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■ 手合い 【てあい】 

試合。ゲームのこと。騎士同士が剣を合わせて練習することをこのように呼ぶ。生身で行う場合と、GTMに搭乗して行う場合がある。カステポーのような物騒な地域で「手合い」といった場合は、手加減が一切ない、ほとんど真剣勝負に近いものとなるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-025


■ 手編みニットのもこもこ靴下 【てあみにっとのもこもこくつした】 

もこもこ毛糸の手編みひざ上ストッキングの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-037


■ ディア・ランス 【でぃあらんす】 new!

A.K.D.宇宙軍のホエール型高速巡洋艦(型式U-XXX)の2番艦。戦艦コードはU-5。同型艦にヘル・ドゥラー(U-4)、ミル・ギグ(U-6)がある。ヘル・ドゥラーのみミラージュ騎士団の所属艦。他2隻はA.K.D.宇宙軍の所属艦である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-052


■ ディー・アイス・カイゼリン 【でぃーあいすかいぜりん】 

GTMカイゼリンの正式名称。ディー・アイス・カイゼリン(Die Eis Kaiserin)はドイツ語で「氷の女王」という意味。初期設定における名称で、現在の設定では単に「ディー・カイゼリン」と呼ばれる。ディー・カイゼリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ ディー・ウィリーズ 【でぃーうぃりーず】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が製作した皇帝騎のひとつ。カイゼリン型GTMの4番騎に当たり、当初はクバルカン法国からドナウ帝国に預けられていたルドルフ・サヤステの乗騎として運用されていた模様。カイゼリンが当時の詩女に譲渡された後、ドナウ帝国の皇帝騎として一時期運用され、統合フィルモア帝国の誕生と共にフィルモア王家の管轄となったようだ。以降はダス・ゴーストと呼ばれる。歴代のフィルモア王家の当主もしくはその縁者に引き継がれてきたと考えられ、星団暦2900年代は剣聖慧茄の乗騎として活躍。後にダイ・グ・フィルモア5世が使用する帝国旗騎となったが、ナカカラ攻防戦の直後にダイ・グが崩御したことで封印されたようだ。ブラウニー・ライドが設計・開発したホルダ型GTMの一種で、ホルダ23型(初期設定ではホルダ21型の2号騎)に位置付けられる。名前の元ネタは、オーストリアの伝承に登場する妖精ウィリー(Wilis)から。未婚のまま亡くなった女性が変化したもので、夜中に森に迷い込んできた若者を死ぬまで踊らせたとされる。バレエ作品「ジゼル」の題材となった怪異である。ダス・ゴーストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ティーガー・フレーム 【てぃーがーふれーむ】 

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。変形機構をもつ特殊フレームでエルディアイ・ツバンツヒが考案した。肩・腰・四肢がスライド変形するためにツインスイング・レール駆動部が大きく設定されており、同時にそれらのロック機構をもつのが特徴。また、背面に飛行ユニットが搭載されており、このフレームを使用しているGTMはいずれも高速飛行が可能な形態に変形する。最新設定に拠ると、飛行形態以外の異なる形態に変形するタイプも存在するようだ。エルディアイが設計・開発したMK1、MK2、MK3、MK4はこのティーガー・フレームを使用。また、エルディアイが天照と共同で製作するスピード・ミラージュは、ティーガー・フレームとティティン・フレームが融合した新たなフレームを使用しているらしい。
別名・異名・正式名など: ティガー・フレーム
初掲載: WG-092


■ ティーガー・フレームGTM 【てぃーがーふれーむGTM】 new!

ティーガー・フレームを採用しているGTM。エルディアイ・ツバンツヒが設計したGTMが該当する。具体的には、MK1、MK2(コピーモデルのスピード・ブリンガーを含む)、MK3、MK4、MK5、MK6の6種ということになる。MK7とMK9については、ティーガー・フレームとティティン・フレームを融合させた新型フレームをもつという設定もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ ディー・カイゼリン 【でぃーかいぜりん】 

星団暦の初頭にドナウ帝国で製造された皇帝騎。カイゼリン型GTMの1番騎である。全高26.7m、本体重量189トン、戦闘重量232トン。周辺諸国から「ドナウ皇帝の氷の女王」と呼ばれ畏怖された帝国最強のGTMであり、通常出力で149テラワット、最大出力で22,300テラワットを叩き出す超高性能騎である(馬力換算では通常200兆馬力、最大3京馬力以上)。設計者はブラウニー・ライド。ホルダ17型に分類されるワンオフ騎であり、ライオン・フレームに超帝國の遺産で唯一現存するペダン7型エンジン(初期設定ではペダン4型エンジン)を搭載している。また、カイゼリンの装甲は全て透明装甲で構成されており、平時に黒色・白色を呈する部分は全てエンジンが発する閃光をスペクトル変化させて映し出しているという。発光色はエンジン出力に応じて変化し、映画GTMの劇中でも黒、赤、白、空、橙、草色などが確認された。星団暦476年にドナウ帝国から当時の詩女に「不戦の証」として譲渡され、以降は詩女個人が管理するGTMとして封印。2490年のミノグシア独立戦争で封印が解かれ、詩女エダクダから剣聖ビザンチンに託されると同時に、ミノグシア連合の旗騎GTMとして内外に知られることとなった。この時、ゼビア・コーターによって頭部のシン・ファイアが取り除かれ、ファティマ搭載型に換装されている。2992年には詩女ムグミカからヤーボ・ビートに手渡され、トラン連邦において小規模の戦闘に参加。現在の所有権は詩女フンフトにある。王冠を戴いた女皇帝を彷彿させるデザインと、その透き通った氷のような騎体色から、史上最も美しいGTMと呼ばれる。ディー・カイゼリン(Die Kaiserin)はドイツ語で「女王」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ ディー・カイゼリン・ゼノアRB2 【でぃーかいぜりんぜのあRB2】 

ウィル星団暦7777年以降に運用されるミラージュGTMのひとつ。X2型ミラージュに分類される。天照の手に拠って遊星駆動システムを搭載されたディー・カイゼリンの改装型である。武装面でもミラージュGTMに共通のレインボースリット等を追加しているらしい。専任ファティマ(且つ専任騎士)のタワーが搭乗する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 帝位継承順位 【ていいけいしょうじゅんい】 

皇位継承位とほぼ同義。皇位継承位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ 帝位継承ランク 【ていいけいしょうらんく】 

皇位継承位とほぼ同義。皇位継承位の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ ディーザード社 【でぃーざーどしゃ】 

ガット・ブロウを生産する刀剣メーカーのひとつ。ヴィーニッヒの汎用モデルとして知られる「M-2990vh」を生産・販売している会社である。おそらく、「重戦機エルガイム(1984)」に登場したヘビーメタルの一種ディザードが元ネタ。ということは・・・同社の創業者はマスエル・ランバートになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ ディー・シャドウ 【でぃーしゃどう】 new!

フィルモア帝国が所有するホルダ型GTMの一種で、ホルダ25型に位置付けられる特別仕様騎。王騎とも呼ばれることから、おそらくは王専用のワンオフ騎である。円卓の騎士に就任した璃里・ニーゼル(ジークママ)が搭乗する。名前の元ネタはロールス・ロイスが1965年に発表したシルバー・シャドウ(Silver Shadow)だろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ティータ 【てぃーた】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した31体目のファティマ。シリアルはBF-31f。アスペクトはギリシャ系。完成は2895年。ミラージュ騎士のレオパルト・クリサリスに娶られた後、歴代のクリサリス家当主に仕える。バランシェがファティマ・エストに対抗して製作したファティマであり、シンクロナイズド・フラッターに挑んだ結果として、GTM搭乗時に戦闘能力とGTM制御能力が向上する特殊プログラムが盛り込まれたようだ。エストと同じく特定のGTMに搭乗した場合に連動するプログラムと思われるが、そのGTMについては明かされていない。3159年以降に品格がフローレスに引き上げられる予定。ティータは永野デザインの中でもかなり古株で、その名前は「重戦機エルガイム(1984)」の裏設定において既に登場している。エルガイムMk.IIの頭部に収められた有機コンピューターの名称であるが、これはもともとブラッド・テンプルの3号機に搭載されていたものであったという。正式名はティータニス。別名「Show Must Go On」。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ ティータイム 【てぃーたいむ】 

お茶を楽しむ時間のこと。英国の喫茶習慣では、一日のうちに何度もティータイムが置かれる。寝覚めのベッドで楽しむお茶(アーリィティー)、朝食のお茶(ブレックファーストティー)、午前11時に楽しむお茶(イレブンジィズ)、午後のお菓子と共に楽しむお茶(アフタヌーンティーもしくはローティー)、夕食のお茶(ハイティー)、夕食後にまったり楽しむお茶(アフターディナーティー)、寝る直前のお休みのお茶(ナイトティー)など。かつては貴族と労働者でお茶を楽しむ時間が異なっており、各階級でティータイムの内容もそれぞれ異なったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-078


■ ディー・ナキメーカ 【でぃーなきめーか】 new!

ナキメーカの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-164


■ ディー・プリンシパル 【でぃーぷりんしぱる】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が製作した皇帝騎のひとつ。カイゼリン型GTMの3番騎に当たり、当初はボットバルト・デュー・バルバロッサの乗騎として運用されていた模様。プリンシパル・ボリショイ・グーガントあるいはジー・ボリショイ・グーガントとも呼ばれる。以降もバルバロッサ王家の王騎であったと考えられるが、統合フィルモア帝国の建国と共に各王家で皇帝騎の所有権が移され、ブラウ・フィルモア王家の管轄となったらしい。以降はダス・カイザースと呼ばれる。星団暦3000年代初頭の時点ではニーゼルことブラウ・フィルモア王が所有。また、彼女の娘に当たる茄里・ボルガ・レーダーの乗騎としても 運用されているようだ。ブラウニー・ライドが設計・開発したホルダ型GTMの一種で、ホルダ21型に位置付けられる。初期設定では、ドナウ帝国ではなく太陽王国の皇帝騎として設定されており、コミック13巻p150で解説されていた内容と設定に齟齬が生じている状態にある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-204


■ ディー・ボリショイ・グーガント 【でぃーぼりしょいぐーがんと】 

ジー・ボリショイ・グーガントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ ディー・メロウラ 【でぃーめろうら】 

星団暦の初頭にドナウ帝国が製作した皇帝騎のひとつ。カイゼリン型GTMの2番騎に当たり、当初はドナウ帝国傘下のハロルドラント王国の王騎として運用されていた模様。映画GTMにおいてはハロルドラントの王女であり、ドナウ帝国のハイランダーとして活躍したシャンディ・マーカスの乗騎として登場している。カイゼリンが詩女に譲渡された後にドナウ帝国の皇帝騎として運用され、統合フィルモア帝国が誕生した際に友好の証として(太陽王国の直系たる)ボルガ・レーダー王家の管轄に移されたという。その後はレーダー王家系列の歴代皇帝が搭乗し、レーダー8世の手を経てクリスティン・Vへと引き継がれることとなった。ブラウニー・ライドが設計・開発したホルダ型GTMの一種で、ホルダ19型に位置付けられる(初期設定ではホルダ15型)。名前の元ネタは、アイルランドの伝承に登場する人魚メロウ(merrow)から。旧設定におけるネプチューンに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p81


■ ディー・ヨーグン連合 【でぃーよーぐんれんごう】 

ディ・ヨーグン統一連邦の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ディーンアンドデルーカのトマトジュース 【でぃーんあんどでるーかのとまとじゅーす】 

ブラウ・フィルモア王が高校在学中に好きだった飲み物。ディーンアンドデルーカの自社ブランドが扱うトマトジュース。Dean & DeLuca(ディーンアンドデルーカ)はアメリカ・カンザス州ウィチタ市に本拠を置く食料品チェーン店。1977年にJoel Dean(ジョエル・ディーン)、Giorgio DeLuca(ジョルジオ・デルーカ)、Jack Ceglic(ジャック・セグリック)がニューヨーク市マンハッタン区のソーホーで開業したセレクトショップがその起源。88年にブロードウェイに旗艦店をオープンし、セレブの御用達としてさらに人気が高まったことで世界各国の商社と提携して海外進出を果たした。日本では伊藤忠商事との提携会社である株式会社ディーンアンドデルーカジャパンが販売を担当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-106


■ ディオ・クルマルス 【でぃおくるまるす】 

ヘリオス剣聖騎士団に所属していた七剣聖のひとり。クルマルスという名はコードネームで、本名はまだ登場していない。水の剣聖と呼ばれていたようだ。GTMシュッツィエンに搭乗。星団紀に入った現在も存命・・・との設定であったが、星団暦3000年代初頭においてはガマッシャーンの筆頭騎士シュバイサー・ドラクーンの身の内に意識が宿っているらしい。シュバイサー・ドラクーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ ティガー・フレーム 【てぃがーふれーむ】 

ティーガー・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 帝騎 【ていき】 

皇帝騎とほぼ同義。天照王朝およびA.K.D.の旗騎マグナパレスは、搭乗者が天照の帝ということもあり、帝騎と呼ばれるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 帝騎ディア・グレース 【ていきでぃあぐれーす】 new!

マグナパレス・ディアグレースの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ 帝騎マグナパレス 【ていきまぐなぱれす】 

GTMマグナパレスの正式名。帝騎という肩書きも含めて正式名となるようだ。マグナパレスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ 帝騎メガロコート 【ていきめがろこーと】 new!

GTMメガロコートの正式名。帝騎という肩書きも含めて正式名となるようだ。メガロコートの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ ディグツァイト・シュツィエン 【でぃぐつぁいとしゅつぃえん】 

シュッツィエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ ディグツァイト・シュツィエン・雷丸 【でいぐつぁいとしゅつぃえんいかずちまる】 

ログナーが超帝國時代に使用していたGTM。超帝國剣聖が使用するシュッツイエンと同型であるが、装甲色が群青色となっている。ログナーが「雷丸」と命名した最初の騎体であり、「元祖雷丸」とも呼ばれるようだ。シュッツィエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-093


■ 帝国議会 【ていこくぎかい】 

フィルモア帝国議会。フィルモア帝国の権力分立は、皇帝、元老、軍事、議会、司法の五権で成立しており、そのうち議会は行政と立法を担う位置にある。より正確には、フィルモア帝国議会は議院内閣制を採用しており、議会(立法機関)は内閣(行政機関)の下に位置し、上院議会と下院議会の協議・議決によって内閣の信任を行う立場にある。星団暦3000年代初頭における内閣官房長官(=首相)はミヤザ・ヘクゼイであり、ミヤザは元老院と議会の仲立ちとしても動いているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-106


■ 帝国議会目付役 【ていこくぎかいめつけやく】 new!

フィルモア帝国議会の動向を監視・共有するために皇帝が付けたお目付役。レーダー9世として即位したジークは、妹の茄里を目付役として指名し帝国議会に付けた。ただし、これはおそらく議会を監視するためではなく、絶対専制君主制への移行で混乱するであろう国民感情を抑えてくれる議会と、その代表者たるミヤザとのパイプ役を任せたものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-169


■ 帝国騎士団 【ていこくきしだん】 

帝政国家が組織している騎士団のこと。フィルモア帝国の場合、広義にはノイエ各グループ、王家近衛騎士団、国家騎士団の全てを指すが、狭義には国家騎士団(旧設定では中央・東方・西方・南方・北方騎士団)のみを指しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ 帝国騎士団長 【ていこくきしだんちょう】 

帝政国家の国家代表騎士団を預かる騎士団長のこと。筆頭騎士と同義であるが、肩書きは各国家で異なるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 帝国騎士団もえぎグループ 【ていこくきしだんもえぎぐるーぷ】 

ノイエシルチス・萌葱グループの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-033


■ 帝国教導騎士団 【ていこくきょうどうきしだん】 

フィルモア帝国の教導騎士団。帝国に所属する騎士を教導する立場にあるエリート集団である。通常は、エース級の騎士を教官に置き、見込みのある騎士を集めて訓練することで次世代のエースを育てる役目をもつ。また、帝国内でも指折りの騎士が集うグループでもあるため、GTMの新型装備や改装後のテストなどは専らこのグループの担当となる。軍全体の統制を取る中で、何事も最優先で事に当たり、得られた情報の還元・拡散を求められる部署ということになるだろう。また、教導騎士団は元老院の直下に置かれており、場合によっては皇帝の指揮から外れて動くこともあるようだ。魔導大戦においては、この騎士団の一部と特務騎士団のメンバーがブーレイ傭兵騎士団に姿を変えて戦場に降り立ったらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-028


■ 帝国軍 【ていこくぐん】 

帝政国家が組織している軍隊のこと。広義には騎士団、地上軍、宇宙軍の3軍を指すが、狭義には騎士団のみを指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-146


■ 帝国元老院 【ていこくげんろういん】 

フィルモア帝国元老院の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ 帝国構成諸国 【ていこくこうせいしょこく】 new!

フィルモア帝国を構成している各国家。フィルモア王家・分家が治める東部(旧ブラウ・フィルモア帝国各国)、レーダー王家・分家が治める西部(旧ボルガ・フィルモア帝国各国)、バルバロッサ王国のほか、ジルメア王国やハロルドラントが含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年3月号p59


■ 帝国国防大学 【ていこくこくぼうだいがく】 

フィルモア帝国の国防大学。いわゆる軍大学のことだろう。軍大学とは、士官学校(卒業後に少尉になる)よりもさらに高度な軍事教育を行う専門教育機関のこと。士官学校を終えて軍属となった後、さらなる昇進が見込まれるエリートを集め、高級指揮官となるべく徹底した教育を行う。教育課程の内容はその機関の整備・運用状況により異なるが、通常は卒業後に佐官となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-103


■ 帝国国家騎士団 【ていこくこっかきしだん】 new!

フィルモア帝国の国家騎士団。ノイエシルチス傘下の第1〜第8騎士団と、帝国を構成する各国家の騎士団が含まれる。ジークがレーダー9世として即位した後に帝国騎士団の再編成が進み、第1〜第8騎士団は全てノイエシルチスに吸収された。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-176


■ 帝国近衛騎士団 【ていこくこのえきしだん】 

帝政国家の国家元首(=皇帝)の警護と世話役を担う近衛騎士によって構成された騎士団のこと。皇帝近衛騎士団とも呼ばれる。皇帝近衛騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-091


■ 帝国三大王家 【ていこくさんだいおうけ】 new!

三大王家の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年1月号p64


■ 帝国思想 【ていこくしそう】 new!

帝国主義の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-168


■ 帝国主義 【ていこくしゅぎ】 

帝政国家が(あるいは帝政を築こうとする国家が)、自国の隆盛を第一義として権力や軍事力をもって他国を侵略しようとする思想のこと。通常は経済圏の拡大つまり資源獲得や領土拡大を目的として他国を強制的に傘下に組み入れようとする思想や政策をこのように呼ぶ。要するに、他国の積極的な支配を正当化する思想である。自国の行動が正しいものであると国民に信じ込ませる中で、選民思想や宗教的思想が迎合する場合もあるし、その維持のために教育あるいは洗脳という形で国民に向けられる場合もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-077


■ 帝国章 【ていこくしょう】 

帝政国家の国家章。各国家によってデザインが異なる。フィルモア帝国の帝国章は中央の十字星と四方の円紋から成る紋章である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-103


■ 帝国正王家 【ていこくせいおうけ】 

フィルモア帝国の正王家。正王家とは基本的に初代皇帝の直系王家を指しており、フィルモア帝国ではブラウ・フィルモア王家が該当する。ただし、劇中ではボルガ・フィルモア王家(ボルガ・レーダー王家の間違い、もしくは、ボルガ・レーダース・フィルモア王家の別称)が初代皇帝の直系王家と書かれており、かなり混乱しているような気がしないでもない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-126


■ 帝国聖騎士 【ていこくせいきし】 

フィルモア帝国の聖騎士。特殊称号サクリファイスを得ている人物を指す。サクリファイス聖騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-127


■ 帝国正騎士団 【ていこくせいきしだん】 new!

その帝国が正式に採用している騎士団。傘下の騎士団や傭兵騎士団と区別する際の呼称である。フィルモア帝国の正騎士団はノイエシルチスである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-176


■ 帝国第1騎士団ライプスタンダルテ・ドナウ 【ていこくだい1きしだんらいぷすたんだるてどなう】 

ドナウ帝国に所属する騎士団のうち、その筆頭たる第1騎士団のこと。ライプスタンダルテ・ドナウ(Leibstandarte Donau)はドイツ語で「ドナウ(皇帝)専属部隊」もしくは「近衛部隊」と訳されることから、皇帝近衛騎士団を指していることが判る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-075


■ 帝国第2騎士団 【ていこくだい2きしだん】 

フィルモア帝国第2騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-202


■ 帝国第3騎士団 【ていこくだい3きしだん】 

フィルモア帝国第3騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ 帝国第4騎士団 【ていこくだい4きしだん】 

フィルモア帝国第4騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-201


■ 帝国第6騎士団 【ていこくだい6きしだん】 

フィルモア帝国第6騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ 帝国第8騎士団 【ていこくだい8きしだん】 

フィルモア帝国第8騎士団の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年6月号p57


■ 帝国駐留騎士団 【ていこくちゅうりゅうきしだん】 

フィルモア帝国駐留軍の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-202


■ 帝国特別法 【ていこくとくべつほう】 new!

フィルモア帝国の特別法。詳細は不明。レーダー9世が枢密院を新設するために3070年に制定した新法らしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年7月号p67


■ 帝国の犬 【ていこくのいぬ】 

幼少時の凶事の罪滅ぼしとして帝国に仕えることを選んだクリスティン・Vは、自らの意志で行動することを許されておらず、国内外の一部から「犬」と呼ばれて揶揄されていたらしい。とは云え、彼女の過酷な人生に理解を示す者は決して少なくないらしく、騎士団内や一部の国民の間では相応の人望と人気を得ているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-159


■ 帝国の至宝 【ていこくのしほう】 

フィルモア帝国の至宝。フィルモア1世が所持していた七宝の指輪を指す。トリハロンの指輪の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-008


■ 帝国法 【ていこくほう】 new!

帝政国家の法律を指すが、劇中で言及されているのはフィルモア帝国の憲法である。おそらく帝国の国家形態や統治組織に関する規定をまとめた法律であろう。ジークは三大王家の家督を全て引き継ぐことで帝国元老院の8割を超える議決権もち、現行法を犯すことなく帝国統治の全権を獲得し、以て円卓の騎士の召喚と自らの即位を成し遂げた。すなわちフィルモア帝国における専制君主制の強制発動である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p58


■ 帝国民 【ていこくみん】 

帝政国家の国民のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-137


■ 帝国領 【ていこくりょう】 

帝政国家の領地のこと。また、帝政国家がその本来の領地とは別に支配権を得て運営している領地のこと。統治領や支配領とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ 偵察システム 【ていさつしすてむ】 

偵察機能をもつシステムの総称。索敵システムとほぼ同様のシステムと思われるが、「偵察」には敵に察知されず能動的に情報を収集する意味合いがある。よって、敵機・敵軍の索敵機能を妨害するシステムも含まれているものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p59


■ 偵察汎用型 【ていさつはんようがた】 

GTMを目的分類した場合の類型のひとつ。索敵・偵察に優れた機能を持ちつつ汎用性を維持しているモデルを指す。グリット・ブリンガーは偵察汎用型とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 偵察部隊 【ていさつぶたい】 

偵察兵により構成される部隊のこと。自軍の本隊に先駆けて前線に入り、戦闘展開区域の状況確認と敵軍の捜索・警戒を担当する部隊である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ 偵察ポッド 【ていさつぽっど】 

艦艇などに備え付けられている偵察用の小型艇のこと。もしくはポッド状の偵察ロボットかも知れない。ポッドとはヒトひとり分の容量をもつカプセルや小型艇のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ 偵察連絡用クルーザー 【ていさつれんらくようくるーざー】 

敵軍・敵地への偵察が可能で、且つ、宇宙船と地上間を移動することが可能な連絡艇を指しているのだろう。クルーザーとは巡航船(方々に立ち寄りながら長距離移動をする艦船)のこと。ただし、軍艦の艦種でクルーザーと云えば巡洋艦(戦艦よりも機動力・航続力が長ける軍艦)を指すため、連絡艇でありながら相応の交戦能力を備えているのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-255


■ 偵察ロボット 【ていさつろぼっと】 

偵察・索敵を担うロボット。様々なタイプが存在するものと思われるが、多くは自律稼働・空中浮遊が可能な小型ロボットを指す。ブリンガー・シリーズが装備する兵装の中では、グラン・シーカーやビヨンド・シーカーが偵察ロボットに該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年3月号p65


■ ディジナ・マイスナー 【でぃじなまいすなー】 

星団暦4000年代後期に、ラベル・ジュード、ウェイ・ルースらと共に反抗アマテラス軍に参加したレジスタンスの少女。自らの出生を知らず、幼少時から所持しているルビー(実はセントリー・ライブが生み出したセントリー・ドロップ)を唯一の手がかりと考え、そこに記された「LADYOUS SOPP」という名前の人物を追っている。その正体はコーラス王朝マイスナー家の正当後継者である。後にコーラス家の正当後継者たるラベルと添い遂げ、コーラス王朝を再興することになる。ファティマ・ウリクルのそっくりさん。自身の出自を知らない間はディジナ・フレットを名乗っていたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-123


■ ティス 【てぃす】 

ファティマ・ティスホーンの愛称。ティスホーンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-115


■ 定数 【ていすう】 

値が一定で変化しない数のこと。軍事用語では、その軍グループが本来保有する(のに理想とされる)車輌、船舶、兵員などの数を指す。ジョーカー星団では当然GTMの保有数も含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 定数配備 【ていすうはいび】 

軍事用語では、車輌、船舶、兵員などが、その軍グループに設定されている定数を維持している状態のこと。ジョーカー星団では当然GTMも含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-094


■ 定数割れ 【ていすうわれ】 

軍事用語では、車輌、船舶、兵員などが、その軍グループに設定されている定数より少ない状態になること。ジョーカー星団では当然GTMも含まれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-064


■ ディスカバリー号 【でぃすかばりーごう】 

1968年に公開された映画「2001: A Space Odyssey(2001年宇宙の旅)」に登場する宇宙船。劇中の設定ではアメリカ合衆国の所属船で当時最速の宇宙船。全長100m。球体の居住区画、船体本体となる棒状構造物、原子力ロケットを備える推進システムが連結した構造をしている。UNCOS登録番号01/283、コールサインはXレイ・デルタ1(XD1)。小説版では仕様が若干異なる。人工知能HAL9000が搭載されており、この人工知能と乗員にそれぞれ異なる指令が下されたことで、物語は互いの疑念・衝突へと発展していくこととなる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p25


■ ディス・クェン・ラ 【でぃすくぇんら】 

コーラス王家の開祖。他者の技量や知識・記憶を取り込み、次世代に引き継がせることが可能な奇跡とも云える因子・能力を得ていた人物とされる。超帝國剣聖ララファ・ネーデルノイドによって見出され、彼女の技量と知識を受け継ぐことでコーラス王家を興したという。以後のコーラスの血筋において世代交代による能力の劣化は避けられなかったものと考えられるが、コーラス22世や23世が騎士そしてガーランドとして活躍したことからも判るとおり、その資質は今もなお引き継がれているようだ。また、ララファの残した残留思念は分家筋に当たるハリコンや桜子に引き継がれており、必ずしも直系の血筋を拠り所とするものではないことが判る(男系・女系も関係なし)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-199


■ ディスコネクター 【でぃすこねくたー】 

銃火器のパーツのひとつ。トリガーを引いて弾丸が発射された後、トリガーとハンマーの連結を一旦遮断する機構をもつ。つまり、ディスコネクターが作動していると、トリガーを引いた状態にしていてもハンマーはフリーな状態となっており、トリガーを戻して初めてハンマーを起こすことが可能となる。通常はオートマチックピストルでフルオートを避けるための機構である。劇中でマグナパレスがバスター砲の3連射を使用した際、ディスコネクターを作動させた上でシアーを解放してロックする描写がある。この状態だと3連射の次弾装填ができないことになるが、ラピデア・カノンでは発射の度にハンマーを起こす訳ではないので、トリガーを一度引いた状態で3発分のバスター・エネルギーが発射されるまで固定する役割を持っていることになるのかな。うーん・・・連射しない場合はディスコネクターを作動させ、連射する場合は停止させる方が一般的なイメージに近いはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-133


■ ディスターヴ隊 【でぃすたーヴたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[ディスターブ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2016年3月号p60


■ ディスターブ隊 【でぃすたーぶたい】 

AP騎士団を構成する12支隊のひとつ。AP騎士団[ディスターブ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-025


■ ディスティニー・ブリンガー 【でぃすてぃにーぶりんがー】 

帝騎マグナパレスの正式名。ブリンガー・シリーズとしての呼び名であり、D型つまり型式「Mirage D」に分類されるミラージュGTMがこのように呼称される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ ディスティニー・ラキシス 【でぃすてぃにーらきしす】 

ファティマ・ラキシスを指す呼び名のひとつ。「運命の3人の女神」のひとりである彼女に与えられた二つ名である。三姉妹の中で最も長く波乱に満ちた運命を歩むことになる彼女自身の在り様を謳った呼び名であり、FSS第1話のタイトルでもある。そのまんま「運命のラキシス」と云い換えてもいいだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年10月号p63


■ ディストーション・ブレード・ブロウ 【でぃすとーしょんぶれーどぶろう】 

破烈の人形の主武装。ガット・ブロウにエンジン直結の超強力なプラズマを纏わせ、その攻撃によって敵GTMの装甲を電磁崩壊させる機能をもつ。ガット・ブロウの握把にチャージ用のソケットがあり、騎体右胸から直接プラズマのラインを発してチャージを行う。チャージ時間は0.3秒。刀身にプラズマを纏わせる限界時間は1秒。1秒を超えると過剰エネルギーにより刀身は溶け、GTM本体もオーバーフローで機能停止に陥る諸刃の剣である。打突・剣劇が騎体の一部を掠めただけで放電作用によりスイングを一瞬だけ停止させる場合もあり、相対する騎体は避け切ることが攻略の要となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-220


■ ティスホーン 【てぃすほーん】 

クローム・バランシェがバストーニュに工房を構えてから製作した41体目のファティマ。シリアルはBF-41。アスペクトはスペイン系。完成は2976年。アレクトー、メガエラと同時に製作された。色気が少ないと云われるファティマの中に在りながら、スリットの入ったロングスカートで一部のファンを悩殺した美脚キャラ。マスターはミラージュ騎士のランドアンド・スパコーン。魔導大戦の勃発に合わせてマスターと共にハスハに参入。後にミノグシア連合AP騎士団に所属することになる。ギリシャ神話における復讐の女神エリニュースの三女ティシフォネー(「殺人を復讐する者」の意)が元ネタ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-035


■ ディス・ボスヤスフォート 【でぃすぼすやすふぉーと】 

星団暦2990年代の末期にバッハトマ魔法帝国を興した星団最強のバイター。太古に失われた能力を含む全てのブリッツェン・パワーを操り、騎士をも凌駕する反応速度によってミラージュ騎士ですら駆逐してしまう脅威の魔導師である。その力はかつて超帝國ユニオの皇帝だけが有していた特別な能力であり、彼が超帝國(の開発機関)によって生み出された純血のバイターであることを示す唯一の証となっている。バッハトマ皇帝となった後に名乗る「ヒフツェン」はドイツ語で「15」を意味し、自ら超帝國ユニオの第15代皇帝であることを宣言したものであるが、超帝國とボスヤスフォートの関係を裏付ける記録は一切残っていない。全ては闇の中・・・と云うより、永野センセーの頭の中である。マグダルとデプレから見れば「憎むべき悪者」であるが、実は魔導大戦という大きな渦の中で天照に挑む算段を練り続ける「神への挑戦者」という部分が面白い。彼がやろうとしていることは、本質的にラベル・ジュードが目指すことと大差が無いのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 帝政フランス時代 【ていせいふらんすじだい】 

フランスの帝政時代。ナポレオン1世の軍事独裁政権が成立していた1804年から1814年までの期間(第一帝政)と1815年中のわずかな期間(百日天下)、ナポレオンの甥に当たるナポレオン3世が皇帝となった1852年から1870年までの期間(第二帝政)がある。いずれも帝政が布かれていた期間は短く、国外での敗戦を受けて終焉を迎えている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-041


■ 低体温状態 【ていたいおんじょうたい】 

凍結保存などの処置によって騎士やファティマの体温を下げている状態のこと。通常の医療において、体温を一定以下に下げる行為は危険であるが、ジョーカー星団では凍結保存技術が確立されているためにこのような処置が採られるようだ。ただし、騎士やファティマとは肉体の耐久性が異なる通常のヒトに対してこのような処置を採るかどうかは不明である。凍結保存の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-084


■ ディッパ・ドロップス 【でぃっぱどろっぷす】 new!

ミラージュ騎士団右翼大隊No.9。パーソナルカラーはダークエンジ(以前の設定ではダークブラウン)。ピエロのようなメイクを好む女性騎士。第2期ミラージュの中核を担う。アドラーのメルサス国出身。ミラージュ以前はナルキアの騎士であった。A.K.D.の科学技術省長官であると同時に、医局長を務める医学博士・生物博士でもあり、ログナーやランドの生体モニターを担当する。また、新型GTMのテスト・パイロットとして星団各地に派遣されることも多く、星団暦2989年にはコーラス・ハグーダ戦に割り込んで試作騎イーエス(ES)(以前の設定ではコールドアイ・ブリンガー)の実戦テストを行っていたようだ。魔導大戦に先駆けて第2期ミラージュの多くが死亡または引退する中、アイシャ、ランド、ウラッツェンらと共に生き残り、次世代ミラージュ騎士のスカウトと育成に尽力。ガス・ガル連邦に派遣されていた頃に死刑囚であったメイザー・ブローズを見出して養子としたようだ。パートナーはアキレス。旧設定ではグリース王国の出身であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ ティティン2型・エンパー・フレーム 【てぃてぃん2がたえんぱーふれーむ】 new!

デトネーター・ブリンガーが採用しているフレーム。ティティン・フレームの派生型であるが、閃1014エンジンを胸部に双発で収めるレイアウトに変更した結果、通常のGTMの2倍以上の巨体を誇るフレームへと発展した。ツイン・エンジンの搭載を基本とする点は同一とは云え、ほとんど別系統のフレームである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ ティティンD型ツァラトウストラ 【てぃてぃんDがたつぁらとうすとら】 

GTMマグナパレスの型式名と思われるが詳細不明。マグナパレスはティティン・フレームを採用しているD型ミラージュマシンである。ツァラトウストラはB型の呼称であるが、先行開発したD型のデータが同型フレーム・同型エンジンのB型に反映されているはずなので、ツァラトウストラの原型モデルとして同じ呼称が使われているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-124


■ ティティンD型フレーム 【てぃてぃんDがたふれーむ】 new!

GTMマグナパレスが採用しているフレーム。基本設計はZ.A.P.のティティン・フレームと同一であるが、各部がより太く、堅牢に作られているのが特徴。それ故に、マグナパレスはZ.A.P.と比較してエンジン出力の安定性が高く、継戦能力も各段に高いとされる。一方、劇中ではよく判らない理由でやたら不安定な挙動を示すことが描かれている。旧設定においては、時間をエネルギーとして取り込むために不可思議な現象が起こると説明されていたのだが・・・この辺は全てボツ設定と考えてもいいだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-018


■ ティティンJ型 【てぃてぃんJがた】 

デトネーター・ブリンガーが採用しているフレーム。天照家J型駆逐戦闘兵器の開発素体として作られたフレームはティティン・エンパー・フレームという名称であったため、この素体の完成形がティティンJ型ということになるだろうか。おそらくティティン・フレームの派生型である。ティティン・エンパー・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年11月号p59


■ ティティン・エンパー・フレーム 【てぃてぃんえんぱーふれーむ】 

天照家J型駆逐戦闘兵器の開発素体として作られたフレームのこと。その名のとおり、ティティン・フレームの派生型に位置付けられる。開発当初はこのフレーム自体にE型ミラージュの型式が与えられていたようだ。設定変更により、J型駆逐戦闘兵器のフレームはティティン型エンパー・フレームとされたようだが・・・そうなると派生元の名称はエンパー・フレームにしなければならないはず。後の設定変更により現在はティティン2型エンパー・フレームに改められた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年4月号p55


■ ティティン・エンパー・フレームGTM 【てぃてぃんえんぱーふれーむGTM】 new!

ティティン・エンパー・フレームを採用しているGTM。J型ミラージュが該当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ ティティン型エンパー・フレーム 【てぃてぃんがたえんぱーふれーむ】 new!

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。天照家J型駆逐戦闘兵器に採用されているフレームであるが、Z.A.P.やマグナパレスが採用しているティティン・フレームから派生したフレームであるため、エンパー型ティティン・フレームと表記するのが正解ではないだろうか。後の設定変更により現在はティティン2型エンパー・フレームに改められた。ティティン・エンパー・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-033


■ ティティンシャ・バスコ 【てぃてぃんしゃばすこ】 

レント王国の王ジェスター・ルースとアラド・バスコ・スバースとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。長女であり、トラン連邦の初代大統領のウゴード・ルースと剣聖ディモス・ハイアラキを兄にもつ。星団暦2508年生まれ。バスコの名を継いだ強力なボルテッツ(もしくはスコーパー)であったようだ。ルース家から離れ、バキン・ラカン帝国に仕えた後に聖帝ランダの妻となる。彼女の子供がクリュ・バスコ・ハリス(ハリス家始祖)、ラシャ・バスコ(ボルサ・バスコの母)、慧茄・バスコ(後の慧茄・ダイ・グ・フィルモア)の三姉妹である。ちなみに、ティティンシャはランダの後妻であり、聖帝の力は前妻の子供が引き継いでいたようだ(ミマス帝はその子供の娘に当たる)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-109


■ ティティン・フレーム 【てぃてぃんふれーむ】 

GTMのフレーム構造に関する分類のひとつ。天照の帝が考案したフレームで、2基1対のエンジン(=ツイン・ハーモイド・エンジン)の搭載を前提として開発が進められた。強力無比のエンジン出力に耐え得る強度を誇るが、ツイン・エンジンの発熱はフレームをも溶解させるリスクがあったため、全身に強制排熱システムを組み込むことで安定化が図られた。結果、ツイン・エンジンの出力は相乗効果により測定不能なレベルの高出力となり、このフレームを採用しているツァラトウストラ・アプターブリンガーおよびマグナパレスは、星団紀における一般的なGTMを遥かに凌駕する性能を獲得することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ ティティン・フレームGTM 【てぃてぃんふれーむGTM】 new!

ティティン・フレームを採用しているGTM。Ba型、B型、D型、D2型、F2型、J型の各種ミラージュGTMが該当する。要するにツイン・エンジン騎の大半はティティン・フレームGTMである。J型はより正確にはティティン・エンパー・フレームGTMに分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-034


■ デイデ・ゼクス 【でいでぜくす】 

DID6の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-046


■ 帝都 【ていと】 

帝政国家における首都。皇帝が居城を構えている都を指す。例として、バキン・ラカン帝国の帝都はラッカ、フィルモア帝国の帝都はデュアンスである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ 提督 【ていとく】 

宇宙軍における艦隊総司令(艦隊指揮官)のこと。通常は将官または元帥が務める。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-101


■ 帝都デュアンス都立高等学校 【ていとでゅあんすとりつこうとうがっこう】 

フィルモア帝国の帝都デュアンスにある都立の普通科高校。一般人が通うごくご普通の公立共学校である。制服は男子・女子共にブレザー・タイプで、男子はネクタイにスラックス、女子はリボンにスカート。制服のテキスタイルは濃いグリーンにイエローの格子が入っており、某女子高生アイドルグループのような出で立ちとなる。ブラウ・フィルモア王、イアン・ケーニヒ、ソーニャ・カーリンの母校でもある。ただし、ブラウ・フィルモア王は中退しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-084


■ 底辺国家 【ていへんこっか】 

その社会において下層階級に位置付けられる国家のこと。社会的地位が低く発言力が小さい国家、あるいは、そこに生活する人々の生活水準が著しく低い国家が該当する。アドラーのダスニカ=カジャ連合やヨーグン諸国は移民・難民が溢れかえる底辺国家とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-095


■ ディメトロドン 【でぃめとろどん】 new!

盤竜目真盤竜亜目スフェナコドン科に属すDimetrodon属(ディメトロドン属)のこと。ペルム紀前期に生息していた単弓類。トカゲのような体型で、脊椎が長大に伸びており、背中に帆のような背びれが形成されているのが特徴。この帆の内部に多数の血管が走っており、熱交換器の機能を果たしていたと考えられる。学名はラテン語で「二種類の歯」の意。化石は主に北米に産する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-117


■ ディメンション 【でぃめんしょん】 

「dimension」で「寸法」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ ディメンション・イクゼスティング・セントリー 【でぃめんしょんいくぜすてぃんぐせんとりー】 

ボォス星に君臨する5種5頭のセントリーのこと。ディメンション(dimension)は「次元」の意。イクゼスティング(existing)は「存在する」の意。よって、「次元(の狭間)に存在する完全無垢なるモノ」とでも訳せばいいだろうか。セントリーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ ディモス・ハイアラキ 【でぃもすはいあらき】 

初代剣聖ナッカンドラ・スバースを祖父にもつ5代目剣聖。レント王国最後の王ジェスター・ルースとアラド・バスコ・スバースとの間に生まれた3人の子供のうちのひとり。次男であり、兄にウゴード・ルース、妹にティティンシャ・バスコがいる。星団暦2488年生まれ。剣聖在位は2620〜2755年。バキン・ラカン帝国のラカン聖帝宮殿騎士団の騎士団長を務め、不安定な状態が続いていた周辺諸国の戦役を尽く平定してきた歴戦の勇士である。パートナーはバランシェが製作に携わったとされるファクトリー製ファティマのサロメ。2629年にレディオス・ソープ、クローム・バランシェと出会い、それが縁となって後にファティマ・クーンを娶り、ミラージュ騎士団の創設に協力することとなった(第1期ミラージュのNo.1として登録されている)。天照、ダグラス・カイエン、バーグル・デ・ライツァーの師であると同時に、彼らにナイトマスターを与えた人物でもある。ミラージュ騎士団の創設後はクーンおよびGTMデムザンバラと共に行方不明となったが、晩年にはマロリー・ビュラードに数々の剣技を伝授していたことが確認された。2892年没。飛燕剣(エコー・ブレード)、連弾衝撃波(ダムド・ストローク)、ブレイクダウン・タイフォーンの使い手。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-131


■ ディ・ヨーグン群国 【でぃよーぐんぐんこく】 

アドラーの南半球、ヨーグン大陸の中部に位置する集合国家。星団暦3075年、大陸北部のボー・ヨーグン群国、隣国のマブーブ連合、南部のライ・ヨーグン青民帝国と共にディ・ヨーグン統一連邦を形成。星団の列強各国と肩を並べることになる。詳細は不明ながら、国家発展の裏にバッハトマ首脳陣の干渉があったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年8月号p63


■ ディ・ヨーグン統一連邦 【でぃよーぐんとういつれんぽう】 

アドラーの南半球、ヨーグン大陸の北部に位置するボー・ヨーグン群国、同じく中部のディ・ヨーグン群国とマブーブ連合、南部のライ・ヨーグン青民帝国が経済協定を結び、3075年に成立する統一連邦(成立時期は変更になった可能性あり)。魔導大戦の後期からダスニカ神聖連合と共に不穏な動きを見せ始め、アドラーの各勢力が南半球と北半球に分かれて対立する状況が発生するらしい。初代大統領はダジャー・ビームス。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 


■ ティルバー王家 【てぃるばーおうけ】 

フィルモア帝国のレーダー王家系列に数えられる王家のひとつ。星団暦3000年代初頭における当主はアネッサ・ティルバー。フィルモア帝国内のバリトー王国を治める王家である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-104


■ ティルバー女王 【てぃるばーじょうおう】 

星団暦3000年代初頭におけるフィルモア帝国バリトー王国の女王。アネッサ・ティルバーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-010


■ テイルマウンター 【ているまうんたー】 

マグナパレスの腰部に備え付けられているラピデア・カノンの接続基部(=マウント部)。マグナパレスが装備するラピデア・カノンは、バスター砲弾を打ち出す砲身部、バスター・エネルギーを圧縮するチャンバー部、排熱・冷却機構とバランサーを兼ねる排熱部(もしくは安定部)の3つのパーツから成り、チャンバー部にマウント機構が備わっている。使用時は3つのパーツがスイングスライドにより展開し、サイドスカートから伸びるウエスト・クレーンに保持された状態でホールドする。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年8月号p63


■ ティン・バイア 【てぃんばいあ】 

ミラージュ騎士左翼大隊No.3。名前は天覇とも表記される。騎士とボルテッツの能力を併せ持つデューブルのひとり。入団直後からハイファ・ブリンガーを駆って星団各地で隠密行動をとっていたようだが、その目的・任務については一切不明。ミラージュ騎士団のスカウトマンとして活動することもあったようだ。星団暦2992年、浮遊城の動乱に応じてアイシャを襲撃するも惨敗を喫す。その後、自分自身にケリを付けるかのごとく自刃を遂げた。パートナーはベルダ。本名はクー・ファン・シー・マ。A.K.D.傘下のイーミュ王国の王子であったが、実弟を始めとする王族、側近、王宮付きの侍従を殺害する事件を起こし、星団暦2955年に病死扱いとなってミラージュ騎士団にスカウトされた過去をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-091


■ テーゲーさ 【てーげーさ】 

テーゲーは沖縄でみられる言葉。大概(たいがい)の琉球漢字音であり、物事について突き詰めることを良しとせず、程々にこなす・流すという意味をもつ。よって、テーゲーさという言葉は「適当な感じ」、「のんびり」、「おおらか」という言葉に置き換えることができるだろう。四角四面で頭の堅いメンバーが揃うルーン騎士団に対し、ローテ騎士団はおおらかで豪快な女傑が揃っているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ でーたーこーど 【でーたーこーど】 

コード化されたデータのこと。虹姫の意識下ではなぜか平仮名で表記されるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-154


■ データ発信国 【でーたはっしんこく】 

データを発信した国家のこと。ジョーカー星団では、騎士、ファティマ、GTMの基本情報は公的なライブラリに登録されることになっており、この登録が無い場合は、情報を得た国家がデータ発信を行い、所属不明の騎士、ファティマ、GTMの情報を共有する体制が取られているらしい。もっとも、登録される情報はあくまでも照会に必要な基本情報であって、機密扱いの情報は登録されない(できない)ものと考えられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-187


■ データポッド 【でーたぽっど】 

軍属となった者に支給される携帯端末。通信と認証が主な機能であるが、データ表示(空間投影式)のほか、写真・動画の撮影、ラジオ・テレビの受信、データベースとの接続、一般製品や軍用品の買物など、あらゆる機能を搭載する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-030


■ データモニター 【でーたもにたー】 new!

空中にモニターを投影して情報を映し出すウェアラブル端末。バルター・ヒュードラーが頭部に装着している端末である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-142


■ データルーム 【でーたるーむ】 

取得したデータを関係者間で共有するために保管しておく部屋のこと。電子上のファイルサーバやデータセンターと同義。通常はデータの機密性を考慮し、アクセス権を有する者を限定する体制が採られる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-149


■ テーパー 【てーぱー】 

テーパー(taper)とは相対する面が対称的に傾斜している円錐状の部分のこと。また、円錐状に先細りになっていること。ボルドックスのツインスイング関節を描いたラフスケッチに「テーパー」と書き込まれており、スイングパーツに空いている穴はテーパー状であることが窺える。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-015


■ テーマパーク 【てーまぱーく】 

特定のテーマに沿って構成・設計・演出された観光施設のこと。日本では千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートや大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどが有名。騎士公社を初めて訪問したヨーンは、その内部の巨大さと内容の充実さを見てテーマパークと評した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-022


■ テーラー 【てーらー】 

テーラー(tailor)とは紳士服の仕立て屋のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ テールコード 【てーるこーど】 

軍用機の垂直尾翼に描かれている機体符号のこと。その機体の所属と登録番号を表す文字列である。アメリカに所属する軍用機の場合、所属する基地を表す2文字の頭文字と、その機体の登録番号で構成される。部隊マークが付く場合もあるようだ。ジョーカー星団で運用されているスキッパーは全て航空機扱いのため、車輌のようなナンバープレートは付かず、後部外装に付くテールコードで識別が行われる。また、GTMの識別に用いられる騎体数字も同じくテールコードと呼ばれる。レジ・コードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-019


■ テールスライド 【てーるすらいど】 

車輌がコーナリングをする際にリアタイヤのグリップの限界を超えて横に滑ること。FSSの劇中で、飛行体の後部に伸びる光の尾(ハーモイド・エネルギーが空間に残した軌跡?)をテールスライドと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-245


■ テールフライヤー 【てーるふらいやー】 new!

GTMの腰部後方にある装甲板。余剰エネルギーの放熱、下半身のバランサー、転倒時のショックアブソーバーとして機能する背面スカートであり、原則として竜骨を中心に左右両側にもつ。また、この装甲の基部にマウントがあり、こちらはオプション武装を装備する際の接続部であると同時に、メンテナンス時に騎体を固定・保持する際の接続部として使用する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-021


■ デーン人 【でーんじん】 

ゲルマン系民族のひとつ。現在のデンマークおよびスウェーデンのスコーネ地方に居住した民族で、デンマーク人の祖先にあたる。ゲルマン民族の大移動の際にアングル人、サクソン人、ジュート人を圧倒し、9世紀頃にヴァイキングとして活動。10世紀にハーラル1世がキリスト教に改宗し、デーン人を包括したデンマーク王国を建国した。デンマーク王国では、デンマーク王に従属する異民族も全て含めてデーン人と呼称し、各々で共同体を形成した。これらの混血が現在のデンマーク人となったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-079


■ デカダン生地 【でかだんきじ】 

デカダン・スーツに用いられるラミネート生地のこと。ラミネート生地の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-037


■ デカダン・スーツ 【でかだんすーつ】 

デカダン・スタイルで導入されたファティマスーツのこと。アラビク・スーツとも呼ばれる。アラビク・スーツの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-034


■ デカダン・スーツ生地 【でかだんすーつきじ】 

デカダン・スーツに用いられるラミネート生地のこと。ラミネート生地の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-043


■ デカダン・スーツ素材 【でかだんすーつそざい】 

デカダン・スーツの製作に用いられる素材。とくにラミネート生地を指す。ラミネート生地の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2020年5月号p59


■ デカダン・スタイル 【でかだんすたいる】 

ファティマ・ファッションの第3期スタイル「アラビク・プレタポルテ」の俗称。デカダン(decadent)とは「退廃的」の意。アラビク・プレタポルテの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-013


■ テキスタイル 【てきすたいる】 

テキスタイル(textile)とは「織物」もしくは「布地」の意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-066


■ テキトー演算 【てきとーえんざん】 

ぴっぴきぴー演算の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-135


■ 敵味方識別コード 【てきみかたしきべつこーど】 

自軍・敵軍を識別する信号のこと。この信号が途絶すると、識別は肉眼での視認に限られることになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-189


■ 敵味方識別信号 【てきみかたしきべつしんごう】 

敵味方識別コードの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年3月号p65


■ 適用性 【てきようせい】 

様々な条件に適用できること。また、そのモノが備えるそのような性質の高さのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-023


■ テクスメクス 【てくすめくす】 

TEX MEXの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-078


■ テクノポップ 【てくのぽっぷ】 

音楽ジャンルの一種。1970年代後半に成立した電子楽器を多用するポップスのこと。ロック評論家の阿木譲が作り出した言葉とされ、海外におけるシンセポップ(Synthpop)やエレクトロポップ(Electropop)に相当するジャンルとされる。日本ではイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)がとくに有名。その後のテクノの隆盛・派生もあって、明確にテクノポップと呼ばれるジャンルは息を潜めていたものの、2000年に入る頃より再び注目されるようになり、03年にメジャーデビューしたPerfume(パフューム)はテクノポップ・ユニットと呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年12月号p59


■ デコース・ワイズメル 【でこーすわいずめる】 

3代目黒騎士。ボォスのカステポーにおいて、以前から狂乱の貴公子として名を馳せていた奇人である。騎士としての腕前は超一流で、その変幻自在の剣はフィルモア帝国の三銃士バーバリュース・Vを軽くあしらうほど。星団暦2990年に2代目黒騎士ロードス・ドラクーンを殺害。その後、どのような経緯を辿ったのかバッハトマ魔法帝国に入国し、主宰ディス・ボスヤスフォートに認められて同国の総騎士団長・黒騎士団長・軍団司令官に就任した。2995年にエストをパートナーとして迎え、その際にヨーン・バインツェルとの間に因縁が生まれたのはご存知の通り。男女を問わず手を出す変態のフリをしつつも、ファティマの扱いを違えることなくエストを見事に使いこなし、さらに力のある若い騎士を認めて面倒を看るなど、意外とモラリストだったりする。エスト入手の経緯が明かされたと思ったら、今度は薔薇の剣聖マドラ・モイライとの間に子を生すという、さらなる謎を提供してくれた。後に天位を得るようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-013


■ デザート 【でざーと】 

食事の後に食べる果物や菓子のこと。デザート(Dessert)は英語圏における名称、フランスではデセールと呼ぶ。いずれもコース料理の最後に出てくる甘味を指している。日本では食後に限らず甘味をデザートと呼ぶ風潮もあったが、間食あるいは軽食に近い形でこれらを楽しむ文化が一般化していること、雑誌などで言葉の置き換えがあったこともあり、これらをスイーツ(sweetもしくはsweets)と呼ぶのが一般化している。フランス料理では、スフレ、プディング、ババロアなどをアントルメ・ド・キュイジーヌ(entremets de cuisine=料理人が作る菓子)、ケーキやアイスクリームをアントルメ・ド・パティスリー(entremets de patisserie=菓子職人が作る菓子)と分けて区別するようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-081


■ デザインコンペ 【でざいんこんぺ】 new!

デザイン・コンペティションの略語。コンペティション(competition)とは「競技会」のこと。主催者が決めたテーマに対し、応募者となるデザイナーが自身の作品を提出して競技会で優秀作品を決定する競技会である。とくにガンダム作品においては主役ロボットのデザインコンペがかなりの頻度で開催されている模様。落選したデザインが世に出ることはないが、ムック本等で初期デザインや没デザインが掲載される場合もある。永野センセーも80年代のアニメ作品でデザインコンペに参加したことがあり、没デザインの一部は新たな解釈の下にリニューアルされ、FSSに登場させている場合もあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-116


■ デザインライン 【でざいんらいん】 

そのデザインの系譜を特徴づけている形状やポイントのこと。一般に、デザイナーと呼ばれるヒトが描いたデザインには、そのヒトだけに特徴的なデザインラインが含まれることになる。FSSのファンであれば、とくに告知されていなくとも永野センセーがデザインしたモノは一発で判るはず(似せてデザインされたものでも区別が付くはず)。それは、永野センセーのデザインラインを無意識のうちに判別しているため。他者が似せたとしても、そうそう誤魔化せるモノではない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-114


■ 手下モード 【てしたもーど】 

一部のキャラクターが特定の条件下で発動する絶対服従モード。例として、ユーゴ・マウザーはファティマ・ベルダと行動を共にすることでこのモードに突入する。人工生命体であっても敬意を払う彼は、従僕であるはずのベルダに対しても少々イキ過ぎた敬意を払っており、傍から見たらどちらが主か判らない状態になっているらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-097


■ テストGTM 【てすとGTM】 

GTMの開発、試験運用、改良・改装などの各試験段階に応じて製作されるGTMのこと。試作騎もしくはプロトタイプとも呼ばれる。制式採用に向けてバージョンアップを繰り返すものや、装甲形状のテストだけを行う原付モックアップ、新機軸の機構・武装・装甲の性能試験を行うためのサンプリング用改装騎体など、様々なタイプに分類される。星団暦2989年のコーラス・ハグーダ戦に参加したツァラトウストラ・アプターブリンガーも、正式公開される以前のプロトタイプに当たる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ テスト騎 【てすとき】 

試験騎あるいは試作騎とも。GTMの開発過程において、試験運用あるいは改良・改装といった各試験段階に応じて製作される騎体のこと。制式採用に向けてバージョンアップを繰り返すものや、装甲形状のテストだけを行う原付モックアップ、新機軸の機構・武装・装甲の性能試験を行うためのサンプリング用改装機体など、様々なタイプに分類される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-194


■ デストニアス 【ですとにあす】 

B4デストニアスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-030


■ テスラ 【てすら】 new!

アメリカ・テキサス州オースティンに本拠を置くクリーンエネルギー関連企業。Martin Eberhard(マーティン・エバーハード)とMarc Tarpenning(マーク・ターペニング)が2003年にTesla Motors Inc.(テスラモーターズ)を設立。この社名は発明家のNikola Tesla(ニコラ・テスラ)に由来する。08年にElon Musk(イーロン・マスク)をCEOに迎え、その後の改組を経て17年に現在のTesla Inc.(テスラ社)となった。2008年に発表した電気自動車のテスラ・ロードスターが有名。現在は太陽光発電パネル、充電池、蓄電池、ロボットの生産等も行う。イーロン・マスクの発言・行動により何かと裁判沙汰が多い会社である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-139


■ デチューン 【でちゅーん】 

チューンの反対語。いわゆる改悪のこと。兵器であれ車輌であれ、それが何らかの目的をもって製作されたものであれば、チューンを施すことによって極限まで性能を引き出すのが一般的である。しかし、生産コストや管理コストを低減するため、一部の性能を引き下げて安定化を図る場合もあり、そのような調整をデチューンと呼ぶ。試作段階で非常に高度な技術をつぎ込み、量産段階でコスト低減のために性能を犠牲にするというのはよくある話である。また、ある製品を海外に輸出する際に、わざと性能を落として本国仕様と格差を持たせる場合もある。ジョーカー星団でも、輸出用のGTMはデチューンを施すことが一般的なようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-166


■ 手塚治虫 【てづかおさむ】 

「マンガの神様」と謳われた国内屈指の漫画家。1928年生まれ。大阪出身。戦後日本におけるストーリー漫画の第一人者であり、現在の日本の漫画文化は手塚によって形作られたと云っても過言ではない。手塚が発明した表現手法は現在の漫画にも引き継がれており、例えば静寂を表す「シーン」という擬音(とその字体)の考案も手塚に拠る。また、国内初のテレビアニメーション「鉄腕アトム(1963)」の制作を通して、日本のアニメーション文化の基盤を築いたのも手塚である。巨匠とされる藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、横山光輝らも手塚に感銘を受けて漫画家を志したと云う。代表作は「ジャングル大帝(1950)」、「鉄腕アトム(1952)」、「火の鳥(1954)」、「ブッダ(1972)」、「ブラック・ジャック(1973年)」、「アドルフに告ぐ(1983)」ほか多数。桜牧師は「どろろ(1967年)」と「人間ども集まれ!(1967年)」が印象に残ってます。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2014年9月号p24


■ テック 【てっく】 

モラード・カーバイトが銘入りとして製作した5体目のファティマ。シリアルはMC-05。ミラージュ騎士ベスター・オービットのパートナーであったが、劇中未登場につき詳細は不明。マスターの没後にA.K.D.から離れており、現在はミースが預かっているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ 手作りのお弁当 【てづくりのおべんとう】 

エルディアイ・ツバンツヒが高校在学中に毎日一生懸命作っていたモノ。試しに作ってみただし巻き玉子が天照に好評であったことから、それを機に手軽に作れるお弁当のおかず作りにハマったらしい。星団中のあらゆるGTMを知り尽くしたガーランドであっても、料理の微妙なさじ加減については熟知することができなかったということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-091


■ 鉄拳シリーズ 【てっけんしりーず】 new!

ナムコ(現在のバンダイナムコエンターテイメント)が1994年に稼動開始した3D対戦格闘ゲーム「鉄拳」とそれに続くシリーズのこと。レバーとボタンの入力で技を出すシステムは他の格闘ゲームと同様であるが、四肢に対応している4つの打撃ボタンを駆使する点が大きく異なる。また、ほとんど全てのシリーズで各キャラクターに10連コンボが実装されていたり、クマ、恐竜、悪魔、ロボットといった人外のキャラクターが参戦したりするなど、他の格闘ゲームと比べて破天荒な設定・システムが目立つ。桜牧師はジュリア・チャンと吉光を使っていました。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2024年2月号p55


■ 鉄拳制裁 【てっけんせいさい】 

拳骨で殴ること。いわゆる体罰の一種。近年は平手で殴っても鉄拳制裁と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-071


■ 手甲 【てっこう】 

防具・装具の一種。手首から手の甲、もしくは、上腕から手の甲までを覆うものが多い。布製、革製、金属製と目的に応じて様々なタイプがあり、ジョーカー星団でもこれを身に付けている騎士がいるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-070


■ 鉄甲弾 【てっこうだん】 

徹甲弾の間違い。比重の重い金属を用いるなどして装甲を貫徹する能力を高めた砲弾のこと。第二次世界大戦以降は、炸薬を内蔵しているタイプや、サボットと呼ばれる筒を付けたタイプが開発・使用されており、それらを含めて広義に徹甲弾と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-020


■ デッドコピー 【でっどこぴー】 

製品の権利者から適正な許認可を得ることなく、その製品の構造・仕様を複製して作られる模造品のこと。適正な許認可を得て作られる製品はライセンス製品と呼ばれる。シオの門番が使用していたゾルダート0・シオンはイェンディのデッドコピーとされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 鉄パイプ 【てつぱいぷ】 

カプコンが2019年に発表したPlayStation4/Xbox One用ゲームソフト「バイオハザードRE:2」に登場するアイテム。オリジナル版の「バイオハザード2」では敵キャラクターのウィリアム・バーキン(G第1形態)が振り回す武器であった。永野センセー曰く「RE:2の最強武器」とのこと。落ちているアイテムで敵を殴ることができるのだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年4月号p59


■ 鉄炮苦無 【てっぽうくない】 new!

苦無(くない)の後端に小型の爆弾を取り付けた投擲武器。目標に刺突・衝突すると同時に爆弾が炸裂し、破片と爆風で殺傷能力を発揮する。要するに手投げナイフと榴弾を合わせた兵器である。鉄炮という名称ではあるが火薬を用いて撃ち出す訳では無い。劇中では、アーリィ・ブラストを追ってきた忍者組織・地潜りがこの兵器を使用した。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年9月号p58


■ 鉄腕アトム 【てつわんあとむ】 

永野センセーが若い頃に見ていた漫画。手塚治虫が雑誌「少年」に1952年から68年まで連載したロボット漫画「鉄腕アトム」のこと。優しい心と7つの能力をもつ少年ロボット・アトムの活躍を描く未来漫画(ただし、アトムの生誕年は2003年4月7日であり、時代は作品の中で描かれた未来を既に追い越してしまった)。アトムと人間の交流、他の多くのロボットとの交流や争いを通してヒューマニズムを描く作品として評価される。しかし、手塚自身は経済的な理由で無理やりそのような作品に仕立て上げていたらしく、劇中でアトムが何度も破壊と復活を繰り返すのは、そのジレンマの現れとする見方もある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p91


■ デトニクス・ライオン・フレーム 【でとにくすらいおんふれーむ】 

ライオン・デトニクス・フレームの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-022


■ デトネーター・ブリンガー 【でとねーたーぶりんがー】 new!

天照が開発したブリンガー・シリーズのひとつ。J型ミラージュに分類される。マグナパレスと同じツイン・ハーモイド・エンジン搭載型で、フレームはティティン・フレームから派生したティティンJ型あるいはティティン2型エンパー・フレームを採用。異様なバランスの四肢をもつ超大型GTMで全高は68m。バスター砲の全長は210mに達する。砲撃による破壊活動を目的とする特殊仕様騎であり、22発の連射を可能とするカートリッジ方式のフルサイズ・バスター・ランチャー(=レンジ・ブレーカー)を背中に2門装備する。その圧倒的な破壊力は都市・拠点の破壊に留まらず、後の星団侵攻において山脈や大陸すらも吹き飛ばしたという。星団史において他に類をみない空前絶後のデストロイヤーである。頭部形状と装甲色の異なるDB1スカーレット・ホログラムとDB2クロロフィル・ヘイズの2種2騎が製作された。デトネーター(detonator)は英語で「雷管」あるいは「起爆装置」の意。旧設定におけるヤクト・ミラージュに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-011


■ デトネーター・ブリンガーDB1 【でとねーたーぶりんがーDB1】 new!

デトネーター・ブリンガーの1号騎。DB1スカーレット・ホログラムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-045


■ デトネーター・ブリンガーDB2 【でとねーたーぶりんがーDB2】 new!

デトネーター・ブリンガーの2号騎。DB2クロロフィル・ヘイズの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-044


■ デバイスGTM 【でばいすGTM】 

主力GTMのこと。「デバイス」は「Divis」と表記するようだが、おそらくは「Division」の間違いではないだろうか。英語およびドイツ語で「師団」という意味である。もしくはそれを元にした造語かも知れない。主力GTMの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ デ・ハビラント 【ではびらんと】 

イオタ宇宙騎士団が星団暦3000年代初頭に採用した主力GTM。宇宙戦闘に特化した性能をもつ。ダイアモンド・ニュートラルが設計した騎体で、ブランデン・シリーズのH型に相当する。魔導大戦に先駆けてロールアウトした機体も存在するようだが、今現在の生産数は20騎前後とされる。旧設定におけるハープーン・テンプルに相当。Airco: The Aircraft Manufacturing Company(エアコー)の主任技師であったGeoffrey de Havilland(ジェフリー・デ・ハビランド)が1920年に創設したイギリスの航空機メーカーde Havilland Aircraft Company(デ・ハビランド・エアクラフト社)が元ネタになるだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-134


■ デ・ハビラント1 【ではびらんと1】 

イオタ宇宙騎士団の三条香が使用するGTM。ダイアモンド・ニュートラルが設計したブランデン・シリーズのひとつで、デ・ハビラントの1号騎に相当する。デ・ハビラントの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ 出刃包丁 【でばぼうちょう】 

和包丁の一種。通常は魚を捌くための包丁を指す。刃の幅が広く、厚みがあり、刃元は骨の切断を考慮して鈍角な刃があり、先端に行くほど鋭角な刃となっている。魚の大きさに合わせて包丁を変えることが一般的であり、料亭などでは様々な大きさの出刃包丁を置いている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ デビュー戦 【でびゅーせん】 

騎士がGTMに搭乗した状態で挑む初めての戦闘のこと。いわゆる初陣を指す。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-044


■ デブリ 【でぶり】 

デブリ(debris)とは「破片」の意。衛星軌道上に浮遊している(もしくは周回している)人工物をスペースデブリと呼ぶ。通常は宇宙ゴミと訳される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-200


■ デブリ排除バリア 【でぶりはいじょばりあ】 

宇宙を航行する艦船や戦闘機が備える防御バリア。船体に近づくデブリを排除する機能をもつが、戦闘速度で全てのデブリを弾くことは難しく、衝突による損壊・落命は発生する。また、戦闘宙域にはデブリよりも大きい微惑星・小惑星も存在することから、艦船はそれらの合間を縫う航行しかできず、戦闘速度は必然的に緩慢なものとなる。宇宙戦闘で勝敗を決めるのは、騎士の反応速度とファティマのサポートを受けて高速機動を行うGTMである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-011


■ デプレ・カイエン 【でぷれかいえん】 

星団暦3000年代初頭におけるミノグシア連合の連合代表騎士。天位保持者。後に剣聖となる。剣聖ダグラス・カイエンとヤーボ・ビートとの間に産まれた純血の騎士であり、後に詩女となるマグダル・カイエンの双子の弟に当たる。強大なブリッツェン・パワーをもつ姉とは異なり、両親から強力な騎士の血をその身に譲り受ける。また、ファティマの遺伝情報を有していたカイエンの体質を受け継いだため、青年となってからは成長速度が極端に低下。不老長寿に近い肉体をもって、混乱に見舞われるジョーカー星団の歴史を永きに渡って見守ることになるらしい。後に「聖導騎士」の称号を得て、次世代の騎士に天位を与える重要な役割をもつに至る。剣聖マキシの異母兄。パートナーはコンコード。GTMディー・カイゼリンを駆る。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ デプレ近衛支隊 【でぷれこのえしたい】 

AP騎士団[デプレ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ デプレ隊 【でぷれたい】 

AP騎士団[デプレ隊]の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年12月号p59


■ デプレ付き騎士 【でぷれつききし】 

ミノグシア連合の皇子として扱われるデプレ・カイエンに付く護衛騎士のこと。英訳では「Atoll Honor Guard」と表記され、直訳すると「アトールの栄誉ある衛兵」という意味になる。アード・ゼニヤッタとヒン・モンダッタは幼少時にその力を見出され、デプレと年齢が近いこともあってデプレ付き騎士に抜擢された。現在はデプレが昏睡状態に陥っていることもあり、スバース隊の一員として活動しているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-018


■ デプレ・ビート 【でぷれびーと】 

デプレ・カイエンの別名。母親のビート姓を付けた場合の名前である。デプレ・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-009


■ デプレ・ビート・カイエン 【でぷれびーとかいえん】 

デプレ・カイエンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-003


■ 手ブロック 【てぶろっく】 

GTMの手の部分を構成するスイングブロック。他の各関節と比べて細かいパーツで構成されるため、ここのみ装甲材が被さる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-014


■ 鉄砲玉 【てぽうだま】 new!

一度行ったきりで戻って来ない人間のこと。転じて、所属する組織の敵対者を暗殺する者、相手に殺されることにより抗争の切欠を作る者のことを鉄砲玉と呼ぶ場合がある。同様の概念は海外にもあり、英語圏では「one way ticket」=「片道切符」と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-070


■ 出町ふたば 【でまちふたば】 

出町ふたばは京都市上京区河原町にある生菓子処。1899年(明治32年)創業の老舗で、京阪鴨東線の出町柳駅を出たところにある。滋賀羽二重もち米に富良野赤えんどうと十勝小豆を使用した名代豆餅のほか、黒豆大福、福豆大福、桜餅、きんつば、おはぎ、水羊羹、葛饅頭など、和菓子の定番が揃う。賞味期限は基本的に当日となっており、インターネットを介した遠隔地への販売は行っていない。京都を訪れた際に足を運ぶファンが多く、連日行列ができる人気店とのこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p60


■ 出町ふたばの豆餅 【でまちふたばのまめもち】 

ログナーの好物。これを食べようとしたところにブラック・スリーの襲撃があったため、登場した時点でブチ切れていたらしい。出町ふたばの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-082


■ デミグラスソースがいっぱいかかったハンバーグ 【でみぐらすそーすがいっぱいかかったはんばーぐ】 

ママドア・ユーゾッタの好きな食べ物(高校在学時)。デミグラスソースはフランス料理などで見られるソースの一種。小麦粉をバターで色付くまで炒めて作るルーに、子牛の肉や骨、タマネギ、ニンジン、セロリなどの野菜類を煮込んで作った出汁(フォン・ド・ヴォー)を加え、さらに煮詰めた後にワインなどで風味を加えて作る。ハンバーグなどの肉料理に掛けるほか、ハヤシライスやハッシュドビーフなどの料理に使用される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-101


■ デムザンバラ 【でむざんばら】 

天照が製作したモルフォ型GTM。その白銀の装甲色から「銀の騎士」とも呼ばれる。剣聖ダグラス・カイエンの専用騎としてハスハ統一戦争に参戦するも、ハスハ統一と同時にカイエンがしばらく隠遁生活に入り、さらに復活した後も星団内の主だった戦役に参加しなかったことから、半ば伝説として語り継がれてきた幻の名騎である。カイエンが使用する以前は剣聖ディモス・ハイアラキの乗騎であった。ミラージュ騎士のミシャル・ハ・ルンに貸与されたり、カイエン亡き後はバッハトマ魔法帝国に接収されてジョー・ジィッド・マトリアの手に渡るなど、数多の騎士を手を経て放浪する奇縁のGTMといえる。最新設定では、FSS最大の謎を秘めているGTMであるとのこと。デムザンバラという名称も正式ではなく、本当の名称はアウクソーのみが知るらしい。開発時の名称はタテハ・ル・マキャオ。旧設定におけるシュペルターに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-053


■ デメル 【でめる】 

Ludwig Dehne(ルードヴィッヒ・デーネ)が1786年にウィーン王宮前で創業した菓子店Demel(デメル)のこと。ただし、デメルと命名されたのは最初のアシスタントだったChristophe Demel(クリストフ・デメル)が、店の経営を引き継いだ1857年である。1874年に王宮御用達菓子司となってハプスブルク家の紋章「双頭の鷲」を授かった老舗であり、地元や観光客の間で「デメルに行かなければウィーンに行ったことにはならない」と謳われるウィーンの名所として知られる。原宿クエスト店は海外支店の第1号店。名物はザッハ・トルテで、バランシェ家のティータイムでもこのトルテが茶菓子として出されたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-047


■ デモール 【でもーる】 

コーネラ帝国が魔導大戦に先駆けて開発を進めてきた主力GTM。ガステン・コーターの残した設計思想を引き継いだバルター・ヒュードラーが、ユーゴ・マウザーおよびギルフィー・ビリジアンの協力を得て完成に漕ぎつけた。エトラムル・ファティマの搭載を基本とするGTMであり、アレンジしたパンター・フレームの胸部に、騎士の思考を伝達するコンバーターを追加しているのが特徴。また、高出力で発熱量の多いエンジンを搭載しているため、肘や膝のスイング部はライオン・フレーム並みに大型化しており、騎体各部に骨組みのような放熱パーツが付く。後にヒト型ファティマの搭載も可能なモデルも作られ、魔導大戦後の天照の大侵攻において多くの国家に採用される傑作騎となった。最新設定に拠ると、後にカステポー・ハツーダン連合およびトラン連邦の主力騎として採用されるらしい。形式名の「SBB」はStarless and Bible Black(スターレス・アンド・バイブルブラック)の略語。初期設定ではチーター・フレームを採用していた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-004


■ デモール/CCA-10 【でもーる/CCA-10】 new!

GTMデモール・タンジェリンの正式名。デモール・タンジェリンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモール/CCA-12 【でもーる/CCA-11】 new!

GTMデモール・ファウストの正式名。デモール・ファウストの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモール/CCA-9 【でもーる/CCA-9】 new!

GTMデモール・ゾロ(制式採用以前の試作騎を含む)の正式名。CCAはカナルコード・エリア(channel code Area)の略称である。デモール・ゾロの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモール・22 【でもーる22】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの試作量産型。「22」は「ツバイツバイ」と読む。エトラムル搭載型モデルの量産型であり、デモール・ゾロおよびレガータを含む試作騎から改装した騎体を含め、計22騎が生産された模様。劇中でナロック・ミシェールが搭乗していた騎体であるが、設定変更によりこちらはデモール・バイブルスもしくはタンジェリンに置き換えられた。よって劇中未登場である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年4月号p59


■ デモール・ゾロ 【でもーるぞろ】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの試作最終型1号騎。形式SBB-00。指揮騎としての運用を想定しており、戦場での情報収集および僚騎との情報リンクを行う2本の測定管が頭部に付く。劇中に登場した実戦モデルはT-1型とされており、カナルコード・エリア・ナインとも呼ばれたようだ。ヒト型ファティマより性能に劣るエトラムル型の搭載を前提としたモデルであるが、量産型・派生型が作られた後も初代騎士団長マヨール・レーベンハイトの乗騎として運用された。マヨールが所持するロンド・ヘアラインはバランシェが製作した高性能ファティマであるため、試作騎でありながら安定した性能を発揮できたためである。ゾロ(Solo)とはドイツ語で「独唱」や「独奏」の意。音楽用語の「ソロ」に相当。旧設定におけるエリアもしくはロクサーヌに相当。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-137


■ デモール・タンジェリン 【でもーるたんじぇりん】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの制式量産型。魔導大戦における実戦データを反映して改修・量産した主力騎である。形式SBB-T。騎体色はグレー。以前の設定では、ヒト型ファティマの搭載を前提とするタンジェリン1(形式SBB-02)、ヒト型・エトラムル型の両用対応が可能なタンジェリン2(形式SBB-03)の2種があるとされていた。天照の大侵攻以降はヒト型ファティマが不足する状態となるため、エトラムルの搭載が可能なタンジェリンは各国で採用される傑作騎となった。旧設定におけるカンに相当。名前の元ネタは、Edgar Froese(エドガー・フローゼ)が中心となって1967年にベルリンで結成されたジャーマン・プログレ・バンドTangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)だろう。タンジェリン(Tangerine)はマンダリンオレンジの品種のひとつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2019年6月号p59


■ デモール・ツバイツバイ 【でもーるつばいつばい】 new!

デモール・22の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモール・バイブルス 【でもーるばいぶるす】 

コーネラ帝国の主力騎デモールの試作改良型。エトラムルの搭載を前提とするモデルから切り替え、この試作騎よりヒト型ファティマを搭載するモデルに変更している。劇中未登場。コミック15巻では、シーゾス戦線に投入されたデモールの試作3騎のうち、測定管のない2騎のサポート騎がバイブルスと呼ばれていた。これは後にレガータという名称に変更されている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-167


■ デモール・ファウスト 【でもーるふぁうすと】 new!

コーネラ帝国の主力騎デモールの再設計型。単にファウストとも呼ばれる。形式SBB-F。コーネラ帝国およびメヨーヨ朝廷に配備された騎体であるが、後にガマッシャーン共和国を含むカステポー・ハツーダン連合とトラン連邦の主力騎として採用されるほか、各国でライセンス生産が行われる傑作騎になったと云う。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモール・プロトタイプ 【でもーるぷろとたいぷ】 new!

GTMデモールの試作騎。通常は実用化に到達したデモール・ゾロを指すが、デモールがコーネラ帝国の主力GTMとして制式に採用されて量産される以前のモデルは全て試作騎である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-133


■ デモール・レガータ 【でもーるれがーた】 new!

コーネラ帝国の主力騎デモールの試作最終型2号騎および3号騎。形式SBB-0E。実戦試験の際にデモール・ゾロの僚騎として運用された派生型である。ゾロとは異なり、頭部の測定管はオミットされている。劇中に2騎が登場。エトラムル・ファティマが恐怖心をそのまま通信回線に乗せて発信する不具合がみられた。DE6に掲載されている情報では、旧設定のロクサーヌに相当する騎体とされているものの、後の設定変更を見る限りカン・アーリィに相当する騎体になるだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-140


■ デモ稼働 【でもかどう】 

デモンストレーション(demonstration)を目的として実機を稼働させること。実演稼働。輸出用のGTMは国家が開催する兵器ショーに出展され、その性能を宣伝するためにデモ稼働を行うことがあるようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-166


■ 出戻りファティマ 【でもどりふぁてぃま】 

マスターを失ってガーランドなどの製造元に戻されたファティマのこと。また、騎士団を退団した後にマスターを得て再び戻ってきたファティマのこと。後者は稀であるが、マスターを失った後にミラージュ騎士団から離れ、後にバーナー・恋・ダウドと戻ってきたパシテアはこのパターンに該当する。ブーメラン・ファティマの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-069


■ デモン 【でもん】 

正式名はデモン・ダ・インプレッション。異世界タイカのユライヒ・エルトナが生み出した決戦兵器MMTの一種。ユライヒ率いるジューヨー騎士団「ルーナ・アタッカー」の旗機であり、配下のMMTグライフと共にタイカ世界の全ての人類と文明を消し去るために造られた人類消滅兵器とされる。ユライヒはこのMMTを用いてタイカ宇宙に散らばった闇華亜族を追い詰め、さらには自身に賛同しない十曜亜族ですら殺戮して永久に続く平和を得ようとしていたようだ。また、搭乗者との融合により起動するMMTは(おそらくその破壊衝動によって搭乗者を感化するために)制御不能に陥りやすく、グライフが暴走した際の制止あるいは破壊役としてデモンが動くこともあったという。自軍をも喰らいつくす悪鬼の如き戦いぶりは、その名が示す通りの悪魔あるいは外神そのものと云えるだろう。搭乗者はユライヒ自身であるが、同等の能力をもつ者であれば起動が可能であったらしく、劇中登場時はアンカーの大権使であるルシファ・センタイマが呼び出してしまった。永野センセーがものすごーく昔から何度も何度も描いているという究極のロボット。1985年に発売された「永野護'86カレンダー」に頭部のみ描かれたのが初出。名前の元ネタは、Dave Hill(デイヴ・ヒル)とMal Spooner(マル・スプーナー)が1980年にイギリスで結成したヘビーメタル・バンドDemon(デモン)ではないだろうか。デモン(デーモン)とは悪魔のこと。もともとは、ギリシャ神話において「神々と人間の中間の世界に存在するモノ」を指していたらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ デモンズ・タワー 【でもんずたわー】 

ミラージュ・パレス(フロート・テンプルにある天照の居城)を構成する7つの塔のうちのひとつ。魔の塔。ミラージュ騎士団左翼大隊が幽閉されていた場所であり、彼らが軟禁もしくは解放状態に移行する以前は何重ものセキュリティ・ゲートによって他の区画から隔離された場所であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-090


■ デモンストレーション 【でもんすとれーしょん】 

あるモノの性能・威力を宣伝するために行われる表示・実演のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-049


■ デモン・ダ・インプレッション 【でもんだいんぷれっしょん】 

カレンの夫たるユライヒ(U.R.I.)の神としての姿・・・とされているが、その真実はユライヒが使用する最終決戦兵器MMTデモンの正式名である。「Daemon The Impression」を直訳すると「悪魔の印象」という意味になるが、劇中では「外神の印象」と訳されるようだ。デモンの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-007


■ デュアンス高校 【でゅあんすこうこう】 

帝都デュアンス都立高等学校の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2018年4月号p63


■ デューク・ビザンチン 【でゅーくびざんちん】 

星団暦2490年に勃発したミノグシア独立戦争を平定した英雄。ナッカンドラ・スバースの跡目を継いだ2代目剣聖である。父は西ハスハントの王ローレル・ビザンチン。母はナッカンドラ・スバースの娘ネリス・バスコ。2345年生まれ。剣聖在位は2464〜2549年。星団暦400年頃から封印されてきた伝説のGTMカイゼリンを駆り、ハスハント王国とギーレル王朝の衝突の最中にあった詩女エダクダを守護し続けたという。パートナーは星団初の4ファティマのひとりインタシティ。ちょんまげとドジョウひげが似合う和風な爺さんである。後年はディモス・ハイアラキを弟子とし、飛燕剣(エコー・ブレード)を始めとする数々の剣技を伝授したようだ。2596年没。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-099


■ デューブル 【でゅーぶる】 

騎士とボルテッツの能力を併せ持つ異能者のこと。ジョーカー星団が生み出した最も稀少な戦闘人種である。その出生率は騎士やボルテッツのそれよりも遥かに低く、一説には少数点以下数十位の確率とされる。さらに、出生したとしてもその不安定な因子によって肉体または精神に異常を来たす場合が多く、成長の過程で死亡することも多いという。騎士やボルテッツの因子を色濃く残す王侯貴族の家系であっても、出生率が大幅に上がることは無いようだが、サリオンや天覇など劇中で登場しているデューブルの多くはやはり王族である。おそらくダブル(double)が語源。旧設定のバイアに相当する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-092


■ デュオ・クルマルス 【でゅおくるまるす】 

ディオ・クルマルスの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-012


■ デルタ・ベルン(1) 【でるたべるん】 

第1太陽系(東太陽系=イースター太陽系)第2惑星。ジョーカー星団の他の惑星で紛争が繰り返されていた星団暦の初頭から、比較的安定した情勢を保っていた惑星である。この背景には、AD世紀の末期からバイター・ギルドの総主を務めてきた天照家の影響力があったとされる。星団暦に入ってからもその支配力・安定感は崩れることがなく、2899年には天照家第84代当主(天照の帝)によって全星が統一され、星自体がA.K.D.という単一国家となった。星年齢は地球とほぼ同じく、地殻変動や火山活動は安定した状態にある。地質学で云うところの間氷期に当たり、極冠の氷が溶けているために海洋の割合が多い。星全体の人口は34億人ほど。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-011


■ デルタ・ベルン(2) 【でるたべるん】 

星団暦4000年代に誕生するファティマ。ファティマ・アウクソーを再構築した個体であり、フォーカスライトとアウクソーの2人分の記憶を引き継ぐ・・・との設定もあったが、その正体はマスター・ファティマ(=フォーカスライト)の特性を引き継ぐために基礎特性領域に空白を持たされたファティマでることが判明した。製作者はミース・バランシェであり、彼女にとって3体目の作品(シリアルはBF(S)-03)となるが、フォーカスライトの特性はアウクソーから移植され、さらにモラード・カーバイトが作成したパッチデータ(シリアル:MC-38)が加わることで完成する模様。この特性とはすなわちGTMの強制リブート能力であり、これをもって「クローソーを載せたまま凍結されているSR4ジ・エンドレス」を動かすことができる唯一のファティマになることが推察される。最終的に聖宮ラーンからコーラス26世に託される予定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX1-011


■ デルタ・ベルン史 【でるたべるんし】 

デルタ・ベルンの歴史上に起きた事実、関連する事象・人物について学ぶ学問。過去の史料を発掘し、それらの評価・検証から歴史上に起きた事実を追究する場合もある。ちゃあ・ティが好んだ科目(高校在学時)である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-094


■ デルタ・ベルン星 【でるたべるんせい】 

デルタ・ベルン(1)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p64


■ デルタ・ベルン内戦 【でるたべるんないせん】 

星団暦4093年に起きたデルタ・ベルン各国における反抗アマテラス軍(コーラス軍)の蜂起と、A.K.D.正規軍による鎮圧行動のこと。通常、内戦とはひとつの国内における武力闘争を指すが、この時代はジョーカー星団全体がA.K.D.という統一国家となっていたため、便宜的に内戦と呼んだようだ。正規軍による鎮圧は失敗し、勢いに乗った反抗アマテラス軍はさらに増大。4100年にはフロート・テンプルを落とし、A.K.D.は完全に崩壊することとなった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-139


■ デルタ・ベルン・パッチデータ 【でるたべるんぱっちでーた】 

モラード・カーバイトが作成したデルタ・ベルン用のパッチデータ。デルタ・ベルンはフォーカスライトとアウクソーの2人分の記憶を引き継ぐファティマとされる。おそらく、レイヤー化して取り出した2人の記憶を統合し、1体のファティマとして機能させるために新たなパッチデータを組み上げたものと考えられる。モラードは極秘に開発されたこのパッチデータにMC-38(モラードの銘入りファティマに充てられるシリアルの38番)を付与したようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-152


■ テレパシー 【てれぱしー】 

言葉を発さなくとも心霊力によって意思を疎通させる能力のこと。距離を無視して遠方にいる相手と会話することも可能。ジョーカー星団では、スコーパーやセントリーがテレパシーを発揮しているようだ。念話の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-088


■ テレメーター 【てれめーたー】 

遠隔地や測定端末から伝送されたデータを表示・計測・記録する装置のこと。遠隔計器もしくは遠隔監視装置とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-132


■ テロメア 【てろめあ】 new!

染色体の末端部にある構造。その末端を保護する役割をもつ。細胞分裂を繰り返すことでテロメアの短縮が起こり、細胞の老化が誘発される。一方、ガン化した細胞は無限に分裂することが可能となるが(=細胞の不死化)、こちらはテロメアによる制御が何らかの原因で異常を来たした場合に起こるとされている。よって、テロメアが正常な状態を維持したまま短縮せず、ガン化を引き起こさずに正常な細胞分裂を無限に繰り返すようになれば、不老不死が可能とになると考えられている。劇中に登場するファティマは、これを可能とした生命体である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-096


■ 天位 【てんい】 

ジョーカー星団において、武術、芸術、学術を問わず、その分野において突出した技能・技法をもつ人物に与えられる称号。上位から順に太天位、強天位、小天位、天位の4つの階位が存在し、小天位以上の一位から三位は原則として一時代に一人のみが授与される。単に「天位」と呼んだ場合は第四位の「天位」を指す。各分野において授与の形態は様々だが、騎士に関してはバキン・ラカン帝国の聖帝のみが授与権をもつ(太天位のみ詩女も授与権をもつ)。また、太天位をもつ人物は自身が認めた者に天位を与える権限をもつらしい。近年の設定を見る限りでは、芸術や学術といった分野における称号では無く、騎士についてのみ与えられる称号になったようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: TX2-007


■ 天位騎士 【てんいきし】 

天位の称号をもつ騎士のこと。また、称号をもたない騎士であっても、相応の実力をもつ騎士を天位クラスと呼ぶ場合がある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-128


■ 天位クラス 【てんいくらす】 

天位を得ている騎士のこと。また、天位を得てなくとも同等の強さを持つ騎士は天位クラスと呼ばれる。アイシャ・コーダンテ、ランドアンド・スパコーン、ヨーン・バインツェルなどは天位クラスもしくはそれ以上とされる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-055


■ 天位殺し 【てんいごろし】 

ナオ・リンドーを指す呼び名のひとつ。文字通り受け取るのであれば、これまでに数多くの天位騎士を討ち取ってきたことになるが・・・センセーの解説ではガマッシャーンが吹聴している虚言とのこと。ナオが実質的に残しているGTM撃破数は皆無であるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-125


■ 天位持ち 【てんいもち】 

天位を得ている騎士のこと。天位騎士の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-030


■ 転化(1) 【てんか】 

5種5頭のセントリーが3次元において肉体の再構築を行うため、古い肉体を喪失すると同時に新たな複製体(=幼生)を生み出すことを転化もしくは転生と呼ぶ。新たに生まれた幼生は中型犬程度の大きさしかなく、知性もほとんどない脆弱な動物に過ぎないが、個体進化を繰り返すことでオリジナルの肉体と同一の「存在」に成長する。劇中では、ライブが星団暦2992年に、カラットが3030年頃に、ブリッツが3036年にそれぞれ転生している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-085


■ 転化(2) 【てんか】 

ある物体・状態が別の物体・状態に変化すること。ファティマ・タワーがセントリー・ブリッツに変身することも転化と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年9月号p68


■ 電荷 【でんか】 

粒子や物体が帯びている電気量のこと。正(プラス)と負(マイナス)がある。また、電磁場から受ける作用の大きさを規定する物理量でもある。正電荷をもつ粒子同士、あるいは、負電荷をもつ粒子同士の間には斥力が発生する。正電荷をもつ粒子と負電荷をもつ粒子の間では引力が発生する。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-203


■ 電解圧 【でんかいあつ】 

積層ヘリオス超鋼をつくる際の打ち込みに加える圧力(=電磁熔解ハンマーにより加える圧力)を電解圧と呼ぶらしい。電気分解を行う際に化合物に掛ける電圧とは異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-053


■ 電解エネルギー(1) 【でんかいえねるぎー】 

ハーモイド・エンジンが発するエネルギーの一種。ハーモイド・エネルギーとは異なる形態のエネルギーだろうか。GTMの騎体やシステムに回せない余剰分のエネルギーがこの形態に変えられて系外に放出されるらしい。ツァラトウストラ・アプターブリンガーが背中に装備するフレーム・ランチャーは、この電解エネルギーの放出を武器に転用したものである。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2013年5月号p89


■ 電解エネルギー(2) 【でんかいえねるぎー】 

ガット・ブロウの刀身に現れる電磁溶解刃を構成するエネルギー。その名称から察するに、攻撃を加える対象の分子構造に干渉し、物資を分解する効果を発揮することが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ 展開式 【てんかいしき】 

ファティマ・イエッタに組み込まれているという謎の数式。ログナーの本体であるモナーク(機械神)が、かつて4つの星を式崩壊させることで得たとされる「4つの力」を指しているらしい。ログナーからアルセニック・バランスに提供された後、息子バランシェの手によってファティマの形をもって生み出された新たな制御装置がイエッタ=ヴィス・モナークであるという。素子ヴィス・モナークの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-167


■ 電解スパナ 【でんかいすぱな】 

GTMの整備に用いられる特殊な工具。騎体に熔解圧着接合されているスイングボルトを外す際に用いる。通常の締め付けによる固定ではないため、電気分解によりボルトそのものを破壊して取り外すようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-021


■ 電解プラズマ 【でんかいぷらずま】 

ガット・ブロウの刀身が発するプラズマ。後に電磁波もしくは電解エネルギーを発する仕組みに変更された。電解エネルギー(2)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ 電気エネルギー 【でんきえねるぎー】 

電荷、電流、電磁波などがもつエネルギーのこと。いわゆる電気。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 電子 【でんし】 

原子を構成する粒子のひとつ。負の電荷をもつ。陽子と中性子は3つのクォークから成る粒子であるが、電子はそれ以上分解できない素粒子のひとつで、レプトンの一種に数えられる。素粒子の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-268


■ 電磁エネルギー 【でんじえねるぎー】 

ツインスイングの内部で行き来するエネルギーのことを電磁エネルギーと呼んでいるらしい。また、ガット・ブロウの刀身が発する物質破壊用の電磁波も電磁エネルギーと呼ばれる。物理用語では磁界の中に蓄えられているエネルギーを磁気エネルギーあるいは電磁エネルギーと呼ぶ。両者は全く異なるので注意。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 電磁拡散剣 【でんじかくさんけん】 

騎士が所持するマルチレンジ・ウェポン。ガット・ブロウを指す。ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-016


■ 電磁拡散砲 【でんじかくさんほう】 

ジョーカー星団で用いられる火砲の一種。曳火砲撃を行う火砲で、発射された砲弾は周囲に飛散して雷と破片を撒き散らす。効果が広範囲に及ぶため、素早い敵に一定の損害を与えるのに有効。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-023


■ 電磁眼球 【でんじがんきゅう】 

電磁波を投射して周囲の状況を把握する眼球のこと。GTMの両目に収められているサブ眼球がこれに当たる。電磁波(電波、赤外線、紫外線、エックス線、ガンマ線など)や粒子放射線(アルファ線、ベータ線、中性子線)を発する照射ビームが内蔵されており、その透過や遮断・反射状況の解析から、超長距離望遠や透視を行うことが可能。片目に4基、両目で計8基が搭載されており、機能は基本的に全て同一で、それぞれが互いに補正することで高度な解析を行っている(以前の設定ではサブ眼球それぞれが別の機能を有することになっていた)。また、照射するビームの出力を上げることで殺傷能力を付加することが可能で、対人対物目標であればサブ眼球の攻撃で破壊できる。GTMは「目からビーム!」ができるロボットということになる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-180


■ 電磁関節 【でんじかんせつ】 

電磁スイング関節の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2011年4月号p22


■ 電磁関節駆動システム 【でんじかんせつくどうしすてむ】 

電磁スイング関節を基本とする駆動システム。ツインスイング・オートドライブ・システムとも呼ばれる。ツインスイング・オートドライブ・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-082


■ 電磁気力 【でんじきりょく】 new!

素粒子の間に相互に働く力(相互作用)のひとつ。電磁相互作用とも呼ばれる。ゲージ粒子のうち光子(フォトン)が媒介する相互作用。プラスとマイナスの電荷を生み出し、同じもの同士で斥力、異なるもの同士で引力が働く。また、電子と原子核を結びつけて原子を作る力、原子同士を結びつけ分子を作る力でもある。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-055


■ 電磁駆動方式 【でんじくどうほうしき】 new!

電磁力を動力とする駆動方式のこと。劇中に登場するGTMは電磁駆動方式により稼働している。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-047


■ 電磁剣 【でんじけん】 

電磁パワーを応用して破壊力を高めた剣。ガット・ブロウは電磁剣と電磁ライフルの双方の特徴を併せ持つ万能兵器という設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ 電磁シールド 【でんじしーるど】 

通信機器等に施される電磁波の漏洩防止シールド。機器内で発生する電磁波が外部に漏れ出ないようにする仕組みである。電磁波の影響を受けにくい特殊な素材でケーブルを覆ったり、機器と外部ケースの間に特殊な障壁を設けたりする方法が一般的。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-020


■ 電子銃 【でんしじゅう】 

固体の中に存在する電子を熱や高電界により空間に放出させ、これを電界により加速し、電子レンズからビーム状に収束させて照射する装置のこと。身近なところではテレビのブラウン管などが該当する。GTMの眼は複数の電子銃を備える複眼となっており、そこからあらゆる電磁波を発して、その透過と反射を解析することで外部の情報を得るシステムになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁手裏剣 【でんじしゅりけん】 

ジョーカー星団の忍者が使用する手裏剣。ガット・ブロウと同じく、必要に応じて電磁溶解刃(刃に重なる形で発生する電解エネルギーの刃)を形成するのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-070


■ 電磁照射ビーム 【でんじしょうしゃびーむ】 

GTMのサブ眼球に備え付けられている各種電磁波の照射装置のこと。電子銃とほぼ同義。電子銃の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 電子照準 【でんししょうじゅん】 

スキャナーや距離測定ビームの測定・解析データを元にコンピューターの支援を受けて行う照準合わせのこと。またその照準器のこと。オーロラビームなどの妨害兵器によって誤差が生じてしまうため、戦場での的中率は20%程度とされる。これに対して、肉眼による照準合わせは肉眼照準と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-133


■ 電磁スイング 【でんじすいんぐ】 

電磁スイング関節の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-082


■ 電磁スイング関節 【でんじすいんぐかんせつ】 

GTMの関節に採用されている駆動機構。シャフトを中心とする軸運動ではなく、電磁的に密着させたパーツ同士がそのままねじれ運動をすることで関節の機能を果たしているらしい(解説文を読む限りでの勝手な想像です)。モーターやギアなどの駆動部がないために運動抵抗が極限まで減少しており、この特殊な機構が巨大兵器であるGTMの超高速運動を可能としている。また、軸ではなくパーツ同士の接触部がそのまま騎体に掛かる負荷を分散して受け止める構造(ダンパー)になっているため、シンプルな構造を持ちながらも驚異的な耐久性を発揮できるという。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁スパイク 【でんじすぱいく】 

電磁パワーを応用して破壊力を高めたスパイク(突起物)。ガードスパイクの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-013


■ 電磁スライド 【でんじすらいど】 

電磁スイング関節におけるスライド運動のこと。スイングスライドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p63


■ 電子戦 【でんしせん】 

通常は電磁波の傍受や妨害による戦闘行為のこと。電子空間上のハッキングやウィルス攻撃はやサイバー戦と呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 電磁装甲(1) 【でんじそうこう】 

軍用車輌の装甲として現在の地球で研究が進められている新型装甲。砲弾が車体に命中した際に反応し、電気や磁気を用いてその威力を減衰あるいは無効化する効果をもつ。2015年現在においてまだ実用化に至っていない(はず)。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-236


■ 電磁装甲(2) 【でんじそうこう】 

反応式電磁装甲のこと。反応式電磁装甲の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年12月号p15


■ 電磁装甲スキャナ 【でんじそうこうすきゃな】 

反応式電磁装甲に付属するスキャナ(解析装置)。実弾や光弾といった物理的な攻撃を感知する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ 電磁装甲フィールド 【でんじそうこうふぃーるど】 

反応式電磁装甲が展開する防御シールドのこと。反応式電磁シールドとも呼ばれる。反応式電磁シールドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-047


■ 電磁太陽風 【でんじたいようふう】 

セントリーが引き起こす超自然現象・災害の一種。太陽風は太陽から放出されるプラズマのことで、地上の災害とは異なる。おそらく巨大な磁気嵐の間違いだろう。この他に、セントリーは地震や台風を自在に引き起こすことができるらしい。磁気嵐の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-070


■ 電磁ツインスイング関節駆動 【でんじついんすいんぐかんせつくどう】 

ツインスイング関節による駆動方式のこと。ツインスイング・オートドライブ・システムとも呼ばれる。ツインスイング・オートドライブ・システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-017


■ 電磁投射眼球 【でんじとうしゃがんきゅう】 

電磁波を投射し、その透過や遮断・反射を解析することで周囲の状況を把握する眼球のこと。電磁波投射システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-018


■ 電磁波 【でんじは】 

空間の電場と磁場の変化によって形成される波のこと。波長によってガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波などに分けられる。ハーモイド・システムは、電気から電磁波への変換、その逆の変換を損失の無い状態で行うことが可能で、それによって効率的なエネルギーの発生・配分を可能としているらしい。地球上の技術でも、電気エネルギーを熱エネルギーや光エネルギーに変えることは可能で、その逆も可能であるが、損失の方が大きいためにこれを無限に繰り返すことは不可能である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-012


■ 電磁波索敵 【でんじはさくてき】 

電磁波を用いて索敵を行うこと。つまり、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、電波などを用いたスキャニングである。電磁波索敵システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 電磁波索敵システム 【でんじはさくてきしすてむ】 

電磁波を用いて索敵を行うシステムのこと。各種電磁波を投射し、その透過や遮断・反射を解析することで周囲の状況を把握する機能をもつ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #13-232


■ 電磁波遮断生地 【でんじはしゃだんきじ】 

ファティマスーツの表地に用いられる生地のひとつ。電磁波を完全に遮断して経年劣化を防ぐ機能をもつ。アルセニック・バランスがインカティック・フラッグスにおいて導入した生地であり、タイ・フォンやダイオードのファティマスーツはこの生地で作られている。ダイオードはファティマ生産の黎明期に作られたファティマであるため、この生地を用いたスーツは近年になってから渡された可能性が高い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-047


■ 電磁波ショック障害 【でんじはしょっくしょうがい】 

大量の電磁波(および粒子線)を放出することで、これらの観測機にショックを与えて障害を発生させること。劇中に登場する超原子生成爆弾は、電磁波ショック障害を引き起こす爆弾である。超原子生成爆弾の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ 電磁発生器 【でんじはっせいき】 

電磁フィールド発生器の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ 電磁波統合眼球 【でんじはとうごうがんきゅう】 

GTMに搭載されているアクティブ(投射型)視覚装置の一種。おそらく、電波、赤外線、紫外線、ベータ線、ガンマ線、エックス線などの電磁波を波長を変えながら発して、その透過・反射・遮断状況の解析から周囲の状況を把握する機能をもっているものと考えられる。各波長に対応した眼球以外に、あらゆる波長に対応可能な統合眼球がサブとして備え付けられているということだろう。リンク眼球とも呼ばれる。現在は設定が変更されており、この機能はサブ眼球4に継承されたようだ。サブ眼球4の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: リンク眼球
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 電磁波統合索敵リンクビーム 【でんじはとうごうさくてきりんくびーむ】 

総合索敵リンクビームシステムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2010年8月号p23


■ 電磁波投射システム 【でんじはとうしゃしすてむ】 

電磁波を投射し、その透過や遮断・反射を解析することで周囲の状況を把握する視覚システム。GTMは光、紫外線、赤外線、ガンマ線、ベータ線、エックス線、電波、収束ミリ波など、多種多様な電磁波を眼球に備え付けられた電子銃から発し、その透過や遮断・反射を解析することで通常の視点・視野で見る以外にも暗視、拡大視、透視を行うことが可能となっている。宇宙望遠鏡を超える機能が両目に搭載されているということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁波熱エネルギー 【でんじはねつえねるぎー】 

熱エネルギーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-209


■ 電磁波返還輻射システム 【でんじはへんかんふくしゃしすてむ】 

おそらく電磁波変換輻射システムの間違い。ハーモイド・システムが生み出す余剰熱を系外に排出する仕組みのひとつで、主に宇宙空間において使用するシステムである。空気つまり運動する流体に熱を受け渡すことができない宇宙空間においては、放熱パーツが外部に出ていたとしても一切放熱ができない。よって、余剰熱は電磁波に一旦変換して系外に放出する必要がある。これを効率的に行うシステムが電磁波変換輻射システムであり、この放出を推進力に転換する仕組みが輻射フライヤーである。輻射フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-209


■ 電磁波妨害 【でんじはぼうがい】 

索敵妨害とほぼ同義。索敵妨害の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE6-018


■ 電磁波妨害クラスター爆弾 【でんじはぼうがいくらすたーばくだん】 

劇中に登場する航空機が装備する電磁妨害装備のひとつ。電磁波障害を引き起こすクラスター爆弾である。着弾・爆破によって電磁波や攪乱物質をまき散らして各種センサーを一時的に無効化する機能をもつ。クラスター爆弾とは、容器となる大型の弾体の中に複数の子弾を搭載した爆弾のこと。集束爆弾とも呼ばれる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p63


■ 電磁波妨害システム発生器 【でんじはぼうがいしすてむはっせいき】 

通信・索敵機能を妨害する妨害波の発生器を指しているものと考えられる。よって、電磁波妨害システムあるいは妨害波発生器とすべきだろう。いわゆるジャマーと同義。ジャマーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年1月号p59


■ 電磁波妨害粒子散布 【でんじはぼうがいしゅうしさんぷ】 new!

ハイファ・ブリンガーがもつ攪乱機能のひとつ。その名のとおり、敵軍・敵機の索敵機能を妨害する粒子を散布する機能であり、騎体各部のスリットやホールがこの粒子の放出口となる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 電磁妨害粒子 【でんじはぼうがいりゅうし】 

GTMが備える電磁波索敵を妨害する粒子のこと。電磁波を吸収あるいは遮断する粒子であれば、アルミニウムや鉛の粒子、水蒸気、油脂や染料などが考えられる。これらの粒子は、対GTM戦で索敵を妨害するだけでなく、広範囲に渡ってヒトの接近を妨げる忌避ガスとしても機能するはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年12月号p55


■ 電磁波放射 【でんじはほうしゃ】 new!

輻射フライヤーから(推進力を得るために)電磁波を放出すること。輻射フライヤーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-143


■ 電磁波迷彩 【でんじはめいさい】 

一部のGTMに搭載されるカモフラージュ機能のひとつ。各種スキャナを妨害・攪乱する機能を指す。電磁波を吸収・遮断する物体を散布する方法や、装甲そのものが(一部の)電磁波を吸収もしくは乱反射する方法がある。現在の地球でもマルチスペクトル対応型の迷彩システムが研究・開発されており、赤外線探知を完全に遮断する技術なども確立されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-039


■ 電磁波漏れ 【でんじはもれ】 

電磁波(と云うよりも劇中で電磁エネルギーと呼ばれるモノ)が本来の伝導経路から漏れ出ること。電線であれば、絶縁体や保護被覆が破損して中身の導体が顕になることで電気漏れが発生する。同様に、電磁エネルギーの伝導には何らかの導体が用いられており、これが露出して別の導体に流れてしまうことを電磁波漏れと呼称しているのだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-027


■ 電磁バリア 【でんじばりあ】 

GTMが戦場で緊急起動する場合などに使用する光学シールド。光弾・実弾を弾く効果をもつが、対GTM戦闘で敵騎の剣劇を弾くような防御力はない。あくまでもセンサー類の保護に使用する小型のバリアである。騎士服に付属する反応式電磁シールドをGTMのサイズに拡張したものと思われる。反応式電磁シールドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-221


■ 電磁パワー 【でんじぱわー】 

電磁気の流れによって発生する力。とくに電磁流が単位時間当たりに発生する仕事の量のこと。GTMを稼動させているエネルギーは、「ハーモイド・エンジン」と「ポリスケール・ダイナモ」によって発生する電磁パワーらしい。なんつーか・・・「超電磁ロボ コン・バトラーV(1976)」みたいな感じ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁波湾曲バリア 【でんじはわんきょくばりあ】 

電磁波を任意の方向に湾曲させる効果を発揮するドーム状のバリア。ツイン・エンジン騎のミラージュ・マシンは、このバリアを展開することで自騎に迫るレーザーやビームを捻じ曲げ、エネルギー反射パネルに集中・収束させる防御機能を発揮する。ビームを湾曲させるのであれば、対象は電磁波では無く光線である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-200


■ 電磁反射素材 【でんじはんしゃそざい】 

あらゆる電磁波を反射する素材。GTMの両眼にあるシャッター(まぶた)に用いられており、有機生体眼球を保護する必要がある場合に、このシャッターが下りる仕組みになっている。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 電磁ハンマー 【でんじはんまー】 

電磁熔解ハンマーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 電磁フィールド 【でんじふぃーるど】 

電磁波もしくは電解エネルギーの発生領域のこと。ガット・ブロウの刀身に沿って発生したフィールドは超高温の刃を形成する。これを電磁溶解刃と呼ぶ。また、騎士服に付く電磁装甲は常に微弱な電磁フィールドを発している。実弾や光弾などの物理的な攻撃を感知すると(おそらくはフィールドの強度を上げて)反射または無効化する機能をもつ。電磁溶解刃の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-129


■ 電磁フィールド発生器 【でんじふぃーるどはっせいき】 

電磁フィールドを発生する装置。反応式電磁装甲などに内蔵される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-049


■ 電磁フィールドブロック 【でんじふぃーるどぶろっく】 

一部のGTMが装備する特殊デバイス。AP騎士団[スクリティ隊]が使用するGTMバーガ・ハリ・SQは、このデバイスを全身の300ヶ所に装備する。その名称から、強力な電磁フィールドを張ることが可能と思われるが、その効果は不明である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2015年12月号p15


■ 電磁プラズマ 【でんじぷらずま】 

ガット・ブロウの刀身から放たれるプラズマ。この扱いが難しいために、一般人はガット・ブロウを手にすることができないらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ 電磁ブロウ 【でんじぶろう】 

GTMの騎体各部に備え付けられている防塵システム。電磁バリアにより砂や塵を弾き、可動部に異物が入り込むことを防ぐらしい。んが、劇中には戦場から帰還したGTMのスイングブロックを入念に洗浄するよう指示するシーンがあったりする。砂や塵は防げても、ダメージで可動部が欠けて小片が隙間に詰まる場合もあるということか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2017年12月号p63


■ 電磁崩壊 【でんじほうかい】 

破烈の人形の主武装であるディストーション・ブレード・ブロウが引き起こす物理現象。おそらく、超高温・超高圧のプラズマを対象に衝突させ、その対象の分子結合を解いて崩壊させることを電磁崩壊と呼称しているのだろう。実際にそのようなことが可能か否かは不明。プラズマの応用技術で、物体を溶解・切断するプラズマ切断という技術があるが、これを高度に発展させたものかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-222


■ 電磁妨害 【でんじぼうがい】 

索敵妨害とほぼ同義。索敵妨害の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2022年11月号p64


■ 電磁防御システム 【でんじぼうぎょしすてむ】 

反応式電磁防御システムの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-034


■ 電磁放電デバイス 【でんじほうでんでばいす】 new!

おそらく余剰エネルギーを電磁波に変換して放出する装置である。デトネーター・ブリンガーが装備するデバイスはユーゴ・マウザーが改良したらしい。改良前のデバイスは(少なくとも)マグナパレスとZ.A.P.が装備しており、こちらは天照の設計となる。おそらく、放電索やレイヤード・バック・フライヤーがこのデバイスの範囲に含まれるはず。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-043


■ 電磁密着 【でんじみっちゃく】 

ツインスイング機構で採用されているパーツ接合方式。通電することでパーツ同士が電磁的に密着する仕組みになっており、さらに特定の信号(電気信号?)によってパーツ同士のスライド運動・ねじり運動を自在に引き起こすことが可能。GTMの騎体の動きは全てこの電磁密着によるパーツの操作で成立している。うーむ・・・電流や磁界に詳しく、フレミングの左手の法則や右手の法則に詳しければ物理的に説明できるのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #14-251


■ 電磁面 【でんじめん】 

スイング面積の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-015


■ 天主 【てんしゅ】 

いわゆる神のこと。仏教においては諸天の中心である天(=神)のこと。また、キリスト教における三位一体の神を指す。ラテン語で神を表すDeus(デウス)は「天主」と訳されることが多い。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-067


■ 電磁誘導センサー 【でんじゆうどうせんさー】 

おそらく電磁フィールドの形状を安定させる誘導装置のことだろう。ガット・ブロウの白銀(しろがね=はばき)の部分に内蔵されているようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 電磁誘導ミサイル 【でんじゆうどうみさいる】 

ディー・カイゼリンがフライヤー(盾)に装備している副武装。その名のとおり電磁誘導式のミサイルであろう。6基を装備。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁熔解 【でんじようかい】 

ヘリオス鋼の加工に用いられる熔解技術。電磁エネルギーあるいは電磁波を用いて極大の多重圧力を生み出し、その圧力下でヘリオス鋼を熔解させるらしい。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 電磁溶解剣 【でんじようかいけん】 

騎士が所持するマルチレンジ・ウェポン。ガット・ブロウを指す。ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: 劇場パンフレットp31


■ 電磁溶解刃 【でんじようかいじん】 

ガット・ブロウの刀身に沿って発生する超高温の刃。物体を切り裂く瞬間にのみ、騎士が任意に発生させることが可能らしい。ガット・ブロウの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: WG-075


■ 電磁熔解ハンマー 【でんじようかいはんまー】 

積層ヘリオス超鋼(もしくはヘリオス練鋼)を作る際に使用する特殊な工具。電磁波を叩きつけることで多重圧力を発生させ、電磁溶解と圧縮によりヘリオス鋼の分子配列を変えて重鋼(かさねはがね)を生み出す。重鋼を工業的に大量生産することは不可能で、必ずヒトの手に拠る工程が必要となる。これを可能とする者がいわゆる刀匠である。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-052


■ 伝承紀 【でんしょうき】 

星団史における区分のひとつ。カラミティ・ゴーダース紀とも呼ばれる。モナーク紀に続く時代であり、異世界よりヴィーキュルの襲来が始まった時代でもある。魔王オピクルに対抗するために統制者ザ・モナークは巨大統制兵器「カラミティ・ゴーダース・フーバーク」を生み出し、機械神とも呼ばれる圧倒的な戦力をもってヴィーキュル軍を迎撃したとされる。また、この時代に懐園剣・雄剣が出現したことでモナークの「制御装置」であった素子姫アイエッタがヒトの姿をもって出現し、この剣を振るったようだ。さらには、この戦闘に際してアーク・水霊が出現し、5体のセントリーを召喚したことから、以後の時代において「モナークの管理者」と「制御装置」はセントリーの監視と解析を行うことになったという。この当時の出来事が伝承として語り継がれた結果、カラミティ・ゴーダース王やアイエッタ姫が登場する「五つの星の物語」が形成されたらしい。カラミティ・ゴーダース王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-138


■ 電磁ライフル 【でんじらいふる】 

電磁パワーの応用により強力なエネルギー弾もしくはビームを打ち出す火器のこと。ガット・ブロウは電磁剣と電磁ライフルの双方の特徴を併せ持つ万能兵器という設定。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2006年5月号p23


■ 電磁レール 【でんじれーる】 

GTMの各スイングパーツに掘り込まれているガイドレールのこと。各パーツの運動軸を固定すると共に電磁エネルギーを伝導する役割をもつ。スイングガイドの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2021年1月号p68


■ 典星舎 【てんせいしゃ】 

天照家が管理している専門学業機関。宮内庁と女学校と魔導結社の特徴を併せ持つ。ボルテッツおよびスコーパーの資質・素養をもつ少女(と女官候補となる一般女子児童)を集め、ギルドの一員となるまで育て上げる特殊な養成機関である。幼年部、初等部、中等部、高等部、専門部から成り、女官で卒業、もしくは女官補、女官長に至るまで教育を受ける。卒業後は宮内役人として内宮に務め、天照家付きの女官を指揮することになるが、能力の高い者は皇帝の近侍として抜擢される。天照の命(ミコト)の近衛部隊として知られる「銀衛隊」、天照の帝がもつ「幻影隊」もこの機関の出身者によって構成されているらしい。カステポーのラーン教導学院(もしくはグリント・ラーンズ)とは長年に渡って敵対関係にあり、これまでに度々衝突してきたようだ。コミック13巻の解説で「星団最強の暗殺・工作結社」とされているのは、この機関に所属する生徒(団徒と呼ばれる)の最終的な行先が天照家の魔導結社となるため。暗殺・工作を担う部隊は幻影隊であるが、王宮に詰める女官であってもギルドの一員として数えられるということだろう。天照家の外宮(フロート・テンプル)に異界とつながる封印がある以上、その監視役に多くの人材(女官)が必要なのかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-081


■ 典星舎指揮官 【てんせいしゃしきかん】 new!

典星舎の指揮官。これまでに明かされている設定では、サローン・バスコ、メル・サッチャー、メレトレ・清花らが指揮官として設定されている。また、ツバイの能力をもつ斑鳩や、橘組に所属するエフィー・三津子とボー・睦子はミラージュ騎士でもあるため、彼らが指揮を執る場合も発生するかも知れない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-017


■ 典星舎執政官 【てんせいしゃしっせいかん】 

天照家典星舎の執政官。執政官とはもともと共和政ローマにおける政務官のひとつ。内政・軍事における最高責任者である。典星舎における役割と指揮権順位は不明であるが、総裁を務めるメル・リンスに次ぐ責任者・・・実質的なリーダーと考えて問題ないだろう。星団暦3030年前後における執政官はメレトレ・清花。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-041


■ 典星舎情報部橘組 【てんせいしゃじょうほうぶたちばなぐみ】 

天照家・典星舎を構成する組織のひとつ。その名称から多くの諜報員が所属する情報機関であることが窺える。あるいは、シオの門番から移籍してきたエフィー・ドライとボー・ゼクスのために新設した特進学級かも知れない。制服は前垂れ付きの和装と烏帽子という雅な恰好となる。ちなみに、橘(タチバナ)はムクロジ目ミカン科ミカン属に属す柑橘類の一種であり、その実と葉は古くから家紋や文様のモチーフにされてきた。典星舎の他の組織も、同じように植物の名を冠していることが予想される。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-020


■ 典星舎橘組 【てんせいしゃたちばなぐみ】 new!

典星舎情報部橘組の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE7-086


■ 典星舎本部 【てんせいしゃほんぶ】 

天照家典星舎の本部。ミラージュ・パレス内のグライス・タワーが本部となるようだ。典星舎グライス・タワーの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-019


■ 転生の詩女 【てんせいのうため】 

詩女ムグミカを指す尊称。ムグミカ・コレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-087


■ 転生の王女 【てんせいのおうじょ】 

詩女ムグミカを指す尊称。ムグミカ・コレットの項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-087


■ 伝説の学生服 【でんせつのがくせいふく】 

ウィンド高等学校において伝説として語り継がれる制服。エルメラ王妃が高校在学中に着用していた制服で、彼女の恋心に合わせてヤンキー仕様からどノーマル仕様に変遷した歴史がある。この制服はそのまま娘のセイレイに引き継がれたようだ。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年1月号p60


■ 伝説のバカ生徒 【でんせつのばかせいと】 

ラーン教導学院において伝説として語り継がれるバカ生徒。常に素行が悪く、服装規定を無視し、騎士教練をサボる上に咎めるAP騎士すらも出し抜く厄災の如き女性生徒であったとされる。ブラウ・フィルモア王の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #17-180


■ 転送スポット 【てんそうすぽっと】 

ザ・ウィル・スペンサードが備える乗船・下船ゲートの一種。宇宙空間にある船体の内部と地上に設置したスポットをつなぐことが可能な転送装置である。地上のスポットは任意の場所に設置することが可能であり、且つ、実体のない霊体も同様に転送することが可能なようだ。劇中では、霊体となって地上に降りていたレディ・スペクターとヴィクトリーの転送に用いられた。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-256


■ テンドロス 【てんどろす】 

スティール・クープが製作したファティマ。シリアルはSC-01。フィルモア帝国の騎士団顧問であるアビエン・ヒートサイのパートナーである。過去に一度マスターを失っており、ブーメラン・ファティマとしてお披露目に参加した際にヒートサイを選んだようだ。このお披露目はバランシェの新作ファティマであったメガエラの公開と同時であった。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE4-136


■ 天然素材 【てんねんそざい】 

服飾に関して云えば、絹や綿といった自然由来の素材のこと。ジョーカー星団における合成繊維は原子から直接生み出されるため、地球上で合成繊維とされているナイロンなどの石油化学製品は天然素材から作られた繊維に位置付けられる。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #15-022


■ 電波照準 【でんぱしょうじゅん】 

電波を用いて行う照準合わせのこと。またその照準器のこと。電波は周波数が3THz以下の電磁波の総称。波長によって様々な周波数帯に分けられるが、おそらくレーダーやビーコンを用いた照準合わせということになる。電波だけで目標を絞り込むことは難しいと思えるが、GTMの眼球には電磁波(電波、赤外線、紫外線、エックス線、ガンマ線など)や粒子放射線(アルファ線、ベータ線、中性子線)を発する照射ビームが内蔵されており、それらの複合解析から超長距離望遠や透視を行っているので問題ない。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: #16-133


■ テンパラー 【てんぱらー】 new!

雪弁(ホワイトテンパラー)の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: NT2023年6月号p59


■ 天文 【てんもん】 

メル・クール・リトラとツィー・ミーンが好んだ科目(高校在学時)。天体の位置、天体の運動、天体の存在によって起こり得る物理現象について研究する学問。外宇宙に進出しているジョーカー星団であれば、地球の天文学と比較して遥かに研究レベルが高いと考えられるが、スタント遊星のように詳細が未だに判っていない天体も存在している。宇宙はどこまで行っても広いということだろう。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-093


■ 天文学 【てんもんがく】 

天文の項を参照のこと。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-112


■ 天文物理学 【てんもんぶつりがく】 

ミース・バランシェがバルチック・アカデミーで専攻していた学問。天体がもつ物理的な性質を理解し、天体が存在することで起こり得る物理現象、またその相互作用について研究していく学問である。おそらく、ミースはこの学問を専攻することで、ジョーカー太陽星団の形成やスタント遊星の軌道・影響について理解を深めようとしていたのではないだろうか。
別名・異名・正式名など: 
初掲載: DE5-098


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