(Centaur)とはギリシャ神話に登場するケンタウロスの英語読みである。上半身がヒト、下半身がウマの半人半獣。酒好きで乱暴者の一族であるが、一部の者は賢者として神話に登場している。遊星傭兵騎士団の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ29-040 |
■ セント・グリーン・ネイパー 【せんとぐりーんねいぱー】 |
セント(saint)とは「聖人」の意味。天照王朝の神官であるネイパーには、神事に係わる者の証として「セント」が冠せられるようだ。グリーン・ネイパーの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-138 |
■ セントラルパーク 【せんとらるぱーく】 |
地球連邦首都メトロポリスの中央区にある巨大な公園。芝生の広場や噴水が配置されているほか、旧時代のクラシックも演奏できるような音楽堂が存在していたようだ。ラッセル・コールの自宅はこのセントラルパークの近所であったらしく、エドワード・マコトと連れ立って散歩している姿がよく見られた。2186年にスーパーノヴァの再結成コンサート(マコトの追悼コンサート)が開催された場所でもある。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: FFC-096 |
■ 専任ヘッドライナー 【せんにんへっどらいなー】 |
あるMHに対して専任で運用・搭乗する騎士のこと。有名なところでは、歴代の黒騎士がバッシュの専任ヘッドライナーとされる。また、星団暦4000年代におけるヴンダーシェッツェの専任はアラート・エックス、ヴォルケシェッツェの専任はカーレル・クリサリスといったように、期間限定でそのMHの運用を任せられる場合も専任ヘッドライナーと呼ばれるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: TJ10-005 |
■ 全能細胞 【ぜんのうさいぼう】 |
全能性を保持している細胞のこと。生体内のあらゆる組織に分化することが可能で、無限に増殖する細胞のこと。分化が進むことでひとつの生体を形成することができる。通常は、受精後の卵細胞の発生初期の個体(=胚)、もしくはそこから作られる胚性幹細胞(ES細胞)を指す。近年では万能細胞と呼ばれ、体細胞から人工的に作られたものは人工多能性幹細胞(iPS細胞)と呼ばれるようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #10-240 |
■ 全能神 【ぜんのうしん】 |
FSSの世界観においてほぼ最上位の存在として位置づけられる神々のこと。何事をも全て成し得ることが可能な全知全能の神である。天照大神、水霊、U.R.I.、カレンが公式に全能神として設定されているほか、ファーンドームの星王、神界に渡ったシルビス、エルフのような外観をもつシルビス・ミラーも全能神に昇華しているものと考えられる。ちなみに、全能神すら超える位置にいるホントの最上位は「大君主ビヨンド・クラスファー・オーバーマテリアル」と呼ばれる超常物である。ビヨンド・クラスファー・オーバーマテリアルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 大神 初掲載: #05-045 |
■ 先鋒 【せんぽう】 |
戦闘集団を組んだ際に先陣に立つ者のこと。要するに矢面に立つ者を指す。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-085 |
■ 全方位索敵システム 【ぜんほういさくてきしすてむ】 |
全方位スキャナとほぼ同義。全方位スキャナの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#06-146 |
■ 全方位スキャナ 【ぜんほういすきゃな】 |
ドーム状の発信機から全方位に対して電磁波を発信し、その反射波から周囲の状況を把握すると共に、広範囲の解析を同時に行う解析装置のこと。反射波だけでなく、地磁気や音波を拾い上げて解析することも可能と思われる。斥候の役目を負った索敵・偵察用MH、哨戒機、探査機などに搭載される。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #12-222 |
■ 先方装甲突撃 【せんぽうそうこうとつげき】 |
パンツァーカイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #11-059 |
■ 先方突撃 【せんぽうとつげき】 |
先方装甲突撃と同義。パンツァーカイルの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE3-058 |
■ 千本 【せんぼん】 |
千本針の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: R#03-324 |
■ 千本針 【せんぼんばり】 |
忍者が懐に忍ばせて使用する針の束のこと。実際に1000本あるかどうかは微妙。忍者を題材としたコミックなどで、背後から襲って急所を刺すといった使用法が目立つが、実際の忍者が針を使って戦っていたのかどうかは不明。三条香は髪の中に千本針を隠し持っているらしい。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: KF-150 |
■ 前面投影面積 【ぜんめんとうえいめんせき】 |
物体を真正面から見た場合に平面として捉えられる範囲の面積のこと。戦車や船舶の場合、この面積が小さければ小さいほど的としては小さくなるため、正面から挑んだ際に被弾する確率が少なくなる。分厚い装甲やバリアによって防御力を上げるか、前面投影面積を小さくして被弾率を下げるか、この辺の選択はその戦車・船舶の設計思想によって異なってくる。A.K.D.軍に配備されているエア・バレルE-75は後者に該当し、さらに装甲を船形に配置することで、敵の砲撃をバイティング・アングル以下で受けて跳弾させる造りになっているようだ。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: #07-207 |
■ 前面搭乗ハッチ 【ぜんめんとうじょうはっち】 |
MHの頭部前面に取り付けられているファティマ・シェルの搭乗ハッチ。当然、頭部の側面や上面にハッチがある場合は、名称も異なってくる。ファティマ・コクピット・メインハッチの項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: SW-072 |
■ 戦略突撃歩兵 【せんりゃくとつげきほへい】 |
ファティマスーツと同じ素材で作られた特殊戦闘スーツを着用し、人間サイズのフレーム・ランチャーで武装した歩兵のこと。星団暦3159年以降、天照が実戦に投入したミラージュ騎士団直属の機動歩兵である。以前の設定で火炎歩兵と呼ばれていたグループを指す。火炎歩兵の項を参照のこと。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: DE1-133 |
■ 戦列 【せんれつ】 |
宇宙軍の兵科のひとつ。主砲・副砲による砲撃、魚雷・機雷などの各種兵装の使用など、船内において戦闘業務全般を担当する。ジョーカー星団における兵科色は赤。 |
別名・異名・正式名など: 初掲載: CH8-059 |