フェイエット(ニューヨーク州)
参照:(なし)

ピーター・ホイットマー・シニア所有の農場があった場所。ジョセフ・スミスはここで数多くの啓示を受けた。1830年4月6日に、教会がこの地で組織された。また、この地で主の声が聞かれた(教義128:20)。


フェルプス,ウィリアム・W(人名)
参照:(なし)

1830年に回復された当教会の初期の会員で、指導者としての務めを果たした人物。主はウィリアム・W・フェルプスを教会のために印刷の仕事をするように召された(教義57:11;58:40;70:1)。


フェローシップ
参照:,一致

末日聖徒にとってフェローシップとは、他の人々と親しく交わり、奉仕し、高め、強めることである。

  • あなた自身のようにあなたの隣人を愛さなければならない(レビ19:18[マタ19:19;教義59:6])。
  • あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい(ルカ22:32)。
  • 互に愛し合うならば、あなたがたがわたしの弟子であることを(ヨハ13:35)。
  • わたしの羊を養いなさい(ヨハ21:15-17)。
  • 彼らは聖徒たちへの奉仕に加わりたいと、熱心に願い出て(2コリ8:1-5)。
  • わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである(1ヨハ1:3)。
  • ニーファイ人とレーマン人は互いに親しく交わった(ヒラ6:3)。
  • 各人がそれぞれ自分の兄弟を自分自身のように尊び(教義38:24-25)。
  • もしもあなたがたが一つでなければ、あなたがたはわたしのものではない(教義38:27)。
  • あなたの友になり兄弟になるという、決意をもってあなたを仲間に迎え入れます(教義88:133)。


    深く考える
    参照:祈り,啓示

    聖句や神にかかわる事柄について、しばしば瞑想し、十分に思い巡らすこと。これが祈りと結びついたときに、啓示が与えられたり、理解の目が開かれたりすることがある。

  • マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた(ルカ2:19)。
  • わたしは思いにふけりながら腰を下ろしていたとき、主の御霊に捕らえられて(1ニフ11:1)。
  • 聖文について心に深く考え(2ニフ4:15)。
  • ニーファイも、主が自分に示してくださったいろいろなことを深く考えながら、家路に就いた(ヒラ10:2-3)。
  • 自分の家に帰り、わたしが述べたことを深く考えなさい(3ニフ17:3)。
  • 主が人の子らにどれほど憐れみをかけてこられたかを思い起こし、それを心の中で深く考えてほしい(モロ10:3)。
  • 自分が受けた事柄について深く考え(教義30:3)。
  • 思いにふけっていたときに、主はわたしたちの理解の目に御手を触れてくださり(教義76:19)。
  • わたしは自分の部屋にいて聖文に思いをはせ(教義138:1-11)。
  • わたしはこの言葉を再三再四思い巡らした(ジ-歴史1:12)。


    不義
    参照:,汚れ,邪悪,,不信心

    邪悪なこと。正しくないこと。神を愛さず、神にかかわることを大切にしないこと。また神の大義を行おうとしないこと。

  • 正しくない者が神の国をつぐことはない(1コリ6:9-10)。
  • 真理を信じないで不義を喜んでいたすべての人を、さばく(2テサ2:12)。
  • 神はすべての不義からわたしたちをきよめて下さる(1ヨハ1:9)。
  • 不義な王はあらゆる義の道を曲げる(モサ29:23)。
  • 法律家たちとさばきつかさたちの不義によって、滅亡の基が据えられている(アルlO:27)。
  • わたしは世の人々を不義な行いのゆえに責めるために、あなたがたを遣わす(教義84:87)。
  • 人はすべての不義から必ず聖められなければならない(教義88:17-18)。
  • ほとんどすべての人は、不義な支配を始めようとする傾向がある(教義121:39)。


    武具
    参照:(なし)

    武器による攻撃から身を守るためにまとうもの。この言葉は、誘惑や罪悪から人を守る霊的な特質を意味するものとしても用いられる。

  • 神の武具を身につけなさい(エペ6:lO-18[教義27:15-18])。


    福音
    参照:贖いの計画,キリストの教義,神権時代

    イエス・キリストの贖罪によって可能になった神の救いの計画。福音には、人が神のみもとへ戻るのに必要な永遠の真理や律法、聖約、儀式が含まれる。神は預言者ジョセフ・スミスを通して、19世紀に、完全な福音を地上に回復された。

  • 全世界に出て行って、福音を宣べ伝えよ(マコ16:15)。
  • 小羊の福音の分かりやすくて大変貴い部分が差し止められた(1ニフ13:32)。
  • 福音とは、次のとおりである(3ニフ27:13-21[教義39:6])。
  • 『モルモン書』には完全な福音が載っている(教義20:8-9[教義42:12])。
  • 福音はこれである(教義76:40-43)。
  • メルキゼデク神権は福音をつかさどる(教義84:19)。
  • すべての人が自分の言葉と自分の言語で完全な福音を聞くであろう(教義90:11)。
  • 御子は死者の霊に福音を宣べ伝えられた(教義138:18-21,28-37)。
  • 福音は最初から宣べ伝えられ(モセ5:58)。
  • 福音の第一の原則と儀式が述べられる(箇条1:4)。


    福音書
    参照:マタイ,マルコ,ヨハネ(ゼベダイの子),ルカ

    『新約聖書』の最初の4書。イエスのこの世における生涯と、その務めにまつわる様々な出来事を記した4つの記録すなわち証。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによるこの4書は、キリストの生涯を記録した証である。『モルモン書』の第三ニーファイは、多くの点で『新約聖書』の4つの福音書と共通している。

    『新約聖書』の各書はもともとはギリシャ語で書かれた。「福音」に当たるギリシャ語は「良い知らせ」の意味。良い知らせとは、イエス・キリストが全人類を死から贖い、各自の行いに応じて報いを与える贖罪の業を成し遂げられたということを知らせるものである(ヨハ3:16;ロマ5:10-11;2ニフ9:26;アル34:9;教義76:69)。

    【福音書対観表】
    マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書に書かれている救い主の教えを相互に、また末日の啓示と比較対照すると次のようになる。


    出 来 事 マタイ マルコ ルカ ヨハネ 末日の啓示
    イエスの系図 1:2-17 3:23-38
    バプテスマのヨハネの誕生 1:5-25,57-58
    イエスの誕生 2:1-15 2:6-7 1ニフ11:18-20;
    2ニフ17:14;
    モサ3:5-8;
    アル7:10;
    ヒラ14:5-12;3
    ニフ1:4-22
    シメオンとアンナの預言 2:25-39
    宮もうで(過越の祭) 2:41-50
    ヨハネの働きの開始 3:1,5-6 1:4 3:1-3 1:6-14
    イエスのバプテスマ 3:13-17 1:9-11 3:21-22 1:32-34 1ニフ10:7-10;2
    2ニフ31:4-21
    イエス、誘惑を受ける 4:1-11 4:1-13
    バプテスマのヨハネの証 1:15-36 教義93:6-18,26
    カナの婚礼
    (イエスの最初の奇跡)
    2:1-11
    最初の宮清め 2:14-17
    ニコデモとの出会い 3:1-10
    井戸端のサマリヤの女 4:1-42
    イエス、ナザレで拒まれる 4:13-16 4:16-30
    人間をとるように召された漁師 4:18-22 1:16-20
    網が魚でいつぱいになった奇跡 5:1-11
    ヤイロの娘の蘇生 9:18-19,23-26 5:21-24,35-43 8:41-42,49-56
    長血の女の癒し 9:20-22 5:25-34 8:43-48
    十二使徒の召し 10:1-42 3:13-19;
    6:7-13
    6:12-16;9:1-2;
    12:2-12,49-53
    1ニフ13:24-26,39-41;
    教義95:4
    やもめの息子の蘇生 7:11-15
    キリストの足に香油を塗る女 7:36-50 12:2-8
    嵐を静める 4:36-41 8:22-25
    七十人の召し 10:1 教義107:25,34,93-97
    悪霊の群れを豚に送り込む 5:1-20
    山上の垂訓 5-7章 6:17-49 3ニフ12-14章

    イエスのたとえは、日常の事物や出来事を真理になぞらえた短い物語である。イエスはたとえを用いてしばしば霊的真理を教えられた。
    出 来 事 マタイ マルコ ルカ ヨハネ 末日の啓示
    種まき 13:3-9,18-23 4:3-9,14-20 8:4-8,11-15
    毒麦 13:24-30,36-43 教義86:1-7
    からし種 13:31-32 4:30-32 13:18-19
    パン種 13:33 13:20-21
    畑に隠してある宝 13:44
    高価な真珠 13:45-46
    魚を囲み入れる網 13:47-50
    一家の主人 13:51-52
    迷い出た羊 18:12-14 15:1-7
    なくした銀貨 15:8-10
    放蕩息子 15:11-32
    無慈悲な僕 18:23-35
    良いサマリヤ人 10:25-37
    不正な家令 16:1-8
    ラザロと金持ち 16:14-15,19-31
    不義な裁判官 18:1-8
    良い羊飼い 10:1-21 3ニフ15:17-24
    ぶどう園の労働者 20:1-16 10:31
    ミナ 19:11-27
    ふたりの子 21:28-32
    悪い農夫 21:33-46 12:1-12 20:9-20
    王子の婚宴 22:1-14 14:7-24
    10人のおとめ 25:1-13 12:35-36 教義45:56-59
    タラント 25:14-30
    羊と山羊 25:31-46
    5千人に食物を与える 14:16-21 6:33-44 9:11-17 6:5-14
    イエス、水の上を歩く 14:22-33 6:45-52 6:16-21
    ペテロ、キリストについて証する 16:13-16 8:27-29 9:18-20
    王国の鍵がペテロに約束される 16:19
    命のパンの説教 6:22-71
    安息日に盲目の人を癒す 9:1-41
    変貌;神権の鍵が託される 17:1-13 9:2-13 9:28-36 教義63:20-21;110:11-13
    子供たちへの祝福 19:13-15 10:13-16 18:15-17
    主の祈り 6:5-15 11:1-4
    ラザロの蘇生 11:1-45
    勝利の入城 21:6-11 11:7-11 19:35-38 12:12-18
    神殿の両替人を追い出す 21:12-16 11:15-19 19:45-48
    やもめのささげ物 12:41-44 21:1-4
    再臨についての説教 24:1-51 13:1-37 12:37-48;
    17:20-37;
    21:5-38
    教義45:16-60;
    ジ-マタ1:1-55
    1O人のらい病人の癒し 17:12-14
    イエスの最後の過越;
    聖餐を定める;
    十二使徒への教え;
    弟子たちの足を洗う
    26:14-32 14:10-27 22:1-20 13-17章
    ゲツセマネでの苦しみ 26:36-46 14:32-42 22:40-46 2ニフ9:21-22;
    モサ3:5-12;
    教義19:1-24
    イエスはぶどうの木 15:1-8
    ユダの裏切り 26:47-50 14:43-46 22:47-48 18:2-3
    カヤパの審問 26:57 14:53 22:54,66-71 18:24,28
    ピラトの審問 27:2,11-14 15:1-5 23:1-6 18:28-38
    ヘロデの審問 23:7-10
    イエスヘの侮辱と嘲り 27:27-31 15:15-20 19:1-12
    十字架の刑 27:35-44 15:24-33 23:32-43 19:18-22 ヒラ14:20-27;3
    ニフ8:5-22;10:9
    復活 28:2-8 16:5-8 24:4-8
    イエス、弟子たちに現れる 16:14 24:13-32,36-51 20:19-23
    イエス、トマスに現れる 20:24-29
    昇天 16:19-20 24:50-53


    福音の回復
    参照:神権時代,スミス、ジョセフ、ジュニア,背教;背信,福音

    神がこの世の人々の間に福音の真理と儀式を再び確立されること。イエス・キリストの福音は、キリストの使徒たちが地上での働きを終えた後に起きた背教により、地上から失われた。この背教があったために、福音の回復が必要となった。地上の人々に与えられた示現や天使の働き、啓示を通して、神は福音を回復された。この回復は預言者ジョセフ・スミスに始まり(ジ-歴史1:1-75;教義128:20-21)、主の生ける預言者たちの働きによって今日まで続いている。

  • 主の家の山は、もろもろの山のかしらとして堅く立つ(イザ2:2[ミカ4:2;2ニフ12:2])。
  • 神は不思議な驚くべき業を行われる(イザ29:14[2ニフ25:17-18;教義4:1])。
  • 天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも減びることがなく(ダニ2:44)。
  • エリヤがきて、万事を元どおりに改めるであろう(マタ17:11[マコ9:12;教義77:14])。
  • 万物更新の時が来る(使徒3:21[教義27:6])。
  • 時の満ちる神権時代に、神はすべてのものを一つに帰せしめようとされた(エペ1:10)。
  • ヨハネは永遠の福音を携えたもう一人の御使を見た(黙示14:6)。
  • 完全な福音が異邦人に与えられる(1ニフ15:13-18)。
  • ユダヤ人がまことの教会に回復される(2ニフ9:2)。
  • 末日には真理が明らかにされる(3ニフ16:7)。
  • わたしはアロンの神権を授ける(教義13:1[ジ-歴史1:69])。
  • 終わりの時代のために、王国の鍵をわたしがゆだねた(教義27:6,13-14[教義128:19-21])。
  • イスラエルの部族を集め、万事を元どおりにする(教義77:9)。
  • この神権時代の鍵がゆだねられる(教義110:16[教義65:2])。
  • この神権が時満ちる神権時代に与えられている(教義112:30)。
  • わたしは二人の御方を見た(ジ-歴史1:17)。
  • わたしは預言者エリヤの手によってあなたがたに神権を現そう(ジ-歴史1:38[マラ4:5-6])。


    福音の第一の原則
    参照:悔い改め,信仰,聖霊,バプテスマ

    福祉
    参照:ささげ物,断食,奉仕,施し,貧しい

    霊的また物質的な助けが必要な人に手を差し伸べること、またその手段。

  • あなたはあなたの兄弟の乏しい者と、貧しい者とに、手を開かなければならない(申命15:11)。
  • 貧しい者に施す者は物に不足しない(箴言28:27)。
  • わたしが選ぶところの断食は、飢えた者に、あなたのパンを分け与え、貧しい者を、あなたの家に入れるなどの事ではないか(イザ58:6-7)。
  • あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、旅人であったときに宿を貸し(マタ25:35-40)。
  • 乏しい人に自分の持ち物を与える(モサ4:16-26)。
  • 彼らは、各々の必要と入り用に応じて物質的にも霊的にも互いに助け合い(モサ18:29)。
  • 神の子たちは、神を知らない者たちの幸いのためにともに断食し、祈るように命じられた(アル6:6)。
  • あなたがたの幸いと、あなたがたの周りの人々の幸いを気遣う気持ちを心に満たし(アル34:27-28)。
  • 彼らは、すべてのものを共有した(4ニフ1:3)。
  • 貧しい者を思い起こし(教義42:30-31)。
  • 貧しい者と乏しい者を訪れ(教義44:6)。
  • 貧しい者と乏しい者を、すべてのことにおいて思い起こしなさい(教義52:40)。
  • あなたがた、金持ちで自分の持ち物を貧しい者に与えようとしない者は、災いである(教義56:16-17)。
  • 彼らの中に貧しい者はいなかった(モセ7:18)。


    福千年
    参照:イエス・キリストの再臨,地獄

    キリストが戻って来て自ら地上を統治されるときに始まる平和な千年間(箇条1:10)。

  • つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない(イザ2:4[2ニフ12:4;ミカ4:3])。
  • この荒れた地は、エデンの園のようになった(エゼ36:35)。
  • 彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した(黙示20:4)。
  • 民の義のために、サタンはまったく力を持たず(1ニフ22:26)。
  • わたしは千年の間地上で義のうちに住む(教義29:11)。
  • 千年が終わるとき、わたしはしばしの間だけ地をそのままにしておこう(教義29:22)。
  • 大いなる福千年が来る(教義43:30)。
  • 義人の子孫は罪のないまま成長する(教義45:58)。
  • 子供たちは高齢になるまで成長し、人々は一瞬のうちに変えられる(教義63:51)。
  • 第7の千年の初めに主なる神は地球を聖なるものとし(教義77:12)。
  • 千年が終わるまで再び、彼らは生きることはない(教義88:101)。
  • サタンは縛られ、千年の間解放されない(教義88:110)。
  • 福千年について述べられる(教義101:23-34)。
  • 千年の間、地は安息を得る(モセ7:64)。


    不敬
    参照:冒涜;汚す罪

    神聖なものを尊ばないこと、あるいは軽視すること。特に、神の名を敬わないこと。

  • あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない(出エ20:7[2ニフ26:32;モサ13:15;教義136:21])。
  • なにゆえ、われわれは先祖たちの契約を破って(マラ2:10)。
  • 悪い者であるのに、どうして良いことを語ることができようか(マタ12:34-37)。
  • 同じ口から、さんびとのろいとが出て来る。このような事は、あるべきでない(新ヤコ3:10)。
  • わたしたちの言葉はわたしたちを罪に定める(アル12:14[モサ4:30])。
  • すべての人は、わたしの名をどのように口にするか気をつけなさい(教義63:61-62)。


    負債
    参照:赦し

    聖典にあるように、人から借りた金銭や財産は、借りた人をある種の束縛状態に置く。イエスはそれとは別に、私たちが天の御父に負債を赦してくださるよう求めなければならないこと、すなわち、自分に罪を犯した人を赦した後、イエス・キリストの贖罪を通して、罪の代価の支払いから解放してくださるように求めなければならないことを教えられた(マタ6:12;3ニフ13:11)。

  • 悪しき者は物を借りて返すことをしない(詩篇37:21)。
  • 借りる者は貸す人の奴隷となる(箴言22:7)。
  • あの負債を全部ゆるしてやったのだ……あわれんでやるべきではなかったか(マタ18:23-35)。
  • 互に愛し合うことの外は、何人にも借りがあってはならない(ロマ13:8)。
  • あなたがたは、とこしえに神に恩を受けている(モサ2:21-24,34)。
  • 隣人から物を借りたなら、その物を返すようにしなければならない(モサ4:28)。
  • 負債を支払いなさい。束縛から自らを解放しなさい(教義19:35)。
  • あなたがたの敵に対して負債を抱えることは、禁じられている(教義64:27)。
  • すべての負債を返済することである(教義104:78)。
  • 主の家を建てるに当たってこれ以上負債を抱えさせないようにしなさい(教義115:13)。


    ふさわしさ
    参照:

    個人として義にかなった状態。また神と神に任じられた指導者の目から見て正しいと認められる状態。

  • また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者はわたしにふさわしくない(マタ1O:38)。
  • 働き人がその報いを得るのは当然である(ルカ10:7[教義31:5])。
  • ふさわしい状態ですべてのことを行い(モル9:29)。
  • ふさわしい実を結ばなければ、バプテスマを施されなかった(モロ6:1)。
  • 怠惰な者は、その職にいるにふさわしい者と見なされない(教義107:100)。
  • 懲らしめに耐えない者は、わたしの王国にふさわしくない(教義136:31)。
  • すべてのふさわしい男性会員は、神権を受けることができる(公式2)。


    不死不滅
    参照:イエス・キリスト,死すべき状態,贖罪,救い,復活

    復活して、肉体の死に服することなく、永久に生きる状態。

  • イエスはよみがえって(マコ16:6)。
  • キリストにあってすべての人が生かされるのである(1コリ15:22)。
  • この死ぬものが死なないものを着るとき、死は勝利にのまれてしまう(1コリ15:53-55)。
  • キリストは死を滅ぼし、不死を明らかに示された(2テモ1:10)。
  • 霊と体は再び本来のものに回復され、すべての人は不朽となり、不死となる(2ニフ9:13)。
  • 霊は体と結合して、不死不滅のものとなり(アル11:45)。
  • 忠実であれば、不死不滅と、永遠の命を冠として与えられるであろう(教義75:5)。
  • 地球は聖められ、不滅の状態となる(教義77:1[教義130:9])。
  • 人の不死不滅と永遠の命をもたらすこと、これがわたしの業であり、わたしの栄光である(モセ1:39)。


    不信仰
    参照:信じる

    神とその福音に対する信仰がないこと。

  • 彼らの不信仰のゆえに、そこでは力あるわざを、あまりなさらなかった(マタ13:58)。
  • 弟子たちは信仰が足りなかったために、悪霊を追い出すことができなかった(マタ17:14-21)。
  • 不信仰なわたしを、お助けください(マコ9:23-24)。
  • イエスは彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった(マコ16:14)。
  • 彼らのうちに不真実の者があったとしたら、その不真実によって、神の真実は無になるであろうか(ロマ3:3)。
  • 一人の人が滅びるのは、一つの国民が不信仰に陥って滅びてしまうよりはよい(1ニフ4:13)。
  • 不信仰に陥る時が来ると、散らされ、打たれる(2ニフ1:10-11[教義3:18])。
  • 彼らは自分の不信仰のために、神の言葉を理解できなかった(モサ26:1-5)。
  • 彼らの不信仰のゆえに、このように大きな奇跡を彼らに現すことができなかった(3ニフ19:35)。
  • 不信仰のために、あなたがたの思いは過去に暗くなることがあった(教義84:54-58)。


    不信心
    参照:汚れ,邪悪,,不義

    神の御心や戒めに添わないこと。邪悪で汚れたこと。

  • 悪しき者の道は滅びる(詩篇1:6)。
  • また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者は、どうなるであろうか(1ペテ4:18)。
  • 神の御心に添わないものをすべて拒みなさい(モロ10:32)。
  • 報復は神を敬わない者のうえに速やかに及ぶ(教義97:22)。
  • 神を敬わない者の中では、御子の声は発せられず(教義138:20)。


    再び生まれる
    参照:生まれながらの人,生まれる;産む;もうける,改宗,神の息子、娘,キリストの子,バプテスマ

    主の御霊によって心の中に大きな変化が起こり、二度と悪を行おうとは思わず、それよりも神にかかわる事柄を求めたいと望むようになること。

  • 彼らのうちに新しい霊を授け(エゼ11:19[エゼ18:31;36:26])。
  • キリストの名を信じた人々は、血すじによらず、神によって生れた(ヨハ1:12-13)。
  • だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない(ヨハ3:3-7)。
  • わたしたちは神の言葉によって再び生まれる(1ペテ1:3-23)。
  • すべて神から生まれた者は、罪にとどまることはない(JS1ヨハ3:9)。
  • すべて神から生れた者は、世に勝つからである(1ヨハ5:4)。
  • キリストから生まれる人は、神と聖約する(モサ3:19;5:2-7)。
  • 全人類は再び生まれなければならない。人は神から生まれなければならない(モサ27:25-26[アル5:49])。
  • あなたがたは霊的に神から生まれているか(アル5:12-19)。
  • 再び生まれなければ天の王国を受け継ぐことができない(アル7:14)。
  • だれでもわたしの言葉を信じる者は、水と御霊によって生まれるであろう(教義5:16)。
  • あなたがたは再び天の王国に生まれなければならない(モセ6:59)。


    復活
    参照:イエス・キリスト,,死(肉体の),贖罪,不死不滅,

    死後、霊体と骨肉の体が再び結合すること。復活後は、霊と肉体は決して再び分離することがなく、人は不死不滅となる。イエス・キリストが死に打ち勝たれたため、地上に生を受けた人はすべて復活する(1コリ15:20-22)。

    イエス・キリストはこの地上で復活した最初の御方である(使徒26:23;コロ1:18;黙示1:5)。『新約聖書』には、イエスの墓が空になっていたこと、またイエスが魚と蜜を食べられたこと(KJルカ24:42)、人々がイエスの体に触れたこと、天使が主の復活を証したことなど、イエスが肉体をもってよみがえられたことを示す証拠が数多く記されている(マコ16:1-6;ルカ24:1-12,36-43;ヨハ20:1-18)。末日の啓示もキリストと万人の復活が確かなことを確認している(アル11:40-45;40章;3ニフ11:1-17;教義76章;モセ7:62)。

    すべての人が同じ栄光の状態に復活するわけではない(1コリ15:39-42;教義76:89-98)。またすべての人が同じ時に復活するのでもない(1コリ15:22-23;アル40:8;教義76:64-65,85)。キリストの復活後、多くの聖徒が復活した(マタ27:52)。義人は悪人よりも先に復活し、第一の復活の時に出て来る(1テサ4:16)。罪を悔い改めない者は最後の復活の時に出て来る(黙示20:5-13;教義76:85)。

  • たとえこの体が滅ぼされようとも、肉にあって、わたしは神を見るであろう(KJヨブ19:26[モセ5:10])。
  • わたしはあなたがたの墓を開き、あなたがたを墓からとりあげ(エゼ37:12)。
  • 墓が開け、眠っている多くの死体が生き返った(マタ27:52-53[3ニフ23:9])。
  • 主はよみがえられた(ルカ24:34)。
  • 霊には肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ(ルカ24:39)。
  • わたしはよみがえりであり、命である(ヨハ11:25)。
  • 十二使徒はイエスがよみがえられたことを教えた(使徒1:21-22[使徒2:32;3:15;4:33])。
  • キリストにあってすべての人が生かされる(1コリ15:1-22)。
  • キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえる(1テサ4:16)。
  • この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である(黙示20:6)。
  • 聖なるメシヤは、御自分の命を一度捨て、そして、死者の復活をもたらすために御霊の力によって再びそれを得られた(2ニフ2:8[モサ13:35;15:20;アル33:22;40:3;ヒラ14:15])。
  • 復活がなければ、わたしたちはサタンに従うようになる(2ニフ9:6-9)。
  • 復活はすべての人に及ぶ(2ニフ9:22)。
  • アビナダイは第一の復活について教えた(モサ15:21-26)。
  • 悪人はあたかも贖いがなかったかのような有様であり、ただ死の縄目からの解放だけがある(アル11:41-45)。
  • アルマは死ぬ時と復活の時の間の人の状態について説明した(アル40:6,11-24)。
  • 主の来臨の時に、キリストにあって死んだ者が出て来る(教義29:13[教義45:45-46;88:97-98;133:56])。
  • 特に、栄光ある復活の望みがない者のために涙を流す(教義42:45)。
  • 律法を知らなかった者は第一の復活にあずかる(教義45:54)。
  • 彼らは死者の中からよみがえり、その後死ぬことはなく(教義63:49)。
  • 死者の中からの復活は、人の贖いである(教義88:14-16)。
  • 分離しないように結合した霊と元素は、満ちみちる喜びを受ける(教義93:33)。
  • 天使とは、骨肉の体を持つ復活した人々である(教義129:1)。
  • わたしたちがこの世において得る英知の一切は、復活の時にわたしたちとともによみがえる(教義130:18-19)。


    復活祭
    参照:イエス・キリスト,復活

    物欲
    参照:金銭,高慢,,むなしさ

    霊的な事柄をなおざりにして、金品に対して欲を持つこと。

  • たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか(マタ16:26)。
  • 人々は俗世のむなしいものに執着するようになり(アル4:8[アル31:27])。
  • あなたはこの世のものを捨てて(教義25:1O)。
  • 彼らがあまりにもこの世のものに執着し(教義121:35)。


    不貞
    参照:姦淫,純潔,肉欲

    婚姻関係にない男女が行う不法な性の交わり。聖典では、背教を象徴する言葉としても時々用いられる。

  • わたしをはずかしめてはなりません。このようなことはイスラエルでは行われません(サ下13:12)。
  • 不品行を避け(使徒15:20)。
  • からだは不品行のためではなく、主のためであり(1コリ6:13-18)。
  • 不品行に陥ることのないために、男子はそれぞれ自分の妻を持つがよい(1コリ7:2-3)神のみこころは、あなたがたが不品行を慎み(1テサ4:3)。
  • ヤコブはニーファイの民に、不貞について警告した(ヤコ3:12)。
  • あなたがたは、殺人と不貞と悪事のために滅びの機を熟させつつある(ヒラ8:26)。
  • 不貞を働いた者が教会に入るには悔い改めなければならない(教義42:74-78)。


    ぶどう園(果樹園)(主の)
    参照:イスラエル,

    霊的な働きをする場の象徴。聖典の中では、この言葉は普通、イスラエルの家あるいは地上の神の王国を指すものとして用いられる。世の人々全体を指すこともある。

  • 万軍の主のぶどう畑はイスラエルの家であり(イザ5:7[2ニフ15:7])。
  • イエスはぶどう園の労働者のたとえを話された(マタ20:1-16)。
  • わたしはあなたを、人が自分の果樹園に植えて養いを与えた、1本の栽培されたオリーブの木にたとえよう(ヤコ5章)。
  • 主の僕たちが主の果樹園に養いを与え、刈り込みを行うために主の力をもって出て行く(ヤコ6章)。
  • わたしのぶどう園で働くすべての人を祝福しよう(教義21:9[アル28:14])。
  • あなたがたはわたしのぶどう園で最後の働きをしなさい(教義43:28)。


    不道徳
    参照:邪悪,純潔,性的不道徳,肉欲

    プラット,オーソン(人名)
    参照:(なし)

    近代の教会の回復後に召された最初の十二使徒の一人(教義124:128-129)。教会員になってわずか6週間で、ジョセフ・スミスを通して主から啓示を受けた(教義34章)。教会の宣教師として働き(教義52:26;75:14)、また数年間教会歴史記録者としても務めを果たした。


    プラット,パーリー・パーカー(人名)
    参照:(なし)

    オーソン・プラットの兄。近代の教会の回復後に召された最初の十二使徒の一人(教義124:128-129)。何度か宣教師として働いたが、最初の伝道は、1830年10月にジョセフ・スミスを通して主から授けられた啓示によるものであった(教義32章;50:37)。