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■ ドアランスティルーテ 【どあらんすてぃるーて】 new!

ドアランデアスティルーテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-137


■ ドアランデ 【どあらんで】 new!

ファティマ・ドアランデアスティルーテの愛称。ドアランデアスティルーテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年8月号p64


■ ドアランデアスティルーテ 【どあらんであすてぃるーて】 new!

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した24体目のファティマ。シリアルはBF-24f。品格で「フローレス」の評価をもつ稀少なファティマのひとり。星団暦2770年に令令謝およびダグラス・カイエンと共に不定出現太陽系「超(バスター)」の調査に向かい、そのまま異次元の世界に囚われたことでその世界における「人類に相当するモノ」へと変質した模様。現在の彼女は三次元世界の住人から感知できない幽霊のような存在であるという。後にトワイス・カテリと共に星団に帰還し、ルーン騎士団に参加する予定(ただしトワイスは静のマスターになるという設定もある)。ファティマの命名について、バランシェは「お前にまかすとやたら長くて言いにくくなるだろう」とソープに云ったことがある。彼女の名前はソープが命名したのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ ドイツ 【どいつ】 

中央ヨーロッパ西部に位置する共和制国家。公式国名はドイツ連邦共和国。首都はベルリン。公用語はドイツ語。9世紀のフランク王国の分裂によって成立した東フランク王国がその起源。カール1世あるいはオットー1世の戴冠により神聖ローマ帝国が成立した後、プロイセン王国の台頭とナポレオンの侵攻を通して帝国が解体。諸国による連合体制を経てプロイセン王国7代君主ヴィルヘルム1世の戴冠によりドイツ帝国が成立。第一次世界大戦後に共和制に移行し、第二次世界大戦後にドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)に分断。ベルリンの壁が崩壊した後の1990年に再統一された。FSSの連載当初はまだ東西ドイツに分かれており、ベルリンの壁の崩壊はジョーカー星団でも新聞で大々的に報じられる事件となった(コミック4巻p56でレスターが読んでいる新聞)。なお、ラキシスが出現した1945年1月(ウィル星団暦7343年)は国家社会主義ドイツ労働者党の政権下にあり、いわゆるナチス・ドイツと云われていた時代に当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ ドイツ軍 【どいつぐん】 new!

第二次世界大戦中のドイツ軍として整理する。旧ドイツ軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-073


■ ドイツ戦車隊 【どいつせんしゃたい】 

第二次世界大戦中にドイツ軍が組織した重戦車大隊のこと。タイガーIおよびタイガーIIの大半はこれら独立重戦車大隊で集中的に運用された。国防軍陸軍の第501重戦車大隊から第510重戦車大隊まで、グロースドイッチュラント師団直轄の重戦車大隊、武装親衛隊のSS第101重戦車大隊から第103重戦車大隊までを指す。実際には戦況に応じて改組・改称が繰り返されたため、これら全てをまとめるのはかなり面倒。リブートに掲載された大隊については旧版の単語辞書にまとめる予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ドイル氏 【どいるし】 

シャーロック・ホームズ・シリーズの著者として有名なスコットランド出身の小説家Arthur Conan Doyle(アーサー・コナン・ドイル)のこと。1859年生まれ。1930年没。ボーア戦争の従軍経験から執筆した小冊子の発行とその功績により、1902年に下級勲爵士(Knight Bachelor)に叙せられたため、ナイトの称号たるサー(Sir.)を冠せられることも多い。作家となる以前は医師として診療所を運営しており、1887年よりシャーロック・ホームズ・シリーズを執筆。56の短編と4つの長編から成るシリーズにより、探偵シャーロック・ホームズは世界で最も有名な架空のキャラクターとなった。同シリーズのほかにも、「Adventures of Gerard(勇将ジェラールの冒険)」や「The Lost World(失われた世界)」といった冒険活劇を遺しており、歴史小説やノンフィクション小説も執筆していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ 統一カステポー連合 【とういつかすてぽーれんごう】 new!

魔導大戦の終結後にカステポー周辺の国家によって形成される連合体制。おそらく、メヨーヨ朝廷を中心として、コーネラ帝国、ガマッシャーン共和国、バッハトマ魔法帝国(解体後)が連合体制に加わるものと考えられる。初代大統領はツァ・ベール・ハロルド・マリダシオ1世(=クラーケンベール・メヨーヨ)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ 統一カステポー連合ツァ・ベール初代大統領 【とういつかすてぽーれんごうつぁべーるしょだいだいとうりょう】 

統一カステポー連合の初代大統領。ツァ・ベール・ハロルド・マリダシオ1世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-008


■ 投影式データサイトスコープ 【とうえいしきでーたさいとすこーぷ】 

倍率変更機能とデータ表示機能をもつ空間投影式の照準器(照準眼鏡)。騎士の眼の動きを察知して視線の先に常に表示されるターゲットマーカーを指す。GTMのコクピットに表示されるほか、騎士が所持する携帯端末(ファンクションデバイス)にもマーカーを表示する機能があるようだ。ターゲットマーカーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ 投影面積 【とうえいめんせき】 new!

物体を光で照らした際にできる影の面積を投影面積と呼ぶ。通常は、上面・側面・正面の各方向から光を当てた場合を測定する。投影面積が小さければ小さいほど低被探知性(ステルス性)が高まるため、戦闘機や戦闘車輌では投影面積を可能な限り小さくすることが基本となる。GTMハイファ・ブリンガーは投影面積を少なくするために背面のフライヤーは撤去されており、替わりに排熱エキゾーストが備え付けられているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 投影モニター 【とうえいもにたー】 

映像を投影するモニター。モニター(monitor)とはもともと「監視するモノ」を指し、監視者に対して情報を提示する機器を指す。ただ単に映像を映し出す機器はディスプレイ(display)と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-233


■ 東欧人 【とうおうじん】 new!

東欧に生活する人々。またその地域に生活している民族を指す。東欧とはヨーロッパの東部地域のこと。また、東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、ユーゴスラビア、アルバニア、ブルガリア、ルーマニアなどの旧社会主義陣営(または旧共産主義陣営)の総称である。現在は東欧・西欧以外に中欧を含む概念が台頭しており、地理的概念・政治的概念の双方で明確な国家分けはされていない状況にある。永野センセーが憧れる美少女の宝庫である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ 透過 【とうか】 

透き通ること。また、物体の内部を光や放射線が通り抜けること。劇中では、これを用いた画像解析処理も透過と呼ばれる。透過モードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-083


■ 同型騎 【どうがたき】 

同一の基本フレームをもつGTMを互いに同型騎と呼ぶ。例として、バキン・ラカン帝国のGTMアルタイ、ガマッシャーン共和国のGTMスコータイ、ロッゾ帝国のGTMシャムラは互いに同型騎の関係にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 透過モード 【とうかもーど】 

劇中で一般に使用される画像解析処理のひとつ。GTMの電磁波投射システムが捉えた信号を解析して、搭乗者が見ているモニターの一部に透視映像を映し出すこと。手前にある物体を透過して、その背後にある物体を映し出すもので、対象との距離に応じて透過する物体を任意に変更することができる。また、ダブル・アライメント・スーツにはこの透過機能が付与されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-020


■ 冬瓜 【とうがん】 

映画GTMの劇中でベリンら一行が口にしていた食べ物。ウリ科に属すツル植物。果実が食用に利用される。煮物、汁物、蒸し物、炒め物などにして食す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp39


■ 東宮 【とうきゅう】 

東宮シナルスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-129


■ 東宮シナルス 【とうきゅうしなるす】 

ラーン東宮。学術施設・機関が連なる区画であり、ミノグシアやカステポー全土から多くの学者・研究者が集う場所として知られる。学術都市としての名声は星団随一と云われ、星団史に名を残したガーランドの多くが東宮にある大学や学校の教壇に立ったという。また、ガーランドの集団で組織されたダリ・キアと呼ばれる研究機関が置かれており、その指導の下でスライダーや研究者が様々な研究を重ねているらしい。過去にバイター(魔導師)が集う西宮と争ったことがあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-070


■ 東宮西宮の乱 【とうきゅうせいきゅうのらん】 

聖宮ラーン東宮西宮の乱の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-060


■ 東京石川島造船所 【とうきょういしかわじまぞうせんじょ】 new!

かつて東京に存在していた造船所。1853年に江戸幕府が水戸藩に命じて江戸隅田川河口の石川島に作らせた造船所がその起源。89年に有限責任石川島造船所として設立し、93年に東京石川島造船所株式会社へと改名した。この後、1945年に石川島重工業株式会社へと商号変更を行い、60年に株式会社播磨造船所と合併し、石川島播磨重工業株式会社が誕生した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-054


■ 凍結睡眠 【とうけつすいみん】 

凍結保存とほぼ同義。凍結保存の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ 統血の血 【とうけつのち】 

純血の血の間違い。純血の血の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年9月号p72


■ 凍結保存 【とうけつほぞん】 

騎士やファティマに施される冷凍処理のこと。AD世紀の末期においては、騎士は戦時においてのみ覚醒・使用されるものであり、それ以外の状況では凍結・休眠させておく体制が採られていたようだ。事実、ナッカンドラ・スバースも天照家に保護された後にしばらく凍結されている。また、騎士やファティマが重傷を負った場合に急速冷凍を施して死亡を回避する処置が採られる。劇中では、ファティマ・ビルド、ヴィルマー、プーウラーの3名がこの方法で延命処理を施された。さらに、FSS第3部における天照の放浪期間中は、ミラージュ騎士たちが凍結保存された状態で旅に同行していたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ 統合皇帝 【とうごうこうてい】 

超帝國ユニオに所属する各国家・皇帝家を統合する最上位の皇帝のこと。超帝國の国家元首たる泰皇帝を指す。泰皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-010


■ 統合史 【とうごうし】 

ツィー・ミーンが好んだ科目(高校在学時)。おそらく統合紀(=AD世紀)の歴史について学ぶ学問であろう。炎の女皇帝の消失と超帝國の瓦解によって、この時代の記録はほとんど残っていないため、星団紀においてその歴史を紐解くには困難が付き纏うはず。そう考えると、この科目は詩女の影響の強いラーン教導学院でのみ受けられる、かなり特別な科目になるのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-112


■ 統合システム 【とうごうしすてむ】 

あらゆる要素が統合された系統・機構のこと。ユニオ3は統合システムと呼ばれる。ヒトではなく、機械ではなく、プログラムでもない。それらが高度な次元で統合された存在ということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-005


■ 統合戦闘演算システム 【とうごうせんとうえんざんしすてむ】 

複数のファティマの演算処理を統合してより高度な制御・操作を行い、GTMの運動性能を極限まで高めて効率的に戦闘を展開するシステムのこと。ストライパー・システムを指す。おそらく、並列演算システムとの混同を避けるために名称を変更したのだろう。統合とはふたつ以上のものを合併してひとつにまとめることを指す。ストライパー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-004


■ 統合フィルモア 【とうごうふぃるもあ】 

統合フィルモア帝国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 統合フィルモア帝国 【とうごうふぃるもあていこく】 

星団暦535年にカラミティ・ゴーダースのグレート・ショルティ大陸に君臨したフィルモア・イースト(ドナウ帝国)およびフィルモア・ウエスト(太陽王国)の2大勢力が統合。これにより新たに誕生した帝国が統合フィルモア帝国と呼ばれた。これが現在のフィルモア帝国である。統合フィルモア帝国の初代皇帝はドナウ帝国皇帝家出身のフィルモア1世(ドナウ・ガァ・トリハロン)。ただし、フィルモア帝国皇帝の代数はダス・ラント連合帝国の時代から引き継いでいるため、フィルモア1世はフィルモア帝国の初代皇帝にはならない。第238代皇帝ダイ・グ・フィルモア5世が統合フィルモア帝国の52人目の皇帝という設定があることから、フィルモア1世は第187代皇帝ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 統合フィルモア帝国母体王家 【とうごうふぃるもあていこくぼたいおうけ】 

統合フィルモア帝国の成立から安定まで、帝国および各王家の新生を見守る母体として機能した正王家のこと。ブラウ・フィルモア王家を指す。ブラウ・フィルモア王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ 動作コンバータ 【どうさこんばーた】 

一部のツインスイング関節に取り付けられている動作変換器。おそらく、関節に負荷が掛かる場合に、騎体の動作に支障が出ないよう自動的にその関節の出力や作業量を調整する役割をもつパーツを指しているのだろう。コンバーター(converter)とは変換器のこと。マグナパレスの両肩の上部には動作コンバーターが備え付けられており、バスター砲を構えた際に補助ダンパーの役割を果たすらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ 導師 【どうし】 new!

仏の教えを説く者。とくに人々を仏道に入らせる僧のこと。バフォメートやアスタローテは、ヴィーキュルの間で導師として扱われる存在であるという。ヴィーキュルの世界において宗教は存在しないため、彼らが導く先はヴィーキュルの進化に至る道程ということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-104


■ 投資家 【とうしか】 

株式や債券の売買、投資信託(ファンド)、外貨預金、あるいは商品の売買によって資金を運用し、利益を得る者のこと。株式や債券は発行者の信用度により、信託は投資先がつける付加価値により、外貨は為替ルートや金利により、商品は市場の需要により、それぞれ価値・価格が変動し、決済のタイミングによって利益を生み出すことができる。投資を行うためには元手が必要であるが、近年はわずかな元手から資産を増やす方法があらゆるメディアで報じられている。たぶん、投資家になるには方法が問われるのではなくセンスが問われるのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p65


■ 同時制御 【どうじせいぎょ】 

ファティマが複数のGTMを同時に制御すること。複数制御とほぼ同義。また、ミラージュ騎士団に所属するファティマが行う並列演算処理(=ストライパー・システム)も同時制御と呼ばれる場合がある。これはGTMの運動制御を行う並列演算処理を指しており、両者は微妙に意味合いが異なる。複数制御の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p82


■ 同時制御システム 【どうじせいぎょしすてむ】 

ファティマによる同時制御を可能とするシステムのこと。複数同時制御を行うアシリア・セパレート・パーツやそれに連動するシステム全体を指す。また、ミラージュ騎士団に所属するファティマが行う並列演算処理(=ストライパー・システム)も同時制御システムと呼ばれる場合がある。ストライパー・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ 同時存在 【どうじそんざい】 new!

同一の存在が同一の時空間に同時に存在すること。分身や複製体とは異なり、個々が完全に独立した個体でありながら、同一の存在として出現した状態となる。劇中の設定では全能神と懐園剣のみがこれを可能とする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ 同時並列演算 【どうじへいれつえんざん】 

複数のファティマが手分けして演算処理を行うこと。並列演算システムライド・ゲイズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-155


■ 同時並列制御 【どうじへいれつせいぎょ】 new!

ファティマ・バクスチュアルのみが可能とする、複数のGTMの遠隔同時制御のこと。彼女はアシリア・パーツを装着しない状態で最大5騎の同時制御が可能とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-035


■ 胴締め 【どうじめ】 

寝技の一種。本来は相手の胴に両脚を回し、足首を絡ませることで強く締め上げる技を指す。柔道では1916年以降に使用が禁止されている。アウクソーは背後から両腕で相手の胴体を締め上げることを胴締めと呼んでいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-037


■ 投射型視覚装置 【とうしゃがたしかくそうち】 

アクティブ視覚装置の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 投射システム 【とうしゃしすてむ】 

光線を平面などに当てて映像を映し出すシステムを便宜的に投射システムと呼ぶ。一部のGTMは装甲内に投射システムを埋め込んでおり、騎体の透明化を行うことが可能となっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 投射ビーム 【とうしゃびーむ】 

索敵リンクビームシステムから投射される各種電磁波(索敵ビーム)のこと。総合索敵リンクビームシステムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-018


■ 刀匠 【とうしょう】 

刀剣を打つ職人のこと。刀工とも呼ばれる。ガット・ブロウの刀身を打つ者も刀匠である。意外にも、GTMガーランドや騎士が刀匠として名を残しているようだが、ヘリオス鋼に触れる機会の多い彼らだからこそ、その仕上がりを見抜くことができるのかも知れない。著名な刀匠として、アビエン・ヒートサイ、泰千錫華、ルミラン・クロスビンなどの名が挙がっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 道成寺フレーム 【どうじょうじふれーむ】 

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。フィルモア帝国の新型騎ラミアスに採用されたフレームである。ドージョージ型ライオン・チョッパード・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-006


■ 刀削麺 【とうしょうめん】 

クリスティン・Vの好きな食べ物(高校在学時)。ダオシャオミエンとも読む。中国の山西省で作られる麺料理。小麦粉で作られた生地を刀のような形状の包丁で麺の形に削り取り、それをそのまま鍋の中の熱湯に落として茹で上げる。食べる際は別途作ったスープに入れるか、あんを絡めて食べる。麺の薄さの微妙な違いが異なる食感を生み出して美味しいらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-104


■ 橙色変化黒色ラミネート 【とうしょくへんかこくしょくらみねーと】 new!

DB1スカーレット・ホログラムの装甲色がこのように呼ばれる。バスター砲の展開時に装甲色はスペクトル変化を起こし、全身が橙色に染まるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ 同時ロックオン 【どうじろっくおん】 

2つ以上の対象を同時にロックオンすること。GTMは無限ロックオンを可能とする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 刀身 【とうしん】 

刀剣の部位のうち、刃が付く部分のこと。また、鍔から先の部分のこと。鞘に納まる部分のこと。一般的なガット・ブロウには刃が無く、鍔が無く、鞘も無いので、刀身の部分を表現しようとすると妙に苦労する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 刀身温度 【とうしんおんど】 

ガット・ブロウの刀身に設定される温度。通常の戦闘では、電磁エネルギーから熱エネルギーに変換され、超高熱の状態に設定される。ヘリオス装甲の破壊を前提として作られているため、この刀身温度を低い状態(200℃前後)で維持することは困難を極めるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-078


■ トウストッパー 【とうすとっぱー】 

アレスティングボードに付属する拘束装置。その名のとおり、GTMの爪先をはめ込むストッパーである。アレスティングボードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-160


■ 統制システム 【とうせいしすてむ】 

超帝國ユニオを統治・統制していたシステムを統制システムと呼ぶ。AD世紀は科学の暴走と情報社会の飽和によって人類が絶望に沈んでいた時代であり、この状態を打開し、良き方向へ導く存在として人工的に超人類が生み出されたらしい。その母体が統制システムと呼ばれたユニオ1とユニオ2であり、この2つを基盤として生み出された超人類がユニオ3ことヘリオス・ナイン・・・後の炎の女皇帝である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-059


■ 統制者 【とうせいしゃ】 new!

モナーク紀において原初モナーク人が生み出したとされる統制システム。その目的は、宇宙の摂理全てを再現する世界創世式の完成であったと云う。この統制者の名前が「ザ・モナーク」である。ザ・モナークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 同族共鳴 【どうぞくきょうめい】 

バランス・バランシェ系列のファティマがもつ同調機能について、ナラリタ・ダス・アダマスは同族共鳴と評した。共鳴とは、振動体が固有振動数に等しい外部振動を受けることで、振幅が増大する現象のこと。一方の音叉を鳴らした際に他方の音叉が鳴る現象がその代表例。なお、ハウリングは音声機器の間で音のループが発生する現象のため、共鳴とは異なる。同調機能の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p61


■ ドウター・イニシャル・コントローラー 【どうたーいにしゃるこんとろーらー】 

特定の対象の記憶と能力を記録し、その実体が失われた場合に完全再生する外部補助装置。炎の女皇帝が詩女の記憶継承システムと共に生み出したもうひとつのシステムとされる。劇中にはドウター・チップとして登場している。本来は炎の女皇帝が自身のために作り上げたシステムで、彼女もまたこのシステムによって幾度と無く死と再生を繰り返しているという。ドウター・チップの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-059


■ ドウター・チップ 【どうたーちっぷ】 

ファロスディー・カナーン超帝國の炎の女皇帝が作り上げた光子生殖基。受精卵の状態のデータを読み込ませることで、その後の発生、生誕、成長に伴って、リアルタイムで知識、経験、体験、感情などの情報を記録していく機能をもつ。また、その人物が死亡した場合は、全く同じ記憶と能力を持ったクローンを出現させる。要するに不死者を生み出す術具である。女皇帝ナインが剣聖スバースと共に天照太祖帝(天照・レディオス・フォーカスライト)に渡し、後に84代皇帝(もしくは83代皇帝)によってファルク・ログナー・バビロンに使用された。永野センセーの解説では「天照家の地下にある巨大なシステム」とされており、劇中に登場した極小のチップから別の形態に変化しているようだ。最新設定に拠ると、女皇帝は(自身とログナーのほかに)超帝國剣聖と同じ数だけこのチップを製造したらしい。マドラ・モイライを始めとして特定の騎士に超帝國剣聖の意識が宿っているのも、このドウター・チップの効果のひとつであるようだ。ファルク・ログナー・バビロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-059


■ 動体部 【どうたいぶ】 

おそらく胴体部の間違いだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-002


■ 統治システム 【とうちしすてむ】 

社会統制システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-004


■ 同調機能 【どうちょうきのう】 

電気回路が発する信号の共振等によって他の回路が追従することを同調と呼ぶ(英訳ではtune)。また、複数の事象が何らかの原因によって同時に起こることも同調と呼ぶ(英訳ではsynchronization)。バランス・バランシェ系列のファティマが星間宙域を超えてリレーする様を見たビュラードは、この系列に特有の同調機能があると考えたようだ。また、ナラリタ・ダス・アダマスはこれを「共鳴」に例えた。それは光速よりもハイパースキップ(=亜空間通信)よりも速い意識の共有であり、彼女たちがもつ統一意識の現れでもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p58


■ 同調システム 【どうちょうしすてむ】 new!

同調つまり調子を合わせるシステムのこと。天照が開発したツイン・エンジン騎は2基のエンジンを搭載しているため、エンジン出力のバランスをとって2本の竜骨に伝達する同調システムが搭載された。これはアライメント・キャパシターと呼ばれる。アライメント・キャパシターの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ 同調神経 【どうちょうしんけい】 

超帝國剣聖が体内にもつGTM制御用の中枢神経系。脊髄をアンテナとして脳内の信号をGTMとリンクし、自身の肉体の如くGTMを操るらしい。ファティマの制御に比べると若干レスポンスが悪くなるようだが、超帝國剣聖であれば一般的な騎士が駆るGTMを軽く凌駕してしまうのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-129


■ 同調テスト 【どうちょうてすと】 

ファティマが騎士とGTMの間に入り、運用に最適な調整を行う作業を同調テストと呼称しているものと思われる。おそらく、同調テストで得たパラメータをデフォルトに設定して出荷し、各騎士に渡されてから各々がパートナーと微調整を行うものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p62


■ 頭頂部脱出ポート 【とうちょうぶだっしゅつぽーと】 

全てのGTMに備え付けられているファティマ用の脱出ポート。頭頂部にあり、緊急時に頭部パネルを吹き飛ばしてファティマ・シェルを騎体外に排出する機能をもつ。ちなみに、騎士コクピットの脱出機構では騎士が生身の状態で放り出されることになる。ファティマが生きてさえいれば騎士の生存性が飛躍的に高まるため、ファティマの方がより安全に脱出できる設計になっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-090


■ 統治領 【とうちりょう】 

国家がその本来の領地とは別に支配権を得て運営している領地のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ 饕餮 【とうてつ】 

四凶のひとつ。四凶とは、古代中国の尭帝の時代に西方の果てに存在したとされる4匹の凶悪な怪物(もしくはその種族)を指す。伝記によってそれぞれ由来や姿が異なるようだが、中国が統一される以前の時代に各民族が信仰していた神や精霊などが、体系的に整理されていく過程で怪物として定着してしまったらしい。饕餮(とうてつ)は羊の体(もしくは牛の体)にヒトの頭をもつ怪物で、欲深く、暴食を繰り返し、他者から略奪することを好んだとされる。また9匹の龍の子供「龍生九子」の5番目という設定もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-066


■ トゥト 【とぅと】 new!

トォトの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ 東南アジア 【とうなんあじあ】 new!

アジア大州のうち南シナ海周辺に位置している国々を指す地域区分。具体的には、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、東ティモールの11か国を指す。2024年現在、東ティモールを除く10国は東南アジア諸国連合(ASEAN:Association of South‐East Asian Nations)を形成している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-097


■ 豆腐 【とうふ】 

ファティマ・ヒュートランが嫌いなモノ。おそらく、「苦手なモノ」とか「怖がるモノ」と云い換えた方がいいだろうか。赤子の頃にファティマ・令令謝が豆腐をぶつけたことがトラウマになっているのだろう。島豆腐の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-053


■ 頭部カバー 【とうぶかばー】 

頭部パネルと同義。頭部パネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-090


■ 頭部キャパシタ 【とうぶきゃぱした】 

アシリア・インジェクター・パーツの一種。ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタとも呼ばれる。ファティマの頭部にあるヘッド・コンデンサに装着するもので、GTMやその他の兵器群との通信を補助する機能をもつ。ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ 頭部衝撃吸収パッド 【とうぶしょうげききゅうしゅうぱっど】 

頭部に加わる衝撃を緩和する保護パッド。騎士コクピットやファティマ・シェルのヘッドレストにこのパッドが備え付けられている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ 東部戦線 【とうぶせんせん】 

魔導大戦において、中部ミノグシア連合(ナカカラ・クルル王国およびナオス国)が国内東部に敷いた防衛線のこと。また、その防衛線付近で発生した戦闘のこと。ナカカラ・クルル王国に駐屯していたディスターブ隊とシーゾス王国から移ってきたマルコンナ隊は北部および南部に展開したため、東部は同国に派遣されたフィルモア帝国主力軍が受け持つこととなった。交戦勢力はメヨーヨ朝廷および枢軸騎士連合である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年3月号p63


■ 頭部チューン・ホーン 【とうぶちゅーんほーん】 

チューン・ホーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ 東部ハスハ 【とうぶはすは】 

おそらくハスハント共和国の東部地域のこと。東部には廃都アマダ・ジーがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-218


■ 頭部パネル 【とうぶぱねる】 

GTMの頭部を構成している装甲板のこと。緊急時に吹き飛んでファティマ・シェルを排出する機構を内蔵する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-090


■ 頭部ファティマ・シェル 【とうぶふぁてぃましぇる】 

GTMの頭部に収まっているファティマ用のコクピットのこと。ファティマ・シェルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 東方10ヶ国 【とうほう10かこく】 

東方10ヶ国連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-062


■ 東方10ヶ国連合 【とうほう10かこくれんごう】 new!

デルタ・ベルンの東方、エイダス大陸の東端に位置する天照王朝を構成する国家群のこと。天照家本来の統治国であるグリース王国以下、アトワイト公国、バビロン王国、クロス王国、ルーマー王国、シウト公国、スカタ・グリース統治領、パストーク、パスポート、ムスルチカ王国の10国が該当する。星団暦の初頭から天照王朝系列の女王が各国に配置されていたこともあり、国家間の争いがないまま星団暦2324年に天照の帝により統一され、後のデルタ・ベルン全星統一の基盤となった。現在もバビロン王国を除く各国家は天照家から派生した女系王家が当主を務める(公国傘下の各領地はその限りではない)。小国家の集合体でありながらも、星団暦4100年までA.K.D.の中枢として機能し続けた列強王国である。エイダス大陸東方10ヶ国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ 東方10国 【とうほう10こく】 

東方10ヶ国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-087


■ 東方3ヶ国連合 【とうほう3かこくれんごう】 

AD世紀の末期に存在していたエイダス大陸東方3ヶ国による連合体制のこと。当時はまだ王政国家ではなかったグリース自治区、エックス共和国、バビロン国に拠る3国の連合制議会が政体の中心であり、この議会の名称が「アマテラス」であったという。グリース自治区の自治官の娘であったアゲハ・フォーカスライト(幼名レディオス)は、超帝國剣聖ナッカンドラ・スバースの助けを得て周辺諸国の侵略を退け、この躍進によってルーマー国とクロス国が連合に加わり5ヶ国連合が成立したとされる。3ヶ国連合の初代議長はアゲハの母親であったことから、おそらくアゲハは2代目の議長であったと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ 東方3国初代議長 【とうほう3ごくしょだいぎちょう】 

AD世紀の末期に存在していたエイダス大陸東方3ヶ国連合を預かっていた初代議長のこと。初代天照の命(ミコト)の肩書きとして記載されているものの、永野センセーの解説を読む限り、初代議長は彼女の母親に当たる人物(=グリース自治区の自治官)である。当時はまだ王政国家ではなかったグリース自治区、エックス共和国、バビロン国に拠る3国の連合制議会が政体の中心であり、この議会の名称が「アマテラス」であったという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ 東方5ヶ国連合 【とうほう5かこくれんごう】 

AD世紀の末期に存在していたエイダス大陸東方5ヶ国による連合体制のこと。グリース自治区、エックス共和国、バビロン国に拠る3ヶ国連合を母体とし、新たにルーマー国とクロス国が連合に加わり5ヶ国連合が成立した。5ヶ国連合の初代議長はグリース自治区の代表アゲハ・フォーカスライトであったが、合議制による政体では外圧に耐えられないとの判断があり、さらにアゲハとナッカンドラ・スバースのもつ高いカリスマ性と圧倒的な力に支持が集まったことで、アゲハを皇帝とする「アマテラス議会の連合帝国」が成立。同時に、議会名「アマテラス」と支配地「グリース」の名を得て天照・メル・グリース・アインスへと改名し、グリース王国と天照王家・王朝が開かれることとなった。DE7の解説では東方5ヶ国連合の記述が省略されており、天照王家・王朝は10ヶ国連合の成立時に興されたことになっている。また、議会名に付けられた「アマテラス」の名は、もともと東エイダス地方にあった古代遺跡の名称であったという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年3月号p59


■ 道明寺 【どうみょうじ】 

桜餅の一種。関西地方で考案され、西日本を中心に広まった桜餅を関西風桜餅または道明寺と呼ぶ。もち米を乾燥して粗挽きした粉(道明寺粉)を用いた生地を使用する。これに対し、小麦粉を用いた生地を使用する桜餅は関東風桜餅または長命寺と呼ぶ。こちらは上新粉、白玉粉、餅粉を加えている場合もある。前述のとおり、道明寺は主に西日本で食されるが、おそらく北前船の影響で新潟県、青森県、山形県、北海道でも広まっている。劇中でセイレイとマロリーが食べているのは道明寺の方。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p60


■ 冬眠システム 【とうみんしすてむ】 

騎士やファティマの生命維持を目的として凍結保存を行うシステムのこと。「冬眠」という表現は厳密ではないが、イメージとしては伝わりやすい。凍結保存の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ 透明アンテナホーン 【とうめいあんてなほーん】 

グリット・ブリンガーの頭部にある角状の透明アンテナのこと。全周波数索敵アンテナを指す。全周波数索敵アンテナの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 透明化システム 【とうめいかしすてむ】 

一部のGTMに搭載されている騎体の透明化機構のこと。ゲートシオン・MK2に搭載されているシステムでは、装甲内にシート状にセットされた投射システムによって騎体全体に光学迷彩を施す仕組みになっている。おそらく、これとは別の方式の透明化システムを採用しているGTMも存在しているのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 透明機能 【とうめいきのう】 

完全コンシール機能と同義。完全コンシール機能の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 同盟軍 【どうめいぐん】 

同盟を結んだ国家が双方から派遣した混成軍のこと。また、同盟を結んだ国家から見た場合の同盟国の軍隊のこと。星団暦3030年に勃発した魔導大戦において、バッハトマ魔法帝国と同盟を結んでミノグシア国内に攻め入った国家は、ジャスタカーク公国、ドレンノ連邦、ウルッシ王国、ダラーン騎士団領、三ツ星傭兵騎士団などであった。これらの国家が派遣した軍および騎士団はバッハトマ同盟軍(もしくは枢軸軍)と呼ばれる。また、バッハトマに協力していた訳ではないが、単純に戦闘がしたくて参戦したメヨーヨ朝廷も同盟軍に加えることができるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-058


■ 透明黒色装甲 【とうめいこくしょくそうこう】 

黒色の透明装甲。GTMダッカスはほぼ全身をこの装甲で覆っている。ブラック・スモーク・ガラスのように見える装甲で、光の透過・反射具合によってはブラック・グリーンに輝くという。それ故に、ダッカスの目撃情報の中には濃緑色の騎体色であったという証言もみられるようだ。黒色透明装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p76


■ 透明装甲 【とうめいそうこう】 

一部のGTMが身に纏っている完全透明のヘリオス結晶装甲。今現在の地球における物質に例えるなら、価値と強度の面で天然ダイヤモンドに近い物質に相当するらしい。つまり、GTMの世界において最も硬く、価格も尋常ではない物質ということ。ヘリオス・クオーツとも呼ばれる。現在の設定では、ほぼ全てのGTMに透明装甲および半透明装甲が採用されており、両者は成形時の色の設定で分けられる(=完全透明であってもとくに珍しい訳ではない)ことになっている。ヘリオス・クオーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 透明ヘリオス 【とうめいへりおす】 

透明装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年7月号p55


■ ドウラー3060年改装型 【どうらー3060ねんかいそうがた】 

ヘル・ドウラーの改装型。Z.A.P.の運用を考慮して3060年に改装を施された高速巡洋艦であり、船体外装がほとんど新規デザインとなっている。なお、ヘル・ドウラーはホエール型高速巡洋艦(型式U-XXX)の1番艦。戦艦コードはU-4。ミラージュ騎士団の所属艦である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-137


■ 倒立エンジン 【とうりつえんじん】 new!

上下逆転の状態で搭載・稼働するエンジンのこと。天照はツイン・エンジンの膨大な熱量を効率的に系外に排出する方策として、出力方向を下方に向けるレイアウトを考案し、倒立エンジンとして設計した。この流れで開発されたエンジンが試作型の閃1013エンジンと完成型の閃1014エンジンである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ 倒立マウント仮搭載エンジン 【とうりつまうんとかりとうさいえんじん】 new!

倒立した状態でマウント(搭載)することを前提に仮組・搭載された閃エンジン。閃1013エンジンを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 倒立マウント・ツイン・エンジン 【とうりつまうんとついんえんじん】 

倒立した状態でマウント(搭載)するツイン・エンジン。天照の帝が開発した閃1014エンジンとその派生型が該当する。閃1014の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 頭領 【とうりょう】 new!

集団を率いるリーダーのこと。統率者。ステートバルロ・カイダはカラッカ・アンザ首長国に本拠地を置く暗殺者集団「アイス・ハンド」の頭領である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年7月号p55


■ 動力系数 【どうりょくけいすう】 

おそらく動力係数の間違い。ツインスイングがハーモイド・エネルギーを消費して動作することで得られる力(=騎体が発揮する仕事量)は一定ではなく、調整によって変動するらしい。このとき、エンジン出力に比して発揮される仕事量を算出する係数を動力係数と呼んでいるのだろう。おそらく、係数が高ければ高いほど、騎体の発揮する仕事量は大きくなるものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-016


■ 動力システム 【どうりょくしすてむ】 

動力とは機械の稼動に必要なエネルギーのこと。その動力を生み出すシステムを動力システムと呼ぶ。ジョーカー星団において最もポピュラーな動力システムがハーモイド・システムである。ハーモイド・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-082


■ 動力性能 【どうりょくせいのう】 

エンジンの性能のこと。最大出力だけでなく、自動車で云うところのアクセルの挙動に対するレスポンス、燃料の消費率などを含む総合的な性能を指す。GTMの性能の優劣をエンジン出力のみで考えるヒトも多いが、エンジン出力と機体そのものが発揮できる力は正比例する訳ではない。要注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-021


■ 動力性能 【どうりょくせいのう】 new!

エンジンの性能のこと。最大出力だけでなく、自動車で云うところのアクセルの挙動に対するレスポンス、燃料の消費率などを含む総合的な性能を指す。GTMの性能の優劣をエンジン出力で判断することは間違いではないが、エンジン出力と騎体そのものが発揮できる力は正比例する訳ではない。要注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年6月号p59


■ 動力プラント 【どうりょくぷらんと】 

動力を生み出す施設のこと。通常は発電施設を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ トゥルス 【とぅるす】 

第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)第1惑星。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-114


■ 蟷螂十文字斬 【とうろうじゅうもんじぎり】 

カルバリー・ブレードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-029


■ ドージョージ 【どーじょーじ】 

フィルモア帝国がユーレイの後継騎として配備することになるGTM。ラミアス量産型とも呼ばれることから、試験騎ラミアスの実戦データを元に改修を施した制式騎であることが窺える。現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ドージョージ1型 【どーじょーじ1がた】 

星団暦3000年代の初頭にバルミドラン・シャープスが設計・開発したGTMラミアスの型式名。プーマ・フレームを採用しているドージョージ系列の1型に当たる。現在はボツ設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ドージョージ型 【どーじょーじがた】 

フィルモア帝国がホルダ型GTMの発展型として開発した新型モデル。ライオン・フレームの堅牢性と汎用性はそのままに、チーター・フレーム並みに圧縮したフレームをもつGTMとして作られた。このフレームは後にプーマ・フレームとして結実し、GTMラミアスの完成をもって新たにドージョージ型という型式が作られた。よって、ドージョージ1型がGTMラミアスとなる。その後、フィルモア帝国の主力GTMをラミアスに置き換えることが決定し、混乱を避けるためにホルダ39型に変更された模様。今後登場するホルダ型の40番台も正確にはドージョージ型の騎体となる。名前の元ネタは道成寺から。道成寺は和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺院である。能、歌舞伎、浄瑠璃の演目のひとつ「安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)」で有名。思いを寄せた僧の安珍に裏切られた清姫が激怒のあまり蛇に変化し、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を鐘ごと焼き殺すという伝承である。1976年には人形アニメーション「道成寺」として公開されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ドージョージ型GTM 【どーじょーじがたGTM】 

ドージョージ型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年11月号p76


■ ドージョージ型フレーム 【どーじょーじがたふれーむ】 

ドージョージ型の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-056


■ ドージョージ型ライオン・チョッパード・フレーム 【どーじょーじがたらいおんちょっぱーどふれーむ】 

ラミアス・シリーズが採用しているフレーム構造。ライオン・フレームを母体としてチョッパー(chopper)した=改造したフレームで、ライオン・フレームの堅牢性と汎用性はそのままに、チーター・フレーム並みに圧縮したモデルとされる。星団ガーランド協会における認定ではプーマ・フレームと呼ばれるようだ。ドージョージ型はフィルモア帝国がホルダ型GTMの発展型として生み出した新たな型式名である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年11月号p76


■ トーターエルフ 【とーたーえるふ】 

超帝國5代目総帝フィアの娘。皇女。詳細は不明。星団に帰還した炎の女皇帝の粛清から逃れるため、オリジナル体は自らの姿と記憶をヒトの形に残した後に消滅。このコピー体が現在のエルディアイ・ツバンツヒである。エルフ(Elf)はドイツ語で「11」の意。トーターの部分が「Tochter」であれば「娘」の意。「Toter」であれば「死人」という意味になる。おそらく「11番目の娘」という意味になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-247


■ ドーチュー隊 【どーちゅーたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[ドーチュー隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-024


■ トーティー・ジキジディ 【とーてぃーじきじでぃ】 new!

歴代の詩女のひとり。在位期間は2600年代〜2700年代。「静寂の詩女」と呼ばれた女性である。劇中には詩女フンフトがクリスに預言を与えるシーンで登場した。炎の女皇帝から歴代の詩女に継承されてきた言霊・・・ジョーカー星団に生息する全ての生物の生体コードに「モナーク・セイクレッドののぞみ」という言葉が記されていることを、AFガーランドのアルセニック・バランスに伝えたとされる。この言霊を託されたアルセニックは、ダブル・イプシロン型ヒューマノイド「光のタイ・フォン」を作り上げ、モナーク・セイクレッドの探索に当たらせることとなった。また、2770年にカイエンを召喚し、不定出現惑星「超(バスター)」の調査を依頼したのも彼女である。数年後に帰還したカイエンは老化と精神分裂により危険な状態に陥っていたため、(旧設定では2780年に)一時的に凍結処理を施され、2810年に復活した時点で全ての記憶を失くしていたという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ トォト 【とぉと】 

スティール・クープが製作したファティマ。シリアルはSC-11。フィルモア騎士アラン・リー・ファウトウのパートナーを務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-029


■ トートマー 【とーとまー】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した24体目のファティマ。シリアルはMC-37。マグダル・エイリアスをマスターとするらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ トーナ 【とーな】 new!

ヘアリオ・ノーベリウムが製作したファティマ。シリアルはN-131。マスターはブヴァー・ゲクダージン。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ ドーナッツプラントのヴァローナチョコ 【どーなっつぷらんとのヴぁろなーちょこ】 

ノルガン・ショーカムの好きな食べ物(高校在学時)。ドーナッツプラントで販売しているドーナッツの一種。トリプルヴァローナチョコレートと呼ばれる商品だろうか。ヴァローナ社のチョコレートとココアパウダーを使用したガトーショコラケーキドーナッツとのこと。ヴァローナ(Valrhona)はAlberic Guironnet(アルベリック・ギロネ)が1922年に創業したフランスのチョコメーカー。チョコ菓子と製菓用のチョコレートを販売しており、世界中のパティシエが愛用するメーカーである。ちなみに、ショーカムの恋人と思われる人物はバニラビーンズが好物だったようだ。ドーナッツプラントのバニラビーンズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-113


■ ドーナッツプラントのバニラビーンズ 【どーなっつぷらんとのばにらびーんず】 

ブラウ・フィルモア王の好きな食べ物(高校在学時)。ドーナッツプラントで販売しているドーナッツの一種。ドーナッツにグレーズをコーティングしてタヒチ産ライアテア島種のバニラビーンズを載せた商品である。Doughnut Plant(ドーナッツプラント)はMark Israel(マーク・イズラエル)が1994年にニューヨーク市のマンハッタンに創業したドーナッツのファーストフードチェーン店。ベーカリーの店主であったマークの祖父が残したレシピを参考に作られたという、卵、食品添加物、化学保存料、化学着色料、トランス脂肪酸を用いない健康志向のドーナッツが特徴。日本では株式会社Doughnut Plant Tokyoが販売を担当。東京都内にいくつかの店舗がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ トーピード 【とーぴーど】 

トーピード(torpedo)とは「魚雷」の意。主に宇宙軍が使用する対艦兵器であるが、GTMが装備する場合もある。ロボット魚雷の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ トーピード宇宙魚雷 【とーぴーどうちゅうぎょらい】 

トーピードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年3月号p17


■ ドーマ・ウモス連合 【どーまうもすれんごう】 

ドーマ連合とウモス社会主義共和国連邦による連合体制。戦場で意図的に難民を生み出し、人身売買組織を介してドーマに労働力を提供する見返りに、ウモスはヘリオス鋼を安く調達するルートを確保できる利点がある。つまり、双方にとって経済的に潤うことを目的とした連合体制である。もちろん、そのような連合体制は国際的に批判を受けることになるため、対外的にはおそらく海賊から資源を守るための軍事提携ということになっているのだろう。惑星カーマントー・ドーマ連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-163


■ ドーマの海賊 【どーまのかいぞく】 

ドーマ連合を揶揄する呼び名。ドーマ連合はウモスやロッゾの後ろ盾を受けた企業体であるが、その実体は戦乱に乗じて難民を拉致し、鉱山都市に押し込めて労働力として使役する犯罪組織である。また、ジョーカー星団では戦艦をウンターラムブート(潜行艦)と呼ぶように、古くから宇宙を海に見立てる文化があるため、公宙上で犯罪行為を繰り返す彼らは海賊と呼ばれるのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-106


■ ドーマ連合 【どーまれんごう】 

惑星カーマントー・ドーマ連合の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-131


■ ドーリー 【どーりー】 

GTMを輸送するための特殊車輌のこと。これとは別にGTMセイラーと呼ばれる浮遊選も設定されている。おそらく同一のモノを指しているのだろう。GTMセイラーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ ドール・ロボーター 【どーるろぼーたー】 

クバルカン法国において主力騎ザ・ルッセンフリードを駆る資格をもつ騎士をドール・ロボーターと呼ぶ。法王騎士団および薔薇騎士団に所属する騎士がこれに当たる。ザ・カーディナルス(The Cardinals)という別称があることから、おそらくメンバー全員が枢機卿の称号を持っているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年2月号p9


■ トーン 【とーん】 

おそらくトーン・コントロールの略語だろう。アンプの音質調整のこと。通常はトレブル(高音域)とバスもしくはベース(低音域)の調節ツマミを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■  【とき】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した14体目のファティマ。シリアルはBF-14。アスペクトは日本系。完成は2830年。静、町、京と共に製作された。マスターはジャスタカーク公国の筆頭騎士アイオ・レーン。バランシェに死期が迫りつつあった星団暦2990年代の末期、介護のためにバストーニュに里帰りしていた彼女は、ミース・シルバー(後のミース・バランシェ)がガーランドを目指すきっかけとなったある事件を目撃。その際にバランシェの最終遺作マキシマムの存在も知ることとなった。バランシェ・ファティマの日本人タイプ四姉妹の名前は、中村雀右衛門が出演した舞台の役名の中から見つけることができる。昭和35年の「鎌倉三代記」に登場した「時姫」、または42年の「敵討天下茶屋聚」に登場した「お時」、49年の「極附幡随長兵衛」に登場した「お時」あたりが元ネタになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ ドキュメンターレス・オブ・ジョーカー 【どきゅめんたーれすおぶじょーかー】 

詩女ベリン・ラーンを指す呼び名のひとつ。歴代の詩女が「ドキュメンターレス・オブ・ボォス」と呼ばれるのに対し、ただひとり「予言」の能力を得ていたベリン・ラーンは「ドキュメンターレス・オブ・ジョーカー」と呼ばれたようだ。意訳すれば「ジョーカー星団の記憶をもつ女性」となるだろうか。Documenteressの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■ ドキュメンターレス・オブ・ボォス 【どきゅめんたーれすおぶぼぉす】 

ドキュメンターレス(Documenteress)は「詩女」の英訳表記。意訳すれば「ボォスの記憶をもつ女性」となるだろうか。歴代の詩女は「ドキュメンターレス・オブ・ボォス」と呼ばれる。ただひとり「予言」の能力を得ていたベリン・ラーンは「ドキュメンターレス・オブ・ジョーカー」と呼ばれるようだ。Documenteressの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-072


■  【とく】 

心が清澄で、特別の努力を行わずとも、行動の全てが他者の模範となるに足りていること。劇中に「徳が高い」もしくは「徳のある」と評される人物は度々登場している訳だが、実際のところ模範になっているか否かには疑問が残る。桜牧師の観点では・・・うーん、スペクターが一番「徳が高い」ような気がする。あの生き方はまさに模範だと思う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-043


■ 徳川家康 【とくがわいえやす】 

戦国時代から安土桃山時代・江戸時代に掛けて活躍した武将のひとり。織田信長および豊臣秀吉と共に三英傑に数えられる。三河国の地方豪族であった松平氏の生まれ。今川氏・織田氏の対立により長らく今川義元の下で人質として過ごすが、桶狭間の戦いにおいて義元が討たれた後に織田信長と清洲同盟を結成。本能寺の変において信長が没した後に豊臣秀吉の臣下となるが、秀吉の没後に関ヶ原の戦いにて毛利・石田といった反対勢力を破り、1603年に後陽成天皇から征夷大将軍に任命されて江戸幕府を開いた。家康による治世はその後も子孫に引き継がれ、徳川将軍家による長期安定政権は260年余りにも及んだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p25


■ 徳島製粉のラーメン 【とくしませいふんのらーめん】 

ブラウマ・イクの好きな食べ物(高校在学時)。徳島県徳島市に本社を置く1940年創業の製粉・食品加工品業者である徳島製粉株式会社が販売しているラーメンのこと。ちなみに、ダグラス・カイエンも同社が販売している「金ちゃんラーメン」が好物らしい。商品名は同社が販売している小麦粉「鳴門金鶴(なるときんつる)」を使用した麺であることに由来。前身の「ナルトナミキンツルラーメン」(最初期はキンツルラーメン)が昭和40年に商品開発され、42年のTVコマーシャル開始に合わせて現在の名前に変えたらしい。西日本を主な市場としているため、東日本では知名度が若干低い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ 特殊GTM 【とくしゅGTM】 

特定の条件あるいは目的に特化した機能を有するGTMのこと。場合によっては汎用性を捨てた調整が施される。GTMの開発・運用は基本的に汎用性が重視されるため、特殊GTMを好んで作るような人物は天照しかいない。これまでに明かされている設定から、C型とG型は偵察・索敵、H型は潜入・攪乱、F2型は狙撃、J型は大量破壊、B型とD型は制圧・蹂躙に特化していることが窺える。G型は単独行動を想定して汎用性が高いとの設定もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 特殊空間 【とくしゅくうかん】 new!

ヴィーキュルが実体化する際に形成する隔離空間。コミック16巻でラキシスら一行が呼び込まれた空間である。劇中のショウメの解説に拠ると、先行して三次元空間にスレイヴおよびソルジャーを送り込み、彼らを「触媒」として特殊空間を形成するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-104


■ 特殊称号 【とくしゅしょうごう】 

何らかの権威を持たせる目的で特例として与えられる称号のこと。国内限定の称号もあれば、国家間あるいは国際的に認められる称号もある。アイシャ・コーダンテがもつ「従帝」という肩書きは、天照王朝内における特殊称号らしい。また、マドラ・モイライがもつ「薔薇の剣聖」、ママゾア・ユーゾッタがもつ「女侯爵」なども特殊称号とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p63


■ 特殊スキル 【とくしゅすきる】 new!

一般的な学校教育では習得できない特殊技能のこと。あるいは、騎士教育では習得できない特殊技能のこと。劇中において、忍者や暗殺者が使用する技や術は特殊スキルに該当する。もちろん、騎士に限らず他者が容易にマネできない専門性の高い技能は全て特殊スキルである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年7月号p55


■ 特殊戦闘兵器 【とくしゅせんとうへいき】 

特殊戦闘に特化している兵器のこと。GTMは汎用性に優れる兵器であるが、ツァラトウストラ・アプターブリンガーは集団戦闘、殺戮、殲滅のみに特化した特殊戦闘兵器とされる。ガット・ブロウを用いた格闘戦も可能であるが、フレーム・ランチャーを用いた戦闘ではまともに渡り合える敵が存在しないほどの戦力差となるため、このような分類となってしまうのも致し方ない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ 特殊装備 【とくしゅそうび】 

通常のGTMには搭載されない特殊な機能をもつ装備のこと。AP騎士団[スクリティ隊]が使用するバーガ・ハリ・SQは、その任務の特殊性からバーガ・ハリの感覚器を完全に無効化する装備を搭載している。この装備は、アルル傘下の部隊が遊撃隊として動くことになったために取り外したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-158


■ 特殊チャージ 【とくしゅちゃーじ】 

劇中に登場する一般的な火器(ビーム兵器)には見られない特殊なチャージのこと。とくにビー・ベロックを使用する際のチャージのこと。ビー・ベロックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-019


■ 特殊ナンバー 【とくしゅなんばー】 new!

その系統に特有のルールに沿って付与されているナンバーから外れ、異なるルールに沿って付与されたナンバーのこと。この場合のナンバーとはシリアル・ナンバーを指す。モルフォ・ザ・スルタンは他のミラージュGTMとは異なる特殊ナンバーをもつGTMである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 特殊フレーム 【とくしゅふれーむ】 

特殊性の強いツインスイング・フレームのこと。変形機構をもつティーガー・フレーム、汎用性を犠牲にした小型・高出力特化のチーター・フレーム、ツイン・ハーモイド・エンジンの搭載を前提としているティティン・フレームなどが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ ドクター 【どくたー】 

博士または博士号のこと。あるいは医者のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-017


■ ドクター・ダイアモンド 【どくたーだいあもんど】 

ダイアモンド・ニュートラルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-003


■ 特売品 【とくばいひん】 

特別に安く販売される商品のこと。旬の食材として大量に入荷されたものや、賞味期限の都合から売り切る必要があるものなどが特売品となる。高給取りのミラージュ騎士であれば、食材の特売品をわざわざ買い漁る必要はないはずであるが、ラキシスの護衛に付いたツバンツヒは地元スーパーの特売品チェックに奔走していた。おそらく、ツラック隊での炊事・洗濯を通して節約を心掛ける主婦の根性が身についたものと思われる。やっぱり花嫁修業だったのね。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-033


■ 特別騎 【とくべつき】 

基本となるGTMに大幅なアレンジを加え、再設計・再調整を施すことで高性能を引き出した騎体を、その基本となったGTMの特別騎と呼ぶ。いわゆるスペシャル・チューンのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ 特務騎士団 【とくむきしだん】 

特殊任務の遂行を目的として結成された騎士団のこと。その役割は各々異なるが、偵察、諜報、奇襲、妨害、破壊工作、捜査、暗殺などを担う場合が多い。通常の部隊には配備されない兵器を使用する目的特化型の部隊を特務部隊と呼ぶ場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-003


■ 特務曹長 【とくむそうちょう】 

軍隊の階級のひとつ。兵からの叩き上げで昇進を重ねた場合に最上位となる階級。准尉とも呼ばれる。ソープの助手としてツラック隊のGTMの整備に参加したファナ(=ラキシス)は、その戦功から3ヶ月後に特務曹長に特進したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-065


■ どくろの海賊マーク 【どくろのかいぞくまーく】 

海賊旗にみられる髑髏と2本の骨(skull and crossbones)のマークのこと。英語圏ではこの旗をJolly Roger(ジョリー・ロジャー)と呼ぶ。ジョリー・ロジャーの語源は判っておらず、1724年に出版された「海賊史」・・・原題「A General History of the Robberies and Murders of the most notorious Pyrates(悪名高き海賊たちの強奪と殺人の歴史)」において、Bartholomew Roberts(バーソロミュー・ロバーツ)とFrancis Spriggs(フランシス・スプリッグス)という海賊が、それぞれ1721年と23年に海賊旗を「ジョリー・ロジャー」と名付けたと解説している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ どこかの女子高生 【どこかのじょしこうせい】 

ブラウ・フィルモア王の在りし日の姿。ブラウ・フィルモア王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-057


■ 常世 【とこよ】 

永久に変わらない神域のこと。現世(うつしよ)の対義語であり、隠世(かくりょ)とも呼ばれる。通常は死者の国を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-145


■ 都市国家 【としこっか】 

国家と同等の機能を有するに至った都市のこと。もしくは、国家として認められた巨大都市のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-055


■ 都市殲滅兵器 【としせんめつへいき】 

その名のとおり、都市殲滅を目的とする兵器のこと。通常は広範囲を同時に攻撃できる対地兵器を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-179


■ トシヤ君 【としやくん】 

永野センセーがこの人物からベースギターをもらったらしい。大阪府で結成し1999年にメジャーデビューを果たしたDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)のベーシストToshiyaのことだろうか。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p27


■ ドスキン生地 【どすきんきじ】 

牝鹿の皮を模して織られた光沢のある最高級の毛織物のこと。五枚繻子織(サテン)を織り上げた後に縮絨(しゅくじゅう)を行い、起毛後、その毛を一方に伏せ、短く剪毛して作られる。これをドスキン仕上げと呼ぶ。黒無地に染めるのが一般的で、背広、コート、スーツ、制服などに使われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-015


■ 土地権利書 【とちけんりしょ】 new!

その所持者が有する不動産を証明する書類(=不動産の登記名義人であることを証明する書類)。土地権利書という名称は通称で、正しくは「登記済証」または「登記識別情報」と呼ばれる。登記済証は登記申請書の写しに登記済の押印がされた書類のこと。登記識別情報は登記申請が受理された後に発行される書類である。土地の売却や相続の際に必要となる書類であるが、保管の義務は無く、紛失したとしても土地の所有権を失う訳ではない。ただし、再発行ができない書類のため、紛失後に所有権を証明するためには法務局で特別な手続きが必要となる。ラキシスの軍門に下ったユーゴ・マウザーは、所有する全ての土地権利書を服従の証として献上したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p62


■ トッカ 【とっか】 

オランダ出身のデザイナーMarie-Anne Oudejans(マリー・アン・オーディアンズ)が1994年にニューヨークで立ち上げたファッション・ブランド。婦人服のほか、子供服、バッグ、小物類なども販売。97年にコスメショップのTocca Beauty(トッカ・ビューティ)がスタートし、香水、洗剤、キャンドルなどの商品展開が行われている。星団暦2629年、ソープ・ダッシュがボカージュでディグを壊して困窮していたのは、爆発で飛んできたトッカのシルクサマードレスを掴もうとしてディグから飛び出してしまったため。乗り手を失って哀れ暴走してしまったディグは、道端の消火栓にぶち当たって故障してしまったとのこと。ついでながら、ラキシスがもつサマードレスもトッカの商品である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年9月号p63


■ 特許 【とっきょ】 new!

パテントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p62


■ ドッキングベイ 【どっきんぐべい】 

宇宙船の係留施設、他の艦艇との連結装置・施設、小型艇を収容する隔室などの総称。ドッキング(docking)とは宇宙空間で2つ以上の宇宙船が結合すること。ベイ(bay)は「湾」や「入江」のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ ドッグ・タグ 【どっぐたぐ】 

騎士・将兵を問わず、全ての軍属が身に付ける認識票。ドッグ・タグ(dog tag)とはもともと犬の首に下げる鑑札のこと。将兵の個人識別に認識票を用いるようになった当時、飼い犬に狂犬病予防法に基づく登録票を付けることが義務化されていたため、それに準えて認識票もドッグ・タグと呼ばれるようになったらしい。氏名、生年月日、性別、血液型、国籍(もしくは所属)、認識コードなどを刻印している金属の札が用いられるが、ジョーカー星団で使用されている認識票には給与支払い状況のほか、あらゆる個人情報が盛り込まれており、体温や鼓動を監視する生体モニターも付属しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ 突撃GTM 【とつげきGTM】 

GTM同士の集団戦(騎士団戦)において、突撃隊の先陣に立つ重装型のGTMのこと。重装GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-167


■ 突撃陣 【とつげきじん】 

音速突撃の陣の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p52


■ 突撃戦闘 【とつげきせんとう】 

GTMの運用における戦術・戦法のひとつ。敵軍の陣地や戦列などに突入し、敵機を撃破することで陣地・戦列を乱して殲滅もしくは制圧する戦法を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-081


■ 突撃装甲形態 【とつげきそうこうけいたい】 

フィルモア帝国の皇帝旗艦ダランスがもつ突撃形態。自動変形装甲の恩恵により、船体全体が収縮すると同時に突起部分が艦内に引き込まれて卵形の船体となる。また、船体の色もアイスグリーンから暗黒色へと変化する。要するに、映画GTMに登場したシワルベの戦闘形態である。なお、通常の優雅な形態は長距離移動・観艦形態と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p64


■ 突撃砲 【とつげきほう】 

歩兵の随伴支援用に作られた自走砲のこと。旧ドイツ軍による分類であり、同様の目的で作られた他国の車輌は自走砲に分類される。敵陣地に砲撃を加える目的で作られたが、火力の増強に伴い対戦車戦闘においても活躍した。旧ドイツの3号突撃砲や4号突撃砲が突撃砲に分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-230


■ トップ4 【とっぷ4】 

あるグループやカテゴリーにおいて最上位に位置する4つの存在のこと。騎士団においてトップ4と云えば最強の4名ということになる。ミラージュ騎士団のトップ4は、ログナー、アイシャ、斑鳩、マドラの4名とのこと。もっとも、これは魔導大戦時におけるトップ4であり、時代が変われば代替わりも発生してくるだろう。ログナーは不動のトップだとしても、ディモス、カイエン、マキシ、ベルベットと歴代剣聖がいる時代には、いずれもトップ4の一員であったことが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-002


■ トップインナー 【とっぷいんなー】 

上着の内側に着る衣服や下着のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ トップエース 【とっぷえーす】 

撃破数の最上位者のこと。要するに、ある時点において最も多くの敵を撃破した人物のこと。魔導大戦の開戦から星団暦3031年までの期間におけるトップエースはクリスティン・V。撃破数は12騎である。ちなみに、星団暦における撃破数の最高値は、剣聖マキシが叩き出した531騎(うちB4デストニアスを使用しての記録は43騎)とされている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-040


■ トップギア 【とっぷぎあ】 

永野センセーが欠かさず見ているTV番組。イギリスBBCが1977年より放映している自動車番組「Top Gear(トップ・ギア)」のこと。数週間に渡るシリーズ放送を数ヶ月の間を置きながら公開する体制をとっており、2015年現在で22シリーズを数える。88年から番組に加入したJeremy Charles Robert Clarkson(ジェレミー・チャールズ・ロバート・クラークソン)の毒舌と、無茶苦茶な性能試験・実験が番組の売りとなっており、安全試験と称して新車を高所から落としたり、海中に沈めたり、稀に戦車と鬼ごっこをするなど、ほとんどやりたい放題の映像が楽しめる。車輌のレビューに関してはメーカーに対する遠慮と云うものが一切無く、高級ブランドのフラグシップ・モデルであっても、宣伝文句を満たしていない箇所や特徴のない保守的なデザインは徹底的にコキおろされる。一方で、優れた点に関しては手放しで褒め称えることが多く、歯に衣着せぬ批評と一貫した姿勢が人気の要因のひとつとなっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p23


■ トップ・セイル 【とっぷせいる】 

帆船のセイル(帆)のうち、最も高い位置に掲げられるセイルのこと。ジョーカー星団の艦艇についても同様で、最も高い位置にあるベントセイルがトップ・セイルと呼ばれる。ジョーカー星団の艦艇のセイルは、マストの基部から先端までひとつのセイルで構成されているため、トップ・セイル(最も高い位置にあるセイル)がそのままメイン・セイル(最も大きなセイル)である場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ トップ・フィギュア 【とっぷふぃぎゅあ】 

GTMの頭部を覆っている装飾性の高い装甲のこと。各騎体の視認性を高めるため、それぞれが特徴的な外観を有している。ディー・カイゼリンのトップ・フィギュアは巨大な王冠を模しているようだ。現在は設定が変更されており、主に放熱の用途で巨大な頭部を有することになっている。ヘッド・フィギュアの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p25


■ トップ・マスト 【とっぷますと】 

艦艇に備え付けられているベントセイルのマストのうち、最も大きいマストをトップ・マスト(top mast)もしくはメイン・マスト(main mast)と呼ぶ。一般的な帆船では、船首から船尾に向かって、2番目に高いフォア・マスト(fore mast)、最も高いメイン・マスト(main mast)、3番目に高いミズン・マスト(mizzen mast)が立っており、稀に最後部にジガー・マスト(jigger mast)が立てられる。ジョーカー星団の艦艇もおおよそ同様の構成である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-100


■ ドナウGTM 【どなうGTM】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が所有していたGTMのこと。カイゼリン、メロウラ、ガイストのほか、主力GTMや重装GTMなど、各種GTMが含まれる。筆頭騎士が使用していた少数生産騎の多くは、改修を繰り返しつつ星団暦3000年代においても使用されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-077


■ ドナウ・エンペラー・ガーランド 【どなうえんぺらーがーらんど】 

ドナウ帝国に所属するGTM製造組織。GTMカイゼリンの設計・製造を担当した。ドナウ帝国がガーランドに依頼・召喚した職人による集団ということになるだろうか。現在はボツ設定。ガーランドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ ドナウ王家 【どなうおうけ】 

ダス・ラント連合帝国の東西分裂に際し、東側諸国をまとめ上げてドナウ帝国(フィルモア・イースト)を築いた王家。帝国最後の皇帝となったブラウ皇帝はアルカナス帝家の出身であり、この帝家がドナウ王家の直系であったのか、分家筋であったのかは不明である。ただし、ブラウ皇帝のフルネームはドナウ・ガァ・ブラウ、実父アルカナス皇帝のフルネームはドナウ・ガァ・アルカナス・ブラウ、実弟のフルネームはドナウ・ガァ・トリハロンであるため、アルカナス帝家にドナウの名前が継承されていることは判明している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-141


■ ドナウ王族 【どなうおうぞく】 

星団暦の初頭にドナウ帝国を治めていた王族のこと。後にフィルモア1世として即位したドナウ・ガァ・トリハロンは、ドナウ王族の中でも最上位の血筋となる皇帝直系の第3皇子であった。ドナウ・ガァ・トリハロンという名前から察するに、当時のドナウ王族の筆頭王家がドナウ王家という予想がつくが、帝国最後の皇帝(トリハロンの実兄)はアルカナス帝家の皇子という設定である。ドナウ王家アルカナス帝家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-075


■ ドナウ・ガァ・アルカナス・ブラウ 【どなうがぁあるかなすぶらう】 

星団暦400年頃にドナウ帝国を治めていた国家元首。トリハロンの実父に当たる人物である。アルカナス大皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ ドナウ・ガァ・ダス・ラント 【どなうがぁだすらんと】 new!

レーダー9世の本名。フィルモア帝国の三大王家、すなわち、ブラウ・フィルモア王家、ボルガ・レーダー王家、バルバロッサ王家の全ての血筋(=三色の血)を引き継ぐ継承者であると同時に、皇位継承第1位にして、円卓の騎士会議で満場一致の賛同を得られた場合に名乗ることが可能な旧帝国皇帝名とされる。東西分裂後のフィルモア・イースト=ドナウ帝国を治めていた王家がドナウ王家であるが、この名称から察するに分裂以前のダス・ラント帝国を治めていたのも同じくドナウ王家であったと考えるべきだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-184


■ ドナウ・ガァ・トリハロン 【どなうがぁとりはろん】 

星団暦400年頃におけるドナウ帝国の第3皇子(こうし)。帝国内で皇帝を凌ぐほどの人気と信頼を集めた人物であり、皇帝騎ディー・カイゼリンを駆った騎士でもある。星団暦451年、新たに誕生した詩女ベリンを狙ったテロ計画の情報を得て彼女の都行に同行。テロリストによる暴虐を阻止し、後に「花の詩女」と謳われることになる彼女と「流れる血を減らす」という約束を交わす。母国に帰還したトリハロンは次期皇帝の座を兄に譲り、長らく対立していた隣国との和平を成し遂げ、統合フィルモア帝国の初代皇帝として即位することとなった。詩女暗殺計画の背景と実情、詩女ベリンとの間に交わされた会話については、映画GTMにおいて描かれたとおり。トリハロンとベリンの衝突・和解が無ければ、その後の2人の活躍は無かったかも知れない。その意味で、互いの価値観と使命感に多大な影響を及ぼした最高のパートナーと云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p21


■ ドナウ・ガァ・ニーゼル 【どなうがぁにーぜる】 

ドナウ帝国最後の皇帝もしくはプリンシパル・レーダー王女を娶ったブラウ・フィルモア王家の王子。前者はドナウ・ガァ・ブラウ、後者はゾンダー・フィルモアという名前が先に明かされており、設定に混乱が見られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ ドナウ・ガァ・ブラウ 【どなうがぁぶらう】 

ドナウ帝国最後の皇帝。アルカナス大皇帝の息子であり、統合フィルモア帝国の初代皇帝となったフィルモア1世(ドナウ・ガァ・トリハロン)の実兄に当たる人物である。血筋を残さなかったフィルモア1世とは異なり、ブラウ皇帝はフィルモア帝国成立以降もその古き血筋を残したようだ。これがフィルモア帝国で最も高貴な血筋とされるブラウ・フィルモア王家である。つまり、ブラウ・フィルモア王家の始祖となった人物である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ ドナウ・ガァ・レーダー9世 【どなうがぁれーだー9せい】 new!

レーダー9世の正式名。本来はドナウ・ガァ・ダス・ラントが正式名となるが、円卓の騎士のひとりにして彼の実母がブラウ・フィルモア女王という点を考慮し、三大王家のバランスを取る意味でレーダーの名を名乗ることにしたとされる。「9世」はレーダー王家系列から選ばれた9人目の皇帝という意味。ただこれに関しては、永野センセーが意図して情報を伏せているような気がしなくもない。レーダー9世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ ドナウ騎士 【どなうきし】 

ドナウ帝国に所属する騎士のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ ドナウ騎士団(1) 【どなうきしだん】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が組織していた騎士団。その規模については不明であるが、皇子トリハロンの部隊だけで4カンプグルッペ、48騎のGTMを配備していたことから、かなり巨大な集団であることが予想される。主力GTMはレイシィ・ライン。当代最高と謳われたGTMガーランドのブラウニー・ライドを招いたほか、ドナウ傘下の各国から著名な騎士を迎えてハイランダー(皇帝騎士)として起用するなど、その軍事力は極めて磐石なものであったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p25


■ ドナウ騎士団(2) 【どなうきしだん】 

フィルモア帝国のブラウ・フィルモア王家が組織している王家護衛騎士団。双頭竜騎士団とも呼ばれる。双頭竜騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-235


■ ドナウ皇帝 【どなうこうてい】 

ドナウ帝国を支配していた皇帝。星団暦400年代における皇帝はアルカナス大皇帝。アルカナス大皇帝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-096


■ ドナウ皇帝家 【どなうこうていけ】 

ドナウ王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年12月号p59


■ ドナウ皇帝の氷の女王 【どなうこうていのこおりのじょうおう】 

ディー・カイゼリンを指す呼び名のひとつ。ドナウ帝国最強のGTMであり、且つ、氷の結晶を思わせるその外観から謳われた呼び名である。カイゼリンそのものではなく、軍事大国として知られるドナウ帝国に対する畏怖の念も多分に含む呼び名と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ ドナウ皇帝紋 【どなうこうていもん】 

ドナウ帝国の皇帝が身に付ける紋章。双頭竜に四方矢尻が重なる紋章で、ダス・ラント皇帝紋とは矢尻の形状が異なる。映画GTMの劇中では、皇位継承上位者に当たるトリハロンの衣服や装備品、皇帝騎カイゼリンの装甲、皇帝旗艦シワルベの装甲、皇帝代理騎士の制服などでその紋章を確認することができる。この皇帝紋は統合フィルモア帝国に引き継がれ、現在はブラウ・フィルモア王家の当主だけが身に付ける紋章になっているようだ。ファティマ・町が所有するカイゼリン・スーツにもこの紋章が付けられているようだが・・・その理由は不明である。
別名・異名・正式名など: ドナウ帝国皇帝紋章
初掲載: WG-075


■ ドナウ帝国 【どなうていこく】 

AD世紀の末期から星団暦の初頭に掛けて、カラミティ・ゴーダースにおいて勢力を誇っていた超軍事大国。大帝国ダス・ラントから分離したドナウ王家がまとめあげた東の大国で、フィルモア・イーストとも呼ばれる。30以上の小国を強大な軍事力によって束ねていた帝政国家であり、人口増加による資源不足を穴埋めするために惑星カーマインを始めとする辺境の惑星に対して植民活動を展開していたらしい。惑星連合の中でも極めて重要な位置を占めていた大国であるが、内政では帝位継承に係わる争いが絶えない不安定な状態にあったようだ。惑星カーマインに誕生する詩女の影響力に注視していたらしく、星団暦451年の詩女暗殺計画では次期皇帝と目されていた第3皇子トリハロンを派遣。後に対立関係にあった隣国の太陽王国と講和が結ばれ、535年の両国合併をもって現在のフィルモア帝国が誕生した。星団暦450年前後における国家元首はアルカナス大皇帝。太陽王国との講和を成し遂げたトリハロンは後のフィルモア1世となった。映画GTMの劇中で見られたとおり、ドナウ帝国の軍属は白と黒のストライプ服を着用する。フィルモア帝国の軍属がストライプ服を着用するのはこの時代の名残である。名前の元ネタは、おそらくヨーロッパを流れるドナウ川であろう。ドイツから発して東欧諸国を経て黒海に注ぐ全長2850kmの国際河川である。
別名・異名・正式名など: フィルモア・イースト
初掲載: DE4-013


■ ドナウ帝国GTM 【どなうていこくGTM】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が使用していたGTMのこと。とくに、星団暦の初頭に活躍した主力GTMライルンレー・ライン(初期設定ではレイシィ・ライン)が該当する。ライルンレー・ラインの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ドナウ帝国旗艦 【どなうていこくきかん】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が運用していた皇帝旗艦。シワルベを指す。シワルベ(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ ドナウ帝国騎士団 【どなうていこくきしだん】 

ドナウ騎士団(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-036


■ ドナウ帝国軍 【どなうていこくぐん】 

ドナウ帝国が組織していた軍隊のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-090


■ ドナウ帝国元老院 【どなうていこくげんろういん】 

ドナウ帝国の元老院。元老院の役割は国家によって異なるが、ドナウ帝国の元老院はフィルモア帝国の元老院と同じく皇帝選抜に関わる組織であったらしい。ドナウ帝国次期皇帝選抜の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ ドナウ帝国皇帝騎 【どなうていこくこうていき】 

ドナウ帝国のアルカナス大皇帝(ドナウ・ガァ・アルカナス・ブラウ)が所有していた専用騎。星団暦451年に皇子ドナウ・ガァ・トリハロンに貸与されたGTMディー・カイゼリンを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-026


■ ドナウ帝国皇帝旗艦 【どなうていこくこうていきかん】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が運用していた皇帝旗艦。シワルベを指す。シワルベ(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-096


■ ドナウ帝国皇帝紋章 【どなうていこくこうていもんしょう】 

ドナウ皇帝紋の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-077


■ ドナウ帝国士官学校 【どなうていこくしかんがっこう】 

ドナウ帝国の士官学校。士官学校とは士官の養成を行う学業機関のこと。通常は卒業した時点で少尉に任官される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-091


■ ドナウ帝国次期皇帝選抜 【どなうていこくじきこうていせんばつ】 

ドナウ帝国における次期皇帝の選抜のこと。ただし、帝位の継承を選抜制としたのは統合フィルモア帝国の成立以降である。それ以前は直系の血縁から皇帝が選ばれていたはずなので、皇帝選抜と云っても直系の兄弟のうち誰を選ぶかという議論だけで終わっていたのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ ドナウ帝国時代 【どなうていこくじだい】 new!

フィルモア帝国の歴史を語る上で分類される時代区分のひとつ。ドナウ帝国が存在していた時代のこと。すなわち、大帝国ダス・ラントがフィルモア・イースト(=ドナウ帝国)とフィルモア・ウェスト(=太陽王国)に別れ、再び統合されるまでの期間、AD世紀の末期から星団暦の初頭に掛けての時代を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ドナウ帝国初代皇帝 【どなうていこくしょだいこうてい】 

ドナウ帝国の初代皇帝。同国を治めていたドナウ王家の開祖ということになるが、これまでに公開されている設定では詳細が明かされていない。ただし、劇中でダイ・グ・フィルモア5世が口にしているのは、おそらく「フィルモア帝国初代皇帝」の間違いと思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年3月号p59


■ ドナウ帝国統治領 【どなうていこくとうちりょう】 

ドナウ帝国が他国・他星に所有していた統治領のこと。アドラーのロマン大陸、ジュノーのペテルスファ大陸、カーマインのミノグシア大陸およびナン大陸など、星団各地に統治領を所有していたらしい。現在のナカカラ王国に当たるミノグシア中原地方もそのひとつであった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-071


■ ドナウ帝国マーカス王家 【どなうていこくまーかすけ】 new!

ドナウ帝国時代から続くフィルモア帝国の名門騎士家。ハロルドラント・マーカス家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ドナウ・フィルモア新王家筆頭家長 【どなうふぃるもしんおうけひっとうかちょう】 

フィルモア1世がもっていた肩書きのひとつ。フィルモア帝国の統合を果たしたフィルモア1世は、血縁による後継者争いを避けるために生涯を独身で過ごしたという。よって、彼の直系に当たる王家は存在せず、ドナウ帝国から統合フィルモア帝国へ籍を移した各王家の調停を務めるために筆頭家長という立場に収まったのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ ドナウマーク 【どなうまーく】 

ドナウ帝国の皇帝が身に付ける紋章。ドナウ皇帝紋あるいは双頭竜の紋章と呼ばれる。ドナウ皇帝紋双頭竜の紋章の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年7月号p59


■ ドナウ文字 【どなうもじ】 

ドナウ帝国で使用されていた文字。ラテン文字に若干似ているようだが、おそらく永野センセーのオリジナル・デザインだろう。かつて公式サイトに掲載されていた天照のデザイン画(デザインズ1に収録されているものの修正が加えてあるために少し異なる)で確認することができる。2006年に配布された壁紙でも確認可能。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-054


■ ドナウ紋章 【どなうもんしょう】 

ドナウ帝国の正式紋章。四方矢尻を指す。また、双頭竜の紋章(皇帝紋)をドナウ紋章と呼ぶ場合もあるが、これらは基本的に別物なので注意が必要。四方矢尻の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-099


■ ドナウ略章 【どなうりゃくしょう】 

ドナウ帝国の略式紋章。左右に広げた翼に四方矢尻を重ねたようなデザインで、皇帝紋を簡略化したデザインであることが判る。ハイランダーの制服の袖や、近衛騎士の制帽などで確認できる。よって、正式な意味での略章ではなく、近衛騎士団が使用している紋章である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp35


■ ドヌーブ・ガセット 【どぬーぶがせっと】 

星団暦3000年代初頭におけるAP騎士団[ラーン王宮支隊]の支隊長。魔導大戦の勃発後に支隊長のニナ・エリスが聖宮ラーンの帰還命令を無視してスバース市に残留したため、暫定でその後任に就いた人物である。ラーン教導学院の兵学部騎士科の卒業生であり、当時の教練仲間であった三条香とは現在も連絡を取り合っているという。パートナーはカナハ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-086


■ 飛び級 【とびきゅう】 

学年制や等級制の学校において、1学年もしくは1等級以上を通り越して上の学年・等級に進むこと。または、さらに上の学校に進むこと。日本では基本的に認められていないが、海外では10代未満で大学に進学する例がある。ジョーカー星団でもガーランドになる人物などは幼少期からその天才ぶりを発揮している場合が多く、より高度な教育を施すために飛び級が行われているようだ。劇中に登場しているキャラクターの中では、ミース・シルバーとアネッサ・ティルバーが飛び級経験者。一方、同じくガーランドの桜子は出席日数が足りずに留年してしまったようだ(プロムナードのエピソードより)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-109


■ トブルク戦争 【とぶるくせんそう】 

2970年代(おそらく2973年)に起きた戦乱。ジョーカー星団のいずれの惑星に存在する国家か不明であるが、トブルク国内で戦争が起こり、GTMスライダーのレディオス・ソープが参戦したらしい。この戦役において、ソープは12時間で36騎のGTMをハンガーアウトするという驚異的な記録を打ち立てた。このスピードは通常のスライダーの10倍に相当する。第二次世界大戦の北アフリカ戦線において、ドイツ軍と連合軍が激戦を繰り広げた土地が元ネタ(1941年から42年のトブルク攻防戦)。現在のリビア東部、地中海に面する都市である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-056


■ トホホ詩女 【とほほうため】 

トホホな詩女。ライヒ・ナカカラを指す。ライヒ・ナカカラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-078


■ トホホの詩女 【とほほのうため】 

クリスティンの眼前に出現した幼い詩女。その正体は「にきたまの詩女」とも呼ばれたライヒ・ナカカラである。永野センセー曰く、「トホホな詩女であってトホホの詩女では決してない」とのこと。ライヒ・ナカカラの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-179


■ トマトと大根のシチュー 【とまととだいこんのしちゅー】 

クリスティン・Vの好きな食べ物(高校在学時)。トマトと大根を入れたシチュー。鶏モモ肉か豚バラ肉も入れたら美味しそう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-104


■ ドミトリー 【どみとりー】 

「dormitory」で「寄宿舎」の意。とくにアメリカの大学などに付属する学生寮のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-113


■ 冨野さん 【とみのさん】 

富野由悠季の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ 富野由悠季 【とみのよしゆき】 new!

永野センセーの師匠にしてアニメーション監督。演出家、脚本家、作詞家、小説家としても知られる。1941年生まれ。神奈川県小田原市出身。日本大学芸術学部を卒業後、64年に株式会社虫プロダクションに入社。退社後はフリーの演出家として活動し、「海のトリトン(1972)」にて監督デビュー。70年代後半よりサンライズの作品に携わり、79年に代表作となる「機動戦士ガンダム」の監督を務める。以降もガンダム・シリーズのほか数々のロボット・アニメを手掛けており、勧善懲悪ではない複雑な人間ドラマを主体とするアニメーションの基盤づくりに貢献した。今現在のロボット・アニメのスタンダードを生みだしたと云っても過言ではないだろう。ガンダム・シリーズ以外の代表作は「無敵超人ザンボット3(1977)」、「無敵鋼人ダイターン3(1978)」、「伝説巨神イデオン(1980)」、「戦闘メカ ザブングル(1982)」、「聖戦士ダンバイン(1983)」、「重戦機エルガイム(1984)」、「ブレンパワード(1998)」ほか多数。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-019


■ トムヤムスープ 【とむやむすーぷ】 

ロータス・バルンガの好きな食べ物(高校在学時)。トムヤムスープはタイで作られるスープ料理。魚介類もしくは肉類、香草、フクロタケなどをチキンスープで煮込み、ナンプラーやナムプリック(トウガラシ、ニンニク、エシャロット、ライムなどを加えたペースト)を加えて作る。辛味と酸味が特徴で、入れる食材によって名称が変わる。エビを入れたものはトムヤムクン、魚を入れたものはトムヤムプラー、鶏肉を入れたものはトムヤムガイと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-111


■ トモエ 【ともえ】 

泉興京巴の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-031


■ 巴紋 【ともえもん】 new!

黒騎士のエンブレムとして使用される三つ巴の紋章のこと。GTMダッカスの装甲やエストのファティマスーツなどで確認できる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-185


■ 豊臣秀吉 【とよとみひでよし】 new!

戦国時代から安土桃山時代に掛けて活躍した武将のひとり。織田信長および徳川家康と共に三英傑に数えられる。出自については諸説あり。木下藤吉郎秀吉として織田信長に仕えた武将で後に羽柴に改名。毛利氏討伐のために派遣されていた中国攻めの最中、信長が本能寺の変で明智光秀に討たれると、急ぎ毛利氏と和睦して京へと戻り、山崎の戦いで光秀を破ったとされる。織田政権を引き継ぐ形で自らの政権を確立し、武士として初めて関白となり、朝廷より豊臣の姓を賜った。朝廷の権威を背景として各地の戦国大名に臣従を要求し、小田原征伐により北条氏を降して天下統一を果たした。その後まもなく朝鮮出兵を果たすが病死。天下統一よりわずか8年後の他界であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-138


■ トラーオ・バランカ 【とらーおばらんか】 

コーラス王朝バランカ家の王子。後に国王。父王ルーパス・バランカの片腕として、マイスナー家のリザード女王と共にコーラス王家を支えてきた人物。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦では軍参謀を務め、頭の固い王族・貴族と若い騎士との間に入り、国力のまとめ上げに心血を注いだようだ。主従を越えた間柄であったトリオ騎士プルース・ランダースの死に落胆するも、その姉であるシャーリィ・ランダースと出会ったことで奮起。トラン連邦およびA.K.D.の支援を得つつ、戦争終結に尽力した。終戦後はコーラス大使として残ったシャーリィと交際を続け、2995年に結婚。妻と共にコーラス24世の成長を見守り、彼を父王に並ぶ名君へと導いた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ トライトン・レーダー王家 【とらいとんれーだーおうけ】 

トライトン家とも。フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。星団暦3000年代初頭における三銃士のひとり、ビオレート・トライトンはこの王家の王子である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ トライブ 【とらいぶ】 

トライブ(trive)とは、同一の血統を持ち、上に族長を頂いて群居する種族・部族のこと。ファロスディー・カナーン・トライブの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-007


■ ドライブイン 【どらいぶいん】 

自動車に乗車したまま乗り入れることが可能な商業施設のこと。もともとは車輌の乗り入れが可能な休憩・宿泊施設(drive-inn)を指したが、給仕員が各車両を回って飲食を提供するスタイルを経て、ドライブスルーやドライブインシアターといったサービスに発展した。日本国内では、(とくにバス移動の団体旅行客をターゲットとする)街道沿いにある駐車場付き商業施設を指してドライブインと呼ぶ場合が多い。近年は大型の駐車場をもつコンビニエンスストアや市町村が設置する「道の駅」が増えてきたこともあり、ドライブインの名を冠する店舗は減少傾向にあるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-050


■ ドライブフィン 【どらいぶふぃん】 new!

パセンジャー・セルに付属する推進機関。ハーモイド・エネルギーを後方に噴射して推進力を得る羽状のパーツを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-029


■ トラウマ 【とらうま】 

精神学用語で「心的外傷」のこと。自らの心の中で処理しきれないショッキングな体験をした場合に、その体験が心的・精神的な外傷として残ること。関連する事象を再び見たり聞いたりした際に、自らの心を閉ざして防衛する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-189


■ ドラグーン 【どらぐーん】 

ドラグーン(dragoon)は騎銃(火砲)で武装した騎兵のこと。この兵種が登場した当時、ドラグーン・マスケットと呼ばれるショートバレルのマスケット銃を使用していたことに由来する。このマスケット銃については、砲口から火が出るために「火を吐くもの=竜(dragon)」のイメージが喚起されたことが名前の由来になったらしい。日本語で竜騎兵と訳されるが、近年のRPGなどで竜騎士と訳している場合もある。槍兵と訳すのはおそらく間違い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-012


■ ドラグ・フィルモア帝国 【どらぐふぃるもあていこく】 

AD世紀の末期にダス・ラント連合帝国の支配下に置かれていた国家もしくは国家群。ボォスのミノグシア大陸もしくはナン大陸に位置していたと考えられるが、詳細は不明。ダス・ラント連合帝国に関係する国家・王族の名前は、第二次世界大戦に関係する用語が元ネタになっている。「ドラグ」の元ネタは、1944年に決行された連合軍による南フランス・プロヴァンス地方への上陸作戦「ドラグーン作戦」だろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ドラゴン 【どらごん】 

スケダチ(ファティマ・タワー)が変化することで顕現する竜型のモンスター。セントリーとは異なる外観らしいが、ライトニング・ブラストを放つなど、その性質の一部を引き継いでいる模様。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年6月号p56


■ トラス結晶生成ヘリオス 【とらすけっしょうせいせいへりおす】 

デトネーター・ブリンガーに採用されている装甲材の一種。おそらく肩装甲にみられるトラス構造の装甲がこれに当たる。トラス構造とは、部材の接点をピン接合として三角形に組んだ構造のこと。鉄塔や鉄橋でよく見られる構造である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ ドラツェ 【どらつぇ】 

炎の女皇帝ことヘリオス・ナインが星団から去った後に超帝國ユニオを治めていた歴代総帝のひとり。ドラツェはおそらくドライツェーン(Dreizehn)が訛った名前で、ドイツ語で「13」の意。数字の大小と在位時期の順番は一致していないとの設定もあるが、彼は13番目に作られた総帝である。その他の詳細は不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-012


■ ド・ラ・フィルモア 【どらふぃるもあ】 

星団暦2900年代の末期にフィルモア帝国の元老司法長官(旧設定では最高吟味役)を務めた人物。後にその役目をエイデンス・アルク・レーダーに譲る。フィルモア王家系列のド・ラ・フィルモア王家の当主であり、ダイ・グ・フィルモア5世の伯父(もしくは叔父)に当たるらしい。ダイ・グの父親としてノーランド・ダイ・グ・フィルモアの名が挙がっており、彼に兄弟がいるという設定はないことから、ダイ・グの母方の血筋であることが想像できる。晩年は、引退したレーダー8世、スティール・クープ、バルミドラン・シャープスらと共に帝国老人クラブを結成。余生を楽しんでいたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ ド・ラ・フィルモア王家 【どらふぃるもあおうけ】 

ド・ラ家とも。フィルモア帝国のフィルモア王家系列に数えられる王家のひとつ。フィルモア3世の直系に当たる王家である。星団暦2900年代中期から3000年代初頭にかけて、元老司法長官(旧設定では最高吟味役)として活躍したド・ラ・フィルモアがこの一族の家長を務めた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ トラベリングクランプ 【とらべりんぐくらんぷ】 

移動・輸送時に砲身を固定して、振動による破損や故障を防ぐ役割をもつ支持架のこと。クランプ(clamp)とは締め具のこと。材料を作業台に固定する工具である。マグナパレスの腰部装甲から伸びるサイドクレーンには、ラピデア・カノンを固定するトラベリングクランプが付属しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-130


■ トラベリングロック 【とらべりんぐろっく】 

移動・輸送時に砲身を固定(ロック)して、振動による破損や故障を防ぐ役割をもつ支持架のこと。マグナパレスの両肩にはバスター砲を保持するためのトラベリングロックが備え付けられている。バスター砲固定懸架の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-020


■ とらや 【とらや】 

和菓子の老舗として有名な「虎屋」のことだろう。創業時の詳細は不明ながら、室町時代の末期から後陽成天皇に菓子を納めていたという記録がある。桃山時代から江戸時代初期には、虎屋中興の祖といわれる黒川円仲の活躍により菓子舗としての基盤を構築。現在は京都から東京に本社を移し、全国規模で支店を置いている。聖一国師(東福寺の開祖)が伝えたとされる宋伝来の技法で作られる虎屋饅頭のほか、羊羹などが銘菓として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-058


■ どらやき 【どらやき】 

ミノグシアの露店など販売されている菓子。円盤状のカステラ生地2枚に小豆餡を挟んだ和菓子である。打楽器の銅鑼(どら)が名前の由来とされる(諸説ある)。現在のどら焼きの起源は、1914年創業の上野の和菓子屋「うさぎや」が考案した菓子とされている。ドラえもんの好物として有名。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-065


■ トランクベイ 【とらんくべい】 

GTMの脚部に備え付けられている小型の荷室のこと。非常用食料(戦闘食)やエスケープキット(サバイバルキット)が収められており、擱座した場合などに開放して荷物を取り出せるようになっている。トランク(trunk)とは室内から隔離された荷室のこと。ベイ(bay)とは飛行機などの隔室のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ トランクルーム 【とらんくるーむ】 

トランク(大型鞄)を収容する部屋のこと。乗用車であれば室内から隔離された荷室のこと。飛行機でも荷物を入れるスペースをトランクルームと呼ぶ。多くのGTMは足回りの装甲内にトランクルームを備えている。収納されているのは、エスケープキットあるいはエマージェンシーキットと呼ばれるボックスで、中身は医療道具、サバイバル道具、衣類、非常食などである。マグナパレスとZ.A.P.は足回りに排熱システムが組み込まれているため、トランクルームは背面スカートの装甲内に備え付けられているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ トランス 【とらんす】 new!

プリズム・コークスが製作したファティマ。シリアルはPC-04。ミラージュ騎士ヒューズレス・カーリーのパートナーであるが、本編未登場につき詳細は不明。プリズム・コークスがアウクソーの再成手術を行った際、彼女の工房に「TRANCE」と描かれたファティマ育成ベッドが確認できることから、この時期に前後して製作したことが窺える。名前の元ネタは、Amon Duul II(アモン・デュール・ツヴァイ)が1973年に発表したアルバム「Vive La Trance」だろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ トランスルーシルバー 【とらんするーしるばー】 

色名のひとつ。正しくはトランスルーセント・シルバー(translucent silver)。半透明の銀色を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-207


■ トラン連邦 【とらんれんぽう】 

トラン連邦共和国の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-079


■ トラン連邦共和国 【とらんれんぽうきょうわこく】 

アドラーの東方、アダマス大陸の北部から中部を治める連邦制国家。アドラーに存在する他の国家と同様、歴史はまだ浅く、連邦として成立したのは近年(おそらく星団暦2300年代)になってから。それ以前はレント王国を始めとする王制・共和制の小国家が乱立している状態にあった。レント王国ルース家のウゴード・ルースが王政の廃止と共和制議会の立ち上げを行い、周辺諸国の参加によって連邦制が組まれたらしい。その背景にはナッカンドラ・スバースの血に連なる一族と天照による支援があったとされる。国家の運営は大統領が中心となるが、代議員制の連邦評議会と各自治区の連邦調査局が司法と立法を司り、行政は各自治区の領主に任せている状態にある。中心となる国家は、トラン共和国、ラ・バカン共和国、シュリーズ共和国、レント自治連合などで、一部に王制や独立州なども内包している。自由奔放な気風が強い国家であり、ガーランドやスライダーのほか、芸術家、学者、職人が集まってくるために商業や工業が盛んである。首都はノーフォート。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ トリオ騎士団 【とりおきしだん】 

王国騎士団トリオ・テンプルナイツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-175


■ トリオ騎士団長 【とりおきしだんちょう】 

コーラス王朝トリオ騎士団を預かる騎士団長。星団暦2900年代における騎士団長はアイリーン・ジョル。コーラス・ハグーダ戦でコーラス23世を守り切れなかった彼女は、その責を取るために自ら除隊したらしい。星団暦3000年代の騎士団長は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-185


■ トリオ・コーラス王朝 【とりおこーらすおうちょう】 

コーラス王朝の正式名。コーラス、マイスナー、バランカの各王家が治める国家の集合体であることを反映して「トリオ」と呼ばれたものであるが、帝政が崩壊した後のハグーダ共和国を星団暦3180年(もしくは帝政崩壊後の100年後)に統治下に置いたため、以降は「トリオ」を名乗らずに「コーラス王朝」とだけ呼ぶようになったらしい。と云うか、現在の設定において既にメロディ公国なども加わっており、トリオと呼ばれることはほとんど無くなっている。コーラス王朝の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ トリガー 【とりがー】 

銃火器の発射装置。引金。ガット・ブロウにも光線射撃用のトリガーが付く。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ トリガーボタン 【とりがーぼたん】 

引金の役割を果たすボタンのこと。GTMの騎士コクピットにもトリガーボタンがあるが、火器の割り当てはファティマが切り替えているため、ひとつのボタンで全て制御できる。また、ボタンを押すだけでは火器が作動せず、搭乗者の明確な意思をGTMが察知した状態になって初めて作動するようだ。トリガーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-154


■ トリスト 【とりすと】 

イースト・ハスハのラーン近郊にある町。魔導大戦の勃発後にアウクソーを保護したミースは、トリストにあった古い屋敷を改装してミノグシア滞在中の別宅として利用していたようだ。この屋敷は以前もガーランドが邸宅として使用していたもので、AFガーランドのミースにとっては打って付けの物件であったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-039


■ 取り付けボルト 【とりつけぼると】 

装甲等を取り付ける際に使用するボルト。ネイキッド状態のGTMの全身に見られるボルトであるが、おそらくネジ式ではなく電磁密着式のボルトであろう。整備士やファティマの操作で簡単に着脱できるようになっているはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年7月号p60


■ 取り付けレール 【とりつけれーる】 

ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタを頭部に装着する際に用いるヘアバンド型のレール。ファティマの頭に直接載せるもので、眼鏡のように両耳に掛ける形になっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-037


■ 鶏なんばん 【とりなんばん】 

ちゃあ・ティの好きな食べ物(高校在学時)。鶏肉とネギが入った蕎麦もしくはうどんのこと。鶏なんばとも呼ばれる。「なんば」と「なんばん(南蛮)」でそれぞれ名前の由来が異なり、前者は大阪の難波がネギの産地であったことに由来する呼び方とされる。後者については、ポルトガル人がタマネギをよく食べていたことから転じてネギを南蛮と呼ぶようになり、それを加えた蕎麦やうどんも南蛮と呼ぶようになったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-094


■ トリバネラ 【とりばねら】 

トリバネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p55


■ トリバネル 【とりばねる】 

天照が製作したモルフォ型GTM。ブリンガー・シリーズの開発初期に製作された試作騎であり、シングル・エンジンの閃1011エンジンを搭載。フレームはレオパルト・フレーム。同型のデムザンバラが剣聖ディモスおよび剣聖カイエンの搭乗騎となったが、こちらはそのまま開発当時の工房(バランシェ邸)に放置されてしまったらしい。星団暦2992年にアトロポスが搭乗するも大破。機密保持のため自体破壊により焼却されてしまった。旧設定では、残ったエンジンが回収されて別の騎体(マグナパレスの2号騎)に生まれ変わる予定であったが・・・新設定ではプディン・モルフォと呼ばれる騎体に改修される模様。ミラージュ移籍後のバーナー・恋・ダウドが搭乗する予定である。また、最新設定ではトリバネルの設計開発は百合歌・シグ・アトワイトの手に拠るものらしいが、この辺の経緯や詳細は明かされていない。モルフォ型には蝶類の名前が付けられているため、おそらく名称はトリバネアゲハに由来する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-023


■ トリバネル・アルスキュル 【とりばねるあるすきゅる】 new!

百合歌・シグ・アトワイトが製作した(と思われる)GTM。劇中でアトロポスが使用したアルスキュル(=トリバネル)と同一の騎体を指す。トリバネルの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年2月号p61


■ トリハロン 【とりはろん】 

ドナウ・ガァ・トリハロンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p21


■ トリハロンの剣 【とりはろんのけん】 

星団暦の初頭に活躍したドナウ帝国の第3皇子トリハロンが所持していたガット・ブロウ。剣先が矢印状になっているのが特徴。おそらく、ドナウ帝国の紋章に使用されている鏃(やじり)のイメージを反映しているのだろう。トリハロンの死後も彼の縁者を通してフィルモア帝国の要人に引き継がれたらしく、星団暦3000年代においては聖騎士ニーゼルがこれを所持しているようだ。サイレン・ガットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ トリハロンの小型艇 【とりはろんのこがたてい】 

ドナウ帝国の皇帝旗艦シワルベ(別名ダランス)に搭載されている小型艇。ドナウ帝国の皇子が使用するものとあって、内部には広いリビングなどが備え付けられている。全長33m。エイのような外観が特徴。後にレモーハという名称が明かされた。レモーハの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年7月号p26


■ トリハロンの指輪 【とりはろんのゆびわ】 

星団暦の初頭に活躍したドナウ帝国の第3皇子トリハロンが所持していた指輪。映画GTMの劇中で右手の中指に嵌めていた七宝の指輪である。中央の宝石にはドナウ帝国の紋章が刻まれている。トリハロンの死後も彼の縁者を通してフィルモア帝国の要人に引き継がれたらしく、星団暦3000年代においては聖騎士ニーゼルがこれを所持していたようだ。その後の受け渡しについては劇中で描かれたとおり。ダイ・グを通してアラン・リー・ファウトウに預けられ、さらに未来において茄里へ、そしてレーダー9世に渡されることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ トリプルアルファ重合炭素体皮膜 【とりぷるあるふぁじゅうごうたんそたいひまく】 

GTMカイゼリンの装甲にみられる黒色の表面コーティング部に使用されている皮膜。ハーモイド・システム内のアルファ粒子の衝突によって精製(もしくは生成)される有機装甲原料であるらしい。その機能・効果については不明。ヘリオス・キルテッドは珪素ベースの装甲材、コーティング皮膜は炭素ベースの装甲材ということになる。ただし、映画GTMの公開と同時に、カイゼリンは全身に透明装甲を採用していることが明かされた。この設定と辻褄を合わせるならば、トリプルアルファ重合炭素体皮膜は発色・発光が可能な透明の物質であり、カイゼリンの装甲の一部(色が変化する部位)に挟み込まれている形になるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ トリム 【とりむ】 

ファティマがGTMの出力調整を行うことをトリムと呼ぶ。トリム(trim)とは刈り込みや調髪のこと。また、船舶や航空機の姿勢制御でバランスを取ること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-019


■ トリム調整 【とりむちょうせい】 

トリム(trim)とは船舶などの前後方向の傾きのこと。また、航空機などで姿勢が安定した状態のこと。GTMの場合もニュートラルの状態(騎士やファティマのコントロールがない状態)で各関節の微妙な角度調整を施しておく必要があり、これをトリム調整と呼称しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-021


■ ドリュー・ゼレ 【どりゅーぜれ】 new!

フィルモア帝国に所属する騎士。階級は少将。ノイエシルチス・氷グループ(=元老院暗殺騎士団)の元指揮官とのこと。ファティマ・ヨーキをパートナーとする。ブーレイ傭兵騎士団の朱の頭(かしら)を務める人物であるが、2989年のコーラス・ハグーダ戦は派遣時の宴会に参加しただけで(コミック2巻p91)、戦場には出なかった模様。この後、3069年のナカカラ戦では戦場に降り立っている。永野センセーの解説に拠れば、氷グループの指揮官という肩書きも公的には伏せられており、その正体はシステム・カリギュラの息が掛かった派遣騎士である模様。また、劇中に登場した百合歌・シグ・アトワイトのセリフから天照家の一員であることが判明した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ トルク 【とるく】 

回転軸を中心として働く力のモーメント(量)のこと。ねじりの強さ。回転力とも呼ばれる。GTMに関しては、エンジンの出力が回転力として生み出される訳ではないが、騎体各部を動かす力を指してトルクと呼称しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ トルクパーツ 【とるくぱーつ】 

ツインスイングの各種動作を停止させる役割をもつパーツをトルクパーツと呼ぶようだ。詳細不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-015


■ トルクベルト 【とるくべると】 

GTMの関節部にみられる機械要素のひとつ。トルク(torque)とは回転軸を中心として働く力のモーメント(量)のこと。接しているパーツに力の加減を伝導するベルトということだろう。GTMの関節にタイミングベルトのようなパーツがあるとは思えないので、シンクレールに沿って並んでいる「歯」の部分を指しているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-226


■ トルクホール 【とるくほーる】 

ボルドックスのツインスイング関節を描いたラフスケッチに書き込まれていた文字。トルク(torque)とは回転軸を中心として働く力のモーメント(量)のこと。うーん・・・トルクホールではなくて、トリムホールではないだろうか。トリム(trim)とは船舶などの前後方向の傾きのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-015


■ トルクメニスタン 【とるくめにすたん】 

中央アジアの南西部に位置する共和国。カスピ海に接する。首都はアシガバード。公用語はトルクメン語。人口の大半はトルクメン人によって占められるが、冷戦時代はソビエト連邦の傘下にあったため、ロシア人もみられる。1991年にソ連から独立したものの、共産主義の影響は色濃く残っており、現在もトルクメニスタン民主党(旧共産党)による一党独裁制が敷かれている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-022


■ トルコ 【とるこ】 

西アジアのアナトリア半島と東ヨーロッパのバルカン半島東端を領有する共和制国家。黒海と地中海に挟まれており、アジアとヨーロッパの間に位置する。かつてオスマン帝国が成立していた場所としても有名。西はブルガリアおよびギリシャ、東はグルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接する。首都はアンカラ。また国内最大の都市としてイスタンブルが有名。公用語はトルコ語。テュルク系民族のトルコ人が最も多く、次いでギリシャ人、アルメニア人、ユダヤ人、クルド人など、多種多様な民族が生活する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ トルコ料理 【とるこりょうり】 

トルコ民族の郷土料理。世界三大料理のひとつに数えられる。残るふたつは中華料理とフランス料理である。羊肉、ナッツ類、ヨーグルトを用いるほか、シルクロードの文化交流によって西洋・東洋の料理技術が混在しているのが特徴。トルコ国内でも地方によって料理法や好まれる食材が異なる。有名なところでは、ケバブと呼ばれる肉料理、イスタンブールのサバ・サンド、ドンドゥルマと呼ばれるアイスクリームなどが挙げられる。ドナウ帝国の食事メニュー(もしくはシワルベの艦内食のメニュー)はトルコ料理に近かったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-076


■ ドルチェ&ティー 【どるちぇあんどてぃー】 

ドルチェ(dolce)はイタリア語で「デザート」の意。本来は「甘い」とか「柔らかい」という意味である。ティー(tea)は「お茶」の意。つまり、ドルチェ&ティーとは食後のデザートとお茶のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ ドルドルラー 【どるどるらー】 new!

アローガ・サルファが製作したファティマ。シリアルはAS-03。詳細は不明だが、既に劇中に登場しているらしい。マスターはヌハ・ビュダ・ボーゾ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-153


■ ドル・パーマネント・レーダー 【どるぱーまねんとれーだー】 

レーダー8世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ ドル・パーマネント・レーダー8世 【どるぱーまねんとれーだー8せい】 

レーダー8世の正式名。パーマネント・レーダー家の当主で、レーダー王家系列の王家から選出された8人目の皇帝であることを示した名前である。パーマネント家の8代目当主という意味ではない・・・はずであったが、DE4に掲載されている情報では8代目当主に位置付けられているようだ。レーダー8世の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-105


■ ドルビー・アトモス 【どるびーあともす】 

Dolby Laboratories Inc.(ドルビー・ラボラトリーズ社)が開発した音響記録再生方式。メディアの制作時に音声・音響のミキシングを行う従来の方式ではなく、ミキシング前の三次元位置情報(パン情報)が含まれた128本のマルチトラックを再生時にミックスして出力する方式である。2012年に公開された映画「メリダとおそろしの森」で初めてこの方式が導入された(全世界公開時にドルビーアトモスが採用されたのではなく、ロサンゼルスのドルビー・シアターに設置された後で、この映画が初めて同方式で公開されたという意味)。日本国内でドルビー・アトモスを採用している劇場はまだ少ないらしく、2018年の「花の詩女 ゴティックメード」復活上映でドルビー・アトモス上映は31館中わずか9館である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年11月号p59


■ ドルビー社 【どるびーしゃ】 

映画などの音響記録・再生技術の研究開発を行う企業として知られるDolby Laboratories Inc.(ドルビー・ラボラトリーズ社)のこと。アメリカの音響研究家Ray Milton Dolby(レイ・ミルトン・ドルビー)が1965年にロンドンで創業した会社で、現在は本拠地をサンフランシスコに移し、バーバンク、ニューヨーク、東京などにオフィスをもつ。臨場感溢れる映画館の音場を構築・再生する技術で数多くの特許を取得しており、1971年に公開された「時計じかけのオレンジ」が世界初のドルビー映画となった。ドルビー・ステレオから始まり、ドルビー・デジタル、ドルビー・サラウンド、ドルビー・アトモスといった方式を次々と発表しており、世界中の映画館でこれらが実装されている。音響高効率符号化方式のAC-3やAACといった規格を開発したのも同社である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年11月号p59


■ ドルビー・ブランデン 【どるびーぶらんでん】 

ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのひとつ。おそらくD型に相当。コーラス王朝に提供され、トリオ・テンプルナイツが使用するワイマールSR2として完成。魔導大戦にて実戦デビューしたようだ。ワイマールSR2の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ ドルマンスリーブ 【どるまんるりーぶ】 

服飾用語で、袖ぐり(アーム・ホール)の部分が太くゆったりと造られていて、肘や手首の部分で細くなっているタイプの袖のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-018


■ 奴隷民 【どれいみん】 

他国・他民族の征服によって奴隷にされた民族や部族のこと。アーリィ・ブラストはボー・ヨーグン群国の奴隷民の出身とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-058


■ ドレイン・エッジ 【どれいんえっじ】 

余剰エネルギーの排出口の役割を果たす突起。グリット・ブリンガーの後頭部に見られるギザギザはドレイン・エッジと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p14


■ ドレイン・ケープ 【どれいんけーぷ】 

ケープ状のドレイン・パーツ。ケープ(cape)とは肩や背を覆う外衣のこと。GTMの後頭部から背面を覆う形で付けられている放電・放熱パーツを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ ドレイン口 【どれいんこう】 

いわゆる排出口のこと。ドレイン(drain)は「排出」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ ドレイン・スリット 【どれいんすりっと】 

余剰エネルギーの排出口の役割を果たす切れ目や隙間のこと。GTMの装甲にスリットが描かれている場合、そのスリットはただの飾りではなく、ドレイン・スリットである可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-050


■ ドレイン・パーツ 【どれいんぱーつ】 

余剰エネルギーの排出を行うパーツのこと。ドレイン(drain)は「排出」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-031


■ ドレイン・ハーネス 【どれいんはーねす】 

GTMの後頭部に埋め込まれているパーツ。GTMの脊髄(ツインスイング・フレーム)から余剰エネルギーを抜き出し、後頭部に放出する役目をもつ。GTMの頭部が長く伸びているのは、このハーネスを介して余剰エネルギーを効率的に放出するため。ドレイン(drain)とは「排出」の意。ハーネス(harness)は機器配線などの「束」を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ トレーサー 【とれーさー】 

トレーサー(tracer)とは「追跡子」の意。ある特定の物体や状態の変化を追跡するために用いられる信号のこと。またその信号に用いられる物質や光線のこと。GTMが備える各種電子銃から放たれる光線はトレーサーと呼ばれる。つまり、設定した対象を自動的に認識し、追跡する機能があるということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-040


■ トレーサービーム 【とれーさーびーむ】 

ハイパードライブに移行する艦船が進路上に張る光線のこと。進路上の障害物の有無を確認しているものと考えられる。傍目にはその光線を辿る形で艦船が直進する(=追跡する)ことになるため、トレーサー(tracer)と呼んでいるのだろう。ただし、その艦船が光速に達すると前面に光線を張ることはできなくなるため、トレーサービームの使用はハイパードライブの移行時に限定されるのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-062


■ トレース(1) 【とれーす】 

ロボットなどの操縦系に関して云えば、操作者の動作に応じて機体が同様の動作を行うこと。いわゆるマスタースレーブ(master-slave)方式を指す。GTMの操作も同様で、コクピット内の騎士の動きをトレースすることで、騎体にコマンドが送られ、同様の動きを行う仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-250


■ トレース(2) 【とれーす】 

トレース(trace)とは痕跡や形跡を追うこと。対象となる人物が採った行動を読み取り追跡すること。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-056


■ トレーナージャケット 【とれーなーじゃけっと】 

運動・スポーツ活動に適したジャケットのこと。伸縮性、耐摩擦性、通気性に優れる上衣のこと。いわゆるパーカーなどがこれに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ ドレープ 【どれーぷ】 

ドレープ(drape)とは、布を垂らした時にできるヒダやタルミのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年8月号p59


■ トレシャツ 【とれしゃつ】 

トレーニングシャツ。運動・スポーツ活動に適したシャツのこと。伸縮性、耐摩擦性、通気性に優れるものが求められ、綿、ポリエステル、ナイロンなどの素材が用いられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ ドレスコート 【どれすこーと】 

着用した際にドレスのシルエットを成す外套のこと。女性騎士の執務服はこのタイプが多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-019


■ ドレスライン 【どれすらいん】 

ドレスのシルエットが形作るラインのこと。ドレスの形状に合わせて類型化されており、これがそのままドレスの分類に用いられる場合がある。アルファベットの形状に準えたAライン、Hライン、Yラインといった形状のほか、マーメイドライン、プリンセスライン、チューリップライン、トラペーズラインなど、その時代々々で作られ、定型化した形状が数多く存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年7月号p59


■ ドレッドノート 【どれっどのーと】 new!

ジョーカー星団における軍艦の艦種のひとつ。巨大艦を指す。巨大艦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-051


■ トレパン 【とれぱん】 

トレーニングパンツ。運動・スポーツ活動に適したパンツのこと。トレーニングシャツと揃いになっている場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-035


■ ドレンノ連合騎士団 【どれんのれんごうきしだん】 

ドレンノ連邦騎士団の間違い。ドレンノ連邦騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ ドレンノ連邦 【どれんのれんぽう】 

カラミティ・ゴーダースの南半球、大海ゴーダース・オーシャンに面する連邦制国家。ウルッシ共和国と隣接する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-009


■ ドレンノ連邦騎士団 【どれんのれんぽうきしだん】 

ドレンノ連邦の国家騎士団。もしくは、同国に所属する騎士団全てを含む総称。劇中では主にドレンノ連邦軍と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-045


■ ドレンノ連邦軍 【どれんのれんぽうぐん】 

ドレンノ連邦が保有している軍隊のこと。星団暦3030年、魔導大戦の勃発と同時にウルッシ共和国軍との混成軍を結成。ハスハ連合共和国の西端カッツェー公国に侵入し、AP騎士団[エンブリヨ隊]と激突した。その後もカッツェー公国に駐留していたようだが、3069年のナカカラ攻防戦ではウルッシ共和国軍・ダラーン騎士団と共に西部騎士団連合を形成してナカカラ・クルル王国へと進軍。ナカカラ北西部戦線に参加した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-007


■ トロ 【とろ】 

寿司ネタにおけるマグロの特定部位を指す名称。脂を多く含む腹部の身を指し、よく脂の乗った部分を大トロ、やや劣る部分を中トロと呼ぶ。同じマグロの部位でも大トロ・中トロ以外の部分は赤身もしくはマグロと呼び、寿司ネタとしては別物に扱われる。肉質がトロリとしていることが名前の由来とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ トローラ 【とろーら】 

デコース・ワイズメルと共にユーバー・バラダの甥として雇われた騎士。その実力を発揮できないままマグナパレスの最初の犠牲者となってしまったが、デコースと共に戦場を渡り歩いてきた歴戦の傭兵騎士であったらしい。素行の悪さも含め、互いに気の合う仲であったようだ。フルネームはトローラ・ロージン。エトラムル型ファティマを使用。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-079


■ ドローン 【どろーん】 

無人航空機のこと。近年は、無線操縦の小型航空機を指してドローンと呼ぶ場合が多い。ドローン(drone)とは「雄蜂」の意。名前の由来には諸説あり、ラジコンのマルチコプターの飛行音が蜂を連想させることからドローンと名付けたという説と、イギリスが1935年に開発した無人標的機の名称がクインビー(Queen Bee=女王蜂)であったために、アメリカは同様の役割を果たす無人機にドローンと名付けたという説がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年8月号p60


■ ドロップ・アンド・ゴー 【どろっぷあんどごー】 

「drop and go」を直訳すると「落として行く」こと。戦艦などがGTMや軍用車輌を戦場に投下して去ることを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-181


■ 雫雫(ドロップ・ドロップ) 【どろっぷどろっぷ】 

ウィル星団暦7777年以降に出現するFネーム・ファティマのひとり。シリアルはF1-08。ミラージュ騎士団No.58。母体はS.S.L.。マキシ・カイエンのパートナーとなる。スタント遊星攻防戦において他界し、異世界タイカへと転生するマキシがどのような形でこのファティマをパートナーとして迎えるのかは不明。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-031


■ ドロリー 【どろりー】 

バッハトマ魔法帝国が使用するGTM。ユーゴ・マウザーに師事していたノイス・グリオノフが製造していたようだ。設計者は不明。劇中未登場。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-109


■ とろろ 【とろろ】 new!

ヨーンと女子高生ミラージュの鍛錬においてツバンツヒが差し入れに作った料理。山芋または長芋をすり下ろしたもの。ビタミンやミネラルが豊富で、醤油や出汁と合わせて食す場合が多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p63


■ ドロワーズ 【どろわーず】 

バルーンパンツとほぼ同義。ただし、ドロワーズは基本的に下着を指し、バルーンパンツはパンツ(ズボン)を指す。バルーンパンツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ トワイス・カテリ 【とわいすかてり】 new!

ファティマ・ドアランデアスティルーテのマスターとして名前が明かされている騎士。その正体は1700年代に活躍したクバルカン法国の枢機卿であるという。詩女ナージュグ・カテリの実妹であり、星団暦1750年に姉の要望を受けて不定出現太陽系「超(バスター)」の調査を決行。その際に行方不明となり、搭乗していた破烈の人形だけが星団に帰還したとされる。現在は超(バスター)の第6惑星シャグジャリグリ・トウオに逗留しており、異次元の世界における「人類に相当するモノ」へと変質している模様。後にジョーカー星団に帰還し、ファティマ・静を得て新たな人形使いとなる予定。3225年のスタント遊星攻防戦に参加した後に「消滅」するようだが、それが「死」なのか「転移」なのかは不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-010


■ 時の詩女 【とわのうため】 

詩女マグダルを指す尊称。実父ダグラス・カイエンの体質を受け継ぎ、弟デプレと同様に(ほぼ)不老長寿の肉体をもつことになるマグダルは、時の流れを制覇した詩女として「時(とわ)の詩女」と呼ばれるようになるのだろう。マグダル・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-090


■ とんかつ 【とんかつ】 

豚肉のカツレツ。厚みのある豚のロースもしくはヒレに下味をつけ、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に付けて衣とし、食用油で揚げて作る。アレクトーがバランス・バランシェ系列の星間リレーに参加した際、とんかつを揚げながらの相互リンクはキツイと漏らしていた。ほかの姉妹はGTMの操作を中止して同調したことを考えると、GTMの操作ほどではないものの、料理に使うリソースもまたそれなりに膨大であることが判る。まあ、料理は真剣勝負でやらないと必ず失敗するので、アレクトーが慌ててしまうのも無理はない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p69


■ とんがらし 【とんがらし】 

正確にはトウガラシ。ナス科トウガラシ属に属す多年草または一年草。その果実は香辛料として利用される。幼少時のマキシの局部を揉みしだいたマドラは、その大きさについて「とんがらしよりちっこい」と評した。まあ、中学生ぐらいの年齢なのだから仕方がない。ちなみに、パプリカ、ピーマン、シシトウはトウガラシの栽培品種。大果種はパプリカ、中果種はピーマン、小果種はシシトウに分類され、辛味が強いモノを指してトウガラシと呼ぶ。辛さの単位として用いられるスコヴィル値で比較すると、ピーマンはほとんどゼロ、ハラペーニョは2千〜8千、タカノツメは4万〜5万、ハバネロは20万〜45万、ブートジョロキアは100万程度とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-070


■ トンズラ 【とんずら】 

逃げること。遁走の「とん」と「ずらかる」の「ずら」から成った言葉とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-076


■ 丼もの 【どんもの】 

A.K.D.で好まれる料理(形式)のひとつ。丼ぶりに盛ったご飯におかずの載せた料理のこと。丼料理もしくは丼ぶり料理とも呼ばれる。天丼、牛丼、豚丼、親子丼、カツ丼、海鮮丼、鉄火丼などなど、家庭料理で普通に作られるもの、各地の特産品を用いるもの、海外の料理とのコラボレーションなど、数多の丼ものが存在する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


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