このQuodlibet とは「ごたまぜ」、「寄せ集め」とか、「メドレー」という意味のドイツ語です。
過去の Quodlibet: 2008年2月

先月に予告したものは、次々と現実に。まず、MacはIntel iMacになった。Core 2 Duo 2GHz 20インチの、購入当時で一番安いグレードのものを、ワイヤレスのマウスとキーボードに微妙にカスタマイズして購入。画面がデカくて綺麗なのが良。職場の仕事用G5 Mac Proよりも体感速度が速いのが気分的には複雑なところ。旧iMac(ひまわり形の液晶G4 iMac)からの移行は、Mac同士をFirewireで接続して移行して実行。もう旧iMacには基本的には用はないのだけれど、結婚して初めて購入した記念品なので捨てるのがしのびなく、しばらく机の上で野ざらし状態...。

通信インフラにも変革が。Yahoo ADSL 8Mからフレッツ光へグレードアップ。東海地方と北海道間のビデオチャットも、光同士だと非常に快適。iChatは、回線速度によってフレームレートなどを自動制御し、回線の状態にあった画質でチャットをするようになっている。光に変えてからは、フレームレートも上がって、会話中、ワンテンポ遅れて返事がくるような感じがなく、画質も良くなって非常に快適。光に変えてからはまだトライしていないけれど、Skypeは通信回線の状況が悪くなってくるとチャットが途絶えてしまったり、ビデオ画像が送れずにオーディオチャットのみが開かれる(しかも警告がでない)など、ちょっと不親切ですな。そこへいくとiChatはやっぱり良くできている。

レッスンを受けている先生のピッコロTpも吹かせてもらいました。Bb/A管のStonvi。慣れていないのでBb管モードで挑戦。ピッコロだと高い音が楽に出る、というのはやっぱりウソらしい。確かに、倍音列の関係で、高いド(上第2線)の開放の指使いでレやシのフラットが出る、といったことはないため、安心感はある。ハイトーンに関してはその程度のご利益かと。意外だったのは、結構、本気で吹かないと、音程が怪しいし、鳴らないし、そもそもショボい音しか出ない。でもツボにはまったときの世界観は独特ですね。トリルがコロコロしていて気持ちヨイ。先生からのコメントとして、「まったく別の楽器だと思って吹くべきだし、普通のBb管とは別に練習時間をとらないと、両立できない」とのことなので、それなりに覚悟が必要ですな。欲しいものではあるけれど、つまみ食いではすまされない、という話。

レッスンはアルチュニアンから一転してアルビノーニの協奏曲に挑戦をすることに。これこそピッコロ用の曲なのだろうけど、それをBb管でそれっぽく吹く努力をする。冒頭のGraveは、アルチュニアンで教わった、長い音符での空気感(停滞しないで次の音につなげる、という感覚)を生かしたいもの。速い楽章は苦労がありそう。(2008/2/29)