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■ 西安 【せいあん】 

ラキシスとツバンツヒがシケーナ市の露店から譲り受けたらしい段ボール箱に描かれていた文字。西安は中華人民共和国陝西省の省都。中国古代の諸王朝の都となった長安を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-078


■ 西安風三枚肉をはさんだ饅頭 【せいあんふうさんまいにくをはさんだまんじゅう】 

リィ・エックス・アトワイトの好きな食べ物(高校在学時)。三枚肉とはバラ肉のこと。赤身と脂身が3層に重なっているために三枚肉と呼ばれる。西安料理は唐辛子をふんだんに使う四川料理の影響が強く、さらにシルクロードを通じて羊肉や牛肉を用いるイスラム圏の料理法も混在しているため、中華料理の中でも味が濃く辛い部類に入るらしい。したがって、西安風三枚肉をはさんだ饅頭とは、羊もしくは牛のバラ肉を辛く炒めて饅頭に挟み込んだモノということになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-089


■ 星雲 【せいうん】 

宇宙空間で一定の範囲に広がる宇宙塵や星間ガスの塊のこと。宇宙塵はケイ素、炭素、鉄やマグネシウムなどの重元素を含む。これに対して星間ガスの主な成分は水素である。宇宙の開闢から現在までに形成されたガスの場合もあれば、超新星爆発から生まれた残骸の場合もある。光を放たない暗黒星雲と、自ら発光もしくは近隣の恒星の光を反射して美しく輝く散光星雲があり、観測方法によって見え方が異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年9月号p67


■ 精鋭騎士 【せいえいきし】 

選り抜きの優れた騎士。エース騎士とも呼ばれる。エース騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 精鋭騎士団 【せいえいきしだん】 

選り抜きの優れた騎士から成る騎士団のこと。王族および王宮の護衛を務める騎士団や、軍長官あるいは軍司令直属の騎士団などは精鋭騎士の集団となる場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-242


■ 星王 【せいおう】 

おそらく、その惑星の全域を支配する王が名乗る肩書きということになるが、該当する人物の共通項も少ないため詳細は不明。これまでの設定で「星王」と呼ばれているのは、デルタ・ベルン全域を統一した天照、超古代のジョーカー星団の星王と呼ばれるバビロン・ハイペロン総帝、そしてタイカ世界に転生したマキシ(ファーンドームの星王)の3名である。また、天照は星団暦3333年にジョーカー星団の全域を支配下に置き、星団初の星王位に就くことになる。支配域が惑星であったり、星系であったり、星団であったりするため、明確な基準は無いのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p62


■ 星王マキシ 【せいおうまきし】 

ファーンドームの星王ことマキシ・カイエンのこと。ファーンドームの星王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-234


■ 生化学者 【せいかがくしゃ】 

生化学の専門家。生物を構成している物質やそれらの合成・分解の仕組みを解き、各物質が生体の中で果たしている役割を究明する学者である。代謝、信号伝達、免疫機構、遺伝情報の解析などが含まれるが、近年は思考、記憶、行動に関しても生化学の面からアプローチされている。ジョーカー星団であれば、騎士の力の解明などはまさに生化学分野の研究対象となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-030


■ 生活環境ポッド 【せいかつかんきょうぽっど】 new!

衣食住に必要な物質を生み出すことで長期間に渡る単独生活が可能な小型艇のこと。帝騎マグナパレスの頭部に収まるパセンジャー・セルを指す。パセンジャー・セルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ 星間空域 【せいかんくういき】 

惑星間・恒星間に広がる宇宙空間のこと。ジョーカー星団では戦艦をウンターラムブート(潜行艦)と呼ぶように、古くから宇宙を海に見立てる文化があるため、本来は星間海域あるいは星間宙域と呼ぶべきだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p70


■ 星間物質 【せいかんぶっしつ】 

宇宙空間に存在する希薄物質のこと。水素やヘリウム等の軽い気体から成る星間ガス、珪素や炭素、鉄やマグネシウム等の微粒子から成る宇宙塵が含まれる。また、近年においては「質量をもつが観測できない」とされるダークマター(暗黒物質)が宇宙空間を満たしているとの説が有力。永野センセーの解説ではこれらを含めて星間物質と呼んでいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ 星間リレー 【せいかんりれー】 

星団各所に存在する通信拠点を連結し、星団宙域を跨ぐ広域通信を行うこと。劇中では、ダイ・グ・フィルモア5世の口上を星団全域に伝えるため、バランス・バランシェ系列ファティマの同調機能を用いて星間リレーが行われた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p63


■ 正規ガット・ブロウ 【せいきがっとぶろう】 

国家や軍が正規に採用しているガット・ブロウのこと。各国・各軍で異なる。劇中に登場するガット・ブロウの多くは軍が採用した正規のガット・ブロウである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-050


■ 正規軍 【せいきぐん】 

正規の軍。常備軍。国家が正式な手続きにより採用・運用する軍隊のこと。義勇軍や傭兵部隊ではない、その国家がもつ独自の軍を指す。戦時には他国から応援に駆けつけた軍が混在した状態で作戦行動を執ることもあり、便宜上そういった軍と区別する際に正規軍と呼ぶ。また賊軍に対する官軍をこのように呼ぶこともある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-035


■ 聖騎士 【せいきし】 

フィルモア帝国において特殊称号サクリファイスを得ている人物のこと。星団暦3000年代初頭においては、剣聖慧茄と同格とされる女性騎士ニーゼルがこのように呼ばれているようだ。帝国の審判役たるその役割からエルダー・オブ・ジャッジメント(もしくはナイト・オブ・ジャッジメント)とも呼ばれるニーゼルは、常に正義を示す絶対的な存在としてこの肩書きを背負わされているのかも知れない。ニーゼルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 正規帝国騎士団 【せいきていこくきしだん】 

国家が自国の法令と人材により組織した軍を正規軍と呼ぶ。これに対し、義勇軍や傭兵・民兵などは不正規軍と呼ばれる。よって、正規帝国騎士団とはその帝政国家における正規の騎士団、すなわち、義勇兵や傭兵を除いた議会下の正式騎士団を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-129


■ 世紀のドアランデアスティルーテ 【せいきのどあらんであすてぃるーて】 

ファティマ・ドアランデアスティルーテを指す呼び名のひとつ。フローレス・ファティマには慣例的にこのような二つ名が与えられるようだ。ドアランデアスティルーテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p66


■ 西宮 【せいきゅう】 

西宮アガスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-129


■ 西宮アガス 【せいきゅうあがす】 

ラーン西宮。ブリッツェン・バイター(=魔導師ギルド)が管理する区画であり、歴代の詩女の記録(記憶ではない)もここで管理されている。バイターの鍛錬・修行の場としても知られ、星団中から若いバイターが集う。その目的と方向性から天照家のバイター・ギルド「典星舎」とは尽く衝突してきた過去があり、現在もその勢力争いは続いているようだ。天照家でル・ゾラやフ・リエといった強力な魔導師の動向が話題に上がるのもその影響だろう。また、東宮と西宮の間には過去に諍いが発生しており、星団の列強各国を巻き込んだこの内乱は「東宮西宮の乱」と呼ばれる。現在の状況は不明であるが、両者の間には未だに根強いワダカマリが残っているらしい。コミック13巻の解説では、バイターが管理する区画は本宮周辺とされており、西宮は行政区とされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ 聖宮ラーン 【せいきゅうらーん】 

イースト・ハスハの中枢として機能している宮殿都市。ミノグシア大陸とナン大陸の中間に位置する。詩女を擁する本宮と、東宮、西宮の3つの区画から成り、円環状の建造物や道路が連なる美しい景観を有する。かつてはボォス最大の中心都市であった。星団中に散らばる魔導師の総本山もしくは聖地と呼ばれ、神官たちと神学院(もしくはラーン神官議会)によって運営が成されている。ハスハ連合共和国の領土に含まれ、国家の魔導色を強めている一派であるが、ハスハの政治体制から離れて独自の裁量で動いているようだ。また、本来は詩女を頂点とする組織づくりが成されているはずであるが、フンフトの不祥事とムグミカの急遽襲名、さらにムグミカが聖宮から離れてハスハント王国の玄室に篭ったことで両者の間に乖離が進行。官僚の腐敗と暴走もあり、今現在の神官議会の発言力は巫女の進退に及ぶほど強いものとなっているらしい。魔導大戦の後期からクローズアップされる場所である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-006


■ 聖宮ラーン最高神官 【せいきゅうらーんさいこうしんかん】 

詩女の側近にして聖宮ラーンの神官を束ねる神官長。ミカレス大神官とも呼ばれる。本来はスコーパーの能力をもつ人物がこの役目に就くらしい。ムグミカが詩女となった際には(=星団暦2900年代中期)、コレット王の政治的な判断によって騎士のヘアード・グローバーがこの役目を負うことになったという。しかし、魔導大戦の勃発、ハスハ壊滅、詩女ムグミカの崩御、マグダルの逃避行とそれらに伴う混乱を考えると、神官長の役目を負うべき人物は騎士であることが必然だったと云えるだろう。おそらくムグミカはこうなることを予想しており、ヘアードを神官に抜擢するようコレット王に指示したのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-007


■ 聖宮ラーン東宮西宮の乱 【せいきゅうらーんとうきゅうせいきゅうのらん】 

星団暦2014年、聖宮ラーンを分裂・支配しようとする一団の動きによってラーン東宮とラーン西宮との間で軋轢が発生。両者の武装蜂起によって起きた内乱を東宮西宮の乱と呼ぶ。この内乱に際し、天照家典星舎と星団司法委員会は東宮側に加担(おそらく東宮が穏健派と考えられるが、典星舎とラーン神学院は対立関係にあるため、急進派であった可能性もある)。また、詩女ナカカラと聖宮ラーンそのものを守るため、フィルモア帝国、コーラス王朝、クバルカン法国がそれぞれ独自に支援活動を展開したとされる。この時の混乱と反省が星団法成立の起点となったらしい。内乱の裏にはシステム・カリギュラの「協力」があったようだが、それが内乱を煽るための扇動であったのか、内乱を収めるための支援であったのかは不明である。当時、ウラニウム・バランスは超帝國のオーバーテクノロジーの解析(詩女の能力の研究)のために聖宮ラーンを訪問しており、この混乱に巻き込まれたらしい。この混乱の最中に花の詩女から「花の種」を託されたようだが、その真実がどのようなものであったかは知る由もない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 聖宮ラーン・ミノグシア連合 【せいきゅうらーんみのぐしあれんごう】 

魔導大戦中に成立する聖宮ラーンとミノグシア各国による連合体制。成立時期の詳細は不明。詩女フンフトは星団暦3075年にフィルモア帝国と連携して惑星カーマントーの解放を果たすらしく、これを機にカーマントーは聖宮ラーン・ミノグシア連合に編入されるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 制御アンテナ 【せいぎょあんてな】 

光学アンテナの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ 制御コントロール 【せいぎょこんとろーる】 

おそらくコントロール・システムのことだろう。コントロール(control)は「制御」という意味なので、制御コントロールという言葉は二重表現である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-086


■ 制御システム 【せいぎょしすてむ】 

制御を行うためのシステム。制御とは、ある目的を達成するために対象となるモノに操作を加えること。GTMのメイン制御システムはオートマチック・フラワーズすなわちファティマである。また、騎士コクピット内の操縦系統を制御システムと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 制御システム能力 【せいぎょしすてむのうりょく】 

全てのファティマがもつGTM制御能力のこと。ファティマの範疇から外れた位置にあるラキシスやタワーもこの能力を有する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年9月号p59


■ 制御装置 【せいぎょそうち】 new!

何らかのシステム全体あるいは一部を制御する装置のこと。統制者ザ・モナークを制御する存在は便宜的に「制御装置」と呼ばれる。ごく簡単に云えば、ジョーカー星団そのものを制御している装置であるが、この装置はアズデビュート紀において「モナークの管理人」と共に式崩壊を果たし、現世から消失しているらしい。この崩壊で得られたモノが世界創世式の「解」であり、この「解」を宿している存在こそが星団紀において新たに生み出された「素子姫」と呼ばれる存在である。素子姫(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-062


■ 制御中枢人工星 【せいぎょちゅうすうじんこうせい】 new!

スタント遊星を制御する中枢にして太古の時代にベストラル星系で作られた人工星。第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第7惑星「超(バスター)」を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 制御調整担当ファティマ 【せいぎょちょうせいたんとうふぁてぃま】 

GTMの開発において制御システムつまりコントロール系の調整を担当するファティマのこと。例として、デトネーター・ブリンガーの調整担当ファティマは、フォーカスライト、S.S.L.、ニーブ、パルテノ、イエッタ、エストの6名となっている。星団初の4ファティマのうち3名が搭乗したGTMはおそらくほかに存在しないだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ 制御手順 【せいぎょてじゅん】 

機器の制御を行う手順のこと。ファティマが行うGTMの制御にも手順があるが、この手順には各ガーランドの作品に共通するクセが残るらしい。これにより、相対している騎体に搭乗しているファティマが自分の姉妹・兄弟であるか否かを見極めることも可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-194


■ 制御電磁波 【せいぎょでんじは】 

ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタから発信される各種制御コードのこと。主に電波を利用していると思われるが、詳細は不明。電磁波の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-036


■ 制御パーツ 【せいぎょぱーつ】 

アシリア・セパレートに付属するGTMの制御パーツのこと。アシリア・インジェクター・パーツと呼ばれる。アシリア・インジェクター・パーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p82


■ 制御プログラム 【せいぎょぷろぐらむ】 

機械や装置を制御するプログラムのこと。ファティマの脳内には思考制御プログラムがインストールされており、戦闘に際して恐怖心や慈悲心を押さえ込み(もしくはかき消し)、命令に従って破壊と殺戮を遂行する心的構造が組まれている。GTMに搭乗したファティマは、ヒトを殺すことになんの躊躇も罪悪感も抱かない存在になる訳である。逆に、このプログラムを持たないファティマはヒトを殺すことに対して恐怖や憐憫を抱えることになる。アトロポスとクローソーが涙を流す理由がここにある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ 制御レスポンス 【せいぎょれすぽんす】 

レスポンス(response)は「反応」あるいは「応答」の意。 ファティマが自身のマスターたる騎士の操作あるいは敵騎体の行動や戦況の変化に応じてGTMの制御を行うこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-194


■ 制御レベル 【せいぎょれべる】 

GTMの制御のしやすさを表す基準のこと。詳細は不明。各GTMで異なるが、スライダーによる整備・調整やファティマ制御のチューニングで変動する。レベルが高ければ高いほど、その騎体がもつポテンシャルを最大限に引き出すことが可能となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-021


■ 税金 【ぜいきん】 

国や自治体が公共事業等を展開するために、あるいは、公共機関を維持・運営するために国民または住民から徴収する金銭のこと。国税と地方税があり、それぞれに所得に関して課されるモノ(所得課税)、資産に関して課されるモノ(資産課税)、消費活動に関して課されるモノ(消費課税)がある。凡そほとんど全てのヒトが生きるために金を稼ぎ、定住し、生活に必要な行動を採るだけで税金が取られるような仕組みになっている。ちなみに、財務省のホームページでは「少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため」に消費税率を8%から10%に引き上げたという理由付けがされている。少子化の原因は未婚化・晩婚化とされており、その理由にあげられる要因のひとつが「お金がない」である。本末転倒の典型的な例と呼べるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p65


■ 政経科 【せいけいか】 

主として高等教育機関で開設されている学科のひとつ。現代社会および倫理と並ぶ公民領域の学問。現代の政治・経済と社会の諸問題について学ぶ。端的に云えば、政治は権力配分の在り方を考える学問、経済は生産活動とその価値の在り方を考える学問、ということになるだろうか。政治と経済によって社会が作られ、社会の趨勢は倫理によって左右される。よって、政治・経済を学ぶ上で、社会学や倫理学を修めておくことは極めて重要となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ 整形手術の頂点 【せいけいしゅじゅつのちょうてん】 

開発当初のファティマに投げかけられた卑称のひとつ。星団初の4ファティマは全て同じ顔であったため、その整い過ぎた顔が逆に気味悪がられて槍玉に挙げられたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ 政献使 【せいけんし】 

異世界タイカにおける職位のひとつ。タイカ民族を束ねる大権使、熾権使に次ぐ第3位の実力者で、戦闘においても武士のサポートを務める魔導士として活動していたようだ。十曜亜族の施政・統制は、大権使を頂点に置き、2人の熾権使、8人の政献使、24人の枢政使によって為される。構成人数は異なるが、この体制は闇華亜族も同様のとこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-127


■ 正皇位第1継承者 【せいこういだい1けいしょうしゃ】 

皇位継承順位(皇位の継承において優先される順位)で1位に置かれている人物のこと。つまり、次期皇帝の最有力候補を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ 生産型 【せいさんがた】 

生産された型式のこと。複数の型式の総称として生産型と呼ぶ場合や、いわゆる量産型を指して生産型と呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年6月号p59


■ 生産シリアル・ナンバー 【せいさんしりあるなんばー】 new!

生産した順番に付与されるシリアル・ナンバー。シリアル・ナンバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ 生産ライン 【せいさんらいん】 new!

同じ製品や部品を大量に生産するために行う流れ作業のこと。またその生産体制。もともと大量生産を進めるためにベルトコンベアを用いて部品や製品を移動させ、そのライン上で各工程の作業を進めていくことから生産ラインという呼称が生まれた。電化製品や車両の生産は現在もラインで行われる。GTMの生産はベルトコンベアで進むような代物ではないが、各部品の組付けを進めていく生産体制は生産ラインと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 正式GTM 【せいしきGTM】 

制式に採用されたGTMのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 正式ガット・ブロウ 【せいしきがっとぶろう】 

正規ガット・ブロウと同義。正規ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-048


■ 正式剣 【せいしきけん】 

国家や軍が正規に採用しているガット・ブロウのこと。正規ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-067


■ 正式な仮IDカード 【せいしきなかりIDかーど】 

一部の騎士公社が発行する仮の騎士IDカード。仮と云いつつも、口座とリンクするだけで全てのサービスを享受できるようになる正式なカードである。出自を明かせない騎士が集まるカステポーのような地域では、このような仮IDカードが身分証明なしで簡単に入手できるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-021


■ 正式名称 【せいしきめいしょう】 

あるモノに付けられる正式な名称のこと。とくに戦車や戦闘機などの兵器には、正式名称とは異なる愛称(ペットネーム)が付けられている場合が多い。GTMも同様で、一般に呼ばれている名称と正式名称は異なる場合が多いようだ。ただし、FSSについてはかなり頻繁に正式名称が変わるため、設定上で「正式名称は○○」と書かれていても懐疑的にならざるを得ないのが現状である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 政治高官 【せいじこうかん】 new!

おそらく政府高官の間違い。その政府における各省庁の責任者のこと。日本であれば、大臣、副大臣、大臣政務官、事務次官、長官、副長官といった官職を預かる人達を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-079


■ 政治システム 【せいじしすてむ】 

政治を担うシステムのこと。通常は政体と呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-077


■ 静寂の詩女 【せいじゃくのうため】 

詩女ジキジディを指す尊称。トーティー・ジキジディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 成女型 【せいじょがた】 

女性型ファティマの成長タイプの分類のひとつ。いわゆる「L型」に相当する。L型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ 精神エネルギー 【せいしんえねるぎー】 

バイターの根源となるエネルギー。いわゆる「精神力(意思の強さ)」ではなく、「魔法力」とも云うべき何らかの原動力を指しているようだ。体内に宿るエネルギーである以上、無尽蔵に使用できるものではなく、使用量には限界があるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-126


■ 政神官長 【せいしんかんちょう】 

ノンナ・ストラウスがもつ肩書きのひとつ。おそらくクバルカン法国における軍最高司令官を政神官長と呼称しているのだろう。ノンナ・ストラウスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p64


■ 精神ケミカル 【せいしんけみかる】 

ファティマに施される保守管理のうち、精神面のケアをメインとする薬物療法のこと。ケミカル・メンテナンスとも呼ばれる。ケミカル(chemical)とは「化学」または「薬物」という意味。抗ウツ剤の投与など、精神科領域での薬物療法を指しているのだろう。基本的にスライダーが受け持つ業務であるが、重大な精神疾患のおそれがある場合には、ガーランドの手によるメンテナンスを受けることが望ましい。プリズム・コークスはこの分野の権威であるらしく、バランシェやモラードのファティマを診ることも多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-046


■ 精神制御 【せいしんせいぎょ】 

ファティマの基本細胞に遺伝子レベルで設定されている精神の制御。後天的にインストールされる感情制御(ダムゲート・コントロール)とは異なり、こちらは発生段階からプログラムが起動し、先天的に脳内に埋め込まれる格好となる。ファティマの開発当初にリチウム・バランスがベース・フォーマットに対して施していた処置であるが、大量生産が行われる頃にはその可能性が極めて低いことが判明し、メンタル面への負荷を考慮して取り払われることとなった。したがって、精神制御が施されているファティマは、開発初期に作られた一部のファティマに限られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ 精神体 【せいしんたい】 new!

精神が実体化した存在。現世の肉体から分離された精神を指す場合もあるし、肉体の喪失によって精神だけが現世に残留している場合もある。後者は霊体とも呼ばれる。ブリッツェン・パワーのひとつグレインによって発現される術者の分身=エイリアスは精神体と呼んで差し支えないだろう。メル・リンスや東の君(あがりのきみ)は精神体に近いイメージであるが、彼らは天照が神の力で生み出した分身(=別体)であるため、厳密には異なる存在である。エイリアスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-107


■ 精神体の無機体 【せいしんたいのむきたい】 

ヒトの精神を宿している無機体。旧設定において光子結晶と呼ばれていたアイテムである。AD世紀の時代に炎の女皇帝が作り上げたもので、ヒトひとりの精神を完全なプログラムに置き換えて記憶するメモリー体らしい。見た目は透明なクリスタル状の物体であり、文字通り光子(フォトン)を集めて結晶化したモノのようにも見える。超(バスター)討伐に向かった炎の女皇帝と超帝國騎士は、この結晶体に精神を移すことで不老不死の存在となっていた。また、炎の女皇帝の精神を宿しているそれはカイゼリン・クオーツと呼ばれるようだ。カイゼリン・クオーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-072


■ 精神パワー 【せいしんぱわー】 

精神エネルギーと同義。精神エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-060


■ 精神崩壊 【せいしんほうかい】 

ダムゲート・コントロールによる感情制御がファティマの精神と衝突し、肉体面に現れるほどの負荷を生み出した場合、ファティマは機能障害を起こして発狂もしくは機能停止に至る。この状態を精神崩壊と呼び、最悪の場合はそのまま死亡、もしくは肉体が無事であっても廃棄処分とされてしまう。バランシェ・ファティマは自覚の有無に関わらず天照をアーク・マスターとして認識してしまっていることから、天照にとって不利となる行為を選択・遂行しようとすると、ダムゲート・コントロールとのコンフリクトによって精神崩壊を呼び起こしてしまう傾向があるらしい。障害の程度は彼女たちの精神安定性によって左右されるものと考えられるが、ミラージュ以外の騎士を選んだバランシェ・ファティマにとっては、まさに死活問題となる厄介な「刷り込み」と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-060


■ 精神魔導力 【せいしんまどうりょく】 

魔法的事象を引き起こす根源となる力。劇中に登場する魔導師や巫女と称される者がもつ。この力の大小が発現する魔法の効果・威力に影響する。精神力、精神エネルギー、精神パワーなどと称される場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-131


■ 精神魔法 【せいしんまほう】 

精神力を用いて物理現象を引き起こす魔法のこと。一般にイメージされる魔法そのものを指しており、闇華亜族が用いる物質の錬成・使役に対する便宜的な分類名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年10月号p59


■ 精神力 【せいしんりょく】 

通常は心の強さを指し、気力や意志力とも呼ばれる。FSSの劇中では魔法あるいはバイターの力の根源として説明される。例えば、タイカ民族はジョーカー人類と比較して精神力が「高い」あるいは「強い」と表現される。RPGおけるプレイヤーのスペックなどで、自身の魔法の威力や、魔法に対する耐性に関係するパラメータとして表される場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p54


■ 生成機 【せいせいき】 

物質生成システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p54


■ 生成触媒 【せいせいしょくばい】 

特定の物質を生成する際に使用する触媒のこと。触媒とは化学反応の反応速度を速める物質を指す。ボォスのツァイハイ自治区は、ヘリオス超鋼の生成触媒を産出する土地であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-044


■ 聖戦士ダンバイン 【せいせんしだんばいん】 new!

1983年から84年まで名古屋テレビ系列で放映されたTVアニメ。制作は日本サンライズ。監督は富野由悠季。異世界バイストン・ウェルの戦争に巻き込まれた地上人ショウ・ザマの活躍を描いた作品で、昆虫をモチーフとする半生物・半機械的なロボット兵器オーラバトラーに人気が集まった。「重戦機エルガイム(1984)」の前番組に当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-116


■ 正装 【せいそう】 

式典や会合、冠婚葬祭、訪問時などに身につけるの正式な服装のこと。服装は国や文化の違いにより異なる。一般的に云われるのが、男性はモーニングコートとスワローテイル、女性はアフタヌーンドレスとイブニングドレス。英語ではフォーマル・ウェア(Formal Wear)となるが、日本人の考える「フォーマル」はまた意味が違ってくるので注意。ボード曰く「くそくらえ」な服装。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ 成層圏 【せいそうけん】 

地球の大気の鉛直構造において、対流圏と中間圏の間に位置する層のこと。地上から11〜50kmの範囲を指す。対流圏は0〜11kmの範囲、中間圏は50〜80kmの範囲、その上の熱圏は80〜800kmの範囲、さらにその上の外気圏は800〜10000kmの範囲を指す。成層圏はオゾン層を含むため、紫外線の吸収によって上空に行くほど気温が高くなるのが特徴。下層の対流圏界面付近では気温が-56℃前後、上層の(中間圏に接する)成層圏界面付近では-15℃から0℃になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-110


■ 製造コスト 【せいぞうこすと】 

製造に要する費用のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 製造シリアル 【せいぞうしりある】 

シリアル・ナンバーとほぼ同義。シリアル・ナンバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年4月号p59


■ 製造ライン 【せいぞうらいん】 

製造に関する一連の作業のこと。また、一連化(ライン化)された製造工程のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 製造ロット 【せいぞうろっと】 

生産管理上の製品単位をロットと呼ぶ。製造ロットとは同じ仕様で生産された製品のグループのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ 生存コロニー設備 【せいぞんころにーせつび】 

いわゆるスペースコロニーの機能をもつ設備のことだろう。宇宙で生存するために必要な機能を備えた居住空間を指す。帝騎マグナパレスの頭頂部に搭載されている小型宇宙艇パセンジャー・セルには生存コロニー設備が備わっている。自軍の保護を受けられない状態で脱出ポッドを起動した場合に使用する生命維持システムである。コロニー(colony)とはもともと「入植地」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ 生存システム 【せいぞんしすてむ】 

生命維持システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 生存スキル 【せいぞんすきる】 new!

生存性を高めるための特殊技能のこと。広義には、戦闘を有利に進めるための戦略・戦術スキルも含まれる。狭義には、個々の生存性に係わる防御、遁走、潜伏、治療のほか、野営や食料の確保といったサバイバル技術などが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-089


■ 生存性 【せいぞんせい】 

故障・障害がある状態でも生存できること。また、そのモノが備えるそのような性質の高さのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 生存ロジック 【せいぞんろじっく】 

自身の生存において適用する論理・論法のこと。多くの生物は本能的に自身を生き永らえさせることが可能な選択・行動を採ることでその生命を維持している。それはヒトであっても基本的に変わらない。ただし、ヒトはヒト社会の中で生きていく上で他者との共存が必要となるため、本能に加えて理性をもって選択・行動することになる。他者を排除しなければ生きていけないギリギリの状態に追い込まれると、この理性と本能の間で揺らぎが発生する。ミースの評価に拠ると、マキシは生存ロジックが普通とは異なるらしい。曰く、(本来であれば理性と本能が互いにバランスを取る部分が無く)スイッチが切り替わるように挙動し、互いに制御しようとしない傾向があるとのこと。マドラの弁に拠ると、ヒトを殺すことを義務として作られた超帝國騎士に特有の症状であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-071


■ 生体維持ガス 【せいたいいじがす】 

生命維持ガスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年8月号p65


■ 生体維持装置 【せいたいいじそうち】 

生命維持システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 生体エネルギー(1) 【せいたいえねるぎー】 

サイボーグ体の稼働に必要なエネルギーのこと。おそらく機械パーツを稼働させる電気エネルギーを指しているのだろう。生体パーツに必要なエネルギーはおそらく通常のヒトと変わらないはずである。つまり、ATP(アデノシン三リン酸)の加水分解により得ているのではないだろうか。ただし、ジョーカー星団の生物(とくに騎士や超帝國剣聖)は全く異なる形でエネルギーを得ている可能性がある。また、ポリメリゼーション・キャスターの身体にどこまで生体パーツが残っているのかは不明であり、全て電気エネルギーで賄っている可能性もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-093


■ 生体エネルギー(2) 【せいたいえねるぎー】 

生命活動の維持に必要なエネルギーのこと。明確な定義はないが、地球上の生物の多くは体内のATP(アデノシン三リン酸)を用いて活動に必要なエネルギーを得ており、これを指して生体エネルギーと呼ぶ場合が多い。ATP値の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-136


■ 生体演算システム 【せいたいえんざんしすてむ】 

有機演算システムと同義。有機演算システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ 生体演算生命体理論 【せいたいえんざんせいめいたいりろん】 

生体演算理論の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p59


■ 生体演算理論 【せいたいえんざんりろん】 

ファティマ理論、演算人工生命体理論とも。騎士の神経細胞をベースとして生体内の微弱な電流で機能する演算記録細胞を作り上げ、さらにその演算データを大脳に集積し、マルチディスプレイを行うという生体コンピュータ理論。星団暦2026年にウラニウム・バランスが提唱した。彼はこの理論によって誕生する新たな生命体を予見し、古来から呼ばれる妖精やホムンクルスといった名称ではなく、新たにファティマと名付けてその理論を推し進めていった。ジョーカー星団の歴史を大きく変えていくことになるこの新理論は、星団暦2310年のファティマ誕生によって立証されることになる。また、ウラニウム以降の歴代バランス家当主は、この理論をさらに発展させるべく研究を進めていたらしく、当主だけが閲覧・再構築可能な理論・副論も数多く存在していたようだ。この研究もまた、後世においてダブル・イプシロン型ヒューマノイドの完成へとつながることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 生体活性ポッド 【せいたいかっせいぽっど】 

生体活性を維持する医療ポッドのこと。おそらく生命維持ポッドとほぼ同義。生命維持システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-136


■ 生体器官 【せいたいきかん】 

生物が備える器官のこと。通常であれば、呼吸器系、循環器系、消化器系、感覚器系、生殖器系、運動器系、泌尿器系や内分泌系などが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-171


■ 生体サイボーグ 【せいたいさいぼーぐ】 

サイボーグとほぼ同義。サイボーグの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-003


■ 生体殺人兵器 【せいたいさつじんへいき】 

殺人を目的に作られた「生きた兵器」のこと。ブラウ・フィルモアは騎士の役目を端的に表すためにそのような表現を用いた。簡単にヒトを殺せてしまう存在であるが故に、騎士は常に非難の対象となり得る危険性を孕んでいる。その生存を許されるためには自身の有用性を示さなければならない、という意味を込めたものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-100


■ 生体情報 【せいたいじょうほう】 new!

その生体を成している情報のこと。遺伝情報すなわちDNAと同義。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-014


■ 生体データ 【せいたいでーた】 

その生体がもつ情報のこと。端的に云えば遺伝情報のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p20


■ 星大統領 【せいだいとうりょう】 

星団暦2899年にデルタ・ベルン全域を支配下に置いた天照が就任した役職。デルタ・ベルン全星の代表者であると同時に、A.K.D.の国家元首、そしてA.K.D.議会(行政機関)の議長である。星団紀以降、星ひとつそのものを支配下においた覇者は天照の帝ただひとりであり、権力・財力の全てにおいて他に比肩すべき者が存在しない最高位の役職と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 生体パーツ 【せいたいぱーつ】 new!

欠損した肉体・器官の代替として用いられる移植用パーツのこと。クローニング技術の応用で製造・販売されているものと考えられる。ユーコン財団は生体パーツの製造・販売を担う最大手企業として知られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-085


■ 生体反応 【せいたいはんのう】 new!

生体内に起きる様々な反応のこと。体温や心音といった、いわゆる生体信号を指す場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年7月号p61


■ 生体モニター 【せいたいもにたー】 

身体に起きている生理現象を監視すること。またその機能をもつ装置のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ 生体予備パーツ 【せいたいよびぱーつ】 

重傷を負った身体器官の代替として用いることが可能な生体パーツのこと。パルスェットはファティマがもつ重要な役割のひとつとして生体予備パーツという例えを挙げた。実質的に四肢、感覚器、臓器などを交換する訳ではなく、それらが機能しない場合の緊急措置として生体的な接続により機能の代替を果たすという意味だろう。ジークに施した輸血などはその最たる例と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-095


■ 星団3大GTM 【せいだん3だいGTM】 

ジョーカー星団において最も有名な3種のGTMのこと。フィルモア帝国のユーレイ、クバルカン法国のルッセンフリード、旧ハスハ連合共和国のバーガ・ハリを指す。星団内の最列強国として名前が挙がる上位3国が使用するGTMであるが、魔導大戦の勃発以降はハスハの国力が大きく下がったため、この符合はズレてしまったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 星団3大ガーランド 【せいだん3だいがーらんど】 

星団を代表する3人の高名なGTMガーランドのこと。AD世紀の末期から星団暦の初頭にかけて活躍したストーイ・ワーナー、星団暦2000年代の前期に活躍したゼビア・コーター、同じく星団暦2000年代の後期に活躍したルミラン・クロスビンを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 星団4大ガーランド 【せいだん4だいがーらんど】 

星団暦2900年代に高性能ファティマを世に輩出し続けた、星団を代表する4人の高名なAFガーランドのこと。アドラー在住のクローム・バランシェとモラード・カーバイト、カラミティ・ゴーダース在住のスティール・クープ、ボォス在住のプリズム・コークスを指す。星団暦2989年にクローム・バランシェが他界したため、その後しばらくの期間は残る3人を指して3大ガーランドと呼んでいたようだ。さらに、3000年代初頭にスティール・クープが引退したものの、替わってナトリウム・シング・桜子が頭角を現し、さらにシルバー・バランシェが加わることで再び4大ガーランドと呼ばれるようになったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年6月号p59


■ 星団5大ガーランド 【せいだん5だいがーらんど】 

星団暦3000年代初頭に前後して高性能ファティマを世に輩出し続けた、星団を代表する5人の高名なAFガーランドのこと。アドラー在住のモラード・カーバイト、ボォス在住のプリズム・コークス、カラミティ・ゴーダース在住のサリタ・アス・ジンク、ジュノー在住のナトリウム・シング・桜子、そしてデルタ・ベルン在住のミース・バランシェを指す。ガーランドは各国家の要請に応じてアチコチ飛び回る場合があるため、所在地はコロコロ入れ替わるようだ。魔導大戦の勃発以降、ミースはハスハ国内に滞在している状態にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-011


■ 星団委員会 【せいだんいいんかい】 

おそらく、星団連合星団法委員会の略称だろう。星団連合星団法委員会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 星団ガーランド協会 【せいだんがーらんどきょうかい】 

ガーランドの資格をもつ者の協力で設立・運営されている組織。GTMやファティマに関する情報・技術の共有化や事務手続きの円滑化を担っているものと考えられる。ガーランドの特性上、研修会やセミナーの開催は行っていない可能性が高いが、ガーランド同士の技術交流を目的とした人的ネットワークの構築や、ガーランドの社会的地位の確保を目的とした一般人あるいは国家要人への広報・普及活動などがあったとしても不思議ではない。GTMの新規フレームの名称に関して決定権を保持しているらしいので、星団認識型式を始めとする各種届出の受理および審査もこの協会が担っているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 星団外 【せいだんがい】 

ジョーカー星団の外宇宙のこと。クラウン銀河に含まれる宇宙を指している場合と、異なる宇宙、異なる次元を指している場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 星団会議 【せいだんかいぎ】 new!

ジョーカー星団の各国代表もしくは首脳が集まる会議体。会議によって運営団体や協議内容は異なり、星団会議場も各地に存在する模様。星団法委員会が招集する会議はおそらく星団議会(=立法機関)と呼ばれるはずであるが、劇中で会議の様子が描かれたことがないため、詳細は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-074


■ 星団解放 【せいだんかいほう】 

星団暦4100年、ラベル・ジュード率いる反抗天照軍(もしくは星団自由連合)がついにA.K.D.の象徴たるフロート・テンプルを陥落させ、絶対的な支配者であった天照(ユーパンドラ)を討ち取って星団を解放したこと。また、その最後の戦いのこと。・・・ただし、この戦いで星団民が争いの連鎖から解放されたかどうかは微妙なところである。この戦いで本当に解放されたのは、ファティマという仮初めの身体を捨て、ゲートキーパーに昇華したアトロポスとクローソーの2人だけだったのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 星団紀 【せいだんき】 

星団史における区分のひとつ。永きに渡るジョーカー星団の歴史のうち、いわゆる星団暦が刻まれていた時代(星団暦元年以降の数千年の時代)を星団紀と呼ぶ。星団暦(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 星団議会 【せいだんぎかい】 

ジョーカー星団の星団法委員会を取り仕切っている上位機関。議会という名称から察するに、星団法などの国際法を定立する立法機関ということになるだろうか。各国の代表者が議員を務めていると考えられるが、議員の選出方法や任期、組織の構造や役割などは一切不明。星団法改定委員会なども、この議会の指示によって召集・運営されているものと考えられる。星団連合星団法委員会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-106


■ 星団記録 【せいだんきろく】 

炎の女皇帝の衛兵アスタローテがモナーク紀から記録し続けているジョーカー星団の歴史。星団暦4100年代以降にモナーク・セイクレッドが沈黙したことを受け、アスタローテもこの星団記録を停止するらしい。モナーク・セイクレッド(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 星団皇帝 【せいだんこうてい】 

ジョーカー太陽星団の全てを掌握した天照が就任した皇帝位。星団暦3960年に最後の反抗勢力であったコーラス王朝を制圧した天照は、星団皇帝の座について名実共にジョーカー太陽星団の支配者となった。この皇帝位は天照が隠遁生活に入ると同時に影武者のユーパンドラに譲られ、A.K.D.が崩壊する4100年には廃止されることになる。また、「五つの星の物語」に登場するカラミティ・ゴーダース王は、カラミティ・ゴーダース星団皇帝とも呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 星団国家 【せいだんこっか】 

ジョーカー星団に存在する各国家のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p71


■ 星団最強戦士 【せいだんさいきょうきし】 

ジョーカー星団において最強に位置付けられる戦士のこと。ファルク・ログナー・バビロンを指す。ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-080


■ 星団三大美食 【せいだんさんだいびしょく】 

ジョーカー星団において最も贅沢で美味とされる3つの著名な料理のこと。フィルモア料理はそのひとつとされる。その他のふたつは不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ 星団史(1) 【せいだんし】 

ジョーカー太陽星団の歴史。大きくモナーク紀、伝承紀、アズデビュート紀、AD世紀、星団紀、太陽暦に分けられ、一般に星団暦と云った場合は星団暦元年以降の数千年の時代すなわち星団紀を指す。ちなみに、モナーク紀は一切の記録が残っていない太古の時代、伝承紀はカラミティ・ゴーダース王の時代、アズデビュート紀はモンソロン帝の時代、AD世紀は超帝國ユニオの時代を指しており、これらは各時代で大きな隔たりがある。また、太陽暦は星団暦からそのままつながる時代であるが、現在の国家・体制が消え去った後の時代を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ 星団史(2) 【せいだんし】 

ジョーカー太陽星団の歴史上に起きた事実や、それに関連する事象・人物について学ぶ学問。研究者レベルになると、過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究していく学問になる。オリビー・タイトネイブ、エルディアイ・ツバンツヒ、アルル・フォルティシモらが好んだ科目(高校在学時)である。ただし、エルディアイはその大半を実際に生きて経験してきたことから、彼女にとっては「現在の一般的な知識として流布されている(捏造や隠蔽も含む)表面上の歴史」ということになるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ 星団侵攻 【せいだんしんこう】 

星団暦3159年より開始される、ジョーカー星団の全域支配に向けた天照の侵略戦争のこと。3159年のアドラー侵攻以降、3199年のボォス侵攻、3230年のカラミティ侵攻と続き、おそらくジュノーと協定が結ばれたことで一時的に休止。その後、反抗天照勢力の拡大を受けて3952年にジュノー侵攻が開始され、3960年のコーラス王朝崩壊と天照の星団皇帝即位をもって終結する。約800年にも及ぶ長期の戦乱において、星団内に存在していた主要国家のほとんど全てが解体され、ノウズ太陽系のカラミティ・ゴーダースは完全に消滅することになる。騎士やファティマはもちろんのこと、数多の星団民の命を奪うこの戦乱を通して、天照が何を成し遂げようとしたのか・・・その本当の理由は、後世においても明らかにされることは無いであろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■ 星団大戦争 【せいだんだいせんそう】 

AD世紀において勃発した星団全域を巻き込む一大戦争のこと。集積国家ユニオがジョーカー太陽星団全域を統治下に置くために繰り広げた戦争で、衛星軌道砲撃を多用したことでそれ以前の国家および文化が歴史上から消え去ることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 星団通信網 【せいだんつうしんもう】 

ジョーカー星団全域に張り巡らされている通信網。恒星間は亜空間通信で結ばれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年3月号p56


■ 星団登録型式 【せいだんとうろくけいしき】 

星団認識型式と同義。星団認識型式の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ 星団登録形式 【せいだんとうろくけいしき】 

星団認識型式とほぼ同義。星団認識型式の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p14


■ 星団認識型式 【せいだんにんしきけいしき】 

GTMのスペック表(性能諸元)に表記される項目のひとつ。星団登録型式と呼ばれる場合もある。星団の登録簿に記載されるGTMの型式名であり、通常は「Pzkprbt」もしくは「Pz-kpfrbt」から始まる名称で表される。ほとんどの場合、そのGTMの騎体名(その騎体の所属や開発系譜が読み取れる符号や番号)がそのまま登録されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 星団認識式 【せいだんにんしきしき】 

星団認識型式の間違い。星団認識型式の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 星団年表外 【せいだんねんぴょうがい】 

モナーク・カレンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-259


■ 星団パワーバランス 【せいだんぱわーばらんす】 

FSSのコミック巻末などに掲載される各国・各軍の軍備状況のこと。永野センセーがちゃんと年代別に公表してくれるので、各時代でどの国家が軍備増強を進めているのか、凡そ判るようになっている。もっとも、旧設定と新設定で名称が変わっているのに加え、設定変更もちょくちょく盛り込まれるため、掲載分が全てということにはならないので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-064


■ 星団筆頭ガーランド 【せいだんひっとうがーらんど】 

ジョーカー星団において最高峰の頭脳をもつガーランドのこと。当然、その時代々々によって該当する人物は異なる。星団暦2490年にディー・カイゼリンの換装を担当したゼビア・コーターは、星団筆頭ガーランドと呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p79


■ 星団法(1) 【せいだんほう】 

クバルカン法王マリーナによる提唱を受け、フィルモア2世、天照の命(ミコト)、コーラス19世らの協議によって制定された、星団全土に共通する法律のこと。星団暦元年に施行されたジョーカー太陽星団の各惑星間の協定を原型としている。ジョーカー星団に生活する一般市民の生活と秩序を守るための法律と考えられ、騎士の権限と行為、ファティマに関する制御と設定、バスター砲の使用については、とくに厳しい訓戒を添えて取りまとめているらしい。制定の背景には聖宮ラーンの呼び掛けがあったとされ、東宮西宮の乱によって生じた星団各国の亀裂・混乱を沈静化する動きが発端となっていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 星団法(2) 【せいだんほう】 

シトロン・メナーが好んだ科目(高校在学時)。おそらく、星団法の歴史・背景から始まり、現行法の内容とその解釈について学ぶ学問であろう。ジョーカー星団では、高等学校において既に法学を学べる体制が整っていることが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ 星団法委員会 【せいだんほういいんかい】 

これまでの解説を読み解く限り、星団法運営委員会の略称として用いられる場合(立法機関)と、国際刑事裁判所の役目をもつ委員会である場合(司法機関)の2通りの解釈ができる。後者については、各国の星団法裁判所で決断が下されない場合に、ジョーカー星団司法権によって最終決断を下すことができる最上位の司法機関という設定。これらが同一の存在なのか、全く別の存在なのかは判然としないが、基本的に全星団統一機構のひとつで、星団議会によって召集される委員会であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-046


■ 星団法違反 【せいだんほういはん】 

星団法に違反すること。刑罰の対象となる行為であるが、様々な事由によって放置される場合も多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ 星団リレー 【せいだんりれー】 new!

星間リレーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ 星団暦(1) 【せいだんれき】 

ジョーカー太陽星団の歴史と年表。星団法制定以前の惑星間協定法案の成立をもって元年とする紀元(初期設定では星団法の制定を元年としていた)。単行本の最後に綴られている内容が全てで、それ以上でもそれ以下でもないモノ。正真正銘に覆すことができないモノ。永野センセー自身の手により幾度かの改定が行われているものの、劇中の物語が歴史と異なる状況になることは絶対に在り得ないので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ 星団暦(2) 【せいだんれき】 

詩女ラーンのこと。星団史のあらゆる時代において活躍した詩女ラーンを指して、「彼女こそが星団暦そのものである」と評する声があるようだ。なぜ詩女ラーンがあらゆる時代において登場するのか、その理由や背景については未だ明かされていないが・・・。ベリン・ラーンユニオ5の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■ 星団歴 【せいだんれき】 

星団暦の間違い。星団暦(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ 星団暦剣聖 【せいだんれきけんせい】 

星団暦において活躍した剣聖のこと。超帝國剣聖と区別する際の便宜的な呼称である。剣聖(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年2月号p59


■ 星団暦の剣聖 【せいだんれきのけんせい】 new!

星団暦剣聖の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-066


■ 星団列強 【せいだんれっきょう】 

ジョーカー太陽星団に存在する国家の中でも、とくに他国に対して強い影響力をもつとされる大国(強国)のこと。通常は、パワー・バランス表などに掲載される大国を指す。すなわち、フィルモア帝国、クバルカン法国、バッハトマ魔法帝国、トリオ・コーラス王朝、ミノグシア連合、ガマッシャーン共和国、バキン・ラカン帝国、トラン連邦共和国、ウモス国家社会主義共和国、ロッゾ帝国などである。A.K.D.ももちろん列強のひとつであるが、国家形態が異なりすぎて番外に置かれることが多いようだ。また、列強という単語には暗に専制君主制国家という意味が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-078


■ 星団連合 【せいだんれんごう】 

その名称から、星団統一憲章もしくは星団法に基づいて設立された、地球で云うところの国際連合に近い組織と思われる。つまり、星団各国の代表が議員として参加し、国際平和の維持および国際協力の推進を目的として、問題解決に向けた協議を重ねる国際機構である。ただし、戦国時代の様相を呈しているジョーカー星団においては、国連ほどの実権を持ちえていない可能性がある。星団暦3159年、突如としてアドラー星に武力侵攻を開始した天照は、星団連合から殺戮者として告訴されたらしい。しかし、既に明確な目的・意志をもって事を起こしていた天照は、A.K.D.を率いて星団委員会を離脱すると共に、星団法を含む全ての制約を無視して星団侵攻を推し進めることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 星団連合委員会 【せいだんれんごういいんかい】 

おそらく星団連合星団法委員会の略称だろう。星団連合星団法委員会の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-081


■ 星団連合星団法委員会 【せいだんれんごうせいだんほういいんかい】 

星団法委員会とも。星団法の適正な運用と、諸問題の解決に係わる審議を担う統一機構と考えられるが、詳細は不明。星団暦2017年の星団法制定から間もなく、クバルカン法国の法王マリーナの呼びかけで立ち上げられた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 星団惑星連合委員会 【せいだんわくせいれんごういいんかい】 

惑星連合に所属する各国家の代表者から成る委員会のことだろう。星団暦の初頭に組織されていた委員会で、星団法制定の後に組織された星団連合星団法委員会とは異なる。映画GTMの劇中でトリハロンが発見したバッジには星団惑星連合委員会の紋章が打ち込まれていたらしい。惑星連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ 成長タイプ 【せいちょうたいぷ】 

ファティマが完成した(成人となった)時点での肉体の成長度のこと。大きくS型(少女・少年タイプ)、M型(乙女・青年タイプ)、L型(成女・成人タイプ)の3タイプに分けられる。これを基にした分類法がS・M・L型分類である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 聖帝 【せいてい】 

バキン・ラカン帝国の国家元首のこと。騎士の力量を瞬時に判別できる特殊な能力が、ヒトに在らざる「禁忌の力」あるいは「聖域の力」として認められたためか、バキン・ラカン帝国の皇帝のみが「聖帝」と呼ばれる。聖帝とはもともとは天子、とくに徳の高い天子に贈られた尊称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 聖帝シーラ 【せいていしーら】 

カンパー・ラ・シーラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-238


■ 聖弟ナラリタ 【せいていならりた】 

ナラリタ・ダス・アダマスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ 聖帝ミマス 【せいていみます】 

星団暦2900年代から3000年代初頭におけるバキン・ラカン帝国の聖帝。ランダ帝の孫娘に当たる。歴代の聖帝に倣い瞬時に騎士の実力を見抜く不思議な力をもつ。列強国家の間にあって絶対中立という難しい立場を維持しなければならない厄介な国家のトップを務めただけあって、慌てず騒がず大局を見極めて判断を下すことができる非常に落ち着いた人物。星団暦3007年には娘のラ・シーラに帝位を譲り、同様に剣聖という大役を終えた叔母、慧茄・ダイ・グ・フィルモアと老後を楽しんでいる様子。しかしその発言力は依然として強く、一国を動かす程の影響力があるようだ。髪型は微妙にサザエさん。フルネームはミマス・サオリレナ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-007


■ 聖帝ランダ 【せいていらんだ】 

星団暦2400〜2500年頃のバキン・ラカン帝国の聖帝。旧レント王国ルース家の長女ティティンシャ・バスコを側室(後に正室)として迎えた人物で、クリュ・バスコ・ハリス(ハリス家始祖)、ラシャ・バスコ(ボルサ・バスコの母)、慧茄・バスコ(後の慧茄・ダイ・グ・フィルモア)の三姉妹を儲けた。この3人はかなり年が離れており、とくに三女の慧茄は彼が晩年になってからできた子供とされる。なお、聖帝の能力を引き継いだ人物は最初の妻との間にできた子供であり、ミマス聖帝はその子供の娘つまりランダにとって孫娘に当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-082


■ 晴天の詩女 【せいてんのうため】 

詩女ボルサを指す尊称。ボルサ・バスコの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-082


■ 聖都 【せいと】 

惑星カーマイン(後のボォス)の星都ハ・リは聖都とも呼ばれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp26


■ 聖導王朝騎士団 【せいどうおうちょうきしだん】 new!

魔導大戦の終結後、アトール聖導王朝の成立と共に聖宮ラーンに置かれる騎士団。おそらくマグダルが隠居状態に入り、アルルが後釜を継いでから(以前の設定ではマグダルがアトール皇帝として即位してから)発足する騎士団である。扱いとしては詩女直下の宮殿騎士団ということになるだろうか。正式名はアイル・フェルノア。聖導騎士団アイル・フェルノアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年8月号p55


■ 青銅騎士 【せいどうきし】 

ウモス国家社会主義共和国の青銅騎士団に所属する騎士のこと。主力GTMボルドックスを駆る。「青銅の騎士」と云えばロシアのサンクト・ペテルブルクにあるピョートル1世(大帝)の騎馬像が有名。このヒトは身長が213cmもあったそうで、FSSの騎士としても十分に通用する体格の持ち主である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-130


■ 青銅騎士団 【せいどうきしだん】 

ウモス国家社会主義共和国の国家代表騎士団。初代黒騎士となったツーリー・パイドルが剣指南役として名を連ねていた星団有数の騎士団として知られる。主力GTMはボルドックス・アメシスト(紫仙鋼)およびボルドックス・ガーネット(紫苑鋼)であるが、ボルドックス系列は自国の騎士団以外にも幾つかの騎士団に輸出・貸与されいる。これはおそらく、ウモスの国家色すなわち重産業が盛んで物資の流通・貿易が主産業となっていること、GTMの製造による収益が国家の維持に一役買っていることを表しているのであろう。魔導大戦の初戦で東部ミノグシアに侵入したウモス他4ヶ国連合がイースト・ハスハで壊滅したため、後に再編成された部隊がミノグシア各地に枢軸軍として参加している。また、ベラ国攻防戦において総統騎士ベルミ・クローゼ率いる本隊が参戦した。H字の中央に1本線の入ったマークが騎士団章。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 青銅騎士団[第1軍団] 【せいどうきしだん[だい1ぐんだん]】 

青銅騎士団の第1軍団。騎士団カラーは赤(というよりマゼンダに近い)。魔導大戦の初戦でウモス他4ヶ国連合の主力として東部ミノグシアに侵攻したものの、セントリー・ブリッツの雷により壊滅している。ベラ国攻防戦に参加した第1軍は再編成された部隊であり、現在はウモス本国に帰還したようだ。なお、ミハエル・レスターはかつて第1軍の軍団長を務めていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 青銅騎士団[第2軍団] 【せいどうきしだん[だい2ぐんだん]】 

青銅騎士団の第2軍団。騎士団カラーは黒。12個中隊(=4個大隊規模)により編成される。オリバー・メルシュが軍団長を務める。現在はナカカラ・クルル王国とイースト・ハスハの中間地点に展開中。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 青銅騎士団[第3軍団] 【せいどうきしだん[だい3ぐんだん]】 

青銅騎士団の第3軍団。騎士団カラーは白。魔導大戦の初戦でウモス他4ヶ国連合の主力として東部ミノグシアに侵攻したものの、セントリー・ブリッツの雷により壊滅している。再編成された部隊がベラ国攻防戦に参加し、その後もナカカラ・クルル王国とイースト・ハスハの中間地点に展開しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 青銅騎士団[第4軍団] 【せいどうきしだん[だい4ぐんだん]】 

青銅騎士団の第4軍団。騎士団カラーは銀。詳細不明。ただし、劇中のナルミのセリフでベラ国攻防戦の初戦で第4軍が攻めて来たとの情報があり、この第4軍が青銅騎士団の第4軍団を指しているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 聖導騎士団アイル・フェルノア 【せいどうきしだんあいるふぇるのあ】 

アトール聖導王朝が組織する星団最強の騎士団。アトール聖導王朝は天照の星団侵攻が開始された後に発足する星団各国による連合体制であり、ミノグシア連合調停議会がその母体になったとされる。魔導大戦の終結後にダリ・キアが開発したGTMアトラを配備した騎士団であるが、アイル・フェルノアにはハスハ・ミノグシア各国、フィルモア帝国、クバルカン法国の騎士団が合流したため、史上唯一、星団三大GTMが揃う騎士団になったという。騎士団長はキャナル・アイデルマ神聖神官。剣聖デプレもこの騎士団の所属となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-112


■ 生徒会 【せいとかい】 

主として中等教育機関において設置される自治会的組織。生徒の代表者によって構成される。教育体系上は特別活動(教科外活動の一環)に分類されており、教員が顧問に就く場合もある。生徒会長、副会長、書記といった役職で構成され、通常は生徒が参加する様々な活動に関して議決あるいは執行・調整の役割を担う。天照の指示を受けてスバース市に潜入したエフィー・ドライは、スバース市立城南高等学校の生徒会に所属することになったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ 星都ダッカス 【せいとだっかす】 

旧超帝國星都ダッカス廃墟の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ 性能調査 【せいのうちょうさ】 new!

ファティマのパワーゲージやクリアランスを決定する調査。完成直後にガーランドやスライダーの手に拠り実施される。ただし、ファティマのスペックはその後の戦闘経験や実績により変化する場合もあるため、性能調査はメンテナンスと合わせて定期的に実施されているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ 整備員 【せいびいん】 

整備兵の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-013


■ 静謐の詩女 【せいひつのうため】 new!

詩女アルルを指す尊称。静謐とは静かで落ち着いていること。また、世の中が穏やかに治まること。アルル・フォルティシモ・メロディの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-151


■ 整備兵 【せいびへい】 

艦船、車輌、航空機などの整備に当たる兵士のこと。とくにGTMの整備を担当する兵士を指す。ジョーカー星団では、汎用万能兵器たるGTMの稼動数によって戦局が大きく左右されるため、その整備に係わる者たちの地位は他の兵科と比べて高くなるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-090


■ 正フィルモア王家 【せいふぃるもあおうけ】 

フィルモア王家の正王家。ブラウ・フィルモア王家を指す。ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ 西部騎士団連合 【せいぶきしだんれんごう】 

星団暦3069年のナカカラ攻防戦において、北西部戦線に参加した枢軸混成軍のこと。ドレンノ連邦軍、ウルッシ共和国軍、ダラーン騎士団から成る。GTMはスコータイほかを使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ 制服ベレー帽 【せいふくべれーぼう】 

制服とベレー帽。シトロン・メナーが身に付けていた制服とベレー帽はグリース王立内宮高等学校指定の制服と制帽である。女性のミラージュ騎士の多くはこの学校に通っていた過去があり、当時の姿は2007年2月に角川書店から発売された「SCHOOL DESIGNS ジョーカー太陽星団学校案内手帳」で拝むことができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-102


■ 生物学 【せいぶつがく】 

エレーナ・クニャジコーワ、ビオレート・トライトンらが好んだ科目(高校在学時)。自然科学の一種で、生物とその存在様式を対象として、各器官・組織の構造や機能、発生、成長、各生物群の進化や分類、各種の生態や分布などを明らかにする学問。広義には、生体内における分子レベルの動きから、地球規模の生物群の動態まで、ミクロ・マクロ間の視点を含む幅広い学問となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-097


■ 生物博士 【せいぶつはかせ】 new!

高等教育機関(とくに大学)の生物学科で博士課程を修了した者に与えられる学位。生物学とは生命現象を研究する学問。生物の構造・機能・成長・発生・進化・分布・分類を含んでおり、ミクロな視点では細胞内の分子の挙動から、マクロな視点では地球上の生物圏の変遷まで、幅広い分野を網羅する。ディッパ・ドロップスは生物博士号をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-073


■ 生物兵器 【せいぶつへいき】 

人体に悪影響を及ぼす細菌やウイルス、あるいは、生物の特性や行動を活かして人体を殺傷する能力を付与された兵器群のこと。地球においては、1925年のジュネーヴ議定書、1972年の生物兵器禁止条約において、その使用・保有が禁止されている兵器群である。ジョーカー星団においては、AD世紀の末期に遺伝子改造を施された人体ベースの生物兵器が作られていたらしい。超帝國騎士も広義には生物兵器に該当すると思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-095


■ 政変 【せいへん】 

政権の突発的な移動のこと。内閣の更迭やクーデターによる権力者の交替などがこのように呼ばれる。フンフトの出産・更迭を目の当たりにしたラーン教導学院の生徒は、それに伴う政治的な混乱を政変と評した。詩女は政治的実権を握る立場ではないが、ミノグシア各国に与える影響は大きく、彼女らの異変や動揺はそのままミノグシアの政治に現れるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-128


■ 生命維持ガス 【せいめいいじがす】 

ファティマのフィジカル・メンテナンスに用いられる高濃度ガス。生命維持に必要な酸素や栄養を含んでおり、医療カプセル内で濃度を増していくことで液化し、ファティマの呼吸器系・消化器系に浸透すると共に、神経系・循環器系を含む体内の全ての器官に行き渡ることであらゆる不純物と疾患を浄化・除去する効果を発揮する。各器官にみられる損傷も完全に再生されるため、ジョーカー星団ではほとんど全ての内科系疾患は根絶されている状態にあるという。なお、液化したガスは肺の中で直接ガス交換を行うため、カプセル内のファティマが溺れる心配はない。ファティマだけでなく、人間の治療にも同様の手法が用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-065


■ 生命維持カプセル 【せいめいいじかぷせる】 

生命維持ポッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-203


■ 生命維持システム 【せいめいいじしすてむ】 

生命維持装置。生命維持に必要な心臓や肺などの器官が機能低下もしくは停止した場合に、その機能の代替・補完として働く装置のこと。ファティマスーツや騎士服には、生命維持システムが組み込まれている。心停止した場合に起動する電気ショッカー(除細動器)や、大量に出血した場合の止血装置がコンパクトに収められているほか、体温維持機能、エマージェンシー・コールの発信機能なども備えているはず。また、スーツの中にはそのまま宇宙活動に適用可能なタイプがあり、これらには酸素・水分の供給機能も追加されているようだ。宇宙空間に放り出されたとしても、スーツ単体で72時間以上の活動を可能とし、睡眠状態であれば数週間はもつとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ 生命維持システムユニット 【せいめいいじしすてむゆにっと】 

生命維持システムをもつユニットのこと。一部のファティマ・シェルは生命維持システムと一体化しており、騎体に致命的な損壊が発生した際に分離・射出し、そのままファティマを休眠させて数十年以上を生き永らえさせることが可能となっている。主に宇宙戦仕様のGTMにみられるユニットであるが、高性能騎にはおそらくデフォルトで組み込まれているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 生命維持ポッド 【せいめいいじぽっど】 

生命維持装置を備える医療ポッド。ポッドとはヒトひとり分の容量をもつカプセルや小型艇のこと。生命維持システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-198


■ 生命反応 【せいめいはんのう】 

生体反応の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-192


■ 生命モニター 【せいめいもにたー】 

生体モニターとも。身体に起きている生理現象を監視すること。ジョーカー星団の軍属が身に付けている認識章には体温、呼吸、鼓動の状況を監視するモニター機能が搭載されており、この信号を傍受することで生死の確認が行われる。もっとも、作戦行動中は自軍・敵軍のジャマーによりモニターが途絶えることも多々あるため、最終的な確認は戦闘後に医療班・回収班が戦地に降りて行うことになるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ 星紋 【せいもん】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に存在した太陽王国が新たに国章に用いたとされる十字星(菱状の星)の紋章。統合フィルモア帝国の紋章に見られる4つの星は、この紋章から引き継がれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ セイラー 【せいらー】 

ジョーカー星団における民間船の船種のひとつ。狭義には客船を指す。広義には輸送に用いられる浮遊船全般を指す。船底にフローティング・パネルが組み込まれており、地上から一定の高さで浮いて地表を滑るように移動する。より厳密には、大型船(戦艦クラス)をセイラー、中型船(クルーザークラス)をスキッパー、小型船(ボートクラス)をバージと呼称する。詩女ベリンの都行では全長29mのスキッパーが使用された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-077


■ セイラーシャトル 【せいらーしゃとる】 

定期往復するセイラーのこと。シャトル(shuttle)とは定期往復する交通機関を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-072


■ セイリング・ドライバー 【せいりんぐどらいばー】 new!

ベントセイルによる宇宙航行のこと。ジョーカー星団で運用される大型船の多くはセイリングドライバーにより宇宙を航行している。ウィル星団暦7777年以降の竣工するザ・ウィル・スペンサードはこの方式ではなく、船外後方にエネルギー発生空間が出現し、後方にエネルギーを放出することで推進力を得ているようだ。ベントセイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-053


■ セイリング・ロコモーション 【せいりんぐろこもーしょん】 

「sailing locomotion」を直訳すると「帆走運動」という意味になる。GTMが備える特殊な運動・航行機能であるらしく、重力を遮断することで自重を約1/3まで軽減し、超高速での運動を可能とするらしい。これはボツ設定かも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ セイル 【せいる】 

集光セイルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ セイル集光体 【せいるしゅうこうたい】 

集光セイルの基部に埋め込まれているパーツ。その名のとおり、セイル(帆)が集めた高エネルギー電磁波を何らかの形で凝縮・蓄積するパーツと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-073


■ セイレイ・コーラス 【せいれいこーらす】 

コーラス23世の長女。子宝に恵まれなかった弟の24世に代わり、コーラス直系の血を次なる時代に遺す役目を負ったヤンキー騎士である。コーラス王朝最強騎士のひとりであり、アルル・メロディ、マロリー・マイスナーと共に暴風3王女に数えられる。幼少時に2代目黒騎士のロードス・ドラクーンに師事し、剣聖剣技ブレイクダウン・タイフォーンも伝授されているらしいが、何よりコワイのは王族らしからぬ暴言の数々と何も考えていない空っぽ頭だったりする。パートナーは風の4ファティマとして知られるシクローン。ハイレオンSR3に搭乗する。魔導大戦の終盤には暴風3王女の揃い踏みでハスハ解放戦に参加する予定。永野センセー本人をもメタクソにこき下ろす最凶の女性キャラクターである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 精霊体 【せいれいたい】 

肉体から解放された自由な霊体のこと。劇中には、セントリー・ライブによって実体から分かたれたクーンが精霊体として登場している。実体と精霊体は個別に活動しているものの、その意識はわずかに共有しているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年3月号p59


■ セイロンウヴァティー 【せいろんうヴぁてぃー】 

ブラウマ・イクの好きな飲み物(高校在学時)。スリランカで生産されるウバ茶のこと。スリランカは1972年までセイロンと呼ばれており、スリランカ産の紅茶はセイロンティーと呼ばれる。そのうち、標高の高い地域で栽培される茶葉はハイ・グロウン・ティーに分類され、香りと風味がしっかりしたウバはその代表とされる。インドのダージリン、中国のキーマンと並び、世界三大紅茶のひとつに数えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ セーター 【せーたー】 

毛糸を用いて作られた編物の上着。頭から被るプルオーバーと、前開きが可能なカーディガンが含まれる。マグダルがアンビラン鉱山地区で着用しているセーターは、ヘアードがランドと行動を共にしていた際に購入したモノ。しかし、マグダル自身はその記憶が無く、誰が自分に買い与えてくれたのかは知らないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年5月号p67


■ Zガンダム 【ぜーたがんだむ】 

1985年3月2日から翌86年2月22日まで朝日テレビ系列で放映されたアニメーション「機動戦士Zガンダム」のこと。制作はサンライズ。原作は矢立肇と富野由悠季。監督は富野由悠季。前作「起動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争の7年後を描く作品。地球連邦軍から派生したティターンズとエゥーゴの抗争、ジオン残党勢力アクシズによる介入、それら三勢力の争いから発展したグリプス戦役を描く。主人公カミーユ・ビダンの成長とニュータイプとしての覚醒が物語の本筋であるが、前作の主人公であるアムロ・レイやシャア・アズナブルも登場。本作の好評から続編の「機動戦士ガンダムZZ(1986)」や映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)」が作られ、宇宙世紀の歴史を紡ぐ作品や世界観の異なる派生作品を含む「ガンダム・シリーズ」というコンテンツが成立した。永野センセーは本作でメカデザインを担当したものの、放送開始以前に降板となり、スタッフロール上では「デザインワークス」という肩書きになっている。ただし、キュベレイとハンブラビは降板後にデザインしたMSである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年8月号p59


■ セーフモード(1) 【せーふもーど】 

自分の身が安全と判断したファティマが自動的に移行する安全・安心・お気楽モード。語尾に「にゃー」が付いたり、やたらと擬態語が増えたりする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-023


■ セーフモード(2) 【せーふもーど】 

コンピュータなどで不具合が生じた場合に用いられる診断用の起動モードのこと。必要最低限の機能だけで作動する状態となる。GTMに関しては、エンジン出力が過剰な場合に再起動が掛かり、出力を最低限のレベルまで落とした状態になることを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-019


■ ゼーリス 【ぜーりす】 

プリズム・コークスが製作したファティマ。シリアルはPC-12。星団暦3000年代初頭に完成。お披露目を前にして、コークス博士に連れられてトリストのバランシェ邸を訪問した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-046


■ 世界3大料理 【せかい3だいりょうり】 

地球において世界三大料理と云われるものは、伝統的に、中華料理、フランス料理、トルコ料理を指す。いずれも広大な土地を占有する帝政国家の成立と隆盛をもって、宮廷料理が発達した背景があり、領土内の各地方・各民族の料理が集約・融合されると同時に、数多くの料理人の手を経て高度・多岐に発達した歴史をもつ。ただし、現代における知名度や評価は異なるらしく、三大料理という呼び名に異を唱える美食家も少なくないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ 世界一高い3色アイス 【せかいいちたかい3しょくあいす】 

ハスハ・ミノグシアを訪れたラキシスが履いていたハイヒールは、背面が3色アイスクリームに見える形状になっていた。このハイヒールはロンドンの靴ブランドCharlotte Olympia(シャーロット・オリンピア)の製品である。シャーロット・オリンピアは新進気鋭のブランドで、コレクションの発表は2008年、ブランドショップの開店は2010年である。ラキシスが持っていたバッグにも描いてあるクモの巣がトレードマーク。ショップはロンドン、ニューヨーク、ロサンジェルスにあり、これもバッグに書き込まれている。アイスのハイヒールはその名も「Ice Cream」というモデルで、お値段は995ドル。靴底に「VERO CUOIO MADE IN ITALY」と書いてある。「イタリア製の本革」という意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-218


■ 世界創世 【せかいそうせい】 

神々による世界の創造のこと。また、その時期あるいは手順を指す場合もある。天地創造あるいは開闢とも呼ばれる。ユダヤ教やキリスト教の教えでは、神は6日間を掛けて世界とヒトを作り、7日目に休んだとされている。ヒトが作った週の概念に付き合わされる神という図式が面白い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p54


■ 世界創世式 【せかいそうせいしき】 

ジョーカー宇宙あるいはジョーカー世界を生み出したその根源となる数式。この世界のあらゆる存在が、この数式に沿って生み出され、生まれ変わり、変遷を繰り返しているのだろう。アズデビュート・モンソロン大帝は自身を式崩壊させることで、この数式の「解」を得たという。一般的な数学では、未知数を含む等式を方程式と呼び、その未知数の値を「解」と呼ぶ。世界創世式が「解」を求めるために作られた方程式なのか、それとも全く異なる役割をもつ数式なのか、現状では一切不明である。単純に考えれば、ジョーカー世界のすべてがその数式を組んだ極めて上位の存在によってコントロールされているということだろう。また、ヴィーキュルの頂点に位置する大君主バフォメートもまたその「解」を得ているらしいが、これに他のヴィーキュルが触れることは禁忌とされているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-120


■ 世界宇宙 【せかいちゅう】 

その世界が存在する宇宙。劇中で描かれている世界宇宙は基本的にジョーカー宇宙である。FSSの設定上、ジョーカー宇宙のほかに複数の宇宙があることが明かされており(=多元宇宙論)、カレンが生み出すことになるフォーチュン宇宙、シルヴィスが生活するタイカ宇宙、モイキュードが支配するバスター宇宙に関して言及が見られる。最新設定に拠ると、我々地球人が生活している宇宙はジョーカー宇宙に含まれており、現在から2億年前に相当する時代であることが判明した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-119


■ セカンドアーム 【せかんどあーむ】 

マグナパレスが装備するサイドクレーンの第2節。バスター砲の支持架となるパーツで、第1節メインアームとの接合部にバスター砲の中央にあるジョイント部(もしくはキャリーハンドル)を固定する。おそらく、バスター砲を取りまわす際にユニバーサルジョイントの役割を果たしているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ 赤外線 【せきがいせん】 

電磁波の一種。780nm〜1mmの波長をもつ電磁波(=可視光線と電波の間に位置する電磁波)を指す。GTMの電磁眼球から照射される電磁波のひとつである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 赤外線紫外線眼球 【せきがいせんしがいせんがんきゅう】 

GTMに搭載されているアクティブ(投射型)視覚装置の一種。赤外線と紫外線を発し、その透過・反射状況の解析から周囲の状況を把握する機能をもつ。赤外線は780nm〜1mmの波長をもつ電磁波(可視光線と電波の間に位置する電磁波)で、紫外線は10〜400nmの波長をもつ電磁波(可視光線とエックス線の間に位置する電磁波)を指す。現在は設定が変更されており、この機能はサブ眼球1に継承されたようだ。サブ眼球1の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 石質装甲 【せきしつそうこう】 

岩石あるいは結晶の性質をもつ装甲のこと。ヘリオス装甲は石質装甲と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 隻赤騎士団 【せきしゃくきしだん】 

バッハトマ魔法帝国が組織している騎士団のひとつ。これまでの解説に登場している5つのグループ(黒騎士団、銀騎士団、黒豹騎士団、射手座騎士団、山羊座騎士団)とは異なり、同国の前身に当たるシーブル国の時代からボスヤスフォートに絶対の忠誠を誓う狂信的な集団であるという。皇帝親衛隊と同じく流体繊維のローブを纏っていたようだ。その実体はおそらく、ボスヤスフォートが覚醒した際に洗脳したシーブル国家騎士団の面々であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-115


■ 赤十字 【せきじゅうじ】 

ジョーカー星団の各惑星および国家で活動するNPO団体。戦争や大規模な事故・災害の際に敵味方区別なく中立機関として人道的支援を行う。救護船や難民収容ステーションも運用しており、その活動規模は地上・宇宙を跨ぐものとなっている。元ネタは、スイスの実業家Jean Henri Dunant(ジャン・アンリ・デュナン)の提唱によって創設された赤十字社から。人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性の7原則を掲げて活動する団体である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-192


■ 赤色巨星 【せきしょくきょせい】 

恒星の進化段階のひとつ。恒星は中心部の水素を使い果たすとヘリウムを中心核として水素に覆われた星となる。中心部の核融合が無くなることで星は収縮を始めるものの、重力エネルギーが熱に転じることでヘリウム中心核のすぐ外側の層で水素の核融合が起こり、その熱によって外層が膨張し続け恒星が大きく成長する形となる。これを赤色巨星と呼ぶ。また、質量の大きいものは赤色超巨星と呼ばれる。恒星の質量によりその後の変化は異なり、小さい赤色巨星は惑星状星雲を流出して白色矮星になり、大きい赤色巨星は超新星爆発を経て中性子星かブラックホールとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-140


■ 赤色虹色偏光装甲 【せきしょくにじいろへんこうそうこう】 

ブリンガーB4が採用している装甲材。暗い場所では真紅に染まり、太陽光に照らされると虹色に乱反射する装甲とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p74


■ 赤色偏光ヘリオス装甲 【せきしょくへんこうへりおすそうこう】 new!

GTMマグナパレスに採用されている装甲材の一種。騎体の一部に見られる赤色の装甲がこれに当たる。後頭部のベンダー・ウィグ(もしくはベンダー・フィン)およびエネルギー・ドレイン放熱索に使用している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ 赤色ルビー・ラミネート・ヘリオス 【せきしょくるびーらみねーとへりおす】 

GTMマグナパレスに採用されている装甲材の一種。赤色偏光ヘリオス装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ 脊髄 【せきずい】 

脊椎(背骨)の中にある神経幹のこと。GTMのメインフレームは背骨と脊髄から成る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-038


■ 脊髄ガード 【せきずいがーど】 

一部の騎士服につく内部装甲の一種。その名のとおり、背面中央にあって脊髄周辺を保護する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-017


■ 積層パターン 【せきそうぱたーん】 

ヘリオス積層装甲を生産する際に設定される要素のひとつ。おそらく、薄い結晶板の形状と平面を充填する際に用いられる配列パターンを指しているのだろう。この積層パターンによってヘリオス装甲の熱拡散率や熱伝導率が変化するらしく、効率的な放熱を行う場合の検討項目となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ 積層ヘリオス 【せきそうへりおす】 

ヘリオス鋼の薄い結晶板を重ね合わせて作られる鋼材のこと。ヘリオス積層装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-028


■ 積層ヘリオス結晶 【せきそうへりおすけっしょう】 

ヘリオス結晶積層の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ 積層ヘリオス超鋼 【せきそうへりおすちょうこう】 

薄いヘリオス超鋼を何万層にも重ね合わせ、多重圧力を加えて鍛えられる鋼材。ガット・ブロウの刀身に用いられるもので、ヘリオス練鋼とも呼ばれる。ヘリオス練鋼の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ ゼクス 【ぜくす】 

炎の女皇帝ことヘリオス・ナインが星団から去った後に超帝國ユニオを治めていた歴代総帝のひとり。ゼクス(Sechs)はドイツ語で「6」の意。数字の大小と在位時期の順番は一致していないとの設定もあるが、彼は6代目の総帝となるようだ。星団に帰還した炎の女皇帝の粛清から逃れるため、オリジナル体は自らの姿と記憶をヒトの形に残した後に消滅。このコピー体が現在のユーゴ・マウザーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-247


■ セクト議長 【せくとぎちょう】 

アンビラン鉱山におけるセクト集会の議長をセクト議長と呼ぶ。セクト集会はアンビラン鉱山で働く労働者が定期的に開催している会合であり、この場合の議長とは何らかの議題に関して協議する場合の司会・進行役を指す。集会の代表者ではない(代表者はセクト代表と呼ばれる)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-105


■ セクト集会 【せくとしゅうかい】 

アンビラン鉱山で働く労働者が定期的に開催している会合。地区集会。多くの大人たちが集まり、茶菓子を楽しみながら談笑している様子から察するに、秘密裏に行われる反抗集会ではない。ドーマ連合の監視下でも認められている単なる寄り合いであろう。マグダルが生活する西区のセクト集会ではノイ(ノイス・グリオノフ)が議長を務めていたようだ。セクトはセクション(section)の略語で「地区」あるいは「区分」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-104


■ セクト代表 【せくとだいひょう】 

アンビラン鉱山における各地区の代表者。マグダルが働いていた西地区ではカジマと呼ばれる男性がセクト代表を務めていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-105


■ 勢子 【せこ】 new!

勢子(せこ)とは、狩りを行う際に音を出して鳥獣を追い込む役割を負うヒトのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ セシル 【せしる】 

株式会社ジャパンイマジネーションが展開しているファッションブランドCECIL McBEE(セシルマクビー)のこと。渋谷109に入居するブランドの中でもトップに位置する人気店とされる。浜崎あゆみが同ブランドのアイテムを好んで着用していたことで有名。ブランドコンセプトは「大人っぽさの中のエレガント、カジュアル、グラマラス」。中高生から20代前半の女性がターゲットとなっており、腰周りがタイトなデザインのアイテムが多い。お姉系あるいはギャル系に分類される模様。2020年の新型コロナウイルスの影響で営業不振に陥り、2021年2月までに全店舗の閉店を進めることが決定した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ 設計思想 【せっけいしそう】 

建物や機械を設計する際の基本となる概念のこと。その設計者の手に拠る作品に継承される基盤や発想であったり、各々の作品群に対して設定される明確な目的・目標であったりする。GTMに関して云えば、汎用性、俊敏性、堅牢性、保守性といった具合に、どこに重点を置くかで設計の方向性は変わって来る。エルディアイ・ツバンツヒが設計するティーガー・フレームの騎体は、恒星間移動と超高速移動の機能を付加するために飛行形態への変形機構が盛り込まれている。そのような設計思想をもつGTMは他に存在せず、これを見た天照は新型騎設計の着想を得ることとなった。この結果、生み出されるGTMが後のスピード・ミラージュである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-244


■ 摂生 【せっせい】 

おそらく摂政の間違いだろう。君主制を採用している国家において、君主が幼少あるいは病床にあるなどの理由によって政務に携われない場合に、縁者や臣下が代理で政務に携わること。またその役職のこと。星団暦3000年代初頭におけるコーラス王朝の国家元首はコーラス24世であったが、まだ幼かったためにトラーオ・バランカが摂政を務めていたようだ。んが、魔導大戦の勃発以前はトラーオの父王ルーパスがその役目を負っていたはず。おそらく、星団全体がキナ臭くなってきたことを感じて、精神的・体力的に充実している息子に国の舵取りを任せることにしたのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 接続ボルト 【せつぞくぼると】 

パーツ同士をつなぎ合わせる小部品のこと。アシリア・スーツはヘリオス生地で作られているため、スーツの内部に電源のバイパスや接続ポイントを組み込むことができない。よって、各種装備品をつなげる接続ボルトはブラウスの表面に取り付けられる格好となる。アラビク・スーツの場合はスーツの内側に電源のバイパスや接続ポイントが組み込まれているため、ブラウス自体にこれらを取り付ける必要がなく、シンプルな造りのブラウスが使用可能となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ 絶対皇位継承権 【ぜったいこういけいしょうけん】 

絶対に喪失することのない皇位継承権のこと。その血筋から皇位の継承権が認められ、如何なる理由によってもその継承権が優先されることを意味する。天照王朝においてアトワイト・エックス家は絶対皇位継承権をもつという。シナーテ家の嫡男であったサリオン王子は王朝の動乱を招いたことで継承権を剥奪された過去があるが、もし彼が絶対皇位継承権をもつアトワイト家の出自であれば、その皇位を剥奪されることは無かったであろう。天照王家の血筋を遺すことは現王朝において最上位の優先事項であり、その権利は女系王家に付いて回る義務でもある。逆を云えば、アトワイト家の女性は必ず娘を遺さなければならないということ。そこに個人の意思が混じる余地はないということだろう。皇位継承権の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ 絶対行使権 【ぜったいこうしけん】 

おそらく、国家の統治において絶対的な権力を行使する権利をこのように呼んでいるのだろう。絶対専制君主制において国家元首が持ち得る権利である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-136


■ 絶対法 【ぜったいほう】 new!

クバルカン法国の国法。憲法。詳細は不明。「ラントの盟約」について明記されており、イゾルデ・サヤステが円卓の騎士のひとりに就任したことも、絶対法に沿った対応であるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-180


■ 絶対零度 【ぜったいれいど】 

原子・分子の運動も停止する極限の低温のこと。0ケルビン(開氏0度)。蘭氏0度、摂氏マイナス273.15度、華氏マイナス459.67度を指す。様々なSF作品で絶対零度を顕在化する兵器は登場しているものの、現在の科学力で絶対零度を実現することは不可能とされる。宇宙空間の温度は3ケルビンとされており、絶対零度ではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p72


■ 接地圧 【せっちあつ】 

接地面に掛かる単位面積当たりの荷重のこと。重過ぎれば地面にめり込むことになり、軽過ぎれば地面を掴むことができずに滑ってしまうことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ 接地抵抗 【せっちていこう】 

接地した状態の物体が運動する際に地面から受ける抵抗のこと。地面の凹凸や硬軟により変化する摩擦力と考えてよい。車輪などであれば転がり抵抗と呼ぶのが普通で、GTMのようなロボットであれば歩行抵抗あるいは走行抵抗と呼んだ方がいいかも知れない。一般に、接地抵抗という用語は電気工事において使用されるもので、アースなどを地面に接続した際の電気の通りにくさを示す値とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ 接地ブロック 【せっちぶろっく】 

GTMの足裏に組み込まれているブロック。つま先の第1接地ブロックから後方に、第2から第5まで複数のブロックが仕込まれており、ツインスイング可動によりブロック単位で接地・浮揚を切り替えることで接地面積の調整を行う機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ 接地面積 【せっちめんせき】 

その物体が接地している面積のこと。接地圧の変動に関わる要素である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年5月号p63


■ 絶対専制君主 【ぜっていせんせいくんしゅ】 new!

絶対専制君主制度における統治者のこと。その国内において一切の権限を行使することが可能な君主を指す。絶対専制君主制度の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ 絶対専制君主制度 【ぜっていせんせいくんしゅせいど】 new!

君主制の一種。その国家の法律によって君主の権限が一切制限されていない政体のこと。皇帝や国王を頂点とする統治形態を指し、劇中ではフィルモア帝国やバキン・ラカン帝国などの政体が該当する。また、ファロスディー・カナーン超帝國は1000を超える属国を支配するために絶対専制君主制を敷いており、さらに君主のエゴや欲望によって帝國が暴走しないよう、泰皇帝となる人物に徹底した人体改造を施していたとされる。天照によるA.K.D.の統治も絶対専制君主制によるものだが、名義上は大統領となっており、いろいろと混乱してしまう。ついでに、権限が制限されている君主制は制限君主制(または立憲君主制)と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p55


■ ゼット・エー・ピー 【ぜっとえーぴー】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーの略称。Z.A.P.の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ セットチャージ 【せっとちゃーじ】 

GTMのツインスイングを交換した後に行われる何らかのパラメータ設定作業のこと。通常はこの作業だけでゆうに数週間は掛かるが、ソープは全ての設定を一発で割り出すことが可能なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-018


■ セットポイント 【せっとぽいんと】 

GTMのファティマ・シェルに備え付けられている、ショルダー・アンブレラの接続箇所。ここにアンブレラの先端を接続することで、宙に浮いているファティマの身体が固定される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ 摂理 【せつり】 

創造主である神が被創造物に対してもつ計画や配慮のこと。この世の遍く事象は全て神の計画と配慮に基づいて起きているという考え方を表した言葉であり、ヒトの行いは全て神の意志に拠るもの、それは運命そのものであるという受け取り方ができる。天照の指示を受け取ったポーター(=アーク・水霊)はその言葉を「摂理」として受け取った。彼の言葉こそは私の運命ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-067


■ 摂理の神 【せつりのかみ】 

JOKERは天照大御神が創造した摂理の神であるという。摂理とは創造主である神が被創造物に対してもつ計画や配慮のこと。つまり、天照大御神がジョーカー太陽星団に存在する遍く事象と生命に対して自身の計画と配慮に沿わせるように遣わした神と云えるだろう。簡単に云えば、神の意に沿うように世話を焼く神様である。ここで「えーJOKERってただの傍観者だよね」とツッコミを入れるのは間違っていない。ここで云う「神の意」とは即ち「ヒトはヒトで在れ」という考え方であり、ヒトがヒトの領分を超えない限りJOKERの役割はただの「監視者」に留まるということ。だからこそ、神に抗う意思を見せたラキシスに対して天照は過敏に反応したのである(コミック16巻p249)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-004


■ セトメ一族 【せとめいちぞく】 

ジュノーのピチカート公国を拠点とするGTMガーランドの家系。ピチカート公が首都コルトに一族を迎え入れたことで、同国はGTM製造国家として広く認知されるようになったという。名前の元ネタは、スペインの銃器メーカーCentro de Estudios Tecnicos de Materiales Especialesだろう。頭文字をとってCETME(セトメ)と表記される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年4月号p63


■ ゼノア・Ap-B 【ぜのあAp-B】 

ファティマ・タワーがジョーカー星団を離れた後に駆ることになるX型ミラージュマシン。ゼノア・アプターブリンガーを指す。ゼノア・アプターブリンガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-015


■ ゼノア・アプターブリンガー 【ぜのああぷたーぶりんがー】 

天照が詩女マグダルから託され、ウィル星団暦7777年まで管理・運用することになるGTM。ブリンガーの名をもつGTMであるが、天照が設計・開発したブリンガー・シリーズでは無い。その正体は、星団暦の初頭にドナウ帝国で製造されたディー・カイゼリンである。AD世紀最強のGTMとされる焔帝シュッツィエンのエンジンを搭載しているカイゼリンは、AD世紀および星団紀の全ての技術を投入した最高傑作と云える。AD世紀以降の記憶を宿す詩女がこのGTMを託すということは、全ての人類の記憶と希望を託したことと同義であり、ヒトが神に献上した贈物ということになるだろう。ミラージュ騎士団ではザ・タワーが専任騎士として搭乗。ウィル星団暦7777年のラキシス救出作戦(フォーチュン戦)に参戦する。なお、マグダルがこのGTMを託した背景には、先代詩女ムグミカの遺言があったようだ。ゼノ(Xeno-)は「異種の」という意味の接頭語。ア(A)はアルファベットの最初の一文字で様々な意味をもつ。ナンとも意味深な名称である。ディー・カイゼリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-050


■ セパレートパニエ 【せぱれーとぱにえ】 

スカートから分離しているタイプのパニエのこと。もしくは左右に分割されたパニエのこと。パニエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-037


■ ゼビア・コーター 【ぜびあこーたー】 new!

星団暦2200〜2300年代に活躍したカラミティ・ゴーダース出身のGTMガーランド。フィルモア帝国に本拠を置くブラウニー家の出身で、フルネームはブラウニー・ゼビア・コーター。ハスハ・ミノグシアに移籍した後にブラウニー姓を捨て、新たにコーター家を興したようだ。星団初のファティマ搭載型GTMである3騎のホウザイロを製作した名工であり、その意味で現在稼動している全てのGTMフォーマットを構築した人物と呼べる。星団3大GTMに数えられるバーガ・ハリの設計者でもあり、3000年代もしくは4000年代に入っても同じフォーマットで生産され、且つ、多くのバリエーションや武装・装甲の換装に対応していることから、驚異的な技能をもった稀代の職人であったと考えられる。マギー・コーターの祖父という設定もあるが、年代的にみて間が空き過ぎるため、数代前の先祖とした方がいいだろう(祖父と明記していない設定もある)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-135


■ ゼビア・コーター・ホウザイロ2 【ぜびあこーたーほうざいろ2】 new!

ホウザイロ・グロウダインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-135


■ ゼブラ 【ぜぶら】 new!

東京都新宿区に本拠を置く文具メーカー。石川徳松が1897年に純国産の鋼ペン先を開発して創業。当初は「石川ペン先製作所」という社名であった。1957年にボールペンの開発に着手し、63年に社名を「ゼブラ」に変更。これは予てよりブランドロゴおよびブランド名としていた「ゼブラペン」から採られた。他にも油性マーカーのハイマッキーやシャープペンシルのシャーボなどが有名。永野センセーが以前Gペンのペン先を購入した際、1箱(5000円)全てが不良品だったらしく、1巻p116に文句が書いてある。ただし、永野センセーは以降も別のメーカーに変更することは無く、2024年現在もゼブラのGペンを使用しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-111


■ セブンシーズ 【せぶんしーず】 

インターナショナル・ラグジュアリー・メディアが発行していた月刊誌「セブンシーズ」が元ネタ。作家の開高健が創刊に携わった。読者層の平均年収が3000万円というセレブ専門雑誌で、世界中の一流ブランドやクリエイター、事業家・資産家のライフスタイル、パーティやゴルフコンペの情報などを発信。創刊は1988年。日本国内の不況が影響したのか2009年に休刊している。セブンシーズ(Seven Seas)とは「七つの海」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ セブンス・フォール 【せぶんすふぉーる】 

次元回廊の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-180


■ セブン・ソード 【せぶんそーど】 

7剣聖の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-163


■ セブン・ソード3 【せぶんそーど3】 

超帝國剣聖騎士団におけるディオ・クルマルスの席次。あるいは製作順かも知れない。彼は3番目の超帝國剣聖ということが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-061


■ 背骨 【せぼね】 

GTMのメインフレーム。右背骨と左背骨の2本で構成される。通常は竜骨と呼ぶ。竜骨の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-038


■ セリ 【せり】 

セリ目セリ科に属す多年草。春の七草のひとつであり、主に香草として利用される。湿地や水田周辺にみられるが、市場に出回る商品は栽培したセリである。七草粥に入れる食べ方が一般的。また、秋田県のきりたんぽ鍋では必須の食材となる。似たような外観のドクゼリがあり、野生種を採取する場合は注意が必要。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-250


■ セリウム大銀河 【せりうむだいぎんが】 

クラウン銀河から遠く離れた銀河団。オリンポス星系を含む。ラキシス外伝においてラキシスとマグナパレスが向かうことになる外宇宙のひとつである。ちなみに、セリウム(cerium)は元素記号Ce、原子番号58の銀白色の金属。希土類元素(レアアース)の中では最も豊富に存在する元素とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-206


■ ゼルダ 【ぜるだ】 

任天堂が1986年に発表したファミリーコンピュータディスクシステム用ゲームソフト「ゼルダの伝説」とそれに連なるシリーズのこと。一般にゼルダの伝説シリーズと呼ばれる。プレイヤーが主人公キャラクターを操作して物語を進めていくアクションRPG。シリーズによって時代や設定が異なるが、主人公リンク、王女ゼルダ、敵役ガノンドロフもしくはガノンの三者が共通して登場し、トライフォースと呼ばれる神の力の象徴を巡る物語が展開する。ただし、ゼルダとガノンドロフについては直接的に登場しないシリーズもある。永野センセーは同シリーズの熱烈なファンであるらしく、NT連載時の扉絵や副読本でゲーム内容を称賛している文章が確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ セルフチェック終了状態 【せるふちぇっくしゅうりょうじょうたい】 

GTMの起動シーケンスに見られるセルフチェック(自己診断)が終了した状態のこと。この後でエンジン出力が通常の状態に移行する。防護バリアはこの時点で展開される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-019


■ セレブ 【せれぶ】 

セレブリティ(celebrity)の略語。「名士」や「有名人」の意。「金持ち」という意味はないので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ 零零(ゼロ・ゼロ) 【ぜろぜろ】 

ウィル星団暦7777年以降に出現するFネーム・ファティマのひとり。シリアルはBF-18 F1-02(エフワン・ゼロツー)。パワーゲージは4A-3A-4A-2A-5A。ミラージュ騎士団No.52。母体は令令謝。ナオ・リンドーの性格や形質を受け継ぐという設定もあったがこれはボツ設定。気さくなファティマであるが、たまに先先(マーター・マーター)に怪しい指示を出したりするらしい。名前が公開された当初、先先と共に星団から去るとの設定があったが・・・そもそもジョーカー星団がほとんど消えかけている時代のファティマである。最新設定に拠ると、星団紀において活動している令令謝は本人ではなく、零零(ゼロ・ゼロ)が成り代わっているらしい。スタント遊星を介して7777年より2770年に移動した零零は、老化したカイエンを伴って星団に帰還したものの、聖宮ラーンに戻らずバランシェ邸に向かったようだ。詩女ジキジディにその正体を見破られないための方策であったが、時代を経てナオ・リンドーと共にラーンを訪れた際に詩女フンフトに看破されてしまった模様。英訳では「Rei Rei」とも表記されており「れいれい」と呼ぶ場合もあるのだろう。令令謝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-061


■ 閃1001 【せん1001】 new!

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。モルフォ・ザ・スルタンに搭載されていたHL901エンジン(=閃901)を参考に、(おそらく生産性を重視して)汎用量産化したエンジンとされる。ホルダー・ブリンガーのほか、A.K.D.の主力戦艦(U-XVII型戦艦)やベル・クレール(U-XXV型戦艦)に搭載されたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1001型エンジン 【せん1001えんじん】 new!

閃1001の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 閃1001搭載型 【せん1001とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1001を搭載するGTM。旧ミラージュ騎士団GTMのホルダー・ブリンガーが該当する。また、このエンジンはA.K.D.の主力戦艦(U-XVII型戦艦)やベル・クレール(U-XXV型戦艦)にも搭載されている。ただし、Z.A.P.の運用開始と同時に、ベル・クレールは閃1041エンジンに換装したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1011 【せん1011】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014の開発過程で作られた試作1番エンジン。2基1対のレイアウトに至る以前のシングル・エンジンとのこと。A001の開発番号をもつGTMトリバネルに搭載。トリバネルは後に改修されてプディン・モルフォと呼ばれる騎体になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1011エンジン 【せん1011えんじん】 new!

閃1011の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 閃1011搭載型 【せん1011とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1011を搭載するGTM。ブリンガーA001ことトリバネルが該当する。トリバネルは2992年に破壊されたため、回収したエンジンを用いて後にプディン・モルフォと呼ばれるGTMが作られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1012 【せん1012】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014の開発過程で作られた試作2番エンジン。2基1対のレイアウトに至る以前のシングル・エンジンとのこと。A002の開発番号をもつGTMタテハ・ル・マキャオに搭載。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1012エンジン 【せん1012えんじん】 new!

閃1012の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 閃1012搭載型 【せん1012とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1012を搭載するGTM。ブリンガーA002ことタテハ・ル・マキャオが該当する。現在はデムザンバラと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1013 【せん1013】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014の開発過程で作られた倒立マウント仮搭載エンジンとされる。おそらく、2基1対のレイアウトに変更したツイン・エンジンである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1013搭載型 【せん1013とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1013を搭載するGTM。閃1013エンジンは倒立マウント仮搭載エンジンとされており、1014搭載GTMテスト騎に搭載されたらしい。DE7の解説において、1014搭載GTM(=Z.A.P.)の試作騎として作られたツイン・エンジン騎はDFと呼ばれる騎体であることが判明しているため、おそらくDFが閃1013搭載型ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1014 【せん1014】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。GTMの両脚に組み込むことを前提とした2騎1対の倒立マウント・ツインエンジンである。型式名はハ-閃1014。ブリンガー・シリーズのうち、ツイン・エンジン搭載型のB型、D型、J型、そしてL型(SR4ジ・エンドレス)の各種にこのエンジンが搭載されている。従来のエンジンと比較して小型・高出力化が図られた非常に強力なエンジンであり、さらに2基の相乗効果によりツイン・エンジン搭載型は他国の一般的なGTMを凌駕する高性能騎に仕上がったようだ。ツァラトウストラ・アプターブリンガーの開発当初は周囲のヘリオス装甲すら溶かしてしまったため、放熱・放電用のパーツを複数追加することで、出力の安定化に漕ぎ着けたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ 閃1014エンジン 【せん1014えんじん】 

閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-027


■ 閃1014型エンジン 【せん1014がたえんじん】 

閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 閃1014系列エンジン 【せん1014けいれつえんじん】 

天照が開発した閃1014エンジンとその派生型を含む総称。ツイン・エンジンの閃1014、1021、1041などが含まれるが、永野センセーの解説を読む限りシングル・エンジンの1015も系列に含まれる模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 閃1014ツインデトネーター 【せん1014ついんでとねーたー】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014エンジンの派生型に当たるツイン・エンジンであり、4基のジェネレーターと連結しているらしい。デトネーター・ブリンガーに搭載。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1014ツインデトネーター搭載型 【せん1014ついんでとねーたーとうさいがた】 new!

閃1014エンジンの派生型(と思われる)閃1014ツインデトネーターを搭載するGTM。J型ミラージュが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1014搭載型 【せん1014とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1014を搭載するGTM。B型およびD型ミラージュが該当する。J型も同様であるが、ジェネレーターが2倍の4基になっており、こちらは閃1014ツインデトネーター搭載型と呼ばれる。しかし、マグナパレスやZ.A.P.はジェネレーターが片側4基の計8基としている資料もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1014ハーモイド・エンジン 【せん1014はーもいどえんじん】 

閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-227


■ 閃1015 【せん1015】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。型式名はハ-閃1015。ブリンガー・シリーズのうち、シングル・エンジン搭載型のA型、C型、G型、H型の各種にこのエンジンが搭載されている。2基1対で搭載することを前提としている1014型と異なり、1015型は1基のみの搭載が基本となる。それ故に、最大出力の臨界は1015型の方が若干大きいとされる。なお、デムザンバラおよびトリバネルも閃1015エンジン搭載騎との設定もあったが、これらは後に変更された模様。ツバンツヒがミラージュに所属した後に増産されたマーク2(スピード・ブリンガー)のエンジンも閃1015になるだろうか。また、S1型のスカイアギフトとS2型のウーラソニックもC型と同一のエンジンという設定もあったが、こちらは変更される可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1015エンジン 【せん1015えんじん】 

閃1015の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p55


■ 閃1015型エンジン 【せん1015がたえんじん】 

閃1015の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p55


■ 閃1015搭載型 【せん1015とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1015を搭載するGTM。A型、C型、F2型(2基搭載)、G型、H型ミラージュが該当する。ツバンツヒがミラージュに所属した後に増産されたマーク2(スピード・ブリンガー)のエンジンも閃1015になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1021 【せん1021】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014エンジンの派生型に当たるツイン・エンジンであり、高エネルギー電磁波をエンジンに送るインジェクターを2個備えるようだ。天照家の皇帝旗艦ザ・ウィルに搭載。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1021搭載型 【せん1021とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1021を搭載する艦船。ザ・ウィルが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1041 【せん1041】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1014エンジンの派生型で安定バージョンとも評されるツイン・エンジンである。天照家およびミラージュ騎士団が運用するベル・クレール(U-XXV型戦艦)、ホエール型戦艦(U-XXX型戦艦)、ルナ・アインハイトに搭載。初期設定ではF2型ミラージュに搭載されたエンジンであった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1041エンジン 【せん1041えんじん】 new!

閃1041の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ 閃1041搭載型 【せん1041とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1041を搭載する艦船。ベル・クレール(U-XXV型戦艦)やホエール型戦艦(U-XXX型戦艦)が該当する。また、Z,A,P,のオプション兵装となるルナ・アインハイトにも同型のエンジンが搭載されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1081 【せん1081】 

天照が自らの手で開発したハーモイド・エンジンの一種。閃1015エンジンの派生型に当たるシングル・エンジンであり、ダイヤモンド・ニューが製作した3騎のフラグシップモデルに搭載された模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃1081エンジン 【せん1081えんじん】 new!

閃1081の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-040


■ 閃1081搭載型 【せん1081とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃1081を搭載するGTM。ダイヤモンド・ニューが製作した3騎のフラグシップモデル・・・ブリンガーB2(紫雲)、ブリンガーB3(賽星)、ブリンガーB4(火之姫)が該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃901 【せん901】 

亜奈美・ヘンシェル・クルップ(後の亜奈美・ヘンシェル・アトワイト)が設計したエンジン。天照家のGTMモルフォ・ザ・スルタンに搭載されており、超帝國型ペダンエンジンに分類される。カイゼリンに搭載されているエンジンはGTMシュッツィエンと同じペダン7型エンジン(あるいはペダン4型エンジン)とされていることから、炎の女皇帝が開発したエンジンの系譜にペダンの名前が引き継がれているのだろう。閃901はその派生型であるが、同じくペダンエンジンの系譜に連なるHL型エンジン(フィルモアGTMに搭載されるエンジン)と明確に分けられていなかったこともあり、HL901エンジンとも呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 閃901搭載型 【せん901とうさいがた】 new!

閃エンジン・シリーズのひとつ閃901を搭載するGTM。モルフォ・ザ・スルタンが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 戦圧 【せんあつ】 

うーん・・・「威圧」の間違いだろうか。敵軍の威力(勢い)によるプレッシャーを下げるための戦いを進言しているシーンなので。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-138


■ 閃エンジン 【せんえんじん】 

閃エンジン・シリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ 閃エンジン・シリーズ 【せんえんじんしりーず】 new!

超帝國型ペダンエンジンの発展型として天照が開発した新型ハーモイド・エンジンの系譜のこと。亜奈美・ヘンシェル・クルップ(後の亜奈美・ヘンシェル・アトワイト)が設計したペダンHL901がその源流。これをそのまま閃901と読み換え、同じく亜奈美設計の閃910を間に挟み、以降はブリンガー・シリーズの開発に伴って1000番台のエンジンが作られた。汎用量産型の閃1001、試作型の閃1011、閃1012、閃1013を経て、完成型として作られた閃1014、閃1015がミラージュ騎士団の各種GTMに搭載された。また、派生型として閃1021、閃1041、閃1081が作られ、こちらは艦船やごく一部の派生騎に搭載されたようだ。ウィル星団暦7777年以降、ハーモイド・エンジンは遊星駆動エンジンに置き換えられ、新たに粒シリーズの系譜が作られることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 戦果 【せんか】 

スコアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-052


■ 戦艦 【せんかん】 

軍艦の艦種のひとつ。戦闘艦または主力艦とも。強力な艦砲と堅牢な装甲を持つタイプの軍艦を戦艦と呼ぶ。A.K.D.軍の場合は、ベル・クレール型戦闘旗艦、ホエール型戦闘巡洋艦、U-XVII型戦艦(アーテレオポス・シリーズ)、U-XXI型戦艦(マクロフリアンクス・シリーズ)などが戦艦に分類される。通常、戦艦とはその軍の主力となる大型艦を指すため、A.K.D.軍において単に「戦艦」と呼称した場合は、旗艦などを除くU-XVII型およびU-XXI型戦艦を指していると考えてよい。バトルシップと呼ぶのが一般的であるが、ジョーカー星団ではセイラーまたはケープセイラーと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 戦艦投下 【せんかんとうか】 new!

地上戦においてGTMを戦艦から投下すること。GTMはハンガーにセットされた状態で地上に下ろされ、着地と同時にハンガーから解放され戦闘を展開する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ 戦艦用バスター・ランチャー・レンジブレーカー 【せんかんようばすたーらんちゃーれんじぶれーかー】 

戦艦が装備する長砲身・大口径タイプのバスター・ランチャーのこと。デトネーター・ブリンガーは戦艦の主砲と同クラスのバスター・ランチャーを装備する。バスター・レンジ・ブレーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ 船橋 【せんきょう】 

艦船の高所に設けられた指揮所のこと。いわゆるブリッジ。操舵室や海図室を含む。軍艦の場合は艦橋と呼ばれ、司令室を兼ねるものとなる。ただし、近年の軍艦においては、船体高所の船橋はただの標的となってしまうため、船内の堅固な位置に戦闘指揮所(CIC:Combat Information Center)を設けている場合がほとんどである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-148


■ 全軍総司令長官 【ぜんぐんそうしれいちょうかん】 

星団暦3159年に前後してファルク・ログナー・バビロンがもつことになる肩書き。A.K.D.地上軍、宇宙軍、騎士団の3軍およびミラージュ騎士団全軍を総括する総司令にして長官のこと。アイシャが天照王朝に在籍していた時代では、彼女が長官の役目を負っていたことから、アイシャの移籍に伴ってログナーが長官の任に就いたことが判る。いずれにしても、A.K.D.軍が存続する限り、クローン再生によって生き続けるログナーが軍のトップに位置することは変わらない。ただし、天照がユーパンドラに全権を譲る3961年以降は、ログナーも解任されていた可能性が高い(そして星団を離れた4100年以降に再度任官か)。また、ログナーが死亡し、育成槽において成長を待っている期間は、ミラージュ騎士団のリーダーナンバーをもつ者(サリオンなど)が代理を務めていたものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 全権騎士 【ぜんけんきし】 new!

騎士団の運用に関する一切の権限を持ち得る騎士のこと。通常は総騎士団長を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年5月号p63


■ 閃光(1) 【せんこう】 

ジョーカー星団において「最も強力」であることを示す言葉。グリッターとも呼ばれる。グリッター(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-015


■ 閃光(2) 【せんこう】 

強烈な光。稲光のように一瞬で放たれる光のこと。バイターがその能力を行使した際に発する光も閃光と呼ばれる。グリント・ツヴィンゲンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-129


■ 全高 【ぜんこう】 

GTMのスペック表(性能諸元)に表記される項目のひとつ。そのGTMを直立させた状態で、地面から最も高い位置にあるパーツまでの距離で表される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 泉興京巴 【せんこうけいともえ】 new!

デルタ・ベルンの南半球にあるガス・ガル連邦出身の騎士。その小柄な体型とファティマを嫌悪する気持ちからGTMには搭乗せず、専ら忍者として暗躍するフリーの女スパイである。星団暦2989年にはメヨーヨ朝廷の情報開発局に雇われてGTMホウライの実戦テストに協力。その後はバッハトマ魔法帝国に入国し、忍者部隊の頭領、黒豹騎士団のリーダーとして活躍しているようだ。バッハトマ軍における階級は准将。威圧的な立振舞いが災いして年上からも「アネさん」と呼ばれる女傑であるが、カイエンに甘えていた「亜矢子」の状態こそがこのヒトの本性のような気もする。その正体は忍者組織・地潜りが世に放っていた上忍のひとり。ヨーン・バインツェルに罠を仕掛けたことで、教え子であり副官でもあったアーリィ・ブラストと衝突し、戦闘の末に死亡する。3069年没。本名は堀川南洞院亜矢之巴(ほりかわみなみのとういんあやのともえ)。巴御前(ともえごぜん)とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p61


■ 先行試作型 【せんこうしさくがた】 new!

兵器開発の過程で生産されるモデルのひとつ。量産(=制式採用)されること、つまり、次期主力型の完成を目標として作られる試作モデルを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-166


■ 先行試作量産型 【せんこうしさくりょうさんがた】 

兵器開発の過程で生産されるモデルのひとつ。本格的な量産に先駆け、運用体制の確立と実地における性能試験を行うため、試験的に量産されるモデルを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p63


■ 戦功十字章 【せんこうじゅうじしょう】 

ミノグシア各国の軍組織が制定している勲章のひとつ。第二次世界大戦中のドイツでも同様の勲章が存在した。前線での戦功ではなく、後方における戦功を対象とした勲章である。対象は、警察任務、収容所勤務、兵器開発、兵器増産、国民の士気高揚などであったとされる。ミノグシアもおおよそ同様であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-054


■ 閃光心練科 【せんこうしんれんか】 

ラーン教導学院の中等部および高等部に設置されている学科のひとつ。星団内でも非常に珍しい、ボルテッツやスコーパーの育成を行う専門学科である。その教育課程の詳細は不明であるが、聖宮ラーンは星団中に散らばる魔導師の総本山もしくは聖地とも呼ばれており、若い魔導師にとっては唯一無二の学びの場であることが予想される。おそらく、この学科の教育方針や卒業後の進路を巡って天照家典星舎と長年衝突しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-112


■ 先行テスト 【せんこうてすと】 

本格的な量産に先駆けて実施される運用試験のこと。様々な条件下で効率的に試験を実施できるよう、基本的な仕様を揃えた試作機が複数製作されて試験地に投入される場合が多い。フィルモア帝国の新型騎ラミアスは、先行テストを目的として魔導大戦に投入された。テスト騎は3騎あり、ナイアス・ブリュンヒルデ、マドラ・モイライ、剣聖慧茄の3名がそれぞれ装甲色の異なるラミアスで戦場に降り立ったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ 先行リーダー 【せんこうりーだー】 

ある製品・作品の象徴として存在し、他者の興味や業界の方向性を引き込み、牽引する役割をもつ先導者のこと。ファティマ・コンコードはユーフラ・コレクション(プラスチック・スタイル)導入の先行リーダーとして試作スーツを身に纏った。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p83


■ 戦国時代 【せんごくじだい】 

日本の歴史における時代区分のひとつ。室町時代の末期から安土桃山時代の中期に掛かる戦乱の時代を指す。一般に、応仁の乱が起きた1467年から、豊臣秀吉が天下統一を果たした1590年までの期間が戦国時代と呼ばれる。室町幕府の衰退と後継ぎを巡る争いにより各地の守護大名の権力争いが激化。将軍職は足利氏に引き継がれていたものの、政権の掌握者が細川氏・三好氏と移った後、足利義昭を奉じた織田信長が上洛。これに応じて各国の大名が勢力の拡大を目指して戦国大名化。甲斐の武田氏、越後の上杉氏、相模の北条氏、安芸の毛利氏、土佐の長宗我部氏、薩摩の島津氏を始めとして各国の大名が争った。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-041


■ 前後スイング 【ぜんごすいんぐ】 

前後に稼動するスイングパーツ。おそらく、スライド運動によってパーツ同士の伸び縮みを再現するスイングパーツのことだろう。GTMの下腕スイングに内蔵されており、手の動作をサポートするサスペンションの役割をもつらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ ぜんざい 【ぜんざい】 

小豆を砂糖で甘く煮て、中に餅や白玉団子を入れた食べ物。栗の甘露煮、求肥、フルーツなどを入れる場合もある。また、沖縄でぜんざいと呼ばれるものは、黒糖で甘く煮た金時豆にかき氷を加えたものを指す。こちらは冷やしぜんざいあるいは氷小豆とも呼ばれる。氷小豆の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ 全視 【ぜんし】 

距離や時間の制限を無視して遠方を見通す能力のこと。スコーパーとも呼ばれる。スコーパーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-060


■ 戦時国債 【せんじこくさい】 

戦時下で発行される国債のこと。戦費の増大はその国家の予算を圧迫するため、足りない資金の補填として国債が発行されることは多々あるようだ。国債の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p67


■ 全視者 【ぜんししゃ】 

スコーパーの能力者のこと。要するに千里眼をもつ者を指す。スコーパーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-060


■ 全視の詩女 【ぜんしのうため】 

詩女エダクダを指す尊称。ホルリ・エダクダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ 戦車 【せんしゃ】 

強力な火砲を搭載した装軌式(覆帯で走行する方式)の装甲戦闘車輌のこと。火砲を搭載していても、装輪式(タイヤで走行する方式)の車輌は原則として戦車から除外される。ジョーカー星団で戦車と云った場合は基本的に空中戦車(エア・バレル)を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-022


■ 戦車師団 【せんしゃしだん】 

戦車や装甲車輌を主体とする師団規模の軍グループのこと。装甲師団とも呼ばれる。火砲および装甲と不整地走破能力をもつ現代の戦車は第一次世界大戦中に開発されたものであるが、それらが陸上戦闘の主体となり、師団規模で運用されるようになったのは第二次世界大戦以降となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-012


■ 全周囲オーバーヘッド・キャノピー 【ぜんしゅういおーばーへっどきゃのぴー】 

GTMの騎士コクピットに組み込まれているドーム状のキャノピー。スクリーンドームとも呼ばれる。騎士の頭部と上半身を覆っており、内側は全周囲モニターになっている。騎士の目の前にモニターが来る格好となるが、周囲の景色を見ている状態と全く同じ状態で映し出されるため、眼の焦点をモニター表面に合わせることにはならない(近目による眼の疲れは発生しない)。キャノピー内部では搭乗者の視線を追うターゲットマーカーとGTMの眼が捉えているターゲットマーカーが宙に浮く形で投影されており、このふたつが重なることでロックオンが完了する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-020


■ 全周スクリーン 【ぜんしゅうすくりーん】 

360度全面スクリーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年7月号p55


■ 全周波数索敵アンテナ 【ぜんしゅうはすうさくてきあんてな】 

GTMグリット・ブリンガーの頭部に備え付けられている2本のアンテナ。あらゆる電磁波を察知して索敵を行うアンテナである。受信する周波数帯が異なるのか、左右で大きさ・長さが異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p14


■ 戦術 【せんじゅつ】 

戦闘に勝利するための手段や計略のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-025


■ 戦術騎士理論 【せんじゅつきしりろん】 

ニオ・ハスラーが好んだ科目(高校在学時)。おそらく、騎士およびGTMを最大限に活用することを主眼に置いた戦術理論のこと。地上軍および宇宙軍の一般兵・一般的な兵器を用いた戦術理論と、決戦兵器であるGTMを用いた戦術理論は、似て非なるモノであるはず。一般兵を指揮下に置く騎士である以上、この2つを常に意識して行動しなければならないということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-100


■ 戦術戦略授業 【せんじゅつせんりゃくじゅぎょう】 

戦術とは戦闘に勝利するための手段や計略のこと。戦略とは戦争の目的を達成するための個々の戦闘・戦術の組み合わせとその考え方のこと。このふたつを組み合わせた授業が戦術戦略授業ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年12月号p63


■ 僭称 【せんしょう】 

身分を越えて勝手に称号を唱えること。また、その称号のこと。ディス・ボスヤスフォートは超帝国総帝に引き継がれるナンバーに倣って15(ヒフツェン)を名乗っている。天照やナインから見て、この名乗りは僭称に当たるようだが・・・その確証もまた存在しないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-006


■ 戦勝会 【せんしょうかい】 new!

戦勝を祝う会合。祝勝会とも呼ばれる。クリスティン・Vは可能な限り公の場に出ることを避けるため、その戦闘において多大な戦果を残したとしても、戦勝会への出席は見送っていたらしい。これは、世論の目から遠ざけるためのミヤザ・ヘクゼイなりの気遣いであったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年4月号p57


■ 戦場協定 【せんじょうきょうたい】 

おそらく、ジョーカー星団における戦時国際法もしくは国際人道法(に類する国際法)に基づいて結ばれた、戦場における非戦闘員の保護を目的とした協定のこと。一般人および死傷者の収容、捕虜の待遇、医療車輌や船舶に対する攻撃の禁止などについて、一定の基準が示されているものと考えられる。要するに、戦闘能力のない者・戦闘意欲のない者に対して不必要な攻撃を加えることを禁止した協定である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-221


■ 戦場写真 【せんじょうしゃしん】 new!

戦場で撮影された写真。各国の軍が戦況把握と戦意高揚を狙って撮影した写真と、史実を正確に伝えるため、あるいは、戦場の惨状を伝えるために第三者の戦場カメラマンが撮影する写真がある。第二次世界大戦中に撮影された写真の多くは、大半が前者の写真である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-073


■ 戦場偵察 【せんじょうていさつ】 

軍事行動における情報収集手段のひとつ。戦場となる区域の地形や、そこに展開している敵軍の内情を探って情報を収集すること。隠密偵察とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-020


■ 全情報システム端末 【ぜんじょうほうしすてむたんまつ】 

あらゆる情報を収集、解析、処理することが可能な端末のこと。騎士やファティマが所持するファンクションデバイスを指す。ファンクションデバイスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ 戦場レポーター 【せんじょうれぽーたー】 

戦場に赴いて実況を中継する報道者のこと。ジョーカー星団ではロボットカメラによる撮影・中継が実用化されているものの、戦場の雰囲気を伝えるべくレポーターが実際に戦地に赴くこともあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-080


■ 全身放熱システム 【ぜんしんほうねつしすてむ】 new!

GTMの全身で放熱を行うシステムのこと。ツイン・エンジン騎は、頭部のベンダー・ウィグ、背部のアイドラ・フライヤーおよびリア・フライヤー、脚部のアンクル・クレーン(または腰部のサイド・クレーン)を用いて全身から放熱を行うことでツイン・エンジンの搭載を可能としている。つまり、この放熱システムをもつフレームがティティン・フレームである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ センス踊り 【せんすおどり】 

かつてジュリアナ東京に通う女子の間で流行したダンスの一種。ボディコンで着飾った女性がジュリ扇と呼ばれる羽付き扇子を振り回して踊るもので、これらを映した映像は今もって当時のバブルを象徴する姿としてテレビなどで見ることができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ センス・オブ・ワンダー 【せんすおぶわんだー】 

センス・オブ・ワンダー(sense of wonder)とは、特定の対象に触れることで得られる喜びや感動のこと。またその度量を表すための言葉である。日本語の対訳は一定しておらず、その解釈についても議論の余地がある。とくに、感慨深さや知的好奇心を刺激するような作品について、センス・オブ・ワンダーを感じさせる作品、というような表現が用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p19


■ 専制君主 【せんせいくんしゅ】 

専制君主制の政体をもつ国家における国家元首のこと。専制君主制とは、その国家の法律によって君主の権限が一切制限されていない政体のこと。皇帝や国王を頂点とする統治形態を指す。ついでに、権限が制限されている君主制は制限君主制と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-077


■ 戦争代理人 【せんそうだいりにん】 

一般の人間を遥かに凌駕する戦闘能力を有し、一般の人間に代わって戦争に関わる全ての行為を担う者のこと。GTMに搭乗して戦闘を行う騎士を指す。なお、映画GTMの公開に先駆けて発信されたPVでは「戦争の代理人」と表記されていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p30


■ センターシー 【せんたーしー】 

中海とも。ボォスの南半球に広がる海洋。他の惑星に比べて陸地の割合が多いボォスでは、四方が大陸に囲まれた格好となるため、「陸地の中にある海」という意味で中海と呼ばれているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-148


■ 船体フレーム 【せんたいふれーむ】 

セイラーの構造を支えている骨組みのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p21


■ 洗濯板 【せんたくいた】 new!

手洗いで洗濯する際に用いられる波状の木板。洗濯物の一部を片方の手で板の上部に固定し、もう片方の手で洗濯物を板にゴシゴシ押し当てることで汚れを落とす。胸の小さい女性を指す隠語でもある。類語として、まな板、鉄板、壁などがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p61


■ 船団 【せんだん】 

2隻以上の船の集団を船団と呼ぶ。軍艦の集団である「艦隊」や「戦隊」も船団に含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p82


■ 全知の神 【ぜんちのかみ】 

全てを知る神。全能の神。全能神の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ センチュリー・ドアランデアスティルーテ 【せんちゅりーどあらんであすてぃるーて】 

世紀のドアランデアスティルーテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p66


■ センチュリオ 【せんちゅりお】 

ヴィーキュルの中でも女魔帝(サタネス)に次ぐ体躯と戦闘能力を有する上位種をセンチュリオと呼ぶ。女魔帝と同じ女性型の支配種であり、その警護に当たる親衛隊クラスのヴィーキュルと云える。魔王(ジェネラル)と同格もしくはそれ以上の上位種ということになるだろう。劇中には3体が登場。他のヴィーキュルよりも人型に近い容貌をもつ。センチュリオ(centurio)とは古代ローマにおける百人隊長のこと。ローマ軍の基本戦闘単位である百人隊の指揮官である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-006


■ センチュリオン 【せんちゅりおん】 new!

センチュリオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-104


■ 先天性白子 【せんてんせいはくし】 

アルビノ。メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により、先天的に皮膚の色素を欠いてしまう遺伝子疾患。生まれた個体は皮膚や体毛などが白色となる。人間のほか、哺乳類、鳥類、爬虫類などの動物全般に見られ、有名なところではシロウサギやシロヘビが該当する。「ジャングル大帝(1965)」のレオは白変種もしくは先天性白子の可能性がある。一般に、先天性白子は体が弱く、寿命も短いとされる。んが、先天性白子とされる天照はジョーカー星団に生活する全ての人間よりも長生きで、肉体が消滅しても再生可能という超絶的な頑健さを誇る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 戦闘音 【せんとうおん】 

GTMに搭載されているハーモイド・エンジンが戦闘時に鳴り響かせる音。非戦闘時の音とは異なるらしい。おそらく、エンジン内のコア(?)におけるエネルギーの発生状態が関わっており、反応を極力抑えた基底状態と、極限まで高めた励起状態では音質が変わるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-219


■ 戦闘機 【せんとうき】 new!

軍用機の分類のひとつ。敵航空機との空対空戦闘を主務とする軍用機である。英訳ではファイター(Fighter)と呼ばれる。近年では戦闘爆撃機や戦闘攻撃機、爆撃・攻撃に加えて雷撃や哨戒・観測も可能なマルチロール機が登場しており、これらを全て含めて戦闘機と呼称する場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ 戦闘機カタパルト 【せんとうきかたぱると】 

汎用攻撃機などの小型艇を射出する発進装置。フィルモア帝国の皇帝旗艦ダランスは両舷に各6基のカタパルトを装備する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p24


■ 戦闘教練 【せんとうきょうれん】 

戦闘に関する教育のこと。装備や武器を使用する訓練・演習を指すが、基本動作の統制による精神的な教育も含まれる。具体的には、敬礼や整列・行進などの練習を通して軍人としての精神・規律心を養い、もって円滑な指揮命令系統を形成する教育である。騎士の場合は、ガット・ブロウやGTMを用いた戦闘もカリキュラムに含まれ、教官によって手足が吹き飛ばされることもざらにあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年12月号p63


■ 戦闘形態(1) 【せんとうけいたい】 

戦闘に特化した形態のこと。ドナウ帝国の皇帝旗艦シワルベは非常に珍しい変形型宇宙戦艦であり、分厚い装甲に覆われた状態の戦闘形態と、高速移動に適した細長い移動形態をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-089


■ 戦闘形態(2) 【せんとうけいたい】 

人型形態の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-008


■ 戦闘攻撃機 【せんとうこうげきき】 

戦闘機と攻撃機の役割を果たせる軍用機のこと。戦闘機攻撃機の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p64


■ 戦闘コスト 【せんとうこすと】 

その兵器を戦闘に使用する際に発生する費用のこと。兵器のランニングコストとほぼ同義であるが、この中には維持管理費が含まれる。ランニングコストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-166


■ 戦闘最大出力 【せんとうさいだいしゅつりょく】 

GTMが格闘戦などを展開する際にハーモイド・システムが発揮する仕事率(馬力)の最大値。最大(稼動)出力と云い換えてもいいだろう。GTMカイゼリンの場合で22,300テラワット。馬力換算で3京馬力オーバーに達する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 戦闘指揮官 【せんとうしきかん】 

戦闘部隊の指揮を執るリーダーのこと。通常は、司令官の命令に基づいて部隊を指揮する者を指す。部隊編成により異なるが、大隊長もしくは中隊長クラスが指揮官と呼ばれるだろうか。もちろん、戦場に1個小隊しかいなければ、その小隊長が指揮官である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-004


■ 戦闘指揮服 【せんとうしきふく】 

指揮官が戦場で指揮を執る際に着用する制服。装飾が多少凝っているだけで、一般の兵士が着用する制服と大きく変わることはない。リーダー格の騎士が着用する騎士服も同様であるが、騎士団長などは騎士団カラーやパーソナルカラーのスーツを着用する場合も多々あるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-078


■ 戦闘師団 【せんとうしだん】 

通常の地上戦闘を担当する師団のこと。歩兵を中心とする師団は歩兵師団、戦車を中心とする師団は機甲師団、空挺を主務とする師団は空挺師団などと呼ばれていることから、これらの各役割を内包する師団(もしくは混成する師団)を戦闘師団と呼んでいるのだろう。師団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 戦闘集団 【せんとうしゅうだん】 

GTMの集団で組まれるユニットのうち、8〜12騎で構成される1個中隊を「戦闘集団」もしくは「カンプグルッペ」と呼称する。カンプグルッペの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-190


■ 戦闘重量 【せんとうじゅうりょう】 

戦闘機や戦闘用車輌における重量表記のひとつ。機体本体の重量に加え、燃料や冷却水、戦闘に使用する火器の弾薬、工具その他の備品と乗員を加えた状態の重量を指す。GTMの場合は、さらにガット・ブロウやフライヤーなどの主武装・副武装を装備した状態の重量を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 戦闘種族 【せんとうしゅぞく】 

先天的あるいは後天的に戦闘能力を強化されている種族のこと。タイカ世界の戦闘種族はモノノフと呼ばれる。ジョーカー星団における騎士やボルテッツも似たようなイメージであるが、彼らは通常のヒトと区別される種族ではない。否。超帝國時代に造られた騎士は異なる種族であったかも知れないが、一般人の血と交じり合うことで融和したと見るべきだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-129


■ 戦闘出力 【せんとうしゅつりょく】 

GTMが格闘戦などを展開する際にハーモイド・システムが発揮する仕事率(馬力)のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-060


■ 戦闘スーツ 【せんとうすーつ】 

ファティマが戦闘時に着用するスーツのこと。GTM戦闘スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 戦闘装甲人型兵器 【せんとうそうこうひとがたへいき】 

人型装甲戦闘兵器と同義。パンツァー・カンプフ・ロボーターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 戦闘展開 【せんとうてんかい】 

戦場・戦域で戦闘を展開すること。あるいは、戦闘に適した状態に装備や設備の状態を移行すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p61


■ 戦闘人間 【せんとうにんげん】 

AD世紀の時代に遺伝子操作によって生み出された戦闘用強化人間のこと。騎士を指す。騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-111


■ 戦闘ノイズ 【せんとうのいず】 

GTMおよび兵器全般を用いた戦闘によって発生する電磁波障害のこと。兵器の使用によって発生する非意図的な障害と、ジャマーなどによってもたらされる意図的な障害が含まれる。索敵・通信機器が発達しているように見えるジョーカー星団であるが、戦闘時は戦闘ノイズによってほとんど情報が把握できない状態になるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-183


■ 戦闘パーツ 【せんとうぱーつ】 

戦闘用の装備とその着用に用いられる装具のこと。騎士服の場合、肩に付ける反応式電磁装甲やガット・ブロウをぶら下げるための帯剣ベルトがこれに当たる。また、騎士の中には対騎士戦闘で使用する独自の兵装(ガット・ブロウとは異なる武器、光学兵器、バリアを含む)を好んで使用する者もいる。彼らが身に着ける端末も戦闘パーツあるいは機械パーツと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-019


■ 戦闘馬力 【せんとうばりき】 

戦闘出力の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-060


■ 戦闘服 【せんとうふく】 

戦闘に備えて着用する衣服。とくに騎士がGTMに搭乗する際に着用するスーツを指す。各騎士団でデザインを固定している場合が多く(支給もしくは各自の給料で購入)、ミラージュ騎士団についても「漆黒の花十字」をあしらった各種戦闘服が用意されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-014


■ 戦闘復帰 【せんとうふっき】 

戦線復帰あるいは戦場復帰とも呼ばれる。戦闘で破損・故障した後、整備を経て戦線に復帰することを指す。復帰に掛かる時間が早ければ早いほど、その兵器は信頼性が高いと評価できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p70


■ 戦闘防御形態 【せんとうぼうぎょけいたい】 

戦闘形態(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 戦闘ボルテッツ 【せんとうぼるてっつ】 

戦闘を担当するボルテッツ。ボルテッツは基本的に戦闘に特化した能力であるため、そのまんまボルテッツと読み替えて問題ないだろう。ボルテッツ(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-069


■ 全透明ヘリオス・クオーツ 【ぜんとうめいへりおすくおーつ】 

ブリンガー・シリーズに採用されている装甲材の一種。ヘリオス・クオーツとほぼ同義。ヘリオス・クオーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 全透明ヘリオス・ハイパー・キルテッド 【ぜんとうめいへりおすはいぱーきるてっど】 

完全透明ヘリオス・ハイパー・キルテッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ 戦闘モード(1) 【せんとうもーど】 

戦闘に際して採る形態や状態を便宜的に戦闘モードと呼称する。GTMカイゼリンは戦闘モードに移行するとエンジン出力に応じて装甲色がめまぐるしく変化するようになる。最高出力の状態では赤色、安定出力の状態では白色、過出力状態から通常出力に戻る場合は青色を呈するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-038


■ 戦闘モード(2) 【せんとうもーど】 new!

ファティマ・バクスチュアルにインストールされている実戦用プログラム。もしくはそのプログラムが起動した状態のこと。5騎のGTMを操る並列演算能力を単騎のコントロールに集中するため、GTM制御能力と演算性能が極限まで高まるらしい。この状態で運用される場合は「ザ・ブライド」というコード名が与えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-035


■ 戦闘用装甲 【せんとうようそうこう】 

実戦で使用する装甲のこと。試験用の装甲に対する便宜的な名称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年7月号p60


■ 戦闘用ハード・スーツ 【せんとうようはーどすーつ】 

戦闘に適した丈夫なスーツのこと。もしくは、戦闘用のハードウェアを備えた戦闘服のこと。アシリア・スーツは戦闘用ハード・スーツと呼ばれる。アシリア・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ 戦闘ロボット 【せんとうろぼっと】 

狭義には劇中に登場するGTMのこと。広義にはそれ以外の戦闘用ロボット全てを含む総称。劇中には、騎士が搭乗しない自律稼働型の戦闘ロボットも登場している(コミック9巻p57など)。旧設定では、マシンメース、マシンメサイア、モーターヘッドの3種が存在していたものの、新設定においてはGTM以前のロボットについての言及はされていない。騎士が搭乗するロボットは全てGTMに分類されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-230


■ セントリー 【せんとりー】 

伝承紀の時代からボォスに存在する謎の存在。超次元物質とも呼ばれており、生命体の範疇から外れた「何か」である。ヒトの眼前に出現することは無く、詩女だけがその存在を感知することができるという。星そのものを揺るがすほどの強大な力を有しており、星の意志が具現化した姿とも云われる。太古においてヒトと対峙したこともあるらしく、ボォスの各地に存在する特殊地形はその怒りによって引き起こされた天変地異の傷跡とされている。盟主ライブ・コントローラー以下、ブラウ・ブリッツ、マグマ・バイブレーション、パルサー・フローラ、カラット・ヴィンダーの5種5頭が存在。セントリー(centry)という名は「100%」もしくは「完全無垢」を意味する。旧設定におけるドラゴンに相当。映画GTMの劇中でもブリッツとライブが登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ セントリー・カラット 【せんとりーからっと】 

カラット・ヴィンダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-064


■ セントリーズ・ファティマ 【せんとりーずふぁてぃま】 

セントリー・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p68


■ セントリー体 【せんとりーたい】 new!

セントリー・ライブによって実体から分かたれたクーンの精霊体をセントリー体と呼ぶことがある。セントリーの特性を持つが故にその寿命は永遠であり、数多の次元を超えて出現することも可能。コミック16巻でファーンドームの星王の前に現れることができたのも、この特性を以て干渉することができたから。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-107


■ セントリー・ドロップ 【せんとりーどろっぷ】 

セントリーがその究極の力を貸し与えるに足る存在として認めた人物に授ける幻の宝玉。「命の水」が固定化された物質であり、全次元・全宇宙の過去と未来、生・死・高位界の何れの時空においても、その人物が望む時に必ずセントリーが現れるという究極の召喚アイテムである。一般にはセントリーが稀に分泌する宝石と考えられており、宝石マニアの間で高額で取引されているとの噂もあるが、実際のところこの宝石が市場に出回ることは皆無であろう。なぜなら、「生・死・高位界」を跨ぐアイテムである以上、所有者が死亡したとしてもその魂と共に歩む「契約の証」であるから。天照がディジナに渡した真紅のセントリー・ドロップも、いずれは本来の所有者である天照の手元に戻ると考えられる。最新の設定では、カラミティー・ゴーダース王とミカレス大神官もこれを所持していることになっている。前者のドロップは異次元にあり、5種のセントリー全てを召喚することが可能とされる。また、召喚時に幼生体であっても成体に変化させる能力をもつらしい。後者のドロップは、非常に限られた条件下で召喚が可能とのこと。その条件がどのようなものであるかは、今後の連載に伴って明かされるであろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-181


■ セントリーのファティマ 【せんとりーのふぁてぃま】 

セントリー・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p68


■ セントリー・パルサー 【せんとりーぱるさー】 

パルサー・フローラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ セントリー・ファティマ 【せんとりーふぁてぃま】 

命の水を取り込むことでセントリーの意思と能力を得た究極のファティマ。次元や時間に干渉が可能であり、セントリーに転化することでその強大な力と技を行使することができる。その特性上、ヒトの管理が及ぶ存在ではないが、天照をマスターとして認識させることで辛うじてファティマの範疇に留まっている存在と云える。モラード・カーバイトが製作したファティマ・タワーが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-266


■ セントリー・ブラウ・ブリッツ 【せんとりーぶらうぶりっつ】 

ブラウ・ブリッツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年9月号p67


■ セントリー・ブリッツ 【せんとりーぶりっつ】 

ブラウ・ブリッツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ セントリー・ブリッツ管制区 【せんとりーぶりっつかんせいく】 

セントリー・ブリッツによってヒトの行動が著しく管理・制限されている区域のこと。イースト・ハスハの東部一帯からカステポーの北西部が含まれているものと考えられる。おそらく、他のセントリーの管制区と合わせ、ナン大陸のほぼ全域が彼らの監視下に置かれているのだろう。ヒトの支配を拒む土地であり、一部の自由都市を除くとほとんどヒトが立ち入れない荒野が広がる。とくに軍事力の持ち込みはご法度であり、魔導大戦の開戦時にミノグシア東部を占領下に置こうと侵入したウモス他4ヶ国連合軍は磁気嵐と雷を受けて壊滅したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ セントリー・マグマ 【せんとりーまぐま】 

マグマ・バイブレーションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ セントリー・マグマ管制区 【せんとりーまぐまかんせいく】 

セントリー・マグマによってヒトの行動が著しく管理・制限されている区域のこと。ウエスト・カステポーの東部からカステポーの南西部が含まれているものと考えられる。おそらく、他のセントリーの管制区と合わせ、ナン大陸のほぼ全域が彼らの監視下に置かれているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ セントリー・ライブ 【せんとりーらいぶ】 

ライブ・コントローラー(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-064


■ 船内ステーブル 【せんないすてーぶる】 

宇宙船GTMステーブルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-158


■ 専任システム 【せんにんしすてむ】 

GTMとファティマが互いに専任となることで最高のパフォーマンスを発揮できるようになるシステムのこと。ファティマ・エストとGTMダッカスの間で構築されているシステムが星団で唯一無二の専任システムとされる。どちらか一方でも欠けた場合に最高のパフォーマンスを発揮できなくなるため、製品開発においてスタンダードとなるシステムでは無い。試験的な要素の強いシステムと云えるだろう。シンクロナイズド・フラッターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-022


■ 全能細胞 【ぜんのうさいぼう】 new!

全能性を保持している細胞のこと。生体内のあらゆる組織に分化することが可能で、無限に増殖する細胞のこと。分化が進むことでひとつの生体を形成することができる。通常は、受精後の卵細胞の発生初期の個体(=胚)、もしくはそこから作られる胚性幹細胞(ES細胞)を指す。近年では万能細胞と呼ばれ、体細胞から人工的に作られたものは人工多能性幹細胞(iPS細胞)と呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-108


■ 全能神 【ぜんのうしん】 

FSSの世界においてほぼ最上位の存在として位置付けられる神々のこと。何事をも全て成し得ることが可能な全知全能の神である。天照大神、ユライヒ、カレンが公式に全能神として設定されているほか、ファーンドームの星王、神界に渡ったシルヴィス、エルフのような外観をもつシルヴィス・ミラーも全能神に昇華しているものと考えられる。ちなみに、全能神すら超える位置にいるホントの最上位はビヨンド・クラスファー=最高位存在アマテラスと呼ばれる超常物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-004


■ 選抜会議 【せんばつかいぎ】 

フィルモア帝国の帝国元老院で開催される次期皇帝の選抜会議。帝国皇帝選出会議とも呼ばれる。フィルモア帝国における帝位の継承は世襲では無い。皇帝継承権をもつ者が複数の王家から予め選出されており、その中から1名を元老院議会が指名することで次期皇帝が決定される。ただし、例外的に即決皇帝継承権をもつ者の中から皇帝自身の指名によって帝位の継承が行われる場合もあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-127


■ 旋盤 【せんばん】 

切削加工をする工作機械のひとつ。材料を固定した状態で回転させ、切削工具を当てることで加工する。円筒の外側を切削する「外丸削り」、円筒の内側を切削する「中ぐり」、対象を元の素材から切り離す「突っ切り」、対象を円錐状に加工する「テーパー削り」、対象にねじ山を付ける「ねじ切り」などを行う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-030


■ 戦費 【せんぴ】 new!

戦争の遂行に掛かる費用のこと。軍事費と呼ばれる場合もあるが、平時に掛かる軍の維持費と分け、戦時の派遣費を指す場合が多い。戦争が長引けばそれだけ莫大な戦費が掛かり、国家の予算は枯渇に近づく。例としてロシア・ウクライナ戦争におけるロシアの戦費は1日2兆円とも3兆円とも云われており、結果的にロシアの経済を圧迫していると噂される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ 戦費貸付利息 【せんぴかしつけりそく】 new!

戦費の貸付に伴って発生する利息。戦争が起これば戦費が必要となり、これに出資する銀行は莫大な利息を負わせることで、その国家あるいは組織への支配力を強めることができる。戦争で利益を上げるのは戦勝国では無く、武器商人と貸付を進めた銀行・国家となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-178


■ 全フィルモア総本家紋章 【ぜんふぃるもあそうほんけもんしょう】 

統合フィルモア帝国の全ての王家を束ねる総本家に引き継がれる正式紋章。ブラウ・フィルモア王家の当主たるブラウ女王だけが身につけることのできる紋章で、ダス・ラント皇帝からドナウ帝国皇帝に引き継がれた双頭竜の紋章に、太陽王国の星紋が重なるデザインとなっている。中央の4つの星紋は、ダス・ラント連合帝国、ドナウ帝国、太陽王国、統合フィルモア帝国を表しているらしい。また、4つの星紋は成人後のクリスと町の衣装でも確認できる。彼女たちが帝国でどのような立場に置かれるのか、この辺から想像することもできるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ 前部腰ブロック 【ぜんぶこしぶろっく】 

GTMの腰の部分のうち、上部前半分を構成しているスイングブロックのこと。ふんどしとも呼ばれる。股関節を守る装甲を兼ねるほか、下半身を制御するサブ制御システムを内包する。また、ツインスイング・フレームの間(2本の背骨の間)に挟まれる1本のスイングフレームが伸びており、3本のフレームの連結によって下半身を支える役目をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ 前部コントロールコクピット 【ぜんぶこんとろーるこくぴっと】 

セイラーなどの前部突端に設置されている操縦室。窓は無く、電磁波投影システムの解析画像を見ながら操縦を行う。ただし、通常のセイラーはオートクルーズ(自動操縦)で運行可能なため、この操縦室を使うことは滅多に無いらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p21


■ 前部射出口 【ぜんぶしゃしゅつこう】 

戦艦などの前部にある射出口。戦艦シワルベの前面上部にあるスリットは射出口である。主に魚雷発射管として使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p25


■ 選別ロボット 【せんべつろぼっと】 

鉱山地区などで利用される自律型の作業ロボット。鉱物の選別を担う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-025


■ ゼンマイ 【ぜんまい】 

湖畔都市シャルデファーの近郊で採ることが可能な山菜の一種。ゼンマイ目ゼンマイ科ゼンマイ属に属す多年生のシダ植物。東アジアに広く分布する。湖岸や川岸など水気の多い場所にみられる。新芽が食用にされ、お浸し、煮物、和え物にされる。新芽の形状が平面の渦巻き状になっており、日本では似たような形状のものをゼンマイと呼んでいる。機械要素のひとつ「ぜんまいばね」はその最たる例である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-072


■ 専門学校 【せんもんがっこう】 

専門教育を施す施設・機関。通常は後期中等教育(高校)の教育課程を修了した児童を対象とする。ジョーカー星団では高校の修業期間8年間のうち、約3年間の自由習得期間があり、その間に専門学校に入って見聞を広めることができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-086


■ 専門部 【せんもんぶ】 

一貫校において専門居幾を施す部門のこと。通常の学校制度における専門学校に相当する。専門学校の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-093


■ 千里眼 【せんりがん】 

その場にいながら千里先をも見通せる能力のこと。またその能力者。ジョーカー星団ではスコーパーと呼ばれる。スコーパーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ 戦利品 【せんりひん】 

戦闘もしくは戦争で勝利したことにより得られた品のこと。敵軍の兵器や資産が戦利品となることが多い。転じて、苦労の末に入手した品を戦利品と呼ぶ場合がある。ツバンツヒはダイ・グの前にクリスを連れ出した際に「戦利品」と称した。ラキシスの護衛役という大任を果たしたことで得られた「片恋仲間」という戦利品である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-061


■ 戦略性 【せんりゃくせい】 

戦略とは戦争の目的を達成するための個々の戦闘・戦術の組み合わせとその考え方のこと。戦略性はしばしば戦争における「長期的な思考」の深さに例えられる。個々の武装について「戦略性」が高いあるいは低いという表現を用いることはほとんどない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ 戦略戦術論 【せんりゃくせんじゅつろん】 

メイユ・スカが好んだ科目(高校在学時)。戦略理論と戦術理論。戦略とは戦争の目的を達成するための個々の戦闘・戦術の組み合わせとその考え方のこと。戦術とは戦闘に勝利するための手段や計略のこと。これらを体系化して理論としてまとめたものが戦略理論と戦術理論である。指揮官や参謀を目指す者にとっては必須の学問と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-101


■ 戦略物資 【せんりゃくぶっし】 

戦略を推し進めるために必要な物資のこと。火器、武器、衣服、薬品、食料、燃料などが含まれる。兵士が食べる駄菓子、嗜好品、娯楽品なども戦略物資に含めることができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-077


■ 戦略理論と戦術理論の矛盾 【せんりゃくりろんとせんじゅつりろんのむじゅん】 

アネッサ・ティルバーが好んだ科目(高校在学時)。戦略とは戦争の目的を達成するための個々の戦闘・戦術の組み合わせとその考え方のこと。戦術とは戦闘に勝利するための手段や計略のこと。これらを体系化して理論としてまとめたものが戦略理論と戦術理論である。戦争に勝つための手段と戦闘に勝つための手段は異なるため、互いの教義の接点に着目すると矛盾が生じる。この矛盾点は解消される訳ではなく、最終的にはその場面々々で指揮官の裁量によって決定が下される。その意味で矛盾点を理解しておくことは極めて重要と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


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