† ハ †
Japanese_HA
 

 
■ ハ-「セン」1014 【は-「せん」1014】 

ハ-閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ハ=FDK-Y-ON 【は=FDK-Y-ON】 

GTMディー・カイゼリンに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「FDK-Y-ON」はそのエンジンに与えられた名称もしくは識別名になるだろうか。後に設定が変更されている。FSK-Y-ONの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ ハ-1014型発動機 【は-1014がたはつどうき】 

閃1014エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ ハ-1015型 【は-1015がた】 

閃1015エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p55


■ ハ-DB603 【は-DB603】 

GTMゲートシオン・MK2・ナンバー3に搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「DB603」はこのエンジンの名称だろう。GTMのエンジン型式にみられるアルファベットは、戦車、自動車、航空機などのエンジンから引用されているらしい。おそらく「DB」はダイムラー・ベンツの頭文字である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ ハ-HL550 【は-HL500】 

GTMダッカスおよびメロウラに搭載されているエンジンの型式名。ウィリーズやプリンシパルといったフィルモア帝国の皇帝騎も同様のエンジンを搭載している可能性がある。「ハ」は「発動機」の頭文字。「HL550」はこのエンジンの名称である。GTMのエンジン型式にみられるアルファベットは、戦車、自動車、航空機などのエンジンから引用されているらしい。「HL」はマイバッハ製のエンジンにある「HL」が元ネタ。これはドイツ語で「高性能」を意味する「Hochleistung」の略語である。HL550エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ハ-HL630Fi 【は-HL630Fi】 

GTMユーレイとその派生型に搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「HL630」はこのエンジンの名称。「Fi」はフィルモア製であることを示しているのだろう。HL630エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ハ-HL650Fi 【は-HL650Fi】 new!

GTMラミアスに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「HL650」はこのエンジンの名称。「Fi」はフィルモア製であることを示しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-166


■ ハ-Pedan 07 【は-Pedan 07】 new!

ハ-ペダン07型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ハ-Pedarn 07 【は-Pedarn 07】 new!

GTMディー・ウィリーズに搭載されているエンジンの型式名。GTMディー・カイゼリンに搭載されているエンジンと同型のペダン07型エンジンである。ハ-ペダン07型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ ハ-PW201 【は-PW201】 new!

ミラージュ騎士団を除くA.K.D.軍および騎士団に配備されるGTMグリット・ブリンガーに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「PW201」はこのエンジンの名称もしくは型番になるだろうか。グリット・ブリンガーは高い汎用性を誇るため、このほかにSM型、RR型の各種エンジンも搭載可能である。ミラージュ騎士団が使用する騎体には閃1015エンジンが搭載される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-036


■ ハ-RR-34 【は-RR-34】 new!

GTMカーバーゲンに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「RR-34」はこのエンジンの名称だろう。GTMのエンジン型式にみられるアルファベットは、戦車、自動車、航空機などのエンジンから引用されているらしい。おそらく「RR」はロールス・ロイスの頭文字である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-146


■ ハ-SM-34 【は-SM-34】 

GTMボルドックス・ガーネットに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「SM-34」はこのエンジンの名称もしくは型番になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ ハ-SM-60Mi 【は-SM-60Mi】 

GTMバーガ・ハリに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「SM-60」はこのエンジンの名称。「Mi」はミノグシア製であることを示しているのだろう。詳細は不明であるが、SM60型エンジンはライオン・フレームに対応した大出力のエンジンで、ホルダ31型に搭載されているエンジンの系列に当たるらしい。劇中のソープのセリフから「SM」はスーパーマーリンの略語であることが明かされた。スーパーマーリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ ハ-SM-61s 【は-SM-61s】 new!

GTMバーガ・ハリ・ダンダグラーダに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「SM-61」はこのエンジンの名称。「s」はおそらく「space」の頭文字で宇宙用もしくは宇宙工場製であることを示しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-143


■ パーカー 【ぱーかー】 

フードが付いた上衣の総称。多くは腹の部分にポケットが付く。ネネツ語(ロシア北部に伝わる言語)で「動物の毛皮の上着」を意味するパーカという言葉が語源になったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ バーガーキングのダブルワッパー 【ばーがーきんぐのだぶるわっぱー】 

モラード・カーバイトの好きな食べ物(バルチック・アカデミー在籍時)。Burger King(バーガーキング)はアメリカ・フロリダ州マイアミに本拠を置くハンバーガー・レストラン。1953年創業のInsta-Burger King(インスタ・バーガーキング)をDavid Edgerton(デイヴィッド・エドガートン)とJames McLamore(ジェームズ・マクラモア)が買収し、翌54年にBurger King(バーガーキング)と改名。アメリカ国内の有名農場と提携して世界有数のハンバーガー店に育て上げた。国内では2006年11月に日本法人の株式会社バーガーキング・ジャパンが設立。2016年現在、国内に97店舗が展開している。ワッパー(Whopper)は同企業が57年から導入した主力商品。「とてつもなく大きい」という意味をもち、ファーストフードの商品名としては世界で最も有名なもののひとつである。当然、ダブルワッパーはハンバーグを2枚挟みこんだ商品となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-099


■ バーガ・ハリ 【ばーがはり】 

ハスハ連合共和国AP騎士団およびミノグシア連合AP騎士団の主力GTM。現行型のM5-5型はゼビア・コーターが基本設計を担当した。フィルモア帝国のユーレイ、クバルカン法国のルッセンフリードと並んで星団3大GTMに数えられる。正式名称はバーティカル・バーガ・ハ・リ。星団暦の初頭に考案されたライオン・フレームを採用しており、堅牢さと有り余るパワーを特徴とする。余剰パワーは背中に備え付けられた大型のアイドラ・フライヤーに回しており、このフライヤーが副腕の役割を果たすことで防御・攻撃に応用することが可能となっている。生産は旧ハスハ連合の4ヶ所(ハスハント工場、ナオス工場、ギーレル工場、イェンシング工場)で行われており、各工場で騎体の仕様が若干異なるようだ。また、各支隊で装甲カラーとヘッドカラーも異なる。旧設定におけるA・トールに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ バーガ・ハリ・AE 【ばーがはりAE】 

AP騎士団[スパチュラ隊]が使用するバーガ・ハリ。後にバーガ・ハリ・ファンディに改められた。バーガ・ハリ・ファンディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・BS 【ばーがはりBS】 

AP騎士団[スバース隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場で生産される。装甲色はブラックグリーン。ヘッドカラーは白色。外見仕様はスキーン隊(SKS)やドーチュー隊(DS)の騎体と同一であるが、エンジンやスイングは異なる調整が施されている模様。なお、スバース隊の第1大隊が使用するバーガ・ハリはエース仕様の特殊騎で、バーガ・ハリ・BSコブラと呼ばれる。スバース隊の一般騎とは、装甲色、頭部、肩部、アイドラ・フライヤー、アーム・フライヤーなどが異なり、最大限のチューニングが施されているようだ。バーガ・ハリ・BSコブラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ バーガ・ハリ・BS SWANS-Hs 【ばーがはりBS SWANS-Hs】 

バーガ・ハリ・BSと同義。「SWANS」はスバース隊の別名。「-Hs」はハスハント工場の生産であることを示す識別名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-014


■ バーガ・ハリ・BS-R 【ばーがはりBS-R】 

バーガ・ハリ・BSコブラを駆逐型・指揮型に改修した特殊仕様騎。装甲色は真紅。BSコブラとは各部の装甲デザインが異なり、両肩に巨大なアイドラ・フライヤー、頭部・肩部に白蛇のマーキングが付く。見た目に反してBSコブラより軽く作られているらしい。また、エンジンはなぜかホルダ型のエンジン(HL550)を搭載しており、大国フィルモアと聖宮ラーンの関係性を匂わせる騎体となっている。ヤーボ・ビートが生前搭乗していた騎体で、彼女の没後はスバース隊が保管。ワンダン・ハレーが騎士として復帰した際に渡すよう、詩女ムグミカがバルンガに言付けていたらしい。ソープ曰く「読者以上にナニコレ?」「言うこときかん子」とのことで、かなり厄介なチューニングが施されているようだ。別名コブラ・ハーブもしくはハブ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-121


■ バーガ・ハリ・BSRハーブ 【ばーがはりBSRはーぶ】 

バーガ・ハリ・BS-Rの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バーガ・ハリ・BSコブラ 【ばーがはりBSこぶら】 

AP騎士団[スバース隊]の第1大隊が使用するエース仕様のバーガ・ハリ。第1大隊以外では、王宮固定3支隊の支隊長や大隊長クラスが使用する。ハスハント工場で生産。装甲色はブラックグリーン。ヘッドカラーは白色。アイドラ・フライヤーにみられるコブラの頭部を模した模様を始め、騎体各部にスカイブルーの装飾がつく。各関節が堅牢に作られているほか、頭部、肩部、スカート、アイドラ・フライヤー、アーム・フライヤーの形状が一般騎と異なり、最大限のチューニングが施されているようだ。配備数は30騎程度。マイケル・ギラ、ヤーボ・ビート、アード・ゼニヤッタ、ヒン・モンダッタのほか、スバース隊の支隊長となったランド、スキーン隊の支隊長シュマイス、ドーチュー隊の支隊長スミダもコブラを使用する。ヤーボの搭乗騎については後にBS-R(コブラ・ハーブ)に改められた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-031


■ バーガ・ハリ・BSハスハント 【ばーがはりBSはすはんと】 

バーガ・ハリ・BSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ バーガ・ハリ・DDG 【ばーがはりDDG】 

AP騎士団[SPK隊]が使用するバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・ダンダグラーダとも呼ばれる。バーガ・ハリ・ダンダグラーダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・DS 【ばーがはりDS】 

AP騎士団[ドーチュー隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場で生産される。装甲色はデザートピンク。ヘッドカラーは黒色。バーガ・ハリ・DTの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・DS-Hs 【ばーがはりDS-Hs】 

バーガ・ハリ・DSと同義。「-Hs」はハスハント工場の生産であることを示す識別名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-014


■ バーガ・ハリ・DT 【ばーがはりDT】 

AP騎士団[ドーチュー隊]が使用するバーガ・ハリ。後にバーガ・ハリ・DSに改められた。バーガ・ハリ・DSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ バーガ・ハリ・EB 【ばーがはりEB】 

AP騎士団[エンブリヨ隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場で生産される。装甲色およびヘッドカラーは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バーガ・ハリ・EBS 【ばーがはりEBS】 

AP騎士団[エンブリヨ隊]が使用するバーガ・ハリ。後にバーガ・ハリ・EBに改められた。バーガ・ハリ・EBの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・Ec 【ばーがはりEc】 

バーガ・ハリ・EBの初期名称。バーガ・ハリ・EBの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p85


■ バーガ・ハリ・ESSQ 【ばーがはりESSQ】 

AP騎士団[スクリティ隊]が使用するバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・スクリティとも呼ばれる。ハスハント工場で生産。他のバーガ・ハリとは装甲形状が大きく異なる特別仕様騎で、光学カモフラージュ機能のほか、隠密・索敵行動に特化した性能をもつ。また、電磁フィールドブロックを全身の300ヶ所に装備しており、強力な電磁フィールドを発生することが可能なようだ(その効果については不明)。運用するメンバーが警察騎士団のスクリティ隊であるため、対バーガ・ハリ戦を想定した装備を備えており、頭部にあるコード発信機はバーガ・ハリの感覚器を完全に無効化する機能をもつという。汎用性と集団戦闘性能は排除されており、防衛戦・侵攻戦では活躍できない騎体となるが、現在は前線での活動を考慮して妨害機能の一部をオミットし、通常戦闘に備えた改装を施しているらしい。バーガ・ハリ・SQの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: バーガ・ハリ・スクリティ
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・FiTr 【ばーがはりFiTr】 

バーガ・ハリ・FTRの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・FR 【ばーがはりFR】 

バーガ・ハリ・FTRの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バーガ・ハリ・FTR 【ばーがはりFTR】 

AP騎士団[ディスターブ隊]が使用するバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・フィニトライブとも呼ばれる。ナオス工場で生産。装甲色はおそらくサンドグレー。ヘッドカラーは不明。名前の元ネタは、Chris Connely(クリス・コネリー)、Philip Pinsky(フィリップ・ピンスキー)、David Miller(デビッド・ミラー)らが参加したスコットランド出身のハウス・ユニットFini Tribe(フィニ・トライブ)から。「FRT」のほか「FiTr」や「FR」などの表記ゆれがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ バーガ・ハリ・HS 【ばーがはりHS】 

AP騎士団[パローラ隊]が使用するバーガ・ハリ。ギーレル工場で生産される。装甲色はおそらくレモンイエロー。ヘッドカラーは不明。パローラ隊はハスハ解体後に旧体制派と袂を分かち、ギーレル王朝騎士団として活動を再開しているため、バーガ・ハリ・HSも現在はギーレル王朝の所属騎として運用されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ バーガ・ハリ・JG 【ばーがはりJG】 

AP騎士団[ジャーグド隊]が使用するバーガ・ハリ。イェンシング工場で生産される。装甲色はグリーン。ヘッドカラーは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・KK 【ばーがはりKK】 

AP騎士団[ツラック隊]が使用するバーガ・ハリ。イェンシング工場で生産される。装甲色はライトグリーン。ヘッドカラーはグレー。バーガ・ハリ・BSを始めとするハスハント工場製の騎体とは、頭部および背部アイドラ・フライヤーの形状が異なる。ベラ攻防戦ではレディオス・ソープが整備・改修を行い、各騎士の活躍により素晴らしい戦果を残したことから、内外で大戦中の最強GTMと呼ばれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バーガ・ハリ・KK-Ie 【ばーがはりKK-Ie】 

バーガ・ハリ・KKと同義。「-Ie」はイェンシング工場の生産であることを示す識別名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-010


■ バーガ・ハリ・LA 【ばーがはりLA】 

AP騎士団[ラーン王宮支隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場の生産であるが、ナオス工場あるいはイェンシング工場としている資料もある。装甲色はパールベージュ(白色)。ヘッドカラーはオレンジ・ピンク(紅色)。聖宮ラーン直下の独立騎士団であり、他のバーガ・ハリよりも美しい装飾が施されているのが特徴。装甲色と装飾以外はバーガ・ハリ・BSと同一の仕様であり、バーガ・ハリの中で最も高価且つ高性能に仕上がっている。スバース市に留まっているラーン王宮支隊のメンバーは(マグダル不在のため)デプレの護衛に付いており、バーガ・ハリ・LAはカイゼリンの護衛騎として運用されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ バーガ・ハリ・LA-Hs 【ばーがはりLA-Hs】 

バーガ・ハリ・LAと同義。「-Hs」はハスハント工場の生産であることを示す識別名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-015


■ バーガ・ハリ・MS 【ばーがはりMS】 

AP騎士団[マルコンナ隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場で生産される。装甲色およびヘッドカラーは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バーガ・ハリ・SK 【ばーがはりSk】 

バーガ・ハリ・SKSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-006


■ バーガ・ハリ・SKS 【ばーがはりSKS】 

AP騎士団[スキーン隊]が使用するバーガ・ハリ。ハスハント工場で生産される。装甲色はサンドイエロー。ヘッドカラーは黄色。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ バーガ・ハリ・SKコブラ 【ばーがはりSkこぶら】 

AP騎士団[スキーン隊]の支隊長が使用するエース仕様のバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・BSコブラと同型であるが、形式上はSKコブラに分けられる。魔導大戦ではシュマイス・バイダーが使用。ドーチュー隊の支隊長もコブラを使用するらしいので、こちらはおそらくバーガ・ハリ・DSコブラという名称になるはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ バーガ・ハリ・SQ 【ばーがはりSQ】 

AP騎士団[スクリティ隊]が使用するバーガ・ハリ。後にバーガ・ハリ・ESSQに改められた。バーガ・ハリ・ESSQの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p85


■ バーガ・ハリ・Sw 【ばーがはりSw】 

バーガ・ハリ・BSの初期名称。バーガ・ハリ・BSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p85


■ バーガ・ハリ工場 【ばーがはりこうじょう】 

ミノグシア各国にあるGTMバーガ・ハリの生産工場。ハスハント共和国(スバース隊、スキーン隊、ドーチュー隊、マルコンナ隊、エンブリヨ隊、スクリティ隊、ラーン王宮支隊配備騎生産)、ギーレル・ハスハ王国(パローラ隊、SPK隊配備騎生産)、イェンシング共和国(ツラック隊、スパチュラ隊、ジャーグド隊配備騎生産)、ナオス国(ディスターブ隊配備騎生産)の4ヶ所が存在する。以前の設定では、SPK隊およびスクリティ隊は特殊仕様ということもあり、これらの工場では生産されていないことになっていた。騎体の仕様は工場毎に統一されており、各支隊で装甲カラーとヘッドカラーが異なるという設定。ただし、同じ工場でも形状が異なる騎体が劇中に登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-055


■ バーガ・ハリ・コブラ 【ばーがはりこぶら】 

AP騎士団[スバース隊]の副隊長であったヤーボ・ビートが搭乗したバーガ・ハリ。ヤーボが没した後は、魔導大戦で復活するワンダン・ハレーの乗騎となる。後の設定変更で、コブラはエース仕様のバーガ・ハリに位置づけられ、ヤーボの搭乗していたGTMは駆逐型のBS-R(コブラ・ハーブ)に改められた。バーガ・ハリ・BSコブラバーガ・ハリ・BS-Rの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-075


■ バーガ・ハリ・スクリティ 【ばーがはりすくりてぃ】 

AP騎士団[スクリティ隊]が使用するバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・ESSQの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-026


■ バーガ・ハ・リ・スバース・バトル・サーフィン・コブラ 【ばーがはりすばーすばとるさーふぃんこぶら】 

バーガ・ハリ・BSコブラの正式名。剣聖スバースの名を冠していることもあり、これこそミノグシアのGTMと云う者も多いようだ。サーフィン(surfing)は「波乗り」という意味になるが、本来のサーフ(surf)が語源だろうか。すなわち、「岩などに当たって砕ける波」から転じて、単騎でも戦場を切り開いていくような優れた性能を表した名称と思われる。バーガ・ハリ・BSコブラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-011


■ バーガ・ハリ製造工場 【ばーがはりせいぞうこうじょう】 

バーガ・ハリ工場の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ バーガ・ハリ・ダンダグラーダ 【ばーがはりだんだぐらーだ】 

惑星カーマントー・ドーマ連合の連合自治騎士団が使用する主力GTMのひとつ。旧AP騎士団[SPK隊]が使用していたバーガ・ハリである。ギーレル工場で生産されていたはずであるが、ミノグシアから独立した後の現在の生産体制は不明。装甲色は山吹色。ヘッドカラーは無し(騎体と同色)。AP騎士団の最高機密兵器とされていた宇宙戦仕様の新型騎で、マギー・コーターが設計・開発した。頭部・肩部にデブリを排除するセンサー類とビーム砲を多数装備。背中のアイドラ・フライヤーは翼状の輻射フライヤーに換装されており、コクピットも上方に90度回転する仕様となっている。また、搭乗者の生命維持に重点を置いた設計になっており、ファティマ・シェル単体でもファティマを数十年以上に渡って休眠・保護する機能をもつ。ファティマ・コントロールの調整にハルペルが携わったようだ。頭部、背面フライヤー、腕部フライヤー以外は通常のバーガ・ハリと同一のデザイン。英訳表記では「Baga Ha Ri SPK」となっていることから、バーガ・ハリ・SPKと呼ばれる場合もあるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ バーガ・ハリ・ダンダグラーダSPK 【ばーがはりだんだぐらーだSPK】 new!

バーガ・ハリ・ダンダグラーダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-143


■ バーガ・ハリ・ファンディ 【ばーがはりふぁんでぃ】 

AP騎士団[スパチュラ隊]が使用するバーガ・ハリ。イェンシング工場で生産される。装甲色はオレンジ。ヘッドカラーは不明。ただし、魔導大戦の勃発後にスパチュラ隊は二手に分かれており、本隊はバトラント共和国に、一部(第3大隊)はホームのカッツェー公国に移動している。カッツェー公国に移動した部隊はハスハント工場生産のバーガ・ハリを使用しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-157


■ バーガ・ハリ・フィニトライブ 【ばーがはりふぃにとらいぶ】 

バーガ・ハリ・FTRの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p62


■ バーガ・ハリ・フェンディ 【ばーがはりふぇんでぃ】 

バーガ・ハリ・ファンディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-010


■ バーグル・デ・ライツァー 【ばーぐるでらいつぁー】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.2。秘密結社ローゼンクロイツの首領として暗黒街に君臨していた凶漢。裏世界の縄張り争いで剣聖ダグラス・カイエンと拮抗していたこともある大物で、武の道においてもディモス・ハイアラキに師事し、ナイト・マスター(と天位)を授かった居合の達人である。脳細胞をも破壊する麻薬を常用する破滅思考の持ち主であり、その狂気のままにパートナーのパルテノと共に狂虐の限りを尽くしてきたらしい。星団暦2970年代に表舞台から姿を消し、秘密裏にミラージュ騎士団に入団。その後は「暗殺専門の飼われ犬」として活動していたようだ。ニック・ネーム(またはコード・ネーム)はシャフト。後にミラージュに入団するキュキィとも顔見知りであったという。公爵位をもつ元貴族との設定もある。星団暦2992年のA.K.D.対シーブル戦に参加。パイド・パイパー騎士団を壊滅させたものの、直後に覚醒したボスヤスフォートの手に掛かりその命を落とした。
別名・異名・正式名など: シャフト
初掲載: DE6-091


■ バークレー 【ばーくれー】 

おそらく、アメリカの州立大学のひとつUniversity of California, Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)のことだろう。カリフォルニア州バークレー市に本拠を置く大学で、私立大学のCollege of California(カリフォルニア大学)から転身する形で1868年に創設された。同じくカリフォルニア州に位置するスタンフォード大学と比肩する名門校であり、リベラルな校風を保つことで知られる。化学分野およびIT分野において多大な功績を残しており、この学校の研究で発見された元素も多い。また、第二次世界大戦中はこのバークレー校の学者がマンハッタン計画に携わり、原子力爆弾および水素爆弾の開発が進められたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-076


■ ハーケン 【はーけん】 

ハーケン(Haken)とはドイツ語で「手鉤」のこと。登山道具の一種。岸壁の割れ目に打ち込んで身体や体制を固定する際に使用する。通常はロープを通すホールかリングが付属する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ ハーケン・ヒール 【はーけんひーる】 

GTMの踵に当たる部分のこと。ハーケン(Haken)とはドイツ語で「鉤」もしくは「鉤状になっている」の意。通常は登山などでクラック(割れ目)に差し込む鉤状の道具を指す。GTMの場合、踵の上方にある滑り止めをアイゼンと呼んでいるので、同じく地面に対して引っかけたり、めり込んだりする役割をもつ踵にハーケンという呼称を用いているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ バージ 【ばーじ】 

乗物の一種。小型の浮遊移動船を指す。地球のボート(車で云えば自家用車)に相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-038


■ バージセイラー 【ばーじせいらー】 

バージは小型の浮遊船のこと。セイラーは大型の浮遊船を指すが、浮遊船の総称としてセイラーを用いる場合もあるため、バージセイラーとはおそらくバージと同義であろう。もしくは、バージでありながらセイラー並みの内外装と性能をもつ浮遊船を指しているのかも知れない。バージセイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-107


■ バーシャ 【ばーしゃ】 

カステポー周辺で「黒き死の女神」と呼ばれ恐れられているファティマ。その正体は、黒騎士となるべき人物を捜索するために別人格を発現した(=シーク・モードに移行した)ファティマ・エストである。エストとバーシャの人格切り替えはファンタム・プログラムと呼ばれる特殊なプログラムによって行われる。これは、精神補正のために一時的に全制御を解除するものであり、この状態のエストはファティマとしての基本的な本能・・・騎士を得てマスターとする機能が発動しなくなる(黒騎士の資格をもつ騎士に出会うと全制御が復帰する)。また、同時に起動するミラーリング・スクリプトは、エスト自身の記憶や体験・経験をすり替えた全く別の擬似人格「バーシャ」を発現する。エストが正常な状態に戻ると、バーシャであった時の記憶は完全に消去されることになる。一見して複雑な事情を抱えているように見えるエストであるが、彼女だけがもつこういった機能の全ては「GTMダッカスを動かす」というたったひとつの目的に収束される。GTMに全てを捧げるファティマ・エスト・・・騎士に捧げるモノがない彼女だからこそ、バーシャはその罪滅ぼしとして騎士を教え導くのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-103


■ パーソナルカラー 【ぱーそなるからー】 

集団内の個人識別のために宛がわれる色彩のこと。ミラージュ騎士団の各メンバーには識別用のパーソナルカラーが設定されている。正装をした場合にメタルマスクとクリーグケープによって個人を特定する記号が全て隠されてしまうためである。男性のミラージュ騎士はカフスバンド、女性のミラージュ騎士はタイツの色で表すことになっているようだが・・・色彩の判別って難しいよね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-060


■ パーソナルマーク 【ぱーそなるまーく】 

個人の識別に用いられるマークのこと。GTMの場合、搭乗している騎士が目視で瞬時に判断できるよう、頭部周辺などに特徴的なマークを入れることが多いようだ。隊内の相互フォローを目的とするため、隊長やエースだけでなく、新人(加入・移籍したばかりの騎士)やノービス(一定のランクに達していない騎士)にマークを付けることも多い。劇中に登場しているバーガ・ハリ・KKについても、ナルミ、ツバンツヒ、カーツなどの搭乗騎でパーソナル・マークが確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-046


■ バーチカルGTM 【ばーちかるGTM】 

重装GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ パーツブロック 【ぱーつぶろっく】 

スイングブロックとほぼ同義。スイングブロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ バーティカルGTM 【ばーてぃかるGTM】 

バーティカル(Vertical)とは英語で「頂点」の意。突撃を行う際の三角陣形において、先頭つまり頂点に立つGTMをバーティカルGTMと呼ぶ。重装GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ バーティカル・スイングブロック 【ばーてぃかるすいんぐぶろっく】 

GTMの竜骨に組み込まれているスイングブロックの一種。詳細は不明。バーティカル(Vertical)は「縦」、「垂直」、「頂点」の意。スイングブロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-018


■ バーティカル・バーガ・ハ・リ 【ばーてぃかるばーがはり】 

GTMバーガ・ハリの正式名称。その名は聖宮ラーンの旧称「都ハ・リ」に由来する。バーガ・ハリの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-017


■ パーティクル・プリンセス 【ぱーてぃくるぷりんせす】 

素子姫の別称。パーティクル(particle)とは「粒子」の意。素粒子が「elementary particles」と訳されることから、本来は「素粒子姫」の意味をもつ名であることが判る。素子姫(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-174


■ ハート・オブ・ナベリウス 【はーとおぶなべりうす】 

セガのオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2 エピソード2 デラックスパッケージ」にて実装された装備のひとつ。永野センセーがデザインした。イクプリストーチの炎で鍛えられた伝説の双小剣(ツインダガー)。かつてダークファルスを倒した勇者のパートナーが持っていたという。別名アリス・クロー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p22


■ ハート大隊 【はーとだいたい】 

フィルモア帝国のアルカナ騎士が率いる部隊のひとつ。アルカナ・ナイト[ハート]を務めるブルーノ・カンツィアンが受け持つ部隊である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p62


■ パートナー 【ぱーとなー】 

相棒。仲間。連れ合い。騎士にとってのファティマ。騎士が自分のファティマを指してこのように呼ぶことがある。逆に、ファティマは自身のパートナーとなる騎士をマスターと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-026


■ ハードロック 【はーどろっく】 

音楽ジャンルの一種。ブルースを基調とする演奏スタイルに歪んだギターサウンドを加えた重低音・大音量のロックのこと。60年代の後半に構築され、70年代に全盛期を迎えた。ヘビー・メタルの原型に位置づけられる。Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)やDeep Purple(ディープ・パープル)はハードロックを代表するバンドとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年12月号p59


■ バーナー・レンダウド 【ばーなーれんだうど】 

バーナー・恋・ダウドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-163


■ バーナー・恋・ダウド 【ばーなーれんだうど】 

ミラージュ騎士団左翼大隊No.13。パーソナルカラーはライトイエロー。ベラ国攻防戦の最終戦において、レイスル騎士団の本陣に姿を現した少女騎士。その身の内に超帝國剣聖ミキータ・恋・パルトラバーナーの意識を宿す人物である。ベラ戦後に浮遊城を訪問し、天照の取り計らいでミラージュに入団すると共に、小学生として社会デビューすることとなった。星団暦3159年のアドラー侵攻に参加予定。また、3225年のスタント遊星攻防戦にて炎の女皇帝と再会し、超帝國剣聖本来の力を取り戻すという。戦後、女皇帝の元に戻った彼女はジョーカー星団から離れることになるようだ。パートナーはパシテア。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-008


■ ハーネス 【はーねす】 

大容量データの受け渡しに使用する接続用のハーネスのこと。ハーネスとはケーブルなどを束ねたモノのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-239


■ ハーネス接合 【はーねすせつごう】 

ハーネス接続と同義。ハーネス接続の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ハーネス接続 【はーねすせつぞく】 

ウィップ・ハーネスを用いて有線でGTMとオートマチック・フラワーズを接続すること。アシリア・インジェクター・パーツを用いた無線式とは異なり、各ハーネスをソケットに差し込む必要があるため、搭乗にかなりの時間を要したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p83


■ バーバ・ヤーガー 【ばーばやーがー】 new!

スラヴ民話(ロシア伝承)に登場する魔女。鶏の足をもつ小屋に住んでおり、骨と皮だけの痩せこけた老婆の姿で、脚はむき出しの骨で描かれる。移動するときは細長い臼に乗り、右手で持った杵で臼を急かし、左手で持った箒で臼が残した跡を払って消し去るという。多くの伝承において、子供を誘拐して食べる悪鬼として描かれるが、伝承によっては主人公たちを助ける役どころも見られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ バーバリュース・V 【ばーばりゅーすV】 

クリスティン・Vの実父。星団暦2900年代末期におけるノイエ・シュバルツ(黒グループ)のリーダーである。ノイエシルチスの筆頭指南役であると同時に、ラルゴ・ケンタウリ、アビエン・ヒートサイと共に三銃士に数えられたフィルモア最強騎士のひとり。星団暦2985年、ダラッカの内戦で後に黒騎士となるデコース・ワイズメルと対峙し、部下を殺された上に敢えて見逃されるという屈辱的な敗北を喫したことでグループ・リーダーより降格。さらに2998年に愛娘のクリスティンが殺傷事件を起こしたため、その責を取るために自害するという壮絶な最後を迎えた。「生きてこそ」というレーダー8世の想いを知りつつも、騎士の誇りと責任を示すために自らの命を散らせた武人である。後にノイエ・メーア(青グループ)のリーダーとなるブルーノ・カンツィアンの師。パートナーは町。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-170


■ パーフェーン 【ぱーふぇーん】 

ハスハ連合共和国を構成する12ヶ国のひとつであるギーレル・ハスハ王国の首都(もしくは首府)。国内に旧王都ギーレルが存在することから、パーフェーンは王国が共和制に移行してから遷都した首都なのだろう。魔導大戦勃発時にAP騎士団のパローラ隊が駐屯していた都市である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-155


■ ハーフヘルメット 【はーふへるめっと】 

頭部の前面もしくは背面のみを覆うヘルメット。ファティマ・エストがもつワイドレンジ・ヘッド・キャパシタは、頭部前面を覆うハーフヘルメット状になっている。GTMダッカスとの連動を補助する特殊仕様のアシリア・パーツである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-048


■ ハーベスト・コート 【はーべすとこーと】 

ナスティナース・テンプルに造られた宮廷のひとつと思われる。この宮廷のテラスで先先(マーター・マーター)がよく転がっているらしい。ハーベスト(harvest)とは「収穫」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-110


■ ハー・マジェスティ 【はーまじぇすてぃ】 

劇中で「御意」のルビとして振られている言葉。「Her Majesty」を直訳すると「彼女の威厳」という意味になるが、命令に対して「Yes, Her Majesty.」と返答した場合は「女王陛下の意のままに」と訳される。身分の高い者に対して自身がへりくだる場合、「彼女自身」ではなくて「彼女の威厳」に対して受け答える体裁をとるためにこのような表現方法となるらしい。「Her」は女性に対する三人称の表現となるため、対象が国王の場合は「His Majesty」、目前の本人に受け答える場合は二人称の表現をとって「Your Majesty」となる。なお、王族の場合は「Your Highness」(=殿下)、法王の場合は「Your Holiness」(=聖下)、枢機卿の場合は「Your Eminence」(=猊下)、高官の場合は「Your Excellency」(=閣下)、騎士団長や地位のある者(裁判官など)の場合は「Your Honor」(=閣下)となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-065


■ パーマネント王朝 【ぱーまねんとおうちょう】 

フィルモア帝国の支配体制を王家の系列によって分類した場合に用いられる時代区分のひとつ。ドル・パーマネント・レーダー8世あるいはパーマネント・レーダー王家による治世の時代を指す。ただし、フィルモア帝国は直系の血筋に拠らず、数ある王家の中から次代の皇帝が選出される体制を取っているため、皇位の継承が起きる度に王朝交代が起きることになる。時代を置いて以前の王家から皇帝が選出されることもあるため、王朝制による時代区分はあまり意味がないだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ パーマネント家 【ぱーまねんとけ】 

フィルモア帝国に存在する王家のひとつ。パーマネント・レーダー王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ パーマネント・レーダー1世 【ぱーまねんとれーだー1せい】 

フィルモア1世の跡目を継いで統合フィルモア帝国の2代目皇帝を務めた人物。ボルガ・レーダー王家の出身で、彼の直系がパーマネント・レーダー王家となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ パーマネント・レーダー王家 【ぱーまねんとれーだーおうけ】 

フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。王家の色は金と真鍮色。統合フィルモア帝国の2代目皇帝であったレーダー1世の直系に当たる王家。星団暦2900代から3000年代初頭における当主はドル・パーマネント・レーダー8世。フィルモア帝国の第237代皇帝である。ちなみに、パーマネント(permanent)は「永久の」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ハーミトン 【はーみとん】 

ハスハ・ミノグシア連合の傘下国が使用している主力GTM。劇中では、ベラ国家騎士団やシーゾス国家騎士団が使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-010


■ バーミリオン・ノート 【ばーみりおんのーと】 new!

亜奈美・ヘンシェル・アトワイトが設計・開発したGTM。閃910エンジンを搭載。フレームはレオパルト・フレーム。旧天照家GTMとされており、王朝騎士団(=当時の近衛騎士団)の主力GTMであったことが窺える。また、A.K.D.各国家騎士団にも配備されていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ ハーモイド・エネルギー 【はーもいどえねるぎー】 

ハーモイド・エンジンから発生するエネルギーのこと。ポリスケール・アンプリフィアーによる増幅と、ポリスケール・ジェネレーターを介した電荷変換によってGTMの稼動に必要な電力を供給する。動力源は光や空中を漂う元素(初期設定では恒星から放射される高エネルギー電磁波)。実際のところ、どのような形で存在しているエネルギーなのか全くの不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-093


■ ハーモイド・エネルギー・バイパス 【はーもいどえねるぎーばいぱす】 

ハーモイド・エネルギーを伝導するバイパスのこと。通常のGTMであれば、ツインスイングがエネルギー伝導を行う仕組みになっているため、騎体各部にバイパスが付く構造にはなっていない。これまでに公開されているGTMのうち、これ見よがしにバイパスを備えているのは、ツァラトウストラ・アプターブリンガーのみである。両肩から後方に飛び出したバイパスはそのままフレーム・ランチャーのマルチウェイ・アーム・バイパスに接続されており、ここを介してハーモイド・エネルギーがランチャーに送られる仕組みになっている。なお、マグナパレスにはバイパスが無いように見えるが、腰部後方に伸びるサイドクレーンがバイパスの役割を果たすようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ ハーモイド・エンジン 【はーもいどえんじん】 

ジョーカー星団においてごく一般に普及・使用されているエンジン機構。光や空中を漂う元素(分子)を動力源として高出力のエネルギーを発生させる。GTMの場合はこのエネルギーがツインスイング内で電気に変換され、平均出力75兆キロワット、馬力換算では100兆馬力(もしくは1京馬力以上)という驚異的なパワーを生み出す。民間船に搭載されているハーモイド・エンジンはGTMと比較して出力が抑えられているようだが、それでも1兆馬力に達する出力をもつらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ ハーモイド・エンジン放熱口 【はーもいどえんじんほうねつこう】 

ハーモイド・システム放熱口の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p20


■ ハーモイド音 【はーもいどおん】 

ハーモイド・エンジンが発する音。エンジン出力やエンジン周りの構造によって音質が異なるらしく、概して性能の低いGTMの場合は「ボイボイ」とか「ゴンゴン」といった低音が、性能の高いGTMの場合は「フィフィフィ」とか「ヒュンヒュン」といった高音が鳴り響くようだ。自動車のエンジン音も一緒で、F1やスポーツカーのエンジン、チューニングを施したしエンジンは甲高いジェット機のような「キーン」という音が入ってくる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-219


■ ハーモイド・クラフトワーク 【はーもいどくらふとわーく】 

ハーモイド・システムが生み出すエネルギーの貯蓄・制御を行う管理システムのこと。クラフトワーク(craft-work)は工作とか工芸品の意。また、ドイツ語のクラフトワーク(Kraftwerk)は発電所と訳される。フロート・テンプルの下層に見られる巨大な円盤状の構造物は、島のエネルギー制御を行うハーモイド・クワフトワークである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-072


■ ハーモイド・サージ 【はーもいどさーじ】 

サージ(surge)とは「大波」、「うねり」、「動揺」の意。おそらく、ハーモイド・サージとはハーモイド・エンジンの出力が高まった際に発する音や振動を指しているのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-186


■ ハーモイド・システム 【はーもいどしすてむ】 

ハーモイド・エンジンとその補機を含めたシステムの総称。通常はエンジンと対になるポリスケール・ジェネレーターとそれらの周辺機器を指す。GTMのほか、民間船、軍籍船、車輌などに搭載される。これらの稼動・運用に必要なエネルギーの出力・増幅・蓄積を担うシステムであるが、空気中の酸素・水素から水を生み出したり、それらを浄化・再利用したりするなど、システムそのものだけで様々な応用ができるらしい。ハーモイド・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ ハーモイドシステム・閃1014型 【はーもいどしすてむせん1014がた】 

ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズに共通して搭載されている発動システムの総称。閃1014エンジンとその補機から成るハーモイド・システムを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ ハーモイド・システム放熱口 【はーもいどしすてむほうねつこう】 

ハーモイド・システムから発生した過剰熱を機体外に放出し、機関を冷却する役目をもつ排熱口のこと。
別名・異名・正式名など: ハーモイド・エンジン放熱口
初掲載: NT2006年7月号p22


■ ハーモイド推進器 【はーもいどすいしんき】 

ハーモイド・エネルギーの噴射とその反作用によって推進力を得る推進器のこと。宇宙戦用GTMは背面のリア・フライヤーの部分にこの推進器を備えている。噴射されるエネルギーは電磁波となって後方に流れるため、通常は肉眼で目視することができないはずだが、劇中では高速移動であることを伝達するための漫画的表現により噴気が後方に伸びている描写が見られる(映画GTMではアニメーションで表現できるため、マーク2の後方に噴気が出ているシーン等は無かったはず)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-158


■ ハーモイド・ドライブ・クラフト 【はーもいどどらいぶくらふと】 

ハーモイド・エンジンが生み出す推力によって航行する船舶および航空機全般を指してハーモイド・ドライブ・クラフトと呼称しているのだろう。浮遊城ことフロート・テンプルはハーモイド・ドライブ・クラフトの一種に分類されるようだ。フロート・テンプルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ ハーモイド・ノズル 【はーもいどのずる】 

ハーモイド・エネルギーの噴射口のこと。ジョーカー星団の艦艇はこのノズルから後方にエネルギーを噴射することで推進力を得ている。噴射されるエネルギーは電磁波となって後方に流れるため、通常は肉眼で目視することができないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ハーモイド・フレア 【はーもいどふれあ】 

ジョーカー星団で使用される艦船の船体から伸長・展開する帆(ベントセイル)には推進機構が備わっているらしく、ここから放射されるハーモイド・エネルギー(を推進力に変換したモノ、あるいは、一定の形状に固形化したモノ)がハーモイド・フレアと呼ばれる。ハイパードライブを行う際には美しく尾を引くハーモイド・フレアが確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-062


■ ハーモイド・レゾナンス 【はーもいどれぞなんす】 

レゾナンス(resonance)とは「共鳴」あるいは「反響」のこと。音響機器のフィルター調整で、カットオフする周波数の波形を変えて意図的に共鳴音を混ぜることをレゾナンスと呼ぶ。これと同様に、ハーモイド・エンジンの脈動をカットする部分に一定の振れ幅を持たせており、この部分の調整をハーモイド・レゾナンスと呼称しているのだろう。振れ幅の部分をアレンジすることで、出力特性に差を持たせることができるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-185


■ ハーモディック・エンジン 【はーもでぃっくえんじん】 

ハーモイド・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-034


■ ハーモニクス・システム 【はーもにくすしすてむ】 

ハーモイド・システムとほとんど同義と思われるが詳細は不明。ハーモイド・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p80


■ バー・ルガング 【ばーるがんぐ】 new!

所属不明の騎士。アローガ・サルファ製作のファティマ・ノコミンのマスターとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ パール装甲 【ぱーるそうこう】 

真珠と同様、乳白色でありながら光の反射によって虹色を呈する装甲のこと。Z.A.P.が採用しているパールラミネート白色半透明3重ヘリオスクオーツ結晶成形装甲を指す。なお、真珠はアラレ石(主成分はカルシウム)と有機質層(主成分はタンパク質コンキオリン)が交互に積層した構造を有しており、光の通過と反射によって干渉色を生み出して特有の虹色が生じる。これをオリエント効果と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p74


■ バール・ツリー 【ばーるつりー】 

Fleetwood Mac(フリートウッド・マック)が1972年に発表した6枚目のアルバム「Bare Trees」のこと。邦題は「枯れ木」。同バンドの全盛期であった70年代後半の作品と比べて評価が低く、チャート上位に食い込むことは無かったものの、後に100万枚を超えるセールスを記録してRIAA(アメリカレコード協会)によりプラチナディスクに認定された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年12月号p6


■ パールラミネート白色半透明3重ヘリオス・クオーツ結晶成形装甲 【ぱーるらみねーとはくしょくはんとうめい3じゅうへりおすくおーつけっしょうせいけいそうこう】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスに採用されている装甲材の一種。ツァラトラのほぼ全身を覆っている白色の装甲がこれに当たる。マグナパレスは頭部、肩部、バスター砲の一部のみに使用されている。その名称から察するに、おそらく半透明(もしくは完全透明)のヘリオス・クオーツの間に加工したパール(真珠)の薄片を挟みこんだラミネート装甲である。真珠は脆く変質しやすいため、天然の真珠ではなくそれを模した装甲材かも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ パールラミネート白色半透明ヘリオス 【ぱーるらみねーとはくしょくはんとうめいへりおす】 

パールラミネート白色半透明3重ヘリオス・クオーツ結晶成形装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ バーンズ・イレーズ 【ばーんずいれーず】 

機能不全を起こしているファティマに施される治療法の一種。ファティマに多大なストレスを与えている記憶(=焼付け)を特定し、別の記憶にすり返ることでストレスを除去する手法を指す。焼付け除去とも呼ばれる。焼付けとは、同様のパターンや信号を繰り返し与えることで、それに伴う反応(精神的・物理的な反射行動)を固定化すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-048


■ ハイウエストロングスカート 【はいうえすとろんぐすかーと】 new!

ウエストラインを高い位置にしたロングスカートのこと。プーウラーと初搭乗時のヴィルマーのファティマスーツはハイウエストロングスカートである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ バイオ 【ばいお】 

カプコンが1996年に発表したPlayStation用ゲームソフト「バイオハザード」のこと。後に複数のプラットフォームに移植された。バイオシリーズの1作目であるが、本作の時点で後に続くシリーズの根幹は既に完成されており、サバイバルホラーというジャンルを確立した名作とされる。1998年のアメリカ中西部、アークレイ山に位置する洋館を舞台に、殺人事件の捜査のために潜入したラクーン市警特殊作戦部隊S.T.A.R.S.の戦いを描く。S.T.A.R.S.のメンバーであるクリス・レッドフィールドとジル・バレンタインを主人公に置き、選んだ主人公によって難易度が変化する仕様となっている。物語の中盤でこの洋館がアンブレラ社の生体兵器研究施設であることが判明し、そこで起きたバイオハザード(生物災害)の真実を突き止め、無事に脱出することが最終目的となる。バイオシリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ バイオ2 【ばいお2】 

カプコンが1998年に発表したPlayStation用ゲームソフト「バイオハザード2」のこと。後に複数のプラットフォームに移植された。1作目のシステムを踏襲しつつ、舞台を大きく広げて市街地と巨大な地下施設に移した続編である。1作目の事件から2ヶ月後、バイオハザードの被害範囲はラクーン市全域に拡大。新任警官として配属されてきたレオン・S・ケネディと前作の主人公クリスの妹に当たるクレア・レッドフィールドは、ほぼ同時刻に町に入り出会ったところで惨劇に巻き込まれることになる。1作目と同じく選んだ主人公によって難易度が変化。別々に行動することとなったふたりの主人公が生存者と合流し、揃って町から脱出するまでの活躍を描く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオ5 【ばいお5】 

カプコンが2009年に発表したPlayStation3/Xbox 360用ゲームソフト「バイオハザード5」のこと。2009年のアフリカのとある小国を舞台に、大規模なバイオテロを収束すべく降り立った1作目の主人公クリス・レッドフィールドと、テロを遂行しようとするアルバート・ウェスカー(1作目からのクリスの敵役)の戦いを描く。本作では主人公クリスのサポート・キャラクターとしてシェバ・アローマが登場。彼女と協力するアクション要素が追加されている。また、劇中のエピソードがチャプター形式で進む点が過去作との相違点となっている。永野センセーは未クリアとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオ6 【ばいお6】 

カプコンが2012年に発表したPlayStation3/Xbox 360用ゲームソフト「バイオハザード6」のこと。後に次世代機にも移植された。2013年の中国の都市「達芝(ターチィ)」が主な舞台。ウイルス兵器による大規模バイオテロが発生する中、4人の主人公が各々の視点で事件に関わり、テロの終焉を迎えるまでを描く。本作では、4人の主人公の各エピソードを進めることで他の主人公とクロスオーバーし、それぞれのエンディングを迎えることで事件の全容が判る仕組みになっている。主人公は、クリス・レッドフィールド、レオン・S・ケネディ、ジェイク・ミューラー、エイダ・ウォンの4名。ジェイクはシリーズを通して敵役に配置されていたアルバート・ウェスカーの実子である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオ7 【ばいお7】 

カプコンが2018年に発表したPlayStation4/Xbox One用ゲームソフト「バイオハザード7」のこと。過去作の作風から大きく変更し、プレイヤーに与える恐怖に重点を置いた作品となっているのが特徴。主人公のイーサン・ウィンターズはごく普通の一般人であり、妻ミアの捜索の過程で舞台となるベイカー邸に拉致される。本作では、人外の存在となっているベイカー一家の攻撃・追跡を交わしつつ、事件の真相を解いて妻を救い出すことが最終目標となる。流血・切断などの描写を過激にしたグロテスクVer.も発売された。プレイヤーの操作が一人称視点となっており、画面外の背後から攻撃される場合もある。ホントに怖いゲームでプロモーション映像だけでも失禁モノ。永野センセーは未クリアとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオRE2 【ばいおRE2】 

カプコンが2019年に発表したPlayStation4/Xbox One用ゲームソフト「バイオハザードRE:2」のこと。1998年に発表された「バイオハザード2」のリメイク作品である。ストーリーの大筋はオリジナル版と同一であるが、サブキャラクターの行動や顛末は大きく変更が加えられた。また、プラットフォームのマシン性能を活かしたビジュアル面の強化のほか、一部の演出を変更することでプレイヤーに今まで以上の恐怖を煽ることに成功している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオエネルギー 【ばいおえねるぎー】 

いわゆるバイオマスエネルギーのことだろう。太陽光を受けることで育った生物体をエネルギーの貯蔵された物体として捉え、そこから得られるエネルギーをバイオマスエネルギーと呼ぶ。石油、石炭、天然ガスに次ぐ4番目のエネルギー資源とされており、地球全体では一次エネルギー需要の15%、発展途上国でみると30%以上を占めている。有名なところでは、トウモロコシやサトウキビを発酵・濾過してエタノールを作り出し、車輌に使用するガソリンの代替としたり、発電所の燃料として使用したりするバイオマスアルコール燃料が挙げられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ バイオシリーズ 【ばいおしりーず】 

カプコンが1996年に発表したPlayStation用ゲームソフト「バイオハザード」とそれに連なるシリーズのこと。一般にバイオシリーズもしくはバイオハザードシリーズと呼ばれる。フランスのInfogrames Entertainment SA(インフォグラム・エンターテインメント社)が制作した「Alone In The Dark」に続き、サバイバルホラーというジャンルと、アクションアドベンチャーゲームの面白さを確立したゲームとして知られる。タイトルのとおり「生物災害」を主題とする作品であるが、生物兵器の暴走と拡散、その裏にある巨大企業の「闇」と主人公たちの対立、さらに技術拡散によって頻発するようになったバイオテロ、それに対応する国家組織といったように、シリーズを通してひとつの歴史が描かれているのが特徴。2019年現在までにナンバリング作品は7作目に達した。海外での評価も高く、2002年に公開された映画「バイオハザード(原題:Resident Evil)」もシリーズ化されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バイオリズム 【ばいおりずむ】 

それぞれのGTMがもつ操作性や騎士・ファティマとの適合性を指してバイオリズムと呼んでいるものと考えられる。通常のGTMにおいてはとくに注意するべき点ではないが、黒騎士、ファティマ・エスト、GTMダッカスの三者にとっては最も重要な要素となるらしい。バイオリズム(biorhythm)とはドイツの外科医Wilhelm Fliess(ウィルヘルム・フリース)が1897年に提唱した概念。生命体の身体、感情、知性のレベルは周期的なパターンによって変化するという考え方で、その周期を表した波型グラフも同様にバイオリズムと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-057


■ バイオリンケース 【ばいおりんけーす】 

バイオリンを持ち歩く際に使用する専用ケース。シトロン・メナーはハスハ・ミノグシアを来訪した際にバイオリンケースを持ち歩いていた。中に入っていたのはミラージュ騎士専用のガット・ブロウ・ヴィーニッヒである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-119


■ バイオレット・アシリア 【ばいおれっとあしりあ】 

ファティマ・ユリケンヌが所有するバイオレット色(スミレ色)のアシリア・スーツ。アウクソーが所有するガーネット色のアシリア・スーツと同形で色が異なる。基本的なデザインはAP騎士団のアシリア・スーツに準拠するらしいが、劇中未登場につき詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年8月号p63


■ バイカル 【ばいかる】 

フィルモア帝国が所有するホルダ型GTMの一種で、ホルダ33型に位置付けられる特別仕様騎。ホルダ31型ユーレイの重装型で重装型ホルダとも呼ばれる。皇帝騎の両翼につく4名のエリート・ガード「アルカナ・ナイト」のほか、ノイエシルチスやフィルモア帝国騎士団の大隊長クラスも使用する。騎体各部が放熱パーツを兼ねる重厚な装甲で覆われており、突撃型を兼ねるエンジン設定のために汎用型と比べて活動限界がわずかに低い(継戦能力に劣る)特性をもつ。アルカナ4名の搭乗騎はアルカナ・オーデルとも呼ばれる。初期名称はレイシィ・バイカル。名前の元ネタは、世界第2位の広さをもつ淡水湖として有名なバイカル湖だろう。ロシア南東部に位置する古代湖であり、1000種以上の固有種が生息するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ 排気バルブ 【はいきばるぶ】 

排気を行うバルブのこと。排気弁。内燃機関に付属するパーツのひとつで、シリンダー内の不用なガスや蒸気を排出する機能をもつ。外側から別の流体が入ってこないよう、内側の圧力が高くなったときだけ弁が解放される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ 排莢口 【はいきょうこう】 new!

空になった薬莢を排出する排出口のこと。デトネーター・ブリンガーが装備するバスター砲の場合、排莢口は外側側面にあり、発射時にブローバックした砲身が前方に戻る際に押し出されて排出される仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-046


■ ハイクル・コリーナ 【はいくるこりーな】 new!

ファティマ・ソナーのマスター。ソーナーのファティマスーツに「漆黒の花十字」があしらわれていることから、ミラージュ騎士であることが予想される。現時点で空席となっている左翼No.9に登録される騎士かも知れない。おそらく、ギブソン社が50年代の末期に生産したギターに使用されていたコリーナ・ウッドが名前の元ネタだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ バイグロン 【ばいぐろん】 

ジャスタカーク公国の主力GTM。ガーランドなどの詳細は不明。旧設定におけるシャクターに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ハイコマンダー 【はいこまんだー】 new!

ヴィーキュルの支配種たる女性型のコマンダーをハイコマンダーと呼称する。その名のとおりコマンダーを超える能力をもつと思われるが、その力量は劇中で明らかにされていない。コマンダー(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-120


■ バイザー 【ばいざー】 

爆風や閃光から目を守る保護具のこと。各国の地上軍兵士が標準装備として持つほか、GTMの騎士コクピットにも頭頂部にバイザーが備え付けられている。太陽光の眩しさを軽減するただの庇(ひさし)とのこと。・・・バスター・ランチャーを使用する際の防眩フィルタではないのか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ バイザーフード 【ばいざーふーど】 

プラスチック・スタイルのボンネット(頭部フード)に組み込まれている防護バイザーとインナーフードのこと。頭部を覆うヘルメットはフードの内部に収まっており、顔面を覆うバイザーは必要に応じて引き出す仕組みになっている。宇宙空間に放り出された場合も瞬時にフードとバイザーが頭部を覆い、首周りの生地が張り付いて完全密閉が完了する。バイザーは二重構造になっており、宇宙線が飛び交う空間では金メッキ部分が黒くなり遮蔽率・反射率が高くなるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-211


■ ハイジャック 【はいじゃっく】 

輸送中の貨物を強奪すること。また、車輌・船舶・航空機などの輸送機関を乗っ取り、貨物ごと強奪する行為のこと。搭乗者を人質にして身代金を要求する行為や、亡命・政治的意図に基づく要求を強要する行為もハイジャックに含まれる。英語圏では車輌の乗っ取りをカージャック(carjacking)、船舶の乗っ取りをシージャック(seajacking)と呼ぶ場合がある。バスジャックやメディアジャックという呼び方は和製英語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p71


■ 廃人 【はいじん】 

傷病などの理由によって普通の人間生活を営めないヒトのこと。近年のインターネットスラングで、特定の趣味に没頭して日常生活に支障を来しているヒトを廃人と呼ぶ場合がある。例として、オンラインゲーム依存症をネトゲ廃人と呼んだりする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-249


■ 陪審員 【ばいしんいん】 

陪審制の運用において、民間から無作為で選ばれたメンバーを陪審員と呼ぶ。刑事事件では原則として被告人の有罪・無罪について、民事事件では被告の責任の有無や損害賠償額等について、陪審員が評議することで事実認定が行われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-116


■ バイズビズ 【ばいずびす】 new!

ミラージュ騎士団左翼大隊No.12。パーソナルカラーはライトブルー。本名はヴィンズ・ヴィズ。ビヨトン・コーララ亡き後、そのパートナーであったファティマ・スパルタを娶り、さらに幼稚園児の頃からキュキィの舎弟であったことが縁となってミラージュ入団を果たした騎士である。ミラージュ以前はローゼンクロイツ(もしくは別の犯罪組織)に所属しており、シャフトとも親交があったという。魔導大戦の勃発後にハスハ・ミノグシアに潜入して諜報活動を行っていたようだが、ソープとラキシスがツラック隊に加わったことを機にベラ国騎士として基地に潜入。もともと隠密・暗殺に長けていたこともあり、ログナーの指示を受けて秘密裏にバッハトマ枢軸軍の工作員を始末していたようだ。ツバンツヒに正体を見抜かれたことでAP騎士に臨時編入され、ベラ国攻防戦では第3大隊の独立部隊として参戦した。お姉さんタイプに弱いようで、浮遊城に戻るとキュキィのほかにエレーナ、ツバンツヒ、ディッパ、ヒューズの後ろをひょこひょこ付いて回るらしい。モデルはダンサーのアダム・クーパー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-117


■ ハイソックス 【はいそっくす】 

シトロン・メナーのトレードマーク。膝丈の靴下のこと。ふくらはぎから膝下を覆う程度の靴下を指す。英語圏ではニーハイ・ソックス(knee-high socks)と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-007


■ パイソン 【ぱいそん】 

ミラージュ騎士団レフトナンバーにおけるエイドリアン・タークのコード・ネーム。パイソン(python)とは「ニシキヘビ」の意。エイドリアン・タークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-074


■ バイター 【ばいたー】 

ブリッツェン・パワーをもつ者の総称。魔導師あるいは魔導士とも呼ばれる。騎士と同じく、超帝國ユニオの時代に遺伝子操作によって生み出された戦闘人種であり、筋力や反射神経など肉体面の能力を極限まで高めた騎士に対して、バイターは精神力・霊能力を高める方向で操作が繰り返されたらしい。騎士と同様の遺伝特性をもつが、発現率は騎士よりもさらに低いとされる。その稀少性のためか、表立った戦闘行為よりも精神感応力を用いた情報収集の面で重宝され、メル・リンスが総帥を務める天照家典星舎は星団内の多くのバイターを統括して広大なネットワークを構築しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-059


■ バイター・ギルド 【ばいたーぎるど】 

バイターによって構成される連合体。魔導連合もしくは魔導結社とも呼ばれる。もともとは時の権力者によるバイターの悪用を阻止するため、バイター同士が連携体制を組んだ自衛組織であったらしい。星団内に小規模のグループが多数存在しているようだが、そのうち最も加入者数が多く、多大な権力・影響力をもつとされるギルドが、天照家典星舎および聖宮ラーンのグリント・ラーンズとされる。この2大勢力は古くから反目し合っており、星団史の中でも何度か衝突しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年11月号p70


■ 白桃(パイタオ) 【ぱいたお】 

ナトリウム・シング・桜子が製作したファティマ。シリアルはNS-04。星団暦3000年代初頭に完成。お披露目を前にして、桜子に連れられてトリストのバランシェ邸を訪問した。桜子がログナーにスカウトされたことで、白桃もまたログナー預かりとなったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-046


■ バイト 【ばいと】 

アルバイトの略称。期限がある労働契約に基づいて雇用される従業員のこと。非正規雇用の雇用形態のひとつで、日本では「契約社員」や「パート」と慣習的に分けられるものの、その定義は曖昧で法的な区別も無い。名称はドイツ語で「労働」を意味する「Arbeit」に由来。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-072


■ パイド・パイパー騎士団 【ぱいどぱいぱーきしだん】 

ゾーア・パイパー将軍を中心として結成された傭兵騎士団。ウモス国家社会主義共和国の後ろ盾を受け(同国の独立駆逐大隊としても登録されている)、主にカラミティ・ゴーダースを中心に活動していたとされる。ウモスの他にもハスハ連合共和国やバキン・ラカン帝国といった大国との政治的なつながりが強い騎士団であるが、ノイエシルチス出身のイアンの入団を認めたり、あらゆる国家から干されていたブラフォードを誘うなど、縛りを感じさせない自由な気質が特徴となっていたようだ。構成人数はパイパー以下12名(初期設定では8名)で、星団暦2992年の対A.K.D.戦では半数以上がザームラント戦に参加していたらしい。騎士団長のパイパー将軍が対A.K.D.戦で戦死した後、騎士団は解散に追い込まれたが、メンバーの大半はラカン騎士団に移籍した模様。名前の元ネタは旧ドイツ軍の第6SS装甲軍の中核であった「パイパー戦闘団」と「ハーメルンの笛吹き男(パイド・パイパー)」の両方に掛けていると思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ パイドル将軍 【ぱいどるしょうぐん】 

クライマー・パイドルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ ハイドン 【はいどん】 

ジーラ・ハイドンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-207


■ バイナス 【ばいなす】 

正式名はバイナス・レス・センチメンター。MMTの一種ではあるが、デモンやグライフとは開発経緯が異なる、闇華亜族が造り上げた最終決戦兵器である。懐園剣(=式神ビュランコート)の力と意思を取り込んでおり、全てにおいてデモンとは反対の属性をもつという。デモンを破壊し得る唯一の兵器であるが、この2機は敵対出現によって相手の出現を封じる機能を有するため、直接戦闘はできないまま互いに不倶戴天の間柄となっている模様。双方が同時に出現して決着をつけるためには何らかの条件が必要となるようだ。コミック6巻に登場した際はデモンと並び立っていた訳で、そこに至るまでのドラマが用意されているということだろう。なお、バイナスの仏訳名の部分に「ソール・アタッカー(SOL ATTACKERS)」と書いてあることから、ユライヒ率いるルーナ・アタッカーの敵対者として、シル・ミラー率いるソール・アタッカーと呼ばれる武装集団が存在していることが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ バイナス・レス・センチメンター 【ばいなすれすせんちめんたー】 

最終決戦兵器MMTバイナスの正式名。「Venus Les Sentimental」を直訳すると「ヴィーナスの哀愁」という意味になるが、劇中では「女神の感傷」と訳されるようだ。バイナスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-201


■ 排熱エキゾースト 【はいねつえきぞーすと】 new!

バスター砲に付属するエキゾースト。エキゾースト(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ 排熱システム 【はいねつしすてむ】 

強制排熱システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ 排熱装備 【はいねつそうび】 

排熱を目的として搭載される装備のこと。強制排熱システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 排熱タービンコンプレッサー 【はいねつたーびんこんぷれっさー】 new!

ハーモイド・エンジンを構成するパーツのひとつ。マルチレジスターが受け止めた超高温の熱エネルギーを圧縮して電磁波に戻し(永野センセーの解説ではプラズマ化し)、過給バイパスに戻す役割をもつ。熱エネルギーは流体ではないため、タービンの役割を果たす部品はないが、永野センセーがターボチャージャーに準えて解説をしているためにこのような名称になったものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ 排熱部 【はいねつぶ】 

マグナパレスが装備する3段折り式ラピデア・カノンの後端部。排熱・冷却を行うスラッシュカット・エキゾースト・システムと、砲身との重量バランスを取るカウンターウエイトから成る。故に安定部とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ 排熱プレート 【はいねつぷれーと】 new!

エキゾーストの先端につく方向調整器。エキゾーストから排出する熱エネルギーの方向を調整する役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-046


■ 排熱ベンダー・システム 【はいねつべんだーしすてむ】 new!

排熱・冷却ベンダーシステムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ 排熱・冷却ベンダーシステム 【はいねつれいきゃくべんだーしすてむ】 

排熱と冷却を担うシステムのこと。方式は多岐に渡る。Z.A.P.とマグナパレスは後頭部に巨大な放熱ベール(ベンダー・ウィグ)をもつ。ホウライは背部に展開するマント(ベンダー・マント)を装着しており、賽星やデモールは放熱・放電を行う突起を騎体各部に備えている。また、ノイス・グリオノフが開発する重GTMアトラは中空装甲を採用することで放熱の効率化を図っているらしい。ベンダーは「排出口」を意味するベント(vent)が訛ったものだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p72


■ 灰の勲章(1) 【はいのくんしょう】 

アッシュ・デコレーションとも。ダスニカ神聖連合の国家元首であるアダマス皇帝と配下の騎士、あるいはヨーグン諸国との連合体制において、彼らが掲げるに至った信念と矜持。過去の栄光に縋って現実を受け入れないまま数世紀を過ごした自国の国民性を非難・排除する意思を反映しており、腐敗した国も民もすべて燃やし尽くして灰とすることを是とする考え方である。ちなみに、ヨーロッパ諸国における勲章のうち、騎士団への入団を伴わない栄誉勲章がデコレーション(decoration)と呼ばれる。これに対し、騎士団への入団を伴う騎士団勲章はオーダー(order)となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-099


■ 灰の勲章(2) 【はいのくんしょう】 new!

星団暦3159年時のアドラーの支配者アグラハ・アダマスがZ.A.P.に与えたとされる最高称号。これはもともと滅亡を望む彼らの矜持を謳った名称であるが、業火を以て全てを灰燼に帰すZ.A.P.の神像の如き姿は、彼らの目に「魂の救済」「夢の成就」として映ったことを表しているのだろう。あるいは、宗教の存在しないジョーカー世界においても尚、彼らの心に火炎崇拝を呼び起こすほどの強大なインパクトを与えたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ パイパー将軍 【ぱいぱーしょうぐん】 

フルネームはゾーア・パイパー。パイド・パイパー騎士団の騎士団長を務めた老騎士である。階級は中将。ウモス国の出身で任官当事は青銅騎士団に所属していたらしい。ハスハAP騎士団に移籍し、パローラ隊の支隊長を務めるまで出世するも、常に戦場に身を置きたいと考えてフリーの騎士へと転身。数多くの騎士団に招かれて剣指南役および軍事参謀を務める。バキン・ラカン帝国に所属していた時期にテロ事件に巻き込まれるも、ただひとりで聖帝を守り切った功績から剣聖騎ホウザイロ・グロウダインを渡されたようだ。星団暦2992年、シーブル国に雇われ命の水の探索を目的とする行軍に参加。その際、A.K.D.軍との衝突から運悪くデトネーター・ブリンガーの処女戦にぶち当たり戦死している。バルジの戦いなどに参加したドイツ軍武装SSのヨアヒム・パイパー大佐が元ネタ。柏葉剣付騎士十字章など数多くの勲章をもらったパイパー戦闘団の団長である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-012


■ ハイパースキップ 【はいぱーすきっぷ】 new!

亜空間を介した光速以上の移動もしくは通信を指してハイパースキップと呼称しているものと思われる。前者はハイパードライブあるいは亜空間航行とも呼ばれ、後者は亜空間通信とも呼ばれる。ハイパードライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p61


■ ハイパー・スキップ・ドライブ 【はいぱーすきっぷどらいぶ】 new!

ハイパードライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ ハイパーテクノロジー 【はいぱーてくのろじー】 

現行の科学力では解析不能な(他の文明によってもたらされた)超高度なテクノロジーのこと。劇中では、超帝國ユニオに係わる科学技術はほとんど全てハイパーテクノロジーに位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ ハイパードライブ 【はいぱーどらいぶ】 

ジョーカー星団の宇宙船が備えている超光速航法システム。またはそれによる移動のこと。ベントセイルからハーモイド・フレアを噴き出して光速以上の速度に加速するもので、最大速度は光速の数倍から数十倍に達する。一方、これまでの設定解説で亜空間航行という用語も出ており、単なる加速の手段ではなく亜空間フィールドに突入する手段としてハーモイド・フレアを展開している可能性もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-062


■ ハイパードライブ・フルフレア 【はいぱーどらいぶふるふれあ】 

ジョーカー星団の艦艇がハイパードライブ(=亜空間航行)を行う際に展開するオーロラ状の光翼のこと。艦艇の航行に用いられる通常の推進システムとは異なる仕組みで発生しており、このフレアから発せられる膨大なエネルギーによって光速を超える速度まで加速するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ハイパーマイクロ波電波砲 【はいぱーまいくろはでんぱほう】 

高周波数のマイクロ波を用いた殺傷兵器。マイクロ波の照射によって人体を構成する水分を加熱し、高熱と痛みを引き起こす。また、周波数帯によっては人体に影響を与えず、電子機器に負荷を与えて故障・破壊をもたらすことが可能とされる。アメリカ軍が暴動鎮圧用に開発したActive Denial System(アクティブ・ディナイアル・システム)のほか、既に一部の兵器が実戦に投入されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ バイパス 【ばいぱす】 

放熱バイパスやエネルギー・バイパスの略称。また、ファティマスーツに付属するエアコンや生命維持装置などの各種機器を制御するコード類がこのように呼ばれる。末端には身体各部をモニターするセンサー類も付属しているものと考えられ、シルクの裏地に沿って網目状に縫いこまれているらしい。本来は「迂回路」の意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ ハイヒール 【はいひーる】 

靴に関するファッション用語のひとつ。つま先に比して踵の部分が高くなっている形状のこと。またその靴。一般に、ヒールの高さが6cmもしくは7cm以上のものがハイヒールに分類される。3.5cmもしくは4cm程度のものがミドルヒール、1.5cm程度のものがローヒールとなるが、メーカーやブランドによって分類は異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-019


■ 配備数 【はいびすう】 

軍事用語では、その軍グループが配備している車輌や船舶などの数を指す。ジョーカー星団では当然GTMも含まれる。中破・大破(場合によっては小破も含まれる)によって作戦行動に参加できないものや、予備戦力として温存されているものはカウントされない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-064


■ パイピング 【ぱいぴんぐ】 

服飾用語で、布の端の部分をバイヤステープなどで包んで装飾を施すこと。またその装飾。A.K.D.軍の戦車兵には、襟縁などがピンク色(戦車兵の兵科色)のパイピングで処理されているパンツァー・ジャケットが支給される。階級章や部隊章がベタベタくっついているジャケットでは、戦車の中でアチコチ引っ掛かってしまうため、パイピングだけで兵科の識別ができるようにしてあるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-053


■ ハイファ・ブリンガー 【はいふぁぶりんがー】 

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。H型ミラージュに分類される。シングル・エンジン搭載型で、フレーム・タイプはレオパルト・フレームを採用。G型ミラージュ(グリット・ブリンガー)の派生型であり、派生型式としてはG2型と呼ばれる。基本設計はほぼ同一なため、G型との相互改装も可能である。索敵・隠密機能が強化されており、立体迷彩、電磁波迷彩、音響迷彩のほか、各種索敵デバイスと隠蔽デバイスを装備。光の反射を抑える漆黒の反射吸収装甲をもつが、攪乱・潜入の際は地形色に変更することも可能。全身のスリットとホールは全てスモーク発生器であり、自騎を隠蔽する電磁波妨害粒子、電磁レールを非活性化して騎体を停止させる粘着粒子、超広範囲に煙幕を張るエリアウォール、ヒトに効果を発揮する微毒性ガス等の散布が可能。投影面積を極小とするために背面のアイドラ・フライヤーは撤去されており、余剰エネルギーは小型のエキゾーストから放出する形になっている。2騎のみ生産。後に増産されて5騎以上が配備される。旧設定におけるテロル・ミラージュに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-205


■ ハイファ・ブリンガーN 【はいふぁぶりんがーN】 

ハイファ・ブリンガーのN型。ベラ国攻防戦に参加した騎体であるほかは詳細不明。N型以外の騎体が存在するか否かも不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ バイファム 【ばいふぁむ】 new!

銀河漂流バイファムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ バイブルス 【ばいぶるす】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの派生型のひとつ。デモール・バイブルスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バイブルス・ゾロ 【ばいぶるすぞろ】 

コーネラ帝国が開発したGTMデモールの作戦行動を補助するためにユーゴ・マウザーが用意したGTM。コミック収録時の修正でボツ設定となった。デモール・ゾロとデモール・バイブルスが混在した名称である。デモール・バイブルスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年11月号p65


■ バイブル・ブラック・ゼロ・ゼロ 【ばいぶるぶらっくぜろぜろ】 

SBB-00の通称もしくは別称。SBB-00の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-169


■ ハイペロン 【はいぺろん】 

ハイペロン111バビロン・ハイペロン総帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ ハイペロン111 【はいぺろんすりーわん】 

星団暦2020年に出現したバビロン・ハイペロン総帝の保存個体。シリアル「JuR-Lot-22 Psch111」をもつ個体で、おそらくオリジナル体の最後の1体である。これまでの設定においてカラミティ・ログナー・ラスト1と呼ばれていた個体と同一であろう。カラミティ・ログナー・ラスト1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ ハイポリマーパーティクル弾 【はいぽりまーぱーてぃくるだん】 

強アルカリ粉末弾の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ 背面スカート 【はいめんすかーと】 

GTMのスカート装甲のうち、背面にある装甲を背面スカートと呼ぶ。天照が開発したツイン・エンジン騎は背面スカートにストレージ(倉庫)があるため、他のGTMと比べて分厚い造りになっている。通常のGTMは足回りにストレージを設けるが、ツイン・エンジン騎は両脚にエンジンを搭載しているために空きスペースが無いとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p56


■ 背面装甲 【はいめんそうこう】 

背面に付く装甲。一部の騎士服に付く。背面中央にあって脊髄周辺を保護する役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ 背面ツインスイング 【はいめんついんすいんぐ】 

GTMの背面にあるツインスイング。ポリスケール・ダイナモの過剰電圧を放出するエキゾーストがついているため、コブ状に盛り上がっているのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p25


■ 背面バインダー 【はいめんばいんだー】 

GTMの背面に装備される装甲パーツ。バインダーは基本的に盾の役割を果たす装甲を指すが、GTMの背面にある場合は後背からの攻撃を防ぐ防御装甲と装飾を兼ねる排熱システムの場合が多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p74


■ 背面飛行ユニット 【はいめんひこうゆにっと】 new!

一部のGTMの背面に装着されている飛行ユニットのこと。飛行ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ 背面輻射フライヤー 【はいめんふくしゃふらいやー】 

輻射フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ 背面フライヤー 【はいめんふらいやー】 

GTMの背面に装備される装甲パーツ。背面バインダーとも呼ばれる。背面バインダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-209


■ 背面ユニット 【はいめんゆにっと】 new!

飛行ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年11月号p55


■ バイラ・アーシュ 【ばいらあーしゅ】 

星団暦3000年代初頭における惑星カーマントー・ドーマ連合の連合議長。同国の国家元首である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ハイランダー 【はいらんだー】 

ドナウ帝国およびフィルモア帝国の皇帝騎士(皇帝代理騎士)に与えられる称号。基本的に皇帝の両翼につく2名の騎士に与えられる。現皇帝のダイ・グは自分自身をひとりのハイランダーとして置いているため、現在はクリスティンのみが代理騎士としての役目を負っている。なお、フィルモア帝国の皇帝騎士の襲名には、バキン・ラカン帝国の聖帝による承認が必要となる。これはおそらく、中立国としての立場から公正な判断を下されること、そして騎士の力量を見抜く能力をもつ聖帝ならではの裁量に委ねることで、帝国内の利権争いを避ける意味合いがあるのだろう。ハイランダー(Highlander)は多くのRPGに登場するクラスであるが、もともとはその名のとおり「高地のヒト」という意味で、イングランド人から見た北部ハイランド地方の氏族(スコットランド人)を指した言葉である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-096


■ パイル地 【ぱいるじ】 

パイル編みで作られた生地のこと。生地の表面に折り重なった輪が作られるモノをループパイルもしくはアンカットパイル、輪の部分をカット(剪毛)しているモノをカットパイルと呼ぶ。前者はいわゆるタオル地のこと。後者にはベルベット、ベロア、コーデュロイなどが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-030


■ ハイレオン 【はいれおん】 

コーラス王家の王専用騎として設計・製作されたGTMの総称。星団暦3000年代初頭の時点で4騎が現存する。それぞれ異なるガーランドによって製作されており、1番騎(SR1)はマール・クルップが製作(初期設定ではコーラス21世)、2番騎(SR2)はコーラス21世が製作(ただしチーター・フレームの設計はマール・クルップとルミランクロスビンの共作とされる)、3番騎(SR3)はコーラス23世製作・レディオス・ソープ改修でSR4まで発展し、4番騎はSR3のレプリカ騎でダイアモンド・ニュートラルの再設計となる。ただし、改修されたSR4は完全に別型式のGTMとなるため、厳密にはハイレオン・シリーズに数えられず、4番騎がSR3の名で呼ばれる。また、オリジナル騎のSR1とマール・クルップ製作のスルーエクセルナSR1についても、いまひとつ関係性が判然とせず、開発経緯について詳細な解説が待たれる。ハイレオン・シリーズの特徴は、騎体全体の細やかな仕上げに加え、騎士剣技を完全にトレースするためのブラスト・トリッパー、スイング・フライヤーといった特殊装備にあるとされる。高出力・高性能を誇るスーパーGTMであるが、非常に扱いが難しく、コーラスの血筋で無ければその本領を発揮できないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ハイレオンSR2 【はいれおんSR2】 

コーラス王朝の旗騎GTMのひとつ。コーラス21世がルミラン・クロスビンの協力を得て(もしくはマール・クルップが製作したスルーエクセルナSR1の基本構造を継承して)製作した王専用騎。ハイレオン・シリーズの2番騎に当たり、コーラス22世の乗騎として運用されたようだ。DE4掲載の開発系譜やチーター・フレームの解説を読む限り、黒騎士ダッカスの開発で培われた技術の投入と、新設計のチーター・フレームの採用により、完全新規の別設計にて製作されたように思えるが・・・基本的な構造や性能はSR1と同一らしい。星団暦3000年代初頭の時点では、マイスナー王家を介してマロリー・ハイアラキに貸与され魔導大戦に参加している。旧設定におけるエンゲージSR2に相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ハイレオンSR3 【はいれおんSR3】 

コーラス王朝の旗騎GTMのひとつ。セイレイ・コーラスが搭乗する。父王コーラス23世が残した王専用騎(後のSR4)の設計図をダイアモンド・ニュートラルに渡し、設計修正と製作を依頼したレプリカ騎である。製作に至る経緯を考えると、SR1およびSR2とは仕様の相違があって然るべきだが、外観はSR2と完全に同一で、SR2の装甲色が白とグリーンで構成されているのに対し、SR3は白とオレンジで構成される。星団暦3028年に完成した後、魔導大戦に参加。旧設定におけるエンゲージSR3に相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ハイレオンSR4 【はいれおんSR4】 

コーラス王朝の旗騎GTMのひとつ。SR4ジ・エンドレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ハイレオン・メロディSR1 【はいれおんめろでぃSR1】 

コーラス王朝の旗騎GTMのひとつ。ハイレオン・シリーズの原型騎に位置付けられる。マール・クルップが製作したワンオフ騎スルーエクセルナSR1が完成した後、コーラス王家に譲渡されて21世の専用騎として運用されたものと思われる。21世亡き後はメロディ家に渡され、剣聖ハリコン・ネーデルノイドの乗騎として活躍。その多大な戦果もあって「ハリコンの神騎」と謳われたようだ。星団暦3000年代初頭の時点ではメロディ家の跡取りアルル・メロディ・コーラスが所有しており、ミノグシア連合AP騎士団のリーダー騎として運用中である。DE4に掲載された開発系譜から察するに、スルーエクセルナSR1の基本設計がルミラン・クロスビンの手に渡り、黒騎士ダッカスとワイマールSR1に反映されたのだろう。また、GTMガーランドでもあったコーラス21世にこれらのデータが引き継がれ、後にコーラス王朝の旗騎となるハイレオンSR2が作られたようだ。剣聖騎として調整されているため、SR2やSR3とは若干仕様が異なるとのこと。旧設定におけるエンゲージSR1に相当。スルーエクセルナSR1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p85


■ ハイレグ 【はいれぐ】 

ハイレグカット(high leg cut)の略称。足ぐりの部分が深く、腰付近まで切り込まれているデザインの下着や水着のこと。またその形状のこと。イスラエルのデザイナーGideon Oberson(ギデオン・オバソン)が1978年にハイレグカットの水着を発表して以来、そのセクシーさが受けて水着業界で一世を風靡した。現在もハイレグカットの下着や水着がみられるが、ノーマル、ローレグ、ローライズといった形状も一定のシェアを占めており、かつての流行はナリを潜めている状態にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-050


■ ハイレグスタイル 【はいれぐすたいる】 

ハイレグの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-265


■ ハイレグの美少女 【はいれぐびしょうじょ】 

10万年後のタイカ世界に時々現れる謎の美少女。その深紅のスーツと目立つハイレグ・カットから、このような名前で呼ばれることもあるらしい。英訳では「Girl with Super Triangle」とのこと。スケダチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-131


■ ハイレグレオタード 【はいれぐれおたーど】 

ハイレグカットのレオタード。レオタードとは身体のラインを強調するようにフィットしている薄手の運動着のこと。主に体操競技やダンスなどで使用される。形状は様々であるが、腿から下の脚の部分はカットされている場合が多い。フランスの曲芸師Jules Leotard(ジュール・レオタール)が演技中に身に付けていた衣装が由来とされる。ハイレグの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-071


■ パイロット 【ぱいろっと】 new!

文具メーカーとして知られる株式会社パイロットコーポレーションのこと。東京都中央区に本社を置く。日本初の金ペンの製造に成功した並木良輔が1918年に同窓の和田正雄と共に設立した株式会社並木製作所がその起源。38年にパイロット萬年筆株式会社に、89年に株式会社パイロットに商号を変更。その後、グループ会社との吸収合併を経て2002年に現在の社名に変更している。高品質の万年筆が主商品であるが、近年は2006年に発表した摩擦熱で筆跡を消せるフリクションが話題になっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-111


■ パイロット製造 【ぱいろっとせいぞう】 

試験的に新製品を製造すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ ハイロングブーツ 【はいろんぐぶーつ】 

膝上まであるブーツのこと。プラスチック・スタイルではM型ファティマであることを示す標準装備となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-032


■ バインダー 【ばいんだー】 

GTMが装備する盾の一種。下腕部に装備するタイプをフライヤーと呼んでいるので、それ以外の部位に装備する盾をバインダーと呼んでいるのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ ハインド・キル 【はいんどきる】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.10。パーソナルカラーはブルーシルバー。浮遊城の城主であると同時に、天照の不在時に君主に成り代わって指揮・応対に当たる影武者のひとり。影武者としての責務から天照に似せて顔を整形しており、普段は仮面でその素顔を隠している。ただし、劇中では天照がソープとして活躍する場面が多いため、ハインドが素顔で登場することもしばしば。星団暦3000年代初頭より家老職に就く。ハインドは天照家元老院の議長ではあるが、王家所領地の施政や運営管理には直接的に関わらない立場とのこと(ただし、議長はダグエラン・ルスとの設定もあり)。ハインド・キルという名前は偽名であり、第1期ミラージュからNo.6として登録されているクロークル・ハーマンがその正体。元シナーテ家の家臣であり、動乱を起こした斑鳩とは過去に蟠りがあったようだが、現在は共に王家の財政を任されているらしい。さらに、成長した斑鳩が天照の影武者を務める場面も増えてくるため、今後は騎士としての活動も増えるようだ。パートナーはタレイア。
別名・異名・正式名など: ハインド・キル・ハーマン
初掲載: DE7-011


■ ハインド・キル・ハーマン 【はいんどきるはーまん】 

ハインド・キルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ ハウス 【はうす】 

ハウス・ミュージック。クラブ・ミュージックの一種である。黒人のソウル、白人のディスコ・ビート、そしてディスコ・サウンドが融合したテクノで、現在のクラブ・ミュージックの源流とされる(融合された音楽ジャンルについては諸説あり)。バスドラムの4つ打ち(1小節に4回のドラム音が入る)が特徴。1977年にシカゴのゲイ・クラブ「ウェア・ハウス」で発し、後にイギリスに渡ってセカンド・サマー・オブ・ラブと呼ばれる一大ムーブメントを引き起こした。その後も他の音楽ジャンルとの混合・派生を繰り返したため、今現在においてハウスと呼ばれている音楽ジャンルは当初のモノとは大きく異なるらしい。ヒップホップ(hip hop)と併せて、ニュー・スクール・ミュージック(new school music)と呼ばれる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ ハウスプリンミクス 【はうすぷりんみくす】 

ラキシスの世話役としてシャルデファーを訪問したツバンツヒが調理していたデザート。大阪府東大阪市に本拠を置くハウス食品株式会社が1964年に発売したインスタント食品「プリンミクス」が元ネタ。お湯を注いで混ぜ、冷やすだけでプリンが完成する粉乳入りのプリンの素である。卵原料を使用しておらず、卵アレルギーのある子供でも安心してプリンを楽しむことができるのが特徴。発売当時、手作りプリンは蒸し器で作るのが一般的であり、子供の調理体験としては少々難易度が高いものであった。幼児でも簡単にプリンが作られるこの製品は、プリン好きの子供たちの味方であったと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-071


■ パウダールーム 【ぱうだーるーむ】 

女性用化粧室のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ ハウファ・ブリンガー 【はうふぁぶりんがー】 

ハイファ・ブリンガーの初期名称。ハイファ・ブリンガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 破壊エネルギー 【はかいえねるぎー】 new!

ボーグ・ジェネレートがその動作によって全身から生み出すエネルギーを破壊エネルギーと呼称する。機体の各部が音速を超えることで生じる衝撃波ではなく、動作そのものが周囲の破壊を生み出すという。それ故、彼らは破壊神とも呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-117


■ 破壊神 【はかいしん】 new!

破壊を司る神。FSSの劇中ではボーグ・ジェネレートが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-117


■ 破壊面積 【はかいめんせき】 new!

バスター砲の破壊力を表す際に使用される数値。おそらく破壊面積をバスター砲の砲内径面積で除した値が威力の目安となる。爆弾の破壊力をTNT換算で表すようなものだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-045


■ 破壊洋 【はかいよう】 

バスター・オーシャンとも。カラミティ・ゴーダースの南半球に存在する海洋。グレート・ショルティ大陸の南部とキーヤ大陸に挟まれる。AD世紀の時代に引き起こされたバスター崩壊によって大陸の一部が消し飛び、そこに海水が流れ込むことで誕生した大海とされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-051


■ ハカランダ 【はからんだ】 

ブラジリアン・ローズウッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ バギィ・ブーフ 【ばぎぃぶーふ】 

バッハトマ魔法帝国に所属する騎士。総騎士団長デコースの補佐役(騎士団補佐)であり、黒騎士団の副団長も務める。階級は少将。ハスハ侵攻では同僚のハイドンと共に黒騎士デコース・ワイズメルの両翼を務めた(バギィは右翼)。また、ノウラン侵攻においてもデコース率いる奇襲部隊に参加していることから、その強さはデコースの折り紙つきということになるだろう。バッハトマ入団以前はカステポー周辺に出没していたらしく、なぜかアララギ・ハイトとも面識があるようだ。パートナーはノスター。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ バキン・ラカン王都 【ばきんらかんおうと】 

ダイ・グが幼少時のクリスティンを見初めた場所。おそらくバキン・ラカン帝国の首都ラッカを指しているものと思われるが、劇中でふたりが出会った場所はエラルド島の自由都市ナランシである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p60


■ バキン・ラカン騎士 【ばきんらかんきし】 

バキン・ラカン帝国に所属する騎士のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ バキン・ラカン騎士団 【ばきんらかんきしだん】 

バキン・ラカン帝国に所属する騎士団のこと。ラカン聖帝宮殿騎士団のほか、国家騎士団および配下の騎士団が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-101


■ バキン・ラカン帝国 【ばきんらかんていこく】 

アドラーの大ロマン大陸北部に位置する神聖帝国。旧ラカン国ほか5つの小国・自治区から成る。かつてはフィルモア・イーストを始めとする大国の遠隔領地・植民地として存在していた小国家の集合体であったという。騎士の力量を見抜く不思議な力をもつアロコマタ・ルリエの出現により、植民地支配から独立。帝位を認められて帝政国家として成立した国家である。ルリエ以降の歴代皇帝も同様の力を有しており、太天位を始めとする全ての天位、フィルモア帝国の称号ハイランダーの授与権はバキン・ラカンの聖帝がもつ。それ故に皇帝の発言が各国に与える影響力は大きく、帝国は中立を保ち、他国の抗争に一切関与しないことを旨としている。騎士の認定と登録を一手に引き受ける国家であると同時に、入国審査不要の経済特区を設ける懐の深さをもつことから、フリーの騎士が集うことでも知られる。ミラージュを抜けた後のカイエンも、しばらくは帝国内のエラルド島に隠れていたらしい。首都はラッカ。現在の国家元首はカンパー・ラ・シーラ聖帝。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-082


■ バキン・ラカン帝国皇宮 【ばきんらかんていこくこうぐう】 

バキン・ラカン帝国の首都ラッカに位置する聖帝の皇宮。巨大な円筒塔が並ぶ宮殿である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p56


■ ハグーダ 【はぐーだ】 

ハグーダ帝国。ジュノーのロンド大陸に存在した新興国家である。星団暦2900年代末期の国家元首はアルメメイオス・ハグーダ女王。星団暦2989年2月に突如として隣国のコーラス王朝に武力侵攻を開始。歴史が浅く、国力も低いはずの小国がこのような暴挙に出た背景には、フィルモア帝国やハスハ連合共和国といった列強の思惑が絡んでいたらしい。列強各国の目的は劇中で明確にされていないが、ハグーダを傀儡として使うことで、コーラスの基盤を揺るがそうと画策していたようだ。開戦から約半年後には非公式にA.K.D.とトランの協力を得たコーラスによって巻き返され、前線における敗退と時を同じくして帝都ドンドでクーデター(もしくは革命)が勃発。共和国となって2日後に降伏し、以降はコーラス王朝の管理下に置かれることとなった。3180年にはコーラス王朝ハグーダ領として吸収される予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ ハグーダ城 【はぐーだじょう】 

ジュノーのロンド大陸に存在していたハグーダ帝国の王城。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦の終盤、前線での敗退と同時に帝都ドンド内で市民の暴動が起こり、この王城も火が放たれて焼失している。劇中の登場シーンを読む限り、ピラミッドの外観に近い四角錐状の巨大構造物であったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年10月号p59


■ ハグーダ戦 【はぐーだせん】 

コーラス・ハグーダ戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ バクガイ 【ばくがい】 

爆買い。一度に大量の物品を購入すること。2010年頃より日本を訪問した中国人が大量に物品を購入する姿が見られるようになり、これを爆買いと呼称してメディアが報道したことで定着した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-239


■ 白銀の剣聖 【はくぎんのけんせい】 

炎の女皇帝が超帝國騎士カイエン・カステポー(ダグラス・カイエン)に与えた呼び名。女皇帝はスキーンズとヤーンの間に生まれる子供が剣聖になることを予見していたのだろう。女皇帝が星団を離れた後にこの呼び名が詩女の記憶に引き継がれ、カイエンが誕生・成長した後に当時の詩女ボルサから剣聖位と共に贈られたものと考えられる。シルバーナイトという通り名も、この呼び名が由来になっているのかも知れない。ダグラス・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ 白銀ラミネート3重ヘリオス・クオーツ 【はくぎんらみねーと3じゅうへりおすくおーつ】 

マグナパレスに採用されている装甲材の一種。騎体の一部に見られる白色の装甲がこれに当たる。胴体の一部と肩マーキングに使用している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ 白銀ラミネート・スーパークロム3重ヘリオス・クオーツ 【はくぎんらみねーとすーぱーくろむ3じゅうへりおすくおーつ】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスに採用されている装甲材の一種。騎体各部に見られる銀色の装甲がこれに当たる。ツァラトラは胴体および下部スカートに、マグナパレスは同じく胴体と、肩マーキング、上腕部、下部スカート、脚部の一部に使用している模様。その名称から察するに、おそらく半透明(もしくは完全透明)のヘリオス・クオーツの間に加工したクロムを挟みこんだラミネート装甲である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ 迫撃砲 【はくげきほう】 

主として陣地攻略に用いる軽火砲。短い砲身、支持架、底盤から成り、地面に設置した後に砲口から砲弾を装填。高い射角をとることで発射された砲弾は大きく山なりの曲射弾道を描き、敵陣地に着弾する。射程が短い反面、火砲の構造は単純にできるため、小型・軽量化により歩兵が運用できる利点がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-250


■ バクシー 【ばくしー】 

超帝國ユニオの皇帝アーハトが組織していた騎士団。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ バクシコア 【ばくしこあ】 

グローン・ボウチャードがAD世紀の末期に設計・開発したGTM。旧設定のマシンメサイア・雲竜壁に相当する騎体で、9巻p183上右に登場しているようだ。GTMデザインは不明。シオの門番が使用するゾルダート0・シオンはバクシコアのデッドコピーとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 伯爵位 【はくしゃくい】 

五爵位の第三位。カウント(Count)とも呼ばれる。主に市や独立領として認められている土地の領主となっている人物に与えられる称号である。通常は王家や皇家とは血縁を持たない権力者に伯爵位が渡される。劇中ではF.U.ログナーやチャールズ・バーミンガムがこの爵位をもつ。爵位とはもともと中国の周代に始まった呼称で、後にヨーロッパの貴族階級に導入された(または既存の階級に当てた)ものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 白色発光装甲 【はくしょくはっこうそうこう】 

装甲色の分類名のひとつ。白色の発光装甲。ツァラトウストラ・アプターブリンガーの装甲にみられる無色透明の部分がこれに該当する。発光装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ バクスチュアル 【ばくすちゅある】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した11体目のファティマ。シリアルはBF-11。アスペクトはオーストリア系。ブリンガー・シリーズの開発専用ファティマとして製作された特殊なファティマであり、アシリア・パーツを装着しない状態で5騎(初期設定では5〜10騎)のGTMを同時に遠隔でフル制御する能力をもつ。その反面、人間的な感情は一切排除されており、完全な有機コンピューターとしての機能しか持たないとされる。また、ブリンガー・シリーズの実戦テストのために戦場に降り立った経験があり、その際はGTM制御能力と演算性能で3Aの評価をもつ力を如何なく発揮していたようだ。戦場に出る際のコード・ネームは「ザ・ブライド」。魔導大戦以前に38騎撃破のスコアをもつ。天照は人間性を完全に失っている彼女をことさら大切に扱い、人前に晒さないようブリンガー・シリーズの完成をもって封印したらしい。彼女の次なる舞台はウィル星団暦・・・天照がジョーカー星団を離れた後の時代であり、ヴィクトリーやレディ・スペクターなど宇宙人騎士のサポートを務めることになる。最新設定に拠ると、後年にフローレスの称号を得るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 白線制帽 【はくせんせいぼう】 

帽子の巻きの部分に白線を付けた制帽のこと。日本では学生帽とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-105


■ 白鳥 【はくちょう】 

ファティマ・オデットの別称。もしくは愛称。ホワイトスワンとも呼ばれる。オデットはふたつの異なる性格・特性・能力を併せ持っており、白鳥モードを起動した際は「オデット」に、黒鳥モードを起動した際は「オディール」となる。両者の差異はまだ明らかにされていないが、バレエ「白鳥の湖」におけるオデットとオディールの関係から云えば、オデットは可憐、深切、温厚な性格の持ち主ということになるだろうか(作品によっては勝気な性格のこともある)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-142


■ 白鳥の湖 【はくちょうのみずうみ】 

西暦1876年にピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが発表したバレエ作品。初演は1877年。原作はドイツの作家ヨハン・カール・アウグスト・ムゼーウスが1782年に書いた童話「奪われたヴェール」。「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」と共に3大バレエと呼ばれる作品で、この作品を見たことが無いヒトでも劇中曲を知っている場合が多い。魔王ロットバルトの呪いによって白鳥に姿を変えられたオデットは、夜間だけヒトの姿を取り戻す。母后から舞踏会の晩に花嫁を決めるよう命じられた王子ジークフリートは、夜の湖で出会ったオデットに惹かれ、その呪いを解こうとする。劇中にはオデットと同じ容姿の偽物、魔王ロットバルトの娘オディールが登場し、主演のバレリーナはオデット(白鳥)とオディール(黒鳥)の一人二役をこなすことが定番となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-142


■ 幕僚 【ばくりょう】 

指揮官を補佐する高級士官のこと。情報収集、人事検討、作戦立案などに携わるが、指揮官に次ぐ指揮権を有している訳ではない。自衛隊の場合も、陸・海・空の各自衛隊のトップは陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長となるが、これらの職に就くものは指揮権を有しておらず、自衛隊トップの防衛大臣から各司令官に命令が下される体制が取られている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-027


■ パケット・ディ・ボン 【ぱけっとでぃぼん】 new!

星団暦2900年代におけるルーン騎士団の筆頭騎士。騎士団長であるか否かは不明。パートナーはナンドー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ 化物AF 【ばけものAF】 

化物じみたスペックを誇るファティマのこと。超級ファティマと同義。超級ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-193


■ 覇権独裁政治 【はけんどくさいせいじ】 new!

覇権すなわち軍事・経済の実権掌握による他国の支配を進めながら独裁政治を執ること。独裁政治とは、特定の個人あるいは党派・階級・身分などの少数者が国家権力を独占して行う政治体制のこと。つまり、覇権独裁政治とはすなわち帝国主義による政治である。帝国主義の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ パゴナ・ヘルバート 【ぱごなへるばーと】 new!

ミラージュ騎士団左翼大隊No.20。ミラージュ騎士バーグル・デ・ライツァーの甥。現在までに名前が度々変更されており、登場時に全く別の名前に変更される可能性もある。3159年のアドラー侵攻に参加すると思われたが、ツァラトラの担当騎がヨーンと重複するため、全く別の時代に活躍する騎士になるかも知れない。
別名・異名・正式名など: ヘルバルティン、ヘルバルテン
初掲載: DE7-030


■ パゴナ・ヘルバード 【ぱごなへるばーど】 

パゴナ・ヘルバートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ バザー 【ばざー】 

バザール(bazaar)の略称。バザールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-083


■ バザール 【ばざーる】 

市場や商業地区のこと。学校や教会への寄付を目的として行われる、衣類、工芸品、不用品などの競売もバザールもしくはバザーと呼ばれる。両者の語源は同一であるが、その目的と販売形態は異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ 破砕フィールド 【はさいふぃーるど】 

宇宙船が備えている防護壁の一種。デブリの多い空間を通過する際に張るフィールドで、触れるモノを破砕する機能があるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-200


■ バシク 【ばしく】 new!

バクスチュアルの略称もしくは愛称。バクスチュアルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-035


■ はしけ 【はしけ】 

貨物の運搬を目的として作られる平底の船舶のこと。通常は自力で航行しないタイプを指し、タグボートなどの牽引船に曳航される形で運用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-089


■ パシテア 【ぱしてあ】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した35体目のファティマ。シリアルはBF-35。アスペクトはオーストリア系。完成は2930年。アグライア、タレイアと同時に製作された。情報戦と集積能力に秀でるファティマとされる。マスターはミラージュ騎士のヌー・ソード・グラファイト。ヌー・ソードの死後は、プリズム・コークス博士の預かりとなっており、ナオ・リンドーの紹介で出会った女性騎士バーナー・恋・ダウドに娶られたようだ。恋・ダウドはミラージュ移籍後に小学生からやり直すことになったため、現行の文化・歴史(=真実ではないオモテの歴史)を知るパシテアが先生として接している模様。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるパシテア(「万物の女神」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-162


■ 覇者の贈り物 【はしゃのおくりもの】 

ゴティックメード(Gothicmade)の原義。覇者の創造物とも呼ばれる。炎の女皇帝が作り上げたGTMシュッツィエンは「The GOTHICMADE」とも呼ばれており、覇者の贈り物という呼び名はもともとシュッツィエンを指していた可能性が高い。覇者の創造物の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-010


■ 覇者の創造物 【はしゃのそうぞうぶつ】 

ゴティックメード(Gothicmade)の原義。ゴティック(gothic)は「ゴートの」という意味になるため、劇中では「ゴート」=「覇者」という位置付けなのだろう。さらに付け足すならば、ゴート(goat)とは「山羊」のことである。ジョーカー星団において「山羊」と「覇者」の単語でイメージできるモノと云えば「炎の女皇帝」ということになるため、ゴティックメードとはすなわち「炎の女皇帝が創造したモノ」ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 覇者の賜物、暴君の創造物、暴君の賜物
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 覇者の賜物 【はしゃのたまもの】 

ゴティックメード(Gothicmade)の原義。覇者の創造物とも呼ばれる。覇者の創造物の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p30


■ パジャマ 【ぱじゃま】 

上下に分かれた(ツーピースの)寝巻のこと。語源はヒンディー語およびウルドゥー語で民族服のズボンを指す「パージャーマー」から。インドからイギリスに伝わったことで現在のパジャマが成立したらしい。ワンピースの寝巻はネグリジェと呼ばれる。ラキシスはシェルデファーの郊外に散策に出た際、半袖・ショートパンツのパジャマのまま出向いたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-075


■ 波状攻撃 【はじょうこうげき】 

複数回に渡って攻撃を加えること。通常は、複数の部隊が間をとりながら同じ目標に対して連続的に攻撃することを指す。逆に、複数の部隊が間を合わせて同じ目標に対して一斉に攻撃することを一斉攻撃と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-165


■ バシル・バルバロッサ 【ばしるばるばろっさ】 new!

星団暦3000年代初頭におけるフィルモア帝国バルバロッサ王家の大王。半隠居状態に在りながら帝国元老院とティルバー女王を操り、現皇帝ダイ・グにハスハ占領の圧力を掛けていると云われる。皇帝を頂点とする国家体制の内に潜みながら、全てを思い通りに動かそうとする野心家である。自身の権力拡大を画策し、ポーラ・ボルガ・レーダーを手籠めにしたことで息子ワイプ・ボルガ・レーダーが誕生。しかし、ワイプが短命であることに気付くとその存在を隠し、代わりにバルバロッサ家の王子モーズをボルガ・レーダー王家の養子とした。その後、ワイプ皇子がブラウ・フィルモア女王と子を生したため、生まれた子供はフィルモア三大王家の血筋全てを継ぐ「三色の皇子」および「三色の娘」となった。つまり、バシルはジークおよび茄里の祖父である。バシルと彼の祖先のボットバルトを比較すると、権力の世襲に伴う危うさ・愚かさというモノがよく判るだろう。ジークがレーダー9世として即位した際に円卓の騎士のひとりに就任。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ バスコ家 【ばすこけ】 

星団紀における初代剣聖ナッカンドラ・スバースの血に連なる家系のこと。ナッカンドラの妻で天照家典星舎の三位(さんみ)を務めた魔導師サローン・バスコの直系でもあるため、バスコ家と呼ばれるようだ。ふたりの間に生まれた子供がネリス・バスコ・スバースとアラド・バスコ・スバースであり、ネリスとアラドはそれぞれクバルカンのビザンチン家、レントのルース家に嫁いでいる。このうち、アラドの家系(=ルース家)はバスコの名を引き継いだらしく、後に生まれたティティンシャ・バスコが聖帝ランダの後妻となり、クリュ・バスコ・ハリス(ハリス家始祖)、ラシャ・バスコ(詩女ボルサの父)、慧茄・バスコ(後の慧茄・ダイ・グ・フィルモア)の三兄弟が産まれた。バスコ直系のスコーパーの能力は詩女ボルサに引き継がれたが、処女性を維持したことでこの血筋は途絶えたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-069


■ 超(バスター) 【ばすたー】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第7惑星。不定出現惑星あるいは不定出現太陽系と呼ばれており、その存在自体が出現と消失を繰り返しているらしい。肉眼による目視はできず、あらゆる電磁探査に対して反応がないため、その存在の感知はほぼ不可能であるが、ごく稀に天体同士の重力・磁場干渉によって発見されることがあるという。このような事象から、ジョーカー星団においては異次元天体という見方もあるようだ。113個(もしくは117個)の衛星をもつとの設定もある。AD世紀5000年代に炎の女皇帝が皇帝親衛隊ヘリオスを率いてこの惑星に向かったようだが、その目的は不明。そこで何が起きたのかも不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ バスターRB 【ばすたーRB】 

バスター・ランチャー・レンジ・ブレーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ バスター・エネルギー 【ばすたーえねるぎー】 

AD世紀の時代に開発されたエネルギー放出システムから生み出される究極のエネルギー。発生時の放出量があまりにも強力過ぎて制御が困難であったために、より利用しやすい形態のエネルギーとしてハーモイド・エネルギーが作られたらしい。現在、バスター・エネルギーは純粋な破壊力としての利用法、つまりバスター砲としての利用法が残されているに過ぎず、その他の利用法については現存していない。現在は設定が変更されており、バスター砲はハーモイド・システムが生み出す分子変換エネルギーを圧縮して一気に放出する分子破壊兵器とされている。つまり、バスター・エネルギーという名称はボツになったか、圧縮された状態のエネルギーを指す名称になっているはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ バスター・オーシャン 【ばすたーおーしゃん】 

破壊洋の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-051


■ バスター・カート 【ばすたーかーと】 new!

バスター・カートリッジの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ バスター・カートリッジ 【ばすたーかーとりっじ】 new!

バスター・エネルギーを封じ込めたカートリッジのこと。デトネーター・ブリンガーが装備するバスター・ランチャー・レンジ・ブレーカーの弾薬に当たる部分であるが、実弾のようにエネルギーの塊が組み込まれている訳ではない。カートリッジがチャンバーに接続されることで、チャンバー内でエネルギーの充填・圧縮が行われ、シアーの解放によってチャンバーから砲身にエネルギーが移り、バスター砲弾として発射される仕組みになっている。このカートリッジを鎖状に22発分つなげたものがチェイン・カートリッジである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-046


■ バスター限界演算理論 【ばすたーげんかいえんざんりろん】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。おそらく、バスター限界に関する演算法・演算理論について研究する学問だろう。バスター砲開発の基本となる学問である。バランシェが宇宙船の設計者でもあったように、ミースも様々な分野に関してその才覚を発揮するのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-098


■ バスター恒星系 【ばすたーこうせいけい】 new!

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第7惑星として振舞う恒星系のこと。スタント遊星にとっては惑星のひとつであるが、超(バスター)は惑星と衛星を内包する異次元太陽系である。劇中に登場したシャグジャリグリ・トウオはこの恒星系の第6惑星。超(バスター)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年6月号p59


■ バスター・ファウスト 【ばすたーふぁうすと】 new!

バスター砲の一種。チャージャーと砲身が分離したバスター砲。チャージャーと砲身の間で負荷が掛かるためか、バスター砲の中では最も威力が小さい(DE7の解説ではランチャーに次ぐ威力とされている)。その反面、チャージャーの並列による連射、チャージャーの直列または巨大化による威力の増強が可能であり、砲身だけで取り回しができるなど、汎用性は高い。小型のものはクラインと呼ばれ、GTMに装備されることもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ バスター砲 【ばすたーほう】 

ハーモイド・システムが生み出す分子変換エネルギーを圧縮して一気に放出する分子破壊兵器。物質の分子結合を崩壊させて完全に消滅させることが可能な兵器で、最大出力では空間を捻じ曲げ、山脈・大陸・小惑星すら消し飛ばすほどの威力を発揮する。バスター砲の起源はAD世紀5000年頃まで遡り、超帝國ユニオの炎の女皇帝が開発・製造し、その使用によって多くの文明・国家を歴史上から消し去ったという。星団紀以降は星団法によって使用の制限が掛かり、惑星改造など特殊な例を除いて一切の使用が禁止となっている。・・・はずなんだけど、劇中では専ら祝砲のように使用されている感じである。バスター(buster)とは破壊するヒトまたはモノの意。バスター・ランチャーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-008


■ バスター砲懸架 【ばすたーほうけんか】 new!

バスター砲固定懸架の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ バスター砲固定懸架 【ばすたーほうこていけんか】 

バスター砲を運搬する際に使用する固定懸架のこと。「懸架」とはもともと吊り下げや掛け渡しで物体を支えることを指す。マグナパレスは、腰部から伸びるサイドクレーンと、肩部後方のトラベリングロック(固定懸架)でバスター砲を保持している。格闘戦を行う場合は、騎体に可動範囲に影響が出ないよう、このトラベリングロックが上下左右に動き、バスター砲の位置調整を行う。バスター砲を使用する際は、トラベリングロックが外れ、サイドクレーンと両腕でバスター砲を保持する格好となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p55


■ バスター砲身部 【ばすたーほうしんぶ】 

バスター砲の砲身に当たる部分。単純にバレルとも呼ばれる。バレルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p57


■ バスター砲装着ロッカーアーム 【ばすたーほうそうちゃくろっかーあーむ】 

バスター砲を装着するロッカーアーム。ロッカーアームとはロック機構をもつアームのこと。マグナパレスの場合は腰部後方にあるサイドクレーンに付属しており、第1節メインアームと第2節セカンドアームの接合部分がロッカーアームになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ バスター砲弾 【ばすたーほうだん】 

バスター砲の砲弾。バスター砲から発射されるバスター・エネルギーの塊(?)を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ バスター砲弾エネルギー 【ばすたーほうだんえねるぎー】 new!

バスター砲弾の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ バスター砲ユニット 【ばすたーほうゆにっと】 new!

バスター砲とその運用に必要な補機を含めてバスター砲ユニットもしくはバスター・ユニットと呼称する。デトネーター・ブリンガーの場合、両門のバスター砲、エネルギーの供給と排莢を担うチェイン・カートリッジ・システム、それらの放熱を行う各種デバイスを総じてバスター・ユニットと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ バスター・ユニット砲架 【ばすたーゆにっとほうか】 new!

バスター・ユニットを装備する際に使用する砲架。デトネーター・ブリンガーの場合は腰部後方に備え付けられている。バックマウンターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ バスター・ランチャー 【ばすたーらんちゃー】 

バスター砲の一種。ハーモイド・エンジンと直結することでチャージャーが不要となったバスター砲を指す。通常のバスター・ランチャーと、連射が可能なラピデア・カノンが存在する。また、(戦艦などの主砲として運用される)長砲身・大口径のバスター・ランチャーとして、レンジ・ブレーカーと呼ばれるタイプもある。バスター・ランチャーは弾道の制御が難しく、また発射時の負荷も多大なものとなるため、これを装備するGTMであってもその使用は躊躇われるようだ。
別名・異名・正式名など: バスター砲
初掲載: DE4-012


■ バスター・ランチャー・32連射マシーネンカノン 【ばすたーらんちゃー32れんしゃましーねんかのん】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーのオプション装備のひとつ。対星団外用(=対ヴィーキュル戦用)に開発された32連射が可能なバスター・ランチャーである。設定上、フレーム・ランチャーは対星団用(=対GTM戦用)とされており、星団侵攻においてこのバスター・ランチャーを使用することは想定していないようだ。J型駆逐戦闘兵器と同じくチェーンカートリッジシステムを採用。マシーネンカノン(machine cannon)とは機関砲のこと。機関砲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ バスター・ランチャー・3連ラピデア・カノン 【ばすたーらんちゃー3れんらぴであかのん】 

マグナパレスが装備する3連射可能なラピデア・カノン。通常は各部がスイング・スライドした状態でコンパクトに収まる。肩部のトラベリングロックと腰部から伸びるウエスト・クレーンで支持されており、肩に載せた状態で発砲(いわゆる肩打ち)することも可能。通常は騎体後方の左側に装着されている。状況に応じて右側に変更することも可能である。バスター・ランチャー・ラピデア・カノンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ バスター・ランチャー・懸架システム 【ばすたーらんちゃーけんかしすてむ】 

バスター・ランチャーを保持・運用するために組み上げられた懸架システムのこと。戦艦であれば砲架を備え付ければよいが、GTMの場合は取り回しを考慮して相応のシステムが必要となる。マグナパレスの場合、腰部後方に伸びるサイドクレーンと、肩部後方にあるトラベリングロックを用いてバスター砲を保持・運搬する方式が採用されている。射撃時はロックを外して両腕で保持する格好となるが、その際はサイドクレーンがエネルギー・バイパスと発射の反動を抑えるハーケンの役割を果たす。ツバンツヒ設計の可変型GTMについてはバスター砲の懸架方法が明らかにされておらず、詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ バスター・ランチャー・ラピデア・カノン 【ばすたーらんちゃーらぴであかのん】 

連射が可能なバスター・ランチャーのこと。デトネーター・ブリンガーはチェーンカートリッジシステムにより系外からバスター・エネルギーを得るが、通常のGTMはエンジン直結の系内でネルギー供給を行う。現時点において連射可能なエンジン出力をもつGTMはマグナパレスと破烈の人形の2種のみとされる。・・・実際には、ツイン・エンジン搭載型のミラージュ・マシンとカイゼリンもおそらく対応可能だろう。マグナパレスが装備するラピデア・カノンは口径533mmの3連射タイプ(以前の設定では550mm)。バレル部、アッパー・レシーバー部、ロアー・レシーバー部、エキゾースト部の4つのブロックに分かれており、各ブロックのスライドによりコンパクトな状態で収納・携行できる。破烈の人形が装備するラピデア・カノンは口径が小さく2連射までである。なお、初期設定ではGTMが装備可能な細身のバスター・ランチャーをラピデア・カノンと呼称していた。ラピデア・カノン(rapider kanone)は「速射砲」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ バスター・ランチャー・レンジ・ブレーカー 【ばすたーらんちゃーれんじぶれーかー】 

長砲身・大口径タイプのバスター・ランチャー。バスター・レンジ・ブレーカーとも呼ばれる。戦艦の主砲として使用されるバスター砲であり、通常のバスター・ランチャーと比較すると、その威力は格段に異なる。これを装備することを前提に作られたGTMがデトネーター・ブリンガーである。なお、同騎が装備するレンジ・ブレーカーは口径2400mmとなっており、ベル・クレールに搭載されている1800mmの主砲を上回る大きさであることが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ バスター・ランチャー・ローディングシステム 【ばすたーらんちゃーろーでぃんぐしすてむ】 

デトネーター・ブリンガーの主砲(=バスター砲)に付属する装填機構。システムの基本設計は天照であるが、後にエルディアイ・ツバンツヒによってチェーンカートリッジシステムと連射・冷却システムの再設計が行われた。チェーン・カートリッジ・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-135


■ バスター・レンジ・ブレーカー 【ばすたーれんじぶれーかー】 

バスター・ランチャー・レンジ・ブレーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: バスターRB、ロングレンジ・バスターランチャー
初掲載: DE7-044


■ バスター・ロック 【ばすたーろっく】 new!

バスター砲の一種。チャージャーと砲身が一体化したバスター砲。バスター・ランチャーに次ぐ威力を誇る(DE7の解説では最も低い威力とされている)。チャージャーの変更はできないが、出力が一定で威力も安定している。その反面、一体化したランチャー部とチャージャー部を合わせて取り回ししなければならず、運用するシステム自体が大掛かりで鈍重になってしまう。よって、GTMに装備されることは無く、宇宙船、空中要塞、地上砲台などに搭載されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ バスト 【ばすと】 

胸部のこと。ほとんど全てのGTMは左右両胸が(胸部中央の装甲から分かれた)独立ブロックになっている。これは、左右それぞれがハーモイド・エンジンとポリスケール・ジェネレーターの保護カバーになっているためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ バストーニュ 【ばすとーにゅ】 

トラン連邦共和国のレント自治連合にある完全独立自由都市。多くの職人や識者が工房を構えており、商業・工業が盛んな土地として知られる。劇中ではユーバー・バラダが大公を務めている状態にあったが、本来はトラン連邦から派遣される州知事兼領主が執政を行う体制が取られる。ラキシスのお披露目はこのバストーニュで開催された。西暦1944年の「バルジの戦い」において、米軍第101空挺師団が篭城したベルギーの町バストーニュが元ネタと考えられる。アルデンヌ山地を巡る7本の道が合流する地域であり、戦略的に重要な拠点と成り得る町を巡って激しい戦闘が行われたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ ハスノーホルテス 【はすのーほるてす】 new!

ハスノホルテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ ハスノホルテ 【はすのほるて】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した20体目のファティマ。ハスノーホルテスとも呼ばれる。シリアルはBF-20。戦闘能力で2Aのスコアをもつ(=騎士と同等)超級ファティマのひとり。魔導大戦が勃発した現在、バランシェ邸にて休眠中との設定もあったが、既にナラリタ・ダス・アダマスが娶っていた模様。後にコンコードが所有するカイゼリン・スーツを貸与されることになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ ハスハ 【はすは】 

ハスハント共和国の首都。ベイジの別名だろうか。ベイジの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-008


■ ハスハ13国 【はすは13こく】 

ハスハ連合共和国を構成していた13の国家のこと。とは云え、ハスハ連合共和国は一般に12国とするのが基本。つまり、ハスハント共和国、ナカカラ・クルル王国、ギーレル・ハスハ王国、カッツェー公国、シーゾス王国、ボルサ諸島列島、ベラ国、イェンシング共和国、バトラント共和国、ナオス国、イースト・ハスハ(もしくはイースト・カステポー)、そしてダンダグラーダ宇宙都市である。13国は、おそらく聖宮ラーンを都市国家と見なした場合の数え方になるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年12月号p63


■ ハスハ・アトール 【はすはあとーる】 

歴代の詩女のひとり。ナイミン・ハスハ・アトールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-064


■ ハスハ・イエロー 【はすはいえろー】 

ハスハ連合共和国の国家色。クリームイエローを指す。もうひとつ、ハスハの国家色としてハスハ・グリーンと呼ばれる色もあるが、こちらは草色に近い緑色である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-110


■ ハスハ王 【はすはおう】 

コレット王と同義。コレット王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-177


■ ハスハ王宮 【はすはおうきゅう】 

ハスハ連合共和国の首都ハスハント(ベイジ)にある王宮。詩女ムグミカを擁していた宮殿であり、花の王宮とも呼ばれた王城である。もともとハスハントが王政を敷いていた時代に築かれた王城であったと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-085


■ ハスハ王宮陥落 【はすはおうきゅうかんらく】 

星団暦3030年に起きた、バッハトマ魔法帝国によるハスハの首都ベイジへの侵攻作戦のこと。またそれによるハスハ王宮の陥落のこと。ハスハ動乱の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-026


■ ハスハ解体 【はすはかいたい】 

星団暦3030年に起きた、バッハトマ魔法帝国によるハスハの首都ベイジへの侵攻と、それによるハスハ王宮の陥落、ハスハ連合共和国の解体のこと。ハスハ崩壊もしくはハスハ動乱とも呼ばれる。以後、ハスハの大地は数多の国家がしのぎを削る戦乱状態に突入し、45年にも及ぶ一大戦争へと発展した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ ハスハ解放作戦 【はすはかいほうさくせん】 

魔導大戦勃発によるハスハ連合共和国の崩壊から数年を経た後、旧体制派およびそれを支持する各国・各騎士団の連合軍によって展開されたバッハトマ枢機軍の排除・反撃作戦のこと。AP騎士団の旧体制派を中心に、ミラージュ騎士団、ルーン騎士団、暴風3王女、ナイアス・ブリュンヒルデ、マドラ・モイライといった錚々たるメンバーが連合軍に加わったらしく、星団暦3075年にはこれらの各騎士団が聖導王朝連邦軍を結成。ベイジ(ハスハント市)を囲む東壁、西壁、南壁、北壁から同時に攻め入るハスハ解放戦が決行された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ ハスハ陥落 【はすはかんらく】 

星団暦3030年に起きた、バッハトマ魔法帝国によるハスハの首都ベイジへの侵攻作戦のこと。またそれによるハスハ王宮の陥落のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-087


■ ハスハ・グリーン 【はすはぐりーん】 

ハスハ連合共和国の国家色。草色に近い緑色を指す。もうひとつ、ハスハの国家色としてハスハ・イエローと呼ばれる色もあるが、こちらはクリームイエローである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-110


■ ハスハ地方 【はすはちほう】 

ボォスのミグノシア大陸に位置する一地方。ハスハ各国(ミノグシア各国)によって占められる地域一帯を指しているものと考えられるが、他の地方との境界が明確ではなく、具体的にどの範囲が含まれるのか詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-064


■ ハスハ統一戦争 【はすはとういつせんそう】 

星団暦2810年にボォスのミノグシア大陸で勃発した戦争(2780年としている資料もあるがおそらく間違いだろう)。ミノグシア独立戦争の後に一応の落ち着きを見せていた、ハスハント共和国連合とギーレル王朝の二国間戦争であったため、一般には内戦として記録される。この戦争により、長年に渡って繰り返されてきたミノグシアの覇権を巡る争いが終結し、ハスハ連合共和国が成立することとなった。当時の詩女が純血の騎士の家系から生まれたボルサ・バスコである。彼女は封印されていたダグラス・カイエンを蘇生し、GTMデムザンバラをもって戦争終結に尽力させたようだ。カイエンがファティマ・クーンをパートナーとしていたのもこの戦争である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ ハスハ動乱 【はすはどうらん】 

星団暦3030年に起きた、バッハトマ魔法帝国によるハスハの首都ベイジへの侵攻と、それによるハスハ王宮の陥落のこと。ハスハ侵攻もしくはハスハ崩壊とも呼ばれる。以後、ハスハの大地は数多の国家がしのぎを削る戦乱状態に突入し、45年にも及ぶ一大戦争へと発展した。つまり魔導大戦の発端となった事件である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-117


■ ハスハ・ナカカラ王国 【はすはなかからおうこく】 

ハスハ連合共和国のナカカラ王国のこと。正式名はナカカラ・クルル王国。AD世紀の末期から星団暦初頭にかけて、フィルモア・イーストの支配下に置かれていたらしい。ただし、ナカカラという国名は星団暦2000年代初頭の詩女ライヒ・ナカカラに由来するものであり、当時の国名はクルル王国である。クルル王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ハスハ・ファティマ 【はすはふぁてぃま】 

ハスハ連合共和国に所属するファティマのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-009


■ ハスハ・ベラ国 【はすはべらこく】 

ハスハ連合共和国のベラ国のこと。AD世紀の末期から星団暦初頭にかけて、フィルモア・イースト(=ドナウ帝国)の支配下に置かれていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ハスハ民 【はすはみん】 

旧ハスハ連合共和国に籍を置いていた国民のこと。ミノグシア民族とほぼ同義であるが、魔導大戦の勃発後にミノグシア各国が分断された(中立や独立を表明した)こともあり、12ヶ国全ての国民をひとつの民族として見なす意識が低迷してきているようだ。難民全てを含んで「ハスハ民」と呼んだナルミ・アイデルマの器量の大きさが判るだろうか。ミノグシア民族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-223


■ ハスハ連合 【はすはれんごう】 

ハスハ連合共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ ハスハ連合共和国 【はすはれんごうきょうわこく】 

ボォスのミグノシア大陸に位置する連合制国家。連合体制の成立は星団暦2810年である。主宰国のハスハント共和国のほか、ナカカラ・クルル王国、ギーレル・ハスハ王国、カッツェー公国、シーゾス王国、ボルサ諸島列島、ベラ国、イェンシング共和国、バトラント共和国、ナオス国、イースト・ハスハ(もしくはイースト・カステポー)、そしてダンダグラーダ宇宙都市を含む12ヶ国から成る。国家の運営は12ヶ国の代表者から成るハスハ統制議会が担うが、その議長には絶対王政の国王と同レベルの決定権が委ねられる。それ故に、議会の総議長(=国家代表)は民政王とも呼ばれるようだ。また、ミノグシア各国はAD世紀の時代から詩女に導かれてきた背景があるため、各国首脳および国民は詩女に対して絶大な信頼を寄せると共に、国家の象徴として仰ぐことで一枚岩として成立している状況にある。その一方で、連合各国は長年に渡ってミノグシアの覇権を巡って争っていた過去があるため、統一後も国家間の諍いと隙間がわずかに残っているらしい。星団暦3030年から始まった魔導大戦では、詩女が殺害されたことで国家の象徴が揺らぐこととなり、国家間の隙間を突かれたことで再び連合体制が崩れることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-008


■ ハスハント 【はすはんと】 

ハスハント国とも。ハスハ連合共和国の主宰国であるハスハント共和国のこと。また、共和国の首都ベイジも古い時代の名残でハスハントと呼ばれる場合がある。ハスハント共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-064


■ ハスハント王 【はすはんとおう】 

ハスハント王国を治めていた国家元首。ハスハントが共和制に移行する以前に国家を治めていた人物である。ローレル・ビザンチンはハスハントもしくは西ハスハントの国王であったようだ。ローレル・ビザンチンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-099


■ ハスハント王宮 【はすはんとおうきゅう】 

ハスハ王宮の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-087


■ ハスハント王国 【はすはんとおうこく】 

ハスハ連合共和国の主宰国として知られるハスハント共和国の前身。星団暦初頭に超帝國の末裔が興した王制国家で、2500年代のミノグシア大動乱までその古き血筋を残してきたことで知られる。ギーレル朝ハスハ帝国および周辺諸国とミノグシア連合国家を形成した後に共和制へ移行。その後のハスハ統一戦争でも諸国との協力体制を維持し、ハスハ連合共和国の基盤を作り上げた。王制を廃止した後も国家代表に王クラスの決定権を持たせており、それが民政王と呼ばれる所以になっているようだ。劇中に登場しているコレット・クルル家はハスハントが共和制に移行してから国家代表に立った一族で、ハスハント王国を治めてきた王家という訳ではない。混同しないように注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ ハスハント騎士団 【はすはんときしだん】 

ミノグシア連合を構成するハスハント共和国が組織している国家騎士団。AP騎士団[スキーン隊]と行動を共にすることが多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-010


■ ハスハント共和国 【はすはんときょうわこく】 

旧ハスハ連合共和国を構成していた12ヶ国のうちのひとつ。連合体制の主宰国である。ボォスの北極圏とつながる海に面しており、東西に長く伸びる領土をもつ。首都はベイジ(ハスハントとも呼ばれる)で、ハスハ連合共和国の首都も兼ねることから、ここにハスハ王宮が置かれている。王宮にはAP騎士団のスバース隊、スキーン隊、ドーチュー隊が常駐。また、ムグミカ・ラオ・コレットが詩女となった後は、本来の詰所たる聖宮ラーンから離れてハスハントに置いたため、以降はラーン王宮支隊もハスハ王宮に常駐していたようだ。ハスハ12ヶ国が統合する以前は王制国家ハスハント王国としてミノグシア大陸の半分を支配し、旧ギーレル王朝ミノグシア連邦と覇権を争っていたとされる。魔導大戦の勃発と同時に首都周辺は壊滅状態に陥ったため、現在は西部のスバース市を臨時の首都としているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-009


■ ハスハント工場 【はすはんとこうじょう】 

GTMバーガ・ハリを生産する工場のひとつ。ハスハント共和国の南西部に位置する。出荷された騎体はスバース隊、スキーン隊、ドーチュー隊、マルコンナ隊、エンブリヨ隊、スクリティ隊、ラーン王宮支隊に配備される。生産する騎体の装甲色はダークイエローで統一との設定があったが(ラーン王宮支隊のみ白色)、現在は装甲形状のみ同一とされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ ハスハント工場生産バーガ・ハリ 【はすはんとこうじょうせいさんばーがはり】 

ハスハント工場で生産されるバーガ・ハリのこと。出荷された騎体はスバース隊、スキーン隊、ドーチュー隊、マルコンナ隊、エンブリヨ隊、スクリティ隊、ラーン王宮支隊に配備される。ハスハント工場の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ ハスハント国立スバース宮殿女学院 【はすはんとこくりつすばーすきゅうでんじょがくいん】 

ハスハ連合共和国のスバース市にある高等部・大学部併設の共同女学校。ハスハ全土の騎士家・名家の女子が集う学校で、行政実務科、学術研究科、実験化学科、家政教育科といった学科名からも明らかなとおり、公務員になるための教育に重点を置くことで知られる。卒業生はみな国家試験合格者と同等の資格を得て、ハスハ中枢の担い手として社会に送り出される。軍士官科や騎士科などの軍事学科も設置されており、連合各国の騎士団・軍関係者の中に同校の出身者も多い。これは詩女の警護に当たる女性騎士の育成に重点を置いているためである。ヘアード・グローバー、ドヌーブ・ガセット、ニナ・エリスはこの学校の出身者。魔導大戦の勃発により首都ベイジの高校が壊滅したため、現在はそれらの生徒を受け入れ共学となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ ハスハント国立ベイジ高等学校 【はすはんとこくりつべいじこうとうがっこう】 

旧ハスハント国立ベイジ高等学校の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ ハスハント国家騎士団 【はすはんとこっかきしだん】 

ハスハント騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-118


■ ハスハント地方 【はすはんとちほう】 

ボォスのミグノシア大陸に位置する一地方。現在のハスハント共和国に重なる地域を指しているものと考えられる。ハスハント共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-065


■ ハスハント内戦 【はすはんとないせん】 

星団暦2400年代に起きたハスハント王国(共和国もしくは共和国連合かも)における内戦のこと。内戦の背景・規模については不明。公開されている最新の星団暦ではミノグシア独立戦争とも書かれており、設定に混乱がみられる。剣聖デューク・ビザンチンが詩女エダクダよりGTMディー・カイゼリンを託されて参戦。2515年に終結したようだ。ミノグシア独立戦争の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ ハスラー家 【はすらーけ】 

フィルモア帝国の王家のひとつで、古くから帝国の軍事担当として活動してきた一族。初期設定では、フィルモア王家のダイ・グ家に付く重臣として、アドラーのエラルド島に本拠を置いている武家であった。DE3に掲載された設定では、この武家出身の騎士ニオ・ハスラーのフルネームがニオ・ハスラー・ブラウとなっている。よって、ハスラー家はフィルモア帝国東部に本拠を置くブラウ・フィルモア王家の散家であることが予想される。一方、ハスラー家はバビロン王国アーキロンス王家の血筋に連なる娘アーキロンス・ハスラー(おそらく嫁入り後の名前でそれ以前の名前は不明)を迎え入れており、以後はハスラー・アーキロン家とも呼ばれるようだ。ニオは(世代的に)アーキロンス・ハスラーの孫娘に当たるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ハゼ 【はぜ】 

永野センセーが幼少時に釣り上げていた魚。スズキ目ハゼ亜目に属す魚類の総称。世界で約2100種が生息しており、世界中の水域に広く分布する。ややつぶれた円錐形もしくは円筒形の体型で、通常は胸ビレを使ってゆっくり泳ぐタイプが多い。また、干潟などで這って生活するタイプもいる。ドンコ、ウキゴリ、チチブ、ヨシノボリ類、マハゼ、ムツゴロウなどが比較的有名。食用にされている種も多く、天ぷら、唐揚、佃煮などに用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ 派生型 【はせいがた】 

原型から分かれて新たに造られたものを、その原型の派生型と呼ぶ。兵器の設計・開発系譜においてはよく見られる手法で、使用条件や目的に応じてアレンジを加えたり、基礎技術の向上や設計思想の変遷によって原型に改良を加えた騎体は派生型として扱われる。いわゆる兄弟騎や後継騎が派生型に位置付けられる場合もある。ミラージュ騎士団の主力GTMツァラトウストラ・アプターブリンガーには派生型が一切存在しないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ハ-閃1014 【は-せん1014】 

ブリンガー・シリーズのうち、ツイン・エンジン搭載型のGTM(マグナパレスとZ.A.P.)に搭載されているハーモイド・エンジンに割り振られている型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「閃」は天照が製作したエンジンに与えた型式名。「1014」は型式番号ということになる。閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ ハ-閃1014型エンジン 【は-せん1014がたえんじん】 

ハ-閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p18


■ ハ-閃1015 【は-せん1015】 

ブリンガー・シリーズのうち、シングル・エンジン搭載型のGTMに搭載されているハーモイド・エンジンに割り振られている型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「閃」は天照が製作したエンジンに与えた型式名。「1015」は型式番号ということになる。閃1015の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ ハ-閃1081 【は-せん1081】 new!

ダイアモンド・ニューが製作した3騎のフラグシップモデルに搭載されているハーモイド・エンジンに割り振られている型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「閃」は天照が製作したエンジンに与えた型式名。「1081」は型式番号ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ パセンジャー・セル 【ぱせんじゃーせる】 new!

帝騎マグナパレスの頭部に搭載されている小型宇宙艇。ラキシスの生存性を高める緊急脱出ポッドであると同時に、長期間の単独行動を可能とする小型コロニーの機能をもつ。船体前部は物質生成システムとコマンドルームを兼ねるコクピット、後部はストレージ(倉庫)と医療システムを兼ねる休眠ベッド、そしてファティマ・シェルとハーモイド・エンジンを搭載する。この物質生成システムはラキシスの衣食住を支えるあらゆる物資を生み出すことが可能で、船体全体を指して「ラキシスの工房」とも呼ばれる。船体上部に2対4枚のベンダー・ウィグが備え付けられており、この翼状のパーツがマグナパレスの放熱モジュールを兼ねる航行用セイルとなっている。小型艇単独で航行する際は、このセイルからオーロラのような光(ハーモイド・フレア)が伸びるようだ。FSS第3部において描かれるラキシスの放浪において、重要な役割を果たすことになる小型艇である。初期名称はスクランダ。Z.A.P.も同様にパセンジャー・セルを備えるが、緊急脱出ポッドとしての役割が共通しているのみで、形状や機能は大きく異なる。また、デトネーター・ブリンガーは複座型のパセンジャー・セルを搭載している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ バターたっぷりのナン 【ばたーたっぷりのなん】 

ヘアード・グローバーの好きな食べ物(高校在学時)。ナンはインドや中近東などの家庭で作られるパンの一種。小麦粉で作った生地を天然酵母で発酵させた後、平たく伸ばし、タンドゥールと呼ばれる窯の内壁に貼り付けて焼く。通常はバターを練り込まず、焼きあがった後で液状のバターを塗る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-110


■ 肌着 【はだぎ】 

下着のうち、保温、衛生、快適さを目的として着るランニングシャツやタンクトップなどを肌着と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p53


■ 旗竿ランス 【はたざおらんす】 

ミラージュ騎士団に入団した後のエルディアイ・ツバンツヒが設計・開発したブリンガー・シリーズ専用のオプション武装。アイシャが魔導大戦において使用し、その奇抜なデザインから大戦中で最も有名な武器として知れ渡ったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-124


■ バタンキュー 【ばたんきゅー】 

疲労が溜まって倒れてしまうこと。また、倒れこんでそのまま寝てしまうこと。「バタン」は倒れる様を表した擬音語、「キュー」は首が締まったり風船等の音が漏れたりする様を表した擬音語で、それらを合わせた造語とされる(諸説アリ)。永野センセーがバタンキューするか否かは読者の応援によって左右される。みんなで応援しましょう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年6月号p63


■ はちみつ茶 【はちみつちゃ】 

キャンブリック・ティーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ はちみつトースト 【はちみつとーすと】 

ノルガン・ジークボゥの好きな食べ物(高校在学時)。ハチミツをかけたトースト。近年のスイーツブームに乗っかって、やたら分厚いトーストにアイスクリームとはちみつを載せた食べ物が流行っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-095


■ パチモノ 【ぱちもの】 

偽物のこと。関西弁で「盗む」を意味する「ぱちる」に、「品物」を合わせた合成語であり、デザインを真似て(=盗んで)作った品物という意味になる。もともとは的屋の間で使っていた言葉が一般に浸透したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-118


■ ハツーダン大陸 【はつーだんたいりく】 

ボォスの東端を南北に縦断している大陸。北部にバッハトマ魔法帝国、南部にガマッシャーン共和国がある。かつては超帝國の東都ハツーダンが存在した大陸であるが、セントリー・マグマの攻撃によって都は完全に消滅している模様(現在のマグナ・ダイナメーションと呼ばれる地域である)。星団暦1000年代以降に入植してきた人々が作り上げた新興国家が多く、ミノグシア大陸の詩女やナン大陸のセントリーに対して訝しがる向きもあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-053


■ ハツーダンの民 【はつーだんのたみ】 

ハツーダン大陸で生活する民族のこと。ガマッシャーン共和国やハプハミトン公国の国民がこれに当たる。バッハトマは新興の国家ということもあり、同一の民族としては見られていない模様。おそらく、帝政国家となってから多くの移民があったのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-058


■ ハツーダン名家 【はつーだんめいけ】 

ガマッシャーン共和国を治める名家のこと。ハツーダン大陸中部にみられる特殊地形マグマ・ダイナメーションにおいて採掘を営むことで富を得た30以上の名家がこのように呼ばれる。多くは(国家の前身である)ハツーダン連合共和国の時代より続く鉱山主や大地主の家系であるが、血統の途絶え、新興の実業家あるいは軍人の台頭もあって新陳代謝は行われている模様。レイスル3党首として国家代表に立つ者は、いずれもハツーダン名家に数えられる家系の出身である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-054


■ ハツーダン連合 【はつーだんれんごう】 new!

魔導大戦の終結後に形成される連合体制らしいが、ハツーダン大陸の中央に位置するガマッシャーン共和国は統一カステポー連合に加わることが判明している。同大陸で他に目立つ国家と云えばバッハトマ魔法帝国となるが、こちらも魔導大戦の終結後に解体されてガマッシャーンの統治下に置かれるため、連合体制の主体が無くなる状態となる。よって、ハツーダン連合と統一カステポー連合を同一と見なすか(公式サイトではカステポー・ハツーダン連合という名称も見られた)、ガマッシャーンが統一カステポー連合に加わる設定を無視する必要がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ ハツーダン連合共和国 【はつーだんれんごうきょうわこく】 

ガマッシャーン共和国およびハプハミトン公国の前身に当たる連合国家。旧超帝國東都ハツーダンがセントリー・マグマの攻撃により壊滅した後、そこから逃げ延びた人々が建国したとされる。時を経て天然資源が豊富な南部と通商・交易を主体とする北部が分裂し、南部はガマッシャーン共和国へ、北部がハプハミトン公国へと転身した。ただし、両国家は仲違いにより分裂した訳ではなく、ベラ国攻防戦でナオがハプハミトン騎士団を気遣っていたのも、同じ民族として認識しているが故の行動のようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-053


■ ハツーダン時代 【はつーだん時代】 

ガマッシャーン共和国の歴史を語る上で分類される時代区分のひとつ。現国家の前身に当たるハツーダン連合共和国の時代を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-053


■ バッカス 【ばっかす】 new!

ローマ神話におけるブドウ酒と豊穣の神。あるいは酒乱・狂乱の神。ブドウ栽培とワイン醸造を発明し、各国に広めたとされる神である。ギリシャ神話ではディオニュソスに相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ パツキン 【ぱつきん】 

金髪のこと。金髪は一般にブロンド(BlondもしくはBlonede)と訳されるが、金髪が多い地域では、同じ金髪であっても色合や髪質によって様々な分類が成されている。オーハイネであればおそらくプラチナブロンド、パシテアであればゴールデンブロンド、リンザであればサンディブロンドなどに分類されるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-242


■ パツキンAF 【ぱつきんAF】 

金髪のファティマ・ファティスのこと。劇中では、オーハイネ、パシテア、リンザなどが登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-161


■ ハッキング 【はっきんぐ】 

高度な知識・技術によってコンピュータおよびネットワークの解析・改造・構築を行うこと。これらの行為を不正に行い、内部データの改竄・窃取を行うことはクラッキングと呼んで区別する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p66


■ バックアップ 【ばっくあっぷ】 

ソフトウェアおよびハードウェアの異常によるデータ破損に備え、記憶媒体上のデータを複製し、別の記憶媒体に保存すること。また複製されたデータのこと。ポーターの言に拠ると、ヴィーキュルは自身が破壊された場合に再生するのではなく、バックアップ=破壊される前の時空から肉体を呼び出しているのだという。つまり、意識そのものは別の次元にあり、肉体は現世にアクセスするための人形であって、あらゆる時間帯から無限に呼び出すことが可能ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-141


■ バックシールド 【ばっくしーるど】 

GTMの肩装甲のうち、背面に位置している装甲のこと。放熱システムに加えて余剰エネルギーのドレイン口が付くため、前面の肩装甲よりも大型に作られている場合が多い。前面の肩装甲はアッパーシールドと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ バックスタイル 【ばっくすたいる】 

背面のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-038


■ バックドラフター 【ばっくどらふたー】 

フレーム・ランチャーに付属する過剰プラズマの排出器。プラズマチャンバーで圧縮したプラズマを砲身から発射(放出)する際、余剰分をそのまま系外に排出する役割をもつ。排出されるプラズマはなんの加減もなく砲身下方に吹き出す格好となるため、このプラズマだけで周囲を焼き尽くすことになるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ バック・フライヤー 【ばっくふらいやー】 

GTMの背部に付くフライヤー。アイドラ・フライヤーとも呼ばれる。アイドラ・フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-039


■ バックボーン・ダンパー 【ばっくぼーんだんぱー】 

騎士コクピットのシート中央に備え付けられている衝撃吸収パーツ。後頭部から臀部まで覆っており、GTMの竜骨(=胴体)を操作するコントローラーを兼ねている。バックボーン(backbone)は「背骨」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ バックマウンター 【ばっくまうんたー】 new!

デトネーター・ブリンガーの腰部後方に突き出ているバスター・ユニットの砲架。通常のGTMの場合はオプション装備の接続部もしくは点検・輸送時に騎体を固定する連結部となるが、デトネーター・ブリンガーの場合は両門のバスター砲を支える連結基部となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ バックヤード・ハンドラー 【ばっくやーどはんどらー】 

GTMマグナパレスの頭頂部に備え付けられている放熱器。ツイン・ハーモイド・エンジンの過剰エネルギーを直接放出する。バックヤード(backyard)は「裏庭」とか「背景」のこと。店舗などの裏側にある倉庫などもバックヤードと呼ばれる。ハンドラー(handler)はもともと「調理師」とか「訓練士」という意味だが、IT用語で何らかの処理要求が発生したときに起動するプログラムをハンドラーと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ バックライド・リジット・フライヤー 【ばっくらいどりじっとふらいやー】 new!

GTMモルフォ・ザ・スルタンが両肩にもつ特殊装備。片側上下2枚のスイングレールフライヤーが重なった超巨大な複合放熱フライヤーである。通常は2枚が重なった状態で両肩にコンパクトに収まっており、展開すると先端がワイヤー状に伸びて閃光のような電磁波を放出するらしい。その目も眩むような強烈な光をもって「モルフォ」の名が付けられたという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ バックラッシュ 【ばっくらっしゅ】 

GTMが外部から強力な衝撃を受けた場合や、敵騎の強固な装甲を打つことでリバウンドショックが発生した場合に、騎士側に伝わってくる衝撃を中和できずに身体に損傷を与えてしまう現象のこと。通常はコントロール系のクラッチ(衝撃緩和クラッチ)が切れることで衝撃を中和する仕組みになっており、あまりにも衝撃が大きい場合は中和が効かずにこのような現象が起きるようだ。密着式コントローラーを採用しているGTM特有の弱点ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-199


■ バックロード 【ばっくろーど】 

GTMの騎体各部を巡ってきた電気が再びハーモイド・エネルギーに変換され、循環のために再びハーモイド・エンジンに戻されることをバックロードと呼ぶ。ハーモイド・エンジンの半永久的な稼動を支えている機構のひとつである。通常のGTMであれば、バックロードされたエネルギーは全て回収・再利用される。ただし、循環の必要がない過剰エネルギーをエンジンに戻すと多大な負荷となるため、これらは系外に排出される仕組みになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p78


■ 八卦 【はっけ】 

古代中国から伝わる「易」に用いられる8つの基本文様のこと。陽を意味する1本の横線と陰を意味する2本の横線(これを爻と呼ぶ)を上下に3つ組み合わせて表記したモノ(これを卦と呼ぶ)で、太極を中心として両儀(2)-四象(2×2)-八卦(2×2×2)と続く宇宙万物の生成過程を現しているとされる。運勢や方位の吉凶を占うことに用いられ、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という諺が生まれた。AP騎士団や詩女に関係する人物などの衣装にみられる文様である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-084


■ 発券銀行 【はっけんぎんこう】 new!

銀行券の発行を行う銀行のこと。中央銀行と同義。中央銀行の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ 発光装甲 【はっこうそうこう】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーと一部のGTMが装備する半透明装甲のこと。装甲自体が発光している訳ではなく、ハーモイド・システムが発するプラズマ炎の閃光を装甲内で乱反射させているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 公式サイト_20130415


■ はっさく 【はっさく】 

映画GTMの劇中でベリンら一行が口にしていた食べ物。ハッサクもしくは八朔と表記される。広島県原産の柑橘類の一種。柑橘類の中では比較的小さい果実で、皮が薄く、苦味がやや強い。旧暦の8月1日が食べ頃に当たるため、八朔という名前が付けられたらしい(朔とは一日の意)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp39


■ パッシブ眼球 【ぱっしぶがんきゅう】 

GTMの両目に収められている眼球。パッシブ(受光型)視覚装置とも呼ばれる眼球で、光(可視光線)を受けて周囲の状況を把握する機能をもつ。メイン眼球とも呼ばれる。パッシブ視覚装置メイン眼球の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-018


■ パッシブ視覚装置 【ぱっしぶしかくそうち】 

受光型視覚装置とも。光(可視光線)を受けて周囲の状況を把握する視覚装置のこと。GTMに搭載されている光反応型有機人工眼球が該当する。これに対して、電磁波を投射し、その透過や遮断・反射を解析することで周囲の状況を把握する投射型の視覚装置はアクティブ視覚装置と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 受光型視覚装置
初掲載: NT2010年8月号p23


■ パッシブメタル 【ぱっしぶめたる】 

おそらく微弱な電磁波を発することで簡易センサーの役割を果たす金属片をパッシブメタルと呼称しているのだろう。ファティマであればこの金属片を用いて通信ケーブルなどから情報を抜き取ることが可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-020


■ 発射エネルギー 【はっしゃえねるぎー】 

銃器の発射に必要なエネルギーのこと。GTMが装備する銃火器であれば、いずれもハーモイド・エンジンから供給される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p57


■ 発射トリガー 【はっしゃとりがー】 

銃火器の発射装置。引金。GTMが使用する銃火器のトリガーは、火器そのものではなく、騎士コクピットやAFシェルに備え付けられている。使用する火器や砲手(騎士またはファティマのいずれか)に応じてファティマが任意に切り替え・起動できるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p82


■ 発射熱 【はっしゃねつ】 new!

火砲の射撃に伴って発生する熱。通常の火砲であれば火薬の燃焼によって熱が発生する。FSSの劇中に登場する火砲であれば、供給されたエネルギーの圧縮に伴って高温が発生する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ 発射薬 【はっしゃやく】 new!

火砲の弾丸を発射に用いられる燃焼剤のこと。火薬を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ バッシュ 【ばっしゅ】 new!

「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種。髑髏のマスクをもつ格闘戦に優れた機体であったが、オリジナルは既に失われていたことからオルドナ・ポセイダルが10数機のレプリカを製作。13人衆などの指揮官クラスに支給した。A級ヘビーメタル中で最も高い戦闘能力をもつと云われ、大刀セイバーやバスター・ランチャーを装備するほか、エネルギー・ボンバーやSマインを内蔵する小型のバインダーを両腕に装備する。FSSにおけるバッシュもこの機体がデザイン・ソースとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ バッシュ・ザ・ジェットクィーン 【ばっしゅざじぇっとくぃーん】 

超帝國騎士ヤーン・ダッカスに与えられていたコードネーム。ジェット(jet)とは黒玉(樹木の化石)のこと。石炭に近い性質をもつ鉱石で研磨によって光沢を発する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年2月号p59


■ ハッシュドポテト付きのバタートースト 【はっしゅどぽてとつきのばたーとーすと】 

イアン・ケーニヒの好きな食べ物(高校在学時)。その名のとおり、ハッシュドポテトの付いたバタートーストのこと。ハッシュドポテトは、みじん切りにしたジャガイモを小麦粉を繋ぎとして小判状に整え、油で揚げて作る。肉料理の付け合わせなどで見られるほか、軽食のひとつとしてコンビニエンスストアなどでも販売されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-107


■ 発信コード 【はっしんこーど】 

各種通信を行う際に自身・自機が発する信号のことだろうか。これを傍受することで通信が可能となるはず。隠密行動をとる場合は、発信コードが敵軍に傍受されることで自機の位置を特定されることになるため、発信コード自体を隠すこともできるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-176


■ バッスル 【ばっする】 

女性用の補正下着の一種。19世紀半ばから20世紀初頭にかけて流行した、ヒップラインを美しく見せるための腰当である。腰後背の部分に緩やかなカーブを描く円筒形の枠を設け、スカートのシルエットをボリュームアップする。当初は鯨の骨が枠組みに利用され、後に木製や金属製の枠が用いられた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-045


■ バッスルスタイル 【ばっするすたいる】 

ファティマスーツのうち、ヒップラインを美しく見せるための腰当が付いているタイプをバッスルスタイルと呼ぶ。ベラ国攻防戦に参加したヴィルマーのファティマスーツがこれに当たる。バッスルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-045


■ パッセージ 【ぱっせーじ】 

GTMの騎士コクピットとファティマ・シェルを結ぶ通路。パッセージ(passage)とは「通路」のこと。旧設定ではプロムナード(promenade)と呼ばれていた。これはフランス語で「散歩道」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ パッセンジャー・セル 【ぱっせんじゃーせる】 

パセンジャー・セルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p52


■ はつたいけん 【はつたいけん】 

初めての体験のこと。とくに人生において初めて体験する性行為のこと。自身の局部を揉みしだかれたマキシは、その相手となったマドラに対して「はつたいけんの人」と呼び掛けた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-075


■ パッチ 【ぱっち】 

コンピュータ上で稼働するプログラムの一部を更新するデータのこと。バグ修正や機能補強を目的として供給されるデータで、修正プログラムあるいはアップデートプログラムとも呼ばれる。パッチ(patch)とはもともと「あて布」のこと。最初期のコンピュータはプログラムが紙のシートに記録されており、修正する際はシートにパッチを充てて穴を塞いでいたことに由来する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-239


■ バッチェン 【ばっちぇん】 

撃破章の一種。ワッペン型で中に何らかのマークが縫い込まれる。通常は制服の袖などに付けられる。1機撃破で銀章、5機撃破で金章となる。撃破章の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-040


■ バッテリー 【ばってりー】 

電池。ガット・ブロウの柄頭の部分にはバッテリーが付く。電磁剣および電磁ライフルの機能を発揮するための電力供給は、バッテリーによって行われているらしい。つまり、ガット・ブロウ本体には発電機能が内蔵されていないということか。GTM用のガット・ブロウについては不明であるが、機体から直接電力供給を行っているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p26


■ バッテリーリリーススラッチ 【ばってりーりりーすすらっち】 

バッテリーリリースラッチの間違い。ラッチ(latch)とは掛け金のこと。ガット・ブロウにはバッテリーが付属しており、取り外すためのリリースラッチが柄頭付近に付いているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p26


■ 発展展開GTM 【はってんてんかいGTM】 

あるGTMを基本として発展・展開したGTMのこと。改修・改良点を盛り込んだり、新たな発想の下で設計を見直したりする場合もある。GTMラミアスはそれまでのホルダ型GTMを基点として作られた発展展開GTMとされる。完成したラミアスは新たなプーマ・フレームを採用しており、型式も新たにドージョージ型と名付けられた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 発動機 【はつどうき】 

動力を発する機関。要するにエンジンのこと。GTMのスペック表(性能諸元)に表記される項目のひとつ。「発動機」の頭文字である「ハ」から始まる名称で、その騎体に搭載されているエンジンの名称もしくは型式名で表される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 発動機システム 【はつどうきしすてむ】 

動力を発生する機関とその運用に係わるシステムのこと。エンジンとその周辺機器。ジョーカー星団では基本的にハーモイド・システムを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-082


■ 発動システム 【はつどうしすてむ】 

発動機とその補機および検知・運用に関わる各種デバイスの総称。要するに動力を生み出すシステムを指す。FSSの劇中に登場するほぼ全てのマシンに搭載されているハーモイド・システムがこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ 発熱問題 【はつねつもんだい】 

ハーモイド・システムに付随する根本的な問題。民間で使用されている車輌・船舶用のエンジンでは問題にならないが、GTMのエンジンでは常に余剰エネルギーと排熱の処理が問題となる。多くの場合、騎体各部で冷却が行われると同時に、熱伝導によって騎体各部の熱エネルギーが集められ放熱パーツを介して大気に放出される。宇宙空間の場合は騎体の周辺に流体が存在しないため、電磁波に変換された後に系外へ放出される形となる。天照が製作するエンジンはとくにこの問題が顕著で、ツイン・エンジン搭載型に至っては火砲にして放出しなければ騎体が融解するというぶっ壊れ具合である。過ぎたるは及ばざるが如しの見本と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-209


■ バッハ 【ばっは】 

18世紀に活躍したドイツの作曲家Johann Sebastian Bach(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ)のこと。バロック音楽を代表する作曲家のひとりで、同ジャンルの集大成とも呼ばれる。1685年生まれ。1750年没。生涯に1100曲を超える楽曲を残したが、紛失した作品や後の研究で偽作とされたものもあり、現在も全集の研究が行われている。オルガンのほか鍵盤楽器の演奏家としても有名で、当時から即興演奏の大家として知られていたらしい。作曲家としての評価はむしろ死後に上がったとされる。バッハ作品総目録番号1068番(BWV1068)に当たる管弦楽組曲第3番の第2楽章「アリア」が、後にバイオリンの4本の弦の中で一番低い弦(G線)だけで演奏できるようアレンジされ、「G線上のアリア」が誕生した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ バッハトマ騎士 【ばっはとまきし】 

バッハトマ魔法帝国に所属する騎士のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-038


■ バッハトマ騎士団 【ばっはとまきしだん】 

バッハトマ魔法帝国に所属する騎士団のこと。黒騎士団、銀騎士団、山羊座騎士団、射手座騎士団、黒豹騎士団のほか、国家騎士団や傘下国の騎士団が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-013


■ バッハトマ騎士団制服 【ばっはとまきしだんせいふく】 

バッハトマ魔法帝国が採用している騎士団の制服。黒および紫を基調とする制服で、各部に赤いラインが入る。男性はショートコートもしくはロングコートに黒いショートブーツ。ボトムはゆったりとしたパンツと細身のパンツの2種がある。女性も同様だが、ボトムはスカートとなる。ハイネックと折り返しの両方に対応できる大きな襟と、前面の左右両側につくボタンが特徴(右側は飾りボタン)。制帽はベレー帽で、肩にショートマントが付く。歴史の浅い騎士団であるためか、着こなしに細かい規定は無く、比較的軽装でスタイリッシュなイメージである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-067


■ バッハトマ基地 【ばっはとまきち】 new!

バッハトマ軍が自国および制圧した他国の主要都市に置いている軍事基地のこと。劇中にはベイジやノウランの軍事基地が登場する。これらは魔導大戦の勃発後にミノグシア軍から接収した軍事施設を基盤としているはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p57


■ バッハトマ銀騎士団 【ばっはとまぎんきしだん】 

銀騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ バッハトマ黒騎士団 【ばっはとまくろきしだん】 

黒騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-206


■ バッハトマ黒豹騎士団 【ばっはとまくろひょうきしだん】 

黒豹騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-065


■ バッハトマ軍 【ばっはとまぐん】 

バッハトマ魔法帝国に所属する軍隊のこと。騎士団、宇宙軍、地上軍のほか、魔導軍も存在する。魔導大戦におけるバッハトマ枢軸軍とは異なるので注意。バッハトマ枢軸軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-009


■ バッハトマ主力GTM 【ばっはとましゅりょくGTM】 new!

バッハトマ魔法帝国が運用する主力GTM。カーバーゲンを指す。カーバーゲンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-146


■ バッハトマ主力騎士団 【ばっはとましゅりょくきしだん】 

魔導大戦においてバッハトマ魔法帝国がミノグシアに派遣した軍グループ。同国の筆頭騎士団を主力とする。現在はロッゾ帝国の主力軍と共にハスハント共和国の中央に駐屯中。ベイジ、ノウラン、アマダ・ジーを含む広い地域を支配下に置いているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ バッハトマ侵攻 【ばっはとましんこう】 

星団暦3030年に起きた、バッハトマ魔法帝国によるハスハの首都ベイジへの侵攻のこと。ベイジ戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-023


■ バッハトマ枢軸軍 【ばっはとますうじくぐん】 

魔導大戦において、バッハトマ軍と同様に侵攻する側に立ち、ミノグシア各地に展開・侵入した軍もしくは国家のこと。ジャスタカーク公国、ガマッシャーン共和国、メヨーヨ朝廷、ロッゾ帝国、コーネラ帝国、ドレンノ連邦、ウルッシ共和国、ダラーン騎士団領、三ツ星傭兵騎士団などが含まれる。ブーレイ傭兵騎士団も枢軸軍に近いが、彼らは戦場を混乱させる目的で介入しており、他国と比べて微妙な立ち位置にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-009


■ バッハトマ西部軍 【ばっはとませいぶぐん】 

魔導大戦の勃発後に西部ミノグシアに展開したバッハトマ軍および枢軸軍のこと。ジョー・ジィッド・マトリア率いる銀騎士団がその主力に位置づけられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-057


■ バッハトマ帝国騎士団 【ばっはとまていこくきしだん】 

バッハトマ魔法帝国の国家騎士団。主力GTMはカーバーゲン。その他の詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ バッハトマ筆頭騎士団 【ばっはとまひっとうきしだん】 

バッハトマ魔法帝国の筆頭騎士団。黒騎士団を指す。黒騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-066


■ バッハトマ魔導軍皇帝親衛隊 【ばっはとままどうぐんこうていしんえいたい】 

バッハトマ魔法帝国が組織している魔導軍の中でも、ボスヤスフォートの側近を務めるバイターの集団は皇帝親衛隊もしくは皇帝親衛軍と呼ばれる。劇中に登場した際の名称は黒血魔導団。黒血魔導団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-068


■ バッハトマ魔導軍通常戦闘服 【ばっはとままどうぐんつうじょうせんとうふく】 

バッハトマ魔導団ボルテッツ戦闘服の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-069


■ バッハトマ魔導団ボルテッツ戦闘服 【ばっはとままどうだんぼるてっつせんとうふく】 

バッハトマ魔法帝国に所属するボルテッツが着用する戦闘服。同国騎士団の制服と意匠が合わせてあり、黒および紫を基調とする制服で、各部に赤いラインが入る。騎士服と異なり、トップスはゆったりとした袖と腰丈のマントにフードが付く。男性のボトムはズボンにローブ、女性のボトムは膨らんだロングスカートである。戦場で活動することを前提にしており、両肩に反応式電磁装甲が付くほか、手にもつ杖に光学兵器が内蔵されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-069


■ バッハトマ魔導帝国 【ばっはとままどうていこく】 

バッハトマ魔法帝国の間違い。バッハトマ魔法帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ バッハトマ魔法帝国 【ばっはとままほうていこく】 

星団暦2990年代の末期に突如としてボォスに成立した帝政国家。ハツーダン大陸北部の各国家・・・シーブル国、ウースー国、グランバッハ国、ユーコン経済連合などを傘下に置く。基盤となったシーブル国の性質を継承・発展させた一大魔導国家であり、その背景に存在するバイターのネットワークはA.K.D.やハスハに拮抗するとも云われる。主宰としてディス・ボスヤスフォートの名が挙がっているものの、建国の経緯や祭政の体制については不透明な部分が多く、彼自身もまた人前に姿を現すことが稀なため、その国家中枢は謎に包まれている状態にある。それ故、王城とされるシーブル城を形骸と見る動きもあり、ボスヤスフォートが潜んでいると噂されるカステポーこそが、この国家の中枢として見なされるようだ。新興国家のメリットを活かし、旧体制に不満をもつ騎士やバイターを集約して軍を形成。わずか10年程度で黒騎士団および銀騎士団を初めとする幾つかの騎士団、魔導軍、忍者軍を擁する軍事力をもつに至る。しかし、白昼堂々要人暗殺を決行するなど、国家のイメージ色である「黒」と相まって「闇の軍団」としてのイメージが強い不気味な国家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-125


■ パティシエ 【ぱてぃしえ】 

パティシエ(patissier)はフランス語で菓子職人のこと。女性の場合はパティシエール(patissiere)と呼ばれる。もともとのフランスでは国家資格となっており、資格のない菓子職人はパティシエとは呼ばれない。また、パティシエールはほとんどいないらしい。日本では洋菓子の職人を指してパティシエと呼ぶ風潮があるが、本来は誤りということになる。一方、日本では国家資格として菓子製造技能士があり、これに合格していない者は技能士を名乗れないようになっている。有名な洋菓子店に行くと、この技能士の合格証書やフランスのパティシエの証書が張り出されているはずなので、この辺を確認してみるのも面白い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ パティ・スマイス 【ぱてぃすまいす】 new!

パティ・スミスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-082


■ パティ・スミス 【ぱてぃすみす】 new!

アメリカ・シカゴ出身の女性シンガーPatti Smith(パティ・スミス)のこと。本名はPatricia Lee Smith(パトリシア・リー・スミス)。1946年生まれ。75年にニューヨークでデビュー。Television(テレヴィジョン)と共にニューヨーク・パンクの旗手として活動し、アートパンクと呼ばれるジャンルを確立した。2015年現在も活動しており、パンク・ロック・シーンにおける長年の活躍と功績からクイーン・オブ・パンク(パンクの女王)もしくはゴッドマザー・オブ・パンク(パンクの代母)と称される。2007年にロックの殿堂入りを果たしている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-082


■ パテシア 【ぱてしあ】 

パシテアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ パテント 【ぱてんと】 

特許のこと。法令が定める手続きによって、国家が発明者または特許出願人に対して特許権を付与すること。また、この特許権を特許もしくはパテントと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-166


■ パテント証 【ぱてんとしょう】 new!

いわゆる特許証(特許登録証)のこと。その所持者が有する特許権を証明する書類であるが、書類が無いからといって特許権が失われる訳ではない。特許権は特許庁が管理する登録原簿に登録されており、定められた期限を超過するか、自ら権利を放棄しない限り、権利者の特許権は存続する。よって、特許証を他者に渡したところで特許権が移行する訳ではない。ラキシスの軍門に下ったユーゴ・マウザーは、所有するパテント証を服従の証として献上したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p62


■ パトラ 【ぱとら】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を開設する以前、つまりバキン・ラカン帝国に身を寄せていた時代に製作した4体目のファクトリー製ファティマ。シリアルはBF(FA)-04。成長タイプはS型。外見仕様はおそらくアフロ・アジア系(もしくはエジプト民族)。星団暦3000年代初頭の時点ではシェン・ラン騎士団の騎士団長アイリーン・ジョルをマスターとする。名前の元ネタは、古代エジプトプトレマイオス朝の最後の女王で世界三大美女にも数えられるクレオパトラから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-073


■ パトラクシェ島 【ぱとらくしぇとう】 

フロート・テンプルがかつて海上に浮かぶ小島であった頃の呼び名。星団暦2955年のフロート・テンプル完成をもって、この島名は抹消されたようだ。現在はフロート・テンプルを指す特別区名すなわち「グリース王国グリステリア市パトラクシェ区」としてその名を残す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-073


■ パトラクシェ・ブリンガー 【ぱとらくしぇぶりんがー】 

帝騎メガロコートの正式名。ブリンガー・シリーズとしての呼び名であり、D2型つまり型式「Mirage D2」に分類されるミラージュGTMがこのように呼称される。フロート・テンプルがまだ地上にあった頃の名称であるパトラクシェ島が名前の由来。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ パトラクシェ・モニュメント 【ぱとらくしぇもにゅめんと】 new!

フロート・テンプルの先端部(ミラージュ・パレスの反対側)に設置されている星団法制定時の記念モニュメント。テーブルや椅子として使えるような段差が掘り込まれており、このテーブルを囲んで星団法制定の調停式が行われたものと考えられる。フロート・テンプルが海上に浮かぶパトラクシェ島であった頃、調停を終えた天照の命(ミコト)とコーラス19世は、このモニュメントの上で人類の行く末を案じて言葉を交わした(5巻p69)。フロート・テンプルの増改築によってモニュメントの外観や周辺の植生は作り変えられた模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年6月号p63


■ バトラント街道 【ばとらんとかいどう】 

ランドとヘアードがバトラント共和国に向かう際に利用した道路。道路標識には「R-75」と描かれていたため、国道もしくは高速道路の75号線ということが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-201


■ バトラント共和国 【ばとらんときょうわこく】 

旧ハスハ連合共和国を構成していた12ヶ国のうちのひとつ。ハスハの東部、イースト・ハスハに隣接する共和制国家である。国土の一部がセントリーの出現区域と重なっているため、開発がやや遅れている状況にあるが、一方で他国の侵略などが及ばない安定した情勢を保つ。星団暦2577年に成立した比較的新しい国家であり、首都ダルタンは当時の詩女の名を戴いて命名されたようだ。ただし、DE6ではエンシー・ファンディが首都となっている。魔導大戦勃発後は隣国のイェンシング共和国と共にミノグシア連合から離脱。AP騎士団スパチュラ隊の本隊が防衛線を敷き、中立不動を表明している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-009


■ バトランド共和国 【ばとらんどきょうわこく】 

バトラント共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ バトラント国AP騎士団 【ばとらんとこくAPきしだん】 

バトラント共和国に拠点を置いているAP騎士団。スパチュラ隊を指す。AP騎士団[スパチュラ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-158


■ バトルクルーザー 【ばとるくるーざー】 new!

ジョーカー星団における軍艦の艦種のひとつ。巡洋艦を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ パナール・アトワイト 【ぱなーるあとわいと】 new!

パナール・エックスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ パナール・アトワイト・エックス 【ぱなーるあとわいとえっくす】 

パナール・エックスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ パナール・エックス 【ぱなーるえっくす】 new!

ミラージュ騎士団左翼大隊No.15。パーソナルカラーはブルーパープル(以前の設定ではブルーバイオレット=アトワイト家カラー)。右翼大隊No.7を務めたリィ・エックスの娘に当たる。父親は不明。公務の多い母親に替わって、ウラッツェンやスペクターが子守りを務めて育て上げたらしい。星団暦3010年に母親を亡くした後、天照家に身を寄せることとなり、斑鳩王子やオリビー・タイトネイブと共に成長。次世代を担うミラージュ騎士であり、現時点においてメナー、タイトネイブ、キンキー、イーシ、ツバンツヒといった女子高生軍団を束ねるリーダーでもある。その実力はヨーンを上回るレベルとのこと。騎士団兵器開発長官でもあった母親の血を色濃く継いだらしく、成長後はリィと同じくブリンガー・シリーズの開発に尽力する。パートナーはイカロス。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-008


■ パナール・エックス・アトワイト 【ぱなーるえっくすあとわいと】 

パナール・エックスの正式名。いや、正式にはさらに長い名前になる。パナール・エックスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-089


■ 花と花壇 【はなとかだん】 

ヘアード・グローバーがその生涯を通して世話をするモノ。この花は詩女ベリンが都行の際に故郷から持ち出した野草の子孫に当たる。ベリンにとっての「花」は「戦いの道」と「人の過ち」を埋めるモノであり、血と憎しみで染まった大地を鎮める平和の象徴である。この点を考えると、「花と花壇の世話を続けること」とはすなわち「平和を望む心を絶やさず持ち続けること」ということになるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-076


■ 花の詩女 【はなのうため】 

詩女ベリンを指す尊称。ベリン・ラーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-092


■ 花の王宮 【はなのおうきゅう】 

ハスハント共和国の首都ベイジにあるハスハ王宮のこと。とくに、玉座を含む中央の宮殿が花の王宮と呼ばれていたようだ(左宮・右宮は花の王宮とは呼ばれていない)。詩女と彼女の護衛を務めるラーン近衛支隊の女性騎士が集う場所で、その華やかさからこのような名称がついたらしい。星団暦3030年、バッハトマ軍の侵攻と同時に主宰ボスヤスフォートが花の王宮に侵入。ムグミカおよびマグダルとの戦闘を経て、花の王宮は巨大な焔の中に沈んだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-023


■ 花の街道 【はなのかいどう】 

聖宮ラーンの正門から南に続く街道。5つの星の道とも呼ばれる。詩女ラーンが星団暦2000年代、2300年代、3100年代、3900年代のそれぞれにおいて、重要な人物に花の種を渡した場所とされる。同時に、渡された花の種の一部が街道沿いに蒔かれたため、この街道の在り様がそのまま星団暦の全てを表しているという見方もあるようだ。なぜ詩女ラーンがあらゆる時代において登場するのか、その理由や背景については未だ明かされていない。5つの星の道の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 花の宮殿 【はなのきゅうでん】 

聖宮ラーンの中心にある詩女の宮殿。都入りした後の詩女の住居であり、祭政の場となる宮殿である。東宮と西宮に挟まれており、正門から見て背後には後宮とゲストエリアが置かれている。東側は商業地区が連なっているものの、西側には中央公園が広がっており、花の詩女ラーンが種を蒔いて育てた緑が残されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ 花の種 【はなのたね】 

花の詩女と呼ばれたベリン・ラーンが、その生涯を通して撒き続けた故郷の花の種。人々の過ちを花で埋めようと願ったベリンは、自らが通った全ての道に花の種を撒き、自らが出会った全ての人々に花の種を手渡していったらしい。バランシェ家の始祖にあたるウラニウム・バランスも、聖宮ラーン・東宮西宮の乱と時を同じくして、彼女から花の種を手渡されたという。ただし、詩女ベリンが星団暦2000年代まで存命であったか否かは不明であり、彼女が何らかの形で未来に現出していたことを匂わせるエピソードである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 花巻 【はなまき】 new!

ヨーンと女子高生ミラージュの鍛錬においてツバンツヒが差し入れに作った料理。花巻は中華料理の一種。小麦粉、塩、砂糖、イースト、水を捏ねて発酵させた後に形を整えて蒸して作る。具なしの中華まんをイメージすると近い。中国語ではホアジュアンと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p63


■ パナマ・ゲイシャ 【ぱなまげいしゃ】 

ロータス・バルンガが高校在学中に好きだった飲み物。パナマ・ゲイシャは非常に稀なコーヒー種のひとつ。さび病対策にコスタリカのコーヒー研究所が生み出し、パナマのエスメラルダ農園において栽培された後、コーヒー豆のオークション「ベスト・オブ・パナマ」で優勝したことで注目されることとなった。非常に味が良く、また、栽培に多大な労力が必要となることから市場価格が高騰。現在はエスメラルダ農園以外でも栽培されているものの、他のコーヒー種に比べて価格は高い。2014年にスターバックス社で商品の提供を行い、1杯2000円、250gの袋で1万円オーバーという価格で話題を呼んだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ パナマックス 【ぱなまっくす】 new!

パナマ運河を通過できる最大船型を指す言葉。パナマ運河には閘門があるため、閘室に収まるサイズの船舶しか通過することができない。具体的には、全長294m、全幅32m、喫水12m以内の輸送船となる。また、2016年に拡張された閘門により通過できるサイズも大きくなり、こちらは新パナマックスと呼ばれる。新パナマックスの規格は全長366m、全幅49m、喫水15mである。パナマックスを超える大きさ=パナマ運河を通過できないサイズはオーバーパナマックスと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ 花見 【はなみ】 

日本の風習のひとつ。桜の花を鑑賞して春を寿ぐ行事である。多人数で桜の咲く場所に向かい、弁当を広げて宴会を楽しむ方法が一般的。奈良時代の貴族の行事が起源とされる。FSSの劇中では、コーラス王朝に花見の文化がある模様。コーラス城の城内は桜が多く、春には満開の桜を楽しむ名所となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p60


■ バナロッテ 【ばなろって】 

星団暦18000年代初頭のエピソードに登場したジー・ボリショイ王国の王女。白い蹟剣をもつ美しい少女で、そのスミレ色の瞳からバイオレット・シバレースと呼ばれる。また、ダクシダーという名のグライフ(巨大な鳥のような生物)を駆ることから、天馬騎士(グライフ・シバレース)とも呼ばれる。錬金術師ブラパ・クルガが生み出した異形の怪物「ファティマ」によって弟が惨殺され、その敵討ちに向かう途中で竜騎士モンド・ホータスと出会う。コーラスの紋章を受け継ぐ騎士。そしてミラージュ騎士シャーリィ・ランダースの遠い子孫に当たる人物である。なぜか天照と彼女が出会っているという設定があったが、これはどうもボツ設定になったようだ。フルネームはバナロッテ・ボリショイ・ナフマーニャ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ ハニーシードレス 【はにーしーどれす】 

ブドウの品種のひとつ。巨峰とコンコード・シードレスの交配種。糖度18〜20%、酸含量0.5%、肉質が硬く芳香が強い品種とされる。果皮は黄緑色。種なしの早生品種である。耐寒性がやや低いため、北海道では栽培されず、東北地方中部以南で栽培される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-109


■ パニエ 【ぱにえ】 

スカートを膨らませてふんわりしたラインを維持するために履かれるアンダースカートのこと。チュール布を重ねたものや、張りのある布をギャザーにしたものが使用される。パニエの語源はフランス語で「鳥かご」を意味する「panir」から。フランスの宮廷でスカートを広げるスタイルが流行し、鳥かごのような内張りが作られたことが起源となった。劇中では、ゴスロリ・ファッションで登場したナイアスがパニエを着用。彼女の周りでワシャワシャと音がしていたのは、動くたびにパニエが擦れていたためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ パニング・スタビライザー 【ぱにんぐすたびらいざー】 

アシリア・インジェクター・パーツの一種。両肘の部分に装着するパーツで、GTMのバランス制御を補助する機能をもつ。アシリア・セパレート以外の各スタイルにおいても装着するのが一般的で、腕の部分がむき出しのスーツ(フィルモア帝国のバルーンスリーブ・タイプのスーツなど)であっても、袖の内側に収納されているらしい。また、エストの場合はシンクロナイズド・フラッターの補助機能を持たせるため、肘と袖口の両方にパーツが付属する。いずれもバリアを展開する機能を有しており、ファティマ・シェル内では緩衝バリア、格闘戦では防御バリアを張ることができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 羽布団帽子 【はねぶとんぼうし】 

フィルモア帝国の王族・貴族が被っている羽布団のような帽子。中に骨組みがあり、最高級の羽毛が詰まっているらしい。表地には絹が用いられており、各王家に引き継がれる独自の色彩で彩られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-112


■ ハネムーン 【はねむーん】 new!

いわゆる新婚旅行のこと。ハネムーン(honeymoon)は「honey」と「moon」を合わせた混成語で「蜜のように甘い月」「蜜月」と訳される。本来は結婚後のひと月を指す言葉であるが、この期間に新婚旅行に行く夫婦が多いことから、新婚旅行をハネムーンと呼ぶようになったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ パネル装甲 【ぱねるそうこう】 

パネル状の装甲。その役割は様々だが、GTMアマルカルバリの上半身に目立つパネル装甲は、ツインスイングに直結する放熱パーツであると同時に、衝撃緩和機能をもつとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-073


■ パネルモニター 【ぱねるもにたー】 

パネル型のディスプレイ。あるいは監視機器。タブレット型コンピューターのようなものだろう。待機中の騎士が自身の搭乗するGTMの整備状況を確認するほか、軍の拠点に務める関係者の多くがパネルモニターを持ち歩いているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-021


■ パネルライト 【ぱねるらいと】 

パネル状のライト。土煙や霧あるいは闇の中で自身・自機の存在を(周囲の人間に)知らせるために点灯するライトである。GTMマーク2およびマーク3の機首(飛行形態をとった場合の前部上面)にパネルライトが組み込まれているようだが、これもおそらくは自機を目立たせるための警告灯である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-091


■ ハノーファー王朝 【はのーふぁーおうちょう】 

グレートブリテン王国に成立していた王朝。同国を成立させたアン女王が1714年に崩御したことでその血筋が途絶えたため、イングランド王ジェームズ1世の曾孫に当たるハノーファー選帝侯ゲオルク・ルートヴィヒが新たな国王ジョージ1世として即位。王朝交代によって新たにハノーファー王朝が開かれた。3代目君主ジョージ3世の治世下でアイルランド王国の合同があり、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国が成立。1837年に6代目君主としてヴィクトリア女王が即位すると、女系の即位を認めないハノーファー(当時は王国)との連合が解消される。この後、ヴィクトリアがザクセン=コーブルク=ゴータ家のアルバートを配偶者として迎え、長男がエドワード7世として即位したことでザクセン=コーブルク=ゴータ王朝が成立した。さらに後、第一次世界大戦を通してドイツ系の王家名をウィンザー家へと改称し、現在のウィンザー王朝につながることとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ 刃金 【はのかね】 

刀剣を打つ際に用いられる4種の鋼のうちのひとつ。刀身の刃となる鋼で、一般的な日本刀で15回程度の折り返しが行われる。重鋼の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ ハノーファー選帝侯 【はのふぁーせんていこう】 

北ドイツの主要都市ハノーファーを治めていた選帝侯のこと。選帝侯とは、神聖ローマ帝国において君主(=ローマ王)となる選挙権を有した諸侯のこと。ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公国を治めていたヴェルフ家を出自とするエルンスト・アウグストがハノーファーに拠点を置き、1692年に選帝侯位を得たことから歴代当主がハノーファー選帝侯と呼ばれた。2代目のゲオルク・ルートヴィヒがイングランド王ジェームズ1世の曾孫であったことから、アン王女崩御後の1714年にグレートブリテン王国の新国王ジョージ1世として迎えられたことで同国におけるハノーファー王朝が成立した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ ハビラント 【はびらんと】 

デ・ハビラントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-148


■ バビロン 【ばびろん】 

バビロン王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ バビロン王 【ばびろんおう】 

バビロン王国の国王。ファルク・ログナー・バビロンを指す。ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ バビロン王国 【ばびろんおうこく】 

エイダス大陸東方10ヶ国のうちのひとつ。グリース王国の東方に位置しており、周囲はほとんど海に囲まれている。国王はファルク・ログナー・バビロン。国内に内包するダグエラン侯領と共に、東方10国の主宰国グリース王国を支えるA.K.D.の中心国家である。首都はファルス・バビロニア。元ネタは、メソポタミア地方にあったとされる古代都市バビロンだろうか。紀元前1800年代以降にバビロニア王国の首都として運営された城塞都市である。もしくは、1976年にデビューしたアメリカのプログレ・バンドBabylon(バビロン)か、Amon Duul II(アモン・デュール・ツヴァイ)が1972年に発表したアルバム「Carnival In Babylon」が元ネタかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-062


■ バビロン王国騎士団 【ばびろんおうこくきしだん】 

バビロン王国の王室近衛騎士団。その実体は、バビロン王の命令を受けて星団各所に潜入するくノ一部隊(女性の忍者による特殊部隊)である。バビロン王国に所属する騎士団であるが、基本的にA.K.D.の傘下にある全ての国家の騎士団は天照の支配下に置かれるため、A.K.D.の国家騎士団として機能する。A.K.D.のミス宇宙軍エレーナ・クニャジコーワもこの騎士団の所属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-097


■ バビロン騎士団 【ばびろんきしだん】 

バビロン王国騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-021


■ バビロン国 【ばびろんこく】 

天照王朝バビロン王国のこと。またはその前身。AD世紀の末期には成立しており、エックス共和国と共にグリース自治区を中心とする東方3ヶ国連合を構成していた国家であった。東方5ヶ国連合の成立後に同国の代表議長が王族に位置付けられ、これを以てバビロン王国が成立したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ バビロン国王 【ばびろんこくおう】 

バビロン王国の国王。ファルク・ログナー・バビロンを指す。ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-166


■ バビロンズB2雷丸 【ばびろんずB2いかずちまる】 

ファルク・ログナー・バビロンが使用するGTM。ダイアモンド・ニュートラルが当初から筆頭クラスの騎士が搭乗することを前提に設計・開発した特別騎であり、彼が設計した各種GTMの頂点に位置するフラグシップモデルと云えるだろう。天照が提供した強力なハーモイド・エンジン閃1081を搭載しており、ミラージュGTMの形式名をとってB2型ミラージュとも呼ばれる(同時に製作されたB3型およびB4型は兄弟騎)。駆逐GTMとして調整されており、前腕部にガット・ブロウを受け止めるブロウ・ストッパーを装着している。ログナーの呼称では「雷丸その参」となるが、本来の名前は「紫雲」と呼ぶ模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ バビロン・ハイペロン総帝 【ばびろんはいぺろんそうてい】 

超古代におけるジョーカー星団の星王。この人物の保存個体のうち、シリアル「JuR-Lot-22 Psch111」をもつ個体がハイペロン111(スリーワン)と呼ばれる人物であり、これがドウター・チップを使用する以前のログナーのオリジナル体となるらしい。つまり、カラミティ・ゴーダース王あるいはカラミティ・ゴーダース星団皇帝という呼称は星の名前を戴いた肩書きのようなもので、個人名はバビロン・ハイペロンということになるだろうか。カラミティ・ゴーダース王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ ハブ 【はぶ】 

バーガ・ハリ・BS-Rの別称。バーガ・ハリ・コブラの駆逐型ということもあり、同じ毒ヘビから名称がつけられたようだ。ハブは有鱗目クサリヘビ科ハブ属に属すヘビ。日本の南西諸島に生息しているものの、その分布は飛び石状で、一部の島に固有に見られるトカラハブやサキシマハブなどは別種として扱われる。毒ヘビとして有名。咬まれた場合に処置が遅れると、壊死や機能障害、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こす。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年1月号p64


■ パフェ 【ぱふぇ】 

アイスクリーム、生クリーム、フルーツ等を背の高いグラスに盛り付けたスイーツの一種。チョコレート、シリアル、ナッツを加えたり、プリンやゼリーを載せる場合もある。フランス語で「完全な」を意味するパルフェ(parfait)が語源。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-114


■ バフォメート 【ばふぉめーと】 

ヴィーキュルが崇める最高存在。女魔帝(サタネス)や女王蜂(ビーネンクリーガン)が大君主と呼ぶ上位の存在であり、彼女らとは一線を画す超存在(オーバーエクゼステンス)である。天照大御神によって作られたヴィーキュルの管理者であり、彼自身はヴィーキュルではない(ただし劇中で「我らヴィーキュル」というセリフもある)。その姿はヒトがイメージする悪魔そのもの。犬型の頭骨に巨大な双角、7本指、骨と体毛とマントのような翼で構成される巨躯をもつ。ラキシスの言に拠ると、バフォメートはアズデビュート数式生命帝と同様に世界創世式の「解」を得ているという。しかし、これに同族が触れることを禁忌としているらしく、ゴリリダルリハは独自にその「解」を得る行動を起こしたようだ。バフォメート(Baphomet)とはもともとキリスト教における悪魔のひとり。黒ミサを司る山羊頭の悪魔である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-119


■ バフォメート・ヴィクトリー 【ばふぉめーとヴぃくとりー】 

ミラージュ騎士ヴィクトリーの正体。ヴィーキュルの大君主バフォメートの本名であろう。ウィル星団暦7818年の時代より、先先(マーター・マーター)、レディ・スペクター(=アスタローテ)、ファティマ・タワーと共に星団暦3037年を訪問し、ラキシスら一行がゴリリダルリハの侵攻に巻き込まれる状況を見守っていた模様。さらに続く異界神ルシファ・センタイマによる干渉では、ラキシスを庇うために右手を負傷し、その手の中央に未来永劫に残る傷を負うこととなったが・・・それはもともと彼自身が気付かぬうちに負っていた「古傷」であったようだ。彼の肉体にとって星団暦7444年の出来事は「過去の事象」、精神にとっては「現在進行形の事象」であったということか。実体二元論に完全に縛られた存在であることが読み取れる。バフォメートヴィクトリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-253


■ パフスリーブ 【ぱふすりーぶ】 

ギャザーやシャーリングを用いて肩先や袖口がふくらんだ形状になっている袖のこと。コミック4巻に登場したA-Tの服装がパフスリーブになっている。大きく膨らんだタイプは提灯袖(バルーンスリーブ)とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ ハプハミトン騎士団 【はぷはみとんきしだん】 

ハプハミトン公国が組織している騎士団。魔導大戦勃発時はバッハトマ側に付き、ハスハ侵攻でも黒騎士団の後方支援として参戦した。その後、北上してミノグシア東部に侵攻し、ベラ国攻防戦ではガマッシャーン共和国から供給されたGTMスコータイを使用していた。劇中に登場したGTMの編成から察するに、同騎士団が本来運用するGTMはヴェランタと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-009


■ ハプハミトン公国 【はぷはみとんこうこく】 

ハプハミトン王国とも。ハツーダン大陸の中部、バッハトマ魔法帝国の南方に位置する王制国家。国家の前身は旧超帝國東都ハツーダンが消滅した際に作られたハツーダン連合共和国であるが、天然資源が豊富な南部と通商・交易を主体とする北部が分裂。その北部が現在のハプハミトン公国となった。魔導大戦勃発時はバッハトマ側に付き、ハスハ侵攻でも黒騎士団の後方支援として自国の騎士団を派遣していたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-008


■ バフリング・アイドル 【ばふりんぐあいどる】 

不可解の象徴とも。この世の不可解さを象徴するモノ。要するに、全くもって意味不明なモノ、得体の知れないモノということ。エルディアイ・ツバンツヒ(もしくはシステム・カリギュラ)は天照の帝をバフリング・アイドルと呼んでいたようだ。バフリング(baffling)は「不可解な」とか「方向の定まらない」という意味。読者にとっても、天照という存在は全くもって不可解である(FSS本編をとんでもない方向に投げ飛ばすという意味で)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-068


■ ハブる 【はぶる】 

仲間はずれにすること。遠州弁で「仲間はずれにする」ことを意味する「はぶせ」が語源になったという説と、「村八分」が訛って「ハブにする」「ハブる」という言葉が生まれたという説がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-047


■ ハ-ペダン07型 【は-ぺだん07がた】 

GTMディー・カイゼリンおよびディー・ウィリーズに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「ペダン07型」はこのエンジンの名称である。ペダン7型エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ ハ-ペダンHL901 【は-ぺだんHL901】 new!

GTMモルフォ・ザ・スルタンに搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「ペダンHL901」はこのエンジンの名称である。開発当時、ペダンエンジンから派生したHLエンジン(後のフィルモア系列)と閃エンジン(後の天照系列)は明確に分けられていなかったため、閃901とも呼ばれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ ハ-誉45 【は-ほまれ45】 

GTMハイレオン(正式名称:HL1)に搭載されているエンジンの型式名。「ハ」は「発動機」の頭文字。「誉45」はこのエンジンの名称である。旧日本軍機に搭載されていた空冷18気筒レシプロエンジン「誉」が元ネタ。山本五十六が設置した海軍航空技術廠と中島知久平が創立した中島飛行機が共同で開発したエンジンである。帝国海軍での名称は「誉」、略記号は「NK9」、帝国陸軍における呼称が「ハ45」である。爆撃機の「銀河」、偵察機の「彩雲」、戦闘機の「疾風」や「紫電改」に搭載されていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p18


■ ハマチのお刺身 【はまちのおさしみ】 

リィ・エックス・アトワイトの好きな食べ物(高校在学時)。ハマチは出世魚ブリの呼び名のひとつ。ブリの呼び名は地方によって異なり、関西地方では小さいものから順に、モジャコ、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリと呼ばれる。ハマチは40cm程度まで成長した若魚を指すが、近年では天然モノをブリ、養殖モノをハマチと呼んで区別している場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-089


■ ハムエッグ定食 【はむえっぐていしょく】 

ミース・バランシェの好きな食べ物(バルチック・アカデミー在籍時)。ハムエッグを主たるオカズとする定食を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-098


■ ハムカツ定食 【はむかつていしょく】 

ガス・ガル連邦国立パライア高校の学食の人気メニュー。ハムカツを主たるオカズとする定食のこと。ハムカツはプレスハムをカツレツにしたモノ。日本のスーパーなどでよく見られる代表的な惣菜である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-096


■ ハヤシライス 【はやしらいす】 

シトロン・メナーが化学のノートを見せてもらう見返りにツバンツヒに奢ろうとした料理。牛肉、タマネギ、マッシュルームなどを炒めた後にデミグラスソースを加えてルー(=ハッシュドビーフ)を作り、これをご飯に掛けた料理である。東京都台東区のレストラン上野精養軒に務めていた林というコックが賄いで作ったという説のほか、名前の由来が諸説ある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-047


■ バヤデルカ 【ばやでるか】 

バヤデルガの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ バヤデルガ 【ばやでるが】 

ロッゾ帝国騎士団および帝国近衛騎士団が使用する主力GTM。ガーランドはパラベラム・スターム。名前の元ネタは、1877年にサンクトペテルブルクで初演されたバレエ作品「バヤデルガ」だろうか。古代インドを舞台に、結婚を誓い合った戦士と舞姫、戦士に横恋慕する豪族の娘の愛憎劇を描いた作品である。バヤデルガはロシア語で「インドの舞姫」の意。旧設定におけるバルンシャに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ はやぶさ 【はやぶさ】 new!

宇宙科学研究所(ISAS)が2003年5月9日に打ち上げた小惑星探査機。ひてん、はるかに続くMUSESシリーズ3番目の工学実験機であり、開発・製造はNEC東芝スペースシステムが担当した。2005年9月に小惑星イトカワに接近し、以後2010年6月まで観測、離着陸、サンプル回収等の試験が行われた。イトカワより離脱後、2010年6月13日に大気圏再突入に至り、採取したサンプルは本体より分離してバルーンで地上に到達し、はやぶさ本体は大気圏中で焼失した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ パラーシャ 【ぱらーしゃ】 

スティール・クープが製作したファティマ。シリアルはSC-16。フィルモア騎士ブルーノ・カンツィアンのパートナー。双子の妹にシューシャ(ギエロ・スガスコーニチのパートナー)がいる。妹と同様に「モノ」として扱われる不遇の時を過ごすが、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦から生還したことが転機となり、ブルーノの愛情を受けるばかりか、昇進を続けるマスターと共に大国フィルモアを支える要職ファティマのひとりとなる。現時点において、星団最凶のGTMとされるツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびSR4ジ・エンドレスとの対戦経験をもつ唯一のファティマである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ パライア 【ぱらいあ】 

ガス・ガル連邦の北東部にある都市国家。正式名称はパライア賛法院。トモエの故郷であり、忍者組織・地潜りの本拠地でもある。パライアは武力の維持のために他国の騎士を受け入れてきた過去があり、例え犯罪者であっても国籍を得た者であれば、その前科を一切不問とすることを国法に謳っている。この国法は現在も機能しており、罪を犯した騎士がこの国家に逃れてくるという。他国からの受け渡し要求も内政干渉として突っぱねるが、その国家から見て許し難い罪状の場合は、A.K.D.の国家元首である天照に超法規的措置の発動を依頼するらしい。つまり、天照家魔導ギルドによる暗殺の依頼である。パライア自体が犯罪者を集める闇の国家という訳ではなく、武力を維持する上でそういった考え方をもつ国家もあるということだろう。ちなみに、パライア(pariah)には「追放者」もしくは「のけ者」という意味がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-096


■ パライア高等学校 【ぱらいあこうとうがっこう】 

ガス・ガル連邦の中心都市パライアにある国立高等学校。ごく普通の公立共学校で、いささか古風なイメージを残す。男子は学ランに学帽、女子はセーラー服、校庭に銅像、竹刀をもった先生などなど、日本の片田舎にある高校のイメージがそのまま当てはまる。普通科、家政科、霞政科から成る。部活やクラブ活動も盛んらしい。トモエ、エレーナ・クニャジコーワ、アーリィ・ブラストの出身校である。他の学校には見られない霞政科と呼ばれる学科が特徴で、どうやら忍者(もしくは暗殺者)の育成を専門とする学科らしい。この学科を卒業した生徒はいずれも行方不明になるという。「死して屍拾う者無し」を地で行く闇の教育機関である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ パライア賛法院 【ぱらいあさんぽういん】 new!

パライアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p61


■ パライバ・イアリング 【ぱらいばいありんぐ】 

GTMカイゼリンの両耳に付けられているイヤリング。パライバ・トルマリンを模したもので、独特の深いテリと青味を発する。パライバ・トルマリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ パライバ・カラー 【ぱらいばからー】 

パライバ・トルマリンに特徴的な青味の強い色のこと。パライバ・スカイブルーを指す。パライバ・トルマリンパライバ・スカイブルーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ パライバ鉱山 【ぱらいばこうざん】 

ブラジル北東部のパライバ州にある鉱山。1989年に特異なネオンブルーを呈する宝石質のトルマリン(=パライバ・トルマリン)が発見された。パライバ・トルマリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-040


■ パライバ・スカイブルー 【ぱらいばすかいぶるー】 

パライバ・トルマリンに特徴的な青味の強い色のこと。パライバ・トルマリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ パライバ・トルマリン 【ぱらいばとるまりん】 

トルマリンの一種。含銅リシア電気石。ブラジルのパライバ州に限定的に産するトルマリンで、含まれる酸化クロムと銅によって独特の深いテリと青味を発する。供給量が非常に少ないことから単位質量当たりの価格が最も高い宝石とされ、稀少石中の稀少石とも呼ばれる。カイゼリンの耳の部分にあるイヤリングの装飾は、パライバ・トルマリンを模しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-040


■ 薔薇騎士団 【ばらきしだん】 

ローテ騎士団の別名。ローテ騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 原宿 【はらじゅく】 

東京都渋谷区の一部を指す地名。原宿駅周辺から表参道周辺までの範囲を指し、町名としては渋谷区神宮前に当たる。町名としての原宿は1965年に廃止されており、現在一般に原宿と呼ばれる地域とは異なる。表参道を中心にブランド店が並んでおり、日本有数のファッション街として知られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ 原宿駅 【はらじゅくえき】 

東京都渋谷区神宮前一丁目にある原宿の駅。山手線の駅のひとつであり、東京地下鉄(東京メトロ)の明治神宮前駅とは連絡通路で結ばれている。原宿・表参道、明治神宮、代々木公園の最寄の駅となるため、買物客や観光客が集う駅として知られる。駅北側の貨物線線路から分岐する形で皇室専用の原宿駅側部乗降場があるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ 原宿通り 【はらじゅくどおり】 

東京都渋谷区神宮前にある商店街。竹下通りの東端付近(明治通りとの交差点付近)から北側と東側に分かれており、北側は神二商和会という通りにつながり、東側はキャットストリート(旧渋谷川歩道)にぶつかる。キャットストリートの下は暗渠化された旧渋谷川が流れる。北側の一部はかつて「とんちゃん」という人気の居酒屋があったため、とんちゃん通りとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ 原宿のエッグスンシングスのパンケーキ 【はらじゅくのえっぐすんしんぐすのぱんけーき】 

エルメラ王妃の好きな食べ物(高校在学時:沈静後)。エッグスンシングス(Eggs 'n Things)は1974年にJerry Fukunaga(ジェリー・フクナガ)とJan Fukunaga(ジャン・フクナガ)夫婦がハワイ・ワイキキのエナロードで創業したハワイアンレストラン。「All Day Breakfast」をコンセプトにしており、朝から晩まで、ボリュームのある朝食メニューを楽しめる店舗として知られる。新鮮なフルーツを添えたパンケーキは同店の看板メニューで、ハワイにパンケーキブームを巻き起こしたとされる。日本では株式会社WDIとの提携により2012年以降に東京や大阪で店舗展開しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-109


■ 原宿プラザ 【はらじゅくぷらざ】 

東京都渋谷区神宮前四丁目にあった原宿セントラルアパートの地下にあったブテイック街。このアパートは1958年に地上7階・地下1階の共同住宅として建てられたものであったが、60年代中期より上層に事務所、下層に店舗を入居させる形となり、カメラマン、コピーライター、イラストレーターといったクリエイターが集う複合施設となった。73年に地下部分が原宿プラザとなり、芸能人やミュージシャンが通うマーケットとして原宿でも人気のスポットとなっていたようだ。プラザは90年頃に閉鎖。アパート自体も98年には取り壊しとなっている。この後、99年から2010年まではティーズ原宿が置かれ、2012年には東急プラザ表参道原宿が開業している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ バラスト 【ばらすと】 

機体(車体・船体を含む)のバランスをとるために搭載されている安定器のこと。これを取り外すと、機体のバランスが崩れて稼動に支障を来たすことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ バラッティ 【ばらってぃ】 

プリズム・コークスが製作したファティマ。シリアルはPC-08。星団暦2989年の時点でコークスの助手として工房に居残っていたようだが、後にバッハトマ騎士ジーラ・ハイドンに娶られたようだ。名前の元ネタは、イタリアに拠点を置く同名のチョコレートメーカーから。バラッティのチョコレートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-083


■ バラッティー 【ばらってぃー】 new!

バラッティの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ バラッティのチョコレート 【ばらってぃのちょこれーと】 

バラッティ(Baratti)はイタリアのチョコレートメーカー。Ferdinando Baratti(フェルディナンド・バラッティ)とEduardo Baratti(エドゥアルド・バラッティ)がイタリア・トリノのカステッロ広場で1858年に創業した老舗カフェBaratti & Milano(バラッティ・エ・ミラノ)が起源に当たり、後にチョコレート生産工場を興して一大メーカーとなった。同社の製品は世界各国に輸出・販売されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-083


■ パラデューム 【ぱらでゅーむ】 

シリーズ・シアン夫人がパルスェットの衣装一式を購入する際に推したブランド。PALLADIUM(パラディウム)はフランスのブーツ・ブランド。もともと航空機用のタイヤを製造する会社として1920年に創業。戦後の47年よりイゼール県ポン=ド=シェリュイに設置した工場でキャンパス生地と加硫ゴムを用いたキャンパスブーツの製造を開始し、このブーツがフランス軍に採用されたことで著名なブランドとなった。現在はブーツだけでなく、スニーカーやレインシューズなど、男性用・女性用で幅広い商品展開を行っている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-039


■ パラドックス 【ぱらどっくす】 

タイムパラドックスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-262


■ バラの騎士 【ばらのきし】 

黒騎士デコースがバッハトマ騎士を鍛えるために召喚したとされる謎の剣豪。目見麗しい女性騎士であるが、彼女の技量に見合う騎士がバッハトマにいなかったため、騎士団長自らが連日連夜手合いを受けるハメになったらしい。厳しい鍛錬に挑むデコースの叫び声は屋外にも響き渡り、その声に恐れおののくバッハトマ騎士は己の無力を噛みしめ、自己訓練に励むことになったという。その正体は薔薇の剣聖とも呼ばれるマドラ・モイライである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-062


■ 薔薇の剣聖 【ばらのけんせい】 

紅の剣聖とも。星団暦2900年代の中期にマドラ・モイライに贈られた特殊称号。その名のとおり、剣聖と同等の力をもつことを示しており、当時の剣聖であったダグラス・カイエンと共に、星団史上で初めて2人の剣聖が同時に並び立つこととなった。一時代にひとりと云われる剣聖の歴史を覆したことは驚きでもあるが、彼女の場合はその凶状から歴史の表舞台に立てないという事情があり、「裏の称号」としてこのような剣聖位が与えられたらしい。それ故、彼女の剣聖位を知る者はわずか数名に限られているようだ。英訳で「Hyper Schvalier」と書かれる場合もあるが、これは「剣聖」を意味する英単語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-057


■ パラベラム・スターム 【ぱらべらむすたーむ】 

ウモス国家社会主義共和国の首都プロコルハルムに籍を置いているGTMガーランド。DE6に掲載された最新設定に拠ると、ロッゾ南部のグラウロッゾもしくはナーリアの出身である。ウモス国が製造・販売しているライモンダおよびバヤデルガ、ロッゾ帝国のヴーグラ騎士団が使用するグロアッシュを設計・開発した人物。名前の元ネタは、世界初の自動拳銃として知られるパラベラム・ピストル(ルガーP08)だろうか。このピストルを作り上げたドイツのDWM社(Deutsche Waffenfabriken und Munitions)が電信略号用の社名として使っていたPara Bellum(ラテン語で「戦いに備えよ」の意)に由来する名前で、現在も弾薬の9mmパラベラム弾などにその名が残っている。また、アメリカの銃器メーカーSturm, Ruger & Company(スターム・ルガー社)も元ネタになるかも知れない。こちらはWilliam Batterman Ruger(ウィリアム・バターマン・ルガー)とAlexander McCormick Sturm(アレクサンダー・マコーミック・スターム)が1949年にアメリカ・コネチカット州で創業した銃器メーカーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ バランカ家 【ばらんかけ】 

コーラス王朝を支える御三家うちのひとつ。王朝内では主に外務・行政を担当する。コーラス正王家の派生王家であり、古くから王朝体制の確立・維持に力を注いでいたらしい。初期設定では、かつて単独でバランカ王国を治めており、星団暦2000年代初頭、バランカ16世の時代にコーラス19世による接収を受け入れ、マイスナー王国と共にトリオ・コーラス王朝を形成したことになっていた。星団暦2900年代末期における当主はルーパス・バランカ。後にミラージュ騎士のシャーリィ・ランダースを迎え、強力な騎士の血を1万年以上先の未来まで運ぶ役目をもつ王家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-005


■ バランサー 【ばらんさー】 

重みや力が掛かる場所に対して、特定の支点を介して逆位置となる点に錘などをつけてバランスをとること。またその錘のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ バランサー感覚器 【ばらんさーかんかくき】 

物体に掛かる重量分布から傾きを計測する感覚器のこと。いわゆる平衡感覚を司る器官である。多くの動物は三半規管を有しており、内部を満たしているリンパ液の回転具合を察知することで前後・左右・上下方向の傾きや回転方向を感知できる仕組みのなっている。GTMにも同様の仕組みがあると思われるが、これを補助しているのがファティマスーツに付属するパニング・スタビライザーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p53


■ バランシェAF 【ばらんしぇAF】 

バランシェ・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 公式サイト_20130415


■ バランシェ・エトラムル型 【ばらんしぇえとらむるがた】 

クローム・バランシェが製作したエトラムル・ファティマのこと。代表的な45体の人間型ファティマと異なり、正式なナンバリングがされていないため、ノーナンバー(=型番なし)と呼ばれる。製作総数は不明。エトラムルであるにも係わらず個体名が付けられており、人間型に近い顔をもつ個体も存在するようだ。劇中にはロンド・ヘアライン、ムーン・チャイルド、アーク・エンジェル、ケーリッカクの4体が登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p63


■ バランシェ家 【ばらんしぇけ】 

バランス家より出奔したクローム・バランスが新たにバランシェ姓を名乗ることで興した家系。バランシェは妻を得て子を遺すことを考えていなかったようだが、ダグラス・カイエンの養女となったミース・シルバーがその家督を継いだことでバランシェ家は存続することとなった。この後、ミースから生まれるマキシ・カイエンがそれを引き継ぎ、彼が天照王朝に移ることでフェイツ公国当主となり、再びバランス家に戻る格好となる。バランス家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-237


■ バランシェ初期ファティマ 【ばらんしぇしょきふぁてぃま】 new!

クローム・バランシェが製作したファティマのうち、初期に製作したファティマがこのように呼ばれる。明確に区分けされている記述は無いが、オデット、オーロラ、ジゼルの三姉妹(舞踏3姉妹)は初期型に位置付けられるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-177


■ バランシェ邸 【ばらんしぇてい】 

バランシェ城とも。クローム・バランシェがトラン連邦のバストーニュ郊外に構えていた居城。地上4階建ての建物と尖塔から成る本館を中心として、ゲストハウス、ティーハウス、ワインハウス、サイロ(GTMハンガー)、宇宙船の停泊施設などが広大な土地に配置されており、地下にはファティマを製作する工房と研究施設が存在する。地下施設の内訳は、地下1階がガレージと倉庫、地下2階は無く、地下3階と4階がファティマ工房、地下5階がツァラトウストラ・アプターブリンガーのストライパー・システム研究施設である。母国のフェイツ公国から離れているものの、建物の外装・内装はデルタ・ベルン様式で仕上げられており、トラン連邦・レント自治連合の中にあってその威容は異彩を放っている。それ故に周辺の住民から化け物屋敷と呼ばれたこともあったらしい。ファティマの完成に伴うお披露目外交の場として各国要人や騎士が集う場所でもあったため、バランシェの死後もこの城を訪れるヒトは後を絶たないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-130


■ バランシェ・ファクトリー 【ばらんしぇふぁくとりー】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構える以前に製作したファクトリー製ファティマのこと。バランシェが勤めていた(もしくは出入りしていた)幾つかのファティマ・ファクトリーで、アレンジを加えたファティマが作られていたらしい。総製作数は不明。一般的なファクトリー製ファティマと比べ、バランシェの知名度からブランド性が高いとされる。サロメ、ヨーキ、パトラ、ナゴンなどが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p63


■ バランシェ・ファティマ 【ばらんしぇふぁてぃま】 

クローム・バランシェが製作したファティマのこと。とくに、彼がトラン連邦のバストーニュに工房を構えてから製作した45体の作品(実際には43体のファティマと1体の神)がこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-052


■ バランシェ公宅 【ばらんしゃこうたく】 new!

バランシェ邸の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-081


■ バランス12世 【ばらんす12せい】 new!

ハルトフォラス・バランシェ12世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-083


■ バランス家 【ばらんすけ】 

A.K.D.傘下のフェイツ公国を治めてきた公爵家。星団暦3020年に東方10国以外で始めて天照王朝の公家に加わった一族である。AD世紀以前のガーランドの血筋とは異なる新興の家系であるが、同家を出自とするガーランドはいずれも星団最高クラスの頭脳をもっていたとされる。とくに3代目公爵のリチウム・バランスはファティマを生み出したことで知られ、星団初のAFガーランドとして星団史にその名を刻むこととなった。また、10代目アルセニック・バランスは生体演算理論の副論や発展理論を独自に構築し、その完成形として新たな人造人間を製作。「光のタイ・フォン」と名付けられたその「作品」は非公開ながらも世に送り出されている。バランス家は11代目クローム・バランスの出奔・死亡により直系の血筋は途絶えたが、彼の養女でバランシェ姓を継いだミース・シルバー・バランシェに家督が継承された。なお、バランス家当主に付く世数はその家系の世代数ではなく、公国の領主に引き継がれる世代数とのこと。2代目および4代目から9代目はアトワイト家とその傍系が当主を務めていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ バランス系 【ばらんすけい】 new!

星団各地のファティマ工場に割り当てられる系列名のひとつ。その名のとおり、バランス家のガーランドが管理している工場はバランス系と呼称される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ バランス系列ファティマ 【ばらんすけいれつふぁてぃま】 new!

バランス・バランシェ系列ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p55


■ バランス血統のファティマ 【ばらんすけっとうのふぁてぃま】 new!

バランス・バランシェ系列ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ バランス家ファティマ 【ばらんすけふぁてぃま】 

バランス系列ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年3月号p55


■ バランス公邸 【ばらんすこうてい】 

フェイツ公国の公爵家であるバランス本家が所有する公邸。ルミナス・シティの近郊に置かれているものと考えられる。クローム・バランシェが同国を出奔した後、アトワイト家の百合歌・シグ・アトワイトが代理当主としてこの公邸に居を構えていたようだ。星団暦3069年の時点でシング・桜子が同居(?)を開始。後に、マキシ・カイエンがこの公邸を引き継ぐことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p60


■ バランス制御 【ばらんすせいぎょ】 

ファティマがGTMに搭乗した際にリアルタイムで行う機体バランスの調整・制御のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p77


■ バランス・バランシェ親子 【ばらんすばらんしぇおやこ】 

バランス家およびバランシェ家に跨る親子。アルセニック・バランスとクローム・バランシェを指す。バランシェは実家を出る際にバランス姓を捨てているため、このような呼び方となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-184


■ バランス・バランシェ系列ファティマ 【ばらんすばらんしぇけいれつふぁてぃま】 new!

バランス家およびバランシェ家のAFガーランドが製作したファティマのこと。つまり、リチウム・バランス、アルセニック・バランス、クローム・バランシェ、シルバー・バランシェが製作したファティマを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-163


■ バランス・ファティマ 【ばらんすふぁてぃま】 

バランス家のガーランドが生み出したファティマのこと。リチウム・バランス、アルセニック・バランス、クローム・バランス(バランシェ)が生み出したファティマが含まれる。バランシェ姓を引き継いだミースの作品も同列に加わるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ バランス本家 【ばらんすほんけ】 

フェイツ公国を預かる公爵家。11代目当主であるクロームが出奔してクローム・バランシェを名乗り、トラン連邦のバストーニュに居を構えたため、残された公邸および同家の関係者はバランス本家と呼ばれるようになったらしい。バランス家の傍系については明かされていないが、初代ウラニウムの時代から直系子孫のみが存続していたとも思えない。バランス姓でなくとも数名の縁者は存在しているのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p60


■ ハ・リ 【はり】 

イースト・ハスハのオアシスに建造された惑星カーマインの星都。聖都とも呼ばれる。歴代の詩女が引き継いできた記憶とカーマインで培われた英知と技術によって支えられた宮殿都市であり、星団暦の初頭においては周辺諸国と比べて飛び抜けて発展していたようだ。詩女となった女性は、故郷で1年間の詩禊を終えた後に、星の平和と安泰を願う都行を経てハ・リに向い、そこで祭政を司ったという。映画GTMで描かれたエピソードは詩女ベリンの都行で起きた事件(=詩女暗殺計画)の真相を描いたものであった。都ハ・リは在任中のベリンが残した多大な功績を称え、彼女の名前を戴く形で562年に都市名を改称。以降、この都市は聖宮ラーンと呼ばれるようになった。聖宮ラーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-064


■ バリア 【ばりあ】 

障壁。防護壁。騎士服に付属する防護システムはバリアを形成する。また、GTMは戦闘モードに移行すると同時に胸部前面にバリアを張る。防御バリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-022


■ バリアガード 【ばりあがーど】 

障壁や防護壁のこと。バリアと同義。聖宮ラーンは外環のヘリオスリンクに沿って(ドーム状に)バリアガードを張っており、上空から侵入できないようになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ ハリコン血統 【はりこんけっとう】 

ハリコン・ネーデルノイドの血統。ただし、永野センセーもわざわざ「ララファ血統」と云い直しているので、正しくはハリコンにつながる「コーラス血統」と読み換えるべき。超帝國剣聖ララファ・ネーデルノイドがその力と記憶を引き継がせた奇跡の家系すなわちコーラス王家を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ ハリコン・ネーデルノイド 【はりこんねーでるのいど】 

剣聖ハリコンが剣聖位を得た後に名乗っていた名前。ネーデルノイドという名前は超帝國剣聖ララファ・ネーデルノイドに通じており、彼自身が身の内にあるその存在を意識していたことが窺える。本名はハリコン・メロディである。ハリコン・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-080


■ ハリコン・ネーデルノイド・メロディ 【はりこんねーでるのいどめろでぃ】 new!

ハリコン・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ ハリコン・メロディ 【はりこんめろでぃ】 

史上最年少で太天位を授かった4代目剣聖。2560年生まれ。コーラス王朝メロディ家出身の騎士で、純血の騎士の血筋以外でただひとり剣聖位を渡された人物である。剣聖在位期間は星団暦2619年のわずか1年間で、この年にシステム・カリギュラとの戦いで命を落としたことになっていた。真実は異なり、ハリコンは2970年代以前に星団へ帰還。青年の姿を保っていたことでメロディ家の3代目として戸籍操作が行われた。よって、アルルと桜子の実父ピアノ・メロディ3世の正体が剣聖ハリコンである。剣聖時代は風の4ファティマのひとりにして特殊称号「サイレント・フローレス」をもつ光のタイ・フォンをパートナーとし、ハイレオンSR1を駆ってロンド大陸を完全制覇。その伝説的な活躍からハイレオンは「ハリコンの神騎」と謳われたようだ。タイ・フォンを通じてジョーカー星団の謎の一部を知り得ていたようだが、その詳細については不明である。アルセニック・バランスから受け取った懐園剣の所持者であり、彼のGTMと共に娘のアルルに受け継がれたようだ。最新の設定によると、その身の内に超帝國剣聖ララファ・ネーデルノイドの意識を宿しており、他の超帝國剣聖とは別の目的をもって現世に介入していた模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-162


■ 張り付いたプログラム 【はりついたぷろぐらむ】 

スタックコードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年8月号p63


■ 張り付きプログラム 【はりつきぷろぐらむ】 

スタックコードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-063


■ バリトー家 【ばりとーけ】 

フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。ナイアス・ブリュンヒルデが籍を置く王家であるが、これは養子縁組によるもので、後見人はアネッサ・ティルバーとなっている。ティルバー女王自身が当主を務める王家はティルバー王家であるが、彼女の治める領地がバリトー王国である。おそらく、バリトー家はティルバー王家から派生した王家なのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ バリトー女王 【ばりとーじょうおう】 

フィルモア帝国バリトー王国の女王。アネッサ・ティルバーを指す。アネッサ・ティルバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ ハリトン 【はりとん】 

第4太陽系(北太陽系=ノウズ太陽系)第1惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ ハ・リの運河 【はりのうんが】 

都ハ・リを横切っていた運河。水引の詩女アオイ・ラジョラが建設したダムによって作られた運河である。後にラーン運河と呼ばれるようになり、さらに後の時代でタイダル川に改称されたようだ。タイダル川の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-066


■ ハリボテGTM 【はりぼてGTM】 

外観は立派に作られているものの、中身が伴っていない劣悪なGTMのこと。ハリボテ(張りぼて)とは張り子で作った芝居の道具のこと。ガマッシャーン共和国の旗騎ハロ・ガロは未完成の状態でフィルモア帝国から供与されたGTMで、ホルダ31型のパーツをアチコチ付け足すことで完成に漕ぎ着けたらしい。実力の伴わない筆頭騎士ナオ・リンドー・レイスルに関して、国を上げて様々な噂を吹聴していることもあり、その箔付けに新型GTMを持たせたことがその背景にあるようだ。その行き当たりばったりな開発経緯から、まともに動くかどうかすらも怪しい騎体とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年1月号p63


■ バルーン 【ばるーん】 

パルーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ パルーン 【ぱるーん】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第4惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ バルーンスーツ 【ばるーんすーつ】 

ノイエシルチスで採用されている、バルーンスリーブおよびバルーンパンツを基本とする騎士服のこと。フィルモア帝国の騎士服には、礼装、略装、GTM搭乗スーツという制服のパターンは無く、常にバルーンスーツでいることが基本となる(内地勤務の執務服や基地内の作業服は存在する)。質実剛健を基本とするフィルモアならではの考え方で、儀仗などに参加する場合も騎士服にたすきを掛けるだけとなるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ バルーンスカート 【ばるーんすかーと】 

その名のとおり、バルーン(風船)のように膨らんだシルエットをもつスカートのこと。詩女ナカカラのトレードマークで、ベラ国を訪問したソープもナカカラをイメージしてバルーンパンツを着用してきたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-078


■ バルーンスリーブ 【ばるーんすりーぶ】 

提灯袖の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ バルーンハット 【ばるーんはっと】 

ベレー帽をさらに膨らませたような丸い形状の帽子。フィルモア帝国の騎士や王族が身に付けている帽子である。羽布団帽子と呼ばれる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-031


■ バルーンパンツ 【ばるーんぱんつ】 

その名のとおり、バルーン(風船)のように膨らんだシルエットをもつパンツのこと。詩女ベリンのほか、映画GTMに登場したアデムやムンセンなどの神官は、スカートの下にバルーンパンツを履いていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ バルーンパンツスタイル 【ばるーんぱんつすたいる】 

バルーンパンツの着用を基本とする着こなしや格好のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-068


■ ハルガ・ジルメア 【はるがじるめあ】 new!

フィルモア帝国南部ジルメア王国を治める国王。ド・ラ・フィルモアと共に帝国の司法を支えてきた人物であり、その血統は三大王家に及ばずともダス・ラント時代から続く由緒ある家系とのこと。帝国構成諸国と多くの王家・公家の調整役を務めていたこともあり、貴族主義が横行する帝国国内にあって一般市民から敬われる人物であるという。その影響力から帝国のお目付役あるいは長老とも呼ばれるようだ。司法長官に就いたエイデンス・アルク・レーダーの振る舞いを危険視していたらしく、ジークがレーダー9世として即位した際にその理想に賛同し、円卓の騎士のひとりに就任した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-172


■ バルガ・ジルメア 【ばるがじるめあ】 new!

ハルガ・ジルメアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ バルカン砲 【ばるかんほう】 new!

いわゆるガトリング砲のこと。General Electric Company(ゼネラル・エレクトリック社)が開発した20mmガトリング砲M61のコードネームであるが、日本においてはアニメ作品等でこの呼称があまりにも有名になったことでガトリング砲の代名詞として使用されるようになった。なお、バルカンの名称はスイスで対空射撃システムの研究をしていたOerlikon-Buhrle(エリコン・ビュールレ社)の登録商標であるが、同社は改組を経て1999年に兵器部門をRheinmetall A.G.(ラインメタル社)に売却しているため、現在は軍需企業ではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-046


■ 春キャベツのスパゲティ 【はるきゃべつのすぱげてぃ】 

ノルガン・ジークボゥの好きな食べ物(高校在学時)。春キャベツは早春から初夏にかけて出荷されるキャベツのこと。他の季節に出荷されるキャベツと比べて小さく、葉の巻き方が緩く、全体的に柔らかく甘味が強くなる。煮るとべちゃべちゃになるため、生食もしくは浅漬け、わずかに加熱する調理法に向く。新キャベツと呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-095


■ パルサー 【ぱるさー】 

パルサー・フローラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ パルサー・フローラ 【ぱるさーふろーら】 

セントリーの一種。星と宇宙を象徴する存在で、重力や電磁波の操作が可能。星すらも動かすことができるという。宇宙空間に存在すると云われ、出現すると他の星が見えなくなるほど巨大なようだ。また、全ての電磁波の中にセントリー・パルサーが存在しているという見方もできる。パルサー(pulsar)はパルス状の電磁波を発する天体のこと、フローラ(Flora)は「植物相」という意味になるが、その名は「漆黒の浮遊者」と意訳されるようだ。・・・フローラではなく、フローター(floater)の間違いではないだろうか。旧設定におけるジェット・ドラゴンに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-081


■ 春雨サラダ 【はるさめさらだ】 

オリビー・タイトネイブの好きな食べ物(高校在学時)。これとニンニクの芽の炒め物と米という取り合わせが定番であったようだ。春雨はでんぷんから作られる乾麺で、水などで戻してから調理される。サラダも旨いがスープに入れても美味しい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ バルジ 【ばるじ】 

バルジ(bulge)とは膨らんでいる部分のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ハルシュカ 【はるしゅか】 

ウモス国の旗騎GTMボルドックス・ルビーの別名。もしくは、ハルシュカが正式名で、ボルドックス・ルビーの方が系列に準えた別名になるだろうか。ボルドックス・ルビーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ パルスイオン 【ぱるすいおん】 

ボルテッツを発揮する際に力の媒介として働く物質。おそらくパルスのように振動するイオンを指していると思われる。現実世界における雷や炎の発生は、物質の振動や電子の移動で凡その説明ができる。これと同様に、ボルテッツは精神エネルギーをパルスイオンに変換し、それらを自在に操ることで雷や炎に似た現象を引き起こしているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-071


■ パルスェット 【ぱるすぇっと】 

モラード・カーバイト指揮下のシードル工場で製作されたファクトリー・ファティマ。シリアルはS-308-M12。元青銅騎士ミハエル・レスターのパートナーであったが、星団暦2989年にGTMホウライの「首狩り」に遭遇してマスターを失い、以後10年以上もカステポー地域を放浪する苦難を味わう。後にミラージュ騎士アイシャ・コーダンテによって保護され、モラードの元で再調整を受けるが、放浪の最後に出会ったヨーン・バインツェルを求めて再びハスハの地に降り立つこととなった。ファティマ・エストとはザンダシティの売春宿で出会っており、互いにマスターを得た状態での再会(もしくは対峙)が待たれる。エストやヨーンと共にトラフィックスの一角を担う放浪者である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ パルス音 【ぱるすおん】 

パルス(pulse)とは「脈動」の意。つまり、パルス音とは脈動のように急激に変動する音を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-184


■ パルス眼球 【ぱるすがんきゅう】 

GTMに搭載されているアクティブ(投射型)視覚装置の一種。パルスとは瞬間的に発する電流や電波のことだが、ここでは赤外線、紫外線、ガンマ線、エックス線以外の電磁波、ベータ線以外の粒子放射線を発して、その透過・反射状況の解析から周囲の状況を把握する機能をもっていると考えていいだろう。現在は設定が変更されており、この機能はサブ眼球3および4に継承されたようだ。サブ眼球3サブ眼球4の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ パルス・タワー 【ぱるすたわー】 

ミラージュ・パレス(フロート・テンプルにある天照の居城)を構成する7つの塔のうちのひとつ。複数の方錐形の建物が連結したような形状をしている。コミック6巻では似たような名前のパレス・タワーが登場しており、いずれかが誤植の可能性がある。塔自身に備わっている意思体の性別は雌。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-018


■ パルス電磁砲 【ぱるすでんじほう】 

おそらくパルスビームと同義。パルスビームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-036


■ パルスビーム 【ぱるすびーむ】 

光学兵器の一種。いわゆる電子ビームのことだろうか。電子をコンデンサに留めておき、ごく短い時間の中で一気に放出すると(=パルスを形成すると)、照射された電子はビームとなって対象に到達し、高熱により融解もしくは破壊をもたらす。工業製品として実用化されており、金属の加工などに用いられているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ パルスビーム収束砲 【ぱるすびーむしゅうそくほう】 

パルスビームを発する火器。デトネーター・ブリンガーはサブ眼球内に口径88mmのパルスビーム収束砲を4門もつ。さすがにメイン眼球はやばいと考え直してサブ眼球に取り付けなおしたのだろうか。天照が「目からビーム!」をやってみたかっただけとの設定もあったはず。パルスビームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ パルスビーム砲 【ぱるすびーむほう】 new!

パルスビームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年11月号p55


■ パルセット 【ぱるせっと】 

ファティマ・パルスェットの愛称。ただし、彼女自身はこれを愛称と思っていなかったようだ。名前を略すことが愛情の表れであったと気付いたのは、このように呼びかけてくれたマスターが亡くなり、さらに10年以上の時を経て2人目のマスターが同様に呼びかけた時であった。パルスェットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-115


■ バルター・ヒュードラー 【ばるたーひゅーどらー】 

星団暦3000年代前後にコーネラ帝国およびガマッシャーン共和国の筆頭GTMガーランドを務めた女性。ガーランドの系列としてはユーゴ・マウザーの弟子筋に当たる。ファティマがもつ不安定要素を極力排除すべく、均一化したエトラムル・ファティマの搭載を前提とするGTMのベース・フォーマットを構築。3030年までにベータ騎(先行量産型)の完成まで漕ぎ付け、その後の改良を通して後世において傑作騎と謳われることになるデモールを生み出した。趣味は筋力トレーニング。・・・であったが、デモールの開発が忙し過ぎて痩せつつあるらしい(あるいはギルフィー・ビリジアンに女性らしさをアピールしているのかも)。名前の元ネタはドイツの銃器メーカーCarl Walther G.m.b.H.(カール・ワルサー社)だろう。ワルサーはドイツ語読みすると「ヴァルター」となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ バルタン 【ばるたん】 

クバルカン法国の筆頭騎士イゾルデ・サヤステのパートナー。スティール・クープ管理下の工場で作られた銘無しファティマであるが、通常のGTMとは運用が異なるティーガー・フレームのGTMを難無く操作する技量をもつ。マスターのイゾルデが円卓の騎士に就任したため、フィルモア・クバルカン両国の意匠を取り込んだファティマスーツを着用する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-119


■ バルチック・アカデミー 【ばるちっくあかでみー】 

トラン連邦のシュリーズ共和国にある星団最高峰の学術研究機関。星団中の研究者・技術者が集う「知と技の殿堂」であり、ガーランドやスライダーにとっての登竜門であると同時に、終の住処にも成り得る場所として知られる。アカデミーの名を冠しているものの、必修となるカリキュラムや分野別の講座が設定されている訳ではない。教育機関というよりも研究所やインキュベーション施設に近いイメージである。年齢制限や在籍期間についても一切の制限が無く、新たな「知」と「技」を生み出すために、研究者同士の情報交換、共同研究・開発が行われているようだ。GTMダッカスを開発したルミラン・クロスビンが学長を務めていたことでも有名。星団でもトップクラスの頭脳が集う場所となるため、バキン・ラカン帝国のラカン騎士団が常駐してその警護を固めているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ パルテノ 【ぱるての】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した2体目のファティマ。シリアルはBF-02。アスペクトはマサイ系。完成は2680年。初期に製作されたファティマでありながら、戦闘能力、GTM制御能力、演算性能で3Aを誇る。完成直後は肉体耐久性や情緒安定性に不安が残るファティマであったが、マスターとなったバーグル・デ・ライツァーが投与したアシッドによりダムゲート・コントロールが崩壊。全設定が除去されたことで微妙なバランスで精神面が落ち着き、それに伴って肉体はハイパーボディへ調整された。ライツァー亡き後もベルベット・ワイズメルおよびユーパンドラ・ライムをマスターとし、ミラージュ騎士団に在籍することになるようだ。性格はヤク中でブッ飛びまくりであるが、ラキシスたちバランシェ・ファティマにとって頼れる姉であることに変わりはない。名前の元ネタは、ギリシャのアクロポリスの丘にあるパルテノン神殿だろうか。ちなみに、彼女は本来あってはならない戦闘能力3Aの評価(騎士並みもしくは騎士以上)を得ているため、公式には廃棄処分扱いになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ バルト海 【ばるとかい】 

ヨーロッパ大陸とスカンジナビア半島に挟まれた「世界で最も汚れた海」。ボスニア湾、フィンランド湾、グダニスク湾を始めとして多くの湾・入り江が存在しており、豊かな森と複雑な地形で構成された景観は美しいとされている。しかし、平均深度が55mと浅く、外洋との水交換が少ないことから、生活排水や工業排水の流入によって水質が悪化し続けており、海獣類の激減が問題視されている。1945年1月(ウィル星団暦7343年)に突如としてポーランドとドイツの国境沿いに出現したラキシスは、第二次世界大戦の終結後にマグナパレスと共にこの海の底で眠りについたらしい。S.I.D.によって宇宙に打ち上げられるまで、240年以上もこの汚れた海で眠り続けたことになる。ついでながら、2012年1月にバルト海の海底でUFOと考えられる巨大な物体が確認されている。ひょっとするとひょっとするかも。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ ハルトフォラス・バランシェ12世 【はるとふぉらすばらんしぇ12せい】 new!

マキシ・カイエンの別名。ハルトフォラスはおそらく成人後に名乗る名前であろう。バランシェ12世はバランシェ家の12代目当主という意味になるが、バランシェはバランス家から出奔してバランシェ姓を名乗っていたため、バランス12世とするのが正しい。バランシェの名を継いだのはミースであるが、彼女はバランス本家の家督を継がず、世数も引き継いでいない。よって、家督を継いだマキシが12世となる。旧設定ではマキシマム・ハルトフォラス・バランスツェルフ・カイエンという名前も設定されていた(ツェルフはドイツ語で「12」の意)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ ハルトフォラス・バランシェ13世 【はるとふぉらすばらんしぇ13せい】 

13世は間違い。12世が正解。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ バル・バラ 【ばるばら】 new!

バル・バラ・ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-037


■ バル・バラ・ガット・ブロウ 【ばるばらがっとぶろう】 

ブーメランの特性を併せ持つガット・ブロウ。一部の騎士が携行・使用する。劇中にはレーザーブラスト発生式の光剣タイプしか登場していないが、連載再開後の世界観であれば、おそらく実剣タイプのみとなるはず。GTMが使用する武器としては天照が開発しており、ハイファ・ブリンガーのオプション武装として実用化されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-176


■ バルバロッサGTM 【ばるばろっさGTM】 

星団暦の初頭にバルバロッサ王国が使用していた主力GTMのこと。星団暦の初頭に活躍したライルンレー・エルベ(初期設定ではレイシィ・エルベ)が該当する。ライルンレー・エルベの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ バルバロッサ王 【ばるばろっさおう】 

統合フィルモア帝国の創立から間もない頃、ボルガ・レーダー王家のプリンシパル・レーダー王女と、ブラウ・フィルモア王家のゾンダー・フィルモア王子の縁組において、両王家の調整役として動いた人物。当時のバルバロッサ王国の国王である。時期的にみて、ボットバルト・デュー・バルバロッサを指している可能性が高い。ボットバルト・デュー・バルバロッサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ バルバロッサ王家 【ばるばろっさおうけ】 

フィルモア帝国において帝国元老院を束ねる役割をもつ王家。AD世紀の末期に存在したバルバロッサ王国(ダス・ラント連合帝国の主要国家のひとつ)の直系に当たり、レーダーおよびフィルモアの両王家と深い関係を持ちながら、独自の家紋と王家の色を持つことで知られる。バルバロッサ王家は統合フィルモア帝国の創立から間もなく、ボルガ・レーダー王家とブラウ・フィルモア王家の縁組において調整役を務めた経緯があり、以降も帝国傘下の各国家・王家の調整役として動くことで、影響力を維持・拡大してきた背景がある。帝国の「カーテンの奥の奥」にいる存在・・・陰の支配者とも呼べる王家である。星団暦3000年代初頭における筆頭家長はバシル・バルバロッサ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ バルバロッサ王国 【ばるばろっさおうこく】 

AD世紀の末期からカラミティ・ゴーダースに存在していたドナウ帝国傘下の王制国家。映画GTMの劇中でトリハロンの副官を務めたボットバルトは、このバルバロッサ王国の国王である。バルバロッサ王家は現在もフィルモア帝国の王家のひとつとして存続している。バルバロッサ王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-098


■ バルバロッサ騎士 【ばるばろっさきし】 

フィルモア帝国のバルバロッサ騎士団(=黒鷲調停騎士団)に所属する騎士のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-125


■ バルバロッサ騎士団 【ばるばろっさきしだん】 

フィルモア帝国のバルバロッサ王家が組織している王家護衛騎士団。黒鷲調停騎士団とも呼ばれる。黒鷲調停騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ バルバロッサ家 【ばるばろっさけ】 new!

バルバロッサ王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ バルバロッサ国王 【ばるばろっさこくおう】 

バルバロッサ王国の国王。星団暦400年頃における国王はボットバルト・デュー・バルバロッサ。ボットバルト・デュー・バルバロッサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-129


■ バルブ形式 【ばるぶけいしき】 

バルブ(valve)とは「弁」の意。液体や気体が通過する場所に設けられる、方向、圧力、流量の調整が可能な装置のこと。また、その装置を用いた形式のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ バルブド社 【ばるぶどしゃ】 

ガット・ブロウを生産する刀剣メーカーのひとつ。星団暦3000年代初頭において、最も多く使用されているガット・ブロウ「モデル-GBB2961」を生産・販売している会社として知られる。また、バキン・ラカン帝国の制式ガット・ブロウも同社の製品である。おそらく、「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種バルブドが元ネタ。ということは・・・同社の創業者はバルブド・カワランガになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ ハルペル 【はるぺる】 

AP騎士ワンダン・ハレーのパートナーを務めたファティマ。経歴上は戦時下の緊急大量生産品として作られたファクトリー・ファティマであったが、その正体は星団初の4ファティマのひとりインタシティであった。その理由と経緯は本編で語られているとおり。しかし、素性が明かされる以前から軍最高機密バーガ・ハリ・ダンダグラーダの開発に従事していた点を考えると、経歴に似つかわしくない優れた働きを見せるファティマとして評価されていたのかも知れない。星団暦2997年、天寿を全うすることでファティマに活動限界があることを星団に知らしめた。インタシティの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-082


■ バルミドラン・シャープス 【ばるみどらんしゃーぷす】 

ノイエシルチスの主力GTMユーレイの設計に携わったGTMガーランド。星団暦の初頭にホルダ型GTMの基本構造を設計したブラウニー・ライドの直系に当たる人物で、フィルモア帝国に本拠を置くシャープス家の当主でもある。魔導大戦に先駆けてリーキ・クルップと共に新型GTMラミアスの開発を進め、最終的に剣聖マドラ・モイライに渡すことを想定して3騎の試作騎を完成させた。当時のフィルモア帝国の国家元首レーダー8世とも懇意にしていたらしく、一線を退いた後にスティール・クープ、ド・ラ・フィルモアらと共に帝国老人クラブを結成。余生を楽しんでいるようだ。旧設定ではルーテン・シャープスの数代前の当主(もしくは師匠筋)であったが、近年の設定では同一人物として扱われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ パルメジャンチーズがいっぱい乗っただけのペンネ 【ぱるめじゃんちーずがいっぱいのっただけのぺんね】 

ソーニャ・カーリンの好きな食べ物(高校在学時)。パルメジャンチーズはイタリアのエミリア・ロマーニャ州で作られるハードチーズ。超硬質のチーズで、摩り下ろして粉チーズの状態にして食べるほか、スライスにしたり、オイル漬けにしたものが食される。日本ではKraft Foods(クラフトフーズ社)の粉チーズが有名であるが、本来はイタリア産のモノだけを指し、国内の原産地名称保護制度の認証を受けたものでなければ、パルメジャンチーズとは呼ばれない。イタリアではParmigiano Reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ)と呼ばれる。ペンネはペン先の形にカットした筒状のパスタである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-107


■ 春野菜のスパゲティ 【はるやさいのすぱげてぃ】 

クリスティンとダイ・グが湖畔都市シャルデファーのカフェで食べた料理。春野菜を盛り込んだスパゲティ。一般に、春先に収穫されるキャベツ、タマネギ、セロリ、アスパラ、菜の花、タケノコ、フキ、ミツバ、ミズナなどが春野菜と呼ばれる。また、タラの芽、ワラビ、ゼンマイといった山菜を含む場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-049


■ バレット 【ばれっと】 

パレット(pallet=荷役台)の間違い。ケージパレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-022


■ パレットセイラー 【ぱれっとせいらー】 

GTMセイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ 破烈の人形 【はれつのにんぎょう】 

MK3リッター・ジェットの別名(もしくは騎体名称)。また、この騎体に刻印されているエンブレムの名称である。クバルカン法国の筆頭騎士はこのエンブレムを身に付けていることが多い。ネーミングおよびエンブレムの元ネタは、Arthur Conan Doyle(アーサー・コナン・ドイル)が1903年に発表したシャーロック・ホームズ・シリーズの短編「踊る人形」から。MK3リッター・ジェットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ 破烈の人形マーク 【はれつのにんぎょうまーく】 new!

GTM破烈の人形のエンブレム。剣と盾を構えたような棒人形のイメージで「踊る人形」と呼ばれる。デザインの元ネタはシャーロック・ホームズ・シリーズのうちのひとつ「The Adventure of the Dancing Men(踊る人形)」に登場する換字式暗号の形状である。人形の腕や足の有無、折り曲げ方によってアルファベットに置き換えるもので、旗を持った人形が単語の区切りとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-069


■ バレフィラ・サンダン 【ばれふぃらさんだん】 

星団暦3000年代初頭におけるクバルカン法国薔薇騎士団の副団長。パートナーはイグリド。魔導大戦の中盤、シーゾス王国北部に潜入したアルテン・サヤステの護衛役として登場した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ バレル 【ばれる】 

バレル(barrel)とは銃身・砲身のこと。銃器の主要パーツのひとつ。薬室と砲口を結ぶ円筒形のパーツで、その中を弾丸・砲弾が通過する。バレルとは「樽」を意味する単語であり、銃器開発の黎明期に樽の製造技術を応用して砲身を作ったことに由来する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ バレル・スリーブ 【ばれるすりーぶ】 new!

砲身スリーブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ バレル部 【ばれるぶ】 

マグナパレスが装備するラピデア・カノンを構成する4つのブロックのひとつ。砲身部分。3重構造になっており、内側に砲身本体に当たるインナーバレル、外側にスリットが連なる強制冷却スリーブと強制排熱スリーブが巻かれている。砲身の後端にチャンバーがあり、3連射のためにチャンバーも3室となっている。バレルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p57


■ バレンタイン 【ばれんたいん】 

ママドア・ユーゾッタ配下のラカン騎士。魔導大戦においてユーゾッタと共にシーゾス国北部の戦闘に参加した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-189


■ バレンタインデー 【ばれんたいんでー】 

聖バレンタインデーとも。毎年2月14日に祝われる「愛の誓い」の記念日。恋人もしくは親しいヒトに贈り物を渡す習わしがあるが、世界各国で内容や意味合いが若干異なる。ローマ帝国で催されていた年1回のルペルカリア祭において、男女のパートナーを決めるイベントの開催日であった「ユーノーの祝日」が起源とされる。当時の皇帝クラウディウス2世が兵士の婚姻を禁止していたため、キリスト教の司祭であったウァレンティヌス(バレンタイン)が秘密裏に結婚式を実施。この事実が明るみに出たことでウァレンティヌスは処刑されることとなったが、その処刑の日がユーノーの祝日であったために、男女の愛の誓いの日として定着したらしい。日本では好きなヒトにチョコレートを贈る日とされているが、この起源については諸説ある模様。また、ホワイトデーの習慣は海外には存在しない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ バロー 【ばろー】 

歴史の裏側で秘宝「命の水」の入手を目論んで暗躍していた魔導師ディ・バローのこと。300歳を超える老齢の肉体は半死人の如く衰えているものの、魔法陣の中に立つことで騎士すらも凌駕する強さを発揮する。星団暦2900年代の末期よりシーブル国の宰相として表舞台に立ち、ザンダシティのユーコン財団と提携して麻薬を売買。そこで得た資金を自軍に投入し、セントリー・ライブの消滅による命の水の入手機会を窺っていたようだ。2992年、出現したセントリーの幼生がレディオス・ソープと居合わせたために、カステポーにてA.K.D.軍と衝突。命の水の入手を目前にしながら、自身の意思に宿っていたボスヤスフォートに肉体を乗っ取られてしまった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-089


■ ハローゲート[オレンジ] 【はろーげーと[おれんじ]】 

ミラージュ・パレスにある建物のひとつ。主塔玉座の右側に突き出ているアーム状の構造物で、下部は観光客の受け入れゲートになっている模様。左側に対を成すゲートがある。建物自身に備わっている意思体の性別は雌。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-018


■ ハローゲート[グリーン] 【はろーげーと[ぐりーん]】 

ミラージュ・パレスにある建物のひとつ。主塔玉座の左側に突き出ているアーム状の構造物で、下部は観光客の受け入れゲートになっている模様。右側に対を成すゲートがある。建物自身に備わっている意思体の性別は雄。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-018


■ バローナチョコ&ゆず 【ばろーなちょこあんどゆず】 

ダイ・グが湖畔都市シャルデファーを訪問した際に購入したジェラートのフレーバー。ヴァローナ社のチョコを使用したジェラートとゆずのジェラートのダブルカップを購入したようだ。ヴァローナ(Valrhona)はAlberic Guironnet(アルベリック・ギロネ)が1922年に創業したフランスのチョコメーカーである。舞鶴ミカ・マーレのヴァローナチョコジェラートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-036


■ パローラ 【ぱろーら】 new!

ギルフィー・ビリジアンの養女。科学者でもあった彼女が早世したことでビリジアンはその名を引き継ぎ、星団紀のガーランドとして活動していたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ バローラ隊 【ばろーらたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[パローラ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ パローラ・ブラス 【ぱろーらぶらす】 

星団暦2400年代に活動していたAFガーランド。ロッゾ帝国の南部グラウロッゾを拠点としていたらしい。実は偽名であり、その正体はシステム・カリギュラに所属するギルフィー・ビリジアンである。パローラという名は元々ビリジアンが育てていた養女の名前であり、科学者でもあった彼女が早世したことでビリジアンはその名を引き継ぎ、星団紀のガーランドとして活動していたらしい。ブラス(brass)とは真鍮のこと、銅と亜鉛の合金で黄銅とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-038


■ パローラ・ブラスト 【ぱろーらぶらすと】 new!

パローラ・ブラスの間違い。パローラ・ブラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-100


■ ハロ・ガロ 【はろがろ】 

星団暦3000年代初頭におけるガマッシャーン共和国およびレイスル騎士団の旗騎GTM。バルミドラン・シャープスが設計・開発した試作騎ラミアス・エリュアレがその正体。駆逐型の調整を施した特別仕様騎とされる。騎体各部にカイゼリンの意匠を引き継いでいるのが特徴。(出力系統の)不安定な要素を解消するために、リア・フライヤーなど一部のパーツがホルダ31型からそのまま流用されているらしい。ラミアスの試験開発に参加した令令謝の運用データを取得する意味もあってフィルモア帝国からガマッシャーン共和国に供与され、筆頭騎士ナオ・リンドーの乗騎としてベラ国攻防戦にてデビューした。フィルモア帝国での呼び名はハロ・ガロ・エリュアレ。永野センセーによる解説では「ハリボテGTM」。名前の元ネタは、Neu!(ノイ!)が1972年に発表したアルバム「Neu!」に収録されている曲「Hallogallo」だろう。ドイツ語で「狂宴」を意味するスラング「HalliGalli」と英語の「Hallo」をかけた言葉とされる。ハリボテGTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-006


■ ハロ・ガロ・エリュアレ 【はろがろえりゅあれ】 

GTMハロ・ガロの別名。これはフィルモア帝国における呼称である。ハロ・ガロラミアス・エリュアレの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-006


■ パロッサ 【ぱろっさ】 new!

ミース・シルバー・バランシェが製作するファティマ。シリアルはBF(S)-05。名前のみ公表されているだけで、完成年度やマスターは不明。代表作と評されることから、それなりの高スペックを誇るファティマであることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ハロルドラント 【はろるどらんと】 

フィルモア帝国の傘下に入っている一地方もしくは騎士領になるだろうか。クバルカン法国のサヤステ家と並ぶ騎士家の名門マーカス家が治める土地である。もともとダス・ラント連合帝国の傘下に入っていた国家のひとつで、帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を経ても離脱・独立に向わず、星団暦の初頭にそのまま統合フィルモア帝国に組み込まれたようだ。帝国が成立する以前は王制を敷いており、ハロルドラント王国と呼ばれていたらしい。現在のマーカス家は「王家」とは呼ばれず、「筆頭騎士家」と呼ばれている点から察するに、統合フィルモア帝国が成立した折に王制を廃止したのではないだろうか。ハロルドラント王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ ハロルドランド 【はろるどらんど】 

ハロルドラントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ハロルドラント王騎 【はろるどらんとおうき】 

星団暦の初頭にハロルドラント王国の国王が所有・使用していたGTM。ディー・メロウラを指す。ディー・メロウラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ハロルドラント王国 【はろるどらんとおうこく】 

AD世紀の末期にカラミティ・ゴーダースに存在した国家。ダス・ラント連合帝国の傘下に入っていた国家のひとつで、帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を経ても離脱・独立に向わず、星団暦の初頭にそのまま統合フィルモア帝国に組み込まれたようだ。映画GTMに登場したシャンディ・マーカスはこの国の王女である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-084


■ ハロルドラント王女 【はろるどらんとおうじょ】 

ハロルドラント王国の王女。シャンディ・マーカスが該当する。ハロルドラント王国シャンディ・マーカスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-084


■ ハロルドラント・シャンディ・マーカス 【はろるどらんとしゃんでぃまーかす】 

星団暦400年頃に活躍したドナウ帝国の皇帝騎士(ハイランダー)シャンディ・マーカスを指しているのだろう。彼女はドナウ帝国傘下のハロルドラント王国の王女でもあった。その直系に当たる人物が星団暦3062年以降に戦時下の臨時登用でミラージュ騎士団の右翼No.6を預かることになるらしい。ミラージュ以外で唯一「血の十字架」を渡されることになるというこの騎士の正体は・・・クラーケンベール・メヨーヨそのヒトである。シャンディ・マーカスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ ハロルドラント・マーカス家 【はろるどらんとまーかすけ】 

ハロルドラントを治める筆頭騎士家。星団暦の初頭にドナウ帝国の皇帝騎士シャンディ・マーカスを輩出したことで知られる。星団暦3000年代初頭におけるフィルモア帝国ブラウ近衛騎士団(=ドナウ騎士団)の騎士団長メリー・マーカスも同家の出自である。なお、フィルモア帝国の男爵家として知られるV家は、フィルモア帝国が成立する際に太陽王国側に分家したマーカス家の末裔に当たるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-150


■ パワーウエイトレシオ 【ぱわーうえいとれしお】 new!

「Power-to-Weight Ratio」で機体重量を最高出力で割った値のこと。一般に、この値が小さければ小さいほど機体の動力性能が優れていると云える。「DE2」では出力比と云い換えられているようだが、これは少し意味合いが異なるので注意(出力比は大きければ大きいほど動力性能が優れていると云える)。また、機体重量を最大トルク数で割った値はトルクウエイトレシオ(Torque-to-Weight Ratio)と呼ばれ、こちらも同様に機体の動力性能を比較する指標として用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-080


■ パワーゲージ 【ぱわーげーじ】 

P/GもしくはPGとも略される。ファティマのスペックとステータスを表すゲージ(評価基準)のこと。兵器としての完成度を表す5つの評価(5バランス)から成る。なお、5バランスとは、戦闘能力、GTM制御能力、演算性能、肉体耐久値、精神安定性、以上5つのバランスを指す。それぞれ、A:ファイン、B1:ベリーベリーグッド、B2:ベリーグッド、C:グッド、D:ボーダー、D2:ニヒト、さらにD3やEといったアルファベットで表される。通常のファティマはいずれもB1、B2、Cの範囲に納まり、最高のAランクは極めて稀。またひとつでもD2の評価がついたファティマは、基本的に失敗作として消去される。さらに一部のAFガーランドが製作したファティマについては、2Aや3AといったオーバーAランクの評価が認められているようだ。連載再開後の設定で6バランスのようにも見える表記があったが、5バランスで変更なしの模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-108


■ パワーサークル 【ぱわーさーくる】 

ボルテッツが攻撃を仕掛ける際に足元に出現する光の円環。ボルテッツは頭部の周囲にプラスの電荷を、足元にマイナスの電荷を発生させ、そこに生じる雷を攻撃に用いるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ パワーシステム 【ぱわーしすてむ】 

機械の稼動に必要なパワーを供給するシステムのこと。エネルギー供給システム。ジョーカー星団で一般に使用されているのはハーモイド・エネルギーを供給するシステムである。つまり、ハーモイド・エンジンとポリスケール・ジェネレーター、それらの周辺機器を含めたハーモイド・システムを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-116


■ パワーダウン 【ぱわーだうん】 

何らかの不具合によってエンジン出力が低下すること。エンジン本体や周辺補機の破損、供給・出力系の不具合、排熱不足など、原因は多岐に渡る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-224


■ パワーマネージメント 【ぱわーまねーじめんと】 

GTMの整備・運用において、騎士の動きや騎体の状態に応じて供給するエネルギーの最適な配分を行うこと。またその設定のこと。エンジンのチューニングを変更すれば、当然、エンジンのトルク曲線も変わってくることから、騎体にデフォルトで設定されているパワーマネージメントも新たに設定し直す必要がある。見た目が同じでもエンジンがチューニングされている隊長騎の場合は、パワーマネージメントも変更されている可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p70


■ パワーユニット 【ぱわーゆにっと】 

電気を供給する装置のこと。いわゆる電源装置。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ パワーランチャー 【ぱわーらんちゃー】 

シオの門番が体内にもつ生体兵器のひとつ。実体化した際に前腕部に装着される銃火器で、エネルギー弾を発射するようだ。劇中ではツバンツヒが対ヴィーキュル戦で使用。連射によりヴィーキュルの腕を落とす威力を発揮した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-100


■ パン 【ぱん】 

小麦粉、大麦粉、ライ麦粉、トウモロコシ粉、米粉などに水、酵母、塩などを加えて生地を作り、発酵させた後に焼いたモノ。場合によっては発酵させない場合もある。世界各国に独自の製法のパンがあり、それぞれその地域の食文化と密接な関係がある。ジョーカー星団でもパンは代表的な主食のひとつであり、各国で独自のパンが作られているようだ。ちなみに、A.K.D.のお膝元となる東方10国は西洋的な文化圏であるにも関わらず米作が主産業のひとつとなっている。バイオエネルギーの原料として利用するはずが、主食への転用が盛んとなり、そのまま米食の文化が定着したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-080


■ 半永久機関 【はんえいきゅうきかん】 

半永久的に稼動し続ける機関。ハーモイド・システムが該当する。永久機関の創造については、地球でも古くから研究されてきた歴史があるが、現状の物理の法則下(とくにエネルギー保存の法則と熱力学第二法則)ではあらゆる方法を駆使したとしても完成しないことが判明している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ ハンガー 【はんがー】 

格納庫のこと。通常は航空機の格納施設を指し、内部で整備・調整・試験などが行われる。航空機を搭載する艦船の格納庫も同様にハンガーと呼ぶ。「厩舎」を意味するフランス語が語源。GTMの格納庫もハンガーと呼ばれる場合があるが、通常はステーブルと呼ばれているようだ。GTMステーブルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-160


■ ハンガーラック 【はんがーらっく】 

多数のハンガーをぶら下げることが可能なラックのこと。スチール製や木製が多い。服飾店ではラックの形状や色彩も衣服を美しく見せるポイントとなるため、各店舗で凝った造りのハンガーラックを使用していることが多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-174


■ 半貴石 【はんきせき】 

宝石の取引上の分類。貴石以外の宝石を半貴石と呼ぶ。ただし、分類には明確な基準は無く、宝石業界でも分類法が統一されていないらしい。一般に半貴石と呼ばれている宝石としては、水晶、瑪瑙、ラピスラズリ、ターコイズ、タンザナイト、アイオライト、マラカイト、タイガーズアイ、ソーダライト、フローライトなどが挙げられる。貴石の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-040


■ パンク 【ぱんく】 

パンクミュージックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ パンクバンド 【ぱんくばんど】 new!

演奏曲のジャンルがパンクロックに分類されるバンドのこと。The Who(ザ・フー)、The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)、New York Dolls(ニューヨーク・ドールズ)などがその源流。中期はTelevision(テレヴィジョン)、Ramones(ラモーンズ)、Talking Heads(トーキング・ヘッズ)、The Damned(ザ・ダムド)、Sex Pistols(セックス・ピストルズ)、The Clash(ザ・クラッシュ)などがとくに有名。80年代以降にニュー・ウェイヴやグランジに派生していき、パンクロックは下火となった。いずれのアーティストも時代の変遷に合わせて楽曲を発表しているので、この分類は「そのような見方もできる」程度に留めること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ パンクミュージック 【ぱんくみゅーじっく】 new!

パンクロックとして整理する。音楽ジャンルの一種。70年代初期にニューヨークで発生した過激なファッションと反体制的な歌詞に代表されるロックのこと。60年代のロックンロールからブルースの要素を抜き取ったスタイルに位置づけられ、ニューヨークのライブハウスCBGBの界隈を中心としてアンダーグランド的に形成された。この流れが海を越えてロンドンに渡り、The Damned(ザ・ダムド)、Sex Pistols(セックス・ピストルズ)、The Clash(ザ・クラッシュ)といったバンドのデビューと共にロンドン・パンク・ムーブメントを引き起こしたとされる。必ずしも反体制的な姿勢が基準とされる訳ではなく、その個の視点から見た場合の怒り・不満が基準となる、という意見もあれば、(パンクは)ジャンルでは無く生き方である、という意見もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ 半減期 【はんげんき】 

放射性同位体の原子数が放射線崩壊によって半数に減るまでに掛かる時間のこと。不安定な原子核をもつ放射性元素は、放射線を放出すること(=放射線崩壊)でより安定した構成の元素に変じる。つまり、半減期は放射性同位体の安定度を示す値であり、半減期が長いほど安定した同位体であると見なすことができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ ハンコ 【はんこ】 new!

自身の同一性を証明する手法のひとつ。印章。判子。その書類に示された内容について確定または同意の意思表示を示すものとして、自身の名あるいは役職や所属を示す印を残すもの。ジョーカー星団においては、例え印章の複製を行ったとしても、押印した際の圧力などで押印者の同一性が解析できてしまうため、信頼のおける証明手法のひとつとなっている模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-071


■ 反抗アマテラス軍 【はんこうあまてらすぐん】 

天照の星団侵攻に反抗する軍・騎士団によって結成された非正規軍。とくに、天照がジョーカー星団を完全に制覇した後、(ユーパンドラの)恐怖政治に対して反抗したゲリラ軍がこのように呼ばれた。構成員の多くは天照の星団侵攻によって母国を失った人々の子孫であったらしい。4000年代の初頭から活動していたフィルモア・パルチザンなど、幾つかの反抗勢力を吸収していき、最終的にはA.K.D.正規軍と対抗するほどの一大軍組織へと成長。星団暦4078年にはラベル・ジュード(コーラス26世)が反抗アマテラス軍の先頭に立ち、星団解放に向けて本格的な活動を開始した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 反抗アマテラス勢力 【はんこうあまてらすせいりょく】 

天照の星団侵攻に対して反抗の意をもつ者たちが集合・形成した勢力のこと。ボォスおよびカラミティ・ゴーダースの各国家に所属していた騎士は、国を滅ぼされたことで星団中に散り散りとなったが、3300年代に入る頃から徒党を組み始め、ゲリラ活動を展開するようになったらしい。この勢力は時の経過と共に拡大していき、星団暦3833年にはジュノーのコーラス王朝に集結してジュノー星防衛連合が結成されることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 反抗集会 【はんこうしゅうかい】 

反抗を企てる者たちが秘密裏に開催する集会のこと。ゲリラ集会とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-048


■ パンサーちゃん 【ぱんさーちゃん】 

シルヴィス・レス・ヴィーナスのお供。彼女のデザイン画などでその姿を拝むことができる。さらに云うと、シルヴィスと一緒に神界に渡っていることも確認できる(コミック11巻p13)。耳の形がわずかに異なる以外は、地球に生息する豹とほとんど同じ形態をもつ。パンサー(豹)はネコ目ネコ科ヒョウ属に属する肉食哺乳類で、地球ではアジアの全域とアフリカに広く分布している。夜行性で単独行動をとることが多く、また木登りが得意で木の上で昼寝する場合がある。ライオン、トラ、ジャガーも同じヒョウ属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-126


■ ハンザキ・バクロ 【はんざきばくろ】 new!

ガス・ガル連邦の忍者組織「地潜り」を束ねている頭領。白塗りのメイクをしている奇人で性別は不明。ガス・ガル連邦に対して強権支配を実行しない天照に対して恩義を感じているらしく、彼とミラージュ騎士団の動きについては不干渉もしくは意向を汲む姿勢を見せる。永野センセーの解説では天照を「長老」に見ているフシがあるとのこと。典星舎の指示を受けて忍者を派遣することもあるようだ。劇中のセリフから、トモエを忍者として育て上げた人物であることが窺える。ちなみにハンザキ(半裂)とはオオサンショウウオの別称である。語源には諸説あり、生命力が強くて半分に切り裂いても生きているという説や、大きく口を開けた姿が半分に引き裂いたように見えるからという説がある。石ノ森章太郎の漫画版「変身忍者嵐(1972)」にもハンザキという化身忍者が登場する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ 反作用 【はんさよう】 

ある物体に対して力が働くとき、その物体に生じる、正反対の方向に働き返す力のこと。物理用語である。クープ博士は、ジークの実父ショーカムの身に現れた病状の原因を「騎士の血の反作用だけが出た」状態と評した。騎士の力の発現(=作用)が反応速度、筋力、五感の発達に向かわず、神経系にストレスを与えて組織を蝕む結果(=反作用)につながる場合があるらしい。稀に見られる症例ではあるものの、発症する機会自体は誰にでもあるようだ。神経反応減退症の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-113


■ バンシーカ 【ばんしーか】 new!

GTMディー・メロウラに付けられた通称のひとつ。魔導大戦の終期以降はこのような名称で呼ばれるようになるらしい。おそらくアイルランドおよびスコットランドの伝承に登場する妖精バンシー(banshee)が元ネタ。家人の死を予告する不吉な妖精である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年4月号p55


■ 反射吸収装甲 【はんしゃきゅうしゅうそうこう】 

電磁波の反射・吸収が可能な特殊装甲材。ハイファ・ブリンガーは漆黒の反射吸収装甲をもつが、攪乱・潜入の際は地形色に変更することも可能とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 反射コート 【はんしゃこーと】 

GTMの装甲に施されている対光学兵器用のコーティング処理。光線を反射することでその破壊力を無効化する機能をもつ。反射率は30%程度。ディー・カイゼリンはこの反射コートの上からさらに透明装甲を追加しているため、氷の結晶のように輝いて見えるらしい。現在はボツ設定かも。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 反射周波数 【はんしゃしゅうはすう】 

ヘリオス装甲の内部もしくは表面で反射する光の周波数を反射周波数と呼んでいるらしい。可視光線の周波数は405〜790テラヘルツであり、赤から紫まで、各周波数によって色味が変化する。ヘリオス装甲は分子配列の任意の切り替えによって発光色を変化させることができるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ 反射装甲コート 【はんしゃそうこうこーと】 

バッハトマ魔法帝国の高級指揮官に与えられる特殊な制服。流体コートとも呼ばれる。流体繊維を用いて作られたコートタイプの制服で、光学兵器を反射する機能をもつ。また、衣服の形状を自在に変化させることが可能で、液体のように流動したり、硬化して刃のように尖らせたりすることで攻撃・防御に用いられる。ボスヤスフォートが劇中で使用したほか、ユーゴ・マウザーもこの制服を着用して登場した。ビリジアン博士の輪波理論を元に作られたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-125


■ 反周波数発信 【はんしゅうはすうはっしん】 

特定の音波を打ち消す周波数をもつ音波を発信すること。一般には「反周波数」ではなく「逆位相」もしくは「逆相」と呼ばれる。騒音・雑音をマイクで収音し、逆位相の音をスピーカーから同時に出すことで聴覚に伝わる騒音・雑音を打ち消す技術は既に確立されている。騒音対策として実用化されている消音スピーカーや、ヘッドフォンに内蔵されているノイズキャンセラーなどがこれに当たる。ヘッドフォンをしていても外部の音が聞こえると云い張る方は、使用しているヘッドフォンにノイズキャンセラーが搭載されていないか、一度調べた方がよい。外部の音がかなり打ち消されているため、知らずに付けて屋外を出歩くと危険である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 搬出バレット 【はんしゅつばれっと】 

バレットではなく、パレット(pallet=荷役台)の間違い。ケージパレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-016


■ 半装甲 【はんそうこう】 

軽量の装甲生地もしくは装甲材のこと。また、それを纏った状態のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年10月号p63


■ 半装甲GTMスーツ 【はんそうこうGTMすーつ】 

流体金属生地もしくはラミネート生地で作られたファティマスーツのこと。ヘリオス生地のスーツ(=アシリア・スーツ)と比較して防御力は劣るものの、より軽量の装甲生地を採用することで戦闘と通常勤務・生活の双方で使用できるようにした軽装の装甲スーツである。通常はアラビク・スーツを指す。アラビク・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-046


■ 半装甲生地 【はんそうこうきじ】 

半装甲スーツに用いられる生地。流体金属生地もしくはラミネート生地を指す。流体金属生地ラミネート生地の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-047


■ 半装甲スーツ 【はんそうこうすーつ】 

装甲機能を付加しつつも普段着の着易さ・軽快さを維持しているファティマスーツのこと。それまでの装甲スーツ(=アシリア・スーツ)と普段着(=カレント・スーツ)の中間に位置することから半装甲スーツと呼ばれる。通常はアラビク・スーツを指す。半装甲GTMスーツアラビク・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 搬送セイラー 【はんそうせいらー】 

GTMを搬送する大型セイラーのこと。フェリーセイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-139


■ 搬送ユニット 【はんそうゆにっと】 

搬送に用いる車輌もしくは浮遊ユニット。GTMを搬送するユニットはケージバレットと呼ばれる。ケージバレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-015


■ 半素数 【はんそすう】 

ふたつの素数の積で表される自然数のこと。例として、最小の素数である2×2に当たる4は最小の半素数である。同様に、2×3に当たる6、3×3に当たる9、2×5に当たる10といった具合に半素数は無数に存在する。半素数は暗号理論において重要な存在であり、桁数の大きな2個の素数の積を公開鍵に使用する場合がみられる。その理由としては、桁の大きな半素数を素因数分解して2個の素数を得ることが困難となるためである。ジョーカー世界においてもそれは同様であり、アウクソーはマキシへの宿題として半素数を乱数として用いるコード変換をやらせていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-071


■ 反素粒子 【はんそりゅうし】 

反粒子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ パンター・フレーム 【ぱんたーふれーむ】 

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。ユーゴ・マウザー教授とキルス・レミントン伯爵が考案した。ライオン・フレームよりわずかに小さく、生産性、メンテナンス性、汎用性が極限まで高められている。現在判明している中では、ボルドックス系列(XナンバーGTM)やカーバーゲンなどがこのフレームを採用。そればかりか、星団に存在するGTMの8割はパンター・フレームを採用しているらしい。パンター(Panther)とはドイツ語でヒョウ(豹)の意。とくに黒変種(黒豹)を指す。ちなみに、イギリスにおけるパンサーとはヒョウ(=レオパルト)のこと。アメリカにおけるパンサーとはピューマ(=クーガー)のこと。さらに、ヒョウ属(ライオン、ジャガー、ヒョウ、トラ、ユキヒョウが含まれる)の総称としてパンサーを用いる場合もある。ややこしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-015


■ パンター・フレームC 【ぱんたーふれーむC】 

パンター・フレームのバリエーションのひとつ。カイリーダウン型GTMに採用されているようだ。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-073


■ パンター・フレームS 【ぱんたーふれーむS】 new!

パンター・フレームのバリエーションのひとつ。GTMブリンガーB3に採用されているようだ。「s」はおそらく「space」の頭文字で宇宙戦闘特化型を意味すると思われる。ただし、同騎のフレームをレオパルト・フレームとしている資料もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-041


■ パンチング 【ぱんちんぐ】 

おそらく衣服などに意図的に穴を開けること。もしくは穴の開いたデザインのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-054


■ パンツァー・カイル 【ぱんつぁーかいる】 

先方装甲突撃とも。パンツァー・カイル(Panzer Keil)を直訳すると「戦車の楔」となる。つまり、部隊を楔状に組んで突撃する楔形陣形を指す。駆逐能力の高い機体を前面に突出させ、その機体が開いた敵陣形の隙間に後続部隊が侵入してさらに隙間を広げていき、敵陣を崩していく戦法である。第二次世界大戦中にドイツ軍の戦車部隊が用いた戦法として知られる。星団暦3030年のハスハ侵攻において、バッハトマ黒騎士団はGTMダッカスを前面に置いてパンツァー・カイルを仕掛けた。このGTMの強さはもちろんのこと、敵騎を次々と駆逐する能力をもつ騎士でなければ選択できない戦法であったと云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-175


■ パンツァー・カンプフ・ロボーター 【ぱんつぁーかんぷふろぼーたー】 

GTMの兵器識別名称。正式名称である。パンツァー(Panzer)は「装甲」、カンプフ(Kampf)は「戦闘」、ロボーター(Roboter)は「ロボット」の意。つまり「人型装甲戦闘兵器」を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ パンツァー・カンプフ・ロボーター/ケApB-B1 【ぱんつぁーかんぷふろぼーたー/けApB-B1】 

GTMツァラトウストラ・アプターブリンガーの騎体型式。Pz-Kpfrbt-ケ-ApB-B1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ パンツァー・カンプフ・ロボーター/ケDB-J 【ぱんつぁーかんぷふろぼーたー/けDB-J】 new!

GTMデトネーター・ブリンガーの騎体型式。Pz-kpfrbt-ケ-DB1Pz-kpfrbt-ケ-DB2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ パンツルック 【ぱんつるっく】 

スラックスやジーンズなどのパンツを用いた着こなしのこと。スカートの場合はスカートルックとなるが、近年は「スカートのようにみえるパンツ」を指してスカートルックもしくはスカートルックパンツと呼ぶ場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-063


■ ハンティングGTM 【はんてぃんぐGTM】 

駆逐GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ 半透明黄金ラミネート・ヘリオス・クオーツ 【はんとうめいおうごんらみねーとへりおすくおーつ】 new!

GTMマグナパレスの全身を覆っている黄金色の装甲。ヴェーパー・ラティス・ラミネートとも呼ばれる。ヴェーパー・ラティス・ラミネートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ 半透明装甲 【はんとうめいそうこう】 

GTMの全身を覆っている半透明の装甲のこと。正式にはヘリオス結晶装甲と呼ばれる。アシリア・インジェクター・パーツも半透明装甲で作られるが、ヘリオス結晶装甲と同一の装甲材か否かは不明。ヘリオス結晶装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-238


■ 半透明乳白プリズム・ヘリオス 【はんとうめいにゅうはくぷりずむへりおす】 

半透明乳白プリズム・ヘリオス装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-036


■ 半透明乳白プリズム・ヘリオス装甲 【はんとうめいにゅうはくぷりずむへりおすそうこう】 

ブリンガー・シリーズに採用されている装甲材の一種。ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスに採用されている装甲材については、表面にホワイトゴールド・コーティングを施しているとの設定もあった。この2騎については後にパールラミネート白色半透明3重ヘリオス・クオーツ結晶成形装甲に置き換えられている。デトネーター・ブリンガーは爪先とカフス(手首)の部分に使用。パールラミネート白色半透明3重ヘリオス・クオーツ結晶成形装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 半透明の調理器具 【はんとうめいのちょうりきぐ】 

ヘリオス鋼を利用して作られた調理器具。エルディアイ・ツバンツヒが製造・販売しているらしい。調理器具の見た目に拘る奥様に大人気の逸品である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ 半透明白色装甲 【はんとうめいはくしょくそうこう】 

一部のGTMが採用している半透明の白色装甲。ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスもこの装甲材を使用している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ 半透明白色パール装甲 【はんとうめいはくしょくぱーるそうこう】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスに採用されている装甲材の一種。パールラミネート白色半透明3重ヘリオス・クオーツ結晶成形装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p72


■ 半透明ヘリオス装甲 【はんとうめいへりおすそうこう】 

半透明のヘリオス装甲。当初はGTMカイゼリンにのみ採用された特殊装甲と思われたが、全てのGTMが半透明装甲を採用しているようだ。ヘリオス結晶装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-043


■ 半透明ヘリオスハイパーキルテッド 【はんとうめいへりおすはいぱーきるてっど】 new!

デトネーター・ブリンガーに採用されている装甲材の一種。おそらく竜骨の部分に使用している装甲である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ ハンドガン 【はんどがん】 

カプコンのゲームソフト「バイオハザード」と後のシリーズに登場する武器のひとつ。いわゆる拳銃のこと。片手で射撃可能な銃を指す。劇中には、実在のモデルを元にする複数の拳銃が登場する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ パントラ 【ぱんとら】 

ボォスのナン大陸西端にあるフィルモア帝国統治領。サッカ海に面する小さな所領地である。主都はカンパ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ バントライン 【ばんとらいん】 new!

成長後のリズ・コールが引き継ぐことになる騎士家名。彼女の成長にレーダー9世が絡んでくること、新設された家名ではなく由緒正しい家名であることから、おそらくはフィルモア系列の家名であることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-151


■ バントライン騎士団 【ばんとらいんきしだん】 new!

騎士家名「バントライン」を引き継いだリズ・コールが、ナカカラ・クルル王国のホーダウンで創設する新たな騎士団。同都市の守りを固める護衛騎士団である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-151


■ バントライン・コール 【ばんとらいんこーる】 new!

4代目黒騎士。リズ・コールの息子に当たる人物。天照によるボォス侵攻の際にはエストを得ているようだ。時期的には星団暦3199年前後ということになる。また、エストはこの時期(3200年頃)にフィルモア帝国から聖宮ラーンに戻っており、バントラインをマスターに選んだとの設定がある。つまり、バントラインは聖宮ラーンでエストを得た直後に戦火に放り込まれる状況が窺える。一方のエストはその直前の3159年にアドラー侵攻に参加していた訳で、彼女の歴史はまさにジョーカー星団の戦乱の歴史そのものと云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-151


■ バントライン・ゴール 【ばんとらいんごーる】 

バントライン・コールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年8月号p55


■ パントラ・カステポー王国 【ぱんとらかすてぽーおうこく】 

AD世紀の末期にダス・ラント連合帝国の支配下に置かれていた王政国家。ボォスのナン大陸西部に位置していたと考えられるが、詳細は不明。帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機に離脱・独立を果たしたようだ。ただし、ナン大陸の西端に位置する現在のパントラはフィルモア帝国の統治領となっているため、独立後に再び統治下に置かれたことが想像できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ 反応式電磁シールド 【はんのうしきでんじしーるど】 

反応式電磁装甲が展開する防御シールドのこと。強力な電磁波を瞬間的に発して空中にシールドを発現する。シールドの形状は様々あり、光弾・実弾を弾く効果をもつ。・・・なんだか人体に影響のありそうな兵装ですね。視覚的には、レーザー光を形成化したようなシールドとなるため、光学シールドとも呼ばれる。反応式電磁装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-017


■ 反応式電磁シールド発生器 【はんのうしきでんじしーるどはっせいき】 

反応式電磁装甲に仕込まれている電磁シールド発生器のこと。接近する光弾・実弾に反応して強力な電磁波を発生する。おそらく、弾種に合わせて電気・磁気の出力を変更し、その効果によって弾道に影響を与えたり、熱などで焼き切ったり(蒸発させたり)するのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-017


■ 反応式電磁装甲 【はんのうしきでんじそうこう】 

実弾や光弾といった物理的な攻撃を感知し、電磁フィールドを展開して反射または無効化する機能をもつ装甲のこと。GTMの頭部周辺や騎士服の肩の部分に取り付けられており、上半身とくに頭部を保護する役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ 反応式電磁装甲システム 【はんのうしきでんじそうこうしすてむ】 

反応式電磁防御システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ 反応式電磁防御システム 【はんのうしきでんじぼうぎょしすてむ】 

反応式電磁装甲とその稼働に関わるハードウェアおよびソフトウェアの総称。センサーおよびスキャナ、フィールド発生器、給電用のシート電源、それらを互いに結び付けるパーツなどから成る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-034


■ 反応式防御システム 【はんのうしきぼうぎょしすてむ】 

反応式電磁防御システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-034


■ 反応制御薬 【はんのうせいぎょやく】 new!

騎士の反応速度と筋力を減退させる医薬品。拘束具の使用が躊躇われるような傷病を負った騎士を安静にしておく場合に投与される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p63


■ 万能戦闘攻撃機 【ばんのうせんとうこうげきき】 

ドナウ帝国の皇帝旗艦シワルベに搭載されていた艦載機。おそらく、あらゆる攻撃を可能とする軍用機を指しているのだろう。つまり、雷撃(対艦)、爆撃(対地)、攻撃(対戦車)、対戦闘機(対空)の全てをこなす事が可能な軍用機である。雷撃や爆撃といった言葉の定義や、それに対応する軍用機の分類については、資料によって微妙に異なるので、雰囲気だけなんとなく理解してください。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: ヤングエース2010年6月号p15


■ 反応速度ブースト 【はんのうそくどぶーすと】 

タイカ世界の武士が巫女などの補助・加護を受けて反応速度を高めること。またそれを可能とする魔法のこと。ジョーカー世界においてもボルテッツが騎士のサポートを務める場合があるが、反応速度を高めるような描写は確認されていない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-129


■ 万能パス 【ばんのうぱす】 

あらゆる施設・場所に出入り可能な通行許可証のこと。ツバンツヒは天照が用意したグリース王国王立内宮高等学校の学生証を「万能パス」と称した。学生証は身分証明書になる公的な文書のひとつであり、多くの施設において学割が可能となるが、ワールドワイドでサービスを享受できるものではない。おそらく、同学校が天照直下の学業施設ということもあり、星団各所でそのような優遇が効くような契約・提携が成されているだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-033


■ 万能兵器 【ばんのうへいき】 

あらゆる環境・事態・局面に対応可能な戦闘兵器のこと。より厳密に云えば、戦闘が可能なだけではなく、敵が優位に立てる状況が発生しない兵器ということになるだろうか。どのような条件でも戦闘できる万能兵器とは、すなわち必ず敵を駆逐して勝利する兵器ということに他ならない。マグナパレスは万能兵器として生み出されたという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ パンのおかゆ 【ぱんのおかゆ】 

ベラ攻防戦時におけるAP騎士団[ツラック隊]の配給食料を用いてラキシスが作った簡易料理。固いゴマつきパンをスパナで砕き、パンの破片、ラード、塩をお茶に加え、ふやかして食べる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-027


■ ハンパ騎士 【はんぱきし】 

一般的な騎士団に入団を認められないような弱い騎士。素行に問題のある騎士など。バッハトマに集まった騎士たちは、ハンパ騎士の集合体と陰口を叩かれていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-034


■ 反発エネルギー 【はんぱつえねるぎー】 

GTMがガット・ブロウなどを用いて攻撃した際などに、各関節に跳ね返ってくる衝撃を反発エネルギーと呼称しているのだろう。電磁スイング関節はダンパーを兼ねる構造になっているため、このような衝撃もほとんど全て関節で相殺することが可能らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-082


■ 反発フローター 【はんぱつふろーたー】 

フローター(floater)は「浮くモノ」という意味になるだろうか。地面に反発して空中に浮くモノを指していると考えられるが、詳細は不明。フローティング・パネルとは異なるパーツのようだが。フローティング・パネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-073


■ パンプス 【ぱんぷす】 new!

紐や留め金具を用いずに浅く履くタイプの婦人靴の総称。もともとは正装・舞踏用のシューズである。デカダン・スタイルにおいて好まれた靴であるが、プラスチック・スタイルの導入以降はL型ファティマ以外の着用は禁止されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-095


■ 反物質 【はんぶっしつ】 

通常の物質と全く逆の電気的性質とエネルギー値をもつ物質のこと。原子構成は、電荷がマイナスの反陽子と電荷がプラスの反電子から成り、通常の物質とは逆向きに反陽子の周りを反電子が回っている。物質と反物質が接触すると対消滅が起きて膨大なエネルギーを放出すると云われており、新たなエネルギー源として世界各国で研究が進められている物質である。反物質を構成する素粒子(反粒子)を加速器によって人工的に作ることは既に成功しており、NASAも数十年以内に反物質エンジンを実現できるとする論文を2000年に「Journal of Propulsion and Power」誌で発表している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-064


■ パンヘッド・ハーレー 【ぱんへっどはーれー】 

パンヘッド・モデルのエンジンを搭載しているHarley-Davidson Inc.(ハーレー・ダビッドソン社)のバイクのこと。パンヘッドは1948年から65年までの期間に同社が製造していた第2世代OHVエンジン。ナックルヘッドの後継に当たる。名称はロッカーアームのカバーが鍋(pan)を被せたような形状であったことに由来している。パンヘッド・モデルの時代はアメリカ国内で高速走行が可能な道路が整備されていった時代でもあるため、バイク本体も様々な改良が加えられ、ハイドラグライド、デュオグライド、エレクトラグライドが登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p22


■ 半有機生命体 【はんゆうきせいめいたい】 

生体パーツと機械パーツが融合した肉体をもつ生命体。生体兵器を内蔵し、変形する身体をもつシオの門番がこれに当たる。シオの門番の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-097


■ 半有機・半電磁眼球 【はんゆうきはんでんじがんきゅう】 

半有機・半電磁投射眼球の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 半有機・半電磁投射眼球 【はんゆうきはんでんじとうしゃがんきゅう】 

有機眼球と電磁投射眼球の双方の機能を有する眼球のこと。GTMのメイン眼球は有機生体眼球であるが、内部にサポートのカメラが内蔵されており、半有機・半電磁投射眼球としても使用できるようになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 汎用GTM 【はんようGTM】 

特定の任務に特化した機能を持たない通常仕様のGTMのこと。特化型のGTMに対する呼称である。もともとGTMは汎用性の高い決戦兵器であるため、大半のGTMは汎用GTMに位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-158


■ 汎用宇宙船 【はんよううちゅうせん】 

汎用の宇宙船。宇宙飛行が可能な艦船を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 汎用射出カタパルト 【はんようしゃしゅつかたぱると】 new!

汎用射出口とほぼ同義。汎用射出口の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ 汎用射出口 【はんようしゃしゅつこう】 

軍艦の正面下部にある射出口。GTMの射出カタパルトが設置されており、スクランブルの際はここからGTMが発進する。通常は船体下部の投下ベイから発進するため、射出口は主に宇宙戦闘で使用すする。映画GTMでカイゼリンのサイロが打ち出されたのも、シワルベの船体正面下部にあった射出口であった。汎用射出口のため、GTMの他に艦船の射出にも使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p25


■ 汎用主力GTM 【はんようしゅりょくGTM】 

汎用性の高い主力GTMのこと。通常は国家の主力GTMを指す。ミラージュ騎士団の場合、ツァラトウストラ・アプターブリンガーを始めとしてほとんど全てのGTMが何らかの目的に特化した騎体として仕上げられたため、汎用主力GTMと呼ぶ場合は基本的にグリット・ブリンガーを指すようだ。主力GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 汎用主力兵器 【はんようしゅりょくへいき】 

あらゆる局面で使用することが可能な主力兵器のこと。ジョーカー星団ではGTMが該当する。ゴティックメードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ 汎用性 【はんようせい】 

様々な用途に利用できること。また、そのモノが備えるそのような性質の高さのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 汎用ファティマスーツ 【はんようふぁてぃますーつ】 

汎用性の高いファティマスーツのこと。戦闘、式典、事務、日常のあらゆる場面で着用が認められるファティマスーツを指し、通常はアラビク・スーツ(=デカダン・スーツ)を指す。アラビク・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年10月号p63


■ 汎用フレーム 【はんようふれーむ】 

広義には特殊フレームではないツインスイング・フレームのこと。この場合は、ライオン・フレームとその派生型、パンター・フレーム、レオパルト・フレーム、プーマ・フレームが含まれる。狭義にはとくに汎用性の高いツインスイング・フレームのこと。製造コストが低く、メンテナンス性に優れ、調整次第で主力GTM、重装GTM、駆逐GTMのいずれにも変更可能なツインスイング・フレームを指す。パンター・フレームは汎用フレームと云われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 反粒子 【はんりゅうし】 

反物質を構成する粒子。通常の物質を構成する素粒子と比較すると、質量とスピンが等しく、電荷など正負の属性が逆となる。永野センセーはおそらく、素粒子と逆の属性をもつ粒子を反素粒子(反レプトン+反クォーク)、その反素粒子から構成される反バリオン(反陽子や反中性子)を反粒子と呼称して区別しているのだろう。反素粒子という呼称はあまり一般的ではなく、現在はこれら全てを含めて反粒子と呼ぶ場合がほとんどである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ 判例 【はんれい】 

裁判において裁判所が示した法的判断のこと。より具体的には、法解釈において、他の事件に適用可能な解釈の先例を指す。星団法に基づく裁判も同様で、過去の事件において示された判例はその後の裁判においても基準と成り得るようだ。騎士が噛みついて一般人を殺害した事例は過去に例がなく、その意味でリリ・ニーゼルがショーカムに噛み付いた事件は極めて稀なケースであったと云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-116


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