3/17(月) バレンシア

花と鼻。

8:00起床。シャワーを浴びてから、10時より発売の国王杯・FCバルセロナ戦のチケットを買いにメスタージャへ。
メスタージャのチケット売り場には結構な列が出来てました。ファンも国王杯には期待してますからね。
今回の旅行中、メスタージャでは3試合見る予定で、3試合それぞれ違う席から見たいなと思ってたんです。
というわけで、今回はメスタージャ名物(勝手に決めた)の高角度3階スタンド席を購入。価格は50ユーロ。
えっ?一番安い席で?8000円?
さすが欧州No.1(2年前)のFCバルセロナです。

チケット購入後は旧市街へ。
目的は郵便局。先日買った絵葉書を投函したかったんです。
郵便局はノルテ駅の近くなのであっという間に着いたんですが、すごい人の数。
地面に座り込んで談笑するグループで道が埋まってます。足の踏み場もないとはこの事です。
スリに注意しながら人込みをかき分け、ようやく郵便局に入れるという状況でした。
それにしてもバレンシアの郵便局、外見も中身も郵便局にしてはスゴすぎます。
日本でこんな豪華な郵便局見たことないっすよ。

(バレンシアの郵便局)

そして中に入ってまた困難。
窓口で「切手が欲しい」と言ったところ、「入口にある黄色い機械で買ってくれ」と言われました。
そして黄色い機械の前に行ったのですが、この機械の使い方がさっぱりわからない。
いくらの切手を買うべきかはわかっていたのですが、タッチパネル画面にその価格の切手が出てこない。
散々アチコチ押したのですが、結局わからず近くにいた局員さんに相談。
すると、局員さんは機械の画面をピッ、ピッ、ピッと素早くタッチし、目的の切手を出してくれました。
買い方を覚えて次は自分で買えるようにしよう!と思ってたのにあまりに操作が早すぎて覚えられず。。
でもまぁ、なんとか投函できました。というか投函までしてもらっちゃいました。

郵便局を出て、次に目指したのは観光案内所。
ガイドブックに載っていない広い範囲の地図が欲しかったんです。
あちこちの人形を見ながら、アルフォンソ・エル・マグナニモ広場へ。ここでオルチャータイム。美味い♪♪

(アルフォンソ・エル・マグナニモ広場。銅像のモデルが誰なのかはわかりません)

広場近くの観光案内所で地図&バスの路線図をもらったら、次はバレンシアCFオフィシャルショップへ。
想像してたよりちょっと小さかったかな。売り場は1階と地下1階の2フロアです。
お金があれば店ごと買い占めたいくらいバレンシアニスタには魅力的なグッズが揃ってます。
あ、一部こんなの着て歩けないよ、ってのもありましたけど…。
何を買おうかといろいろ考えていたら、鼻血が出てきました。
オフィシャルショップに興奮したわけではないと思います。たぶん花粉症の影響です。

(オフィシャルショップ。上のOCASOが何かは知りません)

ゆっくり見てる場合じゃなくなったので、とりあえず店を出て、
道路を挟んだ向かいにあるデパート「エル・コルテ・イングレス」に入店。トイレで手と顔を洗いました。
しかし、それでも鼻血は止まらず。
このままではどこに行くにも不便なので、仕方なく帰宅する事に。

アパート近くのスーパー「コンサム」で箱ティッシュ、ポケットティッシュを購入。
一緒に昼飯用(スペインでは昼飯は14時)の惣菜パンとファンタオレンジも買いました。
ぶっちゃけ総菜パンを買うのは賭けです。スペイン語がわからない自分は
商品ラベルを見ても中に何が入っているのかわからないんですから。

帰宅してパンを食べる。中身はツナだ!ちょっと油っぽいけど(笑)
良かった、当たりでした。これでラベルに書いてあった「Atun」という単語がツナであると覚えました。
何事も体験しないと覚えませんな。
ちなみに、日本のファンタは無果汁ですがスペインのファンタは果汁が入ってます。
無事に昼食終了。

しかし、ここで予想外の出来事。買ってきたポケットティッシュを開けたら、中身が紙ナプキンでした。
スペイン人って紙ナプキンを携帯するんですか。
お得だからと大量に買っちゃったじゃないですか(15パック)。
まぁ、とりあえず水分を吸収してくれるので使える事は使えそうです。
これから旅行中ずっとコレを使う事になります。

昼飯を食ったところで、腰が痛い事に気がつきました。
普段そんなに歩く事がないので、ここ数日歩き続けた事が堪えたのかな。
それに鼻炎薬の副作用も手伝って眠気が襲ってきたので、しばしお昼寝。シエスタイムです。

(2週間お世話になったベッド)

起きたのは19時。すっかり眠ってしまいました。
レイナ広場周辺でイベントがあるそうで、小澤さんに誘われて見に行く事に。
花を集めて作られた巨大な聖母マリア像とそれを取り囲む沢山の花束。
鮮やかなドレスを着た女性のパレードの列。全てが日本にはない色彩です。

(色とりどりのドレスを着た女性たち)
(木の枠組みに生花を取り付け、マリア像を作り上げる)

一通り見た後、帰宅です。
帰る途中、郵便局がライトアップされてたので写真をパチリ。
やっぱり郵便局には見えません。世界遺産のラ・ロンハ・デ・ラ・セダよりすごいと思うのは自分だけでしょうか。

(ライトアップされた郵便局。道路には花のネオンが輝く)