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■ ワールズエンド 【わーるずえんど】 

シリーズ・シアン夫人がパルスェットの衣装一式を購入する際に推したブランド。Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウェストウッド)がロンドンのキングスロード430番地に構えていたブティックの名前である。71年の出店当初の名前はLet It Rock(レット・イット・ロック)、72年にToo Fast To Live Too Young To Die(トゥーファスト・トゥリブ・トゥーヤング・トゥダイ)、74年にSex(セックス)、76年にSeditionaries(セディショナリーズ)と名前を変え、World's End(ワールズ・エンド)となったのは79年。この店は現在もそのまま残っているようだが、ヴィヴィアンはデザイナーとして第一線で活躍する際にここを引き払ったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-039


■ ワイドショット 【わいどしょっと】 

ウルトラセブンが放つ必殺技のひとつ。右手を縦に、左手を横にし、L字形を組んで発する破壊光線で、セブンが放つ光線技の中でも最大の威力を誇るとされる。光線を発する部分は右手から肘までの広い範囲で、これが技名の由来となっている。書籍によっては、大量にエネルギーを消費するため、使用後にセブンの活動時間が1分になるとされている。なぜか、宇宙船、円盤、ミサイルに対して放つことが多く、ファンの間でもエネルギーの無駄使いと指摘されているようだ。派生技として、三点同時攻撃を行うスリーワイドショットがある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-057


■ ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタ 【わいどれんじへっどきゃぱした】 

アシリア・インジェクター・パーツの一種にして、その中枢を司るパーツ。ファティマの頭部にあるヘッド・コンデンサに装着するもので、GTMやその他の兵器群との通信を補助する機能をもつ。具体的には、ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタに組み込まれているシリアル・インジェクターと呼ばれる補助信号を発することで、ファティマによる演算制御が拡張され、自軍AFへの割り込み制御や、GTM・兵器群への遠隔制御および複数制御が可能となるらしい。この拡張機能がアシリア・セパレートの最大の特徴と云える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ ワイプ・ボルガ・レーダー 【わいぷぼるがれーだー】 

バシル・バルバロッサとポーラ・ボルガ・レーダーの間に生まれた息子。太陽王国正王家ボルガ・レーダー王家とバルバロッサ王家の血筋を引く人物で、皇位継承最上位とはならないブラウ・フィルモア王家に代わって第1位に置かれる人物。フィルモア帝国の皇太子である。この人物は若くして死去したものの、ブラウ・フィルモア女王との間に子を生したことで、その子供はブラウ・フィルモア王家、ボルガ・レーダー王家、バルバロッサ王家の全ての血筋を引き継ぐ「三色の皇子」および「三色の娘」となった。ノルガン・ジークボゥおよび茄里の実父。劇中で名乗っていた偽名はノルガン・ショーカム。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-082


■ ワイプ・レーダー 【わいぷれーだー】 new!

ワイプ・ボルガ・レーダーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-168


■ ワイマール 【わいまーる】 

コーラス王朝の国家代表騎士団トリオ・テンプルナイツが使用する主力GTM。星団暦2600年代から3000年代初頭に掛けて使用されたSR1と、3000年代から4000年代に掛けて使用されたSR2の2種が存在する。前者はルミラン・クロスビンの手に拠る設計・開発。後者はダイアモンド・ニュートラルが設計した新型騎で、ブランデン・シリーズに数えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ワイマールSR1 【わいまーるSR1】 

トリオ・テンプルナイツが使用する主力GTM。SR1は「シリーズ・ワン」と読むらしい。GTMガーランドのルミラン・クロスビンが、ダッカスの製作で培った技術を基に、量産に適したGTMとして開発した傑作騎である。2600年代にロールアウト。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加。3000年代以降、新型のSR2が本格的に導入された後も、廃棄されること無く使用されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ ワイマールSR2 【わいまーるSR2】 

トリオ・テンプルナイツが使用する主力GTM。SR2は「シリーズ・ツー」と読むらしい。従来使用されてきたワイマールSR1の後継騎であり、ハイレオンSR3の製作と合わせてセイレイ・コーラスがダイアモンド・ニュートラルに設計を依頼したようだ。ダイアモンド・ニュートラルが提供するブランデン・シリーズの一種として設計が進められたことから、ドルビー・ブランデン(D型に相当)の別称をもつ。星団暦3000年代初頭から新規製造と量産が進められ、4000年代まで使用されたGTMであるが、開発当初はSR1に改造・装甲換装を施したモデル(アーリー・ハスハ)も登場している。3030年の魔導大戦勃発と同時にデビュー。旧設定におけるベルリンSR2に相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■  【わか】 

若君のこと。貴族や武家に生まれた幼い男子のこと。あるいは若頭のこと。ヤクザ社会において、子分の筆頭に当たる人物のこと。通常は組織の実質的なNo.2に当たり、次期組長候補として見なされる。ジャコー・クォン・ハッシュは、まだ幼さが残る星団暦2999年の時点で既にイオタ宇宙騎士団の若頭の地位に就いていた。年齢的にみればまだまだ教育と成長が必要な時期であったはずだが、強天位という強烈な肩書きの前に組員全員が彼の力を認めざるを得なかったのだろう。その後、3010年には組長を名乗っていたようだが、ジャコーの無法ぶりは手に余るものであったらしく、三条香は組長を襲名した後であっても遠慮なく「若!」と呼んでアチコチ諌めていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p62


■ ワガノワバレエ学校 【わがのわばれえがっこう】 

ロシアのサンクトペテルブルクに置かれている国立バレエ学校Vaganova Ballet Academy(ワガノワ・バレエ・アカデミー)のこと。創立は1738年。当時の女帝アンナ・イヴァノヴナの指示により帝室演劇舞台学校としてスタート。フランス、オーストリア、イタリアなどから著名なバレエダンサーを呼ぶことで当時のロシアには無かったバレエを構築していき、1847年に招請されたマリウス・プティパと当時の著名な音楽家によって後世に残るバレエ作品が構築された。現在も各国・各舞台で講演される「ジゼル」、「バヤデルガ」、「眠れる森の美女」、「白鳥の湖」、「ライモンダ」などは、いずれもこのバレエ学校において創出あるいは改定・洗練化されることで名作バレエとして遺されることになったという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ 惑星温度 【わくせいおんど】 

その惑星の表面温度。もしくは屋内から見た場合の外気の気温のこと。地球の表面温度は平均で摂氏15度前後。惑星カーマントーはマイナス150度という設定。太陽系に例えると土星(マイナス130〜140度)に近い温度である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-025


■ 惑星カーマントー・ドーマ連合 【わくせいかーまんとーどーまれんごう】 

惑星カーマントーを拠点とする軍事連合。国家ではなく、ウモス社会主義共和国連邦やロッゾ帝国の後ろ盾を得た複数の軍組織が結束した連合体である。騎士団代表として旧AP騎士団[SPK隊]の支隊長オモラルド・ハルを擁立しているようだが、SPK隊は連合軍の傘下に置かれており、指揮命令系統では(宇宙民であることもあって)下位に位置する模様。SPK隊が駐屯していたダンダグラーダ宇宙都市は第2太陽系(西太陽系=ウエスタ太陽系)の第3惑星アンスリノの近傍にある宇宙都市であり、惑星カーマントーは同じく第2太陽系の第4惑星である。よって、ドーマ連合はボォスの外惑星に基盤をもつ連合体と云える(DE6の解説では無国籍集団とのこと)。以前よりウモスやロッゾに資源を提供していたようだが、労働者不足を解消する手法として魔導大戦の難民を利用する方法を考え、システム・カリギュラと組んで占領地の蹂躙を進めているようだ。3000年代初頭における連合代表はバイラ・アーシュ連合議長。ノルガン・ジークボゥが3070年に征伐を開始するらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 惑星カーマントーの独立蜂起介入戦 【わくせいかーまんとーのどくりつほうきかいにゅうせん】 

フィルモア帝国が魔導大戦の終盤あるいは終戦後に計画・実行する軍事作戦。その詳細は不明であるが、詩女マグダルを救出するため、フィルモア皇帝の勅命を受けたクリスティン・Vが出陣し、ノイエシルチス全軍と全てのセントリーが参戦する大戦(おおいくさ)となるらしい。エンペラーズ・ハイランダーとなったクリスの初陣に当たる作戦で、現在連載中のエピソード「時の詩女」のラストを飾ることになるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-039


■ 惑星改造 【わくせいかいぞう】 

人類が生存できない星を生存可能な状態に改造すること。現在の地球でも、火星を対象とした惑星地球化改造(Terra Forming=テラ・フォーミング)計画が検討されている。大気成分の適応化や、海洋の生成・維持といった夢物語のような話だが、室内実験の結果ではある程度現実味を帯びつつあるらしい。ジョーカー星団では、アドラーやペスタコが惑星改造によって移植・開拓が可能な星になったという。また、バスター・ランチャーの本来の使用目的は惑星改造にあり、資源採掘のために小惑星を破壊したり、山脈を消して気候を変えたりすることに用いるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-093


■ 惑星フォーチュン 【わくせいふぉーちゅん】 

フォーチュンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ 惑星連合 【わくせいれんごう】 

星団暦の初頭に構築されていたジョーカー星団の各惑星間の連合体制。国家間の諸問題の解決・解消を目的とする国家間調停機構である。ドナウ帝国を含む約100ヶ国の協定によって成立しており、国家間・惑星間で安保条約が取り交わされていたようだ。また、植民惑星であったカーマインは惑星連合の管理下に置かれていたことが判明している。人口増加による資源不足を穴埋めするために植民惑星を開拓し、そこからの資源の吸い上げによって各惑星の不足分を補填していたのだろう。ドナウ帝国のような軍事国家が幅を利かせていた点から考えて、極めて封建的な社会体制を敷いていたことが予想される。ただし、加盟している全ての国家が当時の体制に満足していた訳ではなく、ドナウ帝国のような列強の失脚を狙う一部の勢力も存在していたようだ。こういった派閥争いや各国の思惑・不満が星団暦451年の詩女暗殺計画につながったという見方もできるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ 惑星連合評議会 【わくせいれんごうひょうぎかい】 

星団暦の初頭に組織されていた惑星連合の評議会。連合に加盟する各国家の代表者が議員を務めており、定例議会が開催される。ただし、不定期に開催される常任理事会の決定が優先される場合もあり、その運営や方向性については不透明な部分があるようだ。映画GTMの劇中で描かれた騒動(=詩女暗殺計画)も常任理事会の裏の密約が引き金になっていたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp26


■ ワスチャ・コーダンテ 【わすちゃこーだんて】 new!

アイシャ・コーダンテの実妹。天照家内親王。天照王朝の直系王族コーダンテ家の王女で騎士でもある。しかし、騎士としての能力や王女としての素養・品性は低いとされ、幼少時から姉と比較されることに嫌気が差していた模様。星団暦3007年、アイシャがルーマー王国に籍を移したことで自身の擁護者を失い、これを機にコーダンテ家からも出奔。バランシェ邸に転がり込んだ末に、執事チャーティ・ウッドの勧めでフェイツ公国のルミナス学園に渡った。後にコーダンテ家の正式な跡取りとして呼び戻され、ルート・コーダンテに連なる血筋を遺す予定。その意味で、王家直系の血をつなぐ天照家最重要人物である。パートナーはバランシェ邸で知り合ったワケありのヒュートラン。学友にナトリウム・シング・桜子、ヨーン・バインツェル、ノルガン・ジークボゥなどがいる。ミラージュ騎士団におけるパーソナルカラーは朱色(バーミリオン=天照家皇位1位カラー)。ただし、コーダンテ家に呼び戻される以前のパーソナルカラーはライトグリーン。グリース語(漢語)表記は「環謝・紅檀鼎」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-116


■ ワスペン・クラック 【わすぺんくらっく】 

ワスペン・ナンダ・クラックの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ ワスペン・ナンダ・クラック 【わすぺんなんだくらっく】 new!

ミラージュ騎士団左翼大隊No.21。パーソナルカラーはメタリックレッド(以前の設定ではローズヴァイオレット)。長らく正体不明の騎士であったが、ユーゴ・マウザーの別名であることが明かされた。英訳表記では「Waspene Nanda "Crack"」となっており、「クラック」という名はコードネームである。エルディアイ・ツバンツヒがミラージュにスカウトされたことに気付き、裏切り者の処刑という名目で彼女に接触。ハブられた腹いせに彼女と剣を交えるも、ヴィーキュルの乱入を経て「面白そう」という理由だけでラキシスの配下となった。ミラージュ移籍後は内宮高等学校の物理化学顧問を務めており、女子人気ナンバー1の先生になっている模様。パートナーはラ・ベルダ。旧設定では、ザームラント騎士団からの移籍とされていた。ユーゴ・マウザーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: クラック
初掲載: DE6-074


■ 渡瀬橋 【わたらせばし】 

森高千里が1993年に発表した17枚目のシングル。正確には「渡良瀬橋」である(相変わらずニュータイプ編集部のチェックが甘いというか)。渡良瀬橋は栃木県足利市にあるトラス橋で、その橋に掛かる夕日を見つめながら別れた恋人を思い出す内容になっている。テレビ東京系列で放映された「いい旅・夢気分」のテーマ曲として使用されたほか、2007年には足利市の出資で歌碑が立てられたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p26


■ ワックス・トラックス 【わっくすとらっくす】 

ヴァキ市のユモ通りにある地下酒場。一般人にはあまり名が知られていない地味な酒場であるが、宇宙の戦神と謳われたジョルジュ・スパンタウゼンがマスターを務めており、カステポーを訪れる騎士の間では結構有名なショットバーであるらしい。騎士とファティマが一般人を気にせずに戯れることができる憩いの場であると同時に、騎士同士の連携・連帯による情報交換の場として利用される。実はイオタ宇宙騎士団の出張所兼情報基地であり、店長のジョルジュがここで集めた情報が騎士団の本拠地に流され、トラブル・紛争の解決に役立てられるようだ。劇中に登場する準主役級のキャラクターが集うトラフィックスの拠点。1978年にJim Nash(ジム・ナッシュ)とDannie Flescher(ダニー・フレッシャー)がシカゴに開業したWax Trax! Recordsというレーベルが元ネタ。Fini TribeなどもこのレーベルからCDを出している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-045


■ 和刀造り 【わとうづくり】 

和刀がおそらく古い時代の直刀を指していると思われるので、直刀に用いられる造り込みのこと。通常は鎬(しのぎ)がない平造りを指す。天照がもつ安来の剣は鎬が確認できるため、造り込みの分類で云えば鎬線が刃先まで伸びる切刃造りになると思われる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ ワトソン 【わとそん】 

John H. Watson(ジョン・H・ワトスン)。シャーロック・ホームズ・シリーズに登場する人物。ホームズの同居人であると同時に相棒。医師であり、ホームズの活躍を文章として残した伝記作家でもある。勇気と機知を併せ持つ常識人で、様々な悪癖をもつホームズと衝突することもしばしば。一方で、自身の危険を顧みずホームズを救うために行動したり、事件の解決に向けた潜入・調査を請け負ったりするなど、その根底に深い信頼と友情があることが窺える。ワトスンの協力によって事件が解決するパターンもあり、彼の存在が探偵推理小説における「相棒役」を確立したと云っても過言ではないだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p23


■ 和風ハンバーグ 【わふうはんばーぐ】 

バーナー・恋・ダウドの好きな食べ物(小学校在学時)。和風の味付けのハンバーグ。大根おろし、大葉、ポン酢を載せたハンバーグ、きのこを用いたあんかけハンバーグ、豆腐を用いたハンバーグなどがこのように呼ばれる。要するに和食の技法を用いて作られたハンバーグである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-047


■ ワラビット 【わらびっと】 

惑星カーマイン(後のボォス)に生息する小動物。あるいは惑星開拓時に他星から持ち込まれた生物かも知れない。外観はカンガルーとウサギを足したようなイメージ。若い個体で体長50cm程度。成長後の大きさについては不明。詩女ベリンが連れていたワラビットの子供は「ラブ」と名付けられていた。野生のワラビットとラブは耳の形が異なるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年6月号p53


■ 割り込みコード 【わりこみこーど】 

ホスト・ファティマがGTMの割り込み制御を行う際に使用するコード(符号)のこと。操作対象となるGTMに予め割り込みコードを入力しておくことで、そのファティマが任意のタイミングで割り込み制御することが可能となるらしい。ということは、各ファティマのもつ割り込みコードはそれぞれ固有のコードで、且つ、他者によって容易に書き換えることができない高度なコードということだろう。ラキシスはツラック隊のGTMのメンテナンスに携わる課程で、こっそり全騎に割り込みコードを入力していたようだ。それだけバッハトマ軍の侵攻に対して危機感を持っていたということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-147


■ 割り込み制御 【わりこみせいぎょ】 

特定のファティマが自軍に所属するファティマの演算に割り込むことでGTMの集団を同時に制御すること。ワイドレンジ・ヘッド・キャパシタに組み込まれているシリアル・インジェクターと呼ばれる補助信号を発することで、こういった芸当が可能になる。また、一部のファティマには割り込み制御を行う際に常に上位に置かれる設定が施されている。例として、ファティマ・コンコードは旧ハスハ連合共和国に所属する全てのファティマに割り込むことが可能であり、さらにフィルモア皇帝からロック解除のコマンドが得られれば、全フィルモア・ファティマをも指揮下に入れることが可能であるという。その理由は明らかにされていないが、ドナウ帝国から不戦の証として詩女に送られたGTMカイゼリンに搭乗するファティマであることが関連しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ ワンオフ 【わんおふ】 

ワンオフ(one off)とは特定の目的のために作られた製品のこと。専用品。特注のオリジナルパーツで作られた製品や、単品で製作された試作品なども含まれるが、本来は使い切り・使い捨ての製品を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ワンダン・ハレー 【わんだんはれー】 

AP騎士団[エンブリヨ隊]に所属していた騎士。当時は同支隊の大隊長を務めるエース騎士であったようだ。星団暦2997年、パートナーのハルペルに尋常ではない機能障害が出たことで騎士団から出奔。AFガーランドのモラード・カーバイトを頼ってトラン連邦に逃げ込むも、その後の騒動をもってハルペルとは死別。失意と自身に対するけじめ・戒めから騎士を廃業することとなった。しかし、この騒動の中で出会ったファティマ・ビルドが彼に惚れ込むことになり、魔導大戦の中盤から再び剣をとってデプレとマグダルに協力する。ベラ攻防戦ではツラック隊の第2大隊長を務め、ヤーボの搭乗騎であったバーガ・ハリ・BS-Rを譲り受けた。後にドーチュー隊の支隊長となるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-064


■ ワンピース・スタイル 【わんぴーすすたいる】 

デカダン・スタイルの定番として女性型ファティマに普及したワンピース・タイプのドレス・スタイルのこと。スタイルが成立した初期はサッシュベルト等でウエストの部分を絞るタイトなスタイルが流行ったが、後期にはベルトを付けないルーズなタイプが好まれたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年4月号p59


■ ワンピース・タイプ 【わんぴーすたいぷ】 

1ピースの名のとおり、上衣(ジャケット)と下衣(スカート)が一体化しているスーツ・スタイルのこと。スカート丈はミニからロングまで各種あり、同じワンピースでもシルエットが大きく異なる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年1月号p26


■ 腕部コントローラー 【わんぶこんとろーらー】 

GTMのコクピットにあるコントロール・パーツのひとつ。上腕、肘、下腕、手首、手指の制御を行うパーツで、左右に各1基が配置されている。マスタースレーブ(master-slave)方式ではあるが、各部のわずかな動きで搭乗者の意図を読み取り、基本的な動作はもちろん、会得している剣技をも再現する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年9月号p60


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