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■ アーカス・マーキュリー 【あーかすまーきゅりー】 

星団暦2300年代に活躍した最初期のAFガーランド。剣聖ヘリデ・サヤステのパートナーを務めたオーハイネを製作した人物である。オーハイネは数少ないフローレス・ファティマであることから、リチウム・バランスと比肩する実力をもったガーランドであったことが予想される。マーキュリー(mercury)とは水銀のこと。元素記号Hg、原子番号80の液体金属。常温で液体として存在する唯一の金属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-011


■ アーキロンス家 【あーきろんすけ】 new!

かつて天照王朝のバビロン王国に籍を置いていた王家。アーキロンス・ネムト・バビロン王女の娘アーキロンス・ナトリウム・ウリュがダグウッド・オーシャンと結婚し、その娘たちがフィルモア帝国のハスラー家とボォスのいずれかの家系に嫁いだとされる。ハスラー家に嫁いだ娘がニオ・ハスラーの(おそらく)祖母となるアーキロンス・ハスラー。ボォスに嫁いだ娘の子が詩女ナトリウム・フンフトになるらしい。DE7の解説と家系図が今ひとつかみ合っていないため、この認識で合っているのか正直なところ判らない。とりあえず、ニオ・ハスラーとフンフトおよび桜子は親戚筋ということ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ アーキロンス・ナトリウム・ウリュ 【あーきろんすなとりうむうりゅ】 new!

バビロン王国の王女アーキロンス・ネムト・バビロンの娘。ダグウッド・オーシャンと結婚し、その娘たちがフィルモア帝国のハスラー家とボォスのいずれかの家系に嫁いだとされる。名前から判るとおり、フンフトと桜子が引き継ぐ「ナトリウム」という名は、彼女から引き継がれたものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ アーキロンス・ナトリウム・バビロン 【あーきろんすなとりうむばびろん】 new!

ミラージュ騎士リキッド・オーシャンの別名。フィルモア帝国ハスラー家の出自であり、その祖先にバビロン王国の王女アーキロンス・ネムト・バビロンと娘のアーキロンス・ナトリウム・ウリュがいることから、このような名前となるらしい。リキッド・オーシャンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ アーキロンス・ネムト・バビロン 【あーきろんすねむとばびろん】 new!

かつて天照王朝のバビロン王国に籍を置いていたアーキロンス王家の王女。彼女の子孫がフィルモア帝国のハスラー家とボォスのいずれかの家系に嫁ぎ、前者の血筋からニオ・ハスラーが、後者の血筋からナトリウム・フンフトとその娘の桜子が生まれた。つまり、ニオ、フンフト、桜子の祖先に当たる女性である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ アーキロンス・ハスラー 【あーきろんすはすらー】 new!

バビロン王国アーキロンス王家の血筋に連なる女性で、フィルモア帝国のハスラー家に嫁いだ人物。世代的に、おそらくニオ・ハスラーの祖母に当たる女性である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ アーク 【あーく】 

ヴィーキュルの敵対者にして対存在。NT連載時からコミック収録時にカットされたシーン(TOJ10に掲載)において、両者は男と女、善と悪のような二元論で語られる存在であり、アークは「仏」、ヴィーキュルは「神」に該当することが天照の口から語られている。水霊はアークのひとり。ただし、最新の設定においてアークと水霊はほぼ同義に設定されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ アーク・エンジェル 【あーくえんじぇる】 new!

クローム・バランシェが製作した3体目のエトラムル・ファティマ。シリアルはBF-E-03。星団暦3000年代初頭においてはコーネラ帝国エレクトロナイツの筆頭騎士シャリシャン・ホーカーが所有する。King Crimson(キング・クリムゾン)やRoxy Music(ロキシー・ミュージック)、UK(ユーケー)、Asia(エイジア)などに在籍していたイギリスのギタリスト、John Wetton(ジョン・ウェットン)が1997年にソロで発表したアルバム「Arkangel(アークエンジェル)」が名前の元ネタだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ アーク・オブ・ユニバース・スイレイ 【あーくおぶゆにばーすすいれい】 

アーク・水霊が自ら名乗った肩書きもしくはフルネーム。アーク(arch-)は「首位の」とか「頭目の」という意味の接頭語であるが、ここは素直に「宇宙の主」と訳した方がよいだろう。水霊は創造神JOKERの下位に位置する存在であると同時に、5種5頭のセントリーを統べる立場にある異界神である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-145


■ アーク・シュバリエ 【あーくしゅばりえ】 

ガマッシャーン共和国における筆頭騎士をこのように呼称するらしい。アーク(arch-)は「首位の」とか「頭目の」という意味の接頭語。シュバリエ(chevalier)はフランス語で「騎士」の意。星団暦3000年代初頭におけるアーク・シュバリエはナオ・リンドー・レイスル(=シュバイサー・ドラクーン)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-135


■ アーグ・ブーラ 【あーぐぶーら】 

オーダ宇宙海賊が使用するGTM。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-199


■ アークホスティング 【あーくほすてぃんぐ】 

アークホストとほぼ同義。アークホストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-151


■ アークホスト 【あーくほすと】 

複数のホスト・ファティマ(=リードホストに関して上位の権限を持っているファティマ)を従えてさらに上位の権限をもつこと。またその任に就くホスト・ファティマのこと。ホストはその戦場に派遣された騎士団や軍グループの最上位、アークホストは国家全軍や連合軍の最上位、と考えると判りやすい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-129


■ アークホストAF 【あーくほすとAF】 

アークホストを務めるファティマのこと。アークホストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-129


■ アーク・マスター 【あーくますたー】 

アーク(arch-)は「首位の」とか「頭目の」という意味の接頭語。ファティマにとって(通常のマスターとはまた別に)最上級のマスターとして認識される存在がアークマスターと呼ばれる。バランシェ・ファティマの成長を見守ってきたレディオス・ソープ(天照)は、その不老長寿もって全ての思い出・記憶を未来まで持ち続けることから、肉親と呼べる者が存在しない彼女たちにとって「永遠不滅の縁者」となる。それ故、全てのバランシェ・ファティマは無意識のうちにソープをアーク・マスターとして認識しており、彼に逆らう行動を採れない状態になっているらしい。これはプログラムによる制御ではなく、ソープにだけは迷惑を掛けたくないという歴代バランシェ・ファティマの「思い」が引き継がれた結果なのだという。この「思い」はウィル星団暦7777年以降に生まれるFネーム・ファティマにも引き継がれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-057


■ アースカラー 【あーすからー】 

地面や植物といった自然物をイメージさせる色彩のこと。一般に、ブラウン、カーキ、ベージュ、オリーブ、グリーンなどを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ アード・ゼニヤッタ 【あーどぜにやった】 

星団暦3010年にAP騎士団に入団した少年騎士。騎士登録すらされていなかった幼少時に、モラード公の新作ファティマ・カプリコーンのマスターとなったため、その未知数の実力を見込まれてマグダルとデプレの側近に抜擢された。魔導大戦の勃発後はヒン・モンダッタと共にスバース市本陣にて待機。デプレ付きの騎士としてスバース隊と行動を共にする。階級は中佐。名前の元ネタは、The Police(ポリス)が1980年に発表したアルバム「Zenyatta Mondatta(ゼニヤッタ・モンダッタ)」から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-018


■ アーハト 【あーはと】 

炎の女皇帝ことヘリオス・ナインが星団から去った後に超帝國ユニオを治めていた歴代総帝のひとり。アーハト(Acht)はドイツ語で「8」の意。数字の大小と在位時期の順番は一致していないとの設定もあるが、彼は8番目に作られた総帝である。配下の騎士団は「バクシー」。超帝國ユニオが惑星カーマインへの入植を進めていた時代の総帝であり、コミック9巻で描かれたセントリーとの和解の後に、超帝國国家元首の座をヘリオス・ナインに返還したようだ。なお、セントリーと争う姿勢を見せていた(AD世紀7500年代の)皇帝はツェールンフとの設定もあり、当時の超帝國ユニオには総帝・皇帝間で派閥が発生していた可能性がある。旧設定では、アーハトは炎の女皇帝の先代に当たり、その在位期間中に懐園剣・雌剣を所持していたことになっていた。スタント遊星と共に襲来した魔王タンツミンレを撃退したとの設定もあったが、現時点ではかつての所持者という設定のみが確定している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ アームガード(1) 【あーむがーど】 

GTMの手の部分を保護している装甲のこと。手甲。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ アームガード(2) 【あーむがーど】 

GTMの騎士コクピットに組み込まれている保護パネルのひとつ。コントロール・パーツごと騎士の両腕を覆っている防御装甲である。コミック15巻では、攻撃を受けた衝撃でこの装甲が下がり、ユーゾッタの腕が挟まる描写がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年7月号p55


■ アームバンド 【あーむばんど】 

腕に付ける装身具。通常はシャツや制服の上に装着する。ルミナス学園の生徒会役員には詰襟タイプのカスタム制服が渡される。その両腕には生徒会役員であることを示すアームバンドが付属するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-007


■ アーム・フライヤー 【あーむふらいやー】 

GTMの下腕部に装着するフライヤー(盾)のこと。単純にフライヤーとも呼ばれる。背面に装着するアイドラ・フライヤー、下半身に装着するボトム・フライヤーと区別する場合に用いる呼称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-010


■ アームホール 【あーむほーる】 

衣服の両脇にある腕を通す穴の部分のこと。袖と身頃のつなぎ目を指す。ファティマスーツのアームホールにはパニング・スタビライザーの装着ポイントが仕込まれている。このポイントから肩-袖口間を支持するパーツ(=袖補正ハーネス)が伸びており、先端にパニング・スタビライザーがセットされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ アーリィ・ブラスト 【あーりぃぶらすと】 new!

ミラージュ騎士団左翼大隊No.7(2代目)。パーソナルカラーはワインレッド。ボー・ヨーグン群国の奴隷民出身。ガス・ガル連邦のパライア高等学校卒業。移籍以前はバッハトマ魔法帝国の黒豹騎士団に所属。バッハトマでは騎士団長のトモエを補佐する副官で、(おそらく斥候や潜入を担う)GTM大隊を率いる人物であった。階級は大佐。忍者として修業を重ねてきた過去があり、電磁手裏剣のほか、複数の隠し武器を持ち歩く。大小二刀を用いた多段ディレイ・アタック「霞切り」の使い手。また、トモエ直伝の「開脚四手観音剣」も使う。カーバーゲンをアレンジしたダシリカと呼ばれるGTMを使用。惚れてしまったヨーン・バインツェルを追う中で育ての親でもあったトモエを殺害。抜け忍となるもステートバルロに拾われる形でミラージュ騎士に抜擢された。彼女のハイレグ姿は後にタワーに引き継がれ、さらなる未来において異世界タイカに伝わることになる。つまり、FSS世界のハイレグ文化の元祖は師のトモエということ。パートナーはマルター(マルタール)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-070


■ アーレン・ネス・スタイル 【あーれんねすすたいる】 

ハーレー・ダビッドソンのカスタマーとして世界的に有名なArlen Ness(アーレン・ネス)が打ち出したカスタム・スタイルのこと。ただし、アーレン・ネスはその時代々々において様々なスタイルを打ち出しているため、これぞアーレン・ネス・スタイルといったような定義は見当たらない。ヨーンが使用しているストライカーに最も近いモノを探すと、1986年に発表したストリート・スタイルの「Accell」というモデルが最も近いか。それにしても・・・アーレン・ネスは「The King of Choppers」と呼ばれるだけあってホントにいろんな形のバイクを発表している。エンジンを2基搭載した「Two Bad」とか、やたら流線型の「Mach Ness」とか、ハチャメチャなモンを作る点が天照っぽいかも。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ アーレン・ブラフォード 【あーれんぶらふぉーど】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.21。パーソナルカラーはカッパーイエロー(以前の設定ではカッパーゴールド)。研ぎ澄まされた五感と確固たる信念をもって任務を遂行する孤高の騎士。第3期ミラージュの筆頭を務める。ボォスの紅海南部にあるカラッカ地方ミミバ族長国出身。大国の騎士団への登用も噂された優秀な騎士であったが、上官の命令に従ってナミル村の村民全てを殺害したことで「皆殺しの忠犬」という汚名を着せられる。当時の所属国家・騎士団については不明であるが、この風評が原因となって放逐されたらしい。傭兵騎士まで身を落とし、実力に見合う評価を受けぬまま長らく不遇の時を過ごすが、星団暦2992年にディ・バローの行軍に参加。命の水を巡る戦いの中でレディオス・ソープと出会い、彼唯一人に忠誠を誓う騎士となった。実戦で培われた無頼の型が彼の本領であるが、無走剣(ブラインド・ソード)などの剣技も体得しており、その優れた技量からソード・マスターとも呼ばれる。パートナーは京。奥さんはキュキィ。イギリスのプログレ・バンドU.K.やBrufordに参加したBill Bruford(ビル・ブラフォード)が名前の元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-004


■ アイアイン・ドライゼ 【あいあいんどらいぜ】 

謎のGTMガーランド。名前の元ネタは、プロイセンの銃工として知られるJohann Nicolaus von Dreyse(ヨハン・ニコラウス・フォン・ドライゼ)から。実用化された世界初のボルトアクション小銃Prussian Model 1841(別名Dreyse Zundnadelgewehr:ドライゼ小銃)の開発者である。かなり古い時代の銃工であるため、ガーランドの系譜に当て嵌めるならば、アイアイン・ドライゼはAD世紀の時代から活躍しているGTMガーランドということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 藍色の髪の少女 【あいいろのかみのしょうじょ】 

ファティマ・ラキシスの祝福を受けた者が幻視する藍色の髪をもつ少女。それは未来のラキシスの姿である。劇中では、コーラス23世、モラード・カーバイト、ダイ・グ・フィルモア5世ら(とクローソー)が、この少女と遭遇し、言葉を交わしている。コミック16巻で大立ち回りを演じた際は「ヒト」の目に触れていなかったのでノーカウント。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p59


■ 藍色のラキシス 【あいいろのらきしす】 

髪が藍色に染まった未来のラキシス。星団暦3239年に行方不明となった後、5899年に目覚めたラキシスは休眠中に起きた何らかの要因によって成長・変質してこの姿となる。劇中では、モラード・カーバイト、コーラス23世、ダイ・グ・フィルモア5世がこの姿のラキシスと会話を交わしている。これまでの解説において、マグナパレス(KOG)のコクピット内で羊液に浸かっているうちに変色したという説明も為されたが、現在の設定では原因不明となっているようだ。と云うか、劇中で最初に登場してバランシェと会話したときのラキシスの髪は藍色だったのでは。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-201


■ 藍色ラキシス 【あいいろらきしす】 

藍色のラキシスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p63


■ アイエッタ(1) 【あいえった】 

ファティマ・イエッタの別名。イエッタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ アイエッタ(2) 【あいえった】 

太古の時代において魔王オピクルと対峙した人物。「五つの星の物語」において、自身の生命を代償としてセントリーを召喚したとされるお姫様と同一人物であろう。彼女の亡骸から取り出された「真珠」が、超常の不死王「カラミティ・ゴーダース王」として現出した。つまり、F.U.ログナーの母君である。ファティマ・イエッタの名前は彼女に由来する。懐園剣を手にしたマドラが垣間見た剣の記憶では「モナークの素子姫」と呼ばれていたようだ。アイエッタ姫はおそらくセントリーが登場する伝承紀(カラミティ・ゴーダース王の時代)に生きた人物であるため、それ以前のモナーク紀との関連性は不明であったが・・・最新設定により明かされたその正体は、ログナーの本体たるザ・モナークの制御装置であった模様。素子姫アイエッタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-105


■ アイオ 【あいお】 

詩女アオイの初期名称。アオイ・ラジョラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-061


■ アイオ・レーン 【あいおれーん】 

ジャスタカーク公国の筆頭騎士。侯爵位をもつ。天位騎士でもあり、国内外からナイト・オブ・ナイツ(騎士の中の騎士)と賞賛されるほどの腕前と人望をもつ。ジャスタカーク公国は円卓議会を中心とした国家運営が成されており、国政における騎士の発言力も比較的強い。したがって、筆頭騎士のアイオ・レーンも相応の国家要人であることが予想される。星団暦2900年代の末期にフィルモア帝国と合同でダラッカ介入戦争に参加。その際に乗騎を大破させ、パートナーのファティマを失ったらしい。また、かつてはブーレイ傭兵騎士団のリーダーとして「空の頭」を務めたこともあったという。魔導大戦中はギーレル・ハスハ王国に駐屯しており、ギーレル・ハスハ王国騎士団およびクバルカン騎士連合の代表騎士団長として活動。ジークがレーダー9世として即位した際に円卓の騎士のひとりに就任し、ミノグシアへの干渉はフィルモアと歩調を合わせることとなった。パートナーは時。GTMオスカードを駆る。オカッパ頭とドジョウひげが特徴。クバルカン法国の騎士としても認められているのか、クバルカンの正勲章を所有する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 相方 【あいかた】 

パートナーのこと。騎士が自身のパートナーとなるファティマを指してこのように呼ぶ場合がある。もともとは日本舞踊における用語のひとつで、演目における相手方のこと。合方とも書かれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-031


■ アイカメラ 【あいかめら】 

GTMの両目の部分に収められているカメラ。もしくは機体各部に備え付けられているカメラのこと。前者は複眼投射システムと呼ばれる。GTMの両目は人間と同様に前方に向けられているため、真上や後方を確認する場合は騎体各部のカメラを用いることになる。必要に応じてモニターに割り込む形で映像が呼び出せるようになっているようだが、安全且つ迅速な対応を採ろうとするなら、振り返るなどして騎体の前面に捉えた方が早いだろう。非戦闘時の周辺監視や観測が主な役割になると考えられる。複眼投射システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-154


■ アイグラス 【あいぐらす】 

眼鏡もしくは眼鏡を模した表示器やウェアラブルデバイスのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ アイグレイン 【あいぐれいん】 

GTMの両目の周りにある切り込みのこと。サブ眼球のサーチ範囲を広くする(=照射ビームの角度を広く確保する)ための切り込みであり、睫毛やアイシャドウを模した形状になっている場合が多い。各GTMによって異なるが、騎士の好みでデザインを変更している場合もある。ミラージュ・マシンはなぜかアイグレインを持たないが、それだけ「周囲を警戒する必要のないロボット」ということになるのだろうか。グレインの意味が判らず。ドイツ語で「嘆く」もしくは「泣く」を意味するグライネン(greinen)が語源だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ アイコンタクト 【あいこんたくと】 new!

アイレンズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-067


■ アイジェルン・ダリ・キア 【あいじぇるんだりきあ】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した22体目のファティマ。シリアルはMC-35。運命の三女神に匹敵する高スペックを誇る超級ファティマ。その名称から聖宮ラーンの研究機関ダリ・キアとの関連性が窺える。クリアランスが公開されていないことも含め、何やら厄介な設定が組まれていそうなファティマである。現在は保存中とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ アイシャ・天照帝 【あいしゃあまてらすてい】 

帝位に就いた後のアイシャ・コーダンテ。アイシャは星団暦3075年にA.K.D.および天照家から離れ、コーダンテ家とも離縁して別の国家に移籍するらしい。帝位に就く時期は不明であるが、少なくとも星団侵攻が開始される3159年には天照帝もしくはコーダンテ帝と呼ばれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-244


■ アイシャ・コーダンテ 【あいしゃこーだんて】 new!

ミラージュ騎士団右翼大隊No.2。パーソナルカラーは若草色(イエローグリーン=コーダンテ家のカラーと同一)(以前の設定ではアイボリー)。天照王朝コーダンテ家の17代当主であると同時に、グリース国首相、A.K.D.左大臣⇒太政大臣、A.K.D.3軍司令長官、A.K.D.司政官など、A.K.D.の政治・軍事の一切をほとんどひとりでこなす劇中で最も忙しい女性騎士。さらに、現在まで発刊された全てのコミックに登場しており、騎士戦・GTM戦においてもほぼ負けなしという連載史上最強騎士である。幼い頃より天照一筋で生きてきたために、自身の幸福の形を見失った悲しい女性であるが、イイ男は即喰いというグルーピー顔負けのしたたかな面も併せ持つ。あばずれやイカズ後家などいろいろと呼ばれているようだが、中身は正真正銘の恋する乙女。永野センセーの愛情を一身に受ける真のヒロイン・キャラである。3030年(もしくは3007年)に天照家から距離をおくルーマー王国に籍を移されたため(王朝内では降格扱い)、魔導大戦以降はアイシャ・ルーマーを名乗る。3075年に従帝の称号を得るが、これは現皇帝である「天照の帝」と同列に扱われる「天照の命」という意味があるとのこと。パートナーはアレクトー。グリース語(漢語)表記は「愛謝・紅檀鼎」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-130


■ アイシャドウ 【あいしゃどう】 

目の周囲に陰影を付ける化粧法のこと。また、そのための化粧品のこと。通常は顔の凹凸を際立たせる効果を発揮する。古代エジプトにおいて、ハエによる眼病の伝染を防ぐために目の周りに孔雀石の粉末を付けていたことが由来とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ アイシャ・ルーマー 【あいしゃるーまー】 

星団暦3007年以降、天照王朝のルーマー王国に移籍したアイシャ・コーダンテが名乗る名前。ルーマー王国の女王として即位・戴冠したアイシャであるが、これはすなわち直系王家のコーダンテ家から衛星王家(ルーマー王家もしくはメルカ公家)に「降格」されたことを意味している。天照に恋焦がれる余り、血筋を残す大役を先延ばしにしてきた彼女は、王家の責務を放棄していると見なされたのだろう。これをもって天照家におけるアイシャの王位継承権はほぼ消失し、コーダンテ家の重責は妹のワスチャに圧し掛かることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-008


■ アイスクリーム 【あいすくりーむ】 

コーラス王朝で好まれるスイーツ。牛乳などを原料に、砂糖や塩などを加えて冷やしながらかき混ぜ、クリーム状にした冷凍菓子。日本の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」に基づく分類では、乳固形分15%以上でそのうち乳脂肪分が8%以上のものをアイスクリーム、乳固形分10%以上でそのうち乳脂肪分が3%以上のものをアイスミルク、乳固形分3%以上のものをラクトアイスと呼び、これらを総じてアイスクリーム類と呼称する。また、柔らかいアイスクリームはソフトクリームと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ アイスクリーム製造機 【あいすくりーむせいぞうき】 

そのまんまアイスクリームを製造する機械。コーラス王朝の軍艦やGTMセイラーには、兵士・騎士がいつでもアイスクリームを食べられるように常備されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ アイスクリームのサンダル 【あいすくりーむのさんだる】 

ラキシスがベラ国を訪問した際に履いていたサンダル。世界一高い3色アイスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ アイスダート・スタイル 【あいすだーとすたいる】 

ファティマ・ファッションの第2期スタイル「アシリア・セパレート」の俗称。アイスダート(ice dart)とは「氷の矢」の意。この俗称が用いられたのは2400〜2500年頃のわずかな期間であり、いわゆる初期アシリア・セパレートの時代に当たる。現在のアシリア・セパレートと比べて機能的には大きく変わらないものの、パンツ・スタイルが主流で各部がだぶ付く野暮ったいデザインであった。人間らしい表情を抑制するためにアイレンズの装着が義務付けられたため、見えなくなってしまった「ファティマの視線」のイメージを「氷の矢」に準えたことでアイスダート・スタイルという俗称が定着したようだ。アシリア・セパレート(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ アイスバインとザウアークラウト 【あいすばいんとざうあーくらうと】 

トモエの好きな食べ物(高校在学時)。アイスバインはドイツの代表的な家庭料理。塩漬けにした豚の骨付きスネ肉を野菜や香辛料と共に煮て作る。ザウアークラウトはこれもドイツなどで食されるキャベツの漬物。千切りにしたキャベツに塩と香辛料を加えて乳酸菌で発酵させたモノ。アイスバインのほか、肉料理に添えて食べるのが一般的。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-096


■ アイス・ハンド 【あいすはんど】 new!

カラッカ・アンザ首長国に本拠地を置く暗殺者集団。首領は「イラカの暗殺王」と呼ばれたステートバルロ・カイダである。その他の詳細は不明であるが、劇中のセリフからガス・ガル連邦の忍者組織・地潜りを牽制できるほどの巨大な組織であることが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-077


■ アイゼン 【あいぜん】 

アイゼンとは登山靴の裏などに付く滑り止めのスパイクのこと。GTMの踵から上方に跳ね上がっている鉤状のパーツは、アイゼンの役割を果たすパーツで、必要に応じて地面に突き立てる仕様になっている。普段はほとんど地面から離れているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ アイゼン・パーツ 【あいぜんぱーつ】 

アイゼンの機能をもつパーツ。ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズに装備されるアンクル・クレーンは4つのアイゼン・パーツにより構成されている。なぜ、放熱機能がメインとなる兵装にこれほど巨大な「すべり止め」が必要となるのか・・・それは今後のツァラトラの登場によって描かれることになるだろう。アイゼンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-088


■ アイゼン・フリー 【あいぜんふりー】 

GTMの踵(=アイゼン)のロックを解いた状態のこと。整備中はロックを掛けることが基本となるようだ。ただし、踵の部分をハーケン・ヒール、踵から上方に跳ね上がっているパーツをアイゼンと呼ぶこと、踵にはヒール・ダンパーが仕込まれていることが判明しているので、より正確にはアイゼンのロック解除ではなく、ヒール・ダンパーのロック解除である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-015


■ アイターゲット 【あいたーげっと】 

ターゲットマーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-154


■ アイツ・フェイツ・(個人名)・アトワイト 【あいつふぇいつあとわいと】 

アトワイト家を出自とするフェイツ公国の領主に引き継がれてきた名前。同国の2代目および4代目から9代目の領主はアトワイト家とその傍系から選ばれたようだ。(個人名)の部分にはその領主の名前が入り、最後にドイツ語で世数が入る。2代目はツヴァイ、4代目から9代目はフィアー、フュンフ、ゼクス、ジーベン、アハト、ノインと続く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ アイツ・フェイツ・アルセニック・バランス・ツェーン 【あいつふぇいつあるせにっくばらんすつぇーん】 

アルセニック・バランスのフルネーム。ツェーンは「X」とも表記される。アルセニック・バランスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ アイツ・フェイツ・ウラニウム・バランス 【あいつふぇいつうらにうむばらんす】 

フェイツ公国を興した後のウラニウム・バランスのフルネーム。「アイツ・フェイツ」はフェイツ公国の領主が預かる称号である。ウラニウム・バランスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ アイツ・フェイツ・クローム・バランス・エルフ 【あいつふぇいつくろーむばらんすえるふ】 

クローム・バランシェの本名。フェイツ公国を預かる11代目公爵としての名前であり、同国から出奔した後にバランス姓を捨てて改名したのはご存じの通り。エルフは「XI」とも表記される。クローム・バランシェの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ アイツ・フェイツ・マキシマム・ハルトフォラス・バランス・ツェルフ 【あいつふぇいつまきしまむはるとふぉらすばらんすつぇるふ】 

フェイツ公国の家督を引き継ぎ、同国の12代目当主となったマキシ・カイエンが名乗る名前。ツェルフは「XII」とも表記される。天照は人工生命体による治世・支配体制の検証を目的としてマキシを領主に置いたようだが、彼自身がもつ幅広い知識と聡明さ、さらには優しく穏やかな性格もあって、フェイツ公国は長らく平和に治められたという。ただし、マキシは星団暦3225年のスタント遊星攻防戦で他界することが確定しているため、彼が領主を務めた期間は120年程度となる。マキシ・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ アイツ・フェイツ・リチウム・バランス・ドライ 【あいつふぇいつりちうむばらんすどらい】 

リチウム・バランスのフルネーム。ドライは「III」とも表記される。リチウム・バランスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ 愛と悲しみのボレロ 【あいとかなしみのぼれろ】 

1981年に公開されたフランス映画。原題は「Les Uns et les Autres」。監督はClaude Lelouch(クロード・ルルーシュ)。フランス、アメリカ、ロシア、ドイツの各国で生活する、4つの家族のドラマを2世代に渡って描く。この4つの家族は、序盤ではわずかに交錯するだけだが、終盤のフランスにおけるチャリティ公演で一堂に集結する。バレエ・ダンサーのジョルジュ・ドンが79年に演じて話題となった「ボレロ」が、4つの家族が集まる野外公演のクライマックス・シーンとして使用された。なお、ボレロの振付はモーリス・ベジャールが担当しており、この人物が2006年に振付を担当した作品が「Zarathoustra(ツァラトゥストラ)」である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p23


■ アイドラ・フライヤー 【あいどらふらいやー】 

GTMの肩胛骨の位置に付く羽のような付属パーツ。ハーモイド・システムの調整器で、システムに戻せない余剰エネルギーを電気に変換して放電する機能をもつ。また、整備などの都合でGTMの上半身だけを起こす必要がある場合に、支えとして使用するらしい。GTMバーガ・ハリはこのパーツを大型化すると共に可動式パーツに置き換えており、このフライヤーが副腕の役割を果たすことで防御・攻撃に応用することが可能となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p78


■ アイドラ・フライヤー取り付け口 【あいどらふらいやーとりつけこう】 

GTMの背中に備え付けられているアイドラ・フライヤーの取りつけ口。ハーモイド・エンジンの放熱口となっており、ここを介してアイドラ・フライヤーに超高温の熱が伝導され、フライヤーから放熱される仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ アイドリング状態 【あいどりんぐじょうたい】 

機械・設備・人員などが、主とする目的に利用されない状態のまま、稼動に即応できる様態を維持していること。自動車のエンジンであれば、無負荷状態で最低限度の回転数で稼動し続けている状態を指す。要するにエンジンを掛けて静止している状態である。ツァラトウストラ・アプターブリンガーに搭載されているツイン・ハーモイド・エンジンはあまりにも強力なため、片方のエンジンをアイドリングすることで初めてまともな制御が可能となるらしい。こういうトンチンカンな発想が天照の基本と云えるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ アイドル 【あいどる】 

アイドル(idol)とは「偶像」のこと。「憧れの的」あるいは芸能活動を通じて「熱狂的なファンをもつヒト」のことを指す。ハスハ王宮に詰めていたギラたちAP騎士団の男性陣にとって、カイエンを追って入城してきたミースはアイドルであったようだ。彼女がいかに美人であるかは、アララギ・ハイトの言動でも十分に伝わる部分ではあるが・・・カイエンが手を出さなかった、という部分がまたそれを一層際立たせているかも知れない。つまり、汚すことができないほどキレイに映っていたということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-078


■ アイドル・ポップ 【あいどるぽっぷ】 

音楽ジャンルの一種。いわゆるアイドルもしくはアイドル・グループが歌うポップ・ミュージックを指す。楽曲の音楽性よりも歌い手の容姿・美声やダンスなどのパフォーマンスが重視されたり、キャッチーな歌詞とメロディーラインが特徴とされたり、あまり明確な定義は無いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ アイホール 【あいほーる】 

GTMの顔面を覆っている装甲に開けられた眼の穴のこと。GTMの中には、この部分を透明装甲で塞いでいるタイプもみられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ アイマーク 【あいまーく】 

騎士およびファティマの視線を追うターゲットマーカーのこと。アイマーク・ターゲッターとも呼ばれる。騎士コクピットおよびファティマ・シェルの室内に投影される。ターゲットマーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ アイマーク・ターゲッター 【あいまーくたーげったー】 

アイマークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ アイリーン・ジョル 【あいりーんじょる】 

ピチカート公国の筆頭騎士。同国が組織するシェン・ラン騎士団の騎士団長でもある。コーラス王朝エルメラ王妃の依頼を受け、GTMアマルカルバリを駆ってベラ国攻防戦に参加した。彼女はもともとコーラス王朝トリオ騎士団の騎士団長(第1大隊長)であり、コーラス・ハグーダ戦で君主コーラス23世を守り切れなかったことを悔いて自ら除隊したらしい。エルメラ・フロンドゥとは同級生で、彼女のラブレターをコーラス23世に受け渡したことで両者の付き合いがスタートしたようだ。エルメラの娘セイレイの師匠に当たり、彼女からはアイリーン姉もしくは姉御と呼ばれる。という訳で、このヒトも本質は昭和のヤンキーである。パートナーはファティマ・パトラ。ベラ戦の終結後にトリオ騎士団の騎士団長に再就任したようだ(セイレイをシバけるのは彼女しかいなかったらしい)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-008


■ アイル・フェルノア(1) 【あいるふぇるのあ】 

AP騎士団[ラーン王宮支隊]の別名。おそらく後年に付けられる名称だろう。AP騎士団[ラーン王宮支隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ アイル・フェルノア(2) 【あいるふぇるのあ】 

カーマントーのアンビラン鉱山西区においてマグダルが出会った少年騎士。ナルミ・アイデルマの従甥(従兄弟の子)に当たる。鉱山で働く子供たちのまとめ役であり、周囲の者からは班長と呼ばれる。鉱山に連行された当初は母親もいたらしいが、作業中の空気漏れによって事故死した模様。彼自身はこの事故原因を疑っており、施設を管理するドーマ連合が意図した殺害と見ている。騎士の能力を隠すことで監視の目を逃れていたものの、カーゴマウントの事故からマグダルを庇ったことでその能力を看破され、マグダルだけにドーマに反旗を翻す夢を語った。後の時代においてアトール聖導王朝が組織する「聖導騎士団アイル・フェルノア」は、おそらく彼の名前に由来することになるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-004


■ アイルランド 【あいるらんど】 

ここでは北アイルランドとして整理する。イングランド、ウェールズ、スコットランドと共にイギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)を構成する国家のひとつ。アイルランド国内の宗教的な対立を経て、1920年のアイルランド統治法の成立によって南アイルランド(現在のアイルランド共和国)から分離した6つの県から成る。アイルランド島の北東部を占めており、首都はベルファスト。1960年代から北アイルランド国内でも宗教的な対立と紛争(=北アイルランド問題)が発生し、解消したとされる現在においても国内の不安定な状況は継続しているようだ。イギリスに合同した当時の国旗は白地に赤の斜め十字が入る「セント・パトリック・クロス」であるが、この旗の使用については北アイルランド国内でも拒否する見方がある模様。6県が分離した当初に規定された「アルスター・バナー」と呼ばれる旗も使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ アイレンズ 【あいれんず】 new!

アイコンタクトグラスとも呼ばれる。ファティマの眼球の表面に付けられている有色レンズ。星団暦2400年〜2600年頃のアイスダート・スタイルから用いられた。ファティマの美しさを抑制するために考案されたもので、瞳を覆い隠すことで他者から表情を読み取れないようにし、(グレイ型宇宙人のように)人外の存在であることをアピールする役割があったようだ。連載当初はアイレンズの色の濃さにも差があり、ラキシスはほとんど無色との設定もあったが、プラスチック・スタイルの導入後はほとんど全てのファティマが取り外してしまったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ アインシュタイン 【あいんしゅたいん】 new!

ブラウン運動の理論や相対性理論を人類に遺したドイツの理論物理学者Allbert Einstein(アルベルト・アインシュタイン)のこと。1879年南ドイツのウルムで生まれる。スイス連邦工科大学卒業後、ベルンの連邦特許局技師となり、1905年に特殊相対性理論を発表。その後は幾つもの大学の教授を務め、15年に一般相対性理論を発表した。33年にはアメリカに移住し、原子爆弾開発の発端になったとされる物理学者レオ・シラードの手紙(原子力の軍事利用によって非常に強力な爆弾が作られる可能性を示唆した手紙)に署名。晩年には、この手紙に署名したことに責を感じたのか、平和運動を続けたことで知られる。1955年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-186


■ アインハイト 【あいんはいと】 new!

アインハイト(Einheit)はドイツ語で「一体」とか「ユニット」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-032


■ アウクソー 【あうくそー】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した38体目のファティマ。シリアルはBF-38f。アスペクトはフランス系。剣聖ダグラス・カイエンのために製作されたコンプリート・ファティマであるが、その正体は「純血の騎士」に仕えたいと願った星団史上初のファティマ・フォーカスライトである。2946年にカイエンのパートナーとなったものの、彼女は生育途中でバランシェから勘当されており、ファティマとしては完成に至っていないらしい。魔導大戦においてカイエンと死別したアウクソーであるが、彼女は今後も姿形を変えながらファティマとして生き続けることになるという。現在はミース・バランシェが預かっており、後にその記憶を受け継ぐデルタ・ベルンに再度構築される予定。これまでの解説で、詩女ボルサと何らかの関わりを持っていたことが明かされている。ただし、ボルサは2918年に退位したことが判っているため、アウクソーと云うよりもフォーカスライトと関わりがあったと考えるべきだろう。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるアウクソー(「成長する女」または「成長させる女」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ アウトメタ型 【あうとめたがた】 

炎の女皇帝が設計・開発したGTMのフレーム構造。現在のGTMの基礎を構築したフレームであるが、女皇帝が星団を去ったことでこのフレームを搭載していた騎体も失われたため、このオリジナル・フレームは現存していないらしい。ただし、システム・カリギュラが使用するゾルダート0・シオンはこの構造に極めて近いフレームを有しているとのこと。アウトメタはドイツ語で「自動人形」を意味する「Automat」が語源だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ アウトメタ型ライオンフレーム 【あうとめたがたらいおんふれーむ】 

GTMカイゼリンが採用している骨格形式。現在の設定では単にライオン・フレームと呼ばれているようだ。アウトメタ型ライオン・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 阿吽 【あうん】 

仏教における真言のひとつ。「阿」は口を開いて吐く音、「吽」は口を閉じて吸う音であり、両者を合わせて万物の始まりと終わりを表す言葉とされる。対となる物を表す言葉でもあり、神社の狛犬や仏閣の仁王像は左右それぞれで阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)に成っている場合が多い。メヨーヨ朝廷のエンブレムとして制服などに刺繍されている文字は阿吽の「阿」を象っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ アオイ 【あおい】 

歴代の詩女のひとり。アオイ・ラジョラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-066


■ 青い影 【あおいかげ】 

ウモス国家社会主義共和国の運営を担う独裁政党。ウモス建国以前は政党では無く、他星からの資源の流通を管理・支配する結社であった。カラミティ星の資源の枯渇を逆手に取り、貿易都市としてプロコルハルムを再建。システム・カリギュラの支援を受けながらフィルモアおよびロッゾ両国と渡り合い、通商条約の締結によって現在の国家体制を打ち立てたとされる。イギリスのロックバンドProcol Harum(プロコル・ハルム)が1967年に発表したメジャー・デビュー曲「A Whiter Shade of Pale(青い影)」が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-043


■ 蒼いセントリー 【あおいせんとりー】 

体色が蒼いセントリー。ブラウ・ブリッツを指す。ただし、セントリーの姿はヒトの目に映るものではなく、出現する度に姿が変わるらしいので、体色による判別が可能かどうかは不明である。ブラウ・ブリッツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-081


■ 蒼い血帝国 【あおいちていこく】 

フィルモア帝国の別名。帝国で最も高貴な血筋とされるブラウ・フィルモア王家に基づく呼び名であろう。ブラウ(blau)はドイツ語で「青」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ アオイ・ラジョラ 【あおいらじょら】 

歴代の詩女のひとり。黒髪とそれを覆う垂幕付きのフード、黒緑色のドレスを纏う。都ハ・リの正門前にダムを建設し、地下水脈の引き上げによって運河を形成するなど、治水事業を推し進めたことで知られる。その功績から、後に「水引の詩女」と呼ばれたようだ(初期設定では水源の詩女)。また、彼女は都ハ・リの内政の安定化とインフラ整備を進めた人物であり、聖宮ラーンの守りを固めている円環状の城壁(リンク)は彼女の代で建造が開始されたようだ。映画GTMの劇中ではベリンが予言を述べるシーンで登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-066


■ 青騎士 【あおきし】 

ウモス国家社会主義共和国が生産・使用・提供しているGTM。広義にはXナンバーのGTMを総じて青騎士もしくはボルドックスと呼ぶ。狭義にはX-3型のボルドックス・ジェームもしくはX-8型のボルドックス・アメシストを指すようだ。ボルドックスボルドックス・アメシストボルドックス・ジェームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 蒼き血 【あおきち】 new!

フィルモア帝国における高貴な血筋のこと。ブラウ・フィルモア王家の直系や傍系に引き継がれる血筋と考えられるが、劇中のセリフを読む限り、アドー・バルバロッサもその血に連なるらしい。設定上、バルバロッサ王家にブラウ・フィルモア王家の血が入るタイミングはワイプ・ボルガ・レーダーと璃里(リリ)=ブラウ・フィルモア女王の婚姻に拠るものとなるはずだが、それ以前にブラウ・フィルモア王家との縁故が存在したのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年12月号p63


■ 青グループ 【あおぐるーぷ】 

ノイエシルチス・青グループの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ 蒼の雷 【あおのいかずち】 

セントリー・ブラウ・ブリッツの別名。もしくは名前の意味。ブラウ・ブリッツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年9月号p67


■ 碧のメガエラ 【あおのめがえら】 

ファティマ・メガエラを指す呼び名のひとつ。ブルー・メガエラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年10月号p63


■ 青山 【あおやま】 

東京都港区にある地域名。町名ではない。範囲としては北青山一丁目から三丁目、南青山一丁目から七丁目までの範囲を指す。ファッション街として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ 青百合騎士団 【あおゆりきしだん】 

フィルモア帝国のボルガ・レーダー王家(もしくはレーダー王家)が組織している王家護衛騎士団。レーダー王家近衛騎士団とも呼ばれる。コミック13巻p170およびp171に登場。この際はレーダー8世のお付きとして登場した。濃いブルーと黒のストライプ、ショートマント、制服の各部に付くレーダー王家の水仙紋章が特徴。星団暦3000年代初頭における騎士団長はバルファ・レスト。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ 赤絵金襴手九谷大皿-帝騎マグナパレス- 【あかえきんらんでくたにおおざらていきまぐなぱれす】 

株式会社ミッドランドクリエイションがFSSと九谷焼のコラボ商品として2017年11月より受注限定販売を開始した九谷焼大皿。帝騎マグナパレスを中央に、星団各国の騎士団のエンブレムを周囲に配し、赤絵金襴手と呼ばれる絵付け方式で仕上げた逸品。1830〜45年に飯田八郎右衛門が確立した「細描」の技法を採用しており、緻密で絢爛な絵柄が楽しめる。赤絵金襴手とは赤絵(ガラス質の赤い上絵具で描いた文様)に金彩を加えたモノのこと。定価75000円で専用の木箱と皿立てが付く。永野センセーはツナサラダを盛るのに使用する模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p64


■ 赤金色のクラトーマ 【あかがねいろのくらとーま】 

ファティマ・クラトーマを指す呼び名のひとつ。フローレス・ファティマには慣例的にこのような二つ名が与えられるようだ。赤金とは銅と金の合金のこと。彼女のプラスチック・スーツに使用されている色味である。クラトーマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年10月号p63


■ 赤グループ 【あかぐるーぷ】 

ノイエシルチス・赤グループの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ 暁姫 【あかつきひめ】 

ブリンガーB4の初期名称。ブリンガーB4の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ アカデミー 【あかでみー】 new!

アカデミー(academy)とは教育機関または研究機関のこと。日本においては特定の分野(デザイン・美術・映像・音楽)に特化した教育機関や団体にアカデミーという名称が用いられる。ジョーカー星団においては、大学(universityまたはcollege)を超える高等教育機関および研究機関がアカデミーと呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p55


■ 赤唐辛子 【あかとうがらし】 new!

春花の術で使用する散布物質。赤唐辛子はナス科トウガラシ属の果実から作る香辛料。辛味成分のカプサイシンを含んでおり、食すと舌や口内に痛みを与える。カプサイシンは粘膜や皮膚に対しても刺激を与えるため、粉末が目や鼻に入ればそれなりの痛みが発生する。危険。なお、英訳では「red pepper」または「chili pepper」となるため、前者を直訳すると「赤胡椒」となる。完熟した赤色の胡椒の実から作る香辛料が赤胡椒であるが、こちらは英訳で「pink pepper」と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 茜の大地 【あかねのだいち】 

茜色の大地。惑星カーマインの大地を指す。カーマインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p20


■ 茜の星 【あかねのほし】 

茜色の星。惑星カーマイン(後のボォス)を指す。カーマインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-112


■ 赤の婦人 【あかのふじん】 

ザ・ルッセンフリード[フラウ・ロット]の別名。名前の元ネタは、バンクーバーの老舗ホテルとして有名なフェアモント・ホテル・バンクーバーに出没すると云われる幽霊The Lady In Red(赤いドレスの貴婦人)だろうか。また、フィリピンにもred lady(赤の婦人)と呼ばれる女性の幽霊の伝承があるようだ。ザ・ルッセンフリード[フラウ・ロット]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ 赤星魔導軍 【あかぼしまどうぐん】 

バッハトマ魔法帝国が組織している魔導軍のひとつ。騎士団(おそらく忍者軍)と共に前線に立つ戦闘部隊であり、斥候や密偵を担当しているものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-069


■ 東の君(あがりのきみ) 【あがりのきみ】 

天照が神の力により発現したスレイブ(分身)。メル・リンスと対になる男性のバイターであるが、容姿・能力は天照の妻であったリトラをベースとしている。戦闘用のボルテッツはほとんど持ち得ておらず、スコーパーの能力が高く設定されているらしい(詩女に比肩するほど強力とされる)。天照配下の幻影隊の構成員であり、総代のメル・リンスと同等の立場にあるが、ほとんどフリーの状態で星団内のアチコチに出没する。非常に冷淡な性格で、その言動ゆえにメル・リンスとは尽く衝突してしまうようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ 秋空のビルド 【あきぞらのびるど】 new!

ファティマ・ビルドを指す呼び名のひとつ。フローレス・ファティマには慣例的にこのような二つ名が与えられる。ビルドがこの称号を得る時期については不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ 商組織 【あきないそしき】 new!

商業組織。生産者と需要者の間に立って商品を売買して利益を得る組織。本来は第一次産業・第二次産業と消費者の間をつなぐ組織であるが、近年は第一次・第二次産業も自社または提携企業との協力で担い、運搬・加工・供給に掛かるコストを下げるビジネスモデルが一般的になりつつある。卸売業・小売業の個人事業主や中小企業が減っているのはこのため。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ 阿木譲 【あぎゆずる】 

イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のブームと共に「テクノポップ」と呼ばれるジャンル名を生み出したとされる元ロックマガジン編集長。同雑誌においてクラフトワークのアルバム「The Man Machine(邦題:人間解体)」をレビューした際、「テクノポップ」と評したことが起因になったとされる。1978年にVanity Recordsレーベルを設立。自身もDJとして活躍し、90年には大阪でクラブM2を、93年にはカフェ・ブルーを開店している。また、2003年にはジャズ・カフェ「nu things JAJOUKA」をプロデュース。テクノからジャズまで幅広いジャンルの音楽を提供しつつ、クラブミュージック・マガジン「BIT」の編集兼発行人も務めた。2018年10月21日に死去。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年12月号p59


■ アキュフェーズ 【あきゅふぇーず】 

トリオ(現在のケンウッド社)の創業者でもあった春日二郎らが1972年に横浜で立ち上げたオーディオ機器メーカーAccuphase Laboratory Inc.(アキュフェーズ社)のこと。創業当時はケンソニック株式会社という社名であった。82年に現在の社名に変更。Accuphaseはaccurate(正確な)とphase(位相)の合成語である。高価格・高品質のアンプを主製品としており、品質を維持するために生産工程の自動化を行わず、ひとつずつ手作業で商品を作っているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ アキレス 【あきれす】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した29体目のファティマ。シリアルはBF-29。アスペクトはケルト系。バランシェ・ファティマの中では数少ない男性型ファティマのひとり(しかも非常に稀なM-L型ファティマ)。同じく男性型のイカロスと同時に製作された。ミラージュ騎士ディッパ・ドロップスのパートナーを務め、試作騎イーエス(ES)(以前の設定ではコールドアイ・ブリンガー)を始めとする各種ミラージュ・マシンの試験運用に尽力。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦にも参加しており、これらの経緯から戦闘経験も豊富なファティマと考えられる。元ネタは、ギリシャ神話の「トロイ戦争」で活躍した英雄アキレウス。洗礼の際に母親が足首を持って川の水に浸したため、足首が弱点となってしまったという例のアレです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-242


■ あくうかんつうしん 【あくうかんつうしん】 

亜空間通信。通常の空間とは異なる亜空間を介して搬送波の送受信を行い、もって光速を超える速度で通信を行うこと。ジョーカー星団においては、各太陽系の間が約1.5光年離れているにも関わらず、亜空間通信が実用化されているためにほとんどタイムラグなしで互いに恒星間通信が可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p57


■ 亜空間航行 【あくうかんひこう】 

明確な定義は無いが、通常の空間とは異なる亜空間を利用する(もしくは形成する)ことで、通常空間の物理法則を無視し、光速を超える速度を航行すること。亜空間を用いた超光速航法は「Star Trek(スタートレック)」などに登場する。光速で移動する物体の物理法則を考えると、通常空間との時間のズレが問題となってくるため、それを無視するための方法論として「亜空間」という架空の空間が考案されたようだ。ハイパードライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ アクセサリパーツ 【あくせさりぱーつ】 

ファティマスーツに付属するパーツのひとつ。アクセサリ。宝石などのいわゆる装飾品のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ アクセスポイント 【あくせすぽいんと】 

情報機器や端末にアクセスする際に用いる接続口や接続場所のこと。ジョーカー星団で用いられる艦艇や車輌には、機体各部にアクセスポイントが設けられており、そこに接続することで情報を引き出すことが可能となっている。ファティマであれば、これらに有線で接続することでその機体全てを制御下に置くことが可能となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ アクセル 【あくせる】 

Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)のボーカリストとして知られるAxl Rose(アクセル・ローズ)のこと。1962年生まれ。アメリカ・インディアナ州ラファイエット出身。79年より音楽活動を開始。85年にIzzy Stradlin(イジー・ストラドリン)、Tracii Guns(トレイシー・ガンズ)らとガンズ・アンド・ローゼズを結成。ただし、86年のメジャー・デビュー以前にメンバーは交代しており、ベーシストのDuff McKagan(ダフ・マッケイガン)、ギタリストのSlash(スラッシュ)、ドラマーのSteven Adler(スティーヴン・アドラー)が参加している。その後も同バンドのフロントマンとして活動し、2019年現在も唯一残っているオリジナルメンバーである。ライブ衣装でキルトを着用することがあったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-058


■ アクセントカラー 【あくせんとからー】 

デザイン分野において全体を引き締める目的で端的に付加される色のこと。強調色。例として、モノクロで構成されている画面や物体に一点だけ色味を与えると、そこに意識が集中して全体的に引き締まった印象を与える状態となる。この色味をアクセントカラーと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ アクティバイト・ピンヒール 【あくてぃばいとぴんひーる】 

地面の硬さに応じて起立したり、倒立したりすることで接地率を一定に保つGTMの踵(ピンヒール)のこと。降着または整備時にも使用する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p25


■ アクティブ・ウェポン・リアクター 【あくてぃぶうぇぽんりあくたー】 

ツイン・エンジン騎のミラージュ・マシンに搭載されているエネルギー吸収・反射システム。騎体各部にあるレインボースリットと呼ばれる虹色のセンサーが接近するビームを感知すると、巨大な電磁波湾曲バリアを形成し、両肩のエネルギー反射パネルで吸収もしくは反射する防御機能を発揮する。ツイン・エンジン騎はいずれも敵軍の攻撃に晒されることを想定して開発されており、このような防御装備が標準で搭載されているようだ。旧設定におけるレーザー・リフレクターに相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-200


■ アクティブ視覚装置 【あくてぃぶしかくそうち】 

投射型視覚装置とも。電磁波を投射し、その透過や遮断・反射を解析することで周囲の状況を把握する視覚装置を指す。GTMに搭載されているβ・γ線眼球、赤外線紫外線眼球、パルス眼球、X線眼球、電磁波統合眼球などが含まれる。これに対して、周囲の光(可視光線)を受けて周囲の状況を把握する受光型の視覚装置はパッシブ視覚装置と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 投射型視覚装置
初掲載: NT2010年8月号p23


■ アクティブ・フライヤー 【あくてぃぶふらいやー】 

自在に稼動する機構により攻撃・防御の補助として使用することが可能なフライヤーのこと。GTMバーガ・ハリのアイドラ・フライヤーや、ホウライのリア肩装甲などが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年4月号p16


■ 興興(アクト・アクト) 【あくとあくと】 new!

ウィル星団暦7777年以降に出現するFネーム・ファティマのひとり。シリアルはF1-12。ミラージュ騎士団No.62。母体はアレクトー。見た目はアイシャにそっくりとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-031


■ アクト・リジット・オーバーロード 【あくとりじっとおーばーろーど】 

大剛神の英名。アクト(act)は「行為」の意。また、演劇等のパフォーマンスにおける「一幕」や「一席」という意味もある。リジット(rigid)は「厳格」の意。よって、「非常に厳格な行為を示す超神」と訳せばいいだろうか。モイキュードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-144


■ アグニム 【あぐにむ】 

メヨーヨ朝廷の大帝クラーケンベール・メヨーヨが駆る旗騎GTM。姫沁金剛あるいは姫神金剛とも呼ばれる。ダイアモンド・ニュートラルが設計した騎体で、ブランデン・シリーズのF型に相当する。元ネタは、インド神話に登場する火神アグニだろうか。二面二臂と七枚の舌、真紅の体を持つ神で、炎の衣を纏うとされる。旧設定におけるフランベルジュ・テンプルに相当。
別名・異名・正式名など: 姫沁金剛
初掲載: DE4-137


■ 握把 【あくは】 

銃器や刀剣の握りの部分のこと。グリップとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-075


■ 悪魔 【あくま】 

魔界より現れてジョーカー星団に襲来する存在。ヴィーキュル、サタン、ライフ・ウオッチング・オーバーロードとも呼ばれる。これらの存在はジョーカー星団に住む一般の人々との関連性が希薄であり、「五つの星の物語」を始めとする伝承の中でのみ語られる「空想の産物」と化しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-061


■ 悪役 【あくやく】 

その物語において悪人を演じる者のこと。また、主人公の視点から見た場合の敵対者を悪役と呼称する場合もある。2019年を迎えるに当たり、月日の流れを嘆いたエストに向かってアイシャが投げ掛けた言葉。アイシャ曰く「オマエ悪役じゃん!」とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年2月号p110


■ アグライア 【あぐらいあ】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した36体目のファティマ。シリアルはBF-36。アスペクトはフランス系。完成は2930年。パシテア、タレイアと同時に製作された。マスターはミラージュ騎士のキュキィ。キュキィはアグライアの先代マスターから彼女を受け継いだらしいが、彼女の経歴を考えると「先代」はザンダシティの秘密結社ローゼン・クロイツのメンバーであった可能性が高い。なんつーかヤクザの取引のネタにされたお姉ちゃんという感じである。ギリシャ神話における美の女神カリテスの一柱とされるアグライア(「光輝」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ アグラハ・アダマス 【あぐらはあだます】 new!

星団暦3159年の時点でアドラーを支配しているとされる人物。おそらくダスニカ神聖連合の国家元首であるアダマス皇帝を指す。アダマス皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ アクリル 【あくりる】 

アクリル樹脂の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年1月号p26


■ アクリル樹脂 【あくりるじゅし】 

アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体で、非晶質の合成樹脂を指す。透明度が高く、耐衝撃性に優れる一方で、熱可塑形成や着色が容易なことから、様々な製品に用いられる。ポリメタクリル酸メチル樹脂を用いた透明固体材はアクリルガラスとも呼ばれており、身の周りのあらゆる透明部品、バイクや航空機の風防、大型水槽などに用いられる。プラモデルやフィギュアの透明部品の多くはアクリル樹脂である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p63


■ 揚げたパン 【あげたぱん】 

映画GTMの劇中でベリンら一行が口にしていた食べ物。パンを油で揚げたもの。通常はコッペパンを揚げたものを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp39


■ 明智光秀 【あけちみつひで】 new!

戦国時代から安土桃山時代に掛けて活躍した武将のひとり。美濃国の明智氏の傍系の出自とされる。足利義昭の家臣であったが後に織田信長に仕えるようになり、比叡山焼き討ちに貢献したことで坂本城の城主となる。中国遠征の出兵準備に際して京都の本能寺で織田信長を討ちとるも、直後に山崎の戦いで羽柴秀吉らに敗れて討ち取られたとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-098


■ アゲハ(1) 【あげは】 

天照(もしくは百合歌・シグ・アトワイト)が星団暦3000年代の後半に製作するモルフォ型GTM。2代目トリバネルとも呼ばれる。アトロポスが使用したトリバネルの改装騎体はプディン・モルフォと呼ばれる騎体になることが判明しているため、おそらくアゲハは派生する新型騎となるはず(DE7の解説では全く同一のレプリカ騎)。フルネームはモルフォ・アゲハとなるのではないだろうか。アゲハ(揚羽)はアゲハチョウ科もしくはアゲハチョウ亜科に属す蝶類の総称。また、天照家始祖の名前でもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ アゲハ(2) 【あげは】 new!

天照が製作したモルフォ型GTM。ブリンガー・シリーズの開発初期に製作された試作騎であり、A001(トリバネル)、A002(タテハ)に連なるA003の騎体番号をもつ。フレームはレオパルト・フレーム。その他の詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ アゲハ(3) 【あげは】 new!

GTMモルフォ・ザ・スルタンの初期名称。両肩のバックライド・リジット・フライヤーが放つ光から「モルフォ」と呼ばれるようになったため、この名称は正式名にのみ残ることになった(正式名:アゲハ・モルフォ・ザ・スルタン)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ アゲハ型2番騎 【あげはがた2ばんき】 new!

アゲハ型GTMの2番騎。モルフォ・ザ・スルタンの姉妹騎として作られたトリバネルを指す。トリバネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ アゲハ型GTM 【あげはがたGTM】 new!

おそらくモルフォ型GTMと同義。モルフォ型GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ アゲハ・タテハ 【あげはたては】 new!

タテハ・ル・マキャオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-079


■ アゲハ・フォーカスライト 【あげはふぉーかすらいと】 

初代天照の命(ミコト)が皇帝となる以前に名乗っていた名前。東方5ヶ国連合の初代議長となった後、合議制による政体では外圧に耐えられないとの判断があり、アゲハを皇帝とする「アマテラス議会の連合帝国」が成立。同時に、議会名「アマテラス」と支配地「グリース」の名を経て天照・メル・グリース・アインスへと改名した。ちなみにアゲハの英訳表記は「AUGEHA」となっており、「AUGE」を含む名前であることが判る。初代天照の命(ミコト)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ アゲハ・モルフォ・ザ・スルタン 【あげはもるふぉざするたん】 new!

GTMモルフォ・ザ・スルタンの正式名。モルフォ・ザ・スルタンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ アサッシン 【あさっしん】 

暗殺を生業とする者。暗殺者。殺人癖をもつ騎士や理由があって表舞台から姿を消した騎士がこのような道に入るようだ。ミラージュ騎士団右翼のステートバルロ、左翼のパイソンは元暗殺者。シャフトも自らを「暗殺専門の飼われ犬」と呼んでいたようだが、麻薬中毒者で暴走癖のある人物が暗殺者に向いているとはとても思えない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ アサッシン組織 【あさっしんそしき】 new!

アサッシン(暗殺者)によって構成される武装集団。ミラージュ騎士のステートバルロ・カイダはカラッカ・アンザ首長国に本拠地を置く暗殺者集団「アイス・ハンド」の頭領であるという。元暗殺者という設定もあるが、この組織が現在も活動している点を考えれば現役の暗殺者であることは明白。カイダの異名でもある「イラカの暗殺王」は、星団内の他の忍者組織においても恐怖の対象となっているようだ。アサッシンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年7月号p55


■ アサッシン連合 【あさっしんれんごう】 new!

暗殺組織間の連合体制。アイス・ハンドはカラッカ・アンザ首長国に本拠地を置く暗殺者集団であるが、星団各地で暗躍する同様の組織と通じており、この体制はアサッシン連合と呼ばれる。組織の性格上、慣れ合いは皆無と思われるが、対象者の追跡・逃亡に関わる情報などをやり取りしているものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-077


■ 朝焼けの詩女 【あさやけのうため】 

詩女ナージュグを指す尊称。ナージュグ・カテリの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p55


■ アサラム・スキーンズ 【あさらむすきーんず】 

ヘリオス剣聖騎士団の筆頭騎士。超帝國皇帝団とセントリーとの和平において重要なキーマンとなった、ヤーン・ダッカス王女の理解者・恋人であると同時に、超帝國の時代に懐園剣を所持していた最強の剣聖である。騎士同士で子を生すという禁忌を破りながらも、泰皇帝の真意を汲んだヤーンを守護した功績から不問に処され、皇帝団の超(バスター)討伐に参加。その後の活動については不明であるが、星団紀に入った現在も超帝國の巨大戦艦シングにおいて女皇帝の留守を預かっているらしい。なお、彼とヤーン王女との間に発生した受精卵は、セントリー・ライブを介してクローム・バランシェに託され、後にダグラス・カイエンとして誕生した。その意味では、デプレやマキシなどハイブリッド騎士たちの先祖に位置付けられるだろう。また、これは偶然の一致と思われるが、イスラム語でアサラム(Assalam)は「平和を与えるもの」という意味になる。劇中の彼の行動と合わせて考えると意味深である。スキーンズは「司金斯」と書かれる場合もある。ヘリオス剣聖騎士団におけるコードネームは「ザ・ディグツァイト」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ アジ 【あじ】 

永野センセーが幼少時に釣り上げていた魚。スズキ目アジ科に属す魚類の総称。熱帯・温帯の海に広く分布し、種によって河口、沿岸、沖合と様々な場所でみられる。日本で一般にアジと呼ばれているのはマアジで、北西太平洋の沿岸域にみられる。成魚は30cm程度であるが、稀に50cmクラスにまで成長。いわゆる青魚の一種で、刺身、寿司、塩焼き、唐揚、南蛮漬けなどに用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ 阿蘭梨(アジェリ) 【あじぇり】 

詩女ラーンが持っていた称号。彼女は「アジェリ+出身地」を詩女の名前として使用していたため、出身地の地名マグダルを添えてアジェリ・マグダルを名乗っていたようだ。ただし、詩女の身近にいる人々は親愛の念を込めて名(この場合はベリン)で呼ぶことが多く、対外的には姓(この場合はラーン)で呼ばれるため、アジェリ・マグダルという名は書簡に記名する場合や、身分のある者同士が挨拶を交わす場合など、ごく限られた条件下で使用していたものと考えられる。阿蘭梨もしくは阿蘭梨はサンスクリットで「軌範」の意。正しく戒律を守り、弟子たちの規範となり、法を教授する師匠や僧侶のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■ アジェリ地方 【あじぇりちほう】 

惑星カーマインの北部に位置する一地方。詩女ベリンの出身地である。後に設定が変更され、アジェリは彼女に与えられた称号となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p25


■ アジェリ・マグダル 【あじぇりまぐだる】 

詩女ベリン・ラーンの別名。アジェリという名は称号であり、出身地の地名マグダルを添えてアジェリ・マグダルを名乗っていたらしい。阿蘭梨(アジェリ)ベリン・ラーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■ アジェリ・マグダル・ユニオV 【あじぇりまぐだるゆにおV】 

詩女ベリン・ラーンの別名。ベリン・ラーンユニオ5の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-136


■ アシストコード 【あしすとこーど】 

ファティマがクロス・ジャマー(情報妨害戦)で使用するコードの一種。自軍のサポート役のファティマが発信するコードで、アークホストが発信するメインコードを保護・強化・援助する機能をもつものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-153


■ 芦田豊雄 【あしだとよお】 

千葉県出身のアニメーター、キャラクターデザイナー、アニメ監督。TCJ動画センター(現エイケン)よりアニメ業界に入り、スタジオを転々としつつ、「宇宙戦艦ヤマト(1974)」より作画監督として参加。76年に有限会社スタジオ・ライブを設立し、数多くのアニメ作品に携わった。代表作は、作画およびキャラクターデザイン(ゲスト含む)としては「サイボーグ009(1979)」、「銀河漂流バイファム(1983)」、「超力ロボ ガラット(1984)」、「魔神英雄伝ワタル(1988)」ほか多数。監督としては「北斗の拳(1984)」が有名。晩年に日本アニメーター・演出協会(JAniCA)を立ち上げた。2011年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p91


■ 足ブロック 【あしぶろっく】 

GTMの足の部分を構成するスイングブロック。足裏が細かいパーツに分割されており、接地面を自在に変えることが可能。また、足の甲の部分が巨大なスライドスイングになっており、ここだけで荷重の90%を緩和するサスペンションになっている。GTMは足ブロックと下肢ブロックのサスペンションでほぼ全ての荷重を緩和することが可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ アジャスター 【あじゃすたー】 

ジョーカー星団に広く一般に用いられている技術系職位制度の第4位。シグナル・ボーダー(職位を表す紐飾り)は2本線。博士号などの学位を得た上で研鑽を積んだ技術者がこれに当たる(コミック13巻の解説で技術者とあるが、シングル・ボーダーの時点で熟練技術者とあるため、学位の取得が条件になると推測)。旧設定では特定の技能についての権威とされていた。GTMの運用に関しては、パーツの交換や調整が行えるレベルで、軍属になると整備員を束ねる立場として整備長や技術長と呼ばれるようだ。アジャスター(adjuster)はそのまんま「調整者」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-013


■ ア・シュ・ラ・テンプル 【あしゅらてんぷる】 

四奉開経金剛騎士団の別称。メヨーヨ朝廷の国家元首(=大帝)を警護する近衛騎士団である。Manuel Gottsching(マニュエル・ゲッチング)、Hartmut Enke(ハルトムート・エンケ)、Klaus Schulze(クラウス・シュルツェ)が1970年に結成したドイツのサイケデリック・プログレ・バンドAsh Ra Tempel(アシュ・ラ・テンペル)が元ネタ。四奉開経金剛騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ アシュラ・テンプル騎士団 【あしゅらてんぷるきしだん】 

四奉開経金剛騎士団の別称。四奉開経金剛騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年4月号p59


■ アシリア 【あしりあ】 

アシリア・セパレートもしくはアシリア・スーツの略称。アシリア・セパレート(2)アシリア・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ アシリア・インジェクター 【あしりあいんじぇくたー】 

アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ アシリア・インジェクター・パーツ 【あしりあいんじぇくたーぱーつ】 

アシリア・セパレートの導入以降にファティマスーツに付属するようになったGTMの制御パーツ。頭部に装着するワイドレンジ・ヘッド・キャパシタ、肩と背中に装着するショルダー・アンブレラ、肘に装着するパニング・スタビライザー、踵に装着するヒール・リンケージ、以上4種のパーツから成る。いずれもファティマの信号発信を補助する機能をもつが、各部位に応じて異なる機能が付加されているようだ。詳細は各パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-011


■ アシリア・インジェクター・メカ 【あしりあいんじぇくたーめか】 

アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年1月号p26


■ アシリア型分離兵器制御服 【あしりあがたぶんりへいきせいぎょふく】 

アシリア・セパレート・ウェポン・ルール・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ アシリア生地 【あしりあきじ】 new!

アシリア・スーツに用いられる生地。ヘリオス繊維で織られた生地である。ヘリオス装甲生地の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-175


■ アシリア・コントローラー 【あしりあこんとろーらー】 

アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年4月号p59


■ アシリア・スーツ 【あしりあすーつ】 

アシリア・セパレートにおいて導入されたファティマスーツのこと。ファティマの身体保護を重視してヘリオス繊維が採用されたほか、機能拡張のためのアシリア・インジェクター・パーツが全身に追加された。着用に時間が掛かる難点があり、後に軽装タイプのアラビク・プレタポルテが導入されることとなったが、GTMのほか、あらゆる兵器群を遠隔操作できるアドバンテージは大きく、魔導大戦以降に再びアシリア・スーツを纏うファティマが増えたようだ。アシリア・スーツを着用しているファティマは星団法上で「戦闘状態」として認められるため、任務・命令に従ってヒトを攻撃することが可能となる。この扱いは他のスーツには無く、アシリアだけに認められた優遇措置と云える。また、アシリア・スーツは他のスーツと比較して極めて高額なため、騎士やファティマが個人所有することは無く、ごく一部の例外を除いて国家もしくは騎士団からの貸与品となる。なお、アシリア・スーツはスーツ表面の光反射を操作することで発色を変化させることが可能。スライダーであれば、完成した後でもスーツの色調整を行うことができるようだ。アシリア・セパレート(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ アシリア・セパレート(1) 【あしりあせぱれーと】 

前後もしくは左右あるいは上下といった二方向のスライド運動を行う通常のツインスイング関節とは異なり、螺旋構造によるねじり・ひねり運動を可能としているツインスイング関節をアシリア・セパレートもしくはアシリア・セパレート・ツインスイングと呼ぶ。GTMの肩、腰、足首、踵に組み込まれているらしい。アシリア螺旋スイング関節、螺旋ツインスイング関節、ねじりひねり関節とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 螺旋ツインスイング関節
初掲載: DE4-021


■ アシリア・セパレート(2) 【あしりあせぱれーと】 

星団暦2400年代に登場したファティマ・ファッションの第2期スタイル。ファティマの身体保護と機能拡張を重視した万能・重装スタイルで、防弾性・耐衝撃性に優れるヘリオス繊維(キャッチ接合ヘリオスファイバー)を採用すると共に、GTMのフル制御をサポートするパーツ(アシリア・インジェクター・パーツ)が全身に装着されることとなった。ヘリオス繊維がもつモーフィング機能とアシリア・インジェクター・パーツの光学発信によってAFシェルへの搭乗が簡略化され、頭部キャパシタによる遠隔制御と複数制御によって複数のGTMやあらゆる兵器群を同時に使用することが可能となった。また、衛生面を考慮してチグリス・メゾネット時代のガラス製マスクは撤廃されたものの、人間らしい表情を抑制するためにアイレンズの装着が義務付けられ、見えなくなってしまった「ファティマの視線」のイメージを「氷の矢」に準えたことでアイスダート・スタイルという俗称が定着した。その後、デザインと装甲生地の洗練化が進んだことでパンツ・スタイルからワンピースもしくはツーピース・スタイルが主流となり、各種アイテムの小型化によって全身に付属するパーツが増加。そのパーツの多さが細かく砕けたビスケットのイメージを喚起させたらしく、新たにビスケット・スタイルという俗称が付けられた。ビスケット・スタイルは星団暦3000年代においてもファティマ・ファッションの主流になっており、その間の法改正によってアイレンズは再び取り外されている。名称の元ネタはメソポタミアの北部地域を指すアッシリア(Assyria)から。
別名・異名・正式名など: ビスケット・スタイル
初掲載: WG-096


■ アシリア・セパレート・ウェポン・ルール・スーツ 【あしりあせぱれーとうぇぽんるーるすーつ】 

アシリア・スーツの正式名。アシリア型分離兵器制御服と訳される。GTMに搭乗するファティマが着用する戦闘スーツであり、兵器の遠隔制御や割り込み制御といった機能拡張に重点を置かれた設計が成されている。アシリア・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ アシリア・セパレート・スーツ 【あしりあせぱれーとすーつ】 

アシリア・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-006


■ アシリア・セパレート・ツインスイング関節 【あしりあせぱれーとついんすいんぐかんせつ】 

GTMの踵に組み込まれている特殊なツインスイング関節。スライド運動をする通常の関節とは異なり、螺旋構造によるねじり・ひねり運動を可能としている。初期設定では、皇帝騎として作られた(=他に見られない贅沢な拵えで作られた)GTMカイゼリンだけに採用されている特殊なツインスイングという設定であった。アシリア・セパレート(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ アシリア・セパレート・ツインスイング 【あしりあせぱれーとつんすいんぐ】 

アシリア・セパレート(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ アシリア装甲繊維 【あしりあそうこうせんい】 

アシリア・スーツの製作に用いられる装甲繊維。ヘリオス繊維とも呼ばれる。この繊維で織られた生地がヘリオス装甲生地である。ヘリオス繊維の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-037


■ アシリア装備 【あしりあそうび】 

アシリア・インジェクター・パーツのこと。また、それを装備した状態のこと。アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ アシリア・パーツ 【あしりあぱーつ】 

アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-036


■ アシリア・ヘッド・コンデンサ 【あしりあへっどこんでんさ】 new!

頭部に装着するアシリア・インジェクター・パーツ。ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-177


■ アシリア・ヘッド・パーツ 【あしりあへっどぱーつ】 new!

頭部に装着するアシリア・インジェクター・パーツ。ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ アシリア螺旋スイング関節 【あしりあらせんすいんぐかんせつ】 

GTMカイゼリンに採用されている特殊仕様のツインスイング関節。アシリア・セパレートとも呼ばれる。アシリア・セパレート(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-096


■ 預かり屋 【あずかりや】 

モノを預かることを生業とする業者のこと。とくにカステポー周辺で巨大なシンジケートを築いている一団を指して預かり屋と呼ぶ。預かる物品についてとくに規制はなく、箱の中身が機密兵器や禁制品であったとしても一切干渉せずに持ち主に返却することを旨としている。カステポーには出自や所属を明かせない騎士が集まることから、「持ち歩くことができない巨大な荷物」であるGTMなどは預かり屋にとって格好の収入源となっている。劇中でユキノジョウが云っているように、信用が得られなければ務まらない非常にデリケートな職種である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-088


■ 預け屋 【あずけや】 new!

預かり屋の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ アスタローテ 【あすたろーて】 

炎の女皇帝がベストラル星系で遭遇した後、自身の衛兵として登用した女性騎士。その正体は、魔王(ジェネラル)や女魔帝(サタネス)を生み出したヴィーキュルの最高存在ビーネンクリーガンの一体である。劇中に登場したシーンでは、女皇帝以下、超帝國騎士全員が光子結晶に精神を移した後も、ただひとり実体を維持して焔星緋帝母艦「星(シング)」の中で守衛を務めていた(コミック9巻p79に登場した「阿斯達羅特」)。おそらく、無防備な光子結晶を守り続ける役目を与えられていたのだろう。星団紀に入った現在も存命で、この母艦において女皇帝の留守を預かっているらしい。また、彼女はモナーク紀から後の歴史を何らかの形で記録しており、星団暦4100年以降にその記録(=星団記録)を停止するようだ。最新設定に拠ると、後にある「言葉」を追うために炎の女皇帝から離れ、その放浪の果てにFネーム・ファティマの先先(マーター・マーター)と出会い、天照の下に流れ着くことになるらしい。その後に名乗る名前はレディ・スペクター。なんとミラージュ騎士団No.35そのヒトである。レディ・スペクターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ アズデビュート 【あずでびゅーと】 

アズデビュート・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ アズデビュート紀 【あずでびゅーとき】 new!

星団史における区分のひとつ。モナーク紀、伝承紀、モンソロン紀に続く時代であり、アズデビュート大帝の時代と呼ばれる。古代よりヴィーキュル軍と戦い続けてきた「モナークの管理者」は、この時代において宗星主アズデビュート・モンソロン大帝と呼ばれるようになり、消耗し尽くしたカラミティ・ゴーダースの地殻マントルに加圧を施し、惑星の活性化を進めたとされる。また、邪神モイキュードが沈黙した後もヴィーキュルの襲来は続いており、この時代に魔王ダリスドゥバーズとも対峙したようだ。その最後において太古より続くモナークの歴史と痕跡を消し去るべく、セントリーのテリトリーであるウエスタ太陽系を暗黒星雲で覆いつくすことで封印。モナークの「制御装置」と自らを式崩壊させることで世界創世式の「解」を得たとされる。この後、ジョーカー星団を治める者は不在となり、多くの時間を経てから超帝國ユニオの時代へ移ることとなる。アズデビュート・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ アズデビュート数式生命帝 【あずでびゅーとすうしきせいめいてい】 

アズデビュート・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-120


■ アズデビュート大帝 【あずでびゅーとたいてい】 

アズデビュート・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ アズデビュート帝 【あずでびゅーとてい】 new!

アズデビュート・モンソロン大帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ アズデビュート・モンソロン大帝 【あずでびゅーともんそろんたいてい】 new!

アズデビュート紀にジョーカー星団を治めていた宗星主。アズデビュート数式生命帝とも呼ばれる。その正体は原初モナーク人がモナーク紀に生み出した数式生命体「モナークの管理者」である。伝承紀からモンソロン紀にかけてヴィーキュル軍と戦い続けた彼は、消耗し尽くしたカラミティ・ゴーダースの地殻マントルに加圧を施し、惑星の活性化を進めたとされる。また、モイキュードが沈黙した後もヴィーキュルの襲来は続いており、この時代に魔王ダリスドゥバーズとも対峙したようだ。その最後において太古より続くモナークの歴史と痕跡を消し去るべく、セントリーのテリトリーであるウエスタ太陽系を暗黒星雲で覆いつくすことで封印。モナークの「制御装置」と自らを式崩壊させることで世界創世式の「解」を得たとされる。以後、「モナークの管理者」は不在の状態となり、その意識を共有していたと考えられるハイペロン・バビロン(=ログナー)が星団の監視役として残る形となった。コミック16巻でラキシスが彼の名を口にしたのは、ウィル星団暦7281年に出会ったことがあるため。つまり、ラキシスは放浪の中で古代のアズデビュート紀に向かうことが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ アストラガルス 【あすとらがるす】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計・開発したGTMブリンガーB3に付与された正式名称。これとは別に賽星という通称をもつ。アストラガルス(astragals)は玉縁(たまぶち=連珠状の飾り)を意味する英単語であるが、関連性が低いので造語かも知れない。ブリンガーB3の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ アスペクト 【あすぺくと】 new!

ファティマのスペックを表す項目のひとつ。外見仕様(風貌)を人種や民族名に分類したもので、なぜか現在の地球における分類法が適用される。通常はシリアルの最後にアルファベット2〜3文字の省略表記で追記される。例として、「Ro」であればルーマニア、「Brt」であればブリテンといった具合である。ただし、永野センセーも外見的特徴を国家、地域、民族に当て嵌めて表現するには限界があると考えており、「なんかそういう性格っぽいもの」として捉えて欲しいとのこと。そもそも劇中にはルーマニアやブリテンという国家が存在していない訳で、メタ設定に近い扱いである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ アセルムラトーヴァ・ディスターブ 【あせるむらとーヴぁでぃすたーぶ】 

アセルムラトワ・ディスターブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年2月号p9


■ アセルムラトワ・ディスターブ 【あせるむらとわでぃすたーぶ】 new!

超帝國の統治システム(=人類管理システム)の3代目すなわちユニオ3がもつヒトとしての名。つまり、炎の女皇帝の本名ということになる。となると・・・ヘリオス・ナインという名称は彼女の名前ではなく、通名もしくは偽名ということになるだろうか。あるいは、ユニオ3に付けられた識別名になるかも知れない。なにせ彼女はヒトではないため、ハウスマーク(メーカー名)、ファミリーネーム(シリーズ名)、ペットネーム(モデル名)といった具合に複数の名前を付けられていたとしても不思議ではない。Mac OS X(Macintoshコンピューター用OSのVer.10シリーズ)のバージョン10.11にエル・キャピタン(El Capitan)という名前が付けられたように、ユニオのバージョン3にヘリオス・ナインという名前が付けられ、それがヒトの形をもって生まれたので人名としてアセルムラトワ・ディスターブという名前が付けられたと考えればいいだろうか。名前の元ネタは、キーロフ・バレエ(現在のマリインスキー・バレエ)のプリマを務め、現在はワガノワ・バレエ・アカデミーの芸術監督を務めるアルティナイ・アスィルムラトーワから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ アセルムラトワ・ディスターブ超帝國宗家 【あせるむらとわでぃすたーぶちょうていこくそうけ】 

超帝國ユニオを治めていた皇帝家を束ねていた宗家。アセルムラトワ・ディスターブという名称は泰皇帝すなわち炎の女皇帝(=ユニオ3)のヒトとしての名前であり、彼女が築いた昆虫型支配体制(女王蟻・雄蟻・兵隊蟻に例えられる階級社会)を治める直系の一族が宗家ということになる。雄蟻に相当する総帝は炎の女皇帝が生み出した血族ではあるが、彼らはファロスディ・カナーン・トライブと呼ばれる家名で括られる存在であり、直系と呼べるものではない。敢えて直系という言葉を当て嵌めるのであれば、ユニオ4およびユニオ5が直系の血筋(=宗家)ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-010


■ アセルムラトワ・メル・アザミドXXVII 【あせるむらとわめるあざみどXXVII】 new!

メル・ズーム・ウォンターの別名。アセルムラトワ皇家直系のバイターであることを示す。ちなみに、彼女の実母とされているビューティ・ペールの本名はBeauty Pale Azhamid XXVI Asylmuratova Disturb(ビューティー・ペール・アザミド26・アセルムラトワ・ディスターブ)であり、世数を引き継いでいることが判るが、血縁ではなくペールが造り上げた超帝國魔導人形の可能性もあるという。メル・ズーム・ウォンターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ アタッカー 【あたっかー】 new!

DPSの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-130


■ アタックコード 【あたっくこーど】 

ファティマがクロス・ジャマー(情報妨害戦)で使用するコードの一種。おそらく、敵軍のネットワークあるいは敵軍ファティマの演算処理を破壊する機能をもつコードを指しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ アダマス 【あだます】 

ダスニカ神聖連合の皇帝。詳細は不明。旧設定ではアグラハとされていた。アグラハはサンスクリット語で「堅持」の意。アダマス皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-098


■ アダマス海 【あだますかい】 new!

ダスニカ神聖連合の周辺に広がる海洋。同国はかつてアダマス神聖帝国が存在していた地域であり、アダマスという名は古くから残る地名であることが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ アダマス皇帝 【あだますこうてい】 

星団暦3000年代初頭におけるダスニカ神聖連合の国家元首。AD世紀末期に存在したアダマス帝国の皇帝アダマスの末裔とされる。国家元首でありながら、頭は禿げ上がりの大五郎(「子連れ狼」に登場する子供)、下半身はパンツ一丁にブーツという、なんともエキセントリックな出で立ちで登場。ディ・ヨーグン統一連邦と結託し、魔導大戦の終結後に新たな戦乱を呼び起こす人物であるが、その思惑は他国の支配や自国の隆盛にある訳ではなく、腐りきった自国を灰にすることを望んでいる模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ アダマス神聖帝国 【あだますしんせいていこく】 new!

アダマス帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ アダマス大陸 【あだますたいりく】 

アドラーに存在する大陸。赤道付近から北半球の極圏付近まで伸びており、北部はツンドラとタイガ、中央は温帯からサバンナ、南部は砂漠気候と、様々な気候区分の土地が続く。大陸の大半はトラン連邦共和国が治める地域である。ちなみに、アダマス(adamas)はラテン語で「征服されざるモノ」という意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ アダマス帝国 【あだますていこく】 

AD世紀の末期にアドラーの大ロマン大陸南部とヨーグン大陸を統べていた巨大な帝政国家。現存する旧超帝國星都ダッカスが首都機能を果たしていたと考えられる。超帝國科学省に自国の国民を実験体として提供する見返りに自治権を得ていたとされる。炎の女皇帝が帰還した際、そのあまりに非道な実験と成果は粛清の対象とみなされ、関係者とと共に全ての記録が消失。星団紀に入り大国が台頭する中、アダマス帝国は西方のダスニカと東方のヨーグンに分かれて弱体化。さらに内戦を経て小国に分裂したことで移民と難民に溢れかえる底辺国家へと転落することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ アダマス連合 【あだますれんごう】 

アドラーのアダマス大陸に存在する諸国家が形成した連合国家。詳細は不明。ちなみに、トラン連邦共和国が成立する以前、大国の圧力に抗うために互いに協力関係にあったレント王国、シュリーズ共和国、ラ・バカン共和国などアダマス大陸諸国家は、北アダマス連合国家と呼ばれていたらしい。これらの国家がトラン連邦として成立したことから、現在のアダマス連合はおそらくトラン連邦以外の諸国家の集合体であることが予想される。最新設定においてダスニカ・アダマス神聖連合帝国という名称が登場していることから、ダスニカ神聖連合と協定を結んだのかも知れない。ダスニカ・アダマス神聖連合帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 頭ツンツン攻撃 【あたまつんつんこうげき】 new!

若かりし頃のウラッツェン・ジィの得意技。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ アダム・クーパー 【あだむくーぱー】 

バイズビズのモデルになった人物。イギリス・ロンドン出身のバレエ・ダンサーAdam Cooper(アダム・クーパー)のこと。1971年生まれ。89年に英国ロイヤル・バレエ団に入団。94年にプリンシパルとなる。95年にイギリスのバレエカンパニー Adventures in Motion Pictures(アドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ)にてマシュー・ボーン演出の「白鳥の湖」にて主役を務め人気を博す。通常の「白鳥の湖」では女性ダンサーがプリマを務めるが、この作品では出演者が全て男性ダンサーで構成され、男性同性愛者の悲恋物語として描いたことが話題となった。また、クーパーは2000年に公開された映画「リトル・ダンサー」で成長した後の主人公ビリーを演じ、ここでも好評を得ている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-092


■ 圧縮室 【あっしゅくしつ】 new!

チャンバー(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ 圧縮レールガン 【あっしゅくれーるがん】 

プラズマを圧縮して放つレールガン。レールガンとは電磁誘導を用いて砲弾を加速・発射する投射砲のこと。プラズマは磁界で包み込むことが可能なため、圧縮したプラズマを電磁誘導で加速できるのかも知れないが・・・物理的にそのような芸当が可能か否かは不明。ジョーカー星団であれば太古の時代にレールガンが実用化され、その名がそのまま長砲身の投射砲の代名詞として残ってしまった可能性もある。あるいは、電子ビームをプラズマに入射することで荷電粒子を加速することができるので、いわゆる荷電粒子砲をレールガンと呼称しているのかも知れない。フレーム・ランチャーの砲身に当たるプラズマ・レール・カノンは圧縮レールガンの一種に位置づけられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ アッシュ・デコレーション(1) 【あっしゅでこれーしょん】 new!

灰の勲章(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ アッシュ・デコレーション(2) 【あっしゅでこれーしょん】 

灰の勲章(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-099


■ アッセルムラトワ皇家 【あっせるむらとわこうけ】 

アセルムラトワ・ディスターブ超帝國宗家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-038


■ アッセルムラトワ・ディスターブ 【あっせるむらとわでぃすたーぶ】 

アセルムラトワ・ディスターブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-005


■ アッセルムラトワ・メル・アザミドXXVII 【あっせるむらとわめるあざみどXXVII】 

アセルムラトワ・メル・アザミドXXVIIの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ アッセン001 【あっせん001】 new!

ダイアモンド・ニュートラルが製作したファティマ。シリアルはDN-001。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ アッセンブルGTM 【あっせんぶるGTM】 

パーツ単位で購入して組み立てるタイプのGTMのこと。複数のGTMの特徴をもつハイブリッド・モデルや、パーツ選択によって安価あるいは高価なモデルを作ることが可能。アッセンブル(assemble)は「組立式」あるいは「組立可能」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ 安土桃山時代 【あづちももやまじだい】 

日本の歴史における時代区分のひとつ。室町時代が終焉を迎えた後、織田信長と豊臣秀吉が中央政権を握っていた時代を指す。名称の由来は織田信長の居城であった安土城と、豊臣秀吉の居城であった伏見城であるが、伏見城が廃された後の跡地に桃の木が植えられ、江戸時代に桃山の地名が生まれたことで、安土桃山時代という名称が生まれたらしい。織田信長が15代将軍義昭を京都から追放した1573年を始期とし、本能寺の変における信長の死、豊臣秀吉による天下統一、秀吉没後の関ヶ原の戦いを経て、徳川家康が征夷大将軍に任じられた1603年を終期とする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p19


■ アッパーシールド 【あっぱーしーるど】 

GTMの肩装甲のうち、前面に位置している装甲のこと。放熱システムを備えるが、視界の邪魔にならないよう、コンパクトにまとまられている。背面の肩装甲はバックシールドと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ アッパータウン 【あっぱーたうん】 

アッパータウン(uppertown)もしくはアップタウン(uptown)とは「山の手」の意。ダウンタウンの対語に用いられる言葉で通常は住宅街を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ アッパー・レシーバー部 【あっぱーれしーばーぶ】 

マグナパレスが装備するラピデア・カノンを構成する4つのブロックのひとつ。大砲で例えると砲鞍の上半分に相当する。砲身を支えるフレーム、キャリーハンドル、カウンターウエイトなどが一体化したブロックである。騎体から送られてきたエネルギーをバスター・エネルギーに変換・圧縮してチャンバーに送り出す役割をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ 許許(アップ・アップ) 【あっぷあっぷ】 new!

ウィル星団暦7777年以降に出現するFネーム・ファティマのひとり。シリアルはF1-11。ミラージュ騎士団No.61。母体はテンドロス。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-031


■ アップデータ 【あっぷでーた】 

ソフトウェアのアップデートを行うためのプログラムのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-071


■ アップデート 【あっぷでーと】 

システムや情報を最新の状態にすること。以前のシステムや情報に関する不具合を無くしたり、機能を追加したりする場合に行う。エルディアイ・ツバンツヒはミラージュ入団直後からフレーム・ランチャーのアップデートに携わった。前任者のリィ・エックスが他界した後、ツァラトウストラおよびフレーム・ランチャーの開発経過が芳しくなかったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-230


■ アップルパイ 【あっぷるぱい】 

トモエの好きな食べ物(高校在学時)。リンゴを包んだパイ菓子。国内・国外を問わずケーキ屋などで販売されている洋菓子であるが、アメリカでは代表的な家庭料理となっており、どこの家庭でも頻繁に作られるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-096


■ アティア王国 【あてぃあおうこく】 

正式名はアティア・ハッシュ王国。カラミティ・ゴーダースのキーヤ大陸北東部に位置する小国である。ミラージュ騎士イマラ・ロウト・ジャジャスの母国で、彼女の実父であるモル王が治める王制国家である。「アティアの鬼姫」と呼ばれたイマラがA.K.D.に移ったために、王家の後継者が不在の状態が続いていたらしいが、後にそのドラ息子「イオタの組長」ことジャコー・クォン・ハッシュが戻ってきて家督を継ぐ予定。要するにヤンキー気質な王家に振り回される少々お気の毒な国家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-051


■ アティア王女 【あてぃあおうじょ】 new!

アティア王国(アティア・ハッシュ王国)の王女。ミラージュ騎士団のイマラ・ロウト・ジャジャスを指す。イマラ・ロウト・ジャジャスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-078


■ アティアの鬼姫 【あてぃあのおにひめ】 

イマラ・ロウト・ジャジャスが若かりし頃に囁かれていた悪名。公宙域における彼女の戦績は伝説のレベルに達していたらしく、星団内のあらゆる宇宙海賊がこの名前を聞くと震え上がっていたらしい。アティアは彼女の母国の名前である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-006


■ アデム 【あでむ】 

星団暦400年頃に活躍した都ハ・リの最高神官。ハ・リの本宮を束ねる神官長であり、詩女の教育役・道案内役としての責務を負う。ベリンが詩女として誕生する以前からその補佐役となるべく学院で研鑽を積んできた人物である。ベリンよりも年上であり、彼女に対して姉のように接していたようだ。フルネームはアデム・ライト・ミカレス。ただし、ミカレスという名は個人名では無く、最高神官に引き継がれる称号とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p20


■ アデム・ユラ 【あでむゆら】 

ヘアード・グローバーに付けられた偽名。ユラは「由良」とも表記される。彼女の逃避行に際して本名を伏せておいた方がよいと判断したランドアンド・スパコーンが名付けた。ユラという名はランドの治める所領地の地名に由来しており、マグダルの母親と見なされるよう同じ姓が付けられた。アデムは星団暦400年頃に活躍した都ハ・リの最高神官の名前である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-203


■ アデム・由良 【あでむゆら】 new!

アデム・ユラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-145


■ アデム・ライト・ミカレス 【あでむらいとみかれす】 

神官アデムのフルネーム。ただし、ミカレスという名は個人名では無く、最高神官に引き継がれる称号である。アデムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-128


■ アデュバ 【あでゅば】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)第4惑星カーマントーがもつ衛星のひとつ。非常に巨大であるが故にカーマントーの公転軌道に影響を与えていることから、連星とも呼ばれる。ただし、連星は恒星に適用される名称であるため、正しくは二重惑星と呼ぶべき。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ アテンタ 【あてんた】 

コーラス王朝の女官。王朝が崩壊した星団暦3960年に、コーラス正王家の長子コーラス26世を連れて脱出した人物である。旧設定ではコーラス25世の妹妃にしてバランカ家の女王とされており、アテンタ・バランカと呼ばれていた。設定変更によってコーラス王家およびバランカ王家の血縁から外れたのか、あるいは身分を隠して行動していたために女官として記録されたのか、その詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ アドー・バルバロッサ 【あどーばるばろっさ】 

星団暦3000年代初頭におけるバルバロッサ王国の国王。半隠居状態にある伯父バシル・バルバロッサに替わって国内を取り仕切る。また、アネッサ・ティルバーから帝国元老院議長(本編では議長代理)を引き継いでおり、現在は元老院を取り仕切る立場にある。もともと議長を引き継ぐ以前からティルバー女王を操る立場にあったらしく、帝国内での発言力・影響力は極めて高いようだ。貴族以外の人間を一切認めないという極右の貴族主義者。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ アトール(1) 【あとーる】 

歴代の詩女のひとり。ナイミン・ハスハ・アトールを指す。ナイミン・ハスハ・アトールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-064


■ アトール(2) 【あとーる】 

超帝國剣聖フラーマ・テレキスに与えられていたコードネーム。フラーマ・テレキスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年2月号p59


■ 環(アトール) 【あとーる】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第3惑星「無(ナイン)」がもつ衛星のひとつ。詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ アトール教導学院 【あとーるきょうどうがくいん】 

ラーン教導学院と同義。ラーン教導学院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ アトール聖導王朝 【あとーるせいどうおうちょう】 new!

天照の星団侵攻が開始された後に旧北都マグダルで発足するハスハ・ミノグシアの領土無き国家。魔導大戦の終結後、天照と詩女マグダルの間で交わされた約束により、カステポー地方は不可侵の土地として残されることとなった。しかし、侵攻による戦火の広がりを受け、ミノグシア各国はボォスの独立自治の成立と、天照の侵攻への対応策として、聖宮ラーンを中心に運営されていたミノグシア調停議会をアトール聖導王朝へと改名。議会の参加国全てを飲み込む連合体制が成立することとなった。同王朝が組織した聖導騎士団アイル・フェルノアは大侵攻以降の星団最強騎士団と呼ばれ、フィルモア帝国やクバルカン法国の騎士団も合流していたとされる。なお、聖導王朝の成立時期については詳細が明かされていないため、カラミティ・ゴーダースの消滅やアドラーおよびジュノー各国との関連性については不明であるが、最新設定に拠ると設立者はアルルとなる模様。アルルは現在の聖宮ラーンで詩女として活動した後、アドラーに移ることが確定しているため、王朝設立はマグダルに配慮した行動と思われる。名前の元ネタは、Christian Beya(クリスチャン・ベア)、Andre Balzer(アンドレ・バルゼル)らが1972年にフランスで結成したプログレ・バンドATOLL(アトール)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ アトールの子 【あとーるのこ】 

ミノグシア民族を指す別称。この場合のアトールとは初代詩女として活躍したナイミン・ハスハ・アトールのことだろう。彼女はミノグシア中原地方を開いたその功績から「中原の詩女」と呼ばれている。この中原を起点にミノグシア全土が隆盛に向かったことから、ミノグシアの民は全てアトールの子という意識が定着しているのだろう。ナイミン・ハスハ・アトールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-112


■ アトール・ポリティ騎士団 【あとーるぽりてぃきしだん】 

AP騎士団およびミノグシア連合AP騎士団の別名。AP騎士団ミノグシア連合AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-011


■ アトール・ポリティ騎士団ツラック隊 【あとーるぽりてぃきしだんつらっくたい】 

AP騎士団[ツラック隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年2月号p9


■ アトール・ポリティ・リッターズ 【あとーるぽりてぃりったーず】 

AP騎士団およびミノグシア連合AP騎士団の別名。名前の元ネタは、Christian Beya(クリスチャン・ベア)、Andre Balzer(アンドレ・バルゼル)らが1972年にフランスで結成したプログレ・バンドATOLL(アトール)と、Green Gartside(グリーン・ガートサイド)、Joe Nial(ジョン・ナイアル)、Mike Robert(マイク・ロバート)らが参加して1982年にイギリスでデビューしたポップ・グループScritti Politti(スクリッティ・ポリッティ)から。AP騎士団ミノグシア連合AP騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ アトールマーク 【あとーるまーく】 

アトール聖導王朝の紋章。連載再開以前の旧ハスハ・ミノグシア関連の制服や装飾品などで見られた、縦長の瞳のような紋章を指す。ただし、連載再開以降はアトール聖導王朝に関する記述がほとんど無くなっており、その紋章が意味するところも微妙になっている。少なくとも、炎の女皇帝やヤーン・ダッカスが身に付けていることから、ナイミン・ハスハ・アトールに由来する紋章ということにはならないだろう。どちらかと云うと超帝國ユニオの紋章である。アトール聖導王朝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-012


■ アトキ 【あとき】 

コーラス王朝バランカ領内の工業都市。ハグーダ帝国との国境付近に位置しており、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦ではバランカ軍の拠点となった。ブーレイ傭兵騎士団の奇襲により一時はハグーダ軍の占領下となったが、コーラス23世が出陣した最終決戦において再度コーラスに奪還された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-185


■ アトス 【あとす】 

第3太陽系(南太陽系=サザンド太陽系)第1惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ アトミックバーサ 【あとみっくばーさ】 

超原子生成爆弾の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p70


■ アトラ 【あとら】 

魔導大戦の終結後に「アイル・フェルノア」に配備されるGTM。聖宮ラーンの研究機関ダリ・キアに所属するノイス・グリオノフが設計・開発した新型騎であり、バーガ・ハリを超えるライオン・フレームのGTMを作ろうとしていた彼の夢の結晶と云える。ノイスはユーゴ・マウザーに師事していた過去をもつが、レディオス・ソープがベラ戦中のバーガ・ハリ・KKに施していた改修点がマギー・コーターに伝えられ、GTMアトラの開発において参考にされたらしい。その意味では、多くの著名なガーランドの知恵と技術が織り込まれたハイブリッドGTMと云えるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ アドラー 【あどらー】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第3惑星。数千年前の惑星改造によって人類の生存が可能になったデルタ・ベルンの双子星。温帯地域が広がる住み易い惑星で、トラン連邦共和国、バキン・ラカン帝国、ダスニカ神聖連合といった大国のほか、新興国家や小国家が乱立する。歴史の長い他の惑星よりも自由奔放な気風が根付いており、ガーランドやスライダーを始めとする職人も多く、工業・商業が盛んな国家が多い。星全体の人口は80億人ほど。ネーミングの元ネタは第二次世界大戦時にドイツ軍部において戦車の開発・生産を行っていたアドラー製作所であろう。アドラー(Adler)とはドイツ語で「鷲」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-069


■ アドラー史 【あどらーし】 

アドラーの歴史上に起きた事実、関連する事象・人物について学ぶ学問。過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究する場合もある。ニオ・ハスラーが好んだ科目(高校在学時)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-100


■ アドラー侵攻作戦 【あどらーしんこうさくせん】 

星団暦3159年に決行されたA.K.D.軍およびミラージュ騎士団によるアドラー星への侵攻作戦のこと。ツァラトウストラ・アプターブリンガーの出撃回数は通算で2回目に当たる(出撃騎数は15騎)。対峙した全てのGTMはフレーム・ランチャーの業火に焼かれて灰燼と化し、アドラーの各国代表は3年後の3162年に降伏を宣言。全星がA.K.D.に編入されることとなった。ちなみに、魔導大戦の途中から天照家の預かりとなっていたファティマ・エストはこの侵攻作戦に参加しており、その後でフィルモア帝国に移籍したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ アドラー星 【あどらーせい】 

アドラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ アドラー星動乱 【あどらーせいどうらん】 

星団暦3100年に起こるとされるアドラー星の動乱。魔導大戦の後期よりアドラーで台頭してきたダスニカ神聖連合とディ・ヨーグン統一連邦が結託し、大戦終結の混乱に乗じてトラン連邦およびバキン・ラカン帝国に揺さ振りを掛けてくるらしい。この動乱については詳細が明かされていないが、3100年にはボード・ビュラードが他界し、ノルガン・ジークボゥが出陣することになる。おそらく、この動乱を通じて天照がひとつの考えを持つに至り、星団侵攻が開始されることになるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-130


■ アドラー星ロマン大陸フィルモア帝国 【あどらーせいろまんたいりくふぃるもあていこく】 

AD世紀の末期にダス・ラント連合帝国の支配下に置かれていた国家もしくは国家群。アドラーのロマン大陸に位置しており、当時のユレッカ、シャブリテ、ゴータウン、ナランシ、ゴルンフォートの5ヶ国が総じてこのように呼ばれていたらしい。帝国の大分離(フィルモア・イーストおよびフィルモア・ウエストの分裂)を機に各国家が離脱・独立を果たし、ユレッカおよびシャブリテは共和制国家となり、ゴータウン、ナランシ、ゴルンフォートはバキン・ラカン帝国に統合されて主都となったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ アドラー大動乱 【あどらーだいどうらん】 new!

アドラー星動乱の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ アドラー・バルチックアカデミー系列ガーランド 【あどらーばるちっくあかでみーけいれつがーらんど】 

家系や弟子筋から分類した場合のガーランドの系統のひとつ。ルミラン・クロスビンの弟子筋でバルチック・アカデミーに拠点を置くガーランドもしくは同アカデミーで学んだガーランドを指す。ルーザーン・アストラがこれに当たる。ルミラン・クロスビンが製作したスルーエクセルナSR1を受け取り、ハイレオン・シリーズを設計したコーラス・ナンブもこの系列に位置付けられるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ アトラ騎士団 【あとらきしだん】 

詩女として正式に即位した後のマグダルが所有することになる直属の騎士団。聖宮ラーン直下の独立騎士団「アイル・フェルノア」にアトラと呼ばれるGTMが配備されることになっていることから、アトラ騎士団はアイル・フェルノアの別称になると思われる。聖導騎士団アイル・フェルノアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ アトラス 【あとらす】 

星団初の4ファティマのひとりと知られるS.S.L.が、その素性を隠して行動する際に使用する偽名(もしくはコード名)。アトラスはギリシャ神話に登場するティターン神族のひとりであり、ゼウスによるティターン神族の討伐後、罰として天球を支えることになった神である。「天を支える神」として考えれば、天照の許にいたというのも納得か。また、S.S.L.の名前がコンソール・メーカーから持ち込まれたように、アトラスについても元ネタと思われる音響機器メーカーが存在する。アメリカのカリフォルニア州に本拠地を構えるAtlas Sound(アトラス・サウンド)がそれで、マイクおよびスピーカーを取り扱う1934年創業の老舗メーカーとして知られる。S.S.L.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-003


■ アトラ・ポリカード 【あとらぽりかーど】 new!

GTMアトラの別称。もしくは試作型や派生型に位置付けられるGTMかも知れない。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-186


■ アトリエ 【あとりえ】 

アトリエ(atelier)はフランス語で「工房」の意。職人の仕事場を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ アトロポス 【あとろぽす】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した43体目のファティマ。運命の三女神の長女。シリアルはBF-43fd。アスペクトはエストニア。他のファティマにはない数々の機能に加え、全制御を解除されたファティマの終局点である。星団暦2987年に成人した後、ボォスに渡りヒトとして反政府ゲリラに参加。その後、ダグラス・カイエンとの邂逅、レディオス・ソープとの再会を通じて無限の寿命をもつ生命体であることを自覚し、宿命を受け入れてすえぞうと共に約350年の放浪の旅に出ることとなった。魔導大戦中も戦乱に関わることなく、カステポーやミノグシアの辺境を放浪しつつも、出会う子供たちに教育を施している模様。忘れがちだが全キャラクター中で唯一自分自身の終焉を知ってしまった悲哀の少女である。妹クローソーとの戦いの後、セントリー・ライブの烈火に焼かれて肉体を消失。その想いと魂はライブによって吸い上げられ、永遠にジョーカー星団を見守ることになる。ギリシャ神話における運命の女神モイライの三女アトロポス(生命の糸を断つ者)が元ネタであるが、永野センセーがこの名前を採用したのはEmerson, Lake & Palmerのデビュー・アルバム「Emerson, Lake & Palmer」に「Three Fates: Clotho/Lachesis/Atropos」という組曲があったから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ アトワイト・エックス公家 【あとわいとえっくすこうけ】 

アトワイト家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ アトワイト家 【あとわいとけ】 new!

エイダス大陸東方10ヶ国のうち、アトワイト公国を治めてきた天照家の直系王家のひとつ。2代目天照の命(ミコト)の妹ニーブ・エックス・アトワイトが興した家系であり、アトワイト・エックス家、エックス家とも呼ばれる。数多くある天照王家の中でも、その血筋を完全直系にのみ引き継いできたことから、絶対皇位継承権をもつ「最も血の濃い」家系であるという。よって、同家の女性当主は現皇帝の血筋が途絶えた場合に備え、皇位継承権の常時第2位に置かれる対応が採られる(現皇帝の皇位継承権とは別枠)。AD世紀の末期に活躍した女性のGTMガーランド、亜奈美・ヘンシェル・アトワイト(ニーブの父方の祖母に当たる)の血を引き継ぐため、歴代当主は重工業分野に通じており、ブリンガー・シリーズの開発に尽力したほか、アトワイト・クルップ社の運営を通して兵器開発の面でA.K.D.に貢献。強力な騎士の家系としても知られ、2900年代の当主リィ・エックス(右翼No.7)以下、パナール・エックス(左翼No.15)、アラート・エックス(No.33)と3代に渡ってミラージュ騎士を輩出した。ファティマ・イカロスを擁する一族である。旧設定では、天照家の81代当主の時代に(おそらく弟妹に当たる人物と)アトワイト家の縁組があり、公家に加わった衛星王族という設定であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ アトワイト公国 【あとわいとこうこく】 new!

エイダス大陸東方10ヶ国のうちのひとつ。単にアトワイトとも呼ばれる。グリース王国の西方に位置しており、アトワイト・エックス公家が治める。また、ランド公家やピタ・メナー家の領地も内包しているようだ。リィ・エックスやパナール・エックスの出身国。首都も同じくアトワイトと呼ばれる。AD世紀の末期に成立していたエックス共和国がその前身。アゲハ・フォーカスライトの即位により東方5ヶ国連合を基盤とした天照王朝が開かれた後、エックス共和国の(おそらく国主であった)アルスキュル・ネイパー・アトワイトがアゲハ(即位後の名前は天照・メル・グリース・アインス)の配偶者として迎えられ、両国の合併によりアトワイト公国が成立したようだ。ただし、アトワイト家の始祖は次女ニーブ・エックス・アトワイトという設定があるため、公国成立は彼女が生まれた後のタイミングになると思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ アトワイト公爵 【あとわいとこうしゃく】 new!

歴代のアトワイト家当主のこと。アトワイト家は天照王朝の公爵家である。アトワイト家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p55


■ アナクロ 【あなくろ】 

アナクロニズム(anachronism)の略語。時代錯誤。時代に遅れたり逆行していたりすること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-022


■ アナトリア 【あなとりあ】 

ラキシスがミノグシア訪問時に爆買いしたブランド。元ネタは、神戸市に本拠を置く株式会社ワールドが2002年に設立したレディース・ブランドanatelier(アナトリエ)だろう。国内の各デパートなどに店舗展開しており、2017年現在で20店舗を超える。一見シンプルな見た目ながら、ブランドのオリジナル生地やレース、細やかな刺繍を用いた上品な造りが特徴。衣服のほか、バッグやアクセサリーも取り扱う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-239


■ アナニアシビリ 【あなにあしびり】 

ボリショイ・バレエ団のプリマとして活躍したニーナ・アナニアシヴィリのこと。フルネームはNina Gedevanovna Ananiashvili(ニーナ・ゲデヴァーノヴナ・アナニアシヴィリ)。「ジゼル」、「眠れる森の美女」、「ドン・キホーテ」、「ロミオとジュリエット」など、数多くの舞台に立ってきた世界最高のバレエ・ダンサーのひとり。その柔軟で華麗な踊りから「グルジアの黒真珠」と称される。1963年にグルジア共和国の首都トリビシに生まれ、4歳の頃からフィギュア・スケートを開始。10歳で国内チャンピオンとなった後にバレエに転身し、81年にボリショイ・バレエ団に入団。その後はジュニアおよびシニアで数々の国際グランプリを受賞し、ボリショイ・バレエ団に在籍しながら、アメリカン・バレエ・シアターのゲスト・プリンシパルとしても活躍した。また、自らが座長を務める「ニーナ・アナニアシヴィリと世界のスター達」と題する公演も展開。2009年に一線を退き、グルジア国立バレエ団の芸術監督を務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p23


■ 亜奈美・ヘンシェル・アトワイト 【あなみーへんしぇるあとわいと】 

AD世紀に活躍した女性のGTMガーランド。超帝國系列のGTMガーランドであったらしい。アナミー・ヘンシェル・ガーランド社の創設者でもある。天照家伝来のGTMモルフォ・ザ・スルタンを製作した人物であり、彼女の息子アルスキュルが初代天照の命(ミコト)の配偶者となったことでアトワイト家が興されたようだ。つまり、リィ・エックスらアトワイト家当主のご先祖様である。亜奈美・ヘンシェル・クルップの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 亜奈美・ヘンシェル・クルップ
初掲載: DE4-134


■ アナミー・ヘンシェル・ガーランド社 【あなみーへんしぇるがーらんどしゃ】 

亜奈美・ヘンシェル・アトワイトが創設したGTM製造企業。星団暦3000年代の時点において存続しているか否かは不明であるが、ヘンシェル・アトワイト家が運営している兵器製造・販売会社アトワイト・クルップ社と無関係ではないだろう。GTMの製造を継続しているのであれば、おそらく親会社になるはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 亜奈美・ヘンシェル・クルップ 【あなみーへんしぇるくるっぷ】 

AD世紀の末期に活躍した女性のGTMガーランド。亜奈美・ヘンシェル・アトワイトとも呼ばれる。天照家伝来のGTMモルフォ・ザ・スルタンの製作者であり、当時はおそらくエックス共和国の国主であったと考えられる。彼女の息子アルスキュルが初代天照の命(ミコト)の配偶者となったことから、命(ミコト)の義母に位置付けられる人物でもある。息子の結婚後にエックス共和国がグリース王国と合併してアトワイト公国に転身したとの設定があるため、おそらくアルスキュルが結婚した際にアトワイト姓が付けられ、同時に母親の亜奈美・ヘンシェル・クルップに公爵位が与えられて、亜奈美・ヘンシェル・アトワイトに改名したのだろう。コミック13巻の解説でメリンダ・クルップは亜奈美・ヘンシェル・クルップの直系とあるが、デザインズ4の説明を読む限り、直系はアトワイト家である。うーん・・・GTMガーランドの家系に関する設定がいまひとつ落ち着いていない感じがする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-237


■ 亜奈美・ヘンシェル 【あなみへんしぇる】 

亜奈美・ヘンシェル・アトワイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-234


■ アナミ・ヘンシェル家系 【あなみへんしぇるかけい】 

AD世紀に活躍した亜奈美・ヘンシェル・クルップ(後の亜奈美・ヘンシェル・アトワイト)から続くGTMガーランドの家系のこと。亜奈美はアナミー・ヘンシェル・ガーランド社の創始者であり、その直系はアトワイト家ということになるが、彼女の子孫で著名なガーランドは現在のところ設定されていない。コミック13巻の解説でメリンダ・クルップは亜奈美・ヘンシェル・クルップの直系とあるが、彼女はフィルモア帝国に別れたクルップ家の血筋である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p71


■ アナログ 【あなろぐ】 

観測の対象となる数値を連続した物理量を用いて示すこと。またその手法。対比として、連続していない離散的な値で示すことをデジタルと呼ぶ。例として、長針・短針・秒針の回転で時間を表す時計はアナログ。数値で時間を示す時計はデジタルである。電磁波センサーによる感知ではなく、物理量の測定値が一定の閾値を超えることで稼働する警報システムはアナログ式と呼ばれる。気温変化や振動に応じて変形する部材をトリガーとする警報器などがこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-195


■ アナログ認証 【あなろぐにんしょう】 new!

デジタル手法を用いないアナログ手法の認証のこと。ジョーカー星団においては、デジタルデータはいくらでも改竄できてしまうため、個人の認証ではサインやハンコといったアナログ認証が主流となっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-071


■ アニー・ポロニウム 【あにーぽろにうむ】 new!

アニー・ポロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ アニー・ポロン 【あにーぽろん】 

ノーティガ重産業都市国家に在住する女性のAFガーランド。出身はガス・ガル連邦。アニー・ポロニウムとも呼ばれる。オリバー・メルシュのパートナーで青銅騎士団のホスト・ファティマを務めるジャカルナを製作した人物。資金調達のためにロッゾ帝国やウモス国にファティマを提供しているらしい。ポロニウム(polonium)は元素記号Po、原子番号84の銀白色の半金属。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-194


■ アニメーター 【あにめーたー】 new!

アニメーションの制作行程において主に作画を担当するヒトのこと。いわゆる原画マン・動画マンと云われるヒトたちで、彼らの絵の巧さがそのままアニメーションの絵の良し悪しにつながる。いつもありがとうございます。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-094


■ アニメック 【あにめっく】 

1978年から1987年に発行されていたアニメ雑誌。発行はラポート社。当初は「MANIFIC」の名で発刊。評論と設定資料に重点を置いた構成となっており、一部のアニメ好きがこよなく愛していた雑誌である。桜牧師も実はアニメック読者。放送当時ほとんど着目されることが無かった「機動戦士ガンダム(1979)」にいち早く注目した雑誌として知られる。編集長は小牧雅伸。なお、「月刊ニュータイプ」の編集長として知られる井上伸一郎はアニメックの副編集長であった。池田憲章の連載「日本特撮映画史・SFヒーロー列伝」がとにかく熱かった思い出。エルガイムの裏設定にあるクロス・テンプルの初出もアニメックの別冊だったと思う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p71


■ アニモキャラメル 【あにもきゃらめる】 

佐藤光洋が代表を務めるアニメスタジオ。2015年開業。アニメーション製作やキャラクターデザインを手掛ける。永野センセーがデザインズに使用するキャラシートの着色を頼むことがあるらしい。また、「DESIGNS 永野デザイン展」において上映された「花の詩女 ゴティックメード」のスペシャルPVの追加カットは、永野センセーの描き下ろし原画を元に同スタジオにて制作された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p55


■ アネッサ・ティルバー 【あねっさてぃるばー】 

星団暦3000年代初頭におけるフィルモア帝国バリトー王国の女王。ティルバー王家の家長と帝国元老院の議長をも務めた女傑である。元老議長代理のアドー・バルバロッサを補佐する立場にあり、議会の運営を任されているようだ。帝国元老院は皇帝の選出と権力の維持を担い、皇帝に様々な進言(もしくは忠言)を述べる立場にあることから、実質的に国家の舵取りを握っている人物といえる。皇帝に仕える忠実な従者を装いながらも、裏ではシステム・カリギュラと契約するなど、その思惟と行動は皇帝の意思と平行であっても決して同一ではない。真意の読めない笑みから否応無く魔女を連想させる女性。ナイアス・ブリュンヒルデをバリトー家に加え、ノイエシルチスの騎士として復帰させたのもティルバーである。
別名・異名・正式名など: アネッサ・ティルバー・バリトー
初掲載: DE4-109


■ アネッサ・ティルバー・バリトー 【あねっさてぃるばーばりとー】 

アネッサ・ティルバーのフルネーム。彼女はバリトー王国の王女である。アネッサ・ティルバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-105


■ あの者たち 【あのものたち】 

歴史の裏側で幾度と無くジョーカー星団に襲来してきた謎の存在。ヴィーキュルを指す。ヴィーキュルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ アパッチ 【あぱっち】 new!

McDonnell Douglas(マクダネル・ダグラス社)が開発した攻撃ヘリコプターAH-64のこと。ペットネームはアメリカ先住民のアパッチ族に由来する。ベトナム戦争における対ゲリラ戦・拠点制圧を進めるために従来よりも火力を強化した攻撃ヘリの開発が望まれ、1970年代より設計が進められた。75年に初飛行。76年にアメリカ陸軍にて制式採用され、84年より運用が開始された。エンジンはGE社のターボシャフトエンジンを搭載。武装は30mm機関砲、対戦車ミサイル、空対空ミサイル、ロケット弾等。2024年現在も現役であり、マクダネル・ダグラス社を吸収合併したボーイング社が生産を担当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ アハト・カンプフ 【あはとかんぷふ】 

ゴーズ騎士団に内包されている小グループの名称だろうか。あるいはエリート部隊を指している可能性もある。星団暦4000年代にユーパンドラが組織するグループで、GTMグリット・ブリンガーを使用するらしい。アハト(acht)とはドイツ語で「8」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p14


■ アハメス 【あはめす】 

ハイレオンSR1の別名。剣聖ハリコンは自身の搭乗騎をこの名で呼んでいたようだ。ちなみに、「重戦機エルガイム(1984)」の主役ロボであるエルガイムはヤーマン王朝のHMガイラム21号機「アーメス」を改良した機体であった。また、「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム[2]」に掲載された「ファイブスター物語」では、エルガイムに相当するHMがアーメス(もしくはアハメス)と呼ばれていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ アパレル 【あぱれる】 

アパレル産業。衣服の製造業および流通業のこと。アパレル(apparel)は英語で「衣服」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ アパレルメーカー 【あぱれるめーかー】 

衣服の企画・製造・卸売を行う企業のこと。通常は既製服を作るメーカーを指す。一口にメーカーと云っても職種は多岐に渡っており、最低でもプランナー、デザイナー、パタンナー、テーラーもしくはドレスメーカー、バイヤー、コーディネーター、ショップ店員(スタッフ)がいる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ アビア・ラングレー 【あびあらんぐれー】 

クバルカン法国のローテ騎士団に所属する女性騎士。階級は大佐。その他の詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-045


■ アビエン・ヒートサイ 【あびえんひーとさい】 

星団暦2900年代末期から3000年代初頭におけるフィルモア帝国の最強騎士。ノイエ・シュバルツのリーダーから始まり、皇帝警護騎士、さらに皇帝の補佐役(エンペラー・サポート)として帝国騎士長官を務めるなど、老齢となった後も騎士団の主柱を務め続ける豪傑である。帝国三銃士のひとりとして、また強天位騎士として、国内外から高く評価される騎士の中の騎士であるが、レーダー8世と共に帝国老人クラブを発足するなど意外とおちゃめな部分もある。刀匠としても有名で、デプレ・ビートが所有している清浄刀も彼の手に拠る。パートナーはテンドロス。搭乗騎はホウザイロ・グレント(後に璃里・ニーゼルに譲渡)。ヒートサイは「疋棟斎」とも書かれる場合もある。最新設定では、長官職を退いて騎士団顧問に落ち着いたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ アビオニクス 【あびおにくす】 

GTMの全身各部に内蔵されている武装・兵装のこと。アビオニクス(Avionics)とはもともと航空機の電気・電子装備品のこと。「航空」を意味する「Aviation」と、「電子機器」を意味する「electronics」から成る造語である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-016


■ アフォート・ブリンガー 【あふぉーとぶりんがー】 

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。A型ミラージュに分類される。シングル・エンジン搭載型で、フレーム・タイプはレオパルト・フレームを採用。G型ミラージュ(グリット・ブリンガー)の派生型で、B型ミラージュ(ツァラトウストラ・アプターブリンガー)の補助を担うべく作られた重装GTMとのこと。砲支援に特化した騎体になると思われるが詳細は不明。旧設定におけるルージュ・ミラージュに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ アブラ菜 【あぶらな】 

アブラナ目アブラナ科に属す二年生草本。古くから油の採取を目的として栽培されていた植物である。ナノハナ(菜の花)あるいはナタネ(菜種)とも呼ばれ、つぼみや花茎、柔らかい葉の部分は食材に、種子は菜種油の採取に用いられる。ただし、現代において菜種油の採取に用いられるのはセイヨウアブラナとのこと。調理方法としては、茹でて胡麻和えやお浸しにするほか、軽く炒めたり、味噌汁に入れる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-250


■ アプリ 【あぷり】 

アプリケーションソフトウェア(application software)の略称。つまり、特定の用途・目的のために設計されたソフトウェアのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p71


■ あべかわ 【あべかわ】 

ファティマ・クーンがオススメする餅の食べ方のひとつ。きな粉と砂糖をかけて食べるもので、きな粉餅とも呼ばれる。江戸時代初期、静岡の安倍川岸の茶店に徳川家康が立ち寄り、店主が安倍川上流で取れる砂金に見立てて餅にきな粉をまぶし、「安倍川の金な粉餅」と称して献上したことから安倍川餅と名付けられたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-057


■ アヘン 【あへん】 

麻薬の一種。阿片。この密輸により清とイギリスの間でアヘン戦争が起きたことはあまりにも有名。ケシ(芥子)の実から採取される乳液状の物質であるが、通常は粉末状に加工した状態のモノをアヘンと呼ぶ。鎮痛作用があるために古くから医薬品として重宝されてきた物質であるが、過度の服用によって幻覚作用・陶酔作用を引き起こす。日本ではあへん法に拠る規制の対象となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p23


■ アマゾン 【あまぞん】 new!

アメリカ・ワシントン州シアトルに本拠地を置くインターネットサイトを基盤とする小売販売企業。自社ブランドのクラウドコンピューティングと関連商品も取り扱う。金融会社の上席役員であったJeff Bezos(ジェフ・ベゾス)が1993年に起業。当初はオンライン書店としてスタートし、「Cadabra, Inc.」という社名であった。翌年には現在の社名に変更。巨大企業として成長した現在は、Alphabet(Googleの親会社)、Apple、Meta Platforms(旧Facebook)、Microsoftと並ぶ企業としてビッグ・ファイブあるいはビッグ・テックのひとつに数えられる。一方、アマゾンの販売サイトでは模造品や詐欺紛いの商品販売が横行しており、供給者の審査・管理を放置している点について不満の声が高まっている模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ アマダ・ジー 【あまだじー】 

ハスハント共和国の首都ベイジの東方300kmに位置する廃都。AD世紀において星都カステポーと呼ばれた一大都市であったが、炎の女皇帝が星団を去る際に何かを封印したらしく、その後は「封印の地」としてそのまま放置されることとなった。超帝國がボォスに進出してきた当時の移民船が遺跡となって残っており、古代文明の面影を残す土地としてわずかな観光客が訪れるという。詩女の資格を失ったナトリウム・フンフトが生活していた場所。また、星団暦3075年に炎の女皇帝と天照が出会う場所である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ 余った肉入り余ったトマト焼き 【あまったにくいりあまったとまとやき】 

バランシェ邸の賄いに出されたメニュー。余った鹿肉とトマトを焼いたもの。アウクソーが作ったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ アマテラス 【あまてらす】 

AD世紀の末期に成立していた東方3ヶ国連合の代表議会に付けられていた名称。つまり、東方3ヶ国連合はアマテラス議会を政体の中心とする連合体制であった。後に東方5ヶ国連合が成立すると、合議制による政体では外圧に耐えられないとの判断があり、代表議長アゲハ・フォーカスライトを皇帝とする「アマテラス議会の連合帝国」が成立。アゲハは議会名「アマテラス」と支配地「グリース」の名を得て天照・メル・グリース・アインスへと改名し、グリース王国と天照王家・王朝が誕生することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ 天照王家 【あまてらすおうけ】 

狭義にはグリース王国を治めてきた天照家直系の王家を指すが、広義には天照の名をもつ衛星王族全てを含んだ天照王朝の全王家を指す。具体的には天照家(グリース王家)、シナーテ家、コーダンテ家、メルカ家、エックス家、クロークル家などが該当する。天照王家は基本的にチャランポランな性格の人間が寄り集まっているらしく、何事においても脱線が基本とされる。天照家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-009


■ 天照王家名 【あまてらすおうけめい】 

グリース王国の王家および派生王家が継承する家名。つまり、「天照」という名そのものを指す。アイシャや斑鳩はもちろんのこと、先代命(ミコト)の養女となったラキシスもこの名前を引き継いでいる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-074


■ 天照王朝(1) 【あまてらすおうちょう】 

広義にはA.K.D.そのものを指すが、狭義には天照家の直轄領地を指す。つまり、王家本来の領土であるグリース王国のほか、直系王家(コーダンテ家、シナーテ家)や衛星王族(アトワイト家、メルカ家など)によって治められている公国(王国)や統治領、そしてバビロン王国を含む東方10国の総称である。また、天照家と縁が深いフェイツ公国も天照王朝に含まれるようだ(フェイツ公国は後に天照家で成長したマキシが引き継ぐ)。天照はグリース王国の国王であると同時に天照王朝の皇帝である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ 天照王朝(2) 【あまてらすおうちょう】 

グリース王国を首長とする国家群およびその支配体制を王家の系列によって分類した場合に用いられる時代区分のひとつ。すなわち天照王家による支配体制が維持されていた時代を指す。劇中では、王朝が誕生してから全ての時代において天照王家の家系が国家元首を務めているため、天照王朝しか存在していないことになる。天照王家は女性にしか継承権が発生しない女系王家であるため、本来であれば天照の帝の子には皇位継承権が発生せず、ラキシスとの間に生まれた子が家督を継ぐことになれば、新たに「ラキシス王朝」と呼ばれる時代区分が発生することになる。ただし、天照は母親の遺伝子のみをもつ単相であり、その子カレンは先代ミコトの遺伝子をそのまま引き継ぐため、遺伝学的な視点ではやはり天照家85代当主と成り得るようだ。もっとも、天照はそもそも不老不死であるため、皇位継承問題は永久に先送りできる案件ではある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ 天照王朝10国 【あまてらすおうちょう10こく】 

エイダス大陸東方10ヶ国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-163


■ 天照王朝騎士 【あまてらすおうちょうきし】 

天照王朝に所属する騎士のこと。ミラージュ騎士団から退団したシャーリィ・ランダースは、今もなお天照王朝騎士として登録されているらしい。コーラス王朝バランカ家に嫁いだ彼女であるが、コーラス王朝の騎士団に移籍した訳ではないため、騎士籍は天照王朝に残してあるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p16


■ 天照王朝皇帝 【あまてらすおうちょうこうてい】 new!

天照王朝を治める(男性の)皇帝。天照の帝を指す。天照の帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-014


■ 天照王朝並びに東方10か国連合 【あまてらすおうちょうならびにとうほう10かこくれんごう】 

天照王朝の正式名。王朝とは同じ王家に属する君主の系列を指すため、厳密には天照家の直系とその分家のみが該当する。東方10国の中には、天照家と血縁を持たないバビロン王国が含まれており、これは本来王朝の枠に加えるか否か微妙なラインにある。一方で、同様に血縁を持たないフェイツ公国は星団暦3020年に(おそらく天照の裁量で)王朝に加わったりしている。要するに、天照の直轄所領地を正式に呼ぼうとすると「天照王朝並びに東方10か国連合」という名称になってしまうのだろう。天照王朝(1)エイダス大陸東方10ヶ国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-245


■ 天照王朝フォーチュン国 【あまてらすおうちょうふぉーちゅんこく】 

ウィル星団暦7777年以降に天照王朝に加わる新国家。天照家第85代当主となる天照の命(ミコト)が治める国家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ アマテラス大御神 【あまてらすおおみかみ】 

天照大神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-171


■ 天照大御神 【あまてらすおおみかみ】 

天照大神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-072


■ 天照大神 【あまてらすおおみかみ】 

天照の帝の56億7千万年後(ウィル星団暦7777年以降)の姿。アマテラス大御神あるいは天照大御神とも表記される。光の神という仮の姿を捨て、全次元・全宇宙における全能神まで昇華した進化形態であり、天照とラキシスの融合によって出現する。天照としての性格、性質、感情、個体情報の全てを既に喪失しており、肉体すらも持ち得ない高位の意志体として存在しているようだが、現世のヒトが考える「存在」の定義からも大きく懸け離れたナニがナンだか判らない「何か」である。日本神話における日の神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が元ネタ。日本神話の最高位にして、高天原(たかまがはら)の主宰神である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ アマテラス議会の連合帝国 【あまてらすぎかいのれんごうていこく】 

天照王朝の発足当時の名称。AD世紀に末期に成立していた東方5ヶ国連合。その初代議長はグリース自治区の代表アゲハ・フォーカスライトであったが、合議制による政体では外圧に耐えられないとの判断があり、代表議長アゲハを皇帝とする「アマテラス議会の連合帝国」が成立。同時に、議会名「アマテラス」と支配地「グリース」の名を得て天照・メル・グリース・アインスへと改名し、グリース王国と天照王家・王朝が誕生することとなった。アマテラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ アマテラス救出作戦 【あまてらすきゅうしゅつさくせん】 new!

星団暦2992年、カステポーで行方不明となった天照を救出するために立案・決行されたA.K.D.地上軍および宇宙軍の共同作戦。天照と共に行動するセントリー・ライブの幼生を狙い、ディ・バロー率いるシーブル軍が介入してきたため、N315溶岩台地と周辺湿地を戦闘区域とする武力闘争に発展した。戦闘の中盤から両軍がGTMを投入する事態となったが、ミラージュ騎士数名およびデトネーター・ブリンガーの投入によりA.K.D.軍が優勢となり、両軍によるバスター砲の使用、シーブル軍本隊の撤退によって戦闘が終結した。天照の救出には成功したものの、A.K.D.軍の死傷者数は多く、さらにボスヤスフォートの復活を許すなど、A.K.D.にとっては手痛い結果となったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-079


■ 天照玉座 【あまてらすぎょくざ】 

朱塔玉座の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-022


■ アマテラス・キングダム・ディメンス 【あまてらすきんぐだむでぃめんす】 

「Amaterasu Kingdom Demesnes」で直訳すると「天照王国領地」となる。天照王朝連合列強王国の英訳表記。略して「A.K.D.」。A.K.D.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ 天照家 【あまてらすけ】 new!

グリース王家と同義だが、コーダンテ家、シナーテ家、エックス家、メルカ家、スクリーク家など天照の分家筋も含めて広義に天照家と呼ぶ場合がある。ジョーカー太陽星団から超帝國ユニオの影響力が消失した時代、つまりAD世紀の末期に興った王家であり、東方5ヶ国連合の代表議長であったアゲハ・フォーカスライトの即位により、当時の議会名であった「アマテラス」と支配地「グリース」の名を得てグリース王国と天照王家・王朝が成立した。星団暦2020年まで実に83代に及ぶ世襲を繰り返してきた古き血の一族であり、3007年には創興4400年を迎えている。代々非常に強力な霊能力を発揮してきた家系であり、歴代の当主がバイター・ギルドを預かる総主として君臨。この永きに渡って受け継がれてきた血は、84代当主によって56億7千万年の時を越え、さらに85代当主によって別の宇宙に飛び立ってしまうことになる。ある意味で、ジョーカー星団に生活する全てのヒトたちの記憶を未来永劫に残す役目をもった血族と云えるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ 天照家GTM 【あまてらすけGTM】 

天照家が管理・運用するGTM。歴代の天照家当主がAD世紀の末期から管理・運用してきたモルフォ・ザ・スルタンを指す。また、天照が設計・開発したミラージュGTMのうち王家直轄管理となるGTMを指す。具体的には、マグナパレス、メガロコート、モルフォ型GTM(アゲハ型GTM)が含まれる。モルフォ・ザ・スルタンミラージュGTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 天照家J型駆逐戦闘兵器 【あまてらすけJがたくちくせんとうへいき】 

天照家が所有・運用するJ型駆逐戦闘兵器。デトネーター・ブリンガーを指す。デトネーター・ブリンガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-009


■ 天照家アゲハ型GTM 【あまてらすけあげはがたGTM】 new!

天照家が管理するアゲハ型GTM。モルフォ型とも呼ばれる。モルフォ型GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ 天照家王女 【あまてらすけおうじょ】 

天照家の王女。劇中に登場する主要なキャラクターの中では、アイシャ・ルーマー、ワスチャ・コーダンテ、パナール・エックス、シトロン・メナーなどが該当する。また、先代命(ミコト)の養女となったラキシスも天照家の王女のひとりである。彼女が周囲の者から「姫」と呼ばれているのは、「王家当主の娘」としての「姫」ではなく、プリンセス(princess)の訳語である「王族の貴人の女性」としての「姫」に相当するためである。ちなみに、皇女、王女、公女、内親王、皇太子妃、親王妃、皇族の王女や王妃、姫などは全て英語でプリンセスとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-074


■ 天照家大兄 【あまてらすけおおえ】 new!

天照王朝における称号のひとつ。現時点でこの称号を得ているのは斑鳩である。大兄(おおえ)は古代倭国において一部の王族が持った呼称・称号。大兄の称号を持つ皇子は、有力な大王位継承資格者とされている。おそらく天照王朝も同様で、女系王家において男性の皇位継承権をもつ者が現れた場合に、その最上位に当たる人物に大兄の称号を付与しているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-065


■ 天照家外宮 【あまてらすけげく】 

グリース王国首都グリステリアの上空約3000mの位置に浮かぶ天照家殿舎。フロート・テンプルを指す。地上にある本殿内宮と対を成すもので、本殿外宮と呼ばれる。外宮は「げくう」と呼ぶのが一般的であるが、永野センセーの実家では「げく」と呼んでいたらしい。ちなみに、日本で天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っているのは伊勢神宮の内宮である。外宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-073


■ 天照家元老 【あまてらすけげんろう】 new!

天照家および天照王朝の元老院。劇中には幻像宮朱塔玉座元老院が登場している。幻像宮朱塔玉座元老院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-014


■ 天照家皇帝騎 【あまてらすけこうていき】 

天照家の皇帝が使用するGTM。帝騎マグナパレスを指す。マグナパレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 公式サイト_20130415


■ 天照家さいきょーGTM 【あまてらすけさいきょーGTM】 

天照家が管理・運用している最強のGTM。モルフォ・ザ・スルタンを指す。モルフォ・ザ・スルタンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p68


■ 天照家最高司令官 【あまてらすけさいこうしれいかん】 

天照家および天照王朝ならびにA.K.D.全軍を指揮する最高司令官のこと。星団暦2100年代からウィル星団暦7777年まで、クローン再生によって生き続けるファルク・ログナー・バビロンがその任に当たる。ただし、ログナーが死亡し、次の個体が育成槽において成長を待っている期間は、実務に携わることが実質不可能となる。この場合は、ミラージュ騎士団のリーダーナンバーをもつ者(サリオンなど)がその代理を務めているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 天照家女系血統 【あまてらすけじょけいけっとう】 new!

天照家とその派生王家に連なる女系王家の血統。女系王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p55


■ 天照家初代皇帝 【あまてらすけしょだいこうてい】 

初代天照の命(ミコト)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ 天照家初代女帝 【あまてらすけしょだいじょてい】 

初代天照の命(ミコト)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ 天照家親王 【あまてらすけしんのう】 new!

天照家の親王。親王とは皇族男子の身位のひとつで、天皇の兄弟に当たる皇子のこと。姉や妹の場合は内親王と呼ぶ。天照家の場合は、83代当主(天照の命)の代で分かれたコーダンテ家(とその派生に当たるシナーテ家)が直系王家に位置づけられるため、同家出身の皇子サリオン(=斑鳩)がこのように呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-064


■ 天照家正1位 【あまてらすけせい1い】 

おそらく天照家の皇位継承権における第一位のこと。星団暦3075年以降、フェイツ公国第12代当主となったマキシに対して、天照は皇位継承権第一位の座を設定したらしい。母親譲りの高い知能・知識に加え、騎士としての能力の高さ、成人後の穏やかな性格と聡明さは、天照の視点からみて最適な後継者に映ったようだ。しかし、その優し過ぎる性格は政治向きではなく、執政役としての肩書きである太政大臣への任命も諦めたらしい。と云うか、天照家は女系王家でマキシは王家の血筋ではないので、この設定はたぶんボツ設定である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年10月号p59


■ 天照家正皇位 【あまてらすけせいこうい】 new!

天照家の正当なる皇位。同家は女系王家のため本来は直系の女性にのみ受け継がれる皇位となる。先代当主の83代天照の命(ミコト)の子は長男レディオス・ソープのみであったため、84代当主はソープが継いで天照の帝となったが、彼が天照家の妃との間に子を残さずに崩御した場合は、女系を遡りコーダンテ家(83代当主の妹家系)、アトワイト家(初代当主の妹家系)、そのほかの衛星王家(メナー家やルーマー家が該当)に皇位が継がれることになる。要するに、天照王朝においてその血筋を継ぐ「娘」を残すことは最重要課題となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-064


■ 天照家典星舎 【あまてらすけてんせいしゃ】 

典星舎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-172


■ 天照家内宮 【あまてらすけないく】 

グリース王国首都グリステリアの中央に位置する全長9.7kmの天照家殿舎。2000年以上も専制君主制を維持する天照家の権力と財力を示すもので、衛星軌道上から確認できるほどの巨大な王宮となっている。ちなみに、本殿とは神社の社殿のうち、神霊を安置した中心の建物のこと。天照家の当主は天子であり、天上界の人つまり神として位置付けられるため、その王宮も神社として見なされるということなのだろう。天照がホントの神様だったりするのは、偶然の一致ということになるだろうか。内宮は「ないくう」と呼ぶのが一般的であるが、永野センセーの実家では「ないく」と呼んでいたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 天照家内親王 【あまてらすけないしんのう】 

天照家の内親王。内親王とは皇族女子の身位のひとつで、天皇の姉妹に当たる皇女のこと。兄や弟の場合は親王と呼ぶ。天照家の場合は、83代当主(天照の命)の代で分かれたコーダンテ家(とその派生に当たるシナーテ家)が直系王家に位置づけられるため、同家出身の皇女アイシャとワスチャがこのように呼ばれる。ただ、女系王家であることを考慮しているからなのか、永野センセーの解説でもアイシャやワスチャを親王としている資料が多かったりする。混乱するため、このホームページにおいては内親王で統一している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-041


■ 天照家女帝 【あまてらすけにょてい】 

天照家の歴代の女性当主のこと。天照家は完全女系王位を採用しており、王位継承権は女児に優先して発生する。よって、歴代の天照家当主の中で女帝と呼ばれなかった人物(=帝位を継いだ男子)はわずか4名に留まっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 天照家のGTM 【あまてらすけのGTM】 

天照家GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 公式サイト


■ 天照家の氷室 【あまてらすけのひむろ】 

天照王朝メナー家を指す隠語。メナー家は歴代当主が非常に冷静・冷淡な思考を持っていたらしく、王朝内の王族・貴族の暴走に歯止めを掛ける場面が多かったようだ。そのような経緯から、メナー家は「天照家の氷室」と呼ばれていたらしい。メナー家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ 天照家筆頭王家 【あまてらすけひっとうおうけ】 new!

天照王朝の筆頭王家。皇帝家である天照家(グリース王家)を指すが、直系王家のコーダンテ家も同様に呼ばれる。本来はシナーテ家も筆頭王家であったと考えられるが、サリオンの引き起こした動乱により取り壊しとなったため、コーダンテ家のみが筆頭王家に位置付けられているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年10月号p57


■ 天照家筆頭親王 【あまてらすけひっとうしんのう】 

天照家の筆頭親王。親王とは皇族男子の身位のひとつで、天皇の兄弟に当たる皇子のこと。姉や妹の場合は内親王と呼ぶ。天照家では現当主の天照が不老不死ということもあり、兄弟・姉妹も存在しないため、先代命(ミコト)の代で分かれた直系王家の子孫を親王または内親王と呼んでいる。劇中ではアイシャのことを筆頭親王と呼んでいるようだが、筆頭内親王とするのが正しい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-019


■ 天照家本宮 【あまてらすけほんぐん】 new!

天照家内宮の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 天照家魔導ギルド・ブリッツェン・バイター 【あまてらすけまどうぎるどぶりっつぇんばいたー】 

天照家が主宰する魔導結社。ブリッツェン・ユニオン・エイダスとも呼ばれる。ブリッツェン・ユニオン・エイダスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-093


■ 天照家魔導結社 【あまてらすけまどうけっしゃ】 

ブリッツェン・ユニオン・エイダスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-093


■ 天照家・ムムカーラ・シナーテ王家 【あまてらすけむむかーらしなーておうけ】 

永野センセーの解説によると、シトロン・メナー・天照の家名ということになる。しかし、これとは別にメナー家と呼ばれていたり、斑鳩王子のシナーテ家が存在していたりして、イマイチ判然としない。シナーテ家とメナー家の双方を指してムムカーラ・シナーテ家と呼ぶのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ 天照帝 【あまてらすてい】 

天照が自ら手掛けたGTMに刻印する文字列。天照の「銘」である。亜奈美・ヘンシェル・アトワイトが製作したGTMモルフォ・ザ・スルタンの首装甲にこの「銘」が刻印されていることから、既に天照に拠る改修を受けていることが読み取れる。あるいは、天照家の歴代当主=命(ミコト)が管理していた時代においては、その所有者の証として「天照命」と刻まれていたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p68


■ アマテラス・ディス・グランド・グリース・エイダス・フォース 【あまてらすでぃすぐらんどぐりーすえいだすふぉーす】 new!

天照の帝の本名。「アマテラス(天照)」は王の名前つまり天照王家であること、「ディス」は(男の)帝であること、「グランド」は在王位であること、「グリース」はグリース王国の支配者であること、「エイダス・フォース」は84世であることをそれぞれ意味しており、この名前からグリース王国第84代当主であることが判る。女帝の場合は「ディス」ではなく「メル」が入るため、天照の命(ミコト)は「メル」を名乗っている。またウィル星団暦7777年以降、天照の在地は惑星フォーチュンとなるため「グリース」ではなく「フォーチュン」を名乗ることになる。天照家は完全女系王家のため、「ディス」を冠した皇帝は歴代でわずか4名らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-014


■ アマテラスのミカド 【あまてらすのみかど】 new!

天照の帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ アマテラスの帝 【あまてらすのみかど】 

天照の帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ 天照の帝 【あまてらすのみかど】 

天照家第84代当主。永野センセーすらも忘れてしまっているフシがあるFSS本編の主人公である。グリース王国の国王にして、東方10ヶ国・天照王朝の皇帝、デルタ・ベルン代表永世大統領といった数々の肩書きに加え、GTMガーランドであると同時に、剣聖ディモス・ハイアラキに認められたナイトマスター。しかも不老不死で性別がなくて老若男女にモテモテという、最近のマンガには有るまじき最強設定キャラである。ただし本来の姿で劇中に登場する機会は少なく、ストーリー・テラーとして存在するキャラクター「レディオス・ソープ」の姿で活動することが定石となっている。その正体は光の神・・・紛れもないGODそのものであり、56億7千万年後にはラキシスと融合して全能神・天照大神に進化するという。神様なので能力は無制限。何を考えているのか全くワカラナイ存在。何も考えていないのかも知れない。GTM、AFスーツ、宝石のコレクターとしても有名。ミラージュ騎士団におけるパーソナルカラーは朱色(バーミリオン)&ゴールドである。THE EDGAR WINTER GROUP(エドガー・ウィンター・グループ)のリーダーにして、アルビノのミュージシャンとして有名なEdgar Winter(エドガー・ウィンター)がモデル。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ アマテラスのミコト 【あまてらすのみこと】 

天照の命(1)天照の命(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-263


■ 天照のミコト 【あまてらすのみこと】 new!

天照家の歴代女性当主を指すが、従帝となったアイシャは「天照の帝」と同時に存在するもうひとりの当主「天照の命」という位置付けになるらしい。天照の命(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-064


■ 天照の命(1) 【あまてらすのみこと】 

天照家の歴代女性当主のこと。男性当主の場合は「天照の帝」と呼ばれる。83代当主であった天照の母親、85代当主となる天照の娘カレンも同様に「天照の命」と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ 天照の命(2) 【あまてらすのみこと】 

天照家第83代当主。天照の帝の実母である。歴代の天照家当主に倣い、バイター・ギルド「典星舎」の総帥を務めた星団最高のバイターのひとり。また、フィルモア2世らと共に星団法を制定した人物である。星団暦2020年、胎内に超常発生した天照の帝を出産。人間的な感情を一切持たなかった天照に対して、膨大な感情表現の凡例を見せることで「表情」を教えたとされる。天照の成長に伴い幾度と無く異界と交わったことで寿命が縮まり、息子(もしくは娘)の成長を見届ける前の2133年に逝去。その後は高位体の発現を通して天照とA.K.D.を見守る。ログナーの正体、モナーク・セイクレッドおよび懐園剣の謎、そして星団暦2020年に天照家で起きた魔王とセントリーの戦いを知る唯一の人物。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-179


■ アマテラス・メル・グランド・エイダス・フィフス 【あまてらすめるぐらんどえいだすふぃふす】 

天照の娘カレンの本名。ただし、彼女の出生地・支配地が抜けている。アマテラス・メル・フォーチュン・エイダス・フィフスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 公式サイト_20130415


■ アマテラス・メル・グランド・グリース・エイダス・サード 【あまてらすめるぐらんどぐりーすえいだすさーど】 new!

天照家第83代当主。天照の実母たる「天照の命」の本名。ただし、現在の設定ではドイツ語表記となるため、「サード」ではなく「ドライ」と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ アマテラス・メル・フォーチュン・エイダス・フィフス 【あまてらすめるふぉーちゅんえいだすふぃふす】 

天照家第85代当主。天照とラキシスの間に生まれる娘であり、56億7千万年後にフォーチュンにて出現する。幼名はカレン。全能神とされる。カレンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ 天の川銀河 【あまのがわぎんが】 

我々が生活する地球を含む銀河系のこと。ミルキーウェイギャラクシー(Milky Way Galaxy)とも呼ばれる。直径8〜10万光年の棒渦巻銀河とされ、2000億〜4000億個の恒星が存在するらしい。アンドロメダ銀河、さんかく座銀河、大マゼラン雲、小マゼラン雲などと共に局部銀河群を構成する。また、局部銀河群はおとめ座超銀河団に含まれる。ラキシスのしもべの一体であるマニウは天の川銀河から来た異界神とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-208


■ アマルカルバリ 【あまるかるばり】 

カイリーダウン・アマルカルバリの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-072


■ アマンダ・アルゴン 【あまんだあるごん】 

ヘリオス剣聖騎士団に所属していた七剣聖のひとり。女性騎士。星団暦3000年代初頭においてはミラージュ騎士マドラ・モイライの身の内に意識が宿っていたらしい。マドラの体内にリストアされたアマンダ・アルゴンの意識は半覚醒状態にあったが、黒騎士デコースとの邂逅を経て自我が表面化したことで独自に行動を開始。魔導大戦中にバッハトマ軍の本陣に押し入りデコースを手籠めにした後、東の君の指示(おそらく霊的な操作)を受けることでピッキング・ハリスの状態に戻ったようだ。その後、シャルデファーにおいてラキシスと共にヴィーキュルと遭遇したことで、ついに狂気を抑えた統一人格(マドラ本来の人格)が発現。アマンダ・アルゴンの意識も吸収されたようだ。ヘリオス剣聖騎士団におけるコードネームは「プロミネンス」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年2月号p59


■ アマンダ・プロミネンス 【あまんだぷろみねんす】 

ヘリオス剣聖騎士団に所属していた七剣聖のひとり。プロミネンスという名はコードネームで、本名はアマンダ・アルゴンである。アマンダ・アルゴンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 編み上げブーツ 【あみあげぶーつ】 

靴紐で上端部まで編み上げて縛るブーツのこと。ブーツの高さ(筒丈)はそれぞれ異なり、足首までの丈をショート、脛までの丈をハーフ、膝下までの丈をロング、膝上までの丈をニーハイと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-097


■ アミタイツ 【あみたいつ】 

網状のタイツ。起源は不明であるが19世紀後半には風俗店の女性が着用するアイテムのひとつになっていた模様。パリの舞踏場におけるフレンチカンカンの流行を受けて海外に飛び火し、ファッションアイテムのひとつとして広まったらしい。近年は網柄だけでなく、花柄や蝶柄の透かし模様を含むタイツも出回っており、カジュアルシーンでの着用も流行っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p63


■ アミダ被り 【あみだかぶり】 

帽子を被る際に、前を上げて斜めに傾けて被ること。丸いつばの帽子をそのように被ると、つばの部分が阿弥陀仏の光背のように見えることから、阿弥陀被りと呼ばれるようになったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-036


■ アミュラ 【あみゅら】 

トラン連邦共和国を構成する自治区のうちのひとつ。連邦の北部に位置する。AP騎士団から脱走したワンダン・ハレーが逃げ込んだ場所である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-082


■ アミュラ自治区 【あみゅらじちく】 

アミュラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p63


■ アムーラ・バランカ 【あむーらばらんか】 new!

ミラージュ騎士シャーリィ・ランダースとコーラス王朝バランカ家の王子トラーオ・バランカとの間に生まれた娘。生年不明であるが、星団暦3069年の時点で騎士登録されており、ファティマ・エフロシューネをパートナーに迎えていたようだ。母親譲りのモアモアの髪の毛をもつ。おそらくはロレッタ・ランダースの祖母に当たる人物ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ アムール 【あむーる】 

フィルモア帝国が所有するホルダ型GTMの一種で、ホルダ35型に位置付けられる特別仕様騎。ホルダ31型ユーレイの指揮型で指揮型ホルダとも呼ばれる。別名ユーレイF型。皇帝騎の両翼につく4名のエリート・ガード「アルカナ・ナイト」が使用するGTMであったが、設定変更によりノイエシルチスの各グループを預かる団長クラスが使用するGTMに再設定された。名前の元ネタは、おそらくユーラシア大陸北東部を流れるアムール川であろう。中国では黒河と呼ばれる。モンゴル高原東部から発して中国・ロシアの国境沿いを経由し、オホーツク海に注ぐ全長4368kmの国際河川である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ アメちゃん 【あめちゃん】 

飴玉のこと。日本の大阪圏あるいは関西圏において飴玉を「アメちゃん」と呼ぶ文化があるらしい。話好きのおばちゃんが道行くヒトに「アメちゃん持っていき」と云って飴を渡す話は有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-049


■ アメリカ合衆国 【あめりかがっしゅうこく】 new!

北アメリカ大陸を占める連邦共和国。アメリカ合衆国(United States of America)の頭文字を取って「U.S.A.」とも呼ばれる。16世紀のヨーロッパ諸国による植民地支配から独立戦争を経て1776年に建国。1861〜65年の南北戦争により北部のアメリカ合衆国が南部のアメリカ連合国を下し、現体制の基盤が成立した。首都はコロンビア特別区(ワシントンD.C.)。法で定めた公用語はないが、一般に使用されている言語は英語。多民族国家であり、移民や奴隷の歴史から人種差別について敏感な性質をもつために語族・語派による分類や血族による民族構成の詳細が言及されることは少ない。総じてアメリカ人であり、白人系(ヨーロッパ系、北アフリカ系、中東系、中央アジア系、ラテン系)、黒人系(アフリカ系)、アジア系(東アジア、東南アジア、南アジア系)、アメリカン・インディアンほか先住民系といった大枠で分けられる。宗教はプロテスタントやカトリックなどキリスト教が多いが、多民族国家だけあって宗教も多岐に渡る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-085


■ アメリカ軍の海軍旧第84飛行隊 【あめりかぐんのかいぐんきゅうだい84ひこうたい】 

アメリカ海軍のFighter Squadron Eighty Four(第84戦闘飛行隊)のこと。創設は1955年7月。解隊は1995年10月。英語圏でJolly Roger(ジョリー・ロジャー)と呼ばれる海賊旗のマーク、すなわち、髑髏と2本の骨(skull and crossbones)を部隊のマーキングとして使用しており、部隊のニックネームもジョリーロジャースと呼ばれた。作戦機はFJ-3フューリー、F-8クルセイダー、F-4ファントムII、F-14トムキャットなど。ベトナム戦争や湾岸戦争に参加。映画「ファイナル・カウントダウン(1980)」や「エグゼクティブ・デシジョン(1996)」にも登場している。「超時空要塞マクロス(1982)」に登場するスカル隊の部隊章は第84戦闘飛行隊のマーキングをモチーフにしている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ アモ 【あも】 

オリビー・タイトネイブが着用している下着ブランド。トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社(スイスに本拠を置くトリンプ・インターナショナルの日本法人会社)が1998年から展開している下着ブランド「アモスタイルバイトリンプ(AMO'S STYLE by Triumph)」が元ネタ。ブランド名が長いため、アモスタイルもしくはアモとも呼ばれる。「夢みるブラ」シリーズがとくに有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-231


■ 亞矢子 【あやこ】 new!

泉興京巴が間者として動く際に使用していた偽名。GTMホウライの「首狩り」に協力してヒッター子爵に接近していた時も、この偽名を使用していたようだ。忍者組織・地潜りの統領であるハンザキもこの名を口にしていたことから、もともと幼少時からこのように呼ばれていたのかも知れない。彼女の本名は堀川南洞院亜矢之巴(ほりかわみなみのとういんあやのともえ)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p62


■ あやしげなマスコット 【あやしげなますこっと】 

エルディアイ・ツバンツヒが大切にしているお守り。ツラック隊に籍を置いている期間にボーレン市にいた難民の子供から受け取ったお守りである。見た目は厄除け厄っくんに似る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ アラート・エックス 【あらーとえっくす】 

ミラージュ騎士団No.33。パーソナルカラーはブルーバイオレット(=アトワイト家カラー)。4100年代に僅かに残ったミラージュ騎士のひとり。天照の勅命によりスカイアギフトと共に反抗天照軍に参加。コーラス26世を支援し、バスター・ランチャーを用いて浮遊城を沈めた。その後は天照の旗艦ウィルに戻り、ラキシスを探索する旅に同行する・・・という設定であったが、これについては変更される可能性が高い。パートナーは代々エックス家に仕えてきたイカロス。天照が彼女に勅命を下したのは、母親・天照の命(ミコト)の面影を残す者(=アトワイト・エックス家の血を継ぐ者)に、自分のしてきたことの清算を委ねたかったからなのだろうか。
別名・異名・正式名など: メル・アトワイト・アラート・エックス、メル・アラート・リィ・エックス・ヘンシェル・アトワイト、アラート・リィ・エックス・ヘンシェル・アトワイト
初掲載: DE6-091


■ アライア&ヴィトンコラボのハンドバッグ 【あらいああんどヴぃとんこらぼのはんどばっぐ】 

ナトリウム・桜子が劇中で所持していたバッグ。Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がモノグラム100周年を記念して1996年にモード界を代表する7人のデザイナーとのコラボ企画を提案。この企画により誕生したセブン・デザイナーズ・シリーズと呼ばれる商品群のうち、Azzedine Alaia(アズディン・アライア)とのコラボで販売されたバッグを指す。アライアの他には、Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウェストウッド)、Romeo Gigli(ロメオ・ジリ)、Manolo Blahnik(マノロ・ブラニク)、Isaac Mizrahi(アイザック・ミズラヒ)、Sybilla Sorondo(シビラ・ソロンド)、Hemut Lang(ヘルムート・ラング)が参加したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ アライアンス 【あらいあんす】 new!

複数の企業が利益を生み出すために協力関係を結ぶこと。企業の合併・買収(M&A)や資本提供とは異なり、協力関係企業は原則として対等とみなされる。技術提携や販売提携を考えると判りやすい。近年は中小企業同士のアライアンスも形成されているようだが、この言葉が用いられるようになった1990年代には、旧財閥から派生したグループ企業同士のアライアンスが多くみられたようだ。アライアンス(alliance)は「同盟」または「連携」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ アライメント 【あらいめんと】 new!

ベル・クレールの同型鑑でA.K.D.宇宙軍本部の旗鑑。型式はU-XXV(U-25)、戦艦コードはU-2。同型艦にベル・クレール(U-1)とエル・ゴーン(コード不明)がある。アライメント(alignment)は「直線化」、「整列」という意味だが、永野センセーがなぜこの名前をつけたのかは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ アライメント・キャパシター 【あらいめんときゃぱしたー】 new!

天照が開発したツイン・エンジン騎に搭載されている同調システム。大腿部に搭載された2基のエンジン出力を同調させる機能をもち、ヒトの身体で云うところの尾てい骨の部分に備え付けられている。キャパシター(capacitor)とは電気を蓄えたり放出したりする電子部品のこと。いわゆる蓄電池。コンデンサとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ あらたま(1) 【あらたま】 

あらたまの詩女の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-015


■ あらたま(2) 【あらたま】 

山形県出身の歌人・斎藤茂吉が1921年に発表した歌集。個人歌集としては2作目に当たる。746首を収録。発行は春陽堂。現在は短歌新聞社から発行されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p21


■ 荒魂 【あらたま】 

神道における概念のひとつ。神の霊魂がもつ荒々しい側面のこと。フィルモア帝国皇帝の荒魂とは、軍事国家の頂点に立つ者が持つべき武人としての誇りと矜持のことだろう。他国を征し、支配下に置こうとする欲求のことではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-160


■ あらたまの詩女 【あらたまのうため】 

詩女リトラを指す尊称。荒魂の詩女とも表記される。あらたまとは「荒ぶる魂」の意。異次元空間から物体を引き出す究極の能力「グレイン」を会得していた彼女は、その凄絶極まる強さから「炎の使者」もしくは「炎の魔女」とも呼ばれたようだ。メル・クール・リトラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-078


■ アラド・バスコ・スバース 【あらどばすこすばーす】 

ナッカンドラ・スバースとサローン・バスコの間に生まれた2人の娘のうちのひとり。次女。純血の騎士である父の血と、天照家典星舎の三位を務めた母の血を受け継いでおり、非常に強力な能力を有していたらしい。生まれた直後に天照家に引き取られ、成長後は天照家典星舎の幻影隊に所属。大納言を務める。後にレント王国の王ジェスター・ルースの后(入籍当初は側室、後に正室)となり、ウゴード・ルース、ディモス・ハイアラキ、ティティンシャ・バスコの3人を儲けた。星団暦2347年生まれ。名前の元ネタは、西暦1918年に設立し、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて活動したドイツの航空機メーカーArado Flugzeugwerke G.m.b.H.(アラド飛行機製造所有限会社)だろうか。アラド社は1945年のドイツ降伏後に倒産している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-109


■ アラニア 【あらにあ】 

アラニア・シャンカール・アンダーソン。22世紀の地球における最後のロック・サクセサー(継承者)。2185年に地球連邦首都メトロポリスを訪問・・・これは反政府組織「アプサラス」の一員として活動していた兄に会うためであった。しかし、地下コンサート開催中にメトロポールの襲撃を受けた組織は壊滅し、近くの公園にたまたま出ていた彼女だけが生き残ってしまう。彼女から肉親を奪い去ったのはメトロポールとF.U.ログナー、そして父と兄の心を支配していたロックという芸術である。「FFC」はロックを呪う彼女と、ロックを愛して止まない青年ラッセル・コールが出会うところから始まる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ アラビク・スーツ 【あらびくすーつ】 

アラビク・プレタポルテにおいて導入されたファティマスーツのこと。ファティマ・ファッションに関する規制がボーダーレス化したことで、それ以前のスーツと比較してファッション性を重視するデザインが主流となった。また、女子高生やメイドのイメージを反映したスーツも溢れ出し、全体的にフェティッシュな色合いが濃いことも特徴と云える。デカダン・スーツとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p77


■ アラビク・プレタポルテ 【あらびくぷれたぽるて】 

星団暦2800年代末期に登場したファティマ・ファッションの第3期スタイル。装着に時間が掛かるアシリア・インジェクター・パーツを可能な限り廃し、より軽量の装甲生地を採用することで戦闘と通常勤務・生活の双方で使用できるようにした軽装スタイルである。制御パーツの減少によってGTMの遠隔制御・複数制御ができなくなり、ファティマの万能性と拡張性は低下。反面、髪型や肌の露出の自由度が増したことに加え、ファティマの社会的地位の上昇、素材の自由度の拡大、騎士の趣味趣向もあってファッション性が著しく向上した。また、S・M・L型育成法が確立されたことで、成長度に応じたファッションが新たに設定された。しかし、デカダン・スタイル(=退廃的な様式)という俗称からも判るとおり、女子高生ファッションやメイドファッションなど、あまりにも常軌を逸したスーツが出回ってきたため、2990年代の中期に星団法委員会が会議を招集。2996年の星団法改正の後、新たなファッションとしてユーフラ・コレクションが登場した。なお、アラビク・プレタポルテは外観の美しさ・華やかさをアピールできることから、規制された後もお披露目などで重宝されているようだ。アラビク(Arabic)とは「アラビアの」の意。プレタポルテ(Pret-a-Porter)はフランス語で「既製服」の意。
別名・異名・正式名など: デカダン・スタイル
初掲載: WG-096


■ 荒ぶる魂 【あらぶるたましい】 

あらたまの詩女の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-015


■ アララギ・ハイト 【あららぎはいと】 

カステポーの平民出身の騎士。工場製のファティマですらその力を認めないという脆弱な騎士で、魔導大戦勃発以前はハスハ国内でゴロツキ相手の騎士警察官として生計を立てていたらしい。アララギ王朝の末裔を名乗ったり、剣聖カイエンの名を騙ったり、自身を売り込むために詐称を繰り返してきたようだが、後にトモエに拾われる形でバッハトマ忍者軍に入団。黒騎士デコースの命令でファティマ・エストのメンテナンスに同行することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-040


■ アラン・デュカス 【あらんでゅかす】 

フランス・ランド県カステル・サラザン出身のシェフで現在はモナコ国籍のAlain Ducasse(アラン・デュカス)のこと。フランス国内の数々のレストランでシェフを務めた後、1987年にモンテ・カルロの高級ホテルとして知られるロテル・ドゥ・パリ(L'Hotel de Paris)の総料理長に就任。レストラン・ルイ・キャーンズ(Le Louis XV)の指揮を執り、90年にミシュランの三つ星を獲得。96年にパリにてレストラン・ル・マルシェ・アラン・デュカス(Restaurant Le Meurice Alain Ducasse)を開店し、ここでも三つ星を得る。2004年にシャネルとのコラボで東京・銀座にベージュ・アラン・デュカス・東京(Beige Alain Ducasse Tokyo)を開店。また、05年に青山で開店したブノワ(Benoit)など、複数の提携店をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ アラン・リー 【あらんりー】 new!

アラン・リー・ファウトウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ アラン・リー・ファウトウ 【あらんりーふぁうとぅ】 new!

ノイエシルチスに所属する女性騎士。ケンタウリ・バナー家出身。星団暦3035年の時点で氷グループのリーダーを務めており、皇女・茄里の従者としてハスハ・ミノグシアを訪問。皇女の指示の下、ジークとヨーンのコンビを急襲した。ジークの暗殺に失敗した後、ジェイン・ボルガ・レーダーの庇護下に入り、茄里と共にダイ・グの下を訪ねた際にフィルモア帝国初代皇帝が身に着けていた七宝の指輪を託された。ジークがレーダー9世として即位した際に円卓の騎士のひとりに就任。成長後は帝国の儀仗騎士を務めることになるようだ。パートナーはスティール・クープが製作したトォト。ホルダ31D型のユーレイ・オニビ(後にホルダ37型に変更)を使用する予定であったが劇中未登場。円卓の騎士となってからはゴーゴン・シンキを使用する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-029


■ アラン・リー・ファウトウ・ケンタウリ 【あらんりーふぁうとうけんたうり】 new!

アラン・リー・ファウトウのフルネーム。彼女はケンタウリ・バナー家の出自である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-170


■ アリエ 【ありえ】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した10体目のファティマ。シリアルはMC-11。星団歴3000年代初頭の時点で、惑星カーマントー・ドーマ連合の連合自治騎士団代表オモラルド・ハルのパートナーを務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-013


■ アリエンタ 【ありえんた】 

アリエンタ共和国の首都。カラミティ・ゴーダースの南半球、キーヤ大陸の北部に位置する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-051


■ アリエンタ共和国 【ありえんたきょうわこく】 

カラミティ・ゴーダースの南半球、キーヤ大陸の北部に位置する共和制国家。AD世紀の末期に存在したスパチュラ重産業国家がバスター崩壊によって消失した後、周辺地域の統合によって新たに成立した国家であるようだ。旧スパチュラとも呼ばれる。首都はアリエンタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-051


■ 蟻型社会 【ありがたしゃかい】 

ユニオ3こと炎の女皇帝がAD世紀において作り上げた昆虫型の階級社会のこと。昆虫型社会システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-012


■ アリスアンドザパイレーツ 【ありすあんどざぱいれーつ】 

ゴスロリ・ファッション・ブランドのひとつ。アツキオオニシから独立した礒部明徳と妻の磯部フミ子が立ち上げたBABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライト)が、2004年に発表したセカンドラインALICE and the PIRATES(アリス・アンド・ザ・パイレーツ)のこと。「海賊の中に紛れ込んだアリス」をイメージしており、黒や紺、シックなベージュやブラウンを基調とするドレスが多い。取り扱う商品は、ワンピース、ジャンパースカート、ジャケット、ブラウスのほか、ヘッドドレス、ソックス、靴、バッグ、アクセサリーと多岐に渡る。2018年現在、日本各地に20店舗、海外に2店舗で展開しており、本店は原宿KYビル2階にある。ラフォーレ原宿の店舗は地下1.5階に位置しており、永野センセーもどこにあるのか迷ってしまうらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-174


■ アリパイ 【ありぱい】 

アリスアンドザパイレーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ アルカナ・オーデル 【あるかなおーでる】 

フィルモア帝国のエリート・ガード「アルカナ・ナイト」が使用するホルダ系列の特別仕様騎。ホルダ33型に位置付けられるバイカルと同型であるが、騎体各部にトランプのスートが刻印されている点が異なる。初期設定ではホルダ35型であった。バイカルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ アルカナ騎士 【あるかなきし】 

アルカナ・ナイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-124


■ アルカナ黒部隊 【あるかなくろぶたい】 

フィルモア帝国のアルカナ騎士が率いる傘下の部隊。トランプのスートの色に合わせた名称で、スペード大隊とクラブ大隊から成る。構成員はその都度ノイエシルチスから選出されるものと考えられる。おそらくダイア大隊とハート大隊から成る部隊はアルカナ赤部隊と呼ばれるはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p62


■ アルカナス皇帝 【あるかなすこうてい】 

アルカナス大皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-096


■ アルカナス皇帝騎 【あるかなすこうていき】 

ドナウ帝国のアルカナス大皇帝(ドナウ・ガァ・アルカナス・ブラウ)が所有していた専用騎。星団暦451年に皇子ドナウ・ガァ・トリハロンに貸与されたGTMディー・カイゼリンを指す。ディー・カイゼリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ アルカナス大皇帝 【あるかなすだいこうてい】 

星団暦400年頃にドナウ帝国を治めていた皇帝。トリハロンの実父である。3人の王子と3人の王女がおり、トリハロンは6人兄弟の三男であった。自国が抱える問題を十分に認識していた人物であり、詩女暗殺計画の背後にドナウ帝国の権威失墜や自身の失脚を望む者たちがいることを予測していたようだ。それでも尚、詩女護衛の任務を皇子トリハロンに託したということは、皇子に寄せる絶対的な信頼と期待、失敗した場合に全ての責任をとる覚悟があったということだろう。フルネームはドナウ・ガァ・アルカナス・ブラウ。統合フィルモア帝国ブラウ・フィルモア王家の先祖に当たる人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp26


■ アルカナス帝家 【あるかなすていけ】 

星団暦の初頭にドナウ帝国を治めていた皇帝家。ドナウ帝国の開祖となったドナウ王家の直系か、あるいは分家筋なのか、詳細は不明。アルカナス大皇帝(トリハロンの実父)、ブラウ皇帝(トリハロンの実兄)、統合フィルモア帝国の初代皇帝フィルモア1世(ドナウ・ガァ・トリハロン)は、この皇帝家の出自となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-141


■ アルカナス・ブラウ・フィルモア王家 【あるかなすぶらうふぃるもあおうけ】 

ブラウ・アルカナス・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ アルカナ・センチュリオン 【あるかなせんちゅりおん】 

アルカナ・ナイトの正式名。センチュリオン(centurion)とは古代ローマ帝国軍における百人隊長のこと。アルカナ・ナイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ アルカナ・ナイト 【あるかなないと】 new!

フィルモア帝国の皇帝従騎士。常に皇帝の傍らについて警護を固める4名の騎士を指す。それぞれがトランプのスート(スペード、ダイア、ハート、クラブ)の称号を持っており、専用騎のアルカナ・オーデルを駆る。星団暦3000年代初頭におけるメンバーは、ビオレート・トライトン、ブルーノ・カンツィアン、イアン・ケーニヒ、ニオ・ハスラーの4名。ジークがレーダー9世として即位した後、新たにジャンシー・ガラーが加わった。追加されたスートはソードである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-014


■ アルカナ部隊 【あるかなぶたい】 

フィルモア帝国のアルカナ騎士が率いる傘下の部隊。トランプのスートに合わせて、スペード、クラブ、ダイア、ハートと4つの大隊が存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p56


■ アルク家 【あるくけ】 

フィルモア帝国に存在する王家のひとつ。アルク・レーダー王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ アルク・レーダー 【あるくれーだー】 

エイデンス・アルク・レーダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ アルク・レーダー王家 【あるくれーだーおうけ】 

アルク家とも。フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。帝国の北都アルクに本拠を置く。星団暦3000年代初頭における当主は、元老司法長官(旧設定では最高吟味役)を務めるエイデンス・アルク・レーダー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ アルケイン 【あるけいん】 

フィルモア帝国の主都のひとつ。帝都デュアンスの西方に位置する。ジェイン・ボルガ・レーダーの居城はこの主都にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-106


■ アルケイン・ボルガ城 【あるけいんぼるがじょう】 

フィルモア帝国の主都アルケインに存在する王城。ジェイン・ボルガ・レーダーの居城であり、皇女・茄里が身を寄せている場所でもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p64


■ アルゴン・アマンダ 【あるごんあまんだ】 

アマンダ・アルゴンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-003


■ アルスキュル・ネイパー 【あるすきゅるねいぱー】 new!

初代天照の命(ミコト)の配偶者。婿。亜奈美・ヘンシェル・クルップの息子であり、彼自身もGTMガーランドであった模様。エックス共和国の国主であったと考えられ、彼が配偶者として迎えられた後にグリース王国とエックス共和国の両国合併が成立し、アトワイト公国が開かれたようだ。設定上、アトワイト公国の初代君主は命(ミコト)とアルスキュルの間に生まれた次女ニーブ・エックス・アトワイトであるが、おそらくアルスキュルが結婚した際にアトワイト姓が付けられ、同時に母親の亜奈美・ヘンシェル・クルップに公爵位が与えられて、亜奈美・ヘンシェル・アトワイトに改名したものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ アルスキュル・ネイパー・アトワイト 【あるすきゅるねいぱーあとわいと】 

おそらくアルスキュル・ネイパーが初代天照の命(ミコト)と結婚した後に名乗っていた名前。結婚した際にアトワイト姓が付けられ、同時に母親の亜奈美・ヘンシェル・クルップに公爵位が与えられて、亜奈美・ヘンシェル・アトワイトに改名したものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ アルセニック・バランス 【あるせにっくばらんす】 new!

A.K.D.傘下のフェイツ公国を治めてきたバランス家の10代目公爵。主として星団暦2600年代に活動。クローム・バランシェの母親である。ファティマの製作よりも生体演算理論の展開型に重点を置いて研究を続けた人物として知られ、存命中は学業国家の確立を目指して国内のインフラ・制度の拡充、国政の安定化に尽くしたとされる。それゆえ、彼女が生涯において製作したファティマはわずか4名に留まる。そのうちのひとりが、モナーク・セイクレッドの探索という任務を背負わされた「光のタイ・フォン」である。ダブル・イプシロン型ヒューマノイドでもあるタイ・フォンがどのような経緯によって製作されたのか、アルセニックの行動の背景には詩女ジキジディから託された言霊もあったようだが、その詳細は不明。一説には、奇跡の血筋とされるコーラス王家の血統を解き明かす「ついでに」4人のファティマを製作したとも云われる。また、「モナークの管理者」が齎した4つの力を制御する「素子姫」の制作は、彼女の代から始まり息子のバランシェに引き継がれたことで「イエッタ」として完成したとされる。現時点において、ジョーカー星団の謎の深遠に最も近付いた人物。アルセニック(arsenic)とは砒素のこと。元素記号As、原子番号33の半金属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-005


■ アルセニック・バランス・ファティマ 【あるせにっくばらんすふぁてぃま】 

アルセニック・バランスが製作したファティマのこと。設定上、風の4ファティマとして知られるタイフォーン、ユリケンヌ、シクローン、モンスーンの四姉妹が確認されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p63


■ アルタイ 【あるたい】 

ラカン聖帝宮殿騎士団の主力GTM。ガマッシャーン共和国のGTMスコータイ、ロッゾ帝国のGTMシャムラとは互いに同型騎の関係にある。エンジンの設計はストーイ・ワーナー。騎体の設計はヘッケラー・バシントン。名前の元ネタは、タイ族の故地とされるアルタイ山脈からか。ただし、アルタイ山脈説はタイ国内の民族同化政策における見解であり、近年の研究では否定されつつあるようだ。アルタイはモンゴル語で「金」の意。旧設定におけるフェードラに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ アルテン・サヤステ 【あるてんさやすて】 

クバルカン法国サヤステ家の騎士で、同国の太閤でもあった人物。剣聖ヘリデ・サヤステから2代後もしくは3代後ぐらいだろうか。ミューズ以前にファティマ・静と組んでいた枢機卿である。星団暦2930年にウモスとクバルカン法国の間で起きた紛争に参加。初代黒騎士ツーリー・パイドルと対峙するも、法王旗騎MK3リッター・ジェットを駆って見事パイドル卿を討ち取った。この黒騎士と枢機卿の戦いは、今現在も伝説のGTM戦として騎士の間で語り継がれているようだ。3000年代初頭の時点ではクバルカンの騎士顧問を務める。おそらく、Mark Archer(マーク・アーチャー)とChris Peat(クリス・ピート)が1990年にイギリスのスタッフォードで結成したテクノ・ユニットAltern-8(アルテン8)が名前の元ネタ。既にふたりが立ち上げていたNexus 21(ネクサス21)のサイドプロジェクトとして組まれたユニットで、93年に一度解散。2004年に活動を再開している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-099


■ アル・ドライゼ 【あるどらいぜ】 

ストーイ・ワーナーがクバルカン法国に提供したGTMの設計図に基づき、その製造と改良を担当したGTMガーランド。つまり、ルッセンフリードやその派生型を製造した人物である。プロイセンの銃工Johann Nicolaus von Dreyse(ヨハン・ニコラウス・フォン・ドライゼ)、もしくは、彼が1836年に作り上げたDreyse Zundnadelgewehr(ドライゼ銃)が元ネタだろう。ドライゼ銃は1841年にプロイセン軍に制式採用されたため、プロイセン・モデル1841とも呼ばれる。ボルトアクション機構を初めて搭載した小銃として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ アルファ 【あるふぁ】 

ミース・シルバー・バランシェが製作した1体目のファティマ。シリアルはBF(S)-01。星団暦3000年代初頭に完成。トラン連邦の騎士カロリナ・リーフをマスターとする。劇中で髪型・髪色が完全に変わった珍しいファティマである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-046


■ アルファ線 【あるふぁせん】 

粒子線の一種。アルファ崩壊によって原子核から放出されるアルファ粒子(陽子2個と中性子2個から成るヘリウム4原子核)の流れを指す。速度は秒速1万5千〜2万kmとされ、紙1枚や数cmの空気でも遮蔽できる。GTMの電磁眼球から照射される電磁波のひとつである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ アルファ粒子 【あるふぁりゅうし】 

陽子2個と中性子2個から成るヘリウム4原子核のこと。アルファ粒子の流れがいわゆるアルファ線である。ハーモイド・システム内のアルファ粒子の衝突によってトリプルアルファ重合炭素体皮膜と呼ばれる有機装甲原料が精製(もしくは生成)されるらしい。この装甲原料はGTMの装甲表面のコーティング材として用いられるようだ。トリプルアルファ重合炭素体皮膜の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ アルフレッド・バニスター 【あるふれっどばにすたー】 

東京都渋谷区に本拠を置く株式会社アバハウスインターナショナルが1991年より展開している靴ブランドalfredo BANNISTER(アルフレッド・バニスター)のこと。当初は雑貨部門としてスタートしたらしい。日本人の足に合う木型作りを追求した、機能性・デザイン性に優れる商品が特徴。別ラインとして、メンズのフォーマルシューズを扱うALFREDO BANNISTER IN(アルフレッド・バニスター・イン)、妹ブランドのAU BANNISTER(オゥバニスター)を展開。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ アルマ地方 【あるまちほう】 

ジュノーのボリショイ大陸北東部に位置する広大な土地。アルル・アルマ地方とも呼ばれる。東西に延びる中央の山脈を境に北が乾燥地帯、南が熱帯雨林となっている(大樹林帯という設定もある)。星団暦初頭からロッゾ帝国の遠隔領地として運営されてきた土地であるが、カラミティ・ゴーダース消失後にコーラス王朝の領土となるらしい。星団暦3960年、グラード・シドミアンの手によってコーラス王城から運び出されたクローソーとGTMジ・エンドレスは、打倒天照の最後の切り札としてこのアルマの大地に隠されることとなる。ただし、連載再開後の設定においてクローソーの隠し場所は明確にされておらず、ただ「密林」とされている(DE2に掲載された地図ではロンド大陸北方に「エンドレス」の表記あり)。また、エストがGTMダッカスと共に眠りについた場所もアルマである。西暦1854〜56年のクリミア戦争において、フランス・イギリス連合軍がロシア軍に大勝した「アルマの戦い」が元ネタだろうか。ちなみにアルマは黒海に注ぐ小さな河川の名前である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p61


■ アルマ地方A.K.D.軍 【あるまちほうA.K.D.ぐん】 

星団暦4000年代にジュノーのアルマ地方に派遣されていたA.K.D.軍のこと。ロレッタ・ランダースはこの派遣軍に所属しており、4078年に脱走してラベル・ジュードの下に付いたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ アルミオン・エイボス 【あるみおんえいぼす】 new!

星団暦2400年代に活躍したガス・ガル連邦所属のAFガーランド。故人。天照のGTM開発専用ファティマであるシシステルケスレムのほか、ウモスに所属するヴィルマー、ツラック隊に所属するプレインスの製作者である。ガーランドの通例に従って云えば、名前の元ネタはアルミニウム(aluminium)だろう。元素記号Al、原子番号13の銀白色の軽金属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-016


■ アルミオン・エイポス 【あるみおんえいぽす】 new!

アルミオン・エイボスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ アルメメイオス 【あるめめいおす】 

ハグーダ帝国最後の女王。領土拡大を目指してコーラス・ハグーダ戦を引き起こした張本人であるが、その背景にはジュノーのバランスを崩そうとする列強国首脳の思惑が絡んでいたらしい。後世において愚王と称される可能性は高いが、国と国民を慮る気持ちは真実であったと考えられる。コーラス・ハグーダ戦の最後に起きたクーデター(もしくは革命)により国が崩壊していく中、一般市民が放った凶弾に倒れその生涯を閉じた。その気になれば逃げ出すこともできたはずであるが、最後まで女王で在り続けようとした誇り高くも悲しき女性。2989年死去。フルネームはアルメメイオス・ハグーダ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ アルル・フォルティシモ 【あるるふぉるてぃしも】 

アルル・フォルティシモ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-026


■ アルル・フォルティシモ・メロディ 【あるるふぉるてぃしもめろでぃ】 new!

アルル・メロディ・コーラスとも。コーラス王朝メロディ家の王女。ピアノ・メロディ3世(=剣聖ハリコン)と、詩女フンフトとの間に生まれた子供であり、ナトリウム・桜子の姉に当たる。ただし、フンフトは彼女の出産に当たり胎を貸しただけで、アルルの実母はバランカ家の王女シリセ・バランカ・コーラスであるとのこと(逆にアルル自身はフンフトから生まれたことを知らない)。つまり桜子の異母姉ということになる。コーラス直系の強力な騎士の血を受け継ぐ人物であるが、星団暦2961年(劇中の描写では2974年以降)に王家が取り壊しとなったため、現在はコーラス王朝および王族から除籍となっている。メロディ家に受け継がれてきた伝説の聖剣ミスト・ブレイド(=懐園剣)を所持したまま、「ハリコンの神騎」とも呼ばれたGTMハイレオンSR1と共にコーラス王朝より出奔。傭兵騎士として過ごした後、星団暦3010年にハスハに入国してマグダル・カイエンのガードナーとなった。剣聖剣技ブレイクダウン・タイフォーンの使い手。マヨール・レーベンハイトの師でもある。魔導大戦の中盤からスクリティ隊の支隊長を務める。階級は大佐。また、大戦終盤には暴風3王女の揃い踏みでハスハ解放戦に参加する予定。さらに後世においては、マグダルが隠居した後に聖宮ラーンを預かる詩女となることが判明している。フォルティシモ(fortissimo)は音楽の強弱記号のひとつ。略記は「ff」、意味は「とても強く」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ アルル・フォルテシモ・メロディ 【あるるふぉるてしもめろでぃ】 new!

アルル・フォルティシモ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ アルル・メロディ 【あるるめろでぃ】 new!

アルル・フォルティシモ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ アルル・メロディ・コーラス 【あるるめろでぃこーらす】 

アルル・フォルティシモ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ あれ 【あれ】 

ヴィーキュルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-057


■ アレキサンドライト・クロム 【あれきさんどらくろむ】 

ガット・ブロウ・イカケの刀身にみられる特徴的な光沢。アレキサンドライトは宝石の一種。金緑石(クリソベリル)の変種とされ、太陽光下もしくは蛍光灯下では青緑、白熱灯下では赤に色変化する特徴をもつ。1830年にロシア帝国ウラル山脈東側のトコワヤにあるエメラルド鉱山で発見された。鉱石中に黄色系スペクトルを吸収するクロムを微量に含んでおり、当たる光線の波長によってクロムの吸収率が変わることで変色効果が出るとされる。では、アレキサンドライト・クロムがどのような光沢なのかというと・・・よく判らんです。光沢に色変化があるのは天照のもつ安来の剣だけという設定もあるし。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ アレクトー 【あれくとー】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した39体目のファティマ。シリアルはBF-39。アスペクトはアーリア系。完成は2968年。メガエラ、ティスホーンと同時に製作された。初代マスターはミラージュ騎士のアイシャ・コーダンテ。と云うか、おそらくは天照の我儘でアイシャ用に調整されたファティマが作られたというのが真実らしい。アイシャ引退後も代々のコーダンテ家当主に仕える。全巻登場の忙しいマスターに振り回されている割には何故か存在感が薄いキャラクターである。これもひとえにアイシャが強烈過ぎるためなのか。カステポーの首狩りに係る騒動では、トモエに拉致されて貞操の危機を迎えるかに思えたが、どうやら無事だったらしい。ギリシャ神話における復讐の女神エリニュースの長女アレクトー(「休まぬ者」の意)が元ネタ。全巻登場のマスターにして「休まぬ者」というパートナーがついたのはおそらく偶然では無いだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ アレスティングボード 【あれすてぃんぐぼーど】 

「Arresting Board」で「着艦ボード」と訳せばよいだろうか。GTMが着艦する際に使用する拘束板である。GTMの爪先をはめ込むことでロックが掛かり、騎体を甲板に固定する役割をもつ。艦載機の着艦に用いるアレスティング・フックとは異なり、事前にGTMと艦体の相対速度を合わせる必要がある。また、劇中の描写を見る限り、着艦時は騎体の下肢に向けて牽引ビームが照射されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-160


■ アレスト 【あれすと】 

「Arrest」で「引き留める」の意。転じて、艦載機が着艦する際に機体の制動を掛けること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-160


■ アレルギー 【あれるぎー】 

特定の抗原に対して免疫反応が過剰に起こること。ホコリ、カビ、花粉などに反応して皮膚炎、鼻炎、喘息などを引き起こすほか、特定の食品や薬物に対してアナフィラキシーショックを起こす場合もある。ファティマの肌は非常に敏感であり、合成繊維に触れただけで湿疹やかぶれなどのアレルギーを発症するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年7月号p59


■ アレルゲン 【あれるげん】 

アレルギー疾患を持つヒトの抗体と特異的に反応する抗原のこと。要するにアレルギー反応を引き起こす物質のこと。吸入、摂食、接触によってアレルギーを引き起こす、粉塵、微生物、動物・植物由来の物質や一部の薬品などがアレルゲンとなる。ファティマはあらゆる人工素材に対して皮膚アレルギーを引き起こしてしまうため、人工素材の繊維は全てアレルゲンに位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-046


■ アレンドラ 【あれんどら】 new!

ヘアリオ・ノーベリウムが製作したファティマ。シリアルはN-166。マスターはジャクジャグ・ギョー。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ アローガ・サルファ 【あろーがさるふぁ】 new!

ヘ・リー聖域出身とされる謎のAFガーランド。詳細は不明。この名前は偽名で、本名は別にある模様。サルファ(sulfur)とは硫黄のこと。元素記号S、原子番号16の非金属である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ アワートレジャー 【あわーとれじゃー】 

東京都練馬区に本拠を置く2017年創業の模型メーカー。代表者は永見浩士。塗装完成品や半完成品のフィギュアを販売。FSSについてはAUGEやジュノーン[後期型]のガレージキットを発表している。2022年よりGTMのガレージキット販売に参入予定。破烈の人形が初の商品となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p19


■ アワ・プロビデンス 【あわぷろびでんす】 

劇中で「天主」というルビが振られている言葉。「Our Providence」を直訳すると「我々の摂理」という意味になるが、命令に対して「Yes, Our Providence.」と返答した場合は「神の意のままに」あるいは「天帝の意のままに」と訳される。劇中では「天主の意のままに」となるだろうか。対象が国王であれば「Yes, Your Majesty」となるが、天照は王朝および国民にとって「神そのもの」であるため、「あなた様の威厳に対して」返答するのではなく、「我々全てに向けられる神意に対して」返答する体裁を採っているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-067


■ アンカー(1) 【あんかー】 

闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-007


■ アンカー(2) 【あんかー】 new!

永野センセーが1982年に制作したイラスト「デス・アンカー」・・・ではなくて、1980年に第2回日本グラフィック展に応募して落選したとされる応募作のことだろうか。前者は第2回国際SFアート大賞の入選作となり、ツルモトルームが発行していた雑誌「スターログ日本版」の1984年2月号裏表紙に掲載された経緯がある。永野センセーが「1980年」とズバリ云うのであれば、それ以前に描かれた作品ということになるが・・・あるいは、落選した作品が「デス・アンカー」の習作という位置付けなのかも知れない。ちなみに、永野センセーに拠ると「アンカー」は連作として製作されており、「ザテレビジョン別冊 重戦機エルガイム[2]」の表紙(エルガイムマーク2)が「アンカー2」、コミック3巻表紙の別タイトルが「アンカー3」、コミック16巻の表紙が「アンカー4」となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ 闇華 【あんかー】 

闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-263


■ アンカー亜族 【あんかーあぞく】 

闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-195


■ 闇華亜族 【あんかーあぞく】 

アンカー亜族とも表記される。シルヴィス・レス・ヴィーナス率いる十曜亜族と争っている謎の敵対勢力。その正体は長らく不明であったが、十曜亜族と同じくタイカ人(泰華人)の一派であることが判明した。闇華亜族は十曜亜族と比べて身体が大きく強靭で、魔法の発現を不得手とする替わりに精神力を用いた物質の錬成・使役に優れるという。古代アンカーの指導者はルシファ・センタイマ。10万年後の世界では十曜亜族のユライヒが独裁者として君臨しており、ルシファの子孫に当たるシルヴィス・ミラーが闇華亜族の旗頭となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-195


■ アンカー宇宙 【あんかーうちゅう】 

タイカ宇宙と同義。タイカ宇宙の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p68


■ アンカー種族 【あんかーしゅぞく】 

ルシファ・センタイマを頂点とするタイカ人(泰華人)の一派。闇華亜族と呼ばれる。闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-264


■ 闇華種族 【あんかーしゅぞく】 new!

闇華亜族の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-125


■ アンカー大権使 【あんかーたいけんし】 

タイカ民族の闇華亜族を治める大権使(=最高主権者)のこと。シルヴィス・レス・ヴィーナスと敵対していた太古の主権者はルシファ・センタイマ、そこから10万年後の時代の主権者はシルヴィス・ミラーであることが判明している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p66


■ アンカーの巫女 【あんかーのみこ】 new!

闇華亜族(アンカー)における指導者とその補佐役のこと。具体的には、大権使、熾権使、政献使、枢政使といった役職に就く者を指す。種族は異なるが、この役職は十曜亜族も同様である。巫女の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-126


■ アンカー武士 【あんかーぶし】 

闇華亜族(アンカー)の戦闘種族。モノノフの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p56


■ アンカー・モノノフ 【あんかーもののふ】 

タイカ世界における闇華亜族(アンカー)の戦闘種族のこと。劇中にはルシファ・センタイマに召喚される形で未来のモノノフが登場した。モノノフの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-265


■ アンキョ 【あんきょ】 

暗渠。地中に埋設された河川や水路のこと。水路に蓋を掛けたものもあれば、完全に埋設して上部を道路にしているものもある。蓋が掛かっていない水路、水面が開放されている水路は開渠と呼ぶ。渋谷センター街や旧渋谷川遊歩道路(キャットストリート)は暗渠の上に置かれた道路・遊歩道である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ アンクル 【あんくる】 

アンクル(ankle)とは足首のこと。ちなみに、ヒール(heel)が踵である。ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズは、通常のGTMとは踵の構造が大きく異なる。ツバンツヒの観察では、メインスイング(GTMの竜骨と四肢に当たるツインスイング)と一体化しているとのこと。この詳細は、ツァラトウストラ・アプターブリンガーの全身像が劇中に登場した際にようやく明かされることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-208


■ アンクル・アンカー 【あんくるあんかー】 

デトネーター・ブリンガーの両脚に付く特殊兵装。ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズにみられるアンクル・クレーンの役割を果たすパーツであるが、その形状と機構は大きく異なるらしい。DE7において、名称はアンクル・クレーンに統一された模様。アンクル・クレーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-227


■ アンクル・クレーン 【あんくるくれーん】 

ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズにみられる特殊兵装。両脚の踵の部分から伸びる4節の尾のような形状をしており、各節にブレード状の爪(アイゼン・パーツ)が付く。両脚のエンジンの冷却器と、バスター砲および火炎砲を使用する際の制退器の役割をもち、その役割を果たすためにメインスイングと一体化しているらしい。対GTM戦闘では取り外すことが可能で、その際は片側のエンジンを完全に停止することになる。最大伸長でGTMの全高と同程度の長さを持ち、一見して戦闘・歩行の邪魔になるような大きさであるが、騎体の動作を妨げることなく、また、互いに干渉することなく常に平行状態で浮遊する。未使用時は各節が折り畳まり、踵から上方に跳ね上げた形でコンパクトに収まるが、他のGTMには見られない異様な大きさ・形状のパーツである。ベラ国攻防戦に参加したフォクスライヒバイテは、ハーフサイズ(2節)のアンクル・クレーンを付けて出撃したようだが、エンジンがオーバーフローを起こしていた点から察するに、本来の4節でなければ騎体に負荷が掛かってしまうのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-227


■ アンクル・クレーン基部 【あんくるくれーんきぶ】 

アンクル・クレーンの接続基部。騎体の踵に当たる部分に接続基部がある。アンクル・クレーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ アングロラテン 【あんぐろらてん】 

バランシェ・ファティマのアスペクト(=人種タイプもしくは外見仕様)のひとつ。クラカライン、エフロシューネが該当する。おそらく本来のラテン人(インド・ヨーロッパ語族から分派してイタリア半島中西部に居住した民族)では無く、そこからさらに分かれてスペインとポルトガルの植民地支配によって中南米に入植し、現地の民族と混合した人々のこと・・・つまり、現在のラテン・アメリカに生活する人々を指していると思われる。ラテン・アメリカとはスペイン語もしくはポルトガル語を公用語とする国々、またはそこに生活する人々を指す。身体的な特徴よりも音楽の面で非常に優れた感覚をもっていることが特徴として挙げられ、ジャズ演奏を好む友人の話では、即興演奏などでリズムを合致させる感覚はラテン人が最強なのだそうな。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-079


■ 暗号コード 【あんごうこーど】 

暗号に用いられる文字列や数列あるいは一定の規則のこと。もともとコード(code)自体の和訳が「暗号」であるため二重表現である。通常は暗号鍵と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-071


■ 暗号シリアル 【あんごうしりある】 

ジョーカー星団における公的な文書などに付される暗号解除キーを暗号シリアルと呼んでいるのだろう。通常は文書とは別に発行され、受取人の元に届くように発信されるはずである。ツバンツヒがツラック隊に渡したバランシェ発行の文書は、暗号シリアルにより開示される仕組みになっていたようだ。おそらく、暗号シリアル自体もツバンツヒに渡していたのだろう。ツバンツヒが暗号シリアルを手にしていることで、彼女の身元を保証する手段になっていた訳である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-038


■ 暗黒星雲 【あんこくせいうん】 

宇宙空間に存在する水素分子と塵(その他の原子の固体微粒子)により構成される巨大なガス体のこと。非常に密度が高い「雲」であり、直径は10〜100光年、温度は摂氏-270度、質量は太陽の数万倍に達する。暗黒雲もしくは分子雲とも呼ばれており、このガスがさらに収縮し、密度が高まると新たな太陽系が生まれる。ウエスタ太陽系はAD世紀4000年代まで暗黒星雲に覆われていたようだが、これはアズデビュート紀においてアズデビュート・モンソロン大帝が施した封印であったという。スタント遊星が接近した際にこの星雲が晴れ、太陽系の全貌と人類の生存が可能な惑星カーマインが発見されたようだ。また、タイカのエピソードで「アスタ・ロッテ海は巨大な暗黒雲をもち」と説明されているが、暗黒星雲は銀河系内に散在するもので、巨大空洞には存在しないガス体である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ 暗黒の皇帝 【あんこくのこうてい】 new!

ブラック・エンペラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ 暗黒物質 【あんこくぶっしつ】 

ダークマターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ アンザ首長連合 【あんざしゅちょうれんごう】 new!

カラッカ・アンザ首長国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-077


■ 暗殺騎士団 【あんさつきしだん】 new!

元老院暗殺騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-170


■ 暗殺専門騎士 【あんさつせんもんきし】 

暗殺を専門に請け負う騎士のこと。いわゆる暗殺者を指すが、フィルモア帝国元老院の直下には暗殺を専門とする騎士が置かれていたようだ。ノイエシルチス・氷グループの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-008


■ 暗殺組織 【あんさつそしき】 new!

暗殺を生業とする組織のこと。ガス・ガル連邦の地潜り、カラッカ・アンザ首長国のアイス・ハンドは暗殺組織として知られる。前者は忍者、後者は暗殺者(アサッシン)の技能をもつ者の集団である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-103


■ アンザ連合 【あんざれんごう】 new!

カラッカ・アンザ首長国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-082


■ アンサンブル 【あんさんぶる】 

布地、色、柄やデザインを統一して作られた一揃いの服のこと。通常は同じ布地で作られた衣服一式を指す。アンサンブル(ensemble)とはフランス語で「一緒に」とか「統一」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ アンジュ・ユラ 【あんじゅゆら】 

マグダル・カイエンに付けられた偽名。彼女の逃避行に際して本名を伏せておいた方がよいと判断したランドアンド・スパコーンが名付けた。ユラという名はランドの治める所領地の地名に由来する。アンジュの元ネタは、童話「安寿と厨子王丸」に登場する安寿姫から。人買いに騙され山椒大夫の下で奴隷としてこき使われる姉弟。姉の安寿は弟の厨子王丸を都に行くよう説得し、彼を逃がした後に入水自殺する(あるいはなぶり殺しにされてしまう)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-195


■ アンジュ・由良 【あんじゅゆら】 new!

アンジュ・ユラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-144


■ アン女王 【あんじょうおう】 

最後のイングランド王国およびスコットランド王国の君主にして、最初のグレートブリテン王国の君主。1702年即位。1707年にイングランド・スコットランド両国の合同によってグレートブリテン王国が成立。同国の初代君主となるも、建国間もない1714年に崩御。アン女王は生涯に17回妊娠し、うち6回は死産、6回は流産、さらに生まれた子のいずれも成人前に夭逝したため、その血筋は途絶えることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ アンジン 【あんじん】 new!

ゴーゴン・アンディンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-176


■ アンスリノ 【あんすりの】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)第3惑星。コーラス・ハグーダ戦に参加する以前のブーレイ傭兵騎士団は、この惑星付近で行方不明になっていたらしい。もちろん騎士団の正体を隠すための偽装情報である。アンスリノはカーマントーと同じく資源採掘惑星として利用されており、ウモス国家社会主義共和国などの大国が建設した採掘都市が点在するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ 安全保障条約 【あんぜんほしょうじょうやく】 

国家の安全保障を目的として締結する条約。条約の内容によってその意味するところは異なるが、大抵の場合、締結した国家間における軍事同盟の形成を意味する。判り易いところで云えば、北大西洋条約機構(NATO)はアメリカ合衆国と西側諸国による安全保障条約に基づく軍事同盟である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-186


■ アンダーウェア 【あんだーうぇあ】 

衣服の下(内側)に着用する薄手の衣類のこと。肌着。通常は保温などの目的で着るシャツなどを指す。直接肌に触れるパンツやブラジャーなどは下着と呼ばれる。肌着をインナーウェアもしくはインナーと呼び、下着をアンダーウェアと呼ぶ場合もあれば、肌着と下着の双方を指してアンダーウェアと呼ぶ場合もある。よく判らんです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-032


■ アンダーゲート 【あんだーげーと】 

聖宮ラーンの地下深くに埋設されている超巨大なドーム状の空間とそのゲートのこと。レンズシャッター方式で開閉する巨大なゲートで、入室シーンを見る限り装甲板の如き分厚い羽根(セクター)が幾重にも折り重なっているのが確認できる。詩女がもつスコーパーによってゲートの開閉が可能。歴代の詩女が瞑想室として使用していたらしいが、その巨大さ・堅牢さを見るに「何かを呼び出すための空間」あるいは「何かを封じ込めるための空間」であるように思える。大仰な開閉ゲートも万一に備えた安全措置と考えてよいだろう。ウラニウム・バランスがラーン在籍中に研究室として使用していたようだが、その目的もまた不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-022


■ アンダー・シー・ボート 【あんだーしーぼーと】 new!

「under sea boat」でいわゆる潜水艦のこと。ドイツ語の「Unterseeboot」を直訳した云い回しで、アメリカでこのように呼ぶ場合はほとんど無い。専らサブマリン(submarine)と呼ばれる。サブマリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ アンタレス003 【あんたれす003】 new!

ダイアモンド・ニュートラルが製作したファティマ。シリアルはDN-003。スターズ・シリーズに数えられる。アンタレスとは、さそり座アルファ星の名前である。さそり座の中心に位置しており、「さそりの心臓」とも呼ばれる。太陽の600〜800倍の直径をもつとさせる赤色超巨星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ アンチグレア 【あんちぐれあ】 new!

グレア(glare)は「眩しさ」の意。アンチグレア(antiglare)は「防眩」や「反射防止」を意味する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-029


■ 安定部 【あんていぶ】 

システムを安定させる役割をもつ部分のこと。安定しない運動や現象を一定の状態に保つ役割をもつ。余剰エネルギーを排出して系内の負荷を除く部分を指す場合もあれば、単純にその物体の重量バランスを取る部分を指す場合もある。役割に応じて、バラスト、スタビライザー、バランサー、チョークなどの名称で呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ 安珍(アンディン) 【あんでぃん】 new!

ゴーゴン・アンディンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p55


■ アンテナポール 【あんてなぽーる】 

ホスティング・ポールと同義。ホスティング・ポールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-013


■ アンデ・ファウ・フィルモア3世 【あんでふぁうふぃるもあ3せい】 

星団暦2500年代におけるフィルモア帝国の皇帝。フィルモア3世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ アンドロメーダ 【あんどろめーだ】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した19体目のファティマ。シリアルはBF-19。アスペクトはモロッコ(以前の設定ではノースアフリカ⇒アルジェリア)。漆黒の美しい肌をもつ。正確な完成年度は不明であるが、星団暦2974年にブーメラン組としてトラン連邦のお披露目に参加し、後にメヨーヨ大帝となるクラーケンベール・メヨーヨに娶られている。星団暦3030年には魔導大戦に参加。アンドロメーダはギリシャ神話における古代エチオピアの王ケフェウスの娘の名。後に英雄ペルセウスに娶られた女性である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ アンドロメダ銀河 【あんどろめだぎんが】 

地球から見てアンドロメダ座の方向にある渦巻銀河。メシエカタログにM31として記載されており、さんかく座銀河(M33)や天の川銀河(我々の太陽系を含む銀河)と共に局部銀河群を構成する。直径は22〜26万光年とされており、天の川銀河の8〜10万光年と比べて遥かに大きい銀河である。地球からの距離は約250万光年。夜空では満月の約5倍の大きさに見えるはずであるが、肉眼では中心部の明るい部分しか認識できず、その全貌を把握することができない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-150


■ 餡の入っていない饅頭 【あんのはいっていないまんじゅう】 

クリスティン・Vの好きな食べ物(高校在学時)。餡子が嫌いなのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-104


■ アンビエント 【あんびえんと】 

音楽ジャンルの一種。一般に環境音楽と訳される場合が多い。環境音楽の概念自体は19世紀末において既に提唱されており、環境の一部であるかのように、聴くことを強要しない音楽として定義されていた。この思想が後にニューエイジ・ミュージックやハウス・ミュージックなどに受け継がれ、ゆったり休ませることを重視する環境音楽的要素の強い楽曲をアンビエントと呼称するようになった。Brian Eno(ブライアン・イーノ)の楽曲がとくに有名。クラブシーンにおける各種ジャンルとの融合から生まれたアンビエント・ハウス、アンビエント・テクノ、アンビエント・サイケなども含め、総じてアンビエントと呼ぶ場合もあるし、それらを全く別のジャンルに置く場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p23


■ アンビラン鉱山 【あんびらんこうざん】 

惑星カーマントーにある鉱山都市。東西南北にエリアが分かれており、西区および南区は採掘、東区は精製および精錬、北区は製造を担う。都市全体で10万人以上の難民が働く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-004


■ アンビラン鉱山西区 【あんびらんこうざんにしく】 

アンビラン鉱山西地区の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-004


■ アンビラン鉱山西地区 【あんびらんこうざんにしちく】 

海賊の襲撃によってヘアードの保護を離れたマグダルが追い遣られた場所。32年間のコールドスリープを経て星団暦3062年に目覚めたウエスタ太陽系の僻地である。カーマントーにある鉱山都市の一角であり、GTMの装甲材に用いられるヘリオス鋼のほか、多くの希少金属を生み出す場所として知られる。採掘作業は主として自動化されたロボットによって行われるものの、それらの保守・補助の担い手として多くの労働者が集う。しかし、労働者の多くは契約という形で連れてこられた難民が占めており、実質的には大国の主導の下で不法就労と植民地支配が行われている状態にある。人身売買組織が集めて来た子供も多く、極寒・不衛生な環境における過酷な労働で死傷者も多く出るという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-017


■ アンプラグドフォークロア 【あんぷらぐどふぉーくろあ】 

アンプラグド(unplugged)とは電子・電気楽器を使用しない演奏スタイルのこと。フォークロア(folclore)とはラテンアメリカ諸国の民族音楽のこと。フォルクローレとも呼ばれる。アンプラグドフォークロアとはすなわち昔ながらの弦楽器、打楽器、管楽器などを用いて演奏するフォークロアである。ラテンアメリカの各地で生活していた先住民族の音楽と、後にこの地に入ってきたスペイン系の音楽が混合して形成されたらしい。「El condor pasa(コンドルは飛んでいく)」などが有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ アンブレラ 【あんぶれら】 

ショルダー・アンブレラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ アンブレラ・インジェクター 【あんぶれらいんじぇくたー】 

ショルダー・アンブレラと同義。ショルダー・アンブレラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ あんみつ 【あんみつ】 

和菓子の一種。みつまめに小豆餡を入れたモノ。みつまめは江戸時代末期からある甘味のひとつで、茹でて冷やした赤エンドウマメ、賽の目に切った寒天、求肥、白玉団子などを椀に入れ、みつ(黒蜜や白蜜)をかけて食べる。近年はカットしたフルーツや牛乳寒天を入れたモノも多い。小豆餡を入れたあんみつは1930年に銀座のしるこ屋「若松」が考案したとされる(諸説あり)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-022


■ アンロック状態 【あんろっくじょうたい】 

固定されていない状態のこと。GTMの騎体各部にあるツインスイングにはロック機構があり、稼動停止している状態では基本的にロックが掛かる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-038


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