ボアズ(人名)
参照:ルツ

ルツの夫(ルツ4:9-10)。イスラエルの王ダビデの曾祖父(ルツ4:13-17)。王の王であるキリストの直系先祖(ルカ3:32)。


ホイットニー,ニューエル・K(人名)
参照:(なし)

回復された教会の初期の指導者。オハイオ州カートランドの監督。後に教会の管理監督を務めた(教義72:1-8;104;117章)。


ホイットマー,ジョン(人名)
参照:(なし)

回復された教会の初期の指導者。『モルモン書』の八人の証人の一人。『モルモン書』の中の「八人の証人の証」を参照。彼はまた福音を宣べ伝えるように召された(教義30:9-11)。


ホイットマー,デビッド(人名)
参照:(なし)

回復された教会の初期の指導者。『モルモン書』の神聖な起源と真実性を証した三人の証人の一人(教義14;17-18章)。教義と聖約14章;30:1-4の中で、主は彼に個人的な指示を授けられた。


ホイットマー,ピーター,ジュニア(人名)
参照:(なし)

回復された教会の初期の指導者。『モルモン書』の八人の証人の一人。『モルモン書』の中の「八人の証人の証」を参照。教義と聖約16章;30:5-8の中で、主は彼に個人的な指示を授けられた。


奉献;奉献の律法
参照:神の王国;天の王国,共同制度

ささげること、あるいは聖くすること、または義の状態になること。奉献の律法とは、神の王国の建設と確立のために時間や才能や財産を進んでささげるという、神から与えられた原則である。

  • きょう、主に身をささげ(出エ32:29)。
  • 信者たちは、いっさいの物を共有にし(使徒2:44-45)。
  • 彼らはすべてのものを共有したので、物持ちも貧しい者もなく(4ニフ1:3)。
  • 主は奉献の原則について説明された(教義42:30-39[教義51:2-19;58:35-36])。
  • 人がほかの人以上のものを持つようには定められていない(教義49:20)。
  • 各人はその家族に応じて平等に受取分を与えられた(教義51:3)。
  • 天のものとのきずなにおいて平等になり、地上のものにおいても平等になるためである(教義78:4-5)。
  • あなたがたは、それぞれ自分の入り用と必要に応じて財産を要求する平等な権利がある(教義82:17-19)。
  • 日の栄えの王国の律法の諸原則によらなければ、シオンを築くことはできない(教義105:5)。
  • シオンの民は心を一つにし、思いを一つにし、義のうちに住んだ。そして、彼らの中に貧しい者はいなかった(モセ7:18)。


    奉仕
    参照:,福祉

    神と人のためになされる働き。人に奉仕するのは、神に仕えることでもある。

  • あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい(ヨシ24:15)。
  • これらの最も小さい者のひとりにしたのは、わたしにしたのである(マタ25:35-45)。
  • あなたがたのからだを、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき礼拝である(ロマ12:1)。
  • 愛をもって互に仕えなさい(ガラ5:13)。
  • 神に仕えて生涯を送るであろう(2ニフ2:3)。
  • あなたがたが同胞のために務めるのは、あなたがたの神のために務めるのである(モサ2:17)。
  • 約束の地を所有する者は神に仕えなければならない。さもなければ一掃される(エテ2:8-12)。
  • 神の務めに出で立とうとする人々よ、心を尽くして神に仕えなさい(教義4:2)。
  • 神は、御自分を愛し、御自分に仕えるようにとの戒めを与えられた(教義20:18-19)。
  • イエス・キリストの名によって、神に仕えなければならない(教義59:5)。
  • 主なるわたしは、わたしに仕える者に誉れを与えるのを喜びとする(教義76:5)。
  • 神を礼拝しなさい。あなたは神にのみ仕えるべきである(モセ1:15)。


    冒涜;汚す罪
    参照:不敬,赦されない罪

    神や神聖な物事に対して不敬な言葉を口にすること。

    イエスは冒涜の言葉を口にしたとユダヤ人から非難されたことが何度かある。その理由とされたのは、罪を赦す権利があると主張したこと(マタ9:2-3;ルカ5:20-21)、また自らを神の子と呼んだこと(ヨハ10:22-36;19:7)、自分が力ある者の右に座し、天の雲に乗って来るのをユダヤ人たちが見るであろうと述べたことなどである(マタ26:64-65)。もしイエスがそれらの言葉どおりの御方でなかったら、ユダヤ人たちの批判は当たっていたと言える。サンヒドリン(ユダヤの議会)での裁判において偽証によりイエスに課せられた罪状(マタ26:59-61)は、神殿を汚したというものであった。聖霊に対する冒涜とは、キリストについて完全な知識を受けながら、自らの意志でキリストを否定することであり、それは赦されることのない罪である(マタ12:31-32;マコ3:28-29;教義132:27)。

  • 主の名を汚す者は必ず殺されるであろう(レビ24:11-16)。
  • 主は、敵が御名を汚すのをそのままにしてはおかれない(教義105:15)。
  • 報復が主を冒涜した者のうえに及ぶ(教義112:24-26)。


    報復
    参照:敵意

    害を加えた者に仕返しをすること。

  • あなたがたの神は報復をもって臨み(イザ35:4)。
  • 復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する(ロマ12:19[モル3:15;8:20])。
  • 報復の剣があなたがたに迫っている(モル8:40-41)。
  • わたしは悪人に報復しよう。彼らが悔い改めようとしないからである(教義29:17)。
  • 主は悪事と報復の時代に来られた(モセ7:45-46)。


    ホサナ
    参照:(なし)

    ヘブライ語からの言葉で、「お救いください」の意味。賛美や嘆願の中で用いられる。主がイスラエルを救い出して約束の地に導いてくださったことを祝う仮庵の祭で、人々は詩篇第118篇を唱え、なつめやしの枝を打ち振った。主がエルサレムヘの勝利の入城をされたときに、群衆は「ホサナ」と叫び、イエスが通られる所になつめやしの枝を敷いた。それは、イエスが昔イスラエルを救い出された主と同じ御方であることを、彼らが理解していたことの表れである(詩篇118:25-26;マタ21:9,15;マコ11:9-10;ヨハ12:13)。彼らは、長く待ち望んできたメシヤとしてキリストを認めたのであった。「ホサナ」という言葉は、いつの時代にあっても、メシヤをたたえるものとなってきた(1ニフ11:6;3ニフ11:14-17)。ホサナ斉唱はカートランド神殿の奉献式の際に行われ、現在も神殿の奉献式の際に行われている(教義109:79)。


    星の栄え
    参照:栄光の階級

    最後の裁きの後に人々が住む3つの栄えの階級でいちばん低いもの。

  • パウロは星の栄光を見た(1コリ15:40-41)。
  • ジョセフ・スミスとシドニー・リグドンは、星の栄えの世界の栄光を見た(教義76:81-90)。
  • 星の栄えの世界に住む者は星のように数限りなかった(教義76:109-112)。
  • 星の栄えの王国の律法に従えない者は、星の栄えの栄光に堪えられない(教義88:24,31,38)。


    ホセア(人名)
    参照:(なし)

    旧約の預言者。ヤラベアム2世の治世後期に、イスラエルの北王国で預言した。イスラエルの罪悪が原因で国が衰え滅びていく時代に生きた人物。

    【ホセア書】

    この書の基本的な主題は、民に対する神の愛である。神の懲らしめはすべて愛をもって課せられ、イスラエルの回復も、神の愛の結果である(ホセ2:19;14:4)。対照的に、ホセアはイスラエルの背信と不実を指摘した。それでも神は、イスラエルが最後には贖われることを待ち望まれるのである(ホセ11:12-14:19)。


    施し
    参照:ささげ物,断食,福祉,貧しい

    貧しい人を助けるために物を差し出すこと。

  • 自分の義を、見られるために人の前で行わないように(マタ6:1-4[3ニフ13:1-4])。
  • あの貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れたのだ(マコ12:41-44)。
  • 受けるよりは与える方が、さいわいである(使徒20:33-35)。
  • 貧しい人に分け与えるようにしてほしい(モサ4:26)。
  • 教会の人々が各々自分の持っている分に応じて持ち物を分け与えるように(モサ18:27)。


    ポルノ;ポルノグラフィー
    参照:姦淫,純潔,不貞

    滅び
    参照:滅びの子

    滅びの子
    参照:悪魔,死(霊の),地獄,罰の定め,赦されない罪

    サタンに従う者たち。サタンとともに永遠の苦しみを味わう。滅びの子と呼ばれるのは、次の者たちである。(1)前世でサタンに従って反逆したために、天から追放された者。(2)肉体を受けてこの世に生まれることを許されながら、サタンに仕え、神にことごとく背いた者。後者は死者の中から復活するが、第二の死(霊の死)からは贖われず、栄光の王国に住むことはできない(教義88:32,35)。

  • 滅びの子だけが滅び(ヨハ17:12)。
  • ふたたび悔改めにたち帰ることは不可能である(ヘブ6:4-6[ヘブ10:26-29])。
  • そのような者には憐れみは及ばない。また、その者の最後の状態は、決して終わることのない苦痛に耐えることである(モサ2:36-39)。
  • その者はあたかも贖いがなかったかのようである(モサ16:5)。
  • 利益を得るために、イエス・キリストによって行われる奇跡などないと言う者は、滅びの子のようになる(3ニフ29:7)。
  • この世でも来るべき世でも赦されることがない(教義76:30-34[教義84:41;132:27])。
  • 聖なる御霊を受けた後にそれを否定した(教義76:35)。
  • 第二の死から贖われないのは彼らだけである(教義76:34-48)。
  • 御父から御子を示された後に御子を否定する者である(教義76:43)。
  • カインは滅びと呼ばれる(モセ5:22-26)。


    滅ぼす者
    参照:悪魔

    サタンを指す言葉。

  • 主は滅ぼす者が、あなたがたの家にはいるのを許されないであろう(出エ12:23)。
  • 滅ぼす者が水の面を進んで行く(教義61:19)。
  • 滅ぼす者の手からわたしの果樹園を救うことができたであろうに(教義101:51-54)。


    翻訳
    参照:(なし)

    ある言語で表現された概念の意味を別の言語のそれに対応する言葉で表現すること(モサ8:8-13;箇条1:8)。聖典にはこの能力について、神からの賜物と述べている箇所が幾つかある(アル9:21;教義8章;9:7-9)。翻訳という言葉は、ある言語にすでに翻訳されているものを改訂したり、失われた部分を復元したりすることを意味する場合もある(教義45:60-61)。ジョセフ・スミスは『欽定訳聖書』を霊感によって翻訳するように命じられた(教義42:56;76:15)。

  • ジョセフ・スミス・ジュニアは、神の憐れみによって、神の力により翻訳する力を受けた(教義1:29)。
  • あなたは翻訳する賜物を持っている(教義5:4)。
  • もしあなたがわたしに望むならば、わたしはあなたに翻訳する賜物を授ける(教義6:25)。
  • 『モルモン書』を翻訳するために、神は高い所からジョセフ・スミスに力を授けられた(教義20:8)。
  • ウリムとトンミムによってそれらの多くを翻訳した(ジ-歴史1:62[モサ8:13;28:13])。