このQuodlibet とは「ごたまぜ」、「寄せ集め」とか、「メドレー」という意味のドイツ語です。
過去の Quodlibet: 2000年 9月 10月 11月 12月
2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月

忙しい夏前半の記録。7月18日(日)は、以前、レッスンでお世話になった方にお誘いを頂いてN響の演奏会@愛知県芸術劇場へ。(名古屋行きのついでに、午前中から家族で名古屋港水族館を訪問。こちらもイルカショーなどを満喫)。N響の演奏会は、メインを新世界にした、いわゆる名曲コンサート的なものではあったけど、オケの演奏会は久しぶりだったし、なにより音楽好きの人と一緒にいく演奏会。しかも同じラッパ吹き。さらに座席がP席(ホルンのベル向きの、いわゆる裏側)。

考えてみればN響の生演奏は初めてだった。正直、ドヴォルザークの新世界は、「いまさら...」という気がしていたのだけれど、改めて聴いてみると、名曲といわれる曲なんだよなぁ、と妙に(?)感心してしまった。トランペットのトップは関山先生。いままさに日本のオケラッパの頂点に君臨するといえるだけの存在感、風格、そして音の鳴り。そのたたずまいからして、オケのラッパ吹きのあり方を教わった気がしました。この気概がさっそく翌日に役立つことに...。演奏会後は名古屋で一杯。ラッパのことや、取り組んできた音楽のこと、そしてこれらどういう取り組みがあるのか、日本のラッパ界の有名人のあの方の昔話、子育てのことなどなど、本当にいろいろなことを楽しくお話できました。

翌日、19日(月)は海の日。学生さんたちと駅前コンサート。今回はブラスアンサンブルと合奏に混ぜてもらいました。ブラスアンサンブルではサウンド・オブ・ミュージックのメドレーを抜粋で。いろいろと仕掛けのある楽しい編曲だったので、そこを浮き立たせるように奮闘、というか学生さんたちが頑張ってくれたので、そこにのっかるだけだったのだけれど。合奏は酒井格さんの「たなばた」など。こういう情趣のある曲と同時代に現役である若者がうらやましいなぁ。そうそう、緊張しいのわたしではあったけど、前日の関山先生のたたずまいを思い出して、背筋をのばしておりました。

今年のお盆休みは8月14日から22日。帰省先はつくば。今年も平日に帰省なので、茨城時代の友人と会うのはおあずけ。今年の夏はお盆明けも忙しそうだから、せめてのんびり過ごすことに...。(2010/8/22)