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■ ファー 【ふぁー】 

ファー(fur)とは「毛皮」のこと。毛皮を模して作られた人工毛皮をフェイクファーと呼ぶのに対して、動物から採られる本物の毛皮をリアルファーと呼ぶ場合があるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年8月号p59


■ ファー・インマー 【ふぁーいんまー】 

フゥアー・インマー・メドゥーサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ファースト・クィーンズ・ドラグーン・ガーズ 【ふぁーすとくぃーんずどらぐーんがーず】 

イギリス陸軍のうち、王立装甲軍団(Royal Armoured Corps)に所属する騎兵連隊(cavalry regiment)のひとつ1st The Queen's Dragoon Guards(女王陛下の第1竜騎士団)のこと。騎兵と呼ばれるのは英国王室の伝統的な呼び名を引き継いでいるもので、実質的には戦車や装甲車輌を用いて作戦行動をとる装甲連隊である。同騎士団は1959年に1st King's Dragoon Guards(王の第1竜騎士団)と2nd Dragoon Guards Queen's Bays(第2竜騎士団:クィーンズ・ベイ)の合併により設立した竜騎士団で、QDGもしくはThe Welsh Cavalry(ウェールズ騎兵)とも呼ばれる。現在は軽騎兵連隊(Light Cavalry)に分類されており、規模は1個連隊。4輪高機動車HMT400ジャッカルなどが配備されており、偵察を主な任務とするようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-012


■ ファーンドームの星王 【ふぁーんどーむのせいおう】 

全能神が集う神界に転生したマキシ・カイエンのこと。懐園剣の所有者にして「十曜の守護」とも呼ばれた人物の死後の姿・・・あるいは数回の死を経験した後の精神体かも知れない。まだヒトであった時の心残り、ジョーカー星団における「母と母であった方々(マザース)」に恩返しをするため、44分間の奇蹟(ア・ファンシー・フォーティーフォー・ミニッツ)を遂行しようとする。それが何であるかは今のところ全くもって不明である。なお、この呼び名はマキシがタイカ世界で活動していた時期に付けられたらしく、彼が身に着けていた「漆黒の花十字」は「ファーンドームの星王のマーク」として後世に伝えられたらしい。10万年後の世界において、シルヴィス・ミラーと彼女の側近を務めるふたりの熾権使はこのマークを身に纏っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-223


■ ΦD3型ミラージュ 【ふぁいD3がたみらーじゅ】 new!

型式でΦD3型に分類されるミラージュGTM。帝騎ディアグレースを指す。マグナパレス・ディアグレースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ Φ型GTM 【ふぁいがたGTM】 new!

Φ型ミラージュの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ Φ型ミラージュ 【ふぁいがたみらーじゅ】 

型式でΦ(ファイ)型に分類されるミラージュGTM。ツァラトウストラ・アプタブリンガー・セカンドを指す。ちなみに、Φ(ファイ)はギリシア文字で21番目の母音文字。ギリシア数字の数価は500である。ツァラトウストラ・アプターブリンガー・セカンドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ ファイナルファイト 【ふぁいなるふぁいと】 

カプコンが1989年に発表したアクションゲーム「ファイナルファイト」のこと。プレイヤーを操作して画面上に現れる敵を倒していくベルトスクロール・アクション・ゲームであり、後にスーパーファミコン等のコンシューマー機に移植され、人気を博したことでシリーズ化された。一部のキャラクターは後のカプコンのゲームにも登場する。犯罪集団マッドギアに娘のジェシカを攫われた市長ハガー、ジェシカの恋人コーディー、コーディーの友人ガイの3名が彼女を救出するために戦いを挑むというもの。プレイヤーは画面に出現する食品(=回復アイテム)や武器を拾うことで、有利に戦いを進めることができるが、とにかく敵の物量が多く、難易度が非常に高い印象がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年11月号p59


■ ファイナルファンタジーXI 【ふぁいなるふぁんたじーXI】 

FF11の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p23


■ ファイナルファンタジーみてーな店員 【ふぁいなるふぁんたじーみてーなてんいん】 

ファイナルファンタジーシリーズに出てくるような衣装を身に纏った美しい店員さんのこと。永野センセー曰く、ALICE and the PIRATES(アリス・アンド・ザ・パイレーツ)のラフォーレ原宿店には「ファイナルファンタジーみてーな店員」がいるらしい。FFの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-174


■ ファイブ・スター 【ふぁいぶすたー】 

聖宮ラーンの最高神官が身につける宝具。ラーンの至宝とも呼ばれるペンダントで、ヘッド部分に五色のセントリー・ドロップが連なる。ラキシスが所有するドロップと同様、自ら光を放ち、小さな音を奏でる。ヘアードがハスハントに旅立つ際に聖宮ラーンに残してきたアイテムであるが、詩女フンフトの命令によって再びヘアードの手元に戻された。首飾りなのに意外と防御力の高い装備である。セントリー・ドロップの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-181


■ ファイブ・スター・ストーリーズ 【ふぁいぶすたーすとーりーず】 

GTMウーシング・ウーユーの別名。「五つの星の物語」と訳される。「五つの星の物語」はジョーカー星団もしくはボォスのカステポー地方に古くから伝わるお伽話である。ウーシング・ウーユー五つの星の物語の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-073


■ ファイブスター世界 【ふぁいぶすたーせかい】 

ファイブスター物語で描かれる劇中の世界のこと。我々がコミックや設定本を通して把握できる世界観全体を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-262


■ ファウスト 【ふぁうすと】 

デモール・ファウストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ファクトリー・ファティマ 【ふぁくとりーふぁてぃま】 

ファティマ・ファクトリーで生産されたファティマのこと。いわゆる工場製ファティマ。インダストリアル・ファティマとも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ ファチマ 【ふぁちま】 

ファティマ・ファッティースを指す愛称のひとつ。単なる訛りかも知れん。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-038


■ ファッキンマドラ 【ふぁっきんまどら】 

子育てを放り出してトンズラこいたマドラに対して、パルテノが云い放った悪態。パルテノはマドラの息子ベルベットをマスターに選んでいるようだが、ベルベットは通常の赤子と比べて成長が遅いようだ。それが超帝國剣聖に共通する体質というのであれば、母親のマドラから引き継いだことになる。マドラの成長速度に関して特段の言及はされていないが、あるいは隔世遺伝のような感じで子の方に強い形質が発現しているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p64


■ ファッションシーン 【ふぁっしょんしーん】 new!

「fashion scene」で「ファッションの状況」のこと。その時代々々におけるファッションの流行を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ ファッションショー 【ふぁっしょんしょー】 new!

NT2022年12月号より開始されたバランス・バランシェ系列の全ファティマ登場回は、永野センセーにとってファッションショーに当たるらしい。つまり、FSS本編をランウェイとする永野コレクションの発表会である。星団暦3069年時点のデカダン・スーツを主体として、アシリア・スーツ、プラスチック・スーツ、マンティック・スーツと歴代モードを含む発表となった。さらにはキャラシートが起こされていないスーツや、ファティマの所属を反映してキャラシートから細部が異なるスーツも登場。これまでに発表されていた未登場のマスターもお披露目となる一大イベントとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-161


■ ファッションセンス 【ふぁっしょんせんす】 new!

ファッションに関する美意識や美的感覚のこと。主に服装に関する感覚を指すが、ファッションの範囲に髪型、メイク、アイテムが含まれるため、これらを含めた統一感が求められる。学習、模倣、研究、経験、反省によって磨かれる感覚であるが、世の中には生まれつき感覚が優れるヒトもいる模様。ファッション・デザイナーとて多くの見識を吸収して作品を打ち出している訳で、目に付いたモノで瞬時にファッションを組み上げるヒトはまさにギフテッドと呼ぶべきだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-177


■ ファッションモデル 【ふぁっしょんもでる】 

職業の一種。衣服を美しく見せるため、スポンサーに雇われて(ファッションブランドの)衣服を身に付けるヒトのこと。モデル(model)とはもともと「見本」とか「模範」の意。ヤーボ・ビートは高校在学中にファッションモデルのバイトをしていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ ファッションリーダー 【ふぁっしょんりーだー】 new!

ファッションの最先端に通じており、自ら流行を作り出す先導者のこと。永野センセー曰く、タイトネイブはFSSという作品における本当のファッションリーダーであるらしい。彼女が好む古代日本の服装(エンシェント・モード)は、FSS劇中で(というか永野センセーの中で)ちょうど時流に乗っているらしく、これから他のキャラクターの服装に影響を与えていくようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ ファッティース・デミーズ 【ふぁってぃーすでみーず】 new!

ファティマ・アトロポスがもつとされる特殊称号。劇中に登場した際は「Fates for Demise」と表記されていた。Fates for Demiseの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ファティマ 【ふぁてぃま】 

オートマチック・フラワーズの愛称・俗称。ファティマ・ファッティースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ ファティマ育成ベッド 【ふぁてぃまいくせいべっど】 new!

育成ベッドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ ファティマ・ガーランド 【ふぁてぃまがーらんど】 

AFガーランドと同義。AFガーランドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-022


■ ファティマ工場 【ふぁてぃまこうじょう】 new!

AFガーランドの管理の下、準備体を用いてファティマの量産を行っている工場のこと。ファティマは戦争の道具として使われる消耗品であるため、このような製造工場はジョーカー星団にとって必須と云える。劇中に登場するファティマの多くは、超級とも呼べるスペックと運によって数十年から数百年といった時間を生き長らえるが、このようなファティマは実際のところ僅か一握りに過ぎない。戦争が続けば、緊急大量生産品として作られたファティマが成人直後に戦場で死ぬということもざらにあるだろう。そもそも高名なガーランドが自らの手でファティマを育て上げるという手法は極めて生産効率が悪く、戦争の道具としての本来目的を満たしているとは云い難い。星団の一般人から見れば、工場製ファティマこそが「ファティマ」と呼べる代物ではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ ファティマ・コクピット 【ふぁてぃまこくぴっと】 

GTMに搭載されているファティマ用のコクピットのこと。一般にAFシェルもしくはファティマ・シェルと呼ばれる。ファティマ・シェルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ ファティマ・コクピット・ハッチ 【ふぁてぃまこくぴっとはっち】 

ファティマ・ハッチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ファティマ・コントロール 【ふぁてぃまこんとろーる】 new!

ファティマによるGTMの制御・操縦のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ ファティマ・シェル 【ふぁてぃましぇる】 

GTMの頭部に設置されているファティマ用のコクピット。竜骨(メインフレーム)の上端に位置しており、ファティマの発する信号がタイムラグなしでGTMの全身に行き渡るようになっている。GTMの竜骨と連動するツインスイング(=シェル・ツインスイング)、身体を支える細いシート(=ダンパー・シート)、スーツ各部との接続ポイント(=セットポイント)が設置されており、わずかな支持点で連結したファティマが宙に浮くような状態で固定される。この浮遊した状態自体がファティマを衝撃から守るシステムの一部として機能するようだ。また、ファティマはGTMのカメラ(=眼)が捉えた映像を直接脳内で受信・展開できるため、周囲にモニターなどは無く、コンソールの類も一切設置されていない。劇中で表示されているモニタやインジケータはファティマ自身による空中投影である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ ファティマ・シリアル 【ふぁてぃましりある】 

すべてのファティマに付与されるシリアル・ナンバーのこと。シリアル・ナンバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ ファティマスーツ 【ふぁてぃますーつ】 

ファティマが着用するスーツのこと。その時代々々によって様々なスタイルがあるが、基本的に防弾性と耐熱性に優れた戦闘服の機能と、GTMとの通信を補佐するアンテナとしての機能を併せ持つ。スーツの生地は各スタイルによって異なり、戦闘服では装甲繊維が、非戦闘服では絹や綿が使用される。また、ファティマの肌は合成素材に触れるとアレルギーを起こしてしまうため、肌が触れる部分は全て天然素材が用いられる。ジョーカー星団では天然素材が超高級品に位置付けられるため、1着の製作にデザイン料を含めて1億5千万〜2億5千万円ほど掛かり、さらにガーランドやマスターの心尽くしとして多数の宝石で彩られる。一般人には絶対に手が出せない超々高級服である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ ファティマ脱出カプセル排出口 【ふぁてぃまだっしゅつかぷせるはいしゅつこう】 

GTMの頭部からファティマ・シェルを排出する緊急脱出用ハッチのこと。通常はGTMの後頭部に組み込まれる。宇宙戦用GTMでは生命維持装置を含むファティマ・シェルごと外部に排出する仕組みが必要となるため、この排出口の備え付けは必須となる。なお、地上戦ではシェルの落下による二次災害を防ぐためか、騎士およびファティマは生身の状態で外部に排出される仕組みになっている。また、マグナパレスおよびツァラトラは頭部にパセンジャー・セルと呼ばれる脱出ポッドが組み込まれており、他のGTMとは完全に異なる脱出機構となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ ファティマ搭載 【ふぁてぃまとうさい】 

ファティマ搭載型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-231


■ ファティマ搭載型 【ふぁてぃまとうさいがた】 

ファティマ(=オートマチック・フラワーズ)を搭載するタイプのGTMのこと。現存するほとんど全てのGTMが該当することになるが、GTMが開発された当初はシン・ファイアが搭載されていたため、その時代のGTMと区別するためにファティマ搭載型という呼称が用いられる。具体的には、ゼビア・コーターが製作したホウザイロ・シリーズ以降のGTMを指す。また、エトラムル・ファティマの搭載を前提とするタイプをエトラムル搭載型、これに対して従来のヒト型ファティマを搭載するタイプをファティマ搭載型と呼んで区別する場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ファティマ登録名簿 【ふぁてぃまとうろくめいぼ】 new!

ジョーカー星団全域で活動するファティマの詳細データを記載しているであろう名簿のこと。ファティマのシリアル・ナンバー、成長タイプ、パワーゲージ、クリアランス、アスペクトのほか、製作者や生産工場、判明しているマスターや所属国家が記載されているものと考えられる。おそらく、ファティマ法(ファティマに関する権利、権限、規制などを定めている法律)に則って運用されている名簿であり、星団法委員会の下部組織が管理・編纂しているのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ファティマ能力 【ふぁてぃまのうりょく】 new!

ファティマがもつ能力。とくにGTMの制御を可能とする能力のこと。GTM制御能力の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-104


■ ファティマの魔性 【ふぁてぃまのましょう】 

魔性とは、ヒトをたぶらかしたり、惑わせたりする性質のこと。ファティマ自身に魔性が宿っているのでは無く、ファティマに関わったヒトの心に芽生える狂気こそが魔性と呼ばれるものではないだろうか。ファティマ・エストに執着するヨーンの狂気を見て、アイシャは「目の奥に宿るファティマの魔性」と評した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-088


■ ファティマ・ハッチ 【ふぁてぃまはっち】 

GTMの頭部に取り付けられているファティマ用の搭乗ハッチ。外側に装甲カバーがあり、内側まで複数の装甲シャッターが設置されている。外側のカバーはヘリオス装甲になっており、GTMの各部位の中でもエンジンや騎士コクピットに次いでとくに堅牢に作られている。敵騎の攻撃によって頭部が破損した場合でも、これらのカバーやシャッターが吹き飛ぶことはほとんどないと云われる。搭乗ハッチの位置はGTMによって異なるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ ファティマ版レディオス・ソープ 【ふぁてぃまばんれでぃおすそーぷ】 new!

FSSという作品におけるストーリーテラーであるところのレディオス・ソープ・・・その女性版・ファティマ版として設定されたキャラクターのこと。エストを指す。エストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-080


■ ファティマ・ファッション 【ふぁてぃまふぁっしょん】 

ジョーカー星団の様式美から外れて独自に進化したファティマの服装に関する型。もしくは各時代において登場したファティマスーツのモードと云えばいいか。ファティマの生誕以来、戦闘時の身体保護と機能強化・発揮を目的として、専用スーツの開発が行われてきた(可憐さの演出もまた「機能の発揮」と云える)。その時代々々の技術力を反映して試行錯誤を繰り返してきたファティマスーツは、星団紀の中期に入る頃にはファティマ独自のファッションとして認識されるようになり、ファティマ・ファッションという概念が確立した。外観の特徴から分けられた各時代のモードを列挙すると、チグリス・メゾネット、アシリア・セパレート、インカティック・フラッグス、アラビク・プレタポルテ、ユーフラ・コレクション・・・と並ぶ。各モードの説明は単語辞書にまとめてあるので参考にされたし。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p83


■ ファティマ・ファッティース 【ふぁてぃまふぁってぃーす】 

騎士とGTMの仲立ちとして機能し、リアルタイム・コントロールによってGTMのもつ能力を最大限に引き出すことが可能なコンピュータ・アンドロイドの総称。女性型が基本であるが、男性型、S・M・L型といった成長度の違い、さらに人型でないモノも含めて複数のバリエーションが存在する。星団暦2310年、リチウム・バランスの手によって初代剣聖ナッカンドラ・スバースの遺伝情報をもつ星団初の4人のファティマが誕生。星団暦4000年代まで、4人と同一の胚をフォーマットとするファティマが年間に数百から数千人規模で生産された。星団法により、感情の制御、身体機能の一部凍結、服装までもが規制されているものの、製作者や所有者の意図によりこれらが解除または無視されることもしばしば。ある意味で存在自体が違法と成り得る何でもアリの人工生命体である。基本的にヒトに在らざるモノであるが、劇中で最もニンゲンらしく立ち振る舞っている点が物語の重要なポイントとなっている。ファティマ(Fatima)とは、聖母マリアが現れたポルトガルの聖地の名、またイスラム教の預言者マホメットの娘の名であり、ファッティース(Fates)とはギリシャ神話における運命の三女神モイライの英訳である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ ファティマ・ファッティス 【ふぁてぃまふぁってぃす】 

ファティマ・ファッティースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ ファティマ服 【ふぁてぃまふく】 

ファティマスーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ ファティマ・ブローカー 【ふぁてぃまぶろーかー】 

戦場でマスターを失ったファティマを確保して売りさばくブローカーのこと。本来であれば、このようなファティマは保護されて最寄りの騎士団や騎士公社を介してガーランドの下に送られる体制となっている。しかし、著名なファティマつまり一般に「銘入り」と呼ばれるファティマでない限り、このような処置が採られることはほとんど無く、大半のファティマはそのまま戦場に取り残されることになる。ブローカーによって拉致されたファティマは、ザンダシティのような暗黒街に持ち込まれ、売春宿や興味本位でファティマを持ちたがる一般人に売り払われ、そのまま慰みモノとなってしまうようだ。ブローカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-080


■ ファティマ用GTMスーツ 【ふぁてぃまようGTMすーつ】 

騎士が着用するGTMスーツのうち、人型ファティマとの連動に適した機能をもつスーツをファティマ用GTMスーツと呼ぶ。通常のGTMスーツがこれに当たる。余計な補機は無く、各部に反応式電磁装甲が付く。これに対し、エトラムル型ファティマとの連動に適した機能をもつスーツはエトラムル用GTMスーツと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-239


■ ファティマ・リレー 【ふぁてぃまりれー】 new!

星団暦3069年にバランス・バランシェ系列ファティマが実行した、相互同調機能による星団全宙域を跨ぐ広域通信のこと。ダイ・グ・フィルモア5世の口上を伝えるため、GTMダス・ゴーストに搭乗したチャンダナの呼び掛けにより実現した。リチウム・バランス製作の4名、アルセニック・バランス製作の4名、クローム・バランシェ製作の工場製4名、エトラムル3名、人型45名、シルバー・バランシェ製作の3名の計63名が参加。ただし、実際にはアトロポスとクローソーは登場のみで未参加。令令謝の替わりに零零(ゼロ・ゼロ)が参加。すえぞうと天照も手伝ったほか、各国のファティマによるフォローあったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-069


■ ファティマ理論 【ふぁてぃまりろん】 

生体演算理論とほぼ同義。生体演算理論の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-060


■ ファナ 【ふぁな】 

魔導大戦の中期にミノグシア連合のベラ国に渡ったラキシスが名乗る偽名。ラキシスの本名は祇妃・ラキシス・ファナティック・バランス・天照・グリエスとなることから、ファナティックを略してファナを名乗っているのだろう。ファナティック(fanatic)とは「狂信者」の意。バランシェが彼女に贈った名前である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-226


■ ファナティック 【ふぁなてぃっく】 

天照の命(ミコト)がラキシスを養女として迎えた際に与えたヒトとしての名前。ファナティック(fanatic)とは「狂気」あるいは「狂信者」の意。彼女の普段の言動を見ていると、「ファナティック」と云うより「クレイジー」と云った方が正しいような気がしてくるが・・・。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p70


■ ファナティック・ラキシス 【ふぁなてぃっくらきしす】 new!

ファティマ・ラキシスを指す呼び名のひとつ。もしくは、彼女の狂気を強調する意味で意図的に本名を略した呼び名。同時に彼女のもつ特殊称号とされる。スペック上は「fl」または「FL」と表記される。「ファナティック」は天照の命(ミコト)がラキシスを養女として迎えた際に与えたヒトとしての名前である。彼女の本名は祇妃・ラキシス・ファナティック・バランス・天照・グリエスとなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ファミマ 【ふぁみま】 

株式会社ファミリーマートが全国展開しているコンビニエンスストア「ファミリーマート」のこと。試験店舗の開設は1973年。当時は株式会社西友ストアー(現在の合同会社西友)による運営であった。また、株式会社ファミリーマートも設立当時の会社から分社・解散・合併を繰り返しており、株式会社サークルKサンクス(サークルKおよびサンクスの運営会社)との合併を経て、現在は3代目の屋号継承に当たる。これまでの合併により、am/pm、ココストア、エブリワンといったコンビニエンスストアも吸収しており、これら全てがファミリーマートに集約されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ ファルク・U・ログナー 【ふぁるくUろぐなー】 new!

ファルク・ユーゲントリッヒ・ログナーのこと。ただし、連載再開後の設定でログナーのフルネームはファルク・ログナー・バビロンもしくはファルク・バビロン・ログナーとされており、ミドルネームの「U」について明確に記載された情報はない。でもまあ、旧設定を引き継いだとしても問題ないだろう。ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ファルク・バビロン・ログナー 【ふぁるくばびろんろぐなー】 

炎の女皇帝の側近としてヘリオス剣聖騎士団に参加していた剣客。超帝國剣聖ではないが、その能力は彼らと同等もしくはそれ以上であったとされ、ヘリオス剣聖騎士団の実質的な指揮官を務めたという。その正体は、現在のログナー(=ドウター・チップを使用されたログナー)の先代に当たる人物である。彼は厳密には騎士つまり炎の女皇帝が生み出した戦闘人種ではなく、モナーク・セイクレッドが送り込んだ戦士であるという。モナークが記憶の継承をしているため、太古の昔から続く人類と魔王との戦いの全てを知り得ていたようだ。雷丸と呼ばれる群青色のGTMシュッツィエンを使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-011


■ ファルク・ログナー 【ふぁるくろぐなー】 

ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-079


■ ファルク・ログナー・バビロン 【ふぁるくろぐなーばびろん】 

ミラージュ騎士団右翼大隊No.4。パーソナルカラーはゴールド。第1期ミラージュの時代から常にミラージュ騎士団と天照を支えてきた設定上最強騎士。天照王朝バビロン王国の国王であると同時に、A.K.D大公、A.K.D.右大臣⇒左大臣、A.K.D.全軍総司令、ミラージュ騎士団リーダーなど様々な役職をこなす。その正体は、星団暦の遥か以前の時代から幾度となく出現し、セントリーと共闘してヴィーキュルを駆逐してきた「カラミティ・ゴーダース星団皇帝」であるという。魔王に匹敵する強大な力をもつ「人間」であるが、その出自や現在に至るまでの経緯については不明な点が多く、セントリーとの関連性も謎に包まれたままである。モナーク・セイクレッドから来た戦士あるいはモナークが次々と生み出していた太古の超人という記述もある。また、現在のログナーは超帝國ユニオの遺産であるドウター・チップの恩恵を受けており、死滅したとしてもそれまでの記憶と経験を備えて生まれ変わる不死の肉体を得ている。星団暦2020年に出現したログナーがオリジナル体の最後の1体とされており、それ以降に出現しているログナーは全てクローン体であるという。パートナーはイエッタ。ドイツのサイケデリック・ロック・グループAmon Duul II(アモン・デュール・ツヴァイ)に参加したFalk Ulrich Rogner(ファルク・ユーリッヒ・ログナー)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ファルトリム・ブリンガー 【ふぁるとりむぶりんがー】 

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。F2型ミラージュに分類される(初期設定ではF型ミラージュ)。その型式からF型ミラージュの派生型であることが予想されたものの、ツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスと並ぶ、ツイン・エンジン搭載型の特殊仕様騎であることが判明した。ベラ国攻防戦の最終戦にてアイシャが搭乗。この戦闘の趨勢を決定づけたことで最も有名なミラージュGTMとなったらしい。後の設定変更でフルトリム・ブリンガーがF1型に置かれ、さらにF2型に再設定されたことでファルトリムの名称はボツ設定となった。フォクスライヒバイテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ファロスディー・カナーン 【ふぁろすでぃーかなーん】 

超帝國の統治システム(=人類管理システム)の3代目すなわちユニオ3がもつ家名。彼女が作り上げた昆虫型支配体制において、女王蟻に当たる泰皇帝と、雄蟻に当たる総帝および皇帝には、皇帝家一族の名としてファロスディー・カナーンという名が付けられたらしい。これがそのまま超帝國時代の支配層を指す名称として定着したようだ。と云っても、彼らの関係性は家族や一族というイメージとも懸け離れている。永野センセーの解説では「血族」という言葉が当てられるようだが・・・日本であれば「屋号」のイメージに近いような気がする。屋号とは、一門・一家の特徴から家に付けられる称号のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-005


■ ファロスディー・カナーン・トライブ 【ふぁろすでぃーかなーんとらいぶ】 

超帝國ユニオを支配していた皇帝家一族のこと。総帝血族とも呼ばれる。炎の女皇帝が作り上げた昆虫型支配体制において、女王蟻に当たる泰皇帝と、雄蟻に当たる総帝および皇帝には、皇帝家一族の名としてファロスディー・カナーンという名が付けられたらしい。トライブ(trive)とは、同一の血統を持ち、上に族長を頂いて群居する種族・部族のこと。超帝國剣聖も女皇帝が生み出した存在であるが、彼らはトライブに含まれない立ち位置にあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-007


■ ファンクション・ジェネレーター 【ふぁんくしょんじぇねれーたー】 

ツイン・エンジン搭載型のブリンガー・シリーズが装備する出力増幅器。胸部に収められており、脚部エンジンから送られてきたエネルギーを増幅する機能をもつ。あるいは、他のGTMにも同様の機能をもつ部品が搭載されているのかも知れない。連載再開後の設定ではポリスケール・アンプリフィアーと呼ばれる増幅器が設定されていた。ポリスケール・アンプリフィアーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-088


■ ファンクションデバイス 【ふぁんくしょんでばいす】 

騎士やファティマが所持する携帯端末。通信とデータ表示(空間投影式)が主な機能であるが、旧設定を引き継いでいるのであれば、写真・動画の撮影、ラジオ・テレビの受信、ハッキングを始めとする演算処理など、あらゆる機能を搭載する。怪我や病気の際のメディカル・チェック、作戦行動に関わるブリーフィングも可能。ゲーム機としても使用できる夢のような機械である。が・・・近年のスマートフォンであればかなり似たような機能をもつ。技術の革新というのはホントにすごい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ ファンダウン・ブリンガー 【ふぁんだうんぶりんがー】 

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。F1型ミラージュに分類される。星団暦2989年頃にロールアウトした先行試作騎(コールドアイ・ブリンガー)の試験データを元に、さらなる軽量化を目指して製作されたらしい。シングル・エンジン搭載型でレオパルト・フレームを採用。G型ミラージュ(グリット・ブリンガー)の[雌型]に位置付けられるが、索敵機能はオミットされたようだ。装甲色は半透明のワインカラー。旧設定におけるクロス・ミラージュ[雌型]に相当。現在は設定が変更されており、開発途中で頓挫したのかC型に区分(統合?)された扱いになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-205


■ ファンタシースターオンライン 【ふぁんたしーすたーおんらいん】 new!

SEGA(セガ)が2000年12月に稼動開始したオンラインRPG「ファンタシースターオンライン(Phantasy Star Online)」のこと。当初はドリームキャストをプラットフォームにしており、後にWindows、ニンテンドーゲームキューブ、Xboxなどに移植された。自由度の高いキャラクター・メイキング、簡単操作、プレイヤー同士のコミュニケーションのサポートなど、後に続くシリーズの基本が確立されており、国内ではオンラインゲームとして例のないヒット作品となった。一方で、レアアイテムの出現率が異常なほど低く、ネット内でチート品(不正アイテム)が出回ったことで、プレイヤーが離れていくという状況もみられた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ ファンタスマゴリア(1) 【ふぁんたすまごりあ】 

クラウン銀河の中心付近に存在する特殊な空間。ヒトの生存・生活が可能な程度の重力場でありながら、なぜか時間の進み方が極端に遅くなる不可思議な空間である。空間自体が光速で移動している可能性もあるが、銀河の外側ではなく中心付近に位置しているため、科学的な考証をしようとするとえらく混乱してしまう。天照王朝の神主を務めるグリーン・ネイパーは、不老不死の天照家現当主に付き合うため、グリース王国にある「みどりの杜」を出てこの空間に生活の場を移したとされる。名前の元ネタは、The Damned(ザ・ダムド)が1985年に発表したアルバム「Phantasmagoria(ファンタスマゴリア)」から。もしくは、Curved Air(カーヴド・エア)が1972年に発表した同名のアルバムだろうか。本来は「走馬灯」の意。ザ・ダムドはDave Vanian(デイヴ・ヴァニアン)、Captain Sensible(キャプテン・センシブル)、Monty Oxy Moron(モンティ・オキシモロン)らによるロンドン発のパンク・バンド。カーヴド・エアはFrancis Monkman(フランシス・モンクマン)、Darryl Way(ダリル・ウェイ)、Sonja Kristina Linwood(ソーニャ・クリスティーナ・ラインウッド)らによるロンドン発のプログレ・バンド。どちらも永野センセーが好きな可能性がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ ファンタスマゴリア(2) 【ふぁんたすまごりあ】 new!

The Damned(ザ・ダムド)が1985年に発表した6作目のアルバム。同バンドがパンクロックからゴシックロックに切り替わる切欠となったアルバムとされる。当時は同バンドの第6期とされており、収録時のメンバーはボーカルDave Vanian(デイヴ・ヴァニアン)、ギターおよびキーボードRoman Jugg(ローマン・ジャグ)、ベースBryn Merrick(ブライン・メリック)、ドラムスRat Scabies(ラット・スケイビーズ)の4名であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-075


■ ファンタム・マネージメント 【ふぁんたむまねーじめんと】 

ファティマ・エストに搭載されている特殊プログラムのひとつ。ファンタム・プログラムに付随する補助プログラムであろう。ファティマの本能によってマスターとなるべき人物を見つけたとしても、GTMダッカスに不適合と判定された場合に本能を意図的に騙し、マスターの候補から強制的に外す機能をも。つまり、ヨーン・バインツェルはこのプログラムによってマスターの枠から弾かれたことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-057


■ フィア 【ふぃあ】 

炎の女皇帝ことヘリオス・ナインが星団から去った後に超帝國ユニオを治めていた歴代総帝のひとり。フィア(Vier)はドイツ語で「4」の意。数字の大小と在位時期の順番は一致していないとの設定もあり、彼は5代目の総帝となるようだ。星団に帰還した炎の女皇帝の粛清から逃れるため、総帝たちは自らの姿と記憶をヒトの形に残した後に消滅したらしいので、おそらくフィアのコピー体もカリギュラの指揮官クラスとして活動しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-247


■ フィアアーブンツ 【ふぃああーぶんつ】 

GTMの整備が完了すること。「作業終了」というルビが振られているものの、その語源については不明である。ドイツ語で「Vieh Abends」と書いて「家畜を晩餐に」と訳すことができるのであれば、これが「作業終了」の意味をもつ言葉になるかも知れない。GTMを整備するステーブル(stable)には「厩舎」という意味があるため、家畜関連の用語から引用されていても不思議ではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-015


■ フィールド発生器 【ふぃーるどはっせいき】 

電磁フィールド発生器の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ フィガロ 【ふぃがろ】 

阪急コミュニケーションズが発行している月刊誌「フィガロジャポン」が元ネタ。女性向けのファッション雑誌であり、フランスで発行されている「madame FIGARO」の日本語版に当たる。ただし、記事の内容は日本の編集者が独自に組んでいるもので、日本語版というよりは雑誌名だけ引き継いだ提携雑誌である。ファッション、アート、インテリアなど、扱っているテーマは数多く、パリやロンドンといった海外の主要都市におけるライフスタイルを取り上げて特集を組む場合もある。創刊は1990年。発売日は毎月20日。一時期は月2回の発行であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ フィッシュ&チップス 【ふぃっしゅあんどちっぷす】 

レーダー8世の好きな食べ物(高校在学時)。イギリスを代表する庶民料理のひとつである。白身魚のフライとフライドポテトと合わせたもので、カフェや露店の定番メニューとして、そこかしこで食べることができる。要するにイギリスのファーストフードである。劇中では、ダイ・グ・フィルモア5世がこれを手にしているシーンがある(コミック10巻p133)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ フィッティングルーム 【ふぃってぃんぐるーむ】 

いわゆる試着室のこと。購入前の衣服を試着して自身の体型に合っているか否か確認する個室を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-036


■ フィルモア1世 【ふぃるもあ1せい】 

星団暦535年にフィルモア・イースト(ドナウ帝国)とフィルモア・ウエスト(太陽王国)の統合を果たし、現在のフィルモア帝国を築いた人物。統合フィルモア帝国の初代皇帝である。戴冠以前の名前はドナウ・ガァ・トリハロン。ドナウ帝国の第3皇子であった。星団暦451年に起きた詩女暗殺計画を阻止した後、詩女ベリンの予言を受けてドナウ次期皇帝の座を兄に譲渡。長らく対立していた隣国との和平に尽力し、分裂していた2大国家の統合を成し遂げたとされる。また、フィルモア1世は血縁による帝位の継承を廃止し、貴族・王族の中から次期皇帝を選出する制度を構築したことでも知られる。帝位の継承に係わる血縁内の諍いを避けようとした背景には、詩女ベリンと交わした「流れる血を減らす」という約束が根底にあったものと思われる。その多大な功績から後世においてサイレン・ザ・グレートと称されるようになるが、サイレンの名が何に起因するものであるかは不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-134


■ フィルモア2世 【ふぃるもあ2せい】 

星団暦2000年代初頭におけるフィルモア帝国の皇帝。当時のブラウ・フィルモア王家宗主である。聖宮ラーン・東宮西宮の乱に関与した人物で、詩女ナカカラと聖宮ラーンを守るために支援活動を展開したとされる。この時の聖宮ラーンとの関わりから、後に天照の命(ミコト)およびコーラス19世と共に星団法の制定に関わることとなった。正式名はヨミ・ルーカ・レーダー・フィルモア2世。後にエラルド・フィルモア王家の始祖となった人物である。詩女ナカカラと淡い恋物語があったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ フィルモア3世 【ふぃるもあ3せい】 

星団暦2500年代におけるフィルモア帝国の皇帝。当時のエス・ニー・フィルモア王家宗主である。ミノグシア大動乱(ハスハ20年戦争)の後、ハスハ連合共和国の発足に向けて援助を行ったらしい。ただし、現在のハスハ連合共和国の発足はハスハ統一戦争後の星団暦2810年であるため、正確にはそれ以前の連合体制・・・おそらくはミノグシア連合国家の発足に向けた援助ということになるだろうか。正式名はアンデ・ファウ・フィルモア3世。後にド・ラ・フィルモア王家の始祖となった人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年10月号p61


■ フィルモア3大王家 【ふぃるもあ3だいおうけ】 

フィルモア帝国3大王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ フィルモア4世 【ふぃるもあ4せい】 

フィルモア帝国第236代皇帝。在位期間は星団暦2800年代末期から2900年代の前期ぐらいだろうか。ダイ・グ・フィルモア5世の祖父で剣聖慧茄の夫。当時の詩女が慧茄の姪に当たるボルサだったこともあり、聖宮ラーンおよびナカカラ・クルル王国に多大な貢献をしたことで知られる。フィルモア5世の一代前に当たるフィルモア王家ダイ・グ家の当主であるが、息子ノーランド・フィルモアが家督を継ぐ前に他界したため、その忘れ形見であるフィルモア5世が若くしてダイ・グ家の当主となった。正式名はフルダ・ダイ・グ・フィルモア4世。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-110


■ フィルモア5世 【ふぃるもあ5せい】 

ダイ・グ・フィルモア5世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-110


■ フィルモアAF 【ふぃるもあAF】 

フィルモア・ファティマと同義。フィルモア・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p77


■ フィルモアGTM 【ふぃるもあGTM】 new!

フィルモア帝国が管理・運用する各種GTMのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ フィルモア・イースト 【ふぃるもあいーすと】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に掛けて、カラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に存在していた帝政国家。ドナウ帝国を指す。ダス・ラント連合帝国を構成していた主要国家のうち、大陸東側の勢力(ブラウ・フィルモア帝国、バルバロッサ王国、ジルメア王国、ハロルドランド)が形成した集合国家であったらしい。大陸西側の勢力が形成したフィルモア・ウエストと対立したことから、この時代は帝国の大分離(もしくは大分裂)と呼ばれたようだ。フィルモア・イーストは影響力の拡大を重視し、巨大な軍事国家としてカラミティ以外の惑星・国家に干渉を繰り返したとされる。ドナウ帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ フィルモア・ウエスト 【ふぃるもあうぇすと】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に掛けて、カラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に存在していた帝政国家。太陽王国を指す。ダス・ラント連合帝国を構成していた主要国家のうち、大陸西側の勢力が形成した集合国家であったらしい。大陸東側の勢力が形成したフィルモア・イーストと対立したことから、この時代は帝国の大分離(もしくは大分裂)と呼ばれたようだ。フィルモア・ウエストは内需の拡大と周辺諸国との連合体制を重視し、カラミティ・ゴーダースの統治と安定に力を注いだとされる。太陽王国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ フィルモア王家(1) 【ふぃるもあおうけ】 

レーダー王家と共にフィルモア帝国歴代皇帝の半数を輩出してきたとされる巨大な王家。AD世紀の末期に存在したドナウ帝国(フィルモア・イースト)の血統に連なる一族で、星団内でも最古の血筋を誇る王家のひとつとして知られる。フィルモア帝国の東部に本家を置くブラウ・フィルモア王家が宗家に当たり、長い歴史の中でエス・ニー・フィルモア王家、ド・ラ・フィルモア王家、エラルド・フィルモア王家など多くの分家筋が派生。フィルモア帝国の現皇帝ダイ・グ・フィルモア5世はエラルド・フィルモア王家の出身である。統合フィルモア帝国が成立した後も炎の女皇帝がフィルモア王家に度々関与しており、その際にハスハ・ミノグシアに対する何らかの指示を与えたらしい。魔導大戦におけるフィルモア帝国の介入・駐留も、当時の指示が少なからず影響しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ フィルモア王家(2) 【ふぃるもあおうけ】 

AD世紀の末期にダス・ラント連合帝国を治めていた王家。帝国の東西分裂を機にこの王家も東西に二分されたらしい。この時、帝国の東半分(フィルモア・イースト=ドナウ帝国)とフィルモアの名を引き継いだ王家が現在のフィルモア王家(ブラウ・フィルモア王家系列)、帝国の西半分(フィルモア・ウエスト=太陽王国)とレーダーもしくはレーダースの名を引き継いだ王家が現在のレーダー王家(ボルガ・フィルモア王家系列)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-102


■ フィルモア王家皇帝騎 【ふぃるもあおうけこうていき】 

フィルモア王家系列出身の皇帝が所有・使用するGTM。ディー・ウィリーズを指す。ディー・ウィリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ フィルモア王家紋章 【ふぃるもあおうけもんしょう】 

フィルモア帝国フィルモア王家の正式紋章。フィルモア帝国紋章を中心として太陽のようにも見える山吹色の花びらから成る。フィルモア1世が詩女のマークを元に考案したデザインとされており、派生したフィルモア王家の多くがこのデザインに準じる紋章を採用しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ フィルモア艦隊 【ふぃるもあかんたい】 new!

フィルモア帝国が配備している艦隊。ナカカラ攻防戦では、ダイ・グ率いる派遣軍の艦隊とフィルモア本国から出立した艦隊が描かれた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ フィルモア騎士 【ふぃるもあきし】 

フィルモア帝国に所属する騎士のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ フィルモア騎士団 【ふぃるもあきしだん】 

フィルモア帝国騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ フィルモア儀仗騎士 【ふぃるもあぎじょうきし】 new!

フィルモア帝国の儀仗騎士。儀仗騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年1月号p58


■ フィルモア軍 【ふぃるもあぐん】 

フィルモア帝国に所属する軍隊のこと。騎士団、宇宙軍、地上軍が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-009


■ フィルモア元老 【ふぃるもあげんろう】 

フィルモア帝国元老院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p58


■ フィルモア元老院 【ふぃるもあげんろういん】 

フィルモア帝国元老院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-180


■ フィルモア元老院騎士 【ふぃるもあげんろういんきし】 

フィルモア帝国元老院付きの騎士。元老院の指示に従って単独で行動する騎士を指すと思われる。ミラージュ騎士のピッキング・ハリスは、AP騎士団に移籍する以前にフィルモア帝国元老院騎士として活動していたらしい。詩女フンフトに預けられた後の時期に当たり、マドラに宿っていた狂気は抑えられていたのだろう。レーダー8世を含む老爺の面々が薔薇の剣聖の称号を知っているのも、この時期の関わりが絡んでいるものと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ フィルモア皇后 【ふぃるもあこうごう】 

フィルモア帝国の皇后。皇帝の妻となった女性を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-082


■ フィルモア皇帝 【ふぃるもあこうてい】 

フィルモア帝国の皇帝のこと。また歴代皇帝のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-132


■ フィルモア国旗 【ふぃるもあこっき】 new!

フィルモア帝国の国旗。劇中に登場しているのかも知れないが、明確にデザインが発表されている訳ではないため詳細は不明。円卓の騎士が身に付ける靴下にプリントされているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-169


■ フィルモア史 【ふぃるもあし】 

フィルモア帝国の歴史上に起きた事実、関連する事象・人物について学ぶ学問。過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究する場合もある。ナイアス・ブリュンヒルデが好んだ科目(高校在学時)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ フィルモア上級騎士 【ふぃるもあじょうきゅうきし】 

フィルモア帝国に所属する騎士の中でも官位・実力が上位に位置する騎士のこと。ハイランダー、アルカナ騎士、各王家近衛騎士、ノイエ各グループを預かるリーダーなどが含まれるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-099


■ フィルモア将校服 【ふぃるもあしょうこうふく】 

フィルモア帝国の将校が着用する制服のこと。騎士服とは異なる一般将校の制服を指す。副読本などでデザインが掲載されている訳ではないが、コミック11巻p169のほか、12巻、13巻のフィルモア陣営のシーンで、騎士服とは異なる将校らしき制服を身に付けているモブキャラクターが確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ フィルモア枢密院 【ふぃるもあすうみついん】 new!

枢密院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-178


■ フィルモア・ストライプ 【ふぃるもあすとらいぷ】 

フィルモア帝国の王家・王族や騎士団が、正装や制服に使用しているテキスタイル。幅広のストライプで、構成色は帝位、各王家、騎士団の各グループなどで厳密に決められている。例として、皇帝は孔雀色と黒から成るストライプ、パーマネント・レーダー王家は金と真鍮色、騎士団は各グループの色にアイボリーといった具合である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年1月号p26


■ フィルモア総本家 【ふぃるもあそうほんけ】 

フィルモア王家とほぼ同義と思われるが、その詳細は不明。ダイ・グのセリフから、フィルモアの名を冠してきた歴代皇帝すなわちフィルモア2世、3世、4世、5世はいずれも総本家筋から選出された皇帝であることが窺える。フィルモア1世(ドナウ・ガァ・トリハロン)が戴冠時に着用した茜色の衣を引き継ぐ家筋である。フィルモア王家(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-110


■ フィルモア第3騎士団 【ふぃるもあだい3きしだん】 

フィルモア帝国第3騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-201


■ フィルモア中央銀行 【ふぃるもあちゅうおうぎんこう】 

フィルモア帝国の中央銀行のひとつ。元老院(とバルバロッサ家)が運営する。ジョーカー星団は全ての国家で統一通貨のフェザーが使用されているため、この銀行が発行する銀行券もフェザーということになる。おそらく各国家で微妙にデザインが異なるが、価値は全て同一ということになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p66


■ フィルモア帝国 【ふぃるもあていこく】 

カラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に位置する星団随一の軍事大国。そのルーツは超帝國ユニオの皇分家から発したダス・ラント連合帝国まで遡り、星団でも最古の歴史をもつ国家のひとつとして知られる。レーダー王家とフィルモア王家の2大王家を含む40もの主要王家および400以上の衛星王家から選出される皇帝を中心として、同じく主要王家・衛星王家の要人で構成される帝国議会によって国家の運営が成される。国家元首が皇帝位を持ちながらも、立法・行政・司法に関する権力は分散させており、帝政国家というよりはむしろ民主主義国家に近い性質をもつと云える。しかしその反面、議会内部の派閥争い、王家・要人間の権力抗争、武官と文官の不仲もみられるなど、負の側面も多々あるようだ。また、星団内の抗争に必ずと云っていいほど介入・干渉してくる性質から、他国との摩擦も大きいという問題も抱えている。皇帝および元老院の一部はカラミティ星の寿命を察知しており、他星への民族大移動を計画していることも、この武力介入・干渉の遠因となっているらしい。国家基盤の危うさにおいても星団のトップ・クラスと云えるだろう。首都はデュアンス。現在の皇帝はダイ・グ・フィルモア5世。Bill Graham(ビル・グラハム)がプロモーターを務めたニューヨーク・ロッカーの聖地Fillmore East(フィルモア・イースト)が名前の元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-014


■ フィルモア帝國 【ふぃるもあていこく】 

フィルモア帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p63


■ フィルモア帝国3大王家 【ふぃるもあていこく3だいおうけ】 

フィルモア帝国を治める3つの強大な王家のこと。ブラウ・フィルモア王家、ボルガ・レーダー王家、バルバロッサ王家が該当する。レーダー王家とフィルモア王家が皇帝の輩出と分家によって巨大な派閥を形成していったのに対し、バルバロッサ王家は両家の調停役として常に帝国中枢に在り続けることで、その発言力と支配力を維持していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-005


■ フィルモア帝国GTM 【ふぃるもあていこくGTM】 

フィルモア帝国が所有・運用するGTM。主力GTMユーレイのほか、ほとんど全てライオン・フレームをもつホルダ型で構成される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ フィルモア帝国騎士儀仗礼服 【ふぃるもあていこくきしぎじょうれいふく】 

フィルモア帝国の儀仗騎士が着用する礼服。フィルモア帝国の場合、儀仗騎士は帝国に所属する女性騎士の中から持ち回りで選抜される。国家元首や高官に付く護衛騎士となるため、儀仗礼服は比較的華やかな装いとなり、ストライプ模様は幅の狭いナロー・ストライプを採用。各部にリボンや飾りボタンが付き、帽子は王冠を模した特殊な形状となる。また、履物もブーツではなく、リボン付きのベルトパンプスである。外交の場に出ることもあるため、ガット・ブロウは所持せず、樫の木の杖をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-029


■ フィルモア帝国騎士団 【ふぃるもあていこくきしだん】 

フィルモア帝国に所属する騎士団のこと。カンプグルッペ・ノイエシルチスを筆頭として、皇帝警護騎士団(アルカナ・センチュリオン)、特務騎士団、教導騎士団のほか、各王家が組織する騎士団や構成国・参加国がもつ膨大な数の国家騎士団が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ フィルモア帝国元老院 【ふぃるもあていこくげんろういん】 

フィルモア帝国の元老院。元老院の役割は国家によって異なるが、フィルモア帝国のそれは民事や軍事にほとんど関わらず、会社の取締役会のように国家の運営について協議し、皇帝に対して裏から様々な指示を出す機関となっている。組織図上では帝国議会や司法宮とは離れた位置にあるが、立法・行政・司法に対して一定の裁量を下す権限を持っているようだ。また、帝国には貴族院も存在しているようだが、これは元老院に内包される形を採っており、二院制を形成している訳ではない。36名の議員により構成される元老院議会を運営する。星団暦3000年代初頭における元老院議長は(おそらく)バシル・バルバロッサ。現在はバシルの甥筋に当たるアドー・バルバロッサがその代理を務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-014


■ フィルモア帝国元老院騎士団 【ふぃるもあていこくげんろういんきしだん】 

フィルモア帝国の元老院が組織している騎士団。ノイエ・シルチスの萌葱グループに相当する。ノイエシルチス・萌葱グループの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ フィルモア帝国皇太子 【ふぃるもあていこくこうたいし】 new!

フィルモア帝国の皇太子。同国における皇位継承第1位の者を指す。星団暦3069年における皇太子はサイレン皇子ことノルガン・ジークボゥ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p56


■ フィルモア帝国皇帝騎 【ふぃるもあていこくこうていき】 

フィルモア帝国の歴代皇帝が搭乗する専用騎。ディー・メロウラとディー・ウィリーズが該当する。また、フィルモア1世が花の詩女ベリン・ラーンに譲渡したディー・カイゼリンこそが真なる皇帝騎とする見方もある。ディー・メロウラディー・ウィリーズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ フィルモア帝国近衛騎士団 【ふぃるもあていこくこのえきしだん】 

フィルモア帝国の王族・要人の身辺警護に当たる近衛騎士団。コミック12巻p185で慧茄の警護に付いていた騎士がこの騎士団の所属となる。女性騎士はバルーンパンツに白ソックスを着用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ フィルモア帝国近衛兵学校 【ふぃるもあていこくこのえへいがっこう】 

フィルモア帝国帝国近衛兵学校の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ フィルモア帝国時代 【ふぃるもあていこくじだい】 

フィルモア帝国の歴史を語る上で分類される時代区分のひとつ。フィルモア・イースト(=ドナウ帝国)とフィルモア・ウェスト(=太陽王国)が再び統合した星団暦535年以降の時代を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ フィルモア帝国主力軍 【ふぃるもあていこくしゅりょくぐん】 

魔導大戦においてフィルモア帝国がミノグシアに派遣した軍グループ。同国の筆頭騎士団を主力としており、ナカカラ・クルル王国の東部全域に展開しているようだ。この本隊とは別に、皇帝ダイ・グ率いる部隊が聖宮ラーンの付近に展開しており、こちらは便宜的に派遣軍と呼ばれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ フィルモア帝国正式電磁剣 【ふぃるもあていこくせいしきでんじけん】 

フィルモア帝国が正式に採用している電磁剣。他国のガット・ブロウと比較して柄が長く、刀身が若干幅広に作られているが特徴。帝国の各騎士団によって仕様が異なる訳ではなく、ハイランダー、アルカナ騎士、各王家近衛騎士、ノイエ各グループ、帝国騎士(国家騎士団所属騎士)、学生騎士、見習い騎士の全てが同じガット・ブロウを使用する。ただし、ごく一部の高位の騎士については柄の部分に多少のアレンジが許されているようだ。ハイランダーが所持するラングンはこれとは異なり、多分に儀礼・儀式的な要素を含む宝剣として用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ フィルモア帝国正式紋章 【ふぃるもあていこくせいしきもんしょう】 

統合フィルモア帝国の正式紋章。ダス・ラント連合帝国から引き継がれた四方矢尻と、太陽王国で用いられた星紋(菱状の星マーク)が合わさった紋章とされている。大きな星紋の中央に4つの小さな星紋が集まり、四方に小さな円紋が配置された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ フィルモア帝国第2騎士団 【ふぃるもあていこくだい2きしだん】 

フィルモア帝国が組織している国家騎士団のひとつ。星団暦3069年のナカカラ攻防戦・南部戦線に参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ フィルモア帝国第3騎士団 【ふぃるもあていこくだい3きしだん】 

フィルモア帝国が組織している国家騎士団のひとつ。星団暦3069年のナカカラ攻防戦・北東部戦線に参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ フィルモア帝国第4騎士団 【ふぃるもあていこくだい4きしだん】 

フィルモア帝国が組織している国家騎士団のひとつ。星団暦3069年のナカカラ攻防戦・北西部戦線に参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ フィルモア帝国第6騎士団 【ふぃるもあていこくだい6きしだん】 

フィルモア帝国が組織している国家騎士団のひとつ。星団暦3069年のナカカラ攻防戦・南部戦線に参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ フィルモア帝国第8騎士団 【ふぃるもあていこくだい8きしだん】 

フィルモア帝国が組織している国家騎士団のひとつ。星団暦3069年のナカカラ攻防戦・北東部戦線に参加。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ フィルモア帝国帝国近衛兵学校 【ふぃるもあていこくていこくこのえへいがっこう】 

フィルモア帝国にある中等部・高等部併設の兵学校。フィルモア帝国は軍事色が強いため、一般市民の学校と兵学校・騎士学校は完全に区別されているらしい。近衛兵を育て上げる兵学校であり、学校の運営には帝国が直接関与し、衣食住の提供はもちろんのこと、生徒には正規の将校の20%の給与が支払われる。それ故に、生徒に課される士官教育は非常に高度且つ厳しいものとなっており、生徒たちは寄宿舎で規則正しい生活を送り、設定された起床時間から就寝時間まで、休むことなく軍人としての知識・技術を徹底して叩き込まれることになる。ナイアス・ブリュンヒルデ、クリスティン・V、ブラウマ・イク、ビオレート・トライトン、レーダー8世、アネッサ・ティルバーもこの学校の出身者。中等部の制服はセーラー・タイプ、高等部の制服は軍服・将校服に準じたデザインとなる。在学中の私服の着用は帰省時と自室内に限られ、それ以外は制服の着用が義務付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ フィルモア帝国統治領 【ふぃるもあていこくとうちりょう】 

フィルモア帝国がカラミティ・ゴーダース以外の人類生存星に所有している他星統治領(離星領)のこと。ボォスのナン大陸西端にあるパントラや、ジュノーのペテルスファ大陸にあるコモセイス公国など、星団各地に幾つか所有しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ フィルモア帝国ナカカラ駐屯地 【ふぃるもあていこくなかからちゅうとんち】 

星団暦3030年の魔導大戦勃発に際して、ナカカラ・クルル王国に降り立ったフィルモア帝国が立ち上げた駐留キャンプ。この戦乱では皇帝自らが戦地に降り立ったため、キャンプ地も皇帝陣と呼称されたようだ。皇帝ダイ・グは駐留キャンプの設営と同時に戦場帝国国会を開催し、AP騎士団[ディスターブ隊]との交渉を進める手筈を整えた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-121


■ フィルモア帝国ナカカラ離宮 【ふぃるもあていこくなかからりきゅう】 new!

フィルモア帝国が魔導大戦中のナカカラ遠征に応じて建立した離宮。ナカカラとの友好を示す迎賓館として設計されており、戦地となる王都から離れた湖畔都市シャルデファーの近郊に置かれたようだ。ナカカラ攻防戦に出陣したことで寿命をすり減らしたダイ・グは、最後の時を迎える場所としてこの離宮を選んだことから、祖母の慧茄、主治医のクープを始め、駐屯軍の主要な騎士と元老院の面々が一堂に集う形となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年12月号p56


■ フィルモア帝国派遣軍 【ふぃるもあていこくはけんぐん】 

魔導大戦においてフィルモア帝国がミノグシアに派遣した軍グループのひとつ。主力軍はナカカラ・クルル王国に駐屯しており、聖宮ラーンに降り立ったグループが派遣軍と呼ばれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-006


■ フィルモア帝国筆頭王家 【ふぃるもあていこくひっとうおうけ】 

フィルモア帝国の筆頭王家。星団暦の初頭に存在したドナウ帝国アルカナス帝家の直系に当たるブラウ・フィルモア王家を指す。ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-003


■ フィルモア帝国紋章・略章紋 【ふぃるもあていこくもんしょうりゃくしょう】 

フィルモア帝国の紋章。一般的に用いられる紋章は正式紋章を簡略化した略式紋章である。正式紋章を黒一色で塗りつぶしており、中央の十字星と四方の円紋から成る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ フィルモア帝国筆頭騎士団 【ふぃるもあてこくひっとうきしだん】 

フィルモア帝国の筆頭騎士団。国家代表騎士団たるノイエシルチスを指す。ノイエシルチスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ フィルモアの民 【ふぃるもあのたみ】 

フィルモア帝国の国民のこと。帝国民と呼ばれる場合が多い。帝国民の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年3月号p57


■ フィルモアのバカ女 【ふぃるもあのばかおんな】 

コミック15巻収録予定のエピソードに未だ登場していないアイシャ(=2018年4月現在の時点で未登場のアイシャ)がその怒りを向けている相手。リリ・ニーゼルを指している。この怒りの矛先は「がんばれエストちゃん」においてエストに向けられることとなった。リリ・ニーゼルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年5月号p63


■ フィルモア・ファティマ 【ふぃるもあふぁてぃま】 

フィルモア帝国に所属するファティマのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ フィルモア・ブルー 【ふぃるもあぶるー】 

フィルモア帝国の国家色。アイスブルーを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ フィルモア本家 【ふぃるもあほんけ】 new!

フィルモア帝国のフィルモア王家系列を束ねる総本家のこと。ブラウ・フィルモア王家を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-173


■ フィルモア民 【ふぃるもあみん】 

フィルモア帝国の国民のこと。帝国民と呼ばれる場合が多い。帝国民の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-146


■ フィルモア紋章 【ふぃるもあもんしょう】 

フィルモア帝国紋章・略章紋の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ フィルモア様式 【ふぃるもあようしき】 new!

フィルモア帝国に古くから残っている芸術作品や建築物に見られる独特の表現形態のこと。服飾に関して云えば、各騎士団で統一されているストライプ模様は代表的なフィルモア様式と云えるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-173


■ フィルモア・ライン帝国 【ふぃるもあらいんていこく】 

AD世紀の末期にダス・ラント連合帝国の支配下に置かれていた国家もしくは国家群。ジュノーのロンド大陸に位置していたと考えられるが、詳細は不明。ダス・ラント連合帝国に関係する国家・王族の名前は、第二次世界大戦に関係する用語が元ネタになっている。「ライン」の元ネタは、おそらくヨーロッパを流れるライン川であろう。1945年、旧ドイツ軍はライン川に架かる橋のうちレマーゲン鉄橋(ルーデンドルフ橋)を除く22基の橋全てを爆破したため、この川を突破することが連合軍による進攻の要となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ フィルモア料理 【ふぃるもありょうり】 

フィルモア帝国で発達した宮廷料理のこと。AD世紀末期に成立したドナウ帝国の宮廷料理を引き継いでおり、星団三大美食のひとつとされる。永野センセーの解説では、トルコと東アジアの料理が基本となっているようだ。トルコ料理は中央アジアの食文化に地中海の食文化が加わり醸成されたものとされる。地中海や黒海で捕れる魚介類、羊肉、タマネギ、ナス、トマト、キュウリなどを用いる料理が多く、ヨーグルト、ナッツ類、果実、オリーブオイルなども多用する。スパイスも使われるものの、中国料理やメキシコ料理に加えて使用量は少ないとされる。東アジア料理としては、日本料理、中華料理、韓国料理、マカオ料理などが該当する。ついでに、映画GTMでベリンが食べていた料理(=ミノグシアの料理)は、同じく東アジアや中央アジアの料理が基本となっていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ フィレステーキ 【ふぃれすてーき】 

フィレのステーキ。フィレとは牛や豚などの大腰筋のこと。テンダーロインとも呼ばれる。フィレは肉の部位の中で最も運動しない部分であり、非常に柔らかく脂肪がほとんどない赤身の肉となる。一頭の家畜から採れる量が少なく、フィレの中央部はシャトーブリアンと呼ばれる最高級の部位となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-079


■ 烈(フー) 【ふー】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第4惑星。木星よりも大きい超巨大ガス惑星。太陽に転じてもおかしくない規模の惑星で、何らかの人工的な制御が施されている可能性があるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ フゥアー・インマー 【ふぅあーいんまー】 

フゥアー・インマー・メドゥーサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年10月号p63


■ フゥアー・インマー・メドゥーサ 【ふぅあーいんまーめどぅーさ】 

魔導大戦において剣聖慧茄と剣聖マドラが搭乗する駆逐型GTM。ラミアス・メデューサとも呼ばれる。名前の元ネタは、Neu!(ノイ!)が1973年に発表した2ndアルバム「Neu! 2」に収録されている曲「Fur Immer」だろう。ドイツ語で「永遠に」という意味になる。ラミアス・メデューサの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-006


■ ブヴァー・ゲクダージン 【ぶヴぁーげくだーじん】 new!

所属不明の騎士。ヘアリオ・ノーベリウム製作のファティマ・トーナのマスターとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ 封印(1) 【ふういん】 

中に仕舞われたモノを取り出したり、使用したりするのを禁じるため、封じた場所に捺される印のこと。また、その封じた場所を指す。ジョーカー星団では星団各地に様々なモノが封印されており、フロート・テンプルには悪魔が、コーラス王城にはジ・エンドレスが、廃都アマダ・ジーには超帝國の遺産がそれぞれ封印されている。また、GTMを休眠させる場合に施す封印があるが、これはGTM始動キィによって解除が可能となる。GTM始動キィの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 封印(2) 【ふういん】 

騎士を凍結睡眠状態にすること。AD世紀においては、騎士(超帝國剣聖)は戦時においてのみ覚醒・使用されるものであり、それ以外の状況では凍結・休眠させておく体制が採られていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-009


■ プーウラ 【ぷーうら】 

プーウラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-045


■ プーウラー 【ぷーうらー】 new!

プリズム・コークスが製作したファティマ。シリアルはPC-02。パイド・パイパー騎士団の一員ビット・マエッセンのパートナー。星団暦2992年にカステポーで起きた対A.K.D.戦に参戦し、ルンの駆るGTMデムザンバラと対峙して敗退。リハビリを終えたマスターと共にミラージュ騎士団に移籍したようだ。マエッセンの任務に合わせてグリット・ブリンガーを持たされているらしいが、現在のこと登場予定はない模様。ヴィルマーと同じく、ドイツ4号戦車の1台に付けられていたニックネームが名前の元ネタとのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-078


■ ブースト 【ぶーすと】 

音楽用語でいわゆる増強・増幅のこと。信号の増幅により音量を上げる効果・機能を指す。特定の音域をブーストすることで、高音域や低音域のレベルを変更することができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ フードカバー 【ふーどかばー】 

プラスチック・スタイルのボンネット(頭部フード)に組み込まれている内側のフードのこと。インナーフードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-212


■ ブートプログラム 【ぶーとぷろぐらむ】 new!

ブートプログラム(boot program)とは起動プログラムのこと。GTMの始動キーにはブートプログラムが仕込まれており、キーが無い場合は起動できない仕様になっている。通常のGTMには始動キーというものが存在せず、ファティマや騎士の操作に従って任意に起動することが可能である。つまり、始動キーが必要なGTMとは、戦場へ安易に投入できない騎体、機密性の高い高性能騎であるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-083


■ プーマ・フレーム 【ぷーまふれーむ】 

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。考案者はバルミドラン・シャープス。ライオン・フレームの堅牢性と汎用性はそのままに、チーター・フレーム並みに圧縮したフレームとされる。チーター・フレームよりも骨太さが極端に増しており、開発中はフィルモア帝国内で強チーター・フレームと呼ばれていたらしい。星団ガーランド協会において新規設計として認められたことで新たにプーマ・フレームと命名された。現在はドージョージ型GTMのラミアスにこのフレームが使用されている。プーマとは南米および北米に生息する大型肉食哺乳類。ライオンやトラが属すヒョウ亜科ではなく、チーターやヤマネコが属すネコ亜科に含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ブーメラン 【ぶーめらん】 new!

ブーメラン・アインハイトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-029


■ ブーメラン・アインハイト 【ぶーめらんあいんはいと】 new!

Z.A.P.のオプション装備として開発された大気圏内飛行ユニット。ルナ・アインハイトを装備する際の連結パーツとしても機能する。フレーム・ランチャーを始めとする他の増武装と併用できるように設計されており、地上へ降下した後にユニットを装備したまま格闘戦へ移行することが可能。またその逆も可能としている。開発の背景にはテレポーテーションを行わずに活動範囲を格段に広げる目的があったとされ、通常のGTMの飛行能力を遥かに上回る運動性能を発揮するものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-032


■ ブーメラン・ファティマ 【ぶーめらんふぁてぃま】 

マスターを失った後に自軍や最寄の騎士団に保護され、再びガーランドなどの製造元に帰されたファティマのこと。出戻りファティマとも呼ばれる。再調整を受けた後に新規扱いとして再び「お披露目」が行われ、新たなマスターを得ることができる。著名なファティマつまり一般に「銘入り」と呼ばれるファティマでない限り、このような処置が採られることはほとんど無く、通常のファティマは戦場に取り残されて哀れな末路を辿るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-022


■ フール・フォー・ザ・シティ 【ふーるふぉーざしてぃ】 

永野センセーが1985年に「月刊ニュータイプ」で連載したコミック・デビュー作「Fool for the city」のこと。巨大コンピューター「ドウター」による統治の下、多くの文化・芸術活動が抑制・規制されるようになった近未来の地球。ロックバンド「スーパーノヴァ」のビートリズマーを務めるラッセル・コールは、旧世界のロックを記憶する最後のサクセサー、アラニア・シャンカール・アンダーソンと出会う。ロックを題材とするコミックでありながら、永野センセーがデザインしたロボットやバイクも登場。また、本作はFSS第3部にも通じており、ドウターによって生み出されたコンピューター・チャイルドとしてF.U.ログナーも登場している。FSSを描く以前にマンガの描き方を勉強するという意味もあって描くことになった作品とのこと。コミックのタイトルは劇中に登場するFOGHAT(フォガット)の楽曲に由来する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ ブーレイ 【ぶーれい】 

ブーレイ型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p67


■ ブーレイ・オデオン 【ぶーれいおでおん】 

ブーレイ型GTMの一種。モデル133型(M133)。パンター・フレームを採用。魔導大戦に投入された騎体で、劇中ではナイアス傘下の部隊が使用している模様。オデオンはギリシア語で「劇場」の意。連載再開直後の設定ではゾルダート6として設定されており、旧設定におけるブーレイ[T-232]スプートニクに相当する騎体であったが、設定変更により旧設定におけるブーレイ[T-233]ボストークに相当する騎体に置き換わったと考えていいだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブーレイ型 【ぶーれいがた】 

ブーレイ傭兵騎士団が使用するGTMを総じてブーレイ型と呼称する。ただし、ブーレイはその時代々々で偽装を兼ねて各種GTMのエンジンやフレームを混ぜたハイブリッド・モデルを使用するため、歴代のブーレイに共通する明確な系列は存在しない可能性がある。あえて云えば、カリギュラ系列のGTMと呼べるかも知れない。劇中に登場したのはM103Lロウカン、M113ラムアド、M133オデオンの3種。M123も存在している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p60


■ ブーレイ騎士 【ぶーれいきし】 

ブーレイ傭兵騎士団に所属する騎士のこと。この騎士団は歴史の表舞台に登場する度に構成員が大きく変わっており、各騎士の本来の所属先が大国の騎士団である場合も少なくない。例として、星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加したブーレイ騎士は、全てノイエ・シルチスに所属する騎士であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-167


■ ブーレイ傭兵 【ぶーれいようへい】 

ブーレイ傭兵騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p57


■ ブーレイ傭兵騎士団 【ぶーれいようへいきしだん】 

ボォスの亡霊と恐れられる国籍不明・所属不明の傭兵騎士団。一般に広く認識されているのは、虹の7色をパーソナル・カラーとしてもつ騎士の集団であるが、運用されるその都度によって構成員の交代や増員が行われている。劇中でも星団暦2989年にはフィルモア三銃士のラルゴ・ケンタウリが、3030年には同じくフィルモア騎士のナイアス・ブリュンヒルデがそれぞれ団長を務め、後者は総編成550騎以上の大部隊として魔導大戦に乱入した。また、ウモス国家社会主義共和国が建国される以前に(おそらく星団暦初頭に)、フィルモア・ロッゾ両国への牽制として、同国の首都プロコルハルムに配備されたという古い記録もある。登場するたびに厄災と混乱を招く存在。その正体は、システム・カリギュラが契約した国家の要請に応じて組織・派遣する「実体のない騎士団」である。使用GTMはその都度で異なり、これまでにオデオン、ラムアド、ロウカンといったGTMが使用されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ブーレイ傭兵騎士団M103型 【ぶーれいようへいきしだんM103がた】 

ブーレイ傭兵騎士団が使用するブーレイ型GTMのモデル103型。ブーレイ・ロウカンを指す。ブーレイ・ロウカンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年10月号p59


■ ブーレイ傭兵騎士団第1戦闘軍 【ぶーれいようへいきしだんだい1せんとうぐん】 

星団暦3069年のナカカラ攻防戦に参加したブーレイ傭兵騎士団の1グループ。同戦役の北西部戦線に参加。GTMオデオンを使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ ブーレイ傭兵騎士団第2戦闘軍 【ぶーれいようへいきしだんだい2せんとうぐん】 

星団暦3069年のナカカラ攻防戦に参加したブーレイ傭兵騎士団の1グループ。同戦役の北東部戦線に参加。GTMオデオンおよびラムアドを使用。ナイアス・ブリュンヒルデが隊長を務めており、傘下にフィルモア帝国元老院騎士団とカリギュラ傭兵騎士団を従えていた模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ ブーレイ・ラムアド 【ぶーれいらむあど】 

ブーレイ型GTMの一種。モデル113型(M113)。ライオン・フレームを採用(パンター・フレームとしている資料もある)。魔導大戦に投入された騎体で、劇中のパラーシャのセリフではウモス軍に雇われた部隊が使用していることになる。ただし、コミック13巻ではウモスの青銅騎士オリバー・メルシュがラムアドと対峙しているため、設定ミスの可能性あり。設計はユーゴ・マウザー(これもボツ設定になるかも)。連載再開直後の設定ではゾルダート7として設定されていた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブーレイ・ロウカン 【ぶーれいろうかん】 new!

ブーレイ型GTMの一種。モデル103型(M103L)。バーガ・ハリと同型のライオン・フレームを採用。エンジンはバーガ・ハリまたはユーレイと同種。ブーレイ傭兵騎士団の中でも精鋭が駆る大型騎とされる。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加した騎体であり、当時は搭乗する7名の騎士に合わせて計7騎が運用された。最新設定に拠ると、装甲色は赤、朱、茶(木)、燈、黄、翠(緑)、空、青(紺)、紫紺の9種。うち朱と空はコーラス戦に不参加。3069年のナカカラ戦では朱、茶、翠、紫紺の4種が参加している。ロウカン(琅かん)とは翡翠のこと(ビルマ翡翠を指す場合もある)。旧設定におけるブーレイ[T-232]スプートニクに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ フェイクレザーのライダージャケット 【ふぇいくれざーのらいだーじゃけっと】 

ルージョン市に突撃してきたジークママが身に付けていたジャケット。フェイクレザーとは合成皮革のこと。皮革に近い質感に仕上げたビニール素材である。ライダージャケットはバイクの搭乗時などに着用するジャケットのこと。バイク走行時の防寒と転倒時の身体保護を兼ねる厚手の上着で、正しくはライダースジャケットと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p63


■ フェイスマスク 【ふぇいすますく】 

GTMの顔面装甲のこと。GTMの顔面は基本的に両目さえあれば事足りるので、機体全体から見るとかなり小さいパーツとなる。同じGTMであっても、騎士の好みによって形状や装飾が異なる場合があり、劇中でも目元や唇が彫り込まれているマスクなど、多様なデザインが登場している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ フェイスラ・シュツィエン 【ふぇいすらしゅつぃえん】 

詩女にして騎士のヤーン・ダッカスが搭乗するGTM。「黒い炎」とも呼ばれる。超帝國最強のGTMシュッツィエンの派生型と思われるが、ファティマ・ニーブと共に乗り込むことから、ファティマ搭載型に改装されていることが判る。シュッツィエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ フェイスラ・シュッツィエン 【ふぇいすらしゅっつぃえん】 

フェイスラ・シュツィエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p84


■ フェイツ公国 【ふぇいつこうこく】 

A.K.D.傘下の一国家にしてフェイツ公爵家(=バランス公爵家)が治める小国。グリース王国の西方約800kmに位置する。人口はわずか6万人と少ないが、この国がA.K.D.における科学と学業の中心地であり、国全体がカレッジとも呼べる巨大な学園都市を形成していること考えれば、むしろ多いと云うべきなのかも知れない(つまり住民の多くが学徒や研究者)。星団きっての天才と呼ばれたウラニウム・バランスが天照の命(ミコト)と懇意にしていたこともあり、彼女の采配で学術都市ルミナス・シティを中心とする領土と公爵位が授与されたことで公国として成立したらしい。ファティマ・ファッティースを最初に生み出した国。つまり、FSSのグラウンド・ゼロとも呼べる国である。星団暦3020年に天照王朝に加わったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-007


■ フェザー 【ふぇざー】 

ジョーカー星団における通貨単位。フェザー(feather)とは羽毛のこと。おそらく、太古のジョーカー星団においては孔雀や始祖鳥の羽などが通貨の役割をもっており、それが現在の貨幣の語源になっているのだろう。フェザーの下にカントと呼ばれる単位があり、100カントが1フェザーに相当。逆にフェザーの上にはゾウリンと呼ばれる単位があり、200フェザーが1ゾウリンに相当する。貨幣としては、ニッケル枠に真鍮が組み込まれた1フェザーおよび5フェザー・コイン、銀貨の10フェザー・コインがあり、さらに100フェザーの紙幣が存在する。1フェザーは約500円に相当するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-040


■ フェザー本位制 【ふぇざーほんいせい】 

ジョーカー星団における通貨であるフェザーを本位貨幣とし、その価値を保証している制度のことをフェザー本位制と呼称しているのだろう。我々が生活するこの地球では貨幣価値を金あるいは銀の重さに置き換える金本位制あるいは銀本位制が長らく採用されており、通貨当局による調整によって成立する管理通貨制度へ移行したのは20世紀の後半以降である。劇中では、フェザー本位制の歴史を説こうとするアウクソーが「そもそも金を含めた重金属の合成コストが・・・」という話から始めており、ジョーカー星団においても以前は金本位制であったことが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-072


■ フェスタ・オレンジ 【ふぇすたおれんじ】 

祭りの装いをイメージさせるようなド派手なオレンジ色のこと。ラキシスのオペラ・スーツの色は基本的にオペラ・ピンクであるが、稀にフェスタ・オレンジに変化するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ フェラーリ 【ふぇらーり】 new!

Ferrari S.p.A(フェラーリ社)は1929年にEnzo Ferrari(エンツォ・フェラーリ)が結成したレーシング・チームScuderia Ferrari(スクーデリア・フェラーリ)に端を発する自動車メーカー。47年から市販車の生産・販売を事業として立ち上げているものの、事業の主体はレーシング・チームの運営にあり、販売事業は資金獲得のための副業と評される。フェラーリの歴史はモーター・スポーツの歴史と云われるほど、技術開発と発展の全てがレースとの関わりの中から生まれてきたという生粋のスポーツカー・メーカー。69年にイタリアFIAT(フィアット社)の傘下に入っている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ フェラガモ 【ふぇらがも】 

ナポリ出身のSalvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)が1927年にフィレンツェで創業した靴メーカーFerragamo(フェラガモ)のこと。現在は靴の生産で培った皮革加工技術を用いてバッグや財布の生産も行っている。生産ライセンスを他社または他国に一切譲らないという頑固一徹な姿勢がブランド力を強めており、デザイン性も然ることながら、機能性と耐久性に優れる玄人好みのメーカーとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ フェリー 【ふぇりー】 

フェリーセイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-019


■ フェリーセイラー 【ふぇりーせいらー】 

GTMを地上で輸送する際に使用する大型セイラー。GTMを収容した状態のケージバレットを複数搭載することが可能で、主に基地と戦線の行き来に使用する。AP騎士団が使用しているフェリーで、おそらく1個小隊もしくは2個小隊の搬送が可能と思われる。フェリー(ferry)とはもともと「渡し船」のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-015


■ フォアグラの日本野菜醤油ソテー 【ふぉあぐらのにほんやさいしょうゆそてー】 

ナイアス・ブリュンヒルデの好きな食べ物(高校在学時)。フォアグラと日本野菜(ナス、ニンジン、ピーマン、タマネギなど戦前から栽培している野菜のことだろうか)を醤油で炒め焼きにしたモノ。フォアグラは、ガチョウもしくはカモに強制給餌を行い、肝臓に脂肪を蓄えさせて肥大させた食材である。キャビア、トリュフと並んで世界三大珍味に数えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ フォアグリップ 【ふぉあぐりっぷ】 

大型の銃火器にみられる前部のグリップ(握把)。後部のグリップはトリガーが付属する場合が多く、前部のグリップは主に銃身を保持する目的で付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ フォーエバー・ファンタスティック・フローレス 【ふぉーえばーふぁんたすてぃっくふろーれす】 new!

ファティマ・クローソーがもつとされる特殊称号。Forever Fantastic Flawlessの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ フォーカス 【ふぉーかす】 

フォーカス(focus)とは焦点のこと。GTMの運用において、各種センサー(電磁波索敵システムや音響索敵システム)の捜査範囲を特定の対象に絞り込むことを「フォーカスする」と云い表す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-207


■ フォーカスライト 【ふぉーかすらいと】 new!

星団暦2310年に誕生した星団初の4ファティマのひとり。長女。シリアルはBF(L)-01f。完成直後より剣聖ナッカンドラ・スバースを唯一のマスターとして活動した「純血の騎士」のパートナーである。スバースの死後、あくまでも純血の騎士に仕えることを望んだ彼女は、同じく純血のダグラス・カイエンのパートナーになることを望み、バランシェの助けを借りて肉体の再構築を決行。この構築はダブル・イプシロン型ヒューマノイドの理論実証を兼ねていたらしく、彼女は細胞の一片からでも記憶と能力を完全に再生できる肉体を獲得したようだ(これについてはボツ設定になるかも)。新たにアウクソーと名付けられた彼女は、剣聖カイエンとGTMデムザンバラと共に戦乱の世を駆け巡ることとなった。不死の存在となった彼女が行き着く先は不明であるが、後世の歴史に登場するデルタ・ベルンというファティマも彼女の魂を宿しているらしい。名前の元ネタは、Rupert Neve(ルーパート・ニーヴ)が1985年にイギリスで創設したコンソール・メーカーFocusrite(フォーカスライト)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ フォーカスライト3 【ふぉーかすらいと3】 

ファティマ・フォーカスライトが得た3番目の肉体。デルタ・ベルンと呼ばれる。デルタ・ベルン(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ フォーカスライト帝 【ふぉーかすらいとてい】 

初代天照の命(ミコト)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ フォーカスライトのミコト 【ふぉーかすらいとのみこと】 

天照家の初代女帝である天照・メル・グリース・アインスの通称。彼女の幼名レディオス・フォーカスライトに由来する呼び名であろう。初代天照の命(ミコト)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-015


■ フォーチュン 【ふぉーちゅん】 

ウィル星団暦7777年に出現するジョーカー太陽星団の新たな超惑星。星団で最後に生まれる恒星系フォーチュンに含まれる人類生存惑星を指す。56億7千万年にも及ぶ時空間の旅を繰り返してきた天照とラキシスは、この星でついに再会し、結婚すると同時に融合して全能神へと昇華する。2人の主人公にとって最終的に辿り着く「楽園」と考えていいだろう。また、この星で生まれた娘のカレンは、終局を迎えるジョーカー宇宙に替わってフォーチュン宇宙を創造し、この恒星系を新たな宇宙に移動させるらしい。「終わり」にして「始まり」を司る星・・・この星の出現をもってFSSの世界が「ひと回り」するということだろう。さらに、この惑星に辿り着いた天照とラキシスは、新たな国家として天照王朝フォーチュン国を立ち上げる。つまり、恒星の名前も「フォーチュン」、惑星の名前も「フォーチュン」、建国される国家も「フォーチュン」である。ついでに、フォーチュンはクローソーにより「上」、カレンにより「希望」または「未来」と訳されている単語である。一般的な和訳では、「fortune」で「運」または「幸運」、「(The) Fortune」で「運命の女神」となる。最新設定に拠ると、フォーチュン宇宙における所在はミルクドロメダ・クェーサー超銀河団S51ティント球状星団シアノ太陽系第4惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-006


■ フォーマット 【ふぉーまっと】 

フォーマット(format)とは「型」もしくは「判」の意。その作業工程において基盤となる基礎型、体裁、書式などをフォーマットと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ フォクスライヒバイテ 【ふぉくすらいひばいて】 

フルトリム・ブリンガーの別名。独訳表記で「FuchsReichweite」となるが、Fuchsは「キツネ」、Reichweiteは「射程」とか「範囲」の意。永野センセーは「射手」としている。つまり、「キツネ狩り」を専門とするGTMということ。対象を追いこみ、確実に射抜くことに特化した駆逐型のGTMである。フルトリム・ブリンガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-004


■ フォックス 【ふぉっくす】 

GTMフォクスライヒバイテの略称。フォクスライヒバイテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p22


■ フォッケヴォルフ・ムックル 【ふぉっけヴぉるふむっくる】 

星団暦2900年代末から3000年代初頭におけるウモス国家社会主義共和国の総統。同国の運営を担う政党「青い影」の党首である。華美な様式・生活を好まないためか、その見た目は質素というより地味に近いイメージであるが、独裁体制を敷いて多くの植民地・植民星を従える国家の代表だけあって、小柄でありながらも威厳を感じさせる佇まいをもつ人物。孫に当たる人物が騎士(劇中未登場)とのことで、間もなく次期総統に指名する噂もある模様。名前の元ネタは、第二次世界大戦中にドイツ軍の戦闘機を生産したFocke-Wulf Flugzeugbau A.G.(フォッケウルフ航空機設計)から。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ フォトン 【ふぉとん】 

光子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-064


■ フォルティシモ 【ふぉるてぃしも】 

詩女フンフトがピアノ・メロディ3世(=剣聖ハリコン)との間に儲けた子供のひとり。アルル・メロディ・コーラスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-128


■ フォルテ・メロディ2世 【ふぉるてめろでぃ2せい】 

コーラス王朝メロディ家の2代目当主。騎士ではない。剣聖ハリコン・メロディの妹に当たる。兄が他界した後に懐園剣を引き継いでいたと思われたが、剣聖ハリコンは秘密裏に星団へ帰還しており、青年の姿のままの兄を戸籍上の息子として登録したらしい。よって、ピアノ・メロディ3世の正体は剣聖ハリコンである。フォルテ(forte)は音楽の強弱記号のひとつ。略記は「f」、意味は「強く」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ フィルモア帝国駐留軍 【ふぉるもあていこくちゅうりゅうぐん】 

フィルモア帝国が魔導大戦中にナカカラ周辺一帯に派遣していた駐留軍。戦時下の臨時編成軍であり、駐留している間にノイエシルチス各グループや国家騎士団の入れ替わりが発生している。星団暦3069年のナカカラ攻防戦では、ダイ・グ直下のクリスティン・Vおよびアルカナ・ナイト4名、ノイエシルチス黒グループおよび青グループ、帝国第2・第3・第4・第6・第8騎士団が駐留しており、稼働GTM数は計501騎であった。これはフィルモア全軍の約6分の1に当たる集団である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ フォロー 【ふぉろー】 

フォロー(follow)は「追う」とか「後に続く」という意味。何らかの対象を支援したり、失敗を補ったり、状況変化を追い続けたりすることも同じくフォローと呼ばれる。Twitterでは、特定のアカウントを選んでそのツイートを自分のタイムラインに継続的に表示させることをフォローと呼ぶ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-077


■ フォン・リル 【ふぉんりる】 

劇中登場時はヴォン・リル。十曜亜族の熾権使のひとり。カル・リルと共に大権使シルヴィス・レス・ヴィーナスを補佐した人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-127


■ 不可解の象徴 【ふかかいのしょうちょう】 

バフリング・アイドルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-068


■ 不確定惑星バスター 【ふかくていわくせいばすたー】 

第5太陽系(移動太陽系=スタント遊星)第7惑星。不定出現惑星と呼ばれており、その存在自体が出現と消失を繰り返す不思議な性質をもつ。AD世紀の時代に炎の女皇帝が皇帝親衛隊ヘリオスを率いてこの惑星に向かったようだが、その目的は不明。そこで何が起きたのかも不明である。星団暦3225年のスタント遊星接近において、この惑星が出現していることが判明。天照率いるミラージュ騎士団全軍が何者かと戦うために全軍で出撃することとなった。旧設定に沿うならば、スタント遊星の接近と共に異界からヴィーキュルの軍団と魔王タンツミンレが襲来するらしい。惑星バスターから出現した炎の女皇帝の皇帝旗艦シングおよび全てのセントリーも加わり、星団史上最大・最強の軍隊がこれを迎え撃つことになるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 不可視光線 【ふかしこうせん】 

肉眼で感じることのできない光線のこと。可視光線に対する名称であり、通常は紫外線および赤外線を指す。厳密には、可視光線を除く全ての電磁波を指すことになるため、ガンマ線、X線、電波なども含まれることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 不可侵の太陽系 【ふかしんのたいようけい】 

侵入してはならない太陽系。もしくは侵入できない太陽系。AD世紀以前の時代、ウエスタ太陽系は暗黒星雲に覆われており、ヒトが踏み入ることのできない不可侵の太陽系であったとされる。AD世紀4000年代に周回してきたスタント遊星がウエスタ太陽系に接近し、不定出現惑星の超(バスター)が出現したことで暗黒星雲が消失。その後も炎の女皇帝によってボォスへの侵入は禁じられていたものの、女皇帝が不在となった7500年頃より皇帝団による強引な移民・開拓が進められたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ 負荷トルク面積 【ふかとるくめんせき】 

微妙に聞かない云いまわしの単語。文脈から、回転運動する部分において、それに付随する部品の重さや摩擦力により発生している反発力のことを指していると思われるが・・・よく判らんです。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 付加パワー 【ふかぱわー】 

機械的な(あるいは魔導的な)補助によって得られる筋力あるいは運動力のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-130


■ 武器コレクター 【ぶきこれくたー】 

趣味で武器を収集するヒト。ジョーカー星団においてもこの手のコレクターは存在するらしく、騎士ではない一般人であってもガット・ブロウを購入・所持する者が多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 武器商人 【ぶきしょうにん】 new!

武器を売る商人。兵器等の軍需品を販売して利益を得る人物や組織のこと。戦争によって需要が拡大すると、供給によって莫大な利益を上げることから、人道的な批判を込めて「死の商人」と呼ぶこともある。とは云え、戦争で軍需品を必要とするのは国家であり、国家は国内のメーカーに生産を依頼したり、国外のメーカーから買い付けて自国の軍に支給する訳で、この販売に関わる組織への批判はおそらく的外れである。一方、戦争とは無関係の犯罪・武装組織に対して非合法に武器を売り付ける組織であれば「死の商人」という呼称も当然と云える。多くのスパイ映画で描かれるとおり、近年は豊富な資金源を持つ個人が武器商人の中心になっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ 不軌道恒星 【ふきどうこうせい】 

特定の軌道(天体が運行する道筋)を持たない恒星のこと。通常、恒星は銀河系の中心(超大質量ブラックホールとされる)に対して楕円軌道を取っており、我々の住む太陽系も2億2500万年から2億5000万年ほどの周期で銀河系を1周している。このような軌道から外れて自由に運行する恒星があれば不軌道恒星ということになるが、実際にそのような恒星が存在しているか否かは不明。なお、恒星系から外れて宇宙を漂う惑星は発見されており、これは自由浮遊惑星と呼ばれる。劇中ではスタント遊星が不軌道恒星に分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p55


■ 不軌道太陽 【ふきどうたいよう】 

不軌道恒星の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ ふきのとうのたいたん 【ふきのとうのたいたん】 

エルディアイ・ツバンツヒが学校の家庭科実習で作った料理。ふきのとうを軽く煮たもの。「たいたん」は京ことばで「煮物」のこと。ただし、炊いたものを「たいたん」、煮たものを「煮たん」と呼ぶ場合もある模様。地域によって違うのかも知れない。ふきのとうはフキの花茎のこと。フキはキク目キク科フキ属に属す多年草。早春に出現する花茎や、生育後の葉柄などが山菜として利用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-241


■ 副官 【ふくかん】 

軍隊における役職のひとつ。通常は司令官や師団以上の軍グループを預かる隊長の補佐を務める将校・士官を指す。各司令官や隊長の下に置かれる副司令官や副隊長とは異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-006


■ 複眼 【ふくがん】 

GTMの両目の部分に収められている眼球システムのこと。複眼投射システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-023


■ 複眼型コンポジットユニット 【ふくがんがたこんぽじっとゆにっと】 

グリット・ブリンガーの額に当たる部分に備え付けられている複合型の眼球ユニット。15個の索敵眼球を備え、索敵探査ロボットのビヨンド・シーカーと連動することで広域監視と3次元測定による任意の座標出しも可能とする。コンポジット(composite)とは「合成」もしくは「複合」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p59


■ 副艦橋 【ふくかんきょう】 new!

サブブリッジの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ 複眼投射システム 【ふくがんとうしゃしすてむ】 

GTMの両目の部分に収められている眼球システム。肉眼もしくはメイン眼球と呼ばれるパッシブ(受光型)視覚装置と、サブ眼球と呼ばれるアクティブ(投射型)視覚装置から成る集合体である。アクティブ(投射型)視覚装置は電磁波投射システムとも呼ばれる。カイゼリンの場合は10個の眼球をもつ。電磁波投射システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 複合記憶生命体 【ふくごうきおくせいめいたい】 

複数の人格・記憶を併せ持つ人工生命体のこと。ファティマ・アウクソーは、星団初のファティマとして知られるフォーカスライトと、再構築された後に形成された彼女自身の記憶と人格をもつ複合記憶生命体であるという。アウクソーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 複合剣聖剣技 【ふくごうけんせいけんぎ】 

複数の剣聖剣技を同時に繰り出すこと。またその技を指す。劇中に登場する剣聖クラスの多くは、分身と同時に複数の剣技を同時に放つ技量を持っている。技によって重ね掛けの難易度が変わるものと考えられるが、最多はカイエンが放った「48分身光速スカートまくり」ということになるだろう。ミラー(次元反転分離攻撃)を含む48分身、連弾衝撃波、十字架手刀、トリプル・ヘクサグラム、マキシマム・バスター・タイフォーンとスカート捲りの重ね掛けである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-132


■ 複合軸関節 【ふくごうじくかんせつ】 

駆動部を複数の回転軸で構成している関節のこと。同一の回転軸をもつパーツを二重・三重に連結しているパターンや、複数の回転軸をもつパーツを複合的に連結しているパターンなどがある。後者のパターンは現在の工業用ロボットなどで見られ、通常は4〜7軸を基本としているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ 複合人工生命体 【ふくごうじんこうせいめいたい】 new!

複合人類とほぼ同義。ファティマ・タワーはファティマであり、騎士であり、セントリーでもあるため、これらの特性を併せ持つ複合人工生命体と呼ばれる。複合人類の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-106


■ 複合人類 【ふくごうじんるい】 new!

ファティマの特性とヒトの特性を併せ持つ新人類のこと。Fネーム・ファティマは親に当たるファティマの特性と、そのファティマのマスターであった騎士、あるいは縁故をもった人物の特性を持って生まれてくることから複合人類と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-108


■ 複合素材 【ふくごうそざい】 

特性の異なる複数の素材を重ねることで、各素材がもつ機能・効果を複合的に発揮できるようにした素材のこと。アラビク・スーツの表地には、流体金属生地や複合素材を用いたラミネート生地が用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ 複合体 【ふくごうたい】 new!

AD世紀以前のログナーが得ていた肉体として、永野センセーが例に挙げた形態のひとつ(ただし事実は不明)。複数の生命体の形質を併せ持つ身体。例として、ファティマ・タワーはファティマであり、騎士であり、セントリーでもあるため、これらの特性を併せ持つ複合人工生命体と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-062


■ 複合ツインスイング関節 【ふくごうついんすいんぐかんせつ】 

屈伸、絞り込み、ひねりなど、複数の要素をもつツインスイングのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ 複合放熱フライヤー 【ふくごうほうねつふらいやー】 new!

複数の形状・機能が統合された放熱フライヤーのこと。GTMモルフォ・ザ・スルタンが装備するバックライド・リジット・フライヤーは複合放熱フライヤーと呼ばれる。この名称から察するに放熱以外の機能をもつことが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-048


■ 復座型制御システム 【ふくざがたせいぎょしすてむ】 

「復座」ではなく「複座」の間違い。複座型制御システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ 複座型制御システム 【ふくざがたせいぎょしすてむ】 new!

全GTMの中で唯一デトネーター・ブリンガーにのみ採用されている複座型の制御システム。騎士とファティマのシートが単一のポッド内に上下タンデム配置で収まっており、巨大なコクピット・ホールの中で同時コントロールを行う。旧設定を引き継いでいるのであれば、騎士の操縦とファティマのサポートで構成される通常のコントロール系とは異なり、騎士とファティマが同時にGTMの操縦を担当するシステムになっているはず。バスター砲の使用時には同乗するファティマが本来サポートする部分を制御できなくなるため、ストライパー・システムにより自軍に所属するファティマの並列演算によって行われる。コクピットは脱出ポッドの機能(=パセンジャー・セル)も備えており、緊急時は丸ごと騎体から射出される仕組みになっているらしい。システム設計はクローム・バランシェとシング・桜子が担当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ フグ刺し 【ふぐさし】 

フグの身の刺身のこと。関西ではフグのことを「テッポウ」と呼ぶことから、「テッポウ刺し」または「テッサ」とも呼ばれる。フグの身は非常に弾力があるため、身が透けるほど薄く切って供するのが一般的。この調理法は薄作りと呼ばれ、フグ引き包丁とよばれる特殊な包丁が使用される。また、フグ刺しはその薄さを楽しむ意味で大きい円形の皿に円盤状に刺身を盛り付ける方法(=べた盛り)が一般的なため、料亭などでは美しい文様の大皿が使用される。永野センセーはマグナパレスをあしらった九谷焼大皿の使用方法として、フグ刺しは高くて無理なため、ツナサラダを盛り付けて使い倒すことを宣言した。飾るのではなく使う。用途のあるモノはその用途にちゃんと充てるというのが永野センセーの矜持といったところか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p64


■ 輻射現象 【ふくしゃげんしょう】 

物体から粒子線や電磁波が放出されること。放射とも呼ばれる。とくに、熱を電磁波として放出することは熱放射と呼ばれ、これはあらゆる物体で常に起きている現象である。赤外線カメラは物体が放出する赤外線を捉えるため、暗闇でも物体の形状を認識・撮影できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-216


■ 輻射フライヤー 【ふくしゃふらいやー】 

輻射現象(粒子線や電磁波の放出)によって推進力を得るフライヤーのこと。宇宙戦用GTMの背面に装備される高速移動用ユニットである。宇宙空間では大気を介した放熱ができないため、GTMの余剰エネルギーは電磁波に変換して系外に放出する必要がある。これを推進力として利用しているのが輻射フライヤーである。永野センセーの解説に拠ると、フライヤーから放出される電磁波はプラズマとして観測されるらしいが、それだと輻射フライヤー=イオンエンジンということになってしまうし、イオンエンジンは推進力が弱いためGTMの超高速機動は生み出せないはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ 服飾メーカー 【ふくしょくめーかー】 new!

服飾を生産するメーカー。設定上で明確に記載されたメーカーは無いが、現在の地球(とくに日本)で見られる服飾メーカーがジョーカー星団でも揃っている模様。コミック13巻p99でジークママが各メーカーの既製服を持ってきてあれこれ着替えているので参考まで。一応、コミック本編と副読本に記載されたメーカー名は辞書ページに網羅してある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-060


■ 複数制御 【ふくすうせいぎょ】 

オートマチック・フラワーズ(=ファティマ)がアシリア・インジェクター・パーツを用いて複数のGTMを同時に制御すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-036


■ 複製体 【ふくせいたい】 new!

オリジナル個体と完全に同一の遺伝情報をもつ人間のこと。ジョーカー星団においては、唯一ログナーだけがクローン再生可能な肉体を持ち、クローン人間として何度でも復活することが可能とされている。ただし、ログナーのクローン再生は炎の女皇帝が遺したドウター・チップの恩恵によるもので、クローンというよりは記憶・能力を継承するオリジナル個体の無限再生と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-062


■ 複製モナーク 【ふくせいもなーく】 new!

AD世紀以降に統制者ザ・モナークが生み出した自身の複製体。モナークの人型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 副武装 【ふくぶそう】 

戦闘に使用する武装のうち、サポートもしくはサブとして用いられる武装を副武装と呼ぶ。これに対し、メインに用いられる武装を主武装と呼ぶ。通常のGTMの場合、主武装はガット・ブロウ、副武装は火器一般となる。デトネーター・ブリンガーの主武装はバスター・ランチャーである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ 副腕 【ふくわん】 

GTMの四肢とは別に背中、肩、脇、肘などに取り付けられているマニュピレーターのこと。副武装を装備・固定する際に用いる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p78


■ 武家王家 【ぶけおうけ】 

武家とは軍事を主務とする官職をもつ家系や家柄のこと。FSSの劇中では騎士家とも呼ばれる。よって、武家王家とは歴代当主が騎士として活躍した王家を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-099


■ 不思議な少女 【ふしぎなしょうじょ】 

星団暦4076年にラベル・ジュードが師事することになる謎の少女。その正体は不明であるが、旧設定との兼ね合いからメル・リンスもしくはソープ・ダッシュ(女ソープ)である可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 不思議な少女A 【ふしぎなしょうじょA】 

映画GTMのカーテンコールに登場した、水色のスーツを纏った少女。ファティマ・町を指す。の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-096


■ 不思議な少女B 【ふしぎなしょうじょB】 

映画GTMのカーテンコールに登場した、オレンジ色のスーツを纏った少女。ファティマ・エストを指す。エストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-097


■ 富士重工 【ふじじゅうこう】 new!

スバルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ 武士は食わねど高楊枝 【ぶしはくわねどたかようじ】 

たとえ貧しい境遇にあっても、貧しさを表に出さず、気位を高く持って生きるべきという意味のことわざ。名誉を重んじる武士は、貧しくて食事がとれない場合でも満腹を装って爪楊枝を使ったとされることから。やせ我慢することの例えでもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ 伏見御香宮の名水で作ったまろやか絹ごし 【ふしみごこうのみやのめいすいでつくったまろやかきぬごし】 

京都・伏見にある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に湧き出ている名水「御香水」を用いて作られた絹ごし豆腐のこと。実際にそのような製品があるか否かは不明。御香水は日本の名水百選に選ばれており、「伏見七名水(七つ井)」のひとつとしても有名。御香水は石井(いわい)。他の六つが常盤井(ときわい)、春日井(かすがい)、白菊井(しらぎくい)、苔清水(こけしみず)、竹中清水(たけなかしみず)、田中清水(たなかしみず)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-210


■ 武将 【ぶしょう】 

ブショーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-129


■ ブショー 【ぶしょー】 

闇華亜族(アンカー)における戦闘職のひとつ。武将。コマンダーとも呼ばれる。デザイン画では突撃銃のような銃器を携えている姿が確認できる。おそらく刀剣も使用するのだろう。戦闘種族モノノフ(武士)の中では隊長クラスに相当し、単純な戦闘力では最強クラスに位置する。ヨトギのサポートを受けて奇子化を果たすとライオンのような姿となる。武将とは軍勢を率いる将軍のこと。戦国時代においては戦国大名やその家臣が武将と呼ばれた。武将の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-129


■ 不正拍動 【ふせいはくどう】 

おそらく不整拍動の間違い。GTMの騎体内で不具合が生じた場合にみられる、一定のリズムを伴わないエネルギーの流動のこと。また、それに伴う基幹パーツの運動のこと。不整拍動が起こるとエネルギーの流れがリズミカルでなくなり、それに関わるパーツ(閉鎖バルブなど)に負荷が掛かってしまうらしい。拍動とは心臓などにみられる収縮・拡張を繰り返す運動のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-017


■ フセン 【ふせん】 

付箋。書類、書籍、封筒などにメモ書きとして貼り付ける小さな紙のこと。もともとは、紙束の間に挟んだり、クリップやテープで留めたりする小さな紙を指したが、アメリカ・ミネソタ州メープルウッドに本拠を置く3M Company(スリーエム社)が容易に貼り付け・貼り直しができる糊付きの付箋Post-it(ポスト・イット)を1980年に発売。これが世界的な大ヒットにつながったことで、付箋と云えばポスト・イットを指すパターンが多くなっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-208


■ 不戦の証 【ふせんのあかし】 

未来永劫に争うことのない、絶対的な平和を約束する証となるモノ。ドナウ帝国の皇帝騎ディー・カイゼリンは星団暦476年に「不戦の証」として詩女ベリンに譲渡されたらしい。このGTMはさらに後の時代において、詩女マグダルから天照に託されることとなった。この背景には先代詩女ムグミカの遺言もあったようだが、そこには「(アナタのような)神と事を構えるつもりはありません」という不戦の思惑が働いていたのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 武装ドレス 【ぶそうどれす】 

女性が本気を出す時に着用するドレスのこと。似たような言葉に「勝負パンツ」がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-118


■ 武装ハッチ 【ぶそうはっち】 

固定武装を使用する際に開閉するハッチのこと。GTMの騎体各部に埋め込まれているハッチである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ ブタ 【ぶた】 

ジョーカー星団で生産されている家畜のひとつ。ジュノーでとくに盛んらしい。ブタはウシ目イノシシ科に分類される中型の哺乳類で、イノシシを家畜化した動物である(近年の分類ではクジラウシ目になるらしい)。ブタは免疫力が高く、環境適応能力が高いため、世界中で飼育されている。ただし、イスラム教においてブタは汚れたものと見なされるため、食肉は禁忌とされている。ウシやウマと比較して毛皮の利用は限られるが、ブタの皮膚や内臓はヒトに近いとされており、数々の臨床実験への利用、とくに臓器提供種としての利用が注目されつつある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ 部隊 【ぶたい】 

軍隊、警察、消防等の組織において、2名以上の人員で組織されるグループを部隊と呼ぶ。軍隊が作戦行動を採る際に単位として用いる小隊、中隊、大隊、連隊といった名称や、それ以上の規模をもつ師団、旅団、軍団といった名称は、全て「部隊」の規模を表す単位に位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ ブタさんのスマホストラップ 【ぶたさんのすまほすとらっぷ】 

ブラウ・フィルモア王が高校在学中に持ち歩いていたアイテムのひとつ。ブタを模したキャラクターが付いたスマートフォン用ストラップで、彼女はヒトの顔ぐらいのサイズのストラップを使用していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ 豚しゃぶ 【ぶたしゃぶ】 

ナイアス・ブリュンヒルデの好きな食べ物(高校在学時)。豚肉を用いたしゃぶしゃぶ。しゃぶしゃぶは鍋料理の一種。薄く切った肉を鍋のだし汁につけて加熱し、タレを付けて食べる。タレはポン酢や胡麻ダレなどが使用される。豚肉以外に牛肉やラム肉を使用する場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-102


■ ブチヌキ 【ぶちぬき】 

漫画を描く際の手法のひとつ。コマ割りを無視して人物を描くこと。時間的・空間的な広がりを持たせたり、主要キャラクターであることを印象付けたり、服装のデザインをよく見せたりする目的で使われる。コマの中に全身が描かれている場合はブチヌキとは呼ばない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-021


■ 普通科 【ふつうか】 

ジョーカー星団の高等学校に設置されている学科のひとつ。大学などの高等教育機関に入るための準備段階として(日本では入学試験にパスすることを目的として)、後期中等教育を受ける場所である。教科は多岐に渡り、通常は進学する大学の試験科目に合わせた教科を選択して授業を受ける。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-087


■ ブッコミ 【ぶっこみ】 

おそらく敵集団あるいは敵拠点に対して殴り込みを掛けること。ヤクザ漫画ではカチコミと呼ばれる。本来の意味はぶっこむ(打っ込む)こと。打って入れること。近年は、話の流れに沿わずネタをねじ込むことを「ブッコミ」と呼んだりする。カチコミの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p57


■ ぶっ壊れファティマ 【ぶっこわれふぁてぃま】 new!

精神崩壊や機能不全を引き起こしているファティマのこと。あるいは、ぶっ壊れ性能をもつファティマのこと。前者は原則的に廃棄処分となり、後者は劇中でギャグパートを担当する。星団暦2770年にダグラス・カイエンのパートナとして不定出現太陽系「超(バスター)」の調査に向かい、帰還した時点で不可解な言動を繰り返すようになった令令謝を見て、バランシェはぶっ壊れファティマと断じたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-072


■ 物質構成存在 【ぶっしつこうせいそんざい】 

その存在を構成している物質のことだろうか。セントリー・ライブは物質構成存在を持たないが故に質量はゼロであるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-150


■ 物質進化 【ぶっしつしんか】 new!

機械生命体ボーグ・ジェネレートが自身を強化・成長させるために繰り返してきた進化方法。通常の生物は世代交代を繰り返しながら進化する形を採るが、ボーグ・ジェネレートは自己を構成している物質そのものを進化させることで強化・成長を行うらしい。セントリーの個体進化に近いイメージである。自動進化の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-116


■ 物質生成機 【ぶっしつせいせいき】 

物質生成システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ 物質生成システム 【ぶっしつせいせいしすてむ】 

大気中や宇宙空間に存在している原子や分子を吸収・変換・再構築することで、あらゆる物質を生成するシステムのこと。単に物質製造機あるいは生成機と呼ばれる場合もある。帝騎マグナパレスの頭部に搭載されている小型宇宙艇パセンジャー・セルに内包されており、ラキシスの放浪においては、このシステムから衣食住を支えるあらゆるアイテムとマグナパレスの交換部品が生み出された。云うなれば、永井豪の代表作「キューティーハニー(1973)」に登場した空中元素固定装置であろう。実に便利なシロモノである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ 物質製造機 【ぶっしつせいぞうき】 

物質生成システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p53


■ 物質世界 【ぶっしつせかい】 

物理的に認識できる世界のこと。見て触れることが可能な世界のこと。通常は精神世界の対義語に位置付けられる。ジョーカー星団であれば、物質世界は三次元世界とほぼ同義。異なる次元のモノが眼前に現れる事象は度々みられるものの、これらは物質世界とは切り離された「何か」あるいは「高次元存在」として処理される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-106


■ 物質変換能力 【ぶっしつへんかんのうりょく】 

ルシファ・センタイマ率いる闇華亜族がもつ異能。精神力を用いて物質の錬成と使役を行う。彼らがその肉体を変化させる奇子化は、まさにこの能力の顕現に拠るものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-264


■ フットカバー 【ふっとかばー】 

騎士コクピットの下脚部コントローラー(フットコントロール)を覆っているカバーのこと。このカバーの中に足を突っ込む格好となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-244


■ フットコントローラー 【ふっとこんとろーらー】 

下脚部コントローラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-244


■ 物理 【ぶつり】 

パナール・エックス・アトワイト、イアン・ケーニヒらが好んだ科目(高校在学時)。自然科学の一種で、物質と物質間の相互作用を理解することで自然界に起きる物理現象について研究していく学問。素粒子や物質間に働く4つの力に関する微視的な視点と、物質の三態や熱エネルギーに関する巨視的な視点の双方から研究が進められる。劇中に登場する数々のオーバーテクノロジーをみれば判るとおり、地球の物理学とは研究レベルに格段の差がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-089


■ 物理化学顧問 【ぶつりかがくこもん】 new!

物理化学なのか物理科学なのかよく判らないが、ミラージュ入団後のユーゴ・マウザーはグリース王立内宮高等学校で顧問を務めることになるらしい。学内では女子人気ナンバー1の先生とのこと。たぶん「マウザー教授のGTM特別講座」はその授業の一幕を切り取った漫画なのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-100


■ 物理工学博士号 【ぶつりこうがくはかせごう】 new!

高等教育機関(とくに大学)の物理工学科で博士課程を修了した者に与えられる学位。物理工学とは工学に関連した物理学のこと。最新の物理学の知見から技術・産業につなげる分野の学問とされる。バルター・ヒュードラーは中学校の在籍中に物理工学博士の学位を取得したらしい。おそらく、GTMガーランドはいずれもそのレベルの飛び級を経験しているはずである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-142


■ 物理攻撃 【ぶつりこうげき】 

物理的なエネルギーを伴う攻撃のこと。肉体、武器、銃器を用いた攻撃がこれに当たる。一般的なRPGでは、魔法による攻撃や相手の精神に及ぶ攻撃が非物理攻撃に分類される。ジョーカー星団においては、ブリッツェン・パワーによる攻撃が非物理攻撃となるはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-082


■ 物理顧問 【ぶつりこもん】 new!

物理化学顧問の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p62


■ 物理博士号 【ぶつりはかせごう】 

物理学の博士号。物理学の分野において博士課程(日本では大学院博士後期課程)を修了して学位を取得した者のこと。ついでながら、修士課程(日本では大学院博士前期課程)を修了した者は修士号、大学で所定の課程を修了した者は学士号を得る。ジョーカー星団における大学は地球における大学よりさらに高度な教育課程に当たり、修士号や博士号は高校における専門課程で取得可能である。ビット・マエッセンは物理博士号の取得者。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-088


■ 不定軌道 【ふていきどう】 

定まっていない軌道のこと。一般に、惑星は恒星を中心とする楕円軌道を、衛星は惑星を中心とする楕円軌道を描きながら公転している。太陽つまり恒星は中心となる天体は存在しないものの、銀河の中心を軸として公転しているらしい。こういった円運動から離れて、予測不可能な運動を繰り返す天体の経路を不定軌道と呼ぶ。スタント遊星は不定軌道をもつ恒星とされており、その原因は不定出現惑星「超」にあると考えられている。出現している期間だけ強力な重力圏が発生するため、スタント遊星が引っ張られることで恒星がもつ本来の軌道から外れ、ジョーカー星団の周りを螺旋状に回転しているという仮説が立てられているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ 不定出現恒星 【ふていしゅつげんこうせい】 new!

不定期に出現と消失を繰り返すためにその存在が確定されていない恒星のこと。スタント遊星の第7惑星「超(バスター)」が該当する。超(バスター)は恒星でありながらスタント遊星全体から見れば惑星に当たるため、不定出現惑星とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-137


■ 不定出現太陽系 【ふていしゅつげんたいようけい】 new!

不定期に出現と消失を繰り返すためにその存在が確定されていない太陽系のこと。スタント遊星の第7惑星「超(バスター)」は、不定出現惑星でありながら多くの天体を伴う太陽系でもあるため、このように呼称される。不定出現惑星の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p55


■ 不定出現惑星 【ふていしゅつげんわくせい】 

不定期に出現と消失を繰り返すためにその存在が確定されていない惑星のこと。スタント遊星の第7惑星「超(バスター)」が該当する。超(バスター)は星団史において確認された記録が無く、古い伝承にその名が記されているだけである。しかし、スタント遊星の不定軌道はこの惑星の重力圏の影響と考えられており、その仮定から逆説的に超(バスター)の存在が予測されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-056


■ プディング 【ぷでぃんぐ】 

プディングとは、一般にイメージされるプリンではなく、焼き菓子や蒸し菓子を指す。イギリスにおけるお菓子の総称である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ プディン・モルフォ 【ぷでぃんもるふぉ】 

天照(もしくは百合歌・シグ・アトワイト)が製作するモルフォ型GTM。トリバネルの改修後の騎体を指すらしい。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ フドウ 【ふどう】 

フドーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-094


■ 舞踏3姉妹 【ぶとう3しまい】 

クローム・バランシェが製作したファティマのうち、オデット、オーロラ、ジゼルの三姉妹がこのように呼ばれる。それぞれがバレエの題材として有名な舞踊劇に登場するキャラクターから名前を戴いていることに由来する。オデットは「白鳥の湖」、オーロラは「眠りの森の美女」、ジゼルは「ジゼル」に登場する主人公の名前である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-142


■ フドー 【ふどー】 

アダマス・ダスニカ神聖連合帝国の主力GTM。ユーゴ・マウザーが開発に尽力した騎体で、星団暦3062年の時点で納品が完了し、ダスニカ軍の定数配備も終了していたようだ。初期設定においてディー・ヨーグン統一連邦の主力GTMとされていたのだが・・・劇中に描かれた両国首脳の会話から察するに、ダスニカおよびヨーグン両国の提携の下で開発が進められていた可能性もある。名前の元ネタは「不動」だろう。旧設定におけるバルブドに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ 太巻き 【ふとまき】 

ミューリー・キンキーの好きな食べ物(高校在学時)。巻き寿司の一種。きゅうり、玉子焼き、かんぴょう、椎茸、でんぶなどが具として巻かれる。地方、店舗、各家庭によって使用する具や味付けが異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ フナ 【ふな】 

永野センセーが幼少時に釣り上げていた魚。コイ目コイ科フナ属に属す魚類の総称。ユーラシア大陸の淡水域に広く分布し、河川、湖沼、用水路やため池などにみられる。日本ではギンブナ、キンブナ、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)のほか、各地に固有種が生息。ゲンゴロウブナは植物プランクトンを食すが、他の仲間は雑食性。食用にされており、煮付け、天ぷら、刺身、洗いにされるほか、滋賀県の鮒寿司、愛知県などの鮒味噌、岡山県の鮒飯など、各地に郷土料理がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p22


■ 浮遊元素 【ふゆうげんそ】 

宇宙空間を浮遊している元素(というよりも原子)のこと。通常は水素原子やヘリウム原子を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ 浮遊城 【ふゆうじょう】 

フロート・テンプルの別名。その名のとおり、ジョーカー星団で唯一無二の空中宮殿である。フロート・テンプルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-008


■ 浮遊城家老 【ふゆうじょうかろう】 new!

浮遊城つまりフロート・テンプルの管理を任されている家老のこと。ハインド・キル(=クロークル・ハーマン)を指す。ハインド・キルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-074


■ 浮遊城観光案内東窓口 【ふゆうじょうかんこうあんないひがしまどぐち】 

エルディアイ・ツバンツヒとオーハイネが浮遊城に着いた際に挨拶した場所。A.K.D.軍最高機密のミラージュ騎士を自ら名乗ったことで、受付のお姉さんも思わず吹いてしまったようだ。浮遊城はミラージュ騎士団の居城であるが、A.K.D.屈指の観光施設としても有名。城内各所に案内窓口が付設されているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-233


■ 浮遊城強襲 【ふゆうじょうきょうしゅう】 new!

浮遊城襲撃の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-065


■ 浮遊城攻防戦 【ふゆうじょうこうぼうせん】 

星団暦4100年に起こる浮遊城の攻防戦。星団解放の最後を飾った戦闘で、ラベル・ジュード率いる反抗天照軍(もしくは星団自由連合)の主力部隊が地上にてユーパンドラ率いる部隊と交戦。その隙間を縫って少人数の部隊が浮遊城に攻め入り、城内および城外で攻防戦が繰り広げられた。この顛末はコミック8巻で描かれたとおり。この攻防戦の最中、天照はソープ・ダッシュに変身してラキシスの衣装を着用。脱出シャトルで城外に逃れたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ 浮遊城混乱 【ふゆうじょうこんらん】 

浮遊城動乱の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ 浮遊城襲撃 【ふゆうじょうしゅうげき】 

星団暦3010年に浮遊城で起きたテロ事件のこと。首謀者および実行犯はバッハトマ魔法帝国のブラック・スリー(三強)・・・すなわち、皇帝のディス・ボスヤスフォート、補佐役のビューティー・ペール、騎士団長のデコース・ワイズメルの3名である。突如としてボォスから城内にテレポートしてきた3名は即座に城内各所に散会。各々が玉座を目指して進んだことから、左翼・右翼問わず城内にいたミラージュ騎士のほぼ全てが対峙することとなった。メル・リンスと天照の命をも巻き込んだ混戦の末、ブラック・スリーの撃退には成功したものの、ログナーを始めとするミラージュ騎士数名は死亡。その中にはツァラトウストラ・アプターブリンガーの組立を担当していたリィ・エックスもおり、同GTMの完成は大きく遅れることとなった。天照が神の力を行使していれば、ボスヤスフォートを現世から排除することもできた訳で、魔導大戦勃発につながる遠因のひとつに位置づけられるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-245


■ 浮遊城動乱 【ふゆうじょうどうらん】 new!

斑鳩王子とミラージュ騎士団左翼によって引き起こされた浮遊城の動乱のこと。天照王朝および天照家に対する2回目の反乱行動であるため、第二次王朝動乱とも呼ばれる。星団暦2992年、天照の一時的な死亡によって浮遊城のデモンズ・タワーに張られていた結界が緩み、予てより幽閉されていた斑鳩王子ら数名が王宮内に躍り出て騒動を起こす事態となった。凶悪なミラージュ騎士の殺戮行為によって騎士および官吏に多数の死傷者が出た上、ヴィーキュルやルシファ・センタイマの干渉によって事態はさらに悪化。しかし、最終的に全能神までもが乱入し、死者を蘇生したことで事態は奇跡的な収束を迎えることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-074


■ 浮遊城反乱 【ふゆうじょうはんらん】 new!

浮遊城動乱の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-091


■ 浮遊船 【ふゆうせん】 

セイラーの別名。セイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p20


■ 浮遊耐衝撃システム 【ふゆうたいしょうげきしすてむ】 

耐衝撃システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ 浮遊反発システム 【ふゆうはんぱつしすてむ】 

GTMの騎士コクピットおよびAFシェルに組み込まれている衝撃緩和装置。騎士やファティマの身体を衝撃から守るもので、シートもしくはコクピット全体を浮遊させると同時に、GTMの騎体内に伝導してくる衝撃を何らかの形で反発して解消しているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ フラーマ・アトール 【ふらーまあとーる】 

ヘリオス剣聖騎士団に所属していた七剣聖のひとり。アトールという名はコードネームで、本名はフラーマ・テレキスである。フラーマ・テレキスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-163


■ フラーマ・テレキス 【ふらーまてれきす】 

ヘリオス剣聖騎士団に所属していた七剣聖のひとり。GTMシュッツィエンに搭乗。星団紀に入った現在も超帝國の巨大戦艦シングにおいて女皇帝の留守を預かっているらしい。ヘリオス剣聖騎士団におけるコードネームは「アトール」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年2月号p59


■ プライアー 【ぷらいあー】 new!

熾権使の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-127


■ プライアーソング 【ぷらいあーそんぐ】 

異世界タイカの熾権使が歌う謡物(しらべ)のこと。その歌声と旋律によって様々な魔法的事象を引き起こす。劇中では、闇華亜族(アンカー)の熾権使が「誉れの雅楽」を歌うことで、MMTデモン・ダ・インプレッションの召喚(印象転化)が行われた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-192


■ ブライド 【ぶらいど】 

ザ・ブライドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-054


■ フライドポテト 【ふらいどぽてと】 

シーゾス戦線におけるAP騎士団[スバース隊]の配給食料のひとつ。ジャガイモを適当な大きさに切って揚げたもの。フライドポテトは和製英語で、イギリス英語ではチップス、アメリカ英語ではフレンチフライズと呼ぶ。英語圏でフライドポテトと呼んだ場合は、ポテトチップスやハッシュドポテトも含む総称となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-030


■ フライヤー 【ふらいやー】 

GTMが下腕部に装備する盾をフライヤーと呼ぶ。超硬化ヘリオス結晶の1パーツ構成で作られた強靭な盾であり、ガット・ブロウによる攻撃を受け止めることが可能。また、内部に主武装・副武装を固定するレールマウントが備え付けられており、この機構はレールマウント・ウェポン・システムとも呼ばれる。装着箇所や形状によってはバインダーもしくはベイル(ベール)とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ ブラインド・ブレード 【ぶらいんどぶれーど】 

剣技のひとつ。ブラインド・ソードもしくは無走剣とも呼ばれる。ガット・ブロウを超高速で抜き打つことによってショック・ウェーブを発生させ、対象を瞬時にスライスする剣技。メイデン・ブレード(真空剣=手刀もしくは剣によって真空波を生み出す技)の居合バージョンといったイメージだろうか。劇中ではアーレン・ブラフォードが使用。デコースやログナーも多用するらしい。ブラインド(blind)は「目に見えない」という意味。居合によって剣の動きが見えないこと、さらにショック・ウェーブ自体が目に見えない衝撃波であることに由来する名前だろう。エストはヨースト・サヤステからこの技を伝授されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-206


■ フラウ 【ふらう】 

講談社が発行している月刊誌「FRaU」が元ネタ。働いている女性をメインターゲットにしているファッション雑誌であり、ファッション、メイク、インテリア、音楽、図書など、扱っているテーマは多岐に渡る。創刊は1991年。発売日は毎月12日。フラウ(Frau)とはドイツ語で「婦人」もしくは「夫人」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ ブラウ・アルカナス・フィルモア王家 【ぶらうあるかなすふぃるもあおうけ】 

ブラウ・フィルモア王家の正式名。星団暦の初頭にドナウ帝国を治めていたアルカナス帝家の血統に連なる王家である。ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-141


■ ブラウ王家 【ぶらうおうけ】 

ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-112


■ フラウガング 【ふらうがんぐ】 

ストーイ・ワーナーが星団暦の初頭に設計・開発したGTM。詳細不明。フラウ(Frau)はドイツ語で「夫人」の意。ガング(Gang)は「歩行」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ブラウ騎士団 【ぶらうきしだん】 new!

ブラウ近衛騎士団のこと。双頭竜騎士団とも呼ばれる。双頭竜騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-159


■ ブラウ家 【ぶらうけ】 

ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-035


■ ブラウ皇帝 【ぶらうこうてい】 

ドナウ帝国最後の皇帝。ドナウ・ガァ・ブラウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-141


■ ブラウ・コーネル・フィルモア 【ぶらうこーねるふぃるもあ】 

ブラウ・フィルモア女王の実父。フィルモア帝国ブラウ・フィルモア王家の先代当主である。フィルモア三大王家のバランスを崩そうとポーラ・ボルガ・レーダーを手籠めにしたバシル・バルバロッサの動きに気付いたものの、彼を糾弾する前に逆に陥れられ、結果的に命を落としたとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-136


■ ブラウ近衛騎士団長 【ぶらうこのえきしだんちょう】 

フィルモア騎士のメリー・マーカスがもつ肩書き。ブラウ・フィルモア王家に付く近衛騎士団の騎士団長である。同様に、フィルモア帝国の筆頭王家に位置付けられるボルガ・レーダー王家とバルバロッサ王家にもそれぞれ近衛騎士団が組織されており、各騎士団の団長はノイエ各グループのリーダーと同程度の指揮権が与えられているようだ。ブラウ近衛騎士団は双頭竜騎士団とも呼ばれる。双頭竜騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-143


■ フラウ・ゴリリダルリハ 【ふらうごりりだるりは】 

ジュエルス・ゴリリダルリハが人間の少女に変身した姿。もともとの分身体が異形であったため、ラキシスと天照の要請を受けてより人間に近い姿へと調整された。体躯、肌の色、指の数は人間に等しいが、頭部がやや長いために帽子を被る。その正体に気付くであろう典星舎の面々を牽制するため、天照の采配で初代天照の命(ミコト)と同じ色彩の衣装が宛がわれた。つまり、「やんごとなき御方の関係者だから怪しくても不問にしておくように」と言外に訴える体制が採られたことになる。戦闘形態ではないがボルテッツとして活動できるため、天照はシュレスコルハール家の籍を与えて典星舎の所属としたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p64


■ ブラウス 【ぶらうす】 

肩・腕・胴回りを覆う胴衣類の総称。とくに女性用・子供用の胴衣類を指す。綿、絹、麻、化学繊維などから作られ、刺繍やレースの縫い付けで飾られる場合も多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ フラウ・ダルリハ 【ふらうだるりは】 

フラウ・ゴリリダルリハの略称。フラウ・ゴリリダルリハの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-101


■ フラウ・ダルリハ・シュレスコルハール 【ふらうだるりはしゅれすこるはーる】 new!

フラウ・ゴリリダルリハが典星舎の一員として活動する際の呼び名。天照の采配で旧家シュレスコルハール家に籍が置かれたものの、後世のミラージュ騎士サトバイ・シュレスコルハールと血縁がある訳ではない。フラウ・ゴリリダルリハの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ブラウ・タワー 【ぶらうたわー】 

ミラージュ・パレス(フロート・テンプルにある天照の居城)を構成する7つの塔のうちのひとつ。青の塔とも呼ばれる。元老院が置かれている場所らしいが、劇中には幻像宮朱塔玉座元老院が登場しており、天照王家の元老院なのか王朝の元老院なのか判然としない。塔自身に備わっている意思体の性別は雌。ブラウ(blau)はドイツ語で「青」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-018


■ ブラウニー・AG 【ブラウニーAG】 

フィルモア帝国に本拠を置くGTM設計・製造企業。創始者は星団暦の初頭に活躍したブラウニー・ライド。その関係からゼビア・ブラウニー本家による管理・運営が成されているものと考えられる。ブラウニー家直系のバルミドラン・シャープス、クルップ家当主のリーキ・クルップといったガーランドもここに在籍しており、フィルモア帝国の全てのGTMがこの組織によって製造されているようだ(ユーレイに関してはクルップ・ショルティ財閥が担っているという記述もあり)。AGはドイツ語の「Aktiengesellschaft」の略語で「株式会社」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ブラウニー家 【ぶらうにーけ】 

天照王朝のヘンシェル・アトワイト家と並んでジョーカー星団の重産業を支配している一族。一族一門で重産業企業「ブラウニー・AG」を運営し、フィルモア帝国のGTMの設計・製造を担当してきたことで知られる。そのルーツは、星団暦の初頭に活躍したブラウニー・ライドまで遡る。ブラウニーは当時のノーティガ重産業国家に所属し、ドナウ帝国および太陽王国、その傘下国、さらにシステム・カリギュラに対しても数多くのGTMを供給してきた人物である。後にフィルモアへ渡ってその血筋を残したらしい。ハスハに名を残すゼビア・コーターはブラウニー家の出身(後にコーター家に分家)、フィルモア筆頭ガーランドとして活躍するシャープス家はブラウニー家の直系に当たる。DE4に掲載された情報ではクルップ家が直系とされているものの、ブラウニー以前にヘンシェル・クルップ家が存在しているため、この辺の位置付けがイマイチ不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ブラウニー家フィルモア帝国系列ガーランド 【ぶらうにーけふぃるもあていこくけいれつがーらんど】 

家系や弟子筋から分類した場合のガーランドの系統のひとつ。ドナウ帝国傘下のノーティガ重産業国家からフィルモア帝国に移籍したブラウニー・ライドの子孫および弟子筋に当たるガーランドを指す。マール・クルップ、リーキ・クルップ、メリンダ・クルップなどのクルップ家当主、バルミドラン・シャープスなどのシャープス家当主がこれに当たる。ゼビア・コーターも同じ系列に連なる人物であるが、彼はハスハ・ミノグシアに渡って聖宮ラーンの研究機関に移籍した。この派生はブラウニー家ボォス・カステポー系列と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ブラウニー家ボォス・カステポー系列ガーランド 【ぶらうにーけぼぉすかすてぽーけいれつがーらんど】 

家系や弟子筋から分類した場合のガーランドの系統のひとつ。フィルモア帝国のゼビア・ブラウニー家より分家し、ボォス・カステポーに拠点を移したゼビア・コーターの子孫および弟子筋に当たるガーランドを指す。ゼビアの子孫に当たるマギー・コーターがこれに当たる。また、ゼビア・コーターは聖宮ラーンの研究機関ダリ・キアに協力していたこともあり、現在のダリ・キアのメンバーもこの系列に位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ブラウニー・ライド 【ぶらうにーらいど】 

星団暦の初頭に活躍したGTMガーランド。現在まで続くライオン・フレームを考案した人物である。ドナウ帝国傘下のノーティガ重産業国家に所属し、ロボット兵器の開発・製造を専門とする独自のグループを組織して数多くの作品を残したとされる。ホルダ型に分類されるGTMは彼の代表作であり、その多くはドナウ帝国に提供されたようだ。後に統合フィルモア帝国に籍を移したらしく、ホルダ型GTMを設計・製造する重工業企業「ブラウニー・AG」を創設。現在は彼の血族に当たるゼビア・ブラウニー本家がこの企業の管理・運営を担っている。また、シャープス家やコーター家といったGTMガーランドの家系もライドの子孫に当たる。名前の元ネタは、アメリカの銃器設計家John Moses Browning(ジョン・モーゼス・ブローニング)から。映画GTMの劇中ではトリハロンの行軍に参加しており、GTMの主任整備士として協力していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-084


■ ブラウニー・ライド系列 【ぶらうにーらいどけいれつ】 

家系や弟子筋から分類した場合のガーランドの系統のひとつ。ブラウニー家フィルモア帝国系列とブラウニー家ボォス・カステポー系列に分かれる。ブラウニー家フィルモア帝国系列ガーランドブラウニー家ボォス・カステポー系列ガーランドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-135


■ ブラウの馬鹿女王 【ぶらうのばかじょうおう】 

ジェイン・ボルガ・レーダーがブラウ・フィルモア王を呼ぶ際に用いた卑称。フィルモア王家の暗部を見てきた老獪な彼女から見て、直情型のリリは知人の小生意気な娘のように思えてしまうのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-106


■ ブラウのメス猫 【ぶらうのめすねこ】 new!

アネッサ・ティルバーがブラウ・フィルモア女王を呼ぶ際に用いた卑称。学生の身でありながらワイプ皇子と子を生した彼女を指して、発情期のメス猫に例えているのだろう。貴族がこういう言葉を口にしてはいけません。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年1月号p65


■ ブラウ・ファンクラブ 【ぶらうふぁんくらぶ】 

フィルモア帝国元老院の一部のメンバー(もしくは大半のメンバー)が徒党を組んで結成したブラウ・フィルモア王のファンクラブ。その美しい佇まいと帝国最強騎士としての立ち振る舞いにノックアウトされる王族・貴族は多いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-143


■ ブラウ・フィルモア王 【ぶらうふぃるもあおう】 

璃里・ニーゼル・ブラウ・フィルモアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-140


■ ブラウ・フィルモア王家 【ぶらうふぃるもあおうけ】 

フィルモア帝国のフィルモア王家系列の各王家を束ねる宗家。王家の色はオレンジと黒。帝国の東部(おそらく東都フィルモア王都)に本拠を置く。星団暦の初頭に存在したドナウ帝国アルカナス帝家の直系に当たる王家であり、正式名はブラウ・アルカナス・フィルモア王家となる。フィルモア帝国の統一において、同家の王子ゾンダー・フィルモアと、ボルガ・レーダー王家の王女プリンシパル・レーダーとの間に縁組が持たれたことから、この王家はフィルモア正王家すなわち帝国で最も高貴な血筋とされる。星団暦3000年代初頭における当主はブラウ・フィルモア女王(リリ・ニーゼル)。ダス・ラント連合帝国に関係する国家・王族の名前は、第二次世界大戦に関係する用語が元ネタになっている。「ブラウ」の元ネタは、1942年にドイツ軍・ルーマニア軍・イタリア軍が決行したソ連南部への攻勢作戦「ブラウ作戦」だろう。ブラウ(blau)はドイツ語で「青」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ ブラウ・フィルモア王国 【ぶらうふぃるもあおうこく】 

ブラウ・フィルモア帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ブラウ・フィルモア女王 【ぶらうふぃるもあじょうおう】 

璃里・ニーゼル・ブラウ・フィルモアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-112


■ ブラウ・フィルモア正王家 【ぶらうふぃるもあせいおうけ】 

ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-135


■ ブラウ・フィルモア帝国 【ぶらうふぃるもあていこく】 

AD世紀の末期にカラミティ・ゴーダースに存在した帝政国家。ダス・ラント連合帝国を構成していた主要国家のひとつで、ブラウ・フィルモア王家(ブラウ・アルカナス・フィルモア王家)の先祖が治めていたものと考えられる。位置的には現在のフィルモア王都周辺一帯になるだろうか。ダス・ラント連合帝国に関係する国家・王族の名前は、第二次世界大戦に関係する用語が元ネタになっている。「ブラウ」の元ネタは、1942年にドイツ軍・ルーマニア軍・イタリア軍が決行したソ連南部への攻勢作戦「ブラウ作戦」だろう。ブラウ(blau)はドイツ語で「青」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ブラウ・フィルモア筆頭王家 【ぶらうふぃるもあひっとうおうけ】 

ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-083


■ ブラウ・フィルモア・リリ・ニーゼル・ショルティ 【ぶらうふぃるもありりにーぜるしょるてぃ】 

ブラウ・フィルモア王(=リリ・ニーゼル)のフルネーム。後に変更されている。璃里・ニーゼル・ブラウ・フィルモアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p63


■ ブラウ・ブリッツ 【ぶらうぶりっつ】 

セントリーの一種。雷のブリッツとも呼ばれる。空気とプラズマ(に宿る意志)が具象化した存在で、それらを自在に操る能力をもつ。具体的には轟雷、球電、雷雲、磁気嵐といった現象である。プラズマを操作できるのであれば、炎を操ることも可能なはず。また、全てのプラズマの中にセントリー・ブリッツが存在しているという見方もできる。姿は不定形。星団暦3000年代に転生を開始し、従来とは全く異なる新幼生が出現するらしい。この新幼生が「ショウメ」である。映画GTMの劇中でも強大な磁気嵐と雷雲を纏って出現しており、ベリンは嵐と共に現れたこの存在を見抜いていたようだ。その名は「蒼の雷」と訳される。ブラウ(Blau)はドイツ語で「青」、ブリッツ(Blitz)は同じくドイツ語で「稲光」の意。旧設定におけるサンダー・ドラゴンに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-081


■ ブラウマ・イク 【ぶらうまいく】 new!

星団暦2900年代末期よりノイエシルチス・赤グループのリーダーを務めた女性騎士。三銃士のひとりでもある。フィルモア帝国内でも屈指の腕前をもつらしく、魔導大戦の開戦を前にノイエシルチスの総騎士団長と帝国騎士長官補佐を兼任。長官のアビエン・ヒートサイと共に騎士団のまとめ役として活動している。また、バーバリュース・Vとは懇意にしていたらしく、V家の娘クリスティンがハイランダーとなるまでその教育役に当たった。厳格そうな顔つきをしているが、根は優しく、若い頃から人気と人望を集めていたらしい。ジークがレーダー9世として即位した際に円卓の騎士のひとりに就任。同時に、騎士代表(騎士総長)と軍長官に就いた。レーダー9世が実施したフィルモア帝国騎士団の再編成は、彼女の協力が無ければ実現できなかったという。パートナーはオブリサイド。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ フラグ 【ふらぐ】 

フラグ(Flag)とは「旗」の意。その物語において特定の展開・状況につながる事柄が起きることを「フラグが立つ」と呼称する。伏線の概念とは似て非なるモノで、通常はより単純で定形化されたモノを指す場合が多い。例として、戦争を題材とするドラマでは、準主役級のキャラクターが戦後の夢を口にした直後に死亡するパターンが横行しており、そのようなことを口にすることは「死亡フラグが立つ」と云い表される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-240


■ フラッグシップ 【ふらぐしぷ】 new!

いわゆる旗艦のこと。一般に、旗艦とは作戦司令長官または作戦司令官が搭乗している軍艦を指す。ジョーカー星団では国家のトップが戦場に赴く場合も多く、その場合に使用される戦艦・母艦が旗艦と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ フラクタル火炎 【ふらくたるかえん】 

フレーム・ランチャーから放出される超々高熱の火炎のこと。砲身内を通過する電解エネルギーに回転を与えることで、砲口から螺旋に渦巻く焔が放出されるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ フラクタル弾 【ふらくたるだん】 

弾丸(光学兵器含む)の一種。バリアに反応して放電する機能をもつ(もしくはバリアを形成している電磁波に干渉してカミナリに変換する機能をもつ)。GTMは複数の電子銃で構成される電磁波投射システムで外部の状況を把握しているため、視界の前にフラクタル弾を放つことは有効な目眩ましとなる。ガット・ブロウから発射することも可能なようだ。おそらくセレクターで弾種の変更が可能なのだろう。フラクタル(fractale)とは幾何学の概念のひとつで、ある図形の部分と全体が自己相似になっているモノのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-022


■ フラクタル砲 【ふらくたるほう】 

フラクタル弾のこと。もしくはフラクタル弾を放つ銃器のこと。フラクタル弾の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-022


■ フラクタル放電砲 【ふらくたるほうでんほう】 

ハーモイド・エンジンが発する電解エネルギーを回転フラクタル・バレルで加速・放出する火砲のこと。フレーム・ランチャーが該当する。放電砲という名称であるが、電解エネルギーは砲口から出ると螺旋に渦巻く焔に変質するらしい。現在はボツ設定かも。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ブラジリアン・ローズウッド 【ぶらじりあんろーずうっど】 

マメ目マメ科ツルサイカチ属に属す木本。ハカランダ(Jacaranda)とも呼ばれる。紫檀=ローズウッド(Rosewood)の一種で、主にブラジルに産する。非常に硬く密度の高い木材が採られることから、北米を中心とした国々で家具や楽器などに利用された。しかし、1960年代にブラジル政府が国内の木材加工産業の発展と保護のために原木の輸出規制を検討。その法案が可決したことで価格が高騰した。その後、林業の衰退と産地の開発が進んだことで原木が減少し、絶滅が危惧される木本としてIUCNのレッドリストに記載されている状態にある。現在はワシントン条約により原木および製品の輸出入に規制が掛かっており、入手するには各国の政府機関に許可申請が必要とのこと。よって、今現在において日本国内にあるハカランダを使用した楽器は規制前に輸入されたものに限られるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ ブラス・シャーレ型 【ぶらすしゃーれがた】 

ギルフィー・ビリジアンがデモールに搭載することを前提に開発した新型エトラムル。生体器官をカバーで覆ったフルカウル型で、従来のエトラムルに見られたエネルギーチューブやエラを排除。代謝に必要な栄養分や酸素は培養液に含ませ、側頭部のマルチキャブレーターからチャンバーを介して供給する。通常のファティマと比べて直感的な選択に劣るものの、騎士の思考を読み取るコンバーターと合わせることでその性能差を埋め合わせているらしい。今後の発展によってヒト型ファティマに置き換わることが期待されており、その予想は星団暦4000年代に実現することになる。ブラス・シャーレ(brass schale)を直訳すると「真鍮製のペトリ皿」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-171


■ プラスチックキット 【ぷらすちっくきっと】 

プラスチックモデルとほぼ同義。プラスチックモデルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年10月号p63


■ プラスチック・スーツ 【ぷらすちっくすーつ】 

プラスチック・スタイルで導入されたファティマスーツのこと。星団暦2996年の星団法改正に合わせ、シリーズ・シアン公爵夫人によるデザインと新開発素材の導入によって作られた、全身タイツ状(オールインワン・タイプ)のスーツである。スーツ生地はデカダン・スーツと同じラミネート生地であるが、各関節部の伸縮率が格段に上がっており、手足を曲げてもダブつくことがない。構造や装着法はコミック9巻巻末に詳しい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ プラスチック・スタイル 【ぷらすちっくすたいる】 

ファティマ・ファッションの第4期スタイル「ユーフラ・コレクション」の俗称。ユーフラ・コレクションの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-005


■ プラスチック爆弾 【ぷらすちっくばくだん】 

正確にはプラスチック爆薬。可塑性を持つ混合爆薬のこと。プラスチック(plastic)とは「可塑性」の意。合成樹脂のプラスチックのことではない。要するに粘土のように自由に形状を変えることが可能な爆薬である。可塑性があるために、小分け、携帯、設置が容易で、爆発の方向や威力の調整が可能。第二次世界大戦中にアメリカ軍が開発したもので、世界中で使用されている現在においてもアメリカでの呼び名Composition 4(C-4)が代名詞として使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ プラスチックモデル 【ぷらすちっくもでる】 

モデルキットの一種。プラスチック製の模型全般を指すが、通常はインジェクションキット(金型を用いて射出成形されたプラスチックパーツを説明書に沿って組み立てる模型)を指す。木製模型の製造・販売会社であったイギリスのIMA(International Model Aircraft Ltd.)が1936年に当時の新素材であったプラスチックを用いたモデルキットを発表。これが世界初のプラスチックモデルとされている。戦後から現在に至るまで、海外では航空機、車輌、鉄道を元とするスケールモデルが主流であるが、日本では80年代にガンプラブームがあり、以降はキャラクターモデルが主流となっている。国内ではプラモデルという名称が一般的であるが、この名称は玩具メーカーのマルサン商店が59年に考案した商標で、現在は日本プラスチックモデル工業協同組合が権利を所有する。また、近年は模型雑誌を通して少数生産のガレージキットも一般化していることから、大量生産されるプラモデルをインジェクションキットと呼んで区別している場合もみられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p63


■ ブラスト・トリッパー 【ぶらすととりっぱー】 

ハイレオン・シリーズに見られる特殊な兵装。騎士剣技を完全にトレースする効果を発揮する。その詳細は不明。ブラスト(blast)は「突風」あるいは「爆破」の意。トリッパー(tripper)は「軽快に歩くモノ」あるいは「歯止めするモノ」という意味になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-116


■ プラズマ 【ぷらずま】 

プラズマとは電離した気体のこと。気体を高温の状態にすると原子が分解されて正電気を帯びた粒子と負電気を帯びた電子になる。この状態を電離と呼び、電離した粒子の集合体をプラズマと呼ぶ。固体、液体、気体に次ぐ第4の物質の状態とされ、身近なモノでは太陽、雷、オーロラ、蛍光管やネオンランプの中身がプラズマに該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p55


■ プラズマイオン 【ぷらずまいおん】 

ボルテッツを発揮する際に力の媒介として働く物質。プラズマ(plasma)とは電離した粒子の集合体のこと。この状態の物質は、原子が分解されて正電気を帯びた粒子と負電気を帯びた電子になっており、これらの粒子を指してプラズマイオンと呼称しているのかも知れない。家電製品にみられるプラズマイオン(プラズマクラスターイオン)とは異なる造語なので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-071


■ プラズマ・エネルギー 【ぷらずまえねるぎー】 

フレーム・ランチャーに供給されるエネルギー。設定上、両脚のエンジンから供給されるハーモイド・エネルギーをプラズマに変換し、さらに8000度を超える超高熱の火焔に変えてビーム状に放つ兵器がフレーム・ランチャーとされている。つまり、プラズマ・エネルギーはハーモイド・エネルギーを火焔に変換する際に生じる中間形態である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-088


■ プラズマ演算機 【ぷらずまえんざんき】 

プラズマガス状の演算機。シン・ファイアが該当する。シン・ファイアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-233


■ プラズマガス演算有機体 【ぷらずまがすえんざんゆうきたい】 

プラズマガス状の演算用有機体。シン・ファイアが該当する。シン・ファイアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-045


■ プラズマ剣 【ぷらずまけん】 

プラズマを纏った状態の剣もしくは刃。チャージ状態のディストーション・ブレード・ブロウを指す。ディストーション・ブレード・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-222


■ プラズマ攻撃 【ぷらずまこうげき】 

ボルテッツ・パワーを用いた攻撃のこと。プラズマ(plasma)とは電離した粒子の集合体を指すが、ボルテッツを発揮する際に力の媒介として働くらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-075


■ プラズマ自己充電 【ぷらずまじこじゅうでん】 

ジョーカー星団で使用される一部のバッテリーがもつ自己発電・充電機能。詳細は不明。バッテリー自体に発電・充電機能が付くため、電池寿命が極めて長いらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ プラズマ自動思考型 【ぷらずまじどうしこうがた】 

ファティマが登場する以前の時代にGTMの頭部に収められていたシン・ファイアは、プラズマ自動思考型のコンピュータに分類される。ガス状の半有機電子頭脳らしいが、その形状、性能、原理については一切が不明である。シン・ファイアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ プラズマ人工頭脳 【ぷらずまじんこうずのう】 

ファティマが誕生する以前の時代にGTMの頭部に搭載されていた人工頭脳。シン・ファイアと呼ばれる。シン・ファイアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ プラズマ増幅器 【ぷらずまぞうふくき】 new!

プラズマを使用する火砲に付属するプラズマの圧縮・増幅器。Z.A.P.の頭部にあるチューン・ホーンの威力を増強するため、頭部にプラズマ増幅器を搭載した結果、頭部側面にあったファティマ・シェルの搭乗口は使用不可能となり、首前面から搭乗する一体型コクピットキャノピーが採用されることとなった。やらかしたのは天照で、尻拭いしたのがツバンツヒである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-029


■ プラズマチャンバー 【ぷらずまちゃんばー】 

フレーム・ランチャーの砲身後部にあるプラズマの圧縮器。マルチウェイ・アーム・バイパスから供給されたプラズマを圧縮する役割をもつ。チャンバー(chamber)とは一般的な銃器で云うところの薬室のこと。弾丸が装填される空間部分を指す。チャンバー(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ プラズマ発生器 【ぷらずまはっせいき】 

プラズマを発生させる機械。雷の発生装置のようにも思えるが、FSSの劇中ではハーモイド・システムが発するエネルギーの伝導体としてプラズマを利用しているようだ。フロート・テンプルが空中を浮遊しているのも、巨大なプラズマ発生器による浮遊制御が行われているため。プラズマの放出によって浮いているのではなく、プラズマを媒介として何らかの力場を形成しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-072


■ プラズマバリア 【ぷらずまばりあ】 new!

プラズマの放出によって形成する保護障壁。あるいは光学バリアを指しているのかも知れない。詳細不明。光学バリアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ プラズマビーム 【ぷらずまびーむ】 

おそらく、プラズマを構成する粒子の動きを整えて一定方向に導きだした状態のこと。また、それを応用した兵器のこと。SF作品によく登場するプラズマ砲(もしくは荷電粒子砲)と同義になるだろうか。フレーム・ランチャーは火焔放射による焼却だけでなく、機関砲の如くプラズマビームを連射する攻撃モードが存在する。放射する物質がプラズマであるため、炎・雷への変換は自在にできるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ プラズマ・フォール 【ぷらずまふぉーる】 

剣聖剣技のひとつ。紫電雨とも呼ばれる。詳細は不明であるが、プラズマを纏う扇状のソニックブレードを放つことで敵集団を薙ぎ払う効果を発揮する剣技と思われる。地面を抉る際に地霧の如く波状にプラズマが広がることから、滝壷に広がる霧雨に準えてこのような名前が付けられたのだろう。対ヴィーキュル戦でマドラが使用した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-132


■ プラズマ変換機 【ぷらずまへんかんき】 new!

プラズマ変換システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-041


■ プラズマ変換システム 【ぷらずまへんかんしすてむ】 new!

輻射フライヤーに電磁波を供給するシステムなので、おそらくプラズマに変換するのは間違い。ハーモイド・エネルギーを(推進力を生み出すための)電磁波に変換するシステムである。輻射フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-041


■ プラズマ放出レール 【ぷらずまほうしゅつれーる】 

プラズマを加速・発射する機能をもつレールのこと。フレーム・ランチャーの砲身・砲口部に当たるランチャー・レールは、圧縮したプラズマを加速・発射するプラズマ放出レールである。圧縮したプラズマをそのまま砲弾として撃ち込むことも、8000度を超える超高熱の火焔に変えてビーム状に放つことも可能。後者の使用法がフレーム・ランチャー本来の使用法(=火焔放射器)となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ プラズマ・ランチャー 【ぷらずまらんちゃー】 

その名のとおり、プラズマを放つ発射装置のこと。ツァラトウストラ・アプターブリンガーの前頭部に備え付けられているチューン・ホーンはプラズマ・ランチャーである。チューン・ホーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-227


■ プラズマ・レール・カノン 【ぷらずまれーるかのん】 

フレーム・ランチャーの砲身に当たる部分。フレーム・ランチャーは砲身が上下に分割されており、上段の砲身部分がプラズマ・レール・カノン、下段の砲身部分がランチャー・レールとなる。プラズマ・レール・カノンはランチャー・レールにプラズマを供給する増幅器であるが、この砲身だけで圧縮レールガンの機構を備えており、先端からプラズマビームを連射することができるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ プラダ 【ぷらだ】 

シリーズ・シアン夫人がパルスェットの衣装一式を購入する際に推したブランド。Mario Prada(マリオ・プラダ)とその兄弟が1913年にイタリアのミラノに開業した服飾ブランドPrada S.p.A.(プラダ)のこと。開業当時は皮革製品の専門店であった。高品質の皮革製品を提供し続けることで成長を重ね、80年代からナイロン素材「ポコノ」を用いた鞄・靴・衣料全般を扱っている。現在のデザイナーはマリオの孫にあたるMiuccia Prada(ミウッチャ・プラダ)。93年には姉妹ブランドとしてMiu Miu(ミウ・ミウ)を立ち上げている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ ぷらだ 【ぷらだ】 

プラダの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ プラチナ 【ぷらちな】 

白金。元素記号Pt、原子番号78の銀白色の遷移金属。金に次いで化学的な安定性が高く、古くから装飾品などの貴金属として使用されてきた。また、近年は触媒として高い活性をもつことが確認され、自動車の排気ガスの浄化のほか様々な化学工業分野で応用されつつある。ただし、レアメタルの中でも特に稀少な金属となるため、多くの製品から再び回収する技術も注目されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年7月号p53


■ ブラック・エンペラー 【ぶらっくえんぺらー】 new!

レーダー9世を指す異名のひとつ。漆黒の皇帝服に身を包むその姿と、冷酷無比にして無慈悲な立ち居振る舞いから名付けられた通り名とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ ブラックカード 【ぶらっくかーど】 

シトロン・メナーがハスハ・ミノグシアに向かう際に渡されたクレジット・カード。トラブルに見舞われることが予想されたちゃあ・ティを支援するため、使用額に制限の無い最高級のプレミアム・カードが用意されたようだ。コミック4巻で丁(ティン)がアイシャに渡したカードよりパワーアップしているらしい。カード会社はおそらく「JOKER EXCELLENT」だろう。姉と同じ対応が採られたところが面白いが、この符合から云えば、このカードもそのうち割れて使用できなくなる可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ ブラックサファイア黒藍色半透明ヘリオス 【ぶらっくさふぁいあこくらんしょくはんとうめいへりおす】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーに採用されている装甲材の一種。騎体の一部に見られる黒藍色の装甲がこれに当たる。後頭部のベンダー・ウィグ(もしくはベンダー・フィン)および下脚部のアンクル・クレーンに使用している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ ブラックスモーク 【ぶらっくすもーく】 

黒味の濃い煙色のこと。濁った黒色のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ブラック・スリー 【ぶらっくすりー】 

バッハトマ魔法帝国を支える三巨頭のこと。皇帝のディス・ボスヤスフォート、補佐役のビューティー・ペール、騎士団長のデコース・ワイズメル、以上3名を指す。それぞれが計り知れないほどの戦闘力を持ち、星団暦3010年にはフロート・テンプルに乗り込んでミラージュ騎士数名を血祭りに挙げた。不吉の象徴たる「黒」を纏う3人の悪鬼である。ボスやん、会長、凸助とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-167


■ ブラックスワン 【ぶらっくすわん】 

黒鳥(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-142


■ フラッグ・ドーム 【ふらっぐどーむ】 

艦艇の両舷などに備え付けられている、所属国家や騎士団の紋章を映し出すドーム状の装置のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ ブラック・ナイト 【ぶらっくないと】 

ファティマ・エストがもつ称号。彼女自身を指す呼び名でもある。黒騎士ダッカス(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年10月号p63


■ ブラックバーン 【ぶらっくばーん】 

ママドア・ユーゾッタ配下のラカン騎士。魔導大戦においてユーゾッタと共にシーゾス国北部の戦闘に参加した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-189


■ ブラック・ファティマ 【ぶらっくふぁてぃま】 new!

レーダー9世のパートナーを務めることになる黒衣のファティマ。その詳細が公にされることは無かったようだが、正体は「黒き死の女神」と呼ばれたエストである。エストは3代目黒騎士デコース・ワイズメルの死後、わずかな期間を天照やログナーのパートナーとして過ごし、さらに休眠してからレーダー9世のパートナーとなるようだ。星団暦3159年にレーダー9世のパートナーとしてマグダルと会談した後、エストは聖宮ラーンに留まり、4代目黒騎士バントラインを得ることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ ブラック・プリンス 【ぶらっくぷりんす】 

ノルガン・ジークボゥの異名のひとつ。ルミナス学園に在学していた頃、年上の人気生徒であった「プリンス」と人気を二分していたことから、この呼び名が付けられたらしい。また、ジークには本名というものが無く、彼が本来帰属する国家においても、その名前が呼ばれることは無いという。ブラック・プリンスという呼び名は、名を持たない彼の本質を表した名称と云える。ノルガン・ジークボゥの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-007


■ ブラック・フローレス 【ぶらっくふろーれす】 new!

黒騎士(4)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ ブラックホール 【ぶらっくほーる】 

超々強力な重力によって光さえも脱出することができなくなった天体のこと。極めて高密度且つ大質量の恒星が、巨星へと変化した後、超新星爆発を経て自らの重力によって極小に圧縮されることで誕生する。はくちょう座X-1にある連星のうち、伴星はブラックホールの最有力候補として考えられている。また、多くの銀河の中心部には太陽の数百万倍から数十億倍に達する大質量のブラックホールが存在するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ ブラックホール消滅 【ぶらっくほーるしょうめつ】 

ブラックホールの消失。イギリスの理論物理学者スティーヴン・ウィリアム・ホーキングが1974年に提唱した理論「ホーキング輻射」に拠ると、ブラックホールには熱的な放射があり、やがてはエネルギーを失って蒸発することになるらしい。量子力学の原理では、量子状態が有する情報(量子情報)は確実に保存されるため、あらゆる物質を内部にため込むブラックホールは吸い込んだ情報を恒久的に保存する一種の大容量ストレージと成り得る可能性があるらしい。ただし、ブラックホールの蒸発後に内部の情報がどのようになるかは一切不明。これは現代物理学における未解決問題のひとつで「情報問題」と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ フラッシュ 【ふらっしゅ】 

ガット・ブロウに設定されている攻撃モードの一種。おそらく目くらましのことだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ フラッシュ・ニードル 【ふらっしゅにーどる】 

剣技のひとつ。光針剣とも呼ばれる。ガット・ブロウを用いて超高速の突きを放つことで針状の衝撃波を打ち出す剣技。予備動作が少ない割に衝撃波の及ぶ範囲が広く、相対する場合に大きく避ける必要がある。劇中では、カイエン、茄里、アラン・リー・ファウトウがこの技を使用している。
別名・異名・正式名など: 光針剣
初掲載: #15-076


■ プラットフォーム 【ぷらっとふぉーむ】 

靴用語として整理する。足のつま先から甲に当たる部分に厚みがある靴をプラットフォームと呼称する。とくに、足先のソールの部分に厚みがあるタイプの靴を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ プラットフォームピンヒール 【ぷらっとふぉーむぴんひーる】 

足先のソールの部分に厚みがあり、踵の部分が極細のピン状になっている女性用の靴のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-066


■ ブラデリス 【ぶらでりす】 

エルディアイ・ツバンツヒが着用している下着ブランド。大阪に本拠を置くゴールドフラッグ株式会社が1994年にニューヨークで開業した補正下着ブランドBradelis New York(ブラデリス・ニューヨーク)が元ネタ(ブラデリス社との提携販売を逆輸入する形でニューヨークにブランド店を立ち上げたらしい)。現在は日本と台湾でも店舗展開している。ファンデーション(補整下着)とランジェリー(装飾下着)を統合した製品を出すことで知られ、補正だけでなく「美胸・美尻を育てる」機能に特化した下着ブランドとして宣伝されている。それまでの海外下着ブランドではあまり見られなかったカウンセリングとフィッティングサービスを拡充したことで、ニューヨーク店に注目が集まっているらしい(Googleのマップ検索では営業終了と表示されるので詳細不明)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-231


■ プラネタリ・ウェポン 【ぷらねたりうぇぽん】 

遊星兵器の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-105


■ プラネタリ・オートドライブ・システム 【ぷらねたりおーとどらいぶしすてむ】 

遊星駆動システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p63


■ プラネタリ・グラビトン・ドライブ 【ぷらねたりぐらびとんどらいぶ】 

ザ・ウィル・スペンサードに搭載されている駆動システム。ウィル星団暦7777年以降のGTMに搭載されるプラネタリ・オートドライブ・システムと名称が似ており、同様に遊星駆動システムとも呼ばれることから、システムを成す根幹はおそらく共通しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ プラネタリ・ドライブ 【ぷらねたりどらいぶ】 

プラネタリ・オートドライブ・システムもしくはプラネタリ・ドライブ・システムの略称。あるいは、これらのシステムを稼働させるメイン機関を指すが、これについてはクェーサー・エンジンという名称が設定されている。プラネタリ・オートドライブ・システムプラネタリ・ドライブ・システムクェーサー・エンジンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-005


■ プラネタリ・ドライブ・システム 【ぷらねたりどらいぶしすてむ】 

遊星駆動ドライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-206


■ フラノ 【ふらの】 

紡毛織物の一種。平織りまたは綾織りした生地の表面を起毛したもの。柔らかい手触りと厚みが特徴で、スカート、ジャケット、靴などに用いられる。フランネルと起源は一緒であるが、現在は薄手のものをネル、厚手のものをフラノと呼ぶのが一般的。綿を使用したものをネル、羊毛を使用したものをフラノと呼んで区別する場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-018


■ フラム・アトワイト 【ふらむあとわいと】 

亜奈美・ヘンシェル・アトワイトの直系に当たるヘンシェル・アトワイト家の当主。リィ・エックスの実母に当たる。天照家GTMの保守管理を担当した女性で、後のブリンガー・シリーズに採用されるレオパルト・フレームは彼女が開発したらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ フラメ・ウント・ファティール・ロボーター 【ふらめうんとふぁてぃーるろぼーたー】 

Flamme unt Vertil Roboterの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年1月号p77


■ プラモデル 【ぷらもでる】 

プラスチックモデルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p19


■ プランクエネルギー 【ぷらんくえねるぎー】 new!

プランクエネルギーとはプランク単位系のエネルギーのこと。プランク単位とはドイツの物理学者Max Planck(マックス・プランク)によって提唱された自然単位系であるが、これに関してはよくわからない内容なので詳細は省略する。重要なのは、プランクエネルギーのスケールでは、自然界の4つの力(強い力、弱い力、電磁気力、重力)が統一され、ひとつの力として記述されること。理論物理学の分野で予想は立てられているものの、実証するためのエネルギーは人類が生み出せるレベルではなく、現在の地球においては実証不可能となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ フランク族 【ふらんくぞく】 

ゲルマン系民族のひとつ。古くはライン川中流域に居住する複数の民族がフランク人と呼ばれていた。5世紀の後半にローマ同盟軍のひとつとして所領地を得ていたフランク族がクロヴィス1世による統一を経てフランク王国を形成。以降、9世紀後半までイベリア半島、イタリア半島南部、ブリテン諸島を除く西ヨーロッパのほぼ全域まで勢力を拡大した。843年のヴェルダン条約により王国は分割され、西フランクはフランス王国、中フランクはイタリア王国、東フランクは神聖ローマ帝国を形成して後のドイツへとつながった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-079


■ ブランシェラック 【ぶらんしぇらっく】 

ファティマ・ザ・ブライドことバクスチュアルの別名。ブランシェラック(仏英混合でblanche luck⇒仏語だとblanc chanceux)は「白の幸運」という意味になる。おそらく、エストの異名でもあるブラック・ファッティース「黒の運命」と対になる言葉であろう。バクスチュアルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-035


■ フランス 【ふらんす】 

フランスは22の地域圏をもつヨーロッパ最大の農業国で、その起源は西ローマ帝国の滅亡後に入ってきたフランク族(ゲルマン民族の一派)によって建国されたフランク王国にある。帝政・王政と革命による共和制を繰り返し、現体制はシャルル・ド・ゴールが1958年に築いた第5共和制に当たる。首都はパリ。宗教は7割がカトリック。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ フランス軍 【ふらんすぐん】 new!

フランスが保有する軍隊。第二次世界大戦中のフランスは1940年のナチス・ドイツによるフランス侵攻で敗退し、第三共和政が崩壊していたため、ドイツ占領下に反対した国内外のフランス人は自由フランス(France Libre)を掲げて抵抗を続けた。よって、大戦中のフランス軍とは自由フランス軍を指す。ロンドンに撤退した陸軍少将のシャルル・ド・ゴールの呼び掛けにより組織化され、43年にアルジェリアでフランス国民解放委員会(後のフランス共和国臨時政府)が結成され「解放軍」と指定された。海軍・空軍も同様に占領下から脱した各軍の集団である。「星の王さま」で知られるサン=テグジュペリは自由フランス空軍のパイロットであった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-073


■ フランス料理 【ふらんすりょうり】 

16世紀から発達したフランス王国の宮廷料理。ルネサンス期における文化交流と、ブルボン王朝の潤沢な資金に支えられる形で発展し、後にフランス革命でそれらの技術が広まった。トスカーナ地方の料理の影響を受けており、ソースの体系が高度に発達しているのが特徴。世界三大料理のひとつに数えられる。基本的に、フランスにおいてオートキュイジーヌ(haute cuisine)と呼ばれる古典の高級料理を指すが、現代の料理人がフランス各地の郷土料理や海外の料理法を取り込むことで生み出したヌーベルキュイジーヌ(nouvelle cuisine)と呼ばれる新興の料理も含まれる。一般にフランス料理と云えばフルコースを指し、アントレ(前菜)、スープ、ポワソン(魚料理)、ビアンド(肉料理)、ソルベ(サラダ)、フロマージュ(チーズ)、デセール(デザート)の順で食べる。フランスの高級料理をガストロノミー(gastronomie)、大衆料理をビストロ(bistro)と区別する場合もあるが、実質的に明確な区分というものは無いようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ フランダー 【ふらんだー】 

メル・クール・リトラの故郷。イースト・ハスハ(もしくはイースト・カステポー)に位置する。リトラはこの土地で起きた内乱で両親を失い、慰問に来ていたナカカラに見出されて詩女の記憶継承を受けたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-081


■ プランター 【ぷらんたー】 

プランター(planter)とは「植木鉢」のこと。聖宮ラーンの東側に広がっているプランターとは、おそらく緑化用の各種植物を栽培・生育する植物プラントを指しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ ブランデンA型 【ぶらんでんAがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのA型。メヨーヨ朝廷の主力GTMホウライの型式名である。ホウライの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ブランデンB型 【ぶらんでんBがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのB型。A.K.D.の国家騎士団であるゴーズ騎士団が採用しているGTMの型式名であるが、劇中ではまだ名称が登場していない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンC型 【ぶらんでんCがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのC型。出雲アストロシティで生産・輸出を予定している汎用GTMの型式名であるが、劇中ではまだ名称が登場していない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンD型 【ぶらんでんDがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのD型。コーラス王朝のトリオ・テンプルナイツが採用しているワイマールSR2の型式名である。ワイマールSR2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンE型 【ぶらんでんEがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのE型。出雲アストロシティに配備することを前提として製作されたGTMの型式名であるが、劇中ではまだ名称が登場していない。宇宙戦に特化した性能を持つとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンF型 【ぶらんでんFがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのF型。メヨーヨ朝廷の旗騎GTMアグニムの型式名である。アグニムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンG型 【ぶらんでんGがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのG型。バッハトマ魔法帝国の主力GTMカーバーゲンの型式名である。カーバーゲンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-025


■ ブランデンH型 【ぶらんでんHがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのH型。GTMデ・ハビラントの型式名である。デ・ハビラントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンI型 【ぶらんでんIがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのI型。旧設定を引き継いでいるのであれば、三ツ星傭兵騎士団に提供されることになるGTMの型式名であるが、劇中ではまだ名称が登場していない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデンJ型 【ぶらんでんJがた】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのJ型。コーラス王朝の旗騎GTMのひとつハイレオンSR3のデッドコピーに割り振られた型式名である。ハイレオンSR3の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブランデン・シリーズ 【ぶらんでんしりーず】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したアッセンブル方式GTMの総称。アッセンブル方式とは、基本フレームの設計のみをガーランドが行い、設計図を買い取った軍・国家が装甲形状を決定し、部品の生産と組み立てによってライセンス生産を行う方式である。使用する軍・国家によって装甲形状が異なるだけでなく、完成に至るまでのチューニングやアレンジも生産者に委ねられるため、同一のシリーズであっても大きくイメージの異なるGTMに仕上がることになる。ニューは3000年代初頭の時点で既に複数のGTMを設計しており、魔導大戦においてこれらのGTMが華々しくデビューすることとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ プラントきのこ狩り 【ぷらんときのこがり】 

ミラージュ入りしたエルディアイ・ツバンツヒが入城した時期に浮遊城の観光窓口で推していた「今月のみどころ」。おそらく浮遊城に付設されている農業プラントでキノコ狩りを楽しむ観光コースである。通常、キノコ狩りとは山林に分け入って自生しているキノコを採ることを指す。キノコは判別が難しいため、初心者には手が出しにくいアクティビティのひとつとされる。キノコの旬は一般に秋とされているが、晩春から出るキノコもあるし、ジョーカー星団の農業プラントであれば季節を問わずキノコを採ることも可能であろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-233


■ ブランドタグ 【ぶらんどたぐ】 

ブランド名を表している標識札のこと。シャツやスーツであれば、首の後ろに接する部分(襟下の中央)に、靴であれば足裏に接する部分にタグが付けられる。ファティマスーツも同様であり、エストのブラックスーツにはシリーズ・シアン夫人のタグが付けられていた。幼少時のヨーンと放浪していた時期に使用していたスーツには、シアン夫人の名前と共に「0001」のシリアル・ナンバーが縫い込まれていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ ブランドマーク 【ぶらんどまーく】 

衣料や食品などのブランドが自社製品に付けているマークのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ ブリ 【ぶり】 

スズキ目アジ科に属す食用魚。全長150cmに達する大型魚で、刺身のほか、煮付け、照り焼きなどに調理されて食される。太平洋の北西部を中心に分布しており、回遊魚であるが、日本各地で養殖もされている。出世魚としても有名で、大きさによって呼び名が変わる。関東地方では小さいものから順に、モジャコ、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼ばれ、地方によって様々な呼び名がある。ハマチもブリの若魚を指す名称であるが、近年は養殖モノのブリを指す言葉として用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ フリージャズ 【ふりーじゃず】 

音楽ジャンルの一種。ジャズの中でも既存の(とくに西洋の)音楽理論、様式、演奏に縛られないスタイルをもつ楽曲や演奏法を指す。1950年代に成立し始め、60年代に流行し、70年代にフュージョンなどが登場したことでブームが下火になったとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p19


■ フリーズ 【ふりーず】 

シトロン・メナーが学生時代につけられていたあだ名。メナー家伝来の冷静さに加え、長く切れ込んだ鋭い眼つきからこのように呼ばれていたらしい。フリーズ(freeze)とは「氷結」の意。シトロン・メナーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-009


■ プリーツ 【ぷりーつ】 

布を畳み込んだ形で縫い、立体感を持たせる縫製の技法。またそれによって形成されたヒダを指す。ファティマスーツに描き込まれている縦線は、省略して描かれているものの、本来はプリーツになっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-087


■ プリーツプリーツ 【ぷりーつぷりーつ】 new!

プリーツ・プリーズ(PLEATS PLEASE)の間違い。イッセイミヤケが1993年に発表した服飾シリーズ。裁断・縫製後にプリーツをかける「製品プリーツ」手法により、ポリエステルの布地を非常に細いプリーツの重ね合わせで整形しているのが特徴。身体にフィットしながらも動きに合わせて広がる機能を持ち、体形を気にせず着用することができる。トップス、ボトムス、ワンピース、スカーフ等が販売されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-073


■ ブリーデッド・ヒューマン 【ぶりーでっどひゅーまん】 

その名のとおり、特定の目的をもって養育・改良された人造人間のこと。とくに戦闘能力に特化して造られた人間を指す。ゴティックメードを駆るブリーデッド・ヒューマンはウォー・キャスターと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p21


■ フリートウッド・マック 【ふりーとうっどまっく】 

Peter Green(ピーター・グリーン)、Mick Fleetwood(ミック・フリートウッド)、Bob Brunning(ボブ・ブランニング)、Jeremy Spencer(ジェレミー・スペンサー)らが1967年にロンドンで結成したロック・バンドFleetwood Mac(フリートウッド・マック)のこと。メジャーデビュー以前にベースを担当していたボブ・ブランニングが脱退。代わりにJohn McVie(ジョン・マクヴィー)が参加し、さらにDanny Kirwan(ダニー・カーワン)が加わり、初期はトリプル・ギター編成のバンドとして活躍した。2015年現在も活動している人気バンドであるが、メンバーの交代が激しく、フロントマンの交代に伴って音楽性が変化。楽曲はブルース、ロック、ポップロック、ジャズロック、ソフトロックなどに分類される。永野センセーが云っているBob Welch(ボブ・ウェルチ)は71年から74年まで在籍しており、「Future Games」や「Bare Trees」など5枚のアルバムに参加したようだ。ボブ・ウェルチの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年12月号p6


■ フリーナンバー 【ふりーなんばー】 

ミラージュ騎士団において、引退あるいは死去によって席次が空白となったナンバーを便宜的にフリーナンバーと呼称する。情勢に応じて臨時に採用したミラージュ騎士にこのフリーナンバーが渡されるらしい。例として、星団暦3000年代の初頭にエレーナ・クニャジコーワがフリーナンバー扱いのミラージュ騎士として登録され、右翼No.13が渡されたようだ。なお、引退あるいは死去した騎士のナンバーが必ずしもフリーナンバー(空白)となる訳ではなく、欠番あるいは空席のままとなるパターンもある模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ フリーナンバー扱いミラージュ騎士 【ふりーなんばーあつかいみらーじゅきし】 

臨時登用によってミラージュ騎士団のフリーナンバーを預かることになった騎士のこと。例として、エレーナ・クニャジコーワは星団暦3000年代初頭にフリーナンバー扱いのミラージュ騎士(右翼No.13預かり)に抜擢された。「フリーナンバー扱い」という名称から察するに、今後の配置換えによってナンバーが変わる可能性があるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ ブリーフマント 【ぶりーふまんと】 

丈の短いマントのこと。一部のファティマスーツに付く、肩周りを覆っている小型のマントを指す。ショルダー・アンブレラの接続ポイントになっており、マントを外すだけで両肩のアンブレラをリリースできるようになっている。ブリーフ(blief)は「短い」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ フ・リエ 【ふりえ】 

星団最強の魔導師に与えられる最高称号のひとつ。映画GTMの劇中では、神官ナナドがこの称号を得ていたようだ。必ずしも聖宮ラーンの護衛神官に引き継がれる訳ではなく、フリーの魔導師がこの称号をもつ場合もある。称号の引き継ぎがどのように行われているのか、その詳細については不明である。シグダ・フ・リエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-075


■ フ・リエ・シグダ 【ふりえしぐだ】 

シグダ・フ・リエの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ ふりかけ 【ふりかけ】 

ご飯にふりかけて使う調味料あるいは副食の総称。粉末状もしくはフレーク状で、タマゴ、サケ、タラコ、梅干し、肉そぼろといった様々な味がある。粉砕・乾燥した原料にゴマや海苔を加えて作られるが、ちりめんじゃこやワカメといった素材をそのまま混ぜ合わせたタイプ(生ふりかけと呼ぶ)も見られる。その起源は鎌倉時代まで遡り、当時は削り節に近い食品をご飯にふりかけて食べたらしい。丸美屋食品工業が1960年に発売した「のりたま」が有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-208


■ フリゲート艦 【ふりげーとかん】 

小型駆逐艦とも。軍艦の艦種のひとつで、駆逐艦に準ずる大きさ、高速力、航洋性を持つ。宇宙での艦隊戦、GTM戦の支援、衛星軌道攻撃、揚陸船の護衛などに用いられる。A.K.D.宇宙軍の場合はJ型と呼ばれる軍艦がフリゲート艦に該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ ブリストル 【ぶりすとる】 

ママドア・ユーゾッタ配下のラカン騎士。魔導大戦においてユーゾッタと共にシーゾス国北部の戦闘に参加した。小隊長を務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-189


■ プリズム 【ぷりずむ】 new!

光を分散・屈折・全反射・複屈折させるための光学素子。ガラスや水晶などの透明な媒質でできた多面体で、三角柱の形状をしたモノが一般的である。光がプリズムの内部を通過して外部(空気や水)に進む際に境界の入射角によって速度の勾配が発生し、進行方向が曲げられる。また、屈折率は光の波長によっても異なるので、境界において光の分散が発生し、見る角度によって様々な色に変化する現象が発生する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-114


■ プリズム・コークス 【ぷりずむこーくす】 

ボォス在住のAFガーランド。ただし、劇中で結構アチコチ出没していることからも判るとおり、活動範囲は星団全域に及ぶ。クローム・バランシェ、モラード・カーバイト、スティール・クープと共に4大ガーランドに数えられる。幼少時より養女に近い扱いでバランシェに師事し、ガーランドに必要な学業と経験を積んだ人物で、ミースの姉弟子に当たる。長らくバランシェ邸に詰めていたこともあり、周囲からはバランシェの愛人と思われていたようだ。彼女がバランシェに師事していた時期と、ソープがバランシェの元にいた時期の前後関係は不明であるが、ソープとも顔見知りの可能性がある。同年代のガーランドが次々と引退するため、高性能ファティマの担当医として各国から声を掛けられる忙しい女性である。名前の元ネタになっているコークス(coke)とは、強粘結炭から得られる多孔質の炭素質固体燃料のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-133


■ ブリ大根 【ぶりだいこん】 

ブリの切り身もしくはアラと大根を煮て作る日本の家庭料理。味付けは、砂糖、醤油、みりんなどで、臭みを消すためにショウガを入れる場合が多い。ブリはスズキ目アジ科に属す食用魚。全長150cmに達する大型魚で、刺身のほか、煮付け、照り焼きなどに調理される。地球では太平洋の北西部を中心に分布しており、回遊魚であるが、日本各地で養殖もされている。出世魚としても有名で、大きさによって呼び名が変わる。関東地方では小さいものから順に、モジャコ、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼ばれ、地方によって様々な呼び名がある。ハマチもブリの若魚を指す名称であるが、近年は養殖モノのブリを指す言葉として用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ ブリッジ 【ぶりっじ】 

軍艦などが備える船橋のこと。艦橋とも呼ばれる。艦艇の操作を行う中枢部であり、艦長もしくは戦隊・艦隊司令官によって指揮が執られる場所でもある。その役割上、索敵情報や戦況報告を始めとして、艦内・艦隊のあらゆる情報が集約される場所となるが、艦橋に全ての機能を集中させると敵軍から見た場合に判り易い弱点となってしまうため、近年の軍艦は艦内に戦闘指揮所を設置し、艦橋の役割を艦艇の操作だけに限定しているらしい。損壊などで艦橋の使用が困難となった場合に備え、第二艦橋つまりサブブリッジを備える軍艦も少なくないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ブリッシャー 【ぶりっしゃー】 

ジョーカー星団に広く一般に用いられている技術系職位制度の第3位。シグナル・ボーダー(職位を表す紐飾り)は3本線。熟練の技術者や科学者の中でも、その業種の権威もしくは指導的な立場にある者がこれに当たる。旧設定では複数の分野の技能をもつ技術者とされていた。GTMの運用に関しては、騎体を構成するパーツを熟知しており、組み立てができるレベルになるようだ。また、軍属になるとGTM以外の兵器開発や調達に関わる部署を預かる立場になることが予想される。少々特殊な例かも知れないが、3本線のリィ・エックスはA.K.D.の騎士団兵器開発長官でもあった。ちなみに、さらに上位のスライダーになると、軍属といってもほとんど階級に縛られない状態になるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-020


■ ブリッツ 【ぶりっつ】 

ブラウ・ブリッツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ ブリッツェン(1) 【ぶりっつぇん】 

ブリッツェン(Blitzen)はドイツ語で「閃光」の意。グリント・ツヴィンゲン(とくにボルテッツ)によって生み出される閃光のこと。また、強力なボルテッツを指してブリッツェンと呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ ブリッツェン(2) 【ぶりっつぇん】 

ブリッツェン・フォースあるいはブリッツェン・パワーのこと。それらをもつ異能者を指す場合もあるが、こちらはバイターとも呼ばれる。バイターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ ブリッツェン結社 【ぶりっつぇんけっしゃ】 

魔導結社と同義。魔導結社の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-081


■ ブリッツェン・スコーパー 【ぶりっつぇんすこーぱー】 

詩女が述べる「預言」の根源として機能する能力。炎の女皇帝から引き継がれてきたブリッツェン・パワーの一種で、通常のスコーパーと同様に女性にのみ発現する可能性がある。ただし、この能力が発現するためにはボォスで生まれた女性である必要があり、また、子供を宿していないことが条件となる。胎内に新たな生命が誕生すると、詩女自身の遺伝子とは異なる遺伝子が体内に発生したものとみなされ、これがトリガーとなってスコーパーの能力が消失するらしい。そのメカニズムについては解明されていないようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-061


■ ブリッツェン・バイター 【ぶりっつぇんばいたー】 

魔導師ギルドのこと。うーん・・・バイター・ギルドという呼び名もあるしなぁ。天照家の魔導ギルドの正式名称がブリッツェン・バイターと考えると、全体的に辻褄が合うような気がする。ブリッツェン(Blitzen)はドイツ語で「閃光」、バイター(Weiter)は同じくドイツ語で「さらに」とか「その上に」と訳される。NT連載時の解説では「バイター」の正式名であった。バイター・ギルドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-075


■ ブリッツェン・パワー 【ぶりっつぇんぱわー】 

精神エネルギーを用いて現実世界で様々な現象を引き起こす能力のこと。ボルテッツ、スコーパー、オペラ、グレインと呼ばれる4種が存在する。なお、これら4種の総称はグリント・ツヴィンゲンとなる。グリント・ツヴィンゲンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ ブリッツェン・フォース 【ぶりっつぇんふぉーす】 

ブリッツェン・パワーと同義。また、ブリッツェン・パワーをもつ者をブリッツェン・フォースと呼ぶ場合もある。後者は単にバイターとも呼ばれる。ブリッツェン・パワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-068


■ ブリッツェン・ユニオン・エイダス 【ぶりっつぇんゆにおんえいだす】 

天照家の歴代当主が総帥を務めてきた魔導結社。星団最大の規模をもつギルドで、星団内の全バイターの半数以上が加入していると噂される。天照の帝(84代当主)が天照家の家督を継いだ後は、天照家当主に替わってメル・リンスが総帥の座に就任。補佐役のメル・サッチャー以下、大納言や中納言といった官職につく者がギルド上層部を形成し、フロート・テンプルを居城として組織の運営が行われている。星団暦2900年代末期からディス・ボスヤスフォートが台頭してきたため、ギルドの弱体化が進んでいるという。典星舎の別名でもあるが、典星舎は天照家に仕える女官の育成機関という側面もあるため、これらを同一の機関とするのは違和感が残る。旧設定における天照家・ダイバーズ・パラ・ギルドに相当。典星舎の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ ブリッツ・フォース 【ぶりっつふぉーす】 

ブリッツェン・フォースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ ブリテン 【ぶりてん】 

一般的な認識ではグレート・ブリテン島のこと。大ブリテン。イギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)のうち、イングランド、ウェールズ、スコットランドが含まれる。フランスのブルターニュ州(小ブリテン)は含まなくてもいいはず。民族的にはケルト系のウェールズ人、スコットランド人、アイルランド人と、ゲルマン系のアングロ・サクソン人が混在する。エベレストのアスペクト(=人種タイプもしくは外見仕様)はブリテンであるが、おそらくケルト系になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-079


■ プリン 【ぷりん】 

洋菓子のひとつ。通常はカスタードプリンを指す。カスタードプリンは、牛乳、砂糖、卵液を混ぜ、プリン型に流し込んで加熱して作る。加熱方法によって焼きプリンあるいは蒸しプリンに分類される。また、ゼラチンなどで固めて作るケミカルプリンも存在する。劇中でジャコーが食べていたのは京都府舞鶴市のアメイロビストロアルルが販売している「マイヅルプリン」。赤岩高原で採れた新鮮卵と丹後のヒラヤミルクで作られたプリンで、福井県で開かれるプリンの祭典P-1でグランプリを獲得したこともある逸品。箱の赤レンガBOXは舞鶴の名所として知られる赤レンガ建造物がモチーフになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-057


■ プリンエル 【ぷりんえる】 

大阪府東大阪市に本拠を置くハウス食品株式会社が1988年に発売したインスタント食品。お湯だけで作ることが可能なプリンミクスと異なり、プリンエルは牛乳を混ぜてから加熱する工程が発生する。プリンエルの「エル」はラテン語でミルクを意味するラクトロジー(Lactolgy)の頭文字から。プリンミクスと同様、卵原料を使用しておらず、卵アレルギーのある子供でも安心してプリンを楽しむことができる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-071


■ ブリンガーA001 【ぶりんがーA001】 new!

ブリンガー・シリーズの開発初期に製作された試作騎。閃1014エンジンの試作シングルエンジンに当たる閃1011エンジンを搭載。レオパルト・フレームを採用。肩フライヤーと背面フライヤーから強制排熱を行う「ベンダー・ブロワー」を試験的に搭載したGTMで、この試験結果を受けて後のベンダー・ウィグが完成した。開発名はトリバネル(またはモルフォ・トリバネル)。トリバネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ ブリンガーA002 【ぶりんがーA002】 new!

ブリンガー・シリーズの開発初期に製作された試作騎。閃1014エンジンの試作シングルエンジンに当たる閃1012エンジンを搭載。レオパルト・フレームを採用。肩フライヤーと背面フライヤーから強制排熱を行う「ベンダー・ブロワー」を試験的に搭載したGTMで、この試験結果を受けて後のベンダー・ウィグが完成した。開発名はタテハ(またはタテハ・ル・マキャオ)。タテハ・ル・マキャオの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ ブリンガーB3 【ぶりんがーB3】 

イオタ宇宙騎士団の組長ジャコー・クォン・ハッシュが使用するGTM。ダイアモンド・ニュートラルが当初から筆頭クラスの騎士が搭乗することを前提に設計・開発した特別騎であり、彼が設計した各種GTMの頂点に位置するフラグシップモデルと云えるだろう。天照が提供した強力なハーモイド・エンジン閃1081を搭載しており、ミラージュGTMの形式名をとってB3型ミラージュとも呼ばれる(同時に製作されたB2型およびB4型は兄弟騎)。フレームはレオパルト・フレーム(またはパンター・フレームS)。Z.A.P.と同じく半透明白色装甲を採用。駆逐GTMとして調整されており、前腕部にガット・ブロウを受け止めるブロウ・ストッパーを装備する。巨大な王冠のようにも見える頭部の突起はすべて過剰エネルギーの排出パーツである。通称は賽星。アストラガルスとも呼ばれる。初期名称は旧設定と同じく彗王丸であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ブリンガーB3彗王丸 【ぶりんがーB3すいおうまる】 

ブリンガーB3の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ブリンガーB4 【ぶりんがーB4】 

ミラージュ騎士のマキシ・カイエンが使用するGTM。ダイアモンド・ニュートラルが当初から筆頭クラスの騎士が搭乗することを前提に設計・開発した特別騎であり、彼が設計した各種GTMの頂点に位置するフラグシップモデルと云えるだろう。天照が提供した強力なハーモイド・エンジン閃1081を搭載しており、ミラージュGTMの形式名をとってB4型ミラージュとも呼ばれる(同時に製作されたB2型およびB3型は兄弟騎)。フレームはレオパルト・フレーム(またはパンター・フレーム)。太陽光を受けて虹色に輝く赤色虹色偏光装甲を装備。女性の髪のようにも見える漆黒の装甲は稼働時に真っ赤に染まり、これが通称「火之姫」の由来となっている。駆逐GTMとして調整されており、前腕部にガット・ブロウを受け止めるブロウ・ストッパーをもつ。別名はヒトエフタエ(一重二重)。初期名称は旧設定と同じく暁姫であった。オリジナルの1号騎は魔導大戦におけるマキシの敗北によって完全に破壊され、天照の手によって改めて2号騎が製作される予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ ブリンガー・シリーズ 【ぶりんがーしりーず】 

ミラージュ騎士団が使用する各種GTMのうち、天照または配下のミラージュ騎士が設計・開発したGTMをブリンガー・シリーズと呼ぶ。ただし、X型ミラージュのゼノア・アプターブリンガーは天照の設計ではない。また、アプターブリンガーの名称をもつGTMはB型とX型に限定される。アフォート・ブリンガー(A型)、コールドアイ・ブリンガーもしくはキャメラート・ブリンガー(C型)、エンツート・ブリンガー(E型)、ファンダウン・ブリンガー(F1型)、フルトリム・ブリンガー(F2型)、グリット・ブリンガー(G型)、ハイファ・ブリンガー(H型)、キルライン・ブリンガー(K型)、ルーシェイン・ブリンガー(L型)、リューガル・ブリンガー(R型)、ツァラトウストラ・アプターブリンガー(B型)、マグナパレス(D型)、メガロコート(D2型)、スピード・ミラージュ2種(S型)、そして天照家J型駆逐戦闘兵器ことデトネーター・ブリンガー(J型)が該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ フリンジ 【ふりんじ】 

フリンジ(fringe)とは「房飾り」の意。ミノグシア連合各国の騎士服やファティマスーツに共通して取り入れられている装飾である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-049


■ プリンシパル 【ぷりんしぱる】 

ディー・プリンシパルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ プリンシパル・ディー・マーメイド 【ぷりんしぱるでぃーまーめいど】 

ホルダ21型ディー・プリンシパルの初期名称。ディー・ウィリーズと同型騎で星団暦3000年代初頭においてはジェイン・レーダー王女所有とのことであった。プリンシパルはホルダ29型レイジョ(ジー・ボリショイ・グーガント)との統一化が図られた後に初期設定に戻され、ディー・マーメイドという呼称はボツ設定になっている。マーメイド(Mermaid)は「人魚」の意。プリンシパルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ プリンシパル・ボリショイ・グーガント 【ぷりんしぱるぼりしょいぐーがんと】 

GTMディー・プリンシパルの正式名称だろうか。ディー・プリンシパルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ プリンシパル・レーダー 【ぷりんしぱるれーだー】 

星団暦の初頭におけるボルガ・レーダー王家の王女。この王女と当時のブラウ・フィルモア王家の王子ゾンダー・フィルモアの縁組によって、統合フィルモア帝国の国家基盤が形成されたらしい。正式名はジー・ボルガ・プリンシパル・レーダース。プリンシパル(Principal)とはバレエ団のトップダンサーのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ プリンシパル・レーダース 【ぷりんしぱるれーだーす】 

プリンシパル・レーダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ プリンス・オブ・ショルティ 【ぷりんすおぶしょるてぃ】 

ボルガ・レーダー王家の王子を指す尊称。ボルガ・レーダー王家の長子はフィルモア帝国の皇位継承最上位に置かれる人物であり、すなわちフィルモア帝国の皇太子である。もともとは、星団暦の初頭にショルティ大陸全土を支配していたダス・ラント連合帝国の国家元首に因む呼び方であり、ブラウ・フィルモア王家の女性当主がクィーン・オブ・ショルティと呼ばれることと対になっているのだろう。ブラウ王家は最も高貴な血筋をもつが権力分散のために皇位継承最上位に置かれない家系、ボルガ王家は皇位継承最上位に置かれながらもその存在を常に秘匿される家系である。この両者が共に○○・オブ・ショルティと呼ばれていることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-082


■ プリンセス・タイトネイブ 【ぷりんせすたいとねいぶ】 

オリビー・タイトネイブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-007


■ プリンミクス 【ぷりんみくす】 

ハウスプリンミクスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-068


■ ブルー・スーツ 【ぶるーすーつ】 

ファティマ・エストがノルガン・ジークボゥの預かりとなる頃に着用することになるファティマスーツ。袖が背後に伸びてショートマントになっている黒色・青色のカレント・スーツで、丁寧な刺繍が施されているのが特徴。最新のデザインでは、レーダー王家の水仙の紋章と、ブラウ・フィルモア王家の双頭竜の紋章が確認できる。既に設定が明かされているとおり、ジークボゥは将来的にブラウ・フィルモア王家に戻り、即位してレーダー9世となる。なぜ、ブラウ・フィルモア王家の跡取りでありながら、レーダー王家の皇帝となるのか。そりゃまあ・・・レーダー王家に婿入りする、ということを示唆しているのかなと。英訳表記では「The BLUE BLACK Suit」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-099


■ プルース・ランダース 【ぷるーすらんだーす】 

トリオ騎士団バランカ軍の騎士。アドラーのマルサラ出身。ミラージュ騎士シャーリィ・ランダースの実弟に当たる。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦において、パートナーのファティマ・エルマと共に戦死。ジョーカー星団ではインモラルとされるファティマとの結婚を考えていたことから、彼もまた騎士である身を呪い、戦争の空しさを抱いて無味乾燥な日々を過ごしていたのかも知れない。その死によって兄のように慕っていたトラーオ・バランカと姉を引き合わせ、強力な騎士の血をコーラスに招き入れた人物。つまり、彼が存在していなければ、ロレッタ・ランダースも生まれて来なかったことになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ フルーツかき氷 【ふるーつかきごおり】 

コーラス王朝で好まれるスイーツ。フルーツを加えたかき氷。カットしたフルーツを加える場合と、スムージーにしたフルーツを凍らせてかき氷にする場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ フルーツカクテル 【ふるーつかくてる】 

軍隊の配給食料のひとつ。刻んだ果物をいくつか取り合わせ、果汁から作ったシロップ状のソースを加えたもの。ミノグシア軍のほか、各国の戦闘携行食にフルーツカクテルが入っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-032


■ フルーツ・バー 【ふるーつばー】 

ドライフルーツやナッツを小麦粉や砂糖(キャラメル)をつなぎとして棒状に固めた食品。シリアルが入っているタイプもある。糖分が多く高カロリーなため、携行食として幅広く利用される。ジョーカー星団においても、各国の軍組織に支給される戦闘食のメニューに含まれているようだ
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-025


■ ブルーノ・カンツィアン 【ぶるーのかんつぃあん】 

フィルモア帝国のアルカナ騎士。元三銃士のバーバリュース・ビィに師事し、同じく三銃士のラルゴ・ケンタウリとも親交が深かった人物である。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦では、ラルゴやギエロ・スガスコーニチと共にブーレイ傭兵騎士団の一員として参戦。「青の頭」を務める。対コーラス戦の唯一の生存者として本国に帰還した後は、星団内の多くの戦場に派遣されていた経歴を買われ、ハイランダーの両翼となる皇帝警護騎士アルカナ・ナイト[ハート]に就任。また青グループのリーダーも兼任するなど、破竹の勢いで昇格して帝国騎士団の重職に就いた。現時点において、星団最強のGTMツァラトウストラ・アプターブリンガー、そしてジ・エンドレスとの対戦歴をもつ唯一の騎士である。別名「宮殿小間使い」。パートナーはパラーシャ。名前の元ネタは、イタリアのプログレ・バンドI Pooh(イ・プー)に参加したベーシスト、Red Canzian(レッド・カンツィアン)の本名Bruno Canzian(ブルーノ・カンツィアン)だろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-234


■ 青印(ブルーパネル) 【ぶるーぱねる】 

ファティマ・ドアランデアスティルーテとトワイス・カテリの会話に登場したタームのひとつ。永野センセーの解説に拠ると、異次元の世界における「人類に相当するモノ」たちの階級(ランク)を表しているらしい。青は施政者に当たるグループを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年4月号p63


■ ブルーボトルコーヒー 【ぶるーぼるとこーひー】 

ヨーンが騎士公社を訪れた際に飲んでいたコーヒーの販売店。Blue Bottle Coffee Company(ブルーボトルコーヒー)はJames Freeman(ジェームス・フリーマン)が2002年にアメリカ・カリフォルニア州オークランドで創業したコーヒーの生産販売企業である。企業名は中央ヨーロッパ初のコーヒーハウスとして1686年にウィーンで誕生したThe Blue Bottle(ブルーボトル)に由来する。小型の焙煎機を用いて常に焙煎したての新鮮なコーヒー豆を用いてコーヒーを淹れるのが特徴。海外進出は日本が最初で、2015年2月に1号店となるロースタリー&カフェを江東区清澄白河にオープンしている。その後も東京都内に数店舗が置かれているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ブルーマーリン 【ぶるーまーりん】 

シリーズ・シアン夫人がパルスェットの衣装一式を購入する際に推したブランド。1994年創業のアメリカのヴィンテージ・スポーツウェア・ブランドBlue Marlin(ブルーマーリン)・・・ではなくて、イタリア・カルピ出身のデザイナーAnna Molinari(アンナ・モリナーリ)が1980年に発表したプレタポルテ・ブランドBlumarine(ブルマリン)のことか。ブランド名はデザイナー自身がもつ「青」と「海」への拘りに由来。フリルやレースをふんだんに使用したニットカーディガンやシフォンドレスが有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-039


■ ブルー・メガエラ 【ぶるーめがえら】 

ファティマ・メガエラを指す呼び名のひとつ。フローレス・ファティマには慣例的にこのような二つ名が与えられるようだ。彼女が身に着けるサファイアブルーのファティマスーツに因む名称であろう。碧のメガエラとも呼ばれるようだ。メガエラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ フルオーバーホール 【ふるおーばーほーる】 

一定の使用時間を超えた機械を、修理・点検のために完全に分解・再組立すること。出撃する戦場の重力偏差まで考慮してセッティングされるGTMは、戦場が変わる度に細やかな整備・点検が必要となる。よって、作戦行動が終了して母星(本国)に帰還すると、整備・点検のために無重力ホール内でオーバーホールが行われる。劇中では有重力下で整備が行われている描写もあるが、これはおそらく戦時下の暫定処置ということになるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-027


■ フルカスタム 【ふるかすたむ】 

依頼者の特別注文に沿って完全新規に組み上げた仕様のこと。いわゆる特別仕様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-037


■ フルカスタム騎 【ふるかすたむき】 

特別仕様のGTM。とくにベースとなる騎体と比べてほぼ完全に異なる仕様のGTMのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-013


■ フル・クリティカル・ステータス 【ふるくりてぃかるすてーたす】 

臨界ステータスとも。ファティマが持てる能力の全てを発揮して演算処理を行っている状態のこと。アシリア・インジェクター・パーツを装着している状態であれば、光学アンテナの発光と各種インジケータの最大表示でファティマの周囲が光り輝いている見える状態となる。劇中では、ベラ国攻防戦の最終戦でユニゾン・コードを使用した令令謝、マドリガル、パシテアがこの状態となった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-170


■ フルコントロール 【ふるこんとろーる】 new!

GTMの稼働に関わる演算を行い、各部の適正な運用とサポートから、その潜在能力を最大限に引き出すこと。ファティマのみがこれを可能とする。また、騎士によるGTMの操作についても、戦場と同レベルの動作(=戦闘行為)を行うことをフルコントロールと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-090


■ フルスクラッチ 【ふるすくらっち】 

模型の製作において、既製の部品を用いずに、パーツ製作の段階から始めて組み上げていく手法をフルスクラッチ(full scratch)と呼ぶ。スクラッチ(scratch)はもともと「引っ掻く」という意味で、素材からパーツを切り出すことが語源となったらしい。スクラッチビルドあるいはフルスクラッチという呼称が定着した後に、他分野でも同じ表現が用いられるようになった。例えば、システム開発においてプログラミングを一から組み上げていくこともフルスクラッチと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p90


■ フル制御 【ふるせいぎょ】 

GTMの稼働に関わる演算を行い、各部の適正な運用とサポートから、その潜在能力を最大限に引き出すこと。ファティマ・ファッティースは身に纏ったスーツを通してGTMのフル制御を行う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-096


■ コルセット 【ふるせっと】 

体型を整えるための婦人用下着。胸下から腹部を覆う。形状を保つボーンの部分に鯨の髭や細い鋼板が仕込まれており、ヒトの手を借りて背後の紐を締め付けることで着用する。医療用のコルセットは体の前面で紐を締める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-038


■ フル装甲 【ふるそうこう】 

装備可能な装甲を全て取り付けた状態のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-169


■ フル装備 【ふるそうび】 

装備可能な武装を全て搭載した状態のこと。重武装状態。ロボットアニメにおいてはフルアーマーと呼ばれる場合が多いが、追加装甲に重点を置いた「Full Armor」と武装増強に重点を置いた「Full Armament」の両方の意味で使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年2月号p59


■ ブルダ雲河 【ぶるだうんが】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)にある天体のひとつ。おそらく宇宙塵や星間ガスが高密度に集まった天体である。第4惑星カーマントーと第5惑星ステンの間に位置する。雲河とは本来、谷川の間を流れるように移動する雲を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-208


■ フルダ・ダイ・グ・フィルモア4世 【ふるだだいぐふぃるもあ4せい】 

星団暦2800年代におけるフィルモア帝国の皇帝。フィルモア4世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ フルトリ 【ふるとり】 

フルトリム・ブリンガーの略称。ただし、コミック14巻ではF2型ミラージュ(=フォクスライヒバイテ)がフルトリム・ブリンガーと呼ばれている。フルトリム・ブリンガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-201


■ フルトリム・ブリンガー 【ふるとりむぶりんがー】 

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。F2型ミラージュに分類される。型式からF型の派生騎のように思われるが、両脚にエンジンを搭載するティティン・フレームの騎体である。もともとはツイン・エンジン騎の試作型として製作されたDF2と呼ばれる騎体であり、ブリンガー・シリーズの開発が落ち着いた後に駆逐型の装備とバスター・ランチャーを搭載するアタッチメントを追加して完成したとされる。背部に備える翼状のリア・フライヤーはレールマウントと放熱板を兼ねており、両腕の鋸刃状のフライヤーと頭部側面のラジエーターもバスター・ランチャーを使用する際に安定器として機能するらしい。旧設定におけるハカランダ・ミラージュ(またはフレーム・ミラージュ)に相当する。別名フォクスライヒバイテ。設定公開直後はファルトリム・ブリンガーと呼ばれていたり、途中でF1型に変更されたり、DE7に記載されるまで何度も設定変更が加えられた騎体である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-208


■ フルパワー 【ふるぱわー】 

エンジンに余力を残さず、フル稼動した状態にすること。エンジンから供給されるエネルギーをプールに蓄えず、限界まで騎体の稼動(あるいは火砲の使用)に充てて消費し続ける状態になるため、この状態を長時間継続すれば半永久機関をもつGTMと云えどもエネルギー不足により停止することになる。通常のGTMがバスター砲を使用すれば、騎体に回すエネルギーがほぼ無くなるはずであるが、マグナパレスはバスター砲の3連射を実行してもなお騎体の稼働に余力を残していた。本騎がいかに規格外のGTMであるかが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-136


■ フルブースト 【ふるぶーすと】 

ブースト(boost)は「増強」の意。エンジンの出力を最大限にして稼動限界の状態にすること。限界を超えた状態はオーバーブーストと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-208


■ フル・フラジャイル 【ふるふらじゃいる】 

ダイアモンド・ニュートラルが「マジェスティック・スタンド」の次に来るであろう「時代」として掲げた名称。フル(full)は「最大の」とか「いっぱいの」という意味。フラジャイル(fragile)は「脆い」とか「弱々しい」という意味。おそらくFSSの第1部第7話に当たるエピソード群を指していると思われる。時期的には魔導大戦終結から天照の大侵攻が始まるまでの期間・・・星団内の情勢が極めて不安定な時代ということになるだろうか。以前、Toysのサイトに掲載された情報では、星団暦3100年代のエピソードとされていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年4月号p20


■ フル・メンテナンス(1) 【ふるめんてなんす】 

保守管理の対象となる全項目について点検・整備すること。ファティマに関して云えば、身体損傷部の再生を行うフィジカル・メンテナンス、薬物療法によって精神面のケアを行うケミカル・メンテナンス、記憶や情報に関する自己矛盾や不具合を解消するプログラム・メンテナンスなどが含まれる。基本的にAFスライダーが受け持つ仕事であるが、重大な疾患のおそれがある場合には、ガーランドの手によるメンテナンスを受けることが望ましい。プリズム・コークスはケミカル・メンテナンスの権威であり、以前からバランシェやモラードのファティマを診ていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-065


■ フル・メンテナンス(2) 【ふるめんてなんす】 

保守管理の対象となる全項目について点検・整備すること。GTMに関して云えば、各パーツの洗浄・補修・交換を行うオーバーホールを基本として、場合によってはエンジンの換装、装甲形状の変更、ファティマ・コントロールの変更、各種ソフトウェアの更新などを行っているものと考えられる。基本的にGTMスライダーが受け持つ仕事であるが、ダッカスのようにシステムそのものが複雑化しているGTMの場合は、ガーランドの手によるメンテナンスを受けることが望ましい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-022


■ フルレストア 【ふるれすとあ】 

フルオーバーホールと同義。フルオーバーホールの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-008


■ フルレンジ索敵 【ふるれんじさくてき】 

アクセス可能な全ての通信機器・通信網を用いて索敵を行うこと。フルレンジ(full range)とは「全範囲」の意。ギャザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-124


■ フレア 【ふれあ】 

ハーモイド・フレアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-233


■ ブレイクダウン・タイフォーン 【ぶれいくだうんたいふぉーん】 

剣技のひとつ。3体の分身体から同時にソニック・ブレードを繰り出し、同時に相手の懐に飛び込んでトドメの一撃を加える。剣聖ディモス・ハイアラキがエストの仮マスターであった頃に生み出したGTM戦用の究極剣技で、エストを介してコーラス22世へ、さらに歴代のコーラス家当主に継承された。また、ディモス自身も弟子のマロリー・ハイアラキに伝授しており、魔導大戦においてこの剣技を使用する暴風3王女が勢ぞろいすることになる。劇中ではバーシャが対デコース戦で使用。また、デコースは自身が食らったこの技を完璧にコピーし、後にブラック・ストームの名で使用したとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-055


■ プレインス 【ぷれいんす】 

アルミオン・エイボスが製作したファティマ。シリアルはAE-23。AP騎士団[ツラック隊]の副長カーツのパートナー。成長タイプはM型。同隊のリード・ホストを務める場合もあり、高性能ファティマであることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-052


■ ブレークシャッター 【ぶれーくしゃったー】 

GTMの両眼に備え付けられている保護装甲。メイン眼球の周囲に配置されており、戦闘時以外はカメラの絞りのように中心に向かってせり出し、メイン眼球を覆う形となる。ヒトで云うところの下まぶたに相当する。電磁投射を行うサブ眼球はこのブレークシャッターの前面に埋め込まれており、シャッターが閉じている間でも使用が可能。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ フレーム 【ふれーむ】 

GTMの骨格のこと。通常はメインフレーム(=ツインスイング・フレーム)を指す。ツインスイング・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ フレーム構成 【ふれーむこうせい】 

ツインスイング・フレームのパーツ形状・構造・特性のこと。この構成に基づいてフレーム・タイプ(骨格形式)の分類が行われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p76


■ フレーム・タイプ 【ふれーむたいぷ】 

GTMのフレームの分類型のこと。これまでに発表されているフレームを列挙すると、ライオン・フレーム、ライオン・デトニクス・フレーム、パンサー・フレーム、チーター・フレーム、ティーガー・フレーム、ティティン・フレーム、スミロ・フレーム、プーマ・フレーム、レオパルト・フレームなどがある。大半はネコ科の動物が名前の由来になっているようだ。骨格形式とほぼ同義。骨格形式の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ フレーム・ランチャー 【ふれーむらんちゃー】 

ツァラトウストラ・アプターブリンガーの主武装となる火焔放射器。正式名称はインフェルノ・ナパーム。ツァラトウストラの両脚のエンジンから供給されるハーモイド・エネルギーをプラズマに変換し、さらに30000度を超える超高熱の火焔に変えてビーム状に放つ兵器である。火焔放射だけでなく、圧縮したプラズマを砲弾として撃ち込むことも、機関砲の如くプラズマビームを連射することも、電気変換して広範囲に雷を落とすことも可能。さらに、砲身の先端を刃に変えて長槍のように使用することも可能なマルチ・ウェポンである。また、フレーム・ランチャーの使用中は過剰プラズマが騎体周辺に排出されるため、エア・バリアで保護されていない物体は超高熱で灰になるという。まさに劇中で最凶のGTMに相応しい究極の兵器と云える。考案者はミラージュ騎士のリィ・エックス。もともとツイン・エンジンの放熱問題を解消するために、エンジン直結の放熱ホースを火炎砲に転用したことが開発起点となったようだ。後にエルディアイ・ツバンツヒの手に拠りアップデートを重ねて完成。星団侵攻において使用されることとなる。連載再開直後の設定では、ツイン・ハーモイド・エンジンが発する電解エネルギーを回転フラクタル・バレルで加速・放出して火焔を形成する兵器(=フラクタル放電砲)とされていた。旧設定においては、幽霊や精神体、異次元の生物、神や悪魔ですらも駆逐することが可能とされていたはずであるが・・・この辺の設定がどこまでイキとなるかは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ フレーム・ランチャー・システム 【ふれーむらんちゃーしすてむ】 

フレーム・ランチャー本体とそのその稼働に関わるハードウェアおよびソフトウェアの総称。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-089


■ フレキシブルアーム 【ふれきしぶるあーむ】 

リングパーツをバネ状に組み上げることで自在に動くようにしたアームのこと。フレーム・ランチャーに連結している2本のホースはフレキシブルアームを兼ねており、両手で保持しなくても宙に浮かせておくことが可能らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ブレザータイプ 【ぶれざーたいぷ】 

ブレザーの着用を基本とする着こなしや格好のこと。ブレザーは学校やスポーツチームの制服でみられるジャケットの一種で、胸につくエンブレムやシャンクボタン(脚付きボタン)の使用がその特徴とされる。テーラーで仕立てるジャケットとは異なり、汚れに強く、耐久性のあるウール素材で作られる場合が多い。イギリス海軍の士官候補生が着用していたことに端を発するダブル形式のリーファージャケット、主としてスポーツチームが身に付けるシングル形式のスポーツ・ジャケットがある。日本の高校などでよくみられるタイプは後者である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ ブレスレット 【ぶれすれっと】 

腕輪のこと。手首や腕に付ける装飾品で、繊維製、革製、樹脂製、金属製のものがあり、形状も様々である。天照が身に着けている通信端末のようなブレスレットは、ブリンガー・シリーズ全騎の強制外部操作端末になっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-030


■ プレチャンバー 【ぷれちゃんばー】 new!

マグナパレスが装備するラピデア・カノンに設けられている予備薬室。コンプレッション・チャンバーとも呼ばれる。発泡する際に使用するメインチャンバーの手前にある3つの空間であり、3連射する場合は予めこのプレチャンバーで3発分をチャージする仕組みになっている。発泡すると砲身が後退(ショートリコイル・ブローバック)し、砲身が前進する際にプレチャンバーから次弾のエネルギーがチャージされる。このようなチャージ方法を採ればチャンバー内の排熱が問題となるが、ラピデア・カノンは砲身側に熱伝導して強制冷却する方法でこれを解決している模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-022


■ プレデター 【ぷれでたー】 

General Atomics Aeronautical Systems Inc.(ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ社)が開発し、1995年より配備を開始した無人航空機RQ-1プレデターのこと。より正確には、無人航空機、誘導ステーション、無線通信サイトを含むシステムの総称である。プレデター(Predator)とは「捕食者」の意。偵察を主務とするシステムであるが、派生型ではミサイルによる対地攻撃も可能としている。また、MQ-9リーパー以降の発展型ではレーザー誘導爆弾や空対空ミサイルも搭載された。アメリカ、イギリス、イタリア、トルコなどで採用されており、ボスニア、アフガニスタン、パキスタン、イラク、イエメンなどで作戦に参加している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ フレンチ食堂 【ふれんちしょくどう】 

フランス料理が楽しめる大衆食堂のこと。ビストロの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-079


■ ブレンパワード 【ぶれんぱわーど】 new!

1998年にWOWOWで放送されたアニメーション。監督は富野由悠季。永野センセーはメカニックのデザイナーとして参加した。未来の地球において、海底から謎の遺跡オルファンが浮上。そのオルファンと共に宇宙に進出しようとする一派と、阻止しようとする一派の争いが始まり、オルファンもまた互いに対立する2種のロボット(アンチボディと呼ばれる)を生み出してしまう。FSSおいて登場した新型の関節機構「カウンター・ティシュー(反発性積層腱肉関節)」は、永野センセーが同作品に登場するアンチボディをデザインする際に考案・採用した関節機構が元となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ フロアマネージャー 【ふろあまねーじゃー】 

主に百貨店でみられる役職のひとつで、来訪者の要望を聞いて的確に案内・手配する役目を負うマネージャーのこと。受付や総合案内のように指定された場所で待つのではなく、そのフロア内を周回し、来訪者に積極的に声を掛けて対応することを基本とする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-099


■ ブロウ・システム 【ぶろうしすてむ】 new!

強制排熱システムを指すが、ブロウ(blow)は「吹く」という意味になるため、単純に空冷式という意味になる。そうなると水中や宇宙空間では使用できないことになるため、名称としては微妙な感じである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ ブロウ・ストッパー 【ぶろうすとっぱー】 

GTMの前腕部に装備する手甲型の防具。フライヤーと比較して非常に小型・軽量であるため、取り回しが容易である反面、カバーできる面積が小さく、使用には熟練を要する。まともに受け止めるのではなく、受け流すような使い方をすることで、相応の防御力を発揮するものと考えられる。これまでに発表されているデザインでは、ブリンガーB3およびB4の両腕に装備されているのが確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p72


■ ブロウ・バイ・ブロウ 【ぶろうばいぶろう】 

デトネーター・ブリンガーに搭載されている放熱器。型式名はネ-101熱噴射装置。名称から察するに、熱気を噴射する際の運動エネルギーを回収して熱源に吸熱用の圧縮空気を送り込むような機能をもつ冷却装置ということになるだろうか。いや、そうなると完全な空冷式となるため、水中や宇宙空間では使用できないことになるか。ちなみに、「blow by blow」は英語で「詳細な」という意味。また、ジェフ・ベックが1975年に発表したアルバムのタイトルも「Blow by Blow」である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ 不老不死 【ふろうふし】 new!

老いることなく死ぬこともないこと。古代から神話・伝承に謳われる超常物の象徴であり、現在の地球上ではいかなる存在も成し得ていない現象である。ジョーカー宇宙の一般的な認識では、唯一、天照が不老の存在として認識されている(不死は認識されていない)。ただし、影武者が代替わりしているとか、人工生命体が作られているとか、その事実を認識していない星団民もまた数多い。世界観を知る読者の視点では、天照だけでなく三次元世界から切り離されているセントリーや悪魔、神とされる存在は全て不老不死である。ファティマは不老不死ではないが、外観上の老化は発生せず、ほぼ神に等しい例外も存在する。Fネーム・ファティマも不死ではないが、死んだとしても瞬時に無から再構築されるため、実質的に不老不死の存在と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-014


■ フロー 【ふろー】 

おそらくオーバーフローのこと。オーバーフロー(overflow)とは「溢れ出る」の意。ハーモイド・エンジンに異常が起こり、規定の発生量を上回って過剰なエネルギーが発生すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-201


■ ブローカー 【ぶろーかー】 

買い手と売り手の間に立ち、売買の成立を支援する者のこと。仲立人とも呼ばれる。ジョーカー星団では人身売買に手を染めている闇ブローカーが存在しており、それらと海賊騎士団が手を組んでいる場合があるようだ。人買いファティマ・ブローカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-201


■ フローズンヨーグルト 【ふろーずんよーぐると】 

ヨーグルトから作る氷菓。アイスクリームより低脂肪のためダイエット中の方にオススメのスイーツである。劇中では星団暦2989年にコーラス王朝を訪れたラキシスが露店で購入している。ファミリー・サイズのパッケージに詰め込まれたのはストロベリーショートとミントチップ、それにチョコマーブルをトッピングし、さらに抹茶とラズベリーをオマケでつけてもらうという超豪華な内容であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ フローティング・パネル 【ふろーてぃんぐぱねる】 

ハーモイド・システムが生み出す反発出力を放射するパネル。セイラー底面に下側に向けて設置されており、これによりセイラーは地上から浮き上がった状態で自在に移動することが可能となっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-073


■ フローティング・プレート 【ふろーてぃんぐぷれーと】 

フローティング・パネルとほぼ同義。フローティング・パネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p22


■ フロートタウン 【ふろーとたうん】 

フロート・テンプルにある一般商業区。フロート・テンプルはA.K.D.屈指の観光地でもあり、天照の居城や官公庁の施設とは別に民間の出入りが可能な商業区が置かれている。特産品はGTMやバスター・ランチャーなどの超重工業製品とのこと。金持ちであればお土産にGTMを買って帰ることができるかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-072


■ フロート・テンプル 【ふろーとてんぷる】 

星団暦2955年に完成した天照家の本殿外宮。グリース王国国内にあったパトラクシェ島を地上約3000mの高さまで持ち上げた星団唯一の空中宮殿である。島の上部は海上にあった頃の山や湖を残しており、天照およびミラージュ騎士団の居城となるミラージュ・パレス、貴族院および上・下院議事堂などの公共施設、その他に居住区や観光施設などが美しく配置されている。一方、島の下部には連絡船を受け入れるドッグや天照の巨大な工房、ミラージュ騎士団の本拠地として運営される基地を内包しており、見た目の優雅さとは裏腹に空中要塞に近い機能を備える。連載再開に伴い、設定もデザインも大きく変わって登場した。島を取り囲む外縁の拡張と農業・工業プラントの増設が進められており、もともとの島の全長5.8kmに対し、星団暦3000年代初頭の時点で全長10.6kmまで拡げられたようだ。今後も登場する度にデザインが変わる可能性あり。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ フロート・テンプル・後部プラント・模擬戦ドーム 【ふろーとてんぷるこうぶぷらんともぎせんどーむ】 new!

フロート・テンプルの後部に増設されたプラント群のひとつ。地表にあった島を新たに浮き上がらせた円形の人工島であり、天然の地形を活かした軍事演習場となっている。GTMの模擬戦闘が行われるほか、一般兵の軍事演習場としても使用される。GTMの機密保持のため、衛星軌道上から監視されないようにホログラムやジャマーを用いた隠蔽システムも組み込まれていることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年6月号p61


■ フロート・テンプル・フレッシュマート 【ふろーとてんぷるふれっしゅまーと】 

浮遊城にあるスーパーマーケット。エルディアイ・ツバンツヒの入城に関する御達し(=勅命)は、このスーパーのチラシの裏に書かれたメモ書きで発せられた。ちなみに、天照の手元に届く新聞のひとつは「A.K.D. WEEK」という名前であることが判明している。この新聞に挟みこまれたチラシを再利用したのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-235


■ ブローバック 【ぶろーばっく】 

銃器の自動装填方式の一種。弾丸発射と同時に後方に飛び出す薬莢の力を受けて遊底がスライドし、前進する際に次弾をチャンバーに送り込む方式である。後方にスライドすることで発射ガスを後方に逃し、発射時の反動を軽減する機能ももつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ ブローバック・スライド 【ぶろーばっくすらいど】 

弾丸発射と同時に後方にスライドし、前進する際に次弾をチャンバーに送り込むパーツのこと。後方にスライドすることで発射ガスを後方に逃し、発射時の反動を軽減する機能ももつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-090


■ フローレス 【ふろーれす】 

ファティマの品性を表す「クリアランス」において最高位に位置する評価。ほとんど称号に近い評価であり、星団にごまんと存在するファティマの中でもこの評価を得ている者はわずか数名に限られる。そしてなぜか、この評価を得たファティマは一筋縄ではいかない強烈な騎士の元へ嫁ぐ傾向がある。現在までに明かされているフローレス・ファティマは、エスト、メガエラ、イエッタ、クラトーマ、オーハイネ、ベルダ、ドアランデアスティルーテ、アウクソー(カイエン死亡後)、チャンダナ(魔導大戦中)、コンコード(魔導大戦終盤)、町(後年)、バクスチュアル(後年)、チャンダナ(時期不明)、風の4ファティマと星団初の4ファティマである。またクローソーとタイフォーンはさらに特殊なフローレスを得ている。フローレス(flawless)とは「完璧」もしくは「傷ひとつない」という意味。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ フローレス・ガーネット 【ふろーれすがーねっと】 

ダグラス・カイエンの死後、ファティマ・アウクソーに与えられた特殊称号。ガーネットはザクロ石とも呼ばれる珪酸塩鉱物の結晶。赤色のものが1月の誕生石として用いられる。おそらく、彼女が着用していたファティマスーツの色からガーネットの呼び名が与えられたのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ フローレスのパワー 【ふろーれすのぱわー】 

フローレス・ファティマがもつその力量のこと。フローレスはファティマの品格に与えられる評価となるため、そのこと自体に特別な性能・機能が盛り込まれている訳ではない。あくまでも、フローレス・ファティマが自身の意地として発揮するプラスアルファの底力である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-078


■ フローレス・ファティマ 【ふろーれすふぁてぃま】 

ファティマの品格を表す「クリアランス」において最高位に位置する「フローレス」を得たファティマのこと。評価といってもほとんど称号に近い極めてレアなもので、星団史の中でもフローレス・ファティマとなった者はわずか数名に限られる。フローレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-011


■ プログラム破壊コード 【ぷろぐらむはかいこーど】 

カウンターコードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-023


■ プログレ 【ぷろぐれ】 

音楽ジャンルの一種。「進歩的なロック」あるいは「革新的なロック」と訳される。1960年代後半から70年代前半にイギリスで成立したロック。プログレッシブ・ロック(progressive rock)あるいはプログ・ロック(prog rock)とも呼ばれる。サイケデリックの流れを汲み、従来のロックにクラシック、ジャズ、フォークなどを融合させたジャンルとされる。芸術的・技巧的で、アルバム全体でひとつの概念を打ち出すコンセプト・アルバムのスタイルを取ることが多いのが特徴。Pink Floyd(ピンク・フロイド)、King Crimson(キング・クリムゾン)、Yes(イエス)、Genesis(ジェネシス)、Emerson, Lake & Palmer(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)はプログレの五大バンドとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年12月号p59


■ プロコルハルム 【ぷろこるはるむ】 

ウモス国家社会主義共和国の首都。ウモス建国以前は超帝國管理下の採掘都市であったという。資源の枯渇と共に放置され、長い年月を経てほとんど廃墟と化したが、フィルモア帝国の分裂時に国家を追われた上流階級の人々が流入。この都市を中心として他星からの資源の流通を管理・支配する「青い影」と呼ばれる結社を組織したことが、国家形成の基盤となった。この後、「青い影」はシステム・カリギュラの支援を受けながらフィルモアおよびロッゾ両国と渡り合い、通商条約の締結によって現在の国家体制を打ち立てたという。Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)、Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー)、Robin Trower(ロビン・トロワー)らが結成し、1967年にイギリスでメジャー・デビューしたR&BバンドProcol Harum(プロコル・ハルム)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-043


■ プロシュートと千切りキャベツをはさんだフランスパン 【ぷろしゅーととせんぎりきゃべつをはさんだふらんすぱん】 

ヘアード・グローバーの好きな食べ物(高校在学時)。プロシュートはイタリアで生産される生ハムのこと。フランスパンは、小麦粉、塩、水、イーストを用いて作られる硬いパン。太さ・長さ・重さによって細かく分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-110


■ ブロック1 【ぶろっく1】 

GTMマグナパレスの第1戦闘形態をブロック1と呼称する。第1戦闘形態の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ ブロック2(1) 【ぶろっく2】 

カイリーダウン型GTMにおける2番目のロットのこと。ブロック(block)とは「塊」とか「版木」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-073


■ ブロック2(2) 【ぶろっく2】 

GTMマグナパレスの第2戦闘形態をブロック2と呼称する。第2戦闘形態の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ プロテクト 【ぷろてくと】 

プロテクト(protect)とは「保護」の意。クロス・ジャマー(情報妨害戦)においては、自軍のネットワークあるいは自軍ファティマの演算処理を保護することを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ プロトタイプ 【ぷろとたいぷ】 

原形。試作品。制式採用以前のGTMなどが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年7月号p59


■ プロトタイプ・ホウライ 【ぷろとたいぷほうらい】 

メヨーヨ朝廷が生産・運用しているGTMホウライの試作騎。ホウライ[極初期型]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ プロトファティマ 【ぷろとふぁてぃま】 

プロトタイプ(prototype)すなわち原型に位置するファティマのこと。星団初の4ファティマを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-140


■ プロト・ブランデンG 【ぷろとぶらんでんG】 

バッハトマ騎士のケサギとカエシが駆るGTM。ブランデンG型(カーバーゲン)のプロトタイプである。制式型と頭部形状が異なる。また、ふたりとも派手なマーキングを施しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-207


■ プロトン城 【ぷろとんじょう】 new!

フィルモア帝国の帝都デュアンスに位置する王城。超巨大なシェルターの中にスッポリと収まったような特異的な外観をもつ。周囲に高層建造物が多数確認できるものの、国家中枢としての機能はシェルター内の地下施設に全て収められた構造になっている。また、旗艦ダランス以下、騎士団が使用する幹線のポートはシェルターの上部に、GTMの整備工場を含む重工業区域は城の最下層に位置している。外敵に対して速やかに戦闘態勢に移行できることを窺わせる、いかにも軍事大国らしい王城である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年4月号p55


■ プロパガンダ 【ぷろぱがんだ】 

特定の思想や行動へ誘導する意図をもった宣伝行為のこと。日本語で宣伝戦あるいは世論戦と訳される場合もある。とくに政治においてプロパガンダの果たす役割は大きく、自らの主張の正当性を広めることは、多くの支持者を生み出すことにつながる。一方、敵対勢力を貶める情報を振りまくことで、世論を味方につけることもできることから、プロパガンダにおいては公正性のない言動や虚偽の情報が平然と飛び交うことになる。真実を見極めることの重要性は、いつの時代も、どこの場所も変わらないということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-022


■ プロフ 【ぷろふ】 new!

中央アジア(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン等)で作られる家庭料理のひとつ。ピラフもしくは炊き込みご飯に近い料理で、通常は羊肉、ニンジン、タマネギ、ひよこ豆、スパイスを用いて作られる。鶏肉や牛肉を使用する場合もある。ユネスコにより、タジキスタンとウズベキスタンのプロフは無形文化財として登録されているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-150


■ プロミネンス 【ぷろみねんす】 

超帝國剣聖アマンダ・アルゴンに与えられていたコードネーム。アマンダ・アルゴンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-003


■ プロム 【ぷろむ】 

プロムナード(promenade)の略称。アメリカやカナダの高校で年度末に開催されるダンスパーティのこと。フォーマルな形式で開催され、男子学生はタキシード、女子学生はドレスを着込み、大抵は男性がエスコートする形でダンスと食事を楽しむ。基本的に飲酒は禁止。卒業パーティのようなものだが、日本の卒業式と違って参加は自由。FSSの並列外伝「プロムナード」で描かれたように、パーティの最後には投票でクィーンとキングが選ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-088


■ プロムナード(1) 【ぷろむなーど】 

女子高生ちゃあ・ティを主人公とするFSSの並列外伝。第2話以降はFSS本編に直接食い込んでおり、外伝という位置付けから外れつつある。プロムナード(promenade)とはアメリカやカナダの高校で年度末に開催されるダンスパーティのこと。もともとプロムナード(promenade)は仏語で「散歩」あるいは「散歩の場所」の意。プロムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-083


■ プロムナード(2) 【ぷろむなーど】 

ファティマ側のコクピット(ファティマ・シェル)と騎士側のコクピットをつないでいる連絡通路のこと。GTMの喉元から首を介して胸部までつなぐ通路である。ファティマ・シェルの底面と騎士コクピットの天井に小さなハッチが設置してあり、ここを開放することで互いに行き来することが可能になる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-019


■ 分解クリーニング 【ぶんかいくりーにんぐ】 

ファティマスーツを洗浄する際に用いられる手法のひとつ。スーツを構成している全てのパーツを分解し、洗浄した後に再び組み上げる手法を指す。キャッチ関節で連結されているアシリア・スーツはともかくとして、縫製によって縫い上げられたスーツは再び縫製が必要となるため、莫大な時間と費用が必要となってくる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-042


■ 文学 【ぶんがく】 

ミューリー・キンキー、メル・クール・リトラ、トモエらが好んだ科目(高校在学時)。芸術の一種で、言語で表現されたモノのこと。学校の授業では、文学作品読むと同時に、作品の背景や作家について学ぶ。FSSの劇中ではあまり注目されることのない分野である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ 文化人類学 【ぶんかじんるいがく】 

イーシ・ルーマー、ノルガン・ジークボゥ、レーダー8世らが好んだ科目(高校在学時)。人間を研究の対象とし、その文化的・社会的側面を比較・研究あるいは類型化する学問のこと。人類学の一分野に位置付けられる。人類の進化の過程を研究する生物人類学と異なり、文化人類学では人類が進化の過程で獲得した言語およびその創造物の歴史を辿り、現状の民族の文化・社会・生活の在り方を分析・研究する。端的な例を上げると、未開の土地に生活する人々の文化・社会構造・生活様式を明らかにしたり、古文書や古い建造物の分析から現在の文化・社会の形成の流れを整理したり、地球であれば神話や宗教を体系化したりする研究が含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-087


■ 文官 【ぶんかん】 

武官でない官吏の総称。つまり軍首脳以外の政治家のこと。魔導大戦の初期にナカカラに駐留したフィルモア騎士団と皇帝ダイ・グは、AP騎士団[ディスターブ隊]と交渉する際に、閣僚と文官を抜いて(武官と)騎士だけで話を進めようとした。本来であれば国政を蔑ろにする行為だが、フィルモアはハスハを分断させる目的があったためにこのような行動を採ったのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-034


■ 分散機 【ぶんさんき】 new!

ハーモイド・エンジンのエネルギー・コアが発する超高熱を分散する役割をもつ機械部品。解説を読む限り、おそらく熱伝導経路を指す。マルチレジスターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ 分子衝突ジェネレーター 【ぶんししょうとつじぇねれーたー】 

おそらく、分子を衝突させることで飛び出す電子を一定の方向に流し、それにより電気を生み出す発電機を分子衝突ジェネレーターと呼称しているのだろう。GTMに搭載されているポリスケール・ジェネレーターは分子衝突ジェネレーターに分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 分子破壊兵器 【ぶんしはかいへいき】 

物質の分子結合を崩壊させて完全に消滅させることが可能な兵器のこと。バスター砲を指す。バスター砲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 分子変換エネルギー 【ぶんしへんかんえねるぎー】 

分子を変換して得られるエネルギーのこと。変換エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 噴射エネルギー 【ふんしゃえねるぎー】 

流体を一定の方向に噴出させることで発生するエネルギー。流体に圧力を与え、その一部を解放することで流体が噴射し、エネルギーが発生する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ 噴射エネルギー制御セイル 【ふんしゃえねるぎーせいぎょせいる】 new!

船体後部にあって噴射エネルギーの方向を調整する制御板のこと。船体の舵の役割を担うベントセイルである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-050


■ ふんしゃのずる 【ふんしゃのずる】 

流体を噴射するノズルのこと。ノズルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-259


■ 文書発行No. 【ぶんしょはっこうNo.】 

発行した文書の識別に用いられる個別の番号のこと。世の中で発行される公的な文書には、大抵の場合、発行番号が付される。文書の内容に関する問い合わせがあった場合に、文書番号で照合を行うためである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-038


■ 分身 【ぶんしん】 

騎士の中でも上位ランクに位置する者のみが会得可能な体術のひとつ。緩急のある高速移動を行うことで自身の体をあたかも複数出現させたかのように錯覚させる技(実際に複数存在している状態に近いが)。強力な騎士であるほど分身の数を増やすことが可能で、劇中の最高記録はカイエンが叩き出した48分身(ミラー含む)。分身は古くから日本の忍者マンガにおいて多用されてきた技で、白土三平の「サスケ(1961)」や横山光輝の「伊賀の影丸(1961)」など、分身を得意とする忍者には枚挙に暇がない。海外ではホントに忍者が分身していたと信じるヒトも少なくないようだ。実際には追手を撒く際に複数の忍者が囮役を務めたことが誇張されたものと思われる。分身攻撃の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-142


■ 分身攻撃 【ぶんしんこうげき】 

剣技(というより体術)のひとつ。パラレル・アタックとも呼ばれる。緩急のある高速移動を行うことで自身の体をあたかも複数出現させたかのように錯覚させ、間合いと攻撃方向を惑わして攻撃する剣技である。ディレイ・アタック(残像攻撃)とは異なり、分身体の各々が異なる攻撃を発し、敵に対して複数の攻撃を浴びせることができる。しかし、あくまでも本体はひとつであることから、初動を見破られるとあまり意味のない攻撃になってしまうようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-055


■ ふんどし 【ふんどし】 

GTMの前部腰ブロックのこと。ふんどしとは古来日本で使用されてきた下着の一種。帯状の布を巻きつけて局部を覆うもので、第二次世界大戦以前は広く一般に用いられたようだ。前部腰ブロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ フンニャカ 【ふんにゃか】 

エルディアイ・ツバンツヒが「クニャジコーワ」の云い難さにケチをつけた際に発した言葉。語源を調べてみたがイマイチ不明。どうやら「フンワカ」が訛ったものらしい。グラビア・アイドル(現在は女優か)の釈由美子が「フンニャカ、フンニャカ」と口にしたことで、一部のファンに根付いた言葉である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-145


■ フンフト 【ふんふと】 

歴代の詩女のひとり。ナトリウム・フンフトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 分離統合フィルモア帝国時代 【ぶんりとうごうふぃるもあていこくじだい】 new!

フィルモア帝国時代の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ 分離浮遊空中砲塔 【ぶんりふゆうくうちゅうほうとう】 

ジョーカー星団各国の軍艦が主砲として装備している遠隔操作式砲塔のこと。戦闘時に艦艇から切り離され、リモート・コントロールで任意の位置から(当然離れ過ぎればレスポンスは悪くなるだろうが)砲撃を行う。これをマルチディメンジョン・アタックと呼ぶ。ジョーカー星団における戦艦の戦い方は、地球における潜水艦の戦い方に似ており、艦艇本体を敵軍に捕捉されないようにした上で敵艦に攻撃を加える戦法がとられるため、このような火砲が作り出されたらしい。ただし、ここで主砲と書いたのはあくまでも表向きの話であり、いずれの国家も主だった戦艦にはバスター砲を搭載しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


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