正義
参照:憐れみ,贖罪

義にかなった思いと行いに対しては,結果として祝福が必ず与えられ,悔い改めなかった罪に対しては罰が課せられること。正義とは,神の律法が破られるたびに罰を要求する永遠の律法である(アル42:13-24)。罪を犯した人は悔い改めなければその代価を支払わなければならない(モサ2:38-39;教義19:17)。しかし悔い改めれば,救い主が憐れみをかけて,贖罪によりその代価を支払ってくださる(アル34:16)。

  • 罪を犯した魂は必ず死ぬ(エゼ18:4)。
  • 主のあなたに求められることは,ただ公義をおこない(ミカ6:8)。
  • 神は真実で正しいかたであるから,その罪をゆるし(1ヨハ1:9)。
  • 神の正義は悪人を義人から隔てている(1ニフ15:30)。
  • 贖罪は,神の正義の要末を満たす(2ニフ9:26)。
  • 全人類は堕落した状態になり,正義の支配下に入った(アル42:14)。
  • 贖罪は正義の要求あわを満たす(アル42:15)。
  • あなたは憐れみが正義から何を奪うことができると思うか(アル42:25)。
  • 悔い改めなければ,神の裁きが迫る(アル54:6)。
  • 正義と裁きは,わたしの律法に付随する罰である(教義82:4)。
  • 正義はその道を進み続けてその権利を主張し(教義88:40)。
  • 神の正義と律法から免れる者はだれもおらず(教義107:84)。


    聖見者
    参照:ウリムとトンミム,預言者

    神が世の人々から隠されたことを,霊の目をもって見るのを許された人(モセ6:35-38)。聖見者は啓示者であり,また預言者でもある(モサ8:13-16)。『モルモン書』の中でアンモンは,聖見者だけが特別な解訳器すなわちウリムとトンミムを使うことができると教えている(モサ8:13;28:16)。聖見者は,過去,現在,未来の出来事を理解している。古代において,預言者はしばしば聖見者(先見者)と呼ばれた(サ上9:9;サ下24:11)。

    ジョセフ・スミスは未日の偉大な聖見者である(教義21:l;135:3)。また,大管長会と十二使徒評議会は,預言者,聖見者,啓示者として支持を受ける。

  • 先見者の記録のうちにしるされている(歴下33:19)。
  • わたしはあなたの腰から出た者の中から,一人のえり抜きの聖見者を立てよう(2ニフ3:6-15)。
  • ここに知恵がある。それは,聖見者,啓示者,翻訳者,および預言者となることである(教義107:92)。
  • 主はハイラム・スミスを,預言者,聖見者,啓示者に任命された(教義124:91-94)。


    聖餐
    参照:イエス・キリスト,生ける水,命のパン,犠牲,最後の晩餐,十字架,贖罪,バプテスマ

    末日聖徒にとって聖餐とは,キリストの贖いの犠牲を記念するパンと水にあずかる儀式を指す。裂かれたパンは主の引き裂かれた肉を象徴し,水は人の罪を贖うために流された主の血を象徴している(1コリ11:23-25;教義27:2)。ふさわしい教会員はこの聖餐にあずかるときに,キリストの名を受け,いつもキリストを覚え,その戒めを守ることを約束する。教会員はこの儀式を通して,バプテスマの聖約を新たにするのである。

    イエスは最後の晩餐のときに,十二使徒と食事を共にして,聖餐の儀式について説明された(マタ26:17-28;ルカ22:1-20)。

  • イエスはパンを取り,祝福し,また杯を取り,感謝し(マタ26:26-28〔マコ14:22-24;ルカ22:19-20〕)。
  • わたしの肉を食べ,わたしの血を飲む者には,永遠の命があり(ヨハ6:54)。
  • 主のからだをわきまえないで飲み食いする者は,その飲み食いによって自分にさばきを招く(1コリ11:29〔3ニフ18:29〕)。
  • イエスはニーファイ人の十二弟子に,聖餐について教えられた(3ニフ18:1-11)。
  • イエスは弟子たちに,ふさわしくない人々が聖餐にあずかるのを禁じるように教えられた(3ニフ18:28-29〔モル9:29〕)。
  • 聖餐の祈りが述べられる(モロ4-5章〔教義20:75-79〕)。
  • 聖餐は祭司または長老によって執行される(教義20:46,76)。
  • 教師や執事には聖餐の祝福をする権能はない(教義20:58)。
  • 聖餐にはぶどう酒以外の飲み物を使うことができる(教義27:14)。


    聖書
    参照:エフライム-エフライムまたはヨセフの木,旧約聖書,新約聖書,聖書外典,正典,聖文,ユダ-ユダの木

    神聖な啓示を載せたヘブライ語文献とキリスト教文献の集成。聖書を表すバイブルという言葉には,「書物」という意味がある。『聖書』は,聖なる御霊の感化のもとに働いた,多くの預言者と霊感を受けた記録者が書き残したものである(2ペテ1:21)。

    キリスト教徒が用いる聖書は,『旧約聖書』ならびに『新約聖書』として広く知られる二つの部分から成る。『旧約聖書』は,主がこの世で、務めを果たしておられたときに,パレスチナのユダヤ人の間で用いられていた聖典である。『新約聖書』は使徒の時代に属する記録を含み,ユダヤ人の聖典と同じ神聖さと権威を備えていると見なされている。『旧約聖書』の各書は幾世紀にも及ぶ民族的文学の中から選ばれたものであり,そのほとんどがヘブライ語で書かれた。一方,『新約聖書』の各書は1世代の間に,おもにギリシャ語で記録された。

    『旧約聖書』の「旧約」は,古い聖約(契約)の意味である。古い聖約とは,この世が始まって以来神の民が受けてきた完全な福音をイスラエルが拒んだときに,モーセに与えられた律法である。新しい聖約とは,イエス・キリストによって教えられたままの福音である。

    ヘブライ語聖書(旧約聖書)の各書は,律法,預言者,諸書の3つに分類された。キリスト教界の中で用いられた『聖書』は,その内容により歴史書,詩歌,預言書などに分類されている。

    『新約聖書』の各書は,一般に四福音書と使徒行伝,またパウロの手紙,ヤコブ,ペテロ,ヨハネ,ユダの公同書筒,ヨハネの黙示録の順序で配列されている。

    末日聖徒イエス・キリスト教会は,『聖書』を尊ぶとともに,人類に対する神の計らいを記した『聖書』の記述を支持し確認する新たな啓示を,主が終わりの時に預言者を通して引き続き与えてくださると宣言している。

  • ユダの木(聖書)とヨセフの木(モルモン書)は主の手で一つになる(エゼ37:15-20)。
  • 『聖書』の真実性が未日の聖典によって確立される(1ニフ13:38-40)。
  • 『聖書』と『モルモン書』が一つに合わされて,偽りの教義を打ち破る(2ニフ3:12)。
  • 聖書か,聖書か。我々はすでに聖書を持っている(2ニフ29:3-10)。
  • 『聖書』を信じる人は『モルモン書』も信じるであろう(モル7:8-10)。
  • 長老は,『聖書』と『モルモン書』の中にあるわたしの福音の原則を教えなければならない(教義42:12)。
  • わたしたちは,正確に翻訳されているかぎり,『聖書』は神の言葉であると信じる(箇条1:8)。


    聖書(ジョセフ・スミス訳)
    参照:ジョセフ・スミス訳(JS)

    聖書外典
    参照:聖書,聖文

    ユダヤ人が神聖なものと見なした諸書で,ヘブライ語聖書には含まれていなかったが,幾つかのキリスト教会の聖書には収録されているもの。これらの書物は『旧約聖書』と『新約聖書』の歴史的つながりを知るうえで役立つことが多く,末日聖徒イエス・キリスト教会では有益なものと見なされている。

  • 聖書外典は大部分正確に翻訳されているが,真実でない書き入れ文も含まれている(教義91:13)。
  • 聖書外典は御霊に照らされる者を益する(教義91:4-6)。


    性的不道徳
    参照:姦淫,肉欲,不貞

    姦淫,不貞,同性愛,近親相姦など,不浄で,不自然で,不純な,意図的に行われる性的行為。

  • 父に酒を飲ませ,共に寝た(創世19:30-36)。
  • ルベンは父のそばめビルハのところへ行って,これと寝た(創世35:22〔創世49:4;歴上5:1〕)。
  • 同性愛やその他の性倒錯は僧むべきことである(レピ18:22-23)。
  • 男が女を犯したならば,その男だけが罪ありとされる(申命22:25-27)。
  • 情欲をいだいて女を見る者は,心の中ですでに姦淫をしたのである(マタ5:28〔3ニフ12:28〕)。
  • 性的な罪悪は忌まわしい行いである(アル39:35)。


    正典
    参照:教義と聖約,高価な真珠,聖書,聖文,モルモン書

    正式に認められ,権威あるものと見なされた神聖な書物。末日聖徒イエス・キリスト教会では,正典は標準聖典と呼ばれ,この中には『旧新約聖書』『モルモン書』『教義と聖約』『高価な真珠』が含まれる。


    聖徒
    参照:イエス・キリストの教会,クリスチャン,末日聖徒イエス・キリスト教会

    イエス・キリストの教会の忠実な会員。

  • わが聖徒をわたしのもとに集めよ(詩篇50:5)。
  • サウロはエルサレムで聖徒たちを大いに苦しめた(使徒9:1-21)。
  • ペテロはルダに住む聖徒たちのところへも下って行った(使徒9:32)。
  • ローマにいる,召された聖徒一同へ。恵みと平安とが,あなたがたにあるように(ロマ1:7)。
  • あなたがたは,聖徒たちと同じ国籍の者であり(エペ2:19-21)。
  • 神の聖徒である小羊の教会の人々が見えた(1ニフ14:12)。
  • キリストの贖罪を通じて聖徒とならないかぎり、生まれながらの人は神の敵である(モサ3:19)。
  • 主なるわたしは,地をわたしの聖徒たちが使うために祝福して(教義61:17)。
  • 彼は神の聖徒たちに戦いを挑み(教義76:28-29)。
  • 熱心に働きなさい。来るべき裁きの時に対して聖徒たちを備えさせるためである(教義88:84-85)。
  • 聖徒は貧しい者や苦しんでいる者に持ち物を分け与えなければならない(教義105:3)。
  • 以上の職とその鍵をわたしがあなたがたに授けたのは,奉仕の業とわたしの聖徒たちの完成のためである(教義124:143〔エペ4:12〕)。


    聖なる人
    参照:神;神会,天の御父,人の子

    父なる神の別称(モセ6:57)。


    聖なる御霊
    参照:聖霊

    聖なる森
    参照:最初の示現

    聖任
    参照:按手,権威;権限;権能,,神権

    権能を授けたり職に任じたりすること。主の教会で権能を行使するには,預言によって,また権能を持つ者による按手によって,神から召されなければならない(箇条1:5)。人は聖任によって権能を受けることができるが,その権能に対する鍵を持つ者の指示の下にそれを行使する。

  • あなたを立てて万国の預言者とした(エレ1:5)。
  • あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである。そして,あなたがたを立てた(ヨハ15:16)。
  • アルマは神から権能を授かっていたので,祭司たちを聖任した(モサ18:18)。
  • 大祭司は聖なる位に従って聖任された(アル13:1-9)。
  • イエスは十二弟子を選び,聖任された(3ニフ12:1)。
  • 長老は按手によって祭司と教師を聖任した(モロ3章)。
  • もうしばらくの間待たなければならない。あなたはまだ聖任されていないからである(教義5:17)。
  • ジョセフ・スミスはイエス・キリストの使徒に聖任された(教義20:2〔教義27:12〕)。
  • その教会の賛意の表明がなければ,だれも聖任されることはない(教義20:65)。
  • だれか権能を持つ者によって聖任されないかぎり,だれのもわたしの福音を宣べ伝えるために出て行くことは許されない(教義42:11)。
  • 長老たちは福音を宣べ伝えるために聖任される(教義50:13-18)。
  • 十二使徒には,教会の他のすべての役員を聖任する務めがある(教義107:58)。
  • わたしは先祖の祝福と,わたしが聖任されるべき権利を得ようと努めた(アブ1:2)。
  • ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリは互いにアロン神権に聖任し合った(ジ─歴史1:68-72)。


    政府
    参照:憲法

    イエス・キリストは地上に戻って来られると,義にかなった政府を打ち立てられる。

  • まつりごとはその肩にあり(イザ9:6〔2ニフ19:6〕)。
  • カイザルのものはカイザルに返しなさい(マタ22:21〔教義63:26〕)。
  • 上に立つ権威に従うべきである(ロマ13:1)。
  • 王たちと上に立っているすべての人々のために,祈をささげなさい(1テモ2:1-2)。
  • 支配者,権威ある者に服し,これに従い(テト3:1)。
  • あなたがたは,すべて人の立てた制度に,主のゆえに従いなさい(1ペテ2:13-14)。
  • イエス・キリストは地を最後に治める者となられる(黙示11:15)。
  • 正しい人をいつも王に頂く(モサ23:8)。
  • あなたがたは民の声によって職務を果たすように(モサ29:26)。
  • わたしが来るとき,わたしはあなたがたを治める者となる(教義41:4)。
  • 神の律法を守る者は,その地の法律を破る必要がない(教義58:21)。
  • 邪悪な者が治めるとき,民は嘆き悲しむ(教義98:9-10)。
  • 政府は人間のために神によって設けられた(教義134:1-5)。
  • 人は政府を支持し,支える義務を負う(教義134:5)。
  • わたしたちは,王,大統領,統治者,長官に従うべきことを信じる(箇条1:12)。


    聖文
    参照:教義と聖約,高価な真珠,言葉(神の),聖書,正典,年表,モルモン書

    神の聖なる人々が聖霊に感じて書いたり,話したりした言葉。当教会が今日,公式の正典として認めている聖文は,『聖書』『モルモン書』『教義と聖約』『高価な真珠』である。イエスと『新約聖書』の著者たちは,『旧約聖書』の各書を聖文と見なしていた(マタ22:29;ヨハ5:39;2テモ3:15;2ペテ1:20-21)。

  • 聖書を説き明してくださったとき,お互の心が内に燃えたではないか(ルカ24:32)。
  • 聖文を調べなさい。わたしについてあかしをするものである(KJヨハ5:39)。
  • キリストの言葉はあなたがたがなすべきことをすべて告げる(2ニフ32:3)。
  • 聖文を信じるように導かれた者は皆,信仰において確固として堅固である(ヒラ15:7-8)。
  • 人々は聖文を曲げて解釈し,それを理解しない(教義10:63)。
  • これらの言葉は人々から,人間から出ているのではなく,わたしから出ているのである(教義18:34-36)。
  • 『モルモン書』の出現は,聖文が真実であることを世に証明している(教義20:2,8-12)。
  • 聖文を研究することに時間を費やしなさい(教義26:1)。
  • 聖文は聖徒を教えるために与えられている(教義33:16)。
  • 聖文は選民の救いのために与えられる(教義35:20)。
  • 『聖書』と『モルモン書』の中にあるわたしの福音の原則を教えなければならない(教義42:12)。
  • これらのことに関するわたしの律法がわたしの聖文の中に与えられている(教義42:28)。
  • 何であろうと聖霊に感じて語ることは,聖文となり(教義68:4)。

    【失われた聖文】

    聖典の中に言及されているが,今私たちが手にしていない神聖な記録が数多くある。以下はそれらの記録や著者の一部である。「契約の書」(出エ24:7),「主の戦いの書」(民数21:14),「ヤシャルの書」(ヨシ10:13;サ下1:18),「ソロモンの事績の書」(列上11:41),「先見者サムエルの書」(歴上29:29),「預言者ナタンの書」(歴下9:29),「預言者シマヤの書」(歴下12:15),「預言者イドの書」(歴下13:22),「エヒウの書」(歴下20:34),先見者の記録(歴下33:19),エノクの言葉(ユダ1:14),ゼノク,ニアム,ゼノスの言葉(1ニフ19:10),ゼノス(ヤコ5:1),ゼノクとイザイアス(ヒラ8:20),覚えの書(モセ6:5),コリント人への手紙(1コリ5:9),エペソ人への手紙(エペ3:3),ラオデキヤからの手紙(コロ4:16)。

    【保存されるべき聖文】

  • これらの記録を手に入れるのは,神の知恵です。そうすれば預言者の口を通して語られてきた御言葉を残すことができる(1ニフ3:19-20)。
  • この小さい版はわたしが保存しなければならない(ヤコ1:3)。
  • これらのものが神の御手によって書き継がれ,そして残された(モサ1:5)。
  • これらの神聖なものを大切にしなさい(アル37:47)。
  • 聖文は安全に保存されなければならない(教義42:56)。
  • 保存するためあらゆる努力を尽くす(ジ-歴史1:59)。

    【聖文の価値】

  • あなたはイスラエルのすべての人の前でこの律法を読んで聞かせなければならない(申命31:10-13)。
  • 律法の書をあなたの口から離すことなく(ヨシ1:8)。
  • 主のおきては完全であって,魂を生きかえらせ(詩篇19:7)。
  • あなたのみ言葉はわが足のともしび(詩篇119:105)。
  • わたしについてあかしをするものである(ヨハ5:39)。
  • 聖書は,すべて神の霊感を受けて書かれたものであって,人を教え,導くのに有益である(2テモ3:15-16)。
  • すべての聖文を自分たちに当てはめて,それが自分たちの利益となり(1ニフ19:23)。
  • わたしは聖文に喜びを感じる(2ニフ4:15-16)。
  • わたしたちは、キリストを信じるように説き勧めるために、熱心に記録し続けようと努めている(2ニフ25:23)。
  • 民は聖文を詳しく調べ、二度とこの邪悪な男の言葉に聞き従わなかった(ヤコ7:23[アル14:1])。
  • この版がなかったならば、わたしたちは無知のままでいたに違いない(モサ1:2-7)。
  • 神の言葉を知るために聖文を熱心に調べてきた(アル17:2-3)。
  • 聖文は人々を救いに導くために保存される(アル37:1-19[2ニフ3:15])。
  • 神の言葉はキリストの人を導く(ヒラ3:29)。
  • 何であろうと聖霊に感じて語ることは、聖文となり、救いを得させる神の力となる(教義68:4)。
  • わたしの教会を築き上げ、彼らを備えるためである(教義104:58-59)。
  • だれでもわたしの言葉を大切に蓄える者は、惑わされることがない(ジ-マタ1:37)。

    【出現を預言された聖文】

  • イザヤは『モルモン書』の出現を預言した(イザ29:11-14)。
  • あなたは1本の木を取り、その上に『ユダのために』と書き(エゼ37:15-20)。
  • ほかにも幾つかの書物が現れる(1ニフ13:39)。
  • わたしの言葉がすべてそこに含まれていると思ってはならない(2ニフ29:10-14)。
  • キリストの福音を手にしなさい。キリストの福音はこの記録だけでなく、あなたがたに伝わる記録によってもあなたがたに知らされるであろう(モル7:8-9)。
  • この記録を明るみに出す者は幸いである(モル8:16)。
  • これらのことを書き記して封じなさい。わたしは自分がふさわしいと思うときに、これらのことを人の子らに知らせよう(エテ3:27〔エテ4:7〕)。
  • わたしたちは、神がこの後も多くのことを啓示されると信じる(箇条1:9)。


    聖約(契約)
    参照:新しくかつ永遠の聖約,アブラハムの聖約(契約),神権の誓詞と聖約,誓い

    神と人との間で交わされる合意。ただし、この合意は対等の関係によるものではない。神は聖約に関して条件を定め、人は神から求められることを行なうという同意をする。そして神は、人が従順であることに対して定められた祝福を与えると約束される。

    原則や儀式は聖約によって与えられる。このような聖約を交わす教会貝は、それを尊ぶことを約束する。例えば、教会員はバプテスマのときに主と聖約を交わし、聖餐を受けることによってその聖約を更新する。教会員はまた神殿でもさらに聖約を交わす。主の民は聖約の民であり、主との聖約を守るときに、豊かに祝福される。

  • わたしはあなたと契約を結ぼう(創世6:18)。
  • わたしの契約を守るならば、あなたがたはわたしの宝となるであろう(出エ19:5)。
  • 彼ら、および彼らの神々と契約を結んではならない(出エ23:32)。
  • 安息日を覚え、永遠の契約としなければならない(出エ31:16)。
  • わたしはあなたと結んだ契約を決して破ることはない(士師2:1)。
  • いけにえをもってわたしと契約を結んだわが聖徒(詩篇50:5〔教義97:8〕)。
  • その聖なる契約をおぼえ(ルカ1:72〔教義90:24〕)。
  • 神の力が主の聖約の民のうえに下る(1ニフ14:14)。
  • アブラハムに立てられた聖約は末日に成就する(1ニフ15:18〔3ニフ16:5,11-12;21:7;モル9:37〕)。
  • ベニヤミンの民は神の御心を行うという聖約を交わした(モサ5:5)。
  • バプテスマは神の御心を行うという聖約を交わした証拠である(モサ18:13)。
  • あなたがたは聖約の子孫だからである(3ニフ20:25-26)。
  • 天使は、御父が人の子らに立てられた聖約の業を果たして実行する(モロ7:31)。
  • キリストの血が流されたのは、聖約されたことによる(モロ10:33)。
  • キリストのこの教会に属している人は皆、すべての聖約を守るように努めなければならない(教義42:78)。
  • 聖約を守ってきた者は幸いである(教義54:6)。
  • 聖約を破る者は教会における自分の職と立場を失い(教義78:11-12)。
  • 神権を受ける者は皆、この誓詞と聖約を受け入れる(教義84:39-40)。
  • 犠牲を払って自分の聖約を進んで守ろうとするすべての者は、わたしに受け入れられる(教義97:8)。
  • 結婚の聖約は永遠のものとすることができる(教義132章)。
  • 主のすべての定めに従って歩むことが、わたしたちの聖約となる(教義136:4)。


    聖霊
    参照:神;神会,啓示,聖霊の賜物,慰め主;助け主,鳩のしるし,バプテスマ,約束の聖なる御霊,赦されない罪

    神会の第三の御方(1ヨハ5:7;教義20:28)。霊の御方であり、骨肉の体は持っておられない(教義130:22)。聖霊はしばしば、御霊、神の御霊と呼ばれる。

    聖霊は救いの計画の中で幾つかの重要な役割を果たされる。(1)御父と御あかし子を証される(1コリ12:3;3ニフ28:11;エテ12:41)。(2)すべての、ことについて真理を明らかにされる(ヨハ14:26;16:13;モロ10:5;教義39:6)。(3)悔い改めてバプテスマを受けた人を聖められる(ヨハ3:5;3ニフ27:20;モセ6:64-68)。(4)約束の聖なる御霊として働かれる(教義76:50-53;132:7,18-19,26)。

    聖霊の力は、まだバプテスマを受けていない人にも及び、福音が真実であることを証する。しかし、ふさわしい人に与えられる、聖霊を常に伴侶とする権利は、権能を持つ人からイエス・キリストのまことの教会に入るためのバプテスマを受けた後に、メルキゼデク神権者の按手によってのみ授けられる賜物である。

    イエスは、聖霊に対する冒涜を除いて、すべての罪が赦されると教えられた(マタ12:31-32;マコ3:28-29;ルカ12:10;ヘブ6:4-8;教義76:34-35)。

  • わが霊をあなたがたのうちに置いて(エゼ36:27)。
  • 使徒たちは、父と子と聖霊との名によって人々にバプテスマを施す権能を与えられた(マタ28:19)。
  • 聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え(ヨハ14:26)。
  • 人々が聖霊に感じ、神によって語ったもの(2ぺテ1:21)。
  • ニーファイは御霊に導かれて行った(1ニフ4:6)。
  • 神の奥義は聖霊の力によって人々に明らかにされる(1ニフ10:17-19)。
  • 聖霊は、あなたがたがなすべきことをすべてあなたがたに示されるであろう(2ニフ32:5)。
  • 聖霊の力によって、あなたがたはすべてのことの真理を知るであろう(モロ10:5)。
  • 聖霊によって、わたしはあなたの思いとあなたの心に告げたまう(教義8:2)。
  • 御霊は公正に行動するように導く(教義11:12)。
  • 聖霊はすべてのことを知っておられる(教義35:19)。
  • 聖霊は王国にかかわる平和をもたらす事柄を教えられる(教義36:2〔教義39:6〕)。
  • 御霊を受けなければ、あなたがたは教えてはならない(教義42:14)。
  • 聖霊は御父と御子のことを証される(教義42:17〔1コリ12:3;3ニフ11:32,35-36〕)。
  • ある人には、イエス・キリストが神の子であることを知ることが、聖霊によって許される(教義46:13)。
  • 何であろうと聖霊に感じて語ることは、聖文となり(教義68:4)。
  • 聖霊が注がれて、ああかしなたがたの述べるすべてのことを証するであろう(教義100:8)。
  • 聖霊は常にあなたの伴侶となり(教義121:45-46)。


    聖霊の賜物
    参照:神;神会,聖霊,賜物,御霊の賜物

    絶えず聖霊の影響力を受けることは、バプテスマを受けて教会貝となったすべてのふさわしい人に授けられる権利である。イエス・キリストのまことの教会に入るためのバプテスマを受けた人は、正当な権能を持つ人の按手によって聖霊の賜物を受ける(使徒8:12-25;モロ2:1-3;教義39:23)。たまもの聖霊の賜物を受けることは、しばしば火によるバプテスマと呼ばれる(マタ3:11;教義19:31)。

  • 人々は、悔い改めてバプテスマを受け、聖霊の賜物を受けるように命じられている(使徒2:38)。
  • ペテロとヨハネは按手によって聖霊の賜物を授けた(使徒8:14-22)。
  • 聖霊は按手によって授けられる(使徒19:2-6)。
  • 火と聖霊によって罪の赦しが与えられる(2ニフ31:17)。
  • わたしたちは、聖霊の賜物を授けるための按手を信じる(箇条1:4)。


    ゼーズロム(人名)
    参照:(なし)

    『モルモン書』の中の人物。アモナイハの町の法律家。アルマとアミュレクは、ゼーズロムが偽りを言っているこみたまとを御霊によって見抜いた。後に彼は改心してキリストの福音に従った(アル11:21-46;15:1-12)。


    ゼカリヤ(人名)
    参照:(なし)

    旧約の預言者。紀元前520年ごろに預言した。預言者ハガイと同時代の人である(エズ5:1;6:14)。

    【ゼカリヤ書】

    この書は、キリストのこの世での務めと再臨についての預言でよく知られている(ゼカ9:9;11:12-13;12:10;13:6)。第1-8章には、神の民の将来についての一連の示現が記されている。第9-14章には、メシヤ、終わりの時、イスラエルの集合、最後の大戦争、再臨についての示現が述べられている。


    責任を負う
    参照:選択の自由

    主は、人は皆自分自身の思い、態度、望み、行動に対して責任があると言われた。

    責任を負う年齢とは、子供が自分の行いに対して責任を有し、また罪を犯した後に悔い改めをすることができると見なされる年齢。

  • わたしはあなたがたを、おのおのその行いに従ってさばく(エゼ18:30)。
  • 人はその語る無益な言葉に対して、言い開きをしなければならない(マタ12:36)。
  • あなたの会計報告を出しなさい(ルカ16:2)。
  • わたしたちひとりびとりは、神に対して自分の言いひらきをすべきである(ロマ14:12)。
  • 死人はそのしわざに応じて、さばかれた(黙示20:12)。
  • わたしたちの言葉と行いと思いはわたしたちを罪に定める(アル12:14)。
  • 人々は善を行うか悪を行うか自分で判断する(アル41:7)。
  • あなたがたは随意に行動することを許されている(ヒラ14:29-31)。
  • 悔い改めとバプテスマについて教えなさい(モロ8:10)。
  • 責任を負う年齢に達した人はすべて悔い改めて、バプテスマを受けなければならない(教義18:42)。
  • 彼らがわたしの前に責任を負うようになるまで、サタンには幼い子供たちを誘惑する力が与えられない(教義29:46-47)。
  • 子供たちは、8歳のときにバプテスマを受けなければならない(教義68:27)。
  • 各々が裁きの日に自分自身の罪に対する責任を負う(教義101:78)。
  • 善悪を知ることが彼らに許される。それゆえ、彼らは自ら選択し行動する者である(モセ6:56)。
  • 人は自分の罪のゆえに罰せられる(箇条1:2)。


    責任を負う年齢
    参照:責任を負う

    セツ(人名)
    参照:アダム

    『旧約聖書』の中の人物。義人。アダムとエバの息子。

  • 完全な人であり、その姿は彼の父に生き写しであった(教義107:42-43〔創世5:3〕)。
  • 霊界で力ある者たちの中にいた(教義138:40)。
  • 神はセツに御自身を現された(モセ6:1-3,8-14)。


    ゼデキヤ(人名)
    参照:ミュレク

    『旧約聖書』の中の人物。ユダ王国の最後の王(列下24:17-20;25:2-7)。

  • 預言者エレミヤを投獄した(エレ32:1-5)。
  • エレミヤはゼデキヤが囚われの身となることを預言した(エレ34:2-8,21)。
  • リーハイとその家族は、ゼデキヤの治世第1年にエルサレムに住んでいた(1ニフ1:4)。
  • ゼデキヤの息子たちは一人を除き全員が殺された。ゼデキヤの息子ミュレクは西半球へ逃れた(エレ52:10;オム1:15;ヒラ8:21)。


    ゼニフ(人名)
    参照:(なし)

    『モルモン書』の中の人物。ニーファイの地に帰る人々を率いた。そして彼らの王となり、義にかなって導いた(モサ9-10章)。


    ゼノク(人名)
    参照:(なし)

    旧約の時代のイスラエルの預言者。その名は『モルモン書』にのみ出てくる。

  • キリストの死について預言した(1ニフ19:10)。
  • 神の御子について話した(アル33:15〔アル34:7〕)。
  • 真理のために殉教した(アル33:17)。
  • メシヤの来臨について預言した(ヒラ8:20)。


    ゼノス(人名)
    参照:(なし)

    旧約の時代のイスラエルの預言者。キリストの働きについて述べた彼の預言は、『モルモン書』にのみ記録されている。

  • キリストの埋葬と3日間の暗闇について預言した(1ニフ19:10,12)。
  • イスラエルの集合を預言した(1ニフ19:16)。
  • ヤコブは、栽培されたオリーブの木と野性のオリーブの木の、ゼノスの比喩を引用した(ヤコ5章)。
  • ヤコブがゼノスの比喩を解き明かした(ヤコ6:1-10)。
  • 祈りと礼拝について教えた(アル33:3-11)。
  • 贖いが神の御子を通して与えられることを教えた(アル34:7)。
  • 大胆に証し、そのために殺された(ヒラ8:19)。
  • レーマン人の回復について預言した(ヒラ15:11)。
  • キリストの死のときに起こる破壊について証した(3ニフ10:15-16)。


    ゼパニヤ(人名)
    参照:(なし)

    『旧約聖書』の中の人物。ヨシヤ王の治世の預言者(紀元前639-608年)。

    【ゼパニヤ書】

    第1章には、怒りと悩みに満ちた来るべき日のことが述べられている。第2章には、正義と謙遜さを求めよとのイスラエルの民への勧告が記されている。第3章には、すべての国民が集まって戦いをするときに再臨があることが述べられている。主は彼らのただ中で統治される。


    ゼブルン(人名)
    参照:イスラエル,ヤコブ(イサクの息子)

    『旧約聖書』の中の人物。ヤコブとレアの息子(創世30:19-20)。

    【ゼブルンの部族】

  • ヤコブはゼブルンの部族に祝福を授けた(創世49:13)。
  • ゼブルンの部族は、デボラやバラクとともにイスラエルの敵と戦った(士師4:4-6,10)。
  • 彼らはまた、ギデオンとともにミデアン人と戦った(士師6:33-35)。


    セム(人名)
    参照:ノア(族長)

    『旧約聖書』の中の人物。義人。ノアの息子。伝承によると、アラブ人、ヘブライ人、バビロニア人、シリア人、フェニキア人、アッシリア人を含む、セム族の始祖とされている(創世5:29-32;6:10;7:13;9:26;10:21-32;モセ8:12)。末日の啓示の中で、セムは「偉大な大祭司」と言われている(教義138:41)。


    ゼラヘムラ(人名)
    参照:アンモン(ゼラヘムラの子孫),ミュレク

    『モルモン書』の中の人物や地名、民。(1)ミュレクの移民団を導いた人物。(2)彼にちなんで名付けられた町。(3)ゼラヘムラの地。(4)彼に従った民。

  • 主がモーサヤの民を遣わされたので、ことのほか喜んだ(オム1:14)。
  • 先祖の系図を述べた(オム1:18)。
  • アンモンはゼラヘムラの子孫であった(モサ7:3,13)。
  • 教会がゼラヘムラの町に設けられた(アル5:2)。
  • この町が今救われているのは、義を守っている者たちのおかげである(ヒラ13:12)。
  • キリストの死のときに、ゼラヘムラの町は火で焼き尽くされた(3ニフ8:8,24)。


    ゼルバベル(人名)
    参照:(なし)

    『旧約聖書』の中の人物。クロスがユダヤ人にパレスチナへの帰還の許可を与えたとき、ゼルバベルは知事、すなわちユダヤの王家の代表に任じられた。彼のペルシャ語名は、セシバザルである(エズ1:8)。彼はエルサレムの神殿の再建に従事した(エズ3:2,8;5:2)。


    宣言
    参照:ウッドラフ,ウィルフォード,結婚-多妻結婚

    1890年にウィルフォード・ウッドラフ大管長が出した公式の宣言。当教会とその会員は国法に従い、多妻結婚を実施していないことを明確に宣言している(公式1)。ウッドラフ大管長は神からの示現と啓示に従ってこの宣言を出した。


    前世
    参照:天上の会議,天での戦い,初め,

    地上に生まれる前の生活。男女を問わず人は皆、死すべき存在として地上に来る前は、神の霊の子供として神のみもとにいた。前世は第一の位と呼ばれることもある(アブ3:26)。

  • わたしが地の基をすえた時、どこにいたか。かの時には明けの星は相共に歌い、神の子たちはみな喜び呼ばわった(ヨブ38:4-7)。
  • 霊はこれを授けた神に帰る(伝道12:7)。
  • わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り(エレ1:4-5)。
  • われわれは皆、神の子孫である(使徒17:28)。
  • 神は天地の造られる前から、わたしたちを選び(エペ1:3-4)。
  • わたしたちは、たましいの父に服従して(ヘブ12:9)。
  • 第一の位を保たなかった御使たちは、永遠の鎖で縛られた(KJユダ1:6〔アブ3:26〕)。
  • サタンとその使いは投げ落とされた(黙示12:9)。
  • 世の初めから召され、備えられていた(アル13:3)。
  • 世界が造られる前に永遠の大いなる広がりと天の衆群を見た者(教義38:1)。
  • 人もまた初めに神とともにいた(教義93:29〔ヒラ14:17;教義49:17〕)。
  • 神の教会で治める者となるように初めに選ばれた、高潔で偉大な者たち(教義138:53-55)。
  • 多くの者が霊の世界において最初の教えを受けた(教義138:56)。
  • すべてのものは、それらが地の面に自然に存在するに先立って霊的に創造された(モセ3:5)。
  • わたしは世界を造り、また人々を、彼らが肉体にある前に造った(モセ6:51)。
  • アブラハムは、世界が存在する前に組織された英知たちを見た(アブ3:21-24)。


    戦争
    参照:平安;平和

    戦闘。武器を用いて戦うこと。主は聖徒たちに、家族や財産、権利、特権、自由を守る最後の手段として戦うことを認めておられる(アル43:9,45-47)。

  • 血を流してでも自分の民と、自分の権利と、自分の国と、自分の宗教を守ると固く誓って(アル48:10-17)。
  • ジョセフ・スミスは、戦争に関する啓示と預言を受けた(教義87章)。
  • 戦争を放棄して、平和を宣言しなさい(教義98:16,34-46)。
  • わたしたちは信じる。人が自分自身と友人と財産と政府を守ることは正当である(教義134:11)。
  • わたしたちは、法律を守り、尊び、支えるべきことを信じる(箇条1:12)。


    選択
    参照:選ぶ,選択の自由

    選択の自由
    参照:自由,責任を負う

    神が人に授けられた、自分自身で選び、行動する能力と特権。

  • どの木からでも心のままに取って食べてよろしい(創世2:16)。
  • 人は、誘われなければ、思いのままに行動することはできなかった(2ニフ2:15-16)。
  • 人は、自由と永遠の命を選ぶことも、束縛と死を選ぶことも自由である(2ニフ2:27)。
  • あなたがたは自由であり、あなたがたは随意に行動することを許されている(ヒラ14:30)。
  • 天の衆群の3分の1が、彼らの選択の自由によって背き去った(教義29:36)。
  • 悪魔が人の子らを誘惑するのは必要である。そうでなければ、人の子らは自ら選択し行動する者とはなれない(教義29:39)。
  • 各人に自ら選ばせなさい(教義37:4)。
  • すべての人がわたしの与えた道徳的な選択の自由に応じて、行動できるようにし(教義101:78)。
  • サタンは人の選択の自由を損なおうとした(モセ4:3)。
  • 主は人に選択の自由を与えた(モセ7:32)。


    全知
    参照:神;神会

    神の属性で、すべての知識を有すること(マタ6:8;2ニフ2:24)。


    全能
    参照:神;神会

    神の属性で、すべての力を有すること(創世18:14;アル26:35;教義19:1-3)。


    選民
    参照:(なし)

    選民とは、心を尽くして神を愛し、神に喜ばれる生活をしている人々をいう。そのような弟子と呼ばれるにふさわしい生活をする人は、いつの日か主にえり分けられ、選ばれた子らの中に数えられる。

  • できれば、選民をも惑わそうとするであろう(マタ24:24)。
  • ヨハネは選ばれた婦人の子たちが忠実で信仰深いことを喜んだ(2ヨハ1章)。
  • あなたの罪は赦されている。あなたは、選ばれた婦人である(教義25:3)。
  • わたしの選民はわたしの声を聴き、その心をかたくなにしない(教義29:7)。
  • 同じように、わたしは地の四方からわたしの選民を集めよう(教義33:6)。
  • 聖文が授けられ、わたしの選民は救われるであろう(教義35:20-21)。
  • 神権の召しを尊んで大いなるものとする者は神の選民となる(教義84:33-34)。
  • 選民のためには、聖約に従ってその期間が縮められるであろう(ジ-マタ1:20)。