カーセージの監獄
参照:スミス,ジョセフ・ジュニア,スミス,ハイラム

ジョセフ・スミスとハイラム、スミスは、1844年6月27日にアメリカ合衆国イリノイ州カーセージの監で暴徒により殺された(教義135章)。


カートランド神殿
参照:(なし)

近代に教会が建設した最初の神殿。聖徒たちは主の戒めに従って、アメリカ合衆国オハイオ州カートランドにこの神殿を建設した(教義94:3-9)。カートランド神殿建設の目的の一つは、ふさわしい教会員が霊的な力と権能、啓発を受けることのできる場所を提供することであった(教義109;110章)カートランド神殿は1836年3月27日に奉献された。奉献の祈りは啓示によって預言者ジョセフ・スミスに与えられた(教義109章)。主はこの神殿において幾つかの重要な啓示を下し、必要な神権の鍵を回復された(教義110;137章)。カートランド神殿では、今日数々の神殿で行われている儀式がすべて執行されたわけではない。


カイザル
参照:(なし)

『新約聖書』に出てくる称号。幾人かのローマ皇帝はこの称号で呼ばれた。聖典では、世俗的な支配や権威の象徴として用いられている。

  • カイザルのものはカイザルに返しなさい(マタ22:21[マコ12:17:ルカ20:25;教義63:26])。


    改宗
    参照:弟子,再び生まれる

    信念や心や生活を変えて神の御心を受け入れ、御心に従って生活するようになること(使徒3:19)。

    改宗には、以前の習慣をやめ、キリストの弟子になるという意識的な決意が含まれる。改宗は、悔い改め、罪の赦しのためのバプテスマ、按手により聖霊を受けること、さらに主イエス・キリストを信じる信仰を持ち続けることによって完全なものとなる。生まれながらの人も、キリストなるイエスにより再び生まれ、聖められた新しい人となることができる(2コリ5:17;モサ3:19)。

  • 心をいれかえて幼な子のようにならなければ(マタ18:3[モサ3:19])。
  • あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい(ルカ22-32)。
  • 彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けた(使徒2:37-41)。
  • 罪人を迷いの道から引きもどす(新ヤコ5:20)。
  • エノスは改心した(エノ1:2-5)。
  • ベニヤミン王の言葉は民の心の中に大きな変化を生じさせた(モサ5:2[アル5:12-14])。
  • 全人類は再び生まれなければならない。人は神から生まれなればならない(モサ27:25)。
  • アルマとモーサヤの息子たちは改心した(モサ27:33-35)。
  • ラモーナイ王の父が改宗した(アル22:15-18)。
  • 神の力と言葉によって主を信じるようになった(アル53:10)。
  • 悔い改めは心の変化をもたらす(ヒラ15:7)。
  • 心を改めた者は皆、神の御霊を与えられたことを、民に実際に示した(3ニフ7:21)。
  • レーマン人は改心したときにわたしを信じたので、火と聖霊によるバプテスマを受けた(3ニフ9:20)。
  • 彼らは出て行き、悔い改めを宜べ伝えなければならない。そして、多くの人が改宗する(教義44:3-4)。


    会堂
    参照:ユダヤ人

    宗教的な目的で使われた集会所。新約の時代は、内部の調度は一般的に質素で、律法を書いた巻き物など神聖な記録を収める箱、机、礼拝者用の座席が備えられていた。

    長老によって構成される各地域の評議会がそれぞれの会堂を管理した。彼らは会堂にだれを入れ、また会堂からだれを追放するかの決定も下した(ヨハ9:22;12:42)。最も重要な役職は会堂司であった(マコ5:22;ルカ13:14)。会堂司は通常、律法学者であり、建物の管理や様々な行事の監督を行った。そして、会衆が様々な聖職者的務めを果たした(ルカ:20)。

    パレスチナでもその他の地域でも、ユダヤ人が住んでいる町には必ず会堂があった。これはイエス・キリストの福音を伝える大きな助けとなった。教会の初期の宣教師たちは普通、会堂で話をすることできたからである(使徒13:5,14;14:1;17:1,10:18:4)。これと同じことが『モルモン書』の中の宣教師(アル16:13;21:4-5;32:1)や、この神権時代の初期の宣教師たちの間でも行われた(教義66:7;68:1)。


    回復
    参照:福音の回復

    取り去られたり、失われたりした物や状態が元に戻ること。

  • 霊と体は再び結合して完全な形になり(アル11:43-44)。
  • 回復とは悪を悪に、義を義に再び返すことである(アル41:10-15)。
  • わたしたちは、十部族の回復と、地球が更新されて楽園の栄光を受けることを信じる(箇条1:10[教義133:23-24])。


    解放者
    参照:イエス・キリスト

    イエス・キリストは、すべての人を死の束縛から解放し悔い改める人を罪のもたらす罰から救うことから、人類の解放者である。

  • 主はわが岩、わが城、わたしを救う者(サ下22:2[詩篇18:2;144:2])。
  • あなたはわが助け、わが救主です(詩篇40:17[詩篇70:5])。
  • 救う者がシオンからきて(ロマ11:26)。
  • 聖徒たちは神の御子を贖い主および解放者として受け入れた(教義138:23)。


    カイン(人名)
    参照:アダム,アベル,殺人,秘密結社

    アダムとエバの息子。弟のアベルを殺した(創世4:1-16)。

  • 主はカインの供え物を顧みられなかった(創世4:3-7[モセ5:5-8,18-26])。
  • 弟アベルを殺した(創世4:8-14[モセ5:32-37])。
  • 主はカインに一つのしるしをつけられた(創世4:15[モセ5:37-41])。
  • アダムとエバは、彼が生まれる前にも多くの息子、娘をもうけていた(モセ5:1-3,16-17)。
  • 神よりもサタンを愛した(モセ5:13,18)。
  • サタンと邪悪な誓いを立てた(モセ5:29-31)。


    カウドリ,オリバー(人名)
    参照:(なし)

    回復された教会の第二の長老。『モルモン書』の神聖な起源と真実性を証した三人の証人の一人。ジセフ・スミスが金版から『モルモン書』を翻訳していたときに、筆記者として働いた(ジ-歴史1:66-68)。

  • 『モルモン書』の翻訳が真実であるとの証を受けた(教義6:17,22-24)。
  • バプテスマのヨハネによって聖任された(教義13章[教義27:8;ジ-歴史1:68-73。71節の付記を参照])。
  • あなたがたは信仰を得て、自分の目でこれらのものを見た後、これらのものを見たことを証しなければならない(教義17:3,5)。
  • わたしはあなたが記してきたものが真実てあることを、度々わたしの御霊によって示してきた(教義18:2)。
  • 数々の啓示についての管理人となるように、選ばれ、聖任された(教義70:3)。
  • ジョセフ・スミスとともに神権の鍵を授けられた(教義110章)。



    参照:(なし)

    人の顔には、その人の霊性や精神状態が表れることがよくある。

  • 王の顔色は変り、その心は思い悩んで乱れ(ダニ5:6)。
  • その顔は、太陽のようであった(黙示1:16)。
  • あなたがたの顔に神の面影を受けているか(アル5:14,19)。
  • アンモンは王の顔色が変わったのを見た(アル18:12)。
  • 楽しげな心と表情をもって断食と祈りをする(教義59:14-15)。
  • その顔は太場の輝きに勝って光り輝いていた(教義110:3)。


    雅歌
    参照:(なし)

    『旧約聖書』の中の1書。預言者ジョセフ・スミスは、雅歌は霊感によって書かれたものではないと教えた。


    確信;信頼
    参照:信仰,信じる,信頼

    何かに対して、特に神とイエス・キリストに対して、より頼むこと。

  • 主に寄り頼むは人にたよるよりも良い(詩篇118:8)。
  • 主があなたの信頼する者であり(箴言3:26)。
  • キリストが現れる時に、確信を持つためである(1ヨハ2:28)。
  • 邪悪なニーファイ人は子供たちの信頼を失った(ヤコ2:35)。
  • 神の前においてあなたの自信は増すであろう(教義121:45)。


    確認
    参照:按手

    陰口
    参照:悪口

    家族
    参照:結婚,子供,父(現世の),

    聖典で言われている家族とは、夫、妻、子供、また時にはその他の親族を含めて、同じ家に、あるいは一人の家長のもとに暮らす共同体を指す。家族という言葉は、一人の親と子供、また子供がいない夫婦、独り暮らしの独身者に対して用いることもある。

    【一般的な聖句】

  • 地のすべてのやからは、あなたによって祝福される(創世12:3[創世28:14:アブ2:11])わたしはイスラエルの全部族の神となり(エレ31:1)。
  • アダムとエバは全地の家族をもたらした(2ニフ2:20)。
  • その栄光とは、とこしえに子孫が続くことである(教義132:19)。
  • わたしは彼に、永遠の世では永遠の命の冠を授けよう(教義132:55)。
  • 親子の結び固めは、時満ちる神権時代の大いなる業の一部である(教義138:48)。
  • わたしは、彼らを祝福して言った。『生めよ、増えよ』(モセ2:27-28)。
  • 人が独りでいるのは良くない(モセ3:18)。
  • アダムとエバはともに働いた(モセ5:1)。

    【親の責任】

  • アブラハムは子らと家族とに命じて主の道を守らせ(創世18:17-19)。
  • 努めてこれをあなたの子らに教え(申命6:7[申命11:19])。
  • 子を愛する者は、つとめてこれを懲らしめる(箴言13:24[箴言23:13]。子をその行くべき道に従って教えよ(箴言22:6)。
  • あなたはその愛する妻と共に楽しく暮すがよい(伝道9:9)。
  • あなたの子らはみな主に教えをうけ(イザ54:13[3ニフ22:13])。
  • 主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい(エペ6:1-4[エノ1:1])。
  • もしある人が、その親族を、ことに自分の家族をかえりみない場合には、その信仰を拾てたことになる(1テモ5:8)。
  • 父は優しい親の情を込めて勧めた(1ニフ8:37)。
  • わたしたちはキリストのことを話し、どこに罪の赦しを求めればよいかを、わたしたちの子孫に知らせる(2フ25:26)。
  • レーマン人の夫と妻は子供たちを愛している(ヤコ3:7)。
  • 互いに愛し合い、互いに仕え合うように教える(モサ4:14-15)。
  • あなたがたは血を流してでも自分たちの家族を守りなさい(アル43:47)。
  • あなたがたの妻子が祝福を受けるように、あなたがたの家族の中で祈りなさい(3ニフ18:21)。
  • 両親は子供に福音を教えなければならない(教義68:25)。
  • 自分の家族を扶養する義務を負っている(教義75:28)。
  • すべて子供たちはその親に扶養を求める権利がある(教義83:4)。
  • あなたがたの子供たちを光と真埋の中で育てるように(教義93:40)。
  • 自分自身の家を整えなければならない(教義93:43-44,50)。
  • 神権者は偽りのないにより、人々に影響を及ぼすべきである(教義121:41)。
  • アダムとエバは子供たちにすべてのことを知らせた(モセ5:12)。

    【子供の責任】

  • あなたの父と母を敬え(出エ20:12)。
  • わが子よ、あなたは父の教訓を聞き(箴言1:8[箴言13-1;23:22])。
  • イエスは両親にお仕えになった(ル力2:51)。
  • イエスは御父の御心を行われた(ヨハ6:38[3フ27:13])。
  • 主にあって両親に従いなさい(エペ6:1[コロ3:20])。
  • その子供たちが悔い改めるならば、あなたは憤りを解かなければならない(教義98:45-48)。
  • エバの忠実な娘たちもまことの生ける神を礼拝した(教義138:39)。

    【永遠の家族】

  • 『教義と聖約』には、婚姻関係と家族の永遠性について述ベられている。日の栄えの結婚と家族単位の存統によって、夫と妻は神々になることができるのである(教義132:15-:20)。


    家族歴史
    参照:系図,死者の救い


    参照:(なし)

    人がそれに従って何らかの結果を得られる手本となるもの。通常聖典では、型は生活の仕方の模範、あるいは何かを作るためのひながたとなるものを意味する。

  • 主はイスラエル人に、モーセに示す型に従って幕屋を造るよう命じられた(出エ25章)。
  • 永遠のいのちを受ける者の模範となる(1テモ1:16)。
  • あなたがたが欺かれないために、わたしはすべてのことに関して規範を与えよう(教義52:14)。


    割礼
    参照:アブラハムの聖約(契約)

    旧約の神権時代に、イスラエルの男子に与えられたアブラハムの聖約(契約)のしるし(創世17:10-11,23-27;JS創世17:11)。割礼では男の幼児また成人の「前の皮」を切る。割礼を受けた者は数々の特権をうけるとともに、その聖約に伴う責任をも受け入れた。聖約のしるしとしての割礼は、キリストの働きをもって廃された(モロ8:8;教義74:3-7)。


    ガデアントンの強盗団
    参照:秘密結社

    『モルモン書』の中の強盗団。ガデアントンという邪悪なニーファイ人によって作られた。彼らの組織は秘密主義と悪魔的な誓いを基にしていた。

  • ガデアントンはニーファイ人の国の滅亡をもたらした(ヒラ2:12-13)。
  • 悪魔はガデアントンに秘密の誓いの言葉と誓約を与えた(ヒラ6:16-32)。
  • 秘密結社がヤレドの国を滅亡させた(エテ8:15-26)。


    家庭
    参照:家族

    家庭は、福音と家族の活動の中心となるべき場所である。

  • 束縛なく家にいて、そのめとった妻を慰めなければならない(申命24:5)。
  • イエスは彼を家に帰された(マコ8:26)。
  • 子供たちに自分の家で孝養を尽くすことを学ばせるべきである(1テモ5:4)。
  • 慎み深く、純潔で、家事に努め(テト2:5)。
  • 自分の家に帰りわたしが述べたことを深く考えなさい(3ニフ17:2-3)。
  • わたしは、自分たちの妻子と家と家庭を守るために戦うように、彼らに勧めた(モル2:23)。
  • 自分自身の家を整えなければならない(教義93:43-44,48-50)。


    ガド(聖見者)(人名)
    参照:聖文-失われた聖文

    旧約の預言者。ダビデの忠実な友であり、助言者であった(サ上22:5;サ下24:11-19)。彼が書いたダデの事績の書は、失われた聖典の一つとなっている(歴上29:29)。


    ガド(ヤコブの息子)(人名)
    参照:イスラエル,ヤコブ(イサクの息子)

    『旧約聖書』の中の人物。ヤコブとジルパの息子(創世30:10-11)。彼の子孫はイスラエルの1部族となった。

    【ガドの部族】

    ヤコブが息子ガドに与えた祝福については、創世49:19を参照。モーセがガドの部族に与えた祝福については、申命33:20-21を参照。これらの祝福によると、ガドの子孫は好戦的な民になるとある。彼らがカナンの地で与えられたのはヨルダン川東方の地で、水利に恵まれた、牧草地として良い土地を含んでいた。


    カナン;カナン人(人名)
    参照:(なし)

    『旧約聖書』の中の人物。ハムの四男(創世9:22;10:1,6)。ノアの孫。カナン人とは、カナンが最初住んだ地にいた人、およびカナンの子孫を指す。パレスチナの地中海沿いの低地に住んでいた民もカナン人と呼ばれていた。ギリシヤ人がフェニキヤ人と呼んでいた、ヨルダン川の西方の地域に住むイスラエル以外のすべての民を指して用いられたこともある。


    ガブリエル
    参照:天使,ノア(族長),マリヤ(イエスの母)

    ダニエル(ダニ8:16;9:21)、ザカリヤ(ルカ1:11-19;教義27:7)、マリヤ(ルカ1:26-38)、その他の人々教義128:21)に遣わされた天使。預言者ジョセフ・スミスは、ガブリエルは旧約の預言考ノアであると述ている。


    ガマリエル(人名)
    参照:パリサイ人

    『新約聖書』の中の人物。著名なパリサイ人てユダヤの律法に通じ、それを人々に教えていた。使徒パウロは彼の下で学んだ(使徒22:3)。ガマリエルはサンヒドリンで非常に影響力のある人物であった(使徒5:34-40)。


    神;神会
    参照:イエス・キリスト,,聖霊,天の御父

    神会はそれぞれ独立した御三方、すなわち、永遠の父なる神、御子イエス・キリスト、聖霊によって成される。わたしたちはそれぞれの御方を信じている(箇条1:1)。末日の啓示は、御父と御子は触れることのできる骨肉の体を持っておられること、また聖霊は骨肉の体を持たない霊の御方であられることを教えている(教義130:22-23)。この御三方は目的と教えにおいて完全に一致、調和し、一つであられる(ヨ17:21-23;2ニフ31:21;3ニフ11:27,36)。

    【父なる神】

    一般に、神という称号で呼ばれている御方は、御父、すなわちエロヒムを指す。御父と呼ばれるのは、人間の霊の父親だからである(民数16:22;27:16;マラ2:10;マタ6:9;エペ4:6;へブ12:9)。父なる神は宇宙の至高の統治者であられる。また全能(創世18:14;アル26:35;教義19:1-3)、全知(マタ6:8;2ニフ2:24)の御方であり、御霊を通して遍在される(詩篇139:7-12;教義88:7-13,41)。人類は、他のいかなる被造物とも異なり、神と特別な関係にある。人は男女を問わず、神の霊の子供である(詩篇82:6;1ヨハ3:1-3;教義20:17-18)。

    父なる神が人に御姿を現し、語りかけられたことを示す記録は少ない。聖典には父なる神がアダムとエバに語りかけられたこと(モセ4:14-31)、また幾度かイエス・キリストを紹介されこと(マタ3:17;17:5;ヨハ12:28-29;3ニフ11:3-7)が記録されている。父なる神は、ステパノに(使徒7:55-56)、またジョセフ・スミスに(ジ-歴史1:17)、そして後にはジョセフ・スミスとシドニー・リグドンの二人に(教義76:20,23)御姿を現された。時として神は、神を愛して御前に自らを清める人に、その御姿を目にして神の実在を自ら知る特権をお与えになる(マタ5:8;3ニフ12:8;教義76:116-118;93:1)。

  • わが神、わが神(マコ15:34)。
  • この人たちは、いと高き神の僕たちで(使徒16:17)。
  • われわれは神の子孫なのであ(使徒17:28-29)。
  • いと高き方に礼拝をささげる(教義59:10─12)。
  • エノクは神が造られた霊たちを見た(モセ6:36)。
  • 聖なる人とは神の名である(モセ6:57)。

    【子なる神】

    エホバとして知られている神は、御子イエス・キリストである(イザ12:2;43:11;49:26;1コリ10:1-4;1テモ1:1;黙示1:8;2ニフ22:2)イエスは御父の指示の下に働きをなし、御父と完全に一致しておられる。全人類は、イエス・キリストの弟妹である。イエス・キリストはエロヒムの霊の子供の長兄だかである。イエス・キリストに対して、神という言葉を用いている聖句も幾つかある。例えば、「神は天と地とを創造された」(創世1:1)という聖句があるが、これは実際には、父なる神の指示の下に、創造主して働かれたイエスを指している(ョハ1:1-3,10,l4;へブ1:1-2)。

  • 主は御自身を「わたしは有る」と言われた(出エ3:13-16)。
  • ただわたしのみ主[エホバ]である。わたしのほかに救う者はいない(イザ43:11[イザ45:23])。
  • わたしは世の光である(ヨハ8:12)。
  • アブラハムの生れる前からわたしは、いるのである(ヨハ8:58)。
  • 主は土の幕屋に宿り、人々の中で御業を行われる(モサ3:5-10)。
  • アビナダイは、キリストがどのような意味で御父であり御子であるのかを説明した(モサ15:1-4[エテ3:14])。
  • 主がヤレドの兄弟に御姿を現された(エテ3章)。
  • あなたがたの蹟い主、あなたがたの主、あなたがたの神であるキリストの言葉を聴きなさい(モロ8:8)。
  • エホバは生者と死者双方の永遠の裁き主である(モロ10:34)。
  • イエスがジョセフ・スミスとオリバー・カウドリに御姿を現された(教義76:20,23)。
  • 主エホバがカートランド神殿に御姿を現された(教義110:1-4)。
  • エホバがアブラハムに語りかけられた(アブ1:16-19)。
  • イエスがジョセフ・スミスに御姿を現された。(ジ-歴史1:17)

    【聖霊なる神】

    聖霊も神であり、聖なる御霊、御霊、神の御霊など、ほかにも様々な類似した呼び名や称号で呼ばれている。人は聖霊の助けによって、父なる神の御心を知りまたイエスがキリストであることも知ることができる(1コリ12:3)。

  • 言うべきことは、聖霊が教えてくださる(ルカ12:12)。
  • 聖霊は助け主とも呼ばれる(ヨハ14:26[ヨハ16:7-15])。
  • イエスは使徒たちに、聖霊によって命じられた(使徒1:2)。
  • 聖霊は神とキリストについて証される(使徒5:29-32[1コリ12:3])。
  • 聖霊もまた、わたしたちにあかしをして(へブ10:10-17)。
  • 聖霊の力によって、あなたがたはすべてのことの真理を知るであろう(モロ10:5)。
  • 聖霊は啓示の霊である(教義8:2-3[教義68:4])。


    神から生まれる
    参照:再び生まれる

    神の王国;天の王国
    参照:イエス・キリストの教会,日の栄え

    地上における神の王国は、末日聖徒イエス・キリスト教会である(教義65章)。教会の目的は、教会員に日の栄えの王国すなわち天の王国で永遠に住むための備えをさせることである。しかし、聖典の中では教会は地上における天の王国であるという意味で、教会を天の王国と呼ぶことがある。

    末日聖徒イエスキリスト教会は地上における神の王国であるが、この王国という表現は、現在は宗務の範囲にとどまっている。しかし福千年には、政治的にも宗務的にも、神の王国となるのである。

  • 主はとこしえに王でいらせられる(詩篇l0:l6[詩篇l1:4])。
  • 天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく(ダニ2:44教義138:44])。
  • 悔い改めよ、天国は近づいた(マタ3:2[マタ4:17])。
  • 御国がきますように。みこころが地にも行われますように(マタ6:10)。
  • まず神の国を求めなさい(マタ6:33[3ニフ13:33])。
  • わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう(マタ16:19)。
  • さあ、あなたがたのために用意されている御国を受け継ぎなさい(マタ25:34)。
  • わたしの父の国であなたがたと共に、新しく飲む(マタ26:26-29)。
  • アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが、神の国にはいっている(ルカ13:28)。
  • 正しくない者が神の国をつぐことはない(1コリ6:9)。
  • 肉と血とは神の国を継ぐことができない(1コリ15:50)。
  • 富を求める前に神の王国を求めなさい(ヤコ2:18)。
  • 清くない者は決して天の王国を受け継ぐことができない(アル11:37)。
  • 父の王国で彼らとともに安息を得られるように(教義15:6)。
  • あなたがたに王国、言い換えれば、教会の鍵が授けられた(教義42:69[教義65:2])。
  • 神の王国が進み行きますように。それによって、天の王国が来て(教義65:5-6)。
  • この王国の鍵があなたから取り去られることは決してない(教義90:3)。
  • 幼子のようにあなたを受けれる者は、わたしの王国を受ける(教義99:3)。
  • わたしの教会は、終わりの時にこのように、すなわち末日聖徒イエス・キリスト教会と呼ばなければならない(教義115:4)。
  • 天がわたしたちに開かれ、わたしは日の栄えの王国とその栄光を見た(教義137:1-4)。


    神の奥義
    参照:(なし)

    神の奥義とは、啓示によってのみ知ることのできる霊的な真理てある。神は福音に従順な人に奥義をされる。神の奥義の中には、まだ明らかにされていないものもある。

  • あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されている(マタ13:11)。
  • あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、もし愛がなけれ、わたしは無に等しい(1コリ13:2)。
  • ニーファイは神の奥義を深く知った(1ニフ1:1)。
  • 神の奥義を知ることは多くの人に許されている(アル12:9)。
  • 悔い改めて信仰を働かせ、善い行いをし、絶えず祈り続けるには、神の奥義を知ることが許され(アル26:22)。
  • これらの奥義は、まだ全部はわたしに知らされていい(アル37:11)。
  • 神御自身のほかだれも知らない隠されている奥義がたくさんある(アル40:3)。
  • 神性の奥は何と深いことか(教義19:10)。
  • あなたは求めれば、数々の奥義を知ることができる(教義42:61,65[1コリ2:7,11-14])。
  • わたしの戒めを守る者に、わたしは、わたしの王国の奥義を与えよう(教義63:23)「わ○たしは彼らにすべての奥義を明らかにし(教義76:7)。
  • 大神椎は王国の奥義の鍵を持つ(教義84:19)。
  • 主が来るその日に、主はすべてのことを明らかにする(教義101:32─33)。
  • メルキゼデク神椎は天の王国の奥義をうける特権を持つ(教義107:19)。


    神の御子
    参照:イエス・キリスト,神;神会

    神の国
    参照:神の王国;天の王国

    神の子
    参照:神の息子、娘,

    神の小羊
    参照:イエス・キリスト,贖罪,過越

    救い主に対する呼び名の一つ。イエスが人類のための犠牲のささげ物であることを示している。

  • ほふり場にひかれて行く小羊のように(イザ53:7[モサ14:7])。
  • 見よ、世の罪を取り除く神の小羊(ヨハ1:29[ル7:14])。
  • あがない出されたのは、きずも、しみもない小羊のようなキリストの尊い血によった(1ペテ18-20)。
  • ほふられた小羊こそはふさわしい(黙示5:12)。
  • わたしたちは、小羊の血によってサタンに打ち勝つ(黙示12:11)。
  • この人々の衣は、小羊を信じる信仰のために小羊の血によって白くされた(1ニフ12:11)。
  • 神の小羊が永遠の御父の御子であって、世の救い主であられる(1ニフ13:40[1ニフ11:21])。
  • 小羊の血によって清められるように、イエスの名によって熱烈に御父に叫び求めなさい(モル9:6[黙示7:14;アル34:36])。
  • 小羊は世の初めからほふられている(モセ7:47)。


    神の息子、娘
    参照:生まれる;産む;もうける,キリストの子,贖罪,,再び生まれる

    この言葉は、聖典の中では二つの意味で用いられている。一つは、人は皆文字どおり天の御父の霊の子供であるという意味であり、もう一つは、キりストの贖罪を通して再び生まれた人を神の息子、娘という場合である。

    【御父の霊の子】

  • あなたがたは神だ、あなたがたは皆いと高き者の子だ(詩篇82:6)。
  • われわれは神の子孫なのである(使徒17:29)。
  • たましいの父に服従し(へブ12:9)。
  • わたしは神の子だ(モセ1:13)。

    【贖罪を通して再び生まれた子供】

  • 彼を受けいれた者には、彼は神の子となる力を与えた(ヨハ1:12[ロマ8:14;3ニフ9:17;教義11:30])。
  • わたしたちは今や神の子である(1ヨハ3:1-2)。
  • あなたがたはキリストの子と呼ばれ、キリストの息子および娘と呼ばれる(モサ5:7)。
  • 人は神から生まれ、神の息子や娘にならなればならない(モサ27:25)。
  • これらの者はわたしの息子となり、娘となる(エテ3:14)。
  • あなたがたは必ずキリストの子となる(モロ7:19)。
  • わたしの福音を受け入れる者は皆、息子であり、娘だからである(教義25:1)。
  • 彼らは神々、すなわち神の子である(教義76:58)。
  • このようにして、すべての者はわたしの子となることができる(モセ6:68)。
  • 多くの者ほ信じて神の子となり(モセ7:1)。


    カヤバ(人名)
    参照:アンナス,サドカイ人

    『新約聖書』の中の人物。アンナスの義理の息子で大祭司。カヤパはイエスとその弟子たちに対立す立場を取り、そのために積極的な働きをした(マタ26:3-4;ヨハ11:47-51;18:13-14)。


    からし種
    参照:(なし)

    からしの木の種。種は非常に小さいが、それから生長する木の丈は非常に高くなる。イエスは天の王国をからし種にたとえられた(マタ13:31)。

  • からし種一粒ほどの信仰があるなら(マタ17:20)。



    参照:死(肉体の),死すべき状態,人(霊を持つ存在としての),復活

    神の形に創造された死すべき骨肉の組織物。霊と結びつき、生ける人間を作り上げている。復活の時、男女を問わず人の肉体は、再び霊と永遠に結合する。時として聖文は、結合した肉体と霊を命あるものと述べている(創世2:7;教義88:15;モセ3:7,9,19;アブ5:7)。SCR○主なる神は土のちりで人を造り(創世2:7[モセ3:7])。○さわって見なさい。霊には肉や骨はない(ルカ24:39)。○自分のからだを打ちたたいて服従させるのである(1コリ9:27)。○肉のからだがあるのだから、霊のからだもあるわけである(1コリ15:44)。○霊魂のないからだは死んだものである(新ヤコ2:26)。○死すべき体は不死不滅の体によみがえる(アル11:43-45)。○体のあらゆる部分が体そのものに回復される(アル41:2)。○イエスは復活した御自分の体をニーファイ人に示された(3ニフ10:18-19;11:13-15)。○御父は人間の体と同じように触れることのできる骨肉の体を持っておられる。御子も同様である(教義130:22)。○神は彼らを、御自分の体の形に、男と女に創造された(モセ6:9[創世9:6])。/SCR


    ガラテヤ人への手紙
    参照:パウロ,パウロの手紙

    『新約聖書』の中の1書。もともとは使徒パウロがガラテヤ一帯の聖徒に書き送った手紙であった。この手紙の主題は、真の自由はイエス・キリストの福音に従って生活することによってのみ得られるというものである。もし聖徒たちがモーセの律法の遵守を主張するユダヤ主義的キリスト教徒の教えを取り入れるならば、すでにキリストの中に見いだしていた自由を狭めるか、あるいは失ってしまうことになる。パウロはこの手紙の中で、使徒としての自分の立場を明確にし、信仰による義の教えを説き、霊的な教えの価値を断言している。

    パウロは第1-2章で、ガラテヤ人の間に背教が起こっているという知らせに対して遺憾の意を表し使徒の中における自分の立場を明らかにしている。第3-4章では、信仰と行いについての教義を論じてる。第5-6章には、信仰についての教義から実際にどのような成果を得られるかが述べられている。


    刈り入れ
    参照:(なし)

    この言葉は聖典の中で、地上における神の王国である教会に人々を導くこと、あるいはイエス・キリストの再臨などの裁きの時を指して、象徴的に用いられることがある。

  • 刈入れの時は過ぎ、夏もはや終った、しかしわれわれはまだ救われない(エレ8:20[教義56:16])。
  • 収穫は多いが、働き人が少ない(マタ9-37)。
  • 収穫とは世の終りのことである(マタ13:39)。
  • 人は自分のまいたものを、刈り取ることになる(ガラ6:7-9[教義6:33])。
  • 畑はすでに白くなり刈り入れを待っている(教義4:4)。
  • 刈り入れが終わり、あなたがたが救われない(教義45:2)。
  • 刈り入れの時は来ており、わたしの言葉は必ず成就する(教義101:64)。


    ガリラヤ
    参照:(なし)

    ヨルダン川とガリラヤの海の西に当たるイスラエル最北の地。ガリラヤは、南北約95km、東西約50kmの広がりを持つ地域である。古代のガリラヤには、イスラエルで最も肥沃な土地と繁華な町が含まれていた。また、ダマスコ、エジプト、イスラエル東部へ続く要路がガリラヤを通過していた。恵まれた気候と肥沃な土壌で、オリーブ、小麦、大麦、ぶどうを多く産した。ガリラヤの海での漁獲は多大な輸出をもたし、人々はそれから多くの富を得た。救い主はその生涯の多くをガリラヤで過ごされた。

  • ガリラヤに大いなる光が現れる(イザ9:1-3[2ニフ19:1-3])。
  • イエスはガリラヤの全地を巡り歩いて、教え、宣べ伝え、わずらいをおいやしになった(マタ4:23)。
  • イエスは復活後、ガリラヤで人々に御姿を現された(マコ14:28[ヨハ21:1-14])。
  • イエスの名声はガリラヤの地方全体に広まった(ルカ4:14)。
  • イエスは最初のしるしをガリラヤのカナで行われた(ヨハ2:11)。

    【ガリラヤの海】

    ガリラヤの海は北部イスラエルに位置している。『旧約聖書』ではキンネレテの海、『新約聖書』ではゲネサレ湖、テベリヤの海とも呼ばれている。イエスは幾度かここで教えを説かれた(マタ13:2)。この海は西洋梨の形をしており、南北20km、東西の幅は最も広い所で12kmある。海面は地中海りも200m余り低く、そのために周辺の気温が非常に高くなることがよくある。丘陵部から吹き下りる冷気が湖面上の暖気とぶつかり、突然の嵐となることも多い(ルカ8:22-24)。


    カルバリ
    参照:ゴルゴタ

    カレブ(人名)
    参照:(なし)

    エジプトを出てから2年目に、カナンの地を探るためにモーセによって遣わされた者の一人。カレブとヨシュアだけがカナンの地について真実の報告をした(民数13:6,30;14:6-38)。エジブトを出た者のうち、荒れ野での40年を生き延びて(民数26:65;32:12;申命1:36)カナンに入ったのはこの二人だけであった(ヨシ14:6-14;15:13-19)。


    軽んじる
    参照:憎しみ;憎む

    姦淫
    参照:純潔,性的不道徳,同性愛,肉欲,不貞

    男女の不法な性の交わり。姦淫という言葉は、一般には既婚者が配偶者以外の者と性の交わりを持つことを指すが、聖典では、未婚者についてもこの言葉が用いられる。

    姦淫という言葉は時として、一つの国家や民全体が主の道から背き去ることの象徴として用いられる(民数25:1-3;エレ3:6-10;エゼ16:15-59;ホセ4章)。

  • ヨセフはこの大きな悪を行わず、神に対して罪を犯さなかった(創世39:7-12)。
  • あなたは姦淫してはならない(出エ20:14)。
  • 情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである(マタ5-28)。
  • 不品行な者や姦淫をする者は、神の王国を受け継ぐことはない(1コリ6:9-10)。
  • 神は、不品行な者や姦淫をする者をさばかれる(へブ13:4)。
  • 姦淫の罪は、罪のない者の血を流すことや聖霊を否定するこを除いて、どのような罪よりも非常に忌まわしい行為である(アル39:3-5)。
  • 姦淫をして悔い改めない者は、迫い出されなければならない(教義42:23-26)。
  • 心の中で姦淫をするならば、彼らは御霊を持たなくなる(教義63:14-16)。


    勧告;勧め
    参照:預言者

    主や聖任を受けた指導者から与えられる助言、警告、忠告、指示。

  • わたしはあなたに助言する(出エ18:19)。
  • あなたはさとしをもってわたしを導き(詩篇73:24)。
  • 勧告がなけれぱ民は倒れる(KJ箴言11:14)。
  • パリサイ人と律法学者たちとは、神のみこころを無にした(ルカ7:30)。
  • 神の勧告に聞き従うならば、学のあるのはよいことである(2ニフ9:29)。
  • あなたがたを聖任した者の勧告を聴きなさい(教義78:2)。
  • わたしが任命した者から助言を受け(教義108:1)。
  • 彼はわたしが定めた助言の代わりに、自分の助言を確立しようと切望している(教義124:84)。
  • わたしの僕ジョセフの助言に聞き従い(教義124:89)。
  • わたしの勧告を求めなければ、彼は何の力も持たず(教義136:19)。


    勧告する:勧める
    参照:(なし)

    この言葉は聖典で用いられているように、助言や指示を与えることを意味している。

  • あなたに勧める。わたしから火で精錬された金を買いなさい(黙示3:18)。
  • 主に助言しようとしないで(ヤコ4:10)。
  • 神は御自分が造られたすべてのものに知恵をもって助言を与えられる(アル37:12)。
  • あながたの罪はわたしのもとに上ってきている。あなたがたが自分の方法で勧めをしようとするからである(教義56:14)。


    感謝
    参照:祝福,礼拝

    神から受けた祝福をありがたいと思うこと。神は人が感謝を表すことを喜ばれる。真の礼拝には神へ感謝が含まれる。わたしたちはすべてのことについて主に感謝をしなければならない。

  • 主に感謝するのはよいことです(詩篇92:1)。
  • 感謝をもって、み前に行き(詩篇95:1-2)。
  • 主に感謝し、そのみ名をほめまつれ(詩篇100:1-5)。
  • 絶えず感謝している(エペ1:15-16)。
  • 感謝していなさい(コロ3:15)。
  • さんび、栄光、感謝、ほまれが、われらの神にあるように(黙示7:12)。
  • あなたがたはどれほど天の王に感謝すべきであろうか(モサ2:19-21)。
  • 日々感謝しながら生活するように(アル34:38)。
  • 朝起きるときに、神への感謝で心を満たしなさい(アル37:37)。
  • 祈りと感謝をもってすべてのことを行い(教義46:7)。
  • あなたがたは神に感謝しなければならない(教義46:32)。
  • 感謝してこれらのことを行うならば(教義59:15-21)。
  • 感謝の心をもって主の手からこの祝福を受ける(教義62:7)。
  • すべてのことを感謝して受け入れる者は、栄光を与えられるであろう(教義78:19)。
  • すべてのことについて感謝しなさい(教義98:1[1テサ5:18])。
  • 賛美と感謝の祈りもって主をほめたたえなさい(教義136:28)。


    感じる
    参照:聖霊

    御霊の促しを自覚すること。

  • あなたがたは心が鈍っていたので、その言葉を感じることができませんでした(1ニフ17:45)。
  • 種がふくらみつつあるのを感じると、これは良い種であると思う(アル32:28)。
  • あなたはそれが正しいと感じるであろう(教義9:8)。
  • 主の宮の敷居を越えて入って来るすべての者が、あなたの力を感じ(教義109:13)。


    完全
    参照:(なし)

    完成されて欠点がなく、余すところなく成長し、義においても非の打ちどころのないこと。また完全は、罪や悪のないことも意味する。すべての面で完全であられたのはキリストだけである。キリストに心から従う人々は、キリストの恵みと贖罪によって完全になることができる。

  • 主に対して、心は全く真実でなければならない(列上8:61)。
  • あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい(マタ5:48[3ニフ12:48])。
  • 言葉の上であやまちのない人があれば、そういう人は、完全な人ある(新ヤコ3:2)。
  • 信仰とは物事を完全に知ることではない(アル32:21,26)。
  • 神は御自分が完全な神であり続けるために、贖いをされる(アル42:15)。
  • モロナイは完全な理解力を備えた人であり(アル48:11-13,17-18)。
  • 善悪の違いは、完全に理解してわきまえることができる。すべての人にキリストの御霊が与えれているからである(モロ7:15-17)。
  • キリストのもとに来て、キリストによって完全になりなさい(モロ10:32)。
  • 完全になるまで忍耐し続けなさい(教義67:13)。
  • これらは、イエスを通じて完全な者とされた正い人々である(教義76:69)。
  • 教会の職は聖徒たちの完成のためにある(教義124:143[エペ4:11-13])。
  • 死者なしには、生者も完全な者とされることはない(教義128:15,18)。
  • ノアは正しい人であり、その時代の々の中で完全であった(モセ8:27)。


    監督
    参照:アロン神権

    「見守る者」の意味を持つ言葉で、責任ある職または地位を指す。監督は聖任によって授けられるアロン神権の職の一つであり(教義20:67;107:87-88)、イスラエルの一般判士である(教義107:72,74)。

  • 聖霊は、あなたがたをその群れの監督者にお立てになったのである(使徒20:28)。
  • 監督の資格が述べられる(1テモ3:1-7[テト1:7])。
  • 監督は聖任されなければならない(教義20:67)。
  • エドワード・パートリッジが教会のために監督として召された(教義41:9)。
  • 監督は霊的な賜物を見分ける(教義46:27,29)。
  • 大祭司は監督の職務を行うことができる(教義68:14,19[教義107:17])。
  • 監督は主から任命される(教義72:1-26)。
  • 監督は貧しい人の世話をする(教義84:112)。
  • 監督はすべて現世の事柄をつかさどる(教義107:68)。
  • 監督はアロン神権の会長である(教義107:87-88)。



    参照:永遠の命

    統治者が頭にかぶった環状の装身具。冠は日の栄えの力と主権と神の位にあることの象徴ともされる。神の戒めをすべて守って最後まで堪え忍ぶ者は、永遠の命の冠を受ける(教義20:14;モセ7:56;ジ-マタ1:1参照)。

  • 義の冠がわたしを待っている(2テモ4:8)。
  • しぼむことのない栄光の冠を受けるであろう(1ペテ5:4)。
  • 主にあって死んだ者は義の冠を受ける(教義29:13)。
  • 彼らは父の住まいで冠を受けるであろう(教義59:2)。
  • あなたがたが備えられた冠を受け(教義78:15)。
  • わたしの右手における栄光の冠をあなたがたに約束した(教義104:7)。


    管理監督
    参照:(なし)

    中央幹部の中に数えられる役職の一つ。管理監督は教会の物質面での福祉に対して全般的な責任を持つ(教義107:68)。管理監督とその副監督はともに教会幹部であり、教会のアロン神権を管理する(教義68:16-17;107:76,87-88)。

  • エドワード・パートリッジが監督に聖任された(教義41:9)。
  • 監督は大管長会によって召され、任命されなければならない(教義68:14-15)。
  • アロンの直系の子孫であり長子である者は、大管長会から召され任命された場合、監督の職に就く権利を持つ(教義68:16,18-20)。
  • 大管長会の前でのみ審理を受けることができる(教義68:22-24[教義107:82])。


    管理人;管理の職
    参照:召し;神の召し

    託された仕事や財産に対して責任を負う人。管理人に託されたものを管理の職という。地上のものはすべて主のものであり、私たちは主の管理人である。私たちは主に報告をする責任があるが、管理の職についての報告は、神から権能を受けている代表者に対して行うことができる。私たちは主や主より権能を与えられた僕から奉仕の召しを受けるが、その管理の職には、霊的なことと物質的なことの両方が含まれる(教義29:34)。

  • わずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう(マタ25:14-23)。
  • 多く与えられた者からは多く求められ(ルカ12:48[教義82:3])。
  • イエスは不正な家令のたとえを話された(ルカ16:1-8)。
  • だれでも忠実で、正しく、賢い管理人であると認められる者は、主の喜びに入り(教義51:19)。
  • 人は皆、管理の職について報告しなければならない(教義72:3-5)。
  • 忠実で賢い管理人は、すべてのものを受け継ぐ(教義78:22)。
  • この世のもろもろの祝福に対する管理人としての責任をすべての人に取らせる(教義104:11-17[教義42:32])。
  • 努めて、賢い管理人となるようにしなければならない(教義136:27)。