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■ ターキッシュ風ピーマンの肉詰め 【たーきっしゅふうぴーまんのにくづめ】 

ニオ・ハスラーの好きな食べ物(高校在学時)。ターキッシュ(Turkish)とは「トルコ風」という意味。したがって、「ターキッシュ風」と書くのは二重表現である。トルコ風のピーマンの肉詰めはエトゥリ・ビベル・ドルマス(Etli Biber Dolmasi)と呼ばれる。トルコの代表的な家庭料理。ピーマンをヘタの部分からくり抜き、肉、米、タマネギなどを詰め、スープで煮て作る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-100


■ ダークエネルギー 【だーくえねるぎー】 

宇宙空間を構成している要素のうち、通常の物質は約5%、ダークマター(暗黒物質)は約27%、残りの68%は未知のエネルギーとされており、このエネルギーをダークエネルギーもしくは暗黒エネルギーと呼ぶ。ダークエネルギーは反発する重力の効果を生み出しているとされる仮想のエネルギーであり、2021年現在において未発見のエネルギーである。空間エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ ダークチェリーパイ 【だーくちぇりーぱい】 new!

ダークチェリーを用いたパイのこと。ダークチェリーとは黒紫色のサクランボのこと。とくにアメリカ原産のアメリカンチェリーを指す。収穫時期は5月から8月までの期間となるため、ダークチェリーパイもこの時期に店頭に並ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年5月号p71


■ ダーク・ビジター 【だーくびじたー】 

FSS第6話パート3アクト2のタイトル。「闇からの訪問者」と訳せばよいだろうか。スタント遊星から帰還したエルディアイ・ツバンツヒを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-011


■ ダークマター 【だーくまたー】 

質量があるにも関わらず光学的に直接観測できないとされる理論上の物質。暗黒物質とも呼ばれる。この宇宙に存在する物質の約27%を占める未発見の物質であり、ビッグバンから星が形成されるまでに必要な要素であった「質量分布の不均一性」を生み出したとされる。空間物質の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ ターゲッティング 【たーげってぃんぐ】 

照準を標的に合わせること。照準に標的を捉えた状態をロックオンと呼ぶ。また、ターゲットマーカーを指してターゲッティングと呼称する場合がある。ターゲットマーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ ターゲットマーカー 【たーげっとまーかー】 

標的であることを示すマーカーのこと。GTMの騎士コクピットおよびファティマ・シェルでは、搭乗者の視線を追うターゲットマーカー(=アイマーク)とGTMの眼が捉えているターゲットマーカーが宙に浮く形で投影される。具体的には、マーカーはリング状の光線で示されており、搭乗者の視線に合わせてリアルタイムで動き回る格好となる。GTMの眼は周囲の全ての状況を捉えるが、任意の対象に絞り込んでターゲットマーカーを設定すると、その対象に追随して動き回る状態となる。騎士側のマーカーとGTM側のマーカーが重なることでロックオンが完了する。また、ターゲットマーカーは投影式データサイトスコープとも呼ばれ、照準のほかあらゆる情報を重複表示する機能を持つ。劇中ではリング状の光線が2つに見えるが、騎士の眼から見ると左右のリングは重なっており、1つに見える(円形の視野になっている)ようだ。コミックは白黒で判りにくいが、非戦闘時は緑色のリング、戦闘時は黄色のリング、ロックオン時は赤色のリングに変化する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-020


■ ターストワイト・フォレット 【たーすとわいとふぉれっと】 

ミラージュ騎士団No.24。現段階ではパートナーとなるファティマを含めて詳細不明。旧設定を引き継いでいるのであれば、3159年のアドラー侵攻に参加予定。
別名・異名・正式名など: タースタス・フォレイ、タースタス・フォレット、タータス・ボレイ
初掲載: DE6-091


■ ターナー・ラドンウェイ 【たーなーらどんうぇい】 

星団暦3000年代初頭におけるAP騎士団[ディスターブ隊]の隊長。伯爵位をもつ。魔導大戦の勃発に伴ってナカカラ中部に駐留したフィルモア帝国皇帝騎士団を受け入れ、今後の方向性について会談を重ねているらしい。その事実を伏せることなく、また誤魔化すことなく、中央から派遣されたアルルに現状を伝える度量をもつ人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ タービン 【たーびん】 new!

流体の流れを受けて回転し、機械的な動力に変換する機械装置のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ タービン音 【たーびんおん】 new!

タービンの回転により発生する音。タービンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ タービンスキーム音 【たーびんすきーむおん】 

ハーモイド・エンジンのタービンから漏れる甲高い音のこと。スキーム(scheme)ではなくスキール(squeal)の間違い。エンジンスキーム音の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-185


■ タービンブレード 【たーびんぶれーど】 new!

航空機エンジン等に使用されるタービン部を構成する羽根状の部品。タービンとは、流体の流れを受けて回転し、機械的な動力に変換する機械装置のこと。羽根車と同軸に備え付けられたホイールまたはローターとそれらを囲むハウジングから成る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ ターボジェットエンジン 【たーぼじぇっとえんじん】 new!

ジェットエンジン/ガスタービンエンジンの一種。吸入した空気をコンプレッサーで圧縮し、燃焼室で燃料と混合して点火、その爆発によって生じた排気流をそのまま推進力として用いる。ターボチャージャーと同様、推進力(噴流)の一部をコンプレッサーの駆動に還元する形になっており、最も基本的なジェットエンジンの形式とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ ターボチャージャー 【たーぼちゃーじゃー】 new!

排気の流れを利用する過給機。より具体的には、排気の流れをタービンで受け、そのタービンが回転することでコンプレッサに空気を送り込み、エンジンが吸入する空気の密度を高めることで燃焼効率を上げ、以てエンジンの出力を上げる機能をもつ。エンジンの動力でタービンを回転させる過給機に比べ、排気を利用することでタービンを回転させることから燃料効率が高まるのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ ターボファンエンジン 【たーぼふぁんえんじん】 new!

ジェットエンジン/ガスタービンエンジンの一種。ターボジェットエンジンに前面にファンを追加したエンジンである。空気吸入口のファンの回転により、中央にあるコアエンジン部を迂回する空気の流れが作られ、これがエンジン排気を巻き込むことでエアフローを増大させる仕組みになっている。コアエンジンは中央を通過する空気のみ内部で燃焼する形となるため、ターボジェットエンジンに比べて燃料の効率化が図られているのが特徴。開発された1960年代はターボジェットエンジンに比べて速度が遅かったものの、改良により現在のジェットエンジンはこちらが主流となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ ターレットナンバー 【たーれっとなんばー】 

ターレット(turret)とは「円筒形の小塔」のこと。そこから転じて、戦車や戦闘機に付けられる回転式銃座や砲塔もターレットと呼ばれる。戦車に個別に割り振られる番号は砲塔にペイントされたことから、戦車の個別番号をターレットナンバー(砲塔番号)と呼んだようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 第12支隊スクリティ隊 【だい12したいすくりてぃたい】 

AP騎士団[スクリティ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-026


■ 第1支隊スバース隊 【だい1したいすばーすたい】 

AP騎士団[スバース隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-019


■ 第1次大戦 【だい1じたいせん】 

第一次世界大戦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-041


■ 第1正装喪服 【だい1せいそうもふく】 new!

エンペラーズ・ハイランダーとなったクリスティン・Vが身に纏う正装。その喪服バージョンである。DE3で公開されていた帝国第1正装と同一のデザインであるが、ピンクとペパーミントグリーンのストライプがピンクと黒に変更されているのが特徴。首には歴代皇帝に引き継がれてきたフィルモア・ゴルゲット、頭には后冠、腰には初代皇帝のガット・ブロウを佩く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-182


■ 第1戦闘形態 【だい1せんとうけいたい】 

GTMマグナパレスがもつ戦闘形態のひとつ。騎体各部の変形・展開パーツを収納した通常の状態を指す。発表されているデザイン画はこの状態であり、マグナパレスの真の姿はまだ公開されていないことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ 第1太陽系 【だい1たいようけい】 

ジョーカー太陽星団を構成する5つの太陽系のうちのひとつ。イースター太陽系の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ 第1中隊 【だい1ちゅうたい】 

遅刻をして廊下に立たされていたパナールが持っていたバケツに描かれていた文字列。このバケツは第1中隊の備品であるようだ。A.K.D.軍の備品が学校に置いてある訳ではない。おそらくちゃんとした学校の備品である。騎士兵学科では軍事教練に参加するクラスで分隊・小隊・中隊のグループ分けが成されているのだろう。1学年でおそらく1大隊クラスになるはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p66


■ 第2玉座 【だい2ぎょくざ】 

朱塔玉座(ヴァーミリオン・タワー)に設置されている玉座のひとつ。君主が使用する座具(正帝座)の真下に置かれている従帝の座具である。従帝座とも呼ばれる。従帝座の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-167


■ 第2支隊スキーン隊 【だい2したいすきーんたい】 

AP騎士団[スキーン隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-016


■ 第2世代ファティマ 【だい2せだいふぁてぃま】 

ウィル星団暦7777年以降に登場するファティマと騎士の交雑種(雑種第1世代)のこと。Fネーム・ファティマとも呼ばれる。Fネーム・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 第2戦闘形態 【だい2せんとうけいたい】 

GTMマグナパレスがもつ戦闘形態のひとつ。騎体各部の変形・展開によって通常のGTMの3倍ほどの空間を占める大きさとなった状態を指す。特殊な用途のために組み込まれた形態で、バスター砲、腕および背部のフライヤー、アンクル・クレーンが最大展開するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ 第2太陽系 【だい2たいようけい】 

ジョーカー太陽星団を構成する5つの太陽系のうちのひとつ。ウエスタ太陽系の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 第3支隊ドーチュー隊 【だい3したいどーちゅーたい】 

AP騎士団[ドーチュー隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-019


■ 第3太陽系 【だい3たいようけい】 

ジョーカー太陽星団を構成する5つの太陽系のうちのひとつ。サザンド太陽系の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ 第4太陽系 【だい4たいようけい】 

ジョーカー太陽星団を構成する5つの太陽系のうちのひとつ。ノウズ太陽系の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ 第5太陽系 【だい5たいようけい】 

ジョーカー太陽星団を構成する5つの太陽系のうちのひとつ。不軌道恒星スタントを中心とする太陽系を指す。スタント遊星の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p55


■ 対GTM戦 【たいGTMせん】 new!

対GTM戦闘の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-040


■ 対GTM戦闘 【たいGTMせんとう】 

GTMの運用における戦術・戦法のひとつ。敵GTMの破壊を目的とする戦闘のこと。GTMを用いた戦闘が必ずしもGTM同士の戦闘になる訳ではないことに注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ 耐Gシステム 【たいGしすてむ】 

搭乗者に掛かる加速度(G)を軽減してブラックアウト(頭部に血液がいかなくなる状態)やレッドアウト(頭部に血液が集中する状態)を防ぐシステムのこと。GTMの場合、騎士に掛かる加速度は上下・左右・前後のあらゆる方向から加わる格好となるため、これらを軽減する(おそらく重力制御式の)システムがコクピット周辺に埋め込まれている。騎士であれば通常の人間では考えられないほどの加速度でも耐えられると思うが、GTMのような巨大な物体が音速の数倍から数十倍の速度で動くことを考えれば、搭乗者に掛かる加速度は3桁であっても不思議ではない。これではまともに戦うこともできないため、コクピット周辺の耐Gシステムは必須と云えるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ ダイアストライプ 【だいあすとらいぷ】 new!

ダイヤ模様(菱型)が縦に連なった意匠。GTMカイゼリンの大腿部やカイゼリン・スーツに特徴的なストライプ模様を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-185


■ ダイア大隊 【だいあだいたい】 

フィルモア帝国のアルカナ騎士が率いる部隊のひとつ。アルカナ・ナイト[ダイア]を務めるビオレート・トライトンが受け持つ部隊である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p62


■ 対アマテラス陛下専用突撃夜這い王女 【たいあまてらすへいかせんようとつげきよばいおうじょ】 

オリビー・タイトネイブが自身に課した役割。うーん・・・入城した頃は逆に嫌がっていたような。まあ、天照の親族に加わることになれば、小国と云えども多大な利益を得ることができる訳で・・・タイトネイブに寄せられる国の期待を考えれば極めて現実的な選択なのかも知れない。斑鳩との会話でも垣間見えるが、タイトネイブはそういった部分で極めて大人な思考を持っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-238


■ ダイアモンド・クラック・ニュートラル 【だいあもんどくらっくにゅーとらる】 

ダイアモンド・ニュートラルのフルネーム。ただし、「クラック」という名はユーゴ・マウザーが貸し与えた名前であるらしい。彼が騎士として活動する際の名前が元になっているようだ。ダイアモンド・ニュートラルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年6月号p63


■ ダイアモンド・ニュー 【だいあもんどにゅー】 

ダイアモンド・ニュートラルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-133


■ ダイアモンド・ニュートラル 【だいあもんどにゅーとらる】 new!

星団暦3000年代初頭に台頭してきたガーランド。星団紀において唯一、AFガーランドとGTMガーランドの資格をもつ人物である。2930年生まれ。宇宙を流浪する鉱夫の家系に生まれた騎士であったが、宇宙船の事故で中性子星に飲み込まれた際に「光のタイ・フォン」と遭遇。モナーク・セイクレッドの謎に触れると共に、彼女にその異能の力を見出されて星団へと帰還した。この帰還に際し、ユーゴ・マウザーが手を貸したことで「クラック」の名を預けられたようだ。その後、シージラック王の紹介で出雲アストロシティの泰千錫華と出会い、ガーランドの資質を見出されて保護下に置かれることとなった。泰千錫華の支援を受けながら類稀な能力を開花させたニューは、後世において傑作と謳われることになる数々の作品を送り出している。GTMの代表作はブランデン・シリーズやグリッターなど。また、ファティマの代表作としては星の名前をもつスターズ・シリーズが有名。研究の邪魔になると考えて自ら性器を切除したため、現在は性別なし。生物としての役目を棄てきったその生き様がセントリー・マグマの気を惹いたらしく、カステポーを訪問中にファティマ・クーンを託されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ ダイアモンド博士 【だいあもんどはかせ】 

ダイアモンド・ニュートラルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-013


■ 大尉 【たいい】 

軍隊の階級のひとつ。尉官の第一位。一般には少佐と中尉の間。自衛隊であれば三佐と二尉の間に位置し一尉と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ 体育 【たいいく】 

ナトリウム・桜子が高校在学中に嫌いだった科目。保健体育の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-095


■ 第一次世界大戦 【だいいちじせかいたいせん】 

1914年から1918年に掛けて勃発した世界大戦。19世紀末、普仏戦争におけるフランスの敗北とドイツ帝国の樹立、オーストリア=ハンガリー帝国による周辺諸国への圧力、イギリス・フランス・ロシア帝国による三国協商などにより、ヨーロッパ全体の分極化が進行。そのような状況下で、セルビア人の民族主義者ガヴリロ・プリンツィプが、サラエボでオーストリア=ハンガリーの帝位継承者フランツ・フェルディナント大公を暗殺する事件が発生(サラエボ事件)。オーストリア=ハンガリー帝国がセルビア王国に宣戦布告し、これを機に互いに援助関係にあった国同士の対立が深まり、世界大戦へと発展した。交戦勢力は、オーストリア=ハンガリー帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国、ブルガリア王国から成る中央同盟国と、フランス、イギリス、ロシア帝国、セルビア王国、モンテネグロ王国、ベルギー、イタリア、日本、ルーマニア、ポルトガル、アメリカ、中国等から成る連合国である。18年に中央同盟国の各国が休戦協定を結ぶことで決着したものの、一部の戦線は翌年まで戦闘が続いた。この大戦の結果、4つの帝国は解体され、ロシアは社会主義国家へと転じて22年にソビエト連邦が成立。各国の対立関係は解消されず、39年には第二次世界大戦が勃発することとなった。永野センセーがDE6で書いている第一次大戦のエピソードは、1914年のクリスマス休戦に関する出来事である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ タイイン 【たいいん】 

AD世紀の末期にスパチュラー国を治めていた総統ヨー・タイインのこと。超帝國の皇帝群家の血を引いていたらしく、その血統と経済力、オペラの能力を駆使して強力な支配体制を敷いていたようだ。AD8383年に長らく星団外に追放されていた超帝國皇帝の末裔ディー・カッツェーを招き入れ、超帝國の名を借りることでその支配力をより強固なものにしようと画策。しかし、時を同じくして星団に帰還した炎の女皇帝ナインによってその目論みは阻止され、バスター・ランチャーの光と共に国家共々完全に消滅してしまった。ところで、タイイン(tie-in)とは「抱き合わせ」という意味である。超帝國の血族としてよりメジャーな位置にいるカッツェーとの「抱き合わせ」で名を売ろうとした、彼の性質を的確に表している名前かも知れない。見た目はイガグリ頭のおじさん。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-089


■ 大雲上 【だいうんじょう】 

ビヨンド・クラスファーの別名。雲上とは雲の上のこと。転じて、一般から離れた場所、あるいは、高貴・高尚な様子を指す。最高位存在アマテラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-239


■ 対エース編成 【たいえーすへんせい】 

GTM戦でエース騎士に対抗するために組まれる特別編成のこと。2騎編成あるいは3騎編成といった部隊編成はそのままで、エース騎士の力量に沿った手練を集める形になるのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-160


■ ダイオード 【だいおーど】 

星団初の4ファティマに続いてリチウム・バランスが製作した5人目のファティマ。シリアルはBF(L)-05。天照家伝来のGTMモルフォ・ザ・スルタンを制御するため、特殊なインターフェースを仕込まれた専任ファティマである。マスターはA.K.D.の神主を務めるグリーン・ネイパー。時間の停止する空間「ファンタスマゴリア」に渡ったマスターに従い、彼女もまた永い刻を生きる長寿ファティマとして度々星団内を闊歩することになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-047


■ タイカ 【たいか】 

タイカ宇宙、タイカ世界、タイカ人類の略称。タイカ宇宙タイカ世界タイカ人類の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-264


■ 泰華 【たいか】 

タイカの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p66


■ タイガー戦車 【たいがーせんしゃ】 

第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した6号戦車(Pz.Kpfw. VI)のうち、最初に量産されたE型のこと。後のタイガーII(2型)と区別するためにタイガーI(1型)とも呼ばれる。1937年から開発が進められた主力重戦車で、ヘンシェル社とポルシェ社がそれぞれ試作車の開発を担当。42年に制式採用されたヘンシェル社の車輌に6号戦車タイガーの名称が与えられた。主砲はKwK36 L/56。当時としては破格の装甲と火力を保有しており、世界最強の戦車と謳われたようだ。43年にはさらに装甲を強化したB型(タイガーIIもしくはキングタイガーと呼ばれる)が登場。また、自走突撃臼砲(ストームタイガー)、回収戦車(ベルゲタイガー)といった派生型も作られた。タイガーの中でも生産時期によって大きく極初期型、初期型、中期型、後期型、最後期型と分けるのが一般的で、研究者やマニアによってさらに細かく分類されている場合もある。あまりの情報量に国内・国外サイトを読んでも半分くらい理解できない。永野センセーが解説しているように、日本では英語読みや独語読みが入り混じっており、タイガー、ティーゲル、ティーガーなどの呼び名が混在している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-020


■ 泰華闇華 【たいかあんかー】 new!

闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-125


■ 体外消化 【たいがいしょうか】 

捕らえた対象に消化液を注入し、液状に分解された組織を摂食する消化方法のこと。口吻をもつタイプの昆虫類や一部のクモ・サソリがこの方法を採る。また、クサリヘビの仲間がもつ出血毒はタンパク質を溶かす機能があり、摂食後の消化を助ける効果があるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-133


■ 大回廊 【だいかいろう】 

大きな回廊。回廊とは、教会・寺院・宮殿・城郭などでとくに重要な空間を取り囲むように設置された屋根付き廊下を指す。通常の城郭であれば、訪問者が城主・家臣と謁見する場所に赴くまで回廊を通過する構造になっており、各所に進入する際は警備員・警備兵による身元確認や保安検査が行われる流れになっている。朱塔玉座(ヴァーミリオン・タワー)の場合、正面ゲートより上の階層に一般公開されているモール街があり、さらにその上に王族の居城に続く大回廊がある模様。コミック10巻に登場した玉座回廊は、おそらく大回廊から分岐して玉座に向かう回廊である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-167


■ タイカ宇宙 【たいかうちゅう】 

泰華宇宙とも。異世界タイカが存在する宇宙。つまり、十曜亜族と闇華亜族が互いに憎み、いがみ合い、10万年にも及ぶ戦乱を繰り広げる宇宙である。シルヴィスとルシファが争った太古の時代において、その戦いは惑星ラスタ・フォルテに限定されたものあったが、ユライヒとシルヴィス・ミラーが出現する10万年後の世界においては、クェーサー人や多くの異星人、さらにはカレンやタワーといったジョーカー世界の存在をも巻き込む銀河大戦へと発展する。ジョーカー宇宙とは異なる次元に存在しており、全能神となった天照大御神であってもほとんど干渉することができない世界とされる。それだけの隔たりを見事乗り越え、自らの「声」を天照の許まで送ったシルヴィスがいかに優れた巫女であったか・・・。死後に神界へ渡ったというのも納得である。タイカ宇宙は天照の娘カレンが創造した宇宙という設定もあったが、最新設定に拠ると天照大御神と同格とされる雅欄(ガーラン)大御神が創造した宇宙であるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ 泰華宇宙 【たいかうちゅう】 

タイカ宇宙の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-195


■ 泰華銀河連合 【たいかぎんがれんごう】 

おそらく、異世界タイカの十曜亜族が宇宙へと進出した後、タイカ太陽系を含む銀河、銀河団、超銀河団へと版図を広げ、数多の異星人とのコンタクトを経て築き上げた連合体制もしくは連合国家を泰華銀河連合と呼んでいるのだろう。コミック5巻に登場したタイカ皇帝団の面々を見ても、クェーサー人やデ・デル・ディギャオのようにタイカ民族とは異なる異星人が数多く確認できる。彼らはいずれも泰華銀河連合の一員ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-226


■ 大学 【だいがく】 

高等教育や専門教育を施す施設・機関。日本では小学校・中学校・高校などを通して満6歳から12年の学校教育を修了した者もしくはそれと同等以上の学力をもつ者が対象となる。修業期間は基本的に満18歳以上で4〜6年間である。通常は卒業時に学士、修士、博士などの学位をもらう。ジョーカー星団では修業期間が10年間となっており、年齢の制限は無く、相応の学力があればいつでも入学可能となっている。小学校・中学校・高校の卒業まで基本的に32年間掛かり、途中に徴兵や自由期間が置かれ、大学に入ってさらに10年間が経過するため、卒業時に70〜80歳となるのが一般的らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-086


■ 大学部 【だいがくぶ】 

一貫校において高等教育を施す部門のこと。通常の学校制度における大学に相当する。大学の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-113


■ 泰華十曜 【たいかじゅうよう】 

タイカ太陽系に存在する10個の惑星のこと。惑星ラスタ・フォルテはこの10個の惑星のうちのひとつである。宇宙の構造について全く知識を持っていなかったシル・ヴィス期において、シルヴィスが「十曜」を口にしていたのは、おそらく占星術によってその存在が確定されていたためと考えられる(宿曜占星術における計都や羅喉のような扱いかも知れない)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ タイカ種族 【たいかしゅぞく】 

シルヴィス・レス・ヴィーナスを頂点とするタイカ人(泰華人)の一派。十曜亜族と呼ばれる。十曜亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-264


■ タイカ人種 【たいかじんしゅ】 new!

タイカ人類の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-129


■ タイカ人類 【たいかじんるい】 

タイカ人(泰華人)とも。異世界タイカに生活する民族。ネコ族の生物を祖先としてもつため、地球人と比べて額が平らで後頭部が長い、首が細く前後の幅が広い、顎が薄いといった外見的な特徴がある。また、シルヴィスの時代では夜目が利くなどネコ族の特性が色濃く残っており、魔法のような超自然的な能力も獲得していたらしい。ユライヒとシルヴィス・ミラーが出現する10万年後の世界では、進化の過程でそういった自然的・超自然的な能力が失われ、替わりに超銀河団すらも乗り越えていくような科学力を手にしていたようだ。ただし、最新設定においてシルヴィス・ミラーが魔法を行使すること、ヨトギ(夜伽)と呼ばれる魔法職が存在することが判明しているため、能力の喪失はボツ設定になっている可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ 泰華人類 【たいかじんるい】 

タイカ人類の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p62


■ タイカ・スペース 【たいかすぺーす】 

タイカ宇宙の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ タイカ世界 【たいかせかい】 

泰華もしくは泰華聖帝とも。シルヴィス・レス・ヴィーナスとルシファ・センタイマが戦い、その10万年後にはカレンとユライヒが出会うことになる異世界。ジョーカー宇宙とは異なる別次元の宇宙に存在しており、永劫とも呼べる刻の中で対抗勢力アンカーと争い続けることを義務づけられた一種の修羅界と云える。また、タイカという名称は、シルヴィスが治めていた国家を指すと同時に、その聖都、その民族、そして太陽(恒星)を指す名称でもある。10万年後の世界では惑星ラスタ・フォルテを含む太陽系、銀河団、超銀河団の全てにタイカの名が冠せられており、数多の異星人とのコンタクトにおいて、常にタイカの民が先導して共和体制を築いてきたことが窺える。ついでながら、「泰華」の字義を直訳すれば「平和で華やかな様子」ということになり、なぜかタイカの世界とは全く逆のイメージを喚起させるネーミングとなる。なんとも皮肉な名称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-263


■ 泰華世界 【たいかせかい】 

タイカ世界の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-126


■ タイカの神杖 【たいかのしんじょう】 

シルヴィス・レス・ヴィーナスが所持する長杖。杖頭に螺旋の円十字を頂くシンプルなデザインの杖で、シルヴィスの魔法力を高める機能を備えているものと推察される。天照大御神がシルヴィスと邂逅した際に目に留め、光の神アマテラスを介して赤子の天照の脳裏に情報が伝わり、懐園剣を生み出す際のモチーフになったという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-124


■ 泰華の杖 【たいかのつえ】 

異世界タイカの熾権使が所持する杖。螺旋の円十字を中央に配したY字状の長杖で、謡物(しらべ)を歌うことで魔法的な効果を発揮する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-192


■ タイカマーク 【たいかまーく】 new!

異世界タイカを象徴するエンブレム。螺旋の円十字を指す。シルヴィス・レス・ヴィーナスが常に携帯しているロッドのヘッド部分に掲げられているほか、タイカとジョーカーを結ぶ究極アイテム「壊園剣」の柄(つか)の部分に装飾されている紋章である(新設定でデザインが変更されたため見えづらい)。創造神のJOKER(スペクター)もこの異界の紋章が意味するところを知り得ているらしく、劇中のそこかしこで天照に対して未来を暗示するかのようにヒントを与えている。また、5巻p66で天照が螺旋の円十字について記憶を巡らせたのは、幼少時に母親の命(ミコト)がこの剣を携えていたのを見ていたため。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-116


■ タイカ・マキシ 【たいかまきし】 

タイカ世界におけるマキシのこと。ジョーカー世界におけるマキシと区別する場合の便宜的な呼称であって、これが名前という訳ではない。設定上は単にマキシあるいはM.X.と呼ばれる。古代タイカの時代に出現したシルヴィスのガードナー。タイカとジョーカーを結ぶ壊園剣・雄剣の所有者として巫女シルヴィスと共闘。魔太子ルシファ・センタイマを撃破し、タイカを平和に導いたとされる。その正体は、ジョーカー太陽星団から転移した星団史上最強騎士マキシ・カイエンである。タイカを平定した後はシルヴィスと共に神界に渡るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-263


■ タイカ・ログナー 【たいかろぐなー】 

タイカ・ジューヨー皇帝団最高軍団長として登場したログナーのこと。ネコ科生物から進化したとされるタイカ人の特徴(平たく狭い額や長い首)を持っているものの、鋭い眼つきと性格はミラージュ騎士団のログナーと完全に一致する異世界タイカのログナーである。当初の永野センセーの解説では「別人」という設定であったが、近年公開されているログナーの設定を考えると、元々はひとつの存在から分かたれた同一存在ではないかと思えてくる。「ぷぃっ」と横を向いて話すのはワルツ・エンデの話し方と少し似ている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-131


■ 戴冠式 【たいかんしき】 

君主制の国家において、皇帝もしくは国王が即位した後に公の場で冠を受ける儀式のこと。一般には、この儀式をもって帝位・王位の継承・就任が内外に周知される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-117


■ 大環礁 【だいかんしょう】 

聖宮ラーンを取り巻くヘリオスリンクと周囲の民生エリアを結ぶ高速バイパスを大環礁と呼ぶ。ちなみに、環礁とは円環状の珊瑚礁を指す。南国の小島の周囲を囲っている珊瑚礁などがこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ 代官山 【だいかんやま】 

東京都渋谷区代官山町のこと。また、代官山町の町域を含めて渋谷区・目黒区に跨る一部の地域の汎称地名として代官山という名称がある。国内・海外の有名ブランド店や高級ブティック店、おしゃれなレストランやカフェが並ぶ地域として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p25


■ 代官山春水堂のタピオカミルクティー 【だいかんやまちゅんすいたんのたぴおかみるくてぃー】 

アネッサ・ティルバーの好きな飲み物(高校在学時)。代官山春水堂は東京都渋谷区代官山町にある春水堂代官山店のこと。店名は「チュンスイタン」と読む。台湾に本拠を置くお茶専門のカフェ。創業は1983年。当時は陽羨茶行という店名であった。タピオカミルクティー発祥の店として有名。現在は台湾に38店舗を展開する。東京には2013年以降に上陸しており、代官山の他に渋谷区神宮前の表参道と六本木に店舗がある。タピオカミルクティーは大粒のタピオカパールを加えたミルクティー。台湾発祥の飲み物で、アジア諸国や日本国内で人気が高まり、後に商品化されて世界各国に広がった。大抵の商品がそうであるように、専門店で調理・販売している商品は安定剤などが入っていないため、一般に広まっている味とは異なるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ 大気圏 【たいきけん】 

天体を取り巻く気体の球状層を大気圏と呼ぶ。月には大気圏が無いが、タイタンのように巨大な衛星であれば大気圏をもつ。地球の場合、地上から数km程度まで(赤道付近で厚く極付近で薄い)を対流圏、その上の50km程度までを成層圏、その上の80km程度までを中間圏、その上の800km程度までを熱圏、さらにその外側を外気圏と呼んでおり、各層で分子・イオンの構成、温度分布、物理特性が変動する。ちなみに、人工衛星やスペースシャトルの高度は宇宙空間ではなく、実は熱圏の高度である。また、大気圏再突入において断熱圧縮によりプラズマが発生するのは主に熱圏における現象である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-243


■ 大気圏外 【たいきけんがい】 

大気圏の外側。地球の大気の鉛直構造は対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏から成り、大気圏の外側とはすなわち外気圏のさらに外側ということになるが、一般にイメージされる大気圏再突入は外気圏から熱圏に突入する際の事象である。大気圏の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p64


■ 大気圏内用飛行ユニット 【たいきけんないようひこうゆにっと】 new!

大気圏内飛行に特化した飛行ユニットのこと。宇宙空間飛行とは異なり、大気圏内には大気と気流、強い重力が存在するため、揚力・抗力といった要素を含めた飛行制御・姿勢制御が必要となる。GTMは単体でも飛行可能であるが、揚力を無視したロケット方式の飛行ではエネルギーの損失も大きく、機動飛行も不得手となるはず。大気圏内飛行用ユニットはこれらの欠点を補うユニットであることが想像できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ 大気圏飛行サブユニット 【たいきけんひこうさぶゆにっと】 new!

大気圏内用飛行ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年11月号p55


■ 大騎士団 【だいきしだん】 

規模の大きい騎士団のこと。一般人にも知れ渡っているような著名な騎士団を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 待機ブロック 【たいきぶろっく】 

軍艦内部に備え付けられる区画のひとつ。出撃前のGTMが待機するブロックで、通常は格納庫とカタパルトデッキの中間に置かれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 耐久テスト 【たいきゅうてすと】 

ある製品について耐久性能基準を満たしているか否か確認する試験のこと。通常は、製品に対して一定の負荷(最大稼働もしくは外部衝撃等)を与え続け、想定してる稼働可能時間を超過するか否かを指標とする。GTMの場合、耐久テストに実戦試験を宛がう場合もあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-060


■ 隊規律 【たいきりつ】 

その部隊に所属する者が従わなければならない規律のこと。この場合の規律とは、一般的な集団が持ち得る基準や秩序ではなく、その部隊がもつ特性、すなわち、目標を達成するためにその部隊が取り得る考え方・やり方を指す。規律を保つことは部隊の戦闘効率を上げることにつながり、結果として戦果を上げると同時に被害を抑制する効果が生まれる。その部隊が生存しているということは、その部隊なりのやり方で生き残る術が構築されているということに他ならず、したがって、新人はその部隊のやり方に従うことで生存性が高まることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-041


■ ダイ・グ家 【だいぐけ】 

バキン・ラカン帝国のエラルド島に本拠地を置くエラルド・フィルモア王家の一派。バキン・ラカン聖帝ランダの娘にして剣聖の慧茄・バスコを迎え入れたことで、一気にフィルモア中枢とのつながりが強化された王家である。慧茄を妻に迎えたノーランド・フィルモアが本国にて即位し、フィルモア王家出身の4人目の皇帝となったためにフルダ・ダイ・グ・フィルモア4世と改名。また、その孫がフィルモア王家出身の5人目の皇帝となったため、エラニュース・ダイ・グ・フィルモア5世として即位している。正王家や分家筋が極めて多いフィルモア王家の中で、近代において2名もの皇帝を輩出している名門ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ダイ・グ・ファンクラブ 【だいぐふぁんくらぶ】 

フィルモア帝国元老院の一部のメンバーが徒党を組んで結成したダイ・グ・フィルモア5世のファンクラブ。ダイ・グはまだ若い皇帝ということもあり、整った顔立ちと世慣れしていない立ち振る舞いから、王族・貴族の小母さま方の間で人気が高いようだ。コミック11巻p174で云っていた「大騒ぎ」の中には、ファンクラブ内での喧騒も含まれていたのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-136


■ ダイ・グ・フィルモア5世 【だいぐふぃるもあ5せい】 

フィルモア帝国第238代皇帝。3013年即位。バキン・ラカン帝国にあるフィルモア遠隔領を治めてきたダイ・グ家の出身で、エラルド・フィルモア王家の現当主。皇帝となる以前はエラルド島で過ごしていたようだ。ダイ・グ・フィルモア4世の孫に当たり、その妻であった剣聖慧茄の血を引き継ぐ。父はノーランド・ダイ・グ・フィルモア。騎士としての実力はダグラス・カイエンから天位を受けるほどであるが、病弱であった父の体質を受け継いでおり、彼自身もまた決して頑健な方ではないらしい。即位後、ハイランダーの称号を受けたことで、フィルモア王家皇帝騎ディー・ウィリーズを譲り受けている。また、パートナーも慧茄から引き継いだチャンダナである。星団暦3030年に勃発した魔導大戦において、アルカナ・センチュリオンとカンプグルッペ・ノイエシルチスを率いて出陣。しかしその裏には、戦争を長引かせてハスハの民と打ち解けあい、行く行くは帝国民をハスハに移住させようとするプロジェクトが進行していた。フィルモア5世は、「列強国とのつながりを保ちつつ大移民への足がかりを掴む」という大役を背負わされた(もしくは背負うために造られた)悲劇の王なのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-014


■ ダイ・グ・フィルモア皇帝 【だいぐふぃるもあこうてい】 

ダイ・グ・フィルモア5世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-110


■ ダイ・グ・フィルモア皇帝紋 【だいぐふぃるもあこうていもん】 

フィルモア帝国第238代皇帝ダイ・グ・フィルモア5世の個人紋章。フィルモア王家紋章の花びらを8本の直線(おそらく太陽光を模した線)に置き換えたもので、ダイ・グ本人やパートナーの衣装、搭乗する艦船や乗騎の装甲などで確認することができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ 大君主 【だいくんしゅ】 

女魔帝や魔王を超えるヴィーキュル側の最高存在。独語で「Grossartig monarch」と訳されるが、これを直訳すると「偉大な君主」という意味になる。オーバーエクゼステンスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-119


■ 太権使 【たいけんし】 new!

大権使の間違い。大権使の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-120


■ 大権使 【たいけんし】 

異世界タイカにおける職位のひとつ。タイカ民族を束ねる最高主権者である。古代タイカの十曜亜族においてはシルヴィス・レス・ヴィーナスが、10万年後の神聖タイカではユライヒが、それぞれ大権使を名乗っている。大権使とは行政・司法を担う熾権使の束ね役であり、古代においては巫女と呼ばれる女性のみがその任に当たる資格を有していた。永きに渡る時代の中で、巫女による統治体制は失われたようだが、大権使や熾権使という職位はそのまま残ったようだ。また、十曜亜族の敵対者である闇華亜族(アンカー)でも同様の職位が存在しており、ルシファ・センタイマやシルヴィス・ミラーもまた大権使であることが判明した。英訳表記では「The Conductor of Songs」。直訳すると「歌の指揮者」という意味になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-191


■ 帯剣ストラップ 【たいけんすとらっぷ】 

騎士服とファティマスーツに付属するパーツのひとつ。剣帯。ガット・ブロウを装備する際に使用する。スーツとシャツ(もしくはブラウス)の間に付けて、腰ベルトを保持する仕組みになっている。つまり、腰のベルトにガット・ブロウをぶら下げた際に、ベルトの片側だけが落ちないようにする肩掛けのサポートベルトである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ 帯剣止め 【たいけんどめ】 

騎士服の肩につく帯剣ベルトの留め金具のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ 帯剣パーツ 【たいけんぱーつ】 

ガット・ブロウを帯剣する際に用いる部品のこと。騎士服の腰の部分に付く部品で、各騎士団によって形状が異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-086


■ 帯剣ベルト 【たいけんべると】 

ガット・ブロウを帯剣する際に用いる肩掛けベルトのこと。帯剣ストラップとも呼ばれる。帯剣ストラップの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ 大剣ベルト 【たいけんべると】 new!

帯剣ベルトの間違い。帯剣ベルトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-141


■ 帯剣ホルダー 【たいけんほるだー】 

ガット・ブロウを帯剣する際に用いるホルダー。帯剣ベルトと合わせて使用するパーツで、各国・各軍で形状は異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-067


■ 太閤 【たいこう】 new!

FSSの劇中では公国を治める領主で(おそらくは)国家元首の補佐役を務める者を指す。本来は、摂関(=摂政または関白)の職を退いた後、その子が摂関の職に就いた者を指す称号。または、摂関の辞職後に内覧(天皇宛ての文書を先んじて閲覧する役職)に付いた者を指す称号である。太閤家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ 対抗キーコード 【たいこうきーこーど】 

ファティマがクロス・ジャマー(情報妨害戦)で使用するコードの一種。敵軍ファティマが使用する各種カウンターコードに対抗する機能をもつらしい。ファティマがいくら膨大な演算処理を行ったとしても、その処理がプログラム上で行われている限り、生み出されるコードは何らかの法則性をもっていることになる。その法則性を読み取れれば、逆にそのコードを無効化するコードも生み出せるはず。そのような無効化コマンドのコード群を対抗キーコードと呼んでいるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ 太閤家 【たいこうけ】 

太閤とは公国を治める領主で(おそらくは)国家元首の補佐役を務める者のこと。よって、公爵位および公爵領をもつ家系を指す。劇中に登場する列強の多くは帝政国家であり、国家元首は複数の王家を束ねる皇帝である。公爵家はその帝国内で所領地を得て王政国家として運営している場合が多く、太閤家の多くは王家と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-099


■ 大口径ビーム砲 【だいこうけいびーむほう】 

文字どおり、大口径のビーム砲のこと。GTMの騎体各部に付く。サイドバルジ(GTMの耳ガード)に付くビーム砲は威力と口径の変更が可能で、9ミリから180ミリまで自在に操作できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 太皇后 【たいこうごう】 

太皇太后と書くのが正解。先々代の皇帝の正妻(=皇后)、もしくは、当代皇帝の祖母を指す尊称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-004


■ 対抗コード 【たいこうこーど】 

対抗キーコードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ 大剛神 【だいごうしん】 

モイキュードの肩書き。「剛」という字には「つよい」あるいは「かたい」という意味がある。字義から無理やり読み取るならば「非常に強い超神」といった感じだろうか。モイキュードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-144


■ 泰皇帝 【たいこうてい】 

超帝國ユニオの国家元首たる統合皇帝のこと。30以上の皇帝郡家の頂点に立つ人物であり、超帝國と傘下の連合国家全てを支配下に置いた王の中の王である。炎の女皇帝ことヘリオス・ナインはAD世紀5000年代に即位した泰皇帝であり、彼女の頭脳からジョーカー星団を語る上で欠かせない数々のオーバーテクノロジーが生み出されたという。泰皇帝と呼ばれる人物は炎の女皇帝だけではなく、彼女の退位後も数名の泰皇帝が存在したとの設定もあったが・・・ユニオ1および2、超帝國総帝といった近年の設定を考慮すると、炎の女皇帝ただひとりを指す帝位として考えた方がよいだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-010


■ 大国間同意 【たいこくかんどうい】 

大国の政府首脳陣の間で取り交わされる二国間あるいは多国間の同意のこと。国際的なリスクの回避に向けた協調を掲げて発せられる場合が多いが、大抵の場合、ごく一部の国家の利益に留まる結果で終わる。同意内容をすぐに取り下げる国家や、同意内容を別の解釈につなげる国家もあったりする。まあ、好き勝手やるのはいつも大国である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p71


■ 太古の機関銃 【たいこのきかんじゅう】 

グリース王立内宮高等学校の軍事懲罰に使われるアイテム。学校に遅刻したパナールが持っていたのは、ドイツが1934年に製造・配備したMG34である。MGは「Maschinengewehr(機関銃)」の略語。ルイス・シュタンゲ(Louis Stange)が設計した空冷式機関銃MG30をベースに改良した機関銃で、ドラムマガジン給弾とベルト給弾の両方に対応し、軽機関銃・重機関銃に変更可能な世界初の汎用機関銃とされる。弾薬は7.92x57mmモーゼル弾を使用。製造はRheinmetall Borsig A.G.(ラインメタル・ボージク社)とMauser Werke A.G.(マウザー・ヴェルケ社)のほか数社が担当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p66


■ 大佐 【たいさ】 

軍隊の階級のひとつ。佐官の第一位。一般には准将と中佐の間。自衛隊であれば将補と二佐の間に位置し一佐と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-014


■ 大出力戦艦 【だいしゅつりょくせんかん】 

大出力の推進システムをもつ戦艦のこと。つまり、戦艦の中でも飛びぬけて速度の速い戦艦を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 大出力ビーム砲 【だいしゅつりょくびーむほう】 

その名のとおり、大出力を誇るビーム砲のこと。一部のGTMは騎体内に大出力ビーム砲を装備しているらしい。ビー・ベロックなどが該当する。ビー・ベロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 大将 【たいしょう】 

軍隊の階級のひとつ。将官の第二位。一般には元帥と中将の間。自衛隊では幕僚長に相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-009


■ 耐衝撃インナー 【たいしょうげきいんなー】 

耐衝撃スーツ(=GTMスーツ)の裏地に用いられる生地。表地に高級素材が使用されているスーツの場合、耐衝撃性が確保されないことから、これを内側に貼り付けることで耐性を確保するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ 耐衝撃ゲル 【たいしょうげきげる】 new!

耐衝撃用ゲルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-061


■ 耐衝撃システム 【たいしょうげきしすてむ】 

衝撃を遮断もしくは吸収するシステム。GTMのコクピットは耐衝撃システムを兼ねた造りになっている。具体的には、騎士の身体(とシート)が宙に浮く形でコクピットに収まっており、騎体に加わった衝撃が直接搭乗者に伝播しない造りになっているようだ。ファティマ・シェルも同様であり、ファティマはスーツ各部のセットポイントや制御アンテナを用いて宙に浮いた状態で固定される格好となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-086


■ 耐衝撃スーツ 【たいしょうげきすーつ】 

耐衝撃性に優れるスーツのこと。通常は騎士が着用するGTM搭乗スーツを指す。GTM搭乗スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-239


■ 耐衝撃スーツ生地 【たいしょうげきすーつきじ】 

耐衝撃スーツ(=GTMスーツ)の表地に用いられる生地。通常は複数の繊維を重ねて1枚にした複合繊維が用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ 耐衝撃素材 【たいしょうげきそざい】 

衝撃を吸収する機能をもつ素材のこと。物体に加わった衝撃のエネルギーをその物体の変形に要するエネルギーに変換することで衝撃を吸収する。ゴム、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、発泡スチロール等は衝撃吸収素材として応用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-136


■ 耐衝撃用ゲル 【たいしょうげきようげる】 

いわゆるショック・アブソーバーとして用いられる衝撃吸収ゲルのこと。粘性の高い液体であれば一定の衝撃吸収機能を有するものだが、おそらくはその機能に特化して作られた工業製品である。戦闘機パイロットのバルーンスーツ、装甲歩兵の装甲バルーンに使用されるほか、戦闘用車輌の装甲の間隙などに充填される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p69


■ 大正時代 【たいしょうじだい】 

日本の歴史における時代区分のひとつ。大正天皇の在位期間を指し、1912年7月30日から1926年12月25日までの期間を指す。日本の歴史の時代区分は、奈良時代から江戸時代まで政権の中心地から採られた名称であったが、明治以降、大正、昭和、平成は元号による区分を採用している。大正時代には、第一次世界大戦、国際連盟設立、関東大震災などが起きている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-097


■ 大食漢かつ食の好奇心魔王 【たいしょくかんかつしょくのこうきしんまおう】 

とにかく何でもたらふく食べることに全てを費やす魔王のこと。大食い王を超える大食い魔王。ラキシスを指す。彼女のおかげで天照王朝に星団各地の様々な食材・料理法がこれまで以上に持ち込まれることになり、宮廷料理がさらなる発展を遂げているらしい。ラキシスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ 大ショルティ大陸 【だいしょるてぃたいりく】 

ショルティ大陸の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ 対人対物目標 【たいじんたいぶつもくひょう】 

防弾機能をもたない(ごく普通の状態の)ヒトやモノなどの標的のこと。ソフトターゲットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 耐水インク 【たいすいいんく】 new!

耐水性をもつインクのこと。証券用インクの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-111


■ 対戦車戦闘 【たいせんしゃせんとう】 

敵戦車の撃破を目的とする戦闘のこと。通常の戦闘では対戦車砲や対戦車ミサイルが用いられ、それらを搭載した車輌を対戦車車輌と呼ぶ。また、対戦車戦闘に特化した戦車を駆逐戦車、自走砲を戦車駆逐車と呼ぶ。この辺の分類は各国で異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-230


■ 泰千錫華 【たいぜんすずか】 

出雲アストロシティの市長を務める女性騎士。錫華御前とも呼ばれる。AFスライダーの資格をもち、さらに刀匠でもあるという多彩な才能の持ち主。星団民の中で格下に見られる宇宙生活者の権利と尊厳を確立するため、イオタ宇宙騎士団との提携や各国首脳との交渉を進めていた人物として知られる。星団暦2900年代の末期に類稀な資質をもつダイアモンド・ニュートラルと邂逅し、彼がガーランドの地位を得るまでパトロンとなって助力。ニューが星団中から認められるようになった後も、ペアで行動することが多かったようだ。刀匠としての評価も高く、ツァラトウストラ・アプターブリンガーが装備するガット・ブロウ、エストがもつ黒騎士のガット・ブロウなど、ヒト用・GTM用を問わず世に出て行った作品も数多い。スパークが愛用している包丁も彼女の業物である。パートナーはカリオペー。錫は元素記号Sn、原子番号50の銀白色の金属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 泰膳錫華 【たいぜんすずか】 

泰千錫華の間違い。泰千錫華の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 大隊 【だいたい】 

地上軍および騎士団における部隊構成単位のひとつ。規模や編成は各国・各軍で異なる。一般に、大隊は3〜8個中隊から構成されるグループで、構成人数は地上軍の場合で約450〜1200名となる。戦時には司令部を置いて戦術を練り、司令部の指揮に合わせて各部隊が作戦行動を採るといった運用がなされる。主に少佐または中佐が大隊長を務める。ジョーカー星団では3〜4個中隊を基本とし、大尉もしくは少佐が大隊長を務めるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 大腿骨スイング 【だいたいこつすいんぐ】 

GTMの大腿骨を構成するスイングブロック。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ 大隊長クラス 【だいたいちょうくらす】 

軍の編成上の単位である大隊を預かる隊長のこと。通常は少佐または中佐が務める。A.K.D.軍では中間管理職のリストラが行われており、大尉もしくは少佐がこれに当たっているようだ。また、コーラス軍地上軍機甲師団のリスト大尉はエア・バレル隊の大隊長であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p59


■ 大腿部装甲 【だいたいぶそうこう】 new!

GTMの大腿部を覆っている装甲。ツイン・エンジン騎の場合、この装甲の上半分はエンジンユニットの搭載箇所となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ 大腿部透明カバー 【だいたいぶとうめいかばー】 

GTMカイゼリンの大腿部に備え付けられている透明カバー。完全に透明なヘリオス結晶装甲で作られている。両サイドに装飾が施されており、ガーターベルトを纏って見えるのが特徴。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ 大腿部ブロック 【だいたいぶぶろっく】 

GTMの大腿部と膝を中継するブロック。放熱パーツを兼ねる。GTMカイゼリンの場合、ガーターストッキングのように見えているパーツがこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ タイダル 【たいだる】 

歴代の詩女のひとり。クルル・タイダルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年2月号p55


■ タイダル川 【たいだるがわ】 

聖宮ラーンを横切る人工大河。水引の詩女アオイ・ラジョラが建設したダムによって作られた運河であり、後にクルル・タイダルの名をとってタイダル川と名付けられたようだ。クルル・タイダルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-066


■ タイダル川主要水路 【たいだるがわしゅようすいろ】 

聖宮ラーンを横切っているタイダル川の主要水路。ラーンの東側から流れ込むタイダル川は、農業プラントに配水する目的で網目状に分岐しており、正門の周辺で大小様々な貯水湖を形成した後に再び集水され、一本の川となって西側に流れ出る水系を形成している。このうち川幅が最も大きく確保されている部分を指して主要水路と呼んでいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 大地の振動 【だいちのしんどう】 

セントリー・マグマ・バイブレーションの別名。もしくは名前の意味。マグマ・バイブレーションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年9月号p67


■ 隊長騎 【たいちょうき】 

その部隊の隊長が搭乗するGTMのこと。リーダー騎と同義。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ タイツ 【たいつ】 

伸縮性の高い布地で縫製されたズボンのこと。肌にぴったりつく衣服で主に保温を目的として着用する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ 大帝カラー 【たいていからー】 

メヨーヨ朝廷の大帝のイメージカラー。真紅が用いられる(旧設定ではクリムゾン・レッド)。大帝の衣服や装飾品などに使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ 大帝国ダス・ラント 【だいていこくだすらんと】 

ダス・ラント連合帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 大帝国ラント 【だいていこくらんと】 new!

ダス・ラント連合帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ 大帝親衛騎士団 【たいていしんえいきしだん】 

大帝の警護と世話役を務める親衛騎士団。メヨーヨ朝廷における近衛騎士団ア・シュ・ラ・テンプルを指す。ア・シュ・ラ・テンプルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年2月号p9


■ 大帝バルバロッサ 【たいていばるばろっさ】 

バシル・バルバロッサの異名。バシル・バルバロッサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ 太天位 【たいてんい】 

4つの階位が存在する天位のうち、正真正銘に最高位と呼べる者、空前絶後の技能・技法をもつ唯一の人物に与えられる天位。泰天位とも表記される。騎士に関しては太天位をもつ人物が剣聖と呼ばれる。基本的に一時代に一人のみが授与される最高位の称号で、バキン・ラカン帝国の聖帝と詩女のみが授与権をもつ。他の天位が相対的なレベルで量られるのに対して、量ることもできないほどの絶対的な極致に至っていることが求められる。それ故に、太天位をもつ人物は他者の相対的なレベルを量ることが許され、自身が認めた者に天位の称号を与えることができるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年1月号p63


■ 泰天位 【たいてんい】 

太天位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年1月号p63


■ 泰天位蹴り 【たいてんいけり】 

シュバイサー・ドラクーンを指す呼び名のひとつ。文字通り受け取るのであれば、泰天位(太天位)つまり剣聖位の授与を蹴った人物ということになるが・・・センセーの解説ではガマッシャーンが吹聴している虚言とのこと。この作り話は星団内でも有名で嘲笑の的にされているらしい。とは云え、劇中のセリフからシュバイサーがミマス聖帝に目通りした事実があることは明白。その際にマドラ・モイライが半覚醒状態であることも確認したらしい。つまり、ミマスはシュバイサーの本性が超帝國剣聖ディオ・クルマルスであることを見抜いており、その上で剣聖位の授与を引き下げ、同じく超帝國剣聖アマンダ・プロミネンスの因子をもつマドラの情報を与えたということだろう。泰天位蹴りはその意味で虚言ではない。ごく一部の者だけが知る真実ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ 帯電熱兵器 【たいでんねつへいき】 

帯電し、且つ、高熱を発する兵器。劇中に登場するガット・ブロウが該当する。ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 対電波放射源艦 【たいでんぱほうしゃげんかん】 

ジョーカー星団で運用される軍艦の艦種のひとつ。ARW-EAとも呼ばれる。戦場でオーロラビームを照射し、オーロラフィールド(人工磁気嵐)を発生させる役割をもつ。その運用上、電磁波の負荷が最も高いオーロラフィールドの中心に置かれることから、システム自体の制御はその僚艦となるECM艦が行う仕組みになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ 大ドイツ師団 【だいどいつしだん】 

ウィル星団暦7343年(西暦1945年)にラキシスと行動を共にした旧ドイツ軍の軍グループ。正しくはグロースドイッチュラント師団。国防軍きってのエリート集団としてその名を残している装甲擲弾兵師団である。もともとは首都の警備を目的として組織された連隊規模のグループであったらしい。1939年に歩兵連隊として編成されて以来、増員や装備の充実、他の部隊との統合が図られ、自動車化歩兵連隊、自動車化歩兵師団、装甲擲弾兵師団と段階を追って成長。最終的にドイツ軍で最大戦力をもつ師団となった。ラキシスはケニヒスベルクで彼らと遭遇したことから、おそらく45年1月の東プロイセン攻勢の最中、師団がケニヒスベルクに移動したタイミングで合流したものと考えられる。その後、同師団は4月末にケニヒスベルクの西にある港ピラウ(現在のバルチースク)で壊滅したはずであるが、ラキシスは一部の残存兵と共に海上へ逃れ、ベルリンに移動したのだろう。ベルリン攻防戦に参加した後、ほんの一握りの部隊とタイガー戦車1台だけで脱出したようだ。旧設定では、ノルトラント師団と行動を共にしていたため、ポメラニア戦線に参加していたノルトラント師団に拾われる形でドイツ軍に合流。ゾンネンヴェンデ作戦の中止・撤退に合わせてベルリンに入り、ベルリン攻防戦に参加したものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 大統領別邸 【だいとうりょうべってい】 

トラン連邦共和国の首都ノーフォートに位置する大統領の別邸。おそらく私邸ではなく官邸・公邸である。外観はアメリカのホワイトハウスに似る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p57


■ タイトネイブ・シージラック 【たいとねいぶしーじらっく】 

オリビー・タイトネイブの本名。彼女はカーマントーのシージラック王国の王女である。オリビー・タイトネイブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ 隊内作業服 【たいないさぎょうふく】 

兵士や騎士が各種作業やトレーニングなどで使用する作業服のこと。トレーナーシャツ、トレーナージャケット、トレーナーパンツなどで、これらは基本的に支給される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ ダイナニズム 【だいなにずむ】 

グローン・ボウチャードがAD世紀の末期に設計・開発したGTM。旧設定のマシンメサイア・睡蓮丸に相当する騎体で、9巻p183上中に登場しているようだ。つまり、劇中で剣聖スキーンズが搭乗していた騎体である。GTMデザインは不明。シオの門番が使用するゾルダート1・カリギュラはダイナニズムのデッドコピーとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ダイナマイト 【だいなまいと】 

ニトログリセリンを主剤とする爆薬の総称。社団法人火薬学会の規格では、6%を超えるニトロゲルを含有する爆薬をダイナマイトと呼称している。わずかな衝撃で爆発するニトログリセリンを不活性物質にしみ込ませて安定させており、雷管によって起爆する仕組みになっている。ノーベル賞の創設を遺言書として残したAlfred Bernhard Nobel(アルフレッド・ベルンハルド・ノーベル)が発明したことで有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ 第二次世界大戦 【だいにじせかいたいせん】 new!

1939年から1945年に掛けて勃発した世界大戦。1939年の独ソ不可侵条約と付属の秘密議定書に基づき、ドイツとソ連が同時にポーランド侵攻を開始。これに対し、イギリスとフランスがドイツに対し宣戦布告を行ったことでヨーロッパが戦場化。さらに、37年より日中戦争を繰り広げていた日本が、日独伊三国同盟に基づきヨーロッパ諸国の植民地地域であった東南アジア、オーストラリアへの攻撃を開始し、真珠湾攻撃によりアメリカに宣戦布告したことで交戦地域が全世界へと拡大した。欧州の主な戦域は西部戦線と北アフリカ戦線。また、41年にドイツ軍がソ連に侵攻したことで両国の不可侵条約が解消されて東部戦線(独ソ戦)に発展。日本が参加した戦域は主に太平洋戦争と呼称される。交戦勢力は、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連、中国、ポーランド、ベルギー、オランダ等から成る連合国と、ドイツ、イタリア、日本、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリア、タイ等から成る枢軸国である。45年5月に最後まで抵抗していたドイツが降伏。日本は8月に広島と長崎に原爆が落とされたことで降伏・終戦した。戦後、アジアの植民地地域はヨーロッパ諸国への反発から独立が進み、アメリカとソ連の超大国化による冷戦がスタート。ヨーロッパでは戦争の傷跡を多く残したまま共産圏との対立が長らく課題として残る形となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ 大日本印刷 【だいにほんいんさつ】 new!

大日本印刷株式会社。東京都新宿区に本拠を置く日本最大・世界規模の総合印刷会社である。1876年創業の秀英舎がその前身。1935年に日清印刷と合併し、大日本印刷となった。その後も日本国内の印刷会社と合併し、その規模を全国および海外に拡大している。印刷・書籍分野以外に、情報システム・ソフトウェア、電子デバイス、梱包・包装資材、飲料など、関連企業を通じて幅広く事業展開しており、丸善、ジュンク堂書店、図書館流通センター、文教堂書店、北海道コカ・コーラボトリングなどを傘下に置く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ ダイニングカウンター 【だいにんぐかうんたー】 

食事をとる際に使用するカウンターテーブルのこと。キッチンと対面式になっているカウンターを指す場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ 大脳インストール 【だいのういんすとーる】 

大脳に記憶や技術をインストールすること。また、それを可能とする方法のこと。ジョーカー星団において実用化されているか否かは不明。詩女の記憶継承は大脳インストールの賜物とするウワサがあるが、それを裏付ける事実や根拠は存在しない。そもそも数百年・数千年の歴史をヒトひとりの脳に記憶し続けることは不可能だろう。有機コンピュータのファティマですら記憶容量には限りがあるのだから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-059


■ 大脳侵入 【だいのうしんにゅう】 

オペラ(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-129


■ 鯛の塩焼き 【たいのしおやき】 

ビオレート・トライトンの好きな食べ物(高校在学時)。そのまんま鯛を塩焼きにしたもの。鯛はスズキ目タイ科に属する種の総称であるが、通常はマダイを指す。マダイは北海道以南から南シナ海北部までの北西太平洋に分布し、30cmを超えるサイズが主に食される。最大サイズは1mを超える。白身魚でクセの無い味のため、刺身、塩焼き、煮付け、吸い物、鍋料理など、あらゆる料理に用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-105


■ 大破 【たいは】 

車輌、艦船、GTMなどの損傷の程度を表す分類のひとつ。損傷により作戦行動の継続参加が不可能となる状態。整備部隊では修理不可能な程度の損傷を指す。戦闘終了後に回収できれば、本国などに返送されてメーカーなどで修理を行ったり、分解されて再利用されたりされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-040


■ 代表騎士団長 【だいひょうきしだん】 

複数の騎士団が戦時下などに連合体制を組んだ場合、全軍を率いる総騎士団長に任命・指名された人物を代表騎士団長の肩書きで呼ぶ場合があるようだ。魔導大戦の序盤戦の終了後、ギーレル・ハスハ王国、クバルカン法国、ジャスタカーク公国の各騎士団は連合体制を構築した。この際、ジャスタカーク公国の筆頭騎士アイオ・レーンが代表騎士団長として指名されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ タイ・フォン 【たいふぉん】 

光のタイ・フォンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-005


■ タイ・フォン型 【たいふぉんがた】 

タイ・フォン型ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-108


■ タイ・フォン型ファティマ 【たいふぉんがたふぁてぃま】 

タイ・フォンと同タイプのファティマ。つまり、個体進化が可能なダブル・イプシロン型ヒューマノイドということになるだろうか。星団暦7777年以降に出現するFネーム・ファティマはタイ・フォン型ファティマであるが、これは単純に「姿がタイ・フォンみたいだから」という理由で天照が命名したため。・・・うーん、ちょっと嘘っぽい設定のような気もする。光のタイ・フォンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-061


■ ダイブブレーキ 【だいぶぶれーき】 

空気抵抗を用いて飛行速度を落とす制動方法を空力ブレーキと呼び、そのうち急降下爆撃機が急降下時に飛行禁止速度を超過しないように速度を落とす制動方法をダイブブレーキと呼ぶ。具体的には、エアブレーキもしくはスピードブレーキと呼ばれる装置で動翼を広げ、機体に掛かる空気抵抗を大きくすることで制動を行う。エンジン出力を絞って制動を掛けると、反転・上昇時に出力が上がらず標的となってしまうため、エンジン出力はそのままに制動を掛ける方法としてダイブブレーキが選択された。機体と動翼に最大限の負荷が掛かるため、空気を受けることで独特のうなり音が発生する。また、第二次世界大戦中は敵軍に恐怖を与えるため急降下爆撃の際にサイレンが鳴る機体もあった模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p69


■ 大砲 【たいほう】 new!

砲弾を発射する殺傷兵器のこと。大きさに関して明確な定義は無く、自衛隊であれば口径20mm以上の弾丸を砲弾と定義していたり、便宜的に30mm以上の火砲を大砲としている資料もある。野戦砲、対戦車砲、戦車砲、自走砲、機関砲、対空砲、艦砲、列車砲などが大砲に含まれる。劇中ではバスター砲を大砲と呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ 逮捕状 【だいほじょう】 

司法機関あるいは裁判官が捜査機関に対して発行する、逮捕の権限を与える許可状のこと。逮捕令状。被疑者が罪を犯したことを疑うに足る相当の理由があり、また、逃亡あるいは証拠隠滅の恐れがあって逮捕の必要が認められる際に発行される。イオタ宇宙騎士団は宇宙保安議会から逮捕状を取り付けた上でオーダ宇宙海賊のほかブローカーの討伐・捕縛を進めた。つまり、イオタ宇宙騎士団は公的な捜査機関として認められているのだろう。ただし、劇中でジャコーが口にしているとおり、逮捕状の発行の裏にA.K.D.の圧力があったことは明らか。議会を動かすのはあくまでも政治ということが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-150


■ タイマー 【たいまー】 

経過時間を知らせる機構・装置の総称。目標とする時間までの残り時間を表示するモノも含まれる。天照曰く、ダイ・グが罹患している神経反応減退症は「とある目的をもたされたタイマー」であり、長い年月を掛けてもうひとつの「寿命」につながるカウントダウンであるという。もうひとつの「寿命」が何を意味するのか、ヒトとは異なる生命体への転化なのか、異次元・高次元の世界への転生なのか、その意味するところについては現時点で不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p68


■ タイマン 【たいまん】 new!

一対一の喧嘩のこと。「マン対マン」から転じた言葉とされているが諸説あり。1980年代から使用された不良用語あるいはヤンキー用語とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年5月号p66


■ 大名 【だいみょう】 

メヨーヨ朝廷における地方領主のこと。もともと大名とは地方で一定以上の勢力をもつ者を指す。室町時代以降の武家社会では、領主や藩主を指して大名と呼んだ。室町時代における守護大名や戦国大名、江戸時代における譜代大名と外様大名などがこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ タイムパラドックス 【たいむぱらどっくす】 

時間の逆説。通常はタイムトラベルに起因する矛盾や変化を指す。タイムトラベルにより過去の事象を改変した場合、相対的未来に位置する現在において存在や状況の因果関係に不一致が生じるという考え方である。例として、自身の親を過去において殺害した場合、その両親から生まれる自分自身は存在し得ないことになるが、その因果関係を無視して存在し続けた場合に矛盾が発生する。SF作品においては、パラレルワールドの概念を取り入れることでこの矛盾を解決しているパターンが多い。FSSの場合、未来の存在あるいは記憶が過去に干渉する事象が度々起こるが、そこからタイムパラドックスが発生することは無いようだ(ただし、幾度か改訂されている星団歴をどう解釈するかに拠る)。懐園剣に絡む事象は一見して矛盾だらけとなるが、それらは全て無視・放置されることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年12月号p59


■ ダイモン 【だいもん】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した12体目のファティマ。大門とも表記される。シリアルはBF-12。アスペクトはチャイナ系。数少ない男性型ファティマの中でもさらに珍しいM-L型、且つ、宇宙戦闘を専門とする極めて稀少なファティマとのこと。イオタ宇宙騎士団に所属する三条香のパートナーを務める。3069年の時点で長期メンテナンスのためミース邸に滞在しているらしい。魔導大戦への参加が待たれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 大門 【だいもん】 new!

ダイモンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ タイユバン・ロブション 【たいゆばんろぶしょん】 

フランス・ヴィエンヌ県ポワティエ出身のシェフで国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France)を取得しているJoel Robuchon(ジョエル・ロブション)が1994年にプロデュースして東京渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスに開店したシャトーレストラン・タイユバン・ロブション(Taillevent Robuchon)のこと。パリの三つ星レストランとして有名なLes Caves Taillevent(レ・カーヴ・タイユバン)とジョエル・ロブション(ロブションが自らの名を冠して経営していたレストラン)がコラボした店舗とされ、世界的に注目を集めたお店であったようだ。2004年に閉店しており、現在はその建物を引き継いでジョエル・ロブションが単独で開店している。ジョエル・ロブションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ 太陽王国 【たいようおうこく】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に掛けて、ドナウ帝国と共にカラミティ・ゴーダースで勢力を誇っていた帝政国家。大帝国ダス・ラントから分離したレーダー王家がまとめあげた西の大国で、フィルモア・ウエストとも呼ばれる。劇中で描かれたとおり、冷凍睡眠から覚めた超帝國騎士ネッド・スバースが仕えていた国家である。分離・独立を果たしたクバルカン法国やロッゾランドとの連合体制を構築し、現在のグレート・ショルティ連合につながる基盤を形成したようだ。太陽王国の軍属は青と黒のストライプ服を着用していたらしい。フィルモア帝国の軍属がストライプ服を着用するのはこの時代の名残である。
別名・異名・正式名など: フィルモア・ウエスト
初掲載: DE4-017


■ 太陽王国GTM 【たいようおうこくGTM】 

星団暦の初頭に太陽王国が使用していた主力GTMのこと。星団暦の初頭に活躍したライルンレー・オーデル(初期設定ではレイシィ・オーデル)が該当する。ライルンレー・オーデルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ 太陽王国皇帝騎 【たいようおうこくこうていき】 

太陽王国の皇帝すなわちレーダー王家系列出身の皇帝が所有・使用するGTM。プリンシパル・ディー・マーメイドを指す。プリンシパル・ディー・マーメイドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ 太陽王国正王家 【たいようおうこくせいおうけ】 

星団暦の初頭に太陽王国を治めていた正王家。ジー・ボルガ・フィルモア太陽王家を指す。ジー・ボルガ・フィルモア太陽王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ 太陽王国正式紋章 【たいようおうこくせいしきもんしょう】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に存在した太陽王国の正式紋章。髑髏を中心に水仙と剣のシルエットを重ねたアイスブルーの紋章で、ウォータークラウンと呼ばれる。フィルモア帝国の統合後はレーダー王家にこの紋章が引き継がれたが、紋章の下半分はフィルモア帝国の星紋に置き換えられたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ 太陽王国筆頭王家 【たいようおうこくひっとうおうけ】 

太陽王国の筆頭王家。同国を治めていたジー・ボルガ・フィルモア太陽王家と、その直系に当たるフィルモア帝国ボルガ・レーダー王家を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-136


■ 太陽王国ルール 【たいようおうこくるーる】 

星団暦18000年代において、ジュノーのエレシス大陸に存在していた王制国家である。国家元首は太陽王と呼ばれる人物であるが、かつてのフィルモア帝国との関連性については不明。大陸きっての大国とされ、規模は不明ながらも騎士団が組織されている。モンド・ホータスはこの騎士団に所属する人物で、貴重なドラゴンを駆る竜騎士と呼ばれる精鋭だったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 太陽機構史 【たいようきこうし】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。おそらく、太陽系の仕組みとそれが形成されるまでの物理的・物質的要因について研究する学問だろう。ミースは太陽系の形成過程を理解することで、ジョーカー星団の形成に関する謎を解き明かそうとしていたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-098


■ 太陽系限界領域 【たいようけいげんかいりょういき】 

ヘリオポーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ 太陽集積理論 【たいようしゅうせきりろん】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。おそらく、複数の太陽系が形成され、それが集積していく過程について研究する学問だろう。ミースは太陽系の集積過程を理解することで、ジョーカー星団の形成に関する謎を解き明かそうとしていたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-098


■ 太陽星団統一憲章 【たいようせいだんとういつけんしょう】 

星団法制定の根拠となる条約。詳細は不明。星団法制定に関与した人物として、フィルモア2世、天照の命(ミコト)、コーラス19世といった錚々たるメンバーの名前が記載されている。星団法の制定は星団史上最大の偉業であり、当時のメンバーはその功労者として歴史にその名を刻んだことになる。それまで星団の僻地と見なされてきたジュノーの代表が、列強の国家元首と肩を並べることとなったこのイベントをもって、コーラス19世は近代コーラス王家の祖王とも呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 太陽風 【たいようふう】 

太陽から放出されるプラズマ(電離した粒子)のこと。太陽の表面で起こる爆発によって宇宙に放出されるもので、放出された粒子の速度は秒速300〜900kmに達する。地球に届く太陽風は地球の磁気圏によって遮られるが、この影響で地球の磁気圏は太陽の反対側に大きく引き延ばされることになる。引き伸ばされた磁気圏に一部のプラズマが侵入し、これがオーロラを発生させる要因のひとつになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-033


■ 太陽マーク 【たいようまーく】 

統合フィルモア帝国が成立した後のフィルモア王家が新たに採用した紋章。ただし、山吹色の花びらのような紋章を指している場合と、ジョーカー星団の4つの太陽を表す菱状の星紋を指している場合がある。前者はフィルモア王家紋章と呼ばれる。フィルモア王家紋章の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ 太陽暦 【たいようれき】 

星団史における区分のひとつ。太陽紀とも呼ばれる。永きに渡るジョーカー太陽星団の歴史のうち、星団紀の1万年後に相当する時代がこのように呼ばれる。デルタ・ベルンとカラミティ・ゴーダースが失われ、A.K.D.はもちろんのこと星団内の主要な国家が消え去った後の時代を指す。これまでに明かされているエピソードでは、モンド・ホータスやバナロッテ・ボリショイ・ナフマーニャが生きた時代(星団暦18000年代)が該当する。アドラーとボォスは星本来の姿に戻り、唯一ジュノーのみが人類生存星として残存。ラキシスと天照が放浪している間に、星団に残されてしまった人々がその多くの技術力・科学力を失いながら、時の流れるままにゆっくりと衰退していく時代となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 太陽惑星 【たいようわくせい】 

惑星でありながら太陽の如く発光する天体のこと。第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第3惑星の「無(ナイン)」を指す。無(ナイン)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ 内裏 【だいり】 new!

DE7で明かされたラキシスの肩書き。本来は古代宮城における天皇の私的区域のこと。転じて皇室や天皇を指す呼称とされる。童謡「うれしいひなまつり」において男雛と女雛を「お内裏様とお雛様」と呼んでいるため、「お内裏様」イコール天皇というイメージがあるが、本来は男雛と女雛の双方を指して「内裏雛」と呼ぶ。少なくとも、皇后を指して内裏と呼称する文化は日本には存在しない。ジョーカー星団もしくはグリース王国における特殊称号のような扱いであろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-016


■ 大陸移動 【たいりくいどう】 

プレートテクニクス理論に拠るところのマントル対流によって、大陸を構成するプレートが互いに移動すること。地殻とマントルの上端(地表から100kmの範囲)はリソスフェア(岩石圏)と呼ばれており、これがプレートとなる。リソスフェアの下に流動性のあるアセノスフェア(岩流圏)があり、プレートはこのアセノスフェアの動きに乗って1年に数センチの速さで移動・上昇・沈降している。プレート同士の接触部では地殻変動が起きており、造山活動や地震が発生する。数万年を経ることでプレートの移動距離は数十〜数百kmに達し、大陸が移動することになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-140


■ 大理石の柱 【だいりせきのはしら】 

フロート・テンプルにある天照の居城のうち、朱塔玉座を支えている超巨大な大理石の主柱のこと。ラキシスが自身の不機嫌を解消するため、見境なく齧り付いて破損させたため、一時は王城の倒壊まで危惧される状態となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-025


■ 対流 【たいりゅう】 

流体において高温・低温などの不均一性が生じると、それに伴う流体の膨張・収縮と重力によって流動が生ずる現象のこと。身近なところでは、鍋に水を入れて火にかけると、熱せられた湯が上方に向かい、温度の低い水が下方に向かう流動が発生する。熱エネルギーの系外排出においては、熱伝達と対流を基本としてシステムが組まれる場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-209


■ 大老 【たいろう】 

ミラージュ騎士を引退したグラント・ライムに関して元老院・大老職と説明されているため、天照王朝元老院もしくは幻像宮朱塔玉座元老院の最高責任者を大老と呼んでいるものと考えられる。大老とはもともと江戸幕府において臨時に老中に置かれた最高職である。常任ではなく、重要な政策の決定などに関与したとされる。天照王朝内には家老と大老がおり、職位としてどちらが上位に当たるかは判然としない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ 大老職 【たいろうしょく】 

大老の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ 大ロマン大陸 【だいろまんたいりく】 

アドラーに存在する最大の大陸。北半球の高緯度地域から赤道を跨いで南半球の極圏付近まで、非常に広い地域が含まれる。大陸の北部はバキン・ラカン帝国が治め、南部はダスニカ神聖連合が治める土地となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ 台湾かき氷 【たいわんかきごおり】 

シェーファーピンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-174


■ ダウンタウン 【だうんたうん】 

ダウンタウン(downtown)とは「商業地区」の意。繁華街や都市部とも訳される。下町を指す場合もあるが、意味合いが微妙に異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 駄菓子 【だがし】 

安価に購入もしくは調理できる菓子のこと。もともとは茶席や贈答に用いられる上菓子に対する言葉で、高価な材料(明治以前であれば砂糖・豆類・白米・山芋など)を用いずに造ることが可能な菓子を指していたようだ。明治以降になるとこれらの材料が比較的安価に入手できるようになり、加工場から出る食材の利用、小麦粉、トウモロコシ粉、油分の使用、海外の菓子製法の導入などにより、様々な駄菓子が作られるようになった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ 高橋監督 【たかはしかんとく】 

株式会社サンライズのアニメ作品に携わった演出家・脚本家・監督の高橋良輔のこと。1964年に株式会社虫プロダクションに入社。退社後にサンライズの作品に演出として携わり、70年代後期より監督を務めた。代表作は「サイボーグ009(1979)」、「装甲騎兵ボトムズ(1983)」、「機甲界ガリアン(1984)」、「蒼き流星SPTレイズナー(1985)」、「ガサラキ(1998)」など。リアルロボットアニメにおいて数々のガジェットを考案したことで知られ、ローラーダッシュやパイルバンカーは同監督の作品が初出とされる。うーん・・・ガサラキの最後がキチンとまとまってなかったのが非常に惜しい印象。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ ダグウッド・オーシャン 【だぐうっどおーしゃん】 new!

アーキロンス・ナトリウム・ウリュの配偶者。当時の所在・所属先は不明。彼とウリュの間に生まれた娘たちがフィルモア帝国のハスラー家とボォスのいずれかの家系に嫁いだとされる。ハスラー家に嫁いだ娘アーキロンス・ハスラーの血筋から、ミラージュ騎士リキッド・オーシャンが生まれることになるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ ダグエラン家 【だぐえらんけ】 

第1期ミラージュ騎士団No.2を務めたダグエラン・ルスが当主を務める騎士家。バビロン王国に含まれるダグエラン侯領の領主という設定があったため、天照家の衛星王族のひとつと思われる。最新設定に拠ると、レオパルト・クリサリスはダグエラン家よりクリサリス公国当主を引き継いだらしい。うーん・・・ダグエラン家から所領地を引き継いでクリサリス家の公領にしたということか。ちょっと意味が判らない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ ダグエラン・ルス 【だぐえらんるす】 

第1期ミラージュ騎士団No.2を務めた騎士。2900年代には一線を退き、一時No.22を授かった後に正式退団。現在はノーナンバーのミラージュ騎士として天照家元老院議長を務める。A.K.D.東方10国を構成するバビロン王国に含まれるダグエラン領の領主であり、A.K.D.の相談役としてアイシャやルンの補佐も務める。役割も容姿もまさに長老といった感じのキャラクター。侯爵位(もしくは公爵位)をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ダグラス・カイエン 【だぐらすかいえん】 

ハスハ統一戦争を平定した勇士にしてミラージュ騎士団No.1を務めた6代目および8代目剣聖。2672年生まれ。剣聖在位は2755〜2869年、2970〜3030年。ファティマ・クーンの胎内より生まれ出たために、図らずも不老長寿の肉体を得てしまったハイブリッド騎士であり、永きに渡る人生の中で、詩女の守護者として、また星団最高の賞金首として、幾多の伝説を遺して来た人物である。その正体は、超帝國剣聖アサラム・スキーンズを父に、ヤーン・ダッカスを母にもつ、超帝國ユニオ最後の「遺産」であるという。しかし、彼が数千年の時を越えて出現した背景には、受精卵の状態で保管していたセントリー・ライブと、ファティマの子宮に受精卵を着床させたクローム・バランシェの働きがあったとされる。シルバーナイトとダークナイトの二つ名で云い表されるような正邪の定まらない活動を続けた後、晩年には恋人ヤーボの遺志を継いでAP騎士団総騎士団長に就任。星団暦3030年のハスハ陥落時に詩女ムグミカを庇って死亡するも、その命を代償として「血の召還」を成し遂げた。実は星団暦2770年に詩女ジキジディの依頼を受け、令令謝をパートナーとしてスタント遊星の調査に向かっていたらしい。帰還したカイエンは記憶喪失に加えて老化しており、後に詩女ボルサが聖宮ラーンの地下施設を用いて再生したものの、それ以前の記憶は最後まで戻らなかったようだ。復活後のパートナーはクーンとアウクソー。ミラージュ騎士団におけるパーソナルカラーはシルバー(または黒とシルバー)。モデルはグランプリで51勝という記録を残したフランス出身のF1ドライバーAlain Prost(アラン・プロスト)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ 竹下通り 【たけしたどおり】 

東京都渋谷区にある商店街。原宿駅から明治通りに出る区間までを結ぶ道路で、日中は車輌の乗り入れを禁じる歩行者天国として運用される。通りに両側にセレクトショップやブティックが並ぶファッション街として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ タケノコ 【たけのこ】 

湖畔都市シャルデファーの近郊で採ることが可能な山菜の一種。イネ目イネ科タケ亜科のタケ類が早夏に出す若芽のこと。日本や中国で採れるタケノコは食材として利用される。一般に食されるのはモウソウチク、ハチク、マダケなど。また、北海道や東北ではチシマザサも食される。煮物や揚げ物にされる場合が多いが、収穫直後であれば軽く湯通しして生食もできる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-072


■ たけのこご飯 【たけのこごはん】 

ニオ・ハスラーの好きな食べ物(高校在学時)。たけのこが入った炊き込みご飯。たけのこは春先に地下茎から発生するため、たけのこご飯を楽しめるのも春季に限られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-100


■ タケノコとえび芋のたいたん 【たけのことえびいものたいたん】 

異界神との邂逅を経て戻ってきたラキシスら一行のために、マドラが提案した夕食メニューのひとつ。タケノコとえび芋の煮物。えび芋はトウノイモの品種のひとつ。芋の形状が湾曲しており、表面の横縞と合わせてエビのように見えることからえび芋と呼ばれる。産地から京芋(きょういも)とも呼ばれるようだ。「たいたん」は京ことばで「煮物」のこと。ただし、炊いたものを「たいたん」、煮たものを「煮たん」と呼ぶ場合もある模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-248


■ たけのこの煮物 【たけのこのにもの】 

ツィー・ミーンの好きな食べ物(高校在学時)。たけのこが入った煮物。鰹節を入れて作る土佐煮のほか、昆布、ワカメ、しいたけなどがよく合う。旨煮もおいしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-112


■ タコ 【たこ】 

永野センセーが好きな寿司ネタ。通常はマダコをを指すが、北海道ではミズダコを寿司にする場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p21


■ タコス 【たこす】 

パイド・パイパー騎士団の登場シーンでジャグ・ケルシャーが食べていたモノ。メキシコ料理もしくはテクスメクス料理(テキサス・メキシコ風料理)で見られる軽食。タコスは複数形の呼び方で現地では単にタコ(taco)と呼ばれる。本来の意味は「軽食」とのこと。トルティーヤ(石灰水処理したトウモロコシ粉を練り、コマルと呼ばれる円形の浅い鍋もしくは鉄板に乗せて焼いて作る薄いパン)に肉類、野菜、豆類、サルサなどを載せて食べる。アメリカでタコスと云った場合は、U字状に折り曲げて揚げて作るハードタコを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-078


■ タコメーター 【たこめーたー】 

軸の回転数を示す表示器のこと。回転速度計とも呼ばれる。タコ(tacho)は速度を意味するギリシア語の「takhos」に由来。アメリカではタコメーター(tachometer)、イギリスではレブカウンター(rev counter)と呼ばれ、エンジンや発電機がつく機器などに備え付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ タコライス 【たこらいす】 

タコスのベースとなるトルティーヤをご飯に替えたB級グルメ。沖縄県金武町にあった飲食店「パーラー千里」の創業者であった儀保松三が考案したとされる。1984年に同店のメニューに登場して好評を博し、後に系列店の「キングタコス」を通して沖縄本島各地に展開。その後、沖縄ハム総合食品株式会社(オキハム)や株式会社沖縄ホーメルの商品としてタコライス(タコミートのレトルトパック)が販売され、全国の沖縄アンテナショップやスーパーで購入が可能となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-078


■ だし巻き 【だしまき】 

ヨーンと女子高生ミラージュの鍛錬においてツバンツヒが差し入れに作った料理。だし巻き卵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ だし巻き卵 【だしまきたまご】 

卵料理の一種。溶き卵にだし汁を混ぜ、焼き固めて作る。適度な半熟具合で火から下ろし、余熱で固めることでしっとりとした状態に仕上がる。シンプルでありながら料理人の腕が試される一品。エルディアイ・ツバンツヒの好きな食べ物(高校在学中)で、彼女が天照の食事係になるきっかけを作った料理でもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ ダジャー・オブ・プレジデント 【だじゃーおぶぷれじでんと】 

直訳すると「大統領ダジャー」。星団暦3075年にアドラーのヨーグン大陸に成立したディ・ヨーグン統一連邦・・・その初代大統領となったダジャー・ビームスを指す。ダジャー・ビームスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ダジャー・ビームス 【だじゃーびーむす】 

ディ・ヨーグン統一連邦の初代大統領。星団暦3075年の統一連邦発足に至る以前からヨーグン諸国に働きかけ、連合体制を築き上げてきた人物である。秘密裏の投資を受けて人造騎士の開発を進めていたようだが、その資金源はおそらくシステム・カリギュラであり、同時にビューティー・ペールのバックアップを受けていた模様。ダスニカ・アダマス神聖連合帝国と結託し、魔導大戦の終結後に新たな戦乱を呼び起こす人物である。ディ・ヨーグン統一連邦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ 多重人格システム 【たじゅうじんかくしすてむ】 

ごく一部のファティマに導入されている、多重人格を形成するプログラムおよびシステムのこと。ファティマ・エストがもつファンタム・プログラムは多重人格システムの一種である。また、クローム・バランシェはこのシステムを応用して複数の人格・情報・記憶の格納を可能とするレイヤー・プログラムを作成。このプログラムをもってフォーカスライトの情報を併せ持つアウクソーを再構築したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-058


■ 多重複合関節 【たじゅうふくごうかんせつ】 

複数の駆動方式をもつパーツを複合的に組み上げた関節のこと。モーターやピストンなどが複雑に組み合わさった関節を指しているものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ 太政大臣 【だじょうだいじん】 new!

A.K.D.において国家元首たる天照に継ぐ権限をもつとされる最高称号。左大臣および右大臣の上位に当たる称号であり、長期に渡って空位であったが、第3期ミラージュの時代においてアイシャ・コーダンテが就いたようだ。天照は執政役の後継者としてマキシを太政大臣の座に置くことを考えていたらしいが、その優し過ぎる性格は政治向きではなく早々に諦めたらしい。もともとは律令制における役職のひとつ。朝廷の最高職となる太政官の長官であるが、適任者がいなければ欠員とする位置付けであった。日本では明治18年に廃止となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-064


■ ダシリカ 【だしりか】 

アーリィ・ブラストが使用するGTM。カーバーゲンのバリエーションのひとつとされる。カーバーゲンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-070


■ ダス・カイザース 【だすかいざーす】 

フィルモア帝国が運用する皇帝騎のひとつ。ブラウ・フィルモア王家が所有する。もともとはドナウ帝国が星団暦の初頭に製作した皇帝騎のひとつディー・プリンシパルであったが、統合フィルモア帝国が誕生した際に各王家で皇帝騎の所有権が移されてブラウ・フィルモア王家の管轄となったらしい。星団暦3000年代初頭の時点では璃里・ニーゼルことブラウ・フィルモア王が所有。また、彼女の娘に当たる茄里・ボルガ・レーダーの乗騎としても運用されているようだ。初期設定ではフィルモア帝国の新型騎とされており、筆頭ガーランドのメリンダ・クルップによる設計・開発であった。カイザース(Kaisers)はドイツ語で「皇帝」の意。劇中でも「皇帝」の異名で呼ばれる場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ダス・ガイスト 【だすがいすと】 

星団暦の初頭にサヤステ家が保有・運用していた駆逐GTM。シュバール・クバルカンの太閤でドナウ帝国のハイランダーとしても活躍したルドルフ・サヤステが使用していたらしい。ブラウニー・ライドが設計・開発したホルダ型GTMの一種で、ホルダ23型(初期設定ではホルダ15型もしくは19型の2号騎)に位置付けられる。初期設定におけるディー・ウィリーズと統合され、現在の設定ではダス・ゴーストと呼ばれる。ガイスト(geist)とはドイツ語で「幽霊」の意。ダス・ゴーストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ たすき 【たすき】 

和服の着用において、袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げる紐や布のこと。また、一方の肩から他方の腰に向けて斜めに掛ける、輪にした紐や布もたすきと呼ばれる。後者は肩帯あるいは懸章とも呼ばれる。英語圏ではサッシュ(sash)と呼ぶ。欧米の肩帯あるいは懸章は所属する軍グループや騎士団、家系、爵位などを表すもので、この上に褒章や勲章を付ける場合もあれば、縫い込まれた装飾や刺繍で褒章・勲章を表しているものもある。フィルモア帝国の通常制服は、それだけで儀仗服、礼服、野戦服、GTMスーツを兼ねており、式典などに参加する場合もたすきを付けるだけとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ タスク 【たすく】 

コンピュータ上で処理される作業の最小単位のこと。タスク(task)とは「作業」とか「仕事」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-154


■ タスクインジケーター 【たすくいんじけーたー】 

ファティマが自身の演算処理の状況を感覚的に把握するために空間に投影するインジケーター。GTMや騎士の状態、索敵情報、通信のほか、自身の頭脳で行われている演算処理の状況を一目で判るように表示する機能をもつ。複合演算中はインジケーターが重なり、別タスクが走っている場合は異なる形状のインジケーターが表示される。自身の頭の中を整理する際にマインドマップを書き出す手法があるが、ファティマは脳内の情報を自在に空間投影できるということだろう。羨ましい限りである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ ダス・ゲスペンスト 【だすげすぺんすと】 new!

GTMディー・ウィリーズの別称。星団暦476年にドナウ帝国から当時の詩女に「不戦の証」としてカイゼリンが譲渡されされた後、一時だけ皇帝騎として運用されたディー・ウィリーズはダス・ゲスペンストと呼ばれていたらしい。この後、統合フィルモア帝国が誕生した後にダス・ゴーストと呼ばれるようになったという。ゲスペンスト(Gespenst)はドイツ語で「幽霊」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ ダス・ゴースト 【だすごーすと】 

フィルモア帝国が運用する皇帝騎のひとつ。フィルモア王家が所有する。もともとはドナウ帝国が星団暦の初頭に製作した皇帝騎のひとつディー・ウィリーズであったが、統合フィルモア帝国が誕生した際に各王家で皇帝騎の所有権が移されてフィルモア王家の管轄となったらしい。歴代のフィルモア王家の当主もしくはその縁者に引き継がれてきたと考えられ、星団暦2900年代は剣聖慧茄の乗騎として活躍(ただし未使用との設定もある)。魔導大戦においてダイ・グ・フィルモア5世の乗騎として運用されたものの、彼が崩御した後に封印されることになったようだ。旧設定におけるプロミネンスに相当。ディー・ウィリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-204


■ ダスニカ 【だすにか】 

ダスニカ神聖連合の帝都。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ ダスニカ・アダマス神聖連合帝国 【だすにかあだますしんせいれんごうていこく】 

ダスニカ神聖連合とアダマス連合の協定により誕生した帝政国家になるだろうか。星団暦3062年の時点で成立しており、国家元首としてアダマス皇帝を擁している模様。魔導大戦の後期にディ・ヨーグン統一連邦と結託し、トラン連邦およびバキン・ラカン帝国に揺さ振りを掛けてくるらしい。ダスニカ神聖連合アダマス連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-099


■ ダスニカ=カジャ連合 【だすにかかじゃれんごう】 

ダスニカ神聖連合とカジャ連合の協定による連合体制になるだろうか。アダマス連合も含めた連合体制として、ダスニカ・アダマス神聖連合帝国という名称も登場していることから、それ以前の一時だけ存在した連合体制かも知れない。ダスニカ神聖連合カジャ連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ ダスニカ神聖連合 【だすにかしんせいれんごう】 

アドラーの南半球、大ロマン大陸の南部を占める連合制国家。首都はダスニカ。国家元首は皇帝アダマス(以前の設定では皇帝アグラハ)。広大な国土を有しながらも魔導大戦の中期まで沈黙を守っていた大国である。魔導大戦の後期にディ・ヨーグン統一連邦と結託し、トラン連邦およびバキン・ラカン帝国に揺さ振りを掛けてくるらしい。詳細は不明ながら、国家発展の裏にバッハトマ首脳陣の干渉があったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ ダスニカ・ファティマ 【だすにかふぁてぃま】 

ダスニカ神聖連合が秘密裏の資金援助を受けて開発した高性能ファティマ。肉体の一部を機械に置き換えており、意思を持たず、故にお披露目を必要としない異形のファティマである。ヨーグンの人造騎士に従い、彼らの能力を最大限に引き出してGTMを稼働させる調整が施されているらしい。ファティマを単なる兵器として考えれば、このような運用はいくらでも考えることができたはずであるが・・・星団の歴史においてそれを良しとしない風潮と法令があったということだろう。おそらく、彼らが作り出したダスニカ・ファティマは違法ファティマである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-098


■ ダス・ラント 【だすらんと】 

ダス・ラント連合帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-095


■ ダス・ラント皇帝紋 【だすらんとこうていもん】 

ダス・ラント連合帝国の皇帝が身に付けていた紋章。双頭竜に四方矢尻十字が重なる紋章である。帝国の東西分裂の後にブラウ・フィルモア王家に引き継がれたようだが、中心の四方矢尻十字は簡略化され、四方矢尻だけが残る格好となった。四方矢尻十字の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ ダス・ラント時代 【だすらんとじだい】 

フィルモア帝国の歴史を語る上で分類される時代区分のひとつ。ダス・ラント連合帝国が成立していた時代のこと。AD世紀の末期が該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-043


■ ダス・ラント正式紋章 【だすらんとせいしきもんしょう】 

ダス・ラント連合帝国の正式紋章。四方矢尻十字とも呼ばれる。四方矢尻十字の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ ダス・ラント略章 【だすらんとりゃくしょう】 

ダス・ラント連合帝国の略式紋章。正式紋章を黒一色で塗りつぶした簡易版で、四方矢尻十字に付く東西南北のドナウ文字が無くなっている。騎士服、軍服、艦艇や各種兵器に描かれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ ダス・ラント連合帝国 【だすらんとれんごうていこく】 

AD世紀の末期にカラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸全域を支配していた帝政国家。超帝國皇分家の血筋を引き継ぐボルガ・フィルモア帝国とブラウ・フィルモア帝国を中心として、クバルカン騎士連合国家、バルバロッサ王国、ジルメア王国、カーグ王政共和国、ロッゾランド、ダラーン騎士団領、ハロルドラントなどを傘下に置いていたとされる。ショルティ大陸以外の飛び地支配領、カラミティ以外の他星統治領も多く、その国力・栄華は永きに渡るフィルモアの歴史の中でも最盛期にあったと云えるだろう。しかし、主要国家同士の思惑の違いからか、帝国は星団紀への移行を前にしてフィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの2大勢力に分裂してしまう。当時は星団各地で植民地支配からの解放が叫ばれていたこともあり、傘下の国家、支配領、統治領の多くは分離・独立を果たすこととなった。現在のフィルモア帝国はその後の再統合によって誕生した国家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-065


■ 多層レイヤー化 【たそうれいやーか】 

ファティマの人格・情報・記憶を階層構造に組み上げること。バランシェはファティマ・オデットの自己データを多層レイヤー化して彼女自身に埋め込むことで、特定の行動・思考をもつ騎士を同時にマスターとして認めるような細工を施した。この結果、オデットはリリ・ニーゼルに近い行動・思考をもつ人物として、リリの子供であるジークと茄里を同時にマスターとして認識する機能が追加されることとなった。云うなれば、オデットとオディールのモード変更は、この操作の副作用ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-134


■ だだっこ隊長 【だだっこたいちょう】 

駄々をこねる子供のような隊長のこと。分別を欠いた我儘な行動をとる隊長のこと。巻き添えになる部下は結構大変。ナイアス・ブリュンヒルデを指す。ナイアス・ブリュンヒルデの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ 多段ディレイ・アタック 【ただんでぃれいあたっく】 

多段型のディレイ・アタック。ディレイ・アタックは残像攻撃もしくは残像剣とも呼ばれる。緩急のある高速移動を行うことで残像を発生させ、相手に間合いと攻撃のタイミングを読ませずに攻撃する剣技である。残像によるインパクトよりもディレイ(delay)つまり遅延によって相手のタイミングを外して虚を突くことが重要となるので、単にスピードが速いだけでなく、相手の手の内を読み通す修練が必要となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-070


■ 多段分身攻撃 【ただんぶんしんこうげき】 

剣聖剣技のひとつ。おそらく、分身攻撃の中でもとくに分身体を多く発生させる技を多段分身攻撃と呼んでいるのだろう。劇中では、強天位騎士のジャコーが4分身(4つ身)を繰り出したほか、剣聖ビザンチンとディモスは8分身(8つ身)、剣聖慧茄とマドラは12分身と、やはり剣聖クラスになると分身の数が多い。劇中の最高記録はカイエンが叩き出した48分身(ミラー含む)。分身は古くから日本の忍者マンガにおいて多用されてきた技で、白土三平の「サスケ(1961)」や横山光輝の「伊賀の影丸(1961)」など、分身を得意とする忍者には枚挙に暇がない。海外ではホントに忍者が分身していたと信じるヒトも少なくないようだ。実際には追手を撒く際に複数の忍者が囮役を務めたことが誇張されたものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-056


■ 太刀 【たち】 

刀剣の一種。いわゆる日本刀のうち、刃を下に向けて腰から下げる方を太刀と呼ぶ。劇中でも一応区別しているので、刀(かたな)とは混同しないよう注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ 太刀下げ 【たちさげ】 

おそらく、太刀の鞘に付く下げ緒が結んである部分の幅を太刀下げと呼んでいるものと考えられる。一の足金物(いちのあしかなもの)と二の足金物(にのあしかなもの)の間・・・と云えばいいのだろうか。いまひとつ不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ 太刀造り 【たちづくり】 

太刀の造り込みのこと。日本刀造りの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年1月号p15


■ ダッカス 【だっかす】 

歴代の詩女の系譜において、その発端となった人物。詩女始祖。真紅の髪に三つ巴の紋と黒衣を纏う。キャラシートによっては、帽子にナイトマスターの紋章やS字のマーク(シュペルター・マーク)が確認できることから、詩女であると同時に騎士であったことが判る。黒の聖女と呼ばれていたらしい。その正体は詩女原母ナインの実子であり、ユニオ4とも呼ばれたヤーン・ダッカスである。映画GTMの劇中ではベリンが予言を述べるシーンで登場。ヤーン・ダッカスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-061


■ ダッカス・ザ・ブラックナイト 【だっかすざぶらっくないと】 

ファティマ・エストをパートナーとして迎え、黒騎士の称号を得た騎士が自動的に所有することになるGTM。ダッカスが個体名で、ザ・ブラックナイトは黒い騎体色から付けられた通り名である。ファティマ・エストとペアで製作された非常に特殊なGTMであり、エストはこの騎体に搭乗することでシンクロナイズド・フラッターと呼ばれるシンクロ・プログラムが起動し、通常時より2ランク上の性能を発揮することが可能となる。ガーランドはルミラン・クロスビン。AFガーランドのモラード・カーバイトと共同で製作した騎体であり、クロスビンが晩年に製作した傑作騎として知られる。ロールアウトは星団暦2876年。歴代の黒騎士によってそれぞれ装甲の換装やチューニングの変更が行われているようだ。旧設定におけるバッシュに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-022


■ ダックナード・ボア・ジィ 【だっくなーどぼあじぃ】 

星団暦3000年代初頭におけるロッゾ帝国の筆頭騎士。同国の総騎士団長と全軍司令官を務める(以前の設定ではヴーグラ騎士団の騎士団長)。天位をもつ強力な騎士として知られ、剣指南役・GTM戦指南役として他国に招かれることも多いという。ミラージュ騎士ウラッツェン・ジィの実兄であるが、趣味・素行がパンクな弟とは異なり、非常に厳格な人物であるようだ。剣の腕前も弟を凌駕するらしい。パートナーはネロス。GTMボイスオーバーGA2に搭乗する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 脱出ハッチ 【だっしゅつはっち】 

機体が大破した場合などに使用する脱出用のハッチ。GTMの場合は、騎士側およびファティマ側の搭乗口がそのまま脱出口となるため、緊急時を想定してハッチを固定しているボルトが吹き飛ぶ仕様になっている。ボルトの爆砕は内部電源とは別の独立した予備電源によって発火する仕様になっていると思われるが、機体の損傷で予備電源まで使用不能になることも多々あるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-036


■ 脱出ポッド 【だっしゅつぽっど】 

艦艇などに備え付けられている脱出用の小型艇のこと。ポッドとはヒトひとり分の容量をもつカプセルや小型艇のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-024


■ 竜の子プロ 【たつのこぷろ】 

株式会社竜の子プロダクション(現タツノコプロ)。吉田竜夫、吉田健二、九里一平の三兄弟が1962年に設立したアニメーション企画・制作会社である。テレビアニメ第1作として放映された「宇宙エース(1965)」を始めとして、漫画や小説などの原作を元にしない多くのオリジナルアニメーションを制作。70年代には「科学忍者隊ガッチャマン(1972)」、「新造人間キャシャーン(1973)」、「タイムボカン(1975)」といった名作が生み出された。80年代以降はオリジナル作品の放送枠が減り、他社との共同制作や請負が増えたものの、2000年代に入ってからかつてのアニメ作品を原作とする実写映画やリメイク作品が国内外で発表され、再び注目が集まっているようだ。個人的に「機甲創世記モスピーダ(1983)」のリメイクを切望。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ 脱皮 【だっぴ】 

ラキシスが体現する謎の現象。変態して脱皮する・・・のではなく、彼女のことだから服を脱ぐのがメンドくさいとか云ってまとめて脱ごうとし、あげく、うまく脱げなくてニッチもサッチもいかなくなり、周りの侍女が慌てて剥いていく、みたいな感じになるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p19


■ ダッフルコート 【だっふるこーと】 

オーバーコートの一種。起源は北欧の漁師の仕事着とされる。ウール生地を用いたフード付きの防寒コートで、トグルと呼ばれる浮き型の留め具とループで前合わせを閉じるのが特徴。前合わせを右前・左前の双方に入れ替えできる。第二次世界大戦中にイギリス海軍が防寒具として採用したことで生産が進み、戦後の余剰品が市場に回ったことで流行したとされる。なお、ダッフルの呼び名は生地の原産地であるベルギーの都市Duffel(デュフェル)に由来する。ちなみに、軍服から一般化したコートとして、ほかにもモッズコート、トレンチコート、ピーコートなどがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ タテハ 【たては】 new!

タテハ・ル・マキャオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ タテハ・パトラクシェ 【たてはぱとらくしぇ】 new!

百合歌・シグ・アトワイトが製作するGTM。星団暦3069年の時点でまだ製作途中の模様。アゲハ型GTM(=モルフォ型GTM)の一種らしいが詳細は不明。名前の元ネタはタテハチョウから。チョウ目タテハチョウ科に属すチョウ類の総称である。日本の国蝶であるオオムラサキもタテハチョウ科である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p61


■ タテハ・ル・マキャオ 【たてはるまきゃお】 new!

天照が製作したモルフォ型GTM。ブリンガー・シリーズの開発初期に製作された試作騎であり、シングル・エンジンの閃1012エンジンを搭載。フレームはレオパルト・フレーム。騎体自体はトリバネルと同型とされる。Z.A.P.の生産が始まる直前に(おそらく改装を経て)剣聖ディモスに譲渡され、後に剣聖カイエンの搭乗騎となったようだ。以降はデムザンバラと呼称される。デムザンバラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 縦ロール 【たてろーる】 

髪型の一種。長い髪やオサゲを螺旋状に巻いて垂らしたモノを指す。日本のコミックではブロンドやブルネットを問わず、お嬢様キャラクターに用いられる場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-143


■ 種まきの歌 【たねまきのうた】 

詩女ベリンが口ずさんでいた歌。ベリン自身が作った歌なのか、歴代の詩女の記憶から作られた詩なのか、詳細は不明。「花の詩女 ゴティックメード オリジナル・サウンドトラック」に収録されている。曲名は「ベリンの数え歌」。2番以降の歌詞には、東西に分かれた帝国、惑星カーマインに渡った移民、作られた騎士・魔法使いなど、AD世紀の末期に起きた事象の暗喩が散りばめられているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-030


■ タバラチの神 【たばらちのかみ】 

ラキシスのしもべの一体であるマニウは、天の川銀河より来たる異次元空間タバラチの神とされる。うーん・・・インド神話の系列で調べたけど判らず。多胎児(たたいじ)のことをタバラチと呼んでいるのかも知れない。多胎児とは双子や三つ子の総称であり、劇中のマニウは三つ子が奇妙に絡まったようなデザインである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-208


■ タピオカ 【たぴおか】 

キントラノオ目トウダイグサ科イモノキ属に属す熱帯性の低木キャッサバの根幹から製造されたデンプンのこと。グルテンやタンパク質をほとんど含まず、水分を加えて加熱すると糊化しやすく、抱水力が強いのが特徴。これを加工して球状のゼリーにしたモノ(より正確にはそれを乾燥させたモノ)が、タピオカミルクティーなどに入れられるタピオカパールである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-057


■ タピオカ入りミルクティー 【たぴおかいりみるくてぃー】 

タピオカミルクティーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ タピオカミルクティー 【たぴおかみるくてぃー】 

コーラス王朝で好まれる飲み物。大粒のタピオカパールを加えたミルクティー。台湾発祥の飲み物で、アジア諸国や日本国内で人気が高まり、後に商品化されて世界各国に広まった。大抵の商品がそうであるように、専門店で調理・販売している商品は安定剤などが入っていないため、一般に広まっている味とは異なるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ タピオカミルクティー鉄観音 【たぴおかみるくてぃーてつかんのん】 

ツバンツヒがラキシスを餌付けするために与えた飲み物。春水堂が2014年から発売したタピオカ鉄観音ミルクティーが元ネタ。台湾烏龍茶の定番である鉄観音の焙煎の香りとミルクのコクが楽しめる一杯とのこと。鉄観音はチャノキの園芸品種のひとつで、これを半発酵の烏龍茶にしたモノも同じく鉄観音と呼ばれる。中華人民共和国の福建省安渓県で作られる安渓鉄観音と、台湾の台北市文山区付近で作られる木柵鉄観音が代表的銘柄らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-057


■ ダブル・アイゼン 【だぶるあいぜん】 new!

デトネーター・ブリンガーの足裏の部分に装備されているアイゼン(すべり止め)。バスター砲を射撃した際の衝撃に耐えられるよう、片足だけで3基、各1基に左右の爪が並ぶダブル構造となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ ダブル・アライメント 【だぶるあらいめんと】 

ダブル・アライメント・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-038


■ ダブル・アライメント・スーツ 【だぶるあらいめんとすーつ】 

シリーズ・シアン夫人がアシリア・スーツ1着分とデカダン・スーツ2着分のコストを掛けて作り上げたファティマスーツ。アシリアおよびデカダンの双方の特徴を併せ持つほか、他のスーツには無い特殊な機能が盛り込まれているらしい。ヘッド・キャパシタも通常のアシリアとは異なる小型のカチューシャタイプである。ノーキィシティの騎士公社で出会ったファティマ・パルスェットに渡され、GTMを持たないヨーンの行動を大きく助けることになるという。当初は一点物との設定であったが、天照がラキシスに渡すことを前提にオーダーした白銀のスーツが1着目、試しに作った2着目がパルスェットに与えられたスーツである。アライメント(alignment)とは「直線化」もしくは「整列」という意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-115


■ ダブル・アンカー 【だぶるあんかー】 new!

デトネーター・ブリンガーの踵の部分に装備されているアンカー(すべり止め)。バスター砲を射撃した際の衝撃に耐えられるよう、片足だけで左右2本のダブル構造となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ ダブル構造 【だぶるこうぞう】 new!

二重構造と同義。デトネーター・ブリンガーはバスター砲を射撃した際の衝撃に耐えられるよう、騎体の各部が2重・2列・2段のダブル構造となっている。例として、各関節のツインスイングは2重に、足元のアンカーとアイゼンは2列に、といった具合である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ ダブルスリーブ 【だぶるすりーぶ】 

二重構造の袖のこと。チグリス・メゾネットで採用されていたファティマスーツは肘の部分に巨大なパニング・スタビライザーとウィップ・ハーネスが付くため、肘から先はスーツ本体の袖から切り離した別パーツになっていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ZZガンダム 【だぶるぜーたがんだむ】 new!

1986年3月1日から翌87年1月13日まで名古屋テレビ系列で放映されたアニメーション「機動戦士ガンダムZZ」のこと。制作はサンライズ。Zガンダムに続くガンダム・シリーズの3作目として作られた。原作および総監督は富野由悠季。Zガンダムで描かれたグリプス戦役の後、ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍とエゥーゴ・カラバ・地球連邦軍の間で起きた抗争(第1次ネオ・ジオン抗争)を描いている。メカ・デザイナーとして永野センセーが抜擢されたものの、主にスポンサーサイドとの折り合いが付かずに降板。この際にボツ設定となった数々のデザインは、様々な変遷を経てFSSに登場するロボット群に反映されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ ダブルタイトル 【だぶるたいとる】 new!

ふたつの肩書・称号をもつこと。ファティマ・令令謝は破烈の人形のエンブレムである「踊る人形」と、シルバー・シュバリエのエンブレム「シュペルター・マーク」のふたつを身に付けるファティマであったため、永野センセーの解説で「ダブルタイトル持ちのファティマ」と呼ばれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-069


■ ダブル・ツインスイング 【だぶるついんすいんぐ】 new!

デトネーター・ブリンガーの各関節を構成している二重構造のツインスイング。肘であればメイン4スイング+補助2スイング、股関節であればさらに2基のねじりスイングが加わって計8スイング構成となる。関節を堅牢な造りとするため、各スイングの移動距離を半分とし、半分になった部分を二重関節とすることで通常のGTMと同じ可動範囲を確保しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ ダブル・ヒール 【だぶるひーる】 new!

ダブル・アンカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ ダブル・ブラー 【だぶるぶらー】 

剣技のひとつ。二刀残像剣とも呼ばれる。その名のとおり、二刀流による残像攻撃である。緩急のある高速移動を行うことで残像を発生させ、相手に間合いと攻撃のタイミングを読ませずに攻撃する。残像剣は以前の設定でディレイ・アタックと呼ばれていた。ブラー(blur)とは「ぼかし」や「かすみ」あるいは「ぶれ」のこと。カメラなどで動体を撮影すると被写体ぶれが起きる。これをモーションブラーと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 二刀残像剣
初掲載: #15-070


■ ダブルフリンジ 【だぶるふりんじ】 

AP騎士団の支隊長が着用する制服に見られる二重の房飾りのこと。フリンジ(fringe)とは「房飾り」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-016


■ ダブル・ボーダー 【だぶるぼーだー】 

ジョーカー星団の技術系職位制度において、その職位の証となるシグナル・ボーダーを2本所持する者のこと。2本線と呼ばれることも多いが、正式な称号は「アジャスター」である。アジャスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-237


■ ダブルワッパーとコーヒー 【だぶるわっぱーとこーひー】 

ベラ国攻防戦の決戦に向かおうとしたエルディアイ・ツバンツヒがツラック隊のPXに頼んだ出前。ミスPXを呼び出すための口実である。ダブルワッパーはハンバーガー・レストランBurger King(バーガーキング)の主力商品。モラード博士の好物でもある。バーガーキングのダブルワッパーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-144


■ タマゴかけご飯 【たまごかけごはん】 

ヤーボ・ビートの好きな食べ物(高校在学時)。ご飯に生卵をのせたモノ。通常は醤油などを加えて食べる。生卵はサルモネラ菌による食中毒が起きやすいため、海外では生食を忌避する地域も多い。衛生管理が行き届いていない海外でタマゴかけご飯を食すのは危険とする向きもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ たまごやき 【たまごやき】 

エルディアイ・ツバンツヒが学校の家庭科実習で作った料理。溶いた卵を調理器具で焼きながら巻いて作る。ツバンツヒの料理の腕前は一流らしく、天照は彼女の卵焼きを気に入ったようだ。ちなみに、以前の設定では出し巻き卵を食べることになっており、連載時に少しだけ変更されたようだ。だし巻き卵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-241


■ 卵焼き器 【たまごやきき】 

卵焼きやだし巻き卵を作ることを目的とした調理器具。エルディアイ・ツバンツヒが開発した調理器具「MK8」は、ヘリオス積層装甲の積層パターンによって熱拡散率と熱伝導率が変化することを応用して作られた卵焼き器である。卵を焦がすことなく、最適な熱加減で焼き上げることが可能な卵焼き器であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ たまネギ 【たまねぎ】 

ヒガンバナ科もしくはユリ科のネギ属に属す一年草。球根が食材として利用される。中央アジア原産。農作物としての栽培は紀元前から。ヒトは消化酵素の働きによって問題無く食べられるが、イヌやネコは酵素を持たないためにタマネギ中毒(ヘモグロビンの酸化による溶血性貧血)を発症する。また、タマネギにはアリルプロピオンが含まれており、切断した場合などに気化して目や鼻の粘膜を刺激するために涙が出るらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-102


■ 玉鋼 【たまはがね】 

日本刀の刀身を打つ際に材料として使用する鋼鉄のこと。砂鉄を溶かして作る鋼鉄を指すが、製法と質によって分類や等級が異なり、日本刀が盛んに打たれた時代には玉鋼という呼称は無かったとされる。一般には、安土桃山時代末期以降の製鉄法で造られた刀身の地鉄(じがね)を玉鋼と呼び、それから江戸時代中期までに打たれた日本刀を「新刀」と呼ぶ。また、それ以降の日本刀は「新々刀」と「現代刀」に分類される。平安時代から安土桃山時代末期に掛けて造られた日本刀は「古刀」。さらにそれ以前の刀は「上古刀」となるが、これは日本刀に分類されない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-177


■ ダマ分裂戦争 【だまぶんれつせんそう】 

星団暦2700年代に起きたとされる戦乱。伝説のGTMスライダーと謳われるレディオス・ソープの名は、この戦乱において初めて登場したらしい。時期的に見て、天照がクローム・バランシェと出会ってから数十年を経ている頃・・・おそらく、バランシェ邸に入り浸っていた時代に当たると思われる。お披露目を経てデビューしたバランシェ・ファティマの様子を窺うため、その戦場に向かったのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-056


■ タミヤ 【たみや】 

株式会社タミヤのこと。日本が世界に誇る模型メーカーである。創業は1946年であるが、当初は田宮義雄が設立した田宮商事の木製木工部門であった。その後、53年には模型専門メーカーつまり田宮模型として立ち上がり、59年には赤と青をバックにした有名な星のマークを携えてプラモデル界に参入した。84年に株式会社タミヤに社名を変更。現社長の田宮俊作は戦車のプラモデルを作るために冷戦下のソ連大使館に直談判するなど、とにかくリアルさを追求する姿勢を維持することでタミヤを世界随一のプラモデル・メーカーへと邁進させた。永野センセーは田宮模型の大ファンで、ユーザーのアレンジを前提としているような劣悪なプラモデルを作るメーカー(主にバンダイ)は許せないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p20


■ タミヤ模型 【たみやもけい】 

タミヤの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年10月号p63


■ ダムゲート・コントロール 【だむげーとこんとろーる】 new!

ダムゲート・プログラムとほぼ同義。ダムゲート・プログラムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-071


■ ダムゲート・システム 【だむげーとしすてむ】 

ダムゲート・プログラムとほぼ同義。ダムゲート・プログラムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-110


■ ダムゲート・プログラム 【だむげーとぷろぐらむ】 

ファティマに課される感情面の規制・抑制プログラムのこと。ダムゲート・コントロールとも呼ばれる。恐怖心や慈悲心を一切無視し、命令あらばヒトを殺すというのがこのプログラムの根幹である。具体的には、「GTMに搭乗する際は殺戮と破壊を行う」、「騎士または君主の命に背き殺戮と破壊を放棄してはならない」といった命令・要件をプログラム化したモノと云える。また、人間に対する反抗心を抑制するため、「マスターのいない場合はいかなる人間に対しても反抗してはならない」といった要件も含まれるようだ。これらは「強迫観念」という形で各ファティマの自我に焼き付けられており、従わなければ精神崩壊に向かうように設定されている。ただし、バランシェが製作した一部のファティマには、ダムゲート・プログラムが施されていないようだ。それが人工生命体に与えられた「希望」なのか「絶望」なのかは、彼女たち自身にしか判断できないというのに・・・。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ダムド 【だむど】 new!

Captain Sensible(キャプテン・センシブル)、Rat Scabies(ラット・スケイビーズ)、Dave Vanian(デイヴ・ヴァニアン)、Brian James(ブライアン・ジェイムス)らが1976年にロンドンで結成したパンク・バンドThe Damned(ザ・ダムド)のこと。Sex Pistols(セックス・ピストルズ)およびThe Clash(ザ・クラッシュ)と並んでロンドン3大パンク・バンドのひとつに数えられ、この三者の中では最も早くメジャデビューを果たした。彼らの活躍によりロンドン・パンク・ムーブメントと呼ばれる一大ムーブメントが巻き起こったとされる。メンバーの入れ替わりが激しく、2015年現在までに継続して残っている初期メンバーはボーカルのデイヴ・ヴァニアンのみ。また、キャプテン・センシブルは一度脱退し、96年より再び参加している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ ダメージディーラー 【だめーじでぃーらー】 new!

DPSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-130


■ ダメージ・バー・セコンド 【だめーじぱーせこんど】 new!

DPSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-130


■ ダメ人間 【だめにんげん】 

何をやってもダメなヒト。自分に自信が持てず、必要以上に自己評価が低い場合に、自身を卑下して「ダメ人間」と称する場合がある。自分自身を省みることができる時点で、そのヒトは「ダメ」ではないはず。一方、他者に発する「ダメ人間」という言葉には過分に相手を軽視・侮辱する意味合いが込められており、正当な評価として受け取る意味がない単語である。この世にもし本当に「ダメ人間」がいるとしたら、おそらく他者との接点を一切持たずに自身の評価・他者の評価という概念すら持たずに過ごしているヒトになるのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-175


■ 多目的サイロ 【たもくてきさいろ】 

ジョーカー星団の軍艦が備えている主武装のひとつ。ミサイルや火砲などの武装、偵察ポッドや脱出ポッドといった小型艇をパッケージングした複数のコンテナを収めているサイロであり、目的に応じてコンテナの換装・射出を行う。フィルモア帝国の皇帝旗艦ダランスは艦首の両舷に各8基のサイロをもつ。サイロ(silo)とはもともと穀物や飼料を収蔵する「倉庫」のこと。転じて、円筒状の施設や装置もサイロと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 多目的サイロブロック 【たもくてきさいろぶろっく】 

多目的サイロが収められている区画のこと。多目的サイロの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 多目的ミサイル発射サイロ 【たもくてきみさいるはっしゃさいろ】 

ミサイルのほか、各種装備を射出する機能をもつサイロのこと。多目的サイロの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ダラーン騎士団 【だらーんきしだん】 

ダラーン騎士団領を治める騎士集団。星団暦3030年、魔導大戦の勃発と同時に三ツ星傭兵騎士団と共にハスハント共和国南端ナート市付近に進軍。ハスハ共和国騎士団と激突した。ベラ攻防戦の後もウモス青銅騎士団と合流してハスハント南部に駐留していたようだが、3069年のナカカラ攻防戦ではドレンノ連邦軍・ウルッシ共和国軍と共に西部騎士団連合を形成してナカカラ・クルル王国へと進軍。ナカカラ北西部戦線に参加した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p55


■ ダラーン騎士団領 【だらーんきしだんりょう】 

ダラーン騎士団領国とも。カラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸とキーヤ大陸の間に位置する小国家。破壊洋バスター・オーシャンに面する。AD世紀の時代からダス・ラント連合帝国の傘下に加わっていた国家で、帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機にクバルカン法国やロッゾランド(現在のロッゾ帝国)と共に分離したらしい。現在はオーハイネ海沿岸部の4ヶ国と共にオーハイネ合同国家のひとつに数えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ たらこ 【たらこ】 new!

おにぎりの具材の一種。たらこはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもの。生食のまま具材に加える場合と、加熱したもの(=焼きたらこ)を加える場合がある。もちろん、そのほかの料理に食材として利用する場合もある。たらこスパゲティ等が有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p63


■ タラサ 【たらさ】 

第4太陽系(北太陽系=ノウズ太陽系)第3惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ タラバチの神 【たらばちのかみ】 

タバラチの神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-133


■ ダランス 【だらんす】 

フィルモア帝国の皇帝旗艦。星団暦の初期にドナウ帝国が建造したシワルベ型戦艦の1番艦であり、当時はシワルベの名で呼ばれていた。ベントセイルを3つ装備する星団でも有数の巨大戦艦であり、ベントスリーとも呼ばれる。なお、ブラウ・フィルモア王家は同型艦を保有しており、この同型艦もダランスと呼ばれる。改装が施されたためか、設定の変更によるものかは不明であるが、シワルベとは仕様が若干異なる。戦闘防御形態時の全長は380m。移動・観艦形態時は780mまで伸長。騎士団2個、陸海空を含む軍隊1個師団が収容されており、搭載機はGTM48騎、戦闘機12機、重戦車12機、輸送艇6隻、移動用小型艇2隻である。なお、ダランスが突撃装甲形態に移行した際は旧称に倣いシワルベと呼ばれるようだ。シワルベ(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-089


■ タリーズのハニーロイヤルミルクティー 【たりーずのはにーろいやるみるくてぃー】 

アーリィ・ブラストの好きな食べ物(高校在学時)。Tully's Coffee Corp.(タリーズ・コーヒー社)はTom Tully O'Keefe(トム・タリー・オキーフ)が1992年にアメリカ・ワシントン州シアトルに創業したコーヒー・チェーン店。同じくシアトルに本拠を置くStarbucks Corp.(スターバックス社)とはライバル関係にあり、わざわざスターバックスに隣接して出店する戦略を取っていたとされる。アメリカではスターバックスに次いで売上2位を誇っていたものの、2012年に倒産。俳優のPatrick Dempsey(パトリック・デンプシー)が同社を買い取り、同社を存続させた。日本ではタリーズコーヒージャパン株式会社が販売を担当。公式サイトで見ると、ハニーロイヤルソイミルクティーという商品が確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-097


■ タリーズの豆 【たりーずのまめ】 

AP騎士のボレーが露店に買い出しに出たラキシスに所望したアイテム。Tully's Coffee Corp.(タリーズ・コーヒー社)が販売しているコーヒー豆のこと。タリーズ・コーヒー社はTom Tully O'Keefe(トム・タリー・オキーフ)が1992年にアメリカ・ワシントン州シアトルに創業したコーヒー・チェーン店。アメリカではスターバックスに次いで売上2位を誇る。日本ではタリーズコーヒージャパン株式会社が販売を担当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-066


■ ダリ・キア(1) 【だりきあ】 

星団暦の初頭から聖宮ラーンの東宮に置かれている研究機関。創設者はブラウニー・ライド。ガーランドという名称が個人称号となる以前の時代、職人の集団を指していた頃の名残を残しており、数多くのガーランドがここに籍を置いているらしい。ハスハ連合共和国の筆頭GTMガーランドとして知られるマギー・コーターもダリ・キアの一員である。魔導大戦の終結後に新型GTMアトラを完成させる予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ ダリ・キア(2) 【だりきあ】 

ハスハ・ミノグシアの地図上にプロットされている地名。イースト・ハスハの北部、聖宮ラーンの北北東に位置する都市・・・ということになるが、詳細は不明。魔導大戦の終結後、あるいは、アトール聖導王朝が成立する星団暦3159年以降に研究機関ダリ・キアが置かれる都市になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-058


■ ダリ・キア(3) 【だりきあ】 new!

アトール聖導王朝の成立後に発足する新組織。ノイス・グリオノフが所属し、GTMアトラを生産することが判明しているため、おそらくはガーランド組織ということになるだろう。星団暦の初頭から聖宮ラーンの東宮に置かれているとされるダリ・キアを引き継いだものとなるか、以前の設定がボツ設定となるか否かは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-147


■ ダリスドゥバース 【だりすどぅばーす】 

ヴィーキュルを統べる魔王(ジェネラル)のひとり。魔帝としている資料もある。アズデビュート紀において懐園剣を手にしたアズデビュート大帝が討伐したようだが、星団規模の戦いが繰り広げられたとも云われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-105


■ タルカス 【たるかす】 new!

Emerson, Lake & Palmerが1971年に発表した2ndアルバム「Tarkus(タルカス)」のこと。このうち5曲目の収録曲である「Manticore(マンティコア)」がFSSにおけるマンティコアのイメージソースとなった。なお、アルバム「タルカス」のアートワークから発してGreg Lake(グレッグ・レイク)が1973年に創立したイギリスのレコードレーベルがManticore Records(マンティコア・レコード)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-117


■ ダルカレー 【だるかれー】 

ツバンツヒ、ラキシス、オーハイネがツラック隊の基地の炊き出しで作った料理。熱源供給にバーガ・ハリのガット・ブロウが用いられた。ダルカレーとはレンズ豆を用いて作るインドのカレーのこと。インドでは皮を剥いてひき割りにした豆をダル(dal)と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-078


■ ダルマス 【だるます】 

ザ・ダルマスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-043


■ ダルマ・オブ・クバルカン 【だるますおぶくばるかん】 new!

クバルカン法国の国家元首「法王」の英訳表記。「Dharma of Kubalkan」で直訳すると「クバルカンの法」と訳される。法治国家を治める法王は同国の法そのもであるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ タレイア 【たれいあ】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した37体目のファティマ。シリアルはBF-37。アスペクトはオーストリア系。完成は2930年。パシテア、アグライアと同時に製作された。マスターはミラージュ騎士のハインド・キルおよびクロークル・ハーマン(この2人は同一人物)。連載初期から設定が明かされているにも係わらず、劇中にはほとんど登場していないファティマである。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるタレイア(「花の盛り」または「花の喜び」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ タワー 【たわー】 new!

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した25体目のファティマ。シリアルはMC-39。ミラージュ騎士団のNo.36(ラスト・ナンバー)としても登録されている究極のファティマである。パーソナルカラーは不明(ブラック系)。GTMカイゼリンの専任ファティマとして星団暦2989年にムグミカが製作を依頼。その直後にAP騎士団のヤーボ・ビートとコンコードがカイゼリンを引き継いだため、製作が一時中断されて完成時期が大幅に遅れてしまったらしい。素体の段階で命の水を取り込み、詩女フンフトの制御下で成長して3100年にスーパー・ヒューマンとして完成する。彼女は正確にはファティマでは無く、超人類でも新人類でも無い、不死・不滅の存在にして無限に巨大化することも可能な生命体であるという。フンフトの教えによって天照に服従するよう仕込まれた後、GTMカイゼリンと共にA.K.D.に赴くようだ。ムグミカ、フンフト、そして歴代の詩女の願いと使命を託された彼女は、天照に付き添う形で星団を離れ、「希望」と「願い」の星フォーチュンに降り立つこととなる。ジョーカー星団における戦闘参加記録はなく、天照がザ・ウィルで星団を離れた後にカイゼリンことゼノア・アプターブリンガーの専任騎士となる。さらに、星団暦7777年以降は異世界タイカのシルヴィス・ミラーの呼び掛けに応じて助太刀に向かうことになるという。人語が苦手なのか劇中では全て平仮名で会話する。モラードの最終遺作と思われたが、カリギュラの技術によって延命したモラードはタワー以降もファティマを製作するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ 単為生殖 【たんいせいしょく】 new!

有性生殖を行う生物のメスが単独で子を生すこと。生まれてくる子の性は生物によって異なり、オスのみ・メスのみ・両性になる3つのパターンがある。オスが存在しない環境下で単為生殖が発生する場合や、子の性別の産み分けとして単為生殖と有性生殖を使い分ける場合、単為生殖でのみ次世代が生まれる場合など、各生物により発生条件は異なる。オス単独の単為生殖は存在しない。また、哺乳類に関しては人為的な遺伝子操作においてのみ報告例があるが、天然の条件下では発生しない模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年6月号p59


■ タンカー 【たんかー】 

闇華亜族(アンカー)における戦闘職のひとつ。ツワモノ(強者)あるいはゴウケツ(豪傑)を指す。MMORPGにおけるロールのひとつタンク(Tank)が語源。タンクとはいわゆる盾役のこと。敵の攻撃を自身に集中させることで自軍(パーティメンバー)を守る役割をもつ。永野センセーもプレイしているFF14では、剣術士(ナイト)、斧術士(戦士)、暗黒騎士、ガンブレイカーがタンクに相当する。ツワモノの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-265


■ 単騎 【たんき】 

ひとりで行動する騎士のこと。転じて、集団から離れて作戦行動を取る騎士のこと。本来はひとりで馬に乗ることを指す。また、ロッテ編成(=2騎編成)で相方が討たれた場合、残った1騎を指して単騎と呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-046


■ 単騎運用 【たんきうんよう】 

GTMの単体運用のこと。通常のGTMは汎用決戦兵器として生み出されているため、集団・単騎のいずれの条件下でも運用が可能である。しかし、天照が開発したツイン・エンジン搭載型のGTMは、集団戦闘に特化した騎体として生み出されているため、複数のファティマのサポート(=ストライパー・システム)が無ければエンジン出力の調整もままならず、単騎運用は基本的にできないらしい。ただし、このデメリットはあくまでも開発段階におけるものであり、完成後は改善されている可能性がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-202


■ 単弓類 【たんきゅうるい】 new!

脊椎動物のうち陸上に上がった四肢動物のグループに属す一群。哺乳類の祖先に位置付けられる。頭蓋骨の眼窩後方に側頭窓と呼ばれる穴があり、その下側の骨が細いアーチ状となっているために単弓類と呼ばれる。このアーチをふたつもつグループが双弓類、ひとつも持たないグループが無弓類である。単弓類の大きな特徴のひとつが異歯性であり、その代表的な種としてディメトロドンが挙げられる。デイメトロドン(Dimetrodon)は盤竜目スフェナコドン科に属し、その学名は「二種類の歯」を意味する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-117


■ タンク 【たんく】 new!

MMORPGにおけるロールのひとつ。いわゆる盾役。ほかのロールと比較して守備力が高く、敵モンスターの敵視を集めて攻撃を受ける役割をもつ。敵モンスターの攻撃に合わせたバフ・デバフの行使、敵視(ヘイト)の管理、味方の守護などが求められる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-130


■ タンクトップ 【たんくとっぷ】 

袖や襟のない肌着のこと。また、同様の形状の上着や水着もタンクトップと呼ばれる。1920年代の競泳用水着タンクスーツ(tank suits)と似ているためにこの名称が付けられたという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-021


■ 男系家系 【だんけいかけい】 new!

王家の血統の根拠を男親の家系に求める家系のこと。家督継承権が男性にのみ発生する家系である。直系の子が女性のみとなった場合、先代あるいは先々代の兄弟の血筋から新たな当主を選ぶのが一般的。ちなみに、現在の日本の天皇家は男系家系であり、過去に女性の天皇がいたことがあってもその家系は引き継がれていない(=女系天皇は輩出されていない)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ 炭鉱都市 【たんこうとし】 

鉱山都市と同義。ジョーカー星団において炭を掘り起こす作業があるとは思えないので、鉱山都市と呼称するのがおそらく正解であろう。鉱山都市の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年5月号p67


■ 探索デバイス 【たんさくでばいす】 new!

索敵探査ロボットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ 探索ロボット 【たんさくろぼっと】 new!

索敵探査ロボットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ 探査ロボット 【たんさろぼっと】 

索敵探査ロボットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p59


■ タンジェリン 【たんじぇりん】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの派生型のひとつ。デモール・タンジェリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ タンジェリン1 【たんじぇりん1】 

GTMタンジェリンの基本モデル。形式SBB-02。ヒト型ファティマの搭載を前提とするモデルである。デモール・タンジェリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年6月号p59


■ タンジェリン2 【たんじぇりん2】 

GTMタンジェリンの派生モデル。形式SBB-03。ヒト型・エトラムル型の両用対応が可能なモデルである。デモール・タンジェリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年6月号p59


■ 男爵 【だんしゃく】 

男爵位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-088


■ 男爵位 【だんしゃくい】 

五爵位の第五位。バロン(Baron)とも呼ばれる。主に土地を持たずに官職についている人物に与えられる称号である。商人や豪族でも国に対して功績を挙げた人物であれば、この爵位を与えられる場合がある。ノイエ・シルチスのバーバリュース・ビィがもつ爵位であるが、彼ほどの人物であれば商人上がりでも得られるような爵位に納まる訳がなく、不祥事による爵位の降格があった可能性がある。また、ミラージュ騎士も基本的に子爵から侯爵(第二位から第四位)の爵位を与えられているようだ。爵位とはもともと中国の周代に始まった呼称で、後にヨーロッパの貴族階級に導入された(または既存の階級に当てた)ものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 男性型ファティマ 【だんせいがたふぁてぃま】 

男性型のファティマ。女性型のファティマと比較して極めて生産数が少ない希少なファティマである。これは、全てのファティマが星団で最初に製作された4ファティマと同一の胚から作られることに起因している。4ファティマは全て女性型であるため、男性型ファティマを製作する場合は染色体の段階から性別の変換を行う手間が掛かってしまうことになる。その他にも、ファティマとしての安定性やジョーカー星団における倫理観から、女性型がベーシックとされているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-095


■ 単相 【たんそう】 

生物用語では、配偶子形成の際に減数分裂によって染色体数が半減すること。またその状態の生物のこと。通常、精子や卵子は単相である。受精によって染色体数が倍化して複相となる。天照は母親の遺伝情報のみを有する単相とされる。本来であればY染色体を持たないために雄性となることはないが、天照の性決定は遺伝情報に縛られるものではない。神の力による変化(へんげ)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ 単装空中砲塔 【たんそうくうちゅうほうとう】 new!

単装の空中砲塔。連装の空中砲塔と比較して単時間当たりの発射回数は減るものの、重量が軽くなるために取り回しが速くとなるメリットがある。分離浮遊空中砲塔の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ ダンダグラーダ 【だんだぐらーだ】 

バーガ・ハリ・ダンダグラーダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ダンダグラーダ支隊 【だんだぐらーだしたい】 

AP騎士団[SPK隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ ダンチヒ公 【だんちひこう】 

クローター・ダンチヒの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-133


■ タンツミンレ 【たんつみんれ】 

ヴィーキュルを統べる魔王(ジェネラル)のひとり。星団暦2020年に天照家に出現したらしく、全てのセントリー、カレン、懐園剣を得たログナーが参戦してこれを撃退したようだ。ログナーがその長い人生の中で唯一黒星を付けたとされる戦いが、この2020年の戦いである。星団暦3225年頃に再びスタント遊星と共に襲来するとの設定があったが、最新設定に拠ると魔王ラドナリスリビオンに置き換わる模様。ただし、黒星を付けられたログナーが再戦を果たす機会がないまま放置される訳もなく、おそらくタンツミンレもこの戦闘に参加するのではないだろうか。なお、旧設定ではAD世紀5000年頃にスタント遊星に出現し、緋紫の皇帝アーハトが懐園剣・雌剣の力を借りてこれを撃退したことになっていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-080


■ 団徒 【だんと】 

ある一団を構成する仲間もしくはその各員のこと。天照家典星舎に所属する生徒は団徒と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-093


■ 担当T 【たんとうT】 new!

映画GTMの製作当時に永野センセーの担当をしていた編集者さん。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ 担当騎 【たんとうき】 

その騎士が担当者として搭乗するGTMのこと。GTMは搭乗者の力量や嗜好に応じてセッティングを変更するため、ほとんど全ての騎士に担当騎が割り当てられていることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年8月号p63


■ タンノイのリベール 【たんのいのりべーる】 

タンノイ(Tannoy Ltd.)はGuy Rupert Fountain(ガイ・ルパート・ファウンテン)が1926年に創業したイギリスのスピーカー・メーカー。創業当初の主力製品にタンタル(tantalum)と鉛合金(alloy of Lead)を使用していたことから、それらの造語からタンノイと命名されたらしい。54年以降にアメリカとカナダのそれぞれに法人を立ち上げたことから、タンノイはアメリカあるいはカナダのメーカーとして誤解される場合が多い。また、実際に74年にはアメリカのHarman International Industries(ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)に売却されている。81年に再び自社株を買い戻したものの、90年代より経営が傾き始め、2002年にTCグループ(デンマークの音響機器大手)の傘下に入ったようだ。リベール(Reveal)は同社が生産しているスピーカーのモデルのひとつである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ ダンパー 【だんぱー】 

衝撃吸収装置(ショック・アブソーバー)。通常は筒状の衝撃吸収機構を指す。シリンダーの内部にオイルやガスなどの流体が充填されており、適度な反発によって衝撃を吸収する。また、急激な運動による機体への負荷を抑制する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ ダンパーシート 【だんぱーしーと】 

GTMのファティマ・シェルに備え付けられているシート。シェル・ツインスイングに連結されており、ファティマの背中、臀部、後頭部に接する格好となるが、戦闘中のファティマは宙に浮いている状態となるため、軽く触れる程度で用いられる。シート自体はフレキシブルに曲がる構造になっており、非戦闘時はシートにもたれて休むことができるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ たんぽぽのベルダ 【たんぽぽのべるだ】 

ラ・ダンディライオン・ベルダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-075


■ 弾幕 【だんまく】 

大量の弾丸を一斉に発射または炸裂させること。「煙幕」に準えた言葉で、弾丸の軌道や爆発による炎などが、あたかも幕を張ったかのように一定の領域を分断することからこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p60


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