『旧約聖書』の中の人物。義にかなった女性でエリメレクの妻であった(ルツ1-4章)。エリメレクとナオミは、飢饉を避けて家族をモアブへ連れて行った。エリメレクと二人の息子の死後、ナオミは嫁のルツとともにベツレヘムに帰った。
聖典には慰め主として御二方が挙げられている。聖霊(ヨハ14:26-27;モロ8:26;教義21:9;42:17;90:11)と、主イエス・キリスト(ヨハ14:18,21,23)である。ある人が第二の慰め主を得ると、イエス・キリストは時々その人に現れ、御父を現し、顔と顔を合わせて教えを授けられる(教義130:3)。
ガリラヤ湖西方の丘陵地帯にある村落。ナザレはイエスの故郷であった(マタ2:23)。イエスはナザレの会堂で教え、御自身がイザヤ61:1-2の預言を成就したことを宣言された(マタ13:54-58;マコ6:1-6;ルカ4:16-30)。
『新約聖書』の中の人物。キリストの使徒の一人で、ピリポの友人(ヨハ1:45-51)。ガリラヤのカナの出身(ヨハ21:2)。キリストはナタナエルのことを、心に偽りのないイスラエル人と言われた(ヨハ1:47)。一般に、ナタナエルとバルトロマイは同一人物であったと考えられている(マタ10:3;マコ3:18;ルカ6:14;ヨハ1:43-45)。
『旧約聖書』の中の人物。ダビデ王の時代の預言者。ダビデが主のために神殿を建てたいと申し出たとき、主はナタンに、それを建ててはならないとダビデに告げるように命じられた。ナタンはまた、家来のウリヤを死に追いやり、その妻バテシバを奪ったことで、ダビデを責めた(サ下12:1-15;教義132:38-39)。ザドクはナタンとともに、ダビデの息子ソロモンに油を注いで王とした(列上1:38-39,45)。
ヤコブの12人の息子の中の5番目で、ラケルのつかえめビルハの2番目の子供(創世30:7-8)。ナフタリには4人の息子がいた(歴上7:13)。
【ナフタリの部族】
ナフタリに授けられたヤコブの祝福は、創世49:21に記録されている。また申命33:23には、この部族に対するモーセの祝福が記録されている。
『旧約聖書』の中のガリラヤの預言者。紀元前642-606年ごろに預言を記した。
【ナホム書】
第1章には、再臨の時に地が焼かれることと、主の憐れみと力のことが書かれている。第2章は、ニネベの滅亡について述べている。ニネベの滅亡は末日に起こる事柄をあらかじめ示している。第3章は、続けてニネベの悲惨な滅亡を預言している。