† ウ †
Japanese_U
 

 
■ ヴァーパー・ラティス・ラミネート装甲 【ヴぁーぱーらてぃすらみねーとそうこう】 new!

ヴェーパー・ラティス・ラミネートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ ヴァキシティ 【ヴぁきしてぃ】 

ヴァキ市もしくはヴァキの町とも。カステポーの北部に位置する自由商業都市。いずれの国家にも属さない独立都市として運営されている。修行中の騎士や各国の騎士団のスカウト、騎士を求めるナイトグルーピー、機密を売買する情報屋などが集まる場所として知られる。騎士が集う店「ワックス・トラックス」はこの都市の中心街から離れたユモ通りに存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-060


■ ヴァンク 【ヴぁんく】 

異世界タイカの闇華亜族(アンカー)が使役する人工生物。奇子体とも呼ばれる。動物や植物あるいは機械を意のままに融合変化させて生み出される異形の生物兵器群であるが、そのベースをヒトとすることで強力な兵士を生み出すことができる。星団暦7444年に強制的に転移させられたラキシスら一行は、瞬時に創造された未知の惑星において全身に目玉のような器官をもつヴァンクの奇襲を受けたが、その正体もまた魔導的なブーストと異形の幻惑を重ねた闇華亜族(アンカー)の戦闘種族であった。ヴァンク化を解くとネコ族から進化したヒトの姿となり、異形の身体は全身にスキャナを配した戦闘服に、触手のように見えていた武器は刀剣や銃器となる。この星を創造したルシファ・センタイマは、ヴァンクをけし掛けることでラキシスの力量を見極めようとしていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-181


■ ヴァンク化 【ヴぁんくか】 

異世界タイカの闇華亜族(アンカー)が発現する魔法の一種。奇子化とも呼ばれる。雅楽(うた)を用いて生物や機械を自在に融合変化させることで異形の生物を生み出す。ベースとなる生物は動物や植物を問わず、生み出された生物はいずれも強力な生物兵器となるが、同胞たる戦闘種族(=モノノフ)を強化する際もヴァンク化が行われる。星団暦7444年に強制的に転移させられたラキシスら一行を襲ったヴァンクは、いずれもモノノフをベースとしたヴァンクであった。ただし、劇中に登場した彼らはルシファ・センタイマによってその身体組成を大きく作り変えられていたらしい。本来はイタチ、トラ、ライオン、ゾウ、サイといった獣型への変身が基本となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年10月号p59


■ ヴァン・ブロウ家 【ヴぁんぶろうけ】 new!

ヴァン・ブロウ・サヤステ家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ ヴァン・ブロウ・サヤステ家 【ヴぁんぶろうさやすてけ】 

サヤステ家の分家筋。アルテン・サヤステの弟が興した一族である。2代目となる人物が薔薇騎士団の団長を務めた女性騎士オドリ・ヴァン・ブロウ。オドリは天照王朝ルーマー王家に嫁いだため、彼女の息子にあたるエイブ・ヴァン・ブロウ・ルーマー(=ビット・マエッセン)が同家の3代目ということになる。よって、アルテン・サヤステから見てマエッセンは又甥(弟の孫)。マエッセンから見てアルテンは大叔父である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-229


■ ヴィーキュル 【ヴぃーきゅる】 

人類あるいは神の敵対者。魔界より現世に現れる悪魔であり、ライフ・ウォッチング・オーバーロードとも呼ばれる。永きに渡るジョーカー星団の歴史の中で、幾度となく星団を訪れてはセントリーを始めとする「人外の存在」によって討伐されてきた異界神である。6本指(もしくは7本指)と鋭く尖った尾、外骨格、コウモリのような皮の羽と暗黒の肌をもち、銃器のように見える武器を手に破壊の限りを尽くす。ただし、この姿も彼らの本来のものではなく、干渉する世界のテクノロジーを取り込んだ形でしか現れることができないらしい。悪魔の中にも幾つかのヒエラルキーが存在しており、リーダー格とされるコマンダー、コマンダーの上位に当たるジェネラル(=魔王)、さらにその上位に当たるサタネス(=女魔帝)が登場した。また、ヴィーキュルには男性型と女性型が存在しており、女性型は男性型の上位に当たる支配種となる。女魔帝の側近であるセンチュリオ(=親衛隊)や、その配下のハイコマンダーは、ショウメですら過去に遭遇したことが無かったようだ。ヴィーキュルが崇める最高存在がオーバーエクゼステンス(=超存在)とされるバフォメートであるが、彼もまたJOKERと同じく天照大御神によって作られた存在であるという。全能神にとって、神に抗おうとするヴィーキュルの挙動はすべて掌中に収まる些細な出来事ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-006


■ ヴィーキュル軍 【ヴぃーきゅるぐん】 

ヴィーキュルが組織している軍勢。魔王や女魔帝が率いる。規模・構成はその都度で異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-110


■ ヴィーキュル・コマンダー 【ヴぃーきゅるこまんだー】 

ヴィーキュルの中でもひときわ大きな体躯をもち、侵攻部隊のリーダーとして活動する個体をコマンダーと呼ぶ。コマンダー(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-087


■ ヴィーキュル人 【ヴぃーきゅるじん】 new!

ヴィーキュルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ ヴィーキュル世界 【ヴぃーきゅるせかい】 new!

ヴィーキュルが存在する世界。いずれかの高次元に存在すると思われる。女魔帝であるゴリリダルリハがラキシスのしもべとなったことで、ジョーカー星団に対する干渉は停止したらしい。その唯一の例外が、星団暦3225年に起こるスタント遊星攻防戦になるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-105


■ ヴィーキュル・センチュリオ 【ヴぃーきゅるせんちゅりお】 

女魔帝ゴリリダルリハと共に出現した白いヴィーキュル。女魔帝の警護につく親衛隊クラスのヴィーキュルである。センチュリオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p65


■ ヴィーキュル・センチュリオン 【ヴぃーきゅるせんちゅりおん】 new!

センチュリオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-121


■ ヴィーキュルの支配種 【ヴぃーきゅるのしはいしゅ】 

ヴィーキュルを支配している上位種。ヴィーキュルには男性型と女性型が存在するらしく、ショウメの見解では女性型が男性型の上位に当たる支配種となるようだ。ラキシスとショウメを襲ったヴィーキュルは過去に出現したヴィーキュルと異なる容貌であったが、それは男性型と女性型の性差による形態変化であったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-110


■ ヴィーキュル・ハイコマンダー 【ヴぃーきゅるはいこまんだー】 

ヴィーキュルの支配種たる女性型のコマンダーをハイコマンダーと呼称する。ハイコマンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-006


■ ヴィーナス 【ヴぃーなす】 

MMTバイナスの別名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p23


■ ヴィーニッヒ 【ヴぃーにっひ】 

ガット・ブロウ・ヴィーニッヒの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-090


■ ヴィーネンクリーガン・アスタローテ 【ヴぃーねんくりーがんあすたろーて】 

ビーネンクリーガンアスタローテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-251


■ ヴィー・ベロック 【ヴぃーべろっく】 

ビー・ベロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-018


■ ヴィクトリー 【ヴぃくとりー】 new!

ミラージュ騎士団No.34。その正体はヴィーキュル世界の救済を求めてジョーカー世界へと転移した超存在バフォメートである。未来世界においてラキシスと邂逅し、後にレディ・スペクター(=アスタローテ)の導きで実体化を果たしてミラージュ騎士団に入団。天照は彼の辿った痕跡を遡ることで未来のラキシスを追う流れになると云う。本来の姿は体長20mを超える異形の怪物であるが、普段は人型に近い形質の姿に変じている模様。それでも身長は10mを優に超えており、騎士ではあるが担当騎が設定されていないようだ。天照大御神が生み出したヴィーキュルの管理者であり、その立場と力量はセントリーやジョーカーと同格とされる。劇中では、先先(マーター・マーター)やレディ・スペクターと共に次元を超えて星団暦3037年に出現。ラキシスとゴリリダルリハの邂逅を監視し、さらに続く異界神ルシファの干渉では右手を出現させてラキシスを守ろうとした。名前の元ネタは、アメリカのギブソン社が1981年に発表したビクトリー・ベースか。バフォメートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ ウイスキー 【ういすきー】 

蒸留酒の一種。大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物から作られる。大麦の麦芽(モルト)から作られるものをモルト・ウイスキーと呼び、ライ麦、トウモロコシ、小麦などの穀物と麦芽から作られるものをグレーン・ウイスキーと呼ぶ。また、ライ麦から作られるものをライ・ウィスキー、トウモロコシから作られるものをコーン・ウイスキーと呼んで区別する場合や、産地・製法で区別する場合もある。歴史上に登場したのは15世紀。当初は修道院で作られており、薬として用いたようだ。飲用に供されるようになってからは世界中で製法にアレンジが加わり、各国・各メーカーで製品化された。飲み方は、ストレート、水割り、オンザロック、カクテルのベースに用いるなど、多岐に渡る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ ウイスキーオンザロック 【ういすきーおんざろっく】 

氷の入ったグラスにウイスキーを注いだもの。通常はロック・グラス(オールド・ファッションド・グラス)を用いる。注ぐ量も凡そ決まっており、シングルなら30ml、ダブルなら60mlを注ぐ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ ヴィス・モナーク 【ヴぃすもなーく】 

素子姫とくにファティマ・イエッタを指す別称。ヴィス(vice)はラテン語で「代理の」とか「副」の意。つまり、ヴィス・モナークは「代理モナーク」あるいは「副モナーク」という意味になる。また、対象がイエッタであることを考えると、ドイツ語で「白」を意味するヴァイス(Weiss)を被せている可能性もある。肉体を得ることで本体と切り離されたモナーク(=ログナー)が、現代の科学技術を用いて新たに生み出した自身の制御装置であるという。素子姫(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年4月号p51


■ ヴィッター 【ヴぃったー】 new!

ヴィッターシャッセの略称もしくは愛称。ヴィッターシャッセの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ ヴィッターシャッセ 【ヴぃったーしゃっせ】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した13体目のファティマ。シリアルはBF-13。バランシェが準備体の製作・調整を行い、天照が育成したGTM開発専門ファティマである。感情を一切排除してしまったバクスチュアルの反省からか、いたってノーマルな性能をもつファティマとして仕上げられた。ただし、育成の途中からミラージュGTMのデータを流し込まれたため、クリアランス評価を受けずに完成直後から天照をマスターとしてミラージュ入りしている。より正確には、特定のマスターを選んでいる訳ではなく、天照は「父様」に位置付けられるようだ。天照の星団侵攻以降は、鹵獲した各国GTMの解析・調整を担当することになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ウィップ・ハーネス 【うぃっぷはーねす】 

GTMとオートマチック・フラワーズを有線で接続する場合に用いるムチ状のハーネス(ケーブルなどの束)のこと。ファティマが開発された当初のファティマスーツ(チグリス・メゾネット)では、無線式の接続方法が確立されていなかったため、肩、腰、肘などの各部にウィップ・ハーネスが付けられていた。ウィップ・ハーネスは騎体各部の状態やバランスを体感的に感知するためのもので、ファティマはGTMの感覚を自分自身の感覚として感じることで、即時に反応して演算制御を行うことができたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ヴィリ 【ヴぃり】 

GTMディー・ウィリーズの略称。ディー・ウィリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ウィリーズ 【うぃりーず】 

ディー・ウィリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ウィル2・スペンサード 【うぃる2すぺんさーど】 

ザ・ウィル・スペンサードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ ウィル星団暦 【うぃるせいだんれき】 

天照がラキシスを捜索するためにジョーカー星団から離れた後、ザ・ウィル内における時間の流れに沿って数えられた星団暦をこのように呼称する。つまり、4100年以降から続く、天照とその臣下達にとっての星団暦である。光速の数十倍もしくは数百倍の速度で移動を繰り返したウィルの艦内は、通常の時空間と比べて途方もなくゆっくりと流れる時間の中にあったため、ウィルが星団暦7777年を迎えた頃にはジョーカー星団において56億7千万年もの年月が流れてしまっていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-259


■ ヴィルマー 【ヴぃるまー】 

アルミオン・エイボスが製作したファティマ。シリアルはAE-09。劇中登場時はパイド・パイパー騎士団の一員ジャグ・ケルシャーのパートナーであった。星団暦2992年にカステポーで起きた対A.K.D.戦に参加。シャフトが駆るデトネーター・ブリンガーの攻撃を受け重傷を負う。この戦いでマスターを失った彼女はアイシャによって保護され、ビルドと共にモラード博士の処置を受けて回復。その後、ウモス国家社会主義共和国の総統騎士ベルミ・クローゼに娶られ、3000年代初頭の時点で同国の筆頭ファティマを務める。1944年にヒトラー・ユーゲント師団(第12SS装甲師団)に配備されていた4号戦車の1台に付けられていたニックネームが名前の元ネタとのこと。
別名・異名・正式名など: ビルマ
初掲載: DE4-136


■ ウイング 【ういんぐ】 

3騎編成においてリーダー騎(リーダーが搭乗するGTM)の両翼につくGTMのこと。僚騎とも呼ばれる。2騎編成の場合も、攻撃を担う騎体をリーダー騎、支援と哨戒を担う騎体をウイング(僚騎)と呼称する。ウイング(wing)とは「翼」の意。僚騎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-151


■ ウイングAF 【ういんぐAF】 

僚騎に搭乗するファティマのこと。リーダー騎(リーダーが搭乗するGTM)に搭乗するホスト・ファティマのサポートを担当する。僚騎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-151


■ ウィンザー王朝 【うぃんざーおうちょう】 

グレートブリテンおよびアイルランド連合王国に成立した王朝にして現イギリスの王朝。ヴィクトリア女王がザクセン=コーブルク=ゴータ家のアルバートを配偶者として迎え、長男がエドワード7世として即位したことでザクセン=コーブルク=ゴータ王朝が成立。第一次世界大戦中の1917年、国内の反ドイツ感情を受けてドイツ系の王家名をウィンザー家へと改称したことでウィンザー王朝が開かれた。1922年に南アイルランドが分離したことで、現在のイギリスの正式名はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国となっている。1952年に即位したエリザベス2世は同王朝の4代目君主である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ ヴィンズ・ヴィズ 【ヴぃんずヴぃず】 

ミラージュ騎士バイズビズの本名。幼少時に姐御として接していたキュキィが、彼の名を呼ぶ際にバイズビズと訛って発音しており、それがそのまま定着してしまったらしい。バイズビズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-008


■ ウィンチェスターM1873 【うぃんちぇすたーM1873】 

ウィンチェスター・リピーティングアームズ(Winchester Repeating Arms)が1873年に発表したレバーアクション方式のライフル銃。ニューヘイヴン・アームズ社が生産していたヘンリー・ライフルの製造権と製造ラインを買収した同社が改良を重ねたモデルで、M1866の真鍮製の機関部を鉄に変更し、耐久性を高めることでそれまでの拳銃弾より威力を高めた44-40センターファイヤ実包(.44-40ウィンチェスター)が使用できるようになった。アメリカの西部開拓時代に最も売れたライフル銃であり、コルト・シングルアクション・アーミーと共に「西部を征服した銃」と呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ ヴィン・ティン 【ヴぃんてぃん】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した6体目のファティマ。シリアルはBF-06。アスペクトはチャイナ系。イオタ宇宙騎士団の組長ジャコー・クォン・ハッシュのパートナー。ジャコーと出会う以前はシリーズ・シアン夫人の預かりとなっており、母親のイマラに連れてこられた幼少時のジャコーを見てマスターに選んだという。別名の弁天やサラスバティから判るとおり、インド神話における創造神ブラフマーの妻サラスバティが元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-203


■ ウィンド高等学校 【うぃんどこうとうがっこう】 

コーラス王朝にある公立学校。普通科、商業経済科、農学科、工学科、騎士科から成り、ウィンド兵学校と併設されている総合高等学校である。歴代のコーラス王家関係者が通った学校として知られ、エルメラ王妃もこの学校でコーラス23世と出会っている。王家の関係者であろうとも出席日数が足りなければ即落第という厳しい学校で、歴代コーラス王子・王女は落第しているらしい。無事卒業した暁にはコーラス王朝大学に入学する資格を得ることができるため、他星・他国から移って来る生徒も多いようだ。アルル・フォルティシモ、セイレイ・コーラスもこの学校の出身者。制服はラベンダー色のツーピース・タイプ。南国のため、半そでのみ・オールシーズンとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ ウークーツ 【うーくーつ】 

プリズム・コークスが製作したファティマ。シリアルはPC-10。AP騎士団[スキーン隊]の隊長を務めるシュマイス・バイダーのパートナー。連載再開後にアシリア・セパレートで登場した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ ヴーグラ騎士団 【ヴーぐらきしだん】 

ロッゾ帝国の国家代表騎士団。使用GTMはグロアッシュH型。星団暦3000年代初頭における騎士団長はグレース・スドール天位騎士。以前の設定で筆頭騎士とされていたダックナード・ボア・ジィはロッゾ全軍の総騎士団長である。鉄仮面の如きヘルメットと足首まであるロングマントが正装。騎士団カラーはスカイブルーとグリーン。劇中に見られるバイオリンのf字孔のようなマークが騎士団章である。魔導大戦の開戦当初は傘下の正規帝国騎士団をハスハント共和国の中央に派遣しており、聖院グリーン・ネイパーや剣聖慧茄の乱入により被害を受けている状況が描かれた。その後、ベラ国攻防戦にてグレース率いる本隊がついに登場したものの、ミノグシア連合軍に与するフィルモアやクバルカンと事を構えるつもりはなく、派遣軍も大規模な展開を控えているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ ヴーグラ騎士団長 【ヴーぐらきしだんちょう】 

ヴーグラ騎士団を預かる騎士団長。星団暦3000年代初頭における騎士団長はグレース・スドール。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ ウーシング 【うーしんぐ】 

ウーシング・ウーユーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-051


■ ウーシング・ウーユー 【うーしんぐうーゆー】 

ヘリオス・ナインが光のタイ・フォンを得た後に製作するワンオフ騎。失われた太古のオーバーテクノロジーを含む、超帝國の技術の全てを投入した最新鋭騎であることが予想される。中国語で「五・星・物・語」をそのまま発音すると、「ウー・シング・ウー・ユー」となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ウースー 【うーすー】 

ウースー国あるいはウースー共和国とも呼ばれる。国内の鉱山から産出するヘリオス鋼によって国益を潤しているボォスの共和制国家。共和国とは名ばかりの封建的な国家であり、鉱山を擁するツァイハイ地方の労働者は、食料も満足に確保できないような過酷な条件下で生活している。これに反発した一部の労働者が反政府ゲリラを結成。星団各地の反政府組織と連携をとりながら政府軍と小規模戦闘を継続している状態にある。劇中では描かれなかったものの、隣国シーブルの宰相ディ・バローの影響下でほとんど傀儡国家に近い運営が成されていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-066


■ ウースー・ツァイハイ自治区 【うーすーつぁいはいじちく】 

ボォスのウースー共和国に含まれる自治区。ノース・カステポー地方の東端に接する。ヘリオス超鋼の生成触媒の産地として有名であるが、季節風による砂の巻き上げが周辺一帯の電子機器を故障させてしまうため、非常に生活しづらい場所として知られる。また、国による労働者への福利厚生・生活保障がほとんど皆無であったことから、鉱山労働者の一部がゲリラを結成。地方内の幾つかの村を拠点として反政府運動を展開している状態にあった。星団暦2992年の時点で自治区として認められ、3030年代に入る頃にはユーコン財団による再開発でリゾート地に生まれ変わったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ ウーラー・ソニック 【うーらーそにっく】 new!

ウーラソニックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-098


■ ウーラソニック 【うーらそにっく】 

天照とエルディアイ・ツバンツヒの共同開発によって誕生したスピード・ミラージュの2号騎。S2型ミラージュに分類される。星団暦3100に完成。3159年のアドラー侵攻に参加。3960年のコーラス城攻城戦ではツバンツヒが搭乗する。旧設定におけるヴォルケシェッツェに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ ウーラソニック・マーク9 【うーらそにっくまーく9】 new!

ウーラソニックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ ウーリィ・ラー 【うーりぃらー】 

闇華亜族(アンカー)の熾権使。双子のヴォージュ・トーと共にシルヴィス・ミラーの補佐を務める。本来は未来の世界の巫女であるが、星団暦7444年にラキシスと対峙した際のルシファはこの双子を召喚して側近のように連れていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p55


■ ウーリー・ラー 【うーりーらー】 

ウーリィ・ラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-007


■ ウーロン茶 【うーろんちゃ】 

レーダー8世の好きな飲み物(高校在学時)。烏龍茶。いわゆるお茶(チャノキ)から作られる製品の一種で、半発酵茶(青茶)に分類される。茶葉の発酵途中で加熱することで発酵を止めており、淹れたお茶は黄褐色もしくは茶褐色を呈する。名前の由来は諸説あり、中国広東省で製茶されたお茶が烏のように黒く、龍のように曲がりくねっているために名付けられたとされる。ポリフェノールを多く含んでおり、脂肪の吸収を抑えて脂肪の分解を促進する効果があるとされ、ダイエット茶としても有名。お茶の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ ウェイ 【うぇい】 

トラン連邦共和国大統領ミッション・ルースの子孫に当たる人物。星団暦4076年にラベル・ジュードと知り合い、ディジナ・フレット、ロレッタ・ランダースと共に反抗アマテラス軍に参加。4100年のA.K.D.崩壊時にはフロート・テンプルに侵入し、先祖ミッションのパートナーであったファティマ・メガエラと出会う。陽気でお調子者の雰囲気を持ちながら、非常時にはちゃんとマジメに対応。その容姿だけでなく、常に矢面に立とうとする姿勢も含めてミッションの生き写しであるようだ。フルネームはウェイ・ルース。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ ヴェイデリ・コーダンテ 【ヴぇいでりこーだんて】 new!

ワスチャ・コーダンテの血に連なる後世の剣聖。マドラ・モイライの後を継いでミラージュ騎士団のエースナンバーを預かることになるらしい。明かされたデザイン画を見る限り、ミラージュ入団後のヨーンと色違いの戦闘服を身に纏っており、両者の関係性を匂わせるものとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ ヴェーパー・ラティス・ラミネート 【ヴぇーぱーらてぃすらみねーと】 

GTMマグナパレスに採用されている特殊装甲材。格子蒸化装甲とも呼ばれる。ヴェーパー(vapor)は「蒸気」、ラティス(lattice)は「格子」、ラミネート(laminate)は「積層板」の意。おそらく、純金を一旦蒸気化して格子状に定着させ、透明装甲に挟み込んだサンドイッチ装甲をこのように呼んでいるのだろう。以前の設定では純金蒸着ラミネート装甲とも呼ばれていた。ちなみに、金を化学気相成長により結晶化した場合、切頂八面体(正八面体の各頂点を切り落とした形)が連結して各部に骸晶が発達した状態になるらしい。純金蒸着ラミネート装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-124


■ ウェーブ 【うぇーぶ】 new!

東京都武蔵野市に本社を置く1983年創業の模型メーカー。組立キットや塗装完成品のほか、工具やディスプレイ製品も取り扱う。古くからFSSに登場するMHの立体化・製品化を進めてきたメーカーとして知られ、現在は続々とGTMの製品化が進められている。ガレージキットメーカーとして初めてインジェクションキット(いわゆるプラモデル)を製造したメーカーであり、FSSの立体物についてもレジンキットとプラモデルの2種を販売。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ ウェールズ 【うぇーるず】 

イングランド、スコットランド、北アイルランドと共にイギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)を構成する国家のひとつ。1258年にグゥイネッズ王サウェリン・アプ・グリフィズが諸国をまとめウェールズ大公を名乗ったことで成立。グレートブリテン島の南西部を占める。首都はカーディフ。ケルト系民族の古い文化を引き継ぐ地域であり、現在のファンタジー作品における魔法や妖精・怪物のイメージはウェールズの神話・伝承が起源となっている場合が多い。アーサー王伝説もアングロ・サクソン民族に抵抗したケルト系民族の伝承が起源とされる。国旗は白と緑の地に赤い竜が描かれる「ア・ドライグ・ゴッホ」。この赤い竜はアーサー王の伝承から続くブリトン人の象徴であり、現在もウェールズは「ドラゴン=ハートの国」と称される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年2月号p67


■ ウエスタ 【うえすた】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)の恒星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ ウエスタ太陽 【うえすたたいよう】 

ウエスタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-140


■ ウエスタ太陽系 【うえすたたいようけい】 

恒星ウエスタを中心とする西の太陽系。第2太陽系とも呼ばれる。トゥルス、ボォス、アンスリノ、カーマントー、ブルダ雲河、ノミー星雲、ステンといった惑星・天体群によって構成される。人類の主な生活圏はボォスであるが、各惑星・衛星において人類は活動している。とくにアンスリノおよびカーマントーは資源採掘惑星として話題に上がる場合が多い。AD世紀の時代に超帝國ユニオがボォスの開拓を始め、5頭のセントリーと遭遇・対峙したことでこの太陽系の歴史が始まったとされる。しかし、超帝國の消失と共に古代の記録も失われたため、セントリーとどのような争いがあったのか、またどのような契約が交わされたのか、その真実を知る術はほとんど無い状態にある。唯一、その記憶を宿しているのがボォスに誕生する詩女であるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ ウエスト・カステポー 【うえすとかすてぽー】 

イースト・ハスハの南部と接するカステポーの西部地区。カステポーの大半はナン大陸にあるが、ウエスト・カステポーは細い内湾を挟んでミノグシア大陸の南東端に位置する。砂漠や荒地の多い土地であり、セントリー・マグマの管制区と重なっているために都市や国家は置かれていないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ ウエスト・クレーン 【うえすとくれーん】 

マグナパレスの腰部装甲から伸びるラピデア・カノンの支持架。サイドクレーンとも呼ばれる。サイドクレーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ ウエスト・クレーン・ジョイント部 【うえすとくれーんじょいんとぶ】 

マグナパレスが装備するラピデア・カノンに備え付けられている連結部。騎体の腰部側面から伸びるウエストクレーン(支持架)と連結する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ ウェットスーツ 【うぇっとすーつ】 

潜水作業用のスーツ。多孔質のウレタン生地などで作られた厚手のスーツで、体に触れる水の流動を抑えて体温を保持するほか、生地自体が岩などから体を保護する役目を果たす。通常は水着の上から着用する。ちなみに、ゴム生地との二重構造により中に水が入ってこないタイプの潜水服はドライスーツである。よくスパイ映画などで潜水服を脱いだらスーツを着ているというシーンがあるが、ほとんどの場合はウェットスーツを着ているため、潜水業者から失笑を買ってたりするようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ウェディング・アシリア 【うぇでぃんぐあしりあ】 

ウェディング・ドレスを模したアシリア・スーツのこと。ファティマ・バクスチュアルが所有する。ウェディング・ドレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-054


■ ウェディング・ドレス 【うぇでぃんぐどれす】 

結婚式において花嫁が着用するドレス。通常は清純さを表すために白色のドレスが用いられる。パニエ、手袋、ティアラ、ベール、ブーケなどの小物が多数付属。形状も様々。日本では1960年代以降に急速に浸透した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ ウェパルス・エンジン型式 【うぇぱるすえんじんけいしき】 

GTMに搭載されているエンジンの型式をこのように呼称するらしい。ただし、ハーモイド・エンジンを含む多くのエンジンの総称としてウェパルス・エンジンという名称があるのか、あるいはハーモイド・エンジンをさらに細分化した場合の名称がウェパルス・エンジンとなるのか、詳細は不明である。GTMカイゼリンのエンジン型式は「ハ=FDK-Y-ON」。ペダン型に分類されるペダン・ワイオと呼ばれるエンジンを搭載しているらしい。ただし、後の設定ではペダン7型エンジンという名称に変更されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ ウェパルス・プラズマ圧蓄光エンジン 【うぇぱるすぷらずまあつちっこうえんじん】 

GTMに搭載されているハーモイド・システムの主機関部。エンジン本体。恒星などから放射される電磁波を動力源としているらしいが、プラズマ圧とか、蓄光とか、これらのキーワードからエネルギー発生に至るまでのメカニズムを想像することは難しい。求む詳細設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ ウェポン・スロット 【うぇぽんすろっと】 

一部のGTMがサイドスカートの位置に備え付けている武器収納用のスロット。ガット・ブロウを納める鞘の役割を果たすパーツで、使用時に前方へ飛び出す仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ ウェポン・ブレーカー 【うぇぽんぶれーかー】 

GTMの装甲のうち、肩、下腕部、脚部の装甲に見られるエッジ部分がこのように呼ばれる。これらのエッジ部分は、敵機の攻撃を受け止めると同時に、その武器を破壊するほど強固に作られているらしい。また、フライヤーなどの武装を固定するハードポイントとしての役割をもつようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ ウェラ・ツバンツヒ 【うぇらつばんつひ】 new!

ウェラブル・ツバンツヒの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ウェラブル・ツバンツヒ 【うぇらぶるつばんつひ】 new!

エルディアイ・ツバンツヒが変身する総機械化ボディの姿をウェラブル・ツバンツヒまたはメカ・ツバンツヒと呼称する。彼女の頭部を飾っているボンボン起動することで周辺の原子を吸収し、肉体の巨大化・機械化を果たす仕組みになっている。稼働には多大なエネルギーが必要となるため、肉体のエネルギーを消費すると自動的に通常の肉体に戻ってしまうようだ。当然、衣服を修復する機能はないため、予め脱衣しておかない場合はすっぽんぽんとなる。永野センセーの解説では「サービス満々の特技」とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-099


■ ウェラブル・フォーマッター 【うぇらぶるふぉーまったー】 new!

ツバンツヒ(もしくはシステム・カリギュラ)のメンバーがその体内に宿している肉体の総機械化機能。もしくはその機能により出現する総機械化ボディのこと。身体の一部を生体兵器に変更するパターンはこれまでに何度か登場しているものの、総機械化には周辺の原子を取り込む特殊なアイテムが必要となるようだ。ツバンツヒの場合は頭部のボンボンがこれに相当する。ウェアラブル(wearable)は「着用可能」、フォーマッター(formatter)は「整形機能」の意。総じて「外装整形機能」と呼べばよいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-099


■ ヴェランタ 【ヴぇらんた】 

ベラ国境の南部防衛ラインに侵入したバッハトマ同盟軍(ハプハミトン騎士団、ドレンノ連邦騎士団、ガマッシャーン・レイスル騎士団の混成軍)が使用していたGTM。詳細は不明。ベラ国攻防戦におけるGTMの編成から察するに、もともとはハプハミトン騎士団が使用するGTMと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-046


■ ヴェロキラプトル 【ヴぇろきらぷとる】 

ミノグシア周辺に生息する小型の肉食竜。大きさは不明。身体の大半は羽毛で覆われており、前肢の羽毛は後方に拡がり翼状を呈する。おそらく進化系統樹で鳥類への分岐点に位置にいる恐竜である。1922年にゴビ砂漠のモンゴル国領内で発見された同名の恐竜が元ネタ。全長2m程度。後肢に大きな鉤爪を有しており、これを狩りに用いたとされる。また、発見された化石から前肢に羽毛があったことが推測されている。化石はほかに中国やロシア東部の白亜紀後期の地層に産する。映画「ジュラシック・パーク(1993)」に「ラプトル」の名で登場しているものの、映画独自の解釈により外観は「ディノニクス」がモデルとされた模様。また、劇中では高い知能と社会性をもつ恐竜として描かれているものの、そのような生態を窺わせる化石はこれまでに発見されていないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-202


■ ウォー・キャスター 【うぉーきゃすたー】 

AD世紀5000年代に遺伝子操作によって作られた戦闘人種(ブリーデッド・ヒューマン)。騎士とも呼ばれる。通常の人間の20%以上の数値で優れる体格を有し、その五感、筋力、反射速度は数倍に達する。映画GTMの設定では、かつての戦争において使役される立場にあり、その能力の高さ故に反乱を危惧した支配者層が自らをも改造。その結果、各国家の国主はウォー・キャスターによって占められたことになっていた。この設定はFSSの設定とは若干矛盾している。FSSのウォー・キャスターは超帝國ユニオの炎の女皇帝が作り上げた戦闘人種であるが、それ以前の歴代皇帝も人外の力を得ていたことが示唆されている。また、ウォー・キャスターが各国家の国主を占めるようになったのは、超帝國ユニオが瓦解した後の時代になってからである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p21


■ ヴォージュ・トー 【ヴぉーじゅとー】 

闇華亜族(アンカー)の熾権使。双子のウーリィ・ラーと共にシルヴィス・ミラーの補佐を務める。本来は未来の世界の巫女であるが、星団暦7444年にラキシスと対峙した際のルシファはこの双子を召喚して側近のように連れていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-007


■ ウォータークラウン 【うぉーたーくらうん】 

フィルモア帝国レーダー王家の紋章。王冠と水仙がモチーフになっており、ジョーカー星団における最古の家紋のひとつとされる。レーダー王家が「水の王家」と呼ばれるのも、この紋章から喚起される「水」のイメージが強いため。連載初期のノイエ・シルチスの制服を見ると、王家以外の人間も腰ベルトにこの紋章を付けているのが確認できるが、本来はレーダー王家の直系もしくは縁者・関係者だけが身に着けることのできる紋章である。この紋章のアウチをラルゴ・ケンタウリが身に着けていたことから、彼は王家の人間ではないかとの議論が成されたが、最終的にレーダー王家の分家筋に当たるケンタウリ・バナー家の出身という設定で落ち着いたようだ。太陽王国正式紋章の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ ウォンドルシーク 【うぉんどるしーく】 

カステポーの南西部と接しているA.K.D.のボォス星統治領。主都はサリク。コミック7巻および8巻に登場したゴーズ騎士は、この統治領に派遣されていた駐留軍の所属であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ ウゴード 【うごーど】 

レント王国最後の王ジェスター・ルースとアラド・バスコ・スバースとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。長男であり、弟に剣聖ディモス・ハイアラキ、妹にティティンシャ・バスコがいる。王国を共和制に移行し、王室の廃止と共和制議会の立ち上げによって、トラン連邦共和国を成立させた。つまりトラン連邦の初代大統領である。ミッション・ルースは彼の孫に当たる。フルネームはウゴード・ルース。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-109


■ ウコン 【うこん】 

ショウガ目ショウガ科ウコン属に属すインド原産の多年草。根茎の部分が生薬、スパイス、染料として利用される。中国では姜黄(キョウオウ)。英語ではターメリック(turmeric)。生薬として使用した際の効能としては、肝機能の増強、消化促進、食欲増進など。また、生活習慣病の予防効果も期待されている。過剰摂取は逆に肝障害につながるため要注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-210


■ ウコン茶 【うこんちゃ】 

ウコンから作られたお茶。沖縄産の商品「うっちん茶」が有名。ウコンには、春ウコン(キョウオウ:黄色で苦く健康食品として用いられる)、秋ウコン(ウコン:オレンジ色で苦く無くカレー粉などに含まれる)、紫ウコン(ガジュツ:漢方薬)などがあり、一般にウコン茶と呼ばれるものは秋ウコンの根茎から作られる。秋ウコンにはクルクミンが豊富に含まれており、抗腫瘍作用、抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗炎症作用などがあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ ウサギ 【うさぎ】 

ウサギはウサギ目ウサギ科ウサギ亜科に属す中型哺乳類の総称。草食性で耳介が大きく、砂漠地帯と極地を除くほぼ全ての陸地に生息する。日本国内には、ニホンノウサギ(キュウシュウノウサギ、トウホクノウサギ、サドノウサギ、オキノウサギの4亜種に分化)のほか、北海道にユキウサギ、奄美大島に固有種のアマミノクロウサギが生息する。古くは狩猟の対象とされており、食肉や毛皮の採取に利用されてきた。日本では稀にジビエとして利用されるものの、積極的に捕られている訳ではない。ヨーロッパの一部の地域ではごく普通の食材としてスーパーなどでも購入できる。フランス料理では、養殖ウサギをラパン、野生ウサギをリエーヴルと呼んで区別するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-080


■ ウスターソースだけをかけるカツ丼 【うすたーそーすだけをかけるかつどん】 

アルル・フォルティシモの好きな食べ物(高校在学時)。ソースカツ丼。とくに福井県のカツ丼が有名。ソースカツ丼は卵とじカツ丼以前からあったカツ丼の源流とされている。カツレツをソースにくぐらせるタイプや、上からかけるだけのタイプ、カツの下にキャベツをしくタイプなど、地方によって仕上がり方が異なり、その起源も諸説あり定まっていない。ウスターソースは野菜や果実のジュースもしくはピューレに砂糖、塩、酢、香辛料などを加えた調味料。JAS規格では粘度の違いでソースの名称を分けており、ウスターソースより粘度が高いモノを中濃ソース、さらに高いモノを濃厚ソースと呼称している。とんかつソースやお好み焼きソースの多くは濃厚ソースに分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-108


■ ウズラ 【うずら】 

ウズラはキジ目キジ科ウズラ属に属す鳥類。夏季は本州中部以北、中国北部、モンゴル、朝鮮半島などで繁殖し、冬季は本州中部以南、中国南部、東南アジアなどに渡って越冬する。雑食性で主に田畑や草原に見られる。かつては狩猟の対象とされ、食肉も利用されてきた。現在は個体数が減少していることもあり、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に選定されている。また、2017年まで狩猟鳥獣対象外に置かれ、捕獲禁止措置が実施されている状況にある。国内でジビエとして調理されるウズラは、ヨーロッパで捕られて輸入されてきたヨーロッパヤマウズラか、採卵用に養殖されているウズラである。よって、後者は厳密にはジビエに該当しない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-079


■ 雅楽(うた) 【うた】 

異世界タイカの熾権使が歌う謡物(しらべ)のこと。その旋律と歌声によって様々な超常現象を引き起こす。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年10月号p59


■ 右大臣 【うだいじん】 new!

A.K.D.において国家元首たる天照と左大臣に継ぐ権限をもつとされる最高称号。第2期ミラージュの時代ではファルク・ログナー・バビロンがこの称号を保有。後に斑鳩が引き継いだ。もともとは律令制における役職のひとつ。太政大臣、左大臣に次ぐ太政官の長官である。日本では明治18年に廃止となっている。ちなみに、左大臣の称号をもつ人物はアイシャ・コーダンテである。一方で、天照王朝においてコーダンテ家は「武家の右大臣」と呼ばれているらしい。武家という括りで見ればバビロン王家の方が格上になるということだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-116


■ 詩禊 【うたみそぎ】 

詩女となった女性が都行を始める前の1年間に身を清める儀式。祠や石窟に篭り、数千年に渡る過去の詩女の記憶を引き継ぐらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp23


■ 詩女 【うため】 

惑星カーマイン(現在のボォス)に生まれ出る異能の女性。代々その地位にあった者の記憶を受け継ぐ特殊能力を持ち、その蓄積された記憶により部族・国家をまたいで全ての人々を良き方向に導く役目をもつ。彼女たちが発する言葉は歴代の詩女の記憶から生まれるものであり、人々の行く末を指し示す預言と成り得る。ただし、詩女が国家のトップに立って直接的に政治へ関与することはなく、また歴史の転換期において先導者として行動することも無いという。詩女はあくまでも聞き手と語り手であって、先に悲劇が見えていたとしてもそれを回避する方策を述べることすらしない。彼女たちができることは苦難に満ちる人々を「見守ること」その一点である。記憶の受け渡しは血縁に拠るものでは無く、先代詩女による指名や啓示に似た形で次の詩女が「誕生」する。詩女となった女性は故郷での詩禊を終えた後に都ハ・リ(現在の聖宮ラーン)へと向かい、「生きる歴史書」としての責務を果たすことになる。イメージとしては東北地方のイタコや沖縄のノロの能力をさらに高めたようなモノらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-057


■ 詩女暗殺計画 【うためあんさつけいかく】 

星団暦451年に惑星連合の一部の勢力が立案・実行したテロ事件。惑星カーマインで新たに誕生した詩女ベリンと、その警護役たるドナウ帝国第3皇子トリハロンの暗殺を狙ったテロ行為であり、ドナウ帝国の権威の失墜と弱体化、さらにはカーマインへの支配強化を目的としていたらしい。実行犯はごく僅かなグループであったものの、その裏では惑星連合に加入しているほぼ全ての国家の思惑が働いていたとされ、ドナウ帝国の中でも当時の体制に不満をもつ王族・貴族が加担していたようだ。映画GTMの劇中で描かれたように、テロ実行犯はトリハロン自らの手で壊滅に追い込まれ、わずかな物的証拠しか残らなかったため、その後の検証でも背後にある組織・国家の全容が暴かれることは無かったという。テロ実行犯を直接的に支援した組織は「シオの門番」と呼ばれる騎士グループであったが、この事実は観測者たる我々視聴者・読者だけが知る情報であり、ベリンやトリハロンがその事を知る由も無かったであろう。こういった事件を念頭に置いた上で、今現在の魔導大戦に「シオの門番」が絡んでいることにどのような意味あるのか、どれだけの危険性を孕んでいるのか、じっくり考えてみるのも面白い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-077


■ 詩女継承 【うためけいしょう】 

詩女の資格が次なる女性に引き継がれること。詩女となった女性は故郷での詩禊を終えた後に聖宮ラーン(都ハ・リ)へと向かい、そこで前任者の責務の全てを引き継ぐことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-074


■ 詩女継承権 【うためけいしょうけん】 

詩女の記憶を引き継ぐ権利のこと。要するに次期詩女となる権利のこと。次期詩女の指名は当代の詩女によって成される場合が多いが、一方で詩女の認証はセントリーが行っているとの噂もあり、この権利の発生あるいは抹消に対して誰がどれだけの責任を負っているのかは定かでない。ただし、少なくとも現実社会においては聖宮ラーンの神官たちが事務処理をしており、スコーパーの能力を失ったマグダルの継承権を剥奪するなど、詩女の進退に係わる判断も下しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-061


■ 詩女原母 【うためげんぼ】 

記憶継承システムを作り上げて詩女を生み出した人物。詩女の母。真紅の髪に巨大な王冠、黄金のドレスを身に纏う。その正体は炎の女皇帝とも呼ばれたヘリオス・ナインである。炎の女皇帝ヘリオス・ナインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-061


■ 詩女護衛神官 【うためごえいしんかん】 

護衛神官の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-071


■ 詩女近衛騎士団 【うためこのえきしだん】 

魔導大戦の終結後に結成される、詩女マグダルと聖宮ラーンの警護に当たる近衛騎士団。詩女が軍組織のトップに置かれることはないため、詩女直属の騎士団ではないだろう。おそらくはミノグシア調停議会の直下に置かれる騎士団である。旧AP騎士団のデプレ隊およびラーン王宮支隊が統合・移行した騎士団であり、デプレ・カイエン、ヒン・モンダッタ、アード・ゼニヤッタ、ドヌーブ・ガセットらが所属。ノイス・グリオノフがダリ・キアで開発した重GTMアトラを配備することになるという。天照の星団侵攻が開始された後に結成される聖導騎士団アイル・フェルノアの母体となる騎士団になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p71


■ 詩女様ルック 【うためさまるっく】 

詩女の衣装に倣ったスタイルのこと。ハスハ・ミノグシアを訪れたレディオス・ソープは詩女ナカカラが好んだカボチャパンツを着用してきた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-224


■ 詩女始祖 【うためしそ】 

歴代の詩女の系譜において、その発端となった人物のこと。超帝國の系列ではない普通の女性に全ての記憶を継承する「起点」となったヤーン・ダッカスを指す。詩女原母ヘリオス・ナインと詩女始祖ヤーン・ダッカスは厳密には詩女ではない。詩女は存命中に自らの記憶を継承することができず、他界した後に記憶が引き継がれる特性がある。ナインとダッカスは今もなお存命でありながら、その記憶を継承したことで別枠として扱われるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-063


■ 詩女のGTM 【うためのGTM】 

詩女個人が所有・管理するGTM。星団暦476年にドナウ帝国から当時の詩女に「不戦の証」として譲渡されたディー・カイゼリンを指す。ディー・カイゼリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p79


■ 詩女の騎士 【うためのきし】 

詩女の守護者たる騎士のこと。旧設定においてはアトール皇帝騎士あるいはネードル・シバレースと呼ばれた称号・役職であるが、新設定においては明確な記載がない。アイル・フェルノアが思い描く将来の姿であるが、現時点において既にその役職に半ば就いているという事実に、彼自身が気付くことはあるのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-004


■ 詩女のマーク 【うためのまーく】 

歴代の詩女が身に付けている紋章。彼女らの意志と力の象徴であり、柔らかに渦を巻く焔がモチーフになっているらしい。円環の花のようにも見える文様である。セントリー・ライブが都ハ・リの正門付近に刻印したマーカーがそのまま詩女のマークとして起用されたようだ。ライブのつけたマーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-084


■ 詩女剥奪 【うためはくだつ】 

詩女フンフトが星団暦2961年(劇中の描写では2974年)にその資格を剥奪された事件のこと。コーラス王朝メロディ家の当主ピアノ・メロディとの間に子を生したため、詩女がもつ預言の能力と地位を喪失。ハスハの表舞台から姿を消すこととなった。この後、詩女の資格はムグミカに引き継がれたものの、魔導大戦の勃発と同時にムグミカが崩御したこともあり、再びフンフトにその役目が戻された。星団史上初の2期目を得た詩女ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-113


■ 詩女マーク 【うためまーく】 

詩女のマークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-077


■ 打ち合わせ 【うちあわせ】 

ファッション用語では、衣服の開きが重なる部分のこと。主に前開きの重なりの部分を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-015


■ 打ち落とし 【うちおとし】 

日本刀の刀身の造り込みで、切っ先を切り落とした状態にすること。この状態では刃先に心金(しんがね)や棟金(むねがね)が現れた状態になるため、通常は切り落とした先を背の側に打ち曲げて行き、硬い刃金(はのかね)で切っ先を覆う形に整えられる。天照のもつ安来の剣は、先端が打ち落としになっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ 内鞘 【うちさや】 

刀剣を納める鞘のうち、二重構造になっているものを入子鞘と呼ぶ。入子鞘は、刀身を直接収納する内鞘と、これを収める外鞘で構成されており、内鞘の取りはずしができるようになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ 打ち身 【うちみ】 

転倒や衝突によって怪我を負うこと。打撲。痛み、腫れ、内出血、発熱などを伴う場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-112


■ 宇宙演習 【うちゅうえんしゅう】 new!

宇宙空間を展開区域・行軍区域とする軍事演習のこと。劇中ではドーマ連合とSPK隊の合同演習が描かれた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p55


■ 宇宙海賊 【うちゅうかいぞく】 

ジョーカー星団の公宙において海賊行為を繰り返す集団のこと。とくにGTMを装備している海賊騎士団を指す。国家に属さない宇宙ステーションや輸送船・旅客船を襲って物資を略奪する騎士団である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-201


■ 宇宙議会 【うちゅうぎかい】 

おそらく宇宙保安議会の略称だろう。宇宙保安議会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-150


■ 宇宙騎士団 【うちゅうきしだん】 

宇宙都市や宇宙ステーションを拠点とし、宇宙空間を主たる戦場として活動する騎士団のこと。イオタ宇宙騎士団やAP騎士団[ダンダグラーダ]が有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p83


■ 宇宙技術 【うちゅうぎじゅつ】 new!

宇宙に物資や生命を送り出すこと、そこで活動させること、帰還させることに関連する技術の総称。宇宙ステーション、有人宇宙飛行体、人工衛星、惑星探査機に係わるハードウェアおよびソフトウェアの開発のほか、それらを支える新技術の確立・試験が含まれる。技術開発に関して各国が競合している部分もあるため、いずれも国家機密レベルの管理が行われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ 宇宙魚雷 【うちゅうぎょらい】 new!

ロボット魚雷の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ 宇宙魚雷発射口 【うちゅうぎょらいはっしゃこう】 

宇宙魚雷の発射口。宇宙魚雷は主に宇宙軍が使用する対艦兵器。艦艇や雷撃機などから発射され、自走力によって航走し、敵艦艇のエネルギーバリアと装甲を突き破り爆発する。魚雷とは魚形水雷の略語で、地球では海上・海中戦で使用される兵器である。FSSにおける宇宙軍の戦い方は、地球で云うところの潜水艦の戦い方に似ているという設定があるため、このように呼ばれるらしい。要するに対艦ミサイルと考えていいだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 宇宙空間移動ユニット 【うちゅうくうかんいどうゆにっと】 new!

飛行ユニットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ 宇宙空間戦闘 【うちゅうくうかんせんとう】 

宇宙戦闘の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-211


■ 宇宙空間飛行モード 【うちゅうくうかんひこうもーど】 

宇宙空間の飛行に適した形態や状態のこと。ドナウ帝国の皇帝旗艦シワルベは、宇宙空間飛行モードに移行することで船体が大きく変化する機能を備えていた。この形態は長距離移動・観艦形態とも呼ばれる。長距離移動・観艦形態の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-075


■ 宇宙軍 【うちゅうぐん】 

ジョーカー星団の各国家がもつ3軍(騎士団、宇宙軍、地上軍)のうちのひとつ。騎士ではない一般人を主体とする軍グループで、宇宙における作戦行動の遂行を主務とする。他星への派遣・輸送や宇宙戦闘を担う「軍集団」、地上への降下や地上戦闘を担う「地上軍(宇宙軍に所属する地上部隊)」、国境警備と公宙での管制を担う「国境軍」により構成されており、通常は軍集団を指して宇宙軍と呼んでいる。「軍集団」は下位に行くに従って「艦隊」、「戦隊」、「各艦」と下り、艦内で「分隊(中隊)」、「班」に分割される。「国境軍」は国境警備師団から成り、師団内で各方面軍に分割される。宇宙軍と地上軍で「方面軍」の意味合いや規模が変わってくるので注意が必要。この辺は国家によって構成が異なっているかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 宇宙軍情報部 【うちゅうぐんじょうほうぶ】 new!

エレーナ・クニャジコーワが所属する部署。A.K.D.宇宙軍の情報部。彼女は情報部通信分隊の隊長さんである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-076


■ 宇宙軍総司令 【うちゅうぐんそうしれい】 

宇宙軍を総括する総司令のこと。A.K.D.の宇宙軍総司令はイマラ・ロウト・ジャジャスである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-166


■ 宇宙港 【うちゅうこう】 

宇宙船が出入りする港のこと。民間用と軍用があり、民間用は客員や物資の輸送、軍用は軍人および軍用車輌・兵器の輸送が行われる。GTMの持ち込みなどは軍用宇宙港を通すことが基本になっているはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 宇宙工学 【うちゅうこうがく】 

ブラウマ・イクが好んだ科目(高校在学時)。一般に、宇宙開発に係わる工学分野全般を指す。具体的には、人工衛星の運用に係わる軌道力学、姿勢制御、推進機構の開発、さらにロケットや有人宇宙船の開発と発展、地球外惑星における探査機の運用や回収に係わる技術開発などが含まれ、それに係わる形で大気科学、放射線学、熱力学、重力学といった非常に高度な学問と係わってくる。宇宙での生活が一般化されたジョーカー星団であれば低重力下・無重力下での生活環境の維持、超光速移動とその制御、深宇宙探査、星年齢の測定、テラフォーミング技術といった分野も絡んでくるだろう。カラミティ・ゴーダースとフィルモア帝国が抱えている問題を考えると、ブラウマ・イクがこの分野に興味を示すというのは意味深である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ 宇宙ゴミ 【うちゅうごみ】 new!

デブリの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ 宇宙コロニー 【うちゅうころにー】 

宇宙空間に作られる人工の居住地のこと。ジョーカー星団では地上-宇宙間の移動が可能なコロニーがAD世紀に作られており、大規模移民や開拓の際に使用されたらしい。廃都アマダ・ジーに見られる太古の遺跡は、地上に降下した宇宙コロニーの成れの果てとされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 宇宙ステーション 【うちゅうすてーしょん】 

宇宙空間に建設された居住空間のこと。通常は衛星軌道上に置かれているステーションを指すが、ジョーカー星団では各星系間や惑星軌道上に置かれているステーションも少なくない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-202


■ 宇宙船GTMステーブル 【うちゅうせんGTMすてーぶる】 

軍属の宇宙船内に備え付けられているGTMの格納庫。各GTMは腰背面からアームで吊り下げられた状態で整備パレットに収まっており、このパレットが連結してステーブル内に格納されている。出撃する際は整備パレットの底面が開き、吊り下げアームがスイングして投げ出される格好となる。宇宙戦用GTMの背面にあるハーモイド推進器は膨大なエネルギーの噴射によって事故・災害が発生するため、船内での使用が厳禁となる。よって、宇宙船内にはカタパルトが存在しないようだ。ただし、フィルモア帝国の皇帝旗艦ダランスにはGTMカタパルトが備え付けられており、映画GTMでは発進口が塞がったためにサイロごと前方に射出する描写が見られた。まあ、宇宙・地上両用の艦船とは仕様が異なると考えればいいだろうか。ステーブル(stable)とは「厩舎」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-158


■ 宇宙船GTMパレット 【うちゅうせんGTMぱれっと】 

宇宙船内で使用されるGTM整備パレット。地上用のパレットとは異なり、各GTMは腰背面からアームで吊り下げられた状態で整備パレットに収まる。整備時に使用する足場や補助アームも地上用のパレットとは異なるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-158


■ 宇宙戦艦 【うちゅうせんかん】 

戦艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-102


■ 宇宙戦艦ヤマト 【うちゅうせんかんやまと】 

永野センセーが若い頃に見ていたテレビ番組。1974年に読売テレビ・日本テレビで放映されたアニメ作品「宇宙戦艦ヤマト」のこと。「銀河鉄道999」などの原作者である松本零士が監督として携わり、コミックを描いたことでも知られる。西暦2199年、ガミラス帝国の冥王星前線基地から飛来する遊星爆弾の前に絶滅の危機に瀕した人類は、最後の抵抗として宇宙戦艦ヤマトを建造。1年以内に放射能除去装置を持ち帰るという任務を受け、14万8千光年彼方の大マゼラン星雲イスカンダルに向かって旅立つというストーリー。永野センセー曰く、日本のアニメで階級章をしっかり描いている作品はこれだけとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p91


■ 宇宙戦闘 【うちゅうせんとう】 

宇宙における戦闘のこと。戦艦を始めとする軍艦、戦闘機、GTMによって行われる。軍艦はともかくとして、GTMは戦闘地域の状況に応じて細かいセッティングを施してから戦場に降ろされるため、宇宙戦闘を展開するためには相応の準備が必要となってくる。セイレイのように、いきなり思いつきで「宇宙戦闘!」とか命令を出すのは御法度である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-006


■ 宇宙戦闘機 【うちゅうせんとうき】 

宇宙空間で運用される戦闘機。戦闘機とは、空対空戦闘を主任務とする航空機のこと。要するに敵機を駆逐する航空機である。ジョーカー星団においては、攻撃機や爆撃機の役割を兼ねる戦闘機が主流となっており、万能戦闘機と呼ばれる場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 宇宙戦闘機形態 【うちゅうせんとうきけいたい】 

エスツェット型駆逐戦闘兵器が宇宙飛行(あるいは大気圏内飛行も可能かも)の際にとる装甲状態・姿勢を便宜的に宇宙戦闘機形態と呼ぶ。ザ・ウィル・スペンサードに収容される際もこの形態を採るようであるが、詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 宇宙戦闘騎士団 【うちゅうせんとうきしだん】 

宇宙騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 宇宙戦闘訓練 【うちゅうせんとうくんれん】 

宇宙において実施する戦闘訓練のこと。劇中の斑鳩のセリフに拠ると、星団暦3069年の時点で既にZ.A.P.を持ち出した宇宙戦闘訓練が行われていた模様。まあ、地上で訓練すれば衛星軌道上からでも確認できてしまう訳で、超機密GTMであるZ.A.P.の訓練となると宇宙でしか実施できないのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-159


■ 宇宙戦闘用GTM 【うちゅうせんとうようGTM】 

宇宙戦用GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-157


■ 宇宙船ドック 【うちゅうせんどっく】 

宇宙ドックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-051


■ 宇宙戦用GTM 【うちゅうせんようGTM】 

宇宙戦に特化したチューニングを施されたGTMのこと。詳細は不明であるが、耐宇宙線処理を施した装甲や感覚器、無重力状態に対応した騎体バランスとモーメント・バランスの設定、姿勢制御用のスラスターの追加、コクピット周辺の気密性の確保、騎士およびファティマの生命維持装置の搭載などなど、様々な機構・機能が追加されている可能性がある。AP騎士団のバーガ・ハリ・DDGは宇宙戦用GTMとして開発されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 宇宙戦闘用バーガ・ハリ 【うちゅうせんようばーがはり】 new!

宇宙戦闘に特化したバーガ・ハリ。バーガ・ハリ・ダンダグラーダを指す。バーガ・ハリ・ダンダグラーダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-143


■ 宇宙創成 【うちゅうそうせい】 

その宇宙の誕生のこと。宇宙が誕生する以前は空間も時間も存在しない無の世界である。よって、宇宙誕生以前という時間は存在せず、あらゆる宇宙・あらゆる世界の歴史は宇宙の誕生が元始となる。ただし、この概念は三次元世界における限界であって、四次元以上の余剰次元では別の概念が存在するかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p68


■ 宇宙ドック 【うちゅうどっく】 

宇宙船の建造や修理、係船、荷役作業などのために築造された設備および施設の総称。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ 宇宙の摂理 【うちゅうのせつり】 new!

その宇宙を支配している法則。この場合の法則とは、創造主である神の意思を指す。摂理の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 宇宙の摂理から外れる事象 【うちゅうのせつりからはずれるじしょう】 

クラウン銀河の中心部に存在するザ・モナークが、AD世紀の末期から1万年の範囲内に起こることを予測した「何か」。文字通り、ジョーカー宇宙の摂理=自然界を支配している法則から外れる神話的事象であったと考えられる。これを察知したモナークはその備えとして現世で活動できる現身=肉体を生み出して再びジョーカー星団に降り立ったとされる。この肉体がAD世紀の末期に超帝國剣聖の剣客として活動したログナーであったようだ。この神話的事象は星団暦2020年に現実のものとなり、ログナーは魔王タンツミンレとの戦闘によって死亡。初代天照の命より歴代当主に引き継がれていたドウター・チップによって復活することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年4月号p51


■ 宇宙の民 【うちゅうのたみ】 

宇宙民とも。星団内の宇宙都市および外惑星や小惑星を拠点として生活する人々のこと。とくにウエスタ太陽系のカーマントーやアンスリノといった鉱山惑星を拠点として生活する人々を指す。ジョーカー星団全体からみると辺境に位置することから、大国から見て格下に見られる傾向がある。劇中に登場しているアンビラン鉱山のように植民地支配が布かれている国家・地域も多く、自治が認められている場合もその発言力・影響力は低いようだ。また、出雲アストロシティは経済的に潤っている状況がみられるが、ドーマ連合が圧力を掛けてヘリオス鋼の不当取引を強要するような場面もあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年12月号p66


■ 宇宙万物 【うちゅうばんぶつ】 new!

この宇宙に存在する全ての物。統制者ザ・モナークは、AD世紀を迎えた後に今後1万年の間に「宇宙万物の摂理から外れる事象」が出現することを予測。その確認のために自身の複製たる人型を生み出したという。宇宙の摂理から外れる事象の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 宇宙服GTMスーツ 【うちゅうふくGTMすーつ】 new!

宇宙用GTMスーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-060


■ 宇宙平定論 【うちゅうへいていろん】 

「タイカ宇宙の永久の平和」を掲げるユライヒが説いている論考。平和を阻害する全ての要素を圧倒的な武力で消し去ることを是とする内容と思えるが、その本質は、自身を含む全てのタイカ人類および文明の消滅とそれによる久遠の平安を説くものである。10万年も続く闘争を続けてきた十曜亜族と闇華亜族は既に和平を見いだせる状態ではなく、例え勝利したとしてもその憎悪と怨恨に塗れた歴史は罪深いものとなるだろう。世界平和を真に望むのであれば、自身を含む全ての消滅を以て実現するしかないという消滅思想が根底にあるようだ。まあ、普通に生きたいと願う者からすれば、非常に傍迷惑な思想と云える。一部の十曜亜族やクェーサー人はこの論考を熱狂的に支持しているようだが、その根底の消滅思想がどこまで浸透しているのかはいまひとつ不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年8月号p59


■ 宇宙保安議会 【うちゅうほあんぎかい】 

公宙の保安を担う連合議会。ジョーカー星団の各太陽系に置かれているらしい。おそらく、各太陽系に存在する国家から代表議員が選抜されており、彼らの協議によって公宙上の犯罪行為を取り締まる警察活動が展開されているのだろう。イオタ宇宙騎士団も西太陽系保安議会の承認が無ければ騎士団の派遣ができないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-105


■ 宇宙民 【うちゅうみん】 new!

宇宙の民の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-094


■ 宇宙用GTM 【うちゅうようGTM】 

宇宙戦用GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ 宇宙用GTMスーツ 【うちゅうようGTMすーつ】 

宇宙用GTMに搭乗する際に使用する騎士服およびファティマスーツのこと。通常のスーツと同様、耐熱・耐衝撃性に優れ、各種通信機能に加えて、酸素供給機能とエアコン機能、生命維持システムを備えた完全気密服である。さらに、宇宙線(高エネルギー放射線)から身体を守る防護機能、着用者の排泄物を瞬時に分解する機能、分解物から水を再合成する機能も搭載されている模様。宇宙空間を漂流する場合に備えて視認性の高い蛍光生地が使用されており、各部のパネルライトと合わせて全身が発光するらしい。ただ光るだけでは周囲の星の光と区別できないため、おそらくは点滅を繰り返す発光信号として機能するのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-210


■ 宇宙用スーツ 【うちゅうようすーつ】 

宇宙空間で活動する際に使用するスーツ。騎士やファティマが使用するスーツもあれば、一般市民が使用するスーツもある。スペーススーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-210


■ 写し 【うつし】 

コピーや模造品のこと。GTMに関して云えば同型騎のこと。マグナパレスには「写し」が無いとのこと。つまり、2号騎は存在しないということだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 現世 【うつしよ】 

我々ニンゲンが生きている世界。現実世界のこと。常世(とこよ)の対義語であり、生者の国を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-145


■ ウッド 【うっど】 

FSSの並列外伝「プロムナード」において、ちゃあにメイドの仕事を教えてくれた人物。過去にちゃあの姉をメイドとして雇ったことがあるらしい。実家から離れて自立しようとするちゃあに、新たな道を示してくれた。フルネームはチャーティ・ウッド。バランシェ家のスチュワード・バトラー(家令兼執事)である。バランシェの世話役はもちろんのこと、屋敷や土地の管理、バランシェ邸で催される催事・外交の全てを取り仕切っていた人物であり、給仕、コック、メイドを含む数名から数十名の使用人を監督する。神経質そうなバランシェと暢気で大雑把なソープ、そして暴れまくる幼少時のファティマたち(アグライアからクローソーまで)の面倒を長年みてきた非常に偉いオジサンでもある。また、バランシェ家では成人後のファティマがメイドを務めることもあり、その場合は彼が礼儀作法を叩き込んだはずなので、意外とバランシェ・ファティマのクリアランスにも影響を与えていた可能性がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-083


■ 腕カバー 【うでかばー】 

GTMのコクピットにあるコントロール・パーツのひとつ。搭乗者の下腕部を覆うパーツで、左右に各1基が配置されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ 腕フライヤー 【うでふらいやー】 

アーム・フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ 腕輪 【うでわ】 

ボルテッツが携行する武具のひとつ。防護バリアを張るシステムが組み込まれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ うどん 【うどん】 

ブラウマ・イクの好きな食べ物(高校在学時)。A.K.D.やミノグシア周辺で好まれる食品のひとつ。小麦粉を原料として作られる麺もしくは麺料理。蕎麦や素麺と共に日本の代表的な麺類のひとつに数えられる。映画GTMの劇中でも露店で売られているシーンが確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-080


■ 鰻重 【うなじゅう】 

ナイアス・ブリュンヒルデの好きな食べ物(高校在学時)。鰻の蒲焼をご飯の上にのせた料理。重箱に入れることから鰻重と呼ばれる(この重箱も鰻重箱と呼ばれるらしい)。もしくは、ご飯を挟んで蒲焼を2枚入れたものを鰻重と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ ウピゾナ・バーデンバーグ 【うぴぞなばーでんばーぐ】 

ミラージュ騎士団No.31。ミッション・ルースのパートナーであったファティマ・メガエラを引き継ぐ男装の女性騎士。天照の星団統一から星連合王国崩壊という激動の時代を生き抜いた数少ないミラージュ騎士のひとり。星団暦3960年のジュノー侵攻に参加。4100年、フロート・テンプルに侵入してきたウェイ・ルースを庇い、ゴーズ騎士たちと対峙する。コミック1巻の最初のエピソードにおいて、ガルシア公とぶつかりそうになった女性が彼女であるという設定もあったが、どうやらボツ設定になったようだ。Vandenberg(ヴァンデンバーグ)やWhite Snake(ホワイト・スネイク)に参加したオランダ出身のギタリストAdrian Vandenberg(エイドリアン・ヴァンデンバーグ)が元ネタかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ 生みの親 【うみのおや】 

生みの親とは自分を生んでくれた実の親のこと。ファティマにとっての生みの親は、自身を製作したAFガーランドを指す。AFガーランドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-028


■ 海のティータ 【うみのてぃーた】 new!

ファティマ・ティータを指す呼び名のひとつ。フローレス・ファティマには慣例的にこのような二つ名が与えられる。ティータは3159年以降に品格がフローレスに引き上げられる予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ うめおかか 【うめおかか】 new!

おにぎりの具材の一種。梅干しとカツオ節を混ぜたもの。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p63


■ ウモス4ヶ国連合 【うもす4かこくれんごう】 

ウモス他4ヶ国連合軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-008


■ ウモス他4ヶ国連合軍 【うもす4かこくれんごうぐん】 

魔導大戦の勃発時に東部ミノグシアを占領するため、ウモスを中心とする4国同盟が派遣した軍隊のこと。ウモス第1・第3軍団の混成部隊、ドレンノ連邦騎士団、ロッサム国家騎士団、ウルッシ共和騎士団により構成されていたようだ。無血占領を狙ったGTM800騎の大部隊であったが、イースト・ハスハに侵入した直後にセントリー・ブリッツが引き起こした雷によって壊滅している。これにより、ミノグシア東部から北上する予定であった枢軸軍の計略が遅れることとなり、ウモス軍の主力は後のベラ国攻防戦で登場する流れとなったようだ。うーん・・・この派遣軍はもともとカラン・ウモス派兵連合軍と呼ばれていたはず。カラン国はどこにいったのか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-035


■ ウモス旗騎GTM 【うもすききGTM】 

ウモス国の旗騎GTM。X-4紅盾鋼ことボルドックス・ルビーがこれに当たる。ボルドックス・ルビーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-046


■ ウモス軍 【うもすぐん】 

ウモス国家社会主義共和国に所属する軍隊のこと。騎士団、宇宙軍、地上軍が含まれる。狭義にはウモスに所属する騎士団を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ ウモス軍総司令官 【うもすぐんそうしれいかん】 

ウモス軍全軍の総司令官。つまり、騎士団に加えて地上軍や宇宙軍を指揮する3軍の総司令官である。統合軍団長とも呼ばれるようだ。ウモス統合軍団長の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-044


■ ウモス軍長官 【うもすぐんちょうかん】 

ツァイハイ自治区ルージョン市で開催されたバッハトマ枢軸軍の会談に出席したV.I.P.のひとり。ウモス国家社会主義共和国の軍長官。通常、軍長官と云えばその国家の全軍を統括する最高責任者を指す。日本の防衛大臣やアメリカの国防長官がこれに当たる。ジョーカー星団では各国の総騎士団長が全軍の最高責任者となる場合も多いため、官庁の責任者となる長官は軍トップというよりも国家元首と騎士団の橋渡しを担う立場にあると考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-049


■ ウモス国 【うもすこく】 

ウモス国家社会主義共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ウモス国主力軍 【うもすこくしゅりょくぐん】 

魔導大戦においてウモス国がミノグシアに派遣した軍グループのひとつ。同国の筆頭騎士団を主力としており、ガマッシャーン軍と共にナカカラ・クルル王国の北東部に展開しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ ウモス国青銅騎士団 【うもすこくせいどうきしだん】 

青銅騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ ウモス国筆頭騎士 【うもすこくひっとうきし】 

ウモス国家社会主義共和国の筆頭騎士。国家元首の側近にして警護役を務める騎士となるため、同国では総統騎士とも呼ばれる。総統騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-007


■ ウモス国ベラ攻略軍 【うもすこくべらこうりゃくぐん】 

ベラ国攻防戦に参加したウモス国軍。ベルミ・クローゼ率いる青銅騎士団の第1軍団であるが、もともと第1軍団は第3軍団と共にウモス他4ヶ国連合軍として参加し、セントリー・ブリッツによって壊滅させられている。劇中に登場した第1軍はこの壊滅を受けて再編成した精鋭部隊である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-048


■ ウモス国家騎士団 【うもすこっかきしだん】 new!

ウモス国家社会主義共和国の国家騎士団。通常は青銅騎士団を指すが、傘下の騎士団も含まれる可能性がある。青銅騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-158


■ ウモス国家社会主義共和国 【うもすこっかしゃかいしゅぎきょうわこく】 

カラミティ・ゴーダースのキーヤ大陸に位置する独裁国家。重産業が盛んであり、各種GTMの製造・販売を行っている。建国は星団暦の初頭まで遡り、ダス・ラント連合帝国の分裂時に国を追われた人々が、半ば廃墟と化していた採掘都市プロコルハルムに流入したことが国家基盤の形成につながったとされる。当時、旧国家において上流階級にあった者たちが、他星からの資源の流通を管理・支配する「青い影」と呼ばれる結社を組織。カラミティ星の資源の枯渇を逆手に取り、貿易都市としてプロコルハルムを再建・発展させたという。この後、「青い影」はシステム・カリギュラの支援を受けながらフィルモアおよびロッゾ両国と渡り合い、通商条約の締結によって現在の国家体制を打ち立てることとなった。また、「青い影」は現在も同国の政党として名を残しており、一党独裁政治のトップに立っているのが総統フォッケヴォルフ・ムックルである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-042


■ ウモス国家主義総統 【うもすこっかしゅぎそうとう】 

ウモス国家社会主義共和国の総統。国家元首を指す。総統の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p59


■ ウモス社会主義共和国連邦 【うもすしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう】 

ウモス国家社会主義共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ ウモス人 【うもすじん】 

ウモス国家社会主義共和国の国民。民族的にはダス・ラント連合帝国の分裂時に国を追われた人々の末裔ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-044


■ ウモス青銅騎士団 【うもすせいどうきしだん】 

青銅騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-194


■ ウモス総騎士団長 【うもすそうきしだんちょう】 

ウモス国全軍の指揮を執る総騎士団長のこと。星団暦3000年代初頭の総騎士団長はベルミ・クローゼ伯爵。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-131


■ ウモス統合軍団長 【うもすとうごうぐんだんちょう】 

ウモス国家社会主義共和国の統合軍団長。騎士団および地上軍・宇宙軍を含む全軍の軍団長であり、通常は軍長官の直下に置かれる。星団暦3000年代初頭における統合軍団長はベルミ・クローゼ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-044


■ ウモス筆頭ファティマ 【うもすひっとうふぁてぃま】 

ウモス国の筆頭ファティマ。3000年代初頭における筆頭ファティマは、総騎士団長ベルミ・クローゼのパートナーを務めるヴィルマーである。ただし、オリバー・メルシュのパートナーを務めるジャカルナを筆頭としている資料もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-045


■ ウモス・ホストAF 【うもすほすとAF】 

ウモス全軍の最上位に位置するホスト・ファティマ。星団暦3000年代初頭の時点では、総騎士団長ベルミ・クローゼのパートナーを務めるヴィルマーがこの任に就いている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-132


■ ウモス傭兵騎士団 【うもすようへいきしだん】 

ウモス国が組織している傭兵騎士団。魔導大戦中期よりミノグシアに派遣されており、ブーレイ傭兵騎士団と共にナカカラ・クルル王国の東部に展開。3069年のナカカラ攻防戦ではウモス本軍の後方支援を受けて北東部戦線に加わった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ ウモス連合騎士団 【うもすれんごうきしだん】 

ウモス国が組織している国家騎士団だろうか。詳細不明。東部ミノグシアに侵入して壊滅したウモス他4ヶ国連合軍に200騎が参加していたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-043


■ ウモス連合共和国 【うもすれんごうきょうわこく】 

ウモス国家社会主義共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 右翼 【うよく】 

陣形の右側に位置する者や集団のこと。ミラージュ騎士団の場合はライトナンバーをもつ右翼大隊を指す。ミラージュ騎士団[右翼]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-046


■ 裏口入学 【うらぐちにゅうがく】 

その学校の関係者・縁者の口利きや、資金提供を見返りとした入試結果の改竄などの行為により、不正に試験を通過して入学すること。機会平等の原則を無視した行為であり、一般には公正な方法として認められない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-076


■ ヴラ湖畔 【ヴらこはん】 

ノーキィシティの近郊にある湖畔。アイシャに雇われてバッハトマの動向を探っていたヨーンは、ノウランに潜入した後にミノグシアから離れ、この場所で休憩を取っていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-017


■ 裏社会 【うらしゃかい】 new!

公的組織が形成・統治している社会に対して、法令に縛られない犯罪組織が形成・統治しているアンダーグラウンドな社会のこと。社会とはそも人々の集団であり、犯罪組織も人々の集団である以上、組織独自の価値観でもって通常の社会とは異なる構造・秩序・経済が形成される。その意味では、犯罪組織に限らず何らかの集団が独自の社会を築けばそれもまた裏社会と云える。一般市民から見えない事情のある組織・・・宗教組織、公安組織、金融組織が形成している社会なんぞは全て「表社会」とは隔絶された社会であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-092


■ ウラスバーン家 【うらすばーんけ】 

ガマッシャーン共和国の国家元首に当たるレイスル3党首を務める家系のひとつ。特殊地形マグマ・ダイナメーションの採掘で富を得たハツーダン名家のひとつでもある。星団暦3000年代初頭における当主はメスティ・ウラスバーン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-054


■ ウラッツ 【うらっつ】 new!

ウラッツェン・ジィの略称もしくは愛称。ウラッツェン・ジィの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年6月号p58


■ ウラッツェン・ジィ 【うらっつぇんじぃ】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.12。パーソナルカラーはブラックブルー。どこからどう見てもパンクロックな兄ちゃんであるが、なぜか女子供からの人気が高く、入城したてのラキシスや幼少時のパナール・エックスを相手に子守りをしていたようだ。騎士の風格や威厳を嫌い、反体制的な素行で振舞いつつも、主君への忠義は欠かさない、若手騎士のお手本となるべき(もしくは親しみを込めて「あんちゃん」と呼ばれるべき)人物。星団暦3010年のブラック・スリー襲撃の際には、隠していたリィへの思いを垣間見せてくれた。パートナーはピレット。ミラージュ入団以前はヴーグラ騎士団に所属していたらしい。2951年入団。次回登場時に髪型が変更される模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ ウラニウム・バランス 【うらにうむばらんす】 

A.K.D.傘下のフェイツ公国を興したバランス家の初代公爵。星団暦2026年、生体に流れる微弱な電流の利用による人間のコンピュータ化を謳った「生体演算理論(ファティマ理論)」を提唱。2代後のリチウム・バランスがファティマを完成させることを見抜いていた天才である。そればかりか、エトラムルやファティマの大量生産の基礎理論も既に構築していたらしい。天照の命(ミコト)に対して、ソープを育てる際に人間の感情を理解させるようアドバイスを与え、同時に生体演算理論の根幹を幼少時の天照の脳裏に記憶させるという重要な役割を演じた。その後も天照の成長に際して数多くの助言・教示を残したことから、天照の命(ミコト)の采配で公爵位が授与され、天照王朝公家としての地位を確立することとなった。劇中では描かれていないものの、聖宮ラーン・東宮西宮の乱と時を同じくして、「花の詩女」から花の種を受け取ったらしい。ウラニウム(uranium)とはウランのこと。元素記号U、原子番号92の放射性物質である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ 裏原宿 【うらはらじゅく】 

東京都渋谷区神宮前から千駄ヶ谷までの区間のこと。原宿の顔として知られる竹下通りに遅れる形で開発が行われ、後に若者向けの服飾店、アクセサリー・ショップ、アンテナ・ショップなどが集って来たことから、「表」の竹下通りに対して、原宿通りや渋谷川遊歩道が「裏」に位置付けられたらしい。オリジナル・ブランドを擁するショップの人気が高まったことで一時はストリート・ファッションの発信地として有名になったが、2000年代に入ってから集客力に陰りが見え始め、裏原系ファッション自体が終焉したと評するヒトもいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ うらはらじゅくエリア 【うらはらじゅくえりあ】 

裏原宿の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ ウラム 【うらむ】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した最初のファティマ。シリアルはMC-01。当時のモラードは工場製ファティマを同時に製作していたようだが、単独開発としてはこのウラムが処女作となる。星団歴3000年代における所在は不明であるが、かつてボルサ・バスコとコーラス22世のパートナーを務めたらしい。おそらく、このツテを通して黒騎士のファティマとなる以前のエストをボルサに預けることができたのだろう。ムグミカやフンフトがモラードと接触したのも、ボルサから引き継ぐ記憶があってのことと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ウリクル 【うりくる】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した14体目のファティマ。シリアルはMC-27-Ro。アスペクトはルーマニア(Romania)。星団暦2957年に完成した直後、モラードの工房を訪れたコーラス23世のパートナーとなる。以後6年間、黒騎士ロードス・ドラクーンと共に修行の旅に出たコーラスに同行。その後、コーラスの帰国と共にコーラス城に入城し、マスターの王位継承に伴って「国王のファティマ」となった。2989年のコーラス・ハグーダ戦において、コーラス23世と共に前線の偵察に向かうも、ハイレオンSR3が未完成であったために危機に陥り、重傷を負ったコーラスを庇って死亡する。コーラスへの愛を抱きつつも、ファティマの領分を侵すことなく最後まで「騎士とファティマ」の関係を貫いた。数多くのファティマの中でもとくに恋に生きたファティマとして記憶される。モデルは1976年モントリオールオリンピックで五輪史上初めての10点満点を出したNadia Comaneci(ナディア・コマネチ)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-133


■ ウリ、なんとか 【うりなんとか】 

ファティマ・ウリクルのこと。エルメラ王妃の恋敵である。ウリクルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-109


■ ウルッシ王国第2王子 【うるっしおうこくだい2おうじ】 

ツァイハイ自治区ルージョン市で開催されたバッハトマ枢軸軍の会談に出席したV.I.P.のひとり。ウルッシ国は共和制のため、この表記は間違い。コミック収録時に共和国第2書記に改められた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年11月号p69


■ ウルッシ共和騎士団 【うるっしきょうわきしだん】 

ウルッシ共和国が組織している国家騎士団。星団暦3030年、魔導大戦の勃発と共に4国同盟から成るウモス他4ヶ国連合を結成してハスハ東部に侵入。セントリーの管制区を通過したため、直後にセントリー・ブリッツが引き起こした雷によって壊滅している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-043


■ ウルッシ共和国 【うるっしきょうわこく】 

ウルッシ国とも。カラミティ・ゴーダースの南半球、大海ゴーダース・オーシャンに面する小国家。ドレンノ連邦と隣接する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-009


■ ウルッシ共和国軍 【うるっしきょうわこくぐん】 

ウルッシ共和国が保有している軍隊のこと。星団暦3030年、魔導大戦の勃発と同時にドレンノ連邦軍との混成軍を結成。ハスハ連合共和国の西端カッツェー公国に侵入し、AP騎士団[エンブリヨ隊]と激突した。その後もカッツェー公国に駐留していたようだが、3069年のナカカラ攻防戦ではドレンノ連邦軍・ダラーン騎士団と共に西部騎士団連合を形成してナカカラ・クルル王国へと進軍。ナカカラ北西部戦線に参加した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ ウルッシ共和国第2書記 【うるっしきょうわこくだい2しょき】 

ツァイハイ自治区ルージョン市で開催されたバッハトマ枢軸軍の会談に出席したV.I.P.のひとり。書記とは議会の議事をまとめる役職であるが、主に共産圏において政党の最高幹部(その国家の最高権力者)を書記あるいは書記長と呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-049


■ ウルトラマリンブルー 【うるとらまりんぶるー】 

青金石(ラピスラズリ)から作られる顔料などに見られる色。いわゆる群青色。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ウルトラマン 【うるとらまん】 

1966年から67年までTBS系列で放映された特撮番組「ウルトラマン」のこと。制作は円谷プロダクション。M78星雲「光の国」の宇宙警備隊員であるウルトラマンが、地球に出現・襲来する怪獣および宇宙人と戦うストーリーで、国内外における巨大ヒーロー番組のエポックメイキングと呼べる作品になった。以降もウルトラシリーズの名称で同様の作品群が継続して作られており、仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズと並ぶ、大御所ヒーロー番組のひとつとなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ 麗しの聖女 【うるわしのせいじょ】 

詩女フンフトを指す尊称。歴代の詩女の中で最も美しいとされたその容姿と、魔導大戦を終結に導いたその功績から、彼女は後世において「麗しの聖女」と呼ばれたらしい。ナトリウム・フンフトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-006


■ ウンター・ジー・ブート 【うんたーじーぶーと】 new!

「Unterseeboot」はドイツ語で潜水艦のこと。「U-Boot」と略される。主に第一次・第二次世界大戦中に活躍した潜水艦を指す。非常に多くの艦型があり、総じて第一次大戦では約300隻、第二次大戦では約1100隻が建造された。主に戦時下の通商破壊を目的として作られた軍艦であり、攻撃対象は専ら商船であった。第二次大戦中の戦果は商船約3,000隻、空母2隻、戦艦2隻とされ、大戦後期には連合国がソナー等の有効な対策を生み出したことで大半は損失したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ ウンディーネ 【うんでぃーね】 new!

コミック6巻の表紙に登場。水精。創造神JOKERに仕える四大精霊のひとり。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年4月号p55


■ 運動エネルギー 【うんどうえねるぎー】 

物体の運動に伴うエネルギーのこと。物体の運動エネルギーは物体の質量と速さの二乗に比例する(=ニュートン力学の基礎)。GTMは量子の運動エネルギーを得て稼働するらしい。例えば、電子が移動することで発生する運動エネルギーがすなわち電気ということになるので、GTMは電子以外の素粒子の運動から同じようにエネルギーを得ていることになる。設定上で電磁エネルギーという用語もあるが、電磁波の量子は光子であるため、おそらく解釈としては間違っていないはず。素粒子の運動エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-026


■ 運動記録 【うんどうきろく】 

ある物体の運動を記録したモノ。その運動の軌跡を指す。三次元世界であれば、直交座標系における座標値を時間の経過と共に記録し続けることで運動記録を残すことができる。物理学においては、その物体の形状や重量、その物体に関連するあらゆる環境条件を含めて計算することで、ある程度の運動記録を予想することが可能となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-267


■ 運動性能試験 【うんどうせいのうしけん】 new!

その機械の運動性能に関する試験。負荷を与えた状態で運動させたり、長時間継続して運動させたりすることで、その機械がどこまで安定的に稼働できるかを確認する試験を指す。天照はエストの協力を得てJ型駆逐戦闘兵器のパワーウエイトレシオに対する各所スイングの運動性能試験を実施したらしい。パワーウエイトレシオは機体重量とエンジンが同一であれば変動しないため、おそらくはJ型駆逐戦闘兵器に搭載する重量物を段階的に増やしながら、各所スイングに掛かる負荷を測定していたものと考えられる。つまり、J型駆逐戦闘兵器のバスター砲連射回数(=カートリッジの装填数)を算出するための試験である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-080


■ 運動方式 【うんどうほうしき】 new!

その機械・機構の運動を支えている方式や仕方のこと。GTMの運動方式はツインスイングによる電磁駆動方式とされる。飛行機能はこれとは異なり、余剰エネルギーの熱伝導と電磁波放射により推進力を生んでいるらしい(云うなれば電磁波輻射方式と呼ぶべきか)。当然、そのような方式で光速を超えることは不可能なため、恒星間移動を行う宇宙船はさらに別の運動方式を採用しているはずである。いずれも燃料を必要としない点が、地球の科学力と大きく隔絶している部分と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-143


■ 運命の3人の女神 【うんめいの3にんのめがみ】 

クローム・バランシェが製作したファティマのうち、最後に製作された3名・・・アトロポス、ラキシス、クローソーの三姉妹がこのように呼ばれる。ファティマの品格の枠を超えた特別な存在に与えられた呼び名であり、彼女らはそれぞれ「放浪のアトロポス」、「ディスティニー・ラキシス」、「スリーピング・クローソー」という二つ名をもつ。運命の糸を紡ぎ、測り、断つ役割をもつ女神の名前を持ちながら、彼女たち三姉妹は劇中で最も運命に翻弄される役回りを演じることになる。また、三姉妹の名前はギリシャ神話における運命の女神、モイライ三姉妹に由来する。アトロポスは「生命の糸を断つ者」、ラキシスは「生命の糸を測る者」、クローソーは「生命の糸を紡ぐ者」という意味をもつ。ギリシャ神話と比べてアトロポスとクローソーの役割が入れ替わっている点に注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-052


■ 運命の3女神 【うんめいの3めがみ】 

運命の3人の女神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-054


■ 運命の女神 【うんめいのめがみ】 

運命の3人の女神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-151


GLOSSARY TOP