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奈良美智

大好きな、奈良さんのこと。奈良さんへのラブレター、くらいの勢いで。

その1.奈良さんを、好きになり始めの頃。
その2.奈良さんの犬.
その3.生ナラ
その4.「おおきなおめめのおんなのこ」
その5.奈良さんの写真
その6.ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん
その7.です。
その8.「Theドラえもん展」行ってきました!
その9.感傷。
その10.奈良さんの写真が好きな理由。
その11.「new drawings 2003」に行ってきました!
その12.です。
その13.「S.M.L」展行ってきました!
その14.「S.M.L.」展行ってきました!Part2
その15.奈良さんへのレター(になれなかった!)
その16.「タイム・オブ・マイ・ライフ」展に行って来ました
その17.「感傷・・・じゃないのだ」
その18.☆ちいさな星通信☆
その19.DVD「This is a story of...SML」見ました!
その20.「From the Depth of My Drawer」行ってきました!
その21.「Shallow Puddles」展行ってきました!
その22.「椅子のデザイン」展行ってきました!
その23.奈良さーん、お元気ですか?
その24.秘すれば花展、行って来ました!


■その6.「ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん」

 先日「ズームイン!!SUPER」で「Theドラえもん展」が取り上げられていたのですが、その中でインタビューを受けていた6歳くらいの男の子が、奈良さんの描いた「ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん」の感想を聞かれて「これ、ドラミちゃんじゃなーい・・・」とちょっと困惑気味に答えていました。それで私も、やっぱり?とか思って。ドラミちゃんじゃなーい!って悪い意味じゃないんですけど。「ドラミちゃん」というか「ドラミさん」?というか。なんかドラミちゃん、女だわ(あ、ツイてるねノッてるね)。ジャイアンに「女の子」から「女」にさせられてしまった瞬間。それでそのドラミちゃんは、悲しいような、戸惑っているような、全てを受け入れているような、なんだかとてもキレイで、健気で崇高で、少し痛々しかった。それで「ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん」をお描きになった奈良さんは、やっぱりものすごい、男の人なんだと思いました。すごい、当たり前なんですけど。で、話はくるりと変わって、この間、何年か前に録音してたカセットテープをすごく久しぶりに聴いていて、みんなそれぞれ懐かしかったんですけど、その中にクラクラするくらい懐かしい曲があって、というか懐かしいともまた違う感じで、なんか本当、あれ〜?って感じになって、涙出そうになって、怖いくらいで、なんだろう?なんだろう?って思って聴いていたんですけど、あぁ!と手を叩きそうになるほど自然に、奈良さんの個展を初めて見に行った帰りの電車の中で聴いていた曲だわ、と思い出したんですよ。(ちなみにTheLittleRabbitsっていうフランスのバンドの「ApocalypticHappening」という曲なんですけど。TheApplesInStereoとBenFoldsFiveを足して2で割ったバンドがQueenの「We will rock you」をやってるみたい感じの曲。←思いついたので書いてみました。えへ。手放しに、めっちゃカッコいい曲です)その時の気分にすごいはまって、その帰りの電車の中で繰り返し聴いていた曲で。見た時の、具体的な感想とか今となっては細かく表現できないんですけど、見た時の感覚がすごい、はっきりと残ってて覚えていて。この人すげぇ!って思って、すごい人を知れてしまったって嬉しくて、ワクワクしたり興奮して泣きそうになってた感じとかすごい、覚えていて。それが曲を聴いてガーっと蘇って、なんか上手く言えないんですけど、そういう、最初の時の感動を、ちゃんと普通に覚えていたことが、本当に普通に嬉しかったです。私は本当、初めて奈良さんの絵を見た時の感覚を、一生忘れないでいられるんだなって嬉しくて。普段は意識してなくても、そういうのってちゃんと体に残ってるものなんですね。感覚を留めておく事は難しいというか、よくわからないけど、そういう時音楽ってすごい重要というか便利ですねぇ。覚えていれて良かった。それだけ強烈だったってことですけど。えへ。もうすごい、好きなんで。えへへ。笑っておこう。わっはっは。(2002/8/19)

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